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国際関係・安全保障論

1■とはずがたり:2003/01/22(水) 12:15
経済畑出身の私の鬼門,外交・安全保障を考える。
適宜,憲法談義・世界経済等もこちらで。

2035チバQ:2009/11/06(金) 12:12:04
http://mainichi.jp/select/world/news/20091106k0000e030028000c.html
パレスチナ:米の譲歩に失望 アッバス氏不出馬表明
 【エルサレム前田英司】パレスチナ自治政府のアッバス議長が5日、次期議長選(来年1月24日予定)に不出馬を表明した背景には、中東和平交渉の停滞やガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスとの対立で、政治的に追い込まれていた事情がある。自治区が自治政府の影響下にあるヨルダン川西岸と、ハマス支配下のガザに分断されている現状では、選挙の実施自体も不確定といえ、議長の不出馬表明で先行きの不透明度はさらに増している。

 「(米国が)イスラエルの立場を支持したことにとても驚いた」。アッバス議長は5日の演説で、和平交渉を仲介する米国への失望感を吐露した。

 イスラエル占領下の西岸や東エルサレム、ガザを将来の独立国家の領土と考える自治政府は、西岸などに散在するユダヤ人入植地問題を重視。和平交渉再開の前提として入植活動の「完全凍結」をイスラエルに迫ってきた。だが、これまで歩調を合わせていたクリントン米国務長官は先月末のエルサレム訪問時、凍結要求を拒否するイスラエルに譲歩して「凍結は前提でない」と言明した。

 ハマスのガザ支配を解消できないアッバス議長にとって、求心力の維持には和平交渉での進展が不可欠だ。右派主導のネタニヤフ・イスラエル政権が誕生し、和平の実現に意欲を示すオバマ米政権こそが「頼みの綱」だったが、その米国に「はしごを外された」(外交筋)形となった。

 アッバス議長は演説で「(決意は)駆け引きや策略ではない」と強調したが、実際のところ有力な後継候補はおらず、不出馬の「真意」は不明。議長は過去にも、窮地で自身の進退を持ち出したことがある。

 一方、ロイター通信によると、ハマス幹部は議長の不出馬表明について、「(議長の出身母体)ファタハの問題」と一蹴(いっしゅう)。ハマスは来年1月の選挙実施を拒否し、議長側との対立が続く限り参加しないと明言している。エジプトが仲介するファタハとハマスの「和解協議」の見通しは立っていない。

 ■アッバス議長をめぐる主な動き■

04年11月 アラファト議長が死去

05年1月 アッバス議長が就任

  9月 イスラエルがガザ地区からの撤退を完了

06年1月 パレスチナ評議会(国会に相当)選挙でハマス圧勝、3月に単独内閣が発足

07年6月 ハマスがガザ地区を武力制圧。ハマス、ファタハ(PLO主流派)の統一政府が崩壊し自治区も分裂

08年12月 イスラエル軍がガザ地区を大規模空爆

2036チバQ:2009/11/06(金) 12:13:23
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091105-OYT1T01437.htm
アッバスPLO議長、不出馬はブラフ?
中東
 【エルサレム=加藤賢治】パレスチナ自治政府のアッバス議長(74)は5日夜(日本時間6日未明)、パレスチナ自治区ラマッラで演説し、来年1月に予定される議長選に「出馬を望んでいない」と語って不出馬の意向を表明した。


 パレスチナ和平の推進役だったアッバス議長が退任すれば、和平への調停を続けるオバマ米政権には打撃で、米国やアラブ穏健派諸国を中心に翻意を促す動きが活発化しそうだ。

 アッバス議長は演説で再三、和平交渉停滞へのいら立ちを表明。イスラエルによるヨルダン川西岸などへのユダヤ人入植凍結を求めてきたオバマ政権がここへ来て方針を転換したと指摘して、「イスラエル支持の姿勢に驚いた」と批判した。

 クリントン米国務長官は10月31日、和平交渉再開を優先する立場から、イスラエルに入植凍結を求めないと明言していた。

 ただ、現時点では、議長の退任表明を額面通りに受け取る向きは少ない。自治政府内部には、議長の辞意表明は、入植地問題で米国とイスラエルに譲歩を迫るためとの見方が根強い。

 アッバス氏は、アラファト前議長の死去後、2005年1月の議長選で当選した。過去にイスラエルとの和平交渉を率いた経験から欧米の信任は厚いが、パレスチナ内部からは「米やイスラエルに弱腰」との批判も絶えなかった。

(2009年11月6日10時40分 読売新聞)

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200911060003.html
アッバス氏、議長選不出馬を表明 PLOは受け入れず
エルサレム(CNN) アッバス・パレスチナ解放機構(PLO)議長は5日、PLO執行委員会に対し、来年1月に予定される議長選に出馬しない意向を表明した。ただ、PLO側はこれを受け入れず、同議長支持の立場を維持する構えを示している。議長側近が明らかにした。

議長選は1月24日に実施される予定。イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ内部の政治プロセスに口を出すべきではないとの立場から、コメントを避けた。

PLOのエラカット交渉局長は1日、CNNとのインタビューで、アッバス議長が不出馬を真剣に検討しているとしたうえで、同議長が「アラブ人やイスラエル人、一部のパレスチナ人、そして米国人からもかなりの度合いで裏切られたと感じている」との認識を示していた。

アッバス議長らPLO指導部は、イスラエルとの和平交渉の停滞や米政権の姿勢に不満を募らせてきた。クリントン米国務長官が先月末、イスラエルによる入植活動の部分凍結案を「前例がない」と評価したことに対し、エラカット局長らは「全面凍結を求めるべきだ」と強く反発していた。

2037チバQ:2009/11/06(金) 12:15:31
http://www.asahi.com/international/update/1106/TKY200911060106.html
アッバス議長、不出馬表明 中東和平交渉混迷の恐れ
2009年11月6日10時0分

 【ラマラ(パレスチナ自治区)=井上道夫】パレスチナ自治政府のアッバス議長は5日、自治区ラマラで開かれたパレスチナ解放機構(PLO)の幹部会合で、来年1月に予定されている自治政府の議長選に立候補しない意向を表明した。

 アッバス氏は同日夜、市民に向けてテレビ演説したが、「私の立場を仲間が理解してくれることを望む」と述べるにとどまり、不出馬の理由は明言しなかった。イスラエルでは、同国から譲歩を引き出すための「捨て身」の戦術との見方が出ている。ただ、アッバス氏は「(和平交渉を有利に進めるための)策略ではない」と語った。

 演説でアッバス氏は、パレスチナが交渉再開の条件に掲げる入植活動の全面凍結をイスラエルが受け入れないことを非難。交渉の仲介役を務める米国のクリントン国務長官が先月末に、イスラエルに入植の全面凍結を迫らずにパレスチナ側に交渉に入るよう促したことについて「驚いた。米国はイスラエル側に立っている」と不満を漏らした。

 アッバス氏は05年1月から現職。イスラエルとの2国家共存による和平を目指す穏健派で、米欧だけでなく、イスラエルの和平推進派の信頼も厚い。和平路線を引き継ぐアッバス氏の有力な後継者はおらず、同氏が退けば、和平交渉の一層の混迷が予想される。PLOの幹部らはアッバス氏に翻意を促しているという。

 イスラエルのネタニヤフ首相は近く米国を訪問する予定で、アッバス氏の不出馬表明を受けてオバマ米政権がどう対応するか注目される。


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