したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

映画感想スレ(4)

1真ナルト信者:2019/01/12(土) 03:43:41 ID:???
洋邦実写アニメまとめて語りましょう

160にん:2019/10/17(木) 18:10:36 ID:6UI30uuA
>>155
鼻につくってどの口が言ってるの

161レト:2019/10/21(月) 21:32:22 ID:bJP5OGZ.
ジョーカーは日本でも大ヒット。
この映画見てバットマンの見方が変わったという人も多いが、
本当にこの映画はバットマンのみならず今後のヒーロー映画にも楔を打ち込むかもしれない。
アンチヒーローの追及が始まるか、ヒーローの建設的な要素が掘り下げられるか、
バトルで終わらない双方のさらに深いドラマが展開されるのか。
妄想が止まらない。

なんだかんだ言いつつヒーロー映画では今でもダークナイトシリーズが一番好きだけど。

162もにゃら:2019/10/23(水) 01:40:00 ID:j8Dr8S3M
○楽園

ジョーカーとはまた似て否なるベクトルで陰鬱で気が滅入る映画だった
悪い意味で村社会で異物認定したものを排除しようとする排他的でどうしようもない感じ




○見えない目撃者

殺した相手の五感に関わるパーツ、耳とか鼻とかを集めるサイコな犯人が実に不気味だった
盲人の主人公が薄暗がりのなか弟の形見のアクセサリーを床に置いて、それを犯人が踏んだ音を頼りに銃を撃って犯人は最後に揃えようとした目を撃ち抜かれて死ぬのはなかなか刺激的だった

あのアクセサリーは弟の死の原因縁起でもない代物だけどな!

163シャアダム:2019/10/28(月) 23:56:25 ID:rmiMl0oI
◆星の王子さま(原題:Le Petit Prince=小さな王子さま)2008年日本(発売:キャピタルピクチャーズ)

これは、映画と言うより画像付きの朗読劇って言った方がいいかなあ。てっきりアニメだと思って観始めたのだが、原作者サンテグジュペリの映像や奥さんの映像、墜落した飛行機、絵本に描かれてるようなイラストが紙芝居のように現れる感じでした。ちなみに作者は職業が「パイロット」で第二次世界大戦で行方不明になったらしい。

何故これを観たかというと、何かのアニメで「星の王子様」が一番好きって言ったヒロインのことを思い出し、そういや名前しか知らないなあ、一度はどんな物語か知っておかなきゃなあ、って思ったから。

物語は、家より少し大きい位の小さな星に住む王子様が(よく考えると色々突っ込みたくなるが、まあファンタジー童話だからね)飛んできた薔薇の種子を植えて大切に育てるのだが、育った薔薇から色々文句を言われて、悲しくなった王子は星を飛び出して、見聞を広めるために色々な星を渡り歩く。最後にたどり着いたのが地球。そして、地球の砂漠で飛行機が墜落して修理している「僕」と出会う。そして・・・(その後はご自分でどうぞ)。

30分の短い映画(なのかな)なんで気楽に観れたのは助かったw童話なんだけど内容が色々な比喩や隠喩(メタファー)または皮肉に彩られて、一度観たぐらいじゃ作者の真意やこの物語の奥深さを理解することが出来ない系でした。「ボク」や「王子」というのは作者か作者の親友らしい(どっちともとれる)。薔薇は作者の奥さんのオマージュともとれる。やっぱり一回観たぐらいじゃフワッとしかわからないやw
「大人って変だな」「やっぱり大人って変だな」って作者の色んな人に会って、嫌な思いをした、実体験なんだろうか?「本当に大切なものは目に見えないんだよ」って言葉は有名だよね。「大切な人(もの)は離れてみて初めて分かる」ってのもこの物語から来たのかなあ。しかし、作者が激しい奥さんと性格が会わなくて離婚したらしいが、よりを戻したいと思ってこれを書いたので有ろうか?色々と疑問が湧く不思議なストーリーでした。

王子様が倒れて消えるのだが、これは友人の死を表したのかなあ。でも夜空に輝く星に戻ったのかもって言ってるから、死んで天国に召されたって言う比喩なのかなあ。すると王子様の星は天国の一部なのかなw
砂漠で遭難した「ボク」が死にかけて「天の使い」が引き寄せられ降りてきたが、生き延びて「天の使い」は去って行ったともとれるなあ。う〜ん解釈が難しいなあw
あの「ドラゴンボール」の界王様の小さな星もこの物語のオマージュなのかもね〜(違ったらごめん)。

ということで、「星の王子様」を知らない人は、一度はどんな話なのか観るなり読むなりしといた方がいいかも。実に興味深い不思議なストーリーでした。

164シャアダム:2019/10/29(火) 00:45:32 ID:rmiMl0oI
(続き)星の王子さま

2回目の見直しで、さらに色んな事が分かったかも。蛇が王子の命を奪ったのかな、星に帰るために(違ってらごめんw)。

165シャアダム:2019/10/31(木) 17:07:39 ID:rmiMl0oI
◆王様と私 1956年アメリカ

荒野の「荒野の7人」や「追想」の怪優ユルブリンナーと「地上より永遠に」や「悲しみよこんにちわ」の女優デボラカーが出演するミュージカル映画。数々のアカデミー賞候補となった作品。
ユルブリンナーは「王様と私」のために頭をつるつるに剃ったが、その後の出演映画も禿頭のままで、彼のトレードマークとなったと書いてありました(へ〜)。通には有名なリタモレノという名女優も出演してるが、自分はよく知らない。

内容は1862年(アメリカでは南北戦争をやってる)にシャム(タイ)王国の王妃や王子や王女のための英語の家庭教師としてやってきたイギリス人の未亡人「アンナ」は気難しい王様と対立しながらも、教育や交渉や相談役として頑張っていく姿を描いた話でした。

感想:最初はよくある文化の違いや考え方の違いにもめげずに頑張る女性の奮闘を描いたものかと思ったら、急に歌い出して「ああ、俺の苦手なミュージカル映画かあ、『ララランド』とかあまり好きじゃ無いしなあ」って吃驚&ガックリきましたw
しかし、シャム王国の王族の日常が面白可笑しく描かれて、少々退屈なミュージカルを帳消し、2時間20分もあったけど、全体的には結構楽しかったですね。特に後半の「アンクルトムの小屋」の劇中劇は面白くてかつ良く出来ていて魅入ってしまいました(ラン・イライザ・ランラン〜♪)。
そしてなんとまさかの王様とアンナの「シャルウィダンス♪」・・・これがあの日本映画の元ネタなのかな?って吃驚しました。しかし、王様よ、くるくるダンスが激しすぎだよ(女性には酷すぎる烈しさでワロタw)。

あと、この映画にはオーバーチェア(観る前にトイレ休憩かな)中間(インターミッション)にもトイレ休憩タイム最後にはEXITMUSIC(退場音楽)まで用意されていて昔の映画はちょっと親切ですねw
途中の子供達の教育シーンは、まさに「おかあさんといっしょ」で、これを参考にしたのかも?家庭教師の月給は20ポンドって言ってたから、今の240万円くらいかなあ(かなりの高給取りだねw、違ってたらごめん)。ちなみにストウ原作「アンクルトムの小屋」というのは奴隷の黒人トムの受難を描いたもので、トムの元主人の息子ジョージは奴隷解放運動にに関わる事になる話らしい。
それから注目がシャム王国の衣装。男の子もピアスして煌びやかなので、誰が女の子なのか男のなのか判別不可能(王様の子供は100人以上w)、警備隊(女性なのかな)の衣装はまるで「コンバトラーV]の出てくる悪役のように異様な感じでした。王妃の衣装は小林幸子の歌合戦の衣装みたいにでしたwそしてイギリス人主人公アンナの衣装もスカートが膨れてデカすぎて最初笑ったw

最初の「口笛の魔法の歌」は小憎たらしかったわ。口笛吹くと勇気が出るって歌っていたけど、相手にしたら馬鹿にされたと思って余計起こると思うぞwあとは、「ウォールフラワー」って男性主演の青春映画があったけど、この映画でも「壁の花」って言葉が出て、元々は男性に相手にされない女性の事を言ってたんだね。
あとは、「アンクルトム」をアレンジした歌劇、海を割った「モーゼ」と、伏線の雪を上手くかけてあって感心しました(王様への批判も入っていて)、ブッダが天使を降臨させるってのも異文化交流、異宗教交流って意味では面白い話でした。

最後に、王様について。おまえ「エトセトラ・エトセトラ」を流行らせようとしてんじゃねーよ、ヒロインの胸を指さして「エトセトラ」って・・思わず笑ってしまったじゃねーかw踊り始め照れて、こっち向いて映画を観てる人に「何笑ってんだ」ってメタ発言してるんじゃねーよw(こういうジョークって昔から会ったんだね)。
楽しい映画でしたが、ラストが残念。てっきりアンナを引き留めて仲直りするためのジョークだと思ってたら・・お前全然死にそうな顔をしてないぞ、演技下手か?・・何このあっさり展開・・・あんまり感動できなかった。そこは回復して仲直りしてみんなハッピーエンドだろ?・・そうラストが自分はダメでした。せめてハッピーエンドだったらもっと評価するのになあ(詳しくは観て下さい)。

さすがアカデミー賞候補作品、2時間20分、全く別の異世界(シャム王国)に引き込まれ自分が体験してるような映画でした。全体的には面白かったです。

166シャアダム:2019/11/04(月) 03:58:34 ID:rmiMl0oI
◆ベイマックス(原題:Big Hero 6)2014年アメリカ

内容は3歳の頃両親を亡くして兄貴タダシといっしょにキャス叔母さんに引き取られ育った主人公ヒロ(14歳)は自作のロボットで賭けロボット試合をする毎日。見かねたタダシはヒロを自分の通う大学の研究所へ連れて行く。研究に興味を持ったヒロは大学に入るため、教授を唸らせる画期的なロボットを開発して、発表した。教授からお墨付きをもらって上機嫌なヒロだったが発表会場が大火災そして大爆発に会い、教授と兄貴は死に、と開発したロボットも焼失ってしまう。悲しみに暮れるヒロだったが、兄貴の残したケアロボット「ベイマックス」とともに、発表会の謎の火災爆発事件の真相に近づいていくというSFヒーロー冒険アニメでした。

感想:まず、舞台が架空の都市サンフランソウキョウ(サンフランシスコや浅草や香港が混じったような感じ)にワロタ。出てくる人や名前も東洋人ぽい人が多数。キャス叔母さん(結構美人で若い))の家はパン屋兼カフェか。発表会まではとても知識欲を煽ってくれて面白かった。
例えばバントラシン(軟膏)・・皮膚感染症や創傷感染に効く。炭化タングステン・・とにかく堅い物質。電磁ベアリングサーボ・・電磁力を使った軸受けで自動制御する装置。500ケルビン=226.85℃。スクールマスコット・・アメリカの学校にはには実際にいる。ハイパースペクトルカメラ・・RGBカメラより詳しくデータをとらえるカメラ。カーボンファイバー・・1959年以降現在まで活躍している高価な軽くて強い物質。電磁サスペンション・・リニア技術かな。体に悪そう。レーザー誘起プラズマ・・レーザーによって作られるプラズマ。スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)・・蓄電量をいちじるしく高められた電池(コンデンサ)。リチウムイオンバッテリー・・メモリー効果や自己放電が少ない、汎用性が高い。痛みを10段階で表させるのは良く病院でつかう検診ですね。ともかく発表会で事故が起こるまでは実に興味深いアニメでした。

それから、事故を起こした犯人がてっきりアイツかと思わせるミスリードやベイマックスの愛らしさや太ったぶよぶよの体を使った色んなアイデアはさすが評価の高いアニメだと感心しました。

ただ、意外性を保たせるために、兄を殺したストーリーはいただけない(自分はね)。感動させるために誰かが死ぬストーリーはあまり好きじゃ無いんだなあ。その点がが自分にとっては減点。その後のストーリーや戦うシーンも及第点で面白いのだが、普通の子供向けヒーロー映画になっちゃって、凄くイイとまでは思わなかった。子供向けなんだからこれで十分なんだろうけどね、前半の専門用語が飛び交う大学のシーンからの一気に子供向けになっちゃった感じがね〜残念かなあw

あとは自分たちのことを「オタク」っていう大学生の仲間達。アメリカじゃ「オタク」って相手を下から見下す一種のステータスなんだねwヒロって主人公の名前は{ヒーロー)から来てると思うだけど、それだとテレビドラマ「HEROES」だっけアレにも日本人のヒロっていたよねえ。ベイマックスは「こまったんがー」「くしゃみ」で呼び出される「たるるーと」や「大魔王」みたいw

それから、戦闘シーン。ピンクのハニーレモンは研究してた固い物質を脆くする武器を使うものとばかり思ってたんだがwフレッドは素手で鉄の看板を振り回して敵ロボットを切っていたが、馬鹿力すぎるだろ(勢いで誤魔化そうとしたんだろうが、ちゃんと観てたぞw)。異世界に飛ばされたアビゲイルガなんで都合良く仮死状態になって生きていたかも謎。主人公はただ鉄人28号やジャイアントロボみたいに「ベイマックス」に命令してただけなのに、なんで戦隊物の赤リーダーっぽいのwその時ベイマックスといっしょに異世界救出へ行く必要あったか(結果的にあったけど)。まあ、突っ込めば色々あるけど、子供向けには楽しい作品であることには違いないでしょう。

最後に、エンドロールでキャス叔母さんのキャストが一番最初にあったのは何故だろうか(菅野美穂が大物だから?)?なぜAIの「story」が主題歌なんだろうか(監督が気に入ったのかな)?ッテ思いました。それと、ヒーロー物としては切る必殺技が多いなw

とにかく色んな事を書いたけど、子供達にとっては十分すぎるほど面白い作品には違いないと思います。

167シャアダム:2019/11/05(火) 19:17:20 ID:rmiMl0oI
◆奥さまは名探偵 〜パディントン発4時50分〜 (原題:Le crime est notre affaire=犯罪事件は私たちの仕事)2008年フランス

イギリスが舞台のアガサクリスティ原作の小説をフランスを舞台にしてフランス人が制作してコメディ成分を散りばめたら、こんな感じになりました的な殺人ミステリー映画。
ストーリーは主人公達夫婦(プリュダンスとベリゼール)の叔母バベットが電車の中で殺人を観てしまう。退屈をもてあましていたプリュダンスは好奇心から事件の真実を突き止めるため怪しい城屋敷「狼の谷」に家政婦として乗り込む。そこで、女性の死体を発見してしまい、夫であるベリゼール(元警察)も嫌々ながら捜査に乗り出すという夫婦掛け合い漫才のコメディタッチのミステリー。

感想:「家政婦は見た」とかのTVの2時間サスペンス劇場を観てるかのように、肩肘張ることも無く、気楽に楽しめた映画でした。ミステリーの出来はなんかイマイチ納得できない部分もあったけど・・。
だいたい、暇だから殺人事件でも解決しようって言う主人公の心持ちからなんだかなあ〜・・まあ「殺人解きのパズルゲーム」としてみればいいかって開き直ってみましたw
自分の息子が死んでるのに、自分の兄弟が死んでるのに、生き残った家族は財産が増えたから「ワシは損しただけだ」「ま、いいか(ニコニコ)」だもんなあw犯人も粘ればいいのに、あっさりオルゴールか記念の品を見せられただけで、降参だもんなあw

だから、これはコメディ部分で笑って、殺人の推理はオマケって考えた方がいいかも。でも、面白くなくは無かったから、気分転換にはピッタリでした。

しかし、無理矢理舞台をフランスにした感じで、出てくる人の名前が「イギリス人」だったり、主人公の男の方はスコットランド出身なのか、プリーツスカートはいてたり(なんでスコットランド人は正装の時スカートをはくんだろう?まあ、袴と一緒で戦いの時、動きやすいんだろうけど)お前ら何人だよって感じ。
あと、殺人を見かけた時、列車(バベットの乗る方)は列車(殺人事件のあった方)を追い越した(つまり二車線)って言っていたけど、二車線しかないのに両方の電車は同じ方向へ向かっていたとは考えにくいんだよなあ。普通もう一方は反対の目的地に向かうのに使うんじゃね?まあそういうこともあるだろう。

あと、変な夢のシーンいる?wそれと、もうおばちゃんなのに、胸のあいた服とかエロい服を着て色仕掛けとか、容疑者もみんな主人公「プリュダンス」おばちゃんに言い寄るし、逆に夫「ペリゼール」の方は年取りすぎていて「年の差カップル」かなって不安になるwあと、フランスじんって帽子好きだなあ、オシャレの重要なステータスらしい。
お色気といえばセクシー服主人公より、お嬢さん達の赤いストッキングがエロかったw逆に「マリリンモンロー」張りのおじさんのスコットランドスカ-トが風でめくられてイヤーンはしつこすぎて、もう辞めてくれ〜って言いたくなったわw

まあ、コメディとしてみればクスッと笑える楽しい作品でした。シリーズ物らしいから前作もどんな感じか観てみたくなったwあ、オチの「テントを盗まれた」フランスジョークが自分には笑えなかったけど、これは文化の違いって事かな。あと、アリのスプレッドって・・まずそうw

168もにゃら:2019/11/08(金) 21:38:50 ID:8yuKckA2
○ターミネーター ダークフェイト

ターミネーター2と直結した続編
ジョン君、結局殺されたんかい!

で、22年後、ダニエラという女性を抹殺すべくターミネーターが送り込まれる

そしてダニエラを守るべくグレースという強化兵士も

サラはダニエラが生む子供が人類軍のリーダーになると推測したがダニエラこそが人類軍のリーダーというのは世相を反映してるなあ

まあまあ面白かったです

169みる子:2019/11/09(土) 02:00:27 ID:9gPHnt.Y
地上波でペニーワイズ=サンを応援してましたが負けてしまってかなしい…

・ターミネーター ニューフェイト
アバンが凄い。CGと実写の併用? なのか何なのかはわからんですが、これが出来るならこのまま『2』の続きを作って欲しかった。

グレースvsREV-9の顔見せバトルはダイナミックかつスピーディーで良かったんですが、以降はちょっと冗長な印象。
映画製作も当時とは様変わりしてるので仕方のないことですが、やはり過去作のような圧倒的バイオレンスに欠けますね…

しかし復活したリンダ・ハミルトンのサラ・コナーだけは抜群に良かったです。
彼女を観れただけでも劇場まで行った甲斐はありました。あふれ出る目ヂカラ、殺気… 超かっこいい。
アーノルドはさすがにもういいでしょう… 切った張ったはスタローン爺さんに任せてゆっくりしてほしいです。

ランボーの次回作は年甲斐もなく残酷無惨活劇やるそうなので期待したいですねー。

170シャアダム:2019/11/09(土) 11:16:38 ID:rmiMl0oI
◆虐殺器官(2017年 日本アニメ)

いやあ、使われる単語が難しくて、実に理解が難しくて、しんどくて面白いアニメでした。同じ作者(伊藤計劃 氏)のアニメ「屍者の帝国」「ハーモニー」っても観たけど、これが一番難しくて面白かったですね。

内容はサラエボでの核爆発テロ以降世界各地で起こる内紛と虐殺。CIAが調べると、どうやら裏で政府関係の仕事をしていて、今は行方不明の男「ジョンポール」が何かをやっていると分かる。その男を捕まえに主人公クラヴィス率いる「アメリカ情報軍・特殊検索群i分遣隊」という最新鋭装備の情報収集&暗殺部隊が投入された。
謎の人物ジョンポールを追うサスペンス&スパイ&ミリタリーアクションアニメ。

感想:まず、キャラクター達の専門用語が難しくて「何言ってんのか分からない?」サンドウィッチマン状態で、頭のいい人には常識だろうけど自分には分からない単語がで出来たらいちいち辞書で調べながら観ることになった(それでも十分におもしろい)。多分子供には難しすぎてアクションシーンしか楽しめない青年向けアニメなんだろうなあ。
グルジアの暫定政府(認可されていない)で、敵の認証チップを奪って飲み込んで門番を騙して侵入するのだが、門番は情報だけ見て顔を確認しなかったのを場面がある。そこで「情報のリテラシー」の使い方を知らないって皮肉るんだが、辞書でその言葉を調べて、ゆっくり自分で噛みしめて気付くまでは最初何が面白いのか理解出来なかった。つまりこのアニメ専門用語を理解してないと本当の意味で楽しめないのである。
因みに「情報のリテラシー」とは情報の活用能力の事である。また、なんで「アレックス」が気が狂ったのかも会話をよく聞いてないと何かの仕掛けで敵将軍のように狂わさせたんだろうなあってしか分からない(2回目観て、ようやくアレックスがグルジア語が堪能で「グルジア語ラジオ放送」を何回も聞かされ「月光」の音楽も関係あるのかは知らないが、脳の中の虐殺器官が発動してしまったんだろうなあ)。
その他にも調べた言葉は「院内総務」「大統領令12333」「インコンプリート」「フォールアウト(仕事を辞めるってことかな?)」「サピアウォーフ」「CIAとNSA」「ピジン言語」「不条理の門」「トレーサビリティ」「スペクタル」「サラエボの薔薇」「カティの森」「ゲットー」「ジュネーブ条約にローマ規定」「インダス原理主義」「ハーグ条約」「ブドヴィゼル(バドワイザーの元ネタ)」「思索的」「トラフィック記録」・・・(この倍位「言葉の意味」を調べましたw)。
多分、一回きりのノンストップ上映である映画館で見たら内容の半分も理解出来なかったろうな(何度も分からないところを見直せるDVD万歳だよ)w

しかし、アメフトのシーンが未だに何の比喩なのか分からないや(スポーツのルールやげーむアクシデントを馬鹿にしてたシーン)。「前頭葉局所マスキング」や「CCB(クラスター爆弾のことだとは思うけど)」もどういう技術なのか特定できなかったなあ。いやあ難しいアニメだわ。

あと、ヒロイン「ルツィア」の後の名前も聞き取りにくいし覚えられなかったわw最初日本語を選択した観光客(どう見ても日本人には見えないが)に何の意味があったのかもよく分らない(意味は無いのかも知れないw)。意味ありげな笑いをする民間軍事会社のユリカセールズの存在もよく分らなかった。
もう一つ、あまり知らない国が次々に出てきて「どの辺の国なのか」世界地図広げて確かめて観てました。「サラエボ」「グルジア」「チェコ」「インパ(インドとパキスタンw)」「ムンパイ(インド)」「ヴィクトリア湖」などw要するに情報量が多くって頭がパンクしそうでしたわ。舞台になる国のチョイスがそれっぽくて洒落ているというか、ドロドロして分かりにくいイメージの国を避けて分かりいやすくスマートな選択の気がする。
あと、ラスト付近の灯りの無い真夜中荒野のシーンは暗すぎて何やってるのか分からなかったわ(リアルな演出なんだろうけど、見えないほど暗くする必要ある?そこは減点)。

(本文が長すぎたてエラーがでたので、(ネタバレ)に続きます)

171シャアダム:2019/11/09(土) 11:22:57 ID:rmiMl0oI
(続き)ちょっとネタバレなんで観てない人は読まないで下さい








考察なんだけど、院内総務は「ジョンポール」が何をやっていたか「虐殺文法」のことも含めて全て知っていて、アメリカの平和を守るため全てを無にしようとしてた。でも主人公は「ジョンポール」と「ルツィア」の意思を尊重して、虐殺の文法のエディターをこっそり持ち出して、ジョンに禁じられていた「英語」でそれをつくって、公開裁判で使ったんだろうなあ(アニメでは分かりにくかったけど)。
その裁判を観た人は「虐殺器官」が発動して、自分の国の平和だけを守るため「ジョンポール」をテロ国家に派遣してた「院内総務と民間軍事会社」の意に背き、公平にアメリカでも内戦が起こるって事かな。まだまだ書きたいことが有るけど、キリが無いのでここまで。

「虐殺器官」の謎はアクションとか冒険やらのストレートな楽しさでは無いけど、「人間が生存するための本能」説は実に興味深かったですし、また内容や出てくる兵器にもオリジナリティがあって面白いアニメでした。

172シャアダム:2019/11/11(月) 17:22:56 ID:rmiMl0oI
◆夜は短し歩けよ乙女(2017年日本アニメ)

スピー●ドワゴン「私も風邪を引いたかも知れません、恋という風邪を・・・あまぁ〜い!」

原作は「有頂天家族」や「四畳半」シリーズで有名な森見登美彦。最近では「ペンギンハイウェイ」もアニメ映画化されている。
物語はお酒好きで好奇心旺盛で大人に憧れるヒロイン「黒髪の乙女」とヒロインに恋するが勇気が無く中々思いを告げられない「先輩」や京都に住む「変な人達・変な学生」大勢が繰り広げる長い長い一夜の騒動を面白可笑しく描いた奇妙な勢いとノリのアニメでした。
マニアックな例えだが、「うる星やつら」のED曲で「変と変を集めて、もっと変にしましょう〜♪」を地で行く変なアニメでしたw

感想:いやあ、面白くて、楽しくって、世界感が常識にとらわれなく奇妙で変で混沌としていて、演出も一本とられた!って感じの痛快さ愉快さで、そしてクライマックスに向かって徐々に加速していき、あのアニメ映画「サマーウォーズ」みたいな感じでしっかり盛り上がる、これはもしかして傑作アニメなのか?って考えちゃう映画でしたw
まあ、この混沌として散乱したストーリーを良く纏めた物だなあって思います。昔「ジーニアスパーティ」というクリエイティブな中短編アニメ集を観たことがあるのだが、このアニメが入っていてもおかしくない位、挑戦的で冒険的で実験的でそしてやっぱりクリエイティブだったわ。
途中まではルール無用のとっちらかった無軌道アニメなんだが、(勢いとノリで強引にと言う部分もあるけど)だんだん、色んな人の思いの成就や昇華、そして主人公達の恋の行方のという方向へ収縮していく・・まあ見事だねえw

観てよかった、観なかったら損していたアニメでした。

それにしても、この人の原作のアニメを観てると京都の人って「変わり者」が多いんだなあって思ってしまうw「地方人に対して高貴を気取った上から目線の京都人も実は変で阿呆な所のあるし他の地域の人と変わらないんだよなんだよ」って皮肉ってるのかなあw「四畳半」や「有頂天家族」でも変な人多かったしな。
あと、大学生の無軌道さを上手く描いてるよね。高校までと違って先生や親や校則から解放され自主性に任せた自由を謳歌する大学生の混沌さが良く現れていて楽しかったですね。特に、伝統の踊りがそれを象徴してるよねw
それから「パンツを履き替えない(洗わないとは言ってないけど、病気になったって言ってたから洗っていないんだろうなあ、多分臭いよ〜)」事をやや自慢げに話す、それを個性と受け止める友達も大学生の阿呆で何でも受け入れる混沌な部分を良く表していると思った。それとデンキブランとか偽デンキブランとか好きねえw(有頂天家族に出てきたよね)。
天狗とたぬきも好きだねえ、この作者。
最後に、お馬鹿な事や変顔も出来るヒロインの素直さが可愛かったですね。

173シャアダム:2019/11/15(金) 21:35:33 ID:rmiMl0oI
◆招かれざる客(原題:Guess Who's Coming to Dinner=誰が夕食に来るのか推測しなさい)1967年アメリカ

知的な感じの黒人俳優シドニーポワティや「老人と海」の主人公役のスペンサートレイシーや「アフリカの女王」のヒロインキャサリンヘップバーンやペップバーンの姪ホートンホートンらが出演している数々の賞(ノミネートも多数)に輝いた作品である。
内容は黒人差別が酷かった時代、「ガーディアン」新聞社社長マットの娘ジョアンナ(白人)は婚約者として黒人でバツイチの「プレンティス」博士を連れて実家に戻ってくる。そして結婚の報告をするのだが、母親は吃驚するし父親は結婚に反対の姿勢をとる。
さらに、家政婦やディナーに呼ばれたプレンティスの父親にも反対される。両親の反対があればプレンティスは結婚は取りやめにするというが本音は・・。果たしてこの結婚の行方はどうなるのかというヒューマン物語。

話は単純、結婚する報告をするためヒロインの両親の実家にやってきたその日一日の物語なんだが、それだけで感動的な物語に仕上げてしまった、丁寧な演出や脚本の膨らまし方の勝利かなあ。とにかくへえ〜こんな映画の見せ方作り方もあるのかって感心しました。
だんだん、結婚に賛成の人が増えていき、二人の頑固親父もだんだん自分の気持ちに整理を付けていき、最後は・・・(おっとネタバレ)・・とにかく最後はホロリとさせるいい映画でした。家政婦(黒人)が猛反対するのにはワロタ(お嬢様に辛い思いをさせないために結婚に反対したのかなあ)。
あと、社長マットの奥さんクリスティーナは涙もろくていい感じなのに、管理人のヒラリーさんには冷たいなあ(ちょっと好奇心でデバガメしただけで仕事を首にするし)そこは解せなかったw
多分、クリスティーナ(キャサリン)の泣く演技の巧さで主演女優賞を取ったんだろうけど、ちょっと何度も泣きすぎでわざとらしい気もしたわw
あと、プレンティスの父親の苦虫を潰したような表情がなんとも言えない良さがありました。

それから、まだ黒人差別が酷かった時代1960年代の雰囲気を醸し出す色んなワードも時代を感じて楽しかったです。たとえば「ブラックパワー(差別に対するスローガン)」「ルーサーキング牧師」「ビートルズ」「ウィリーメイズ(野球選手)」「アーノルドパーマー(ゴルフ選手)」や肉の配達員の若者とお手伝いさんドロシーのやけにノリノリの「ゴーゴーダンス?」には微笑ましくてワロタ。
しってました?アーノルドパーマーって衣服の商品は日本のレナウンが作ったことを、あと「ウィリーメイズ」は「ヘイセイキッド」って呼ばれていて、ジャニーズのグループみたいだ。

それから、「ボイズンベリー(木イチゴ)のアイスクリーム」を結婚話で葛藤している頑固親父が食べるシーンがあるのだが、「偶然に初めて食べたけど美味しい」って言うんだけど、黒人と白人の結婚も初めてで吃驚するけど、意外と上手くいくのではって暗喩にも聞こて意味深にな感じ。

その他には色んなお酒が出てくるんだけど、スコットランドで作られるウイスキーだから「スコッチ」とか、ブルボン朝から名前をとった「バーボンウイスキー」、「シェリー(ワイン)」はスペイン産なのかー(勉強になりました)。

そして、この映画に最高の見どころは、プレンティスの両親が来てからですね。みんなが二人きりになってそれぞれ黒人白人の結婚について討論や気持ちをぶつけ合う(どうなるのか予測がつかずハラハラドキドキ)、よく出来た脚本に唸りました。そしてホロリと来ました(二度目)。

派手なアクションやサスペンスはないけど、しっとりとしていていい映画でした。

174もにゃら:2019/11/16(土) 22:57:05 ID:j8Dr8S3M
○ブライトバーン

逆スーパーマン
舞台や設定はスーパーマンを踏襲しながらも違う。
墜落した宇宙船の子供は正義ではなく自分のの欲望と悪意のままにスーパーパワーを奮うようになるお話。

かなりグロいですわ

彼以外にも超人達がいることが示唆されてるので続編あるのかなあ

船を転覆させる半魚人はアクアマンモチーフとして、人をロープで絞め殺す魔女は誰だろ
ワンダーウーマンか?

175シャアダム:2019/11/16(土) 23:00:04 ID:rmiMl0oI
◆モンパルナスの夜(原題:La Tete d'un Homme=男の頭)1933年フランス

フランス、モンパルナスの酒場で愛人を囲って、毎日遊んで暮らしていた借金まみれのウィリーは、お金が欲しくて叔母の財産を手に入れるため、いつまにかかポケットに入っていた謎の「殺人請負人」に、指定された場所に叔母の家の見取り図と鍵を送って殺人を依頼してしまう。
ある晩、叔母のアンデルソン婦人は殺され、遺産がウィリーに転がり込む。一方、共犯者にはめられ、殺人犯に仕立てられた花屋の配達人ウルタンは、一度は警察に捕まったが、こいつが殺したのではなく、黒幕がいるのでは?と感じた「メグレ警視」はわざとウルタンを逃がして共犯者(殺人犯)をおびき出そうとする。
サイコな愉快犯とメグレ警視の対決を描いたサスペンス。ジョルジュ・シムノン原作の「メグレ警視」シリーズの映画化。白黒映画。

まず原題「男の頭」について、よく分らない題名だが、男とは殺人犯に仕立てられたウルタンで、頭とはウルタンを影で操る「黒幕」ともとれるし、サイコな真犯人の頭(考えや気持ち)ともとれるし、抜きんでて頭の良い「メグレ警視」の考え方を強調した題名とも考えられる。

さて感想:1933年と言えば「第二次世界大戦」が始まる七年前(昭和8年)、1フラン(1933年)=0.2円(昭和8年)で今の320円(計算が間違っていたらごめん)ぐらいかな。10万フランで殺人を請け負ったって事は3200万円も払ったって事(計算間違ったかなあw)。とにかく当時の色んな物の値段がよく台詞で出てくる映画で、気になっちゃったw
それから、メグレ警視といえば、あの有名アニメ「名探偵コナン」の目暮警部の元ネタだったんだね、キャラの感じも似てる。
それからもう一つ、当時モンパルナスは「エコールドパリ(パリ派)」と言われる芸術家の集まる街として有名だったんですね。今回の犯人もやさぐれた芸術家崩れみたいな風貌で感受性は高そうでした(医学生くずれですけどね)。ていうか、最初っから犯人が誰か分かる仕様なんで、例えが古いが「刑事コロンボ」風(犯人がいかに捜査の目を逃れるかを楽しむ)という感じでした。
あと、「テイラー事件」とは1922年「ウィリアム・デズモンド・テイラー」映画監督が事故なのか殺されたのか不明の未解決事件だと思います。

この映画を見て、正直言うと面白いけど普通だなあって感想でした(多分こういう映画をよく見てるのでストーリー的には驚きは少なかった)。しかし戦前、すでにこのようなサイコ犯のドロドロした苦悩や狂気を描いた映画があったことに驚きました。犯人がある日本人俳優に似ていてドキッとしたこともありますし、実際の生活でもヤバい薬を打っているんじゃないかと思わせる奇怪で狂気に満ちた顔と演技にゾクッとします。
また、殺人犯に仕立てられたウルタンも顔が怖い・・こいつも普段ヤバいやつでは無いかって思いました(驚いてオドオドした演技だと思いますが)w最後、真犯人が追い詰められて街を駆け巡る時「お前は殺人犯」って聞こえたのは彼の気の触れた幻聴なのでしょうか。
メグレ警視を完全に喰っている真犯人の存在感は凄かったです(やってること言ってることも一見頭が良い・ずる賢いようでどこか支離滅裂で狂った感が出てました)。可哀想な部分もあるけど、まさに「人間のクズ」でしたねw

ふっと思ったんですが、何故このような惨劇悲劇になってしまったんでしょうか?それは自堕落な生活をして借金までしてしまったウィリーに責任があるんじゃないかなあ、彼が叔母が死ぬまで(酷い言い方ですが)自制して暮らしていれば、自然に莫大な遺産が入ってきたのにねぇw多分、酒場で「叔母が死んだら財産が入ってくる」って酒場の女に言いふらしていたんだと思いますwで、その噂を聞いた「真犯人」が近づいてきたと言うわけででしょうね。

捜査も丁寧に描かれていて、捜査が真犯人の所に行き着くまでが納得できますし、今の映画に無い変わった演出も観ていて面白かったし、昔のフランス美人やファッションもセクシーで目の保養になったし、自分は楽しめました。たまには白黒の凄く古い映画もいいですね〜。

176もにゃら:2019/11/28(木) 00:56:23 ID:j8Dr8S3M
○ゾンビランド ダブルタップ

スゲー面白かった
登場してちょっとしたらセクロスしたマディソンさん
やっぱりサクッとゾンビに噛まれてゾンビ化
したと思ったら後で何事も無かったかのように再登場

具合が悪くなって吐いたり肌の色が変わったりしたのは食べたシリアルにナッツが入っててアレルギー起こしただけだったと
彼女視点ではゾンビ化と間違われて具合が悪いのにゾンビ達のいる町中においてけぼりくったわけですが、笑って済ませて、そのあともセクロスした男が前の恋人寄りを戻したときも全く気にせず祝福したりと聖人かと思う
いや、別のイケメンといい感じになったけどさ

177ギア:2019/11/28(木) 02:03:34 ID:hKhSjPYc
・it the end
少年編のが迫力はありましたが、今回のもなかなかよかったです。
大人たちの軽口が良い感じに彼らの子供時代を思い出させてくれたり、ホラーの合間合間のギャグのクオリティが秀逸でした。

・ゾンビランド ダブルタッチ
もう10年も経ってたのか…確かに以前は中学生になってたかどうかだった妹さんがすっかり大人になってるもんな…

相変わらずの安心感があるほどのコメディと暴力的なゾンビ狩りっぷりでしたが、ターミーネーターの投入でしっかり恐怖要素も持続させてくれてるからホラーとしてもちゃんと成立してるあたりも素敵でした。

178もにゃら:2019/12/01(日) 23:06:48 ID:j8Dr8S3M
○シティーハンター 史上最香のミッション

マンガ原作の実写化でしかもおフランス作成
強烈な地雷臭を感じながらも見るとあーらとっても面白いじゃあーりませんか。
原作の雰囲気をきっちり再現し、さらにいろんなマンガやらのネタをこっそり混ぜてあってさ
サッカー少年翼と名乗ったりどうみても亀仙人なじいさんが出てきたり…
今だとポリコレ関連でいろいろ言われそうなのにランジェリーショーを始めセクシーなシーンも盛りだくさん!
何度も笑い声が上がってました!

いやあ、なかなかの拾い物でした。


○万力

なんじゃらほい?
モデル志望の女性が小顔にしてもらおうと美容整形外科にいったら万力で顔を絞め上げられて変形させられて…
不条理もの?
クズと異常者ばかりが出てくる奇怪な映画でした。


○ドクタースリープ

シャイニングの続編。
新ヒロインがチートレベルに強くて敵が正直相手になってないような…
ラスボスを倒すために前作の敵を解放するのはちょっとよかった
冒頭で敵の仲間になった美少女エスパー。キーマンかと思ったらそんなこともなかった

179もにゃら:2019/12/14(土) 02:35:37 ID:j8Dr8S3M
○ぼくらの七日間戦争

30年前に一世を風靡した実写映画のアニメ版
ただしリメイクではなく新作というか続編

まさかヒロインがレズビアンでそれで主人公が振られるとは…

なんとなーく薄味であった


○屍人荘の殺人

去年ミステリーの各賞を総なめにした小説の実写映画版
おおむね原作に忠実だが違う点もある
個人的には良い改編だったと思う
やっぱり主人公が犯人に気づいていながらそれを黙認したのは不味いと思うから
その改変に繋げる追加エピソードも明智くんの名探偵ぶりアピールに役立った

良く考えると変な部分もあるがまあまあ面白い映画だった

180みる子:2019/12/20(金) 15:11:20 ID:OQbmh54E
・エンド オブ ステイツ
レオニダス王ことジェラルド・バトラーが大統領を守護りに守護る、エンドオブ〜 シリーズ第3弾。
前作までは副大統領だったモーガン・フリーマンがアーロン・エッカート(トゥーフェイスの人)に代わり大統領に… 上り詰めやがったな。
今世代版ダイ・ハード、華のない007的ないつものノリに加え、今回は『最後の聖戦』も追加。父は強しでした。

・劇場版 Gのレコンギスタ:1
舞台挨拶付き上映で初めて富野監督のお姿を拝見いたしました。まさに元気のG(爺)!
内容的にも痒いところに手が届く感じに補完されていて続く第2章に期待が高まりました。


・スターウォーズ:スカイウォーカーの夜明け

勝ったッ! 3部作完!

旧作キャストとジョン・ウィリアムスはやはり偉大だなー と思いました。
あとポーとボイエガくんの面構えは今回が一番よかったかも。

181もにゃら:2019/12/20(金) 22:00:59 ID:j8Dr8S3M
>>180
Gレコ劇場版、もう公開終了してた…orz
10館の内の1つがそこそこ近くにあったのに…

182:2019/12/21(土) 00:12:40 ID:J6.aW3Jc
>>181 もにゃらさん
追加上映が決まってるのでまだ大丈夫ですよ

183もにゃら:2019/12/21(土) 22:55:26 ID:j8Dr8S3M
>>182
さんきゅー


○スターウォーズ

大兵力を用意していながらろくに使わないままやられるパターン多くない?



○ヒロアカ

熱いな!
しかもあの展開を劇場版でかますとは…
本編ではあれはやら無いってことかねー
葉隠ちゃんは隠れすぎやー


○ジュマンジ

前作よりもパワーダウンしてる気がする

184感想下記:2019/12/23(月) 22:49:42 ID:ZrICvX0c
スターウォーズ エピ9

・1行感想
おもしろかった(こなみ)

・ちゃんとした感想
ネタバレが大量にあります、ご注意ください


まず初めに言いたいのはこれからツラツラと長い感想を書きますが、その内容は先の1行感想でまとまります。
その感想にいたった理由を以下に書こうと思います。
キーワードは3つ「マクロ」、「ミクロ」、「メタ」です。

・「マクロ」:シリーズものとしてみた場合のエピソード9

Q:手足の感染で抗生物質がきかなくなりました、どうすればいいですか?
A:切断

エピソード8は問題作でした、以前にも自分はエピソード8の問題点を感想として書きましたが
その問題となりそうなポイントをバッサリと切っていました
具体的にいえば
・豚ロース
・DJ
・せんそうびじねす
・EP8のラストの少年
このあたりの要素をかなり雑に処理しています。

・豚ロース
前回フィンの彼女役としてでてきた彼女は序盤からチラホラでますが出番がスッカスカです。
さらにはあてつけのようにフィンと仲良くなるような黒人のキャラが出現
あえて歯並びを悪くさせることでポリコレセンサーを回避する念の入れようですが基本美人なので問題ないです(白目)
終始起源の悪そうな感じが伝わります、前作であれだけフィーチャーされて今作この扱いって…流石にえげつなさを感じました

・DJ
誰それ、歌、外人?ほらこんなもん
EP8のこいつが仲間になるかもと淡い期待を抱くこともなかったので別にどうということはないです

・せんそうびじねす
EP8でDJ君が戦争で儲ける種死のロゴスみたいなのがいるよといいましたが今回の映画では霊圧を感じず終了しました
ほんとこれら一連の下りはなんのために存在してたんだと言いたくなりましたね

・EP8のラストの少年
確認できず(白目)

EP8の要素で引き継ぎ困難だったであろうものはカットしています。
実際引き継ぎが難しいならカットするのが大事でしょうし、引き継ぎづらい要素を作ったEP8がいけないといえば「そうだよ」と言いたくはなります。

またEP9で新要素が登場するんですがならEP8で話せよと言いたくなるものもあります
これも具体的にいえば
・パルパティーン
・ランド・カルリシアン
この二つになると思います

・パルパティーン
今回なんとパルパティーンが登場してラスボスになります。
じつはなんか良くわからん超技術でパルパティーンは生きていて、汚いETスノークもパルパティーンの送った尖兵だったみたいです。

じゃあ、これをEP8で匂わせとけ

いきなり冒頭でパルパティーンが声明文を出した!みたいな感じで始まってインパクト抜群ではあるんですが
よくよく考えれば前作があったんだから真のシスがスノークの裏にいるとかいう伏線を張ればいいんじゃないかって思えてきます

しかも作中でレイがパルパティーンの孫娘であることがわかります。
これに関しての批評は後でするんですが、それだけ重要な役割だったらなおさらEP9でいきなり復活させなくてもなぁと…
EP8のラストが少年ではなくパルパティーンの笑い声が広がるとかそういったもののほうがテンションはあがったのにね
そうは言いたくなります

レイの出自を分かりづらくするためになるべくパルパティーンを隠したんでしょうか、そういった努力が必要だったのかは難しいところです。

・ランド・カルリシアン
序盤でふとっちょおじさんになったランドが出現します
主人公たちが仲間になってよと言っても「自分は引退したし…」といって初めは乗り気じゃないです
でも中盤で協力するよ!って言いだします。

いやだからこういうのもEP8ですればよかっただろ

EP8はピンチになったレジスタンス陣営を救うためフィンとポーやロースがいろんな星を回ります
その時にあわせればいいだろ!あとEP9の時にポーの元カノが突如として湧いてきますがEP8に出すチャンスあったろ!
先に書いたDJが跡形もなくリストラされている一方でこういった新キャラが時間の限られている中出てくる

いやこれもEP8がEP9を見越して作ってないからいけねーんだよと言えばそれまでなんですが…ちょっともう少し一つの作品群としてまとめていいものにできた可能性はあっただろうといいたくなりますね。

じゃあここまでまとまりを欠いたのはEP8の監督のせいかっていえばそうとは言い切れない
やっぱりEP7-9を作ろうと企画したディズニーやお上どものガバナンスが悪かったという話であろう
新三部作を作るという目標に関しては失敗したと言い切って過言ではないと思います、なぜなら完璧な素晴らしいものを作ろうというのがスターウォーズの基本なのですから
それを凡ミスで外した時点で失敗であると思います。

185感想下記:2019/12/23(月) 22:55:37 ID:ZrICvX0c
スターウォーズ エピ9
感想つづき

ネタバレが大量にあります、ご注意ください

・「ミクロ」:各々の場面で見たEP9
のっけから批判から入ったのですが、EP9単独で見るとすごく良い点ばかりです。

①ファンサービスを感じる
EP9に関してはEP6をオマージュした要素が多く、あえてこうしたんだろうなと感じるのがありとてもよかったです。
序盤に砂漠のある星にいくのですがそこで、空飛ぶストームトルーパーがでます。
ファンならそれを見てこういうでしょう「ボバ・フェット!ボバ・フェットなのか!!」
で、そのあと流砂が出てくるところを見ればタトゥイーンでの戦いをさらに思い出す。

さらには原住民のような生活をしてそうなやつらが出てくるんですが、そいつらが馬で戦艦の上を駆け巡るところがとてもよい
イウォークと一緒に戦ったエンドアを思い出します、おとイウォークも最後ちょっぴりでてきます、なつかしや

この懐かしさに語り掛けてくる感じはピカイチだと思います。過去のスターウォーズシリーズを読んだ人なら喜べるものだと思います。

②スーパーフォース大戦
これは賛否両論でるかもしれませんが、今回のフォースの破壊力はとんでもないです。
レイがとことん強い、念力で小型輸送船を破壊するわ、瞬時に洗脳とクソつよです。
でラスボスと化した皇帝パルパティーンも激ツヨで空に電撃フォースかまして味方側の戦艦に大ダメージを与えます
とにかくフォースが世界を破壊しそうなレベルで暴れます

でも、まあこいつらならやりかねないという説得力も感じるのがまた絶妙です。

前回のレイアの宇宙遊泳よりもやりすぎなのにこれはこれでアリかなと思える、絶妙なフォースに対するバランス感覚を監督が持っていると感じました。

186感想下記:2019/12/23(月) 22:56:29 ID:ZrICvX0c
スターウォーズ エピ9
感想つづき

ネタバレが大量にあります、ご注意ください

③主人公たちがかっこいい
これはEP8の時にも見れればなーって思えるようなとこもあります。
今回善玉の主人公がレイ、フィン、ポーとなり悪玉主人公としてカイロ・レンがいるのですが、彼らのキャラが立ちに立っています。

レイ:強い力をもちながらも自分がどうあればいいのか焦るキャラとして書かれています、一方で拾ったドロイドに対するやさしさを見せるといった母性の面も表現
   キャラとしてとても魅力的になっています。ラストシーンは開始10分ぐらいで予想がつきベタベタにそうなりますがそれもよし。
フィン:かっこよすぎるよー。知性ある黒人っていうイメージが爆発しています。本当に胃に穴が開くんじゃねーのかっていうぐらい回りに気を使います。
  イキり黒太郎だったEP7のころと比較し縁の下の力持ちとして、主人公チームの中ではいないと困る人材として活躍します
    ただいきなり彼女っぽい黒人が出現します、なろうかよ。
ポー:一方でポーはまだEP8基準でした。血気盛んでちょっと無能要素が目立ちます、イキりポー太郎です、いきなり彼女ができます、なろうかよ。
   でも終盤にレジスタンスのリーダーとして立ち上がるとこはかっこいいし、彼は彼なりに悩んでいる場面も多くいいキャラしてました。
カイロ・レン:レイの後方彼氏きどりかつ行動力全振りのストーカーとして君臨します。どこにレイがいてもテレパシーで交信、おたがいテレパシーしながらバトルするという独特なスキンシップを重ねます。
       レイのストーキングに対する気合のいれよう、ファーストオーダー総帥としてパルパティーンすらも手玉にとろうとするイキり、中盤までこれぞカイロ・レンという感じです
       終盤に関しては…まあその…弱いけどいいやつになったから…(震え)

④レジェンドな登場人物が良い
ルーク、レイア、ハン・ソロ、ランド。彼らが今回活躍するのですがそれぞれがまた良い。
ルーク:自分の出自に直面し絶望しているレイを救い、かつて住んでいた島に置いてあったXウィングを貸し与えます。
    Zガンダムでカツがアムロに「屋敷にガンダム隠しているとか言えよ!」みたいなこと言ってましたがルークはちゃんと隠していました。(まあ足が必要だし)
レイア、ハン・ソロ:彼らの活躍がカイロ・レンを悪の道から救いますが、王道でよいシーンを提供します。カイロ・レンが悪に染まったライトセイバーを投げ捨てるところはすごくかっこよかったです。
         でもセイバーがないせいでそのあと雑魚にボコられるとこを見ると捨てなきゃよかったのにと思ったのは私だけでいい
ランド:失意のなか自信が持てないポーを勇気づけるシーンはかっこよかったです。過去に戦った彼じゃなきゃ言えない重い言葉を感じました

⑤スカイウォーカーの結末が良い
映画のラスト付近でレイが死ぬんですがそれをカイロ・レンがフォースを分け与えて救います
これがもっともこの作品の伝えたいメッセージじゃないかと思います。

いきなりこう書いても良くわからんと思いますが、そもそもスターウォーズのはじまりとはアナキンにあるといっても過言ではないです。
そしてアナキンがパドメを救えなかったことから狂いだす物語であると考えます。
アナキンはパドメを死から救えずに狂った、一方で狂ってしまったカイロ・レンが最後に愛したレイを救った

この粋な結末こそがスターウォーズサーガの醍醐味だと思いました。
先にマクロを語りましたが、マクロがすごく良いのがスターウォーズであり、今作に置いてその良さが出たのはここだと思います。


マクロの面で見れば失敗しているのですがこういったキャラ、見せ方といった面ではとてもよくすごく楽しむことができました。
だから面白いというのが第一の感想となります。ただ「メタ」な要素を入れるとちょっとそうも言えなくなる面もあります、これは後日書きます。

187L1:2019/12/26(木) 00:19:04 ID:rmiMl0oI
◆M(1951年アメリカ)

街中に潜む、連続幼女誘拐殺人(すでに最初のシーンで五人を誘拐殺害しているのが分かる)を捕らえるために、疑心暗鬼に陥る市民達。警察だけで無く悪人達も(自分の保身のために)探索して犯人を見つけようとする。そして犯人と誘拐された幼女の息詰まる逃走劇が始まる。
ラストでは悪人達による私刑裁判が始まり・・・。というクライムサイコサスペンスでした。

まず、この映画はリメイクであり、もう少しで勘違いしてオリジナルのフリッツラング監督の「M(1931年ドイツ映画)」だと思っていたw他の人の感想に出てくるシーンが無いし、役者はどう見てもアメリカ人で英語を喋っているし、看板も字幕も英語。ナチスが台頭してきたドイツでアメリカ人を起用してアメリカを舞台に作るのはなんかおかしいな?って思って気付きました。
こちらの映画監督はジョセフロージー監督で他の作品を全然知らない監督でした。あぶないあぶないw
1951年アメリカというと、第二次世界大戦後でソ連との「冷戦」が始まった頃かなあ?(赤だ!共産主義だ!って言い始めた頃かなあ)。

感想:放映時間も短めで、展開も飽きさせないスピーディーさ、昔の映画だけどそれなりに味があり、悪人が悪人を裁くというモヤッとしていて考える部分もあり、サイコ犯の不気味さも怖くて、なかなかに面白かったです。
元弁護士の「ケースオブスコッチ」ギャグもしつこくて寒くて失笑しました(ハハハ・・)w犯人を特定するまでも捜査展開も納得がいってスッキリします(犯人は証拠を残しすぎ!w)。まず病院から退院した患者の名簿から容疑者の一人として浮かび上がり、殺した幼女の靴紐を生活に使っていた、盲人から風船を買う時や誘拐するとき「口笛」や「笛」を吹いていたw幼女の靴も残していた。背中のM(マーダー)をいつまでも消さなかったw付け加えるなら精神鑑定&プロファイリングの医師?の犯人像の的確さ(少年期のトラウマなど)。
それから、悪人達が犯人を追う理由も納得。誘拐犯を捕まえられない事に対して警察を非難→警察は躍起になって悪人が経営する「賭博場(クラップス・スロット・ノミ屋など)」や「酒場」や「取引所」を取り締まるようになる。→このままでは収入が無くなるので悪人達のボスが「幼女誘拐犯」を捕まえて、今戦ってる裁判を有利に、警察に取り締まりを緩めてもらう、警察に恩を売っとくのが狙い(納得)。
それから、犯人が逃げ込む「デパート」で、警備員に化けた悪人の手下が巨大な目の模様が描いてある「アイリスオプチカルコーポレーション」のドアのガラスをぶち破るシーン。なんか意味があるのかなあって調べたら「眼鏡のアイリス(明治32年設立)」が出てきたが、多分「映画機材」関係の会社なんだろう(当時は何らかのギャグだったのかも。でも自分には何のことやらw)。
あと、出てくる子供が微笑ましくて愛らしい。缶蹴りしながら歩いたり、変な風船で喜んだり、スキップしたり、鞠突きしたり、ガチャガチャ(多分ガムボールかなあ)は昔から子供に人気だったんだね。
あとは、悪人のボスが電話する相手のジョン(新聞記者)だが、実はジョセフ(ニックネームでジョンっていう?)監督のことだったりして(演出がギャグ風に感じたんで)wあとは、犯人の誘拐する娘を見つけて興奮する仕草(ピューっと笛を吹くw)が不気味で異常性を見せつけられてドキッとした。演出に観るべきものがあるよなあ。

188シャアダム:2019/12/26(木) 00:41:33 ID:rmiMl0oI
・(M(1951年アメリカ)のつつき)

あと、フィギュアやアニメ幼女などを愛でる人にも観てもらいたいなあ。市民達が疑心暗鬼になって、普通の人が幼女に声を掛けたり、ちょっと助けたり、叱ったりしただけで犯人と間違われてボコられるシーン(今でいう「声かけ事案」の先取りかなw)、粘土で作った少女のフィギュアを愛でて最後には首を切り取ってしまうシーン(これも現代の先取りか?)。誰でもそうなる可能性があるのでこの映画を見て気をつけて欲しいと思いました。親だからといっても(他人の子や自分の子を)暴行やレイプする可能性もあるからね。

そして、この映画の見せ場の一つ、ラストの私刑裁判シーン。犯人の動機はやっぱり子供の時のトラウマで、「汚い男社会に旅立つ前に少女を殺そうと思った」とか「男は生まれついての邪悪なのでみんな罰を受けて綺麗にならなければならない」とか、「罰を受けるために罪を犯す」とか歪んでるなあ、これって監督が考えた歪んだ理論なんだろうかwしかし、犯人についての裁判と平行に、酒で落ちぶれ悪人の手下になってしまった弁護士が、犯人を介して改心し、さいごは悪人のボスに刃向かう様になる演出・プロットは見事だったなあって感心しました。
狂気渦巻く裁判の中で一人自分の中の真実に目覚め、堕落した自分と本当の邪悪に立ち向かう姿は格好良かった。
最後の犯人の悪あがきというか、叫びは意味が分からなかったなあ(何か意味があると思うけど読解できなかったわ)犯人「あんたらは間違ってる!」(お前が一番間違ってるだろw)
それとこの映画の感想で、「私刑裁判は恐ろしい」ってよく見かけるが、六人も幼女を殺した犯人にはこれくらいの恐怖を味合わせても足りない思うけどなあ(例え責任能力がない患者だろうと)。

とにかく、古い映画だけど楽しめた、面白かったです。オリジナルの「M」(ドイツ映画)も観ようと思ったけど、字幕が無いんで諦めました(ドイツ語わかりませんw)。

189もにゃら:2019/12/28(土) 17:56:40 ID:rC0FctzM
○この世界のさらにいくつもの片隅に

2016年版ではばっさりカットされてた白木リンさん絡みのエピソードをぶっ混んだより原作に忠実な版

ナマナマシサがあるのにどこか爽やか、そしてほんのり薫る百合の香り…

しかし2016年版んもでしたがこの映画の終了後の劇場の雰囲気は独特ですな

190レト:2019/12/29(日) 17:38:19 ID:bJP5OGZ.
●スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
一大サーガの最終章としては満足できる仕上がり。
ファンサービスを全編に散りばめつつ、シリーズの遺産をしっかりと活かしきる
スター・ウォーズファンならではのシリーズ総決算作品。
善と悪の葛藤と血統主義からの決別などのテーマも綺麗にオチがついた印象だけど、
それ以上にシリーズの牽引役となったアダム・ドライバーに拍手を送りたい。
実力不足だったヘイデン・クリステンセンとは違い彼のキャリアは今後も明るいだろう。

ただ、前作の8を実質的な捨て作品としたために詰め込み過ぎな内容になってしまったのはやはり勿体ない。
シリーズの下積みがあったからこそあのような結末が可能になったが、
逆に三部作での下積みは少なく続三部作ならではの魅力は充分に伝えきれなかった。
そういった意味では最初から最後までファンメイドの域を脱することが出来なかった三部作と言えるかもしれない。

191シャアダム:2020/01/02(木) 00:18:21 ID:rmiMl0oI
◆やさしい本泥棒(原題: The Book Thief)2013年アメリカ・ドイツ制作

イギリス作家ズーサック,マークース著「本泥棒」を映画化。1938年赤狩りにあって逃亡中に弟は死に(うっかりリーゼルに近づいた「死神」の所為だがw)、母はドイツ政府に連行され、主人公の少女リーゼルはヘブンズ通りに住むドイツ人フーバーマン老夫婦の元で育てられることになる。
最初は慣れなかった生活も、次第にみんなと打ち解けていくリーゼル。そして始まるイギリスとの戦争(第二次世界大戦)やナチス・ヒトラー政権による監視統制や徴兵やユダヤ人への迫害。語り部の死神や少女リーゼルの目を通して戦争終結までの出来事を描いた物語。

面白かったし、感動したけど、「やさしい本泥棒」って題名はちょっと違うかなあって思ったなあ。本泥棒のシーンは二回ほど会ったが、それがメインじゃ無いからなあ。戦争に向かうドイツの田舎町の空気やユダヤ人への迫害、そして戦時中の緊張感のある空気、親しい人との悲しい別れ、そして思春期のリーゼルの思いがメインだと思いました。本泥棒はオマケかなw
しかし、うっかり近づいただけで人死に追いやってしまう「死神」(ドジっ子かよ!)にワロタ(ここだけファンタジーw)。ヘブンズ通りを通る「死神」(通るなよw)→悲劇の原因(誤爆も死神の所為なのか?)なのか、運命予告としてそこを通ってしまうのか。ラスト付近は悲しかったなあ。いじめっ子フランツも死神に魅入られてしまったのか。

死神の謎は置いといて、最初は「赤毛のアン」を思い出させる感じでした。老夫婦の夫が主人公に優しくて、奥さんが口が悪くて厳しくて・・うんドイツ版「赤毛のアン」だこれw途中の男友達ルディといじめっ子フランツとの関係はまるで「世界名作劇場」を観てるかのよう、日本人向きな内容だなあって思いましたわ。本を読んだり書いたり語ったりする事が大好きな所はアニメ「本好きの下克上」っぽくなるのかなあって思ったけど、主人公が男たちに混じって喧嘩に強く活発なのでちょっと違いました。
マックス(地下室にかくまってるユダヤ人)とルディ(アレコレと世話してくれるリーゼルが好きなクラスメイト)どっちといい関係になるのかなあってのも見所の一つ、ルディの告白にはちょっと泣きそうになったけどな。兵士として役に立ちそうも無いハンスの徴兵は完全にナチスの嫌がらせ。寂しくなった家族も元に戻ってきて再び普通の日々がと思っていたら、あの悲劇には頭を殴られたかのようなショックでしたわ(戦争末期なんだよね、忘れていたわw)。

あとは、思いっきりナチスやヒトラーの悪口を叫ぶ二人、フランツ(いじめっ子で密告屋)がまた出てくるのかとヒヤヒヤしたぜw「ジーク!」ってナチスが叫ぶ所は「ガンダム」のジオンってやっぱドイツがモデルなんだと思わせてくれました。あとは、ルディの尊敬する「ジェシーオーエンス」ってカールルイス以前の陸上のスター(1936年ベルリンオリンピックで4冠)だったらしい。
最後にナチに嫌われた共産主義とはざっくり「財産の共有・平等を目指す主義」って事でいいのかなあ。ナチス党(国家社会主義ドイツ労働者党)のライバルだったみたいだね。じゃあ国家社会主義って何?って調べたらザックリ「政府の考えを第一として国を統制する主義」らしい(政府の考えに逆らったら連行だね)。

あと、母親ローザが最初リーゼルを見て「小汚い娘!」っていうのだが、どう見てもお化粧したいい服着た小綺麗なお嬢様にしか見えなかったんだけどw

ど派手なSFやアクション映画しか見ない人にはお勧めは出来ないけど、しっとりとして、悲喜こもごもで愛情や情感豊かないい映画だと思いました。

192シャアダム:2020/01/04(土) 10:08:54 ID:rmiMl0oI
◆アナスタシア(1997年アメリカ)

20世紀フォックス(ディズニーでは無い)の初長編アニメ作品。1917年ロシア。ラスプーチンの呪いなのか(レーニンも彼にそそのかされたのかなw)、ロシア革命が起こり、ロマノフ王朝は倒された。王女アナスタシアはラスプーチンや革命軍に追われる途中で叔母のマリー皇太后とはぐれて、頭を打って記憶喪失となってしまう。
10年後(18歳)、孤児院を卒院し、一人生きていく事になったアーニャ(本当はアナスタシア)はデミトリーという若者に、偽のアナスタシアとしてスカウトされる。そしてセントペテルブルグ(ソ連)からマリー皇太后の住むパリ(フランス)までの旅に出ることになるのだが、アナスタシアが生きてることを知ったラスプーチンが地獄から蘇り、彼女を殺そうとする。冒険ありのおとぎ話的なファンタジーロマンスアニメ。

感想:寝不足で途中休憩しようと思ったが、続きが見たくて結局一気に見てしまった位には面白かったです。まあ、基本は前に見たイングリッドバーグマンとユルブリンナーの「追想」(1956年の映画)のアニメ版ですね。しかし旅の道中はジョースター一行を抹殺しようとするディオみたいでした(つまりジョジョ3部)w記憶と王女証明のアイテムは「オルゴール」と「ペンダント風のオルゴールの鍵(ネジ)」と叔母と歌った「歌」そして「香水」って所が映画「追想」と違っていて新鮮でした。
あと、リアルなキャラの動きは、「花とアリス殺人事件」や「悪の華」を思い出してしまい、慣れるまでリアル過ぎて気持ち悪かったですが、見慣れればこれも有りだなって思いました(ロトスコープっていうのかな)。冒険途中の列車シーンの戦いが特に面白かったですね(「カサンドラクロス」みたいでした)。
それから、アナスタシアの発音が「アナステイシア」って言ってるのが妙に耳に残りました(似たような境遇になっって追われる某「アルテイシア」っぽい)wそういえば安彦良和が今漫画でやってる「乾と巽」ってのもこの辺の時代だよなあ(関係無いけどw)。
あとは、「ラスプーチン」。彼はロマノフ王朝に上手く取り入ってたけど、ペテン師ってばれて追い出されたのかな。ロマノフ王朝をなんでそこまで恨むのかが今ひとつ分からなかったのが欠点かな。史実じゃ暗殺されたって書いてあったけど、ロマノフ王朝に暗殺されたのかなあ(それなら悪魔と契約して呪いを掛けるのも分かるが)その辺をもう少し描いて欲しかったかな。
でも彼の体があちこちバラバラになる表現は気持ち悪いけど、演出が目を見張るものがありました、良かったです。地獄から復活したところはドラゴンボールのフリーザさんみたいでしたw

それから「アナスタシア」なぜまだ生きてるって噂が流れたのか、その辺ももう少し突っ込んで欲しかったかな。「追想」が作られた時代にも現実にそういう噂が何故流れたのかも知りたいですね。
彼女はイパチェフ館で惨殺されたことになってますが、史実が真実とは限らないので当時本当に生き延びていたのかも知れませんね(そこはロマンです)。

とにかくアニメとしてはハラハラドキドキでちょっぴり感動も有りとても良かったです(時間も短めだし)。ラストがアレ(ネタバレなんで)なのは未来に不安が残って(どうやって暮らしていくの?)自分は脳天気にハッピーエンドとは思えませんでしたが、おとぎ話的には、「めでたしめでたし、チャンチャン」ですねw
ジョジョの冒険(3部)みたいに「ラスプーチン」の手下悪魔を次々に倒してパリを目指す恋と冒険の漫画にしたら面白そうですね。

193ギア:2020/01/08(水) 23:36:28 ID:FG4.DOQo
・ヒロアカ ライジング
作画すげーw
かっちゃんによるかっちゃんファンのための映画かってくらいW主人公してましたが、彼を始めとするクラスメイトの死闘ぶりがマジで良かったです。
葉隠ちゃん以外全員活躍してたんじゃなかろうか…

1作目をプルスウルトラしてくれてるんで、若干不安はあるものの今後にも期待したいところ。

・スターウォーズ9
8の意味はほぼなかった気もしますが!
まぁスターウォーズってタイトル直後の字幕で一からリセットされるのは今回に限ったことじゃないですもんねw
全体的に6やこれまでの作品の集大成であり、見られて良かったとは思います。

・ジュマンジ ネクストレベル
前回の方がベタながら良かったかなー
今回がダメってことはないけど、、、予定調和が多かったという印象
ただラストの展開は、元祖1作目の展開の次回を匂わせてきてるってことなのかな
…アレはあの当時やから良かったものな気がするので今やっても蛇足感が拭えないような。

・燃えよ剣
やっちゃうかーって感じですね。
三成はともかく岡田歳三は違和感が凄いけど……

キャストが新撰組身内しかいないけど、芹沢鴨以降は全員モブ相手に死闘を演じる形になるのかな。
まぁ実際も確かにそうだったのかもしれませんがw

194もにゃら:2020/01/11(土) 22:03:29 ID:j8Dr8S3M
○カイジ ファイナルゲーム

原作のグダグダっプリを写したかのようなグダグダっプリ
見え見え展開ありーの、後だしじゃん拳ありーの

195レト:2020/01/12(日) 13:58:44 ID:bJP5OGZ.
●フォードvsフェラーリ
1966年のル・マン24時間レースでフォードが遺恨のあるフェラーリに挑んだ実話を開発者とレーサーの視点から描くレース映画。
実態は資金力でフォードが強引に勝利をもぎとったというなんとも興ざめな事実があり、その点で本作は不利に思われるが
そういった複雑な背景についても盛り込みつつ、「現場を振り回す傲慢な経営陣」という形に上手い事落とし込んでいる。
そして単に一方的に振り回されるだけに終わらせず、社長に荒々しい運転を体験させ号泣させてしまうエピソードを入れるのも気が利いている( トレイシー・レッツも好演)。
不器用な職人気質のマイルズが軋轢を経験しつつレースを目指す流れは目新しさはないもののクリスチャン・ベールの熱演で一気に見せる。
そして秀逸なのはラスト。
レースの結果自体は実話に基づくものだが、これを文学的な味わい深い結末に仕上げることに成功している。
彼らにとって名声や栄誉を掴むことに意味はない。
ひたすら高みを目指し続けるその姿勢こそが尊い。
レース後も含め非常に苦い結末ながらストレートな青春映画のようなすっきりとした後味の映画だった。

196園田英:2020/01/13(月) 19:55:45 ID:/Gc6BW4k
・シグナル100
まさかの映画化されるとは
…まあ個人的に好きな作品だがそれ加味しても埋もれた名作を発掘したとかじゃなくて
ネタないから適当にデスゲモノ探してまあいいかこの程度でな穴埋めに思えちまうなあ

原作の
・首謀者は只のいじめられ教師で速攻自殺
・登場人物ほんの数名除いてクズばかり
を忠実に再現できれば個人的には面白くなりそうかな(個人的にはだが)

197シャアダム:2020/01/14(火) 22:18:24 ID:rmiMl0oI
◆風が吹くとき(原題:When the Wind Blows)1986年イギリス デジタルリマスター版

職を辞めて田舎の一軒家で暮らし始める老夫婦。ある日ラジオでもうすぐロシアと戦争が始まると放送があり、原爆(ICBM)が発射されるかもって事で、政府の指示通りの簡易核シェルターを家の中に作る事になる。
のんきな妻と言い争いながらも、シェルターは完成し(ドアを60度に傾けて壁に立てかけて、その出来た空間に食料やら必要品を入れただけw)戦争が始まり、ついに原爆が落ちる。
そして、生き残った夫婦は放射能が漂う中マイペースに助けを待つのだが・・という原爆の悲惨さを描いた反戦アニメ映画(多分)。大島渚監督も制作協力している。

感想:これは面白かったといっていいのか?最後まで夫婦の行動に目が離せなかったアニメ映画でした。出てくるキャラはほぼ老夫婦の二人だけ、約85分ずっと二人ののんびりした会話が続くのである。でも飽きなかった、吹くとき(原題:When the Wind Blows)1986年イギリス デジタルリマスター版

職を辞めて田舎の一軒家で暮らし始める老夫婦。ある日ラジオでもうすぐロシアと戦争が始まると放送があり、原爆(ICBM)が発射されるかもって事で、政府の指示通りの簡易核シェルターを家の中に作る事になる。
のんきな妻と言い争いながらも、シェルターは完成し(ドアを60度に傾けて壁に立てかけて、その出来た空間に食料やら必要品を入れただけw)戦争が始まり、ついに原爆が落ちる。
そして、生き残った夫婦は放射能が漂う中マイペースに助けを待つのだが・・という原爆の悲惨さを描いた反戦アニメ映画(多分)。大島渚監督も制作協力している。

感想:これは面白かったといっていいのか?最後まで夫婦の行動に目が離せなかったアニメ映画でした。出てくるキャラはほぼ老夫婦の二人だけ、約85分ずっと二人ののんびりした会話が続くのである。でも飽きなかった、二人の原爆に対する楽観的な発言や放射能に対する無知さ、政府の言うことは絶対だ!言うことを聞いていれば安全だ!という信念などが薄ら寒かった。
そして現れる身体の異常・倦怠感・頭痛・吐き気・出血・脱毛などが徐々に静かな恐怖を想起させる。二人の信頼や愛情が悲惨さを軽くしてくれるのだが、それが帰って先に望みのない絶望感も増していった感じですね。想い出などのファンタジーめいた映像も戦争前の平和と戦争後の景色の対比などの演出もデビッドボウィの爽やかで物悲しいメロディもなかなか良かったです。

核ミサイルを作ろうとしているあの国や核に熱心なあの国のお偉いさんにも見せて挙げたい作品ですね(感想も聞きたいw)。あと、ロシアとドイツを混同するシーンが多かったが、放射能で夫婦の頭が惚けたって事なのかなあw

こういうアニメをどんどんゴールデンタイムに放送(民間もNHKも)して欲しいと思いました(無理だろうけど)。

198シャアダム:2020/01/18(土) 07:04:46 ID:rmiMl0oI
・モンタナの風に抱かれて(原題: The Horse Whisperer=馬の飼育員または馬の気持ちを理解する人)1998年アメリカ

友人と乗馬を楽しんでいたグレースは近道しようとして雪山に入り、友人が乗っていた馬が足を滑らして、二人もろとも雪山を滑り、麓の道まで出てしまう。丁度そこへタンクローリーが走って来て、正面衝突して片足を切断する怪我を負おう。友人は轢かれて死亡、愛馬(ピルグリム)も瀕死の重体となる。
一命を取り留めたピルグリムだったが、交通事故のショックにより暴れ馬となってしまう。グレースも義足で登校するが、他生徒の奇異な目で見られて登校拒否になってしまう。そして自暴自棄に陥る。見かねた母親は、娘グレースと馬(ピルグリム)の心の再生を願って、モンタナ州の有名な「ホースウィスパラー(馬と会話でき馬の心を治癒してくれる人物)」のいる牧場まで連れてくることにする。
母親の多少強引な行動(モンタナへの旅)や田舎ののんびりとした牧場生活は娘と馬にどういう影響をもたらすのか、心の再生をメインとしたヒューマンストーリーでした。

感想:どういう物語か全然知らなくて見始めて、いきなり交通事故!でショックを受けて、馬も瀕死でみんな殺した方が馬のためだって言って、母親が娘の許可を取るまでは殺さないで何とか治療して!って叫んで、「馬が生きようと頑張るから娘も立ち直って頑張る」そんな感動の物語かなあって思って見てましたが、母親が「ホースウィスパラー」の所まで馬と娘を連れて行く!って(お金持ちしか出来ないような)独りよがりな強引な展開には、あれれ?思ってたのとなんか違うぞって思い始めて、
カスパー将軍の名所で娘と喧嘩してグズグズ泣き始める母親の所で、この母親何がしたいの?お金掛けてモンタナまで来て短絡的邪ね?あと感動の押し売りっぽいストーリーで、展開もグダグダこのまま2時間(全部で2時間50分もあるw)こんな感じかなあって多少観るのが苦痛になってきました。

しかし、ホースウィスパラーのトム(レッドフォード)と初対面した所から、次第に面白くなりました。トムが「無駄遣いだよ、ちょっと馬を観るだけだよ」って結構対応が冷たいので、気の強い我が道を行く母親VS塩対応のトムの言い合いが結構楽しくなってきました、肝心の娘や馬は脇役状態wで、だんだん塩対応のトムが優しくなって親身になって田舎牧場ライフを通じて、母娘と心を通じ合っていくのがこの映画のキモなんだって分かりました。観ていて微笑ましくて楽しくなってきた。
そして、牧場の息子がまた良い奴なんだよなあ。年上のムスッとしているグレースを上手く気遣って、しっかり仕事もこなして、大人との対応も素晴らしい、いやあ、良い子の鑑だわwそして牧場主の妻が、グレースの母親(アニー)がこちらへ泊まり込む事になり、歓迎はするも浮かない様子でこのあとの展開がピンときましたわ(浮気・・w)。
母親とトムの淡い禁断のラブロマンスが始まるのだが、きっかけは子供に教えたヒモ手品だよなあ。そして、都会からはアニーの夫がいきなりやってきて、こりゃあ修羅場になるんかと思いました(おいおい、肝心の馬と娘の再生の感動の物語はどこいったw)。

まあ、ちゃんと娘のと馬の心の治療もちゃんと描いてあるんだけどね。モテる男は仕事もしっかりこなしながら、合間合間に女性にも気を使えるんだななって・・勉強になりましたわwラストはちょっと悲しい感じの結末になって、ちょっと感動しながらも文学的な演出だなあって思いました「マディソン郡の橋」みたいな感じでした。

ぐれた娘や人間不信になた馬の心の再生と淡い不倫とのんびりまったり田舎生活など結構贅沢欲張り盛りだくさんなヒューマンドラマな映画でした。凄く良かったってほどではなかったけど、それなりに癒やされたり驚かされたりのんびり楽しめる映画でしたわ。

199ギア:2020/01/21(火) 23:56:21 ID:sqQu3Jak
韓国映画レベル高ぇー…

・パラサイト
就職率など韓国だからこそ社会情勢を落とし込んでエンターテイメントとして仕上げてくるあたり凄いとしか言えないなー
展開自体はそこまでどんでん返しじゃないんですが、
引きつけられました。

・エクストリームジョブ
こちらも現在の韓国と切っても切れない「チキン屋」を土台にした刑事モノだけど、こちらは爽快感に振り切ってくれてますね。
ラストのオーバーキルぶりは盛りに盛ってましたが、まぁ最初から署長肝入りのチームと言ってたし…総じて凄い楽しく見れました。

・高地戦
凄い面白かったです。
今までの戦争映画でどっかで観たシーンが目白押しだったけど、ここまで描き切ってくれるんなら個人的にはなんの文句もなかったです。

ただそれはそれとして、予告と全然雰囲気が違ったようw
まぁあの予告じゃなかったら観なかったから、あれはあれで作戦勝ちなのかな。

200deku:2020/01/27(月) 21:30:07 ID:tzDXeikU
・この世界の(さらにいくつもの)片隅に
さらに40分追加したのに全くだれずに最後まで観れた、すごい
色々追加されて驚いた部分も多いが一番驚いたのが座敷童が座敷童じゃなかったっことだ
あと字幕で観たのだがどんなときだろうと鬼いちゃんだったのがうける

201みる子:2020/02/02(日) 16:14:34 ID:OQbmh54E
・アイリッシュマン
おっさんA(デニーロ)がおっさんB(ジョー・ペシ)とおっさんC(アル・パチーノ)の間で揺れ動くさまがいっぱい見られる作品。
老いぼれて足腰いわしたり、ちょっとお医者へ〜 のつもりがそのまま帰らなかったり、マフィア映画にも寄る終活の波。

・マリッジストーリー
光の誘惑に負けてカタギの世界に戻ったベン・ソロはブラックウィドウと結婚し、そこそこ幸せな生活を送っていました。
…が、アレやコレやあって上手くいかず離婚することに。結局はソロ&レイアと似たような道筋をたどることになるのでした。

・キャッツ
会話の演技ほぼナシ、ほとんど歌で進むのでミュージカルのライブビューイング観てるような感覚でした。長老は完全にヨーダ。

・劇場版 幼女戦記
AbemaTVにて。我らが少佐殿、此度の相手は某共産主義連邦だ。中の人が資本主義・合理主義の権化だから当然なのかもだけど、
だからって敵国首都でプロパガンダ映像ゲリラ撮影はさすがに… と思ったらやっぱり本国でも参謀おじさん達が苦い顔してた(笑)
煽りのプロの血が騒いでしまった結果、前世ではサンシタ・ドスコイでゲームオーバーしてしまったことを忘れておいでか?
今回のやらかしでも連邦の赤い悪魔・同志ロリヤ(スゲェ名前)を超覚醒させてしまったので、なんだかんだ少佐殿の自業自得感が…

今回の主役にしてヒロインにして敵役メアリー・スーは少年漫画の世界なら満点の女傑ですねー。ドレイク中佐殿は大変だなぁ(他人事)
まぁとにかく2時間弱、余すところなく最高だったのでTVアニメ第2期を心待ちにしたいです。劇場版なら次は必ず観に行きます。

202ギア:2020/02/05(水) 01:55:52 ID:5zTWOcHI
・ジョジョラビット
印象としては今風なビューティフルライフって感じかな。
狂気と本質的な感情が同居してて、自分の足で歩こう踊ろうとするあたりが人間の可能性って感じで良かったです。

そして、狂気に染まってる世界でもそこにいる多くのキャラに人間味はあるのがハートウォーミングさと怖さを同居させてるなー
親友の描写なんてその最たる例…

・バッドボーイズ
タイトルはフォーエバーかと思ったけどそれはあぶ刑事かw
捜査方法に新しさもありつつも、古き良きふた昔前のハリウッド映画感満載で良かったです。
少々齟齬があるとはいえ、前作までの流れを汲んでるのも嬉しい展開で、
愚痴り屋のブラックジョークとドタバタ刑事の銃撃戦にカーチェイスはほんと三十路ほいほいでした。
良い意味で金曜ロードショーを観てる気分にさせられたので、吹き替えがあった方が嬉しかったかなw

・ナイブズアウト
こちらは90年代どころか戦前の推理小説を思い出させるような雰囲気でした。
いや世界観は今どきで移民問題等まで含めてるんですが、紳士探偵にはじまって色々レトロ感が凄いっていう…
推理が凄く深いってこともないですが、丁寧な本格派って感じで観て後悔はないです。

203レト:2020/02/10(月) 21:20:10 ID:bJP5OGZ.
パラサイトの歴史的快挙も凄すぎるけど、ブラッド・ピットの老境に差し掛かってからの受賞も印象的だった。
難役もキッチリこなしつつも良くも悪くもマイペースな作品選びで最近ではプロデュース業の大成功から俳優引退を匂わせてもいるピット。
そんな彼が持ち味そのままの役でオスカーをゲットしたのは彼のキャリアそのものが評価されたようでグッときた。

204みる子:2020/02/15(土) 10:45:57 ID:6O.fJrvU
パラサイト観たよ〜

205ぺんぼー:2020/02/20(木) 06:36:00 ID:2THwGQFg
コロナのせいで映画館がヤバそうなのですが
SHIROBAKO観に行きたいんですが…

あれ社運がかかってそうなSHIROBAKOがコケたら
マジでPAヤバイのでは…

主題歌fhanaというジンクスもありますし

206ぺんぼー:2020/02/20(木) 06:57:56 ID:2THwGQFg
コロナシネマ、という系列の映画館があるのかー不謹慎ながらブラックユーモアに感じますな

207もにゃら:2020/02/26(水) 23:34:07 ID:j8Dr8S3M
○スマホを落としただけなのに〜囚われの殺人鬼〜

『スマホを落としただけなのに』の続編ですが…
スマホ落としてないやん!
まあ、ドラゴンがちょっと強い雑魚扱いでドラゴンをちっとも探索していないドラゴンクエストとか、ちっとも最終じゃないファイナルファンタジーとかあるんでまあ、良いでしょう

脚本家は神奈川県警怨みでもあるの?
と言いたくなるほど酷い

ハッカーによる犯罪調べるために前作で捕まえた犯人に協力を依頼するのですが…

監視役の警官が酷いw
連続殺人犯がいくら不愉快だからって彼の食事にハエをいれたり小便を注いだりとアレ
更に監視中に競馬予想するわ、その犯人に競馬でこさえた借金肩代わりしてやるという取引に応じて彼の監視解いたり…

もっと酷いのがサイバー犯罪対策室室長
サイバー犯罪対策室の責任者なのにITに超疎い
仕事中エロサイト見てウイルスに感染したり…
まあ組織内政治の結果、全く適性が無い部署に配属されることもあるでしょうが普通の刑事としても落第点w
死体を見て腰を抜かしてあわあわしてるだけで誰にも連絡せず、その間に犯人は悠々と逃げ出したw
そもそも犯人とぶつかってその時に自分の袖にべったり血がついたのにその男が障害か殺人を犯したとか察しないし…
無能オブ無能オブ無能

あと犯人を誤認させるミスリードもかなり強引だった

なんか更に続くようだけど人気なのか、これ

208ぺんぼー:2020/02/29(土) 15:33:21 ID:2fMv/IZQ
SHIROBAKO見てきたぞー

初日一回目だったのですが
席が1/4埋まってるかどうか

ちなみに面白かったです

209もにゃら:2020/02/29(土) 18:03:48 ID:3NHjJUwo
>>208
見ましたぞー

こちらもガラガラでした

210みる子:2020/03/01(日) 20:09:47 ID:OQbmh54E
・Gレコ:2 ベルリ撃進
先週末に行ってきました。週明けてたらコロナの影響で舞台挨拶がなかったかも… と考えると色々ギリギリだったなぁ。
今回も監督は大変にお元気で、バララの人物造形なんかの話はとても興味深かったです。そしてベッカーさんが主役だったとはよ(確かに強烈な人ではあるが)

・SHIROBAKO 劇場版
限りなく100点満点に近いけどミュージカルシーンがやや冗長だったかなー。それ以外は概ね満足できたので良かったです。
TVシリーズが好きだった方は是非、劇場で観ることを超オススメします。

正直色々と語りたいところだらけなんですが、公開直後にネタバレするのもなんなので1つだけ言わせてもらいますと…
今回の劇中作である 空中強襲揚陸艦 SIVA 、めちゃくちゃ面白くなさそう!(笑)

211もにゃら:2020/03/04(水) 23:15:03 ID:j8Dr8S3M
○ミッドサマー

話題沸騰中らしけど…

ごめん
家族を失って精神的に参ってる女性をカルト教団が洗脳して恋人を手にかけさせるという極めて悪趣味な代物にしか見えないわ


○ダーウィンが来た

みんな大好き恐竜編
ティラノサウルスは研究が進むにつれて姿がふらふら変わってる恐竜だけど今度のティラノはなんて羽が生えてる!
もふもふなティラノは否定されたけど、部分的には生えてるんじゃない説を採用してそして腕に翼っぽい羽が生えてる!

うおおおおおすげー

212もにゃら:2020/03/07(土) 21:33:53 ID:j8Dr8S3M
○shirobako

実はテレビシリーズ全く見てなかったのでテレビシリーズを全て見てから再度試聴!

変わってるヤツも居れば変わってないヤツもいて
親友に10年ぶりに再会した気分だ

アニメ業界はコネが強力な分口約束で仕事を任せる任せないを決めちゃったりすることもあるらしいですが、それが思い切り裏目に出たな〜

第3飛行少女隊は女の子多めながらも真面目な内容だったのに二期はあんなお色気路線になって気の毒

ムサニが手掛けた一期の成功でアニメ会社に裁量権与えたら勝手なことされちゃった感じかな

真第3飛行少女隊で持ち直してほしいな

限界集落過疎娘はちょっと見てみたい


しかし移籍したり独立したスタッフが再集結して挑むのは少年マンガのラスボスバトルみたいで楽しい

良いもの見せてもらったよ…

213シャアダム:2020/03/12(木) 00:41:17 ID:rmiMl0oI
◆メトロポリス(1927年ドイツ映画)   2003年発売のクリティカルエディションの119分版

メトロポリスというのは「大都市」という意味。主テーマは「脳と手の媒介者は、心でなくてはならない」かと。フィルムの劣化によってその4分の一がカットされているバージョンでした(カットされた部分は説明が入る)。

時代はレトロフューチャー(昔の人が思い描いていた未来)の大都市。そこでは地上で暮らす裕福な支配者階級と地下で暮らす一日10時間の重労働を課されれた労働者階級が住んでいた。ある日、大工場の社長の息子フレーダーは労働者階級の娘マリアに一目惚れして、地下の工場に彼女を探しに行く。
そこで、大事故で労働者の大勢が死ぬのを観る。初めて知った過酷な工場の実体に驚くフレーダー。その後、社長である父に不当解雇され自殺しようとした重役を救ってやり、また、重労働で疲れ倒れそうな労働者の代わりに働いたりして、労働の厳しさを知る。
疲れ果てたフレーダーは、地下のカタコンベ(地下墓地)で平和を説くマリアと再会する。一方、労働者の動きと息子の動向にに不信を持った社長フレーダーセンはスパイや部下の情報から、息子を虜にしたマリアの偽物(アンドロイド)を作って、マリア(偽)を悪役にして息子に幻滅させ、労働者ども結束を壊そうとする。
だがそれは、昔恋人を取られた、アンドロイドの開発者で発明家ロトワングの社長に対する復讐の始まりであった。偽マリアにそそのかされた労働者たちは大暴動を起こす。と言う内容でした。

白黒の無声映画なんだけどずっと映像と音楽に見入ってしまうほど興味深かったですね。本当は210分(3時間半)もあったのか、全部見たかったなあってのが感想ですね。ラスト、主テーマの「脳と手の媒介者は、心でなくてはならない」ってのがはっきり分かって上手く纏めたなあって感動もしました。この場合心は上流階級も労働者階級も理解した主人公フレーダーって事は書かなくても分かるでしょう。

そういえば、ところどころ宗教関係のお話が挿入されていたので、ストーリーの基礎に聖書(キリスト教かな)があったのが伝わりました。
主人公が狂った工場の機械を「モロク!(ウシ頭の悪魔)」と呼んだり、社長の住む高層ビルを「バベルの塔」と名付けたりまた「バベルの塔」の逸話が紹介されたり、大聖堂に「七つの大罪の像」や「死に神」がいたり、そして偽マリア(アンドロイド)が七つの大罪の一つ「色欲」の「大淫婦バビロン」と化して男どもを色気で操ったりしてました。男どもを操る踊りが奇妙で面白かったです(色気を感じるというよりなんだこのクネクネした生き物?って思いましたw)。アニメ「バビロン」の曲世愛と同じ事やってるんですけどねw

あと、クライマックスの地下からの大脱出や大聖堂の戦いはまるで「未来少年コナン」ですね。主人公3人が並んだ場面では「ラナ・ジムシィ・コナン」かと思いました。まあ、この映画をみて宮崎氏がヒントを得たのかは知りませんけど。クライマックスの一連の戦い(暴動・脱出・火あぶり・ラストの戦い)は見応え十分でした。面白かった。
でも、火あぶりシーンは民衆の狂騒が怖いなあ歯止めがきかなくなるんだなあって思いました。この映画は色々な意味で傑作だと感じました。

ただ、白黒無声映画なので、今の若者に受けるかどうかは微妙なのでお勧めはしません。でも今ある色んな映画の原点の一つとして勉強になる映画でした。

214みる子:2020/03/13(金) 14:42:02 ID:OQbmh54E
・劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明
予想の10倍くらい凄絶な内容でしたが、さらにその100倍くらい感動… 最高の映画体験でした。

白笛 黎明卿 “新しきボンドルド” 。劇場版での彼の大・大・大活躍を見る為だけにTVシリーズ or 総集編を全部観てね!!
と言いたくなるほどに素晴らしいキャラクターでした。正直、今まで触れてきた様々な作品の敵役(立場上ね)の中でも一番好きかもしれない。
まるでアビスそのものが具現化したような圧倒的存在感。冗談抜きで今後10年、彼を超えるキャラには出会えないような気すらしています。尊すぎる…

衝撃の作品内容について語ってしまうのは無粋が過ぎるので、気になる方は是非劇場に足を運んでみてください。(※重ね重ねですがTV版予習必須)
劇場版ということもあってか、戦闘描写も細やかかつド派手&ダイナミックなので、バトル物としても水準以上の見応えアリです。
あと申し訳程度に付け足すと、ちゃんとかわいいキャラも出てくるので大丈夫です! プルシュカがもう本当、最高にかわいい。かわいいですね。


・劇場版SHIROBAKO 追記:キャラ雑感など
登場した全キャラが立っていて語るに尽くせぬほど素晴らしいんですが、特に気になったところだけ。

遠藤さんと下柳さん。いい歳こいた野郎2人がたどたどしく頬を染めあったイデポン展から4年…
「お前がデザインした戦艦が見たい、動かしてみたいんだよ」もうこの時点でエモさ最高潮。ユウジョウ!

遠藤さんと言えば天敵(笑)の瀬川さんとのハイスコアガールみたいな関係もまた素晴らしかったですねー。
TV版で度々見せる遠藤さんの苦手意識から、実はこの2人は一時期付き合ってたんじゃないかと邪推してたんですが、
どうやら違ったようで。まぁ完全否定されたわけでもないので「そういうこともあったかもしれない」くらいに思ってますが。
瀬川さんは『イデポンの富岡監督』(笑)と口ゲンカして勝った女傑なので、なかなか見合ったオスにめぐりあい出来なそうで…

あと細かいところで、堂本さん。散り散りになったムサニに残った動画検査の女性ですね。
TV版では中学生だった息子さんが(おそらく)大学生になっていて、もうその写真だけでグッときてしまう…

エンドロールでも様々なキャラが色々やっていて、それだけで面白かったなぁ。真・三女はロマンですね… そうなったらいいなっていう。
他にも一瞬映ったNEW BAUS シアター(実在の映画館。今はもう無い)など、小ネタを挙げだすと本当にキリがないのでこの辺で。長々失礼しました。

215もにゃら:2020/03/17(火) 01:09:44 ID:j8Dr8S3M
○初恋

バイオレンスなここ映画でまさかのオチ
ちょっと意表をつかれた

でも面白かったです
ヒロインよりジュリアさんの方が好きかもしれない


○shorobakoキャラ雑感

・木下監督
一番の萌えキャラかもしれない

・宮井さん
なんかこの方だけキャラデザの感じが違うんですが…
にこやかに対応しているが酒が入ると不満をぶちまける辺り溜まってたんだなw

・遠藤さんと瀬川さん
ウス・異本でお馴染みの『セクロスしないと出られない部屋』にセットで入れちゃいたい

・堂本さん
最後の屋台で一緒に居たのは旦那さんかはたまた大学生になったとおぼしき息子か?

・五人娘
テレビシリーズでは新人だったのに今は後輩たちに指導やアドヴァイスをする立場になってていろいろ成長を感じさせる

・山田さん
新海監督も不倫疑惑とかあったけどさ…w

・本田さん
リバウンドしちゃったんだ…

216シャアダム:2020/03/20(金) 10:07:57 ID:rmiMl0oI
◆黄色い部屋(原題:Le Mystere de la Chambre Jaune=黄色い部屋の謎)1930年フランス

ガストン・ルルー原作小説の映画化、白黒映画。スタンジェルソン教授の受賞パーティがあった夜、帰宅した教授の娘マチルダは仮面の男に「黄色い部屋(自分の寝室)」で襲われる。
悲鳴を聞きつけて家中もののが駆けつけたとき、部屋の中には倒れているマチルド以外誰もいなかった。逃げたものもいないし、隠し通路もない密室だった。事件を聞きつけてやってきたのは新米記者のお調子者の「ルルタビーユ」と有名な名探偵で警察の「ラルサン」。二人は共同して調査を始める。
そこへ、第二の事件が起こり、とうとう殺人事件が起きてしまう。密室の謎と真犯人探しに一見お調子者に見えた「ルルタビーユ」の推理と行動力が光るというミステリーでした。

最初、推理が雑なミステリー映画だなあ、でも昔の映画だからこんなものかなってちょっと小馬鹿にして観ていたけど、もう一度見返してみたらなかなかしっかりとした密室推理殺人ミステリー映画だとちょっと感心しました。

まず、最初のパーティシーンでヒロインのマチルダがぽろぽろと物をよく落とす演技に笑ったが、あれは謎の手紙が来て焦ってる表現だったのかって気付きました。
次に主人公がぼそっと言う謎の言葉「黒衣の女の臭い」はこの原作小説の続編の題名で、映画の次回作の予告かなって思いました。主人公が昔(多分幼い頃)嗅いだことのある臭いなので、もしかしたらマチルダとルルタビーユは昔何処かで会った事があるかもって思いましたが、この映画では謎のまま終わりました(ネタバレを観てああ、マチルダの〇〇〇なのかって知りました)。
それから、主人公の数々の奇矯な行動になんだこいつ〜って笑ってしまった。例えば、上司の編集長のレポート記事を急に「マチルドの結婚式は中止になる!」ってつぶやいて破り捨てたり、警官の目の前で「ラルサン」の乗った車に飛びついて勝手に屋敷に入ったり、捜査中にいきなり埃まみれで天井から落ちてきたり、跳んだり跳ねたり逆立ちしたり口笛を吹いたりバック転みたいなことをしたり(パルクールの原型かな)、昔のフランスの主人公ってこういう剽軽で身軽でお調子者なのに頭が切れるみたいなのがもてはやされていたのかなって思いました。

そして黒猫の演出恐怖や不気味な夜を演出するためだろうけど、糞しつこくて吹き出しましたwあと、フランスの捜査の仕方は良く知らないのだけど、この映画の場合、判事が現場に来てあれこれと指示したり許可したり仕切ったりするんだね。

途中、色んな謎が浮上するが(なぜ、森番とメイドが結託してジャックの拳銃を盗んでベットの上の置いたのか?、変な手紙の謎、なぜ婚約者のタルザックは犯人を庇って自分が犯人だと偽ったのか?)など、最後の裁判シーンで見事風呂敷を畳んだ内容には感心しました。さすが、傑作ミステリーと言われるだけはありました。

あとマリーと森番は密会してたそういう仲だったのか。そして、婚約者もヒロインの過去の汚点をみんなに知られたくないから、自ら犯人だといって逮捕されたのか。真犯人も、真実を言わずに自殺したのは、彼女を穢したくなかったからかも。このストーリー深いかも知れないなあ。いやあ、じっくり見るとほんと良く出来た面白い映画だと感じました。

最後に主人公の印象深い台詞をひとつ。「真実の噴出を見るのが好きなんです(キリッ)」、ラルサン「そ、そうか・・」

217deku:2020/03/20(金) 18:17:20 ID:tzDXeikU
・薄墨桜 -GARO-
話のほうは超オーソドックスな牙狼
戦闘は最初の戦闘の低空飛行っぷりに不安になったがその後は劇場版らしい動きだったので満足
一番の見どころだったのは道長の傑物具合と復讐の愉悦に燃える女の情念
実に復讐し甲斐のある怨敵っぷりが痛快だった
本編は無残だったが道長の狂気を本編で1/10でも見せてくれたら記憶に残ったのだが

ところでVLの劇場版はいつになるのか

・クリード1,2
どちらも本当に面白かったのだが2が特に観てて辛かった
生きていれば絶対に避けられないものがボディーブローのように辛い、未公開シーンも辛い、無情すぎる
そんな中虎の穴がオアシスだった

続編はあるんだろうか、なんかもう冒頭で死んでそこからの再起みたいな話になりそうで怖い

218シャアダム:2020/03/21(土) 08:56:41 ID:rmiMl0oI
◆カメラを止めるな!(2017年日本)

昔、人体実験をしていたと言われる廃墟でゾンビ映画の撮影をしていて、女優の演技が気に入らない荒ぶる監督は、呪文で本当のゾンビを蘇らせて、迫真の映像を撮ろうとする。
次々に演者やスタッフたちがゾンビ化して、逃げ惑うヒロイン。恋人までゾンビにされて、切れたヒロインは監督に逆襲する。そして激しい戦いの末にこのゾンビ騒動は一応の完結を見たが・・・実はこのゾンビ騒動は仕組まれた・・・とにかく物語はここから急転する。
という奇妙奇天烈で意外性を追求したような新感覚映画なんだけど、最後まで観てみるとちゃんとストーリーが上手く纏まっていて、題名の意味が「ああなるほどなあ」と納得してしまうスプラッタ気味だけど実はこうでしたって感じのドタバタした映画でした(ネタバレになると面白さ半減するからストーリーいいにくいw)。

感想:最初のゾンビ騒動は「よくある世にも奇妙なホラー」で低予算で雑でチープな感じもして(ゾンビの演技が大げさで、途中で斧で死んだスタッフが一瞬起き上がるので雑!って思ってしまったわw)、え〜こんな映画が大ヒットしたの?これ1時間半も見せられるのはちょっとたるいなあって思ってみてましたが、画面が切り替わって一ヶ月前の過去話から急に面白くなりました。
一ヶ月前の監督優しいじゃん?)どこでどんな理由で、ストレスかな?あんな荒ぶるキチガイ監督に豹変してしまうのかなってそこが一番面白かったです。そしたら、ワンカットで生放送で30分のゾンビ映画を撮るって無茶ぶり注文を受けた監督が、役者やスタッフの板挟みにあってとうとう切れてキチガイになってしまうのかとかワクワクしてみてました。この辺が一番面白かった。

撮影当日のドタバタも良かったけど、この辺は「バックトゥザフューチャー」シリーズの応用だね〜って感じました。(両親を結婚させるために、過去へ来た主人公が裏方でドタバタ活躍するあれ、二作では一作目の主人公と会わない様にして、さらに裏方で活躍する主人公と被った。)

撮影途中で一番面白かったのはトラブルで時間稼ぎをするため、アドリブする演者たちなのだが、微妙に会話に間が空いてしまうのがリアルでへ〜凄い演出だなあって感心しました。(最初はこの奇妙な間は「恐怖を演出する」間かと思っていたのだが実は・・)。
あと、映画撮影や機材に詳しくないと気付かない、分からないコメディがちょくちょくあって、そこは惜しいかなって思いました。撮影者が腰を痛めてダウンして、メガネっ娘の助手に替わって「撮影する人が変わった?」って気付く監督の娘で、へ〜プロはそういう所にすぐ気がつくんだって感心しました。
あとは、同じ撮影シーンを何度も見せられるのが、ややかったるいかなあって感じましたが、この辺は自分が短気だからかなあ(まあその辺は観る人それぞれだし、同じシーン見せられてもそう思わない思わせない映画もあるしなあ「バックトゥザ・・(しつこいw)」とか)。

全体的にゲロ、血、ウンコ、汚れメイクや衣装、汚いロケ地とかで汚い印象の映画で格ゲーでいう所の「なんや分からん殺し」で笑わせる勢いで魅せる映画だけど、ストーリー的には良く纏まっていて、それでいて新ジャンル新しいことにチャレンジしようとする気概が見える、まあまあ面白い映画でした。

219シャアダム:2020/03/28(土) 05:57:16 ID:rmiMl0oI
◆黒船(原題:The Barbarian and the Geisha=野蛮人と芸者)1958年アメリカ

1857年黒船(軍艦や大型の西洋式航洋船)で「幕府と交渉して領事権について話し合う」ために日本の下田へやってきたタウンゼント・ハリスが苦労や困難の末、1958年日米通商条約を結ぶまでを「芸者お吉」との淡い恋など多少の脚色を加えドラマチックに描いた映画でした。
主演のハリスは「史上最大の作戦」や数々の「西部劇」で有名なジョンウェイン、ヒロインお吉には安藤永子、下田の奉行田村には山村聰が演じています。
ちょうど、この頃徳川家定は33歳ぐらいで、ハリスが謁見した場面では家定は青少年みたいだったのであれ?こんなに若かったっけ?(脚色かな)って思いながら観てましたw

さて、感想。歴史に詳しくないのでハリスが何をやった人なのか全然分からず、最後まで興味津々で飽きずに観れました。不平等条約(ハリス条約)って後に言われる条約を結んだ人なんですね。「西郷どん!」にも出てたんですがまるっきりスルーで覚えていませんでした。
家定って病弱で廃人みたいな感じで又吉さんが演じていた将軍だって事は理解しました。この映画に出てくる家定は、西洋の椅子や望遠鏡に興味津々でややはしゃいでいた子供のような将軍様でしたw
ジョンウエインのハリス役は貫禄在って、悪者を拳銃で倒したり、素手で喧嘩をしたりしそうなガッチリ体格のやや高齢のヒーローって感じでした。実際村人と素手で戦って、西部劇みたいにパンチで大男をのしたりしてましたが。でも、小男がハリスを柔道っぽい技で逆に倒してしまうところは、大体は喧嘩に強いんだが新しい格闘技には弱いって所がリアルで面白かったですね。

あと、日本人の日本語が聞き取りにくい、江戸時代の日本語と今の日本語とは微妙に違うっていう演出かと思いましたわ(ただ滑舌が悪いだけだとは思うけど)w通訳補佐が日本語が分からないハリスのために、一回一回一語一語を英語に直してくれて、それが日本語字幕で下に出るので助かりましたわ。
ヒロインお吉は昔の美人って感じで、ちょっと性格がキツそうなお顔でしたが、ハリスとのふれ合いで印象が変わりました。二人の恋は微笑ましくて良かったです。攘夷派とのもめ事で、二人の恋は終わるのですが、育ての親を裏切ったお吉は尼僧にでもなるのでしょうか?ラストは「尼僧物語」(1959年作)を思い出しました。
あと、侍とは切腹覚悟じゃないと成れない物なんですね(新撰組の鉄の掟(失敗したら自決)は侍ならば当然のことだったって改めて思いましたね)。

全体的に味わい深い作品なんですが、ひとつそれは違うんじゃないかって思うところがあります。「コレラ」でマッチポンプ事件です。半分はハリスのせいで村をコレラに汚染させて大量の病死を招いたのに、無知な村人はコレラが自然発生したとでも思ったのでしょうか、ハリスが身の危険を感じて真実を隠したのでしょうか、患者の家を燃やしたり看病をしたり村人に資金援助ををしたりして、コレラから村人を救った神様になってしまうところ、なーんか納得できないなあwマッチポンプ。
まあそのおかげで将軍様に面会できたんですが。あとは、老中たちが中国の三国志に出てきそうな髭を生やした風貌な所。中国と日本を同じ感覚で観てたのかなあw

凄く面白いって映画では無かったけど、まったりとして味わい深く、たまにクスっと笑えて、現代の忙しないアクション映画に食傷気味の人には、ちょうど良い風変わりな時代劇って感じの映画でした。

220シャアダム:2020/03/29(日) 21:54:58 ID:rmiMl0oI
◆7ミニッツ(2014年アメリカ)

プロフットボーラーの道を怪我で断たれ、会社には解雇を言い渡され、恋人は身重だが生活のために無理してウエイトレスとして働いて、うだつが上がらない主人公サムは出所したばかりのオーウェンとちょい悪の兄貴マイクと組んで違法ドラッグを売る毎日。
そんなある日、高品質のドラッグを売人のボス・ダグから受け取り3人は売りさばこうとするのだが、警察に見つかりそうだと勘違いしたオーウェンはドラッグを全部トイレに流してしまう。ダグに売り上げ金だった6万ドルを48時間以内に渡さないと殺されてしまう事になった3人は強盗を計画して実行することになるが・・・という複雑に人間関係が絡んだ、急に過去話になったり、人物紹介があったりする変った構成のクライム(犯罪)映画でした。

感想:1時間30分弱の短めの映画でしたが、中身がぎゅっと詰まっていて見応えがあって、昔の重厚な映画ばっかり観ていた自分にとって久々のお手軽でドキドキする危ない内容の映画で、あまり考えなくていいストレスフリーな感じで楽しかったです。構成がやや複雑ですが、登場人物を上手く紹介してくれるのでそんなに難しくなかったですね。同じ場面が何回か繰り返されて「カメラを止めるな」(ああ、そういう事だったのか、そう繋がるのか)的な面白さもありました。
解雇されたからって、薬の売人になろうって考えがもうダメ、不幸の始まりですね。といっても、アメリカの就職事情は厳しいんでしょうねえ。あと、オーウェンが勘違いで薬を全部流してしまう所で崖っぷちですかwそして、覆面してるのに知り合いの警官や押し入った事務所の社長に簡単に正体がばれてしまう(もう口封じで全員殺すしかないじゃんw)ので止めの糞詰まりですねw
もし誰も殺さずお金を取って逃げても、すぐ捕まるじゃん、どうしようも無い展開に、これどうやって終わるのだろう?もう終わりじゃんって思いながら観てたら・・・これ以上は観て下さい。

最後、あの二人はハッピーになれたのでしょうか?いやなれないと思います。目撃者が多くて、すぐ捕まるでしょうね。逃げ切ったとしても、優しいけどダメな主人公(そう簡単に性格が直るわけがないし)はこのままダメな人生をずるずる送って惨めな人生になるでしょう。映画「卒業」花嫁を奪って逃げた主人公と重なりますわ(その時は格好いい勇者だけど人生そう上手くは続かないと思う)w

でも、映画としてはドキドキワクワクして見れて、余計な場面が一切無くて、中だるみもなくスッキリしていて、面白かったです。題名の「7ミニッツ」とは7分間で強盗を終わらせる計画だった、または強盗していた時間が7分間だったって事ですかね。あと、モテない太った警官が自分のだらしない体を見て、嘆くシーンが共感できて面白かったです。「パルプフィクション」って映画も思い出させる映画でした。

222シャアダム:2020/04/03(金) 07:14:53 ID:rmiMl0oI
◆クレオパトラ(1963年アメリカ)

主演クレオパトラには「エリザベステイラー」。共和制ローマの第一回三頭政治の頃(紀元前48年)のシーザーとポンペイウスの戦いから始まり、オクタビアヌスがローマを牛耳る所までを描いた歴史物語だが、メインはクレオパトラと英雄たちの恋愛が中心でした。
シーザーとクレオパトラの出会いから、恋に落ち、子をなし(シーザリオン)、やがてクレオパトラがローマの内政に干渉し始めて、元老院に疎まれ、反シーザー派が暗殺を企てる、シーザーの死後も、今度は側近のアントニウスと恋に落ち、オクタビアヌスと対立することになるという、恋愛と野心の物語でした。

感想:ストーリーはそこまで複雑じゃなく、特に書き立てる程では無いと感じましたが、戦闘にしてもローマやアレクサンドリアの市井にしても、エジプトの宮殿、アレクサンドラの元老院の建物にしても、エキストラの数が凄すぎる、セットや演出の豪華さにビックリしました。お金かかってるなあwCGが無い時代の映画ならではリアルな群衆が醸し出す迫力や雰囲気に見とれました。
あと、負け戦の将軍(その上、部下を見捨てて一人逃げた)の姿が、哀れで切なくて残酷で観ていられないほど惨めなのが印象に残りました。「英雄も負けたら終わり」の非情の掟ですね。シーザー(カエサル)もテンカンの持病持ちで、最初、毒にやられたのかと思いましたわ。
初期のクレオパトラは絨毯にくるまって、こっそりシーザーに会いに来る所はお転婆で愛らしかったですね。あと、毒蛇が入ってるイチジクのカゴに手を突っ込んで自害するシーンは、観ていて痛かったです。
見どころの一つに、大勢のダンサーを連れて、ローマに現れたクレオパトラのシーン、いやいやローマ時代にそんなダンス(リオのカーニバルか?ジャズダンスか?)はないだろって思いながらも、ダンスが終わるまで見入ってました、楽しかったです。
ストーリーはそれほどでもないけど、1シーン1シーン金がかかっていて豪華で重厚で、オリンピックの開会式、またはディズニーランドのイベントを観るような面白さが詰まってる映画だったと思います。

あとは、シーザーの息子が「シ-ザリオン」について。漫画で「ジョジョリオン」ってあるけど、あれって「小ジョジョ、ジョジョの息子」って意味なんでしょうか。「エヴァンゲリオン」も「エヴァンゲの息子」なのかなあw

それから、三国志みたいにローマ時代も結構複雑な戦国時代なんじゃないかとちょっと思いました。昔のローマ時代を漫画にしてくれたら面白そうなんだが。確か「アレキサンダー」時代の漫画は「アフタヌーン」でやってますよね。そのアレキサンダーが祭ってある都市が、クレオパトラ七世が住むエジプトの「アレキサンドリア」なんですね。
この映画のおかげで少しその辺の紀元前のローマ時代に興味が出てきました。
最後に4時間以上もある超長編映画なので、気軽に観れませんが、まあ観てよかったと思う映画でした。あと、エリザベステイラーを始め出てくる女性はみんなお胸がデカくてエロかったですw

223deku:2020/04/05(日) 13:45:10 ID:tzDXeikU
・ウルトラヴァイオレット
新体操を取りいれたらしいがガン=カタが華麗な方向にパワーアップ
リベリオンの力強さは減ったがこれはこれで
やられるための編隊を組むのはもはや様式美
でも一番印象に残ったのは重力操作を利用したヘリとのチェイス
最後まで使ってほしかった

・ヘルボーイ(2019)
色々詰め込みまくってるからか総集編映画というのが正直な感想
ドラマでやってくれたほうが一つ一つのエピソードを楽しめたんじゃないか
GOWを思わせる巨人戦や百鬼夜行のシーンはとっても良かっただけにブラッドクイーンとの決着のしょぼさは残念
お約束のように戦わせずに勝たせるのはいただけない

強面のプロのくせに普通のあんちゃんみたいにビビるヘルボーイは可愛い、好き

224もにゃら:2020/07/26(日) 00:26:43 ID:j8Dr8S3M
○ステップ

うほっ! 良い幼女!
シングルファーザーのお話
娘の美紀ちゃんの可愛さ天元突破してる
生意気なんだけどそれが可愛い(ノ≧▽≦)ノ
口癖?は『愚問』


○海底47m

サメ映画
女子高生四人が穴場の海(マヤの地下遺跡に海水が流れ込んだエリア)の潜ったらそこは人食いサメが居て…
JK四人が水着なのに濁ったり暗かったりで水着観賞できない(ノ-_-)ノ~┻━┻
ガブッとやられ即死亡するのに主人公姉妹は胴体ガブッとやられたのに普通に生きてたり

やっぱサメ映画はダメだ


○私がモテてどうすんだ

少女漫画原作の実写。腐女子が主人公
スカートの下にスパッツ履いてるのってガッカリ感半端ない

○コンフィデンスマンJPプリンセス編

シンガポール1の大富豪が亡くなったが後継者として指命されたのは今まで知られていなかった末っ子ミシェル
10兆円とも言われる資産を狙って偽ミシェルを仕立てて大金ゲット!
どんでん返しが二回あってなかなか面白かった

225シャアダム:2020/08/18(火) 17:39:43 ID:rmiMl0oI
◆のんのんびより ばけーしょん(2018年 日本アニメ)
越谷姉妹の影の薄い兄貴「越谷卓」がデパートの福引で沖縄旅行を当てたことから始まる、「のんのん」ファミリー(9人)で沖縄旅行3泊4日の賑やかな旅を描いた日常系コメディアニメ(感動もあるでよ)。

ちびまるこちゃんでも南の島の旅行で当地の女の子と仲良くなるってのが有ったような気がするが、まさにそんな感じのアニメでした。沖縄の風景の描き込みが凄いので、風景を観てるだけで環境ビデオの代わりになりますw
ストーリーは子供はラストの別れで感動するだろうけど、大人の自分はもう一歩、別れの感動に繋がる何かの事件や出来事が欲しいかなあって思います。まあ、3泊4日しかないので難しいいかなあ。まあ、最初っから最後までのんのんファミリーがはしゃいだりドジしたりしてるのを観てるだけで癒されるので、無理して感動の物語を入れなくてもいいかなって思いますね。

いやあ、沖縄の風景(海の透明さも)の映像が綺麗だった、それが一番印象に残ったアニメでした。のんのんキャラたちの素朴で可愛い面白さは健在でした。

226みる子:2020/08/30(日) 09:55:14 ID:OQbmh54E
急逝されたチャッドウィック・ボーズマンさんに哀悼の意を。ワカンダ・フォーエバー


・ランボー:ラストブラッド
怒り狂ったランボー爺さんが麻薬カルテルを血祭りに上げる! ロッキーとは真逆でスタローンの暗部が濃縮されてるかのような作品。
これ系統の悪党は日本にもごまんといるだろうからいかがわしい場所には極力近づかないようにしようと改めて思いました。

・イット the END
裸のババァが見え隠れするところは不気味で良かったです。バワーズを主軸にしたリアル路線ならもっと楽しめたかも。

・プロメア
アマプラにて再視聴。つかみのアクションが本当に素晴らしい。頭取になった半沢も見れる傑作。

・アイアンマン2&3
ディズニー+にて。トニーのライバル(自称)ジャスティン・ハマーさん好きなんですよねぇ… いつか再登場してほしい。
結局ハワードは共同開発したアークリアクターを私有化してしまったのかな? 劇中、特に「違う」とも言われてなかったし。

3作目は実はあまり好きではなかったんだけど、見返してみるとキリアンはファーフロムホームの魁感あったりして色々と興味深い。
若かりしエンドゲームくん(仮)がホントかわいいなー。いつかスーツを着る日が来るんじゃないかと密かに期待してます。

227シャアダム:2020/09/05(土) 23:47:15 ID:rmiMl0oI
◆ 新生 トイレの花子さん(1998年)
11年前謎の失踪を遂げた姉かおりと同じ中学校に入学した主人公・倉橋里美は学校のトイレで、不思議な体験をして倒れる。
そのうわさを聞き付けた二年生グループや同級生で霊感があるといってる間宮悦子などのグループが彼女を誘い、噂のトイレの花子さんの謎を解明しようとするが、
次々に二年生グループのリーダーや親友の沢口香苗が、花子さんらしき霊の仕業により倒れる。次々に不思議な事件が起こり、事態は危険な状態へとどんどん加速していく。
11年前の姉の失踪と何か関係があるのか?トイレの花子さんとはいったいなんなのか?ホラーでミステリーでサスペンスな映画でした。

感想:何の期待もしないで見始めたが、中後半の怒涛の展開が意外と面白く、最後まで楽しめました。
最初の学生の目隠し集合写真の数々って、もしかして心霊写真?って思ってDVDを止めてずっと見てましたw
それから、さりげなく猿岩石(先生役)が出ていてワロタ。V6の長野先生も神経質な感じが上手くホラーとマッチしてやばい雰囲気を醸し出してなかなか良かったですね。
あと、BGMが助っ人霊能力者の「かしまれいこ」(高島礼子w)と相まって、途中からホラーではなく、探偵とかの推理サスペンスドラマぽかったです。
同級生のむっつり男子は人に憑りついた霊が見えるから、自分をガードするためにあんな陰気キャラだったんですね。

最初子供向けの稚拙なホラーかと思ってみたのですが、マジで怖がらせに来てましたね。ただ、ラストの悪霊との戦いは特撮部分がちょっとチープな感じはしました。
あと、倒れたのは数学の先生(V6の長野)なのに、英語の非常勤を探してたのは何故?
特撮部分はチープな感じはしましたが、全体的には大人でも楽しめる本格派ホラーだったと思います。ちょっとジャンプ的な(ぬーべーとか)展開もあり結構楽しめるとおもいますよ。

最後にaikoの「あした」(花子さんヴァージョン)が聞けてよかったです、これってホラー映画の楽曲だったんだwあ〜う〜

228ギア:2020/09/14(月) 02:28:36 ID:QJZzK/I.
・イエスタデイ
コンセプトで勝負してる感が凄いですが、ビートルズへの詳しさの有無を観客に求めないまま立派に成立してるあたり流石でした。
ビートルズの曲って分かるの2〜3曲くらいなんですが、聴いてると初めて聴いた気がしないというか(多分初めてじゃないからでしょうが笑)、次は何を歌うのか楽しみながら見れました。


・1917
悪くはなかったけど玄人好み過ぎる感は否めないような…
個人的には上のイエスタデイと違いこちらはコンセプトを大事にし過ぎたあまり、せっかくの広大な戦場が小さく纏まってしまった感がもったいないかな
あの塹壕とかもっと奥行きを感じさせてくれた方が、より心細い臨場感を味わえたような……

戦争は違いますが、野原の彷徨はプライベートライアンを思い出させられますね。
良かっただけにちょっともったいなさが目についた印象。

・ホットファズ
凄い楽しめました。
王道なのにサスペンスとしてもコメディとしても成立するアクション映画という稀有な展開。
王道だからこそ読める展開もありましたが、全体的に楽しく驚けました

色々オマージュが潜んでそうだけどあんまり分からなかったのが悔しい…w

・カセットテープ ダイアリー
80年代の実在の人物を基にした青春モノ
当時の世相も絡めつつ、成長していく主人公に好感を持てましたが、一番良かったのは作品の爽やかさですかね。
カセットテープやレコード、ファッションなど80年代感満載ながらもそれが古臭く見えないのは、音楽を組み合わせた演出が凄い良かったからかな。

王道な材料を集めての実話ベースながら小さく纏まってないのは、演出の妙もありますが、青春ってのがいつの時代でも若々しい普遍的なものだからなのかも笑
なんとも言い難いけど凄いよくできてる印象です。


・バルーン
フィクションかと思いきやノンフィクションじゃないのが凄いところなんですが、これを敢行した父親の動機の背景の描写が薄かったかのがもったいないかな。

幼稚園の先生が素敵でした笑

・今日から俺は
ドラマ版の延長でしたが、それがいい!
ちょぅとキャストの総出演があるくらいの特別感だけで、後は普段通りの地元でのしっちゃかめっちゃかで終わらすあたりが最高でした。
柳楽優弥が危ないキャラを演じきれてなかった感が否めないのはもったいなかったかも
…どうも単にちょけてるオッサンに見えてしまう

・T-34 レジェンドオブウォー
ソ連が主役の戦争映画でなおかつ戦車モノ
三時間の大作ですが、一瞬でした。
凄い楽しめましたが、こうやってみると普段は敵側の台詞である「○○同志」がアツい言葉にしか聞こえなくなるから困ったもんです笑

・ブックスマート
マジ楽しかったです。我が身の寂しさが感じられて仕方ないのが難点でしたが…w
これは良くも悪くもモラトリアムのうちに見ておくべき作品ですね。

アメリカのホームパーティーが過激なのは映画あるあるですが、随所に今時感や女性監督ならでは?のブラックジョークなのが新鮮で良かったです。
とりあえず図書館での作業の無駄さが素敵でした笑

・オフィシャル シークレット
ブンヤさんが未だ死んではいないって雰囲気をもっと強めた方が好みなんですが、手堅く纏めてきた印象。
コレが実話だと言うから、なんともはや…

229みる子:2020/09/18(金) 14:25:38 ID:OQbmh54E
・テネットをネタバレなく木曜洋画劇場風に紹介するやつ
「おっす、オレだ! ノーランだ! なんてこったい、コロナ禍でうっかり劇場公開が延期になっちまったよ〜!
せっかくだし思いっきりこだわりまくって、もっと難解なビックリ撮影に挑戦してやるぜぇ〜?
パニックアクション超大作、テネット! 絶対に観てくれよな!!」ってな感じでした、いや本当に。

クリストファー・ノーラン監督はNEXTスピルバーグ的立ち位置(あるいはヒッチコック?)と勝手に思っていたんですが、
今作で映画界の荒木飛呂彦先生という認識に改めさせていただこうかと。この人の頭の中は本当にどうなっているんだ…

主演のデンゼルJr.ことJDワシントンはふとした顔付きがお父さんそっくりだったなぁ。
新バットマンのパディンソンもめちゃくちゃ格好良いし、ヒロインのエリザベス・デビッキさんも死ぬほど美しくて最高でした。

ノーラン監督の次回作は何になるんだろう… 個人的には代替わりした新007の第1作とか見てみたいですが。


・来週円盤が発売するメイドインアビス劇場版のステルスマーケティング
「おやおや、親方は不要不急のゴルフで謹慎処分ですか… かわいいですね。さぁ土俵に踏み入る事も厭わない勇気ある弟子達、どうぞ画面の前へ」
お相撲の正代関が時津風部屋の力士に強制的にメイアビ全話視聴させたらしいですね。正代関は部屋頭、弟子達が断れるはずもなく(笑)
正代関曰く「みんな、ぼくが泣いたところで泣いていた」とのことですが、それは当然ながら同部屋の祈手、じゃなかった力士たちは既に全員… 嗚呼。

発売が待ち遠しいです。

230もにゃら:2020/09/19(土) 00:16:53 ID:j8Dr8S3M
○ミッドウェー

太平洋戦争の分岐点であるミッドウェーを題材にしたアメリカ映画

米軍人が『日本海軍は最強だ』とか言ってたのが色んな意味でにっこり


○青くて痛くて脆い

ハルヒを連呼したレビューがあったりもした謎部活物の映画
個人的にはいまいち


○のび太の新恐竜

落ちこぼれこそが新世界への扉を開くものだったというのはありがちだが良い落ち

231シャアダム:2020/09/19(土) 20:22:14 ID:rmiMl0oI
◆日本沈没(1973年)

小松左京原作の地球の核が大きくなり、マントル対流が促進され、海底に異常が起こって、日本が海に沈没していくSFパニック映画。

この映画のシンジ「(みんな)逃げるんだ、逃げるんだ、逃げるんだ」この映画のエヴァンゲリオン「わだつみ一号機、わだつみ二号機、フランスからやってきた来たケルマディック号」
この映画のマギ「坊さんとしてのマギ、心理学者としてのマギ、社会学者としてのマギ」、この映画の補完計画「D計画、D2計画」・・というのは冗談で、でも所々エヴァの元ネタっぽい感じはしたけどね(考えすぎかもしれないが)。
草薙主演の「日本沈没」の監督はガイナックス関係者だとか(なんとなく因縁を感じる)ひそまそ〜。

さて、真面目な感想だが、仮面ライダー1号の小野寺(潜水艇操縦士)が主役ではなく、田所博士(日本が沈没することに気付いた博士)が主人公でもなく、なんと総理大臣(丹波哲郎)が主役の政治劇中心なパニック映画っだったので、その脚本のシリアスで重厚な物語に嵌まってしまいました。どうせ日本が沈むだけの話でしょってストーリーが分かってるのに、それでも面白くて最後まで心奪われる内容でした。
最初誰も田所博士の日本の異変を本気にしなくて、徐々に日本各地に現れる沈没の兆候の映画の底辺を流れる緊張感が素晴らしい。総理大臣がその異変情報に何か悪い予感がして科学者を呼んで地球の構造を勉強する所も、経済界のドン「渡」に相談する所も、演出いいねえって感心しました。総理大臣のモノローグ演出も不安を搔き立てていい感じだ。

そして、小野寺の現場人間としての陽気な逞しさ、ヒロインとのデート、からの異変が起こってからの変わりようが、またいい。ヒロインがお金持ちのお嬢様から異変が起こって転落していく姿も、印象的。田所は最初っから最後まで頑固で芯が一本通ってる変人って所もいい。キャラが立ってるんだよね。総理大臣も最後まで決断力があり渋い、頼りがいがあるって感じだ。
またCGなどない時代なのに、CG映像より、迫力自然の怖さを感じる映像もいい(記録映像やミニチュアってわかっていても怖い)。皇居に押し寄せる民衆に門を開けよって指示する総理大臣のカッコよさよ。黒焦げの死体の山はちょっとビビったw

また台詞が重厚で名台詞が多くて、「科学者はカンだ!」とか「何もしない方が良い(こわ〜)}とか印象に残るものばかり。一億数千万の日本人の内,外国が受け入れたのが数十万人数百万人ってのも絶望的で怖かったね〜。
政治的駆け引きが面白かった。このころの中国が今より本当の意味で「義の国」だったのかな、映画の中では優しく頼もしいw逆に北朝鮮や韓国はこの頃からギクシャクしていたのかな?

あと、昭和だなあって思ったのが、喧嘩して仲直りwそして、地球の構造や地震・噴火のメカニズムなど科学・専門用語も分かりやすく勉強になりました「リップルマーク」とか。「ペンディング」ってこの頃すでに使われてたのか。
ただ日本が沈むだけなののストーリーなのに、主人公達がかっこいい救出アクション(ハルマゲドン的な)なんかしないのに、日本民族の生き残りをかけた政治劇でこんなに重厚に面白くなるんだってのが、一番の収穫でした。個人的には平成「日本沈没」より昭和「日本沈没」の方が断然よかったです。

最後に、ミクロネシアのヤップ島ってどこよ、またマイナーな所によぉw

232レト:2020/09/21(月) 15:17:20 ID:bJP5OGZ.
●TENET
いや、本当にどうしてこういう面白いアイデアが思いつくんだと。
時間遡行というアイデア自体は昔からあっただろうけど、それをここまでの没入感で観客に疑似体験させるその発想には脱帽。
ノーランが映画館での視聴体験を重視するのもよくわかるし、それを観客に今一度再認識させる上でも絶好のシステムだったと思う。
時間順行者と時間遡行者の戦いを極力CGを使わず表現した演出手腕にも恐れ入る。

出演者ではやっぱりモデル出身のエリザベス・デビッキの魅力が特に際立ってる。
人目を惹く高身長や束縛されるだけでは終わらない力強さは印象的。
ストーリー自体は極めてシンプルだし、最後はニールとキャサリンが活躍する一方で主人公は論戦のみで終わった。そこは正直もったいなく感じる。
主人公だけが活躍するのでなく、チームで時間遡行するスケールのデカさは好きなんだけど。

しかし、この時間遡行のアイデアと世界観は本当に魅力的だから
可能ならドラマなり、それこそゲームクリエイターもコメントを寄せていたようにゲーム化するなりしてもっと体感してみたい。
火を付けたら逆に凍り付くとか、ああいう細部の設定はいくらでも広げられそうだし。

233シャアダム:2020/09/21(月) 20:22:33 ID:rmiMl0oI
◆2001: A Space (1968年アメリカ)・・・・オデッセイ(Odyssey)とは長い冒険の旅、探求の旅の事

スタンリーキューブリック監督(&アーサーCクラーク原案協力)の超有名なSF映画。ストーリーは謎の物体「モノリス」の影響を受けて猿が道具を使うようになり人類に進化して月に基地を作るまでになった。
そんなある日、月の地中から再び「モノリス」が発見され、それを研究中に電波(どこかと交信し始める)を発し始めた。18か月後、人類初の木星探査船「ディスカバリー号」は5人のクルーと最新の人工知能コンピュータHAL9000をのせて、長い木星への旅の途中であった。
この旅の目的に不信を持ったHAL9000はクルーの一人にそのことについて質問をするが、これが悲劇のきっかけとなる。ホラーサスペンスも味わえる、名作と言われる難解なSF映画。

これを観るのはもう3回目。展開が冗長で最後のシーンが長くて訳が分からず、観るのが苦痛で退屈な映画だなあって印象。今回、もう一回挑戦してみようって思って観ましたw

まず、最初の20分ぐらい猿(類人猿・原人かな)がモノリスと出会い武器を使い始めるところで、この猿の中身は人間なのかな。子ザルは本物を使ってるのかな。こんな何にもない岩山で、よく暮らせるなとか思いながら、猿のSFXの出来に感心しました。
モノリスは猿に戦いの知識を与えたのかな(人類の歴史は戦いの歴史って誰か言っていたような)って思いました。そして戦いの歴史で育ったテクノロジーは宇宙進出まで高められた400年後に舞台は移り、月への旅行までの無重力空間の演出の特撮技術の凄さに見入りました。
これの無重力の宇宙空間の表現が、名作映画と言われる理由の一つなのでしょう。すべてがゆっくりじっくり動いて魅せるので、せっかちな人には退屈かもしれませんね。

そして、18か月後の木製探査船のシーン。「ガンダムのホワイトベースのシーンでも見たように」曲面通路(ぐるっと一週して円の様に元の場所に戻ってくる)でボクシング+ジョギングをしているクルー、また、上下左右にやや複雑の繋がる通路を行ったり来たりするシーン、これでもかって無重力宇宙空間を見せつけてくる(まるで空間マジックを見せられてる感じ)に素晴らしくて見入ってしまいました。
そして、自分のミス(嘘・ごまかし)を無いものにするためのHAL9000の犯罪シーン。人工知能が「モノリス」の影響で人間みたいな嘘をついたりやごまかしをする心を持ったと考えたのですが、解説によるとそうではないみたいですねw
 
そして、木星に浮かぶ巨大な「モノリス」。解説によるとそのモノリスの中にスペースポッド(ガンダムのボールw)でボーマン船長が入って行くらしいんですが、いくら画面をみても、そのシーンがみつからなかったです(暗くてよく見えなかったのかも)。
そこからはじまる異次元空間を進んでいく美術系の人が素晴らしいとほめそうなトリップシーン(長くて苦痛)、色合いがおかしいグランドキャニオンみたいな地表。ボーマンの目のアップ。急にどこかの高級ホテル(真っ白な部屋)のシーン。自分の年老いた姿を見る自分。そして巨大な赤ちゃんになって・・(ここまでがこの映画の難解シーンですw)、うわ〜きた〜って想像力フル活動で見ましたw

自分の考察だと、モノリスは宇宙人(一応生物)で時間を操って、その技術で巨大な赤ちゃんに変化させた。またはモノリスはワープ装置で作った宇宙人の星まで連れて行った。ボーマンは、急激な進化と時の流れのため過去の自分の自分が同じに存在してるように感じた。または人間の脳では処理できない情報なので、宇宙人モノリスが平べったい黒い石にしか見えなかった、数々のトリップシーンも人間では処理できない情報なのでそういう分にしか見えなかった。
巨大な赤ちゃんは地球の神になったって単純に思ったんですが、宇宙の意思のための地球の監視者になったと見た方が納得いきました。
う〜ん色々考えられるけど、他の人の解説を見たら、面白解説があって一応納得は出来ました。けどそれが真実で正解とはおもっていませんけどねwまあ、100人いれば100通りの感じ方がある、どう思うかはあなた次第ですって事でいいんじゃなかなw

今回じっくりとみてよかったです。色々新しい発見もあったし、覚悟してみたから退屈せずに観れました。CGが発展したいま、覚悟して見ないと面白くないい映画だと思いますw

最後に、生命維持装置にCENTRAL「NERV」SYSTEMって文字が有ったので、またエヴァの元ネタかなって思って調べたら、中枢神経系という意味でナーブ(NERVE:神経)の略なんですね。

234シャアダム:2020/09/21(月) 20:28:42 ID:rmiMl0oI
訂正
>>233の映画の題名が間違ってました。すいません。

「2001: A Space Odyssey(1968年アメリカ)」です。(いつのまにか後半部分が消えてました)

235レト:2020/09/22(火) 11:01:00 ID:bJP5OGZ.
2001年は人類の発展と行き詰まり、そしてその先でのウィルス進化説的な進化を描いたという点でロマンがありますね。
似たようなコンセプトの作品として映画の攻殻機動隊があると思います。
原作の攻殻2は進化した主人公の活躍を描いたという点で非常にロマン溢れる内容でした。

236シャアダム:2020/09/23(水) 23:27:33 ID:rmiMl0oI
◆ビッグフィッシュ(2003年アメリカ)

フィッシュストーリーならホラ話(「大きな魚だったのに逃げられた」っていうやつ)って意味があるのだが、これもそれに掛けてるっぽい。
日本映画で「フィッシュストーリー」って隕石から地球を守る壮大なありえねーホラ話のような映画は面白かった。
これは空想妄想好きでいつも自分の人生をあり得ないファンタジーのように話す父親が病気で倒れ、見舞いに来た息子と和解して、父親の隠された真実と出会い、最期を看取るまでの話でした。

感想:途中は楽しくて、面白くて、少しもの悲しくて、ほっこりする、大人の寓話って感じのファンタジーっぽい(ファンタジーではなくホラ話ですね)映画でしたね〜。父親は想像や妄想が得意で、それを他人におもしろおかしく話すのも得意なので、それで社交性があるんでしょうね。
彼の言う事は半分は真実半分は脚色で、最初は全部本当の事だったってオチかな〜って見てました。自分の死が見えたってのも脚色だったんですねwそして自分の死については、作家の息子に託すってのがイキで良かったです。
すごく感動するって程では無かったけど、心に潤いが欲しいなって思ってる時に観る映画だとおもいました、この映画を見ると、他人に優しくなれますよ、多分w

ちょっとだけ、「フォレストガンプ」ぽかったし、最近のアニメ「かくしごと」っぽい展開もありました。観てよかった映画でした。

237シャアダム:2020/09/27(日) 23:50:36 ID:rmiMl0oI
◆彼女はパートタイムトラベラー(原題:SAFETY NOT GUARANTEED=安全は保障しない)2012年アメリカ 86分(短めですね)

「シアトルマガジン」に就職した主人公「ダリアス」は先輩のジェフと同じ新米のアーナウとともに「タイムトラベラーの同行者募集」の広告をだした「ケネス」と人物を取材しに田舎の海辺の町へ行くことになる。
ケネスは果たして妄想狂の変人なのか、ほんとに「タイムマシン」で過去へ行ったのか、彼に近づくために、嘘をついて同行者になろうとする主人公のお話でした。コメディ多めのSFファンタジーありの恋愛映画かな。

感想:言っちゃ悪いけど、最初の印象は「なんだこりゃ?学生が製作した映画に毛が生えた感じ」ってちょっと見て損をした気分。でも解説を見ると、これが初監督作品らしいので、それじゃあ素人っぽさが残ってても仕方がないかって思いました。
いや、ストーリーは悪くない、ただ、タイムマシンを使って未来過去に行ってドタバタするのかと思えば、ケネスが大ウソつきの狂人なのか?どこまで本当の事なのか?って観るものを迷わせて最後まで真実を明かさないでじらして、途中は取材に行った3人の恋愛物語が中心でした(思ってたのとちがうw)。
ストーリーが悪くないといったのは、ちょっとリアルな恋愛の方で、その辺は見せ方が上手いなあっては思いました。SF関係の方は最後までケネスの奇異な行動でごまかし、笑わせるって感じで肩透かし(でも大いに笑ったけどねw)。

童貞のインド系?オタクの「アーナウ」の行動や台詞が本当に気持ち悪くて、そこもリアルで笑いましたw

本格的なSFや金のかかったSFXや笑いは期待しないで、学生製作映画のような素朴で一途な感じ映像を温かい目で見れる人向けですね。結構勉強になる部分もあります。

(↓ネタバレなので観る前に読まないでください↓)









最後に、一回過去へ行ったことで、家に突っ込んだ犯人にされたけど、彼女は助かったんですね。じゃあ二回目は何のために過去へいくのかな?主人公の母を救うためかな?

238もにゃら:2020/09/29(火) 23:03:01 ID:j8Dr8S3M
○映像研には手を出すな

ドラマ版の続きらしくいろいろ分からねえ!

でも面白かった!
好きな話題になると途端に饒舌になるところとか、
部外者には意味不明な拘りポイントがあったりとか
笑える笑える

一時期ラノベでは謎部活物が多くありましたがこの
映画の謎部活はヤバいな

写経部
形態模写部
声帯模写部
アクションスタント部
影武者部
身代わり部
人質部
替え玉受験を考える会
プロレス風素人取っ組み合い愛好会
監視部
警備部
伝令部
上水道部
下水道部

なんじゃこりゃ!

239みる子:2020/09/29(火) 23:08:58 ID:OQbmh54E
・Dr.スリープ
ブレードランナーと2049の関係性に近いかな。舞台は一緒でもテーマが呪怨とX-MENくらい違う、というのは言い過ぎだろうか。
今作のフラナガン監督はダニー少年とあのホテルとの決着を描きたかったのかなー と。ちょっとだけ救われた気はしました。
しかしユアン・マクレガーはジェダイだからか見た目があんまり変わりませんねぇ。お若い。

・メイドインアビス 深き魂の黎明
まずは正代卿… じゃなかった、正代関優勝おめでとうございます! 素晴らしい。実に素晴らしい。新入幕の翔猿も良かったよね。

再視聴なので気になったところをいくつか。
・レグのエレクチオン判定
リコの裸体を見たりナナチをモフったりするとなるらしい。レグがノーマル性癖であるならナナチは女の子ってことになるが、はたして…?
結論:ナナチはかわいい

・カートリッジは数日間使える
つまり数日間しか使えない。これが意味するところが恐ろしすぎるんだよな… 素材に関してはもはや何も言うまいとしても、
製造工程から賞味期限のスケジュール管理が地獄すぎる! そりゃボンドルド卿、何がなんでもナナチに帰ってきてほしいですよね。
モフモフで素材のメンタルケアなどしつつ高いオペ技術で次々と掻っ捌いていく上に呪いの影響ほぼなしとか… 理想の助手すぎる。
結論:ナナチはかわいい(オペ室から目を逸らしつつ)

・脇役も業が深い
かわいいマスコットとして登場するメイニャ。「変化の子」ってなんだよ… 何の変化なんだよ… まぁ多分ウサギとかだろう。多分。
祈手の1人、グェイラ。プルシュカの良き話し相手でもあったようで中々の好漢に思えるが、それが垣間見れるのは回想シーンのみ。
本編では既にネギトロと化しているからだ。そしてネギトロ製造機よりもさらに強そうなのが海中にはウヨウヨいる。グルメ界かよ。

・前線基地イドフロント
厳重ロック区画の多さは誤って住人同士が鉢合わせしない為ではないのか? という邪推。黎明卿の私生児アパルトメントとでも呼ぶべきか。
そしてかつてのナナチ(祝福後)がそうだったように黎明卿の愛娘プルシュカもアビス生物の外科解体を修練していたことを見るに、
画面には映らない物語のすぐ裏側では多くの孤児たちが隔離されたまま、それでも幸せいっぱいに大好きなパパとの冒険を夢見て日々研鑽しているのだろう。
結論:ナナチはかわいい… (もうなにもかんがえたくない)

現時点では今年の個人的アカデミー賞なので、早く007とかワンダーウーマンとかで私の記録を塗り変えてほしく思ってる。テネットはあと一歩でした。

240シャアダム:2020/10/03(土) 18:02:13 ID:rmiMl0oI
◆クラバート 闇の魔法学校(2008年ドイツ)

ドイツ児童文学を映画化。乞食の主人公クラバートはある日謎の声に導かれて、魔法使いの親方(アイパッチしてる)が作った部落へたどり着き、そこで他の弟子11人とともに、過酷な労働に耐えてながら魔法修行をする事になる。
彼らの役目の一つは、村を襲う盗賊を魔法によって退治すること。最初は一生懸命頑張るクラバートだったが、やがて親方のやり方に不信を抱き、親しい仲間とその恋人が親方のために犠牲になったり、村で知り合った恋人を狙われたりして、ついに親方と対決することを決心する。

感想:最初っから最後まで、陰鬱で閉塞感で暗い汚い泥臭い、あのホグワーツとは全然違って、いつまでたっても暗いどんよりとした雰囲気の魔法学校?いや親方独裁国家の映画でした。舞台はほとんど魔法村と近所の村(製作費、安上がりだなあw)、戦闘シーンや魔法のCGも少なめ。
でも雰囲気だけは30年戦争(1618〜1648の人類史上最も破壊的な紛争らしい)の時代の死に近い悲壮感がビンビン伝わってきて、観続けるのがしんどかったですね(笑える明るいシーンがほとんどない)w12人の弟子たちはいつもピリピリしてすぐ殴り合いのけんかで親方の監視の目におびえて無口。
この辺は「ハリポタ」と真逆ですわw女の子もほとんど出ないから、男臭くっていつホモ展開になってもおかしくなかった(腐女子は喜ぶかな)w
人間の骨を粉にして何を作ってたんでしょうね(若返りの薬?ペストの薬?万能薬?魔法の元?)。

人がカラスになって空を飛んだり、幽体離脱したりするシーンを見て、「上橋菜穂子(鹿の王とか精霊の守り人)」の児童小説を思い出しました、雰囲気も似通った所があってこの原作を読んだのかなあって思いました。
あと、ラストの対決はジブリの「千と千尋の神隠し」の影響を与えたみたいですね(何かに書いてあった)。


笑いがあってやCGが派手なハリポタも面白いけど、こっちも捨てがたい魅力はありました(面白くなくは無かったです)。ただ、覚悟して見ないとこの暗さ閉塞感に耐えられないかもしれませんねw
なにせ、ラストの解放感はスッキリ、良かったね!感じで「ハリポタ」にはない感動がありました。最後まで観れば意外な友情で感動すると思います。子ども受けや一般受けはしないけど、いい作品だとは思います。

最後にラノベ大好き粉塵爆発w

241シャアダム:2020/10/05(月) 00:12:30 ID:rmiMl0oI
◆レジェンド・オブ・フォール(1994年アメリカ)

「果てしなき思い」って副題があるようだが、自分が借りたDVDには書いてなかった。
ブラッドピット主演の恋愛映画って紹介があったが、これは少し疑問。恋愛映画ではなく自分はfall(フォール・秋)に生まれた主人公「トリスタン」の生きざまを描いた人生映画だと思う。
その人生の中で、兄弟で争った少し奇妙で変わった恋愛が目立ってた、って感じですね。
あと、フォールは秋の季節って意味だけでなく、「落ちる・落ち葉のような人生・幸せな家庭がだんだん崩壊する人生」的な意味があるように感じた。

ざっくり、ストーリーを書くと、田舎で牧場(牛や馬)を経営する父親(元騎兵隊の大佐)と3人の兄弟がいて、三男サミュエルが婚約者を連れて帰ってくる。だがその婚約者スザンナは野生的でアウトローな主人公「トリスタン」に一目ぼれしたのか気になってしまう。
長男もスザンナに恋してしまう。スザンナが来たことで兄弟に仲が悪くなる。そして三男サミュエルは戦争で死んでしまう。主人公は責任を感じて故郷へ戻らず旅に出る。長男はスザンナに振られて都会に出て成功して議員になる。
帰ってきた主人公はスザンナと恋人になるが、弟の死の責任を感じて段々おかしくなり、ある日スザンナに刃物を向けてしまう。そして自分が許せない主人公は再び旅に出て行ってしまう。彼の帰りを待つスザンナだったが、いつ帰るか判らない彼を待つことに疲れて、長男と結婚する。
こんな感じで、淡々とトリスタンの激しい人生ストーリーは進んでいく。こういう感じで「トリスタン」が死を迎えるまでが描かれていく。

感想としては、観てよかった、ラスト付近で、仲の悪かった長男と和解したシーンでジーンと来て感涙した。全体的に予想できない展開が続いて物語的にも面白かった。父親の脳梗塞か何かで顔がひん曲がった演技が凄かった。
ハーフのインディアン娘イザベル・トゥーが健気で良かった。広大な自然風景が素晴らしかった。

ただ、少し納得いかないところがあったかなあ。それは婚約者を連れてきて結婚も子作りもせず、すぐに国のためだ!って意気込んで戦争へ行ったこと。長男が都会に行ってあっさり事業に成功した事、主人公がどうやって大量の馬を従えて凱旋したのかが、どれもあっさりとした描かれてなく、その辺ももう少し深く描いて欲しかったなあ。
それと、禁酒法時代で主人公は酒の密輸をしてもうけて、危険が付きまとうのに、いい気になって家族旅行とかしてたんだから、主人公にも大いに責任あるところがねえ。

あと、戦争は第一次世界大戦だろうか、「西部戦線異状なし」とか「炎のランナー」とか「誓い/ガリポリ」とかで観たドイツ軍陣地に連合軍が走って突撃する戦いで、悲惨な戦いなんだが、なんか懐かしいなあって感じました。毒ガスも使ってたよね、あれ。

まあ、結構評価の高い映画らしいから、自分みたいに細かい所が気にならなければ、観ても損はないと思います。全体的には面白かったですよ。

242感想下記:2020/10/05(月) 23:08:31 ID:3ILS2jFg
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song

たまたまDVDで1章2章を借りたらクッソ面白く、こりゃ3章見るしかねーじゃねーか!
その思いで映画館に見に行きました!

悪い点と良い点を
(ネタバレ満載です)


悪い点
①過積載
1章、2章に比べると乗っける要素が多すぎた印象です。
移植された左腕ですごく強くなるけど、記憶が消えてく士郎
アインツベルンの聖杯
聖杯戦争の由来
アヴェンジャーのぽっとで感
神父に悲しき過去
なんかお兄ちゃんとなつきまくるイリヤ、いきなりのお姉ちゃん発言

こういった要素が3章になって押し寄せてきます。
自分自身がそこまでFateに詳しいわけではなく(ZEROの漫画読んだぐらい、他はwiki知識)
後述する1章、2章が面白いから3章に手を出したという層からするとちょっとキツイ感じがする。
ひとつひとつの要素が調理されないままブロックとして入ってくるような感覚
これはちょっと初見バイバイになりかねない、総集編のような作品といった印象でした。

士郎の記憶障害は短い時間じゃ表現しにくいんだからそもそもカットしていい死に要素では?カットしてええやろ(原作に中指立てるスタイル)
イリヤに関しての話は改変して全面カットでもいいんじゃないかなと思いました(全国のイリヤファンの皆さんごめんなさい)
あと神父がラストで戦うんですが、いきなり難解な思想を曰われても蛇足感が強いっす(全国の神父ファンの皆さんごめんなさい)
そんなんより都合よく聖杯ぶっ壊して無事に士郎が帰還、桜とイチャイチャして感動みたいなパートにしてほしかったです(恋愛脳)

なんというか自分のような顧客がほしいものはヤベーことになった桜が士郎に助けられていやーよかったですねーみたいな話だったので
こういうしちめんどくさい話は作品への没入感を減少させちょっとノリきれなかったなという感想になりました。

②エンディング
バッドエンドを匂わせるのが正直辛気臭いです。
最後台所で調理している桜のとなりに士郎がやってくるのですが、その表れ方が嬉しいという感じの表れ方じゃないのが不穏
そして隣に士郎がいるのだが…なんというか本当に士郎が隣にいるのかなんともいえないフワっとした存在感
実は士郎は死んでいる、生きているどちらにも取ることができる、そういう印象です。

第二章でやっと繋がることが出来たのに離れることになった二人が再度つながり直す、俺はそういうシンプルな話がみたかったの!
なんというか自分のような顧客がほしいものはヤベーことになった桜が士郎に助けられていやーよかったですねーみたいな話だったので(リピート)
こういうモヤる高尚なエンディングよりもシンプルに抱き合ってキースキースな感じにしてほしかったです(恋愛脳)

243感想下記:2020/10/05(月) 23:09:04 ID:3ILS2jFg
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song
つづき

良かった点
①VSセイバー、桜
と文句はいいましたが、セイバー戦と桜戦は出来がものすごくいいです、ここやって聖杯ぶっ壊してハッピーエンド終わりでも俺は全然OKなんだが?
セイバー戦に関してはこのHeaven's Feelで表現されているセイバーがいろんな意味で好きなので、そいつに一泡吹かせる形になったのがすごく良い。
私的な印象ですがHeaven's Feelで出てくる印象のセイバーは基本聖杯厨であるZeroセイバーを踏襲しているところが良い。
Zeroセイバーが正統進化して聖杯の先にしか素晴らしい未来がないと思うのならオルタ化するのは自然ですし、そのために働くというのは非常に流れとして良いと感じました。

そいつに対して「マスターに信頼されてない」と煽り、ライダー&士郎でのジャイアントキリング、そして桜を救うためなら過去の恩人すらも踏み潰し先に行く士郎
ここがクッソかっこいいんだわ、桜救うならなんでもする、その決意と後ろ姿に痺れました

VS桜に関しては前哨戦の凛VS桜から非常に良い、能力もらってイキっている桜に対して知識と新兵器を使い諭す凛がツエーのなんの、敵のはずなのに桜を応援していました、いやこの子ボスになっても不憫すぎひん?
敵なのに憎たらしいというよりかわいそうが来るクソザコ桜…これは唆る…+100桜ポイント
そのうえで姉からの忠告はキッツイなぁと思いながらも必要な言葉だったのかもしれません、魔術という遊びに溺れてグレた桜を叱って喧嘩しないといけなかったんですよ、本当は
「今は痛くないんだからいいでしょ」これは実際そのとおりの正論で自分は不幸なんです、ずっと運命が自分を弄んだんですと過去に生きていた桜に一発かますには言わないといけない一言だったんだと思います。
そしてここまで説教しながらも桜を殺害できなかった凛…うーん素晴らしいこの二人の関係性と流れは非常にすばらしいものを感じました。

でVS凛戦が終わったら助けにくる先輩士郎…桜と悪い運や流れとの縁を切り、彼女を辛いものから解放します。
ただね、桜に生きろ!といいながら…エンディングは…むぅ

②桜
とにかく開始10分ぐらいのイキリ桜が最高にイキってます
私が一番とか一番大好き一番厨になっています。
なんだかんだでいつも人にマウントを取られていたためか逆にマウントを取り返したいと下克上精神は実は満載だったんだなと思います。
間桐の家に生まれてカースト最下位でいつも虐げられた、その順位が逆転したのは楽しかったんだろうと思います。
ただ本当に欲しかったのは士郎との平穏な日々だったのだろうと思うと…悲しい

桜のキャラクターを分析するとあることに気が付きます
メンタルが弱い、なんかあると逃げ出す、急にキレだす

はい、ニセコイの千棘ちゃんですね(ここできたか!)

感想下記のログインボーナスはニセコイなので…ここは外せなかった
えーすごく千棘味を感じますね…この子
嫌なことあると逃げ出すとかまんまである
桜は2章中盤でも嫌なことがあって一度士郎から離れようとして、2章ラストでも実家に帰って距離をとろうとして、3章序盤にももう先輩は二度と私に近寄らないでくださいと言う

でも来たら喜んでいるんですがこれは…こいつクッソめんどくさいな!
ちなみにニセコイの千棘ちゃんもなにかあると豆腐メンタルを発揮して失踪します(ニセコイ学入門レベル)

また2章中盤で雨の中桜が「処女じゃないんですよ」という大胆すぎるカミングアウトをして自分は士郎にふさわしくないと言いながらも受け入れられ
3章で人殺しした自分はふさわしくないといいながらも受け入れられる
一方で千棘ちゃんもラストで「約束の女の子じゃないんだよ」と話しながらも楽に受け入れられる

ラストバトルで強敵を倒しながらヒロインのところへ向かう柳洞寺は天駆高原だった…?(錯乱)

自分個人としてはこういう弱いとこをさらけ出し、自分の汚さから逃げるヒロインとそれを追い受け入れる主人公という構図が好きなんだと再確認しました<<感謝

100点とはいかないまでも中々に楽しめる作品だと思いました。個人的には2章が一番だったけどね!

244もにゃら:2020/10/05(月) 23:51:08 ID:j8Dr8S3M
>>242
Heaven 's FeelはFateの第三章
第一章Fate、第二章Unlimited Blade

245もにゃら:2020/10/06(火) 00:08:48 ID:j8Dr8S3M
誤書き込み

>>242
Heaven 's FeelはFateの第三章
第一章Fate、第二章Unlimited Blade Worksを知ってる前提で進みます

言い換えれば単体で見るとイロイロはしょっている

不思議に思いませんでした?
vsセイバー戦での作戦はライダーが大火力宝具を持ってる前提ですが士郎はそれを知る機会は無かったはずなのにライダーが持ってる前提で話をしている

実はですねえ
原作ゲームのFateルートでセイバーとライダー宝具撃ち合い、ライダーは押し負けて敗北しました

で、原作ゲームでは各サーヴァントのステータス画面があってゲーム内で何らかの技や宝具を使うとステータス画面に反映されます

が、Heaven 's Feel ルートではアーチャーの腕からの侵食があるとサーヴァントのステータスが更新され、そのルートではまだ見てないはずの宝具がステータスに追加されるんですね
つまりライダーが大火力宝具を持っているという知識はアーチャーの腕からの侵食で得たんですね

こういったことは他ルートのアニメを、もしくは原作ゲームやってないとわからないんですが、それらの説明は完全に放棄しています

しかし…
恋愛要素求めてHeaven 's Feel(笑)

進撃の巨人やチェンソーマンをラブコメ目当てで読むようなもんですよ(笑)

246感想下記:2020/10/06(火) 20:31:20 ID:sjVRa61M
>>245
ち、チェーンソーマンは恋愛要素あるし
パワーちゃんとか…
ほ、ほらコベニちゃんいるし…

247もにゃら:2020/10/10(土) 00:54:05 ID:j8Dr8S3M
○望み

サッカー少年が足を痛めてサッカーが出来なくなり、その後悪い仲間が出来たっぽくて…
そして少年の死体が発見され、現場から逃げ出した少年が二人
だが情報によるともう一人居て、彼もすでに殺されているという
息子は加害者なのか被害者なのか? という話


○星の子

なんじゃこりゃ
時系列が飛びまくってて良く分からないしストーリーも『だから何なんだ』という内容で…



しかもメガネを劇場に忘れてしまった
明日取りに行かなきゃ

248みる子:2020/10/16(金) 15:59:52 ID:OQbmh54E
・鬼滅の刃 無限列車編
煉獄さんの印象激変っぷりは本誌で読んでた時と全く同じで、炎の呼吸が出るまでは常に瞳孔開いてるヤバイお兄さんでしたねー。
厭夢さん。劇場版用に広いスペース作ってくれるし、舐めプかましてくれるし、いざ負けたら見苦しいし… 特典冊子の小ネタ含め有能と言う他ない。
作劇作画については文句なしですがTV版同様、炭治郎がずっと叫びっぱなしなのが観ていてちょっとだけ疲れましたかね。
ラストバトルは互いの奥義の演出がひたすらに格好良かったです。文字通り燃えました。でも斬空波動連打は反則だよね… おつかれ、煉獄兄貴。

あとシン・エヴァの予告が見れたんですが相変わらず何がなにやら… まぁネタバレが無い(わからない)から良いっちゃ良いのか。

249deku:2020/10/18(日) 22:38:36 ID:tzDXeikU
・ジュマンジ ネクストレベル
・ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル
順番前後しての観賞に
どちらも面白かったがやはり順番通りに見るべきだったかな
ケーキ嫌いやベサニー/シェリー時の感激具合の答え合わせは楽しかったけど
1作目のネタもあり懐かしさも感じた

・ブライトバーン
面白かった、面白かったがそのまんまな映画といった印象
その設定でいったらそりゃそうなるよね以上のものがなかったのは残念
ラストの怒涛のDCパロディには盛大に笑わせてもらった

・ターミネーター ニューフェイト
全く期待していなくて序盤だけズッコケたものの面白かった
やはりアクションが楽しいものは良い
さっさと退場する男どもには笑うしかないがその分シュワちゃん格好良かったのでよし
違う未来を知るもの同士の交流もワクワクした

・ミッドサマー
何の気なしに見たせいか思った以上にダメージを受けた
悪趣味極まって笑えるシーンもあるにはあるがそれ以上に吐き気を催してくることが多い
好感を持てる人物がほぼいないのでそういう意味では見やすい映画ではあるが
こうして振り返ってみると呵責を感じない面子を揃えたのかもしれない
傍迷惑な土着信仰といった体であまりカルトっぽさを感じないのはいざやられる側に回ったら皆渋い顔してるからだろうか

250もにゃら:2020/10/19(月) 21:56:28 ID:j8Dr8S3M
○みをつくし料理帖

チャンバラも捕物もない時代劇
原作は全10巻累計300万冊の小説で、女性誌で漫画化もされてるしテレビドラマにもなってた。
大阪から江戸に来た女性料理人が大阪と江戸の違いに苦労しながらも生き別れの幼なじみと再会し彼女を取り戻そうと大志を抱く話。
ちとストーリーが圧縮されててちょっと分かりにくい部分があったのが残念
幼なじみとの仄かな百合の香りが良いのお

鬼滅に客根こそぎとられてガラガラだったのが可哀想

251もにゃら:2020/10/21(水) 13:10:40 ID:j8Dr8S3M
○ヴァイオレットエヴァーガーデン

ヴァイオレットさんがセイバーさんにちょっと似ていてドキドキしました まる

252シャアダム:2020/10/30(金) 19:22:11 ID:rmiMl0oI
◆史上最大の作戦(原題:The Longest Day)1962年アメリカ

第二次世界大戦のノルマンディ上陸作戦を中心にドイツ軍への反攻作戦を描いた戦争スペクタクル映画。超有名な映画なので知ってる人も多いとおもうが、今の若者は知らないかもw
もう4回ぐらい観てる。「メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦」のゲーム実況を見てたら観たくなって借りてきましたw

戦争映画が娯楽エンターとして作られていたころの作品で(多分)、もう今はゴールデンでの放送は無理かも知れない。自分としては別に戦争を賛美してるのではなく、あくまで大河ドラマみたいに娯楽として楽しんでるのでその辺の感覚が説明しにくい(言ってみればアベンジャーズみたいな娯楽感覚ね)。
連合軍(正義)でドイツ軍(悪)として描かれているんだけど、ドイツ軍の方から観た目線もあるので、単純に勧善懲悪みたいではなく、ドイツ軍にもそれなりにしっかりとした人物がいたのだが、総統がヒステリーで我儘で、その部下も総統を恐れて、箴言できなかったりして、ドイツ軍も何か哀れで可哀想に思えてくるんだよなあ。ロンメルとか片足不自由な将校など頭の切れる将校の意見が上に通らなかったりする。
感想:最初の出だしが、これから壮大な反攻作戦が始まるんだなあって音楽でワクワクさせてくれる(もう既にレジスタンスは予感して静かに動き始めている)。そしてラジオ放送でレジスタンスへの「秋の日の ヴィオロンのためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し」の暗号放送。ドイツ軍もそれをキャッチしてるが、まさか悪天候の中連合軍がそれも、ノルマンディという遠方の海岸に来るとは思わない。主力戦車部隊や戦闘機は総統の警備のため後方(多分ドイツで)で待機してすぐには役に立たない所。
ノルマンディ海岸はフランス領だからね、ドイツ首都からは遠い。
一方、連合軍はイギリスに集結して、反攻作戦の延期で軍人たちはくすぶってイライラしてる。そしてついに悪天候だが連合国遠征軍最高司令官のアイゼンハワーが決行を決断する。
まず、空挺部隊がドイツが占領してる重要な街や橋などの占拠に降下。その後5000隻もの艦隊がノルマンディを攻撃、兵士たちが上陸開始。

いやあ、この映画の魅力のすべてを語ることは無理、書ききれないw4回目だが面白かったわ〜。本物の大勢の人を使った戦争のリアルな迫力も凄いが、出てくる人物も個性的で面白い。そして覚えきれないほどの人物群。
ジョンウェイン(足を怪我してるのにふてぶてしい偉そうな軍人担当)やショーンコネリー(コメディ担当)、ヘンリーフォンダ(大統領の息子?足が悪いのに前線に出たいと懇願する),ロバートミッチャム(部下に無茶な爆破作戦を命じる、部下どんどん死ぬ)やらその他大勢の昔の有名俳優が(それ位しか自分は知らないけど)出てるんだろうなあ。もう二度とこの規模映画は作れないだろうなあって感じました。

「銀河英雄伝説」が好きな人なら面白いと感じるかもね。忘れたころに見ると何度でもワクワク面白いと思う映画だね。

253もにゃら:2020/10/30(金) 22:41:47 ID:j8Dr8S3M
○罪の声

グリコ森永事件(作中ではギンマン事件)をモチーフにした映画
いやあなかなか面白かったです

令和へ元号が変わる記念として戦後最大の未解決事件であるギンマン事件特集を行う新聞社の記者
父の遺品の中から出てきた手帳とテープで、ギンマン事件で脅迫に使われた音声が自分の声だと気づいたテーラーショップ店長

この二人が真相を求めて独自に行動してやがて交錯し、協力して真相究明

かなりの長丁場(140分)ですが時間が短く感じられた

254シャアダム:2020/11/05(木) 23:52:16 ID:rmiMl0oI
◆テンミニッツ・オールダー -ザ・トランペット-

15人の監督によるオムニバス形式の映画で、副題がトランペット(日本語版では「人生のメビウス」とか「RED」)とチェロ(日本語版では「イデアの森」とか「GREEN」)の2巻に分けられてる。
このトランペットには7作品(全部約10分間の作品)が収録されている。共通のテーマは「時間」らしい(調べて初めて知りました)。オールダーとは古いではなく、「陳旧性の」という意味ではなかろうか。

①DOGS HAVE NO HELL(犬には地獄がありません)
線路の上で眠ったため警察に捕まった男は、釈放後、会社を辞めてバーで働いていた恋人にプロポーズして結婚することになり、そのまま二人で油田を求めてシベリアへ向かう。
二回観たのだが、良く分からなかった。絶妙な雰囲気を楽しむ映画なのかな。シベリアとはロシア、ウラル山脈から東の地方の事で、イルクーツクは「シベリアの巴里」と呼ばれる美しい街らしい。多分、乗った列車は「シベリア鉄道」。700マルッカは約14350円(二人の切符代)。
淡々としている映画でした。監督はロシア人かと思ったら、フィンランド人でした。自分の頭ではイマイチ感じることも理解することもできなかった。
②LIFELINE(生命線)
これも2回観た。結局なにが言いたいのか良く分からなかったw平和な片田舎ののんびりした午後に、赤ちゃんが出血する事故が起こり、村人が一斉に集まって赤ちゃんを助けたり見守ったり。スペイン国境ではナチスの影が迫っていたという内容。
なんとなくなんとなく、この監督の独特のセンスを感じたが、自分はそこまででしたw平和にそっと忍び寄る危機を映像化してたのかな。深読みして、赤ちゃんが育って腕時計の子でヒモを結ってる青年で、写真に写っていた軍人(ナチスの軍服)かと思ったわ。LA CRUZ GAMADA(ガンマの十字架)で鉤十字(ドイツナチス)なんだね。
雰囲気は抜群な映画でした。
③TEN THOUSAND YEARS OLDER(一万年より古い)
ドイツ監督が作った未開の土地に住む「ウルイウ・ワウワウ族」との初接触時と20年後を撮ったドキュメントでした。これは単純明快に面白かった。他の民族を毒の矢で襲うワウワウ族との命がけの文化交流。しかしその交流によって風邪や水疱瘡で免疫のない部族たちの半数が死亡する悲劇。
20年後、現代文明に接触してすっかり覇気のなくなったリーダー(肺炎を患ってる)。息子は、部族を恥て都会に出たいという。時代に置いて行かれた部族が、進んだ文明に触れ変わっていく姿が興味深い。これは残酷な仕打ちとなるのか、部族の夜明けとなるのか誰も分からない。ドキュメントとして面白かったです。
最近のニュース(2020年9月12日)でワウワウ族の近くに住む原住民を保護する活動家のリエリ・フランシスカートさんが毒矢を撃たれて死亡したらしい。いまでもまだ、未接触部族があるらしい事に驚きと、この映像のリアルさを実感した。アマゾン原住民リーダーが「コロナ」で死亡との記事も見かけた。
④INT.TRAILER.NIGHT(トレーラーの夜をイント(=インターセプトという意味なのか割り込むという意味なのか?)する)
女優の撮影の合間のトレーラー内での10分間を描いた映画。靴を脱ぐなと言われた直後に脱いだり、「タバコ吸わないでありがとう」って書いてあるのにタバコ吸ったり、その煙草を火を持って来てくれた食事に突っ込んで消したり、いかにも女優、自分勝手な性格って感じで、雰囲気は出ていた。
何気ない女優の撮影風景を切り取った感じが10分間続くのだが、演出が上手いのかつまらなくは無かった。なぜか携帯やCDがある時代なのに白黒映像w

255シャアダム:2020/11/05(木) 23:54:09 ID:rmiMl0oI
◆テンミニッツ・オールダー-ザ・トランペット-(2002年)

⑤TWELVE MILES TO TRONA(トロナまで12マイル)
大人用のクッキー(麻薬入りだろう)を一袋も食べた主人公は、薬の過剰摂取で死にかけていた。急いで自力で自分で運転して、リッジクエストの病院へ行こうとするが途中幻覚に襲われて事故りそうになる。
リッジクレストの街がゴールなのだが、トロナという街から12マイル離れている。そして、このトロナという街が「カンパニータウン(一つの会社が作った街)」で、会社のために作られた閉じられた街。この映画の題名のような看板があるらしい(多分それを皮肉ってつけた題名だろう)。
分かり易くて、最初は面白かったのだが、観てるうちにこちらまで頭痛やモヤモヤがしてきて、たった10分間だけど、ちょっと辛かったかなあ。本当に幻覚や気分悪さを体験できる映画でしたw
⑥WE WUZ ROBBED(我々は奪われた(票を))
2000年に行われたブッシュVSゴアの合衆国大統領総選挙の裏側やスキャンダルを当時関係者のインタビューで構成されたドキュメント系映画でした。
奇しくも今トランプVSバイデンの泥沼めいた総選挙が行われている最中にこれを観たのは何かの因縁かと思ってしまうw期限までに数えきれなかった票は無効って選挙の意味なくない?って思ってしまった。ゴアが逆転勝ちしてもそれはそれで陰謀だ!って事になるんだろうなあ。
アメリカ合衆国の規模だと数え間違いや無くしちゃった票とか多そうだなあwまあ、この映画はアメリカ選挙について余程詳しい人にしか面白さは分からないだろうなあ。自分は二回観たけど、選挙システムが頭に入ってこなくて、まあ、不正があったんだろうなあってぐらいにしか理解できませんでした(100回ぐらい観れば理解できるとは思うw)。
⑦100 FLOWERS HIDDEN DEEP(沢山の花は深く隠された)
中国上海の監督作品。舞台は21世紀初頭の開発ラッシュの北京郊外。引越し屋たちはおかしな男に家が建っていない荒れ地にこれまた見えない家具を運んでくれと頼まれる。
最初は頭がオカシイ奴だと馬鹿にしていた引っ越し屋たちは、段々その男の切実な態度にその気になってくる。そして幻の引っ越しが終わって立ち去る時、引越し屋たちのその眼には立派な家が見えるようになっていたという寓話のような映画でした。
まあ、中国らしい癖のあるキャラの濃い、ほわっとした温かいお話でした。そして中国の裏の顔、華々しい発展の犠牲となった貧困層の虐げられた様子が思い浮かべられる作品でした。

総評:全体的にあんまり面白くないオムニバスだったけど、ハッとする部分考えさせられる部分もあり、想像力創造力の勉強にもなったし、観て損はしなかったと思う。鑑賞する人はトワイライトゾーン(世にも不思議な話)みたいな面白さを求めてはいけないとは思った。

256もにゃら:2020/11/07(土) 23:23:08 ID:j8Dr8S3M
○モンスト

やべえ
過去作見てないから何が何だかさっぱり分からないw
そしてルシファーもアーサーもソロモンもみんな女の子www
で、過去が分かってないから、だれそれが裏切ったとか実はだれそれが黒幕とか言われても『ふーん』状態

いや過去のアニメ全然見ずに映画だけ見た方が悪いといわれたら言い返せないけどね


○ロシャオヘイ戦記

人間の開発によって住みかを追われた黒猫の妖精シャオヘイが同じ境遇の妖精フーシーに助けられ彼の仲間暮らし島でつかの間の平穏を得る
だがそこに妖精達の組織からの執行者ムゲンが襲撃
フーシー達とはぐれたシャオヘイはムゲンに組織の拠点へ連行されるがその旅の道中でムゲンと師弟関係になり…

なかなか良いお話でありました
バトルシーンは非常に迫力があり、コミカルなシーンも豊富

中華アニメもなかなかやりますなあ

257シャアダム:2020/11/10(火) 21:06:03 ID:rmiMl0oI
◆それでも夜は明ける(原題:12 Years a Slave「12年間奴隷として」)2013年イギリス・アメリカ合作

実在の人物、ソロモンノーサップによる奴隷として生活した12年間を書いた自伝(1853年発表)のスティーブマックイーンによる映画化。

まずスティーブマックイーン監督はあの有名な白人俳優(「パピヨン」「タワーリングインフェルノ」「大脱走」とか)ではなく、別人の黒人の監督です。
それからこの原作小説が発表されたころのアメリカは奴隷解放で有名な「南北戦争」の直前の時代で、ソロモンは奴隷制廃止の活動家としても有名。もう一つ言えば「トムソーヤーの冒険」(マークトゥエイン著)もこのちょっと前の時代の話です、たしかアニメにもトムの家に奴隷が居ましたね。

もう少し詳しくストーリーを書くと、自由黒人で家族持ちのノーサップは軽い気持ちでバイオリン演奏のバイトでワシントンへ行ったが、そこで騙されて奴隷商人に囚われ、南部で農園主に売られ、奴隷として過酷な労働を強いられることになる。逃げようとしたり、また別の農園主に売られたり、困難をいくつも乗り越え、なんとか故郷へ手紙を書いて、家族に現状を知らせ救援を求めようとするが・・という実際あった話の映画化である。

感想:最初のエッチシーンが多少意味が分からなかったが、全体として天国から地獄へ突き落された主人公、主人公だけじゃなく奴隷たちの苦しさ、悲惨さ、絶望がダイレクトに伝わってくるなかなかの佳作だと思いました。
名前を変えられて、本当の名前を語ると鞭で矯正されたり、子供と別々の農園主に売られていく母親の悲しみ、その母親が泣いてばかりでうるさいとどこかへ連れていかれる(農園主に吊るされて殺されたのかも)。一日のノルマを達成ないと鞭うち、疲れてるのに農園主の我がままで一晩中踊らされたり(パーティで)、ブラック企業が天国に思えるよ。そしてロリコン農園主に毎晩犯される奴隷「パッツィー」がもう一人の主人公と言っていい。
彼女は、農園主の怒りを買ってむち打ち、農園主の奥さんの嫉妬を買って、事あることに虐待(ひっかかれたり、風呂で石鹸を使わせてもらえない)、この生活が耐えられなくて最後は主人公に「殺してくれ」と頼む。まだマシな主人公と、徹底的に打ちのめされるパッツイーは凄く対照的で、ほとんどの奴隷が「パッツィ―」(それ以上に悲惨)なんだろうなあってラストシーンで自分も絶望で倒れそうになりました。
奴隷制度は悪だってひしひしと感じさせられました。無くなって良かったわwでも今も続く黒人差別なんだよなあ。

ラスト付近で出てくる救世主、あれ?ブラッドピットに似てるぞ、でも目つきが違うなあ・・・ってやっぱり「ブラッドピット」のリンカーン(奴隷解放運動した大統領)風な変装(髭が)でしたw

あと、この頃の1ドルは今の1700円らしいから、1000ドルで売られた主人公は170万円か。農園主も結構な値段で買うんだなあ(一人じゃないから、何人も買うから)。これじゃあ、お金を払った分以上は稼いでもらわないといけないから、奴隷をこき使うよなあ。まだ世界のあちこちでこういう制度は残ってるんだろうね。

まあ、なんというか、若い人たちに観て考えてもらいたい良い作品でした。それと特殊メイクだと分かっていても、ムチの後が生々しい映画でした。パッツイーの絶望が頭をはなれないな〜「自分だけ助かりやがって、私も助けて、連れて行って、って思っただろうなあ」。

258もにゃら:2020/11/14(土) 00:00:02 ID:j8Dr8S3M
○ドクターデスの遺産

北川景子さんの女刑事がカッコよかったです





いうあ、原作既読だけどちょっとあかんね
尺に収めるためにエピソード削ったり内容を変えたりは仕方ないけど犯人がただの快楽殺人狂になってる
犯人の過去…なぜ安楽死殺人を行うようになったのかとかがまるっとカットされている上に、『薄汚い殺人犯だ』と言われて『メシアの私を侮辱した』と言い出したり…

なんかね

259ぺんぼー:2020/11/14(土) 10:42:27 ID:x5LBt8bg
○鬼滅
確かにアクション作画と音楽と演出は凄かったですが
感動のレベルは原作を読んだ時と全く同じ
どちらが上とか下とかではなく
もしかして自分はアクションがものすごいからといって感動しない性質なのかしら


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板