したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際関係・安全保障論

1■とはずがたり:2003/01/22(水) 12:15
経済畑出身の私の鬼門,外交・安全保障を考える。
適宜,憲法談義・世界経済等もこちらで。

2013名無しさん:2009/11/03(火) 01:37:33
>>2012
読む政治:普天間移設「閣内不一致」(その2止) 外相、現行計画に不信
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091102ddm003010057000c.html

 <1面からつづく>

 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 ◇普天間移設「なぜ埋め立てか」

 米国相手にかたくなな姿勢をとる鳩山由紀夫首相。だが、混迷は自身の言動が誘発した面もある。

 「どういうつもりですか」。衆院が解散された7月21日、国会内で民主党の前原誠司氏(現国土交通相)、長島昭久氏(現防衛政務官)が鳩山氏を呼び止めた。鳩山氏は2日前、沖縄市で「最低でも県外移設に向けて積極的に行動を起こす」と表明。米国に太いパイプを持つ両氏が懸念を深めたためだ。

 「県外移設」は08年7月にまとめた党沖縄ビジョンにある。同年6月、策定責任者の武正公一氏(現副外相)と訪米した前原氏は、普天間返還合意の当事者で、後にキャンプ・シュワブ案の変更を唱えたキャンベル元米国防次官補代理(現国務次官補)らと会談。「オバマ政権になれば普天間問題は白紙から議論できる」との確信を持ったことが伏線にあった。

 しかし、1月のオバマ政権発足後、米国防総省は現行計画の推進を確認。前原氏らの読みは外れ、マニフェスト(政権公約)では「在日米軍基地のあり方について見直しの方向で臨む」と抽象的な表現に後退した。だが、鳩山発言は今も沖縄では「公約」と受け止められており、沖縄の期待を安易に裏切れない立場にある。

  ◇  ◇

 県外移設を断念する一方で、沖縄の負担軽減とのバランスをとろうとするのが、岡田克也外相の嘉手納統合案だ。

 「日本は政権交代した。『約束通り』と言われても困る」

 岡田氏は10月29日夕、外務省でライス在日米軍司令官やルース駐日大使らと会談した際、こう強調した。しかし、米側は岡田氏が主張する嘉手納統合案には(1)有事の即応態勢に支障が出る(2)空軍の戦闘機が常駐し、ヘリコプター主体の海兵隊が混在すれば機能低下を招く−−などの理由から「統合は不可能」と繰り返した。

 嘉手納統合案は過去2回検討された。1回目は96年、沖縄の米軍施設縮小案を日米特別行動委員会(SACO)で議論したが、却下され、撤去可能な代替施設を海上に建設することで合意。しかし、02年に決定された基本計画は滑走路2000メートルの軍民共用空港を建設する巨大公共事業に姿を変えていた。

 計画はその後、こう着状態に陥り、03年からの在日米軍再編協議で米側が嘉手納統合を含む複数の見直し案を提示。当時の防衛庁は嘉手納弾薬庫地区などにヘリポートを建設する案を検討したが、外務省は辺野古沖の埋め立て計画の縮小案(名護ライト)を米側と進め、再び消えた。

 最後は防衛庁が妥協案として示したキャンプ・シュワブ沿岸案で押し切ったが、06年5月の日米合意では、滑走路2本を建設するという巨大公共事業に再び変ぼうしていた。それを自民党が主導した経緯を知る長島氏らが民主党内で勉強会を開き、衆院選前の7月、党幹事長だった岡田氏に提言したのが嘉手納統合案だ。既存の基地を活用することで普天間返還にかかるコストや期間を抑えられる「現実的な案」と岡田氏は受け止めた。

 「4000億円(の建設費)をかけてあの海を埋め立てるのは、どう考えてもピンとこない」。岡田氏は外相就任後、現行計画への不信感を外務省幹部に伝え、経緯を検証するよう指示した。

2014名無しさん:2009/11/03(火) 01:38:11
>>2012-2013
 ◇防衛相、沖縄の疑心代弁

 北沢俊美防衛相の軸足も首相と同じく沖縄にあるが、沖縄の窓口となる防衛省は別の苦しみがある。

 「鳩山首相は『選挙の結果を見て決める』というようなことをおっしゃっているが、県民世論を二分するような決め方だけはしないでいただきたい」

 10月28日、首相官邸。名護市の周辺自治体の首長として長く普天間移設問題にかかわってきた儀武(ぎぶ)剛・金武(きん)町長が平野博文官房長官に迫った。

 「苦渋の決断」として県内移設の方針を受け入れてきた沖縄県など地元自治体側には、政府の迷走ははしごを外す行為と映る。特に首相が「沖縄県民の皆さんの意思」として10年1月の名護市長選の結果を見極める発言をしたことは「また責任を押し付けるのか」との疑心暗鬼も生んでいる。地元との交渉の矢面に立ってきた防衛省内には「政治家としてのセンスを疑う」(幹部)など首相への反発も広がった。

 北沢氏の現行の辺野古移設決着案は、そうした雰囲気を代弁している。10月17日には、過去に県内移設先として浮上したことのある嘉手納弾薬庫や下地島空港などに井上源三地方協力局長を派遣し、代替案を検討する姿勢も見せた。いずれも結論は「難しい」。嘉手納統合案にこだわる岡田氏を説得する狙いだったとの見方もある。

 「民意を軽視する政治は必ず民意から反撃を受ける」。北沢氏は30日の参院本会議でこう答弁した。

 それぞれ「沖縄の負担軽減」を重視するとしながら、県外移設の可能性を否定しない鳩山氏▽嘉手納統合での決着を図る岡田氏▽辺野古移設を容認する北沢氏−−。民意のとらえ方も三者三様だ。

 これに対し儀武氏は「時間をかけて検討はするが、最終的には現計画容認という腹か」といらだちを募らせる。県外移設への期待を高めた上で裏切る形になれば、批判の矛先は鳩山政権へ向かう。

 オバマ大統領来日まであと10日だが、首相は「来日まで結論を出す必要はない」と繰り返す。自公政権からの転換、「緊密で対等な日米同盟」の構築、沖縄への思い−−。複雑に絡み合う立場と思惑をどう一つにまとめ上げるのか。待ちの構えをとる首相の指導力が問われる場面が続く。

==============
 ◇米軍普天間飛行場移設問題をめぐる首相・閣僚の主な発言◇

 ◆鳩山首相

 「県外移設に向けて行動を起こす」(7月19日)

     ↓

 「基本的な私たちのベースの考え方を変えるつもりはない」(9月24日)

     ↓

 「(選挙公約が)時間というファクター(要因)で変化する可能性は否定しない」(10月7日)

     ↓

 「来年の名護市長選と沖縄県知事選の中間ぐらいで結論が必要になってくる」(同16日)

     ↓

 「政治主導だから閣僚が自分の思いを述べることはあってもいいが、最後は私が決める」(同24日)

     ↓

 「県外、海外と訴えてきた。さまざまな選択肢を検討しそれなりの時間をかけて結論を出したい」(同27日)

 ◆岡田外相

 「沖縄には基地が集中しており、負担を減らしたい。日米同盟を長く深くするには必要だ」(10月7日)

     ↓

 「県外は事実上、選択肢として考えられない。嘉手納基地への統合だと思っている」(同23日)

     ↓

 「今具体的に県外で可能性がある所はない。白紙で議論するのは時間がかかる。嘉手納になると思う」(同27日)

 ◆北沢防衛相

 「事業が進む中で新しい道を模索するのは厳しい。県外・国外は時間がかかる」(9月26日)

     ↓

 「日米合意には県外、国外がある。選挙公約を全く満たしていないと認識するのは間違いだ」(10月27日)

==============
 ◇米軍普天間飛行場返還・移設の経過◇

1996年 4月 橋本龍太郎首相とモンデール駐日米大使が全面返還発表。5〜7年で返還

     12月 日米特別行動委員会(SACO)最終合意。海上施設を沖縄本島東海岸沖に建設

  99年12月 名護市が辺野古地区受け入れ表明

2006年 5月 在日米軍再編最終合意。14年までに代替施設をキャンプ・シュワブ沿岸部(辺野古)に移設、在沖縄海兵隊8000人をグアムに移転

  08年 7月 民主党が沖縄政策で県外・国外移設明記

毎日新聞 2009年11月2日 東京朝刊

2015チバQ:2009/11/03(火) 02:08:05
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/091103/asi0911030053000-n1.htm
求心力失ったカルザイ・アフガン大統領 前途多難な政権運営 (1/2ページ)
2009.11.3 00:51
 【ニューデリー=田北真樹子】不正問題で混迷を極めたアフガニスタン大統領選挙は、カルザイ大統領の再選の正当性を担保するために国際社会が求めた決選投票が、予定されていた7日を目前にして中止となり、再選が決まるという展開で幕を閉じた。ここに至るまでの過程でカルザイ氏は求心力を失った。今後5年間の政権運営は困難を強いられるとみられ、「ポスト・カルザイ」探しもからみ、アフガン情勢は厳しい局面が続きそうだ。

 汚職の蔓延(まんえん)によって、国民からは「カルザイ氏の支持者や官僚ばかりが甘い汁を吸っている」といった不満が広がる。イスラム原理主義勢力タリバンは一時、弱体化したが、息を吹き返し脅威を増している。こうした状況を背景に、投票率は2004年大統領選の約70%から、今回の第1回投票では約38%に激減。カルザイ政権への期待の低下は明らかだった。

 地元筋によると、大統領選にあたって米国などは、「カルザイ氏以外に、パートナーとしてつきあっていける人物を探そうとしていた」という。しかし、いずれの候補者も最大民族であるパシュトュン人のカルザイ氏に比べると勝算が乏しく、結局、カルザイ氏に軸足を戻さざるを得なかった。そして、国際社会の過剰な関与を理由に決選投票を拒むカルザイ氏に、再三受け入れを迫った。地元では「カルザイ氏は外国のかいらい」との批判と、同情が相半ばした。

 2カ月半にわたる混乱で求心力を失ったカルザイ氏について、「政治生命も長くはない」との声も出る。1日に決選投票への不参加を表明したアブドラ元外相を政権内に取り込んで、後継者に担ごうとする動きもあるようだ。アブドラ氏が不参加を決めた際、冷静だったことから「カルザイ氏と何か合意ができているのではないか」との観測も流れる。

 政治が安定しない限り、タリバンなどの武装勢力を抑えることは難しい。治安が安定しないままでの復興もありえない。3選を禁じた憲法によって、カルザイ氏の任期はこれが最後となる。課題は山積している。政権の正統性の有無に振り回されている時間はない。


http://sankei.jp.msn.com/world/asia/091103/asi0911030059001-n1.htm
アフガン新政権支援も残る懸念 米政府 (1/2ページ)
2009.11.3 00:57
 【ワシントン=有元隆志】米政府はアフガニスタンの大統領選で、カルザイ大統領の再選が決まったことについて、「米政府として次期大統領とともに、よりよき未来を望むアフガンの人々を支援していく」(クリントン国務長官)としている。

 カブールの米大使館は2日、カルザイ大統領当選の確定を受けて、大統領の当選を祝福するとともに、アフガンの安全と繁栄に向けて協力していきたいとの声明を出した。

 ただ、米政府にはカルザイ政権が汚職などにより、統治能力を欠くことへの懸念は強く残っている。8月に行われた大統領選で大がかりな不正がおきたことも米政府にとっては誤算だった。

 10月にケリー上院外交委員長(民主党)をカブールに派遣し、カルザイ大統領に決選投票に応じるよう説得したのも、これ以上カルザイ政権の正統性に対する疑念がアフガン国内外で拡大し、混乱が広がることは、イスラム原理主義勢力タリバンとの戦闘を続ける米軍の増派戦略にも影響を与えかねないとの強い懸念を抱いたためだ。

 アクセルロッド大統領上級顧問は1日の米テレビ番組で、大統領選の結果を踏まえ、米軍の追加増派に関するアフガン戦略見直しについて、数週間のうちに決定すると語った。オバマ大統領は増派の方針は固めているものの、アフガン駐留米軍のマクリスタル司令官の求める4万人増派を受け入れるかが焦点となっている。

2016チバQ:2009/11/03(火) 02:09:14
http://mainichi.jp/select/world/news/20091102ddm002030100000c.html
アフガン大統領選:決選投票 カルザイ氏、再選確実に
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR 国際>

 ◇米の後押し期待空振り、元外相ボイコット表明
 【ニューデリー栗田慎一】7日のアフガニスタン大統領選決選投票に向け、カルザイ大統領の対立候補で、決選投票を求めてきたアブドラ元外相が1日、「多くの不正行為が予想されるため選挙をボイコットする」と表明した。これでカルザイ氏の再選が確実となり、8月20日の投票以来、不正を巡って2カ月以上も長期化した大統領選は終結のメドが立った。

 米国にとって今回の選挙は、米国から距離を置き始めたカルザイ氏に代わる人物を大統領に据える狙いがあったが、結局、同氏の再選を許す結果となった。ただ、アブドラ氏は新政権の正統性を否定する構えで、政情の不安定化は確実だ。選挙を通じて米国が目指したアフガン安定化への道のりは複雑さを増している。

 カルザイ大統領は近年、米軍の空爆による民間人の犠牲を激しく非難。旧支配勢力タリバンとの和解も公言していた。この発言もあったため、3月にオバマ米大統領が発表した増派を柱にしたアフガン新戦略には多くのアフガン市民が懸念を持った。5月に実施予定だった大統領選を米国が「治安の悪化」を理由に延期させたのは、米国の後ろ盾で政権を維持していたカルザイ氏が操りにくくなったため、対抗馬を探す時間稼ぎだったとされる。

 しかし、人口の半数近くを占めるパシュトゥン人社会に強い支持基盤を持つカルザイ氏の優位性は揺るがない。同じパシュトゥン人のガニ元財務相は、欧州生活が長く、地元有力者への影響力が不足していた。2番目に多いタジク人を地盤とするアブドラ氏陣営内に、「決選投票に持ち込めば米国の支持が得られる」との期待感が高まった。米国によるカルザイ政権の「汚職体質」批判も、追い風となった。

 アブドラ氏による選挙の不正告発は、こうした背景の中で増えていく。タリバンの激しい選挙妨害が予想されたパシュトゥン人の多い南部や東部では、カルザイ氏の異常な高得票率が記録された。アブドラ氏らによる2500件の不正告発はこの地域に集中する。ホルブルック米特別代表も、アブドラ氏の主張と同調するかのように暫定集計発表前から決選投票の実施を求めた。

 結局、国連主体の不服審査委員会は、カルザイ氏約118万、アブドラ氏約26万の不正票を確認。カルザイ氏が圧倒的に多かった。だが、アブドラ氏にも不正があったことで、アブドラ氏への国際社会の期待感は一気にしぼんでいった。

 「公正公平な選挙は絶対ない」。タリバンと内戦を展開した旧北部同盟のマスード司令官(01年9月暗殺)の側近で、冷静さで知られるアブドラ氏が1日の会見で激高した。同氏はこれまで、カルザイ氏と選挙後の連立の可能性について水面下で協議し、内務相や教育相ら5人の更迭を要求。カルザイ氏は拒否し、協議は暗礁に乗り上げた。アブドラ氏側はボイコットを示唆することで、決選投票を求めた米国にカルザイ氏を説得させようと狙ったとみられる。

 しかし、クリントン米国務長官は10月31日、アブドラ氏が棄権した場合でも「選挙の正当性に問題ない」と発言。アブドラ氏陣営に「米国はカルザイ氏支持を決めた」との失望感が広がり、1日のボイコット表明につながったとみられる。

2017名無しさん:2009/11/03(火) 20:24:36
沖縄の民意は一つ出ましたが、鳩山政権はどう決断するのでしょうかね。

県民世論調査、県外・国外移設70% 「辺野古」反対67%
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-152280-storytopic-53.html
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img4aef81c0466e7.jpg
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img4aef81aac9bd9.jpg
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img4aef81f0e86e8.jpg
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img4aef82132dc73.jpg
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img4aef823e08bf6.jpg
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img4aef8259a0717.jpg
2009年11月3日

 琉球新報社と毎日新聞社は合同で10月31日、1日の両日、米軍・安全保障問題に関する県民世論調査を実施した。米軍普天間飛行場の移設問題に関する鳩山由紀夫首相の対応について「県外・国外移設を目指して米国と交渉すべきだ」が69・7%に上り、米軍再編見直しを掲げる鳩山連立政権に対し、県外・国外移設を求める県民が約7割と多数を占めた。米軍再編で日米両政府が合意した同飛行場の名護市辺野古への移設計画について、「反対」と答えた人は67・0%、岡田克也外相が検討を表明した嘉手納基地統合についても「反対」が71・8%に達した。辺野古移設計画、嘉手納基地統合への「賛成」は、それぞれ19・6%、14・8%にとどまった。
 仲井真弘多知事の支持率は39・9%、「支持しない」は36・6%でほぼ拮抗(きっこう)。普天間問題で「県内移設もやむなし」とする対応姿勢への評価が影響したとみられる。一方、鳩山内閣の支持率は62・9%で、「支持しない」の16・1%を大きく上回り、対照的な結果となった。
 在沖米軍基地については「整理縮小すべきだ」52・1%、「撤去すべきだ」31・4%で計83・5%。「現状のままでいい」11・8%を大きく上回り、過重な基地負担の軽減を求める声が圧倒的多数を占めた。
 米軍の日本駐留などを定めた日米安全保障条約については、「平和友好条約に改めるべきだ」が42・0%で最も多く、「維持すべきだ」は16・7%にとどまった。「多国間安保条約に改めるべきだ」15・5%、「破棄すべきだ」も10・5%となり、1960年に改定され、来年1月で締結50周年を迎える日米安保の見直しを半数以上が求めた。
 米軍人の地位や基地の管理運用などを定めた日米地位協定については、「抜本的見直し」を求めたのが57・9%でトップ。「運用改善で対応」13・5%、「新たな条項追加」10・8%と続き、「現状のままでいい」は9・2%だった。
 普天間移設問題で沖縄の民意を探る最善の方法については、この問題を争点にした県民投票が56・7%でトップ。県知事選が13・3%、来年の参院選が7・0%、名護市長選が6・0%と続いた。

【解説】民意は「県外」明確 問われる政府の決断
 鳩山政権発足後、初の県内世論調査では、県民の約7割が米軍普天間飛行場の県外・国外移設を求めた。普天間移設問題で迷走を続ける鳩山政権に対し、県外移設の方針決定を強く促したものといえる。
 米軍再編見直しを掲げて発足した鳩山内閣だが、岡田克也外相が「県外移設は考えられない」と嘉手納基地統合の検討方針を打ち出し、北沢俊美防衛相は辺野古移設容認を示唆している。だが、世論調査では「辺野古移設反対」が67・0%、「嘉手納統合反対」が71・8%に達し、両氏が模索する県内移設に反対する県民の意思が明確になった。
 一方、鳩山内閣の支持率が62・9%と高水準を示したのに対し、仲井真弘多知事の支持率と不支持率はほぼ拮抗(きっこう)。「県外移設がベストだが、県内移設もやむなし」と辺野古容認姿勢を崩さない仲井真知事に対する県民の不満も垣間見える。政権交代で劇的に変化した情勢の中、民意を的確に踏まえた知事の政治判断も注目される。
 衆院選直前の世論調査では、県外移設と海外撤去を求める県民の割合は55・6%だったが、今回調査では14・1ポイント上昇し、政権交代で県外移設に対する県民の期待値が高まっている状況も示した。
 「県民の総意を聞く」と繰り返してきた鳩山由紀夫首相は、「米軍再編や在日米軍基地の在り方について見直しの方向で臨む」と明記した民主党の政権公約や3党連立合意の実現に向け、具体的な取り組みが問われる。
(外間聡)

◆調査の方法=県内の11市と嘉手納町、北谷町、久米島町、読谷村、宜野座村、伊江村の計17市町村に住む有権者を対象に10月31日、11月1日の両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1867件、うち1015件から回答を得た。

2018チバQ:2009/11/03(火) 21:33:52
http://www.shikoku-np.co.jp/national/international/article.aspx?id=20091103000184
カルザイ大統領が勝利宣言/タリバンに政権参加促す
2009/11/03 19:12
 【カブール共同】アフガニスタン大統領選で再選が決まったカルザイ大統領は3日、再選決定後、初めての記者会見で「選挙管理委員会の結果を受け入れる」と勝利宣言した。2期目の最優先課題として「汚職の解決」を挙げて決意表明した。

 今後の政権づくりについては「挙国一致の政権を目指す」とし、反政府武装勢力タリバンにも政権に参加するよう呼び掛けた。大統領選で「カルザイ離れ」を招いた汚職と治安の問題に取り組む姿勢をまず強調し、混乱した大統領選で傷ついた政権の「正統性」を回復する狙いがある。

 政権協議では、決選投票から撤退したアブドラ元外相派の勢力をどこまで取り込むかが今後の政情を左右する鍵。アブドラ氏自身は政権入りを重ねて否定する一方、国の安定に「協力を惜しまない」としている。

 外交筋によると、カルザイ氏は既に側近らと2期目の政権構成を水面下で協議。アブドラ氏は、閣僚や大使のポストを複数要求したとみられる。

 一方、アブドラ氏はタリバン政権打倒の主力となった北部同盟が出身母体。アブドラ氏派から多数が政権入りすれば、タリバンとの和解に向けた協議の実現が難航しかねないとの見方もある。

2019 ◆ESPAyRnbN2:2009/11/04(水) 11:29:25
首相会談までして北方問題としてそれなりに大きな展開だと思うのだけれど、報道を見たのは初めて。

http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20091104ddlk01040119000c.html
北方領土:ビザなし交流代表団帰島 空路利用を要望 /北海道

 今年度のビザなし交流を総括するため東京などを5泊6日で訪れていた北方四島とサハリンの代表者
訪問団(団長、エレーナ・コルチェバ・クリル地区行政府経済分析課長ら6人)は3日、根室市根室港から
チャーター船で帰島した。

 代表団は滞在中に鳩山由紀夫首相と前原誠司沖縄・北方担当相(国土交通相)と面談した。根室市内で
2日行われた会見で、コルチェバ団長は面談の際に「飛行機を使えば一年中交流が可能になる。病人の
搬送にも役に立つ。メドベージェフ大統領との首脳会談で空路利用を提案してほしい」と空路開設を要望し、
前原担当相から「ビザなし交流の枠内で検討したい」と前向きの回答があったことを明らかにした。

 また、ロシア政府が医療品などの人道支援物資の受け入れ中止を決めた問題で、支援物資の代わりに
日本で治療する患者の受け入れ枠を増やすよう要望したという。【本間浩昭】

2020名無しさん:2009/11/04(水) 19:40:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091104/plc0911040725005-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/policy/091104/plc0911040725005-p1.jpg

【イチから分かる】米軍普天間飛行場移設問題 鳩山内閣はバラバラ (1/3ページ)
2009.11.4 07:22

このニュースのトピックス:鳩山内閣
 鳩山内閣が発足して1カ月余。米軍再編にからむ沖縄県の普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移転問題が注目されている。この問題は、自公政権から続く古い懸案だ。鳩山由紀夫首相の発言は「政府間合意」「3党連立合意」「地元・沖縄の声」の板挟みとなり、揺れている。関係閣僚の足並みも乱れ、混乱が広がっている。(大谷次郎)

                   ◇

 鳩山由紀夫首相は29日の参院本会議で、普天間移設問題について「10年以上結論を出さなかったのはどの政権でしょう?」と自公政権をチクリ。その上で「最後は私が決断するので心配は無用です」と述べ、決着への自信を示した。

 米海兵隊航空基地である普天間飛行場は、那覇市から北東約10キロに位置する宜野湾市の中央部にある。2700メートルの滑走路を持ち、総面積は約4・8平方キロ。同市の25%近くを占める。

 普天間返還の機運が高まったのは、平成7年9月の米兵による少女暴行事件がきっかけ。翌8年4月に当時の橋本龍太郎首相とモンデール米大使が全面返還で合意、代替施設として沖縄本島東海岸への海上基地建設を決めた。名護市辺野古が移設先に固まり、18年5月、26年までに米軍キャンプ・シュワブ沿岸部にV字形滑走路を建設する現行案で最終合意した。鳩山首相の指摘通り、10年余に及ぶ日米両政府、地元・沖縄との長い交渉の結果だった。

 ところが、先の衆院選で代替施設の「県外、国外移設」を公約に掲げた民主党が大勝。社民、国民新の両党との連立合意で「米軍再編や在日米軍基地のあり方について見直しの方向で臨む」と明記し、現行案の行方は不透明になった。

 首相は就任当初、「公約に変更はない」とし、米側と時間をかけて交渉する姿勢を示した。10月7日には「政権公約は時間によって変化する可能性を否定しない」と現行案を容認する構えをみせたが、社民党や地元の反発を受けて、翌日には前言を撤回した。

 一方、北沢俊美防衛相は「県外、国外という理想は理解できるが、難しい」との立場を堅持。10月27日に「日米合意が公約をまったく満たしていないと認識するのは間違いだ」と現行案の受け入れを示唆した。

 岡田克也外相は「米軍嘉手納基地(嘉手納町など)との統合案」を主張。10月29日の参院本会議で「既存の滑走路を利用できる」と答弁し、時間をかけず移転できる利点を強調した。現行案を見直すという連立政権の合意に沿った着地点だが、米側は拒否しており、自公政権で見送られた案でもある。

                   ◇

 ■米国、地元はイライラ募る

 ある政府関係者は「雨降って地固まる。いろいろな意見が出て議論を重ねることで、おのずと結果は出る」と指摘する。世論を見極め決断する構えだが、「楽観的すぎる見通し」(別の政府関係者)だ。

 ゲーツ国防長官が10月20日に来日し、鳩山首相や岡田、北沢両氏と会談した。「現行案が唯一実現可能なものだ」と速やかに現行案を履行するよう要請し、「普天間移設なしに海兵隊グアム移転などもない」と米軍再編自体の白紙化をちらつかせた。米側が迫る決着のタイムリミットは、11月12日に予定されるオバマ大統領の来日時だ。鳩山政権の方針が固まらなければ、来日延期という可能性さえ広がってきた。

 地元はもちろん、連立を組む社民党も首相や関係閣僚の発言に振り回されっぱなしだ。社民党の重野安正幹事長は「(関係閣僚が)三者三様の発言をしている姿は与党の一員としてはなはだ遺憾だ」と不満を漏らす。鳩山首相は結論を先送りする方針だが、日米合意に基づき、26年までに現行案で移設を完了するなら、22年度には着工しなければならない。防衛省は22年度予算の概算要求で、普天間移設関連予算として前年度と同じ890億円を計上したが、年末の予算編成までには方針を決める必要がある。しかも来年1月下旬に移設先の名護市の市長選がある。受け入れ反対派の市長が誕生すれば、議論は一からやり直しということになりかねない。

2021 ◆ESPAyRnbN2:2009/11/04(水) 21:45:29
素人アイデアをポンポン放言するのは、政治主導とは違うぞ。

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110401000656.html
自衛隊アフガン派遣も足並み乱れ 防衛相独走、異例の事態

 北沢俊美防衛相が4日、アフガニスタン支援策に関し、首都カブールにある国際治安支援部隊(ISAF)
作戦本部へ「連絡調整官」として自衛隊員の派遣を検討していると明言。鳩山由紀夫首相や平野博文
官房長官が即座にこれを否定する異例の事態になった。米軍普天間飛行場の移設問題に続き、またも
鳩山内閣の足並みの乱れを露呈した形で、首相の指導力と政府内の意思決定システムの在り方が
問われそうだ。

 北沢氏は先月、自衛隊派遣の選択肢をそろえるよう事務当局に指示。ISAF本部への派遣や海上
自衛隊のP3C哨戒機のインド洋派遣などが検討された。ただISAF本部の連絡調整官はアフガンに
駐留する部隊との連携役を担い、調整官だけ派遣している国は皆無とされる。防衛省内でも
「部隊を出さずに司令部要員を出しても、あざ笑われるだけ」(幹部)と慎重な意見が根強い。

 そもそもアフガン派遣には新規立法が不可欠で、連立を組む社民党の反発も必至だ。アフガン本土の
治安状況は悪化の一途だ。より安全で欧米諸国の評価が高いインド洋での海上自衛隊による給油活動
を来年1月の期限切れで終了する一方、なぜ危険性が高いアフガンへの派遣を検討するのか、明確な
説明も欠落している。

 首相は4日の衆院予算委員会で「現在自衛隊を派遣する発想を持ち合わせていない」と北沢氏の発言
を正面から否定した。政府は財政拠出を中心とした民生支援の検討を進めており、自衛隊派遣が具体化
する見通しは立っていない。

2009/11/04 17:53 【共同通信】

2022名無しさん:2009/11/04(水) 23:13:12
>>2021
>素人アイデアをポンポン放言するのは、政治主導とは違うぞ。

北澤防衛相に限らず、鳩山政権の安全保障に関する発言はそういうのばっかり…。
今後の外交運営が思いやられます。

>「部隊を出さずに司令部要員を出しても、あざ笑われるだけ」

スーダンPKOでも同じようなことやってお茶を濁してたなあ。
実質的な意味のない、名ばかりプレゼンス。

2023とはずがたり:2009/11/04(水) 23:53:59
>>2021-2022
少なくとも北沢氏の発言は結構思いつきでぼんぼん色が強めな気がしますが,官僚の振り付けなのか,振り付けを拒絶して自分の言葉で好き勝手に喋っちゃってるのかどうなんでしょうかねぇ??

2024名無しさん:2009/11/05(木) 00:06:37
>>2023
個人的には現行の政策を否定している中で、何とか今の政策に近い代替案を出せないかという苦肉の策のように思えます。
普天間の県内移設しかり、インド洋給油活動に代わる自衛隊派遣しかり。

2025 ◆ESPAyRnbN2:2009/11/05(木) 00:08:18
私の愚察では、防衛省官僚からのレクチャーの中で様々なアイデアを聞かされて、
メモリーオーバーを起こしているのではないかと。
自民党政権の頃でも基本的に官僚は、アイデアを一つに絞って承認を迫るってやり方は
しませんでした。
まして今の民主党政権では、現実的な案から非現実的なものまで多くの選択肢を示すでしょうから、
閣僚の中で指針や選択基準が決まってないと、混乱すると思います。

まして外交安保分野は、党内の意見もまとめきれず、マニフェストも曖昧なままにしてありますし。

2026チバQ:2009/11/05(木) 00:10:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009110402000074.html
反対勢力の参加容認 カルザイ大統領 次期政権連携求める
2009年11月4日 朝刊

 【バンコク=古田秀陽】アフガニスタン大統領選で再選が決まったカルザイ大統領は三日、首都カブールで記者会見を開き、次期政権づくりについて「選挙で私に反対した人も支持した人も、ともに働きたい人はすべて歓迎する」と述べ、決選投票から撤退したアブドラ元外相の支持勢力の政権参加を容認する姿勢を示した。

 大量の不正票の発覚や決選投票中止で選挙の信頼性が揺らぎ、政権の正統性が問題視される中、欧米諸国は統一政権樹立や汚職根絶を求めており、カルザイ氏は幅広い勢力との連携に乗り出したとみられる。今後はアブドラ氏の勢力をどの程度政権内に取り込むかが焦点となりそうだ。

 アブドラ氏はこれまで政権参加を否定しているが、地元ラジオで二日、「国をより良くするためなら、カルザイ氏への協力は惜しまない」と述べた。

 米メディアなどによると、カルザイ氏とアブドラ氏の両陣営は決選投票実施が決まった後も、米国などの仲介で連立政権樹立や権力配分に関する協議を水面下で進めていた。協議は先月末に決裂したが、アブドラ氏は複数の閣僚や大使のポストをカルザイ氏に要求したとみられる。

 また、カルザイ氏は三日の会見で、反政府武装勢力タリバンに対し「兄弟たち」と呼び掛け、治安改善や対話による和平模索への協力を求めた。同氏は選挙公約として、国際テロ組織アルカイダなどと連携していないタリバン勢力との和平交渉本格化を挙げていた。

2027チバQ:2009/11/05(木) 00:27:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091104-00000047-san-int
アフガン大統領再選 選択肢なし、米のジレンマ
11月4日7時57分配信 産経新聞

 ■決選投票中止、失われた「みそぎ」

 【ワシントン=山本秀也】オバマ米大統領は2日、再選が決まったアフガニスタンのカルザイ大統領に電話で「当選を祝福する」と伝え、2期目を迎えるカルザイ政権の「合法性」を確認した。その一方で、「汚職の根絶と治安部隊の訓練強化」を異例の強い表現で迫るなど、米軍増派の決断を控えて他の選択肢がなかった米国のジレンマが浮き彫りにされた。

 オバマ大統領は、ホワイトハウスでスウェーデンのラインファルト首相と会談後、記者団に対し、「アフガンの法令に沿った最終決定がなされたことは重要だ」として、米国が求めてきた新政権の「合法性」には問題がないとの認識を表明した。

 ただ、「選挙の過程は混乱した」とも指摘することで、8月の第1回投票後の不正疑惑に始まり、決選投票が実施されなかった流れへの不満をにじませた。

 米国は、国際監視の下での決選投票という“みそぎ”を経た正統政権の誕生を必要としていた。「合法性」を強調する言葉とは裏腹に、決選投票なしで国家運営を再び託されたカルザイ政権に対する米国の懸念は根強い。

 その懸念は、次の政権がどこまでアフガン国民を掌握できるのか、という統治能力に対して向けられている。オバマ大統領は、アフガンが新たな一章をしるすにあたり、「汚職根絶へのより真剣な努力と、治安部隊の訓練強化に向けた合同での取り組み」を要求した。

 さらに、汚職に対するこれまでのカルザイ大統領の取り組みにも触れて、「言葉だけでは証にならない」と厳しい表現で踏み込み、実行によって米国の「信頼できるパートナー」となることを促した。

 米国がカルザイ政権の統治能力を問題視する背景には、アフガン駐留米軍トップのマクリスタル陸軍大将が、現地情勢の報告書に盛り込んだ「アフガンでの反乱は外国軍隊だけでは掃討できず、アフガン自身による解決が必要」という認識が横たわる。

 選挙で国民の支持を得た政権が、自前で治安の維持能力を高める図式は、オバマ大統領が検討を進める米軍増派策の基本でもある。

 カルザイ大統領については、「政府改革に対する意欲への疑問を抱かせる」(ワシントン・ポスト紙電子版)といった不信感が米国内で広がる状況なだけに、カルザイ政権への信頼度が米国のアフガン戦略への支持も左右しそうだ。

2028とはずがたり:2009/11/05(木) 00:29:51
>>2024-2025
あざーす。
政務官やら副大臣やらがちゃんとサポートしないと迷走感を強めてしまうし,安保関連の迷走は保守層からの嫌悪も大きいのでなんとか立て直して欲しいんですけど。
わざわざ岡田からかっさらった長島ですがちゃんと働いてるんでしょうかねぇ?一家言あるだけに混乱の一因になってないことを祈ります。。

2029名無しさん:2009/11/05(木) 00:46:36
>>2028
↓の記事によると、「副大臣、各政務官に米軍再編、インド洋の補給支援、防衛省改革の3項目についてそれぞれ役割分担を決め」ているそうです。
長島政務官は米軍再編問題で訪米しているから米軍再編担当なのかなあ。
当初あった長島副大臣案が実現していれば、山田正彦副農相が実質的な農水大臣になっているのと同じように、実質的な防衛相として防衛省内の意見集約に指導力を発揮できたのかもしれませんが。


10月の朝雲ニュース

10/1日付

政治主導へ初の政務三役会議
役割分担決める
http://www.asagumo-news.com/news/200910/091001/09100105.htm

 北沢防衛相は9月24日、同日着任したばかりの榛葉副大臣、長島、楠田両政務官を集めた初の政務三役会議を開き、政治主導による防衛行政に向けたそれぞれの役割分担などを決めた。
  北沢大臣は、「鳩山総理から専守防衛の原則に基づいて、シビリアンコントロールを確保しながらわが国の平和と安全を確保すること、防衛計画大綱の見直しと中期防の策定を関係大臣と連携して進めることを指示された。この機会を得て皆さんにも認識を共有していただきたい」と述べ、副大臣、各政務官に米軍再編、インド洋の補給支援、防衛省改革の3項目についてそれぞれ役割分担を決め、「時間との競争になるがしっかりやってほしい」と指示した。
  また、インド洋での補給支援問題や米軍再編問題については相手があることであり、外務省大臣チームと防衛省大臣チームとで密接に連携して話し合っていくことも申し合わせた。
  28日にも2回目の三役会議を開き、北沢大臣の沖縄訪問の結果について話し合い、認識の共有を図った。

2030とはずがたり:2009/11/05(木) 01:14:02
有り難うございます。
榛葉氏も有能だと思うんですけど未だ1期目で,政治家のキャリア的には長島氏の方が上ですよね?
内閣の定員を増やす際には多少のその辺の微調整というか入れ換えするチャンスかも知れません。

2031チバQ:2009/11/05(木) 19:10:06
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091104ddm001010008000c.html
渦巻く民意:普天間移設/上(その1) 嘉手納町、米軍と共闘

米空軍嘉手納基地。嘉手納町の市街地(手前)が狭い区域にひしめきあう=沖縄県嘉手納町で、本社機から野田武撮影 ◇「統合案反対」で先手
 沖縄県嘉手納(かでな)町などにまたがる米空軍嘉手納基地の司令官室。10月5日夕、ウィルズバック司令官と向き合う嘉手納町の宮城篤実(とくじつ)町長(73)の姿があった。差し出した文書には「米軍普天間飛行場の国外移転シナリオ」と書かれていた。「防衛政務官が近くこの案を持ってワシントンに乗り込むらしい」。宮城町長は告げた。

 その案は、いわゆる「嘉手納統合案」だった。15年の使用期限を付け、沖縄県宜野湾市の普天間飛行場を米空軍嘉手納基地に統合。その後にグアム、米国本土に移転▽嘉手納のF15戦闘機28機を他基地へ移し、他基地からの外来機の訓練を禁じて騒音を減らす▽嘉手納より南の基地は返還する……。チャート図にはそんな文言が並んでいた。

 司令官は笑った。「日本政府は米軍に手を突っ込んでくる気か?」。宮城町長は真顔で応じた。「心したほうがいい。政務官が行く前に本国へ伝えるべきだ」。笑顔は消えた。「これは承知できない。すぐ伝える」

  ◇    ◇

 文書を宮城町長が入手したのは前日の4日だった。沖縄1区選出の国民新党政調会長、下地幹郎(しもじみきお)氏(48)が持ち込んだという。

 「大局的な視点で判断してくれませんか」。そう告げた下地氏は、長島昭久防衛政務官が近くこの案を携え、ワシントン入りすることを告げたという。下地氏は4日の面談について「ノーコメント」を通したが、米軍再編に臨む米国の方針については「嘉手納統合がだめだとかそういうことじゃない。とにかく辺野古だと。それもかなり強い圧力だ」と語った。

  ◇    ◇

 嘉手納統合案は、普天間飛行場の全面返還で日米政府が合意した96年にも浮上した。だが、嘉手納町など地元の反発と、空軍戦闘機が常駐する基地をヘリコプター主体の海兵隊と共用することに米軍が難色を示したことで立ち消えとなった。

 岡田克也外相が普天間の移設先として嘉手納統合案を再び持ち出したのは、町長と司令官が面談した18日後の10月23日。統合を拒絶する宮城町長は文書を入手するや、先手を打った。そして「共闘相手」に選んだのは、騒音を巡って日ごろ抗議する米軍だった。

 宮城町長は理由を明かす。「嘉手納統合に地元は反対だと正確に米国へ伝えるには司令官がベスト。外務省じゃない」。外務省よりも米軍。その言葉の裏には、日本政府への底知れない不信がのぞく。

 地元が長く悩まされてきた嘉手納基地の騒音問題。緩和のため政府がこれまで取り組んだ対策は、骨抜きにされるか、守られてこなかった歴史の積み重ねでもある。

==============

 ■ことば

 ◇普天間飛行場移設問題
 95年の沖縄少女暴行事件を機に高揚した沖縄の反基地の機運に、日本政府は宜野湾市街地の中心にある普天間飛行場(約480ヘクタール)返還へ動き、96年4月、普天間飛行場の全面返還で米政府と合意。99年、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖の移設に沖縄県、名護市は合意するが、作業は進まなかった。05年の米軍再編中間報告で集落に近いシュワブ沿岸部に姿を変えたが、鳩山政権が見直しを進めている。

 ◇嘉手納基地
 太平洋戦争末期の沖縄戦に備え、旧日本軍が「中飛行場」として造成。米軍が占領し、拡張した極東最大の米空軍基地。広さ約2000ヘクタール。

2032チバQ:2009/11/05(木) 19:10:26
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091104ddm041010016000c.html
渦巻く民意:普天間移設/上(その2止) 嘉手納の騒音規制措置
 <1面からつづく>

 ◇「政府に裏切られた」
 沖縄県宜野湾市街地にある米軍普天間飛行場の移設先として、突如再浮上した米軍嘉手納基地への統合案。阻止を目指す宮城篤実(とくじつ)・嘉手納町長は米空軍嘉手納基地の司令官を「共闘相手」に選んだが、その裏には、基地の騒音対策で日本政府から受けた「裏切り」があったという。毎日新聞と琉球新報の合同世論調査で「嘉手納統合案」への反対は7割を超えたが、極東最大の米空軍基地を抱える街の民意も渦巻き始めている。

 「航空機騒音規制措置」。日米両政府が96年3月に合意したこの取り決めは、嘉手納基地と普天間飛行場の騒音を軽減することが目的だった。午後10時から午前6時までの飛行、地上活動の制限をうたうが、米軍の「運用上の必要」があれば除外できる。この除外規定を用いて嘉手納基地では早朝、夜間飛行が繰り返されてきた。町の測定では、早朝や夜間にも年2000〜3000回の騒音が記録されている。

 まだある。06年の米軍再編最終報告で打ち出された「嘉手納の負担軽減」。嘉手納基地所属のF15戦闘機の1〜5機を1〜7日間、年間12回程度▽6〜12機を8〜14日間、同3回程度、本土の航空自衛隊6基地に移転して訓練させる。だが、町の測定による08年度の騒音発生回数(屋良地区)は3万9357回で、07年度の3万2549回を上回った。他基地から飛来する「外来機」による訓練がその主な理由という。

 宮城町長は言う。「騒音規制措置で裏切られ、米軍再編でも裏切られた。政府への期待は失望に変わった。嘉手納統合後も騒音を軽減する? 何をばかな話を。そんなものは信じられない」。日米安保条約について「一定の評価をしている」と語る宮城町長の口から失笑が漏れた。

 北谷(ちゃたん)町砂辺(すなべ)は、嘉手納基地の滑走路の延長線上にある海辺の町だ。騒音レベルは嘉手納基地周辺で最も高い「うるささ指数(W値)」95。松田正二区長(64)には、41年前の大型爆撃機B52墜落事故の大音響が、今も耳に残る。窓ガラスがガタガタと震えた。「騒音だけじゃないんです。普天間飛行場が危険なのは分かる。しかし、どうしてそれを事故が続いてきた危険な嘉手納に移そうとするんですか。おかしいじゃないですか」

 「沖縄にある大きな二つの基地が一つになるのは大きなメリットだと思う」。岡田克也外相は10月27日の会見で、「嘉手納統合案」のメリットを挙げた。政府が言う「沖縄の負担軽減」。本土と沖縄。政府と現場。その認識は遠く離れている。

2033チバQ:2009/11/05(木) 19:11:22
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091105ddm041010058000c.html
渦巻く民意:普天間移設/下 名護市長選で「本音」?
 ◇政権交代で「抑圧」消え
 「国がどうしたいかだ。国が我々に意見を求めてくるのはお門違い」。10月31日夜、沖縄県名護市宇茂佐(うむさ)の公民館前。敬老会に来賓で招かれた島袋吉和市長(63)は取材に怒気を含んだ声で応じ、館内へと姿を消した。

 この30分ほど前、前市教育長の稲嶺進氏(64)は玄関先で来場者に握手を求めた。ともに、来年1月24日に投開票される名護市長選に立候補を表明している。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古(へのこ)への移設を容認した自民、公明支援の島袋氏、県外移設を主張する民主が推薦を決めた稲嶺氏の2人のニアミス。選挙戦は事実上、火ぶたを切っている。

 普天間移設を鳩山由紀夫首相は「県民の思いを踏まえ最終判断する」と繰り返し、名護市長選を指標の一つに挙げた。島袋氏の「お門違い」発言は、移設方針が定まらない鳩山政権へのいらだちだった。市長選まで判断が先送りされれば、移設への民意を問う4度目の市長選になる。

  ◇    ◇

 国は普天間移設を振興策とセットで迫ってきた。辺野古沖案では北部振興策を、集落に近い沿岸案では米軍再編交付金だ。人口約6万人。沖縄本島北部の中核都市だが、その発展は中南部に立ち遅れてきた名護市。歳入の1割、約27億円(07年度決算)の基地関連収入がある市にとって、基地との共存は基本路線。辺野古沖案より条件が悪い沿岸案を容認してきたのも、そんな事情がある。だが一方、アメとムチの連続に民意は分断され、市民の思いは複雑に錯綜(さくそう)する。

  ◇    ◇

 島袋、稲嶺両氏に加え、共産推薦の大学非常勤講師、比嘉靖氏(65)が立候補を表明した市長選の構図も複雑だ。

 稲嶺氏は移設を容認した岸本建男前市長(故人)、島袋氏の下で収入役、教育長を務めた保守系。島袋氏の市政運営に不満を抱く保守系市議らが擁立に動いた。鳩山政権発足間もない9月末に出馬表明した際「県外がベストだが現計画の見直しを求める」と普天間への対応は玉虫色だった。

 10月半ば、稲嶺氏は「県外移設を求める」と口にし始める。民主、社民など政権与党が統一候補擁立を断念し、稲嶺氏支援へと接近し始めた時期だ。民主党県連は31日、稲嶺氏の推薦を決定。社民も推薦する方向で、自公▽保革相乗り▽分裂した革新−−の構図は、前回06年市長選と似通う。

 だが、決定的に違うのが政権交代後という要素。稲嶺氏を支援する革新系の玉城義和県議(名護市区選出)は言う。「これまでは辺野古移設を押しつけてきた政権下の市長選だった。今はその抑圧がない」。鳩山首相の言葉がパンドラの箱を開け、市民の本音が出るとの読みだ。宇茂佐の敬老会場に来ていた主婦(60)は揺れる心を明かした。「親せきが建設業で、市の振興も考え容認派に投票してきた。でも本音は基地は嫌。ただ『県外、国外』は本当に可能なのでしょうか。今、いろいろと考えています」

 普天間移設で県民の民意を探る最善の方法は何か−−。毎日新聞と琉球新報が沖縄県民を対象に実施した世論調査で、57%が「県民投票」と答え、知事選は13%、名護市長選は6%だった。移設問題を首長選に問うべきではない。そんな沖縄の民意が見える。(この連載は三森輝久、井本義親が担当しました)

==============

 ■ことば

 ◇北部振興策と米軍再編交付金
 名護市など沖縄本島北部12市町村に00年度から約10年間に1000億円かけて実施する振興事業。09年度までの支出は770億円。うち名護市分は263億円。米軍再編交付金は07年創設。再編に伴う施設や訓練を受け入れる自治体に、4段階の進み具合に応じて交付金を出す。名護市は07〜09年度で計24億円(予算ベース)。

2034名無しさん:2009/11/05(木) 21:13:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009110502000086.html
米中枢の腹探れず 外相訪米断念 首脳会談に不安
2009年11月5日 朝刊

 岡田克也外相は四日、オバマ米大統領来日前の実現を模索していた訪米を断念した。最大の懸案である沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、クリントン国務長官ら米政府中枢の腹を探る機会は失われた。外務省は、五日に来日するキャンベル国務次官補やルース駐日大使と最終調整を進める方針だが、万全な「地ならし」は望めそうもない。 (佐藤圭)

 岡田氏は四日夜、外務省で記者団に「予算委員会の日程がはっきりせず、申し訳ないのでお断りした」と悔しさをにじませた。

 日米両政府は、外相会談の日程を六日(日本時間七日)で調整していたが、六日に参院予算委員会が開かれるため、国会審議を優先せざるを得なかった。

 普天間問題をめぐる日本政府の足並みが乱れる中、鳩山由紀夫首相は国会などで「オバマ氏が来るまでに決めないといけないとは思っていない」と繰り返している。

 日本側では「オバマ氏が首脳会談で普天間に直接言及することはない」(政府関係者)との見方も多いが、岡田氏としては、懸念材料はできる限り払拭(ふっしょく)しておきたい。このため、クリントン氏と会談し、年内決着を目指す考えを伝える必要があると判断した。

 外務省は「外相レベルで意思疎通を図るのが望ましかったが、日米間は日ごろから緊密に連絡を取り合っている」(児玉和夫外務報道官)と、訪米断念の影響はないと説明する。

 ただ、キャンベル、ルース両氏のレベルで協議してみても、日米で合意した現行計画の早期履行を迫られるだけだ。結局は不安を抱えたまま、本番を迎えることになりそうだ。

2035チバQ:2009/11/06(金) 12:12:04
http://mainichi.jp/select/world/news/20091106k0000e030028000c.html
パレスチナ:米の譲歩に失望 アッバス氏不出馬表明
 【エルサレム前田英司】パレスチナ自治政府のアッバス議長が5日、次期議長選(来年1月24日予定)に不出馬を表明した背景には、中東和平交渉の停滞やガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスとの対立で、政治的に追い込まれていた事情がある。自治区が自治政府の影響下にあるヨルダン川西岸と、ハマス支配下のガザに分断されている現状では、選挙の実施自体も不確定といえ、議長の不出馬表明で先行きの不透明度はさらに増している。

 「(米国が)イスラエルの立場を支持したことにとても驚いた」。アッバス議長は5日の演説で、和平交渉を仲介する米国への失望感を吐露した。

 イスラエル占領下の西岸や東エルサレム、ガザを将来の独立国家の領土と考える自治政府は、西岸などに散在するユダヤ人入植地問題を重視。和平交渉再開の前提として入植活動の「完全凍結」をイスラエルに迫ってきた。だが、これまで歩調を合わせていたクリントン米国務長官は先月末のエルサレム訪問時、凍結要求を拒否するイスラエルに譲歩して「凍結は前提でない」と言明した。

 ハマスのガザ支配を解消できないアッバス議長にとって、求心力の維持には和平交渉での進展が不可欠だ。右派主導のネタニヤフ・イスラエル政権が誕生し、和平の実現に意欲を示すオバマ米政権こそが「頼みの綱」だったが、その米国に「はしごを外された」(外交筋)形となった。

 アッバス議長は演説で「(決意は)駆け引きや策略ではない」と強調したが、実際のところ有力な後継候補はおらず、不出馬の「真意」は不明。議長は過去にも、窮地で自身の進退を持ち出したことがある。

 一方、ロイター通信によると、ハマス幹部は議長の不出馬表明について、「(議長の出身母体)ファタハの問題」と一蹴(いっしゅう)。ハマスは来年1月の選挙実施を拒否し、議長側との対立が続く限り参加しないと明言している。エジプトが仲介するファタハとハマスの「和解協議」の見通しは立っていない。

 ■アッバス議長をめぐる主な動き■

04年11月 アラファト議長が死去

05年1月 アッバス議長が就任

  9月 イスラエルがガザ地区からの撤退を完了

06年1月 パレスチナ評議会(国会に相当)選挙でハマス圧勝、3月に単独内閣が発足

07年6月 ハマスがガザ地区を武力制圧。ハマス、ファタハ(PLO主流派)の統一政府が崩壊し自治区も分裂

08年12月 イスラエル軍がガザ地区を大規模空爆

2036チバQ:2009/11/06(金) 12:13:23
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091105-OYT1T01437.htm
アッバスPLO議長、不出馬はブラフ?
中東
 【エルサレム=加藤賢治】パレスチナ自治政府のアッバス議長(74)は5日夜(日本時間6日未明)、パレスチナ自治区ラマッラで演説し、来年1月に予定される議長選に「出馬を望んでいない」と語って不出馬の意向を表明した。


 パレスチナ和平の推進役だったアッバス議長が退任すれば、和平への調停を続けるオバマ米政権には打撃で、米国やアラブ穏健派諸国を中心に翻意を促す動きが活発化しそうだ。

 アッバス議長は演説で再三、和平交渉停滞へのいら立ちを表明。イスラエルによるヨルダン川西岸などへのユダヤ人入植凍結を求めてきたオバマ政権がここへ来て方針を転換したと指摘して、「イスラエル支持の姿勢に驚いた」と批判した。

 クリントン米国務長官は10月31日、和平交渉再開を優先する立場から、イスラエルに入植凍結を求めないと明言していた。

 ただ、現時点では、議長の退任表明を額面通りに受け取る向きは少ない。自治政府内部には、議長の辞意表明は、入植地問題で米国とイスラエルに譲歩を迫るためとの見方が根強い。

 アッバス氏は、アラファト前議長の死去後、2005年1月の議長選で当選した。過去にイスラエルとの和平交渉を率いた経験から欧米の信任は厚いが、パレスチナ内部からは「米やイスラエルに弱腰」との批判も絶えなかった。

(2009年11月6日10時40分 読売新聞)

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200911060003.html
アッバス氏、議長選不出馬を表明 PLOは受け入れず
エルサレム(CNN) アッバス・パレスチナ解放機構(PLO)議長は5日、PLO執行委員会に対し、来年1月に予定される議長選に出馬しない意向を表明した。ただ、PLO側はこれを受け入れず、同議長支持の立場を維持する構えを示している。議長側近が明らかにした。

議長選は1月24日に実施される予定。イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ内部の政治プロセスに口を出すべきではないとの立場から、コメントを避けた。

PLOのエラカット交渉局長は1日、CNNとのインタビューで、アッバス議長が不出馬を真剣に検討しているとしたうえで、同議長が「アラブ人やイスラエル人、一部のパレスチナ人、そして米国人からもかなりの度合いで裏切られたと感じている」との認識を示していた。

アッバス議長らPLO指導部は、イスラエルとの和平交渉の停滞や米政権の姿勢に不満を募らせてきた。クリントン米国務長官が先月末、イスラエルによる入植活動の部分凍結案を「前例がない」と評価したことに対し、エラカット局長らは「全面凍結を求めるべきだ」と強く反発していた。

2037チバQ:2009/11/06(金) 12:15:31
http://www.asahi.com/international/update/1106/TKY200911060106.html
アッバス議長、不出馬表明 中東和平交渉混迷の恐れ
2009年11月6日10時0分

 【ラマラ(パレスチナ自治区)=井上道夫】パレスチナ自治政府のアッバス議長は5日、自治区ラマラで開かれたパレスチナ解放機構(PLO)の幹部会合で、来年1月に予定されている自治政府の議長選に立候補しない意向を表明した。

 アッバス氏は同日夜、市民に向けてテレビ演説したが、「私の立場を仲間が理解してくれることを望む」と述べるにとどまり、不出馬の理由は明言しなかった。イスラエルでは、同国から譲歩を引き出すための「捨て身」の戦術との見方が出ている。ただ、アッバス氏は「(和平交渉を有利に進めるための)策略ではない」と語った。

 演説でアッバス氏は、パレスチナが交渉再開の条件に掲げる入植活動の全面凍結をイスラエルが受け入れないことを非難。交渉の仲介役を務める米国のクリントン国務長官が先月末に、イスラエルに入植の全面凍結を迫らずにパレスチナ側に交渉に入るよう促したことについて「驚いた。米国はイスラエル側に立っている」と不満を漏らした。

 アッバス氏は05年1月から現職。イスラエルとの2国家共存による和平を目指す穏健派で、米欧だけでなく、イスラエルの和平推進派の信頼も厚い。和平路線を引き継ぐアッバス氏の有力な後継者はおらず、同氏が退けば、和平交渉の一層の混迷が予想される。PLOの幹部らはアッバス氏に翻意を促しているという。

 イスラエルのネタニヤフ首相は近く米国を訪問する予定で、アッバス氏の不出馬表明を受けてオバマ米政権がどう対応するか注目される。

2038とはずがたり:2009/11/07(土) 07:30:16

沖ノ鳥島に「港」建設へ 中国の「岩」主張に対抗
2009.11.7 01:58
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091107/plc0911070159000-n1.htm

 政府は6日、日本最南端の無人島、沖ノ鳥島(東京都小笠原村)に港湾施設を設ける方針を決めた。平成22年度予算に必要経費を計上し、調査や設計に着手する。沖ノ鳥島周辺にはレアメタル(希少金属)などの海底資源が存在するとみられているが、中国政府は排他的経済水域(EEZ=海岸から約370キロ)を設定できない「岩」だと主張している。政府は沖ノ鳥島に調査・開発などの経済活動の拠点を設けることで「島」であることを内外に示す構えだ。

 沖ノ鳥島は東京の南南西約1700キロの北緯20度25分、東経136度4分に位置する。満潮時の高さ、幅ともに数メートル程度の2つの小島を環礁が取り囲む。船舶の接岸施設はなく、上陸するには沖合に停泊し、ボートで島に近付くしかない。

 このため、政府は環礁部分に船舶が接岸できる港湾施設を建設し、島の護岸管理や海洋調査の拠点とする方針。国土交通省は22年度予算の概算要求で「離島における活動拠点の整備」のため、数億円規模の調査・設計費を計上した。海上自衛隊、海上保安庁、気象庁の職員らが滞在する南鳥島とあわせ現地調査や概略設計を行う方針だという。

 沖ノ鳥島をめぐっては中国が今年8月、大陸棚拡張を協議する国連大陸棚限界委員会で「人の居住または経済的生活を維持できない岩」と認定するよう求めた。現在、日本は沖ノ鳥島の存在により、島周囲に国土面積(約38万平方キロ)を上回る約40万平方キロのEEZを設定し、資源開発や漁業などの経済活動に関して主権的な権利を行使できる。これが「岩」とみなされると、EEZは設定できず、日本の権益は島を中心に半径約22キロ(約1500平方キロ)の領海だけに制限されてしまう。

 中国は台湾有事への米軍の介入に対抗するため、制海権の防衛ラインとして南西諸島から台湾に至る「第1列島線」を設定。さらに外側の小笠原諸島からサイパン、グアム島を結ぶ「第2列島線」への進出を意図しているとみられ、沖ノ鳥島は要衝となる。すでに島周辺海域での海洋調査を活発化しており、潜水艦の航行に必要なデータ収集も行っているとみられている。

 それだけに沖ノ鳥島を経済活動の拠点と認定させる安全保障上の意義は大きい。同様の観点から海上保安庁は19年、沖ノ鳥島に灯台を設置し、日本の主権が及ぶことを明確にした。

 一方、前原誠司国交相は野党時代から「中国が沖ノ鳥島とその排他的経済水域の実効支配を試みる可能性が否定できない」と繰り返してきた。

2039名無しさん:2009/11/07(土) 13:45:00
>>2038
人工島部分にどれだけ施設を作っても、EEZ有無の判定に意味はないような気もしますが…

2040チバQ:2009/11/07(土) 17:17:34
http://www.asahi.com/international/update/1106/TKY200911060101.html
米軍基地内で乱射、13人死亡30人けが テキサス州2009年11月6日21時29分
  
 【フォートフッド(米テキサス州)=田中光】5日午後1時半(日本時間6日午前4時半)ごろ、米テキサス州中部のフォートフッド米陸軍基地で銃乱射事件があり、兵士ら13人が撃たれて死亡、30人が負傷した。当局は同基地で精神科医を務めていた陸軍少佐ニダル・マリク・ハサン容疑者(39)を拘束した。

 事件後、同基地で記者会見したロバート・コーン陸軍中将によると、ハサン容疑者は銃撃戦で数発の銃弾を受けたが、容体は安定している。犯行には拳銃2丁が使われ、うち1丁は半自動式だった。事件当時、学位を取得した兵士の卒業式が現場近くで進行中で、兵士や関係者ら600人ほどが参加していた。

 同基地はイラクやアフガニスタン派兵の拠点で、銃乱射があったのは派兵前の兵士への説明会や健康診断などが行われる施設。米CNNによると、ハサン容疑者はヨルダン系米国人で独身。精神科軍医として、これまでに複数の陸軍医療センターで兵士のストレス対策などの仕事をした経験があるという。

 複数の米メディアはハサン容疑者の親類の話として、同容疑者は米国生まれのイスラム教徒で「同僚からの差別で悩んでいた」と報じた。近くイラクに派遣される予定で、そのことを気に病み、除隊も望んでいたという。AP通信は、ハサン容疑者がインターネットに自爆テロに絡む書き込みをして、半年前から米捜査当局の調査対象になっていたとも伝えている。

 イラクとアフガニスタンで「二つの戦争」を抱える米オバマ政権は、アフガンへの米軍増派を検討中だが、泥沼化する戦争で米兵が疲弊していることを今回の事件は浮き彫りにした形で、増派に対する批判が高まるのは必至。オバマ大統領は難しい決断を迫られることになった。

         ◇

 【ワシントン=望月洋嗣】オバマ米大統領は5日、フォートフッド陸軍基地での銃乱射事件について「海外の戦場で勇敢な米国人を失うことも悲劇なのに、米本土の陸軍基地内で兵士が銃火を浴びねばならなかったことにぞっとしている」と語った。ゲーツ国防長官らと協議し、事件の解明に努める意向を表明。「軍最高司令官として、兵士たちが適切な待遇を受け、帰国中は安全が確保されるよう、責任を果たしたい」と述べ、再発防止に取り組む考えを強調した。

2041チバQ:2009/11/07(土) 17:19:09
http://mainichi.jp/select/world/news/20091107k0000e030001000c.html
銃乱射:ビル内で、1人死亡5人けが 容疑の男拘束 米国
 米フロリダ州オーランドのオフィスビルで6日昼前(日本時間7日未明)、発砲事件があり、警察当局者は1人が死亡、5人が負傷したと述べた。容疑者の男は間もなく、母親の自宅にいるところを拘束された。

 米国では5日、南部テキサス州の陸軍基地で、陸軍少佐の精神科軍医が銃を乱射、兵士ら13人が死亡、30人が負傷する事件が起きたばかり。

 警察によると、男はジェーソン・ロドリゲス容疑者(40)。CNNテレビによると、ロドリゲス容疑者は、事件のあったビル内にある建設関係の会社の元従業員で、同社の広報担当者は、発砲はこの会社の事務所の中で起きたと説明した。2007年に成績不振で解雇されていたという。

 事件発生後、警察当局は現場周辺を封鎖し、特別機動隊(SWAT)が容疑者の捜索を実施。当時、容疑者がまだビル内にいる可能性があったため、入居する会社の事務所では職員らが家具などでドアをふさぎ、安全が確認されるまで中にたてこもった。(共同)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2009110700066&j1
米でまた銃乱射、1人死亡=オフィスビルで5人負傷−フロリダ州
 【ニューヨーク時事】米南部フロリダ州オーランドの高層オフィスビルで6日、男が銃を乱射し、地元メディアによると、1人が死亡、5人が負傷した。男はビルから逃走したが、当局は約3時間後に男が母親宅にいるのを見つけ、逮捕した。
 逮捕されたのはジェーソン・ロドリゲス容疑者(40)。同容疑者はビルの8階にある会社事務所で発砲、死傷者はいずれもこの会社の従業員という。同容疑者は2年前にこの会社を解雇されており、警察署に連行される際、メディアに対し、「彼らが自分を見捨てた」と動機を示唆した。(2009/11/07-07:57)

2042チバQ:2009/11/07(土) 17:20:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009110702000076.html
米軍基地乱射 戦場の実態知り失望か
2009年11月7日 朝刊

 【キリーン(米南部テキサス州)=加藤美喜】米テキサス州のフォートフッド陸軍基地で五日、重体だった一人が死亡し犠牲者が計十三人となった銃乱射事件で、複数の米メディアは、実行犯の軍医で陸軍少佐ニダル・マリク・ハサン容疑者(39)が、アフガニスタンやイラクからの帰還兵から診療を通じ話を聞く立場だったと報じた。自らも派兵対象になっており、動機解明にどうつながるか注目される。

 AP通信によると、同基地の司令官は六日、ハサン容疑者が発砲前「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだと語った。捜査当局はこの情報をまだ確認中だという。

 ハサン容疑者は陸軍入隊後、精神医療畑を歩み、ワシントンの陸軍医療機関で研修を積んだ後、今年七月に基地に配転された。

 基地は、海外派兵の最終訓練を行うとともに、帰還兵が精神診療などのため最初に戻る場所。

 ハサン容疑者のいとこはニューヨーク・タイムズ紙などの取材に「(精神科医の容疑者は)帰還兵から恐ろしい戦場の実態を連日、聞く立場だった」と証言。容疑者は近くアフガニスタンかイラクへの配置が決まっていたとされ「自分の派兵に幻滅していた」とも語った。

 いとこによると、容疑者自身は米国生まれだが、両親はエルサレム近郊の出身。親の反対を押し切って入隊したが、米中枢同時テロの後、イスラム教徒として嫌がらせを受けたという。除隊も考えたが、軍の奨学金返済義務があり断念。ただ結婚紹介の申し込みでは国籍を「パレスチナ」と記入するこだわりをみせていた。

 ハサン容疑者は警官との銃撃戦で負傷して病院に運ばれており、捜査当局は同容疑者の体調が回復次第、事情聴取を始める方針だ。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/091106/amr0911062130014-n1.htm
事件前、談笑し買い物 同じイスラム、戦闘に悩み
2009.11.6 21:30
 米南部テキサス州のフォートフッド陸軍基地で乱射事件を起こした陸軍少佐で軍医のニダル・マリク・ハサン容疑者。基地内の事件では米軍史上最悪の事態を招いた容疑者の人物像は明らかになっていないが、事件日の朝、基地近くで談笑しながら買い物をするなど普段と変わった様子はなかった。一方で、戦地派遣で自分と同じイスラム教徒との戦闘に巻き込まれることを心配していた。

 米CNNテレビは6日、事件の約7時間前に基地近くの雑貨店で飲み物を購入するハサン容疑者の監視ビデオ映像を放送。ハサン容疑者は常連客の一人で、この時は白いアラブ衣装を着ていた。店主によれば落ち着いた様子で談笑するなど、事件に結び付くような行動は見当たらなかったという。(共同)

2043チバQ:2009/11/07(土) 21:18:12
>>2039
まあ やらないよりやった方がマシでしょう。


しかし....正直なところアレは岩だ

2044名無しさん:2009/11/08(日) 18:39:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110700261
「6カ国」再開へ動き本格化=米代表訪朝で急展開も
 【ワシントン時事】米政府は、北朝鮮政策担当のボズワース米特別代表を年内にも平壌に派遣する見通しとなった。直接協議を行うことで、北朝鮮を核問題の6カ国協議に復帰させられるとの判断を下したとみられ、一時は瓦解の危機にあった6カ国協議プロセスが1年ぶりに動き出す可能性が出てきた。
 6カ国協議は昨年12月、核申告の検証枠組みに関する米朝合意を文書化するために開かれたが決裂。北朝鮮は挑発的言動を強め、今年4月に弾道ミサイルを発射して6カ国協議を離脱、5月には核実験を強行した。
 北朝鮮はこの後、水面下でボズワース特別代表の平壌訪問を招請したが、米国人記者の拘束問題なども抱え、米政府は回答を保留。その上で、(1)6カ国協議復帰の確約(2)姜錫柱第1外務次官との会談(3)2005年の6カ国協議共同声明の履行−を受け入れの条件に挙げていた。
 米政府はボズワース特別代表の年内の訪朝を決め、週明けにも発表する見通しだが、10月24日にニューヨークで行われた米朝高官接触などを通じ、直接協議が6カ国協議再開に資するとの結論に至ったとみられる。
 ただ、北朝鮮外務省報道官は2日、05年の共同声明は「無効となった」と宣言しており、北朝鮮が米国の条件をそのまま受け入れたのかどうか疑問は残る。
 関係筋によると、米政府は北朝鮮が再び姿勢を硬化させ、対話の機運が失われることを懸念している。このため、条件面で妥協した可能性も排除できず、米朝協議が行われても、直ちに6カ国協議が再開されるかどうかは不透明な情勢だ。(2009/11/07-16:02)

2045チバQ:2009/11/08(日) 19:06:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009110802000083.html
<スコープ>反発と期待…揺れる沖縄 首相の決断 重圧増す
2009年11月8日 紙面から

米軍普天間飛行場の嘉手納基地への統合案に反対し、デモ行進する参加者=7日夕、沖縄県嘉手納町で


 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、沖縄県嘉手納町は七日、岡田克也外相が提唱する米軍嘉手納基地への統合案に反対する町民大会を開き、主催者発表で二千五百人が参加した。八日には県内移設に反対し、民主党が掲げてきた県外・国外移設を求める県民集会も行われる。鳩山由紀夫首相は沖縄の反発と期待に追い込まれている。 (三浦耕喜)

 町民大会で、宮城篤実町長は「外相になった途端の発言は何なのか。不退転の決意で統合案を粉砕しよう」と、岡田氏を厳しく批判。決議では「町民の心を踏みにじり、新たな基地負担と犠牲を強いるもので断じて許さない」と宣言した。

 嘉手納町は面積の八割余りが基地で占められ、騒音被害も深刻。一応は騒音防止協定はあるが、例外規定を盾に深夜の発着もしばしば。普天間飛行場の海兵隊まで移れば、被害が拡大する懸念は強い。

 一方、八日に宜野湾市で開かれる県民大会は、普天間飛行場を県北部・名護市にあるキャンプ・シュワブ沿岸部に移す現計画に反対を訴えるのが目的。普天間飛行場を抱える宜野湾市の伊波洋一市長も大会の共同代表に名を連ね、民主、社民、国民新党の与党三党そろって地元選出の国会議員が出席する。首相が衆院選前に唱えた「最低でも県外移設」への期待感を高める大会となる。

 だが、鳩山政権の態度は煮え切らない。北沢俊美防衛相、岡田氏が県内移設やむなしに傾く一方で、首相は決断を先送りし、来日するオバマ米大統領にも確たる話はできない。

 政権の腰が定まらず、当初は県民大会に出席予定だった社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相もキャンセル。足取りの乱れを露呈した。

 一方、訪米中の仲井真弘多沖縄県知事は五日、「県内もやむを得ない」と首相に決断を促した。米軍基地を抱える県知事による渉外知事会会長の松沢成文神奈川県知事は同じ席で、「時間をかけて県民世論が反対になれば、現行案までつぶれる」と発言。厚木基地などほかの米軍再編計画への悪影響を指摘した。

 「首相は立派なことを実行すべきだ」と訴えた宮城氏。県内・県外の立場は違えど、沖縄が求めてやまないのは首相の決断だ。

2046名無しさん:2009/11/08(日) 23:17:55
このタイミングで米兵によるひき逃げですか…

米軍関係車両でひき逃げか 沖縄、ガラス割れ毛髪付着
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110801000443.html

 沖縄県読谷村で男性が頭から血を流して死亡していた現場に近い自動車修理工場に、フロントガラスが割れた米軍関係者用のYナンバー車が持ち込まれていたことが分かり、沖縄県警は8日、ひき逃げ事件の可能性が高いとみて捜査を始めた。

 フロントガラスには髪の毛が付着しており、県警は男性のものかどうか、週明けにDNA鑑定して調べる。

 嘉手納署によると、7日午後5時15分ごろ、読谷村楚辺の道路沿いの雑木林で、あおむけに倒れていた遺体を通行人が発見し、110番した。身元は同居の親族による確認で、同村の無職外間政和さん(66)と判明。司法解剖の結果、頸椎骨折などが死因と分かった。

 現場は同村役場から南西に約1キロで、住宅のまばらな場所。

2047名無しさん:2009/11/09(月) 20:27:20
>>2038 関連
NHKともあろうものが、よくある間違いをしてますね。

>中国政府が島ではなくただの岩だとして
中国は「岩」と主張していますが、
「島ではない」とは主張してないでしょう。

NHKニュース 沖ノ鳥島に港湾設備を建設へ
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013631891000.html

政府は、日本最南端にある沖ノ鳥島周辺の海域で資源開発の調査などを進めるため、島に船舶が接岸できる港湾施設を整備する方針を固めました。

沖ノ鳥島は、東京の南南西の沖合1700キロにある日本最南端の無人島で、周囲の海域は日本が資源開発や漁業などの経済活動を行う権利を持つ排他的経済水域に認められています。周辺の海底には、レアメタルと呼ばれる貴重な金属資源があるとされていますが、島に船舶を接岸する施設がなく、上陸するには小型のボートで近づくしかありません。このため政府は、資源開発の調査などを進める拠点として沖ノ鳥島を整備する必要があるとして、船舶が接岸できる港湾施設を整備する方針を固めました。
沖ノ鳥島をめぐっては、中国政府が島ではなくただの岩だとして、国際的な機関に島の周辺を日本の排他的経済水域に認めないよう求めています。政府としては、港湾施設を整備することで、沖ノ鳥島を国際的にも経済活動を維持できる島として認めさせるねらいもあるとみられます。

2048名無しさん:2009/11/09(月) 20:38:21
>>2046
>在沖縄米軍は所有者を陸軍兵と特定
陸軍兵とは珍しいですね。
米陸軍の戦闘部隊はグリーンベレーの300人だけだそうですが…
http://kotobank.jp/word/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%99%B8%E8%BB%8D

沖縄の男性遺体 ひき逃げと断定、米軍関係者の車押収
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091109-OYS1T00467.htm

 沖縄県読谷(よみたん)村楚辺(そべ)の道路沿いの雑木林で7日、男性の遺体が見つかった事件で、県警嘉手納署は、現場に車のガラス片が落ちていたことなどから、ひき逃げ事件と断定した。

 同日午後、外国人男性が現場から約5キロの自動車修理工場に、フロントガラスが割れ、毛髪が付着した米軍関係者の私有車「Yナンバー」の乗用車を持ち込んでおり、嘉手納署はこの車を押収した。在沖縄米軍は所有者を陸軍兵と特定しており、誰が運転していたかなど任意で事情を聞く方針。

 発表によると、男性は同村の外間政和さん(66)。死因は頸椎(けいつい)骨折で、首以外にも数か所を骨折していた。7日午後5時10分頃、通行人が道路沿いの木々がなぎ倒されているのに気づき、道路から約3メートル雑木林に入った所で、頭から血を流し、あおむけに倒れている外間さんを見つけた。ジャージー姿で、嘉手納署は、早朝のウオーキング中に車にはねられたとみている。

2049名無しさん:2009/11/10(火) 08:13:25
>>1996
今になって自衛隊側にも過失が明らかに

NHKニュース 護衛艦も速度出しすぎの疑い
http://www.nhk.or.jp/news/k10013675521000.html

先月、関門海峡で海上自衛隊の護衛艦と韓国籍のコンテナ船が衝突した事故で、護衛艦が当時、海峡の通過の際に義務づけられた安全な速度を超えて航行をしていた疑いがあることが、海上保安庁の調べで分かりました。

この事故は先月27日、関門海峡で、海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国籍のコンテナ船「カリナスター」が衝突したものです。護衛艦は当時、乗組員を見張りなどに就かせ、衝突などの危険が迫った際にはすぐにいかりを降ろせるよう態勢をとっていました。しかしその後の海上保安庁の調べで、護衛艦は、関門海峡に入っても外洋を航行するときと同じ15ノットから17ノットで航行し、今回、事故が起きた海峡の最も狭い部分で船とすれ違うことを予測していたにもかかわらず、速度を落としていなかったことが新たにわかりました。関門海峡を通過する船舶に適用される港則法は「船舶に危険を及ぼさないような速力で航行しなければならない」と定めていて、海上保安庁では護衛艦が安全な速度を超えて航行していた疑いがあるとみて捜査を進めています。今回の事故では、コンテナ船が前を航行している別の船との追突を避けようと護衛艦の針路側に大きくかじをきったことも分かっていて、海上保安庁ではコンテナ船の船長などについても業務上過失往来危険の疑いで捜査を進めています。

2050とはずがたり:2009/11/10(火) 12:17:18
>>2047
国際法上,岩は島ではないってことはないんですかね?
それならば岩だという主張には島ではないと云う主張は含まれますけど。

2051名無しさん:2009/11/10(火) 19:31:03
日米漂流:オバマ大統領来日を前に/上(その1) 岐路に立つ同盟 続く対日不信
http://mainichi.jp/select/world/news/20091110ddm001010009000c.html

 ◇普天間移設、迷走 「冬の時代」「危険水域」

 「米大統領まで報告がいくような重大問題だ。我々に相談もせずに、鳩山首相がこういう発言をするとはどういうつもりか、真意を聞きたい」

 10月12日午前、東京都内のホテル。キャンベル米国務次官補は武正公一副外相に会うなり、怒りをあらわにまくし立てた。

 2日前に北京で開かれた日中韓3カ国首脳会談の冒頭、鳩山由紀夫首相は「今までややもすると米国に依存しすぎていた。アジアをもっと重視する政策をつくり上げていきたい」と語った。

 中国の温家宝首相が満面の笑みを浮かべたこの発言は、瞬く間に米側に伝わり、鳩山政権の「離米」姿勢への懸念といら立ちを増幅させた。

 ニューヨークでの9月23日の首相とオバマ大統領との初の首脳会談は、個別課題を棚上げして信頼関係構築を演出した。

 それから、わずか1カ月半。今や、日米関係は「冬の時代」(外務省幹部)とも、「危険水域に入った」(防衛省幹部)とも言われる。

 日米関係がきしんでいるのは、インド洋での海上自衛隊による給油活動からの撤退や、「東アジア共同体」構想提唱もあるが、最大の原因は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題での鳩山政権の迷走にある。

 首相は、衆院選中に公約した「県外移設」も視野に来年1月の沖縄県名護市長選以降への先送りを目指し、岡田克也外相は年内をめどに米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合を模索し、北沢俊美防衛相は日米合意に沿ってキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)への移設を年内決着させようと狙う。

 移設先も決着時期のイメージもバラバラの3氏がそれぞれ発言し閣内不一致が極まっても、誰も調整に乗り出さない。

 むしろ首相周辺からは「バラバラのままいって最後に首相が決断すればいい。日米関係がちょっとガタガタしたからといって米国の言うことを聞いていたら、今までの対米追従から抜け出せない」との声が聞こえる。

 閣内不一致を首相の「政治主導」の演出に活用しようとの計算や、普天間問題を首相がこだわる「対米追従からの脱却」や「対等な日米関係」の試金石にする思惑がにじむ。

 鳩山政権発足後「忍耐が必要」と外圧をかけずに時間をかけて新政権を見守る姿勢を示したキャンベル氏は、今や米政権内で「初動を誤った」(日米関係筋)と批判され、厳しい立場にある。10月20、21日に来日したゲーツ米国防長官は、圧力路線に転じ、普天間移設の現行計画通りの実施を日本側に強く迫った。だが「あれでは占領軍の司令官。ネジを巻きすぎてネジが飛んじゃった」(日米関係筋)と、かえって日本側の反発も招いた。

 日米両政府は首脳会談では普天間問題に深入りせず、同盟強化を再確認する方針だが、それは危機感の裏返しでもある。同盟関係は岐路に立っている。

 米中央情報局(CIA)出身で米保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」のブルース・クリングナー上級研究員は「普天間問題が片づいても、オバマ政権の対日不信感はこれからも続くだろう。韓国の盧武鉉(ノムヒョン)前政権時代の米韓関係によく似てきた」と、もともとの支持基盤を反米勢力に置き、米韓関係を冷え込ませた盧武鉉政権と鳩山政権の類似を指摘する。【須藤孝、高山祐】

    ◇

 13、14日にオバマ大統領の初来日を控えて、きしみの目立ってきた日米関係を検証する。=次回から2面掲載

毎日新聞 2009年11月10日 東京朝刊

2052名無しさん:2009/11/10(火) 19:31:44
>>2051

日米漂流:オバマ大統領来日を前に/上(その2止) 首相、戦後外交に一線
http://mainichi.jp/select/world/news/20091110ddm003010093000c.html

 <1面からつづく>
 ◇祖父のDNA/留学で「国家の自立」意識

 10月14日夜、ワシントン市内のステーキハウスで、日本側から長島昭久防衛政務官、在米日本大使館の秋葉剛男公使ら、米側からシンクタンクの東アジア専門家ら8人が夕食を囲んだ。米国防大学国家戦略研究所(INSS)のジェームズ・プリスタップ上級研究員が言った。

 「鳩山由紀夫首相が自民党政権と違う政策を追求する姿勢は評価できる。しかし日米中の戦略的枠組みを頭に入れながらやるべきだ。米中が接近している中で『あれもこれもできない』では、日本はセルフ・マージナライズ(self marginalize、自ら存在感を薄めていくこと)になってしまう」

 長島氏が反論した。「自民党政権下の政策を続けていて、国際政治経済の大きな流れに対抗できるだろうか。多少あつれきがあり、時間はかかるかもしれないが、日米同盟の土台を戦略レベルから見直し、高めたい」

 鳩山首相の思いもそこにある。

 首相は、10月29日の参院本会議で「明年は日米安保条約が改定されて50年の節目。日米同盟のあり方全般について包括的なレビュー(再検討)を行いたい」と語った。

 7日配信の「鳩山内閣メールマガジン」では、首相は「前政権のように、対米追従の日米関係に疑う余地もなければ、新たな検討も必要ないのかもしれない。しかし、我々はこの(普天間)問題で日本の意思を明確に示したい」と、対米追従から脱し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をゼロベースで見直し、解決する意欲を示した。

 首相の「脱対米追従」は旧民主党時代からの持論だ。沖縄に集中する駐留米軍の大幅縮小を意味する「常時駐留なき安全保障」を主張し、96年の衆院選公約に盛り込ませた。

 その源流は「おじいさんのDNA」(周辺)だとして、「日ソ国交回復による米追従外交からの脱却」「自主憲法制定と再軍備の必要性」を唱えた祖父・鳩山一郎元首相の影響を指摘する声が多い。吉田茂元首相が路線を敷いた「対米基軸・経済重視」の戦後外交とは明らかに一線を画する。

 別の首相周辺は「米スタンフォード大への留学体験が原点」と指摘する。留学中の76年、首相は米国の建国200年祭を見て「米国人の愛国心、国に対する誇りに強い感銘を受けた」という。そこで国家の自立の必要性を強く意識し「政治の道に入るきっかけになった」(周辺)といわれる。
 ◇米の軸足見えず 同盟は日本重視/国際協調は中国

 だが首相の思いは必ずしも戦略を伴わず、たびたび繰り返される「脱対米追従」発言に、米側は戸惑う。米政府内では普天間問題で生じた亀裂が日米同盟に与える影響に懸念の声が高まるが、一方で、米政府内の構図はそう単純でもない。

 問題がある時こそ、共通の利益を見いだし、協力関係を構築する−−。オバマ政権下での同盟関係を考える場合、カギとなるのはオバマ大統領のそんな外交思想だ。北朝鮮やイランに対話を呼びかけ、ロシアとの協力関係構築のため欧州配備のミサイル防衛(MD)の見直しを表明した。

 だが、国際協調と旧来の同盟関係をどう位置づけるかは明確ではない。米国家安全保障会議(NSC)元アジア上級部長のマイケル・グリーン氏は「勢力均衡を意識した日米同盟重視の姿勢を示し、もう一方で世界的課題に対処するため協力できる国として中国重視の姿勢を示す。オバマ政権の外交は二重人格」と指摘する。

 そんな日米関係を中国は見つめている。「中美共治」。途上大国・中国と先進大国・米国とが世界を共同で管理していく「G2」関係を示す中国語だ。それを象徴するように大統領の今回の訪日は2日間、訪中は4日間。ニューヨークでの9月22日の米中首脳会談は、翌日の日米首脳会談の約3倍の1時間半をかけ、話題はイラン、北朝鮮の核問題、金融危機、気候変動にも及んだ。

 鳩山首相とオバマ大統領。政権交代を果たした2人の指導者のもとで、日米同盟は漂流を始めている。その行き着く先は、中国に東アジアの主導権を譲り存在感の薄れた日本と、そんな日本に過度な期待を寄せない米国という冷めた関係か。それとも同盟再検証により新しい日米関係の扉が開くのだろうか。【西田進一郎、山田夢留、ワシントン古本陽荘、北京・浦松丈二】

毎日新聞 2009年11月10日 東京朝刊

2053名無しさん:2009/11/10(火) 19:49:43
>>2050
海洋法に関する国際連合条約
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/mt/19821210.T1J.html

第百二十一条 島の制度

1 島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、高潮時においても水面上にあるものをいう。
2 3に定める場合を除くほか、島の領海、接続水域、排他的経済水域及び大陸棚は、他の領土に適用されるこの条約の規定に従って決定される。
3 人間の居住又は独自の経済的生活を維持することのできない岩は、排他的経済水域又は大陸棚を有しない。

--

つまり、島の例外規定として、岩であれば排他的経済水域と大陸棚が取り消しになる訳ですね。
沖ノ鳥島が島であることは明確なので、「人間の居住又は独自の経済的生活を維持することのできない岩」
であるかどうかが問われることになります。

岩でない島:領土・領海・接続水域・排他的経済水域・大陸棚
岩である島:領土・領海・接続水域
島ではない:なし

2054名無しさん:2009/11/10(火) 20:21:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091110/stt0911101231009-n1.htm
民主・山岡氏「米中とは二等辺三角形の付き合い」
2009.11.10 12:31

このニュースのトピックス:民主党
 民主党の山岡賢次国対委員長は10日午前、国会内で開かれた同党の衆院当選1回議員を集めた会合で、同党の外交スタンスについて「私どもは中国に一方的にシフトしているわけではない。日米枢軸は不動だ。米国との関係はひとつも揺らぐことはない」と述べた。そのうえで「中国は隣にいる大国だ。言葉が適当かどうかわからないが(米中両国との距離は)『二等辺三角形』だと思っている。両方ともまったく同じ重みでお付き合いする」と語った。

2055名無しさん:2009/11/10(火) 20:53:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111000646
政府は米兵引き渡し要求を=民主、共産
 民主党の高嶋良充参院幹事長は10日午後、国会内で記者会見し、沖縄県読谷村で発生した死亡ひき逃げ事件で米軍が陸軍兵を拘束したことについて「身柄の引き渡しを要求するのは当然だし、政府も対応する必要がある。対応を誤れば地元の皆さんの米軍に対する不信感が拡大し、普天間飛行場移設問題、オバマ米大統領の訪日に影響が出る」と懸念を示した。
 共産党の市田忠義書記局長は10日、記者団に「許し難い犯罪だ。直ちに身柄を日本に引き渡して、厳正な捜査を行うべきだ」と述べた。(2009/11/10-16:34)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009111000675
起訴前引き渡し求めず=沖縄ひき逃げ「地位協定で対応」−鳩山首相
 鳩山由紀夫首相は10日午後の参院予算委員会で、沖縄県読谷村で発生した死亡ひき逃げ事件で米側が陸軍兵を拘束したことに関し、「今の日米地位協定の下で事が順調に進むように努力したい」と述べ、殺人などの凶悪犯罪に限るとした日米両政府の合意を踏まえ、陸軍兵の起訴前の身柄引き渡しは求めない考えを示した。社民党の山内徳信氏への答弁。
 首相は「大変な悲劇だ。ご冥福をお祈り申し上げたい」と、被害者への弔意を示した。 
 中井洽国家公安委員長は「沖縄県警も捜査を実施した。取り調べに入れば引き渡し手続きを進められる。起訴すれば身柄は拘束できる」と説明した上で、「今のところ極めて米軍も協力的だ。十分、従来の方式で対応できる」と述べた。(2009/11/10-16:16)

2056とは:2009/11/10(火) 21:04:13
>>2053
ありがとうございます。なんと、岩ってのは島なんですねぇ。知りませんでした。

2057名無しさん:2009/11/10(火) 21:31:51
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091110-OYT1T00003.htm
渡部恒三・元衆院副議長、名護移設案を支持
 読売国際会議2009(読売国際経済懇話会=YIES、読売新聞社共催)の秋季フォーラムが9日、東京・紀尾井町のホテル・ニューオータニで開かれた。

 「政権交代と政治の行方」をテーマに、民主党の渡部恒三・元衆院副議長、細野豪志組織・企業団体委員長のほか、御厨貴東大教授、スティーヴン・ヴォーゲル・カリフォルニア大学バークレー校教授の4氏が討論した。

 渡部氏は、米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で鳩山内閣の方針が定まらないことについて、「外交と安全保障は国と国の約束だ。『内閣が変わったから、昨日までの政府が約束したことは全くかかわりない』では、信頼関係が無くなる」と指摘し、当初の日米合意通り、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)に移設すべきだとの考えを強調した。

 細野氏は、衆院選の政権公約(マニフェスト)について、「『年内にここまでいき、(来年)1月にはこうなる』という短期的なロードマップ(工程表)を示す必要が出てきた。次の参院選は、(民主党は)このままでは危ない」と述べた。

(2009年11月10日00時04分 読売新聞)

2058チバQ:2009/11/10(火) 23:15:20
>>2053
へー 知らなかった。
ややこしいなあ。

灯台なり港なりの経済活動があれば「岩でない島」になると....


逆に無人島はどうなるんですか?

2059とはずがたり:2009/11/11(水) 00:38:24
明らかに経済活動可能なら,それが行われて無い無人島でもOKなんじゃないでしょうかね?
で,岩かどうか微妙なケースでは岩ではないと主張したい側が証明の為に灯台なり港なりを造るとゆー感じなんじゃあ。

2060名無しさん:2009/11/11(水) 20:43:31
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091110-OYT1T01221.htm
首相、海自のインド洋での給油活動撤収を明言
 鳩山首相は10日の参院予算委員会で、海上自衛隊のインド洋での給油活動について、「延長する考えを持ち合わせていない。本当にテロ対策になったかどうかという検証も必要だ」と述べ、活動を延長せず来年1月の期限をもって海自を撤収させる方針を明言した。

 国際社会に与える影響に関しては、「(給油活動を)なくしてもアフガニスタン支援を国際的に十分評価される形で行える。失われる国益以上に、得る国益が多い」と説明した。

 また、政府税制調査会で検討しているたばこ税の増税について、「税収が減ったとしても、健康の方が大事だ」と述べた。喫煙者が減少して税収減につながっても、増税を目指す意向を示したものだ。

 この日の予算委で、民主党は同党の質問を見送った。審議時間短縮を図る狙いがあると見られる。

(2009年11月10日22時58分 読売新聞)

2061名無しさん:2009/11/11(水) 20:43:52
>>2055
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111000871
米兵の起訴前引き渡しを=ひき逃げ事件「解決に努力」−鳩山首相
 鳩山由紀夫首相は10日夕、沖縄県読谷村で発生した死亡ひき逃げ事件で米側が陸軍兵を拘束したことに関し、「米軍が兵士を拘束したということならば、当然起訴前だとしても、引き渡しをしてもらいたい。そして問題解決に努力してもらいたい」と述べ、起訴前の身柄引き渡しを求める考えを明らかにした。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 この問題をめぐって首相は同日午後の参院予算委員会では、「今の日米地位協定の下で、事が順調に進むよう努力したい」と答弁。中井洽国家公安委員長も「従来の方式で対応できる」と述べ、殺人などの凶悪犯罪に限るとした日米両政府の合意を踏まえ、起訴前の引き渡しには慎重な姿勢を示していた。
 これに対し、在沖縄陸軍のジェームス・ウッダード司令官は同日、読谷村の安田慶造村長と面会し、起訴前の身柄引き渡しに前向きな考えを表明。地元の米軍不信拡大を懸念する民主党からも、引き渡しを求める声が上がり、首相も判断を変えたとみられる。(2009/11/10-21:03)

2062名無しさん:2009/11/11(水) 20:44:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091110/stt0911101823017-n1.htm
「与那国島に陸自配置を」領土議連で櫻井よしこ氏が主張
2009.11.10 18:23

このニュースのトピックス:民主党

沖縄県・与那国島にある日本最西端の灯台、西崎灯台。東シナ海への中国の進出を受け、自衛隊誘致運動が起きている(植村光貴撮影) 超党派の国会議員による「日本の領土を守るために行動する議員連盟」(会長・山谷えり子参院議員)は10日、国会内で総会を開き、9月に日本最西端の沖縄県与那国島を視察したジャーナリスト、櫻井よしこ氏の報告を聞いた。

 櫻井氏は、住民への聞き取り調査で、中国の調査船とみられる船舶が夜間、沿岸に接近して調査活動をしていた事例が判明したと紹介、その上で「(与那国島に陸上自衛隊の部隊を)配備する方向に踏み出し、国境の島、日本国民の安全は日本政府が守るとの意思を諸外国に示すべきだ」と訴えた。

2063とはずがたり:2009/11/11(水) 21:00:51
>>2062
こういう国境警備隊的なのは陸自がするのが普通なんですかね?
離島の警備だと海自っぽい印象が個人的にはあるんですけど。

2064チバQ:2009/11/12(木) 00:19:52
>>2035-2037
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009111102000065.html
『アラファト前議長いれば…』 死去から5年
2009年11月11日 朝刊

 【ラマラ(パレスチナ自治区ヨルダン川西岸)=内田康】パレスチナのカリスマ的指導者といわれたアラファト前自治政府議長の死去から、11日で5年になる。折しも、アラファト氏の後を継いだアッバス議長が来年1月末の議長選に出馬しないと表明し、自治区は政治的な混迷のさなかにある。今もアラファト氏を慕う市民からは、現指導層への失望の声が漏れた。

 「アラファトには、庶民の心に響く言葉があった。アッバスにはない。議長をやめたきゃ、やめればいい」

 ラマラ近郊の運転手モフセンさん(56)は吐き捨てた。昨年、家のそばにイスラエルが分離壁を建設。自宅と、所有するオリーブ畑が分断された。「この五年、アッバスは何か仕事をしたかね」

 不出馬宣言後、アッバス議長に翻意を求める市民のデモもあったが、参加者は、議長率いるパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハ支持者ら一部。「ファタハは、アッバス氏が出馬しないと派閥闘争で割れる恐れがある」(地元大学教授)との指摘もあるが、市民は冷めている。

 CDショップの女性店員アルワさん(24)は「アッバス議長は選挙に勝てないと思ったから、出馬しないのよ」。

 最近の世論調査でも、アッバス氏が出馬した場合の予想得票率は17%。ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの指導者ハニヤ氏が仮に出馬しても、ほぼ同じ得票率とされた。両者とも、多くの支持を得ているとは言い難い状況だ。

 ハマスが参加せず、ファタハも候補を見つけられずに先送りされる可能性がある議長選。喫茶店店長のラバアさん(26)は嘆いた。

 「アラファト議長がいればハマスもガザを支配できず、パレスチナは一つだった。彼のような指導者に投票したいけど、きっとそんな候補はいないよ」

2065名無しさん:2009/11/12(木) 14:23:29
>>2063
離島警備と言っても陸上に配備する部隊なので普通は陸自ですね。
もっとも普通科(歩兵)のような戦闘部隊ではなく、
通信とか監視のような非戦闘部隊を常駐させる象徴的な配備になるんでしょうけど。

2066チバQ:2009/11/13(金) 00:36:47
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/551
などで町長選の争点にもなりました

2067チバQ:2009/11/14(土) 10:21:31
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200911130007o.nwc
アフガン組閣 アブドラ派の動向に関心2009/11/13
記者会見で質疑に応じるカルザイ大統領(中央)、ファヒム第1副大統領(左)、ハリリ第2副大統領(右)。内閣の人選には時間がかかりそうだ=3日、カブール(AP)
 アフガニスタンでは、19日のカルザイ大統領の就任式に向けて、閣僚ポストをめぐる交渉が続いている。予定では就任式から2週間で閣僚を決めることになっているが、大統領が入閣の約束を交わした人数はすでに大臣・副大臣ポストの数を超えており、最終決定までには時間がかかりそうだ。場合によっては12月中・下旬までずれ込む可能性がある。

 内閣の人選は、各地域の支持者らへの論功行賞と対外関係とのバランスを取ったものになるだろう。たとえば、大統領を支持するイスラム党やイスラム民族運動から何人かの入閣が予想されるが、国際的な議論を招かないよう名の知られた人物の指名は避けると思われる。また、ガーニ元財務相やジャラリ元内務相ら、西欧で評価の高い技術官僚の獲得も検討するかもしれない。

 大統領選の決選投票で撤退したアブドラ元外相を支持するグループの動向も、交渉の重要な鍵となる。しかし彼らも障害に直面しているのが現状だ。カルザイ大統領と歩調を合わせた場合、争いの種になる人物が政権に取り込まれ、結果的にアブドラ氏の名誉を汚すことになりかねない。かといって、アフガニスタンには政治プロセスに野党が介入する仕組みがなく、武装野党の動きも活発なため、「誠実なる合法的野党」の役割を果たす方法もなかなか見いだせないのだ。

 カルザイ大統領は、幅広い方面の利益を満たすために、内閣の指名人数を増やす可能性が高い。しかし、内閣が大きすぎて効果的な統治やサービスが実施できないという結果に終わるかもれない。アフガニスタンの既存の政治的枠組みでは、アブドラ氏の支持者らが誠実なる野党として影響力を発揮する余地はない。そのため、2010年のロヤ・ジルガ(国民大議会)で政治システムが変わるかどうかが焦点となるだろう。

2068とはずがたり:2009/11/14(土) 16:40:41
>>2065-2066
あざーっす。
なんとなく通信とか監視とかも制海権とかが絡んできそうなので離島は海自が守備するもんだと思ってました。

結局誘致派の現職が辛勝でしたか。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/551-553

2069とはずがたり:2009/11/14(土) 16:41:19

【オバマ大統領来日】普天間先送りで同盟に「広がる温度差」 日米首脳会談
2009.11.13 22:57
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091113/plc0911132258014-n1.htm

 鳩山由紀夫首相とオバマ米大統領の13日の首脳会談では、懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題の決着は先送りした。両国の閣僚級作業部会で協議を進めるが、年内決着を求める米国側に対し、日本政府内の足並みはそろっていない。決断が遅れれば、両首脳が議論開始で合意した日米同盟の再構築協議は出足からつまずくことになる。(赤地真志帆、大谷次郎)

 首相は首脳会談で、普天間問題を「時間がたてばより問題解決が難しくなる。閣僚級の作業部会を設置してできるだけ早い時期に解決する」としたが、時期的めどは明示しなかった。

 大統領は会談直後の共同記者会見で「日米の合意に基づいて協議を行う。作業部会を迅速に終わらせたい。目標は同じだ」と早期決着に期待をにじませた。

 会談の中で、首相は普天間問題をめぐって揺れる胸中も吐露した。キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設について「前政権の日米合意は重く受け止めている」と説明。一方で、「選挙の際に私どもが県外、国外(移設)と申し上げてきたことも事実で、沖縄県民の期待が強まっている」と決着に時間を要することへの理解も求めた。

 「来年1月には(移設先の)名護市長選もある。年内に結論を出さないとたいへんなことになる」。11日、与党幹部からの助言にも首相は明確な答えを返さなかった。この幹部は「首相はまだ考えがまとまっていないようだ」と漏らす。

 一方で、対米交渉にあたってきた岡田克也外相、北沢俊美防衛相は13日の記者会見で、そろって早期解決への意欲を強調した。

 米側に加え、沖縄県も政府方針の先送りで揺れており、両首脳は年内決着へと動いている。週明けにルース駐日米大使や来日するグレグソン米国防次官補らと会談し、移設問題作業部会をスタートさせる。

 決着時期をめぐる政府内の温度差は同盟再構築協議など、今後の議論にも影響を与えかねない。首脳会談の事前調整のため5日に来日したキャンベル米国務次官補は外務省幹部らに「日米関係について『きしみ』とか言われているが、われわれはしっかりとやっていこう」と声をかけた。

 同盟再構築協議では拡大抑止、ミサイル防衛(MD)、宇宙利用などで米軍、自衛隊の連携強化が求められる。両政府間で合意した普天間移設が動かないとなれば、同盟再構築にかける日米両国の温度差が広がりかねない状況だ。

2070とはずがたり:2009/11/15(日) 00:26:59
切ないっすねぇ。。

夫は国に殉じ、妻は国を追われ…米兵遺族に移民法の壁(1/2ページ)
http://www.asahi.com/international/update/1109/TKY200911090336.html?ref=goo
2009年11月10日8時4分

 【メリービル(米テネシー州)=堀内隆】イラクで戦死したある米国人兵士の日本人妻が、米国から国外退去させられようとしている。移民法の条項が壁になり「妻」と認められず、永住資格が得られないせいだ。法律を変えることはできないのか、周辺が米議会に働きかけを始めた。

 米東海岸の背骨をなすアパラチア山脈のすそ野にある街テネシー州メリービル。ファーシュキー仲間ほたるさん(26)は、歩行器に乗った9カ月の長男マイキーちゃんと居間で遊んでいた。

 「彼さえ帰ってきてくれたら、何の問題もないんですけど」。ほたるさんはそう言って、力なく笑った。

 夫のマイケル・ファーシュキーさんは、沖縄に駐留する米海兵隊第3偵察大隊のチームリーダーとしてイラクに向かい、昨年8月10日、戦死した。22歳だった。

 「イラクから帰ったら一緒にアメリカで住もう」。2人はそう約束していた。米国人の配偶者なら普通は優先的に永住資格が得られるが、ほたるさんは婚姻届を出した正式な配偶者なのに、移民法上、「妻」の資格がない。「配偶者と認められるのは、2人そろって結婚式に臨んだか、同居して夫婦生活を営み始めた場合」という条文に引っかかってしまうためだ。

 今は観光ビザで亡夫の実家に身を寄せている。半年の滞在期間を1回延長したが、来年2月には期限が切れ、もうアメリカにはいられない。

 07年3月に沖縄で、友人の誕生パーティーで出会った。「外国人と付き合って、周りになんと言われるかな」。悩みつつ、1カ月かけて付き合う決心を固めた。

 イラク行きはマイケルさんの強い希望だった。「自分はまだ戦場で何もしていないから」と、兵役を延長してまで派遣の順番を待っていた。

 出発を2日後に控えた08年4月12日、マイケルさんは、うるま市のショッピングモールにある宝石店にほたるさんを連れて行き、指輪を選んだ。そして、近くのスターバックスでプロポーズした。

 出発から3週間足らずのうちに、ほたるさんは妊娠を知る。イラクから電話してきたマイケルさんに伝えると、「僕の家族としてケアされるように、すぐ結婚しよう」。2人で必要な書類を集め、手続きを始めた。7月10日付で、正式な夫婦になった。

 だが、そのちょうど1カ月後、マイケルさんはバグダッド北方で捜索活動中に銃撃を受け、命を落とした。離ればなれのままの、短い新婚生活が終わった。

 問題の移民法条項は、米国永住ビザ目当ての偽装結婚を防ぐ趣旨だ。だが、成立したのは1952年。「今の時代に合わない」と、移民法を専門とする弁護士は言う。

 ほたるさんは今年1月、沖縄でマイキーちゃんを産み、2月にマイケルさんが生まれ育ったテネシーに来た。だれもが彼に感謝し、思い出話を聞かせてくれる。「息子が父を誇りに思えるこの街で育てたい」とほたるさんは思うが、法律の壁は厚い。「あんなに幸せだったのに、どうして今は何もかもうまくいかないんだろうって……」

 マイケルさんの母ロビンさん(48)は地元選出の議員らを総当たりして、ほたるさんが米国に残れる道を探した。

 ある弁護士が「個人法案という道がある」と教えてくれた。法律を特定の個人に適用しないと定める法案のことだ。働きかけの結果、テネシー州選出のダンカン下院議員(共和党)らが7月、「移民法規定に関係なく、ほたるさんに永住ビザを付与する」との法案を提出。上院でも同様の法案が10月に提出された。

 だが、議会での審議はこれからで、見通しは立っていない。対立が大きい移民問題にかかわることもあり、地元記者は「移民規制の緩和と受け取られれば反対されるおそれがある」と指摘する。

2071名無しさん:2009/11/15(日) 18:04:14
>北九州や四国への移設は可能かとする日本側の問いにキャンベル氏は「当然だ」と答えた。
これを隠して、米軍の都合のせいにしてたんですな…。

普天間移設非公式協議 98年3月当時、米「県外可能」を伝達 (1)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-152829-storytopic-53.html
2009年11月15日

 米軍普天間飛行場移設をめぐり、大田昌秀知事(当時)が代替施設を拒否した後の1998年3月、日米の非公式協議でカート・キャンベル米国防次官補代理(現国務次官補)が日本政府の決定次第では、北九州など県外への移設が可能だとすることを、日本側に伝えていたことが琉球新報が14日までに入手した政府内文書で分かった。県外移設が不可能な理由について日本側が挙げた「沖縄の戦略的位置」を打ち消し、地元の反対など政治的に移設先を準備できないためだと指摘した。
 文書は98年3月13日付。非公式協議は神奈川県内のホテルで開かれ、日本側から防衛庁審議官と外務省北米局審議官らが出席、米側はキャンベル氏のほか在日米大使館公使らが参加した。協議で日本側は、県内移設の理由を国民に説明するため、米側に認識の調整を申し出た。
 日本側は県内移設の理由として「沖縄の戦略的位置」を挙げ、さらに「沖縄に海兵隊を支えるためのインフラがあることそのものが、在沖海兵隊の県外移駐を困難なものとしている」と説明した。
 これに対し、キャンベル氏は「違うのではないか。事実は、日本政府が沖縄以外に海兵隊のプレゼンス(存在)を支える基盤提供が政治的に不可能だということだろう」と指摘し、米側の運用を理由にすることをけん制した。北九州や四国への移設は可能かとする日本側の問いにキャンベル氏は「当然だ」と答えた。
 政府内文書は、日米特別行動委員会(SACO)当時は、米側に県外移設受け入れの余地があったものの、日本側が国内調整できなかったことを示すものだ。その後、2001年の9・11米中枢同時テロ以降、戦略環境が変わったとして米軍再編協議では県外移設は議論していない。

◆解説/当時の日本側に不作為 米は軍事的理由却下
 米軍普天間飛行場移設をめぐる日米特別行動委員会(SACO)当時の日米交渉で、米政府側に県外移設を受け入れる余地があったにもかかわらず、県内に集約したのは、県外への移設先を模索する努力を怠った当時の日本政府の不作為による結果だ。普天間移設の停滞は結局、返還合意から13年間、日本国内の政治力の欠如がもたらしたものだ。
 これまで県内移設となったことについて日本政府は、地理的に沖縄が優位だとする軍事的な理由を前面に説明してきた。だが、その理由はSACO当時に米側から却下されていた。
 米政府の姿勢を受け、日本政府側が発した「県外への移駐が米側として運用上受け入れ可能というのがもっと以前に分かっておればと思う」との嘆息は、とりもなおさず、日米協議で県外を具体的に取り組んでこなかったことを示すものだ。
 「何千という海兵隊員の常駐を受け入れてくれる場所が一体日本のどこにあるというのか」とするキャンベル氏の指摘は、挑発でもあり、皮肉にもその後の県内移設合意を見透かしたものだった。この問いはまさに、現在の鳩山政権にも向けられている。
 普天間移設の経緯を検証している岡田克也外相は、県外移設は検証対象になっていないとしている。だが、米政府が県外移設受け入れの可能性を示していたことは、鳩山政権にとっても、あらためて県外の検証を迫るものとなる。(滝本匠)

2072名無しさん:2009/11/15(日) 18:04:37
普天間移設非公式協議 98年3月当時、米「県外可能」を伝達 (2)

<日米非公式協議の概要 「普天間」移設関連部分(要旨)>
 1998年3月13日
 防衛庁防衛政策課部員 県内移設の理由としてわれわれが言っているのが、沖縄の戦略的位置ということ。地元などには非常に言いにくいのは、沖縄に海兵隊を支えるためのインフラがあることそのものが、在沖海兵隊の県外移設を難しくしている、ということだ。
 キャンベル国防次官補代理 それは違うのではないか。事実は、日本政府が、沖縄以外で海兵隊のプレゼンスを支える基盤を米側に提供することが政治的に不可能だ、ということだろう。日本側の政治的事情と米側の作戦上の理由を混同してはならない。
 防衛政策課部員 仮に日本政府が北九州や四国なりに適当な基地や厚生機能など軍事インフラを提供すれば、沖縄の第3海兵機動展開軍(3MEF)は、そこに移駐することが可能か。
 キャンベル氏 当然だ。沖縄以外にそのような場所があれば、われわれは瞬時に移駐を決断するであろう。
 守屋武昌審議官 それは、これまで聞いている話と随分違う。
 防衛政策課部員 沖縄の3MEFすべてではなく、例えば第36海兵航空群か第3海兵師団を県外に移駐することも理論的には可能か。
 守屋審議官 沖縄所在の3MEFの具体的にどの部分が県外に移駐可能かについてのアウトラインを示すことは可能か。
 キャンベル氏 そのような検討は、日本側が移駐先候補地を極めて具体的な形で米側に示してからでないと、とてもできない。ポイントは政治的なリスクを減ずることだ。しかし、県道104号越え射撃訓練の分散実施だけで、各地で騒ぎが起こっており、何千という海兵隊員の常駐を受け入れてくれる場所が一体日本のどこにあるというのか。
 守屋審議官 県外移駐が米側として運用上受け入れ可能ということがもっと以前に分かっておればと思う。

2073名無しさん:2009/11/15(日) 18:25:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091115/plc0911151742004-n1.htm
日露首脳会談、首相「2島返還では理解できない」
2009.11.15 17:41

ロシアのメドベージェフ大統領(右手前から3人目)との会談に臨む鳩山首相=15日、シンガポール(共同)
 【シンガポール=松本浩史】鳩山由紀夫首相は15日午後(日本時間同日午後)、ロシアのメドベージェフ大統領と訪問先のシンガポールで会談した。首相は北方領土問題について「2島返還は理解できない。それを超えた『独創的アプローチ』を示してほしい」と述べた。日露平和条約の締結に向け、北方4島のうち歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)の返還合意だけでは不十分との認識を示したものだ。

 これに対し、大統領は「冷戦時代の発想はとらない。現実的な解決をしたい」と述べるにとどめた。同時に、先の通常国会で北方4島を「わが国固有の領土」と明記した改正北方領土問題解決促進特別措置法の成立や麻生前首相の「不法占拠」発言でロシア議会を中心にで反日感情が強まっていることに言及。「われわれも努力しようとしているのに、そうしたことが水をさす結果になっていて残念だ」と述べた。

 両首脳は、岡田克也外相の訪露や12月にコペンハーゲンで開かれる気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の際に再会談することで一致。首相は岡田克也外相を近くロシアに派遣する意向を伝えた。

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111501000289.html
日ロ首脳、2島返還では不十分 12月に再会談へ
 【シンガポール共同】鳩山由紀夫首相は15日午後(日本時間同)、ロシアのメドベージェフ大統領と訪問先のシンガポールで会談し、北方領土問題について「2島返還は理解できない。それを超えた独創的アプローチを示してほしい」と求めた。日ロ平和条約の締結に向けては、北方4島のうち歯舞、色丹の返還合意だけでは不十分との認識を示した発言だ。

 これに対し、大統領は「冷戦時代の発想はとらない。現実的な解決をしたい」と述べるにとどめた。

 両者は12月にコペンハーゲンで開かれる気候変動枠組み条約の第15回締約国会議(COP15)の際に再会談することで一致。首相は、岡田克也外相を近くロシアに派遣する意向を伝えた。

2009/11/15 17:26 【共同通信】

2074チバQ:2009/11/16(月) 22:48:57
http://www.afpbb.com/article/politics/2664407/4918289
コソボで独立後初の選挙、セルビア系住民にはボイコットも
2009年11月16日 15:56 発信地:プリシュティナ/コソボ

11月16日 AFP】前年セルビアからの独立を宣言したコソボで15日、独立後初となる地方選挙が行われた。選挙管理委員会は16日、公式結果の発表を延期したが、連立与党は同日、勝利宣言を行っている。

 今回の地方選では、市長や地方議員が選出された。与党コソボ民主党(Democratic Party of Kosovo、PDK)は、36選挙区のうち20選挙区で同党候補が当選を確実にしたと発表。一方、PDKと連立を組むコソボ民主同盟(Democratic League of Kosovo、LDK)は、首都プリシュティナ(Pristina)の市長選など有力選挙区での勝利を宣言した。

■独立後初、セルビア系住民の動向に注目 

 15日、首都プリシュティナ(Pristina)の投票所で一票を投じたハシム・サチ(Hashim Thaci)首相は選挙について、「独立宣言後もっとも重要な出来事だ」と述べた。

 選管によると、有権者は150万人で、投票率は45%だった。

 今回の選挙でもっとも注目されたのは、アルバニア系住民が大部分を占めるコソボに居住する約12万人のセルビア系住民の動向だった。コソボの独立を認めていないセルビア政府とセルビア正教会が選挙前、セルビア系住民らに投票のボイコットを呼びかけていたためだ。

 セルビア系住民の3分の2が集中するコソボ中心部の投票所では、セルビア系住民らが投票に訪れる姿が見られ、セルビア系住民が多数を占めるグラチャニツァ(Gracanica)でも、人々が投票所の外まで行列を作る様子が確認された。

 しかし、セルビアとの国境に近い北部では多くの住民が選挙をボイコットし、選管によると北部の3つの選挙区での投票率は1%未満だった。(c)AFP

2075名無しさん:2009/11/19(木) 20:34:33
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111901000305.html
岡田外相、名護案「論理上ある」 普天間移設で初めて言及 
 岡田克也外相は19日午前、参院外交防衛委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、2006年の日米合意に盛り込まれているキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設について「論理的にはあらゆる可能性がある」と述べた。岡田氏は嘉手納基地(嘉手納町など)統合案を「一つの案」とし実現性を探っているが、初めて現行案履行での決着に言及した。

 自民党の山本一太氏の質問に答えた。

 また、岡田氏は17日に初会合を開いた日米の作業グループに関し「何らかの結論に至ることが考えられないことはない」とも指摘、作業グループで移設先についての合意があり得るとの認識を示した。

 一方、社民党の重野安正幹事長は19日の記者会見で、移設問題に関し「政府は国外移設が実現する方向で米政府と交渉すべきだ」と強調。国外移設を軸に具体的な候補地の検証作業を行うよう政府に申し入れる考えを示した。「今のままで沖縄県民の期待する結論が出るのか危惧がある。グアムや硫黄島への移転策もあるのではないか」とも述べた。

2009/11/19 12:05 【共同通信】

2076チバQ:2009/11/21(土) 11:23:28
http://www.j-cast.com/2009/11/20054479.html
普天間基地移設に「関空」活用? 仰天プランが急浮上
2009/11/20 21:17
沖縄の米軍普天間基地の移設問題が迷走しているが、ここへきて基地移設に「関西空港」を活用するという仰天プランが急浮上している。沖縄県選出の下地幹郎衆院議員らが提案している案で、岡田克也外相の私案とも矛盾しないという。現行計画を押し切って実現する可能性はあるのか。

これは岡田外相も唱えている「嘉手納基地統合案」の変形バージョン。米海兵隊が使用している普天間基地(宜野湾市)の機能の大半を嘉手納基地(嘉手納町など)に統合する一方で、嘉手納基地で行われている戦闘機の離発着訓練を、関西空港や佐賀空港、静岡空港などの国内の民間空港に分散させようというプランだ。これにより、嘉手納基地の離発着回数が減少し、騒音も減らすことができるというのだ。

「一石ニ鳥どころか、三、四鳥の成果を生むプラン」

嘉手納統合案について「何度も日米双方から提案されたということは、それなりの可能性もある」という岡田克也外相 下地議員が2009年11月13日に自らのホームページで明らかにした「新嘉手納統合案」によれば、年間7万回ある嘉手納基地の離発着のうちの3万回以上は米国本土などからの外来機のもの。それらを沖縄県内の伊江補助飛行場や稼働率が悪い関西空港のB滑走路、静岡空港、佐賀空港といった本土の空港に移す。さらに嘉手納所属のF15戦闘機部隊の一部を岩国基地や三沢基地に移動させることで、離発着回数を半減できるという。

下地議員は11月2日の衆院予算委員会でこの案を披露し、

「統合で1+1が2になるのではダメ。1+1が0.5になるというのが、私の嘉手納統合案。関西の空港であっても、静岡の空港であっても、沖縄の米軍基地の負担軽減をやるというのだったら、みんなで協力してやりましょうよ」
と呼びかけた。関空を米軍基地として活用するというプランは、11月17日発行の夕刊紙・日刊ゲンダイでも取り上げられた。記事の中では、『血税空港』で航空行政の実態を暴いたジャーナリスト・森功氏の次のようなコメントが紹介されている。

「浮島である関空に基地を持ってくれば、騒音問題や沖縄住民の負担は一気に解決します。何より、辺野古移設に伴う莫大な滑走路建設費用が浮く。その分を関空の負債返済に回してもいい。日米間の軍事空域の問題は残りますが、一石二鳥どころか、三、四鳥の成果を生むプランです」
下地議員のプランを11月20日放送のラジオ番組『お早うGood Day!』(ニッポン放送)で紹介したフリージャーナリストの岩上安身さんも、嘉手納統合案に強い関心を示す。

「これまでの沖縄の基地は、戦争時に米軍が占領した土地という特殊性があった。しかし現行計画の辺野古案を本当に認めてしまうと、外国の基地を新たに国内に作ることになる。これは政治的には、いわば『属領』であると認めること。日本の保守派が現行計画を受け入れるとするならば、不思議なことだ」
一方、軍事ジャーナリストの田岡俊次さんは、関空など民間空港への離発着訓練の移転には懐疑的としつつ、次のように語る。

「民間空港を利用する案は、日本側にとって受け入れが困難だろう。ただ、三沢基地については、米空軍のF16戦闘機40機を米国本土に引き上げようという動きもある。嘉手納のF15戦闘機48機を三沢に移すという案ならば、可能性があるだろう」
嘉手納統合案は一番まともなプラン?
では、鳩山政権はどう考えているのか。岡田克也外相は11月20日の記者会見で「私の考えは下地さんと同じではない」と断りつつも、嘉手納基地の機能の一部を国内の他空港に移すというプランを否定しなかった。

「私は嘉手納への統合だと思っている」。岡田外相がそう述べて、私案を明らかにしたのは10月23日の記者会見だ。それ以来、岡田外相は「嘉手納統合案は、騒音レベルが現在よりも減ることが大前提」と繰り返し述べているが、嘉手納基地の騒音を減らすためには、米軍機の離発着訓練を減らすか、他に移すしかない。その意味では、下地議員のプランは岡田外相の腹案と重なる部分があるともいえるのだ。

2077チバQ:2009/11/21(土) 11:23:58
この嘉手納統合案は、現行計画(辺野古移設)を唯一の案とする米国からは反発を受け、地元市町村の反対も強い。しかし「嘉手納統合案しかない」という意見もある。前出の田岡さんは、

「嘉手納統合案はもともと、1996年に普天間基地返還が決まった当初に日本側が唱えていた案で、一番まともなプランだ。新たに基地を作る必要がないので、時間的にも財政的にもメリットが大きい。仮に辺野古に決めても、来年1月の名護市長選で反対派が当選すれば、計画の実施段階で支障が起きる」
と話す。嘉手納案に対しては、海兵隊のヘリコプターと空軍のジェット機が混在することになり、航空管制上の危険が大きいという指摘もある。米空軍が反対しているとされるゆえんだ。だが、田岡さんは、

「嘉手納基地よりも狭く、滑走路も1本の那覇空港では、旅客機や陸海空自衛隊の戦闘機、ヘリコプター、哨戒機など8組織のありとあらゆる種類の機体を管制している。嘉手納の管制官の腕が極端に悪くないかぎり、管制ができないわけがない」
と反論する。実はかつて、米国側からも嘉手納統合案が提案されたことがある。ラムズフェルド氏が国防長官をつとめていた2005年、普天間問題の行き詰まりに焦りを感じた国防総省から提示されたのだ。このときは日本側が拒んで、廃案になってしまった。その背景について田岡さんは、

「なぜ日本側が断ったかといえば、利権の問題がからんでいる。公共事業が必要とされない嘉手納案では地元に金が落ちないためだ」
と指摘している。しかし4年前と現在では政治状況が違う。つまり日本側の姿勢しだいでは、嘉手納案も十分可能性があるというわけだ。岡田外相も11月20日の会見で、

「(嘉手納基地の)運用上の難しさについては、受忍できないような程度のものなのかどうか、検証の必要がある。本当に受任できないようなものであれば、それは客観的に分かるわけだから、アメリカ側から提案しただろうか。これが私の疑問の一つだ」
と述べ、米国側を説得する余地があるという考えを匂わせた。

2078チバQ:2009/11/21(土) 21:33:18
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/091121/asi0911211839003-n1.htm
政権に協力せず、「野党」の確立目指す アフガンのアブドラ元外相 (1/2ページ)
2009.11.21 18:35

アフガニスタンのアブドラ元外相 アフガニスタン大統領選でカルザイ大統領の対抗馬だったアブドラ元外相は21日までに、カブール市内の自宅で産経新聞とのインタビューに応じ、同氏に大統領が19日の就任演説で政権運営への協力を求めたことについて「今の段階では野党という形で、自分が選挙で掲げた政策の実現を追求していきたい」と述べ、当面はカルザイ政権に協力する考えはないことを明らかにした。また、カルザイ氏が掲げた汚職撲滅や、今後5年間での駐留外国部隊撤退の実現は「カルザイ氏のこれまでの行動からは期待できない」と、実現性は乏しいとの見方を示した。

 (カブール 田北真樹子、写真も)

 アブドラ氏は「民主主義では政府と、対抗勢力が必要だ。この構図によって、私は政府に国民への約束を果たす責任を負わせることができる」と指摘。「アフガンは民主主義初期の段階にあり、野党を確立する基盤づくりをすべきだ」と述べた。

 この発言は、カルザイ氏の当面の政権運営に対する国際社会の評価が好転しないことを前提としており、アブドラ氏は次の政権の受け皿とすべく、反カルザイ勢力の結集を徐々に図っていくとみられる。

 アブドラ氏はまた、「カルザイ氏は国民の支持が高くなく、弱体化している。残念ながら汚職撲滅はできない」と言い切った。アブドラ氏が第1期カルザイ政権の外相を務めていたころから、汚職や腐敗は政府高官の間に蔓延(まんえん)していたものの、看過されていたとし、「大統領選が腐敗のもっともいい例だ」と苦笑した。


 駐留外国部隊の撤退については「アフガンは今も米国の増派を求めている」と指摘。「治安回復には政府の正統性、信頼性、政策実現力、法の尊重などが重要だ。しかし、すべてにおいて、政府のこれまでの行動からは期待はもてない」と述べた。

 また、国際社会の関与は不可欠だが「アフガン側による国民のための統治がなければ、国際社会が問題を解決できるわけがない」と強調。国際社会が、さらなるアフガン支援の条件として汚職撲滅などを求めていることは「まさにアフガン国民が求めていることだ」と、“外圧”を歓迎した。




 アブドラ・アブドラ氏 1960年、カブール生まれ。タリバン政権打倒の主力となった北部同盟が出身母体。カルザイ政権下で2006年まで外相を務めた。今年8月20日の大統領選第1回投票では2位となった。その後、カルザイ陣営の不正投票を受け11月7日に予定されていた決選投票への不参加を、土壇場になって表明し、カルザイ氏の再選が確定した。

2079とはずがたり:2009/11/22(日) 18:15:04

普天間めぐり焦燥感=党内から連立離脱論も−社民
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1215411124/61
2009年11月22日(日)16:03

硫黄島・グアムへの移設検討を=社民
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-091119X972.html
2009年11月19日(木)12:03

 社民党は19日の常任幹事会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、東京都小笠原村の硫黄島やグアムへの移設を検討するよう政府に申し入れることを決めた。併せて政府・与党による協議の場を設けるよう求める。社民党はこれまで沖縄県外や国外の移設を求めていたが、具体的な移設先を示したのは初めて。

普天間問題「民主にハラあれば解決」 五百旗頭氏発言
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/region/T20091112MS01273A.html
2009年11月12日(木)17:12

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、五百旗頭真防衛大学校長は11日、「民主党にハラがあれば、(沖縄県内移設の方向で)うまくもっていくことができた」と鳩山政権の対応を批判した。対米、アジア関係をテーマに神戸大学で開かれたシンポジウムで語った。

 13日のオバマ米大統領の来日を控え、沖縄の米軍基地問題は最大の懸案となっている。北沢俊美防衛相が就任後、沖縄で地元の声を聞いたところ「県外移設を求める声よりも、よそへいかないでという声の方が多かった」といい、五百旗頭校長は「民主党にハラがあれば、その機をとらえてうまくもっていくことができたと思うが、(社民党は県外移設を求めるなど)三党連立がありうまくいかなかった」などと批判した。

 これに対し、出席した福山哲郎外務副大臣は「米国との普天間合意は国と国との約束で重いが、沖縄の4選挙区でこれに反対した4人の民主党議員が当選したことも重い。民主主義を大事にする米国なら理解してくれると思う」と防戦した。

2080名無しさん:2009/11/22(日) 18:53:25
>>2079
>「県外移設を求める声よりも、よそへいかないでという声の方が多かった」

世論調査では7割反対だっていうのに、>>2017
聞いた場所が偏っているのを示しただけですね。

2081チバQ:2009/11/24(火) 20:06:38
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/091124/mds0911240728006-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】アッバス議長「引退表明」の真意は (1/2ページ)
2009.11.24 07:27
 「引退表明」はブラフ(はったり)なのか、それとも自暴自棄になったからなのか。来年1月に予定される自治政府議長選に出馬しない意向を示したパレスチナ自治政府のマハムード・アッバス議長(74)の真意をめぐり、さまざまな観測が広がっている。

 議長の苦境は誰の目にも明らかだった。和平交渉再開に向けた協議でのイスラエルの強硬姿勢、仲介役の米国への不信感、パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの対立−。

 八方ふさがりの状況だけに、アッバス議長が5日、議長選不出馬を表明すると、「狙いはパレスチナ人の団結を促して、和平交渉で米国の後押しを得ることだろう」(ロイター通信)という見方が広まった。

 そもそも選挙日程はハマスの同意なしで設定されたもので、今後、延期される可能性が高い。9日付のイスラエル紙イディオト・アハロノト(電子版)は「選挙はしばらくない。(アッバス議長が)すぐに引退する心配はない」とするパレスチナ解放機構(PLO)メンバーの声を紹介。アッバス議長が、議長選延期を見越した上で、イスラエル側に揺さぶりをかけているとの見解を示す。


 一方でアッバス議長の決意は本物との見方もある。「パレスチナ国家樹立が一向に見えない中で、(アッバス議長は)自治政府の議長職にとどまる必要性を感じていない」。11日付の国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンによると、ある自治政府幹部はアッバス議長の心境をこう分析したうえで、議長が引退すれば、閣僚らも雪崩を打って辞職する可能性があるとしている。

 そうした中で、自治政府内では、国連安全保障理事会の支持決議を受けたうえで、イスラエルの承認なしで一方的に「独立」を宣言すべきだとの声が高まっている。17日には議長自身が「他に解決策はない」と強調し、国際社会に対し決議採択への理解を求めた。

 だが、あくまで交渉による和平を目指す米欧はこの案に反対する。イスラエル側も猛反発しており、同日、東エルサレムの入植地で住宅900戸の建設計画を承認するなど、強硬姿勢を一段と鮮明にしている。

 アッバス議長は、事態打開の方策がないまま、引退表明という「奥の手」を出したことにより、ますます窮地に追い込まれている。

2082とはずがたり:2009/11/24(火) 23:10:49

ちょい前の記事。

日本、「核密約」文書の再機密化要請 公開した米に
http://www.asahi.com/politics/update/0825/TKY200908250381.html
2009年8月26日3時48分

 日米両国の「核密約」の根幹部分が記された公文書が99年に米国で公開された際、日本政府が米側に公開を取り消すよう要請していたことが分かった。文書は、核兵器を積んだ米艦船や航空機の日本への立ち寄りを事前協議なしに日本が認めることを確認した内容。日本からの要請の直後、米国務省によって再び機密指定されていた。

 当時の政府関係者が匿名を条件に経緯を証言した。米国の公開文書を封印するよう日本側が求めた事実は、日本政府が「核密約」の存在を国民の目から隠そうとしたことを示している。「核密約は存在しない」という一貫した日本政府の主張が崩れ、情報公開の観点からも批判を招くことは必至だ。

 問題の文書は、60年の日米安保条約改定を前に、核兵器を積んだ米艦船や航空機の立ち寄りや通過をそれまで通り認めることを日米で確認した59年の「安保条約討議記録」など。60年6月に米国務省北東アジア部が作成した「議会用説明資料集」の中に含まれていた。当時のハーター国務長官が、議会に安保条約改定の批准承認を求める際の答弁用資料として用意されたと見られる。

 米国の公文書は原則として作成から25年を超えると公開の対象となる。「資料集」は99年秋までにいったん機密指定が解除され、全文が公開された。しかし、「討議記録」など密約に関連した部分だけが、同年12月13日付で再び非公開文書に指定され、公開文書から削除された。「安全保障上の機密情報」が含まれていたことが理由とされた。

 元日本政府関係者は「文書の公開を知って、ただちに(機密指定の)解除を取り消すよう米側に申し入れた」と証言する。「米国の文書公開の判断はずさんだ」とも指摘し、公開の際に日本側の事情が考慮されていなかったとの見方も示した。申し入れは、外交ルートを通じて行われたという。

 ただ、問題の文書は、非公開となる直前の99年11月、情報公開に取り組んでいる米国の民間研究機関「ナショナル・セキュリティー・アーカイブ(NSA)」の研究員が、米国立公文書館でコピーを取っており、それを入手した朝日新聞が00年8月に全容を報道した。コピーがなければ、今なお内容が明らかになっていなかった可能性が高い。

 99年12月当時、小渕内閣の河野洋平外相の下で外務事務次官を務めていた川島裕・宮内庁侍従長は先月、核密約問題についての朝日新聞の取材に「コメントする立場にない」と述べている。(倉重奈苗)
     ◇
 〈安保条約討議記録〉 60年の日米安保条約改定の際に新設された「事前協議」制度の具体的運用について、当時の藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日大使の合意を記録した文書。事前協議について「米軍機の日本飛来や米海軍艦艇の日本領海・港湾への進入に関する現行の手続きに影響を与えるものとは解釈されない」と明記。核搭載米軍機や艦船がそれまで通り自由に日本に飛来・寄港できることを担保する内容で、「核密約」の根幹を記した文書とされる。この解釈については63年に、当時の大平外相とライシャワー駐日大使が秘密会談で改めて確認している。

     ◇

 ■我部政明・琉球大教授(国際政治学)の話 米国務省の正式な手続きを経て公開された外交文書が再び非公開となることは異例で、日本政府の関与を聞いて、やはりそうだったのかという思いだ。核密約を確認した63年の大平正芳外相とライシャワー駐日米大使(いずれも当時)の会談記録もいったん公開された後、非公開になっている。日本政府の関与が疑われるケースはほかにもある。

 情報公開をめぐっては「原則すべて公開」の米国とは対照的に、日本は「公開するものを選ぶ」のが実態だ。特に改定日米安保条約、沖縄返還協定、日米防衛協力などの分野の記録の重要な部分は公開されていない。我々研究者は、米国の公開資料を通じて日米交渉の経緯をやっと知ることができる。いつまでも国民に知らせることができないというのはなぜなのか。また「ない」と主張し続けるのなら、なぜその部分が日本にはないのか。説明責任が政府にはあるのではないか。

2083とはずがたり:2009/11/27(金) 23:23:04
もー関空に米軍とかどおだ?!

普天間、年内に政府方針なければ県外要求 自民沖縄県連
http://www.asahi.com/politics/update/1127/SEB200911270023.html
2009年11月27日22時30分

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、自民党沖縄県連は27日、(1)鳩山政権に対し、年内に方針を決定するよう求める(2)それができなければ、県外移設を求める――との方針を決めた。同県名護市辺野古に移設する現行案を容認してきた従来の方針を転換することになるが、その時期を年明けに先送りすることで、これまで歩調を合わせてきた仲井真弘多知事にも配慮した。

 この日発表した方針では「我々が現行案容認にこだわってきたのは、普天間飛行場の現状固定化を恐れたからだ」と強調。「これ以上、問題を先延ばしにすることは許されない」としたうえで、結論が年明けにずれ込めば、「これまでベストとしてきた県外移設に方針を改めることを決断する」と結んでいる。

 ただし、年明けに政府が現行案を選んだ場合の対応については、県連の翁長政俊幹事長は「容認しない方針だが、それは年明けの判断」と述べるにとどめた。

 自民県連は、政権交代後、県外移設を求める県民世論が高まったことを受け、話し合いを続けていた。26、27両日の県議による議員総会では「県外移設を求めると(結論が先送りされて)普天間周辺の危険性が放置される」「苦渋の選択で移設を容認してきた名護市のこれまでの経緯はどうなるのか」との意見が相次いだ。一方で、報道機関の世論調査などで県民の約7割が県外移設を望んでいることや、米軍基地の大半が沖縄県に集中していることなどを挙げ、「民意に沿って県外移設を支えていく必要がある」との声が大勢を占め、全会一致で方針を決めた。

 沖縄県議会では08年7月、現行案に反対する決議と意見書を、社民、共産、民主などの県政野党の賛成多数で可決している。仲井真氏を支えてきた公明党県本部は今月4日、県外移設の推進を求める見解を発表しており、自民の対応が注目されていた。

2084名無しさん:2009/11/27(金) 23:28:28
>>2083
いっそメガフロート飛行場とかw
地上部隊、演習場、補給施設も一体で受け入れてくれるのであれば、海兵隊も県外移設を飲んでくれるかもしれませんが。

2085チバQ:2009/11/27(金) 23:58:00
下地島の立派な空港は使えないんすかね。

2086とはずがたり:2009/11/28(土) 00:22:28

なんか良さそなところっすね>下地島
http://images.google.co.jp/images?q=%E4%B8%8B%E5%9C%B0%E5%B3%B6&lr=lang_ja&oe=utf-8&rls=org.mozilla:ja:official&client=firefox-a&um=1&ie=UTF-8&ei=g-0PS9KIHoHo7APctuTYBQ&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=4&ved=0CCwQsAQwAw

2087とはずがたり:2009/11/28(土) 00:25:35
なんと,旅客機が飛んでないし軍事上も有利な場所にあるなら有効活用しない手はないような。。
昔の覚え書きなんかもまあ殆ど空文なんでわ??
地元の反撥は強いのかねぇ。。

下地島空港
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%9C%B0%E5%B3%B6%E7%A9%BA%E6%B8%AF

概要
1994年以来定期便の就航が無いため、実質民間パイロット専用の訓練空港として扱われる。日本では数少ない、滑走路両端にILSが設置されている空港である(東京国際空港等の大規模空港も含め国内の大多数の空港では、ILSは滑走路の片側にのみ設置されている)。3,000m×60mの滑走路が整備され、航空機の操縦訓練が行われる。

年間利用客数は、国内329人(2007年度)。

歴史
* 1973年(昭和48年)7月31日 - 非公共用飛行場として建設される。
* 1979年(昭和54年)7月5日 - 公共用飛行場(第三種空港)として設置、供用開始。航空会社によるパイロットの訓練が開始される。
* 1980年(昭和55年)11月1日 - 那覇空港との間に南西航空(現日本トランスオーシャン航空)の定期便(YS-11型機)が就航。
* 1994年(平成6年)7月22日 - 利用客が少ないことから定期便運休。以後、現在まで定期便運航は無し。
* 2001年(平成13年)
o 4月18日 - 伊良部町議会が空港への自衛隊訓練誘致を満場一致で決議。防衛庁は「前向きに検討」とした。
o 4月28日 - フィリピン合同軍事演習へ向かう途上の米軍ヘリコプターが飛来して給油。自治体には事前に通達。
o 5月15日 - この日発表されたアメリカ国防総省系シンクタンクのランド研究所の報告「アメリカとアジア」で、「下地島など沖縄の空港施設を軍事利用できるようにする」とある。
o 5月17日 - フィリピン合同演習から帰還するヘリが再び給油に訪れる。
o 5月22日 - 在沖縄アメリカ総領事が空港を視察。
* 2002年(平成14年)
o 3月16日 - 伊良部町議会で空港への自衛隊誘致を賛成9反対8で決議。住民説明会で反対意見が続出。
o 3月25日 - 伊良部町臨時議会で16日の自衛隊誘致決議と平成13年の自衛隊訓練誘致決議の白紙撤回を賛成16反対1で決議。
o 10月1日 - 伊良部町が周辺町村と合併して宮古島市となる。
* 2006年(平成18年)
o 2月 - 航空自衛隊那覇基地司令が「日本の防衛上、下地島を自衛隊が利用できればいい」と発言したことが、地元紙で問題発言として扱われる。
* 2007年(平成19年)
o 4月1日 - 北海道に本社を置くエアトランセが、エアードルフィンとの提携で那覇空港への不定期便を開設。
o 6月25日 - 那覇空港便が3ヶ月足らずで休止となり、再度航空路線がない状態となる。

2088とはずがたり:2009/11/28(土) 00:25:49
>>2087
国防の観点からみた下地島空港の価値

下地島空港は沖縄本島と中国大陸の中間にあり、尖閣諸島にも近い。先島諸島で唯一、かつ日本でも数少ない、ILSが両端に設置された3,000m×60mの滑走路を持ち、戦闘機や輸送機の運用にも支障のない規模がある。

那覇基地からでは八重山地方は中国(大陸)よりも遠く有事対応が現実的でなく、自衛隊の下地島空港使用については国政でも議論されている。自衛隊による下地島空港の使用が可能になれば、東シナ海での行動範囲が広がり、航空自衛隊の戦闘機部隊、海上自衛隊のP-3C対潜哨戒機部隊の基地、または補給中継施設として非常に重要な拠点となりえる。在沖米軍も台湾及びフィリピンへ向かう航空路近くにある下地島空港に関心を示しているとされ、これまでにも緊急の給油を理由として何度も当空港への着陸を行っている。

現用の那覇空港は、軍民共用でかつ発着便数の多さがすでに過密といえる状態であり、有事の際、軍用空港としての機能は果たせない可能性が高い。ただし、那覇空港の拡張案も具体的に検討されており、那覇空港の利用実態においての下地島空港の優位性は将来には低下するものとみられる。

屋良覚書

しかし、下地島空港の利用方法については、飛行場設置に当たって1971年(昭和46年)に日本政府と当時の屋良朝苗琉球政府行政主席との間に交わされた「屋良覚書」が存在しており、これによって下地島空港の軍民共用空港化は為されないものとされている。

その内容は

1. 下地島飛行場は、琉球政府が所有及び管理を行い、使用方法は管理者である琉球政府(復帰後は沖縄県)が決定する。
2. 日本国運輸省(現・国土交通省)は航空訓練と民間航空以外に使用する目的はなく、これ以外の目的に使用することを琉球政府に命令するいかなる法令上の根拠も持たない。
3. ただし、緊急時や万が一の事態のときはその限りではない。

というものである。

旧伊良部町の請願

それに対して、下地島空港の地元である旧伊良部町では、2005年(平成17年)3月16日に開催された町議会で、下地島空港への自衛隊誘致の請願を賛成9反対8で可決し、沖縄県全体に衝撃が走った。この請願は、2004年(平成16年)11月10日に、宮古島及び石垣島沖合で発生した漢級原子力潜水艦領海侵犯事件において、稲嶺惠一沖縄県知事(当時)をはじめ、沖縄県内の首長が誰一人として中国潜水艦による領海侵犯に抗議の声明を出さず沈黙したことに、事件の地元である伊良部町の一部の住民が憤慨し、政府の責任で自衛隊を駐屯させ、日本の国土である先島諸島を守って欲しいと意思表示を行い、請願したものであった。もっとも、当請願には自衛隊駐屯による経済振興を期待する意味もあり、純粋に国防上の問題を憂えた上でのものではない。

結局、この請願は、住民集会で異論が噴出し、3月25日に白紙撤回をせざるを得なかったが、沖縄本島と先島諸島との間の国防に関する温度差が如実に表れた事件だった。

2089名無しさん:2009/11/28(土) 01:26:16
>>2085-2086
下地島は離島なので、日常の補給とか経済インフラの問題で候補から外れたとどこかで読んだ気が。
あと海兵隊は陸海空一体作戦を展開するために出来るだけ陸上部隊・航空部隊・港湾施設を近い場所に置きたいみたいです。
空軍部隊なら打ってつけなんですけどね>下地島

2090とはずがたり:2009/11/28(土) 11:24:09

首相に亀井氏「参院選まで普天間決めるな」 社民と共闘
http://www.asahi.com/politics/update/1128/TKY200911270494.html
2009年11月28日9時3分

 連立与党の福島瑞穂社民党党首と亀井静香国民新党代表が27日に会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題の年内決着に反対することで一致した。亀井氏は会談後、鳩山由紀夫首相に電話し「来年夏の参院選までは移設先を決めるべきでない」と伝えた。会談は、政権内に県内移設を前提とした年内決着の動きがあることから「県外・国外移設」を掲げる社民党の福島氏が持ちかけた。

 また、亀井氏は両党首が加わる基本政策閣僚委員会の下に各党政策責任者が加わる作業部会を設けるよう求めたうえで、「県内移設なら基本政策閣僚委で拒否する」と伝えたという。社民党は普天間問題で国民新党との共闘で県内移設に抵抗する方針だ。

2091とはずがたり:2009/11/28(土) 11:25:51
>>2089
解説感謝っす。
なるほど,離島故に地政学的には有利かも知れないけどその分日常の駐屯にはコストがバカに成らんのですな。。
地元にとってみるとインフラ整備のきっかけになる,というのを飴に受け容れたりする可能性はないんでしょうかね。。

2092チバQ:2009/11/28(土) 11:36:48
じゃあ同じ理由で硫黄島も駄目と。
となると関空か、セントレアの有効活用で。

2093神奈川一区民:2009/11/28(土) 11:48:58
>>2092
やはり、静岡空港がいいと思います。

2094とはずがたり:2009/11/28(土) 11:54:39
静岡空港は大繁盛するんじゃいヽ(`Д´)ノ(笑)

2095名無しさん:2009/11/28(土) 12:09:06
じゃあ茨城空港でどうでしょうw

2096とはずがたり:2009/11/28(土) 12:18:34
そっちは大賛成っす(`・ω・´)
まあ既に自衛隊が居るんですけどねw

2097 ◆ESPAyRnbN2:2009/11/28(土) 13:37:00
251 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/10/24(土) 00:44:09 ID:VHQqqwDQ
ttp://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/
    |┃三   ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
    |┃  ,,,ミ:::::::::::::::::::::::\  
    |┃   ミ::::;;;;--‐‐‐-ヽ:;::|
 ガラッ.|┃   ミ::|       .|:|
    |┃   .|::|   \    |:|    大統領!ここもう使いませんから
    |┃   |:|   (●) (●)    普天間の代わりにどうっすか?
    |┃   |       .ヽ
    |┃    |         )
    |┃ ≡  |      −=-  
    |┃    ヽ      /
    |ミ\___/ ---- く .\ 
    |┃=___      \ .\

2098チバQ:2009/11/29(日) 02:13:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112800188
非核三原則、変更か徹底か=想定されるシナリオ−密約確認濃厚
 戦後の日米間の「密約」をめぐり、岡田克也外相が設置した有識者委員会の検証作業がスタートした。最大の焦点は、日米安全保障条約改定時に交わされたとされる核搭載艦船の立ち寄りを黙認する密約の扱いだ。政府が存在を認めれば、「日本外交の信頼を回復する」と真相に迫った鳩山政権の姿勢は評価されるが、一方で、「非核三原則」が形骸(けいがい)化していたことになり、影響も大きい。有識者委の報告は来年1月中旬。政権内で三つのシナリオがささやかれている。
 外務省の調査チームは、密約を裏付ける資料を見つけており、有識者委が「密約あり」と認定する可能性は濃厚。それを受けた第1のシナリオとして外務省などで浮上しているのが、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませない」とした「非核三原則」を変更し、「非核2.5原則」に転じる案だ。
 これは、政府として密約を確認した上で、事前協議の対象となる核持ち込みの定義を「陸上への配備」に限定し、核を積んだ艦船の寄港などは、持ち込みに当たらないという新たな解釈を打ち出すもの。ただ、三原則から後退する印象は否めず、社民党などが反発する可能性がある。
 第2のシナリオは、三原則の徹底だ。この場合、核搭載艦船の寄港を事前協議の対象とすることを米側と確認する必要がある。しかし、米側にとっては、個々の艦船が日本に寄港するたびに核搭載の有無を明らかにすることになり、戦略上、同意を得るのは容易ではなさそうだ。
 実際、1980年代に非核化政策に踏み切ったニュージーランドでは、入港する米艦船に「非核証明」を求めた結果、米政府は同国への防衛義務を凍結。両国の同盟関係は事実上破綻(はたん)した。日米同盟に影響が出るのは確実で、「『核の傘』が揺らぐことになる」(外務省筋)という指摘が出ている。
 三つ目は、密約は認めるが、何も対応しないというシナリオ。ブッシュ大統領(当時)が92年に艦船や潜水艦に積む戦術核兵器の撤去完了を表明しており、現在は日本への核持ち込みはなく、現状のままでも三原則との整合性は問われないという論法だ。ただ、将来、安全保障環境に変化が生じ、米国の核戦略が変わる可能性もある。核持ち込みに関する日本の立場をあいまいにし続ければ、無責任との批判も免れない。(2009/11/28-15:08)

2099とはずがたり:2009/11/29(日) 03:52:30
>>2097
むきーっヽ(`Д´)ノ(笑)

2100名無しさん:2009/11/30(月) 20:23:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091130/plc0911301242011-n1.htm
中国国防相が海自イージス乗艦、要望し異例の視察 佐世保
2009.11.30 12:41

イージス艦視察のため長崎県佐世保市を訪れ、海上自衛隊幹部らに迎えられる中国の梁光烈国防相(左)=30日午前 来日中の中国の梁光烈国防相が30日、長崎県佐世保市を訪れ、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」を視察した。中国要人が乗艦するのは極めて異例。

 海自による出迎え式典後、梁氏は米海軍佐世保基地内に接岸したちょうかいに乗り込んだ。海自佐世保地方総監部によると、同艦には米国が開発した艦載防空システムなど機密が多いため、米軍関係者が立ち会い、視察は限定的な内容という。

 中国側による海自イージス艦視察は、中国海軍艦艇が初来日した平成19年11月にも検討されたが、当時はイージス艦情報漏えい事件の時期と重なり、日本側が米側に配慮し見送った経緯がある。今回は中国側から「艦艇を視察したい」との要望があり、防衛省の判断でイージス艦に決めた。防衛省幹部は「透明性をアピールすることで、逆に中国側に軍事力の透明化を求める狙いもある」と説明している。

2101主権侵害山岡賢次:2009/11/30(月) 20:33:03
12月4日まで国会延長が勝手に決まったぞ。
山岡が間違いなく韓国人参政権を仕掛けて来る。韓国人権侵害救済法案などもろくに審議をしないで強行採決するつもりだ!!気付いた者から順に叩き潰せ!!国家の存亡の危機である!!

2102 ◆ESPAyRnbN2:2009/12/01(火) 12:37:17
まだ日本にも所有権が曖昧なままの土地が残ってたんですね。
> 所有者が決まっていない島には順次名前を付けたり、国有化の手続きをしたい

http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009120101000086.html
政府、離島保全の基本方針を決定 総合海洋政策本部

 政府は1日午前、総合海洋政策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)の会合を開き、排他的経済水域
(EEZ)などの管轄海域を維持するため離島の保全や管理に関する基本方針を決定した。

 鳩山首相は会合で「日本の排他的経済水域は世界で6番目(に大きい)。開発すれば海洋資源大国に
なれる。基本方針にのっとり法整備を含めて進めていく」と表明した。同本部の会合は政権交代後初めて。

 基本方針は、昨年3月に閣議決定した「海洋基本計画」で策定が決まった。海岸線の浸食や地球
温暖化による海面上昇で水没の恐れが指摘されている最南端の沖ノ鳥島(東京都)などを対象に保全・
管理の体制などについて定めた。状況に応じて海岸線の保全工事を行い、不当な占有や海岸線を変更
させるような掘削などを規制する措置を講じるとした。

 また海洋資源開発の拠点整備や、希少な動植物が多い離島の自然環境の保全策も盛り込んだ。

 海洋政策担当相を兼務する前原誠司国土交通相は1日の記者会見で「来年の通常国会で法律案を
出したい。所有者が決まっていない島には順次名前を付けたり、国有化の手続きをしたい」と述べた。

2009/12/01 12:00 【共同通信】

2103名無しさん:2009/12/02(水) 00:28:58
沖縄も未解決ですが、こちらは家族の犯罪です。

米側から身柄引き渡されず=少年2人、地位協定基づき−路上ロープ女性重傷・東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091201-00000070-jij-soci
12月1日12時32分配信 時事通信

 東京都武蔵村山市で8月、路上に張られたロープでバイクを運転していた女性が重傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕状が出た米軍横田基地所属の米兵の子供2人について、米軍側から身柄が引き渡されていないことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
 2人は基地内に居住する少年。日米地位協定では、米軍施設や敷地内で逮捕や家宅捜索をする場合、米軍側の許可が必要なため、警視庁組織犯罪対策2課は引き渡しを要請していたが、逮捕状の期限の1日になっても実現していないという。
 同課は逮捕状を更新し、引き続き身柄引き渡しを求める方針だ。

2104名無しさん:2009/12/02(水) 22:11:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091202/plc0912022157014-n1.htm
仕分けで注目「りっくんランド」人気急上昇 陸自広報センター
2009.12.2 21:54

陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」を楽しむ来場者たち=2日、朝霞駐屯地(山口知宏撮影) 陸上自衛隊の朝霞駐屯地内にある広報センター「りっくんランド」(東京都練馬区)の人気が急上昇している。行政刷新会議の事業仕分けの対象として、仕分け人の蓮舫参院議員が訪れた姿が繰り返しテレビに登場して認知度がアップしたほか、有料化を懸念して駆け込み需要が出ているためだ。センターでは「いずれにせよ、より多くの人に防衛への関心を持ってもらえれば」と思わぬ“仕分け効果”を歓迎している。(山口知宏)

 「りっくんランド」は戦車やヘリコプターなどを展示しているほか、迷彩服や装備を試着できるなど体験型の無料広報施設。事業仕分けの対象として11月23日に蓮舫議員が来館し、飛行感覚を味わえるフライトシュミレータに感嘆する姿がテレビで放映されたが、翌24日の事業仕分けでは自衛隊の広報事業費(約13億円)が「縮減」と判定された。

 センターの来場者は、これまで休日400〜500人、平日200人程度だった。しかし、24日の事業仕分け後に急増。28日の土曜日は1380人、29日の日曜日は2049人と2千人を突破。今月2日は平日でも323人を記録した。

 「テレビで蓮舫議員の訪問を見て、知った」と話すのは埼玉県川越市から来た60代の夫婦。広島から実家の東京に帰省中という男性(30)は「テレビで見ておもしろそうだった」と話す。また、事業費の縮減で民間委託して有料にする可能性が出てきたため、「無料のうちに行こうと思って」(東京都西東京市から来た一家)という声も目立つ。

 センターの広報担当者は人気急上昇について、「メディアに取り上げられた効果」と分析。「有料化の行方は分からないが、まずはたくさんの人に知っていただくことができ、よかった」と話している。

2105とはずがたり:2009/12/03(木) 00:07:23

首相、沖縄知事と極秘会談 普天間巡り負担軽減策協議か
http://www.asahi.com/politics/update/1128/TKY200911270493.html
2009年11月28日3時0分

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、鳩山由紀夫首相が27日朝、首相公邸で沖縄県の仲井真弘多知事と約1時間、極秘に会談した。関係者が明らかにした。

 鳩山首相は30日、仲井真知事と首相官邸で会談する予定。仲井真知事は朝日新聞のインタビューで、名護市辺野古に移設する現行計画を受け入れる条件として、移設先の沖合修正と移設工事完了までの間の普天間飛行場の機能分散を求めることを表明。首相とこうした負担軽減策について協議した可能性がある。

 一方、岡田克也外相ら関係4閣僚が27日、首相官邸で普天間問題について協議。米側の実務者と交渉していた外務、防衛両省幹部や須川清司専門調査員(民主党職員と兼務)が26日に帰国したのを受け、今後の対応策を詰めたとみられる。

 協議後、前原誠司沖縄担当相は記者団に「日米の実務者レベルでどんな話がされているか報告があり、情報を共有した。決まった段階で担当相として動くが、まだタイミングではない」と語った。また、岡田外相は記者会見で「年内決着は私の思いだが、途中の段階でコメントするのは適当ではない」と述べた。

2106とはずがたり:2009/12/04(金) 15:46:05

昨日の報ステだたか首相の腹案はグアムであり,アメリカ軍も密かに検討だか準備だかをしてる節があるそうですので,もし実現したりすると物凄い得点となりましょうな。
沖縄が民社国の金城湯池となること間違いなしだ。革新票の8割,保守票の6割ぐらいは総浚い出来る様になるんちゃうか。

普天間移設問題で首相「グアムも検討」 社民は歓迎
2009.12.4 11:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091204/plc0912041102007-n1.htm

 鳩山由紀夫首相は4日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題に関し、「グアムに全部移設することが米国の抑止力ということを考えたときに妥当かは検討する必要がある」と語り、同飛行場をグアムに移転することも含めて検討する考えを示した。首相公邸で記者団に語った。首相は同日午後の日米外務・防衛当局の閣僚級作業グループに向け、グアム移設案など、現行計画以外の選択肢を検討するよう岡田克也外相、北沢俊美防衛相らに3日指示していた。

 首相は、グアム移転案に関し、「グアム(の地元)は期待している」と指摘。その上で、同県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画に関し「日米合意は重いが、辺野古しかないのか。嘉手納(基地統合案)も含めて他の地域はないのか今、検討している。社民党の(連立離脱)問題が出てきている中で検証に力を入れてやってもらいたいと(両大臣に)言った」と述べた。

 その一方で、首相は現行計画についても「当然のことながら辺野古は生きている」と語り、依然、選択肢に含まれているとの認識を示した。

 平野博文官房長官は4日午前の記者会見で「県民の負担軽減が基本であり、あらゆる角度で対処しなければいけない」と指摘し、日米両政府が平成18年に合意、26年までに代替施設建設を実現するとした米軍再編ロードマップ(行程表)の見直しも含め、柔軟に対応する考えを強調した。

 一方、福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)は4日午前の記者会見で「この内閣が県外、国外移設をきちんと検討していないと私は思っていたので、選択肢の幅が明確に広がったことを大変歓迎している」と述べた。

2107神奈川一区民:2009/12/04(金) 22:44:44
>>2106
本当にグアム移転ができれば凄いです。ある意味、歴史的な首相ですよね。
ただ、アメリカから多額の費用を請求されると思います。

2108名無しさん:2009/12/04(金) 23:04:54
>>2106-2107
グアムに移転するのがアメリカの軍事戦略上有利なことなら、日本に頼まれるまでもなくやっていると思う。
今までそうしなかったということは米国にとってメリットがないということでしょう。
アメリカ側がNoと言ったらそれまでの話だし、期待しない方がいいのでは?

こんなに迷走するくらいなら首相就任時に
「1年間かけて日米同盟をレビューするので時間が欲しい。普天間問題はその中で結論を出す。再編計画の期限も1年延期して」
とオバマ政権側にはっきり伝えれば良かったのに。
そうすればオバマ政権の信用をこんなに失うこともなかったし、参院選後に社民党ファクター抜きにじっくり検討できた。

2109名無しさん:2009/12/04(金) 23:30:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009120401110
「普天間」越年、小沢氏の影=連立優先に首相逆らえず
 鳩山由紀夫首相が米軍普天間飛行場移設問題の年内決着を断念した背景には、来年の通常国会や参院選を見据え、連立相手の社民党に配慮する小沢一郎民主党幹事長の意向があった。日米関係より連立を優先し、基地問題を政局と絡めたことで、決着への道筋は一層不透明となってきた。
 「政策の話のつもりかもしれないが、政局になって困るのはあんたらだ」。
 先月30日午後、参院本会議散会後の国会。社民党の又市征治副党首は小沢氏に近い民主党の輿石東参院議員会長に対し、普天間問題の結論を先送りさせなければ、連立政権からの離脱も辞さないと迫った。社民党の姿勢に危機感を抱いた輿石氏は「その通り。何であんなに急ぐ必要があるのか」と、年内決着への流れをつくりつつあった政府への不満を示し、小沢氏に直接電話するよう促した。
 又市氏からの電話に、小沢氏は最初「内閣の話なんだから、中で福島(瑞穂社民党党首)さんが頑張ればいい」と、政策課題からは距離を置く姿勢を示した。しかし、又市氏が「これは連立の問題なんだから、あんたがやらなきゃいかん」と調整を求めると、小沢氏は「分かった、分かった」と応じたという。
 同じころ、首相官邸で開かれた基本政策閣僚委員会では、福島氏が「(名護市の)辺野古沿岸部に基地を造ることにはきっぱり反対する」と表明。国民新党の亀井静香代表も「3党連立で決めないと、社民党は離脱するよ」と加勢した。平野博文官房長官は「3党を飛び越えて決めることは絶対にありません」と約束せざるを得なかった。
 この日の夜、輿石氏は同じ「参院民主党」の北沢俊美防衛相を食事に誘った。普天間問題の年内決着を目指していた北沢氏に、輿石氏は小沢氏の意向を踏まえて「年内に慌てて決めることはない。無理してもろくなことはない」とクギを刺した。
 翌1日、首相は官邸に岡田克也外相と北沢氏を呼び、平野氏を交えて対応を協議した。平野氏が前日の基本政策閣僚委での福島、亀井両氏の強硬姿勢を伝えると、北沢氏は「連立政権が壊れるようなことがあってはならない」と発言。突然の方針転換の裏に小沢氏の影を感じたのか、首相は異論を挟まず、年内決着見送りが事実上決まった。
 民主党は参院での単独過半数獲得に向け、通常国会で子ども手当などの重点政策を実現させた上で、参院選に臨むのが基本戦略だ。だが、社民党が連立を離脱すれば、与党は参院で過半数割れとなるばかりか、衆院での法案再可決もできなくなり、鳩山政権はたちまち窮地に陥る。
 「参院選までは辛抱だ」。民主党幹部はこう語り、小沢氏が当面、そうした危険を冒すような選択をすることはないと強調した。(2009/12/04-22:51)

2110 ◆ESPAyRnbN2:2009/12/05(土) 00:47:10
>>2108
この問題、鳩山首相自体は迷走してないように思います。
一貫して「結論は急がない」という軽い気持ちでいるような。それが大問題だという見方もあるでしょうが。
日米対等同盟派の前原沖縄相も、内政担当という自覚からか、慎重な言い回しを続けてますね。

政権として迷走している感が強いのは、北沢防衛相と、何と言っても知名度のある岡田外務相が
鳩山ののほほんとした態度とは逆に、結論を急いでいるからでしょう。
その背景にはアメリカ側の圧力があるでしょうし、その圧力をモロに受ける交渉担当官僚からの
突き上げもあると思います(北沢なんかはこの例)。

ただ岡田は(外相が内示された幹事長として臨んでいた)三党政権同意協議でも主張していたように、
当初からこの問題への危機感が強かった(≒アメリカ側の説得に悲観的だった)。
しかし、それは民主党がマニフェストで「日米地位上程の改訂を提起し、米軍再編や在日米軍基地の
あり方についても見直しの方向で臨む」と記載してあったことから、社民党の主張に折れる形で
同意していたと記憶しています。
確かに今の世論はマニフェストの厳格適用を求めていないようですが、以上の経緯から、
私は岡田はあまり、原理主義者の顔を覗かせない方が良いのでは、と思っています。

2111名無しさん:2009/12/05(土) 04:28:29
>>2110
「結論は急がない」が首相の姿勢なら、最初からそれを明言して余計な言質を与えなければいいんですよ。

これまで、マニフェスト通りにやると言ってみたり、時間の経過とともに変わると言ってみたり。
沖縄県民の思いを受け止めて県外・国外に移設と言ってみたり、日米合意は重いと言ってみたり。
年内に結論を急ぐことはしないと言ってみたり、時間が経つと問題解決が難しくなるから早期解決と言ってみたり。
オバマ大統領に「Trust me」と伝えた翌日に、あれは日米合意の実行を前提とした発言ではないと言ってみたり。

あちこちで色んな当事者に気を持たせるようなことばかり言っては、どこか一方から反発を食らうとすぐにそれを打ち消すような発言をする。
選挙戦の時から感じてましたが、一国のトップとして鳩山首相はあまりに発言が軽すぎる。
八方美人になろうとして皆から信用を失う、そんな印象です。
インド洋の給油問題で一貫して「単純延長はしない」以外の言質を与えなかった岡田外相を少しは見習うべきでしょう。

岡田外相や北沢防衛相が、過去の経緯や選択肢に触れていく過程でこの問題で採り得る可能性の幅が狭いことを認識すること自体は、実際に外交・防衛の実務を担当する閣僚として当然のことだと思います。
そうやって実務レベルで問題の焦点を徐々に絞り込んでいっているのに、肝心のトップが焦点を拡散させるようなことをやっていたら解決するものも解決しません。
自分の印象としては普天間問題は鳩山政権の問題というよりもはや鳩山首相個人のリーダーシップの問題だと感じています。

2112 ◆ESPAyRnbN2:2009/12/05(土) 11:30:38
これは政策論ではなく政局論ですが、民主党としてはこの問題、社民党を政権に抱えている間は
のらりくらりと決断を先延ばしするしかありません。
参院で過半数を得てない以上、社民党離脱は通常国会の運営に重大な支障をもたらします。
選挙後すぐの政権枠組みの変更は、選挙に対する国民の信頼を失わせますし、この問題について
民主党のマニフェストや三党政権同意で方針を定めている以上、社民党に理があります。

また、今や国民政党とは言えず、地方で活動する政治組織の集合体に近い社民党にとっては、
照屋の代表選出馬の動きを見るとおり、沖縄社民は党に大きな影響を持つ強力な支持組織の一つで、
とても無視できるものではありません。

こうした「のらりくらりと結論先延ばし」という方針について、小沢・輿石はよく分かっており、鳩山にも
十分に伝わっていると思います。
とはいえ、参院選後まで決断しない、なんて公には言えませんから、首相としてこの問題に真剣に
取り組んでいるという「姿勢」は社民、アメリカ、双方に対して必要です。
毅然と「1年間何もしない」なんて、言えないでしょう。
もっとも双方の求める「回答」は180度違うもので、双方が納得する妥協案も難しく、やはり「回答」を
決断する時にはどちらか(高い確率で社民)を切り捨てることになると思います。

岡田や北沢は、こうした政局の初歩について、どのように考えているのでしょうか。
(北沢は輿石の説得に応じたようですが)
社民党切り捨てやむなし、という世論を醸成するためのプロレスかもしれませんが、にしても
実際にそれを行えるのは予算関連法案など重要法案を可決し、参院選が近づいた来年5-6月以降の
話になると思います。
また、上記の事情から、社民が国民世論に折れて態度を軟化させることは、ほとんど望めません。


ところで、鳩山の性格が生まれながらに、八方美人なのは事実です。
ですが、国民が決断できる強い首相、ブレない首相を求めているかと言えば、個人的に疑問です。
自分の体験談になりますが、育ちの良い人って、八方美人でも恨まれない、不思議な人徳を備えてたり
するんですよね。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板