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2022年3月27日 William James「プラグマティズム」批判

1野口豊太:2022/02/27(日) 20:15:30
現在進行中の William James: Pragmatism 読書会が、ようやく今年3月か4月に読み終わりそうで、その総括として批判を行います。
「経験不可能な事柄の真理を考えることはできない」と言うような思考だそうです(ウィキペディア)。
哲学の素人の私が総括し批判などおこがましいですが、それなりの切り口で進めたいと思っています。
翻訳本は岩波文庫などで入手できますし、内容も常識的な判断で理解が可能です。
皆さんと活発な議論が出来ますよう、ぜひご参加下さい。
浪速区民センター第4会議室13時からです。

2ウラサキ:2022/02/28(月) 03:46:27
楽しみにしてます😄

3ウラサキ:2022/03/27(日) 21:07:16
プラグマティズム「批判」ということで、野口さんのプラグマティズムに対する批評をうかがえるのを期待しましたが、
テキスト本文の紹介に終始し、少し期待外れでした(^^;)

Jamesの主張に対して野口さんがどのように評価(批判)したのかをもっとおうかがいしたかったです。
個人的には彼の仏教批判は、非常に溜飲の下がるモノでした。

4おぐす:2022/03/27(日) 21:23:15
野口さん、今日はおつかれさました。
ウィリアム・ジェームスの哲学の一端を理解するためには「プラグマティズム」は比較的平易で
理解しやすく、あらめて最適の著作だと思いました。野口さんも読書会でじっくり読み込まれた
テキストのせいか、レジメの内容もコンパクトに要領を得たものになっていて自分にも判りやす
かったです。ありがとうございました。

個人的にはウィリアム・ジェームズの哲学、思想は「心理学原理」等に展開されている純粋経験や
意識の流れ、意識の選択が、彼の世界観や宗教観の根底にあると思うので、プラグマティズムと
いう哲学的方法だけではジェームズの思想の全体像を把握するには足りないように思いました。

日本でウィリアム・ジェームズの影響といえば西田幾多郎の「善の研究」がよく挙げられますが、
自分は夏目漱石のジェームスとの向き合い方が面白いと思っています。漱石は「心理学言論」や
「宗教的経験の諸相」「多元的宇宙」をけっこう深く読み込んでいて、彼の文学論や創作方法に
それとなく影を落としています。

自分は日本で最も早い時期にウィリアム・ジェームズについて考察したのは夏目漱石ではないか
と考えています。漱石はプラグマティズムについてはあまり関心を抱かず、ジェームズの心理学
から多くの示唆を受け取っているようです。文学論や、随筆、日記等にもジェームズについての
言及があるので、機会があればお読みになるとまた違った興が湧くかもしれません。


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