したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

映画感想スレ(4)

128シャアダム:2019/08/26(月) 11:19:33 ID:rmiMl0oI
◆しあわせのパン(2012年)

東京で暮らしてたヒロイン「りえ」は「水縞」くんにプロポーズされ北海道・洞爺湖付近の月浦に「マーニ」というパン屋(宿泊も出来るし、パン以外の食事も出来る)を開店し其処に住むことになった。
色々な事情を抱えてやってくるお客さん達とのふれあいを描いた、ややメルヘンでファンタジーな優しい世界的な物語でした。

なんだろうなあ、「カモメ食堂」にはじまって「メガネ」「プール」的なふわっとした雰囲気重視の癒やし作品をたまに観たくなるよね(自分は)。そういう目的で借りて観たんだけど、ちょっとストーリーが粗いというか、設定が不自然というか、悩みが俗世間的すぎるというか、台詞が臭いというか、優しい世界がわざとらし過ぎるというか、ちょっと思っていたのと違ったかなw
でも、最後の心中しようとしてやってきた訳あり老夫婦の物語だけは、ジーンと感動したなあ。阪神大震災が1995年でこの映画が2012年だから、17年前に娘さんは亡くなったのか。それから風呂屋を建て直して17年営業をして、もう人生に疲れたってことかあ。なんか重い・重すぎる・・他人にはどうすることも出来なさそうな悩みなんだけど、ちょっとメルヘンチックなこの映画、パンと優しさで解決してしまう(魔法だなw)。
この老夫婦は何泊もただで泊めてもらったのかなあ(お金持ってそうだからちゃんと払ったのかな)。あと、折角苦労して作ってもらった和風ごはん料理もちゃんと喰えよなw

あと、カンパニオだっけ?主人公のがいった言葉。カンパニー(会社)的な響きがあるから、自分も「家族」かと思ったわw調べたら「カンパーニュ」ってパンの種類があって、最初に作ってたパンがそれだったか(表面が固そうな四つ割れパン)w

この映画のいいところはパンと食事が美味そうな所ですね。悪いところというか引っかかったところは、優しい台詞が臭すぎで優しいお節介の押し売りw特に常連客の「宮沢賢治」風なコスプレのおじさんが急に演奏し始めた時は、苦笑いしか出てこなかった。実際に深く悩んでる人にコレされたら、成功率50%・喧嘩になるかも(いちかばちか)だなwなんだこの常連客は普段何をしてるんだよw
あとトキオくん、バスの運行を妨げてますぜw東京まで1000キロバイク旅とか絶対彼女途中でウンザリするだろ(本人は格好いいナンパと思ってる)w

いやあ、ファンタジーで話も突拍子も無い所はあるけど、なぜか飽きずに最後まで観てしまったから、面白くなくは無い雰囲気重視の映画でした。

ラストの「ひとつだけ」(矢野顕子)は清志郎ボイスのハスキーな情熱ボイスはこの優しい静かな映画のエンディングにちょっと合わなかったかなあ(矢野顕子オンリーバージョンの方がよかったかも)って思いました。

パンがコーヒーがポトフが食べたくなる映画でもありました。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板