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映画感想スレ(4)

1真ナルト信者:2019/01/12(土) 03:43:41 ID:???
洋邦実写アニメまとめて語りましょう

60ギア:2019/05/03(金) 13:30:50 ID:o8cl9yzk
・キャプテン マーベル
単品としても凄いよく出来てましたね。
記憶を巡るサスペンス風なヒーローモノとアベンジャーズシリーズでは珍しい切り口ながら、話の展開に惹きつけられました。
加えて、「この強キャラがエンドゲームに参戦すんのか」とクライマックスで始終ニヤニヤしながら観れたのもシリーズモノならではですかね。
でもどうせならモニカちゃん(親友の娘さん)はエンドゲームでも三十路な訳だし出演して欲しかったかなー

それはそれとしてニックの目って猫(厳密には猫ではないけど)に引っ掛かれたの⁉︎
なんか昔キャップ相手に意味深に語ってなかったっけw

・アベンジャーズ エンドゲーム
タイムスリップからの最終決戦とお約束要素も多いながらもしっかりまとめきってくれたのは感無量でした。
タイムスリップは途中何がどうなってるのかよく分からんところもありましたが、トニーが親父さんと語り合えたシーンは胸熱以外の何者でもなく、
一児の父としてハワードさんと向かい合えたのが心憎い展開でしたね。

個人的には前作の方が単品として考えるとクオリティが高かったのは否めませんが、しっかり描き切ってくれて満足度はなかなか高かったです。

ガーディアンギャラクシーとスパイダーマンはまだ続編がありそうだし、そっちも楽しみです。

…結局スティーブンは1970年から自分の人生をやり直したってことなんですかね。
バッキーも連れてってあげたら良かったのにという気は凄いしますが、まぁ良いリタイアの仕方なんじゃないでしょうか。

・キングダム
クオリティすげーw
最近の邦画の実写で一番頑張ってるのは今作じゃないかなー
アクションや周りのキャラも勿論ですが、主役の人のイキりまくりの演技も少年信に合っててなかなか良かったんじゃないでしょうか。

原作を生かしつつ過不足なく序章をまとめきってくれてた印象。
個人的には上2作より評価したいんだけど、こっからシリーズを続けていくとするとあんまり成功のビジョンが持てないのも事実…

・グリーンブック
こちらは少々コンパクトにまとめきってたのがもったいなかったかな。
いや、雰囲気はすごい好きなんですけど、後半に持ってくための展開があっさりしすぎじゃないかなーという少しの不満もあり…

61シャアダム:2019/05/03(金) 13:47:12 ID:ThfKNmts
「君の膵臓」に関して言い残したことがありましたわ。

僕とヒロインが病院を抜け出して観る、打ち上げ花火の表現が「グラスリップ」や「打ち上げ花火、下から(略)」より素晴らしくて魅入ってしまいました。
あと、図書委員のお仕事シーンからOP曲までの演出はちょっと「君の名は」を思い出すね。

あと、漫画原作って書いたけど、漫画は原作(原作はなろう小説)ではありません間違えましたw

62みる子:2019/05/03(金) 14:08:22 ID:2ahjW22U
い、一応 エンドゲームの本格的なネタバレはGW明けから、ということで如何でしょうか?
連休後半に観に行かれる方もいますでしょうし、公式もなんかそんな感じのコメントを出してるそうなので…


>ボヘミアン・ラプソディー
1番ビックリしたのはライブエイドのシーンが撮影初日からだった、てことですねー。

・THE DIRT:モトリークルー 自伝
Netflix にて。80〜90年代を駆け抜けたロックバンド、モトリークルーの栄光と破滅を描くストーリー映画。
ぶっちゃけボヘミアン〜 の二番煎じだとは思いますが、これが結構良くできてました。キャストが皆上手くハマってる感じ。
キックスタート・マイハートの曲名の由来は知ってましたが、映像で見せられると凄まじいものがあるなぁ。
途中あのオジー・オズボーンが登場するのですが、やはり伝説級は格が違う… 違いすぎる。ここまでくると仙人に近い気が(笑)

63もにゃら:2019/05/03(金) 16:20:27 ID:ej2wypX2
○君の膵臓を食べたい


自分はあの名科白が世界で10番目くらいに有名そうな本のアレを思いださせてそれがノイズになってしまった(笑)

「私は信じる、などという言葉では到底足りない
誓うべき言葉は…『我、闘争せん』」
(アドルフ・ヒトラー著「我が闘争」より)

64もにゃら:2019/05/03(金) 16:27:33 ID:ej2wypX2
○名探偵ピカチュウ

吹き替え版見ました
ストーリー的には割りと雑でしたが、

ピカチュウ可愛え!
バリヤードうぜえ!
居るだけで笑えるコイキングは反則!

など実写ポケモン達の可愛さやキモさをひたすら愛でる映画

ヒロインのルーシーも可愛い!

配給元のワーナーはマーベルやDCに匹敵するポケモンユニバースを作ろうとしてるとも聞きますが行けるかも…

65シャアダム:2019/05/04(土) 01:52:27 ID:ThfKNmts
◆若おかみは小学生!(2018年日本アニメ)

事故で両親を失った主人公の織子(おっこ)は母方のおばあちゃんが営む「春の屋旅館」で暮らすことになる。そこにはおばあちゃん(峰子)の幼なじみで子供頃屋根から落ちて死んだ幽霊の ウリ坊がいて、おっこを「春の屋」の跡継ぎにしようとする。そこにライバル?秋好旅館の娘・真月(ピンフリ)の死んだ姉の幽霊やいたずら小鬼の鈴鬼も加わって、彼らのアドバイスや協力によって、変わったお客をもてなして色々な経験を積んで、人間としてもおかみとしても成長していく姿を描いた若おかみおっこの物語。

感想:期待したほどではなかったが、まあまあ良いアニメでした。子供向けには十分な出来だと思います。ただ、最初っから(親が生きていた頃から)やるには一時間半は短すぎて、駆け足、端折り足、キャラ紹介総集編っぽくなって、TVアニメシリーズのファンとしてはおっこや他のキャラの魅力が半分ぐらいになって(作画は素晴らしかったが)物足り無かったですね。まあ、子供向けアニメ何で二時間三時間長編アニメでじっくりやるのは無理でしょうねwそのせいで、幽霊妖怪キャラが揃って折角これから幽霊達の感動のエピソードを繰り広げるだろう段階になって、もう幽霊達と別れかよ!って笑ってしまいました(展開が早すぎ)。
あと、ピンフリが「世界の名言・格言マニア」になってたことには笑いました。親の死に関するエピソードはやっぱり感涙しちゃったけど(最近泣くアニメばっかりみてるなあ)「若おかみ」は悲しみなんて吹き飛ばす、前向きなおっこの活躍がメインですから、あんまりジメジメシクシクするのは違うかなあ思いました(自分の勝手なイメージですけどね)。あと、これも驚いたポーズとかが、ジブリっぽい(ジブリの影響受けまくったクリエーターが多いのかな)。

残念なのは、この短い尺の中で、親の仇(言い方w)が旅館に偶然に泊まりに来たエピソード、おっこが相手を許す場面、いやいやどんなに「仏で前向きで視聴者的に好かれる優等生のおっこ」でもそう簡単に許せないだろう(こんな短い時間で)ってそこは腑に落ちませんで共感できなかったですね、この親の仇(言い方w)のエピソードは無理して入れない方がよかったかも。相手(親の仇w)ももっと真摯に土下座したりしておっこに謝るとかもなかったし。

概ね感動も出来ていい映画だと思いますが、尺が短い映画なので、自分はリブート(最初っからやり直す)じゃないほうが良かった気がします。あと、あまり印象に残らない主題歌にもちょっと不満、TVアニメの主題歌は良かったのになあ。

でも子供向けにはこれで充分に良い作画も綺麗なアニメだと思いますよ。

66deku:2019/05/06(月) 21:51:55 ID:tzDXeikU
>>53 heavyhandさん
ちょっと意味分かんなくて調べたらさらに変な奴らも出てきてなにがなにやらw

67:2019/05/07(火) 02:12:46 ID:V8Uffj62
・スパイダーマンFFH予告
注意:
 がっつりエンドゲームのネタバレ入ってます
 というかエンドゲームのネタバレ解禁がこの予告のためっぽい


父親代わりだったトニーを失ったショックを隠せないピーターの演技がすごい良いです。
トニーの絵をみて黄昏れてたり、旅行にトニーのサングラスを持っていったり
アイアンスパイダーマンアーマーも復活しててアクションも良さそうです。

テーマはヒーローの喪失と後継になるのかな

68みる子:2019/05/09(木) 10:34:04 ID:2ahjW22U
・名探偵ピカチュウ
去年末だったか、気まぐれに観た地上波の『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』で泣きまくったのをきっかけに、
ポケモンは正直ほとんど知らないのですが行ってきました。かわいい。とにかく全ポケモンがかわいいです。
メインの物語はそこまで興味を引かれるものではなかったですが、バトルシーンは超面白かったです。
特に分身する悪霊みたいなヤツが最高でした。ピカチュウの超必? もなかなか格好良かったです。いやー しかしかわいかった。

・エンドゲーム 追記
前作の銀河半分こ計画の時点でサノスはドナルド・トランプさんの暗喩では? という意見を耳にしていて、
娯楽はただ娯楽として消費したいので普段はあまり気にせず楽しんでるんですが、今回のサノスに本当にそうかもなぁ… と。
途中スコットがこれぞまさに、と言わんばかりのパロディネタを出したことでキャラクター像がぴたりとハマった感があります。
前作のサノスのが好感度的には上ですが、悪役って意味では今作のサノスは非常に面白かったです。ビフ・タネン・ギャラクティカ!

69シャアダム:2019/05/10(金) 03:17:34 ID:ThfKNmts
◆鑑定士と顔の無い依頼人(原題:La migliore offerta =最高の申し出)2013年イタリア

まずストーリー。美術品の鑑定士であり神経質な老人の主人公は、人前に出ることが出来ない精神病の女性から骨董品を売りに出したいと依頼を受ける。最初は失礼な客と疑って敬遠気味であったが、何度も彼女の屋敷で価値のありそうな機械人形(オートマタ)の部品を見つけ、完成させて大もうけするために彼女の屋敷に何度も足を運ぶようになる。
そのうち、顔を決して見せない(広場恐怖症のため)依頼人を一目見たくて、帰った振りをして隠れて彼女を観て、絵画の二次元美女にしか興味が無かった主人公は一目惚れをしてしまう。そして、機械人形の復元を依頼しているプレイボーイの修理人ロバートのアドヴァイスを受けて、彼女とどんどん親しくなっていく。神経質な老人と精神病の若い女性(依頼人)の恋はどうなっていくのか・・ていうのが表向きの物語だが、・・・実はかなり深くて糞不快な犯罪ミステリーでもありました。

最初は恋を知らない岩くつな老人が、若い女性と結ばれる恋愛ストーリーかと思っていて、ちょっと年齢差がありすぎてやばい感じもするけど、ちょっと微笑まし感じの良い雰囲気の映画だと思っていました。でもラストまで観たら、老人の恋心を弄んだ糞不快な映画だとわかり、後味最悪でした。何故どういうつもりで監督はこの映画を作ったのか?って三日間(三日間最悪な気分でした)悩んで感想を書いてますw
老人をその気にさせて一気に地獄へ落として何が面白いのだろう?文学作品としてのなんの感動もしないし「オーシャンズ11」とかの犯罪映画としてのカタルシスも無い、ただただむかつく老人が哀れなだけの映画。

確かに、老人(主人公)はズルして欲しい絵画(女性の絵)を何十枚と手に入れていたちょい悪じじいだったので、その罰が下ったとも取れますが、そこまで虚仮にされどん底にたたき落とされる程の悪人では無いと思いますのでこの映画の趣旨や楽しみ方が理解できません。
まあ、年取ってからではもう遅い、若いうちに恋せよと言う辛い教訓なのか、年取るまで二次元彼女(絵画の女性)に恋する主人公が不相応な三次元の女性に恋をして大やけどを負ったらもう立ち直れませんよ、若いうちだったら何度恋愛に失敗しても立ち直るチャンスはありますよ・若いうちから経験を積みなさいって教訓なのかなあっても思いました(二次元オタクに対する)w
どっちにしろ後味最悪な映画ですね(途中までは面白くて魅入っていたのに、ラストが哀れすぎて・・・一時の間魂が抜けましたよ)w

いやあ、あいつもあいつもあいつもグルだったんですね。実際の恋愛に経験の無い主人公は一度恋に溺れると、ちょっとした日常のおかしな部分も見えなくなって簡単に騙されてしまうという教訓も入っているのだと思います。

ここまでは素直な感想です。そして他人の解説を読みました。なるほどー、そういう事かって幾つもの新しい発見があって、目から鱗です(詳しくは他の人の解説を読んで下さい)。
ただ、いくら奥が深く伏線が張り巡らせていても、他人が文学的に素晴らしい映画だと褒め称えても、自分にとって老人の純粋な気持ちを裏切った糞不快な映画であることには変わり有りませんねw
まあ、恋愛は心の柔軟さがある若いうちに年取ってから恋に溺れて自分を見失わないようにってそういう映画だと思っています(時間が経てば、感想も変わるかもね)。

あと、小人症の女性が助けてくれるのかと思ったら、ただ主人公に非常な事実を突き付けただけで、糞見当違いでしたwそれと、余程主人公のことを恨んでいたんですね、あの人(ネタバレなので)。
まあ、老人(主人公)も若い女性とエッチ出来たんで、糞高い買い物と思えば・・・やっぱり思えないかな(可哀想すぎて)w

70幻獣ハンター:2019/05/10(金) 07:20:35 ID:SFRFlW86
GW中に前から気になっていた作品をまとめ鑑賞

・ゼロの未来
多分予備知識無しでもテリー・ギリアムと分かる。ただなあ、こういう「難解な秘密の解明」ネタは
その解明そのものに迫ってくれないと白けてしまうのだよなあ。何故ゼロが100%にならないといけないのか、
そもそもそれが指し示すゼロとは何なのかという事に一切触れずに話が進むというのは似たような話を
散々観ているだけに凄くモヤモヤするのである。もちろん映画の主題は定理の解明でなくてその環境に囚われた
人間の悲劇であって定理そのものは単なる舞台装置ってのは理解しているが、だったらSFを名乗らないで欲しいなあ。
「未来世紀ブラジル」の現代版ともいうべき話だけど若い頃に観ればまた違ったのかもしれない。ただこういう雰囲気
SFに感動するにはちょっとスレてしまったという自覚もある。

・レディ・プレイヤー1
もうね、「スピルバーグはやっぱりすげえ」って感想しか浮かばない。痒い所に手が届くというかこのエンタメを
熟知している感は余人の及ぶところではない。「シャイニング」であの双子のシーンをチョイスするセンスとか
映画ファンならニヤニヤが止まらないのではないか。かと思えばメカゴジラにガンダムで迎撃させるというベタさ
も抑えつつ、製作者の頭の中博物館というセンスオブワンダー爆発の施設とか「VRやるならこれやれよ」が満載。
「美味しんぼ」の岡星の豪華鍋焼きうどんみたいにこれだけ個性の強いネタを全部入れれば普通の監督なら
オーバーフローで単なる見本市になるか、それを避ける為にVRに寄せて難解な哲学SFになるところだが、全載せで
ひたすら観客を楽しませる一点に集中する技量は天才以外の何物でもない。
そして話はセンチメンタルにかつ現実回帰で終わる辺りも映画技法のお手本って感じでとても良い。
まあ一つ難を言えばヒロインのアバター造形だがこれはお国柄だからしゃあないやね。
全体に80年代ポップカルチャーへのオマージュに溢れた話なのだが日本ってやっぱり結構重要な位置にいたのだなあ。
しかし70過ぎた爺さんがこんな作品作っちゃうんだぞ。病気のヒロインのフニャフニャ恋愛ばかりの日本映画関係者
なんとも思わんのか。

71海老:2019/05/10(金) 09:20:47 ID:L0INYG2I
あのー、シャアダムさんのおカキになってることは、買い物に行って、そこが自分の欲しい商品を売ってる店ではなかったからと言って、その場でみっともなくギャーギャーわめいているのと変わらないですよ!
その店で自分の欲しいものを売ってないんだったら、売ってる店を探してそこに買いに行けばいいんですよ!
マスターベーションは人目につかないところでお願いします

72海老:2019/05/10(金) 13:03:38 ID:L0INYG2I
自分にはシャアダムさんのことはわかりませんが、創作作品に対して何かこうでないといけないというお考えが強すぎるのか、ご自分の受けた印象だけであまりにも決めつけ過ぎなんじゃないですかね
解説してる風な言い方をされても無知をさらしてる風に見えます
どうも勘違いされているのか、世の中の創作作品はあなたのために用意されているのでは無いのですよ

73シャアダム:2019/05/10(金) 14:28:46 ID:ThfKNmts
感じたことを書く、それで別にいんじゃね?無知を晒してもそう感じたのならそれでいいんじゃね?
他人の感想を批判するよりも、まず自分の感想を書いたら?
自分の感想は書かないで、そういう他人の意見に対して批判しかしない奴は相手にしないよ、糞卑怯じゃん。

74:2019/05/10(金) 14:44:18 ID:kdEeFylA
>海老さん

私もシャアダムさんの感想は目が上滑りしてますが、
海老さんのおっしゃるように、前提知識認識の違いに合う合わないというのはどうしてもあるわけなので、
なればこそ誰かのレビューを批評すること程不毛なことはないでしょう。
あなたが当該作品の作り手であればまぁ反論としての気持ちはわかりますが。

個人的に考え方が嫌いだから喧嘩売ろうって気持ちもまぁわかりますがね。
私も過去にはスパイクさん、今は地方民さんの書き込みとか見てられないとか思っちゃいますがそこはスルーが正義ですね。

※ここはただでさえ書き込みないのでシャアダムさんの書き込みは別にキライじゃないし歓迎です

75海老:2019/05/10(金) 14:49:42 ID:L0INYG2I
相手にしとるやん…

蟹さん
ありがとうございます
そうします

76シャアダム:2019/05/10(金) 20:43:37 ID:ThfKNmts
くんちゃんっぽい彼には「未来のミライ」の感想を書いて欲しいですねw

77海老:2019/05/11(土) 10:56:17 ID:L0INYG2I
人に卑怯っていうのも自分がそうだからそういう反応なんでしょうね

78唯野:2019/05/11(土) 17:34:45 ID:RXMAbTQU
映画感想スレはまだまともな方だよ
漫画の方はケチつけるために連載読んでるのいるもんな

79R6:2019/05/11(土) 17:44:55 ID:ThfKNmts
ごめんね、海老くんちゃん(ヒスッてるから女性かな)。俺卑怯で、あなたよりはましだけどね。

まず感想書こうね、今度は俺が批判してあげるから。

あと喧嘩売ったり買ったりするところじゃないからここ。
じゃあ俺の方からはもう何も書かないから、勝手に気の済むまで批判してねw

80シャアダム:2019/05/11(土) 18:25:30 ID:ThfKNmts
◆しらゆき姫殺人事件

美人OLがメッタ刺しにされ火を付けられて殺された。フリー記者で契約社員で燻っていた赤星は殺されたOLの会社の同僚で大学生の刻の知り合いからその事件の事を聞き取材に乗り出す。そして同僚だった城野が容疑者として上がる。
赤星はその事件の取材を元に作った映像おかげでテレビ局内の評価が上がっていくが、果たしてそれは真実を映しているのだろうか・と言うミステリーでした。

暇つぶしにテキトーに借りてきた映画だったが、意外と面白かったし、最後ちょっと感涙しました。ラストのヒロインの台詞「何か良いことありますよ」だっけ?そう生きていれば辛いことの方が多いけど、いつか良いことがあると信じて生きていくしか無いもんなって少しだけ心に響きましたわ。
あと、ラスト意外な出会いがきっかけでカップルが出来るかと思ったが、そこはあまりにも軽率なので控えたか〜wまあ、あれはあれでいい余韻が残るいいラストでした。

報道番組の功罪やSNSの功罪とその嘘と真実の違いを見事にやや喜劇風に面白く描いた中々の佳作じゃないかと思います。原作者は映画「告白」の原作者だったんですね。あの映画も衝撃的な映画でした。

ただ、小学校の先生の描写が酷いwあんな先生実際にいるかも知れないけど、ストーリーを面白くするためとはいえやっぱ非現実すぎな先生でした。その他にもストーリーを盛り上げるためにややオーバーな表現や行動や性格付けが気になったかなあ(まあ、面白くするためだから多少は仕方が無いか)。

自分は夢見る純粋な女性は嫌いじゃないのでヒロインには同情できたけど、ただ、計画に加担したし、物は盗んだし、怪我させたし、全くの無実じゃ無いよなあ、だから殺人事件が無かったとしても引きこもるでしょうし、犯人じゃ無かったとしてもなんらかの批判は受けるでしょうねw
報道される事実と真実の違いは大変面白かったです。みんな嘘つきで自分に都合の良いことしかいわない、または都合の良いように記憶を改ざんする、もしかしたらヒロインの過去も都合良く改ざんされていたりして(そしたらサイコホラーだ)。

ラスト、ねつ造気味の映像を作ってクビになりそうな地獄を見ているあいつも、ヒロインの言葉に救われるのでしょうね(そう信じたい)。希望のあるいいエンディングでよかったわ。
あと、笑ったのはこの映画の予告・・(最初に殺される人)「私、犯人分かったわ!」・・・上手く映像を繋げたねつ造じゃねーか(ナイスジョーク)www

とにかく、赤毛のアンとダイアナの友情に少しホロリとした、いい映画でした。この人の他の小説が読みたくなりました。そんな映画でした。

81レト:2019/05/11(土) 19:51:13 ID:5xDgiNaU
羅生門やメメントも記憶の捏造を扱った傑作ですね。
黒澤明監督の「醜聞」は評判はそこそこですが、
報道やファンを取り巻く問題が今も昔も変わらないことが伺える貴重な作品です。

82幻獣ハンター:2019/05/11(土) 22:42:07 ID:SFRFlW86
オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
レンタルDVDの予告にやたら入っていたので気になって観た。
題名通り、高速道路を運転しながら色々な相手と電話をする男のワンカットで86分間進行する話。
何故男は高速道路を走っているのか。何故次々と電話をするのか、が全て電話の内容から明らかになっていく。
なのだけど、真相は割と序盤に判明するしその後もこれといって新しい事実や意外な展開を迎えるわけでもなく
結構淡々と話は進む。
うーむ、予告で観た時はもっと徐々に話が解れていく1人称ミステリーのようなものを想像していたんだがなあ。
まあ退屈ではなかったけど凄く面白いってほどではない。笑いの少ない落語って感じでした。

チェイサー(2008)
韓国で実際に起きた殺人事件をもとに作られたサスペンス映画、だそうです。
もうこういうのを作らせたら韓国しかないというか、韓国でしか作れないというか。「殺人の追憶」を彷彿とさせる傑作。
主人公が汚職で警察をクビになった女衒だったり市長がウンコぶつけられたり警察が無能揃いのスットコドッコイだったりと、
社会風刺的な作りもあってなかなかなもの。韓国という国は個人的には控えめに言って大嫌いだが映画産業の部分では大きく
水を開けられていると思う。作劇のお約束を逆手に取った演出も上手いし暴力描写も強烈。
だが日本では無理でしょうなあ。あの「アウトレイジ」ですらキタノというビッグネームがヤクザ映画という建前でかろうじて
あれだけできるだけで。ましてや実話を元にしたとか言ったら被害者感情がどうだとかいう話で炎上するのは間違いない。
でもそうした感情的爆発はかの国こそ多そうだがそんな事ないんですかね。不思議だ。

83ギア:2019/05/14(火) 05:34:58 ID:o8cl9yzk
・いぶき
佐藤浩市が叩かれてますが、一番叩かれるべきはその要望をのんだ製作陣なんじゃないの。
例の発言、個人的にはどうかと思うけど、まぁ考えは人それぞれだし、そんなこと言う役者は要らないと毅然と下ろせば良かったのに……大人の世界は難しいんですかね。

ってか佐藤浩市、亡国のイージスでは対テロ組織の要職ってモロ体制側やってましたよねw
まぁ言葉を濁しただけで首相がイヤだったんだろうけど。

84レト:2019/05/14(火) 06:13:19 ID:5xDgiNaU
発言内容自体はそこまで大したことないと思いましたが、
あれがきっかけでネットで首相批判の大喜利が盛り上がってるのが世相を反映してますね。

85修都(スマホ):2019/05/14(火) 07:19:50 ID:ddOzpFck
あの手の作品は、ネトウヨがマウント取りたがるけど、
最初から制作側はそんな人たち向けに映画つくってないと思う

86ズバロット:2019/05/15(水) 18:35:43 ID:nvHSA1OU
映画の冒頭などにチラッと映ってたアイテムを使い敵を打破するとかいう脚本のテクニック。
MCUは濫用しすぎていて食傷気味なんだけど。
ラグナロクとか結局スルトが倒しましたでマジで物語中の成長が無意味になって(インフィニティウォーはともかくラグナロクのなかでは)ちょっと機転効かせただけで強敵に勝利かよみたいな感想になる。

ただもしエンドゲームでサノスに対して、アイアンマン1で登場した15分マヒさせる装置を使い勝利していたら死ぬほどアツかっただろうな

87もにゃら:2019/05/18(土) 23:59:50 ID:j8Dr8S3M
○ラ・ヨローナ

超怖い


○レプリカズ

妻子がめっちゃ可愛い
話しは…

人間の記憶、人格を機械にコピーする研究してる科学者が事故死した妻子の記憶をクローンに移植する話しだが…

なんやねん

妻が自分がクローンだと知ったり、クリスマスツリー購入の際に「その木は偽物よ。本物を買いましょう」みたいな事行ってたからアイデンティティーとか、本物とは、偽物とは、みたいな話になるかと思ったらその辺はどっかに行ってしまって、亡くした家族を取り戻してハッピー♪ な結末

88シャアダム:2019/05/19(日) 18:39:15 ID:ThfKNmts
◆アイアン・ジャイアント(1999年アメリカ)

アメリカとソ連の冷戦状態が続いてた1957年、突如、宇宙から巨大ロボットがアメリカのロックウエル沖合に降ってきた。ロボットは町に上陸し鉄を食べて町に被害をもたらすが、発電所を襲った際に電線に絡まり電気ショックで動けなくなる。そこに主人公ホーガスがやってきて、ロボットを助ける。
そこから巨大ロボット(アイアンジャイアント)と少年の交流が始まり、ロボットは地球の言葉や知識を学習していく。町の異変を感じた政府の捜査官ケントはホーガスが何か知ってる疑い、彼の家に住むことにする。主人公ホーガスは政府のケントに巨大ロボットのことを知られないように色々と頑張るが・・と言うストーリーでした。

総評からいいますと、子供向けアニメにしては面白かったです。まるでセル画アニメのようで、デジタルさを感じさせない所が凄い。そして日本の数多のアニメと違って表情豊かで常に良く動く動く(まあ、動かしやすい簡略化した絵というのも有るんでしょうが)。キャラ一人一人が日本の整ったキャラに比べ多少不細工だが味が合って段々格好良く見えてくる。
子供に夢を与えるアニメという意味では満点に近い映画ではなかろうかと思います(大人目線で観たら突っ込みたくなる部分もあるけどw)。単純なストー-リーだが、観客を飽きさせない演出や仕掛けが素晴らしかったですね。
あと、「レディプレイヤー1」に出てたみたいなので(うろ覚え)、あらためて「レディプレ」を観たくなりましたw
もうひとつ、ロボットが最初ダサいって感じていたんだけど、後半に行くに連れて、メカメカしくて、攻撃的なフォルムになったり、これも段々格好良く思えてきました。スーパーマンに憧れる人工知能ロボットってのがいいよね!ただ、アトム(原子爆弾へのオマージュ?)っぽい名前のアメコミが悪役扱いされてたのは、日本アニメへの当てつけみたいでちょっと不快な感じはしました(アトムって確かアメリカで映画化されてたよね)w

ほんと、単純な物語なんすよ。でもストーリーや演出が上手くてその観客を飽きさせない膨らまし方に感心させられましたわ。

まず、嵐に襲われた漁師がロボットを観て「灯台」がロボットに見えたのかも?って演出が上手い。その後、みんなに馬鹿にされたそのロボットを観た漁師をさり気なく庇うディーンの登場の仕方が粋ですね(これでディーンが寛容な思いやりのあるいい大人だと分かる)。
もう1人の大人、少し高慢ちきな政府の調査官ケントの性格付けも上手い。最初は田舎の事件を馬鹿にしていたのだが、自分の車を何者かに囓られてから、巨大ロボットの存在を信じ、自分の手柄にしようとするところが実に人間臭くていい!この悪役キャラも憎めないと言うか好きだなあw
この2人の違うタイプの大人と主人公との付合い方の対比が面白いし、主人公の母(未亡人)との淡いラブロマンスも加わって単純なストーリーを盛り上げている所も上手いなあ。ていうか、女なら母親にも手を出しそうな節操のなさに最初ディーンもがっつきすぎであまりよろしくない大人の見本なのかなって思っていたのだが、まあ、母親が主人公の姉みたいな感じでこの世界ではかなりの美人だから仕方が無いかw
そして、軍隊まで出動してロボットが攻撃まで受けてしまうところは映画「ハルク」のようだ。そして墜落して「お前飛べるのかよ!」からのスーパマンになるところは、演出や音楽が素晴らしかったわ(意味が分からない人は観て下さいw)。それから、原子爆弾が落ちたらどう対処するかのアニメ内の教育アニメも皮肉が効いていて面白かったですね。ディーンと主人公の交流で、「コーヒーを飲めるから子供だからって馬鹿にしないで」のやりとりは、よく日本のラブコメや日常コメディで見かけるが、元ネタはアメコミのコメディだったのかな?ちょっと笑っちゃったわ。
そして、ラストの核ミサイル発射までの話の盛り上げ方が素晴らしい。自分に正直で真面目に悪役してるねずみ男のようなキャラのケント(クラークケントへの皮肉なのかなw)がピエロ役として素晴らしかった(こいつのおかげで映画が楽しかったわ)。子供にとっていい大人、悪い大人の対比が素晴らしい映画でした。そして数々の演出が素晴らしい映画でした。

吸血鬼やゾンビのような死なない(復活する)アイアンジャイアントに一抹の不安を感じたのは自分だけだろうかw

あと、一見この映画のテーマの様な気もするいい名言だが、この映画の場合、体裁を整えるために取って付けた演出の一部に過ぎないかも台詞を
「他人がどう思うとどうだっていいじゃ無いか、自分を決めるは自分自身だ、自分のなりたい自分になればいい」

まあ色々書いたけど、演出や動きや表情が素晴らしく楽しいこれぞ本来の意味でのアニメーションって映画でした

89唯野:2019/05/24(金) 09:18:54 ID:RXMAbTQU
公開一月経ったし「アベンジャーズ・エンドゲーム」の感想

連綿と続いてきたマーベル・シネマティック・ユニバースの一区切りとなる作品(これで完結というわけではない)。
まず最初に書いておかなければならないと思いますが、本作はこれまでのMCUシリーズ計21作品を多くみていればいるほど楽しめる作品となっております。
そんなわけで実はハードルは非常に高い! 高いができるだけ多くて見てからにしてほしい。強いて言うなら「アイアンマン2・3」「インクレディブル・ハルク」「アントマン&ワスプ」はまあ見なくても大丈夫です。いややっぱり見て。

以下ネタバレ全開。
未見の人は絶対に読まないで


前作のインフィニティウォーが負けたところで終わったのでエンドゲームの前半はかなりウエットな調子で始まりました。私はあまり湿っぽい展開は好きではないのですけれども、もちろんこれは 後半の一大逆転劇そして決戦への前哨であり落差を狙ったものであることは明白です。それにしても引退して農夫になったサノスをフクロにするアベンジャーズの物悲しくも滑稽なことよ……。
前半から中盤は過去に戻ってインフィニティストーンを集め直してくるというミッションでしたが、過去作の名場面やあのシーンの裏側に登場するという仕掛けが面白い。
さらに終盤の「アベンジャーズ・アッセンブル」のシーンはもう1カット1カットがシリーズを余さず見て来たファンたちへのご褒美みたいなもので、(まあ「この天馬に乗った女戦士なんだっけ、ソーの関係者だったっけ?」 みたいなことも起こりましたが……)クロスオーバーものの醍醐味を凝縮した濃厚さ。これはSFアクション大作映画としてスターウォーズに並んだ。

では各キャラ雑感。
MCUはアイアンマン・キャプテンアメリカ・マイティソーが御三家とされているらしいですが、エンドゲームまで見終わると前2者の物語というふうに構成されていますね。アイアンマンは死に、キャプテンアメリカは老人になった。二人の人生が完結したわけです。
シリーズを見終わって私が一番好きになったヒーローはキャプテンアメリカでした。軍人らしいというか、物事の優先順位について決して迷わない精神性、フリスビーと揶揄された盾一枚、メンバーの中では下から数えた方が早い男が、最後の最後で盾が初めて破壊された衝撃もよそにムジョルニアを使いこなして大活躍、この場面が一番アツい!
それに対してソーは激太り(最後まで痩せないのは酷いw)してコメディリリーフになっちゃったし、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーと合流したしで、まだ先がある終わり方。
キャプテンマーベルはサノス軍の巨大宇宙要塞を単身で破壊するチートでしたが、サノス本人と戦う時に著しく弱体化してたのはご愛嬌。まあ宇宙を飛んでくるのに全力を使い果たしたってことで。
チートといえばある意味マーベルを超えるチートがドクター・ストレンジでした。タイムストーンも使わずに無数のワープホールで銀河中から援軍集めてくるってなんだよそれ。
サノス、型月厨みたいなこと言いますが、変更後の目的がなんかFGOのゲーティアみたいだなあと。小物化した、みたいな意見も見かけますが悪役としての貫禄は十分だったと思いますよ。普通なら触っただけで死ぬパワーストーンを握ってマーベルをパンチするとかパワーと頭脳を併せ持つ描写が良いですなー。

90わんのねこ:2019/05/29(水) 18:45:51 ID:.8Z1xvmo
・アベンジャーズ:エンドゲーム
宇宙をかける強くてかっこいいおねーさんの水樹奈々さまことキャプテン・マーベルさんが
大仕事をおえて田舎惑星で農業をしているサノスのおっさんにカチコミをかけるお話。

ついでにおっさん二人が仲直りしたり、自分の原点を見つめたり、
老けたり、死んだり、ヒーローを卒業したり、
唐突に実写版ニンジャスレイヤーがはじまったり、スーパーヒーロー大戦みたいな画がでてきたり。

実写版忍殺は全くアンブッシュだったわけですが、実際お得!!
非ヘッズのお客さんは楽しめなかったようですね…

アニメ漫画でステレオタイプな外国人が氾濫しているんだから、
海外の作品でステレオタイプな日本が出てきてもそんなもんでしょうさ

構成上しかたないのですが、ライダー大戦というかスーパーヒーロー大戦がアベンジャーズへの
カウンター的一面があったのに、アベンジャーズでライダー大戦っぽい画がでてくるのは感慨深いっすね

91みる子:2019/05/31(金) 14:02:13 ID:OQbmh54E
・プロメア
その場の勢いだけで観に行きましたが凄く面白かったです。グレンラガンが好きな方なら特にブッ刺さる内容かと。
主役のガロさんの声は松山ケンイチさん。これは珍しく俳優起用が吉と出たパターンかもしれない。堺雅人さんは若干ミスマッチかな。

アニメーションに関しては冒頭のアクションシーンがとにかく凄まじくて感動しました。
そして小難しい理屈はうっちゃるクライマックス演出も流石の一言。もはやお家芸ですね。

途中歯切れの悪い場面転換が何ヶ所かあったのと、あと劇伴の使い方が気になりました。担当は言わずと知れた澤野弘之さん。
劇中ほぼ絶え間なく澤野サウンドが鳴り響くので、少し落ち着かなかったです。曲自体はカッコイイんですけどね。

・ゴジラ:キングオブモンスターズ
キャメロンが関わっていないターミネーターという感じでした。時間かかってでもギャレス兄貴に頼むべきだったんだろうな…

92唯野:2019/06/02(日) 00:07:43 ID:RXMAbTQU
●ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

かいじゅうのばめんは、ひゃくおくまんてん
ラドン、つよい!
ゴジラ、つよい!
キングギドラ、ちょうつよい!
モスラ、おまえはもうちょっとがんばれ

すごいはくりょくのバトル!
いちばんすきなのは、キングギドラがでんげきをバリバリバリってなって
つばさをひろげてビリビリビリーッ! ドカーン! グワアアアアアア!
ピシャアアアアアッ! ドカーン!ドカーン!ドカーン! アンギャアアアアッ!!!ってなるとこ

かいじゅうがすごかったのでほし5つです

反面人間パートはとにかくほとんどの人物の行動が支離滅裂(悪役の環境テロリストのリーダーが一番マシというていたらく)
特に主役の親子3人がずっとウザくてこいつらが画面に映る度にテンションがだだ下がりです。
芹沢博士のあの行動は……うーん、「敢えて逆」というのはわかるし、それなりに感動的なシーンになってるとは思うんだが、どうにも釈然としないものが残る……。

あと、前作にも増してゴジラが超強化されてしまった結果、キングコングが相対的にクソ雑魚になってしまったんだけど(あいつガソリンで火つけただけでぶっ倒れるし)、この世界のインフレにどうやってついていくんだろう。
そしてエンドロール後のアレは、○○○○○○○○だよね?

93もにゃら:2019/06/02(日) 13:23:48 ID:j8Dr8S3M
○プロメア

細けえ事は良いんだよ!
なアニメ



○ゴジラ

細けえ事は良いんだよ!
な実写

94修都(スマホ):2019/06/08(土) 20:17:09 ID:BP9NEYnE
ゴジラ
怪獣達がここまで大暴れしてくれたら満足するしかない
芹沢博士のあれは、初代のオマージュ?

95もにゃら:2019/06/08(土) 23:55:32 ID:j8Dr8S3M
○海獣の子

つまり…どういうことなんだってばよ!

96みる子:2019/06/28(金) 14:40:42 ID:OQbmh54E
・アラジン
「アラジン、ラップあるよ」友人のその言葉にマジかよ! ってなって劇場へ(笑)
ナニコレめちゃくちゃ面白い… ウィル・スミスのジーニーがホント最高でした。エディ・マーフィーを彷彿とさせるキレの良さ。
ジャスミン役の人も美人だし歌も上手かったなー。あと監督がガイ・リッチーでビックリでした。そりゃ面白いわ。

・スパイダーマン:ファーフロムホーム
ギレン兄さん(ミステリオの人ね)が凄く頑張ってて面白かったです。アーマーも格好良かった。
てか相変わらず仕掛けというか、小ネタが細かすぎる。こんなの気づける人… い、いないよね??
そして今回のピーターさん。ジミーさんアンガスさんにごめんなさいしないとだよね。それほどにビッグなミステイクだった。

97:2019/06/28(金) 15:34:18 ID:AwwI3rB2
スパイダーマンFFH
次どうなるの!?な終わり方でしたが
スーツを作ってるピーターを見つめるハッピーや
簡易盾とハンマー装備のスパイダーマンとにやりとできるシーンが多かったです

98もにゃら:2019/06/29(土) 00:54:35 ID:j8Dr8S3M
○スパイダーマン

相変わらずスパイダーマン単体映画の敵はしょっぼいな!

まあ彼らの悪事が成功してたら割りと洒落にならない状況でしかも一部成功しちゃいましたが

MJは美人だなあ
そしてピーターより背が高いw
グレイテストショーマンでもフィリップより背が高かったが

盾とハンマー装備はニヤリどころかヒャッホーものである



○光のお父さん
実話が元になってる映画
仕事人間だった父が突然会社を辞めてしまって、そんな父とコミュニケーションを取ろうと好きなオンラインRPG内で接触を図る息子の物語

思いの外面白かったです
いかにもゲームを普段やらない人間がしそうなミスや想定外の行動で笑いを誘い、ホロリとさせる場面もあり

ええ話やった…

○ダークフェニックス

こっちは正直外れかな
で、だから?
という感じ

○君と波に乗れたら

いい感じの恋愛ものでした
芸能人声優はちょい微妙でしたがそれ以外はハイレベル!


○今日も嫌がらせ弁当

これも実話が元の映画
反抗期の次女とそんな娘への嫌がらせのために手間隙かけてキャラ弁作る母の物語
こちらもまあまあ楽しい映画でした

99幸重愛:2019/06/29(土) 16:39:36 ID:GPiDKbFI
    
高齢者ねらい架空投資詐欺 元野村証券 大浜 洋平 容疑者(36) 逮捕

 架空の投資名目で高齢者から現金をだまし取ったとして、警視庁は24日、詐欺容疑で、東京都港区六本木在住、
元野村證券株式会社 エクイティ・リサーチ部 アナリスト 大浜 洋平 容疑者(36)を逮捕した。
 逮捕容疑は2018年7月、都内に住む高齢女性(72)に電話し、実体のない自動運転会社について
「債権を持っていれば高い利率を得られる」などと嘘を言って計1700万円をだまし取ったとしている。
 調べに対し、大浜容疑者は「六本木に住むといろいろお金がかかり、お金に困っていた」と供述。
 警視庁はさらに余罪があるものとして追及している。
      (2019年1月24日 朝日新聞)

100レト:2019/06/29(土) 19:31:59 ID:bJP5OGZ.
●スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
ピーターの成長物語第二弾として極めて堅実な作り。
ヨーロッパの観光要素や派手なアクションなど画面は華やかながら
悪役の設定はシンプルで話がブレることもなく
スーツ作成のシーンでアベンジャーズとアイアンマンのテーマが流れるなど要所をバッチリ抑えている。
ハッピーもアイアンマンシリーズの頃に比べてかなり美味しい役どころ。
最後にレギュラーキャラの株が下がらないフォローが入るのも抜かりない。
今やオスカー俳優のJ・K・シモンズの再登場も嬉しい。
ただ、肝心のイーディスを使いこなす場面が少ないことやMJとのラブコメが本当におまけ要素程度の描かれ方だったのが物足りなかった。
あくまで贅沢を言えば程度の問題点だけど。

101シャアダム:2019/07/07(日) 17:19:10 ID:rmiMl0oI
◆老人と海(The Old Man and the Sea)1958年アメリカ

アーネストヘミングウェイの小説(ノーベル文学賞受賞作)として有名な原作の映画化。

不漁で84日間何も捕れない漁師の主人公「サンチャゴ」は漁師仲間に馬鹿にされたり、哀れみを受けながらも、今日も一人で漁に出る。
舞台はキューバ・バハナ近郊の漁村。相棒だった少年は親の言いつけで違う船に乗ることになり、最近は一人で漁をする毎日。優しい少年は一人暮らしのサンチャゴにコーヒーや食料をもって毎日彼の家に訪れる。そして「一緒に漁をしたい」とつぶやく。
収穫がない日々が続いた85日目、ついに大物のマカジキが仕掛けに懸かった。そして長きに渡る老人とマカジキの死闘が始まった・・というストーリーでした。

死闘って大げさっぽいって思う人も居るだろうが、体力が衰えた老人にとっては死闘だと思う。映像を観るに、主人公の乗っている小舟より巨大なマカジキに素手で縄一本で釣るってやっぱり死闘だよなあ(いつ海に引き釣り込まれてもおかしくない、海上で孤独で誰も助けてくれない)。
死闘は一日では終わらない、老人は釣り糸(縄)をにぎったまま一睡もせず次の日へ、マカジキもまだまだ元気で、必死で逃げようとする。合成って分かる映像なのだが、海の怖さ、マカジキの巨大で獰猛で凶暴な所は伝わってきて、その辺のホラー映画よりも怖い感じ。

ここからは、結末&ネタバレなんで観たいと思う人は読まないで下さい。



主人公の老人はようやく釣り上げるのだが、帰港(帰浜かな)する途中で、鮫にほとんどマカジキを食べられてしまう。
彼はマカジキとの戦いに勝利したのだが、遠くまで漁に出すぎて迂闊だったのだ。マカジキを食われていく様を観て自分も死んでいく気分になる。
そして帰港。漁村のみんなは喰われてほとんど骨になった巨大マカジキをみて驚く(ちゃんと凄い奴だと認めてくれる)。少年はその事を知って今度こそ親に命に背いても一緒に漁をするといってくる。主人公の老人もそれを受諾した。

感想。マカジキとの死闘、鮫との激闘に目を奪われるが、多分主要なテーマは老人の生き方や考え方や思いにあると思う。血気盛んな若い頃は陰口をたたかれたり馬鹿にされたりすると、腹が立つが老人いなった今では、そんな事は気にしなくなる(そんなちっぽけな自尊心など重要ではなくなるんだ、って事かなあ)。
優しい少年に対しても素っ気ないのは、少年のための優しさなのか(もっと良い漁師の所で働けという)、何事にも無気力無関心になってしまった所為なのか?少年に不運に立ち向かう強さ、粘り強さ、人生の厳しさ(孤独など)、年を取るという事とはこういうことだ(体力の衰え、質素に生きる)ということを暗に教えようとしてるのか。う〜ン考えるほどに深いなあ。
しかし、衰えた老人にもやりたいこと、意地、やらねばならないこと、夢はある。そのためには馬鹿にされる事など些細なことに構っていられない。そう観てて感じました。
その意地が今は不漁続きだが、いつか大物の魚を釣るということ。その生き様を少年をはじめ村の人々に見せつけること。

そして、大物(巨大マカジキ)であった時は嬉しかっただろうなあ、命を賭けても惜しくないだろうなあって感じましたわ。ボロボロになってもいい死んでも良い、後先なんて考えない(他の仕掛け網を全部捨てた、ナイフなど持ってる物を全て使った)、絶対この勝負に勝つって気持ちが十分に伝わりましたわ。しかし、人生全てが上手くいく物ではない、塞翁が馬で、良いことも悪いことも次々に怒るものだ。
勝負に熱中しすぎた勝負師・ギャンブラーのように、迂闊にも遠海に出すぎた、帰りのこと、鮫のことを忘れていて、ギャンブラーなら引き時を間違えたということだろうが、マカジキとの死闘には途中下車という選択はなかった、だからこういう結果も当然考えられる事であった。
獲物が鮫に食われるのを観ながら、もがき、諦めきれない悔しさを感じながら、最後にはこれも運命だ自分を納得させる、そして何事もなかったように帰途について眠り明日に備える、自分は其処に老人なりの強さとたくましさを感じました。

ラストの「ライオンの夢」とは何だろうって思いましたが、若い頃の情熱・感覚に戻れたってことかなあ、あと人生の満足感(漁村の人達に人に認められた・死闘に勝利した自分なりの幸せ(少年に道を示せた、少年が相棒として戻ってくる)を感じてるのかな。
映画は淡々として押しつけがましくない。あとは視聴者それぞれがどう感じるかって映画でした。

最後に少年はビール二つって注文して、老人と一緒にビールを飲み始めたけど、キューバでは子供も普通にビールが飲めるのかなw

102わんのねこ:2019/07/12(金) 12:42:11 ID:/AYJoXME
・トラック野郎御意見無用(1975年)
主演:菅原文太 監督:鈴木則文 脚本:澤井信一郎 鈴木則文
桃こと菅原文太と、ジョナサンこと愛川欽也、がきゃっきゃウフフと
褌一丁になって海辺で相撲をする映画。ではない。
面白れー面白れーとゲラゲラ笑いながら観てるのですが、
ほぼ50年前の映画ということで、現代と大きくかけ離れているから(と私が思うから)
無責任に楽しめるということは多々ある。

CS東映チャンネルおすすめですよ。セレクト5・セレクト10からもお選びできます。

103レト:2019/07/13(土) 19:36:14 ID:bJP5OGZ.
●トイ・ストーリー4
「完璧な完結編」と絶賛された前作からの続編。
製作が発表された時点で蛇足になるリスクを指摘されていたが
逆に従来シリーズの殻をぶち破り世界観を一気に拡大してみせたのだからピクサーのチャレンジ精神恐るべし。

主なストーリーは前作で不遇だったキャラの救済。
リストラされてしまったボーのメインキャラ昇格もその一つだが、
前作で悪役だった「必要とされなくなってしまったおもちゃ」も救済してみせる。
そして最終的にはこれまでの子供部屋から文字通り世界に向けて飛び立つことに。
「おもちゃの創造」という概念を描写してみせたことも相まって
三部作として綺麗にまとまっていた前3作から本シリーズの可能性は一気に広がった。
完結したかに思えたシリーズだが、これはまさかのシリーズ新展開もありえるのかもしれない。

104シャアダム:2019/07/13(土) 21:06:27 ID:rmiMl0oI
◆スミス都へ行く(原題:Mr. Smith Goes to Washington=スミス氏はワシントンへ行く)1939年アメリカ

内容はダム建設汚職や大統領選挙に関わっていた上院議員が急になくなり、その州を裏から支配していた影の実力者の新聞社経営のジムテイラーは代わりにボーイスカウト(みたいな活動)の責任者をやっていた地元で人気のあるが全くの政治素人の主人公スミスを担ぎ出した。
スミスは政治の中心で国会議事堂のあるワシントンへ新人の上院議員としてやってくる。愛国心に溢れるスミスはワシントンの像や国家憲章をみて感動する。
新聞社の取材で変わったことをして、国会でしどろもどろで答弁をして、みんなに馬鹿にされたり、上院議員として品格が足りないとかいわれるが、先輩議員ペイン(次期大統領候補)がかばってくれる。
そのうち、議員としての使命に目覚め、自分も「地元にキャンプ地を作って貧しい子供達を自然に触れさせて愛国心を教育しよう」という法案を作る。だがその法案はダム建設(ペインやテイラーが関わってる)と被ってしまい、阻止される。
そのことでダム建設汚職に気付いたスミスは秘書のサンダースや新聞記者の助言により、その真実を明らかにしようとする勝ち目の薄い戦いに挑むが。先輩議員ペインが今度は最大の敵となって立ちはだかることになる。
果たして、新米議員の戦いの行方は・・・という話でした。

感想:昔々の白黒映画でしたが、十分に見応えがあって面白かったです。2時間10分も有りましたが、全然苦痛を感じず最後までのめり込んで観れました。
主人公が田舎のパッとしないおっとりとした人物が表舞台に、新聞社絡み、政治絡み、ということで、前に観た「群衆」(浮浪者が有名人に仕立てられて、大統領選挙戦に関わる)に似てるなあ、こういう話が当時流行ったのかなあって思いましたw
まず、ペイン議員のキャラ立てが深くていいよね!最初小狡いだけの悪人かなあって思ったけど、スミスの過去話を聞いて、親が子を観るような顔つきに変わって、あ、この人悪いことに関わってるけど、少しはいい人なんだなって思わせてくれたり、
昔は自分も正義感に燃えていたが・・政治の現実を知って、この世界で上手くやっていくには権力者の言うことを間違ったことでも聞かなければならないとか発言。そして、優しさから非情な人への変身、スミスを破滅に追いやろうとする一方で、心は良心の痛みで葛藤する。
ペインさん憎め無い人でしたw
あとサンダースとの淡いラブロマンス(かな)。サンダースに言い寄る新聞記者と主人公とペインの娘の美女スーザンとの4角関係(?)も見所の一つだったかな。最初はスミスをやっかいな田舎の阿呆でテイラーの操り人形だと思っていたスーザンは、彼と話す内に母が子供を観るような感じになり、スミスが美人のスーザンとデートした際に嫉妬して、自分の気持ちも分からず、怒って仕事を辞めようとしたり、影の主役サンダース・クラリッサも良いキャラだったわ。
それと、議長も愛すべき微笑ましい良いキャラだった。公平な議会進行にみせかけて、罠にはめられた新人スミスを何となく援護する立ち回りが良かったですね。それにしても24時間もスミスの演説に徹夜で付き合ったのかなあ(ありえないけど、この人凄くお人好しだよね)w

ラストの議会妨害的なスミスの命がけの戦略は昔だから許されたんだよねって思いつつも、熱い根性のスミスに応援せざるを得ないでしょう。なにせ敵のテイラーやペインはマスコミやヤクザを使って嘘報道や子供に暴力(これが酷すぎるわ、子供達の乗ったスミスの家族が経営する地方新聞の配達車を事故らせたり)数と金の暴力。その辺の暴力アクション映画より凄い。

ただね、ハッピーな音楽でこの映画終わるんだけど、ペインのこれからの悲惨な人生を思うとラストは素直に喜べなかったなあ。ペインのおかげで勝負に勝ったようなものだからね。良心に呵責により自暴自棄になった、本当は優しいペインさん大統領候補から刑務所行きだよ。そこまでフォローが有るともっと良かったなあ。

とにかく、昔の映画だからって観ないと損するかも・・って映画でした。(まだ書き足りないw)。

105レト:2019/07/18(木) 22:23:24 ID:bJP5OGZ.
X-MENの最新作は批評・興収ともに厳しいようで。
つくづく良いタイミングでMCUに拾われたなと。
シリーズが低迷した理由はいろいろ考えられるけれど、牽引役の不在も大きかったんじゃないだろうか。
FCのマシュー・ヴォーン監督と物別れに終わったのは大失態だったし、
功労者のブライアン・シンガーに至っては完全に力不足。
ダーク・フェニックスの製作がアポカリプスの時点で予定されていたとしたらキャスティングも甘かった。

MCUに加入することで設定の一貫性、ドラマの掘り下げ、バトルのスケールといった問題点が一気に解消される可能性もある。
特に扱いの難しくなっているプロフェッサーとマグニートーの二大巨頭には注目したい。
プロフェッサーはもともと迷走気味のキャラの上にもうパトリック・スチュアートの貫禄には頼れないからテコ入れは必要。
逆にマグニートーはもっと突き放して描かないと。

106deku:2019/07/19(金) 23:31:36 ID:tzDXeikU
・スパイダーマン ファーフロムホーム
ハッピー、学友、先生達も目立ち、戦闘も前作より遥かにパワーアップしてて大満足
ピータームズムズの戦闘や西部劇みたいな決着シーンが最高にクール
というか死にかけながらも尚ピーターを殺そうとした執念に呆ればいいのか感心すればいいのか…
最後っ屁をかます周到ぶりには参ったが
ラスト帰ってくるテロップなかったけどどういうことだ

・トイストーリー4
全体的にアイディア不足、ネタは引っ張るわ繰り返すわで正直退屈
今までは様々なオモチャ達の連携や掛け合い、小さくとも広い舞台の活かし具合も魅力的だったけど今作はそれも特にない
関係は小さくまとまった上に舞台は狭くて残念
ボニー側の待遇は悪い癖にボーへの逃げ道だけはしっかり確保してるので意外でも何でもないラスト
仲間との別れも今の境遇考えればしょうがないよねみたいな感じなのも悲しい

・ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
人間ドラマ少ないと聞いてたけど思ってた以上に結構あった、あれでも少ないんだ…
それとも薄味という意味だったのだろうか
ママのマッドっぷりに笑った、話す毎にモナークの面々が駄目だコイツ感醸し出すのも地味に笑える
観る前は人類絶望させてくれ、と思ってたがラドンの無双シーンあたりからもう少しこう手心を加えてほしいと思うように
人類も頑張ってはいたんだけど怪獣側が無慈悲すぎる
戦闘シーンは最高の言葉以外ないんだけど、バトッてる最中の人間視点はいらなかった
せっかく格好良いのに水差されてる感じになっちゃった

・ゴジラ2014
ラッセル夫妻が登場するかと思ったら影も形もなくて驚いた
怪獣のどうにもならない圧倒的な存在への恐怖が半端なくてモンスターパニック物としてはとても面白かった
上陸シーンや人間視点からの怪獣の迫力は凄い、暗い画面が多かったけど
怪獣への対応や作戦会議のシーンも地味ながら楽しかった
反面、怪獣バトル物としてはイマイチ
迫力はあっても単純にバトルそのものがつまらなかったので、MUTO無しでゴジラへの対応のみで観たかった感はある
それに核が効果ないと劇中であれだけ言ってるんだから実際食らわせてもよかったのに
遠くで爆発するだけって…

107シャアダム:2019/07/20(土) 06:51:19 ID:rmiMl0oI
◆未来を生きる君たちへ(原題:Hævnen(へムンデン)=復讐・報復)2010年デンマーク・スウェーデン

ストーリーは母が癌で死に、ロンドンからデンマークの叔母の家へ越してきたクラウスとクリスチャン親子。クリスチャンの初登校の日に、スウェーデン人というだけで虐められていた「エアリス」をかばっていじめっ子と対立することとなる。
クリスチャンは虐められた仕返しに、棒で殴ってナイフで脅す。そのことで大問題になりクリスチャンとエアリスの親が呼び出される。その後もエアリスの父親が子供の喧嘩の仲裁に入った際に、父のアントンが相手の親「ラース」に何度も殴られる事件が起こり、全然反省しないラースに腹が立ったクリスチャンは報復のために、花火の火薬で爆弾を作ってラースの車を爆発させる計画を友人となったエアリスに持ちかける。
エアリスは友情を大事にするために仕方なく爆弾計画に乗った。
一方、エアリスの父親(アントン)はアフリカ難民キャンプで医師をやっていて、母親と息子達とは別居していて、離婚目前であった。そのアフリカ難民キャンでも「ビッグマン」とよばれる暴力団の賭け(腹の中にいるのが男か女かを賭けていた)により妊婦が犠牲になっていた。アントンは腹を切り裂かれた妊婦を何度も何人も治療する事になる。ある日ビッグマン本人が足を怪我して、難民キャンプに運ばれてきた。果たしてアントンはどう対処するのか?
そういった、二つの家族を襲う数々の出来事(事件・家庭問題)を描いたヒューマンドラマ映画でした。

感想:重い・・内容が重すぎて途中で気分が悪くなって休憩しましたwまずいじめ問題、エアリスは毎日自転車が壊され、いじめっ子集団に会う度に殴られたり罵声を浴びせられたり物を投げられたり・・観てられないぐらい酷い。そこでヒーローっぽいもう1人の主人公の少年「クリスチャン」が救世主のようにいじめっ子に刃向かうのだが、いじめっ子に重傷を負わせ、ナイフで脅し大事件になる(でも自分はスカッとしました、この位やらないとイジメは終わらないだろう、凄いぞクリスチャンって)。
しかし、どこか不穏な空気を漂わすクリスチャンに一抹の不安が。いじめっ子を撃退してその経験が逆に徒となり、悪い奴にはテロみたいな活動もやって良いみたいな過激派になってしまう(あちゃ〜)。すべて母親の死を乗り越えられずと親父の所為だと勘違いして自分の気持ちが不安定なのが原因で、余計に悪人を懲らしめてやりたいという気持ちにさせているのだろう。顔がヒーローと言うより険があって悪魔っぽい感じでしたね(演技が上手いということかな)。
そして、大人の暴力問題。エアリスの父親は殴られても、怖くないぞって子供に悪に立ち向かう勇気を教えているところが、涙ぐましい。しかし、クリスチャンにとっては反撃しないのが不満でならないのだろうね(う〜んわかる、父親は強くあって欲しいもんね。子供には耐えることもスルーすることも大人の社会では勇気だって分からないもんね)。

そして難民キャンプでの暴力団による妊婦の惨殺事件。相手は銃で武装して下手すると殺されるそんな中で、エアリスの父の勇気は素晴らしかった。いやあどうなるかとみていてハラハラしました。
そして、ラースの車を爆弾で破壊する事件。絶対失敗して悲劇が起こるだろうなあって思ったら、早朝ランニングしてきた母娘が爆発寸前の車に近づいてきた(ほら〜やっぱりw)。
うわあ、誰か死ぬぞこれは!!!
最後は人殺しで少年刑務所行きか?家族崩壊でバッドエンドか?少年の自殺エンドか?(あとは自分で観て下されw)

とにかく、最初っから重すぎて覚悟してみなければならない映画でしたが、観てよかったそれなりに感動した映画でした(人生やけになって諦めなければ、勇気を出して焦らず冷静に対処すれば、何とかなるかもよ的な感動)。山あり谷あり波瀾万丈な出来事の連続で見た後どっと疲れましたが、さすがアカデミー受賞作品、見応え十分のいい映画だと思いました。

108ズバロット:2019/07/20(土) 10:17:06 ID:8rPkUiUE
xmenシリーズは個人的にはMCUの大概の作品より好きなんだけどなぁ・・・
ダークフェニックスのクソ要素ってアポカリプスでミュータントの問題がほぼ全部解決(残っていたのはクイックシルバーがマグニートに子であることを告白することぐらいか?)したのに
俗に言う物語の位置エネルギーを使い果たしたキャラに動機を与えるために宇宙人とか宇宙パワーとか出したことぐらいでしょ。
キャラの掘り下げはむしろ描き切っちゃってそれ以降ただの賑やかしになったメンバーのが多い。
ぶっちゃけバトルのスケールは1作目はまあまあだったけどそれ以降のはなかなか迫力あったじゃん。

109レト:2019/07/20(土) 18:33:31 ID:5xDgiNaU
X-MENシリーズはファースト・ジェネレーションみたいな方向性を期待してたんですけどね。
他のシリーズは個々のドラマの積み重ねではなくイベントの積み重ねといった感じなので大ざっぱな印象があります。
特にミュータントを取り巻く環境の変化に関してはかなり描写不足だと思います。

アクションに関しては空間の活かし方が全体的にイマイチです。
特にアポカリプスは各人の能力は大味なのに結局狭い場所でバトルしちゃってましたし。
MCUには大規模バトルの達人が揃ってますから改善が期待できるのではないかと。

110もにゃら:2019/07/21(日) 00:31:45 ID:j8Dr8S3M
○天気の子

君の名はの方が好きかな

典型的なセカイ系(少年少女の個人的な悩みや問題が世界や人類といったマクロな地生に直結してる)なのでド直球のエンタメだった君の名はに比べると賛否が激しそうだ

主人公のDT丸出しの言動には笑った

111シャアダム:2019/07/21(日) 19:16:08 ID:rmiMl0oI
◆ゴスフォードパーク(2001年イギリス)

ハンティングパーティのためウイリアムを主人とする「ゴスフォードパーク」という名の屋敷に一族関係者が集まった。
そこで起こる色々な駆け引きや殺人事件や人間関係を描いた群像劇でした。

まず思ったのが、登場人物が多すぎる故、覚えきれない、似たような人が多くてみんなメイド服やフォーマルな紳士服・ドレス・給仕服を着ていて「誰だっけこいつ?」状態、最初の20分で訳分からなくなってしまったw
そしてまた最初っからメモを取って見直すはめになりました。それでもなかなか名前を言ってくれないので、こいつ名前何?状態。
結局、殺人事件が起こって、警部が来てから一人一人の尋問で紹介があるまで(開始から1時間30分頃かな)全員の名前がはっきりしませんでした(つまりドラマを真に楽しめなかった)wイケメンやイケ女が多すぎるわ、その上化粧美人も多くて髪型も似てる。デブも何人もいてこいつこっそりセックスしていた奴かな違うのかな状態w

ややこしいわ!人物紹介はもっと丁寧にしろ!または、初登場時に「テロップ」を挿入してくれよん。多分複雑にして観客を惑わす&臨場感を出すためにわざと雑にしてる演出なんだろうけどね。

感想としては、確かに良く出来てる推理&人間関係ものだと思うが、人物関係のややこしさを除けば、そこまで深くないというか感動は出来なかったかな(「未来を生きる君たちへ」を観た後なんで、ちょっと絵空事のように思えてズシンと響かなかったのもある)
ただ、途中まで、誰が殺されるのか、殺されるほどの悪い人物がいるのか、殺すほどの激しい理由を持ってる人物がいるのか(金銭面で揉めていたけど弱い)、誰がこの映画の陰の主人公なのか、全然分からなかったが、上手く殺人から解決に繋げて、上手く終わらせたなあって所は感心したかな。

簡単に登場人物紹介
ウイリアム・・「ゴスフォードパーク」の主人。お金持ち。
イゾベル・・ウイリアムの娘。美人。
トレンサム夫人・・ウイリアムにお金の援助をこれからも頼みに来た。
メアリー・・トレンサム夫人の侍女。表の主役。
レイモンド・・ウイリアムの従兄弟。
ロバートパークス・・レイモンドの付き人。孤児で施設にいた。
ルイーザ・・レイモンドの妻。ウイリアムと何やら親密な関係。
アンソニー・・ウィリアムの従兄弟で小男。ウイリアムに起業資金を融資してもらいに来た。
フレディ・・ウィリアムに仕事の紹介&お金をせびりに来た。
ルパート・・イゾベルの婚約者だが、ウィリアムは反対している。
アイヴァー・・ウィリアムの従兄弟で役者。ピアノや歌が得意。
ワイズマン・・アイヴァーの友人で映画関係のプロデューサー。丸眼鏡を掛けてるのでこいつはわかりやすいw菜食主義者。
デントン・・ワイズマンの付き人。スコットランド人。よく質問をしたり情報収集したり、怪しい行動が多い。
ジェニングス・・「ゴスフォードパーク」の執事。何やら秘密を持っていそうだが。
ミセスウィルソン・・メイド長。本名ではない(ウイリアムのメイドだから「ミセスウィルソン」と呼ばれている)。
エルシー・・メアリーの世話を焼いてくれる面倒見の良いアネキ。ウィリアムと何やら秘密の・・。
ジョージ・・下僕。悪そうな顔が特徴。金庫番をしてるが、その金庫の近くに「ポイズン」が・・。
ミセスクロフト・・料理長。ミセスウィルソンと仲が悪い。何やら、ロバートパークスに思うところがありそうだが・・
ドロシー・・給仕のメイド。ミセスクロフトとミセスウィルソンの啀み合いの間で板挟み。なにやら、執事のジェニングスとの間で秘密の関係がありそうだが・・。
大体これくらい把握していれば初見でも楽しめると思います。後は、今はそれぞれの妻で元美人三姉妹(シルヴィア、ルイーザ、ラヴィニア)の関係かな。

ところで、舞台は1932年のイギリス。第一次大戦と第二次大戦の間の時代。ヴィクトリア朝時代が終わって(ジョージ5世の時代?映画「英国王のスピーチ」のちょっと前の頃かな)「メイド」制度が廃れてきた頃。そういう時代背景や当時のメイド制度をしっかりと描いているのは見所の一つ。スノップ(見栄っ張り)な女達の戦いも見所の一つ。
「篠田真由美」のメイドを描いた小説に出てきそうな世界でしたw

とにかく人物把握が難関のアカデミー賞受賞作品でした。感動というより人間関係パズルがキッチリ嵌まった時の嬉しさが大きい映画でした。
残る疑問はジェニングス狼狽とドロシーとの関係。もしかして毒を盛った犯人は複数??それとも愛人関係の秘密がバレるのを恐れているだけかなあ。
暇があったらもう一回最初から観てみたいですね(復習という意味で)。

112ギア:2019/07/22(月) 10:10:59 ID:d5cm.S06
・天気の子
未曾有の災害をなかったことにした代償に、人知れず青春の貴重な6年間(ヒロインは9年間)を寂寥感に捉われていた前作の主人公達に対して、人知れず世界のために犠牲になることを拒否し世界のあり方から変えてしまった今作の主人公達。

まぁ好みの問題でしょうけど、こっちの方が好きかな。
確かに世界を変える要因にはなってしまってたけど、世界に決まった形なんてない(世界なんて元々狂ってる)訳で、水上都市になった東京でも何だかんだ人は適応して生きていってるし、自分の幸せを追求してってくれた方が後味も悪くないし。

捻りが効いてたのは前作だけど、王道に面白いのはこっちかなー


・アラジン
エンターテイメントしてて面白かったです。
ただ王女のアピールが若干洒落臭かった気も…何回同じような歌歌ってんだw

・X-MEN
初期の三作目と被るイメージの今作だけど、こっちの方が面白かったかも。
前作や前々作とキャラがブレてるのは否めないけど、ラストのチェスのシーンなど、今まてまの積み重ねから逆に沁みる場面が多かったのが好印象でしたね。

113ズバロット:2019/07/26(金) 15:23:08 ID:YMISj7ek
スターウォーズ

最後のジェダイ公開される前ぐらいからずっと

スノークはすんごい昔のシスでジェダイたちに負けそうになったから自分の身体をカーボン凍結して最近になって解凍された説を唱えているよ。

海外のファンとかもこういうの予想してないのが驚きなんだよな。
カーボン凍結という作中でフィーチャーされてる技術を使った100点満点なアイディアと思うんすけど。
宇宙各地でカーボン凍結されたシスたちが続々と発見される描写で次作が終わったら最高のクリフハンガーになるよ

114SSS:2019/07/26(金) 18:22:49 ID:uwX04hpU
あんたが脚本書けば?
偉そうに

115もにゃら:2019/07/27(土) 17:56:11 ID:8EcA2K.Q
○アルキメデスの大戦

面白かった!
戦艦大和の轟沈という最初からクライマックスのスタート!
巨大戦艦建造を阻止するために計画書の金額の嘘を暴く!

主人公の奇人ぶりと常識的な付き人のギャップなど笑えるコミカルなシーンも多く、流れるような展開に逆転につぐ逆転
そして史実通りに大和が建造されてしまう…

想定外の当たり



○東京グールS

透夏ちゃんがキレイでした
でも悲鳴は下手だったかな

バトルはなかなか格好よかった!

竜のキーワードも出てきたし、主人公金木のヤンデレぶりも近いな。

116もにゃら:2019/07/28(日) 00:21:19 ID:j8Dr8S3M
東京グールSって前作と透夏ちゃんの俳優が違うんだ

気づかなかった…

117シャアダム:2019/07/28(日) 16:36:33 ID:rmiMl0oI
◆ユリシーズ (1954年 イタリア)

まずこの映画を見て思った事は、アメリカの大スターを使ってギリシアの叙事詩をなぜイタリアが制作?なぜイタリア語で?って事。
そして、原作はあの有名なホメロスの「オデュッセイア」なのに何故主人公は「ユリシーズ」なん?

前者の疑問は、まあイタリアで是非作ってみたいって言う人がいたんだろうし、是非、アメリカの大スター(カークダグラス)がユリシーズのイメージにピッタリだったということだろう。
後者は、「オデュッセイア」のパロディだから(模倣作品)だから、オデュッセイアのラテン語読みが「ユリシーズ」だかららしい。それにしても両方の名前(発音に関しても)の印象が違いすぎるw日本をジパングと呼ぶより遠いw

さて内容だが、結構原作を忠実に再現しているらしく、トロイ戦争で行方不明になった「ユリシーズ(王)」を待つイタカ王国の王妃ペネロペ(ベネロペって聞こえるが)、は多くの男性から求婚(再婚)をされていた。いつか帰ってくることを信じて、求婚の申し出を引き延ばしていたがついに結婚相手を決める競技会が開かれることになる。
一方、トロイ戦争の帰りに呪いを受けて、数々の不幸や苦難に会い、ついに遭難して浜辺に打ち上げられたユリシーズは記憶を無くして、どこかの国の王妃ナウシカア(風の谷のナウシカっぽいw)に助けられる。記憶を無くしてナウシカアの結婚相手にまでのし上がったユリシーズは、ある日海を見つめている内に、冒険の旅や苦難の日々、そして自分の正体を思い出す。
なんとか故郷イタカ国に戻ると、国王の座を狙って競技会に集まった屈強の男たちとの戦いが待っていた。
という神話ファンタジーと恋と戦いの娯楽映画でした。

感想:昔の映画にしては結構面白かった。今の映画に比べると、特撮シーンは劣るかも知れないが、ポセイドンの息子の巨人で一つ目男はキョロキョロ動く目がリアルで気持ち悪いほどでしたwあと、魔女やモブ侍女が美人ばかりでイタリアが頑張って超美人ばかり集めたんだなあって大変目の保養になりましたwストーリーも次から次に困難や戦いが待ち受けて、飽きさせない。初期のSFXしかなかったこの時代に凄い映像だなあって感心しました(もちろんCGやVFXなどありません)。
はっきり言って楽しいそしてちょっとだけ哲学的な作品でした。
ブドウを踏んだだけでワインになるところは・・まあいいじゃんそういう不思議ブドウなんだよw(神話の時代なんだから、魔法使いや女神やセイレーンもいるんだしそっちの方が不思議だろう)。ラストの戦いは迫力あって締めに相応しい満足度。カークダグラス(鋭い眼光を持つ毅然とした二枚目って感じな俳優ですね)ってあんまり知らないけど、息子がマイケルダグラス(ウォール街で有名。最近では「アントマン」の博士)かあ。俳優一家なんだね。

ちょっとエロいけど、ワクワクドキドキ出来てみんなで観れる娯楽映画でした(ちょっと戦いが血なまぐさいけど、今の子供なら大丈夫かなw)。

118わんのねこ:2019/07/28(日) 17:43:40 ID:3Q/mU4g6
ユリシーズのラテン語読みがオデュセイアだからっす
イーリアスをアキレスと呼ぶのも同じっす
アレキサンダーをイスカンダルと(以下略)
武藤をムタと(以下略)

でも曖昧に適当なので確認はご自分でお願いしゃす

119もにゃら:2019/07/28(日) 19:24:45 ID:vqMHTdqY
>>117
ローマ帝国の祖はトロイア王家なのですよ
史実はさておき伝説ではそうなってます

120わんのねこ:2019/08/11(日) 18:12:44 ID:mU2Hi4cs
・ONE PIECE STAMPEDE
面白すぎますね。これぞお祭り映画。これぞエンタテイメント!
プリキュアASDXとドラゴンボール超ブロリーを足して、
見たいものを見せましょうのサービス精神をモリモリぶちまけたような映画ですよ!

それぞれの能力全開で暴れまわる最悪の世代は最高ですね。

面白かった理由を考えてみると、あんまり湿っぽくなかったんですね。
その原因として、今作には「自由を奪われたゲスト」「協力者」みたいな役が
いないことが挙げられますかね。

まあ、目玉のひとつがライバルたちとの共闘なので、そんなゲストキャラを出して
尺を割く余裕がないという理由も大きいですが。

CMで散々、バレットさんが「俺一人だけの強さだ」というからには、
主人公がそれを否定するのが映画というものですが、キャラの動機としてはそれ以上に
「俺より強い(すげえ)奴に(もう一度)会いたい」というのが節々からにじみ出ているのも、
今作の爽やかさに一役かってますかね。

121わんのねこ:2019/08/11(日) 18:14:31 ID:mU2Hi4cs
・温泉あんま芸者(1968年)
湯涌温泉が「花咲くいろは」なのに
粟津温泉が「温泉あんま芸者」なのは…
美味しいですね!

122:2019/08/11(日) 20:02:08 ID:VW./k/M6
ワンピーススタンピード
七武海はずっと鷹の目一強と思ってたんですが
ハンコックも充分ヤバイのがよくわかる話をでした
あれぶち破るつもりでしたよね

123::::2019/08/15(木) 08:09:58 ID:7KCyWRxU
あげ

124ビックリバコ:2019/08/16(金) 22:29:41 ID:mjOwmJ06
ワンピース スタンピード
アニメ版スタッフは自分たちの作ったワンピースというコンテンツに相応しい作品を作ってくれましたね。凄すぎて感無量です。
映画はZとゴールドが面白かったので期待値が上がってたんですが、こういう面白さもあったというか。
そうそうワンピースってこういう作品なんだよ!というか。

125もにゃら:2019/08/16(金) 23:29:18 ID:j8Dr8S3M
○イソップの思うツボ

ええ…
ああ……
うん………

126シャアダム:2019/08/19(月) 07:59:29 ID:rmiMl0oI
◆テラフォーマーズ(2016)年

ストーリーは火星をテラフォーミング(地球化)するために、生命力の強いゴキブリを使ったのはいいが、宇宙線などで急激な変異や進化を起こして、人間が火星に住むにあたって凶悪な害獣になってしまった。
それで、政府は犯罪者や金を欲しい民間人達を騙して人体改造して、火星へ送り進化したゴキブリ(テラフォーマーズと命名)たちを駆除しようとする。改造人間VSテラフォーマーズの戦いの行方はどうなるのか・・というSF戦争映画でした。

公開当時、ずいぶん原作ファンの不評を受けたらしいこの映画、自分は原作は少ししか読んでなく、アニメもチラ見しただけで、何の思い入れも先入観もなくこの映画を見ました。率直な感想を言うと、グダグダ悩んだりやらた複雑怪奇にしてしまったヒーロー映画「アベンジャーズ」よりは頭の中にスッと入ってきましたね。
原作ファンにとては噴飯物だろうけど、これはこれで先入観がなく、原作ファンでない自分にしたら、まあまあよく出来てると思います(もちろん設定やストーリーの突っ込み所も多いですが)。仮面ライダーみたいな映画だと感じましたね。その仮面ライダーの方もとんでもない設定のあらが結構多いと思いますし、「テラフォーマーズ」だけをゴキブリのように黒歴史として扱うのは可哀想ですね。
原作に拘らないなら、これはこれで楽しめる作品だと思います(途中で飽きることなく観れますし、それぞれの回想が短く纏まっていててダレないのがいい)。

まあ、小栗旬の博士の設定は化粧が濃くて髪型が変でやり過ぎでイヤミを感じましたけど、あと、日本が雑多な香港のま街やブレドーランナーの街になっていたのは笑ってしまいましたが、それと、ヒロインの鱗粉攻撃は、そんな大量な鱗粉1人で撒けるわけ無いだろうとか、ジェットエンジンになった昆虫人間も、どういう理屈だよ!とかたった10数名でゴキブリ数万匹に勝てるわけ無いだろ(最初っから負け戦)とか、そんな津波のように移動する意味があるのか?とか、絶対死なない昆虫人間は戦闘力ゼロっぽくてどうやってゴキブリ駆除するんだよ!とか突っ込み所満載で笑わせてもらいました。

何か、再び火星に行く続編も観たくなりましたけど、ファンに反感を買って人気がないので無理だろうなあw今度は多国籍企業が作った外国人傭兵昆虫戦士が活躍するテラフォーマーズ2作って欲しいなあw

結論・話も分かりやすく、戦闘シーンもそれなりに迫力があって、面白くなくは無いので、原作にこだわりがない人や何の先入観のない人、これはこれと割り切れる人ならB級映画として、友達とワイワイ楽しく見られる映画だと思います。

127シャアダム:2019/08/21(水) 16:49:09 ID:rmiMl0oI
◆猿の惑星 聖戦記(グレートウォー)(原題:War for the Planet of the Apes=猿の惑星のための戦い)2017年アメリカ

前作で宿敵コバを打ち破った類人猿(APES)のシーザーは仲間と共に人間から自分たちの住処を守るため日々戦っていた。そして、ある日人間の大佐と呼ばれる男に妻と子供を殺されてしまう。
シーザー達は人間から身を隠すため集落全員の移住を始める。シーザー自身は復讐の念に駆られ、大佐のを殺すべく人間の街へと旅立つ(数人の仲間が勝手に付いてくる)。しかし大佐は其処には居なく、すでに全軍隊とともに北の基地へと移動していた(エイプ全滅のための総攻撃のため)。
大佐に復讐するための旅は続く。そういう、復讐旅の冒険アクション&ちょっとヒューマン(猿だけど)ストーリーでした。

感想:無駄に過剰演技の間のとリ過ぎのダラダラ会話シーン(その割には中身が薄い)が多くて、途中で眠くなること何度かあったが、そこを考えなければ、ほとんどシーザー1人で猿が惑星を勝ち取った英雄物語で、それなりに感動もありアクションも見応えがあってまあまあ楽しめる作品だった・・かな。
とにかく、むりやり人生哲学的な感動的な重大な話にしようとして、対話シーンが長い長い(いちいち、溜めて言葉を吐き出すのでもどかしい)、マジ眠くなるよw其処をもっと簡潔にしてアクション多めにしてくれれば、もっとシュッとスマートな作品として楽しめたのに。多分、2時間二十分も在る映画だが、2時間以内に纏められるんじゃないかな。

あと、突っ込み何処というか都合よすぎな所が多くて、う〜ん、リアリティが乏しいかなって思うし、シリアスで重厚な物語にしたいのか、子供が楽しめる作品にしたいのか、シリアスなシーンでコミカルなシーンをちょくちょく挟んでどっちつかずな作品だなあって思いました。あと、大佐との激闘を期待したんだが、肩すかし・・・あれ大佐も病気になっちゃたのかな?(多分大佐の生き様を見せたかったんだと思うけど)そこは「ランボー」的なアクションも期待してる人のために、もう1人極悪人(最後の死闘のための)を配置しとけよって思いました。
都合よすぎな所は、ちょっと知恵遅れの病気の女の子が、無防備に基地内に入ってウロウロしても、誰にも見つからなかった所やあれだけの大脱走に誰も気付かなかった所、危機一髪な時に、北の軍隊が攻撃を始めて「大脱走」を助けてくれたところや、やられそうになった時雪崩が起きて運良く敵が全滅してくれたところ。
まあ、ある程度は主人公補正だと納得させて面白く観れたけど、猿が全員居なくなったのに、目の前に牢屋があるのに朝まで気付かなかったのがちょっといただけなかったかなあw

長い長い眠くなるような人間と猿との対話シーンを除けば、冒険アクション映画として面白く、一人の英雄(シーザー)が一生懸命エイプ達のために戦った叙事詩としてラスト少し感動はしました。3部作を続けてみればまた違った感動もあるかも知れませんね。あの女の子これからどうやって生きていくんだろう?(人間の奴隷化の先駆けになりそう)ってちょっと不安な終わり方でもありましたが。

128シャアダム:2019/08/26(月) 11:19:33 ID:rmiMl0oI
◆しあわせのパン(2012年)

東京で暮らしてたヒロイン「りえ」は「水縞」くんにプロポーズされ北海道・洞爺湖付近の月浦に「マーニ」というパン屋(宿泊も出来るし、パン以外の食事も出来る)を開店し其処に住むことになった。
色々な事情を抱えてやってくるお客さん達とのふれあいを描いた、ややメルヘンでファンタジーな優しい世界的な物語でした。

なんだろうなあ、「カモメ食堂」にはじまって「メガネ」「プール」的なふわっとした雰囲気重視の癒やし作品をたまに観たくなるよね(自分は)。そういう目的で借りて観たんだけど、ちょっとストーリーが粗いというか、設定が不自然というか、悩みが俗世間的すぎるというか、台詞が臭いというか、優しい世界がわざとらし過ぎるというか、ちょっと思っていたのと違ったかなw
でも、最後の心中しようとしてやってきた訳あり老夫婦の物語だけは、ジーンと感動したなあ。阪神大震災が1995年でこの映画が2012年だから、17年前に娘さんは亡くなったのか。それから風呂屋を建て直して17年営業をして、もう人生に疲れたってことかあ。なんか重い・重すぎる・・他人にはどうすることも出来なさそうな悩みなんだけど、ちょっとメルヘンチックなこの映画、パンと優しさで解決してしまう(魔法だなw)。
この老夫婦は何泊もただで泊めてもらったのかなあ(お金持ってそうだからちゃんと払ったのかな)。あと、折角苦労して作ってもらった和風ごはん料理もちゃんと喰えよなw

あと、カンパニオだっけ?主人公のがいった言葉。カンパニー(会社)的な響きがあるから、自分も「家族」かと思ったわw調べたら「カンパーニュ」ってパンの種類があって、最初に作ってたパンがそれだったか(表面が固そうな四つ割れパン)w

この映画のいいところはパンと食事が美味そうな所ですね。悪いところというか引っかかったところは、優しい台詞が臭すぎで優しいお節介の押し売りw特に常連客の「宮沢賢治」風なコスプレのおじさんが急に演奏し始めた時は、苦笑いしか出てこなかった。実際に深く悩んでる人にコレされたら、成功率50%・喧嘩になるかも(いちかばちか)だなwなんだこの常連客は普段何をしてるんだよw
あとトキオくん、バスの運行を妨げてますぜw東京まで1000キロバイク旅とか絶対彼女途中でウンザリするだろ(本人は格好いいナンパと思ってる)w

いやあ、ファンタジーで話も突拍子も無い所はあるけど、なぜか飽きずに最後まで観てしまったから、面白くなくは無い雰囲気重視の映画でした。

ラストの「ひとつだけ」(矢野顕子)は清志郎ボイスのハスキーな情熱ボイスはこの優しい静かな映画のエンディングにちょっと合わなかったかなあ(矢野顕子オンリーバージョンの方がよかったかも)って思いました。

パンがコーヒーがポトフが食べたくなる映画でもありました。

129もにゃら:2019/08/27(火) 23:06:23 ID:j8Dr8S3M
○ニノ国

普通にクソつまらない映画でした。

脚本がスカポンタン

130シャアダム:2019/09/01(日) 10:29:47 ID:rmiMl0oI
◆つばさ(原題:wings)1927年アメリカ

第一回アカデミー最優秀作品賞作品。サイレント映画である。1927年といえばベーブルース(野球選手)やアルカポネ(マフィア)の時代であり、
1918年に第一次世界大戦が終わり、復興の時代であり、アメリカが世界のアメリカとして経済発展していった時代と書かれている。そして、初のトーキー映画(声がある映画)が公開された年である。

この映画は二人の青年パイロットの友情とそれぞれの恋、そして第一次世界大戦(特に空戦)の苛烈さ残酷さと二人の青年の活躍や死闘を描いたストーリーでした。

感想:まずサイレント映画になれていないのか、2時間20分もの長さに途中で眠くなって(面白くないからでは無いよ)何回も休憩を挟みましたwサイレント映画って「台詞を自分で想像しながら観る」ので新鮮でその所為なのかストーリーもあまり複雑で無く分かりやすいですね。動く紙芝居って感じかな。
ストーリーの方も、今の映画に比べ単純ながら、白黒で無声なので演技・映像を観ながら自分で想像する部分が多く、「自分で奥深いもの(感受性や想像力がより必要だね)」にする感じでしたね。
まず、おどけた主人公「ジャック」と気取ったライバル「デヴィッド」の対比、明るく積極的でジャックに恋する田舎娘のヒロイン「メアリー」と美人でデヴィッドが好きなお金持ちのお嬢様っぽい都会的なヒロイン「シルヴィア」の対比。
シルビアを巡って対立する「ジャック(勘違いの片思いなんだがw)」VS「デヴィッド」も面白い。あと、二人に友情が芽生えて、戦闘機に乗って戦いに行く前に「準備は?」「OK!」ていう友情のやりとりが、微笑ましいのだがなんかこっぱずかしいぜw
それから、「ハーマン」というオランダ人(戦争に中立だから?)が嫌われていて、腕にアメリカ国旗の入れ墨を見せ「オレはアメリカ人だ!」というと、アメリカ人達が大喜びをして態度を180°変える人種差別ギャグwハーマンがドジで教官達に殴られたりするのを観てると「素晴らしきヒコーキ野郎」で徹底的に虚仮にされギャグにされていた「ドイツ人将校」を思い出して、アメリカ人映画のこの頃の人種差別描写の酷さ(仕方がないけど)はちょっと胸糞悪いなって思って、その辺のギャグが笑えないかなあ。

それから、戦闘シーンの死に方の演技やコックピットのパイロットがあたふたするシーンはちょっと笑ってしまったけど、その他の戦闘シーン(地上戦・ドッグファイトなど)は昔の映画なのにリアルで迫力があって実に素晴らしい。このころCGとかないので、実際何台も飛行機を飛ばして戦わせて撮影したのかなあ、地上戦闘シーンの兵士の数も何千人ものエキストラを雇って撮影したのかなあって思うと、いくらお金がかかってるんだ?ってさすがアカデミー賞に選ばれる映画だなあって思う。
ところどころ、戦争の悲惨さ・残酷さが描かれていて感慨深いものになってるのもいい。解説者の淀川長治さんのゲイリークーパー(ちょい役で出演)推しは、この映画の本質と関係ないじゃん、ただの美男子の好みじゃん(そっち方面の人って勘違いされそう)って思ってしまったけどねwたしかにこの映画に出てくるゲイリークーパーは糞格好いいけどね、しかし出てきて5分で戦闘じゃなくて、飛行機演習事故で死亡するって、どういう脚本なんだよ(ここだけは駄作っぽい)w

ラスト付近で、二人が「シルヴィア」のお守りを巡って再び喧嘩するシーンがあるんだけど、「デヴィッド」はシルヴィアの写真の裏に書かれた真実を「ジャック」に見せまいとしたんだね。「デヴィッド」はその所為で「熊のお守り」を忘れ、運が落ちたのか、その戦闘で無茶して撃墜され、生き延びてドイツ軍の飛行機を奪ってアメリカ基地へ戻ってくるんだけど、「ジャック」に敵として勘違いされ追われることになる。直接アメリカ基地に戻るんじゃ無くて、途中で乗り捨ててくればいいのにと思った。その戦闘の結末は自分で観て下さい。

あとは、「ジャック」が好きで戦場まで軍人婦人になって追いかけてきたぽっちゃり「メアリー」の一途さが健気(ちょっと強引過ぎなんだけど)で楽しかったwでもパリの酒場のパーティシーンの恋の駆け引きコメディが長すぎて眠くなったけどwこの一途な恋はどうなってしまうのかってのも見所の一つですね。
最後にこの映画に感化された人は多分自分の車とかに「流星号」のマークとか付けたでしょうかw

1927年のギャグや映像センスや映像技術や演技やストーリー構成、第一次大戦の飛行機や戦車や武器や戦い方、当時の考え方や生活の雰囲気など、色々観るべき所が多くて、さすがアカデミー賞作品、残すべき作品だなあって思ったドッグファイト主体の戦争&青春映画でした。

131レト:2019/09/01(日) 21:58:56 ID:bJP5OGZ.
淀川長治さんは著書で同性愛をカミングアウトしていますよ。

132シャアダム:2019/09/03(火) 16:27:16 ID:rmiMl0oI
◆追想(原題: Anastasia=アナスタシア)1956年アメリカ

アメリカ映画だが、舞台はほぼフランス・デンマーク。イングリッド・バーグマン(この映画でアカデミー主演女優賞)と頭がつるつるのユルブリンナー(伊武雅刀や竹中直人の真面目な演技の時に雰囲気が似てる・あとは中国俳優ジェットリーを少しゴツくした感じかな)が出てますw

内容は1917年ロシア革命時にニコライ一世一族の処刑から逃れたと噂される「アナスタシア」(生きていればコライ一世の遺産の所有権がある)を探すため会社まで作ったブーニン将軍(元ロシア軍人)は顔が似ているアンナをフランスで見つけて、「アナスタシア」に仕立て上げ、親戚や貴族達に本物と認めさせ、その遺産を得ようと企む。
アンナは列車事故による負傷で、過去の記憶が曖昧だったが、たまに誰も知らない「アナスタシア」本人の事を口走ったりした。それでも、偽物と言い張る貴族達に最終手段、叔母のデンマーク皇太后にアナスタシアと認めさせようとするが・・・というちょっと変わったヒューマンドラマでした。

まず、「追想」って題名が 意味があってるが何か地味で、恋の駆け引き雰囲気重視の恋愛映画と勘違いしてしまうなあw普通に「アナスタシア」ってやった方が今は受けると思うなあ。
「アナスタシア」ってアニメ映画があったが、この映画が元ネタらしい(まだ見た事無いが観てみたくなった)。
次に内容についての感想。はっきり言おう、・・・結構面白かった。予想の付かない展開、意外なストーリー、バーグマンの迫真の演技に対し、ユルブリンナーの冷徹なキリッとした演技の掛け合いが面白かったw映画を作ったのが1956年(第二次世界大戦から約10年後)で1927年のパリ(第一次世界大戦から約10年後)を舞台にしてるので、時代考証とかはよく分らないが、この映画を信じるなら当時(1927年)の雰囲気を味わえるのもまた一興。
「つばさ」(1927年制作)を作ったのもこの頃だから、同じ頃を舞台にしたパリを見比べてみるのも面白いかも知れない。

話を戻すが、アンナをアナスタシアに仕上げていく過程や関係者や貴族達にアンナを披露して見聞してもらうシーンがスピーディーに展開して飽きさせないのもいい。そして、最初のシーン、アンナの病気のせいで咳ををしてるのかと思ったのが伏線でした(ここまでは面白かった)。

ただ、残念なのはブーニン将軍の嫉妬。なんかいきなりアンナと婚約者の皇子に嫉妬して何もかも放り出し始めたぞ、この堅物将軍は・・・そんな振り合ったっけ??ってシーンかなあ。
もう少し途中で伏線を張って、徐々にアナスタシアでは無く一人の女アンナに恋する自分に気付くシーンとかあればいいのに、いきなりだもんなあw

(ネタバレ)なのでこれ以上は観てからお願いします。












そして、ラストの逃●行(●け落ち)・・・納得行かんなあ。まあ、「貧乏の良いところは、本当の愛を見つけることが出来ること」とか言ってたからなあ。
まあ、緑の間でどういう駆け引きや告白が合ったのか、視聴者の想像におまかせしますってのはぶん投げすぎじゃね?みんなに迷惑掛けすぎじゃね?この二人、これから苦難の道が待ってると思うと、単純にハッピーエンドとは思えませんでしたね。

ラストが納得しない(自分はね)のを除けば、サスペンス映画みたいにハラハラするし、ストーリーが他に無い新鮮で結構楽しめました。一番印象に残ったのはユルブリンナーのシュッとした演技(キリッ)とバーグマンの過剰な演技(ヒステリー&ゴッホゴホ)ですねw

133もにゃら:2019/09/07(土) 09:18:54 ID:j8Dr8S3M
○かぐや様は告らせたい

人気ラブコメの実写化
ちょっと駆け足すぎて溜めの演出が無いのが残念

あと、藤原氏が実に藤原氏だった

134シャアダム:2019/09/08(日) 19:05:28 ID:rmiMl0oI
◆ニュー・シネマ・パラダイス・完全オリジナル版(原題: Nuovo Cinema Paradiso=新しい映画の楽園)1988年イタリア・フランス 2時間54分

1989年度アカデミー外国語映画賞受賞作品。観た人のほとんどが高評価の作品らしいですね。他人から「泣けるぞ」「観るべき」って勧められると漫画でもアニメでもかえって観たくなくなるのが人間で(好きな人からならすぐ観るけどねw)、今頃ようやく「観るかあ・観とかないとなあ」って思って借りてきましたw
「ライフイズビューティフル」(これもイタリア映画)とごっちゃになっていて、もしかして同じもの借りてきたかなって一瞬不安になりましたw

ストーリーは第二次世界大戦後のシチリアの町に住むトトという少年が、映写機技師のアルフレードと仲良くなって、映写機の仕事を覚えるのですが、ある悲劇から唯一の町の娯楽である映画館が燃えて、アルフレードは引退する。その後「ニューシネマパラダイス」という新しい映画館が出来て、トトは少年ながらそこで映写機技師としてメインで働くことになる。
そして、高校生になるころ、エレナとの恋に落ちるが、エレナの親は猛反対。トトはアルフレードに相談するが、青い目の女(エレナの事)を落とすのは難しいとやんわりと交際の反対する。そんなある日軍役に行く日が来て、エレナの家族も引っ越しをして別れ別れになるが、諦めきれないトトは彼女に手紙を出したり行方を捜し回る。一年の軍役から故郷の町に戻ってきたときには、映画館の仕事は他の人に奪われてもう無く、エリナの行方も分からず、アルフレードの諭されて、再び町を旅立つ事になる。
そして30年後(多分それくらい)、アルフレードの葬式に出るためトトは故郷の町に帰ってきたのだが、そこで思いがけない事が起こるのだった。というアルフレードと映画とエレナとの関わりを中心としてトトの半生を描いたヒューマン映画でした。

感想:うん、ほのぼのしていてコメディも楽しく・時に悲しく・3時間近くあったけど、やんわりと面白かった。最初は少年トトはいたずらっ子であまり好きにな成れなかったが、だんだんこの映画のしみじみとした優しい雰囲気にちょっと泣けてきました。昔は「映画」が唯一の楽しみで、重要施設だったんだなあ・・でも今はテレビやビデオ(これも古いメディアで今はDVD・ネット配信ですね)のせいで映画館が潰れて(実際にも)技術の進歩についてこられないもの達には残酷で時の流れって物悲しいなあって感じた。しかし、その技術の進歩のおかげでフィルムが燃えなくなって安全に映写機作業が出来るようになったんだけどね。
「ライフイズビューティフル」の収容所以前のコメディチックな町での悲喜劇が延々とニ時間続いてる感じでしたね。ラストの1時間は、年を取ったトトが故郷へ帰ってきて、トトが知らなかった「あの日」の真実に気付くそして(ネタバレなんで詳しくは書けないけどw)・・・て感じでした。

全体的に感動作で文句は言いたくないんだけど、アルフレードは二人の恋を邪魔したよね(たとえ恋に突っ走ってそれが悲劇に終わろうとそれも人生、良い経験なんじゃ無い?)。事故の後遺症のせいで達観したアルフレードは、自分みたいにならないように、またもっと大きな人物になって欲しくて、やや辛辣なアドバイスをしたのは分かるけど、余計なお世話かなあっても思いました。アルフレードの考え方が正解っぽい終わり方は少し不満かなあ。後は、いい映画でした。「この世界の片隅に」に通じるところがあると思いました。

135レト:2019/09/08(日) 22:46:25 ID:bJP5OGZ.
完全オリジナル版はね・・・オリジナルのファンの間で賛否が真っ二つに割れた
人によっては「改悪」とも捉えられかねない問題作です(ディレクターズ・カットなので改悪というよりは蛇足というべきですが)。
劇場版にはサルヴァトーレがエレナと再会して真相を知るシーンは丸々存在せず二人は自然にフェードアウトしたことになっています。
完全版も完全版でラストシーンの意味が変わってきてそういう意味では面白いですが、やはり劇場版を最初に見た方が良かったかもしれません。

ちなみにフィリップ・ノワレが出演している「イル・ポスティーノ」は御覧になりましたか?
あれもオススメです。
ブチャラティも好きな映画らしいです。

136シャアダム:2019/09/12(木) 21:41:54 ID:rmiMl0oI
イルポスティーのはまだ観てません。機会があったら観たいと思います。

137シャアダム:2019/09/12(木) 22:30:21 ID:rmiMl0oI
◆追憶(原題:The Way We Were=私たちが歩んできた人生)1973年アメリカ

政治運動(共産主義運動)に熱心な個性的なケイティとスポーツ万能でこだわりがなく主義主張より和(雰囲気)を大事にするハベルがひょんな事から(書いた小説を通じて話をしたり、大学パーティで一緒に踊ったり、喫茶店のバイトで会話したり、大戦中に再開して家で持てなしたり)引かれ合い、
第二次世界大戦を経て結婚することになるが、赤狩りをするアメリカ政府に対する反政府活動や激しいケイティの性格に二人の間に段々亀裂が走っていく・・。という恋愛&ヒューマンストーリーでした。

感想:はっきり言うと、テンポがゆっくり(のろく)で、恋愛物としては変わっていて(異色)で、実話を元にしたような、自分には受けない(あまり面白くない)作品でした。映画を見た人ならこの皮肉が分かるでしょうw
まず、当時の事情や世相に詳しくないのがその原因の一つかと思われます。当時のアメリカに詳しい人なら、この映画の評価(共感度も)も上がるんじゃないでしょうか?)。戦後、共産主義を重要なポストから追放する「赤狩り」とか、ソ連に対するスパイ活動や共産主義者(スパイ容疑者)を告発したり、密告したりする人が多かったらしいですね。
そして、映画にも出てきた「ハリウッド・テン(ハリウッドの映画関係者が政府に対して抗議した主な10人)」が本当に有ったことなど、映画を見てから調べて知りました。
そういう意味では、当時の事情を知らないと登場人物の気持ちや深いところが理解できない、難しい映画かも知れません。

ただ、やっぱり何も知らないで普通に観ただけだと、あまり面白くないなあって感想が出てしまいますね(だって二人がイチャイチャしたりぶつかったり解り合ったりまた喧嘩したりを延々2時間見てるだけですから)w
あと、音楽が有名な「The Way We Were(映画の題名と同じで、この映画のヒロインが歌ってる)」で凄く良い曲なんだけど、この映画にはこの曲しかないのかい!って突っ込みたくなるほど、何回も何回も使われていて音楽効果が段々薄れてくるのもイマイチかなあって思いました。
(ネタバレ)なんでこれ以上は観てからにしてくだされ。







それから、赤ちゃんが生まれたのに、離婚してそれぞれ別の人と結婚するって、当時からアメリカは自分に正直で子供のことは考えずに自由だなあ(軽薄だなあ)って日本との道徳観の違いに、主義主張など立派な事を言い合ってるにしては、子供のことは考えなくて、何か好きになれないストーリーでした。まあ、性格が不一致で愛し合ってない夫婦のまま子育てってのも、子供にとって不幸かも知れませんね。

最後に、主演のバーブラストライサンドは数々の賞に輝いた凄い女優で、ユダヤ人(当時差別されていた?)俳優として名乗り出た最初の俳優らしいです。お顔が「ジョントラボルタ」の妹っぽくて、アイドルのような美人と言うより個性的な美人ですねwローバートレッドフォードの方も色んな有名な映画(「明日に向かって撃て」など)に出ていて当時の二枚目俳優の代表じゃないでしょうか。

当時のアメリカの世相を知るという意味では興味深い作品でした(恋愛ものなんだけどねw)。

138レト:2019/09/18(水) 20:01:35 ID:bJP5OGZ.
●ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(ネタバレ)

















映画オタク、タランティーノ監督による60年代の映画と映画関係者に対する愛のこめられたオマージュ作品。
60年代ハリウッドの華やかな世界と舞台裏は事前知識のない者にとってはむしろ新鮮で眺めているだけでも充分楽しめる。
30年以上のキャリアを経て初共演を果たしたレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットもはまり役。
報われないリックと良くも悪くもマイペースなクリフは俳優のイメージともピッタリ重なり
俳優の魅力を引き出すのに長けたタランティーノの面目躍如といった感じ。
我が世の春を謳歌するシャロン・テート役のマーゴット・ロビーも魅力的だ。

リックの哀愁漂う人生も涙を誘うがやはり最大の見せ場はラストだろう。
70年代に暗い影を落とすこととなったシャロン・テート殺害事件の犯人たちに本作は盛大なリベンジをかます。
リベンジ路線は「イングロリアス・バスターズ」以降継続していたテーマでもあるし実際ヒトラーをぶっ殺したりしていたので本作もその流れを汲んでいると言えるが、
本作の凄惨を通り越して完全にギャグと化した犯人へのリベンジのインパクトは絶大だった。
「フィクションでリベンジしたって自己満足じゃないか」という思いもあるものの、
日本でも京アニテロ事件のような理不尽犯罪があったし、「フィクションでやるからこそ意味がある」のかもしれない(脅迫に悪用するクズが続出したというやるせない現実もあるだけに)。
ただ、そういった点を踏まえても本作のリョナシーンは監督の趣味に思えてくるレベルでやり過ぎだったけど。

139もにゃら:2019/09/18(水) 23:00:01 ID:j8Dr8S3M
○アス

ホラーのようなミステリーのような…

ドッペルゲンガー達に襲われる一家のお話。
怖いのは割りと最初だけで途中からはドッペルゲンガー達は何者で何が目的なのかに興味がいく作りになっています。


ドッペルゲンガー達の目的はオリジナルを殺して成り代わるとかそんな感じですが、その成り代わりを目的とするドッペルゲンガー達は何者なのかが肝で社会風刺ネタになるのかな


お隣さんのドッペルゲンガー達は速攻でスパスパ殺して居るのに主人公一家のドッペルゲンガーは妙に悠長というか回りくどいことやってたんですがオチからするとわざとかな

正直いうとあまり面白くは無かったかな

140シャアダム:2019/09/20(金) 20:47:52 ID:rmiMl0oI
◆7月4日に生まれて(原題:Born on the Fourth of July)1989年アメリカ

ロン・コーヴィックの実体験を基にした小説の映画化。主人公ロン役にはトムクルーズ(当時27歳)。彼は役作りのため一年間車椅子生活を体験した(まあ、24時間365日ずっとでは無いでしょうが)というから驚き!。

内容は、1957年ロン(ロニー)の少年期から始まる。親父が第二次世界大戦でアメリカのため戦った事。ケネディ大統領の演説に感銘を受けたこと(自己犠牲精神や愛国心についての演説)。高校になっては海兵隊リクルーターの力強い勧誘に刺激され、レスリング部で培った不屈の精神など、大事な試合に負けたことによりある種の劣等感もあり、強く格好いい男への憧れから、これからの恋人との青春(大学生活)を故郷に置いて、自分を試すかのように自分の道を探すかのように海兵隊になることを決意。
海兵隊になったあと、ベトナム戦争の最前線で部隊を指揮するまでになったが、誤って女子供しかいない村を襲撃して惨殺死、パニックから部下のウィルソンを敵だと思って殺してしまう。その戦いでロニーも重傷を負い、下半身が麻痺して動かなくなり車椅子生活を強いられることになる。地獄のような闘病生活ののち、故郷へ戻ってきたのだが、戦争に行かなかった人々から奇異の目でみられ、段々居心地が悪くなる。元恋人に会いに行くが、彼女は(ベトナム)戦争反対の学生運動をやっていて、警官隊と衝突する。
そのようなことがあって、ロニーは国のために戦った戦争や自分が信じてきた兵士となって国のために戦う愛国心や自己犠牲精神に疑問を持つ様になる。荒れるロニーは家族に追い出されメキシコの同じ戦争負傷者が集う村へ逃げて、堕落して退廃していく・・・。というベトナム帰りの戦争負傷者のその後を描いたかなり辛いヒューマンストーリーでした。

感想:正直言ってこんなに観るのが辛い映画だとは思いませんでした。特に自分の下半身が不随になって、男としてもダメになったロニーが、家族に「チ●ポー!チン●ー!まともな男になりたい!誰がこんなオレを愛してくれるんだ!・・」ってあたるシーンが辛くて観てられませんでしたわ。その他にも、ニヤニヤして希望を持ちながら(心ではいつか下半身も直るからと自分に言い聞かせて)尿処理のための管から血尿を垂らすのが痛々しくて・・病院は生き地獄だと感じましたわ。
ある意味、女子供の虐殺や仲間殺しの罰と捕らえられるんだけど、生きてもいい事なんて無い希望も光明も見えない人生って自殺したくなるよね・・同情もしらじらしい、そんな気分にさせる映画なのに、さらに落ちぶれって退廃的になり、もうただ何となく生きてるだけってメキシコのシーンが追い打ちを掛けるので途中観るのを何度も挫折しました、自分まで鬱になってしまいそうなのでw
「殺人・戦争ゲームやアニメ」を楽しんでる子供達に観てもらいたいなあ、どう感じるかなあってふと思いました。戦争って負けるとこんなに辛い人生が待ってるし、例え勝っても人を殺したという記憶は自分を責めるものですね。
戦争の負の面に真っ正面から逃げずに映像化した「オリバーストーン」監督(私生活は荒れ荒れだけどw)に凄いなあって思います。そしてこの小説を書いたベトナム戦争に行った元軍人の作者にも。

そして、この映画の真骨頂は「性と酒(メルカリ)」に溺れた人間としてのどん底生活のメキシコで、同じようなどん底野郎と喧嘩して疲れ果てて「これからオレはどうしたら良い?」って聞くところからだと思います。ここから、謎の感動が待ってました!
「戦争反対と叫ぶシーン」や「部下殺しの告白シーン」が、じわっと涙出てくるほど感動しました。いやあ、このための「観るのも辛いどん底人生の2時間」とは言いたくないけど、そういったカタルシスがありました。「あの日息子さんを殺したのは、僕なんです・・」からの「もう・・とりかえしはつきません。私はあなたを許さない」からの「わかるわ、あなたがあの日から味わった苦しみを・・」やべ、思い出したら、再び感動がw
あと、この映画に感銘を受けた人は、ベトナム戦争(第二次インドシナ戦争)やケント州立大事件やソンミ村虐殺・ニクソンやウェストモーランド将軍について調べてみるももいいかと思います。まじ「戦争反対!」ですねw
まあ、差別や犯罪がなくならないように戦争を無くすことは出来ないと思いますが、この主人公のような悲しい人を出さないように、なるべく回避してほしいですね。映画「追憶」でも「共産主義」が嫌われてたように、この頃のアメリカは一種の共産主義(赤)の侵略に怯えていたんですね(今もかも知れませんが)。
「火垂るの墓」みたいに観るのが大変辛い映画ですが、自分は、無かったことにしたい戦争の負の部分に、また見たくない人間の負の部分に、逃げずに正面からぶつかった中々の佳作映画だと思います。

141シャアダム:2019/09/21(土) 21:46:14 ID:rmiMl0oI
◆マンハント(原題:追捕(ズイブ)=追跡して捕まえろ!)2017年 中国

日本の小説(西村寿行著)を中国が映画化。監督がジョンウー(「レッドクリフ」(赤壁の戦い)の監督)で日本からは「福山雅治」「池内博之」「竹中直人」「倉田保昭」「國村隼」など有名俳優が出演している。
中国からは人気俳優チャン・ハンユー(う〜ん知らない、ごめんw)が出てるが、個人的に気になるのは、プロレスラーのようながたいのぽっちゃり顔の女性殺し屋ドーン役の人。個性的で見ていて楽しかったですw

内容は、舞台は中国映画なのに日本各地です。天神製薬会社の人の身体能力を強化する新薬を巡って陰謀・愛憎入り乱れる戦いを描いたアクション映画でした。主人公のドゥチュウ(チャン)が陰謀に巻き込まれて、殺人犯として追われます。それを追いかけるのが日本側主人公の矢村(福山雅治)で、戦いを通じてだんだん二人は仲良くなり、共闘して悪の製薬会社や製薬会社が雇ってる暗殺軍団や刑事と戦います。
中国拳法?で戦ったり、日本の剣道で戦ったり、女同士の格闘や銃の撃ち合いもあって、アクション部分はスピーディで濃厚でレベルが高くて、ジョンウー監督だなあって思いましたw

さて感想(もう少し書いたけどw)ですが、感動作・名作というより、楽しい面白いお気軽に観れる映画でした。最近は重くて観るのが辛いうえ長い、評価が難しい映画ばかり見てたから、この深く考えないで良い気軽さのおかげで、いつもの1.5倍は楽しかったですw
まず、最初の5分、日本の古風な町で中国人の主人公がやってきて、飲み屋の女将としっとりとした粋な会話をするのですが、そのあとヤクザの一団がやってきて、女将は脅されてヤクザの貸し切りにされてしまいます。その後です・・あまりの斜め上展開に失笑しました!。まるで、柴田ヨクサルのコメディアクション漫画を見てるような、シュールさになんだこりゃ?って笑いをこらえていられませんでした(詳しくは自分で観て下さい)。
そのあとの、社長就任パーティの奇妙な集団ダンスにも楽しくて笑ってしまいました(これが中国人の感覚なんだなあw)。その他にも、暗殺部隊がライダースーツでバイクにのってやってくるってのも、なんとなくアジア映画だなあって感じました(韓国・香港映画に多いよね)。あと浮浪者のリーダー(倉田さん)がなんか若々しいじいさんだなあって思ってたら、薬を打たれて若者を次々になぎ倒すアクションを繰り広げて、え?このじいさんってアクションスターだったんだってそこで初めて倉田さん(日本のブルースリー)だと気付きましたw
今だ現役アクションスターですね。あとは、日本を代表する二枚目スター福山雅治も日本の伝統剣道を駆使して戦います(銃相手にわざわざ刀で見せ場を作るw)。
もうひとつだけ、ジョンウーって漫画っぽい表現が好きだなあって笑ってしまったのは、日中の主人公同士の戦いで、ハトが二人の視線を遮った瞬間、負けていた中国主人公のドゥが逆転の一撃を浴びせます!まさに漫画劇画アクションアニメでした。(女殺し屋が死ぬシーンも漫画っぽくて台詞が臭かったかなw)

ただね、アクション以外の部分が突っ込み所が多めで、もう少しリアルに見せてくれたらなあっても思いました。
まず、女暗殺者が都会の街中であれだけ激しい銃乱射をして市民に死傷者がでてるのに、日本主人公や警察はそっち無視して、中国主人公を追ってばかりw女暗殺者はどうやってか逃げてしまいました。その後も警察は暗殺者の方を捜査してる場面がなかったです(そっちの方が凶悪だろうが!)。
あと、福山雅治の登場シーン、いやそれ上手くいったからいいものを、上手くいかなかったら子供は死んで大爆発大惨事だろ!まるでヒーロー少年漫画かよって思いましたw
社長の息子も「え?そんな下らないことで人を殺したの?」って思うし、中国主人公に実験のため強化剤を撃ったとき暴れて何人もの研究員がなぎ倒されるんですが、もっとちゃんと縛ってから薬打てよとか、警棒をもった警備員相手に銃でぶっ殺しまくる主人公達(多勢に無勢で仕方がないとは言え、警備員達にも銃持たせたら?)、警備員が哀れでしたw

とはいえ、尺も短めだし、変に主人公達がウジウジ何分も語ったり悩んだりしなくて、アクションヒーロー系映画が分かってるなあ(自分はね)って、最後まで面白く観れました。ストーリーの荒さもありましたが、アクションが凄くて楽しい映画でした。

142もにゃら:2019/09/23(月) 18:43:25 ID:j8Dr8S3M
○アド・アストラ

超つまらなかった
ひたすら単調で見てるだけで眠気を誘う

寝不足の人とかブラピを長く観れるだけで幸せな人にはオススメ

あ、ブラピ演じる主人公とその父がクソ
どうでもいい拘りで罪もない人間をさんざん犠牲にして何をしれっとしてるのか


○アナベル 死霊館

前作で霊能者が封印した悪魔憑きの人形をベビーシッターの友達が解放してしまい、同じ保管庫の悪霊達も次々解き放たれて…

・まあまあ怖かった
・ロリ主人公可愛い
・意外にも死んだのは鶏1羽だけ
・ハッピーエンド

悪くない


○ハローワールド

「ラスト1秒でひっくり返る」という煽りでしたが、10秒くらいかかりませんでしたかね

まあまあ面白かった

悪役令嬢ものでヨゴレ役やらされることが多いゆるふわ美少女がちと不安でしたが悪いこともなく…

天気の子と比べるのは気の毒か

143シャアダム:2019/09/27(金) 03:03:45 ID:rmiMl0oI
◆ナイアガラ(1953年アメリカ)

当時、最も人気を博したセクシーアイドル「マリリン・モンロー」がヒロインとして出演している映画です。彼女の映画を一度も見た事が無かったもので、噂通りの絶世の美女なのか観たくて借りてきましたw

内容はナイアガラの滝周辺のキャビンに幾日も泊まっている仲の冷えた夫婦(ローズとジョージ)と新婚旅行でやってきたお熱い夫婦(ポリーとレイ)がひょんな事から知り合いになる。ジョージは以前精神病院に入院していて、変な行動を取っていて、その夜、他のキャビンの客の前で、騒ぎを犯してしまう。一方ローズはそんな夫を見限って不倫をし、不倫相手と共謀してジョージを殺そうとする。
殺人計画は成功するのか?そして殺人計画に巻き込まれたポリーの危機を描いたサスペンス映画でした。

感想:まず、「マリリンモンロー」について。スタイルも良くエロくて美人で、他の役者と一線を画すセクシーオーラを出して、派手な服装を着て、街中で噂の「モンローウォーク」されたら男だったら目が離せませんねwただ、化粧を落とした時(シャワーの後)との差が少し気になりましたが、化粧で女はこんなに化けるのかと思いましたね。あと、声優さんも大変だと思いますが、声優さんの作ったような甘えたセクシーな声がやり過ぎで気になったので、途中から自分はモンロー本人の声で観ましたね。

最初、モンローのプロモーションアイドル映画かと色目でみていたんですが、意外とサスペンス映画していて、普通に面白かったですね(尺も短いので観やすかったです)。あと、ナイアガラ観光に行きたくなる、観光ビデオでしたw荘厳なナイアガラに人間の小ささを感じ、畏怖の念から映像というのに寒気がしましたね(間違って柵から落ちたら助からないだろうなあ)。あと風の洞窟のシーンはセットなのか本当に現場を使ったのかびしょ濡れの役者が印象に残りました。もう一つの観光名所「霧の乙女号クルージング」で、メイド=乙女で良いのかとふとどうでもいい疑問wメイデン=乙女なら分かるけど。
そして沢山のベルで音楽を奏でる「ベルタワー」って、実はカナダ側の国境サービス庁だったんですね(本当にベルで音楽を奏でるのかは創作?)。色々とナイアガラ周辺のお勉強にもなりました。

その他に気になったのは、お土産の「ほうれん草」の花束・・アレって本当に「ほうれん草」なのかなあ??。それから怪我に付ける薬「マーキュロ」って「マーキュリクロム(赤チン)」のことでした。今は水銀(水銀中毒とか水銀汚染とかの原因)を使ってるので、日本では製造禁止になってます。
もう一つ、12ノット(1秒間に6メートルぐらい)でナイアガラに突っ込むボートのシーン、あの方法で本当に助かるのかなあって疑問もありました。

確かにマリリンモンローで有名な映画でしたけど、鬱でサイコ気味なジョージ(ジョセフコットン)と健康的な美女ポリー(ジーンピーターズ)が主役の映画とも言っていいかと思います。短編のドキドキサスペンス&観光気分になれて&美女も堪能できるお得な映画だと思いますw

144シャアダム:2019/09/27(金) 23:30:53 ID:rmiMl0oI
◆帰らざる河(原題:River of No Return)1954年アメリカ

これも、マリリンモンローが出演している映画。主演はいぶし銀な二枚目俳優ロバートミッチャム(ケープフィア・恐怖の岬・史上最大の作戦・アンティオ大作戦などに出演)。

内容は、時代はゴールドラッシュ(1850年頃)、主人公マットは、ある出来事で刑務所にはいることになり、その間に妻を失い(病気?)、出所後、子供と二人で農場経営始める。そこに金山の権利をギャンブルで奪って、登記にカウンシルシティまで行く途中で遭難しかけたハリーとケイ(モンロー)がやってくる。
いそいで、登記しなければならないハリーは、マットを気絶させて、農場の馬と食料とライフルを奪って、妻のケイを置いて、一人カウンシルシティへ行ってしまう。その後主人公達はインディアンに狙われ、一か八か筏で危険な川を下り、復讐も兼ねてカウンシルシティへ向かおうとする復讐&冒険の西部劇でした。

感想:モンロー映画としてじゃなく、普通に映画として面白かった。人として正しいことを行おうとするマット、酷いことをしても生きるために仕方がないと愛するハリーを庇い、主人公に復讐する事を辞めさせようとするケイ。父が後ろから撃って人を殺して刑務所に入っていたことを知ってショックを受ける子供のマーク。
インディアンが「後戻りできない河」と名付けた急流でインディアンや動物やゴロツキに襲われたり、疲れで倒れたり、喧嘩したり啀み合いながらも、生きるためにだんだん本当の家族のような団結を見せていく主人公達一行。
尺の長い大作では無いが、どのシーンにも作った人のメッセージが感じられて、ちょっと深い考えさせられる冒険&西部劇でした。

マリリンモンローについては、前年に公開された映画「ナイアガラ」より若くなってるじゃん、より魅力的にそしてワイルドに健康的なってるじゃん。自分はこっちの映画の「マリリンモンロー」が好きだなあ。ヒラヒラのお色気ファッションも良いけど西部劇っぽいジーパン姿でつんつんしてるのも良いなあ。それにしてもスタイルが良く、肌も真っ白でシミ一つ無く、綺麗な金髪でこりゃ完璧だわって思いました。
ただ、主人公の「綺麗なのは外見だけだ、中身はどうなってるか知れたものじゃない」って台詞じゃないけど、タバコを吸う所(映画「ナイアガラ」で)は魅力じゃなくてマイナスかなあ(自分はね)。折角外見はパーフェクトに綺麗になのに、肺はヤニで真っ黒とか想像したくねえw
それから、モンローさんは歌がうまい!まるで「マドンナ」みたいだ(逆なんだけどねw)。美人の歌声にうっとり、しっとりと聞き惚れました。それと凍えたモンローの体をマッサージ(これが「変態マッサージ」かなw)のシーンが主人公、それ演技じゃなくて本気だろって思うほど念入りで長かった(エロかったけど)w

あと、子供の演技や台詞が良かったなあ。「正当防衛なのに、人を後ろか撃ったから刑務所に入ったの?」「その辺は難しいわね」って台詞がラストで生きてくるんだよなあ。ストーリーも良く出来てる。ハラハラドキドキな川下り(ミズーリ河?)や冒険シーンは映画「アドベンチャーファミリー」(1975年)の元ネタかな?と思った。

ラストはあの有名な「愛と青春の旅立ち」かよ!って感じの感動がありました。「戻ってこないソング(River of No Return)」を熱唱してたと思ったら、意外な人が戻ってきたって意外な驚きw靴を捨てたのは昔の愛人(ハリー)の事を吹っ切れたって事なんですね。

コーヒーを飲みながらくつろいで観たい(この映画じゃ、子供だって積極的に飲んでるぞw)、とてもいい映画でした。

145シャアダム:2019/09/30(月) 04:31:58 ID:rmiMl0oI
◆パリのスキャンダル(1946年アメリカ)

フランスの映画かと思ったら、話してる言葉が英語だったのでアメリカ映画なのかよ、日本の歴史人物の人生ストーリーをアメリカが作ったらって想像するとこれは奇妙な映画に思えてくるな(フランス人の感想が聞きたくなる)。

内容は、ナポレオンが活躍していた18世紀から19世紀のパリ周辺、盗人犯罪一家に脱獄させてもらった主人公ヴィドッグは、再び女性をたぶらかしたり、盗みや強盗を繰り返し、軍隊に身を隠したりしていた。そんなある日、警視総監の妻とそうとは知らずに知り合いになる。
そして、警視総監の宝石類を盗み出すが、ヴィドックを追っていた警察長官リシェがいつまでも事件を解決できなかったため解雇されると、その宝石類をいかにも自分が取り戻したように見せかけて手柄と信頼を得て、次の警察長官にのし上がる。それはパリ銀行の金庫のお金を犯罪一家と共謀して強奪するための布石であった。
しかし、警察長官となったヴィドックの過去の犯罪を知るロレッタが現れ、さらに警視総監の娘(テレーズ)にも嘘や犯罪がバレて、窮地に追い込まれる主人公、パリ銀行の金強奪計画やその後の運命はどうなってしまうのかっていう、ちょっと現実離れした部分もある大人のおとぎ話のような犯罪映画でした(実在したヴィドックの大まかな人生を描いた映画でもあります)。

まず、この映画の主人公ヴィドックについて。実在した人物でナポレオンの時代(日本では「遠山の金さん(遠山景元)」が活躍した時代のちょっと前あたりか)に生き、犯罪者から一転、警察の重要ポストに就いたあと、世界初の探偵になった人らしい。フランス革命(マリーアントワネット処刑)もこの頃。王政から共和制(市民の代表主体で行う政治)になった頃。
主演はジョージサンダース(ロシア生まれ・「レベッカ」や「ソロモンとシバの女王」などに出ている人気俳優で66歳で予告自殺したらしい変わった人物?)。因みに「カサノヴァ風の男」とはこれも実在した女たらしジャコモ・カサノヴァのような人物(当時のイケメンなんだろうなあ)。
その他には、メリーゴーラウンド(フランスではカルーゼルって言う)が出てくるが、この頃はまだ電動モーターがないので、歯車と人力で回してた模様w

さて、感想だが、主人公補正がはなはだ酷い映画だったが、大人向けの改心おとぎ話としてみるならそれなりに楽しくて面白かった。
(ネタバレなんであとは映画を見てからにして下され)






何が酷いのかというと、あれだけ色んな盗みや強盗や詐欺まがいの犯罪して、人を蹴落としたり、脱獄しときながら、警察長官になって、可愛い女性と結ばれるんだぜ〜w。
騙された女性も、そのイケメンぶりに、犯罪を許したり、警察には黙っていてくれるんだぜ〜w全てがバレても、まあ、改心したから許そうなんだぜ〜。そりゃ犯罪の相棒のエミール(悪人面っていうけどこっちの方が温和に見える)も嫉妬して逆上するわw
そして、ヴィドックを追っかけていた元警察長官も自滅(ヴィドックの所為でもある)。ヴィドックを愛しながらも過去の犯罪で脅していたロゼッタも殺されて、犯罪家族もみんなヴィドックに脅され改心して真人間にwもうシンデレラ級のおとぎ話だろw

でもその辺は都合の良い少年漫画やアニメや娯楽映画と思って観ればまあ面白かったです。あと、ヒロインのテレーズのおませな妹が主人公達がチュッチュしてるのを目の前にして恥ずかしくて帽子で隠すところが、昔風の表現で微笑ましかったです。

あともうひとつ、テレーズ「私も泥棒になります、連れてって下さい」ていうシーンと、クルクル回る回転木馬でラスボスと戦うシーン・・・ん?カリオストロかなw
そういえば、アルセーヌルパンもこの頃だし、実在するカリオストロ伯爵・伯爵夫人(詐欺師夫婦・首飾り事件とか)もこの頃。主演のサンダースもよくみればルパン顔(ジャンピエール顔)で盗人役だなあ(邪推だけど)。

146ギア:2019/10/01(火) 23:17:24 ID:hKhSjPYc
久しく書いてなかったので夏観た分から…

・アルキメデス
主人公達キャラの達っぷりや決議のどんでん返しなんかは良かったんですが、最終的に大和建造にこぎ着けた理由がなぁ…
まぁ大和建造という歴史的事実としてのゴールがあるから、そっち方向に舵を切らないといけないのはわかりますが、
技術職の平山中将さんが狂人の域のロマンティシズムに走るってのは意外性はあっても好きな展開ではなかったです。

そういや序盤の米軍の救助された人は何だったんだろう?
最初はてっきりあとあと重要人物だったことがわかるとかかと思ったけど、単に米軍の兵士へのフォローの厚さを示してるとかなのかな

・ONE PIECE スタンピード
凄いな…この前のゴジラもそうだけど、『これが観たいんだろ?』という感じでバトルのみで話を動かすという荒業w
100分足らずだったはずだけど、バトルの密度が濃すぎてダレてもないのに時間がすごく長く感じられました。

お祭り映画の中よくキャラを動かし切ったと思いますし、スモーカーやクロコダイルのかっこいいとこが見れて感無量でした。
まぁスモヤンの活躍はサボあってのものですがw


・引っ越し大名
今までの殺陣がメインじゃない時代劇の中ではなかなか面白い方だったんじゃないでしょうか。
大名の国替えって意外に取り上げられないテーマだったのもあり新鮮で良かったです。

・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
タランティーノって個人的にはあんまり趣味じゃなかったんですけど、これは当たりでした。
当時の世相なんて全然知らずに、事件の概要だけwikiって臨んだ訳ですが、大変楽しく観れました。
なんだかんだ最後の最後まで、歴史の結果は変えられず、主人公も含めブラックな展開になるのかと劇場が明るくなるまでビビってましたがそういうこともなく、
当時の雰囲気を忠実になぞりつつ、肝心な?ところをオリジナルにしてくれた安心感もあって余計に痛快でした。

・ハッピー デス デイ
こちらは大当たりでした。
死ぬたびに経験値を積む、そして心が綺麗になるっってのは作中で触れられてる映画も含めてちょくちょくある気もしますが、ホラーテイストでこうくるとはw

ヒロインが過剰防衛にあたらないのとか、事情聴取はとかが気にならなくもないですが、全体の面白さからすると些細なことでしたw

・ハッピー デス デイ 2U
こっちもまた凄いですねw
前作でモブでしかなかった人が主人公となりホラーが続くのかと思えば、主人公は続投しながら映画のジャンルだけが変わるとはw

でもパラレル世界で前作の犯人が良い人だったことを考えると嫉妬に狂っただけで、元の人となりは良い人だったっていえるってことなのかな。

・記憶にございません
最近の三谷幸喜作品の中ではあたりかな
彼の作品の中で好きな順としては、三本指には入らないまでも五本指には入る秀逸さでした。

同じシチュならみんなもっとオーバーに慌てるであろうところを、意外にしたたかに乗り切った中井貴一だけど、そこはやっぱ政界での揚げ足を取らせない?処世術を体が覚えていたってことなのかも。

そして、恐らく作文をもってきてくれた恩師も、話のウラを気付いているよな…

・HelloWorld
なかなか面白かったです。
回想シーンが使い回し感強めだったので、もうちょい幸せな日常を多めに入れても良かったかなとは思いますが、尺から考えると上手く纏めてくれてた印象です。

京都市民としても嬉しい世界観で、
北図書館方面に帰るといいつつ南に下ってる場面もありましたが、基本再現度はかなり高いです。

人を信じると痛い目に合うことをいい加減学ばないのかというほど、終盤も勢いでうまい話に飛びついてった主人公だけど、これは彼女の雰囲気から無意識にでも「信じられる人」だと認識してたのかもと補完できるところも最後と合わせていいオチでした。

147みる子:2019/10/04(金) 13:59:22 ID:OQbmh54E
・ジョーカー
監督トッド・フィリップスでホアキン、デニーロ、デッドプール2のドミノが出るということ以外は前情報なしで行きました。

救えない映画でした。暗くて哀れで惨めで… もっと言ってしまうなら不快な作品でした。でも観て損したとかではなくて、
むしろ今観るべき作品なのかもしれません。良し悪しで言うなら良く出来てるとは思います。こうしてまんまと心揺さぶられているので…

ベネチアだかベルリンの映画祭で絶賛という話でしたが… やはり社会派な評者の方々と自分ではまるで嗜好が違うんだなぁ、とも。
次に観に行くジョン・ウィックさんで口直しといきたいところです。

148もにゃら:2019/10/04(金) 18:14:52 ID:j8Dr8S3M
○ジョーカー

ドミノさん、いきなりアーサーと恋人みたいになってて違和感あったけどあれはアーサーの妄想だったのか…

こんなところで母親に似ないでも…

149シャアダム:2019/10/06(日) 03:18:57 ID:rmiMl0oI
◆尼僧物語(原題:The Nun's Story)1959年アメリカ

数々の賞にノミネートされた、オードリーヘップバーン主演で実話小説を基に作られたベルギーにて「キリスト教の修道女(尼僧)」となった実在の「シスタールーク(ルカ)」の半生を描いた物語。
因みに原題の「Nun(ナン)」とはシスター(修道女)の正式な言い方であるらしい。
もう少し物語を説明すると、1930年頃、医者の娘ガブリエル(ルーク)はどういう理由なのかよく分らないが、恋人と別れて、家族の反対を押し切り、修道女の門戸を叩く(理由を教えてよw)。見習いから正式な誓願式をへて、精神的な厳しい修行を経て、紆余曲折があったが、ついに念願のコンゴ派遣(医者の補助など看護師みたいな仕事)になる。
アフリカコンゴで色々な患者やスタッフと出会い、色んな病気(ハンセン病・マラリア・結核)を治療したり、自分も病気になったり、殺人事件が起こったり、色んな出来事を体験して、故郷ベルギーに戻ってくる。再びコンゴへ行こうとするが、ついに第二次世界大戦が始まって、ドイツが侵攻してそれどころじゃなくなる。主人公達の運命はどうなる?・・という話でした。

意外とスケールが大きく、また修道女達の禁欲で閉じられた生活が観ていて新鮮で面白かった(喋ってはいけないとか、許可無く水をのんではいけないとか、廊下は端っこを静かに歩く、毎日反省文を書いたり告白したりするとか、手を服の中に隠すとか、鐘が鳴ったら何をしていてもお祈りをするとか)。最初は奇異な目で変な儀式(床に十字に伏せるなど)とか観て楽しんでいたが(まるで刑務所や軍隊や舞妓の世界だなあ)、そのうち何か可哀想だなあ、なぜ修道女になりたかるんだろうか?とか、こんな生活していたら信心深く慈愛に満ちて自己犠牲も苦にならなくなるだろうなあって、ちょっと洗脳ぽくて怖くなりました。
ほんと、何故主人公が修道女になりたがったのか、そこを知りたいわ。でも、こういう世界もあるんだなあって最後まで面白く観れました。コンゴ・ロケも素晴らしく、第二次世界大戦まで触れていて、なかなかの力作だと思います。精神病院とハンセン病(顔や体にぶつぶつが・・)のシーンがちょっと怖かったなあwあとシスターが殴り殺されるシーンが衝撃でした。

さてここからはちょっと気になったシーン。

結構、専門的な医学用語が飛び交って途中は「修道女映画」というより「K2」(医療漫画)みたいでした。キニーネという薬はマラリアの特効薬とか、コンゴにはハンセン病が多いとか、住血鞭毛虫(トリパノソーマ)はツエツエ蠅を介してアフリカ眠り病を引き起こすとか。
それから、当時、初期の結核には金粉を飲ませたり、金粉は腎臓に負担がかかるのでビールを飲ませたり(今もかなあ)、コンゴにはキリスト教徒とアミニズムは半々だとか、
コンゴ共和国(元フランス領)とコンゴ民主共和国(元ベルギー領・首都キンシャサ)の二つあるとか、スワヒリ語のこんにちはは「ジャンボ」かと思っていたらこの映画では「ヤンボー」だったり、「マンボ」って言い方もあったり、とあるシーンで医者が「ここには猿しかいない、あなたは猿について知っている」と言ったあとに「見ざる聞かざる言わざる」ってジェスチャーをするんだが、日本日光発祥の言葉かと思ったら、世界共通なんですねwまあ、元の仏教ってインド発祥だからね。笑いは健康に良いってのは同感。
あと、その医者が別れのシーンで真っ白なスーツで見送るんだが、めっちゃ目立っていてスマートで黒人の国で白スーツって絵になるなあって思いましたw

あとは、第二次世界大戦について調べたら、ドイツ軍によるベルギー侵攻が1940年5月でベルギーが降伏したのも同じ5月なんですね。映画中に「マジノ線が破られました」「ダンケルクで戦ってます」とか「地下組織で仲間を助けてます、協力して下さい」言うんですが、このままだと戦争映画になっちゃうよ〜ちょっと苦笑い(それはそれで歓迎ですが)w余談ですが、コンゴで採れたウランでアメリカは原子爆弾を作ったらしい(マンハッタン計画)ですね。
もう一つ、書いときたいのがシスターが殺されるシーン、まるで「右の頬を殴られたら左の頬を差し出せ」ですね。逃げれば助かったかも知れないのに、ゾンビのように犯人に歩み寄るシスターが不気味でしたがあれが殉教者の鏡なんでしょうか、多分、犯人に、「大丈夫だよ、こんなことは辞めようよ」って慈愛の姿を見せ改心をさせたかったんですね。

色々余計な事を書きましたが、とても魅力のあるいい映画でした。ヘップバーンの魅力も「モンロー」に負けていませんで、可愛かったですwラストはちょっと寂しい不安な終わり方ですが、キリッっと決心して「いつかまたコンゴへいこう!」または「地下組織でナチと戦おう」ってなったとも取れますね。

150シャアダム:2019/10/06(日) 03:22:47 ID:rmiMl0oI
ジョン・ウィックは前2作見ましたが、世界中の全ての暗殺者が敵となって、どうやって助かるのか(死んじゃうのか)想像もつきませんね。

151もにゃら:2019/10/07(月) 00:27:35 ID:j8Dr8S3M
○ヘルボーイ

あの兄ちゃんがアーサー王の子孫でエクスカリバー抜けるのか…

○ホテルムンバイ

実際にあったテロを題材にした映画
女好きのロシア人社長が最後まで女好きを貫いていた
金で女侍らせてニヤつくタイプだから危なくなったらあっさり見捨てたり盾にしたりするかと思ったらそんなこともなく

○ジョンウィックパラベラム

戦って、戦って、戦って、また戦う映画
このジョンさんて吸血鬼か何か?
何で銃弾何発も撃ち込まれた挙げ句にビルの屋上から落ちて生きてるの

152シャアダム:2019/10/08(火) 18:06:47 ID:rmiMl0oI
◆ハドソン川の奇跡(原題: Sully=主人公の名前です)2016年アメリカ 上映時間96分+主人公達へのインタビュー20分(計2時間弱)

2009年1月15日に起こった航空機事故とハドソン河(ニューヨークに流れる河)で起こった奇跡を描いた実話をドラマチックに描いた映画。監督はイーストウッド(元俳優で「夕日のガンマン」「ダーティハリー」など)、主演はトムハンクス(「ダヴィンチ・コード」など)でアーロンエッカート(「バットマン」の悪役など)も副操縦士として出演。

もう少し内容を書くと、バードストライク(鳥がエンジンに吸い込まれて壊れること)により二つ主エンジンが停止して、ハドソン側に着水させて乗客155名全ての命を救った操縦士サリーは一躍アメリカの英雄として持ち上げられる。
しかし、国家運輸安全委員会 (NTSB) は彼の判断が間違っていて、近くの飛行場に普通に着陸できたのでは?と疑い調査を始める。一方で英雄とマスコミやみんなに騒がれ、一方では判断ミス(ハドソン河に降りなくても良かったのでは?)による責任追求を受けて、家庭崩壊の危機に陥る主人公の運命は?と言う物語(実話)でした。

実に面白くて興味深い映画でした(それも1時間30分という短めで途中ダレずに一気に観れたのも良かった)。構成が最初「飛行機がビルに突っ込む悪夢」から始まり、実際起こった飛行機事故や主人公の過去の飛行機操縦経験など、そして妻や家族との苦悩、相棒ジェフやNTSBとの対話、街で英雄視される主人公と絶妙に場面が変わって、単なるドキュメント映画ではなく視聴者を飽きさせず釘付けにする構成が、さすが映画を知り尽くしてる名優で名監督イーストウッドだなあって感心しました。
ボーナストラックの本当のサリーや家族のインタビューも興味深く、良いこと言うなあって感じでした。

この事故は離陸して数分で起こったらしいですね。「ニューヨーク州」の川を挟んで向こう岸は「ニュージャージー州」ってのを覚えましたwあと飛行場まで9マイルってのは14.4キロ。昔主人公が飛行訓練(一回)に払っていた6ドル+3ドル(謝礼)ってのは今の日本の価値にすると、約5000円ですね。航空専門用語も沢山出てきて戸惑いましたが、調べて結構勉強になりました。「トーイングカー」ってのは、飛行機を押したり引いたりしてバックさせたりする車なんですね。V₁ッてのは「離陸決心速度(この速度を超えたら飛行機は必ず離陸しなければならない)」で映画「ハッピーフライト」で一度調べたのですが使わないとすぐ忘れますねw
イグニッションスイッチ(エンジン点火スイッチ)エーカーズ(必要な運航情報をARINCの通信網を介して自動的に提供するシステム)など分からない言葉はその都度さっと調べて観てました。いやあ、今の時代って便利!パソコンって便利!重い辞書を開いて調べていた時代が嘘のようwでも映画館では出来ないですよね。あと、映画の中で主人公が飲むカクテル原料「グレイグース」ってセレブに愛される高級ウオッカなんですね。
それから着水した飛行機事故っていえば「日航逆噴射事故(機長、やめてください)」が有名かと思われます、その記事も今回読ませてもらいました(「ハドソン河の奇跡」とは正反対の事故でした)。

この映画を見て感じたことは、英雄(ヒーロー)ってのは目指すものではなく、たゆまぬ努力の末、結果的になるもので、英雄になった人は英雄と呼ばれるのを受け入れない(好まない)、英雄となったものには怠慢は許されない、スキャンダルなどでみんなを失望させてはならない、みんなの希望となる義務がある、それが本当の英雄であるのかも知れない。かつて戦争で勝った、戦いが強かったから英雄と呼ばれた時代とは英雄の意味も少しづつ変わってきたとは思いますね。
ヒーローアニメなどをみて英雄に憧れる人に観て欲しい映画でした。子供の頃から飛行機一筋で、仲間の飛行機事故を観たり、厳しい訓練を経て、飛行機のなんたるかを知り尽くしてたからこそ出来たハドソン川着水なんですね(どんな仕事もそうだと思います、シスターや修道士も)。いやあ、自分には真似できませんわ(せめて、自分の能力範囲で困ってる人を助けてあげる位ですわ)。

イーストウッドの構成力が光る、考えさせられる&オマケのインタビューも観て欲しい興味深い英雄の実話映画でした。途中の「飛行機パニック映画」っぽい演出がちょっと笑ったw

153みる子:2019/10/09(水) 03:31:28 ID:9gPHnt.Y
・ジョンウィック:パラベラム
めちゃくちゃ面白かったです。これはもう完全にニンジャ映画と言っていいのでは。
しかし相変わらずストーリーは男子中学生の妄想レベルというか… その分アクションパートは申し分ないんですけども。
とにかくIQの低いバトルの連続。この作中世界で平和に暮らす一般市民たちが可哀想になるほどの大迷惑バカ展開が素晴らしい。

新たな共演はハル・ベリー、マーク・ダカスコス。加えてなんと、あのシラット・ニンジャことヤヤン・ルヒアン先生も出てきます。
ダカスコス兄さんは嬉しすぎてちょっとだけ舐めプしちゃうところとかホント最高でした。ニポンゴもパーフェクト!

ジョン・ウィックさんの不死身性については主役だから、ニンジャだから… もあるけど、一番は防弾スーツの恩恵かなー と。
vsアサシン時、ほぼヘッドショットで仕留めるのはスーツの防弾性能をその身を以て知るが故なのでしょう。だから脳漿出る=死 判定。

154azuki:2019/10/09(水) 19:57:08 ID:4ks5gfjA
「シャークネード ラスト・チェーンソー」2018年
サメを内包して人々を襲うサメ竜巻と主人公フィンの戦いを描く「シャークネード」シリーズの最終作。
前作でサメ竜巻に滅ぼされた人類史を救うため、息子であり時空旅行者のギルの手引きでジュラ紀へ飛んだフィンは、先行してギルに送られていた仲間たちと共に人類史を脅かすサメ竜巻を破壊する時空旅行に出る…というのがあらすじ

所謂サメ映画の中でもかなり力(予算)の入った作品で、インディ・ジョーンズのパロから始まり最後は上に書いた通りBTFで終わった前作からさらにパワーアップした本作は
ジュラ紀→キャメロット城→アメリカ独立戦争→西部開拓時代→現代→20013年とタイムスリップ先ごとに盛り上がり展開が用意されているため中弛みが一切ない。
さらにシリーズを通して描いて来た「主人公フィンと家族の絆」にもしっかりと決着をつけて大団円を迎えるので収まりも良く、もはやB級映画の域を超えたエンタメ作に仕上がってるのでかなりのオススメ作。

余談だけど個人的なシリーズ評価は2>6>5>1>3>4の順にオススメ。2は低予算ながらパニック映画としてかなりの出来映えで5、6はエンタメ作品として良質。4は正直駄作

155シャアダム:2019/10/12(土) 12:15:31 ID:rmiMl0oI
◆パットン大戦車軍団(原題:Patton)1970年アメリカ

第二次世界大戦を中心に「ジョージ・パットン」将軍の生き様を描いた戦争映画。第43回アカデミー作品賞をはじめ数々の賞に輝いた作品でもある。

物語は北アフリカでロンメル(砂漠の狐)の戦車軍団と戦うところから始まり、強引なイタリア侵攻やスキャンダルで失脚して再び戦場に復帰してから、前代未聞の快進撃から終戦・そして更迭まで描いてあった。

感想:てっきり戦車戦(某ガルパンのように)を中心としたエンターテイメント風な映画かと思ってみたのだが、「パットン」という戦争好きの人物を真面目に描いたヒューマンストーリー映画でした(やや娯楽映画気味で、荒っぽい人物描写でしたが)。
これ、「大戦車軍団」って日本人が付け足した題名のおかげで、てっきり戦車戦が中心とおもうじゃん(詐欺〜)wあと、これを面白かったって批評すると、まるで、戦争好きな人と思われそうで、感想を書きにくいのだが、映画としてはさすがアカデミー賞作品、スケールも大きくって金かかってるなあって感じで、映像の迫力も凄く、まあまあ面白かったです。
ドイツ軍側の描写も結構あって、ロンメル軍団を撃破したパットンを必要以上に警戒する様子が笑えました(失礼)。戦争は嫌いなのに、戦争映画は楽しんで観るって矛盾なんだけど、野球にしてもラグビーにしても同じようなもので、競って勝つこと楽しい、応援してる方が勝つことが楽しいって感情が、人間の逃れられない本能の一つなのかもね(でも戦争は反対だよ)。

戦争描写もそこまでリアルって訳じゃないけど(ややダイジェストで粗い)、兵士の数や死体描写とか戦車や建物の残骸とかはリアルで戦場の臨場感はありました。あとこの映画、「パットン」の5分位の演説から始まるのだが、なんだこの戦争好きのサイコ野郎めって思いましたわwしかし、こういう好戦的で独断専行な命令を聞かないバーサーカー的な人がいないと戦争に勝てなかったかも、必要悪的なものを感じました。
ガンダムで言うと「ランバラル」をもっと独善的にした感じの人ですね。途中、言動が行き過ぎて左遷され、反省するのだがすぐ調子に乗って命令無視するところが面白かった(失礼)。あと、モンゴメリー将軍と戦果を競う場面も、面白かったかなあ。この映画のおかげで第二次世界大戦に活躍した主な将軍の名前や大まかな戦争の流れを知ることが出来たのも、観てよかったっておもいます(キャサリン峠の戦いとか)。
ただ、調べても良く分からないのが、一個大隊、中隊、小隊、または連隊、師団、軍団、旅団という単位、どれくらいの規模がそれなのかどのサイトもマチマチな感じで、把握できませんでした。その時その時のお偉いさんの考えでコレくらいが大隊だって決めてるのかもw

ちょっとだけ、文学的に仕上げようとした脚本が鼻につきますが、さすがアカデミー作品、見応え十分な作品でした。「アドバンスド大戦略」って第二次世界大戦全体をテーマにしたシミュレーションゲームがあるのですが、買ってやりたくなりましたw

156もにゃら:2019/10/12(土) 13:41:22 ID:j8Dr8S3M
○クロール 狂暴領域

サメ映画ならぬワニ映画
台風のせいで町が水没し、そこに湖から大量のワニが這い出てきて…
主人公たち、余計なことやって余計にピンチになってる感が強い

スマホ取りにワニがいるところに戻ったり
ワニがいる領域でスマホで話し出したり。せめてワニが入れないところに戻ってから使えよ
さっさと屋根裏行けば良いのに、『ヘリだ』とかいって窓にかけよって、そこをワニに襲われたり

あと、ワニに手足をがぶっとやられて結構なケガを負ったのにちょっと経つともう走ったり泳いだりしてるし…


サメ映画だけじゃなくワニ映画もダメだな

157deku:2019/10/13(日) 17:28:03 ID:tzDXeikU
・牙狼 月虹ノ旅人
ファンサービスに溢れた映画
鋼牙が出るだけでもあれなのにそ大河も出るというから観ないわけにはいかなかった
三人そろい踏みで感無量、鋼牙が初代OP流しての登場してくるとかそれだけでテンションマックス
対する敵もそりゃそれ以外にはいないという人選、3対1なのに普通に戦えるとかやっぱり強い
無茶なアクションがあったり鎧を三人で使いまわしたりと戦闘も面白い
活躍が微妙だったクロウが格好良かったりいつものメンバーが揃ってたのが見えたりと満足度が高い映画だった

158azuki:2019/10/14(月) 07:23:09 ID:4ks5gfjA
・ジョーカー
主人公アーサーの最後の一言が「そういう話」である事を示唆するのが余りにもズルいんだけど、これがバットマンのジョーカーの映画だからこそ許されるという絶妙な映画だった。

最後の一言だけでなく全体的な映画の内容もズルくて、暗く重く息苦しさしかない人生を送るアーサーが全てに吹っ切れジョーカーへと変貌してからは
溜まっていた鬱憤を晴らすかの如く「スカっとする」展開の連続という外しようが無い話の筋をなぞってくるんですよね…

それを含めて「何で笑うかは自分で決めろ」とアーサーに言わせるんだからほんとうにズルい映画だった。
あとホアキン・フェニックスのタバコの吸い方がセクシー

159レト:2019/10/14(月) 17:15:26 ID:bJP5OGZ.
●ジョーカー
今年もそろそろ終わりという時期にとんでもないオスカーの本命が飛び込んできたな。
格差拡大するアメリカとリンクする正に今だからこそ意味のある社会派映画(格差拡大という点では今の日本も当てはまってしまう)。

往年の名曲をシーンとリンクさせる使い方やアーサーのアイデンティティクライシスを盛り込む脚本も上手いが、
バットマン最大のヴィランを扱いながら一種のヒーロー映画(正確にはアンチヒーロー映画)としても成立してしまっている構造の皮肉さが素晴らしい。
犯罪者が結果として弱者の怒りの代弁者として民衆に祭り上げられる様は「狼たちの午後」とも重なり
主人公のアーサーのみならずゴッサムに象徴される格差社会そのものを最大限に引き立てている。

本作はDCEUとも独立した世界観の映画とされるが、クロスオーバーの縛りがないからこそここまで完成度を高めることが出来たとも言える。
ワーナーもDC映画にはマーベルに対抗させるのでなく自由な作風で製作させてほしい。


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