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映画感想スレ(4)

173シャアダム:2019/11/15(金) 21:35:33 ID:rmiMl0oI
◆招かれざる客(原題:Guess Who's Coming to Dinner=誰が夕食に来るのか推測しなさい)1967年アメリカ

知的な感じの黒人俳優シドニーポワティや「老人と海」の主人公役のスペンサートレイシーや「アフリカの女王」のヒロインキャサリンヘップバーンやペップバーンの姪ホートンホートンらが出演している数々の賞(ノミネートも多数)に輝いた作品である。
内容は黒人差別が酷かった時代、「ガーディアン」新聞社社長マットの娘ジョアンナ(白人)は婚約者として黒人でバツイチの「プレンティス」博士を連れて実家に戻ってくる。そして結婚の報告をするのだが、母親は吃驚するし父親は結婚に反対の姿勢をとる。
さらに、家政婦やディナーに呼ばれたプレンティスの父親にも反対される。両親の反対があればプレンティスは結婚は取りやめにするというが本音は・・。果たしてこの結婚の行方はどうなるのかというヒューマン物語。

話は単純、結婚する報告をするためヒロインの両親の実家にやってきたその日一日の物語なんだが、それだけで感動的な物語に仕上げてしまった、丁寧な演出や脚本の膨らまし方の勝利かなあ。とにかくへえ〜こんな映画の見せ方作り方もあるのかって感心しました。
だんだん、結婚に賛成の人が増えていき、二人の頑固親父もだんだん自分の気持ちに整理を付けていき、最後は・・・(おっとネタバレ)・・とにかく最後はホロリとさせるいい映画でした。家政婦(黒人)が猛反対するのにはワロタ(お嬢様に辛い思いをさせないために結婚に反対したのかなあ)。
あと、社長マットの奥さんクリスティーナは涙もろくていい感じなのに、管理人のヒラリーさんには冷たいなあ(ちょっと好奇心でデバガメしただけで仕事を首にするし)そこは解せなかったw
多分、クリスティーナ(キャサリン)の泣く演技の巧さで主演女優賞を取ったんだろうけど、ちょっと何度も泣きすぎでわざとらしい気もしたわw
あと、プレンティスの父親の苦虫を潰したような表情がなんとも言えない良さがありました。

それから、まだ黒人差別が酷かった時代1960年代の雰囲気を醸し出す色んなワードも時代を感じて楽しかったです。たとえば「ブラックパワー(差別に対するスローガン)」「ルーサーキング牧師」「ビートルズ」「ウィリーメイズ(野球選手)」「アーノルドパーマー(ゴルフ選手)」や肉の配達員の若者とお手伝いさんドロシーのやけにノリノリの「ゴーゴーダンス?」には微笑ましくてワロタ。
しってました?アーノルドパーマーって衣服の商品は日本のレナウンが作ったことを、あと「ウィリーメイズ」は「ヘイセイキッド」って呼ばれていて、ジャニーズのグループみたいだ。

それから、「ボイズンベリー(木イチゴ)のアイスクリーム」を結婚話で葛藤している頑固親父が食べるシーンがあるのだが、「偶然に初めて食べたけど美味しい」って言うんだけど、黒人と白人の結婚も初めてで吃驚するけど、意外と上手くいくのではって暗喩にも聞こて意味深にな感じ。

その他には色んなお酒が出てくるんだけど、スコットランドで作られるウイスキーだから「スコッチ」とか、ブルボン朝から名前をとった「バーボンウイスキー」、「シェリー(ワイン)」はスペイン産なのかー(勉強になりました)。

そして、この映画に最高の見どころは、プレンティスの両親が来てからですね。みんなが二人きりになってそれぞれ黒人白人の結婚について討論や気持ちをぶつけ合う(どうなるのか予測がつかずハラハラドキドキ)、よく出来た脚本に唸りました。そしてホロリと来ました(二度目)。

派手なアクションやサスペンスはないけど、しっとりとしていていい映画でした。


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