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国際関係・安全保障論

2064チバQ:2009/11/12(木) 00:19:52
>>2035-2037
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009111102000065.html
『アラファト前議長いれば…』 死去から5年
2009年11月11日 朝刊

 【ラマラ(パレスチナ自治区ヨルダン川西岸)=内田康】パレスチナのカリスマ的指導者といわれたアラファト前自治政府議長の死去から、11日で5年になる。折しも、アラファト氏の後を継いだアッバス議長が来年1月末の議長選に出馬しないと表明し、自治区は政治的な混迷のさなかにある。今もアラファト氏を慕う市民からは、現指導層への失望の声が漏れた。

 「アラファトには、庶民の心に響く言葉があった。アッバスにはない。議長をやめたきゃ、やめればいい」

 ラマラ近郊の運転手モフセンさん(56)は吐き捨てた。昨年、家のそばにイスラエルが分離壁を建設。自宅と、所有するオリーブ畑が分断された。「この五年、アッバスは何か仕事をしたかね」

 不出馬宣言後、アッバス議長に翻意を求める市民のデモもあったが、参加者は、議長率いるパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハ支持者ら一部。「ファタハは、アッバス氏が出馬しないと派閥闘争で割れる恐れがある」(地元大学教授)との指摘もあるが、市民は冷めている。

 CDショップの女性店員アルワさん(24)は「アッバス議長は選挙に勝てないと思ったから、出馬しないのよ」。

 最近の世論調査でも、アッバス氏が出馬した場合の予想得票率は17%。ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの指導者ハニヤ氏が仮に出馬しても、ほぼ同じ得票率とされた。両者とも、多くの支持を得ているとは言い難い状況だ。

 ハマスが参加せず、ファタハも候補を見つけられずに先送りされる可能性がある議長選。喫茶店店長のラバアさん(26)は嘆いた。

 「アラファト議長がいればハマスもガザを支配できず、パレスチナは一つだった。彼のような指導者に投票したいけど、きっとそんな候補はいないよ」


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