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国際関係・安全保障論

2078チバQ:2009/11/21(土) 21:33:18
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/091121/asi0911211839003-n1.htm
政権に協力せず、「野党」の確立目指す アフガンのアブドラ元外相 (1/2ページ)
2009.11.21 18:35

アフガニスタンのアブドラ元外相 アフガニスタン大統領選でカルザイ大統領の対抗馬だったアブドラ元外相は21日までに、カブール市内の自宅で産経新聞とのインタビューに応じ、同氏に大統領が19日の就任演説で政権運営への協力を求めたことについて「今の段階では野党という形で、自分が選挙で掲げた政策の実現を追求していきたい」と述べ、当面はカルザイ政権に協力する考えはないことを明らかにした。また、カルザイ氏が掲げた汚職撲滅や、今後5年間での駐留外国部隊撤退の実現は「カルザイ氏のこれまでの行動からは期待できない」と、実現性は乏しいとの見方を示した。

 (カブール 田北真樹子、写真も)

 アブドラ氏は「民主主義では政府と、対抗勢力が必要だ。この構図によって、私は政府に国民への約束を果たす責任を負わせることができる」と指摘。「アフガンは民主主義初期の段階にあり、野党を確立する基盤づくりをすべきだ」と述べた。

 この発言は、カルザイ氏の当面の政権運営に対する国際社会の評価が好転しないことを前提としており、アブドラ氏は次の政権の受け皿とすべく、反カルザイ勢力の結集を徐々に図っていくとみられる。

 アブドラ氏はまた、「カルザイ氏は国民の支持が高くなく、弱体化している。残念ながら汚職撲滅はできない」と言い切った。アブドラ氏が第1期カルザイ政権の外相を務めていたころから、汚職や腐敗は政府高官の間に蔓延(まんえん)していたものの、看過されていたとし、「大統領選が腐敗のもっともいい例だ」と苦笑した。


 駐留外国部隊の撤退については「アフガンは今も米国の増派を求めている」と指摘。「治安回復には政府の正統性、信頼性、政策実現力、法の尊重などが重要だ。しかし、すべてにおいて、政府のこれまでの行動からは期待はもてない」と述べた。

 また、国際社会の関与は不可欠だが「アフガン側による国民のための統治がなければ、国際社会が問題を解決できるわけがない」と強調。国際社会が、さらなるアフガン支援の条件として汚職撲滅などを求めていることは「まさにアフガン国民が求めていることだ」と、“外圧”を歓迎した。




 アブドラ・アブドラ氏 1960年、カブール生まれ。タリバン政権打倒の主力となった北部同盟が出身母体。カルザイ政権下で2006年まで外相を務めた。今年8月20日の大統領選第1回投票では2位となった。その後、カルザイ陣営の不正投票を受け11月7日に予定されていた決選投票への不参加を、土壇場になって表明し、カルザイ氏の再選が確定した。


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