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667チバQ:2015/02/08(日) 13:23:48
http://mainichi.jp/select/news/20150207k0000e030194000c.html
イエメン:シーア派武装組織が掌握…暫定統治機構開設へ
毎日新聞 2015年02月07日 12時41分(最終更新 02月07日 16時16分)

 【カイロ秋山信一】イエメン北部を拠点とするイスラム教シーア派武装組織フシは6日、議会を強制的に解散し、暫定統治機構として大統領評議会を開設すると発表した。国営サバ通信が報じた。フシは昨年9月に首都サヌアに侵攻後、権限拡大を進めてきたが、今年1月にハディ大統領が辞意を表明したことを受けて、政府の実権を完全に掌握した。事実上のクーデターに対して、国内のスンニ派勢力や国際社会の反発は必至で、イエメン情勢は混迷を深めている。

 ◇スンニ派の反発必至

 国営通信によると、フシは「憲法宣言」と称して、最長2年間にわたる統治を始めると発表した。意思決定機関の大統領評議会は5人のメンバーで構成し、内閣も新たに発足する。議会に代わる立法機関として、551人で作る暫定国民評議会も設立する。大統領評議会のメンバー候補は暫定国民評議会で選ばれるが、フシの同意が必要。現行憲法は「憲法宣言」と矛盾しない範囲で維持される。

 「憲法宣言」の発表の場には、スンニ派の政党やハディ前政権の幹部も立ち会い、フシは一定の支持を得ていることをアピールした。

 ハディ大統領の辞任には議会の承認が必要だったが、議会が強制解散されたことで、辞任は既成事実化された。ハディ氏も「辞意を取り下げるつもりはない」としている。

 フシはサヌアを含めた北・中部を実効支配しているが、南・東部のスンニ派部族や、国際テロ組織アルカイダ系のスンニ派過激派勢力「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」などはフシへの反発を強めている。石油が豊富な中部マリブ州や南部の港湾などを巡って、今後、フシとスンニ派勢力との紛争が激化する恐れもある。

 さらに隣国のスンニ派国家サウジアラビアも、イエメンでシーア派の勢力が伸びることを懸念している。サウジ国民の15%はシーア派が占め、サウジ政府は、スンニ派の支配に不満を抱くシーア派勢力が触発されることを警戒している。またフシと同じシーア派国家イランの影響力がアラビア半島で拡大することも懸念している。

 イエメンでは2011年の民主要求運動「アラブの春」でサレハ独裁政権が崩壊。副大統領だったハディ氏を中心に民主化を進めてきたが、治安や経済は混乱が続いている。1990年まで南北に2国家が分立していた歴史もあり、国内の分裂が深刻化している。


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