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スーフィズムに関するHP

633チバQ:2015/02/04(水) 20:02:17
http://mainichi.jp/select/news/20150205k0000m030030000c.html
「イスラム国」:イラク、シリア各派にも憎悪の連鎖応酬
毎日新聞 2015年02月04日 19時15分(最終更新 02月04日 19時31分)

 【カイロ秋山信一】イラクとシリアでイスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)を巡る攻防が激化する中、ISと敵対する勢力の残虐行為もエスカレートしている。映像や画像がインターネットを通じて広がり、憎悪の連鎖を生む悪循環に陥っており、国家の安定に必要な国民融和にも悪影響を及ぼすとの懸念が強まっている。

 1月30日に交流サイトなどに投稿された写真が、イラク北部クルド人自治区で物議を醸した。うち1枚には、太いロープで車の後部につながれたタイヤの上にIS戦闘員の遺体が無造作に乗せられ、車に引きずられていた。クルドの警察組織が関与したとの情報もある。「クルド人(の印象)を傷つける野蛮な行為だ」。目撃者の一人はクルド系メディア「ルダウ」の取材に憤りをあらわにした。

 写真が撮影されたのはイラク北部の油田地帯キルクーク。昨年6月にISが北部に大規模侵攻した後、自治政府の治安部隊ペシュメルガが治安を担ってきたが、1月30日にISの攻撃を受けて激しい攻防戦があった。写真はその直後に撮られたとみられる。

 イラクのイスラム教シーア派民兵組織やシリアのアサド政権、シリア反体制派などISと敵対する勢力の残虐行為はこれまでも報じられてきた。クルドの例と異なり、大半は戦闘行為の一環として正当化され、内部で自省されることはほとんどない。

 国連などによると、イラク警察やシーア派民兵は昨年6月、ISの侵攻が迫る中、79人のスンニ派の囚人を殺害。1月にもISから奪還した中部ディヤラ県の村で、シーア派民兵がスンニ派住民約70人を虐殺した疑惑が浮上している。シーア派側は「住民がISへの協力を拒んだために見せしめで殺害された」と反論しているが、宗派間の根深い不信感がうかがえる。

 国連人権理事会はシリア内戦に関する報告で「アサド政権と反体制派の双方に拷問や拉致など戦争犯罪が認められる」と再三指摘している。アサド政権はアラウィ派、反体制派はスンニ派が多いことから、特定の宗派を敵だとみなし、虐殺する例も報じられている。

 イラク、シリア両国とも、バース党主体の独裁体制が長く続いた歴史があり、独裁政権下で反体制派への過酷な拷問や法的手続きを経ない拘束などが常態化していた。また、2003年のイラク戦争後、駐留米軍による捕虜虐待も問題化した。ISやシーア派民兵、シリア反体制派には過去に拷問を受けた経験を持つメンバーも多く、意趣返しで残虐な行為を行っているケースもあるとみられる。


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