インターネットを通じてそうした米が中国から輸入されているという噂が巷で流れていることに、このほどシンガポールの「農産物・家畜庁(Agri-Food and Veterinary Authority of Singapore)」は、「“プラスチック米”は入ってきていません。我々は輸入米の定期的な検査をしっかりと行っており、そのような粗悪な輸入食品が市場に出回ることはありません」と説明するなど消費者の不安の払拭に努めている。
ただしマレーシアの「農業・農業関連産業省(Ministry of Agriculture and Agro-Based Industry)」は、「そうしたニセ米が流入しているという情報はありません。また仮に輸入されたとしても、ターゲットは大規模な食料品販売店ではなく個人の小さな食料品店やレストランでしょう」と回答しており、シンガポール当局が見せるほどの緊迫感はなぜか感じられない。
このほど台湾で、コーラを大量に飲んで昼寝をした高雄市在住の30歳の男性が3時間後にひどい体調不良に見舞われ、呼吸不全を起こして「Yuan's General Hospital」に搬送されたことが伝えられた。ベッドから起きようにも体の力が抜け、手足が麻痺して動けなかったという。男性を診察した医師は今、「健康な方でも同じ症状に見舞われる可能性があります。空腹の時には特に気をつけて下さい」と話している。