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ウィトゲンシュタイン『哲学探究』読書会

1ムラタ:2023/03/21(火) 20:13:04
6月あるいは7月からウィトゲンシュタイン『哲学探求』を読んでいく運びとなりました。
つきましては新規参加者(オンライン参加者含む)を募集いたします。
参加希望者はこの掲示板に書き込んで下さい。どなたでも歓迎いたします。

テキストは鬼界訳『哲学探究』(講談社)を利用します。
各自範囲を読んだ上で参加されることが推奨されます。

会場は大阪浪速区民センターで、時間は14時から17時まで、月一回、日祝日の開催となります。

2ムラタ:2023/06/25(日) 20:15:16
>>1の訂正です。

✗ 14時から17時まで
◯ 13時から17時まで

お気をつけ下さい。

3ムラタ:2023/06/25(日) 20:20:07
初回の詳細です。

日時:7月23日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:1-25
(講談社鬼界訳 p.20〜39)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
8月27日 (日)
9月23日 (土)
10月22日(日)

4かわべ:2023/07/03(月) 18:02:49
こんにちわ、参加希望いたします
よろしくおねがいします

5ムラタ:2023/07/04(火) 08:18:31
かわべさま

歓迎いたします。
当日は直接会場までお越し下さい。

6コヤマ:2023/07/04(火) 17:58:58
初めましてこんにちは。
今まで読書会などに参加したことはないのですが
ウィトゲンシュタインに興味があり是非とも参加させて頂きたいです。
当日は現地での参加を希望いたします。

7ムラタ:2023/07/04(火) 20:44:29
コヤマさま

新規参加希望のご連絡ありがとうございます。
我々もウィトゲンシュタインのテキストを扱うのは初めてです。楽しみですね。
当日は直接会場までお越しください。
もし場所が不明の場合はJRなんば駅からご案内いたします。

8ムラタ:2023/07/04(火) 20:48:34
現在現地での参加予定者7名です。

9AD:2023/07/05(水) 08:18:37
久しぶりです。
興味があるので参加希望します。
これまで読書会なるものに参加したことがないのですが、どういうものですか。順に全文を辿って行って各自逐次コメントをするのですか。あるいは参加者に担当箇所を割り振ってその解釈?を発表する?
また、オブザーバーとは?
初回は現地に行こうと思いますが、以降諸事情で行けない可能性があり、その場合ON LINEでも構わないのですか。

10ムラタ:2023/07/05(水) 09:47:31
ADさん

お久しぶりです。
参加希望承りました。
進行方法ですが、段落などある程度のまとまり毎に疑問や感想などを自由に発言していくというスタイルになっています。
段落が長い場合は段落を分割です。
オブザーバーとはそういった疑問や感想を発言しないでただ傍聴している人という意味で使用しました。
現地参加出来ないがオンラインなら参加出来るという場合は当然そちらで参加頂いて構いません。
ただし、ムラタが現地で不参加の場合やwifiが届かない部屋の場合は配信出来ないことになるので、その点ご理解下さい、

11ウラサキ:2023/07/11(火) 08:23:33
7月23日のオンライン参加を希望します。
鬼界訳を持っておりませんので、
Anscombeの英訳を読んでの参加でもよろしいでしょうか?

12久保共生:2023/07/11(火) 18:59:04
ウラサキさん

歓迎いたします!
ただ、今確認したところ7月23日は第3会議室で、確かwifiが届きづらい部屋だったように思います。
もし差支えがなければ、7月23日は直接会場に来ていただきたいのですが、いかがでしょうか?

訳は鬼界訳以外でも大丈夫です。

13久保共生:2023/07/11(火) 19:01:13
ウラサキさんを含め、オンライン参加希望の方がいらっしゃるのであれば、今後はwifiが届く部屋を押さえられるように、なるべく早めに予約した方がよいかもしれませんね。

14ムラタ:2023/07/11(火) 21:34:27
ウラサキさん、お久しぶりです!歓迎致します。
オンライン配信ですがwifiが届かない部屋の場合はムラタが実費でかかってくる分を参加者で分担してもらうという形なら可能かなと思います。
調べたらGoogle meetは映像と音声両方ありの場合は4時間で2.5から3.0GBほどかかるようで、ムラタの契約しているmineoの追加パケット料金は1375から1650円になります。
音声のみの場合ならデータ通信量は10分の1程度にグッと減って、この程度ならムラタの契約内(月1GBしか契約してない)のデータ通信量に収まって追加パケット購入は不要です。

15久保共生:2023/07/11(火) 23:50:54
>>14
音声のみだと実質無料ということなんでしょうか?
もしそれならば、音声のみの通信でもよいのではないでしょうか。
映像が必要な場面はほとんどないと思いますし。

16ムラタ:2023/07/12(水) 00:23:14
>>15
音声のみの場合は追加パケットを購入しなければならないほどはデータを消費しないということですね。
まぁ、毎月使い切れず余っているので、別に差し支えありません。
では極力wifiが届く部屋を予約して、だめだった場合は音声のみの配信ということにしましょうか。
あとムラタが体調不良等で急遽欠席した場合は久保君のスマホで配信ということにすれば盤石だと思いますがいかがでしょう?

17ウラサキ:2023/07/12(水) 08:05:22
オンライン配信も色々大変なようですね。

もしオンライン参加希望者が私だけなら、
7月23日は参加を見合わせようと思います。

どうかお気遣いなさらぬようお願いしますm(_ _)m

18久保共生:2023/07/13(木) 01:32:30
>>16
>あとムラタが体調不良等で急遽欠席した場合は久保君のスマホで配信ということにすれば盤石だと思いますがいかがでしょう?
そうですね、それでよいと思います。

>>17
>もしオンライン参加希望者が私だけなら、7月23日は参加を見合わせようと思います。
色々話が出ましたが、結局、音声通信のみでの配信になると思うので、それでもよろしければご参加ください。
オンライン配信自体はウラサキさんの参加如何にかかわらず行うと思いますので、ウラサキさんの方こそどうぞお気遣いなさらずに。

19ウラサキ:2023/07/13(木) 04:11:16
>>18
>有り難うございます。
では、音声配信聴取させていただきますm(_ _)m

20ウラサキ:2023/07/14(金) 12:55:52
テキスト該当箇所を読んでの疑問点や気になった箇所などは、このスレッドに書き込めば良いでしょうか?

21ムラタ:2023/07/14(金) 16:42:57
当日のGoogle Meetはオンライン通話という形になるので、疑問があればその時におっしゃって頂ければいいかと思います。

22もと:2023/07/14(金) 21:32:51
はじめまして。
「哲学探求」に興味があります、7/23の会にオンラインでの参加を希望いたします。

23ムラタ:2023/07/14(金) 23:31:31
もとさん、はじめまして。
参加希望承りました。歓迎いたします。
当日はよろしくお願いします。

24もと:2023/07/16(日) 16:57:23
ムラタさん、ありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

25おぐす:2023/07/17(月) 16:46:01
初回の範囲は第1章(P20~)となっていますが、せっかくの読書会の緒なので著者の「序」や
鬼界氏の「訳者まえがき」の内容を参加者で確認してから初めてもよいと思われますがいかがで
しょうか。
ウィトゲンシュタインが自らの考察を公表する際に選択したスタイルや、訳出において鬼界氏が
原テキストには見えない章立てを為し、章名、見出し名を施したモチーフに共通の認識を持って
スタートしてもよいかと考えますので。

26おぐす:2023/07/17(月) 16:48:06
初回の範囲は第1章(P20~)となっていますが、せっかくの読書会の緒なので著者の「序」や
鬼界氏の「訳者まえがき」の内容を参加者で確認してから初めてもよいと思われますがいかがで
しょうか。
ウィトゲンシュタインが自らの考察を公表する際に選択したスタイルや、訳出において鬼界氏が
原テキストには見えない章立てを為し、章名、見出し名を施したモチーフに共通の認識を持って
スタートしてもよいかと考えますので。

27おぐす:2023/07/17(月) 16:51:43
書き込みが重複してすみません。削除の方法が分からないのでご海容を。

28ムラタ:2023/07/17(月) 23:44:27
>>25
そうですね。
一応範囲は本章が始まるp.20からとしましたが、訳者まえがきと序から始めることにしましょう。

29久保共生:2023/07/18(火) 18:45:16
訳本が違う人もいると思うので、訳者まえがきはスルーしてもよいのでは?
序は少し目を通してもよいとは思います。

30ウラサキ:2023/07/18(火) 19:11:24
訳者まえがきはamazonサイトの「試し読み」で読めました😄

ttps://www.amazon.co.jp/%E5%93%B2%E5%AD%A6%E6%8E%A2%E7%A9%B6-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4062199440/ref=sr_1_2?Adv-Srch-Books-Submit.x=0&Adv-Srch-Books-Submit.y=0&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&field-datemod=0&field-dateop=before&page_nav_name=%E6%9C%AC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E9%9B%91%E8%AA%8C&qid=1689674892&s=books&sr=1-2&unfiltered=1(←冒頭にhを追加)

31おぐす:2023/07/18(火) 20:31:28
>>29
訳者まえがきは読まずに措くのならかまいません。ただ訳者が独自の章立てや見出しを付したの
は、単に読者の読み易さを念頭に置いたのではなく、時に恣意的に見える論述スタイルにも全体
的な生成の構造の可視化でもあると思われます。短い文章なので訳者の意図を知っておくだけで
もと提案しましたがこだわりはありません。
確認ですが、鬼界訳には章立てや見出しの他にも各章ごとの冒頭に、訳者独自の「要約」と称する
記述があります。この「要約」は相当の分量ですし、時に要約にとどまらず鬼界氏の考察と見做せ
る内容もあるのですが、もちろん鬼界氏以外の他の翻訳書には存在しない文章です。この部分も
スルーしますか。

32ムラタ:2023/07/18(火) 22:12:37
>>31
各章冒頭の要約に関しては、個人的には、本文と同等に一文ごとに注意して読むというスタイルではなく、
ざっと全体で見て気がついたことがあれば触れるという程度でいいのではないかと思います。

33ムラタ:2023/07/18(火) 22:50:45
英訳および英訳独訳の対訳テキストはネット上でpdfが無料ダウンロード可能です。
自分もこちらも適時参考にしつつ読んでいこうと思います。

英訳のみ
ttps://static1.squarespace.com/static/54889e73e4b0a2c1f9891289/t/564b61a4e4b04eca59c4d232/1447780772744/Ludwig.Wittgenstein.-.Philosophical.Investigations.pdf

英訳とドイツ語の対訳
ttps://edisciplinas.usp.br/pluginfile.php/4294631/mod_resource/content/0/Ludwig%20Wittgenstein%2C%20P.%20M.%20S.%20Hacker%2C%20Joachim%20Schulte.%20Philosophical%20Investigations.%20Wiley.pdf

34久保共生:2023/07/18(火) 23:36:57
>各章冒頭の要約に関しては、個人的には、本文と同等に一文ごとに注意して読むというスタイルではなく、
ざっと全体で見て気がついたことがあれば触れるという程度でいいのではないかと思います。

僕もそれでよいと思います。
あくまでも目的はウィトゲンシュタインのテキストの読解なので、訳者の要約や考察は読解のための補助くらいに考えてよいと思います。
『エチカ』でも訳者の解説は参考程度にとどめましたが、同じような扱いでよいのではないでしょうか。

35おぐす:2023/07/19(水) 10:41:46
「訳者まえがき」を措くのなら各章の「要約」も省いてよいと思います。
ある作品を訳出するに際して、訳者が読者のために適宜、原テキストにはない節分けや見出しを設けることは珍しくないの
ですが、鬼界氏の場合は通常とは異なりレイアウトの「方法」に独特のものがあり、当然テキスト自身の読解にもかかわる
ため、上記のような提案、確認をいたしました。以下、鬼界氏の「方法」を簡略に述べておきます。
鬼界氏の理解では、ウィトゲンシュタインのテキストには、関連する複数の主題についての短いフレーズの考察が並行ある
いは、同時に絡まっており、あたかもその時々の思考がスケッチやアルバムのように記されていると捉えて、そのような各々
の「考察」の連なりに、適切な切れ目を入れ、隠れた主題によって分類し、そのうえでテキストを繋ぎなおして読む必要が
あると考えるようです。
以上のような解読は鬼界氏によれば「スレッド・シークェンス法」というもので、今回の翻訳における場合もパート分け、
章分け、パート名、章名、中身だし、小見出しについても、同様の意図で施されていると思います。さすがに各々の「考察」
の順を翻訳テキスト上で並べ替えたり、入れ替えたりはなさってはいませんが。
私たちがドイツ語原文でなく、鬼界訳で読む限り、鬼界氏の思考の分節化に依って読解することを免れることは適いません。
このことはどのようなテキストでも翻訳で読むかぎりはある程度避けられないことですが、鬼界訳の場合、訳出のスタイル
に方法意識が織り込まれているので、そのことには自覚的でありたいと思っているので、それが今回の提案、確認の理由で
もあります。
個人的には初めて「哲学探究」を読んだのが鬼界訳で、内容もとても理解しやすく、鬼界氏の方法を納得し評価もしていま
すが、今回私たちが選んだ鬼界氏の訳本のスタイルはある意味ユニークで特異でもあるのですね。この機会に他の複数ある
翻訳本(英訳も含めて)にも目配りしつつ並行して読み進めていければと思っています。

36久保共生:2023/07/19(水) 23:56:22
僕も、鬼界訳だけでなく全集の藤本隆志訳も持っているので、並行して読むつもりです。
当日は一応二冊とも持っていくつもりです。

37AD:2023/07/20(木) 07:20:49
読書会開始前からいろいろコメントされていますが、訳者による訳出趣旨によると、693個の数多くの短い?考察から成る難読のこの本に全体的構成を想定し各考察との関係を可視化したい、とのことです。事実、著者による序において「同じ、あるいはほとんど同じ問題点が絶えず新たな角度から触れられ、そして常に新たな像が描かれた」(P16 2行目)とあります。
私はこの本も、この本により批判されている同著者の「論理哲学論考」もほとんど読んでいませんので、(すでにこの著者を読んでいる方があれば)訳者のコメント?や新訳の趣旨についてもある程度触れていただければと思います。
なお、関連しますが、訳注が多いのですがこれも触れるのでしょうか。

38ムラタ:2023/07/20(木) 10:33:30
>>37
訳注に触れるかどうかはケースバイケースで、何か気がついたらことがあれば触れればいいと思います。
本文のように一つ一つ丁寧に扱う必要はないのではないでしょうか。

39ウラサキ:2023/07/21(金) 08:07:53
独語原文や英訳では本文第5節では「§1」、第6節では「§2」という表記になっていますが、
第7節以降では「(2)」「(1)」「(8)」という表記になり、
第19節では「(2)」と「§2」という表記が混在しています。
いずれも本文の節番号を示しているものと思われますが、
この表記の不統一は単に手稿を忠実に再現した故でしょうか?

鬼界訳には何か説明がありますか?

40ウラサキ:2023/07/21(金) 08:19:25
>>37
「なごテツ」というところで月1回、土曜午後に『論理哲学論考』のオンライン読書会をやっています。
私は次回(8月5日)は参加できませんが、9月から復帰する予定です。
もし宜しければ、御参加下さい。
ttps://nagotetsu.hateblo.jp/info(←冒頭にhを追加)

41ムラタ:2023/07/21(金) 16:29:26
>>39
鬼界訳では特に説明はありませんでした。
ここからは僕の推測です。
( )の初出は第7節です。
例えば第6節では「Sprache im §2(英;language of §2)」となってるのが第7節では「Sprache (2)(英;language (2))」となっています。
思うに「Sprache §2 (英;language §2)」という表現にやや違和があるので区別しようとしたのが最初のウィトの意図だったのかなと思います。
しかし以降の文を読む限り、その厳密な区別は出来ていないようです。

42ムラタ:2023/07/22(土) 20:11:11
現在やや体調不良で明日参加出来ないかもしれません。
久保君、Google meetを代行してもらうことになるかもしれないので、悪いですがそうなったら宜しくお願いします。

43久保共生:2023/07/23(日) 00:17:53
普段スマホをほとんど使わないので、設定がよく分かりません。(明日、ムラタさんに聞こうと思っていたのですが。)
一応調べてやってみますが、Google meetも一度も使ったことがないので、うまく配信できるか分かりません。
もしかしたらうまく配信できないかもしれないので、その時はご了承ください。

44ムラタ:2023/07/23(日) 00:40:46
>>43
熱がかなり高くなったので、今回楽しみにしていたのですが不参加とさせてもらいます。
体調が楽になればオンラインは参加したいと思います。
Google meetは今回は出来なくても仕方ないですね。

45久保共生:2023/07/23(日) 00:55:07
今、アプリをインストールしてテスト配信してみましたが、多分上手くいきました。
何もトラブルがなければ、おそらく配信できると思います。

46野口:2023/07/23(日) 06:46:25
コロナに罹り熱が出ました。残念ながら参加できません。
よろしくお願いいたします。

47久保共生:2023/07/23(日) 08:26:26
>>46
承知しました。
お大事になさってください。

48ウラサキ:2023/07/23(日) 09:27:19
久保共生さん、

本日のGoogle meetアドレスを貼って頂けますか?

49久保共生:2023/07/23(日) 09:30:18
>>48
配信直前にここに貼ります。

50ウラサキ:2023/07/23(日) 09:42:49
🙇‍♂️

51久保共生:2023/07/23(日) 12:59:47
ttps://meet.google.com/dne-updu-enc

先頭にhを付けてください。

52ムラタ:2023/07/23(日) 17:07:17
次回の詳細です。

日時:8月27日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:10-25 (講談社鬼界訳 p.28〜39)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
9月23日 (土)
10月22日(日)
11月23日(木・祝)

53名無しさん:2023/07/23(日) 17:41:51
大変 勉強になりました、楽しかったです、ありがとうございました。
久保様、オンライン配信をしていただき、感謝です。
次回以降、10月までの日程は、掲示板にあったとおりで良いんですよね?
>>3

11月が23日の予定ということであっていますでしょうか?

54もと:2023/07/23(日) 17:42:52
↑ 名前を忘れました。 もとです。

55ムラタ:2023/07/23(日) 17:43:54
久保君、急遽Google Meetの代行有難うございました。
こちらの音声はそちらに問題なく聞こえていたでしょうか?
そちらの音声はこちらに聞き取れない時が少しありましたので、他の会議アプリを使ったり外部マイクを導入するなど改善の余地があるように感じました。
とりあえず次回はムラタのiPhoneでやってみますが、それでも駄目そうなら手段を講じようと思います。

56もと:2023/07/23(日) 17:44:27
度々すみません、次回以降の日程について、ムラタさんからご案内済みでしたね。
掲示板のリロードを忘れ、52の投稿を読めていませんでした。
大変失礼しました。

57久保共生:2023/07/24(月) 00:50:47
>>55

>こちらの音声はそちらに問題なく聞こえていたでしょうか?
大体問題なく聞こえていたと思います。

>そちらの音声はこちらに聞き取れない時が少しありましたので、他の会議アプリを使ったり外部マイクを導入するなど改善の余地があるように感じました。
思うに、スマホの内臓マイクでは、方向や距離が異なる人の声を適切に拾うのは難しいのではないでしょうか。
おそらく会議用の全指向性マイクが必要であるのように感じます。

ttps://item.rakuten.co.jp/nanahachi/dar-ballmic/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868&iasid=wem_icbs_&gclid=Cj0KCQjwn_OlBhDhARIsAG2y6zP12ErVw8kOybYn-EJ-vkTjDqRv9qpFEoEF9HSWuphcqjbmGNKsvqgaAgRLEALw_wcB&icm_acid=255-776-8501&icm_cid=18638182765&icm_agid=

例えばこのようなものです。
そこまで高価ではないので、購入するのも一つの手だと思います。

58ムラタ:2023/07/24(月) 01:43:44
>>57
Google Meetアプリの仕様で聞き取りにくくなってるというのもかなりあるかなと感じました。
はっきり喋る人の声は完全にクリアに聞き取れましたが、そうでない人の場合は声が小さいので聞き取りづらいのではなく、そもそもアプリが声と認識していない(?)ようで、まったく何もこちらに音声が届かないという状況になっていました。おそらく複数人で喋っていた場合も同様の現象がしばしば起きていたように思います。
聞き取りづらいというより何も聞こえない。
もちろんマイクの性能も関係していることだと思いますが、とりあえずiPhoneやiPad等別デバイスで試してみたり別の会議アプリを試すなどお金がかからない改善を施してみて、それでも駄目なら外付けマイクの購入などを考えればいいかと思います。

59ウラサキ:2023/08/26(土) 13:39:12
8月27日もオンラインで参加させて頂こうかと思いますm(_ _)m

60ムラタ:2023/08/26(土) 16:33:52
了解いたしました。
今回はムラタのiPhone or iPadで試してみます。

61ウラサキ:2023/08/27(日) 13:02:16
今日は13時からでしょうか?

62ムラタ:2023/08/27(日) 13:06:55
本日のGoogle Meetです。
先頭にhをつけて下さい。
ttps://meet.google.com/dfw-hxwi-rzk

63もと:2023/08/27(日) 13:09:35
ウラサキさん
X(旧Twitter)にURLありましたので、転載しておきます
ttps://meet.google.com/dfw-hxwi-rzk

64ムラタ:2023/08/27(日) 13:16:40
本日の新しいコードはこちらです。
ttps://meet.google.com/qbr-rnxr-azy

65ウラサキ:2023/08/27(日) 15:18:47
🙇‍♂️

66ムラタ:2023/08/27(日) 20:28:39
次回の詳細です。

日時:9月23日 (土・祝) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:20-33 (講談社鬼界訳 p.32〜48)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
10月22日(日)
11月23日(木・祝)
12月17日(日)

67名無しさん:2023/09/06(水) 14:06:49
Test

68ウラサキ:2023/09/19(火) 08:24:32
9月23日(土・祝)もオンライン参加希望します。
ようやく鬼界訳入手できました(^^)

69ムラタ:2023/09/19(火) 20:56:14
了解です。
もちろん9/23もオンライン参加可能であります。

70ムラタ:2023/09/23(土) 12:56:25
本日のgoogle meetです。
ttps://meet.google.com/rbb-dxpo-fxf

71ムラタ:2023/09/23(土) 20:35:26
次回の詳細です。

日時:10月22日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:第29-45節 (講談社鬼界訳 p.43〜56)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
11月23日(木・祝)
12月17日(日)
1月21日(日)

72ウラサキ:2023/10/16(月) 10:01:33
10月22日もオンライン参加希望致します🎙️🙏

73久保共生:2023/10/16(月) 23:10:00
>>72
よろしくお願いします。

74ムラタ:2023/10/22(日) 12:55:14
本日のGoogle Meetはこちら。
ttps://meet.google.com/qpr-dsjk-ouz
先頭にhをつけて下さい。

75ムラタ:2023/10/22(日) 19:21:44
次回の詳細です。

日時:11月23日 (木・祝) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:第42-64節 (講談社鬼界訳 p.54〜73)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
12月17日(日)
1月21日(日)
2月11日(日)
3月31日(日)

76ウラサキ:2023/11/20(月) 08:13:46
11月23日(木・祝)もオンライン参加希望致します🎙️🙏

77ムラタ:2023/11/20(月) 13:08:27
ウラサキさん

了解いたしました。
よろしくおねがいします。

78ムラタ:2023/11/23(木) 12:56:48
本日のGoogle Meetはこちら
ttps://meet.google.com/rqp-vast-vzw
先頭にhをつけて下さい。

79ムラタ:2023/11/23(木) 19:53:37
次回の詳細です。

日時:12月17日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:第51-67節 (講談社鬼界訳 p.63〜77)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
1月21日(日)
2月11日(日)
3月31日(日)
4月21日(日)

80ウラサキ:2023/12/11(月) 09:21:46
12月17日(日)もオンライン参加を希望致します🙏

81ムラタ:2023/12/11(月) 17:32:37
ウラサキさん

了解しました。
もちろん今回も配信いたします。

82ムラタ:2023/12/17(日) 12:55:40
本日のGoogle meetはこちら
ttps://meet.google.com/icb-xsfm-tne
先頭にhをつけて下さい。

83ムラタ:2023/12/17(日) 12:56:32
本日のGoogle meetはこちら
ttps://meet.google.com/icb-xsfm-tne
先頭にhをつけて下さい。

84ムラタ:2023/12/17(日) 19:21:34
次回の詳細です。

日時:1月21日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:第60-78節 (講談社鬼界訳 p.70〜84)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
2月11日(日)
3月31日(日)
4月21日(日)
5月19日 (日)

85ウラサキ:2024/01/20(土) 14:36:32
1月21日もオンライン参加希望致します🙇‍♂️

86ムラタ:2024/01/20(土) 19:49:29
了解です。
今回も勿論配信いたします。

87AD:2024/01/21(日) 09:27:43
オンライン・オブザーバーで参加予定です。

88ムラタ:2024/01/21(日) 12:55:46
今回はこちらです。
先頭にhをつけて下さい。
ttps://meet.google.com/rpx-iswk-wct

89ムラタ:2024/01/21(日) 19:42:34
次回の詳細です。

日時:2月11日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:第75-92節 (講談社鬼界訳 p.82〜99)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
3月31日(日)
4月21日(日)
5月19日 (日)
6月16日(日)

90ウラサキ:2024/02/07(水) 08:15:48
2月11日もオンライン参加希望致します🙇‍♂️

91ムラタ:2024/02/08(木) 14:06:38
了解であります。

92AD:2024/02/11(日) 09:06:53
オンライン・オブザーバー参加予定です。

93ムラタ:2024/02/11(日) 12:57:30
本日はこちらです。
ttps://meet.google.com/iuf-adbm-yev

94ムラタ:2024/02/11(日) 19:10:31
次回の詳細です。

日時:3月31日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:第89-133節 (講談社鬼界訳 p.96〜116)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
4月21日(日)
5月19日(日)
6月16日(日)
7月21日(日)

95ムラタ:2024/02/24(土) 03:52:30
2023年10月に岩波新書から発売された野矢茂樹『言語哲学がはじまる』を読みました。
この本で主に扱っているのはフレーゲ、ラッセル、前期ウィトゲンシュタインで、『探究』については最後おまけ程度に触れているだけです。つまり直接『探究』の解説を試みた本ではないのですが、ご存知のように『探究』は『論考』期の自己自身、あるいはラッセル等の言語観を批判的に検討するという形をとっていますので、『探究』で対峙している相手を明確化できるという意味では間接的に少しは『探究』読解の助けとなるように思われました。したがってここにこの本を推薦しておくことにします。
例えばラッセルについて、前回意味不明と飛ばした記述理論(固有名の話)や、彼が「これ」だけが真に純粋な名であるといったにわかには受け入れ難い考えに至ったプロセス等が紹介されています。
読み始めた当初予想していたよりもかなり読むのに骨が折れました(野矢茂樹の本でも難しい方かもしれません。野矢茂樹の説明はいつも通り分かりやすいのですが、そもそも内容が難しい)が、『探究』のことは放っておいても単純に面白い本だと思います。

96ウラサキ:2024/02/24(土) 05:26:36
ラッセルの記述理論については、
借りて読んだので今手元には無いのですが、三浦俊彦『ラッセルのパラドックス』(岩波新書)の説明が分かり易かった記憶があります。
あと、戸田山和久『論理学をつくる』のp.208〜211にもコンパクトで明快な記述理論の解説があります。
ただこの本はデカく高価で、論理学教科書としてはあまりお薦めではありません。
図書館などで借りてそのページだけコピーすれば十分でしょう。
Russell自身が書いた"On Denoting"「表示について」や『数理哲学序説』第16章「記述」は、
説明がやたらと回りくどい上に、例も令和日本の我々にはあまりピンと来ず、
あまりお薦めではありません。

97おぐす:2024/03/01(金) 15:37:38
ムラタさんご推薦の野矢茂樹著「言語哲学がはじまる」を術後の病室のベッドで読了しました。
内容は著者の「『論理哲学論考』を読む」の第3章をさらに分かり易く敷衍したものですが、言語哲学の源流の三人を、まったくレベルを落とさずに、しかもこれだけ読者に優しく論述できるとは、さすがに野矢先生ですね。
私にフレーゲ、ラッセル、ウィトゲンシュタインの言語哲学を端的に理解させてくれたのは、服部裕幸の「言語哲学入門」と飯田隆の「言語哲学大全」のⅠ,Ⅱでした。両先生には自分のようなド素人の蒙を啓いていただいて有りがたやです。

98おぐす:2024/03/01(金) 15:48:04
>「『論理哲学論考』を読む」の第3章を

の件り、第4章の「これでラッセルのパラドクスは解決する」です。すみません。

99ウラサキ:2024/03/01(金) 21:38:03
飯田隆『言語哲学大全』は、
田島正樹氏が「やたらと枝葉の部分にこだわって幹の部分が見えづらい」と評しておられましたが、
私も全く同感です。余程労力と時間を厭わない方以外にはお薦め出来ません。

100おぐす:2024/03/01(金) 23:02:29
>ウラサキさん
「言語哲学大全」は個人的に言語哲学の入門書としてたいへん役に立ったと言うことを申したまでで、取り立てて他の方に推薦するつもりで挙げたわけではありません。
ウラサキさんは「言語哲学大全」という著作を、よほどご自分の労力と時間を厭わずに読まれ、あげくその労力と時間を無駄にされた腹立たしさからのご意見なのでしょうか。そうであれば残念な読書体験であったことにご同情いたします。
あるいは田島氏のご指摘を受けて、それならまともに労力と時間を使って読む価値はあらずと断じてのご意見なのでしょうか。もしそうであればそれほどまでに私淑されている先達をお持ちのウラサキさんを微笑ましく思います。
ウラサキさんの懸念なさるほど「言語哲学大全」Ⅰ,Ⅱはそれほど労力と時間を費やさずとも読める本でしたが、私に田島氏ほどの見識はないので「やたらと枝葉の部分にこだわって幹の部分が見えづらい」とのご批評は胸に納めておきたいと思います。

101ムラタ:2024/03/02(土) 05:25:37
僕はまさに今その『言語哲学大全(Ⅰ)』を読んでいます(笑)
『言語哲学がはじまる』のおわりに、フレーゲとラッセルについて、より深く学び考えるには最適と紹介されていたので。
まだ読んでいる途中ではあるのですが、今のところ確かにそのような本になっているように思います。
田島氏の発言の意図やニュアンスは分からないのですが、単なるフレーゲやラッセルの学説の紹介ではなく、それが出現した文脈やその意義なども詳しく書かれているので、もしかしたらそのようなところに「枝葉」を見られたのかもしれません。少なくとも僕には、今のところですが、理論的な部分では「枝葉」と表現されるほど不要な議論はないように思われます。

そもそも飯田氏自身がまえがきで次のようにことわっています。

【言語哲学の「古典的成果」なるものの各々に関して、その結論部分を述べるだけで済ませるということならば、ひょっとすると、最初私が考えていたように、薄っぺらな本一冊の中の一章の紹介で十分間に合ったかもしれない。】

また、同様の箇所において、言語をめぐる哲学的問題で、わが国で決定的に欠けていたのは、各々の理論の位置であり、どのような問題解決のために提示されたものであるかといったコンテキストの理解である、としています。

そのような意図で書かれた本であるがゆえに理論的「幹」が見えにくくなってしまっているという指摘はありうるかなとは思います。
なので一冊目は薄い入門書で理論的「幹」を概観し、二冊目以降に、もし時代的文脈も含めてより深く知りたいという場合に、読むのに適した本なのだと思います。

102ウラサキ:2024/03/02(土) 08:06:57
>100
私は旧版の『言語哲学大全』を全巻を発売時に一冊づつ購入しましたが、
読んだのはⅠの大部分(全部?)とⅡの半分くらい、
ⅢとⅣはまえがきと注と本文のごく一部です。
今から思えば、図書館で借りて面白そうな箇所だけ読めば十分だったと思っています。
2年ほど前、オンラインで『言語哲学大全』の読書会をやってましたので、それにも参加しました。
田島正樹氏のコメントはそこでの御発言です。
その会は初めは全巻読む予定だった様ですが、田島氏の発言もあり、
第Ⅰ巻読了後方針変更し、Ⅱ巻以降の代わりに、
クワインの『論理的観点から』収録論文を2本読んだ後、
今はエヴニン『デイヴィドソン』を読んでいます。
クワインは学生時代から読んでいましたので興味深く読めたのですが、
ただエヴニンの本は私には退屈で、今は読書会のSkype録画を入浴中にbluetoothで聞き流すだけで、
テキストの方は殆ど読んでいません。
田島氏他参加している方は、結構楽しんで居られるようなので、人それぞれだと思います。

『大全』はムラタさんの言うとおり、「二冊目以降」に読むマニア(?)向けの本ではないかと思います。
ただ、そこまで本格的に勉強しようと思うなら、フレーゲ、ラッセル、クワインらの原論文を読んだ方が良いようにも思いますが、
特にラッセルは英語という言語の性質に依拠した記述が多いので、日本語訳では分かりづらいようにも思います。

103ウラサキ:2024/03/02(土) 08:21:00
102で「注」と書いたのは「文献案内」の間違いでした(^^;)

104おぐす:2024/03/02(土) 10:12:01
>ウラサキさん
あなたのコメントは言葉足らずが多いのですよ。
私の挙げた本はどちらも入門書です。服部裕幸氏の本は「言語哲学大全」Ⅰ,Ⅱの縮刷版みたいな内容ですが、帯にもあるように「言語学や哲学の予備知識はいりません。考えながら楽しく読んでください」とあります。
その服部氏が巻末で「本格的入門書」として紹介しているのが飯田氏の「言語哲学大全」です。もちろん相当骨はありますが、案内にもあるように専門家向けの論文ではなく学生や一般読者向けの著作です。出版社も「入門書」と銘打ってあるように「マニア」向けに企画したものではありません。
もっとも「哲学探究」以降のウィトゲンシュタインの論述は、むしろつまらぬ予備知識は捨てて、しっかり考えて読むことを要求されるような論考なので、そこでは読者の読書遍歴が問われることはないでしょう。
およそ読書はじっくり読んでも、入浴中に聞き流しても人それぞれなのですから、言葉足らずの断定や言いっ放しは控えた方がよろしいですね。外国語に精通している方の多くがみごとな日本語の使い手であられることから鑑みても、多少は日本語のお勉強を為されることも必要かと存じます。

105おぐす:2024/03/02(土) 12:53:26
参考までに「言語哲学大全」旧版に飯田氏が書かれた「まえがき」を抄出しておきます。

本書は、まさしく啓蒙的、ということは純粋に利他的な動機から書れたものである。その啓蒙的精神から言っても、
本書が予想している読者は「フレーゲ」とか「ラッセル」とかいった名前を聞いたことはあるが、そうした哲学者が
何をなぜ主張したかについては、ほとんど知らないといった(しかし、知りたいと思っている)人びとである。
どうか「哲学」という名前がついているからと言って敬遠しないで頂きたいというのが、私の望みである。

この件りを目にしたとき、まさしく私が著者の想定した読者に含まれていることに安堵したことを覚えています。ただ研究者というものは意図せずハードルを上げてしまうものらしく、中途半端な予備知識は要らずとも、自前の頭を使わされる、しっかり骨太の「入門書」でありました。
なので私のような浅学には、著者の志は高くとも、読者の低い目線にまでかがんで「言語哲学がはじまる」のような優しい本も書いてくださる野矢先生のような存在は非常に有りがたいですね。

106ムラタ:2024/03/02(土) 13:07:07
『言語哲学大全』は労力を要する本格的入門書ということでいいでしょう。
個人的な印象では、たかだかフレーゲ110ページ、ラッセル75ページしか割り当てられていないのですから、他の日本語の言語哲学の入門書よりは記述量が多いとは思うし、砕けた書き方もしていないので、読むのに相当苦労はしますが、「マニア」向けとか「枝葉」という表現にはやや違和を感じはします。
もっとも、要点を簡潔に知りたいという人にとっては不要な情報も多いということも理解できます。
何を必要としているかによって、その本が過剰な「マニア」向けのものになったり、あるいは逆に、「不足」を感じたりもする、というのは当然のことでしょう。

107ウラサキ:2024/03/02(土) 13:42:37
我々は専門家ではありませんので、各自自分に応じた仕方で楽しめば良いと思います。
ただ、非専門家の方に「言語哲学入門書で何かお薦めはありますか?」と尋ねられた際には、
私は『大全』は薦めません。量も多いし、値段も張りますから。
「『言語哲学大全』はどうでしょうか?」と尋ねられたら、
「図書館で借りて、少し読んで見てから判断されてはどうでしょうか?」と言います。
でも中には「大全」というタイトルや、大部の本に引かれる方も居られるようなので、
個人的趣味を否定するつもりはありません。

108おぐす:2024/03/02(土) 20:50:49
「言語哲学大全」はそんなに「量が多い」ですかね。ちなみに「言語学大全Ⅰ」は262ページで、同じ菊判の放送大学のテキストが平均その程度でしょうか。飯田氏の序文によると初めは「注」も飛ばして読むのが良いそうですから、それだと170ページほどになります。
野矢氏の「言語哲学がはじまる」は253ページです。菊判と新書版の違いを考慮しても「注」を抜けば文字数はこちらの方が多いような気もしますが。何を以て「大部」というのか。大半の書籍は「大部」になっちゃいますね。
「値段が張る」はわかります。「大全」の値段だと牛丼なら1週間はランチにありつけます。若い頃に給金を貰えるようになって嬉しかったのは学生時代は躊躇した書籍を買えるようになったこと。ウラサキさんは大半は読みもしない「言語哲学大全」全巻を購入されたのですから、その豪気は羨ましい限りです。
私は「大全Ⅰ」を読了して後「大全Ⅱ」の内容が読むに値するのを確認して購入する決断をしました。わが家の刀自は私が1冊の本を購入するのに小1時間も迷うので、あきれはてて書店には同伴してくれません。書籍も安いに越したことはないですね。

109ムラタ:2024/03/02(土) 22:10:37
>>108
四巻すべてまとめて見るなら他の入門書と比べて「大部」に見えるということでしょうね。
しかし、ご指摘のように、フレーゲ・ラッセル・ウィト等各々の学説・理論を紹介する「量」としては他の入門書とはあまり差はないように思います。
それよりも読んでいて苦労するのは「質」の部分です。
きっちりとした書き方になっているので、とても『言語哲学がはじまる』のようには読めません。
例えばフレーゲのパートでは、僕は記号論理学を学んだ経験がありますし、『言語哲学がはじまる』等の本も多少は読んでいるので、なんとか食らいついてはいますが、言語哲学に全く触れた経験のない人は、余程の根気がないと論点も分からないまま挫折してしまうのではないでしょうか。ウラサキさんのおっしゃっていることはそういうことなのだと思います。
僕も今のところ、とりあえずⅠだけ読んでみるつもりです。
立ち読みしてⅡ以降、とりわけⅢ、Ⅳは読み通す根気はないとないように思われましたので。

値段についての話題も出ていたのでこちらについても一言。自分は別に裕福でもないですが、こういった哲学書などの読書については、他の趣味活動に比べてコストに対するパフォーマンスが高すぎるように思っています。
『大全』新版は税抜き2800円でしたが、おそらく読むのに一ヶ月程度はかかりそうなので、他の趣味に比べれば相当お金をかけずに楽しめているのではないでしょうか。
むしろこんな安い値段で楽しませてもらって申し訳ないぐらいの気持ちがあるので、苦労して書いた割にはたいして懐が潤ってないはずの筆者に印税をと、感謝の意をこめて、古本では買わず、積極的に新品購入するようにしています。

110おぐす:2024/03/02(土) 23:37:44
>109

特に申し上げることはございません。
貴君によき読書と、よき人生を。

111ウラサキ:2024/03/28(木) 11:36:02
3月31日もオンライン参加希望致します🙏

112ムラタ:2024/03/28(木) 15:26:57
承知いたしました。
今回も当然配信します。

113AD:2024/03/31(日) 08:59:29
今日もオンライン・オブザーバ参加予定です。

114ムラタ:2024/03/31(日) 12:54:46
本日はこちらです。
ttps://meet.google.com/gwt-uysq-oey

115ムラタ:2024/03/31(日) 19:19:27
次回の詳細です。

日時:4月21日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:第99-133節 (講談社鬼界訳 p.102〜116)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
5月19日(日)
6月16日(日)
7月21日(日)

116ムラタ:2024/04/02(火) 22:46:54
先日の会は論理について議論が白熱しましたね。
それに対する僕の意見と疑問を残しておきます。

第89節で、野口さんが、『探究』の「論理学(英訳ではlogic)はすべての学問の根底に位置しているように思われたのだ」という内容に対し、量子力学の観点から異を唱えられたのがきっかけでした。
おそらく野口さんは量子論理を念頭においておられたのだと思います。
量子論理については、家に帰って少し調べてみましたが、以下のブリタニカ国際大百科辞典の説明が分かりやすかったです。
ttps://kotobank.jp/word/量子論理-178327

量子力学の世界において、普段われわれが使っている古典論理とは異なる量子論理という論理体系がある、ということです。
これについて僕は、「そうか」と思うだけで、別に何の反論もありません。

さて、問題は、『探究』第89節で書かれていた「論理」というのが「古典論理」を意味していたのか、それとも「量子論理」を意味していたのか、ということです。
おそらく、野口さんは、前者のように『探究』第89節で書かれている「論理」を「古典論理」として解釈されたのではないでしょうか。だからこそ反論があった。
しかし、僕が思うのは、おそらく、『探究』で書かれた「論理」は、「古典論理」でも「量子論理」でもなく、それとは別次元の論理だということです。
古典論理というのは、確かにわれわれの常識的な論理を表現したもののように思います。しかし、われわれが古典論理をもって知的探究の推論を行っていると言うのなら、それはヘンだと思います。
古典論理(あるいは量子論理も)というのはすでに「語られたもの」であって、僕らが普段知的探究をする際に用いている論理(それが『探究』で書かれた「論理」だと思う)というのは、もっと手前にある、語られる以前にあるものなのではないでしょうか?
しかし、ここのところが、どうも曖昧で、うまく言語化できません。
野口さんを説得させるだけの説明もできたようには思いません…

117久保共生:2024/04/04(木) 00:45:09
>>116

野口さんは、なんらかのものXについて、それが「Aである∧Aでない」という命題が量子力学では真になりうると仰っていましたが、それは量子論理でも真にはならないでしょう。
矛盾律を認めないのはさすがにヤバいですよ。
そもそも僕は、量子力学によって数学の公理系に根本的な見直しが必要になったなどという話はこれまで聞いたことがないのですが、そんなことはあるのでしょうか?(多分ないと思います。)

尤も、量子論理などを持ち出さなくても、新しい数学のために公理がアップデートされることは普通にあります。
例えば、非ユークリッド幾何では、ユークリッド幾何の5つ目の公理(平行線に関する公理)を満たさないものとして扱ったりします。

けれども、このような話と、89節の話とはかなりズレていると思います。
以下のように考えるのはどうでしょうか?

公理とは有意味な言語の使用のために、当然満たしておかなければならない規則として提示されたものですが、それゆえにその証明は不可能です。
けれども我々はそれが正しい、あるいは間違いと判断するからこそ、それを公理として採用したり、しなかったりするわけです。
では、その妥当性を決定するための指針とは一体何なのか。
思うに、これこそが「論理」と呼ぶべきものであり、ムラタさんが仰るように、

>もっと手前にある、語られる以前にあるもの

ということになるのではないでしょうか。
公理自体は、様々な語りの様式の中でアップデートされうるとしても、そのアップデートは決して恣意的に行われるのではなく、何かしらの妥当性に基づいて行われるわけです。
ここにこそ、論理についての考察が、「あらゆる事物の本質」の探究に通ずると考える理由があるのだと思います。

端的にまとめれば、「論理とは公理に妥当性を与えるための指針」、といったところでしょうか。

118ムラタ:2024/04/05(金) 00:36:53
>>117

>>116を投稿した後で思ったのですが、論理がうまく語れないのは原理的に当然のことだったのかもしれません。第89節で、有名なアウグスティヌスの時間に関する文章の引用がありましたが、論理もまた、時間と同様に、原理的に、常に語りえぬ手前にあるもの、というのがその存在形式なのですから。

公理にも様々なヴァリエーションがあり、また物理学の文脈では量子論理や古典論理などもある。それらのものはすでにわれわれの前に体系化されたものであり、それぞれがそれなりにわれわれを納得させるだけの妥当性を所有しているが、その妥当性の基礎・指針になっているのは、他の明文化された体系ではなく、明文化される以前の、われわれの論理なんですよね。

119ウラサキ:2024/04/18(木) 07:47:10
ttps://outlook.live.com/mail/0/inbox/id/AQMkADAwATE0YzcwLWQxODQtNDJlOC0wMAItMDAKAEYAAAPIGD7FAtM3RaENqlcWXdmNBwA1oXCXKuYMQa8JMndA7XUkAAACAQwAAAA1oXCXKuYMQa8JMndA7XUkAAfcY7HJAAAA(←冒頭にhを追加)
量子力学に関してこういうの↑見つけました。4月20日(土)19:30-21:00 Zoomk開催だそうです。
私は申し込みました。

120ムラタ:2024/04/18(木) 10:17:19
>>119
ウラサキさん

(冒頭にhをつけ)貼り付けたのですが、見ることができませんでした。
(outlookにはサインイン済み)
別のリンクの方が良いのかもしれません。

121ウラサキ:2024/04/18(木) 19:41:33
あ、すみません。これはどうでしょうか?
☟(冒頭にhを追加)
ttps://0420-2qualia.peatix.com/event/3923508/view?utm_campaign=pod-13167394&utm_medium=email&utm_source=follow-organizer&utm_content=9547469&dlvid=a76faf3e-4088-40aa-95f8-f4015bea8abe&sltid=0

122NA:2024/04/18(木) 22:44:44
>>115
はじめまして、哲学について興味をもっております。40後半になりますが、通信教育などで勉強中です。ついていけるかわかりませんので、4月21日オブザーバーで参加させていただければありがたく思います。よろしくお願いいたします。

123ムラタ:2024/04/18(木) 23:12:01
>>121
問題なく見ることができました。

124ムラタ:2024/04/18(木) 23:21:31
>>122
NA様、はじめまして。
参加希望承りました。歓迎いたします。
13時頃にここにGoogle MeetのURLを貼り付けますので、そちらからどうぞ。
雑音とデータ量を抑えるために、映像はオフにして、発言時以外はそちら側はマイクをミュートにして頂けたらと思います。
何か不明な点があれば、何でもどうぞ。

125ウラサキ:2024/04/20(土) 05:22:52
私もオンライン参加希望です🙏

126おぐす:2024/04/20(土) 20:32:15
>>117
久保さんとムラタさんのコメントを興味深く面白く拝見しました。

公理自体は、いつの時代でも普遍的に承認されるような自明の理ではなくて、様々な語りの様式の中における何らかの妥当性のもとで成立している。ある意味仮定された命題としての公理に妥当性を与えるための指針が「論理」であるということでしょうか。(間違っていたら御免。的外れなら指摘してください)

ここで示される「論理」は「哲学探究」以降に言及されるウィトゲンシュタインに特有の「文法」に重なるものがあるように思いました。もちろん「論理」と「文法」には相違点もありますが、「文法」自体もあらかじめ所与として具現しているものではなく、人間の言語活動の歴史の中で生成したもの(生成しつつあるもの)です。いわゆる「論理形式」も語りえず示されるものですから。

ただ「論考」の段階においては「文法」は隠蔽されており「論理形式」と「文法」はウィトゲンシュタインにとって言語の有意味性の超越的条件であったように思います。

127ムラタ:2024/04/20(土) 21:40:02
>>125
了解いたしました。

128ムラタ:2024/04/20(土) 21:41:22
>>126

「文法」という言葉は、これまで読んだところにも、それから明日の範囲でも出ていましたが、明らかに(英文法などとして使われるような)普通の意味で使われておらず、またウィト自身も明確な説明を与えていないので、何を言わんととしているのか、どうも今ひとつ掴みにくいですね。

キー概念のひとつであると思われるので、明日の議論で俎上に載せて深めてみるのもいいかもしれません。

129ウラサキ:2024/04/21(日) 10:00:15
ウィトは「文法」を「言語(使用)」の意味で使っているように見えます。

130AD:2024/04/21(日) 11:00:14
オンライン・オブザーバー参加予定です。

131ムラタ:2024/04/21(日) 12:59:11
本日はこちらです
ttps://meet.google.com/axz-ftxu-har

132ムラタ:2024/04/21(日) 13:07:04
↑先頭にhをつけて下さい。

133NA:2024/04/21(日) 17:15:20
今日はありがとうございました。なかなかこのように哲学を論じることを聞く機会がないので、刺激になり、勉強になりました。また、ぜひ参加させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

134ムラタ:2024/04/21(日) 19:36:16
>>133
いえ、どういたしまして。
専門家の集まりではありませんが、アカデミックではない、ということは、メリットもあるように思っています。
また是非ご参加下さい。

135ムラタ:2024/04/21(日) 19:38:48
次回の詳細です。

日時:5月19日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:第119-142節 (講談社鬼界訳 p.110〜127)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
6月16日(日)
7月21日(日)
8月18日(日)

136ウラサキ:2024/05/16(木) 10:19:59
5月19日もオンライン参加希望致します🙏

137ムラタ:2024/05/16(木) 21:51:34
>>136
了解いたしました。

138NA:2024/05/17(金) 18:10:27
今回も行くのに都合が悪く、
オンライン参加、希望させていただいてよろしいでしょうか?

139ムラタ:2024/05/17(金) 22:48:03
>>138
もちろんです。
よろしくお願いします。

140AD:2024/05/19(日) 10:05:52
オンライン・オブザーバ参加予定です。

141ムラタ:2024/05/19(日) 12:55:28
本日はこちらです。
ttps://meet.google.com/dwq-zefx-xfg
先頭にhをつけてください。

142ムラタ:2024/05/19(日) 19:15:26
次回の詳細です。

日時:6月16日 (日) 13時から17時
集合場所:浪速区民センター 
範囲:第135-155節 (講談社鬼界訳 p.119〜135)
会場費1560円を参加者で等分して負担
オンライン参加者は無料、オブザーバーも歓迎

今後の予定
7月21日(日)
8月18日(日)
9月15日(日)

143ウラサキ:2024/05/20(月) 10:35:27
6月16日は所用につき、残念ですが参加できません🙇‍♂️

144ムラタ:2024/05/20(月) 15:37:11
>>143
了解いたしました。


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