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スーフィズムに関するHP
591
:
チバQ
:2015/01/25(日) 17:46:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015012500134
第三国絡む複雑な構図=人質、囚人、捕虜−交換に数々の前例・邦人人質
戦時下などで捕虜や囚人の交換は、中東をはじめ世界各地や地域で広く行われてきた。ただ、日本人を人質に取った過激組織「イスラム国」は今回、ヨルダンで収監中の女性死刑囚の釈放を求めた。第三国が絡む複雑な構図になっている。
第三国が絡む事案としては1977年、当時の西ドイツのルフトハンザ航空機をパレスチナ解放人民戦線(PFLP)がハイジャックし、西独で収監されていたドイツ赤軍幹部らの釈放を要求する事件があった。西独政府は拒否した。
72年にイスラエルのロッド空港(現ベングリオン空港)で起きた日本赤軍による乱射事件では、85年になって、イスラエルとパレスチナ解放人民戦線総司令部派(PFLP・GC)との捕虜交換が実現。このとき、イスラエルの刑務所で服役していた岡本公三容疑者が、1000人以上のパレスチナ人に含まれる形で釈放された。
最近もイスラエルは2011年10月、パレスチナ人受刑者ら約1000人の釈放で合意した。パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが06年6月に拉致したイスラエル兵1人を救い出すための交換条件だった。
今も続くウクライナ東部の紛争も例外ではない。昨年12月、ウクライナが拘束していた親ロシア派武装勢力222人と交換する形で、親ロ派はウクライナ兵146人を解放した。
内戦下のシリアでは、イスラム国と反体制派武装組織が捕虜交換を頻繁に行っている。また、イスラム国がトルコ外交官らを人質に取ったが、トルコは収監していたイスラム国戦闘員の釈放を材料に解放交渉を進めたと伝える報道もある。
ただ、イスラム国は残虐性で知られる。イスラム国に対しては「そもそも交渉することに意味があるのか」(中東専門家)と疑う声は根強い。イスラム国の新たな要求は、日本政府やヨルダン、空爆を続ける有志連合を揺さぶることが目的ではないかと懸念する見方も有力だ。(時事)(2015/01/25-15:44)
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