したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

645とはずがたり:2015/02/05(木) 18:01:24
<「イスラム国」>分派、権力空白地に 支持集団もテロ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20150202k0000m030109000c.html
毎日新聞2015年2月1日(日)21:52

 【カイロ秋山信一】日本人人質事件と並行して、リビアやエジプトなどでイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)を支持する武装集団によるテロ事件が相次ぎ、ISの影響力拡大が顕著になっている。ISが実効支配するのはシリアやイラクだが、他国でも拠点づくりや過激派勢力の勧誘を強化している。特に2011年の民主化要求運動「アラブの春」で独裁体制が倒れたイエメンとリビアは国家が分裂状態にあり、テロの温床になることが懸念されている。

 人質事件の発覚から1週間後の1月27日、リビアの首都トリポリにある最高級ホテルを武装集団が襲撃し、外国人5人を含む9人を殺害した。29日夜には隣国エジプト東部シナイ半島で、武装集団が迫撃砲や自動車爆弾を使用して、軍や警察の施設を同時多発的に攻撃し、警察官ら30人を殺害した。パキスタンでも30日、ISが敵視するイスラム教シーア派のモスク(イスラム礼拝所)で爆発があり、50人以上が死亡した。

 三つの事件は、いずれもISを支持する武装集団が犯行への関与を認める声明を発表した。リビアやエジプト、パキスタンではISの領域支配の実態は乏しいが、影響力が国際的に拡大していることを印象づけた。「シナイ半島は決してテロリストには引き渡さない」。エジプトのシシ大統領は1月31日、シナイ半島でのIS系によるテロ頻発に危機感を表し、軍事作戦強化を言明した。

 IS本体の実効支配地域は、イラク、シリア両国のそれぞれ3分の1に及び、周辺国も脅かしている。シリアの隣国レバノン東部にIS戦闘員が再三侵入している。今年1月にはサウジアラビア北部のイラク国境付近の検問所がISとみられる武装集団に襲撃された。

 一方、支配地域と隣接せず、統治の実態がないリビア、アルジェリア、イエメン、エジプト、パキスタン、アフガニスタンなどでも、ISは分派組織が存在すると主張している。

 シナイ半島を拠点とする武装勢力は「ISシナイ州」、アフガンなどを拠点とする勢力も「ISホラサン州」などと勝手に名乗り、ISの拡張を印象づけている。こうした動きには、国際テロ組織アルカイダから指導的立場を奪いたいISの思惑が見え隠れする。

 ISの根城になる恐れが特に強まっているのがリビアとイエメンだ。リビア東部ではIS系組織がシリアに向かう戦闘員の訓練キャンプを設置したことが、戦闘員の家族らの証言で明らかになっている。

 リビアは11年の内戦後、東部を拠点にする武装勢力が軍事力を背景に政府を脅迫することが常態化。現在は東西に二つの「政府」が存在しているほか、部族や地域間の対立も絡んで「破綻国家」となっており、ISを掃討する勢力が不在だ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板