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スーフィズムに関するHP

646とはずがたり:2015/02/05(木) 18:01:41
>>645-646
 一方、イエメンも昨年9月に北部を拠点とするイスラム教シーア派武装組織フシが首都サヌアに侵攻。今年1月にはフシが大統領府などを襲撃して権限拡大を求めたのに対して、ハディ大統領やバハーハ首相が辞意を表明し、権力の空白が生まれた。東部のアルカイダ分派「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)やスンニ派部族勢力、南部の分離独立派などはフシに対抗する構えを見せており、内戦の危険もはらむ。

 エジプトのイスラム過激派元メンバーで評論家のマヘル・ファルガリ氏は「国内政治を安定させなければ、ISなど過激派が野放しになる。周辺国も自らの利益を考えた不当な介入はやめて、一致して和平を提唱すべきだ」と指摘している。

 ◇「イスラム国」の戦況

 「イスラム国」(IS)の前身組織「イラク・イスラム国」は、2012年末に本格化したシリア内戦で生まれた「権力の空白」に乗じて勢力を拡大。「イラク・レバントのイスラム国」に改名し13年末にはシリアを拠点にイラクへも侵攻した。

 昨年6月、イラク北部の要衝モスルを陥落させ、周辺都市を次々と攻略。一時首都バグダッド近郊にも迫った。同29日には「イスラム国」の「国家樹立」をインターネットなどで宣言。シリア北部ラッカを「首都」に定め、最高指導者のバグダディ容疑者をイスラム教の預言者ムハンマドの「代理人」を意味する「カリフ」に選んだ。

 昨年9月には、シリア北部アインアルアラブ(クルド名コバニ)への攻撃を開始。クルド人部隊と攻防戦を繰り広げた。ただ、同10月にはイラク北部クルド自治政府の治安部隊が国境を越えて支援に入り、米軍が主導する有志国連合も周辺のISの軍事拠点を繰り返し空爆。地元メディアは1月26日、「クルド人部隊がコバニ全域をほぼ制圧した」と発表した。

 一方、AP通信によると、ISは1月30日、イラク北部の油田都市キルクークに対する攻撃を開始。クルド人治安部隊の幹部ら9人を殺害した。有志国連合の空爆や原油価格の下落で財政状況が悪化しており、新たな資金源獲得を狙っているとみられる。

 また同日、バグダッド近郊の市場など少なくとも5カ所でもISによるとみられる爆弾テロが発生。住民計14人が犠牲になった。【佐藤賢二郎】


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