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スーフィズムに関するHP

622チバQ:2015/02/01(日) 16:47:50
http://www.sankei.com/world/news/150131/wor1501310051-n1.html
2015.1.31 21:36更新

【イスラム国殺害脅迫】
イスラム国と全面対決避けたい、クルド勢力伸長も懸念…苦悩するトルコ
【シャンルウルファ(トルコ南部)=内藤泰朗】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の支配地域に隣接するトルコのエルドアン政権が、イスラム国や、対イスラム国で存在感を増すクルド勢力への対応をめぐり苦慮している。イスラム国との全面対立は避けたいとのジレンマがあるほか、トルコにとってはクルド勢力の伸長も懸念材料で、双方の対立再燃を懸念する声も上がっている。

 「イラク北部に次いで、シリア北部にもクルド人自治区ができることには反対だ。それは、将来に大きな禍根を残す」

 トルコのエルドアン大統領は1月27日、シリア北部のクルド人の町アイン・アラブ(クルド名コバニ)がクルド人の手で解放されたことを受け、地元紙にこう語った。イスラム国の脅威以上に、クルド人問題への懸念がにじんでいた。

 シリアのクルド人が、イラク北部のクルド人のように独立国家に近い自治区を作れば、トルコ南部に多いクルド人の分離独立機運が高まる懸念があるためだ。

 もう一つの問題は、世論調査でトルコ人の8割以上が「脅威だ」としているイスラム国との距離感だ。トルコは米国主導の有志連合に加わる半面、軍事面では関与しないなど全面対決は避けてきた。

 トルコ政府筋は、「シリアなどとの900キロに及ぶ南部国境から過激派の侵入を阻止するのは困難。強硬措置を取ればテロによる報復などで治安は悪化する」と説明する。

 だが、地元記者は「南部の特にアラブ系住民にはイスラム国支持者も多く、国境付近で軍人や警官がイスラム国戦闘員と親しげに話しているのが目撃されている」と語る。イスラム国に誘拐されたトルコ人49人が昨年9月に解放された背景には、こうした非公式のつながりもあるという。

 トルコにとり、イスラム国をめぐる問題で最も重要なのは、国内の不安定化を招きかねない要素を最小化することにあるといえる。

 特に、トルコではクルド人は「山岳トルコ人」と呼ばれ、アイデンティティーを否定する政策がとられてきただけに、潜在的な対立感情は深刻だ。強権的な指導力を背景にクルド勢力との和解を進める大統領に期待する声はあるものの、「対イスラム国での立場の違いから、いずれ衝突の危険もある」と懸念する声も強い。6月に予定される総選挙では、エルドアン氏の外交方針の是非も問われる。


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