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重工業・造船・航空機スレッド
1
:
とはずがたり
:2006/01/08(日) 12:55:59
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/juko.html
110
:
荷主研究者
:2008/07/27(日) 23:36:04
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20080704001.htm
2008年7月4日16時39分 北國新聞■石川のニュース
◎コマツの金沢第2工場が着工 来年1月完成、8月稼動
くわ入れするコマツの坂根会長=4日午前10時5分、金沢市粟崎町4丁目
コマツが金沢港粟崎地区で計画する金沢第二工場の起工式が四日午前、建設予定地で行われた。同港周辺では二〇〇六年十二月に稼働した第一工場に続く大型投資となる。第二工場は超大型油圧ショベルの生産拠点となり、来年一月末に完成、生産設備を整え、本格稼働するのは同八月になる。
敷地面積は十万四千五百平方メートル。一階建てで、延べ床面積は約六千八百平方メートル。油圧ショベルは月一台のペースで生産する。総事業費は五十三億円。
コマツは第二工場の稼働後、隣接する大浜地区の第一工場で生産している自動車向け大型プレス機械の製造工程を第二工場に移管する。第二工場で油圧ショベルとプレス機械の板金、機械加工を手掛け、第一工場は組み立て作業を担当。生産と組み立てで工場を使い分ける再編となり、建機と産機が同じ工場で生産されるのは、世界中に拠点を持つコマツとして初めての試みになる。
式典であいさつしたコマツの坂根正弘会長は「金沢港から輸出できる体制が整うと思い、確信を持って先に第一工場を造った。建機の第二工場を着工することになったが、将来、鉱山向け建機を増産する際はまた金沢で、という話も出てくるかもしれない」とし、新工場建設の可能性を示唆した。
森喜朗元首相、谷本正憲知事、山出保金沢市長が順に祝辞を述べた。紐野義昭県議会議長、中西利雄市議会議長らが出席した。
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080705301.htm
2008年7月5日03時17分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎「建機新工場、金沢が有力 コマツ、金沢第2工場が起工
金沢港周辺の工業用地で、コマツが建設機械を増産する可能性が膨らんできた。坂根正弘コマツ会長は四日、金沢第二工場の起工式で、世界的な建機需要に対応するため、増産体制を構築する必要があるとした上で、金沢が新工場建設の有力な候補地だとの考えを示した。金沢でさらなる設備投資が実現すれば、部品を供給する県内の協力企業にとっても強力な追い風となりそうだ。
「建機の生産量が増えるという確信がある」。坂根会長は、世界的な資源高で産出国の建機需要が一段と高まっており、特に開発が進む中国市場では、少なくとも二〇二〇年まで拡大基調が続くと予測。増産対応に迫られた場合、新工場が必要だとの認識を示した。
坂根会長が新工場立地の第一条件に挙げるのは港があることだ。現在の国内の建機拠点で港に隣接するのは、四百トンの超大型油圧ショベルを手掛ける金沢第二工場と、茨城工場(ひたちなか市)。坂根会長は「金沢は(国際的ハブ港の)釜山に近い」とし、日本海側という地理的な優位性を強調した。
さらに坂根会長は増産対応に伴う国内工場の再編にも触れ、同じ建機拠点の六甲工場(神戸市)について「小さい工場であり、新たな製品を作ろうとすれば、現在生産している三百トンの油圧ショベルをどこかに移す必要が出てくる。それならば同じ油圧ショベルを生産する金沢に移した方がいい、となる。ここに土地があるのは知っている」と語り、大型油圧ショベルの生産集約も示唆した。
ただ、金沢が建機生産の一大拠点となるには、船便の確保が課題となるという。同港から世界中の港につながる釜山港へは現在、フェリーも含め週四便。コマツは粟津工場生産分も金沢港から輸出したい意向があり、新工場をつくるにしても「毎日船便が出るような状況」(坂根会長)でなければ、不十分だと考えている。船を呼び込むには、それに見合う貨物の量が必要になってくるが、コマツだけでは不足する。
金沢港は今秋、大水深岸壁が暫定供用され、大型船が入港できる環境が整う。さらなる投資を呼び込むには、コマツ以外の貨物量をどれだけ増やせるかが、鍵を握っている。東海北陸自動車道の全線開通で近づく中京圏での集荷拡大も必要になりそうだ。
113
:
とはずがたり
:2008/08/18(月) 17:15:38
JR東は新津に自社工場を持ってるけど豊川をそんな感じにしたいのか?
JR東海、日本車輌製造に対しTOBを実施、子会社へ
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=4245
[2008/08/18]
JR東海はこのほど、日本車輌製造と資本業務提携すると発表した。18日から10月7日まで株式公開買い付け(TOB)を実施し、出資比率を現在の1.8%から50.1%に引き上げ子会社化する。買い付け価格は1株370円で、総額262億2,500万円。
JR東海の開発・保守技術と日本車輌製造の設計・製造技術を融合する。新幹線や在来線車両の性能・品質の向上を図るほか、超電導リニア車両の本格的な開発も進めていく。
総合的な技術力を強化したいJR東海と、生産性向上により強固な経営基盤を築きたい日本車輌製造の思惑が一致。今回の提携に至った。
[鉄道車両関連] 日本車輌はTOB価格にサヤ寄せ日本証券新聞
2008年08月18日 09:44
http://moneyzine.jp/article/detail/85286/
09時43分現在、日本車輌製造(7102)の株価は、313円買い気配。
前週末15日大引け後にJR東海(9022)が、同社の連結子会社化を目的としたTOB(株式公開買い付け)を1株370円(期間8月18日?10月7日、15日終値268円)で実施すると発表しており、この価格にサヤ寄せする動きとなっている。
JR東海は現在、発行済み株式のうち1.8%の日本車両株を保有しているが、今回のTOBで持ち株比率を50.1%に引き上げ子会社化し業務面での協力関係を強化していくと見られる。
TOB後も日本車両の上場は維持される見通しだ。
こうした動きに同業の近畿車輛(7122)もツレ高している。
(H)
JR東海:日本車輌製造にTOB 一貫体制築く
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080816k0000m020089000c.html
JR東海は15日、鉄道車両メーカー大手の日本車輌製造に対する株式公開買い付け(TOB)を18日から実施すると発表した。従来の車両の開発と保守に、設計、製造も加えることで一貫体制を築き技術力の向上を図る。25年開業を目指す「リニア中央新幹線」の開発にも生かす。
買い付け価格は1株370円。最大約262億円をかけて現在の保有割合1.80%を最大50.10%まで買い増し連結子会社化する。買い付け期間は10月7日まで。日本車輌はTOBに同意している。
日本車輌は、JR東海が昨年導入した新型車両N700系など新幹線車両の約6割、在来線の約9割を製造している。経営基盤強化が課題で、3月から提携を検討してきた。
JR東海の松本正之社長と日本車輌の生島勝之社長は15日、名古屋市で会見し「リニア推進には技術力強化が課題だ。両社の強みを最大限生かし、総合的な技術力を高めたい」と述べた。【鈴木泰広】
114
:
とはずがたり
:2008/09/06(土) 20:27:16
ボーイング社:労組がスト突入 787計画さらに遅れも
http://mainichi.jp/select/today/news/20080907k0000m020020000c.html
米メディアによると米航空機大手ボーイングの従業員ら約2万7000人が加入する主要労働組合、国際機械整備士組合(IAM)が6日、会社側との賃上げ交渉などの不調を理由にストライキに突入した。
ストが長引けば、部品供給の遅れなどを理由に納入開始が再三延期されている次世代中型旅客機787(ドリームライナー)の計画がさらに遅れ、導入を予定している全日本空輸や日本航空などにも影響が出そうだ。
賃上げ幅や年金上積みをめぐり溝が埋まらないほか、組合側は会社側が従業員の医療負担増を求めているのに反発している。
ストにより会社側の損失は1日当たり約1億ドル(約108億円)に上るという。(ニューヨーク共同)
毎日新聞 2008年9月6日 18時30分(最終更新 9月6日 19時45分)
115
:
荷主研究者
:2008/09/16(火) 00:39:21
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/105258.html?_nva=138
2008年07/16 06:44 北海道新聞
函館どつく 室蘭で新造船再開へ 25年ぶり、海運需要拡大で
【室蘭】函館どつく室蘭製作所(上山尚昭所長)が二〇〇九年にも新造船事業の再開を検討していることが十五日、分かった。新造船事業は一九八四年に休止しており、再開すれば二十五年ぶりとなる。主力の橋梁(きょうりょう)生産は公共事業の縮小などで国内需要が伸び悩んでおり、世界的な海運需要の高まりで活況が続く造船事業に活路を見いだす狙いだ。
函館どつくの親会社名村造船所(大阪市)が、設備投資や人材採用などの計画策定に着手した。
名村造船所は伊万里事業所(佐賀県伊万里市)で十七万トン級、函館どつく函館造船所で三万二千トン級の貨物船などを主力に建造。室蘭では最大二万八千五百トン級の建造が可能なため、中・小型貨物船などの建造を想定する。室蘭で新造船を再開することで、顧客の多様な要望に応える体制が整う。
室蘭製作所では、最盛期の六〇年代に平均で年約三・五隻を建造していた。このため造船には既存の乾ドックなどを利用できるが、「エンジン部分を製造する施設など設備投資や人材確保も必要」(函館どつく本社総務部)という。今後は橋梁生産を縮小し、造船と、現在も受け入れている船舶の修繕事業を中心に進める意向だ。
函館どつくは今年三月、五百トン以下の小型貨物船や漁船など小型船舶の建造に強みを持つ楢崎造船(室蘭)を子会社化し新造船部門の拡大を模索していた。
116
:
荷主研究者
:2008/09/16(火) 00:56:59
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807260029.html
'08/7/26 中国新聞
鋼板値上げ、造船を直撃
--------------------------------------------------------------------------------
造船用鋼板が本年度上期に一気に約4割値上がりし、中国地方の造船業を直撃している。上げ幅は過去最大の1トン約3万円。船価は受注時に決まっているため各社はコスト削減を急ぐが、材料高のテンポに追いつかず、業績悪化の見通しが強まっている。さらなる値上げの可能性もあり、受注を控える業者も出ている。
ツネイシホールディングス(福山市)は、年間約40万トンの鋼板を使う計画で、約120億円のコスト増を見込む。膨らんだ負担は、船主に船舶を引き渡す来年の利益に影響する。
年間7万―8万トンの鋼板を使う内海造船(尾道市)は、20億円以上のコスト増を見込む。船体ブロックの設計を工夫して生産効率を高め、軽量化も推進。1人の作業員が溶接や曲げ加工など複数の工程をこなせるように教育にも力を入れる。
三井造船玉野事業所(玉野市)は鋼板の使用量を減らすため、設計の見直しを進める。
【写真説明】鋼板高を受け、コスト削減を強化しているタンカーの建造現場(尾道市の内海造船因島工場)
119
:
とはずがたり
:2008/10/28(火) 03:17:09
炭酸ガス少ない発電タービン 地元で製造、導入へ
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0001537043.shtml
三菱重工業高砂製作所で製造されている発電用ガスタービン=高砂市荒井町新浜
神戸製鋼所加古川製鉄所(加古川市金沢町)が自家発電用に導入予定の二酸化炭素(CO2)排出量の少ないガスタービンシステムが、同じ東播地域の三菱重工業高砂製作所(高砂市荒井町)で製造されている。地域の大手製造業同士がタッグを組んで、地域の環境負荷低減に取り組む形だ。(松井 元)
神鋼は、製鉄の過程で出る高炉ガスを主燃料とする自家発電用ボイラー五基を二〇一四年末に更新。発電効率の高いガスタービンシステム一基と新たなボイラー三基に集約する。総投資額は約七百億円。CO2を、鉄鋼部門の排出量の0・7%に当たる年間十三万トン減らす効果があるという。
削減で大きな役割を果たすのが、三菱重工業高砂製作所が製造するガスタービンシステムだ。高炉ガスを使ってガスタービンで発電し、高温の排ガスをそのまま再利用して蒸気タービンでも発電する仕組み。通常のボイラーより発電効率が25%程度高まるという。
新たなボイラー三基も三菱重工業が受注しており、長崎造船所(長崎県)で生産している。
高砂製作所では、一九六三年にガスタービンの製造を始め、これまでに各国から累計で五百台以上の受注、納入実績がある。今回と同じタイプは、神鋼分を含めて国内と韓国の製鉄所から六台を受注・生産している。
同製作所では「当社の技術が、少しでも地域の環境に役立てればうれしい」と話している。
(10/24 10:05)
120
:
荷主研究者
:2008/11/09(日) 23:03:04
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809060045.html
'08/9/6 中国新聞
コベルコ建機が工場移転検討
--------------------------------------------------------------------------------
建設機械製造のコベルコ建機(広島市安佐南区)が、ショベルカーの生産拠点である広島事業所(同)の移転を検討していることが5日、分かった。ここ数年の生産拡大で工場が手狭になった上、周囲に住宅が密集し物流の改善が必要になったため。広島都市圏で新たな用地を探すとみられ、2009年3月の新中期計画策定までにめどをつける。
同事業所の生産台数は2002年度には5400台にとどまっていたが、中国、インド、ロシアなど新興国の発展を受けて輸出が増加。07年度は過去最高の1万2000台を記録し、08年度もほぼ同水準を見込む。
同事業所の敷地は約4万平方メートル。広島市南区に2万平方メートルの土地を借りて仕上げ塗装の工程を移したり、別に製品置き場を確保したりして対応してきた。さらに工場周辺に住宅が密集し、物流の改善などが迫られるようになった。
同事業所は契約社員を含め約1800人が勤務し、多くが広島都市圏に住む。できるだけ転居せずに通える範囲内で新たな用地を探すとみられる。
123
:
とはずがたり
:2008/12/17(水) 11:57:19
離島間輸送に活用 沖縄に水上飛行機
2008.11.23 18:51
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225487931/107
東京の中小企業グループが開発を進めている海上で離着水できる水上飛行機の1号機が沖縄で活用されることが決まった
124
:
荷主研究者
:2008/12/29(月) 01:09:44
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20081119303.htm
2008年11月19日03時43分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎回転炉の製造販売強化 新日本海重工業 鋼板曲げ機を増設
産業機械、プラント設備製造の新日本海重工業(富山市)は、主力事業の一つである回転炉の製造販売を強化する。大型受注に対応するため、鋼板を折り曲げる機械を増設し、セメント関連やリサイクルなど各業界の需要取り込みを図る。回転炉の製造販売、メンテナンスの売り上げを全体の四割弱から今年度中に五割以上に引き上げる方針としている。
同社は焼却炉や乾燥機などの回転炉を得意分野としているが、回転炉の一部となる鋼板の厚みにより自社工場で加工できない場合には大阪の業者に委託していた。輸送費などのコストから受注を逃す場合があり、鋼板を折り曲げるベンディングローラーを一台から三台に増やした。
同社によると、新設した最も大きい機械は北陸最大級で、既存設備の約二倍となる厚さ八十ミリまで加工できるようになった。
内製化により経費を約三割削減したほか、自社所有の海上輸送用岸壁の活用も推進するなど独自性を出し、経営基盤の強化につなげる。
125
:
荷主研究者
:2008/12/31(水) 21:22:51
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812030265.html
'08/12/3 中国新聞
下関に大型船舶装置工場
-------------------------------------------------------------------------------
船舶用はしご、窓など製造の共立機械製作所(三原市)は下関市に大型船舶装置を造る新工場建設を決め2日、市と進出協定を結んだ。2009年2月に一部操業を始め、10年末の完成を目指す。
関門海峡に面した旧林兼造船第3工場跡地の13万3600平方メートルに、貨物船用ハッチカバーや自動車運搬船用の開閉式車両乗降板(ランプウエー)の工場を段階的に建てる。用地費を含む投資額は約50億円。協力会社を含め約130人体制で、13年の売上高は120億円を見込む。
市役所で山口県の佐本敏朗商工労働部長が立ち会い、池内義治社長と江島潔市長が協定書に調印した。
【写真説明】進出協定に調印した左から池内社長、佐本部長、江島市長
127
:
とはずがたり
:2009/01/21(水) 13:43:24
>>33
とか
今治造船ってどこ!?(;´Д`)
三菱重工がトップだとばかり思っていた。。商船部門?
ユニバーサル造船は日本鋼管と日立造船の船舶・海洋部門の事業統合会社。折半出資だったが現在は日本鋼管の後身のJFEHが85%,日立造船が15%の出資比率となっている。2002年度の会社設立より一貫して造船建造量は国内トップで、04年度は世界でも4位だった。しかし、一方で2005年度の売上高は1397億円で国内4位。(細かい数字等の出典はwikiより)
IHIMUは名前の通り石播(IHI)と住友重機械工業の造船事業部門を2002年に統合(united)して出来た。
JFEを構成する川鉄は川重からの分社だったが川重は2002年に造船部門を子会社化,川崎造船所(折角の創業時の名前の復活も現在は川崎造船と成ってしまって居る。。)として独立させている。自由度は高まったと思われるが川崎繋がりでなんかしないのかな・・。
子会社化は一斉に2002年に行われているけど,もう一段の合併・経営統合が必要だと当時も云われてた記憶もあるが,遂に最終段階か。
JFEとIHI 造船子会社合併へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20090120-OYT8T00388.htm
鉄鋼大手のJFEホールディングスと造船・重機大手IHIが進めてきた造船事業子会社の経営統合交渉が、年度内に最終合意する見通しになった。造船事業を中核事業に位置づけるJFEが合併会社の筆頭株主となり、IHIとの事実上の共同経営体制とする案を中心に協議する。両社は2008年4月に統合交渉入りを発表し、昨年中の合意を目指していたが、景気後退の影響もあって最終合意が遅れていた。
合併するのはJFE子会社で国内4位の「ユニバーサル造船」(07年度売上高1870億円)と、IHI子会社で同7位の「アイ・エイチ・アイマリンユナイテッド(IHIMU)」(同1451億円)。統合後の売上高は約3300億円で、国内首位の今治造船(同3960億円)に迫る2位となる。
両社は、規模拡大で資材購入費を削減するほか、生産体制を効率化する。
(2009年1月20日 読売新聞)
128
:
千葉9区
:2009/01/25(日) 00:51:09
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123275740328.html
南日本造船事故 固定ボルト折れる
[2009年01月24日 09:31]
大分市青崎の南日本造船大在工場で二十三日午前、建造中の船に架けたタラップが外れ、二人が死亡、二十四人がけがを負った事故で、船体とタラップを固定するフックに付いたボルト四個のうち、三個が折れた状態で海中から見つかった。船体とタラップを固定する補強用のワイヤを結んでいなかったことも判明した。重量に耐えきれず、タラップが落ちた可能性があり、同日午後に会見した吉田泰社長らは「ずさんな安全管理と言われても仕方がない」と謝罪した。
南日本造船大在工場によると、タラップは長さ約二十九メートル、幅約一メートル、重さ約三トン。船体側の先端に、二個のL字型フックがあり、フックとタラップの結合部は角度を調節するために直径約二センチのボルト二個をそれぞれ取り付けていた。海中からは、折れたボルトのほか、タラップから外れたフックも見つかった。
同工場ではこれまで、船体の開口部の高さに合わせ、陸地側に足場を組んでタラップを水平に渡していたが、この日は初めて、水面から高さ約十メートルの開口部に向け、斜めに架けていた。
同日は、タラップを船体に架けるクレーンが故障し、作業開始が約一時間遅れたため、タラップを渡した直後に作業員が殺到したという。
同工場は、タラップの耐荷重は把握しておらず、渡る際の人数制限はしていなかった。
大分東署などの対策本部によると、けがをした二十四人のうち、臼杵市野津町宮原、会社員城純次さん(31)が肺に海水が入って急性呼吸不全で重体になった。意識はあるが、腕や足を骨折しているという。
同本部は業務上過失致死傷の疑いで、関係者から事情を聴くなど、事故原因を調べており、二十四日も捜査員十数人を動員し、実況見分する。
作業員「安全二の次」
「大勢の作業員の“命綱”は、たった数本の小さなボルトだけ。そんな強度でいいのかと、危なっかしく思っていた」。三十年近く造船工事に携わる県内のベテラン作業員の男性(57)は、タラップを渡らずに難を逃れた。「会社には安全意識が欠けていた。いつかこんな事故が起きると思っていた」と、安全管理体制に疑問を投げ掛けた。
男性は二十三日午前八時半ごろに岸壁へ。しかし、タラップの設置作業が大幅に遅れていると聞き、その場を離れた。
「桟橋が落ちた」。仲間からの知らせで事故を知った。「命拾いした」
男性によると、タラップは一日数百人の作業員が行き来する。特に朝一番は、大勢の作業員が渡ろうと行列をつくるほどで、大きな負荷が掛かるという。
大在工場での造船は三隻目。これまでの二隻の作業では、岸壁に設けた足場から船体に向かって水平のタラップを渡していたという。「ボルトで固定するほかは、針金のような『番線』を巻き付けて補強するだけ。仲間内でも『こんな強度で大丈夫なのか』と話していた。世界一のフェリーを造っているのに、安全対策は二の次だった」と厳しく批判した。
別の男性作業員(57)は「造船業は数少ない好景気の業種。少ない人員で仕事をさせ、無理が出ていると感じる。船を浮かべた状態のまま作業をしたのも作業効率を優先させたためではないか」と指摘した。
130
:
千葉9区
:2009/02/01(日) 16:39:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20090129-OYT8T01095.htm?from=os2
SSK造船所ツアー 「佐世保観光の起爆剤に」期待
佐世保市の佐世保重工業(SSK)佐世保造船所が、新年度から所内の見学ツアーを始める。旧海軍時代の施設が多く残り、見学希望の声が寄せられていた。米海軍佐世保基地と港を共同使用していることから一般の出入りを厳しく制限してきたが、米軍が見学者の受け入れを始めたため、同所も規制を緩和した。同市の観光関係者は「佐世保観光の新たな起爆剤に」と期待している。(小渕義輝)
SSKは1946年創業で、前身は旧海軍の艦船を建造していた海軍工廠(こうしょう)。造船所は、約53万平方メートルの敷地に1基の建造用ドックと4基の補修用ドックがあり、海上自衛隊や米海軍の艦船補修も行っている。
所内には、戦艦武蔵への装備取り付けも手がけ、今も現役で活躍する1913年製の英国製250トンクレーン(高さ約50メートル)や、明治期に建造されたれんが倉庫などの施設がある。これまで旅行会社から所内の観光ツアーを打診されることが多くあったが、所内が基地とつながっていることから不審者の侵入を警戒し、すべて断ってきた。
しかし、米海軍佐世保基地が昨年春から入場者の身元などを事前にチェックすることなどを条件に見学の受け入れを始めたため、同じ条件で認めることにした。
見学ツアーは、佐世保観光コンベンション協会が事務局となり、月1回のペースで希望者を募集。50人乗りのバスで約1時間かけて所内を回り、同社OBのガイドで古い施設やドックを見学するという。ツアーに合わせ、現在は使われていない旧海軍時代の排水設備やクレーンの部品などを展示する資料館の設置も検討している。
同造船所の矢ヶ崎智総務部長は「仕事をやってこられたのは市民の協力のおかげ。恩返しになれば」と話している。
同協会は「基地見学と合わせ、旧海軍の港の中枢を見ることができる。観光客にも喜んでもらえるのでは」としている。
(2009年1月30日 読売新聞)
131
:
千葉9区
:2009/02/17(火) 21:09:46
>>90
国産旅客機の事業化に弾み、トヨタや三菱商事出資へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/4502
国産初の小型ジェット旅客機MRJ 政府が10機購入へ
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020501000738.html
滑走路狭く、専用機使えず 首相のサハリン訪問で
ロシア・サハリン島での開催が検討されている麻生太郎首相とメドベージェフ大統領との日ロ首脳会談をめぐり、日本の政府専用機ボーイング747(ジャンボ機)が着陸できる空港が、滑走路が狭いなどで同島にないことが判明。会談は18日を軸に調整されており、残り時間が少なくなる中、政府は代わりの交通手段の確保に奔走している。
最終的に民間チャーター機利用となる見通しだが、首相のサハリン訪問は戦後初で、関係者は手探りで作業を進めている。
サハリンの空の玄関口はユジノサハリンスクの空港だが、政府筋によるとジャンボ機が着陸するには滑走路の幅が狭すぎるという。函館、札幌とユジノサハリンスク間で運航している民間の定期便はそれぞれ水、土曜日に1往復ずつで、政府が想定する「日帰り」はできず、断念した。
政府側スタッフや記者団など同行者は大規模となるため、政府は「できるだけ大きな機種」を探している。
2009/02/05 18:20 【共同通信】
132
:
千葉9区
:2009/02/25(水) 21:18:15
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090223ddm041040086000c.html
大空のDNA:MRJの挑戦/1 国産初のジェット旅客機
<飛べ!ニッポン 1939〜2009>
◇参入、今しかない 「100年ビジネスの覚悟」
スカイブルーの作業服を着た男女数十人が一心にパソコンのキーボードをたたく。伝統ある大学の校舎かと見まがうクリーム色の古風な4階建てビルの一室。ありふれた事務作業のように見えるが、実は国産初のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット」(MRJ)=1面NEWSLINEに完成予想模型=設計に取り組む最前線だ。図面はすべてコンピューターの中で組み上がっていく。
名古屋市港区の三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所大江工場の時計台本館。08年4月に誕生した三菱航空機が進めるMRJの設計作業が大詰めを迎え、いよいよ年内に試作機製造が始まる。
三菱重工で航空宇宙事業本部長を務め、三菱航空機初代社長に就いた戸田信雄社長(63)は「日本人のDNAの中には航空機を作る潜在的な能力がある。やり始めたからには100年ビジネスの覚悟でやる」と意気込む。
時計台本館は1937年に完成した。かつて世界一周飛行に成功したニッポン号や、零戦もこの地で設計された。41年12月8日の太平洋戦争開戦の朝、零戦を設計した堀越二郎技師が屋上から港を眺めながら「横綱に挑むようなものだな」とつぶやいたという逸話も残る。1階の大部屋には現在、MRJのモックアップ(実物大模型)や小型模型が並ぶ。流線型の胴体に二つのジェットエンジン。「貴婦人」と形容された優美なニッポン号の遺伝子を受け継ぐ未来形のようだ。
国産旅客機に日本企業が挑むのは双発プロペラ機・YS11以来、約半世紀ぶり。世界の旅客機市場は今、大型機はボーイング(米国)とエアバス(フランスなど)が二分、小型のリージョナルジェットはボンバルディア(カナダ)とエンブラエル(ブラジル)が分け合い寡占状態にある。
133
:
千葉9区
:2009/02/25(水) 21:18:56
20年以上ボーイングのジャンボ機製造などの一翼を担ってきた三菱重工があえて自前の小型機生産に乗り出す。戸田社長は「一部を担っているだけでは基幹的な産業とするには不十分。我々の能力も備わってきた。参入しようとしている70〜90席の領域は今伸びていくところで、この好機に乗らないと市場を失っていく」と話す。今後20年間に全世界で5000機以上の新規需要が見込まれるという。MRJは最新技術を駆使して燃費の良さと環境性能、客室の快適さで勝負する。
ニッポン号の模型=愛知県小牧市の三菱重工で2009年2月13日、山口政宣撮影 主翼や胴体の構造など大きな骨組みは固まり、今はビスの一本一本やアンテナの形など細部を決める作業に取り掛かっている。11年には試作機が初飛行するスケジュールだ。
「開発費は千数百億円。後発メーカーなので厳しい競争環境の中で耐えていかなければならない。航空機が日本のこれからを担う産業に育っていく礎になればいい」。戸田社長は冬の空を見上げた。
× ×
ニッポン号に搭乗した新聞社航空部長の大原武夫親善使節は「ニッポン旅日記」に記す。「日本の航空工業と航空技術とは、今や正に世界のトップに来ている。今回のニッポンの飛行は、このことを世界に向かって実証したのだといえよう」。ニッポン号の世界一周飛行から70年。そのDNAを受け継ぐMRJの開発が佳境を迎えている。現場の声を通して、日本の空の未来に迫る。【真野森作】=つづく
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■ことば
◇ニッポン号
三菱重工業製の双発プロペラ輸送機。翼長25メートル、全長16メートルで小学校のプールにすっぽり入るほどのサイズ。巡航時速は260キロ。大阪毎日、東京日日新聞社(現毎日新聞社)の事業として、1939年8月26日から56日間かけ、5万2860キロの長大コースで世界一周飛行を成し遂げた。南北両半球をまたぎ、日本の技術水準の高さをアピールした。名称は公募で決まり、テーマ曲の「世界一周大飛行の歌」は広く国内で愛唱された。
134
:
千葉9区
:2009/02/25(水) 21:20:30
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090224ddm012040004000c.html
大空のDNA:MRJの挑戦/2 飛行機開発成功の条件
<飛べ!ニッポン 1939〜2009>
◇努力と運が必要 技術の蓄積生かし
宮川淳一・三菱航空機常務(54)の朝は早い。午前5時40分に起床し朝食後、7時からテニスかランニングを30分間こなし、8時から始業。三菱リージョナルジェット(MRJ)開発を指揮するプロジェクトマネジャーとしての1日が始まる。
浪人生の時、小型機から我が街を見下ろして「飛行機を作りたい」と決意した。東大工学部航空学科から三菱重工業に入社し、最初の仕事は開発中のビジネスジェット機「MU−300」。翼に氷が付着するのを防ぐ装置の設計を任された。
だがMU−300は米国の安全審査の厳格化や不況による予約キャンセルなど不運が続き、事業的には失敗した。悔しい記憶は今でも残る。「飛行機が成功するには努力も必要だが、運もいる」。30年を経て、今度は責任ある立場で再び民間機に挑んでいる。
飛行機の要は翼とエンジンだ。MRJでは金属よりも軽くて丈夫な炭素繊維複合材を使った翼と、内部にギアを組み込んだ次世代型エンジンを同クラス機で初めて採用し、燃費効率を20%以上向上させる。複合材は三菱重工が20年来磨いてきた先端素材だ。
1939年に世界一周飛行を成し遂げた「ニッポン号」をはじめ、戦前から脈々と続く空の歴史があってこその技術力。宮川常務は「我々は先輩の蓄積の上に乗っかっている」と語る。
エンジンの選定は専門家を交えたチームで議論を重ね、世界の3大メーカーに足を運んだ。採用したのは米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)社のPW1000G。ニッポン号に搭載された三菱重工の金星3型が範としたのもP&W社のエンジンだった。
戦闘機など防衛畑が長かった宮川常務にとって、多くの人を毎日輸送する旅客機の自社開発は初めての世界。航空会社に勤める友人に「旅客機は機体とカスタマーサポートとが半々で成り立つ製品だ」と言われ、旅客機の難しさを知ると同時に、やりがいを感じた。
今、世界は不況の暗雲に覆われているが、笑顔を絶やさない。「すごくラッキーですよ。買い控えでお客さんの需要はたまっていくし、円高で海外調達する装備品は2割引き。優秀な人材もたくさん採用できる」。風を味方に高く上昇したいと願う。【真野森作】=つづく
135
:
千葉9区
:2009/02/25(水) 21:21:39
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090225ddm012040005000c.html
大空のDNA:MRJの挑戦/3 少しでも使いやすく
<飛べ!ニッポン 1939〜2009>
◇先人の技術、追い風 航空会社意向で進化
ニッポン号の世界一周飛行の途上、大阪毎日・東京日日新聞社航空部長の大原武夫親善使節はペルー大統領に「幾多の点でダグラスなどに勝っている。今日本の製造技術は世界一流」とPRし、後に同型機の注文を獲得した。びょうの1本に至るまですべて国産で製造されたニッポン号。日本の技術は立ち寄った各国で絶賛された。
それから70年、再び日本の技術を売り込む場となったファンボロー国際航空ショー。08年7月にロンドン郊外で開催されたこのショーで、三菱リージョナルジェット(MRJ)の販売部門を率いる滝川洋輔・三菱航空機営業部長(50)は「異変」を感じていた。
三菱重工業の航空エンジン部門に長く携わり、ショーにはいつも人があふれ返るのを見てきた。だが今回は雑踏が透けて見える。「やばいのかな」。予感は現実になった。世界的不況。成約直前の案件が流れた。「旅客機市場は景気の変動に簡単に追随する」。業界の常識を痛感した。
滝川部長の朝は100件ものメールチェックで始まる。各国を飛び回る部員からの報告。三菱重工や三菱商事、トヨタ自動車などから出向した営業マン約30人の混成部隊だ。「お客様が何を求めているのかという知識がまだ欠けている」。コンサルティング契約を結ぶボーイングの営業マンの教えを実践する。
MRJは翼長約30メートル、全長約34〜36メートル。国内や地域間の路線向きだ。現在、発注は全日本空輸の25機にとどまる。全日空企画室の日高一郎主席部員は「新幹線との競合上、100席未満のジェット機が必要な路線がある。燃費、サポート体制など総合的に検討して選んだ」と理由を語る。
1機40億円の買い物。少しでも使いやすい機体を開発してもらおうと、全日空のパイロット、整備士などのチームは毎月、MRJの開発陣と会議を開き、要望を伝えている。他の航空各社の担当者も意見交換に訪れる。航空会社の意向でMRJは進化した。胴体の断面を約6センチ横長にし乗客がよりゆったり座れるようになった。
ニッポン号をはじめ、戦前から技術力で勝負し、世界中で認められた日本のものづくり。滝川部長は言う。「海外のお客様に『日本人が作るものだから信用している』と言われ、大きなアドバンテージになっている」。先人の築いた財産が追い風となる。【真野森作】=つづく
136
:
荷主研究者
:2009/03/16(月) 01:45:33
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/72800
2009年1月23日 09:20 西日本新聞
名村造船所 伊万里事業所拡張へ 国際競争力を強化
名村造船所が伊万里事業所の拡張を計画している用地=佐賀県伊万里市黒川町 造船中堅の名村造船所(大阪市)は22日、佐賀県伊万里市の県営七ツ島工業団地内に設けている建造拠点・伊万里事業所を拡張することを明らかにした。同事業所の隣接地約10万5000平方メートルを賃借し、2011年夏をめどに工場を増設する。世界的な景気後退の影響が造船業界にも及ぶ中、生産性を向上させ、国際競争力を強化する狙い。当面の投資額は既存工場の設備追加分を含め二十数億円数億円、新規雇用は数十人を見込む。
同社によると、拡張用地も同団地内で、賃借契約を今年夏にも県側と結ぶ方向で最終調整している。拡張に伴い船体製造関連の新工場を建設。新工場の規模など具体的計画は検討中で年内をめどに詰める。用地賃借費用が1平方メートル当たり年間100円と格安なことも、拡張の判断を後押ししたとみられる。
造船業界は近年、中国など新興国の海運需要の高まりを受け、空前の活況期にあったが、米国発の金融危機が表面化した昨年秋ごろから状況は一変。足元の受注環境は厳しく、好況期に大規模な設備増強を進めた韓国や中国の企業との競争激化が見込まれる。
同社は今後3‐4年分の受注残を確保しているものの、昨秋以降は新規受注が減少。同社首脳は西日本新聞の取材に「今は増産を考える局面にないが、コスト競争力の強化につながる投資を最優先したい」と述べた。
同社は1974年、大阪の建造拠点を移す形で同市に進出。2008年3月期の連結売上高は約1096億円で過去最高収益を記録した。現在の伊万里事業所は敷地面積約71万平方メートル、従業員数約960人。
=2009/01/23付 西日本新聞朝刊=
137
:
とはずがたり
:2009/04/03(金) 13:43:24
土建系ばかりか重工系も酷いのかも知れん。
焼却炉談合、75億円で和解
4月3日(金) 12時36分配信
http://news.mag2.com/main/344/detail
90年代に全国の自治体などが発注したごみ焼却炉建設工事をめぐる談合事件で、東京都内の弁護士3人が、都などから4件を受注した3社に計約307億円の賠償を求めた訴訟の控訴審は3日、うち日立造船(大阪)と三菱重工業(東京)との間で、計約75億3000万円の返還を条件に、東京高裁で和解が成立した。原告側の弁護士によると、住民訴訟での賠償額としては過去最高とみられる。
共同通信
138
:
とはずがたり
:2009/04/03(金) 13:44:49
造船のカナサシ重工が操業停止 静岡
2009.4.2 02:54
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090402/szk0904020255007-n1.htm
静岡市清水区三保の造船会社「カナサシ重工」は1日、金融機関からの資金繰りに窮し、操業を一時停止した。同社は「再開のめどはたっていないが、現時点で法的な整理手続きは考えていない」としている。
同社によると、金融機関から3月末の融資を受けられず、取引先への支払いが滞っているという。同社は資材や燃料費高騰の影響で平成19年から赤字に転落。前期も23億円の赤字決算を見込んでいた。今後、新造船の受注残で相当額の売り上げを見込めるとして「3年間で100億円強の黒字化を目指し、銀行との折衝を続ける」としている。
前身は明治36年に大阪で創業した金指造船所。昭和3年に旧清水市に工場を移転。38年に鋼製漁船建造量が日本一となったが63年に会社更生法の適用を申請。平成11年に分社化した。
入社式前日に内定取り消し…カナサシ重工
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776863/421
139
:
とはずがたり
:2009/04/06(月) 21:09:37
ニュースのトピックスが鉄道マニアてw
日立、英国に鉄道車両工場 1400両の優先交渉権獲得
2009.2.13 00:56
このニュースのトピックス:鉄道マニア
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090213/biz0902130056001-n1.htm
日立製作所は12日、英国運輸省から英国全土を走る高速鉄道車両の製造・保守事業の優先交渉権を獲得したと発表した。事実上の受注にあたる優先交渉権を獲得したことで、日立は英国に海外初の鉄道車両工場を建設する。交渉権は英銀行傘下の投資会社と英大手ゼネコンとともに獲得した。正式受注後に車両を鉄道運行会社にリースで提供する。車両数は最大1400両に上り、早ければ2013年から運行を開始する。英運輸省は総プロジェクト費用として75億ポンド(9700億円)を見込んでいる。
140
:
千葉9区
:2009/04/12(日) 00:14:09
>>138
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000904100008
カナサシ重工 会社更生法適用
2009年04月11日
入社式前日の内定取り消しに、融資を受けるめどが立たない中での操業再開表明……。1日の操業停止以来揺れ続けていた静岡市清水区の造船会社「カナサシ重工」が10日、静岡地裁に会社更生法の適用を申請し、受理された。9日には、同社は13日からの操業再開を明らかにしたばかり。いったんは改めて入社を要請するとしていた内定取り消し者については、「全くの白紙」と繰り返した。
「多くの関係者に迷惑をかけ、申し訳ありません」。10日午後、県庁で記者会見をした同社の片上久志・元社長は深々と頭を下げた。
同社によると、1日の操業停止後も金融機関と融資継続の協議を続けてきたが、時間がかかると判断。建造途中の船が3隻あることから、会社更生の手続きのもとで一刻も早い操業再開を図る道を選んだという。今後、支援企業を探す方針だが、めどは立っていないとしている。
13日の操業再開後は、建造途中の船を完成させ、その売上金を運転資金にまわす計画。一時帰休にしていた正社員と下請け会社の従業員計500人については、一時帰休を解くとしている。
一方、入社式前日の3月31日に採用内定を取り消した新卒者19人に対して、保全管理人に選任された弁護士は「会社の実情などを調査したうえで決めるが、今のところは全くの白紙」と繰り返した。同社幹部は9日、操業再開後に内定取り消し者には改めて採用したい旨を申し入れるとしていたが、弁護士は10日、そのような考えはないことを強調した。
同社の会社更生法申請を受け、金融機関に同社への融資継続を要望している静岡市の小嶋善吉市長は「どのような形であれ、事業が継続されるよう願っている。市として支援できることを引き続き検討していく」とのコメントを出した。
141
:
荷主研究者
:2009/04/13(月) 02:30:09
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200903210304.html
'09/3/21 中国新聞
コベルコ建機が新物流拠点
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広島港五日市地区(広島市佐伯区)の企業移転用地約10ヘクタールの購入を広島県に申し入れていた建設機械製造のコベルコ建機(安佐南区)は、同所にまず物流拠点を整備する方針を明らかにした。検討していた工場移転は、世界的な不況を受けて当面見合わせる。
広島事業所(同)の付近に点在する部品倉庫や建機駐車場計十数カ所を五日市に集約。建機や部品を保管・管理できる施設を整備する方向で検討している。
海運を生かした物流費の抑制が期待でき、コスト削減を図る。着工時期や投資額は未定。県は1年以内の着工を求めている。
142
:
とはずがたり
:2009/04/15(水) 18:33:38
小松工場(石川県小松市)の閉鎖!?
輸出するに真岡よりもひたちなかの方が有利ではありましょうな。
コマツが真岡工場閉鎖発表 従業員は茨城工場などへ
2009.4.15 02:43
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090415/tcg0904150245001-n1.htm
大手建設機械メーカー「コマツ」(東京都港区)は14日、国内工場再編のため真岡工場(真岡市松山町)を閉鎖すると発表した。10月をめどに茨城県ひたちなか市の茨城工場などに生産移管し、研究機関なども来年7月をめどに移転を完了する。
真岡工場は昭和46年操業で、従業員約800人。20〜30トン級のダンプトラックや10トン以上の大型フォークリフト、車軸などを生産している。ダンプトラックなどは茨城工場へ、大型フォークリフトはコマツユーティリティ(小山市横倉新田)などにそれぞれ生産移管され、従業員も移るという。
今回の国内工場再編では、真岡工場のほか小松工場(石川県小松市)の閉鎖、100%子会社のコマツNTCの業務集約なども行われる。
コマツ広報グループによると、世界的な景気後退を背景に、建設機械・車両、産業機械の両部門の市場環境が極めて厳しくなっている。そのため、生産調整や欧米の工場・ラインの統廃合、国内販売体制の再編などに取り組んでおり、真岡工場の閉鎖と生産移管はその一環という。
143
:
とはずがたり
:2009/04/23(木) 14:55:46
こっちも関係するので投下しておく。酷い状況ですなー。
新貨物機 砂漠で需要待ち 航空不況 ボーイング納入できず
2009/4/22
(ブルームバーグ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225487931/475
144
:
千葉9区
:2009/05/11(月) 22:47:48
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090511/erp0905112230010-n1.htm
ロシア・スホイ社が新型旅客機売却へ 1番機、アルメニアに
2009.5.11 22:30
ロシアの戦闘機などの航空機製造会社スホイは11日、米ボーイングなどとの協力で開発中の新型旅客機「スーパージェット100」の1番機を近くアルメニアの航空会社アルマビアに売却すると明らかにした。ロシア通信などが伝えた。
スーパージェット100は現在、試験飛行を実施しており、スホイによると、これまでに国内外から98機を受注している。
プーチン首相は11日、日本訪問前にロシア極東コムソモリスクナアムーレにある同機の製造工場などを視察した。
座席数が最大で98の「100」は、安全性や快適性の低さが指摘されてきた旧ソ連の旅客機のイメージを一新するロシア航空産業の切り札として、米国やフランス、ドイツなどの技術を導入して開発が進められている。(共同)
145
:
とはずがたり
:2009/05/26(火) 20:41:14
IHI機械システムと日本ヘイズ、合併を発表…新素材炉事業を強化
http://response.jp/issue/2009/0525/article125065_1.html
2009年5月25日
IHIは、完全子会社であるIHI機械システムと日本ヘイズが合併すると発表。合併は10月1日付けで、IHI機械が存続会社となって日本ヘイズを吸収する。
IHI機械は、岩国事業所を中心に真空熱処理炉、新素材炉の営業・設計・製造・メンテナンス・サービスの事業活動を行なっており、航空機関係、産業機械関係、自動車部品関係などの国内顧客を中心に多くの納入実績を持つ。
一方の日本ヘイズは、2002年にIHIグループに入って以来、プロセス特許を持つ真空浸炭炉を主力機種とし、自動車関連産業を主要な顧客として事業を拡大してきた。
各産業分野が材料に求める機能の高度化から、熱処理の重要性は今後一層増加すると見られ、新素材へのニーズも高いものがあることなどから、IHI機械と日本ヘイズを合併し、真空・新素材炉事業分野における事業戦略の統合営業体制の強化、経営資源の効率活用などを図り、同事業分野を強化する。
《編集部》
146
:
とはずがたり
:2009/06/03(水) 23:57:51
三菱重、リチウム電池事業に参入へ=12年に量産開始へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000174-jij-biz
6月3日20時1分配信 時事通信
*三菱重工業 <7011> は3日、電気自動車(EV)などで需要が急拡大しているリチウムイオン電池事業に参入する計画を明らかにした。当初は自社製のフォークリフト向けに供給を開始。将来はバスやトラック向けも含めたEV関連事業の拡大を狙う。2012年に量産を開始する予定。
147
:
とはずがたり
:2009/06/03(水) 23:58:12
三菱重、12年度以降3兆円に=エネルギー・環境事業売り上げ
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200906/2009060300520&rel=y&g=eco
三菱重工業は3日のエネルギー・環境事業説明会で、同事業の売り上げ規模について、2009年度の2兆円程度から12年度以降には3兆円まで引き上げる目標を示した。このうちの5000億円程度はCO2回収装置や電気自動車関連など新規分野で積み上げる考え。これに伴い、リチウムイオン電池の事業化に向け1年以内にパイロット工場の稼働を開始する準備を進めていることも明らかにした。(2009/06/03-14:14)
148
:
とはずがたり
:2009/06/04(木) 00:05:04
sageに他意無し。。ageときます。
149
:
千葉9区
:2009/06/09(火) 21:38:38
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200906090093.html
不況でも中小造船は積極採用 '09/6/9
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不況で多くの企業が採用を絞り込む中、中国地方の中小造船メーカーが積極的な人材確保に乗り出している。新規受注は鈍ったものの、団塊世代の退職もあり「人手不足解消の好機」と判断。新卒に加えて中途採用も強化しており、自動車関連などから人材がシフトする動きもみられる。
神田造船所(呉市)は来春採用の就職セミナーへの参加を、今春採用より3回増やす。来春の新卒採用は、10―15人を予定する。中途採用も昨秋以降、「建設、自動車関連の業界を辞めた人から現場作業員、管理者などの応募が倍増した」という。
中谷造船(江田島市)は昨秋以降、現場作業員を中心に10人以上を中途採用した。中谷敏義会長は「現場作業員や不足している工務管理者を補充する。設計者も育てたい」と意欲を燃やす。
造船各社は数年先までの受注は確保し、高操業を続けるものの、その後の新規受注は落ち込んでいる。ただ新笠戸ドック(下松市)は「団塊世代の退職が多く、良い方がいれば現場作業員や管理者に採用したい」とし、新卒、中途とも一定数の採用を続ける方針だ。
150
:
荷主研究者
:2009/06/14(日) 17:06:30
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20090508301.htm
北陸の経済ニュース 2009年5月8日04時28分更新 北國新聞
4割減の1000億円に コマツ粟津工場今期売上高
コマツ粟津工場(小松市)は、二〇一〇年三月期の売上高目標を前期比で七百億円減(約41%減)の一千億円に設定する。世界の建設機械需要が依然弱含んでおり、上期いっぱいは在庫調整を続ける必要があると判断した。上期は四百億円にとどまるが、下期は六百億円に上向く見通しで、米国と東南アジアの需要次第ではさらに上振れする可能性もある。
七日、北國新聞社の取材に応じた佐々木一郎工場長が明らかにした。一千億円の売上高の規模は、国内需要の低迷で同社が大規模リストラを実施した後の二〇〇三年ごろとほぼ同じレベルになる。
佐々木工場長によると、〇九年三月期の同工場の売上高は千七百億円強。新興国の旺盛な需要で同上期は一千百億円と過去最高だったが、金融危機後の昨年十一月に急減速。同下期は六百億円に落ちた。今年三月を「生産調整の大底」(同工場長)とし、月五日間の操業にとどめるなどした影響が大きく、年間では〇八年三月期の二千百億円から約四百億円減となった。
今上期の在庫調整は、四千台強という建機需要に対し生産を三千台に抑え、一千台の在庫を削減する。生産の大底を脱し、今年四月からは建機の組立ラインを全日稼働に戻しているが、ピークだった昨年同期の八千台の半分以下に絞り込む。
佐々木工場長は「建機の組立ラインは、これまでのように停止日を設けないが、第1四半期(四−六月)は強めに調整することになる」と述べた。トランスミッション(変速機)の生産ラインについては月三−五日間のライン停止を引き続き行うとした。
生産調整が続く今上期の売上高は約四百億円を見込む。「需要と生産が合致する」(同工場長)という下期には、約六百億円を計画するが、需要が失速した昨年下期と同じ水準にとどまることになる。
ただ、下期の計画が若干、上振れする可能性もある。
佐々木工場長が期待の材料として挙げたのは米国と東南アジアの動向だ。米国は政府の景気対策で今年後半から公共工事が動きだし、建機の需要が出てくる可能性があるという。資源需要が戻り始め、既にインドネシア、インドからは増産要求が来ており、中近東の需要も回復に向かう可能性があるとした。
もっとも、回復のレベルとしては小さく、先行きについて佐々木工場長は「生産は来年半ばか、来年後半にピークの七割かそれ以上に戻る」とし、本格回復には時間がかかると見る。生産の大底を脱したとはいえ、粟津工場や県内の協力企業にとってはまだ厳しい一年となりそうだ。
152
:
荷主研究者
:2009/07/21(火) 00:08:42
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20090624305.htm
北陸の経済ニュース 2009年6月24日03時06分 北國新聞
金沢港利用に切り替え 長津工業 加賀工場が稼働
コマツみどり会の会長企業、長津工業(京都市)が金沢港の利用を拡大する。加賀市小塩辻工業団地に新設した加賀工場の本格稼働に伴い、鉄などの素材仕入れ港を大阪港から変更した。陸送コストや二酸化炭素(CO2)の排出量削減効果も見込まれる。
加賀工場は、同社4カ所目の国内工場で、従業員数は79人。コマツ粟津工場向けに建設機械の足回り(履帯)組み立て、部品生産を手掛ける。
これまでは、コマツが海外で集中購買した素材を大阪港から京都の本社工場へ陸送して加工した後、粟津工場に出荷する流れだった。今後は金沢港から加賀工場へ運ばれ、粟津に送られるルートに変わる。関係者によれば、港の利用料を除き、運送費用は半減、CO2は約5分の1に削減する効果が見込まれる。
長津工業は、加賀工場を主力工場と位置付けており、将来は本社工場の履帯関係の生産も移す考え。現状はコマツ粟津工場がピークの30〜35%程度に生産が落ちているため、同社の生産水準も低く、加賀工場の休業率は2〜3割程度という。
1カ月の売上高は3億5千万円程度にとどまっており、2010年4月期の上半期売上高予想は前年同期から半減の45億〜50億円になる見込み。23日、会見した津田繁男社長は先行きについて「コマツの在庫調整が終われば、下期から1カ月当たり6億5千万〜7億円の売り上げが見込める」と述べ、下期から増産基調に入るとの見通しを示した。
長津工業は23日、加賀工場の竣工(しゅんこう)式を行い、関係者が履帯生産の主力拠点の完成を祝った。中田邦夫石川県商工労働部次長、瀬川浩一コマツ粟津工場管理部長、大幸甚加賀市長が祝辞を述べた。
153
:
千葉9区
:2009/08/02(日) 10:27:56
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200907290004o.nwc
「787」開発遅れや補助金めぐる係争 旅客機2強、“乱気流”の経営
2009/7/29
米航空機最大手ボーイングの新型中型旅客機「ボーイング787」の初飛行が再び延期された。初飛行のスケジュールはすでに当初の計画から2年遅れており、引き渡しまでにはさらなる遅延が避けられそうにない。欧州のライバル会社エアバスが開発中の新型旅客機「A350」の機先を制したいボーイングだが、将来には暗雲が立ち込めている。
◇
■分析
「787」は7日に低速地上走行テストを完了。しかし初飛行はまたも延期された。機体のセンター・ウイング・ボックス結合部に強度不足が見つかったことが理由とされており、これが改善されるまで高速地上走行テストは実施できない。ボーイングは開発スケジュールの見直しを進めており、7月中にも最新版が明らかになる見込みだが、3〜4カ月の遅延は避けられないだろう。
ボーイングはまた、米連邦航空局(FAA)からの型式証明取得について、9カ月という短期間での実現を目指している。しかし航空機の複雑な構造などを考慮した場合、これは楽観的過ぎる見通しに終わるだろう。完全な証明を得るには、少なくとも12カ月かかると考えるのが妥当だ。
◆外部委託が裏目に
アウトソーシング(外部委託)重視の方向に戦略を転換したボーイングは、「787」の約90%を社外で生産している。しかし、これが大幅な遅延の原因の一つになっている。初期段階の遅延の原因には生産システムの管理態勢の甘さがあった。同社は「787」の開発の一部を担当しているボート・エアクラフト・インダストリーズの関連部門を買収することによって、管理態勢の引き締めを図っている。
また、「787」の需要に対応するため、ボーイングは新工場の建設を検討している。新しい生産ラインが完成すれば、引き渡し時期を早めるのに役立つだろう。また、中距離向け広胴型航空機の市場でボーイングのシェアに食い込もうとしているエアバスの新型機「A350」に対して、再び優位性を主張できるようになるかもしれない。とはいえ、2010年第1四半期の引き渡しスケジュールに間に合わせることは、やはり難しいといえる。
ボーイング、エアバスともに、リセッション(景気後退)に伴う受注の減少とキャンセルの増加に悩まされている。景気の悪化が落ち着けば受注が戻り、新規のプロジェクトが始動することになるだろうが、手持ちの受注が減っている状態でのキャッシュフローの確保は至難の業だ。
09年上期の受注数はボーイングが85機、エアバスが90機で、ほぼ拮抗(きっこう)していた。しかしその後、ボーイングには84機ものキャンセルが発生(うち「787」が73機)し、最終的な受注数はわずか1機だった。一方エアバスのキャンセルは22機にとどまり、受注数ではボーイングを上回った。
両社とも広胴型航空機の受注に苦戦したが、なかでも打撃を受けたのがボーイングの「747−8」とエアバスの「A340」だ。両モデルでは新規受注を一件も確保できず、キャンセルも相次いでいる。
生産活動が低迷する一方、09年上期の引き渡し実績は両社合わせてちょうど500機で、過去最高レベルに達した。08年同期は486機だった。受注が減って引き渡しが進んだために、手持ち受注数は今年6年ぶりに減少し、両社で7000機を下回った。
154
:
千葉9区
:2009/08/02(日) 10:28:09
◆相次ぐキャンセル
受注数ではボーイングより優位に立ったエアバスだが、同社および親会社のEADSが置かれた財務状況は厳しい。特に大型機「A380」についてブリティッシュ・エアウェイズやカンタス航空から発注のキャンセルや保留が相次ぎ、大きな痛手となっている。
EADSは軍用機でも評判を落としている。同社は軍用輸送機「A400M」のすべてのスケジュールを3カ月延期することを決定。いくつかの顧客は発注のキャンセルを検討中だ。なかでも、財政難により国防費の大幅な削減を目指している英国は、発注を取りやめる可能性がもっとも高い。
ボーイングとエアバスのせめぎ合いは、国家レベルの貿易問題にも発展している。エアバスに対するEUの公的補助金は不当だとして、04年に米国がEU(欧州連合)をWTO(世界貿易機関)に提訴。EUも対抗して米国を提訴した。米国側の訴えについては8月末までに、EUの訴えについてはそれから数カ月の間に裁定が下る見込みだ。
WTOは、EUの政府直接支援の仕組みに不利な判決を下す可能性が高い。しかし米国側も、州レベルの支援の一部がWTOの補助金規定に抵触するかもしれない。
一方、EUと米国の政府以外との協力、例えばエアバスと中国政府、ボーイングと日本政府の協力はWTOの規定に触れないため、今後はさらに外国政府との協力が進む可能性がある。
◇
■結論
航空市場の冷え込みにより、ボーイングとエアバスは苦境に立たされている。ボーイングは広胴型機の分野でやや優位を保っているが、「787」の完成がさらに遅れた場合の代償は大きいだろう。両社ともに、これまで政府から受け取っていた新型機開発の補助金の正当性について、WTOの判決を受けることになる。特にエアバスは、従来の補助金システムの抜本的な変更を迫られる可能性もある。
156
:
荷主研究者
:2009/08/11(火) 13:20:44
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200907240124.html
'09/7/24 中国新聞
エコタンカー進水 福山
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福山市鞆町の本瓦造船で23日、電気推進船のケミカルタンカー豊和丸(499トン)の進水式があった。燃費が良く、二酸化炭素(CO2)排出量も抑えられる「スーパーエコシップ」は国内9隻目。広島県東部では初の建造という。
豊和丸は全長61・8メートルで最大速力約11ノット。重油や化学薬品など1200トンを積める。総工費は約10億円。従来の船舶が船尾部分にディーゼルエンジンなどを置いて直接プロペラを回すのに対し、ディーゼル発電機2基を搭載。モーターがプロペラを回す。
エンジンに比べて発電機は配置場所や形状に融通が利くため、水抵抗の少ない細い船尾にできる。発電機のオンオフも容易なため、エンジンを常に回す必要がある従来船より燃費が2割向上、CO2も2割削減が見込める。
【写真説明】進水する豊和丸
157
:
荷主研究者
:2009/08/12(水) 19:37:15
廃船ネタだけぇが。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090812/crm0908121904018-n1.htm
2009.8.12 18:57
地上から謎のSOS信号…原因は船舶の解体作業
船舶の沈没などを知らせる遭難信号が陸上から発信され、総務省が電波監視車を出動させ発信元の捜索に乗り出す騒ぎになっていたことが12日、分かった。同省は遭難信号を出していた発信機を東京都町田市南つくし野の廃材置き場で発見し回収。電波を切った。
同省によると、見つかったのは、国際航海などを行う船舶に搭載が義務づけられている発信機(縦約30センチ、横約30センチ、高さ約60センチ)で、遭難したときに船体から外して海に投げ込むと船の位置や船名などのデータが人工衛星を経由して救難当局に送信されるシステムになっている。
海上保安庁は10日午後2時ごろ、遭難信号を受信。陸上からの信号だったため、陸地の電波を管理する総務省に連絡した。同省は電波監視車1台、3人の職員を出動させて捜索を開始し、発信元が解体業者の廃材置き場であることを突き止め、11日午前10時ごろに事情を説明し電波を切った。
解体業者は「発信機とは知らなかった」と話しており、船を廃棄処分するために、発信機を切り離したため遭難信号が自動的に発信されたとみられる。
誤発信を受信していると、本来の遭難信号を受信できなくなるおそれがあることから、同省は「最近、同様の事例が続いて困っている。業者などに注意を促したい」としている。
159
:
荷主研究者
:2009/08/30(日) 18:40:07
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200908260082a.nwc
2009/8/26 Fuji Sankei Business i.
新日鉄と今治造船が新技術 “軟らかい船首”で衝撃吸収
新日本製鉄と今治造船は25日、船舶が衝突した際に安全性を高める技術を共同開発したと発表した。衝突時に変形しやすい性質の鋼材を船首に採用し、鋼材の変形を通じて衝撃を吸収する構造を実用化した。
従来の船首は衝撃を受けても変形しにくいため、衝突を受けた船の損傷が大きくなる問題があった。衝突事故の損害を最小限にくい止めることで、海運業界の要望に応える。
同社が新たに開発した鋼材は、材料を硬くする炭素やリンを製造過程で取り除き、これまで船首に使用していた鋼材に比べ1.5〜2倍、延びやすくした。この鋼材を船首に使うことで、衝突で生じる衝撃を従来の半分程度に軽減する効果が期待できる。
鋼材自体の価格は従来に比べて高くなるが、延びやすい性質を生かし、船首に加工する際の工程数を減らすことができる。この結果、建造にかかるコストは変わらず、安全性を高められるという。
第1弾として今治造船が2010年に建造する小型タンカーに、新構造の船首を採用することが決定している。同社は今後、自社で建造するすべての船舶に、新構造の船首を採用する方針だ。一方、新日鉄は大分製鉄所(大分市)で来年1月から新鋼材の生産を開始し、10年度に出荷量を5000トンにする目標を掲げている。
160
:
チバQ
:2009/10/02(金) 23:34:49
>>132-135
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091002-OYT1T00654.htm
国産ジェット海外初受注、三菱が100機
三菱重工業の子会社で、国産小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)を開発・生産する三菱航空機は2日、米航空持ち株会社「トランス・ステーツ・ホールディングス」から100機を受注したと発表した。
海外からの受注は初めてだ。MRJが採算ラインに乗るには300〜400機の受注が必要とされるが、これまでは全日本空輸からの25機にとどまっていた。三菱航空機は、今回の受注実績をアピールしながら、さらなる受注拡大を目指す。
MRJは、国産初のジェット旅客機として2012年の初飛行を目指して開発中で、08年から受注活動を始めた。ただ、世界的な景気後退や、MRJに実績がないことなどから難航していた。
今回の受注総額は非公表だが、3000億〜3500億円程度とみられる。三菱航空機は、14年からの5〜6年間で納入する。
MRJは乗客数70〜100人で、国内線や比較的近距離の国際線での使用を想定。価格は30億〜40億円になる見込みだ。機体の軽量化などにより、従来の同規模機より燃費が2〜3割良くなるのが特徴で、来日したトランス社のリチャード・リーチ社長も2日の記者会見で、「燃料が2割以上節約できる点が大きい」と、燃費の良さが選定の理由になったと説明した。
トランス社はトランス・ステーツ航空など地域航空2社を傘下に持つ。米国内の50都市間を結び、年間搭乗者数は約500万人に上る。三菱航空機の江川豪雄社長は「地域航空の大手から発注を受けたことは心強い」と強調し、今回の受注実績が、他の欧米航空会社への営業活動にも大きなプラスになるとの期待感を示した。
小型ジェット機市場はエンブラエル(ブラジル)、ボンバルディア(カナダ)の2強体制が続いているが、14年前後から米航空会社などで機体の更新需要が増えることから、新規参入の動きが相次いでいる。三菱航空機は26年までの小型ジェット機需要を5000機超と予測しており、うち1000機の受注を中長期の目標にしている。
(2009年10月2日20時52分 読売新聞)
161
:
荷主研究者
:2009/10/04(日) 04:04:59
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120091002bbae.html
2009年10月02日 日刊工業新聞
三井造船玉野事業所、艦船建造の技能伝承を強化
【岡山】三井造船玉野事業所(岡山県玉野市)は、艦船工場で技能伝承の取り組みを強化している。技能伝承センターで基本と高度技能の2グループに分かれ、研修に取り組む。高度な造船技術を要する海上自衛隊の護衛艦建造などは経験が不可欠だが、同事業所は艦船建造技能者の高齢化が進んでおり、高いスキルを持つ人材の育成を急いでいる。
入社5年目までの若手従業員は溶接、電流・電圧調整などの基本技能、6年目から40歳代の中堅従業員は配線など艤装(ぎそう)を中心に高度技能を学ぶ。それぞれ現場での指導は、指導役のOBを含む7人の「スキルマスター」と呼ばれるベテランがあたる。基本技能の技量は、ランク1―5に分け、ヘルメットにシールを張り一目で分かるようにした。
163
:
カレンちゃん
:2009/10/19(月) 16:13:36
ここって私しか知らないのかな?
↓ ↓ ↓
http://magiclien.com/?sk4
知ってる人が居れば情報ください!
164
:
とはずがたり
:2009/11/01(日) 17:52:58
ここかねぇ?
電気利用した新交通網の普及を 県が検討委設置
2009年10月29日
http://kumanichi.com/news/local/main/20091029001.shtml
電気エネルギーを使った次世代交通システムの県内普及策について話した検討委員会=県庁
電気を利用した新しい交通網の普及を進めるため、県は28日、産学官でつくる「電気エネルギーの活用による次世代交通システム推進事業検討委員会」(座長・谷口功熊本大学長)を設けた。電気自動車の充電施設整備や電動バイクと駐車場を組み合わせたパークアンドライドなどの実現性を探り、来年3月までに地場メーカーの技術力を生かせる事業化案をまとめる。
委員会は低炭素社会の実現と産業振興を図るのが狙い。事業可能な案は2011年度から実施する。
委員は藤村順二・富士電機システムズ熊本工場長、森元豊・九州電力熊本支店長など太陽電池製造や二輪四輪関連メーカーの代表者ら14人。
検討課題として▽太陽電池を備えた電気スタンド▽バッテリーで動く市電車両の開発▽駅への電動バイクスタンド設置とレンタル運用▽高齢者向け電動福祉車両の普及−などが挙がった。
この日、委員からは「電動バイクに絞った小型電気スタンドなら太陽電池だけでの運用も可能」「市電をバッテリーにすれば九州新幹線の熊本駅に架線なしで乗り入れできる」などの意見が出た。(松本敦)
166
:
荷主研究者
:2009/11/03(火) 03:11:07
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120091029baai.html
2009年10月29日 日刊工業新聞
IHI、リチウムイオン二次電池に参入
IHIは28日、リチウムイオン二次電池事業に参入すると発表した。米A123システムズと提携して同電池を調達し、自動車や船舶などの動力源として製品化。2010年から日本国内で販売し、15年には300億円の売り上げを目指す。三菱重工業や川崎重工業も産業用の二次電池事業に乗り出しており、車載用だけでなく、船舶や建設機械など産業分野での競争も激しくなりそうだ。
提携は同電池の供給・調達からシステム全体の設計、日本市場の調査・営業などに及ぶ。すでに営業を開始、数社にはサンプル出荷を始めた。車載用だけでなく建機や工場内の移動に使う車両など産業分野に、同電池を組み込んで電力供給システムを販売する。自動車メーカーなどから大量に受注した場合、IHIは日本に工場を建設し、生産にも乗り出す。
168
:
荷主研究者
:2009/11/14(土) 15:37:24
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200911140068a.nwc
2009/11/14 Fuji Sankei Business i.
コベルコ、ハイブリッド建機投入 燃費低減4割 新興国開拓
コベルコ建機が来年1月に発売するハイブリッド油圧ショベル「SK80H−2」と、同社の小谷重遠社長=13日、千葉県市川市
神戸製鋼所グループの建機大手、コベルコ建機は13日、負荷が軽い作業時に余るエンジン出力などを蓄電し、再利用する8トン級のハイブリッド油圧ショベル「SK80H−2」を2010年1月に発売すると正式に発表した。
現行の7トン級に比べ、40%以上の燃費低減を実現し、CO2排出量の大幅削減にも寄与するほか、都心部での使用を想定し、低騒音化を図った。
価格は現行機の約2.5倍の2530万円に設定した。当面は、年間10台の販売を目指すが、小谷重遠社長は「年1000台程度量産化できれば、価格は現行機の1.5倍程度に下げられる」と説明した。
同社のハイブリッドシステムは、負荷の低い作業時にエンジンの余剰エネルギーを蓄え、負荷が高い作業時のエンジン動作を補助することで、エンジンにかかる負荷の平準化を実現した。現行機よりも、パワーの小さい小型エンジンでも、現行機並みの力を発揮できるほか、旋回や減速時のエネルギーを再利用する仕組みを加えたことで、大幅な燃費向上を実現した。
技術的には、20トン、30トン級への応用も可能だが、蓄電池の技術開発動向などを見極めた上で、製品化する考えだ。同社は、1999年に研究開発を始め、今回の商品化にこぎつけた。
◇
【予報図】
■割高感 コストダウン課題
コマツや日立建機などに次いで、コベルコ建機も発売に踏み切ったことで、環境負荷低減につながるハイブリッド建機の販売競争が過熱しそうだ。
コベルコがもっともアピールするのは、旋回時のエネルギー回収だけでなく、エンジンの小型化など複数の工夫によって、業界最高クラスの40%以上の燃費改善を実現した点だ。
もっとも、価格は、現行機の2.5倍と高価で、ランニングコストの低減分を考慮しても、かなり割高と言わざるを得ないのが現状だ。他社が発売しているハイブリッド機も現時点では高価で、建機各社は普及に向けて、エコカー減税のような助成金制度の要請を政府に働きかけているが、早期の予算化は難しい状況にある。
ただ、「人件費より燃料代が高くつく中国などでは、ランニングコストの削減メリットが高く評価されるはず」(小谷社長)というように、特に新興国を中心とした海外で多くの需要が見込まれ、量産効果による本体価格のコストダウンが課題だ。(那須慎一)
169
:
チバQ
:2009/11/14(土) 18:47:13
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091114/biz0911141802008-n1.htm
【ドラマ・企業攻防】日の丸ジェット“空中戦” 大量受注で上昇気流 (1/4ページ)
2009.11.14 18:00
国産初のジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナルジェット)」が、米地域航空会社から100機の大量受注を獲得して上昇気流に乗り、猛烈な売り込み攻勢をかけている。開発途中で実物も実績もないうえ、未曾有の航空不況の逆風が吹き付ける。目標の1千機の受注は容易ではないが、低燃費の高い戦闘力で、カナダのボンバルディアなどライバルとの“空中戦”を制す構えだ。
実機なしの不利
「実機がない中で戦うのは、どう考えても不利。ライバル機で運航している航空会社から受注を獲得できた意味は大きい」
三菱重工業の子会社で開発を手がける三菱航空機の滝川洋輔営業部長は、こう力を込める。
同社は10月2日に米地域航空会社大手トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)と100機の受注契約を結んだと発表した。それまでは全日本空輸からの25機だけにとどまっており、初の海外受注だ。
TSHが大量発注に踏み切ったニュースは世界の航空業界に伝わり、「スタッフを送り込むと、格段に話を聞いてもらえるようになった」(滝川部長)という。営業部隊の意気は上がっている。
“戦闘力”は低燃費
TSHからの受注は、MRJの“戦闘力”を証明すると同時に、6年間流し続けた汗の結晶でもある。
TSHのリチャード・リーチ社長は10月2日の会見で、「これほどの規模の発注を今の経済情勢で決定するのは容易ではなかった」と心情を吐露した。
MRJは1機30億〜40億円とされる。開発中に発注する“ローンチカスタマー”の特典で、かなりディスカウントされているもようだが安い買い物ではない。決断の最大の理由は、三菱航空機の江川豪雄(ひでお)社長が「他機より20%は改善される」と胸を張る燃費性能だ。
米プラット&ホイットニー製エンジンの採用に加え、独自の空力設計やアルミ材を主翼に用いた軽量化など、最新技術により実現した。
TSHとの関係構築は、まだ事業化を決断する以前の6年前にさかのぼる。航空機リース事業でTSHと付き合いのあった三井物産から紹介してもらい、それ以降、絶やさず情報交換を続けてきた。
平成19年のパリ航空ショーに初めてMRJの客席のモックアップ(模型)を展示した際には、ブースを訪れたリーチ社長が「検討材料にしたい」と依頼。設計メンバーがミズーリ州セントルイスの本社まで苦労して運び込むなどの熱意で口説き落とした。
170
:
チバQ
:2009/11/14(土) 18:47:56
誤算はJAL
昨秋の米国発の金融危機と新型インフルエンザのダブルパンチで、世界の航空会社の業績は軒並み悪化している。その中でも、運行効率を格段にアップできる50〜100席クラスのリージョナルジェットへの需要は旺盛だ。
今年9月末時点の受注機数は、予約金などにより仮押さえする「オプション契約」を含め約5500機に上る。内訳は、カナダのボンバルディアが2772機、ブラジルのエンブラエルが2248機と、“2強”が独走している。
さらに中国の官民メーカー、COMACが開発を進める「ARJ21」が来年にも就航する。「2強はMRJよりARJ21をライバル視している」(業界関係者)という強敵だ。
三菱航空機では、今後20年間で約5千機の需要があるとみており、江川社長は「1千機は取りたい」と意気込む。
「これまでの研究開発費などを考えると、採算ラインは500機」(松本康宏・新生証券アナリスト)といわれており、何としても、その半分はクリアする必要がある。
誤算は、経営危機に陥っている日本航空だ。「日本のエアラインに買ってもらえないのは、海外に売り込む際に大きなハンデになる」(滝川部長)というのが三菱航空機の本音だ。
だが、再建計画は迷走気味で、高効率の最新機種の導入が再建にも不可欠とはいえ、発注を決められるような状況ではない。
業界では「国内の受注は100〜200機にとどまる」(松本氏)との見方がもっぱらだ。
それだけに、ライバルがひしめく海外市場の開拓が重要になる。
「YS−11」以来40年ぶりの国産旅客機であるMRJは、敗戦で開発を制限されてきた日本の航空産業全体の悲願だ。初号機の納入が予定されている26年1〜3月まで残すところ約4年。営業部隊の奮闘は続く。(那須慎一)
171
:
荷主研究者
:2009/11/15(日) 22:59:27
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200911110327.html
'09/11/11 中国新聞
ツネイシが塗装工場 福山
--------------------------------------------------------------------------------
造船・海運業のツネイシホールディングス(福山市)は、福山市沼隈町の常石工場に塗装工場を新設し稼働を始めた。船の安定をよくするために海水を注入するバラストタンク部分の塗装を担い、従来より作業効率が高まる。中型ばら積み貨物船で年間14隻分の塗装に対応できる。設備投資は約26億円。
工場は幅90メートル、奥行き111メートル。金属の粒子を吹き付けるエアーブラスト方式で表面処理し、スプレーによる塗装を2回実施するラインを2本設けた。これまで屋外だった作業が屋内でできるため、雨天などの天候で工程が左右されなくなり品質も安定する。
2012年7月以降に完成する船が対象となる国際海事機関(IMO)の新塗装基準に対応した。同社は「11年には作業効率を3割アップできる」と試算する。
【写真説明】常石工場に完成した塗装工場
172
:
荷主研究者
:2009/11/22(日) 21:36:41
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120091118aaad.html
2009年11月18日 日刊工業新聞
川重、米ボーイング「787」の胴体増産へ−愛知に工場用地確保
川崎重工業は米ボーイングの次世代旅客機「787」に使う胴体の増産に向け、名古屋第一工場(愛知県弥富市)の隣接地に工場用地を確保した。敷地面積は約4万5000平方メートルで、これにより787関連工場の面積は約2割拡大する。787は840機を受注しており、2010年10―12月から顧客への納入が始まる。将来の大規模な量産に備え、胴体の供給体制を強化する。
川崎重工業は新たな工場用地確保に当たり、用地の管理業者とリース契約を結んだ。名古屋第一工場は敷地面積が約19万平方メートルで、787の胴体などを生産する。近年は787用胴体の量産に備えて生産能力を高めており、08年には約200億円を投じて新棟を建設した。増産の規模など「具体策は未定」(川重)としているものの、増産に活用するとみられる。
787は13年に月産10機の体制に入る予定で、この規模であれば同工場の生産能力で対応できるという。
174
:
荷主研究者
:2009/11/29(日) 22:01:53
とりあえずここに貼っておくかねぇ。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200911260063a.nwc
2009/11/26 Fuji Sankei Business i.
富士重と住友商、オフィス清掃ロボット 少子高齢化時代の“助っ人”
富士重工業と住友商事は25日、オフィスビルの専用部分(オフィスエリア)を清掃するロボットシステム=写真=を共同開発したと発表した。ビル清掃業界では、今後の少子高齢化に伴い作業員の人材確保が難しくなっており、両社はロボットの潜在需要があるとみている。
富士重は1991年、床面清掃ロボットを開発して以来、エレベーター・屋外清掃用や農業用など、サービス分野でのロボットシステムの需要開拓を進めてきた。また住友商事とともに2001年、オフィスビルの廊下やエレベーターホールなど共用部分専用の清掃ロボットシステムを実用化。住友商事本社ビル(東京都中央区)や六本木ヒルズ(東京都港区)などのオフィスビルの清掃で使用されている。
ロボットは全長50センチ、全幅45センチ、全高80センチ、重量は95キロ。鉛バッテリーを搭載し、1充電で最大2〜2.5時間作業できる。ロボットの三角測量センサーが360度回転しながらレーザーを照射し、事務室内の数カ所に置いた反射板(リフレクター)との距離を把握、自動走行しながら、吸引口からゴミを吸い取る。富士重は、建物の平面CAD(コンピューター利用設計システム)図と連携すれば自動的に走行プログラムが作成できるシステムを開発し、ロボットへの適用を可能にした。
オフィスの机やゴミ箱を回避しながら清掃を行えるよう、回避制御機能を備えた。今後、最終的な実証実験を行い発売する。年間販売目標は50〜100台を目指す。
調査会社シード・プランニングによると、清掃や介護・福祉などのロボット市場は、08年の約62億円から16年には2兆円を超えると予測している。
175
:
とはずがたり
:2009/12/03(木) 15:38:20
3542 名前:チバQ[] 投稿日:2009/12/02(水) 22:47:55
http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200911300064a.nwc
欧州超特急、日立の野心 車両納入名乗り、仏独巨人に挑む2009/11/30
日立製作所が欧州の高速鉄道市場に本格参入する。フランスの高速鉄道車両の製造入札に参加するほか、ドイツの高速鉄道向け新型車両の受注を狙う考えだ。高い技術力を武器にフランス、ドイツのライバル2社に対抗し、世界最大の欧州市場で日の丸新幹線の普及を目指す。
日立の欧州鉄道部門の営業責任者マック・モトラギ氏は、フランスの高速列車TGVに代わる高速鉄道車両として、同社の最新型新幹線を売り込む方針を明らかにした。TGVは仏鉄道車両製造大手アルストムが製造し、国営鉄道会社SNCFが運営している。現在、日立が欧州の高速鉄道で車両を納入しているのは、英仏を結ぶドーバー海峡連絡線の英国側区間だけ。
モトラギ氏はインタビューで非公式の協議を進めていることを明らかにし、「フランス市場は常にアルストムの独壇場。われわれが勝てるチャンスはそれほど大きくないかもしれないが、欧州で本格的に鉄道事業を展開するためには、こうした入札へ加わっていかなければならない」と語った。また同氏は、SNFCが新車両の製造コストについて懸念を示していることを挙げ、これが日立のフランス市場参入を後押しする可能性があると説明した。
SNFCは来年にも、次世代高速鉄道製造の入札参加を、あらゆるメーカーから幅広く募るとみられている。同社のTGVは現在、300編成以上が営業運転しており、さらに83編成が納入待ちの状態だという。
TGVの製造元であるアルストムの生産戦略担当マネジャー、ジャン・ノエル・ドゥブロワーズ氏は、日本企業の持つ高い技術力を認めながらも「国境を越えて走る欧州の鉄道は、運営システムや資格要件がさまざまで複雑化しており、日立の参入にはさまざまな困難が予想される。この点で、アルストムには発注元について、より多くの情報を持っているという強みがある」と話した。
日立はこのほか、ドイツでも高速鉄道ICEの旧型に替わる車両での受注獲得を目指すという。ICEは、欧州最大のエンジニアリング会社である独シーメンスが製造している。
モトラギ氏は「日立が欧州市場で攻勢に出ていることははっきりしており、すでに複数の鉄道会社から打診を受けている。欧州全域へ急速に拡大している高速鉄道事業の一翼を担いたい。実現は十分可能だと思う」と述べた。
これに対し、時速300キロ以上で走る超高速鉄道の製造で高い受注実績を誇るシーメンスも、旧ICEの後継車両としてのヴェラロに強い自信を持っている。各国で厳しい競争が予想されるが、日立のモトラギ氏は「欧州では常に新規のプロジェクトが展開しており、あらゆる所に参入のチャンスがある」と語り、欧州での事業拡大に強い意欲を示した。
(ブルームバーグ Chris Jasper)
176
:
荷主研究者
:2009/12/07(月) 01:31:11
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120091130aaac.html
2009年11月30日 日刊工業新聞
三菱重工、名古屋に航空機用エンジン部品の新ライン
【名古屋】三菱重工業は名古屋誘導推進システム製作所(愛知県小牧市)で、2010年2月に航空機用エンジン部品の新ラインを稼働する。現在は防衛省向けと民間機向けが混在しているが、納入先向けに工場を特化し生産を効率化、民間機向け部品の増産に備える。設備投資額は数億円。
名古屋誘導推進システム製作所は現在、第2工場で防衛省向けと民間機向けのジェットエンジン部品を加工、第5工場では民間機向けの加工を行っている。ただ、第2工場は、防衛省向けと民間機向けの生産計画や工程が異なることなどから、生産効率が悪いのが課題だった。
このため民間機向け専用の第5工場に新ラインを設置。第2工場で生産するジェットエンジンのブレードとディスクの加工を移管し、同工場は防衛省向けに特化する。
178
:
荷主研究者
:2009/12/15(火) 00:13:02
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200912120089.html
'09/12/12 中国新聞
航空機開発に「新幹線の技」
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新幹線の「顔」の製作で知られる山下工業所(下松市)が、次世代航空機開発に参画する。板金の匠の技に着目した宇宙航空研究開発機構(JAXA)などと、超音速研究機の主翼部を造るための金型を共同開発した。ハンマーで複雑な3次元曲面を打ち出す技術が、空の世界へ挑む。
JAXAなどは、今の大型機の2倍の速さを持つ超音速旅客機の開発を推進している。その研究機では、軽くて強度はあるものの加工が難しい炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの複合材が多く使われる見通し。翼の形も複雑化しており、金型の精度向上とコスト低減を両立させたいJAXAが昨年、同社に協力を頼んだ。
航空機向けの金型は従来、設計データを組み込んだ機械で素材の塊から削り出すなどして造っていた。今回は同社の職人が厚さ6ミリのアルミ板を板金で3次元に加工し、別のアルミ板で組み上げた土台の上に張り付けるなどの手法を採用した。
金型の複雑な形状を誤差0・25ミリの高精度で加工できることを確認。削る機械が不要なため、時間もコストも少なくて済むという。
金型開発には、船体部品などを製造する山陽鉄工(呉市)と、複合材開発、製造のベンチャー企業カドコーポレーション(兵庫県たつの市)も参加した。JAXAは「高度な技を持つ企業が結集し、常識を超える挑戦ができた」とし、試作の検証を続ける。
山下工業所は、職人がハンマーで鋼板を何度も打ち付ける板金技術で、「0系」以降の歴代新幹線などの先頭部の流線形を生み出してきた。山下竜登社長(45)は「職人技を次世代に継承するためにも積極的に異分野へ挑戦したい」と意気込む。
【写真説明】新幹線で培った匠の技で、複雑な形状を作り出した金型。町工場の連携で航空機分野の参入に挑む
179
:
荷主研究者
:2009/12/29(火) 23:57:47
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320091216bjad.html
2009年12月16日 日刊工業新聞
西芝電機、内航船向け電気推進システム拡販へ試験設備増強
【姫路】西芝電機は内航船市場で電気推進システムの受注を拡大するため、本社工場に約2億円を投じて試験設備を増強した。造船需要が冷え込む中でも二酸化炭素(CO2)削減効果を期待して、電気推進船需要は堅調に推移している。試験設備を倍増することで供給能力を増やし、年間20隻の受注を目指す。1システム約1億円として、約20億円の増収を見込む。
増強したのは電動機とインバーター装置の調整を行う、各種実負荷試験装置。試験用に新たに400平方メートルを加えて従来比3倍のスペースを確保、これまでの約2倍の年間20隻の試験を可能にした。
電気推進船は推進用動力源をディーゼルエンジンから電動機に置き換えて操作性能を高めるとともに、低振動・低騒音などを追求する「次世代内航船スーパーエコシップ」。
180
:
荷主研究者
:2009/12/30(水) 00:40:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/141700
2009年12月19日 06:01 西日本新聞
三菱重工業 長崎に船舶設計集約 数年かけ700人態勢 民間向け効率化
三菱重工業(東京)は18日、船舶設計部門の技術者約700人を、長崎造船所(長崎市)に集約する方針を明らかにした。長崎市のほか山口県下関市、神戸市にある各造船所や本社に配属されている設計技術者は他造船所での仕事を終えた技術者が数年かけて順次、長崎に異動する。長崎造船所の開発拠点機能は、一段と高まることになる。
船舶設計部門の集約は、民間向け船舶の設計を一元化して効率化を図るのが狙い。長崎は同社最大の造船所で、今年も10隻以上を建造。同部門の約6割(約400人)が勤務しているため、本社所在地の東京よりも「集約先に適している」と判断した。
既に10月1日付で本社船舶・海洋事業本部の直轄に肩書だけ変更し、長崎への異動の組織的な準備を整えている。同社は「各造船所の垣根を越え、全社で事業別の運営を強化する組織改編の一環」と説明している。
下関と神戸には、生産部門に直結する設計技術者の一部が残る。また、下関や神戸で新船を建造する場合は長崎から設計者を長期派遣するケースも出てくるという。自衛隊艦艇向けの設計部門の計約350人は、従来通り各造船所に配属する。
長崎造船所は、足元では2年分の手持ち工事を抱えているが、昨秋以降の新規受注はゼロ。九州運輸局によると、九州・山口西部の56造船所の本年度上半期造船受注量は前年同期比99・5%減で、将来の受注競争を見越して各社ともコスト削減に向けた取り組みを加速している。
=2009/12/19付 西日本新聞朝刊=
182
:
荷主研究者
:2009/12/30(水) 18:48:34
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002602724.shtml
2009/12/25 08:45 神戸新聞
三菱電機、鉄道部門5割増収へ 15年度計画
三菱電機(東京)は24日、鉄道車両向け電機部門の売上高を、2015年度に現在の1・5倍に伸ばす計画を発表した。製造拠点の伊丹製作所(尼崎市)を同部門の中核となる「マザー工場」と位置付け、生産や研究開発に携わる人員を増やす。米、中などの海外工場と連携を深め、環境に優しい移動手段として需要増が期待できる新興国などで受注につなげる。
08年度に1500億円だった同部門の売上高を、15年度には2300億円に伸ばす。うち海外は、400億円から800億円に倍増させる計画。北米と中国、インドなどを重点市場に挙げる。
同社は鉄道車両のうち、車体と台車を除いた電動機やブレーキなどの主要部分を製造している。国内シェアはトップ。世界でもドイツのシーメンスなどに次ぐ4番手とされる。
列車の高機能化が進む国内では、車両の様子を運転士が一目で確認できたり、液晶画面で乗客に情報を伝えたりできるシステムを進化させる。海外でも高機能車両への関心は高く、伊丹製作所と海外工場とのつながりを強めて商品力を上げる。
これに合わせ同製作所では、設備投資はしないものの製造部門の人員を増やす。四方進常務執行役は「伊丹での新卒採用も増やし、マザー工場としての位置付けを明確にしたい」と話している。(高見雄樹)
184
:
荷主研究者
:2010/01/12(火) 22:46:33
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100109305.htm
2010年1月9日03時09分 北國新聞
航空機産業参入へ 谷田合金と高林製作所
谷田合金(金沢市)と高林製作所(同)が航空機産業に参入する。8日までに航空大手が発注の基準とする品質マネジメントシステム認証「JISQ9100」を石川県内の中小企業で初めて取得した。両社は「取得をきっかけに国内外の関連企業に部品を供給したい」としている。
取得を支援した県産業創出支援機構(ISICO)によると、谷田合金がエンジン部品、高林製作所が油圧部品を製造する。
両社は県鉄工機電協会の航空機産業研究会や、ISICOが新分野への進出を後押しする「EM(エム)プロジェクト研究会」に所属し、航空機産業への進出を狙っていた。
全国では264社571事業所が同認証を取得しているという。
185
:
荷主研究者
:2010/01/17(日) 23:49:46
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120100107bcae.html
2010年01月07日 日刊工業新聞
日立造船、鋳物部品を内製化−京都・舞鶴に“センター”機能
日立造船は2010年内に、船舶係留用(係船)金物やゴミ焼却炉用火格子などの鋳物部品の一部を内製化する。舞鶴工場(京都府舞鶴市)と若狭事業所(福井県高浜町)で手がける、特殊鋳物の半導体研磨ラッピングプレートを若狭に集約。これに伴って空く舞鶴のプレート用鋳造設備を活用し、内製化を進める。舞鶴はグループ全体から鋳造を請け負う“鋳物センター”に位置付ける方針。設備操業度を高めるとともに、コスト減と技術囲い込みを図る。
日立造船は舞鶴と若狭で計四つの電気炉を持ち、半導体や液晶ガラス基板を研磨するラッピングプレートや、鏡面仕上げ用ポリシングプレートを製造している。
しかし半導体向け需要が減少し、操業度が低下しているため、プレート製造を若狭に集中し、舞鶴では係船金物やゴミ焼却炉用火格子を生産することにした。すでに舞鶴の設備で品質評価試験に着手。各製品向けで材質を分析し性能確認を終え次第、内製化を始める。
186
:
荷主研究者
:2010/02/01(月) 23:15:21
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120100128baab.html
2010年01月28日 日刊工業新聞
川重、アルミ製鉄道車両の生産能力を5割増強
川崎重工業は2010年中に、アルミニウム製鉄道車両の生産能力を現状比5割増となる1日当たり1・5両とする。兵庫工場(神戸市兵庫区)にある予備の生産ラインを改造。現在はステンレス製鉄道車両のみを生産できるが、アルミ車両も生産できるように設備を変更する。アルミ車両は車体を軽量化でき、需要が伸長している。予備ラインでも生産できるように整備し、突発的な需要増に応じる。
兵庫工場にはアルミ製鉄道車両用ラインと、ステンレス製鉄道車両用ライン、予備の生産ラインがある。これまで予備ラインではステンレス車両の突発的な需要が発生した際に利用していた。ステンレス車両仕様の予備ラインを改造し、どちらにも対応できるように整備する。投資額は1億円以内とする方針。
川重はこのほど総額30億円を投じ、兵庫工場に塗装工場棟などを開設。研磨や塗装、強制乾燥の工程を新たに設置し、仕上げ塗装の処理能力を5割高めた。
187
:
荷主研究者
:2010/02/01(月) 23:18:03
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120100129aaae.html
2010年01月29日 日刊工業新聞
造船各社、LNG生産・積出船市場に進出−ガス田開発の新方式に対応
造船各社が液化天然ガス(LNG)の生産・貯蔵・積出設備を搭載した船「F―LNG」(用語参照)市場に本格進出する。IHIは構造材料を約3割削減したF―LNGを開発する。三井造船は事業化に向け、子会社で海洋構造物大手の三井海洋開発と連携する。F―LNGは中小ガス田を開発できる新方式で、各地で建設計画が相次ぐ。商船市場が停滞する中、各社は始動した新市場を開拓する。
IHIは材料を減らす独自の次世代F―LNGの開発に乗り出し、数年後の実用化を目指す。コストを抑えて価格競争力を高め、受注につなげる。また建設計画が各地に点在するため、早ければ2010年度中に中核となる営業員を増やす。海外での情報収集や提案活動を積極化する。
同社は従来、自立式の角型タンク「SPB」を採用し、独自のF―LNGを提案してきた。
188
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荷主研究者
:2010/02/07(日) 00:14:43
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100129/bsc1001290728015-n1.htm
2010.1.29 05:00 Fuji Sankei Business i.
最大級の原発 北欧で受注へ 三菱重工、世界進出の大きな布石
フィンランド南部オルキルオトにあるフィンランド産業電力の原子力発電所。同社6基目の原子炉受注をめぐりアジアや欧米メーカーがしのぎを削る(ブルームバーグ)
三菱重工業は世界最大級の原子炉をひっさげ、2011年中の欧州進出を目指す。
原子力事業本部長を務める澤明常務は28日までにブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じ、北欧諸国で同社の170万キロワット級の加圧水型軽水炉が採用される可能性が高いとの見方を示した。英国やスイスからも引き合いがきているという。同氏は、受注を目指す北欧の具体的な国名については明らかにしなかったものの、「欧州内で最も規制が厳しい北欧で認められれば、欧州内の他の国々への進出は容易になる」と説明した。
フィンランドでは国内で6基目となる原子炉建設の認可取得をめぐって、フィンランド産業電力(TVO)とフォルトゥム、フェンノボイマが争っている。政府は3月までに判断を下すと発表している。
TVOはウェブサイトで、発注見込みのある発電設備として三菱重工が欧州市場をターゲットに設計した「EU−APWR」のほか、仏アレバ、東芝、日立GEニュークリア・エナジー、韓国水力原子力発電の発電設備を挙げている。TVOのアドバイザー、アネリ・ニクラ氏は先週のインタビューで、認可が下りれば14年までに新原子炉の建設を開始する計画だと話した。フォルトゥムとフェンノボイマは三菱重工の設備を候補に含めていない。
アジアメーカーの台頭で、原子炉製造世界最大手のアレバは苦しい戦いを強いられそうだ。昨年12月に行われたアラブ首長国連邦の原子力発電所の工事入札で、同社は韓国電力が率いる企業連合に敗れた。
みずほインベスターズ証券の東丸英二シニアアナリストは、欧州での受注獲得は、三菱重工にとって、原子炉製造で世界進出を果たす上での大きな足掛かりとなると話した。
三菱重工は昨年7月、米電力ルミナントとの間で、米国市場向けに開発された同規模の発電設備2基の受注に向けた交渉を行うことで合意した。日本では、昨年12月に営業運転を開始した北海道電力・泊発電所の3号機を含め、24基を建設した実績がある。
1979年のスリーマイル島と86年のチェルノブイリの原発事故の苦い記憶に加え、近年ではテロの恐怖があり、原発の安全性への要求が高まっている。三菱重工やアレバ、東芝などは航空機の衝突にも耐えうる発電設備を開発している。
澤氏によると、三菱重工が欧州市場に照準を合わせ設計した「EU−APWR」型機はデジタル制御盤を備えており、従来のアナログ計測器よりも迅速に機械の不具合を検知できるという。
米パデュー大学のダニエル・アルドリッチ助教授(政治学)は「より安全性の高い原子炉を提供しようとする試みは、米中枢同時テロのような事件や、大規模な原発事故による健康被害に対する社会的関心の高まりに対応するものだ」と指摘した。(ブルームバーグ Shigeru Sato、Yuji Okada)
189
:
荷主研究者
:2010/02/07(日) 01:13:43
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100205304.htm
2010年2月5日03時02分 北國新聞
来期売上高は1千億円 コマツ粟津工場 今期の3割増「上振れも」
コマツ粟津工場(小松市)は、2011年3月期(来期)の売上高目標を今期の約30%増の約1千億円に設定する。ピークの08年3月期の半分程度となるが、足元でインドネシアやインド、タイなど新興国の需要が拡大しており、北米需要の回復次第でさらに上振れする可能性もある。
4日、佐々木一郎工場長が北國新聞社の取材で明らかにした。同工場長によると、10年3月期(今期)の売上高は752億円の見込み。建設機械の生産台数で見ると、第1四半期(昨年4〜6月)は1234台、第2四半期(同7〜9月)は1020台。在庫削減で生産調整した影響が出たという。
定時生産に戻した第3四半期(同10〜12月)は1604台に増加。第4四半期(1〜3月)は1842台の生産を見込む。
来期の生産台数は今期の3割増となる7400〜7500台を計画する。資源国のブラジル、チリなど中南米の需要を見込み、原油価格の高騰でインフラ整備を強化する中近東の需要回復も織り込んだ。北米は今年後半に回復するとみている。
来期の設備投資額は今期と同じか、それ以下の16億円前後とする。合理化や生産性アップの投資で生産能率を約2割上げる方針。
工場の操業については、原則ライン停止日は設けていないが、生産性がアップしているため、平均して月に1日程度、ラインを止めて調整しているという。佐々木工場長は「来期の下期には完全にゼロになる」とした。
今春の新卒採用で24人が内定しており、追加採用の可能性もある。11年春は30人弱の採用とする方針だ。
佐々木工場長は、従来機より燃費性能が約25%高いハイブリッド建機について「いずれ、粟津工場でも生産することになる」と述べ、生産に向けた研究を始めていることを明らかにした。
ハイブリッド建機は、国内では大阪工場などで生産しており、コマツは今期、中国向けに油圧ショベルを本格投入するなど、ハイブリッド建機の生産に力を入れ始めている。
粟津工場では、ホイールローダーの生産を検討しており、大阪工場などへ技術者を派遣し、研究を進めている。
190
:
とはずがたり
:2010/02/09(火) 04:25:22
静岡のメーカーかと思ってたら横浜市だったのか。。
小糸工業、航空座席の強度偽装 世界32社の千機に影響
http://www.asahi.com/national/update/0208/TKY201002080232.html
2010年2月8日20時0分
航空機の座席メーカー「小糸工業」(横浜市)が、耐火性や強度の検査記録を改ざんしたり捏造(ねつぞう)したりする不正を繰り返していたとして、国土交通省は8日、業務改善を勧告した。当分の間、同省が基準に合うと認めた商品を除いて出荷停止とした。
国交省への内部通報で発覚した。同社は、日本航空や全日空を含む世界32社の約千機に対し、約15万席(134種)の座席を提供。同省は少なくとも1990年代半ばから、134種のほぼすべてで不正があったとみて、全容解明を指示した。
現時点で安全性に問題が見つかったのは、昨年1月に発覚した、日航向けの国内線ファーストクラスの部品での耐火性能不足の1件のみ。しかし、同省は出荷済みの全座席の再試験を同社に指示。基準に適合しない座席が見つかれば、改修・交換させる。その場合は運航に支障が出る恐れもある。
不正の方法は、たとえば衝撃試験では、衝撃の値を実際よりも大きく表示されるようにコンピューターを改ざんして基準を満たしたように偽っていた。検査書類の書き換えや検査の省略、同省に無届けの設計変更なども発覚した。
同日会見した掛川隆社長は、「納期が迫っていたことなどから、暗黙のうちに不正を繰り返していた」などと説明。「コンプライアンス(法令順守)の意識が欠如していた。組織ぐるみと言わざるを得ない」と述べた。
同社の座席を巡っては最近、全日空発注の高級座席が納期に間に合わず、全日空が新サービスの開始を遅らせる事態も起きている。(佐々木学)
191
:
とはずがたり
:2010/02/11(木) 19:42:14
中国が造船受注量世界一 韓国を逆転、日本に大差
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021101000443.html
【上海共同】中国船舶工業協会は11日までに、中国の2009年の造船受注量が韓国を抜いて世界一になったと発表した。新車販売台数で米国を抜いて世界一となり、国内総生産(GDP)が今年、日本を超える見込みの中国は、政府主導で造船業の振興を推進、09年の世界シェアは6割に達しており、世界経済での存在感をさらに高めそうだ。
造船の世界シェアは日中韓が9割超を占め、3カ国が争奪戦を繰り広げるが、かつて世界一の造船大国だった日本は1999年に受注量を韓国に抜かれ、06年には中国にも逆転されて3位に転落した。日本のシェアは縮小傾向にあり、厳しい競争を強いられている。
2010/02/11 18:11 【共同通信】
192
:
荷主研究者
:2010/02/11(木) 21:02:06
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/8775.html
2010年2月9日 新潟日報
県内11社が航空・宇宙産業参入へ
航空・宇宙産業への本格参入に向け、本県の11社を含む全国の中小企業33社が共同事業体「ACPC(航空宇宙関連部品製造共同体)」を設立し、9日、横浜市中区で発足式を開いた。
航空機は部品点数が300万点にも上る。多様な技術を持つ中小企業の加入を募り、製造技術を共有。世界市場を相手に直接、エンジンや機体などの完成部品を受注する狙いだ。
ACPCは、受注窓口機能を担うほか独自の品質保証システムを構築する。参加企業は東日本を中心に1都10県に及ぶ。県内からは表面処理のJFE精密(新潟市東区)、熱処理の渡辺製作所(同市南区)、自動車エンジン部品金型製造の米谷製作所(柏崎市)など11社が参加した。
193
:
荷主研究者
:2010/02/13(土) 18:16:13
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0210/10p.html
2010年2月10日(水)山口新聞
省エネ運搬船建造へ 下関の旭洋造船、2隻受注
旭洋造船が受注した省エネ型デザインの自動車運搬船(完成予想図)
下関市長府港町の造船中堅、旭洋造船(越智勝彦社長)は、風圧抵抗を大幅に低減する省エネ型デザインの新型自動車運搬船を建造する。船首部分が独特の半球体で、同社によると世界的にも珍しい形状。乗用車2千台を積載可能な2隻を受注した。
実験では、従来型の船舶に比べて50%の風圧低減に成功。実際に運航が予定されている欧州域内の強風域を想定し、年間航海率を75%として算出した結果、1隻当たり年間約800トンの燃料削減と、年間約2500トンの二酸化炭素削減が見込まれるという。
同社は、高騰が懸念される燃料の消費量を削減するため、2007年から風圧抵抗の低減に着目して開発に着手。特に水面上の風圧抵抗が大きい自動車運搬船について研究を進めた結果、船体を独特の流線形にすることで風圧抵抗の大幅な低減に成功した。
日産専用船(本社・東京都)が発注し、同社の関連会社ユーロ・マリン・キャリアー(本社・オランダ)が欧州近海で運航する。6月に着工し、12月と来年3月に完成予定。販売価格は1隻数十億円という。
船舶に使用する厚い鉄板を曲げるには高い技術が必要といい、今回のような独特なデザインは特に熟練の技が求められる。越智社長は「設計力、技術力を生かし、海外などからの多様な要求にも対応していきたい」と話している。
194
:
荷主研究者
:2010/03/07(日) 14:58:00
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100303/bsc1003031232011-n1.htm
2010.3.3 12:30 Fuji Sankei Business i.
IHIがボーイングと燃料電池共同開発へ 航空機の燃費向上目指す
IHIは3日、米ボーイングと航空機用の燃料電池を共同開発すると発表した。ジェットエンジンの発電機で発生する電力を蓄電し、電力需要の多い時間帯に発電するもので、航空機の燃費向上につながる。平成22〜23年にかけて地上で開発し、25年までに実際の航空機に搭載して実証試験を行う計画だ。
航空機の電力はジェットエンジンの発電機でまかなっているが、地上移動時や降下中は電力が不足するため、補助電源の小型ガスタービンなどを使って電力を供給している。
共同開発する燃料電池は、上昇中や巡航中に発生する余剰電力で水を電気分解し、水素と酸素の形で保存する。地上移動時などに、蓄えた水素と酸素を使って発電する。
燃料電池の発電時には水しか排出されず、消費電力の削減だけでなく、二酸化炭素(CO2)の削減にもつながる。電力は機内のキッチンや照明などに利用する。
IHIはジェットエンジンで国内最大のシェアを誇り、ボーイングにもジェットエンジンなどを供給してきた。燃料電池の共同開発にも乗り出すことで取引の拡大を図る。
195
:
荷主研究者
:2010/03/07(日) 15:58:36
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002755016.shtml
2010/03/03 11:50 神戸新聞
B787向け、旅客機胴体の工場増設完了 川重
川崎重工業(神戸市中央区)は2日、米ボーイング社と共同開発している新型旅客機「787ドリームライナー」の胴体部を増産するための新工場が、名古屋第一工場(愛知県弥富市)内で完成したと発表した。
2008年8月に着工、09年1月の完成を見込んでいたが、ボーイング社による初飛行試験の成功が09年12月までずれこんだため、見送っていた。
新工場は200億円を投じ、延べ約4万平方メートル。胴体を一体成形する最新の設備を導入した。胴体の長さを伸ばして乗客数を増やした派生機種向けにも対応する。
今後、受注残を抱えるボーイング社は急ピッチで生産する計画。川重名古屋工場で787関連の製造に携わる人員は当面200超の見込みだが、ボーイング社からの要請に応えるため増員も計画している。(内田尚典)
196
:
荷主研究者
:2010/03/14(日) 17:01:36
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002777700.shtml
2010/03/12 14:14 神戸新聞
明石の生産態勢見直し 米建機大手キャタピラー
【ニューヨーク共同】米建設機械大手キャタピラーは11日、日本法人キャタピラージャパンの明石事業所について、現在米国向けに輸出している大型油圧ショベルの一部モデルの生産を米国に移管し、同事業所は中国を含むアジア向けに集中させる方向で生産態勢の見直しを進めていることを明らかにした。近く正式に決める。需要地の近くで生産し効率化を進めるのが狙い。
経済成長が続くアジア・太平洋地域で需要が拡大基調を強めていることから同社は、米国に一部モデルの生産を移したとしても、長期的には同事業所の生産能力の拡充や雇用の増強を迫られる可能性があるとしている。
大型油圧ショベルの米国での生産能力を現在の3倍に引き上げ、同事業所で生産している複数モデルの生産を始める。
キャタピラージャパンによると、明石事業所は主に油圧ショベルを製造しており、約7割は海外向けに出荷。製造、設計の両部門で約1000人が勤務しているという。同社は「今後はアジア向けが増える見込みで、人員にはあまり影響がない見通し」としている。
197
:
荷主研究者
:2010/03/14(日) 17:37:37
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/219768_all.html
2010年03/10 07:37 北海道新聞
1万トン級大型船の解体開始 室蘭シップリサイクル研
室蘭港に入港する自動車運搬船
【室蘭】室蘭工大や室蘭市、企業の30団体でつくる室蘭シップリサイクル研究会などが9日、室蘭港の公共埠頭(ふとう)で自動車運搬船(1万2251トン)の解体実験を始めた。
国土交通省の委託事業で、実験を通じて環境や安全に配慮した廃船の解体、再資源化のシステムを構築する。1万トンクラスの大型船の解体実験は国内初で、事業費は約3億円。
運搬船は午前中に入港。全長180メートル、高さ40メートル、幅32メートルの巨大な船体が接岸すると、集まった関係者からは「高層ビルのようだ」との声が上がった。解体は7月末まで続き、約1万1千トンの鉄スクラップを採取し、再資源化する。
研究会は1〜2月に漁船(145トン)の解体実験を独自に行い、解体経費や廃棄物処理方法などを検証。今回の実験に備えていた。
198
:
荷主研究者
:2010/03/22(月) 13:11:04
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120100318aaab.html
2010年03月18日 日刊工業新聞
日立建機、油圧ショベルの生産倍増−来年度、4万台規模へ
日立建機は2010年度の油圧ショベル生産台数を、09年度比で倍増させる方針を固めた。同社は生産台数を明らかにしていないが、09年度は前年度比約4割減の約2万台とみられる。世界同時不況に伴う在庫調整が進んだうえ、中国などアジア新興国の建機需要回復が鮮明になってきたため、10年度は4万台規模まで増産する見通しだ。
日立建機は10年度上期(4―9月)に、09年度生産分とほぼ同数の油圧ショベルを生産する計画。油圧ショベルを構成する基幹部品(コンポーネント)も同様に09年度とほぼ同数分を、10年度上期に生産する見込み。
10年度下期(10月―11年3月)も上期並みの生産を維持する計画で、10年度全体の油圧ショベル生産台数は09年度比2倍となる見通し。主力の中・小型油圧ショベルを生産する土浦工場(茨城県土浦市)の出荷分は世界需要のピークだった07年度並みになりそうだ。
200
:
荷主研究者
:2010/04/04(日) 01:53:26
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/220911_all.html
2010年03/16 08:29 北海道新聞
函館どつく 大型船ドック 10月稼働 関東以北唯一 50億円かけ整備
【函館】函館どつく(函館)は15日、総トン数12万トンの大型船舶を修繕できる大型ドックを函館市の函館造船所内に整備中で、10月からの稼働を見込んでいることを明らかにした。関東以北で唯一の大型船修繕設備となり、整備費は約50億円。国内外の修繕需要を取り込み、収益拡大を図る。
大型ドックは、長く函館港のシンボルだった大型クレーン2基の撤去跡地に昨年夏から整備している。長さ330メートル、幅58メートル。船の引き込み装置や排水ポンプ、最大70トンまでつり上げ可能なクレーンなどを備える。
同社によると、これまで関東以北にはタンカーやコンテナ船など大型船の修繕設備がなく、国内では関西方面、国外では中国などで修理していた。今後は函館でフェリーや自衛隊艦船などの修繕や検査が可能になる。
201
:
荷主研究者
:2010/04/04(日) 01:57:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100329t12022.htm
2010年03月29日月曜日 河北新報
車2400台積載可能な運搬船進水 石巻・ヤマニシ
大勢の見物人が見守る中、進水する自動車運搬船「SPRING SKY」
造船業のヤマニシ(宮城県石巻市)が、同社初となる自動車専用運搬船「SPRING SKY」(2万6000トン)をほぼ完成させ、28日、現地で進水式があった。
船は全長165メートル、幅26メートル。普通乗用車約2400台を積載でき、同社で建造した船では過去最大の総トン数となる。
総工費は約40億円。昨年10月に着工した。船籍は香港で、7月にオーナーのオリックス関連会社に引き渡す予定。主に日本と東南アジアを結ぶ。
式では、神事やもちまきの後、くす玉を割って進水を祝った。前田英比古社長は「今後も世界的な需要を見据えた生産態勢を維持したい」と話した。
同社は2008年5月、東北最大級のつり上げ能力となる150トン級のクレーン設備を整備し生産効率を向上させてきた。10年度売上高は、190億円を超える見通し。
202
:
荷主研究者
:2010/04/10(土) 17:31:00
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100403/CK2010040302000141.html
2010年4月3日 中日新聞
《経済》エンシュウ、航空部品産業に参入 年度内の認証取得目指す
工作機械・二輪車部品など製造のエンシュウ(浜松市南区)は2日、成長が期待される航空機部品産業への参入を目指す方針を明らかにした。部品製造に必要な認証の年度内の取得を目指す。リーマンショック後の長引く不況で、工作機械や二輪車部品が落ち込む中、新たな成長の柱を航空機部品に求める。
航空機産業は次世代の成長産業と期待されている。本格的参入にあたっては、認証取得をはじめ、徹底した品質管理や高度な技術力が求められるため、同社は「マニュアルなどを作り、数年前から準備を進めてきた」(役員)と話す。
具体的な受注はまだ先だが、国内の主要航空機メーカーへの聞き取り調査も実施。将来の受注機会に備える。1日付の人事では、新組織として「新事業推進本部」を設立。既存の光関連部やキャリアセンター、新規事業準備室を同本部の下に置き、航空機部品などを新規事業として強化する方針を示した。
既存事業では、工作機械で、成長する中国・インド市場向けを強化する。新興国は、欧米などと違い、法令などの問題が出てくる可能性があるため、1日付の人事で、社長直轄の専門部署「安全保障貿易管理部」を新設。営業や製造は工作機械事業部で対応するものの、同管理部の社員2人がコンプライアンス関連について指導・教育を行う。
小型で消費電力も少ない「半導体レーザー加工機」の販売拡大を画策。環境負担が小さいことを強くアピールし、新たな顧客層獲得を目指す。
203
:
とはずがたり
:2010/04/12(月) 17:49:24
東芝が原子力で世界企業になったみたいに日立は鉄道車輌で世界トップ企業になれるか?
鉄道車輌は当然此処でやります♪
日立、日の丸トレインで欧州ビッグ3に挑む
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20100411020.html
2010年4月11日(日)08:00
(産経新聞)
日立のビッグ3の鉄道部門の比較
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/snk20100411020view.jpg
【底流 ニュースの裏側】
日立製作所が欧州の高速鉄道ビジネスで奮闘している。英国で総額1兆円のビッグプロジェクトを内定し、その実績を引っさげ、欧州大陸に乗り込む。待ち構えるのは、独シーメンス、仏アルストム、独に鉄道事業の本拠地を置くカナダのボンバルディアのビッグ3だ。“日の丸トレイン”は、その牙城に風穴を開けることができるのか。
■“鉄オタ”とりこに
昨年12月13日、ロンドン中心部のセント・パンクラス駅。ゴードン・ブラウン英首相も見守るなか、日立の「クラス395」が、さっそうと走り抜けた。
鉄道発祥の地に日本の車両が納入されるのは初の快挙だ。立ち会った日立の庄山悦彦相談役は、確固たる手応えに破顔した。
「ジャベリン(投げやり)」の愛称を持つ日立の車両が走るのは、ロンドンと英仏海峡トンネルの入り口のアシュフォードを結ぶ「海峡連絡線(CTRL)」。最高時速225キロを誇り、所要時間を約90分から半分以下の37分に短縮した。
「速いのに静かだ!」「英国で初の高速鉄道だ!」
英国の“鉄オタ(鉄道オタク)”もとりこにし、インターネット上の動画投稿サイトには、その雄姿が称賛のコメントとともに次々とアップされた。
■納期への使命感
「英国ではあり得ないことをやってしまった」。日立の川村隆会長は、初納入をこう振り返る。
英国ではそれまで車両の納期遅れは当たり前のことだった。だが、日立は納期の半年前に乗客を乗せた試走を始めるなど、日本の運行ダイヤのように遅れることなく、英国業界を「納期を守った初のケース」と驚愕(きょうがく)させた。
日立が初めて英国に駐在員を派遣したのは平成11年。約20年前の鉄道民営化以降、投資負担を抑えるため、車両の更新が手控えられてきた結果、老朽化が進んでおり、ビジネスチャンスは大きい。ビッグ3が牛耳ってはいたが、英国メーカーはなく、参入障壁も低いと考えた。
204
:
とはずがたり
:2010/04/12(月) 17:49:39
>>203-204
12、13年に参加した入札に連敗し、実車の姿すら見えない「ペーパートレイン」とまで揶揄(やゆ)された。だが、英国の独自規格に対応するための地道な実証実験などを繰り返して信用を構築。17年にシーメンス・ボンバルディア連合を抑え、CTRLの受注を勝ち取った。
さらに昨年、ロンドン−エディンバラなどを結ぶ都市間高速鉄道の車両を最大1400両更新する1兆円の「IEP」プロジェクトでも、ビッグ3と渡り合って優先交渉権を獲得した。
6月の総選挙を控え、英運輸省の政治判断で正式契約は先送りになったが、ひっくり返る可能性はほとんどないという。
「納期を守るという、日本メーカーに刻み込まれた使命感が評価された」。鉄道を含むインフラ事業を担当する鈴木学執行役常務は胸を張る。
アドニス英運輸相が先月表明したロンドンと主要都市を時速400キロで結ぶ総額4兆円の英国版新幹線建設計画にも、「日本の技術が生かせる」(関係者)と意欲をみせる。
■総合力で見劣り
だが、英国の次に狙う欧州大陸は、まさにビッグ3の牙城で、壁は高い。
世界市場でビッグ3は各16〜20%のシェアを持ち、合計で過半を握る。これに対し、日立は「数%」(同社広報)にすぎない。鉄道事業の売上高は、日立の1767億円に対し、3社はいずれも5千億円を大きく超える。鈴木氏も「互角に戦える技術力はあるが、残念ながら人員や資金ではかなわない」と力の差を認める。
最大の課題は総合力だ。日本では鉄道事業者の発注に従い車両や制御システム、信号などをそれぞれのメーカーが納入する分業スタイル。「単なるサプライヤー(部品提供者)の歴史が長かった」(鈴木氏)
対するビッグ3は一括で受注し、保守点検まで手がける「垂直統合型」のビジネスモデルだ。鉄道建設計画にまで踏み込んだコンサルティングやアフターサービスの提供力は大きく見劣りする。
日立は先月、5年後に鉄道事業の売上高を倍の3500億円に拡大する計画を打ち出した。IEPの受注が正式に決まれば、国内最大の工場と同水準の生産能力を持つ工場を英国に建設し、欧州開拓の拠点とする計画だ。CTRLで初の保守業務も手がけ、ノウハウの蓄積を急ぐ。
「日本流のきめ細かさは武器になる」(同社)
鉄道事業者の多様なニーズに応える技術力や納期の絶対厳守を前面に打ち出し、英国以外でも、ビッグ3を打ち破る構えだ。(森川潤)
205
:
荷主研究者
:2010/04/27(火) 23:02:59
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100421/bsc1004210501001-n1.htm
2010.4.21 05:00 Fuji Sankei Business i.
2兆円バラスト特需狙え クラレなど、浄水装置開発
貨物取扱量で世界トップクラスのシンガポール港で、大量のコンテナを積む貨物船。荷物を積み込む際に排出される海水であるバラスト水により、生態系撹乱などの悪影響が懸念されている(ブルームバーグ)
荷物を積んでいない貨物船が船体を安定させるために積み込む海水「バラスト水」を浄化する装置の開発が相次いでいる。バラスト水には細菌などが混入しており、採取時と異なる海域でそのまま排水すると生態系を乱す懸念があるため、近く国際条約で浄化装置の設置が義務づけられる。年間2000隻の新造船だけでなく既存の貨物船約4万隻も設置対象。約2兆円とされる“バラスト特需”取り込みへ、プラントメーカーなどの開発競争が激しさを増してきた。
クラレが開発を進めている浄化装置「マイクロフェード」は濾過(ろか)能力の高い独自開発の特殊フィルターを使用。バラスト水を濾過し、細菌などを取り除いた後、残った生物を薬剤で殺菌する。省電力性能も高い。
現在、安全性などの試験に入っており、船体への搭載について国土交通省から条約に基づく承認を得た上で、2011年10月からの発売を目指す。日本のほか、中国や韓国などでの販売を予定しており、15〜16年には年間500億円以上の売り上げをねらう。
JFEエンジニアリングが開発した「JFEバラストエース」は、細菌などをフィルターで取り除き、さらに残った生物を鋼管内で水圧をかけて弱らせた上で、薬剤により殺菌する。「簡単な装置を効率的に組み合わせた」(同社)といい、導入費用や維持管理費用を抑えられるのが売りだ。
やはり国交省からの承認待ちの段階だが、すでに営業活動を始めており、国内外から引き合いがきているという。同社は今年中に受注活動に入りたい考えだ。
両社に先立ち、3月に国土交通省から国内で初めて承認を取得したのが、日立プラントテクノロジーが三菱重工業と共同開発した「クリアバラスト」。細菌などを塊にして磁力を持たせ、磁石で集めて取り除く。薬剤で殺菌しないため、安全性が高いという。12年に年間100台の受注を目指している。
クラレによると、国際条約は来年にも発効し、バラスト水浄化装置の世界市場が立ち上がる見通し。年間1500〜2000隻の新造船に加え、既存船も浄化装置の設置を義務づけられることになり、その規模は2兆円に上るとされる。
このため、巨大市場でシェアを勝ち取ろうと各社が開発を加速。高性能浄化膜などは日本メーカーが得意とする分野だけに期待が高まっている。(中村智隆)
206
:
荷主研究者
:2010/04/27(火) 23:23:34
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002909228.shtml
2010/04/24 11:03 神戸新聞
川崎重工 蓄電池事業を本格化
川崎重工業(神戸市中央区)は2010年度、自社で開発した大容量ニッケル水素蓄電池「ギガセル」事業を本格化させる。鉄道会社の蓄電設備向けに初受注を確保する見込み。次世代路面電車「スイモ」向けに加え、自然エネルギーを使った発電設備への採用を狙う。ギガセルの用途拡大を進めることで量産開始を目指す。(段 貴則)
従来のニッケル水素電池は構造上、高速で充放電する際に生じる熱の放出が難しく、大容量化に限界があったが、川重は独自に構造を改良することで、大容量化と高速充放電を両立させた。
07年には、鉄道会社の蓄電施設にギガセルを使った実証実験に、車両メーカーでは初めて成功した。同施設は、車両がブレーキをかけたときに発生する電力を蓄え、多くの車両が走るラッシュ時などに再利用することで電力使用量を削減する役割がある。また、停電時には、蓄電設備から電力を供給し、空調や照明を維持したまま低速で最寄り駅まで運行できるという。
川重は現在、複数の鉄道会社で実験を進めており、10年度内に数件の受注を見込んでいるという。一方、次世代路面電車も海外の自治体から引き合いがあるほか、出力の変動が大きい風力、太陽光など再生可能エネルギーの発電でも、出力を安定化させる用途でギガセルの需要が見込める。同社は今後、需要動向を見ながら、量産開始時期などを詰める。
207
:
荷主研究者
:2010/05/07(金) 00:09:29
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100429303.htm
2010年4月29日03時14分 北國新聞
コマツ粟津でハイブリッド建機 試作品完成後、量産開発へ
コマツの野路國夫社長は28日、東京の本社で開いた決算説明会で、従来の建設機械より燃費性能が高いハイブリッド建機を小松市の粟津工場で生産する方針を示した。多量の土砂をトラックに積み込む時などに使うホイールローダーの生産を予定する。リーマン・ショック後の減退から生産量を回復してきた同工場には、今後の増産に向けた明るい材料になりそうだ。
ハイブリッド建機は従来機より平均で25%の燃費を低減する。20トンクラスの油圧ショベルが市場投入されている。ハイブリッドタイプのホイールローダーは開発中で、野路社長は「試作品が完成したら、粟津工場で量産開発に入る」と述べた。
ハイブリッド建機の今年度販売目標は3千台。2013年3月期までの中期経営計画では建機需要の2〜3割を目指す。国内向けで浸透してきているが、中国市場では価格の問題もあり、苦戦しているという。
野路社長は新興国の建機需要について、現地でインフラ工事が進んでいることを挙げ、「まだまだ伸びる」との期待感を示した。中国では今期の建機売上高を前期より約3割増やすことを見込んでおり、「中国の成長が続けば、建機業界はフォローの風が吹き続ける」と述べた。
コマツは2013年3月期までの中期経営計画で、中国やアジア、オセアニア、中南米などを戦略市場と位置付けた。野路社長は「中国が今、全世界を引っ張っている」と指摘。中国の成長がインドネシアやインド、ブラジル、ロシアなどに波及していると説明した。
一方で、中国の市場規模は、年10〜15%の成長が望ましいとし、「伸びすぎるのも良くない。中期経営計画で最大のリスクは中国だと思っている」とした。
このほか、期間従業員の採用について、野路社長は「各工場で30〜50人ぐらい入れないといけない状況だ」と述べ、期間従業員を採用する意向を示した。工場再編などは3月末で終わり、今年度は予定がないという。
208
:
荷主研究者
:2010/05/15(土) 16:39:16
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100513303.htm
2010年5月13日03時51分 北國新聞
今夏から本格生産再開 コマツ金沢工場の大型プレス
コマツ金沢工場(金沢市)は今年夏から、主力の自動車向け大型プレス機械の本格生産を再開する。リーマン・ショック後、受注ゼロの状態が続いていたが、今年に入って16カ月ぶりに受注した中国向けのほか、新たにインドなどの新興国で受注確保のめどが立った。今年度はライン停止による稼働調整は行わない方針だ。
山野一郎工場長が北國新聞社の取材に対し、今年度の生産見通しを明らかにした。山野工場長は「中国や東南アジア、インドを中心に引き合いが出ている。今年度の生産は当初計画より、2割ぐらいは伸びそうだ」と述べ、今夏から生産が上向くとした。
コマツの大型プレスは今年1月、16カ月ぶりに中国向けで自動車の車体を造る2ラインを約40億円で受注。これに加え、インド向けや別の中国向けでも受注がほぼ固まっているという。金沢工場での組み立ては今夏から順次始まる。
金沢工場はコマツの工場として唯一、プレスなどの産業機械と、建設機械の両方を手掛けている。山野工場長は、もう一つの生産品目である鉱山用の超大型建機の生産にも動きが出てきたとし、「(回復は)プレスと似たような状況だ」と語った。
中国やインドの資源需要に対応し、東南アジアなどの資源を持つ国から鉱山用建機の引き合いが増加している。2月に金沢工場としては初めて、400トンクラスの超大型油圧ショベル「PC4000」をインドネシアに納入。同工場は今年度、技術スタッフを3人増員し、品質向上につなげる。
さらに、これまでは建機の一部の部品をドイツから輸入していたが、今後はコスト削減のため、国内で調達できるようにする方針。同工場は「周辺の協力企業に発注し、造ってもらう」としており、協力企業にも明るい材料となりそうだ。
金沢工場は昨年度、リーマン・ショックで大型プレスの受注ゼロが続き、これまでの受注残で対応していた。特に前半は月に数日、ラインを停止し、社内教育に充てていた。
山野工場長は今年度はライン停止日を設けない方針を示し、「繁忙感とまでは行かないが、ようやく動きだしたという感触が強くなっている。改善活動を継続しながら品質と信頼性を一段と高めていく」と述べた。
金沢工場は3月に閉鎖した小松工場の生産機能を集約し、大型プレスの一大拠点となった。小松工場の社員約410人が金沢工場に移り、4月から約500人体制で業務を始めている。
209
:
荷主研究者
:2010/05/20(木) 23:45:54
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120100512baad.html
2010年05月12日 日刊工業新聞
日立住友重機、大型クレーン本格出荷−各国輸送規制など対応
日立住友重機械建機クレーン(東京都台東区、堺俊巳社長、03・3845・1384)は、最大吊り上げ能力500トン級の大型クローラー(無限軌道式)クレーン「6000SLX」の出荷を本格化する。
主要各国のクレーン規格や輸送時の重量・幅規制への対応を月内に完了し、月1台を出荷できる体制を整える。2010年度に石油・ガス関連の大型プラントや原子力・風力発電施設の建設向けなど12台の出荷を見込む。
6000SLXの受注の3分の2は海外向けだが、クレーンの規格や輸送時の重量・幅規制は国ごとに異なっている。このため、顧客が使用する国の規制に応じて分解時のブーム(腕木)の長さを変更できるようにするなど、輸送時の申請を簡素化できる仕様に改良できる体制づくりを西条事業所(愛媛県西条市)で進めていた。
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