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重工業・造船・航空機スレッド
205
:
荷主研究者
:2010/04/27(火) 23:02:59
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100421/bsc1004210501001-n1.htm
2010.4.21 05:00 Fuji Sankei Business i.
2兆円バラスト特需狙え クラレなど、浄水装置開発
貨物取扱量で世界トップクラスのシンガポール港で、大量のコンテナを積む貨物船。荷物を積み込む際に排出される海水であるバラスト水により、生態系撹乱などの悪影響が懸念されている(ブルームバーグ)
荷物を積んでいない貨物船が船体を安定させるために積み込む海水「バラスト水」を浄化する装置の開発が相次いでいる。バラスト水には細菌などが混入しており、採取時と異なる海域でそのまま排水すると生態系を乱す懸念があるため、近く国際条約で浄化装置の設置が義務づけられる。年間2000隻の新造船だけでなく既存の貨物船約4万隻も設置対象。約2兆円とされる“バラスト特需”取り込みへ、プラントメーカーなどの開発競争が激しさを増してきた。
クラレが開発を進めている浄化装置「マイクロフェード」は濾過(ろか)能力の高い独自開発の特殊フィルターを使用。バラスト水を濾過し、細菌などを取り除いた後、残った生物を薬剤で殺菌する。省電力性能も高い。
現在、安全性などの試験に入っており、船体への搭載について国土交通省から条約に基づく承認を得た上で、2011年10月からの発売を目指す。日本のほか、中国や韓国などでの販売を予定しており、15〜16年には年間500億円以上の売り上げをねらう。
JFEエンジニアリングが開発した「JFEバラストエース」は、細菌などをフィルターで取り除き、さらに残った生物を鋼管内で水圧をかけて弱らせた上で、薬剤により殺菌する。「簡単な装置を効率的に組み合わせた」(同社)といい、導入費用や維持管理費用を抑えられるのが売りだ。
やはり国交省からの承認待ちの段階だが、すでに営業活動を始めており、国内外から引き合いがきているという。同社は今年中に受注活動に入りたい考えだ。
両社に先立ち、3月に国土交通省から国内で初めて承認を取得したのが、日立プラントテクノロジーが三菱重工業と共同開発した「クリアバラスト」。細菌などを塊にして磁力を持たせ、磁石で集めて取り除く。薬剤で殺菌しないため、安全性が高いという。12年に年間100台の受注を目指している。
クラレによると、国際条約は来年にも発効し、バラスト水浄化装置の世界市場が立ち上がる見通し。年間1500〜2000隻の新造船に加え、既存船も浄化装置の設置を義務づけられることになり、その規模は2兆円に上るとされる。
このため、巨大市場でシェアを勝ち取ろうと各社が開発を加速。高性能浄化膜などは日本メーカーが得意とする分野だけに期待が高まっている。(中村智隆)
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