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スーフィズムに関するHP
611
:
チバQ
:2015/01/30(金) 00:05:16
また、ロイター通信によると、12月3日に非政府組織(NGO)「トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)」が発表した2014年の「腐敗認識指数」で、トルコは中国と並び指数が大幅に悪化していた。
TIは175カ国・地域を対象に腐敗レベルを1〜100で数値化し、毎年ランキングにしている。数字が高いほど「清潔度」が高く、14年に最も「清潔」な国はデンマークで清潔度は92。日本は75(15位)だった。一方で最も悪化していたのがトルコで清潔度は45(64位)。汚職がはびこっている現状を示すもので、13年末には閣僚の息子らが絡む大規模な汚職事件が摘発された。
当時首相だったエルドアン氏、この汚職事件をめぐって閣僚の息子らが拘束されたことを受け、捜査当局への圧力を強めたとされ、多くの警察幹部を交代させるという手段に出た。その人がいま、大統領の座に就いているのである。
「隣の反日国」より「遠方の親日国」?
年末の衆院選で大勝して長期政権への足場を固めた安倍晋三首相は通常国会の召集に先立ち、イスラエル、パレスチナなど中東諸国・地域を歴訪し「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」を再開させた。自身が掲げる「積極的平和主義」に基づき中東地域の安定やテロとの戦いに貢献する姿勢をアピールする一方、エネルギーの安定供給への協力を確保する狙いがありそうだ。
今回の訪問先にトルコは含まれないが、首相は平成24(2012)年12月の第2次政権発足以降、トルコを2度訪れ、エルドアン大統領も首相当時の昨年1月に来日している。この間、日本の原発輸出を可能にする原子力協定に署名し、東京電力福島第1原発事故後初めて原発輸出が具体化した。
安倍首相とエルドアン氏は、25年5月から昨年1月までの9カ月で3度も首脳会談を行っており、その親密ぶりがうかがえる。首相と朴槿恵(パク・クネ)大統領との間での日韓首脳会談が実現していない現状とは対照的だ。
「外交は、単に周辺諸国との二国間関係だけを見つめるのではなく、地球儀を眺めるように世界全体を俯瞰(ふかん)して、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった、基本的価値に立脚し、戦略的な外交を展開していくのが基本であります」
安倍首相は一昨年の所信表明演説で、そう述べ、いわゆる「地球儀外交」の重要さを強調した。
世界から厳しい目が向けられている、親日国とどういう形で“関係”を保つのか。トルコとの関係は、安倍政権の「地球儀外交」が試される絶好の機会ともいえる。
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