したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

映画感想スレ(4)

219 シャアダム :2020/03/28(土) 05:57:16 ID:rmiMl0oI
◆黒船(原題:The Barbarian and the Geisha=野蛮人と芸者)1958年アメリカ

1857年黒船(軍艦や大型の西洋式航洋船)で「幕府と交渉して領事権について話し合う」ために日本の下田へやってきたタウンゼント・ハリスが苦労や困難の末、1958年日米通商条約を結ぶまでを「芸者お吉」との淡い恋など多少の脚色を加えドラマチックに描いた映画でした。
主演のハリスは「史上最大の作戦」や数々の「西部劇」で有名なジョンウェイン、ヒロインお吉には安藤永子、下田の奉行田村には山村聰が演じています。
ちょうど、この頃徳川家定は33歳ぐらいで、ハリスが謁見した場面では家定は青少年みたいだったのであれ?こんなに若かったっけ?(脚色かな)って思いながら観てましたw

さて、感想。歴史に詳しくないのでハリスが何をやった人なのか全然分からず、最後まで興味津々で飽きずに観れました。不平等条約(ハリス条約)って後に言われる条約を結んだ人なんですね。「西郷どん!」にも出てたんですがまるっきりスルーで覚えていませんでした。
家定って病弱で廃人みたいな感じで又吉さんが演じていた将軍だって事は理解しました。この映画に出てくる家定は、西洋の椅子や望遠鏡に興味津々でややはしゃいでいた子供のような将軍様でしたw
ジョンウエインのハリス役は貫禄在って、悪者を拳銃で倒したり、素手で喧嘩をしたりしそうなガッチリ体格のやや高齢のヒーローって感じでした。実際村人と素手で戦って、西部劇みたいにパンチで大男をのしたりしてましたが。でも、小男がハリスを柔道っぽい技で逆に倒してしまうところは、大体は喧嘩に強いんだが新しい格闘技には弱いって所がリアルで面白かったですね。

あと、日本人の日本語が聞き取りにくい、江戸時代の日本語と今の日本語とは微妙に違うっていう演出かと思いましたわ(ただ滑舌が悪いだけだとは思うけど)w通訳補佐が日本語が分からないハリスのために、一回一回一語一語を英語に直してくれて、それが日本語字幕で下に出るので助かりましたわ。
ヒロインお吉は昔の美人って感じで、ちょっと性格がキツそうなお顔でしたが、ハリスとのふれ合いで印象が変わりました。二人の恋は微笑ましくて良かったです。攘夷派とのもめ事で、二人の恋は終わるのですが、育ての親を裏切ったお吉は尼僧にでもなるのでしょうか?ラストは「尼僧物語」(1959年作)を思い出しました。
あと、侍とは切腹覚悟じゃないと成れない物なんですね(新撰組の鉄の掟(失敗したら自決)は侍ならば当然のことだったって改めて思いましたね)。

全体的に味わい深い作品なんですが、ひとつそれは違うんじゃないかって思うところがあります。「コレラ」でマッチポンプ事件です。半分はハリスのせいで村をコレラに汚染させて大量の病死を招いたのに、無知な村人はコレラが自然発生したとでも思ったのでしょうか、ハリスが身の危険を感じて真実を隠したのでしょうか、患者の家を燃やしたり看病をしたり村人に資金援助ををしたりして、コレラから村人を救った神様になってしまうところ、なーんか納得できないなあwマッチポンプ。
まあそのおかげで将軍様に面会できたんですが。あとは、老中たちが中国の三国志に出てきそうな髭を生やした風貌な所。中国と日本を同じ感覚で観てたのかなあw

凄く面白いって映画では無かったけど、まったりとして味わい深く、たまにクスっと笑えて、現代の忙しないアクション映画に食傷気味の人には、ちょうど良い風変わりな時代劇って感じの映画でした。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

■ したらば のおすすめアイテム ■

パイニャン - 青山裕企


この欄のアイテムは掲示板管理メニューから自由に変更可能です。


掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板