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国際関係・安全保障論

2112 ◆ESPAyRnbN2:2009/12/05(土) 11:30:38
これは政策論ではなく政局論ですが、民主党としてはこの問題、社民党を政権に抱えている間は
のらりくらりと決断を先延ばしするしかありません。
参院で過半数を得てない以上、社民党離脱は通常国会の運営に重大な支障をもたらします。
選挙後すぐの政権枠組みの変更は、選挙に対する国民の信頼を失わせますし、この問題について
民主党のマニフェストや三党政権同意で方針を定めている以上、社民党に理があります。

また、今や国民政党とは言えず、地方で活動する政治組織の集合体に近い社民党にとっては、
照屋の代表選出馬の動きを見るとおり、沖縄社民は党に大きな影響を持つ強力な支持組織の一つで、
とても無視できるものではありません。

こうした「のらりくらりと結論先延ばし」という方針について、小沢・輿石はよく分かっており、鳩山にも
十分に伝わっていると思います。
とはいえ、参院選後まで決断しない、なんて公には言えませんから、首相としてこの問題に真剣に
取り組んでいるという「姿勢」は社民、アメリカ、双方に対して必要です。
毅然と「1年間何もしない」なんて、言えないでしょう。
もっとも双方の求める「回答」は180度違うもので、双方が納得する妥協案も難しく、やはり「回答」を
決断する時にはどちらか(高い確率で社民)を切り捨てることになると思います。

岡田や北沢は、こうした政局の初歩について、どのように考えているのでしょうか。
(北沢は輿石の説得に応じたようですが)
社民党切り捨てやむなし、という世論を醸成するためのプロレスかもしれませんが、にしても
実際にそれを行えるのは予算関連法案など重要法案を可決し、参院選が近づいた来年5-6月以降の
話になると思います。
また、上記の事情から、社民が国民世論に折れて態度を軟化させることは、ほとんど望めません。


ところで、鳩山の性格が生まれながらに、八方美人なのは事実です。
ですが、国民が決断できる強い首相、ブレない首相を求めているかと言えば、個人的に疑問です。
自分の体験談になりますが、育ちの良い人って、八方美人でも恨まれない、不思議な人徳を備えてたり
するんですよね。


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