- 1 :ウラサキ :2022/02/23(水) 15:20:40
- 現在進行中の William James: Pragmatism 読書会が、ようやく今年3月か4月に読み終わりそうで、
その後継テキストとして A.J. Ayer: Language, Truth and Logic が候補として上がっております。 有り難い事にタイミング良く邦訳の文庫版が今月、ちくま学芸文庫から『言語・真理・論理』として発売されました😄 訳文は旧岩波版と同じ吉田夏彦訳ですが、新字・新かなでずっと読み易くなり、少し訂正箇所もあるそうです。 原書はPenguinとDoverで現役ですが、ネット上でもpdfなど、色々入手可能みたいです。 ☟私が見た中ではこのサイトが一番読みやすそうです。 ttps://antilogicalism.com/wp-content/uploads/2017/07/language-truth-and-logic.pdf(←頭にhを追加)
日時や場所はこれまで通り、月1回日曜日午後、福島区の私の自宅マンション集会室を考えています。 具体的なスタート日程は又UPする予定ですが、 新規参加者も大歓迎ですから、お知り合いにもお誘い頂ければ幸いです。 参加費は無料でも良いかと思うのですが、一応けじめとしてこれまで通り部屋代を1人1回100円ずつ集めようかと思ってます。
- 39 :ウラサキ :2024/04/14(日) 16:54:05
- 第21回終了しました。
合理論VS経験論では、マッハ流実証主義を批判し、いいとこ取りみたいな感じでしたね。 あとバークリの観念論は荒唐無稽ですが明快で、私は好感を持ってます。
次回は5月12日(日)13:30-17:00頃 ChapterⅧ 第13パラグラフ(We must now ~)から、 第24パラグラフ(We have mentioned ~)の終わりまで読む予定です。
- 40 :ウラサキ :2024/05/12(日) 17:22:16
- 第22回終了しました。
今回はバークリー流観念論とマイノンク流「何でも実在論?」という両トンデモ説に対する批判で、 結構些末な議論が多かった割には、結論は我々の常識に近い無難なモノでしたね。 量もかなり多めで、17時直前までかかりました。 夫さん、野口さん、火雨さん、長時間お疲れ様でした。
次回は6月9日(日) 13:30-17:00頃 ChapterⅧ 第25パラグラフ Monism and Pluralism から章末まで読む予定です。 いよいよ次回で本文は読み終わり、次々回からは Introduction を読む予定です。
- 41 :ウラサキ :2024/06/09(日) 20:40:09
- 第23回 終了しました。
ついに本文は最後まで読み終わりました(^^)/ Monism vs Pluralism というタイトルにしては、 一方的に monism 批判に終始している印象でしたね。 ただその monism も現代の我々から見ればあまりに古臭く荒唐無稽なものであり、 Ayer の議論が重箱の隅を突く些末なものに感じられました。 最後の統一科学と科学哲学に対する楽観的な将来見通しは微笑ましい感じがしました。
次回は7月14日(日)13:30~ 著者が初版出版10年後に書いた反省文(?)とも言うべき Introduction を読んでいきます。
- 42 :ウラサキ :2024/07/14(日) 16:47:32
- 第24回終了しました。
今回は、sentence, proposition に加えて、statement という用語を導入することによって、 検証原理に対する批判を回避するというかなり些末な議論が大部分でした。 むしろ後半部分の basic proposition に対する批判の方が、哲学史的には重要では無いかと思います。
次回は8月11日(日)13:30~ Introduction 第11パラグラフ(It will be ~)から、 第23パラグラフ(An argument which ~)の終わりまで読む予定です。
- 43 :ウラサキ :2024/08/11(日) 17:44:42
- 第25回終了しました。
今回は、初版に対する批判に対する反論で、テクニカルで些末な議論が多く、 複雑な構文が多く、和訳にも手間取った割には、内容が乏しく、閉口致しました(^^;)
次回はいよいよ最終回、9月22日(日) 13:30~ Introduction 第24パラグラフ Propositions About The Past And About Other Minds から、 最後まで読みます。
なお、次々回からは Berkeley: Three Dialogues between Hylas And Philonous を読む予定です。
- 44 :ウラサキ :2024/09/20(金) 08:16:55
- 次回、Berkeley: Three Dialogues 読書会の初回担当割り振りを決めるため、
取り合えずWikisource版テキストの冒頭10ページ分のコピーを配布しようと思います。 テキスト本文には章立てが無く、対話篇につきパラグラフもありません。 バラバラの版だと、範囲指定が不便かと思いましたので。 何か良いアイデアがあれば御提案下さい。
- 45 :ウラサキ :2024/09/22(日) 17:43:10
- 最終回終了しました。
夫さん、野口さん、火雨さん、雨の中御足労有り難う御座いました。 又、最後まで完走、お疲れ様でした。
過去や他人の心についての言明は何だが細かな議論でAyerのスタンスが不明確でしたし、 価値の情緒理論は納得出来るものの、批判者の側の主張がよく分かりませんでした。 最後の哲学の役割に関しては、非常に妥協的で、エイヤーも丸くなったなあ、と言う印象でした。 ただラッセルの記述理論以外に、ムーアの exist の分析を、哲学的分析の例として挙げてくれていたのは、 目新しく個人的には嬉しく思いました。
11月10日(日)からは、Berkeley: Three Dialogues between Hylas And Philonous を読みます。
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