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スーフィズムに関するHP

618とはずがたり:2015/01/31(土) 18:52:11
国民が怒れば怒る程ISの思う壺で交渉が長引く(交渉を休止すればする程ISにとって好都合)のに・・・

<「イスラム国」拘束>怒りの矛先が…窮地のヨルダン政府
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20150131k0000e030225000c.html
毎日新聞2015年1月31日(土)11:38
 ◇軍パイロットの解放交渉が難航

 【アンマン田中龍士】イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)にフリージャーナリストの後藤健二さん(47)が拘束されている事件に関連し、ヨルダン政府が窮地に立たされている。後藤さん同様、IS拘束下にあるヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の解放交渉が難航。国内各地で中尉解放を求める集会が開かれ、怒りの矛先が政府に向かいつつある。約6割の国民が米軍主導の対IS空爆を支持していた世論が逆転する恐れもあり、政府は事態の沈静化に追われている。

 「政府は『軍隊の子供』である、モアズ(中尉)を見捨てた」。アブドラ国王が53歳の誕生日を迎えた30日、首都アンマンでカサスベ中尉の親族や支援者が集会を開き、政府の対応を厳しく批判した。1946年の独立以来、立憲君主制を敷き国王が最高権力者の同国では、政府批判を抑え込んでいる。この日は中尉の出身地、西部カラクでも親族らが中尉の写真を掲げ、政府に解放の実現を求めた。

 ISとみられるグループは27日の声明でISの前身組織のメンバー、サジダ・リシャウィ死刑囚が釈放されなければ、中尉を殺害すると警告。中尉解放を求める集会は国内各地に広がっている。

 30日夜、アンマン市内の集会所で待機する中尉の父サフィさんは毎日新聞の取材に対し、「政府が状況を真剣に受け止めているのか疑問だ。息子の無事を祈っているが、正確な情報がなく複雑な気持ちだ」といら立ちを抑えるように話した。集会所を訪れたバヒート元首相は取材に対し「今は国民の団結が重要だ」と強調した。

 一方、ヨルダン軍の報道官は高まる批判に対し、「政府は24時間態勢で努力しており、国民はうわさに惑わされないでほしい」と、冷静な対応を呼びかけている。

 中東のほぼ中央に位置し、紛争が絶えないシリアやイラク、そしてイスラエルと国境を接するヨルダンは国内にもイスラム過激派を抱え、米国など西側諸国による軍事作戦への参加には消極的だった。だが、ISの急速な勢力拡大を受け、有志国連合が昨年8月に開始した空爆に参加。カタールの調査機関が空爆開始後に行った調査では、ヨルダン国民の59%が空爆を支持していた。

 しかし、今回の事件を契機に、空爆参加の是非に改めて関心が高まった。中東のテレビ局アルジャジーラの地元特派員は「有志国連合を支持する国内の雰囲気は一変し、政府は窮地に立たされている」と報道している。


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