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国際関係・安全保障論

2067チバQ:2009/11/14(土) 10:21:31
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200911130007o.nwc
アフガン組閣 アブドラ派の動向に関心2009/11/13
記者会見で質疑に応じるカルザイ大統領(中央)、ファヒム第1副大統領(左)、ハリリ第2副大統領(右)。内閣の人選には時間がかかりそうだ=3日、カブール(AP)
 アフガニスタンでは、19日のカルザイ大統領の就任式に向けて、閣僚ポストをめぐる交渉が続いている。予定では就任式から2週間で閣僚を決めることになっているが、大統領が入閣の約束を交わした人数はすでに大臣・副大臣ポストの数を超えており、最終決定までには時間がかかりそうだ。場合によっては12月中・下旬までずれ込む可能性がある。

 内閣の人選は、各地域の支持者らへの論功行賞と対外関係とのバランスを取ったものになるだろう。たとえば、大統領を支持するイスラム党やイスラム民族運動から何人かの入閣が予想されるが、国際的な議論を招かないよう名の知られた人物の指名は避けると思われる。また、ガーニ元財務相やジャラリ元内務相ら、西欧で評価の高い技術官僚の獲得も検討するかもしれない。

 大統領選の決選投票で撤退したアブドラ元外相を支持するグループの動向も、交渉の重要な鍵となる。しかし彼らも障害に直面しているのが現状だ。カルザイ大統領と歩調を合わせた場合、争いの種になる人物が政権に取り込まれ、結果的にアブドラ氏の名誉を汚すことになりかねない。かといって、アフガニスタンには政治プロセスに野党が介入する仕組みがなく、武装野党の動きも活発なため、「誠実なる合法的野党」の役割を果たす方法もなかなか見いだせないのだ。

 カルザイ大統領は、幅広い方面の利益を満たすために、内閣の指名人数を増やす可能性が高い。しかし、内閣が大きすぎて効果的な統治やサービスが実施できないという結果に終わるかもれない。アフガニスタンの既存の政治的枠組みでは、アブドラ氏の支持者らが誠実なる野党として影響力を発揮する余地はない。そのため、2010年のロヤ・ジルガ(国民大議会)で政治システムが変わるかどうかが焦点となるだろう。


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