http://www.afpbb.com/articles/-/3038249
サウジ新国王、内閣改造で独自色 前国王の息子ら解任
2015年01月30日 17:08 発信地:リヤド/サウジアラビア
【1月30日 AFP】サウジアラビアのサルマン(Salman)新国王(79)は29日、内閣改造を命じ、先週死去したアブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdulaziz)前国王の息子2人や情報当局トップを解任するなど、独自色を打ち出した。
国営サウジ通信(Saudi Press Agency、SPA)によると、中央情報機関の総合情報庁長官(Chief of General Intelligence)を務めていたハリド・ビン・バンダル・ビン・アブドルアジズ・サウド(Khalid bin Bandar bin Abdul Aziz al-Saud)王子が解任されたほか、故アブドラ国王のおいのバンダル・ビン・スルタン(Bandar bin Sultan)王子も国家安全保障会議(National Security Council)事務総長と国王顧問の職を解かれた。
その時の依頼は、手紙をISILの幹部に中田氏から送ってもらうこと。
しかし、その内容があまりにも稚拙でした。
後藤さんと湯川さんの殺害予告動画が挙げられた直後、外務省は「邦人殺害予告事案に対する日本からのメッセージ」 という短い文書をウエブサイトに上げていますが、手紙はその英語訳とアラビア語訳でしかなかったのです。
しかも、手紙の出だしは「To whom it may concern」(ご関係者各位)と書かれていて、まるで平時のビジネスレターのようなイメージでした。
こんな内容ではISIL(中田氏はイスラム国と呼んでいます)の司令官に送れないと、その依頼を断ってしまったのです。