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第25回参議院議員選挙(2019年)

1664チバQ:2019/07/16(火) 23:53:43
https://www.sakigake.jp/news/article/20190711AK0026/?nv=spe
[あきた参院選]激戦の現場(上)自民党現職・中泉松司候補
2019年7月11日 掲載
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中泉候補の応援で演説し、聴衆に手を振る小泉氏(前列右)=JR秋田駅前アゴラ広場
 参院選は21日の投開票日まであと10日となった。本県選挙区では自民党現職の中泉松司候補(40)、野党統一候補で無所属新人の寺田静候補(44)が県内各地を駆け巡り、訴えに力を入れている。両候補の戦いぶりなど激戦の現場を上下2回に分けてリポートする。政治団体「NHKから国民を守る党」新人の石岡隆治候補(45)は県内で活動をしていない。

 ◇  ◇

 中泉候補の応援には公示日の4日以降、連日のように党幹部や閣僚らが駆け付けている。岸田文雄政調会長や加藤勝信総務会長、山下貴司法相に加え、小泉進次郎衆院議員、三原じゅん子参院議員といった知名度の高い議員だ。自民党は野党統一候補との戦いを意識し、本県選挙区を「激戦区」と位置付けている。著名議員らの相次ぐ投入は自民支持層だけでなく、無党派を含む幅広い層に支持を訴える狙いがある。

 選挙戦初日のJR秋田駅前のアゴラ広場。会場を聴衆で埋め尽くしたのは党きっての人気弁士・小泉氏だった。演説では党青年局で一緒に活動してきた中泉候補とのつながりをアピールし、年金改革案について力説。中泉候補は「厳しい戦いだ。勝つための力を与えてほしい」と呼び掛けた。さらに人口減少対策を訴えの軸に据え「AI(人工知能)などの先端技術を、人口減の最前線にある秋田で積極的に活用し、豊かな社会をつくりたい」と持論を展開した。

https://www.sakigake.jp/news/article/20190712AK0023/?nv=spe
[あきた参院選]激戦の現場(下)無所属新人・寺田静候補
2019年7月12日 掲載
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支持者と握手を交わす寺田候補(中央)=11日、由利本荘市役所前
 「私には大きな支持母体があるわけでもない。話を聞いていただいた一人一人の力が頼り。もう一押しをお願いしたい」

 11日午前、無所属新人の寺田静候補(44)は由利本荘市役所前でマイクを握り、集まった約40人を前にこう呼び掛けた。自民党現職の中泉松司候補(40)との接戦が伝えられており、「皆さんのおかげで何とか相手候補の背中が見えてきた」と訴えは熱を帯びている。

1665チバQ:2019/07/16(火) 23:54:53
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201907/0012508201.shtml
2019/7/12 12:43神戸新聞NEXT

後半戦へ、注力は都市部?郡部? 知恵絞る各陣営
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参院選候補者の街頭演説を聴く有権者ら=11日午後、豊岡市中央町(撮影・末吉佳希、画像の一部を加工しています)
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参院選候補者の街頭演説を聴く有権者ら=11日午後、豊岡市中央町(撮影・末吉佳希、画像の一部を加工しています)
 公示から1週間が過ぎた参院選。改選数3を争う兵庫選挙区では候補者6人が兵庫県内を駆け巡る。人口が集中する都市部に注力するのか、人口減少など課題のある郡部を重点的に回るのか。約8400平方キロの広大な選挙区で勝ち抜くため、各陣営とも後半戦に向けて知恵を絞る。

 公明新人の高橋光男氏(42)は、これまでに14市でマイクを握った。党の調査で「支持が弱い」とされた阪神間に狙いを定め、党幹部らも来援。陣営は「公示前までに既に全市町を4巡以上はした」と強調しつつ、郡部は地元議員や支持組織でカバー。終盤戦も有権者が多い都市部で無党派層への訴えを強める。

 立民新人の安田真理氏(41)も神戸や姫路など人口集中エリアに力点を置くスタンスだ。これまで11市を回ったが、地縁がない“落下傘”候補だけに「1時間で何人と触れ合えるかが勝負」。12日は西播磨も回る予定だが、陣営は「郡部で人を集めるには相当な労力と時間がかかる。今の組織力では難しい」と明かす。

 一方、35市町で演説を重ねた自民新人の加田裕之氏(49)は、都市部に集中して活動する他陣営を「地方の切り捨てだ」と批判。各地にいる自民議員や支持団体を足がかりに、郡部でも頻繁に演説会を開く。陣営は「堅調な党の支持率を候補者の票につなげるためにも県内全域をくまなく回る」とする。

 唯一の現職、維新の清水貴之氏(45)も全市町訪問を目標に10日は豊岡市に宿泊。11日は姫路市まで街宣を繰り返した。新人候補だった6年前は都市部での動きが中心だったが、今回は「兵庫には過疎化が進む地域が多い」と郡部も重視。4月の統一地方選で大幅に増えた地方議員の協力も得ながら33市町を巡った。

 共産新人の金田峰生氏(53)は16市で演説。11日は丹波、但馬地域を回ったが、活動は神戸や阪神間が中心という。陣営は「短い選挙期間中に広い県内はとても回りきれない。移動に時間がかかる地域だと、党幹部に応援に来てもらうのも難しい」と話し、郡部は主に比例代表候補の街宣車を走らせる。

 候補者6人中、新人が5人を占め、激戦が予想されるが、朝来市の農業の男性(68)は「公示以来、候補者はだれも見ない。地方を避けているのだろうか」と漏らす。「都市部は選挙で盛り上がっているのかもしれないが、田舎は全くの無風状態。選挙ポスターくらいしか判断材料がない。じかに声を聞きたい」と話す。(まとめ・前川茂之)

1666チバQ:2019/07/16(火) 23:58:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071400205&g=pol
自民、20議席台も視野=立憲、第2党の勢い-比例代表【参院選情勢】
2019年07月14日16時17分


 【自民】前回(19議席)や前々回(18議席)と同様の勢いを維持しており、10議席台後半は確実な情勢。新規に候補者を擁立した団体票の掘り起こしや無党派層への浸透がさらに進めば、2001年以来の20議席台も視野に入る。

 【公明】現職6人の議席を射程に捉え、改選7議席の維持も見込める。
 【立憲民主】6年前に旧民主党が獲得した7議席を上回り、2桁に乗せる勢い。17年の衆院選に続いて第2党になる見通しだ。
 【国民民主】党の支持率低迷から改選4議席の維持は困難な情勢。連合傘下の産業別労組の組織内候補5人が2〜3議席を争う展開になりそうだ。
 【共産】過去2回と同様、改選5議席の維持が有力だ。
 【維新】大阪府知事、市長のダブル選を制した勢いを保っており、改選議席を上回る5議席を獲得する可能性がある。
 【社民】前々回から続く1議席を死守しそうだ。吉田忠智前党首の国政復帰が視野に入った。
 【諸派】政治団体「れいわ新選組」が議席を獲得する可能性がある。

1667チバQ:2019/07/17(水) 00:03:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000043-jij-pol
改憲勢力、3分の2割れか=与党、改選過半数確保-立憲伸長、国民苦戦【参院選情勢】
7/14(日) 16:18配信 時事通信
改憲勢力、3分の2割れか=与党、改選過半数確保-立憲伸長、国民苦戦【参院選情勢】
街頭演説する安倍晋三首相=13日午後、秋田県大館市
 21日投開票の参院選について、時事通信は全国の支社・総支局の取材などに基づき、終盤情勢を探った。

 自民、公明両党は改選124議席の過半数を大きく上回る勢い。ただ、憲法改正に前向きな日本維新の会などを加えた「改憲勢力」は、国会発議に必要な3分の2の164議席を割り込む可能性がある。

 自民党は選挙区で40議席前後を獲得する見通しだ。勝敗を左右する改選数1の「1人区」は計32あるが、19選挙区で抜け出し、青森や福島など5選挙区でもやや先行している。

 改選数2〜6の「複数区」は計13。自民党は全選挙区で1議席を確保した上で、北海道、千葉、東京で2議席目を視野に入れる。比例代表は18議席前後を獲得する見込み。

 安倍晋三首相が勝敗ラインに設定した「非改選も含めた与党過半数」の53議席は、自民党単独で達成しそうだ。

 公明党は改選11議席を超えそうだ。選挙区の全7候補に当選の可能性があり、比例も7議席をうかがう。

 野党は全ての1人区で候補者を一本化。与党との事実上の一騎打ちの構図をつくったが、東北地方や愛媛、沖縄など一部を除き、情勢は厳しい。

 立憲民主党は改選9議席から倍増を見込む。選挙区は首都圏を中心に複数区で堅調。東京は2議席目が視野に入った。比例は10議席に届きそうだ。国民民主党は長野や愛知で議席維持が見込めるが、比例を含めて苦戦しており、改選8議席を割り込む公算が大きい。

 共産党は東京などで議席を獲得し、改選8議席を維持しそうだ。日本維新の会は大阪での2議席目に加え、兵庫でも議席を得る可能性があり、比例と合わせ8議席確保が有望だ。

 比例では社民党が1議席を死守しそうだ。政治団体「れいわ新選組」も1議席を獲得する可能性がある。

 自公両党で70議席を超える勢いだが、維新を加えても、非改選と合わせて参院定数の3分の2維持に必要な85議席に届くかは微妙だ。

1668チバQ:2019/07/17(水) 00:05:59
https://digital.asahi.com/articles/ASM785V6PM78UTFK01N.html?rm=268
元民主の自民「移籍組」貢献できるか 鷲尾氏・細野氏
有料記事

杉山歩、岡本智 矢吹孝文、明楽麻子 2019年7月16日16時12分

 自民党会派に入った元民主党の国会議員たちにとって、参院選は自民への貢献をアピールする好機でもある。衆院議員の一人は地元新潟で実績を積もうと集会を重ねる。一方、かつて民主のホープと言われた衆院議員は、地元の反発で足踏みを続けている。

後援会・労組票を取り込み
 民主党政権で政務官を務め、今春自民党入りしたばかりの鷲尾英一郎衆院議員(新潟2区)は5日夜、東京電力柏崎刈羽原発にほど近い、新潟県柏崎市西山地区の小ぶりの公民館で演説をぶっていた。

 「二大政党の実現は難しかった。『何でも反対』の野党に議席を奪われたら新潟は沈んでしまう」

ログイン前の続き 部屋いっぱいに集まった約50人を前に額に汗をにじませ、新潟選挙区(改選数1)に立候補した自民現職の塚田一郎氏の支援を訴えた。入党からわずか10日ほど後に起きた塚田氏の「忖度(そんたく)」発言を「自民党」としてわび、支援を訴える。

 鷲尾氏を支える力の源は、2万人近くを擁する個人後援会「イーグル会」だ。地区ごとの同会幹部を頼りに、公示後はほぼ毎日集会を開催。公示前は塚田氏やその妻と一緒に企業・団体を回り、自らに近い野党系の地方議員を固める。

 民主党の支持母体だった連合新潟とも良好な関係を維持する。自民入り後も鷲尾氏と関係を保つ労働組合は少なくない。労組側にとっては「野党系にこだわるより『鷲尾』を介して政策実現した方がいい」(関係者)との判断もある。自民支援を組織内で徹底する民間労組もあるという。

 鷲尾氏がつかむ後援会や労組は、自民にとって魅力ある存在。これまで野党系に流れていた個人票や労組票を取り込むことが期待でき、自民の支持層の拡大につながるためだ。

 ただ、新潟2区は、自民最大派閥の細田派に所属する細田健一衆院議員(比例北陸信越)が次期衆院選の公認内定を意味する党支部長を務めている。県連幹部は「(参院選では)どこで票が伸びたか、参院選後に党本部が評価する。ライバル意識で相乗効果が出る」と話す。

 鷲尾氏は「自分の選挙だと思っている。これだけやれる人は少ないはず」と自信をのぞかせる。(杉山歩、岡本智)

地元で応援弁士として招かれず
 衆参国会議員が各地に飛んだ公示日4日の東京・永田町は閑散としていた。2日前に自民党会派入りしたばかりの細野豪志衆院議員(静岡5区)は、地元小学生の国会見学に付き添っていた。

 東京から約200キロ離れた静岡市葵区では、静岡選挙区(改選数2)に立候補した自民現職・牧野京夫氏の出陣式が行われていたが、声はかからなかった。入党をめざす細野氏に対する地元の自民関係者の拒否反応は根強く、ある自民県議は「来られるわけがない」と突き放す。

 公示前日3日付のウェブサイトで細野氏は「明日から参議院選挙が始まるため、しばらくは街頭演説は中断となります」と報告。恒例の駅頭立ちを取りやめた。選挙期間中、独自に選挙運動のための街頭演説をして特定候補への投票を呼びかければ、公職選挙法に抵触する恐れがあるからだ。牧野氏陣営が応援弁士として細野氏を招待する予定はない。

 「非自民」を旗印に政権交代を実現し、民主党政権で環境相を務めたホープ。野党再編を経て無所属に。今年1月に「政治理念を共有できる」として、自民の二階俊博幹事長が率いる二階派に、入党を視野に入会した。

 2000年衆院選に初めて立候補して以降、選挙区で7回連続負けなしの圧倒的な強さを誇ってきた細野氏。静岡5区には岸田派の吉川赳衆院議員(比例東海)がいて競合するが、細野氏は次期衆院選で選挙区を移るつもりはない。

 民主時代の歯切れの良い自民批判の記憶に加え、そんな強気な姿勢が地元静岡の自民関係者の反発を呼ぶ。

 4月の静岡県議選では「陣営からの要請」で自民候補の応援演説に立ったが、参院選では今のところ滋賀県の自民候補を応援する予定となっている。(矢吹孝文、明楽麻子)

1669チバQ:2019/07/17(水) 10:10:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000001-fminpo-l07
森氏堅調、水野氏追走 参院選 福島県選挙区終盤情勢世論調査
7/17(水) 7:59配信 福島民報
 福島民報社は十四日から十六日までの三日間、第二十五回参院選の世論調査を行った。取材で得た情報を加味した福島県選挙区(改選一議席)の終盤情勢は、自民党の現職森雅子候補(54)が堅調な戦いぶりで、無所属の新人水野さち子候補(57)が追走している。調査対象者の約三割が依然として投票する候補者を決めておらず、二十一日の投票日に向け浮動票の取り込みが当落の鍵を握るとみられる。政治団体「NHKから国民を守る党」の新人田山雅仁候補(35)は浸透していない。
 地区別に見ると、森候補は地盤のいわき・双葉地方を中心に全県で安定した戦いを進めている。水野候補は県北・相馬地方、県中地方などで追い上げを図っている。
 政党支持別では、森候補は自民支持層の約八割、公明の約七割を固めた。水野候補は立憲民主、国民民主、社民の約八割、共産の約六割をまとめた。
 無党派層は森、水野両候補に支持が分かれている。
 年代別では、森候補は十代、三十代に浸透している。水野候補は七十歳以上、六十代の支持が厚い。男女別では、森候補、水野候補ともに男性の支持が女性を上回る。職業別では、森候補が事務・技術職や農林漁業から支持を集めている。水野候補は自由業、管理職に浸透している。
 田山候補は支持が広がっていない。
 福島県選挙区は改選一議席を巡り、自民党公認で公明党が推薦する現職森候補、国民民主、立憲民主、社民、共産の野党四党が共闘で支援する新人水野候補、政治団体「NHKから国民を守る党」公認の新人田山候補が争う構図となっている。

1670チバQ:2019/07/17(水) 10:11:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00010000-doshin-pol
高橋氏、勝部氏リード 岩本氏、畠山氏、原谷氏が競る 参院選北海道選挙区・情勢調査
7/17(水) 6:04配信 北海道新聞
全体の3割以上が投票先未定
 21日投開票の参院選に向け、北海道新聞社は14〜16日に全道世論調査を行った。新人9人が争う道選挙区(改選数3)の情勢は、取材を加味すると、自民党の高橋はるみ氏(65)がリードを保ち、立憲民主党の勝部賢志氏(59)が安定。自民党の岩本剛人氏(54)が続き、僅差で共産党の畠山和也氏(47)、国民民主党の原谷那美氏(35)が追い上げる展開だ。全体の3割以上が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性がある。

 高橋氏は地域別、年代別で幅広く他の候補を上回っている。自民支持層を手堅く集めている。勝部氏は立憲民主支持層をまとめた。岩本氏は公明党支持層に浸透している。畠山氏は共産支持層を固め、原谷氏は40〜50代で健闘している。

 このほか、安楽死制度を考える会の中村治氏(66)、NHKから国民を守る党の山本貴平氏(44)、労働の解放をめざす労働者党の岩瀬清次氏(66)、幸福実現党の森山佳則氏(52)が立候補している。

1671チバQ:2019/07/17(水) 10:12:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000000-san-l13
【参院選2019】東京選挙区 終盤情勢 丸川氏ら3氏堅調、続く4陣営は混戦
7/17(水) 7:55配信 産経新聞
 産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で行った参院選(21日投開票)東京選挙区の終盤情勢調査では、自民現職の丸川珠代、共産現職の吉良佳子、公明現職の山口那津男の3氏が堅調に党支持層を固め、安定感を増している。残る3議席をめぐっては混戦模様で、自民現職の武見敬三氏と、いずれも立民新人の塩村文夏、山岸一生の両氏が続き、維新新人の音喜多駿氏が激しく追い上げる展開だ。

 改選定数は6年前の5から6に増え、計20人が立候補。前回100万票以上獲得しトップ当選だった丸川氏は、高い知名度から一歩抜きんでている。再選を目指す吉良氏は共産支持層のほか、現政権への批判層も取り込む。山口氏も順調に組織固めを進める。

 5選を目指す武見氏は医療業界を中心とした組織戦で、序盤より当選圏内で着実な伸びを見せている。立民は候補者2人の住み分けが奏功。塩村氏がやや先行するが、山岸氏も多摩地域で支持を伸ばしている。元都議の音喜多氏は地元・北区で支持を固め、会員制交流サイト(SNS)を使って若年層への浸透も図る。

 れいわ新人の野原善正、NHKから国民を守る党新人の大橋昌信、国民新人の水野素子、社民新人の朝倉玲子の各氏らは伸び悩んでいる。

 

 ◇選挙区立候補者 

 届け出順(1増・6-20)
丸川珠代 48 元五輪相   自(細)現 
塩村文夏 41 元都議    立   新 
武見敬三 67 元厚労副大臣 自(麻)現 
山口那津男 67 党代表    公   現 
溝口晃一 50 写真家    諸   新 
森純 71 元会社員   無   新 
山岸一生 37 元朝日記者  立   新 
吉良佳子 36 党中央委員  共   現 
水野素子 49 JAXA職員 国   新 
関口安弘 67 建物管理業  無   新 
佐藤均 48 会社役員   諸   新 
朝倉玲子 60 労組書記長  社   新 
音喜多駿 35 元都議    維   新 
七海ひろこ 34 党広報本部長 幸   新 
横山昌弘 76 会社役員   諸   新 
野原善正 59 運転代行業  諸   新 
西野貞吉 83 元運転手   無   新 
大橋昌信 43 元朝霞市議  諸   新 
大塚紀久雄 78 貸事務所経営 諸   新 
野末陳平 87 会社役員   無   元

1672チバQ:2019/07/17(水) 10:14:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-07160953-nksports-soci
おひとりさま、LGBT…比例候補の政策も多様化
7/17(水) 7:10配信 日刊スポーツ
参院選で、改選議席50の比例代表に立候補しているのは155人。業界団体などの支援を受ける候補がいる一方、多様性が求められる時代を踏まえ、候補者の政策も多様化している。

立憲民主党は、聴覚障害やLGBT(性的少数者)の当事者、「おひとりさま」へのセーフティーネット整備を訴える元キャスターなどを擁立。れいわ新選組は、日本社会のひずみを象徴する候補を選び、話題になった。終盤戦、比例票の争奪も日々激しさを増している。

   ◇   ◇   ◇

3連休最終日の15日、東京・JR新宿駅前では独自の政策を訴える立憲民主党の2候補が、マイクを握った。東京MXテレビなどでキャスターを務めた白沢みき氏(52)は「この国は、夫婦と子ども2人を『標準家族』として、すべての政策が進む。でも、日本は将来4割がシングル世帯になる。単身者が安心して暮らせるセーフティーネットを確立したい」と述べ「堂々。ひとり家族」を掲げた。

未婚で子どもはおらず、「誇りをもって1人で生きてきた」おひとりさまだ。一方で「1人であることに生きにくさを感じても、口に出しにくい空気がある。私も何度も泣いてきた」と話す。高齢の単身者も増えているとして「ひとりでいる人が孤立しないように、国は施策を早く掲げないといけない」と訴えた。

一方、ゲイであることを公表して東京・豊島区議として活動し、初めて参院選に挑戦している石川大我氏(45)は、日本でも同性婚が認められるよう、法案の成立を目指したいと訴えた。「中学の時、自分が同性愛者だと気づいたが、誰にも言えず孤立した。差別は今もこの社会にある」と指摘。区議時代は、同区のパートナーシップ制度の導入に尽力。「今こそ、LGBTが安心して暮らせる社会に変えたい」と訴えた。

同党は政策面で多様性を重視。それを体現できる候補者を多く擁立した。元東京・北区議で「筆談ホステス」で知られる斉藤里恵氏(33)も、そのひとり。1歳の時に病気で聴覚を失い、スムーズに話せないが、選挙戦では連日マイクを持ち、言葉を発して演説を続ける。4年前の北区議選では、なかったことだ。

「聞きづらいかもしれませんが、挑戦しています」。斉藤氏が言葉を話した後、補助者がリスピーク(復唱)するスタイルで、手話通訳が加わることもある。「初めて街頭演説に来たという方もいた。ハンディがある分、私にしかできない視点からすべての人に優しい国をつくりたい」と話した。【中山知子、近藤由美子】

◆おもな政党、団体の比例代表 自民党は33人を擁立。業界団体や組織内の候補が多いが、山田太郎氏(52)や中田宏氏(54)など、かつて他党の国会議員として活動した候補も多いのが特徴だ。著名人は元F1ドライバーの山本左近氏(37)くらい。日本維新の会は地域政党との連携を重視し、候補者14人の中には新党大地の鈴木宗男代表(71)もいる。

共産党は、知名度が高い小池晃書記局長(59)ら7人を擁立。社民党は、「有効投票総数の2%以上」を獲得できない場合、公選法上の政党要件を失うため、吉田忠智元党首(63)ら4人が必死の戦いを続ける。

れいわ新選組は、長時間労働や派遣切りなど日本社会が抱える課題の「当事者」を擁立。1位は難病ALS患者の舩後靖彦氏(61)、2位は脳性まひで重度の障がいがある木村英子氏(54)とし、当選した場合は参議院のさらなるバリアフリー化が必要で、問題提起を込めた人選だ。公明党は17人、国民民主党は14人を擁立している。

1673チバQ:2019/07/17(水) 10:16:35
https://www.sankei.com/politics/news/190717/plt1907170005-n1.html
【政治デスクノート】なぜ自民党は東北で弱いのか 離党大物議員の呪縛と戊辰戦争の禍根
2019.7.17 01:00参院選2019特集与党
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参院選の全国遊説を福島から始めた安倍晋三首相(右から2人目)。演説前には地場産の桃を試食し、東北へ配慮する姿勢をアピールした=7月4日、福島市飯坂町(川口良介撮影)
参院選の全国遊説を福島から始めた安倍晋三首相(右から2人目)。演説前には地場産の桃を試食し、東北へ配慮する姿勢をアピールした=7月4日、福島市飯坂町(川口良介撮影)
 参院選(21日投開票)は自民党の堅調ぶりが目立っているが、相も変わらず苦戦しているのが東北の6選挙区(いずれも改選数1)だ。前回の28年参院選でも1勝5敗と大きく負け越したが、今回も似た傾向が出ている。なぜ東北の自民は弱いのか。関係者に取材すると、平成5年の旧細川護煕政権に加担した自民離党組の抜け穴と、150年近く前の明治維新で負った「東北の傷」という、構造的な2つの理由が浮かび上がる。

離党組の抜けた穴、四半世紀後も埋まらず

 東北の自民が弱い理由としてよく取り上げられるのが、安倍晋三首相(党総裁)の経済政策「アベノミクス」の果実が届いていないことや、輸入農産品の関税引き下げが課題となる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の悪影響だ。しかし、九州や山陰なども東北と似た状況があるが、今回の参院選で、大半の自民候補は野党統一候補を引き離す強さをみせている。

 東北の自民には、もっと構造的な問題が潜んでいるのではないだろうか。

 東北の自民党組織の病巣といわれるのが、かつて自民を離党し、非自民勢力が結集した細川政権に加わった大物議員が異様に多いことだ。現在国民民主党に加わった岩手の小沢一郎氏を筆頭に、福島の渡部恒三元厚相▽山形の鹿野道彦元農林水産相▽福島の増子輝彦参院議員▽青森の田名部匡省元農林水産相-など重鎮が名を連ねる。

 小沢氏らは、6年に細川政権が崩壊した後も、新進党や民主党の結党に加わり、大半が自民党に戻らなかった。大胆な行動を可能にしたのは、どの立場でも当選を可能にするような強力な後援会組織と地方議員のネットワークを持っていたからで、配下の地方議員らも行動をともにするケースが多かった。

 「東北で一昔前に自民を去った議員は、先代から厚い地盤を持つような影響力の強い政治家が多かった。政界引退後も地元で強い指導力を残すパターンが目立ち、一緒に離党した県議の大半は、いまだに自民に戻っていない。県議らにとって『保守』や『革新』という永田町の分類は、地元で圧倒的に強いボスの前では関係なくなる」

 東北のある閣僚経験者は、自身の衆院選で自民離党組に苦しめられた経験を踏まえながらこう語る。小沢氏の岩手が最も顕著な例だが、山形や福島でも、四半世紀前の保守分裂劇の後遺症が消えていない。

 地方の自民の国会議員は、隅々まで張りめぐらせた「個人後援会」「地方議員」「支持団体」という3つの組織の基礎票をきっちり固める戦術をとるケースが多い。しかし東北では、離党組が3組織の固定票の一部をもぎ取ったままで、残された自民党組織は依然として患部を穴埋めできない状態が続いているのだ。

1674チバQ:2019/07/17(水) 10:16:52
150年前の禍根

 さらに、にわかには信じがたいが、東北出身の複数の閣僚経験者が「奥羽越列藩同盟VS長州」という、150年近く前の戦いの禍根を口にする。

 奥羽越列藩同盟とは、明治政府を樹立した長州や薩摩などの新政府軍と旧幕府勢力が戦った戊辰戦争(1868〜69年)で、旧幕府方を支えた東北と越後諸藩による軍事同盟を指す。戊辰戦争では、「東北戦争」の別名が付くほど激しい戦闘が乱発し、戦争後は列藩同盟の諸藩が「賊軍」の汚名を着せられ、厳しい処分を受けた。

 一方、安倍首相は旧長州藩の衆院山口4区が地元。長州出身のトップが率いる自民党を苦々しく思う東北人が多いというのだ。

 「首相は『景気は好転した』と宣伝するが、東北でそれを実感できる人は限られている。明治維新以来の気質なのか、もともと『取り残されている』という肌感覚を持つ東北人は少なくない。現代に生きる首相に責任はないが、『長州出身』という一面があらぬ反発心を呼ぶ面もある」

 ある閣僚経験者は、歴史に刻まれた東北の傷に触れながらこう分析する。

 もっとも、首相はこうした歴史的な背景はよく理解しており、これまでも配慮を重ねてきた。

 平成19年に福島県会津若松市で街頭演説した際には「先輩がご迷惑を掛けたことをおわびしなければいけない」と謝罪したこともある。昨年1月の通常国会で施政方針演説した際は、戊辰戦争で自刃した会津藩の少年兵組織「白虎隊」唯一の生き残りである東京帝大(現東大)元総長の山川健次郎にも触れた。

 もっとも、党内には「東北は甘えすぎ」という厳しい声もある。離党した大物議員の呪縛を断ち切るため、東北各地の自民組織がコツコツと足場固めを重ねたりしなければ、自民党は東北で勝ち切る日は永遠に来ないのではないか。

(政治部次長 水内茂幸)

1675チバQ:2019/07/17(水) 10:17:34
https://www.sankei.com/politics/news/190716/plt1907160059-n1.html
福岡、自民が公明支援に1000人動員 1人区協力を期待、県連は不満も
2019.7.16 23:36参院選2019特集与党
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安倍晋三首相も来援に駆けつけた公明新人の街頭演説=11日午後、福岡市中央区
安倍晋三首相も来援に駆けつけた公明新人の街頭演説=11日午後、福岡市中央区
 参院選(21日投開票)の福岡選挙区(改選3)で、自民党による公明党への肩入れが目立つ。16日には自民の二階俊博幹事長が公明候補応援のために福岡入りし、1000人以上を集めた。福岡には自民候補もいるが、全国の改選1人区での戦いには、公明との選挙協力は欠かせない。いわば「取引材料」にされている格好で、地元の自民関係者から不満の声も漏れる。(小沢慶太)

 二階氏は同日夕、北九州市で開かれた公明候補の集会に出席し、支持を呼びかけた。党本部からは側近の林幹雄幹事長代理(二階派)が同行し、武田良太元防衛副大臣ら県内の二階派衆院議員が顔をそろえた。

 関係者によると、公明候補の個人演説会ではあるが、二階氏側が農業や土木関係の団体など、自民支持層を中心に動員をかけたという。二階氏にとって公明とのパイプは権力の源泉の一つであり、派閥を挙げての支援に余念がない。

 自民幹部による公明候補の応援は、二階氏にとどまらない。

 公示前日の3日には、やはり公明と太いパイプを持つ菅義偉官房長官が、福岡市内で2千人規模の集会を開いた。菅氏本人は九州南部の豪雨対応で欠席したが、壇上には公明党の斉藤鉄夫幹事長らと、地元選出の自民衆院議員の姿があった。関係者によると、隣県の山口県の自民関係者にも、動員がかかったという。

 安倍晋三首相(党総裁)も11日、公明候補の街頭演説に駆けつけ、マイクを握った。

 首相は、会場となった福岡市中央区の警固公園で、多くの公明党支持者を前に、約10分間演説した。その後、自民候補の応援にも回ったが、「明らかについで」(公明関係者)との印象は拭えない。

 自民党が福岡で、公明支援に力を入れるのは、参院選全体の勝敗を決める全国32の1人区で、公明からの支援を確実にしたいからだ。

 今回、1人区は「自民VS野党統一候補」の構図となった。東北を中心に、自民が苦戦を強いられている選挙区も少なくない。こうした選挙区では、公明票の上積みがなければ、当選はおぼつかない。

 公明は1人区では自民候補を推薦する。一方、公明が候補を擁立した改選3議席以上の全国7選挙区では、東京、大阪を除いて自民が公明候補を推薦する。

 安倍首相らの応援について、公明福岡県本部の幹部は「1人区での恩返しの意味合いが強い」と話した。

 参院選「後」をにらんだ思惑もあるだろう。安倍首相が悲願とする憲法改正には、政権基盤の強化が必要だ。今回は見送ったが、衆院の解散、総選挙を考えれば、公明との関係をより強固にしたいところだ。

 さらに福岡選挙区は、自民候補がトップ当選をうかがう勢いで、優位に立つ。党幹部がわざわざ、熱を入れて応援する必要がなく、公明側を懐柔するには、うってつけの選挙区といえる。

 ある自民関係者は「県議も統一地方選で世話になったのは、(参院選の)自民候補より公明だから」と話し、参院選での公明支援に理解を示す。

 ただ、菅、二階両氏の露骨な公明への肩入れに「ちょっとやり過ぎじゃないか」と、眉をひそめる県連幹部もいる。

 地元の事情もある。自民県連と公明県本部の間には、4月の知事選で温度差も生じた。

 知事選で自民は、現職と新人で分裂した。党は新人推薦を決めたが、武田氏ら二階派の衆院議員は現職を支援した。公明も現職支援に回り、勝利の一助となった。

 16日の集会の出席者によると、二階氏は「やがては衆院選もあるだろう。そのときは県内の二階派議員をよろしくお願いします」と語った。

 福岡県内の二階派にすれば、参院選の公明支援は、知事選の「恩返し」であり、さらに次期衆院選をにらんで「恩を売る」という意味も持つ。

1676チバQ:2019/07/17(水) 10:18:01
https://www.sankei.com/politics/news/190716/plt1907160056-n1.html
【参院選2019 激戦区の戦い】徳島・高知選挙区 与野党とも地盤は高知、徳島でしのぎ
2019.7.16 22:35
 前回の平成28年の参院選に続き、2度目の合区となった徳島・高知選挙区(改選数1)。自民党も野党も高知を地盤とする候補者を擁立しており、徳島での浸透が課題だ。29年の衆院選では両県での与野党の比例代表得票数が拮抗(きっこう)していた状況があり、両陣営は互いに徳島を“主戦場”とした譲れない戦いが続いている。

 「本当にすみません。ありがとうございます」。10日、徳島県吉野川市での演説会で、自民現職の高野光二郎(44)は謝罪から切り出した。傍らには、自民の特定枠で立候補している同市出身の三木亨が座る。

 同選挙区で自民は今回、候補者調整に難航した。「徳島での知名度は抜群」と三木を推す徳島県連に対し、「前回は徳島から候補者を出したから今回はこちらだ」と高野を推す高知県連。結局、昨年末に高野が公認候補に決まり、三木は特定枠に回った。

 冒頭の謝罪はこの経緯を踏まえたとみられ、高野は「徳島と三木先生の気持ちを背負っているので、絶対に負けない」と力を込めた。

 高野にとっては徳島での知名度が課題となる。その上、自民高知県議は「高知は共産が強く、厳しい戦いだ」と語る。29年の衆院選で共産の比例代表得票率を都道府県別にみると、高知は西日本では京都に次いで2番目に高かった。

 野党は統一候補として、その共産高知県委員会常任委員の松本顕治(35)が無所属で出馬。立憲民主など野党各党の支援を受け、反安倍政権の広い受け皿を目指している。

 だが、合区ならではの不安要素はこちらにもある。野党共闘に対する両県の実績の差だ。

 高知では29年の衆院選高知2区で野党統一候補が自民現職を破った。一方、徳島では勝っていない。共闘の経験も「高知の方が進んでいる」(共産徳島市議)。10日にJR徳島駅前で、共産党委員長・志位和夫はこう訴えた。「野党共闘は毎日進化している。力を合わせて新しい政治にしていこうじゃありませんか」

 29年の衆院選。徳島と高知を合わせた比例代表得票数は、与党は28万8925票だったのに対し、共闘した野党勢力は27万9563票と五分五分だった。これを踏まえ、両陣営が注目するのは、投票率の行方だ。

 今回とは逆に、自民と野党がいずれも徳島県を地盤とした候補者を擁立した前回参院選で、高知県は45・52%と全国最低を記録した。いずれも高知を地盤とする候補者を擁立した今回は徳島県で有権者の足が遠のくと見る向きが強く、両陣営は徳島での票の掘り起こしに躍起になっている。

 ただ、有権者の「合区アレルギー」は根強い。徳島県阿南市の理学療法士の女性(40)は疑問を呈する。「過疎化など地方の方が課題が山積するのに、なぜ人口の少ない県から合区になるのか。徳島の代表こそ必要だ」(文中敬称略)

=終わり

1677チバQ:2019/07/17(水) 10:18:25
https://www.sankei.com/politics/news/190716/plt1907160053-n1.html
石破氏、選挙応援「ビッグ3」から陥落危機 菅長官人気で
2019.7.16 22:04
 参院選(21日投開票)で自民党の石破茂元幹事長が、昨年9月の党総裁選で自身を支持した参院議員を熱心に応援し、“恩返し”に励んでいる。ただ、与野党が拮抗する激戦区へは「令和おじさん」として一躍有名になった菅義偉官房長官が重宝される。石破氏は知名度の高さから党内で安倍晋三首相や小泉進次郎厚生労働部会長に並ぶ人気弁士「ビッグ3」と称されていたが、その座を菅氏に奪われた形だ。

 「信念と行動力と実力の人。両手を振っての声援、ありがとうございます」

 今月10日、石破氏は遊説カーで千葉市内を回り、千葉選挙区(改選数3)に立候補した自民現職の名前を連呼して支持を訴えた。次の遊説会場に移動する時間も有効活用したい陣営側の要請を石破氏が快諾したという。

 石破氏は選挙戦終盤に接戦が伝えられる秋田(同1)や三重(同1)に入る。とはいえ、これまでの応援先は自民現職の当選が確実視される自身の地元の鳥取・島根(同1)のほか、千葉や佐賀(同1)、静岡(同2)など昨年の総裁選で石破氏を支持した参院竹下派の議員が中心だ。

 石破氏は「総裁選で力をもらった人に恩返しをするのは人の道として当然だ」と語るが、石破派(水月会)の議員は「人気の高い石破氏が広く応援演説することで、石破氏の求心力を高める機会だ」と参院選を位置づけていた。

 石破氏は幹事長時代の平成25年参院選では「党の顔」として全国を駆け回った。投開票日にテレビに映る石破氏の日焼けした姿はネット上で話題となり、アンパンマンをもじって「焦げパンマン」と称された。

 今回、石破氏に代わり、激戦区を回るのが菅氏だ。官房長官は危機管理の要として国政選挙の際も官邸に待機するのが通例だが、菅氏は4月の新元号「令和」発表を機に知名度が高まり、応援要請が相次ぐ。今月4日の公示後、少なくとも延べ19都県で遊説した。石破氏は9都県だ。

石破氏は昨年10月の内閣改造や党役員人事で冷遇され、衆院予算委員会で質問の機会も与えられない。首相は4年連続で石破派パーティーへの出席を見送っている。石破氏も党内で冷遇されている状況を察したのか、参院選前に周囲にこう漏らしていた。

 「今回の参院選では久しぶりに自分の選挙区を回ろうかな。『死ぬ前に石破茂の顔を一目見たい』という人もいるだろうから…」(奥原慎平)

1678チバQ:2019/07/17(水) 10:22:30
https://www.sankei.com/politics/news/190712/plt1907120003-n1.html
【野党ウオッチ】野党同士ガチンコ勝負の複数区、大激戦の静岡、立民・国民VS共産の京都
2019.7.12 01:00政治選挙
野党ウオッチ
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参院選静岡選挙区に出馬した候補の演説会は熱気に包まれた=7月4日(早坂洋祐撮影)
参院選静岡選挙区に出馬した候補の演説会は熱気に包まれた=7月4日(早坂洋祐撮影)
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 参院選(21日投開票)は中盤戦に入り、与野党の舌戦もヒートアップしてきた。立憲民主、国民民主、共産など野党5党派は、全国に32ある改選一人区全てで候補者を一本化し、同じく共闘して臨んだ3年前の「11勝」を超えられるかが焦点となる。その一方で、改選2以上の複数区の多くは野党同士のガチンコ勝負。それぞれ党勢拡大をかけた仁義なき戦いが各地で繰り広げられている。

将軍末裔VS国民幹部

 全国屈指の激戦区として注目を集めているのが静岡選挙区(改選数2)だ。静岡は平成13年以降、自民党と旧民進党(旧民主党)が議席を分け合ってきたが、旧民進党が分裂後初めて迎える今回は、国民の榛葉賀津也(しんば・かづや)参院幹事長に対し、立民が徳川宗家19代目の徳川家広氏を擁立した。自民現職の牧野京夫(たかお)氏が手堅く議席を得るとみられ、残る1つを旧民進系が争う構図だ。

 他に、共産党新人の鈴木千佳氏と、諸派の畑山浩一氏が出馬している。

 「江戸の平和、徳川の平和が生まれたこの場所から、新しい静岡を作り、新しい日本を作る」

 公示日の4日、徳川氏は静岡市の駿府城公園に鎮座する徳川家康公の銅像前で出陣式を行い、こう決意を語った。「天下泰平」と書かれたのぼり旗がはためく中、先祖の家康公に玉串をささげて必勝を祈願。戦国の世さながらの演出で、永田町進出を目指す。

一方の榛葉氏は、「将軍家に挑む庶民の代表」をアピールする。公示前日には、自身が飼う3頭のヤギに餌やりをする場面を報道陣に公開する徹底ぶりだ。掛川城近くで行った出陣式には、玉木雄一郎代表も駆け付け「かつての権力者を相手に庶民の代表が戦う選挙だ」と後押しした。

 立民、国民両党は静岡を「最重点選挙区」と位置づける。現時点では榛葉、徳川両氏は横一線だが、現職を失うわけにはいかない国民側に若干焦りも見える。党幹部は「あらゆるてこ入れを図る」と語り、これまで裏方に徹していた小沢一郎総合選挙対策本部長相談役や、引退した輿石東元参院副議長を投入する予定で、両党の攻防はさらに激しさを増しそうだ。

共産VS立民・国民

 京都選挙区(同2)の野党対決も激烈だ。自民候補が先行し、2議席目を野党候補が争う形だが、こちらは「立民、国民VS共産」の構図になっている。

 京都は古くから共産党が強い地盤を持ち、13年に共産党が議席を失う以前は「自共の指定席」と言われたときもあった。共産党は6年前の参院選で、現職の倉林明子氏が15年ぶりに議席を取り戻した。それだけに、今回2期目を目指す倉林氏の議席死守が党の至上命題となっている。

1679名無しさん:2019/07/17(水) 10:22:50
 これに対し、立民、国民両党は候補を一本化して倉林氏を迎え撃つ。「非自民、非共産の力を結集し、議席を奪還しよう」。国民の前原誠司元外相は公示日にこう声を張り上げた。

 昨年の候補者調整ではひともんちゃくあった。当初、前原氏は自身の元秘書を両党の統一候補とするよう主張したが、同じ京都を地盤とする立民の福山哲郎幹事長が党の独自候補を出馬させる意向を曲げず、一時は両氏による「代理戦争」の様相を帯びた。

 しかし「このまま突っ込めば共産候補が当選する可能性がある」(国民党幹部)との声が強まったことを受け、今年4月に国民が候補を降ろし、立民公認の新人、増原裕子氏に一本化した。

 共産包囲網とも取れるこうした動きについて、共産党の渡辺和俊府委員長は昨年10月、同委ホームページにこう不快感をつづっている。

 「『自民党に勝つ』より、『共産党に渡してしまった議席を奪還する』との立場は、安倍晋三政権を早く終わらせたいという府民の願いに背を向ける本末転倒の態度と言わざるを得ない」

 参院選公示前から熱い火花を散らしてきた京都選挙区。中盤情勢では、自民現職の西田昌司氏が優位に立ち、倉林氏と増原氏が競り合う状況だ。今後、投票先を決めていない有権者の動向がカギを握る。

 京都には、いずれも諸派新人の三上隆氏と山田彰久氏も出馬している。

 このほか、注目は都市部の動向だ。東京選挙区(同6)は、立民新人の2人と維新新人が激しく競り合い、大阪選挙区(同4)は共産現職と立民新人が最後の1議席をかけて接戦を繰り広げている。1人区での野党共闘の裏で、党勢拡大レースを制するのはどこの党だろうか。

(政治部 広池慶一)

1680チバQ:2019/07/17(水) 10:24:11
https://www.sankei.com/politics/news/190710/plt1907100015-n1.html
【政界徒然草】「令和パンダ」菅官房長官 参院選で進次郎氏に迫る広告塔に
2019.7.10 01:00参院選2019特集与党
政界徒然草
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街頭演説後、聴衆にもみくちゃにされる菅義偉官房長官(中央)=6月22日、広島市中区(中村智隆撮影)
街頭演説後、聴衆にもみくちゃにされる菅義偉官房長官(中央)=6月22日、広島市中区(中村智隆撮影)
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 菅義偉官房長官が参院選(21日投開票)の応援のため全国の激戦区を飛び回っている。菅氏は4月に新元号「令和」を発表して知名度が上がり、安倍晋三首相(自民党総裁)は精力的に遊説するよう指示を出した。街頭演説には多くの聴衆が詰めかけ、菅氏がもみくちゃにされる光景が日常になっている。集客力の強い菅氏を「令和パンダ」と呼ぶ党幹部もおり、「ポスト安倍」レースの行方にも影響を与えつつある。

 「私はこの4月1日に新元号、令和を発表させていただきました。皆さんは生まれながらに小さなつぼみを持っています。それを大きな花として咲かせたい、そんな日本を作っていきたいと思います」

 公示翌日の7月5日、横浜市の京急線上大岡駅前。菅氏は自民現職の応援演説で自ら新元号を発表したことをアピールし、駅前を埋め尽くした聴衆を沸かせた。菅氏が演説を終えて街宣車を降りると、握手を求めたり、スマートフォンで写真を撮る聴衆に囲まれ、周囲は騒然となった。

公示前から激戦区入り

 今回の参院選に向け、菅氏は5月から全国を飛び回っていた。選挙戦の勝敗を分ける32の改選1人区のうち、福島や三重など自民党候補の苦戦が伝えられる選挙区を中心にてこ入れを図った。

 公示前の全国遊説は異例だが、背景には安倍首相からの指示があった。自民関係者は「菅氏は首相から、戦況が危ないところにできるだけ行くよう言われていた」と明かす。新元号の発表で高まった人気を当て込んだもので「応援依頼もかなり来ている」(別の自民関係者)という。

 大阪で20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が開かれていた6月末も、菅氏は地方にいた。首相も官房長官も東京の首相官邸を不在にするのは、災害時などの危機管理上好ましいとはいえないが、政府関係者は「官房副長官が留守を守る」として、問題ないと強調する。

 7月4日の公示後は、平日も含めてフル回転を始めた。4日に東京(改選数6)と三重で演説したのを皮切りに、5日は神奈川(同4)、6日は新潟(同1)、7日には山形(同)に入った。8日には長野(同)を訪れた後に再び東京に入り、9日には大分(同1)に飛んだ。

 菅氏は、自民が当選者を少しでも増やすよう、効率的に遊説先を選んでいる面もある。広島(同2)は自民の現職と新人が野党候補とつばぜり合いを演じているが、菅氏は現職に後れを取っている新人候補の応援に入った。自民が2議席の独占を狙う目的で、新人候補の幹部は「菅氏は集票に効果がある」と語る。

 さらに、北海道(同3)は自民から前知事と元道議の2人の新人が出馬しているが、菅氏は知名度で劣る元道議のてこ入れを図った。元道議の陣営幹部は「知名度が高い菅氏に応援に入ってもらうのはありがたい」と謝意を口にする。

公明候補にもてこ入れ

 菅氏は公明党候補の応援にも力を入れている。もともと党の支持母体の創価学会幹部と太いパイプを持つことでも知られているが、特に苦戦が伝えられる兵庫(同3)には、公明候補の応援に2回も入った。

 兵庫の自民候補の陣営からは不満も漏れるが、公明関係者は「兵庫は自公協力の象徴ともいえる選挙区で他にも影響する。菅氏はそれを分かって応援に入ってくれるのだろう」と期待を寄せる。

 菅氏は最終盤まで、激戦区を中心に遊説を続ける予定だ。これまで、自民党内では応援演説に首相や小泉進次郎厚生労働部会長の引き合いが強かったが、菅氏が新たな広告塔に躍り出たともいえる。菅氏は「(人気が)すごい」と周囲に漏らしているといい、こうした状況はまんざらでもないと感じているようだ。

 菅氏は「ポスト安倍」候補に取り沙汰されることは「一時的なものだろう」と述べ、野心をみせようとはしない。しかし、今回の遊説を通じて菅氏の知名度が有権者にさらに浸透していけば、次期首相の座が近づくかもしれない。

(政治部 中村智隆)

1681チバQ:2019/07/17(水) 10:29:24
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2019/sanin/news/201907/0012521181.shtml
2019/7/17 06:01
加田、清水氏リード 高橋、安田氏競る 参院選兵庫選挙区
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 21日投開票の参院選兵庫選挙区(改選数3)の終盤情勢を探るため、神戸新聞社は14、15の両日、電話世論調査を実施した。候補者6人のうち、自民新人の加田裕之氏(49)が、序盤調査(共同通信社実施、4、5日)に続いてリードを維持。維新現職の清水貴之氏(45)が2番手で追い、残る1議席を巡り、公明新人の高橋光男氏(42)と立民新人の安田真理氏(41)が激しく競っている。

 兵庫県内の約千人から回答を得た。全体の2割、無党派層の3割が依然態度を決めておらず、情勢を左右する可能性もある。

 加田氏は自民支持層の6割をまとめたほか、無党派層の2割にも浸透。10代を除く他の全世代でトップの支持を集め、安定した戦いを進めている。

 清水氏は維新支持層の7割超を固め、他党支持層にも一定程度の食い込みを見せる。無党派層の1割超に浸透し、さらなる上積みをうかがう。

 高橋氏は、公明支持層の8割超を手堅くまとめたが、推薦を受けた自民の支持層では1割にとどまる。無党派層からは1割超の支持がある。

 安田氏は、支持政党別で立民の7割弱、国民も7割弱、社民の4割弱から後押しを受ける。無党派層の1割に浸透するが、伸び悩んでいる。

 共産新人の金田峰生氏(53)は、共産支持層の7割と社民支持層の3割超に食い込み追走する。諸派新人の原博義氏(47)は苦戦が続く。(井関 徹)

1682チバQ:2019/07/17(水) 13:20:32
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201907/CK2019071702000138.html
<参院選>競る1人区 重点 自民緩み警戒 野党、比例票も注力
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2019年7月17日 朝刊


参院選の選挙戦中、街頭演説や集会で支持を訴える(上から)自民党総裁の安倍首相、公明党の山口代表、立憲民主党の枝野代表、国民民主党の玉木代表、共産党の志位委員長、日本維新の会の松井代表、社民党の又市党首、れいわ新選組の山本太郎代表

写真
 本紙がまとめた参院選の終盤情勢で、有利な戦いを進めている与党は今後、野党と競っている選挙区を重視して戦う。一方の野党は劣勢をはね返そうと、重点区に加え比例票の掘り起こしにも力を入れる構え。最終盤に向けた各党の戦略をまとめた。

◆最終盤へ 各党の戦略は
 自民党は各社の情勢調査で、目標とする与党での改選過半数(六十三議席)確保は確実と報じられているが、緩みがないようにさらに引き締めを図る。安倍晋三首相(党総裁)は残りの期間中、改選一人区で野党と接戦を繰り広げている東北各県や三重、滋賀に入り、てこ入れする予定。公認候補を二人立てた北海道、千葉、東京、広島では二人当選を確実にするため、党幹部らが重点的に入る。

 七選挙区の全員当選と、比例代表での六人以上当選の計十三議席以上を目指す公明党。特に最重点区に位置づけるのが兵庫選挙区。最後の議席を他党と争っているとみて、国会議員の秘書や支持母体の創価学会の会員らが集結し、支持拡大を狙う。

 立憲民主党は、統一候補を擁立した一人区に加え、接戦の複数区にも幹部を投入する。枝野幸男代表は今後、大分などの一人区に入るほか、他の幹部も京都や大阪などの複数区を重点的に回る。都市部では、元タレントなど知名度のある比例候補らが演説し、無党派層の取り込みを図る。

 国民民主党にとって今回は「国政選挙のデビュー戦」(玉木雄一郎代表)だが、選挙区、比例とも改選議席の維持に向けて厳しい戦いとなっている。これまでに党幹部が入った選挙区でも、党幹部が静岡などの接戦区に優先して入り、一つでも多くの議席獲得を目指す。

 共産は、選挙区での改選三議席を死守するため、幹部らが激戦区入りし、てこ入れを図る。比例では六年前と同じ五議席からの上積みを狙う。志位和夫委員長は千葉や大阪、京都など当落線上の選挙区を回り、改憲阻止などを呼び掛ける。

 日本維新の会は、地盤の関西で足場を固めた上で、当落線上で競る神奈川などに、松井一郎代表ら党幹部を投入し、支持浸透に力を入れる方針だ。党ホームページでは、幹部らの演説動画や政策をPRし、比例票底上げを目指す。

 社民党にとっては、国政政党としての存否がかかる選挙戦。政党要件の比例での有効得票総数2%確保が至上命令だ。体調不良で参院選への立候補を取りやめた又市征治党首も公示後には街頭演説をし、特に比例での議席維持に躍起だ。

 政治団体「れいわ新選組」は比例での議席獲得を目指し、インターネットをフル活用して若者票を得たい考え。ホームページなどを通じ、街頭演説や記者会見の様子を生中継し、支持獲得を図る。

◆終盤情勢調査の方法
 終盤情勢は、本紙独自の取材と共同通信社の電話世論調査を総合して判断した。共同通信社の電話世論調査は14〜16日の3日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。今回、無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは5万4050件で、このうち4万3614人から回答を得た。

1683チバQ:2019/07/17(水) 13:21:27
https://www.asahi.com/articles/ASM7G7VR0M7GUTIL016.html
小池都知事、静観の参院選 知事選控え、各党と距離
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西村奈緒美、軽部理人 2019年7月17日10時30分
 小池百合子・東京都知事が参院選への静観を続けている。希望の党の代表として演説に駆け回った衆院選から2年。公示後も淡々と公務スケジュールをこなし、各党と一定の距離を保つ。だが、特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の議員のなかには、他党の候補者を支援する動きも出ている。

 8日、八王子市にある首都大学東京で、中高年を対象にした授業を視察。

 10日、都庁内で展示がはじまった聖火リレーのトーチを見物。観光客と写真に納まった。

 11日、都政改革について外部の有識者と話し合う会議に出席。

 先週の小池氏の日程の一部だ。本人によると、政治家になってから国政選挙に関わらないのは2回目だという。5日の記者会見では「選挙カーの音がうるさいとか、(選挙を)遠くから客観視できるのは貴重なとき」と述べた。さらに「都政の重要な事項については、いろいろな政党にご協力いただきたい。国政との間隔は程よく保つ」と話し、等距離外交をアピールした。

 来夏には知事の任期満了を迎え…

1684チバQ:2019/07/17(水) 13:23:11
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190717_11022.html
<参院選宮城>石垣氏と愛知氏激しく競る 屈指の注目区、当落行方は最終盤へ

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 改選数が2から1に減った参院選宮城選挙区で、河北新報社は14〜16日の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて終盤情勢を探った。野党統一候補の立憲民主党新人石垣のり子氏(44)と、4選を目指す自民党現職愛知治郎氏(50)が激しく競り合っている。無党派層の4割が態度を決めておらず、当落の行方は最終盤までもつれ込む見通し。両陣営が一歩も譲らない全国屈指の注目区になっている。
 石垣氏は立民、支援を受ける国民民主支持層の8割、共産、社民の支持層も9割程度を固めた。維新支持層の3割程度に浸透するほか、公明支持層の一部にも食い込む。無党派層の支持は3割強。
 10、20代の支持で愛知氏を上回る一方、30、40代は3割を割り込んでいる。50、60代の中年層では手堅く支持を集める。農林漁業や主婦層から一定の支持がある。
 愛知氏は党地方議員らの組織力を生かし、自民支持層の7割強をまとめた。選挙協力する公明支持層も固め、維新支持層にも一定程度浸透する。無党派層からの支持は2割強にとどまっている。
 30、40代で4割超の支持を集め、石垣氏を上回る。50、60代でも3割超の支持を受ける。10、20代の支持は弱い。自由業からの支持が厚く、事務・技術職や商工自営業も引き付ける。
 政治団体NHKから国民を守る党の新人三宅紀昭氏(57)は苦しい。

1685名無しさん:2019/07/17(水) 13:23:32
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190717_02.html
<参院選宮城>村井知事初のマイク 自公の現職候補を応援

現職候補の応援でマイクを握った村井知事=15日午後、仙台市泉区
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 21日投開票の参院選で、村井嘉浩知事は15日、宮城選挙区(改選数1)で4選を期す自民党現職と比例代表で再選を狙う公明党現職の応援に入った。本人は「早くから来た依頼に応じただけ。あくまで中立だ」と強調するが、関係者は「県トップとしてバランスを取りながら、出身母体の自民など政権与党に義理立てした」とみる。
 「創造的復興には県選出の与党議員が必要だ」「公明候補の自称『選対本部長』村井です」
 3連休最終日の15日午後、仙台市の繁華街。声を張り上げ、聴衆を沸かせる村井知事の姿があった。
 今回の参院選で村井知事がマイクを握ったのは初めて。泉区の商業施設前で公明の街頭演説に参加したのを皮切りに、小泉進次郎自民党厚生労働部会長と街宣車の上で並ぶなど青葉区の3カ所で演説した。
 2016年の前回参院選では比例代表の公明議員の応援に駆け付けたものの、自民、旧民進の両候補とは「等距離」を強調。最終盤で自民陣営の強い要請を受けて5分間だけマイクを取ったが、本人は中立との立場を繰り返してきた。
 村井知事は16日の定例記者会見で「今回は現職の陣営からいち早く打診があり、辛うじて確保できた日程でマイクを握った」と説明。野党統一候補の立憲民主党新人の陣営からは15日に応援を要請され、日程を調整しているが「難しいかもしれない」(村井知事)。
 村井知事の動きの背景には、約82万票を獲得して4選した17年知事選があるとの見方がある。自民県連関係者は「『県民党』を掲げ、非自民からもかなりの票を得た。ニュートラルな立場を崩すわけにはいかないだろう」と推し量る。
 立民新人の陣営幹部は「依頼した際、電話口では非常に紳士的な対応をしてもらった。5分でいいからマイクを握ってもらえれば、大変励みになる。いい返事を待っている」と期待する。

1686チバQ:2019/07/17(水) 13:23:55
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190715_10.html
<参院選>東北6県 野党共闘に死角なし?

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 21日投開票の参院選で、自民党現職と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなった東北6選挙区(改選数各1)は、野党結束の強弱が勝敗を大きく左右する。2016年の前回参院選で5勝1敗に持ち込んだ共闘に死角はないか、今回も功を奏するのか-。

 岩手県庁前に9日、志位和夫共産党委員長を筆頭に野党4党の応援弁士が並んだ。達増拓也知事も駆け付け、統一候補の街頭演説に臨んだ。
 岩手選挙区は旧知の小沢一郎衆院議員(岩手3区)と志位氏の主導で候補を擁立した。各党選対幹部は国政選挙のたびにスクラムを組む間柄。「岩手は野党共闘発祥の地。自民を打ち負かそう」。志位氏の音頭でつないだ手を高く掲げた。
 秋田選挙区で、野党各党は県組織の支援にとどめた。演説会の場に大物弁士の姿はない。政党色を薄めて狙うのは無党派層だ。
 前回は自民現職に5万3000票の大差で敗れた。「政党間の対決で負けた」と陣営幹部。共産の米田吉正県委員長は「東北で統一候補が負けたのは秋田だけ。今回は絶対に勝つ」と力を込める。
 山形選挙区は、大物政治家の露出を抑えて県民党を前面に打ち出したい選対の戦術と、弁士を送り込む推薦政党との間で考え方にずれが生じている。選対の労組関係者は「人集めに大物の力を借りるのではなく、地方議員が汗をかくことが大事だ」と漏らした。
 青森選挙区では候補者を擁立した立憲民主党と、比例候補を抱える他党で温度差も。立民の枝野幸男代表が青森入りした11日、演説会場には国民民主、共産、社民3党県組織の幹部も臨場した。立民県連の山内崇代表は「オール青森態勢の構築」と胸を張った。
 会場は立民ののぼり旗が並び、立民の比例候補も同席。他党の県連幹部は「われわれも比例候補の名前を売りたい。立民色が強過ぎる」と胸中を明かした。
 立民新人が統一候補となった宮城選挙区では5日、共産主催の演説会が名取市であった。約60人の支援者は党比例候補と立民の統一候補にエールを送った。
 共産関係者は「前回よりはるかに力が入っているが、有権者に影響するかどうかは未知数だ」。陣営は旧民進党分裂の影響を指摘し、「国民の動きが活発とは言えない。政党間のしこりが残っている」と憂慮する。
 福島選挙区の野党候補の第一声。立民、国民、社民各党の議員や連合幹部が握ったマイクが、共産の参院議員に渡った。
 共闘が福島で初成立した前回、野党系候補の第一声に臨んだ共産県議5人にマイクは回らず、ポスターには「野党統一」の文字もなかった。町田和史県委員長は「この3年で関係は格段に深まった」と語った。

1687チバQ:2019/07/17(水) 14:52:17
https://www.sankei.com/region/news/190717/rgn1907170020-n1.html
【参院選】福岡選挙区 自民党本部が公明支援に熱 二階氏は派閥挙げて
2019.7.17 07:01
 ■県連「やり過ぎ」不満も

 参院選(21日投開票)の福岡選挙区(改選3)で、自民党による公明党への肩入れが目立つ。16日には自民の二階俊博幹事長が公明候補応援のために福岡入りし、1千人以上を集めた。福岡には自民候補もいるが、全国の改選1人区での戦いには、公明との選挙協力は欠かせない。いわば「取引材料」にされている格好で、地元の自民関係者から不満の声も漏れる。(九州総局 小沢慶太)

 二階氏は同日夕、北九州市で開かれた公明候補の集会に出席し、支持を呼びかけた。党本部からは側近の林幹雄幹事長代理(二階派)が同行し、武田良太元防衛副大臣ら県内の二階派衆院議員が顔をそろえた。

 関係者によると、公明候補の個人演説会ではあるが、二階氏側が農業や土木関係の団体など、自民支持層を中心に動員をかけたという。二階氏にとって公明とのパイプは権力の源泉の一つであり、派閥を挙げての支援に余念がない。

 自民幹部による公明候補の応援は、二階氏にとどまらない。

 公示前日の3日には、やはり公明と太いパイプを持つ菅義偉官房長官が、福岡市内で2千人規模の集会を開いた。菅氏本人は九州南部の豪雨対応で欠席したが、壇上には公明党の斉藤鉄夫幹事長らと、地元選出の自民衆院議員の姿があった。関係者によると、隣県の山口県の自民関係者にも、動員がかかったという。

 安倍晋三首相(党総裁)も11日、公明候補の街頭演説に駆けつけ、マイクを握った。

 首相は、会場となった福岡市中央区の警固公園で、多くの公明党支持者を前に、約10分間演説した。その後、自民候補の応援にも回ったが、「明らかについで」(公明関係者)との印象は拭えない。

 自民党が福岡で、公明支援に力を入れるのは、参院選全体の勝敗を決める全国32の1人区で、公明からの支援を確実にしたいからだ。

 今回、1人区は「自民VS野党統一候補」の構図となった。東北を中心に、自民が苦戦を強いられている選挙区も少なくない。こうした選挙区では、公明票の上積みがなければ、当選はおぼつかない。

 公明は1人区では自民候補を推薦する。一方、公明が候補を擁立した改選3議席以上の全国7選挙区では、東京、大阪を除いて自民が公明候補を推薦する。

 安倍首相らの応援について、公明福岡県本部の幹部は「1人区での恩返しの意味合いが強い」と話した。

 参院選「後」をにらんだ思惑もあるだろう。安倍首相が悲願とする憲法改正には、政権基盤の強化が必要だ。今回は見送ったが、衆院の解散、総選挙を考えれば、公明との関係をより強固にしたいところだ。

 さらに福岡選挙区は、自民候補がトップ当選をうかがう勢いで、優位に立つ。党幹部がわざわざ、熱を入れて応援する必要がなく、公明側を懐柔するには、うってつけの選挙区といえる。

 ある自民関係者は「県議も統一地方選で世話になったのは、(参院選の)自民候補より公明だから」と話し、参院選での公明支援に理解を示す。

 ただ、菅、二階両氏の露骨な公明への肩入れに「ちょっとやり過ぎじゃないか」と、眉をひそめる県連幹部もいる。

 地元の事情もある。自民県連と公明県本部の間には、4月の知事選で温度差も生じた。

 知事選で自民は、現職と新人で分裂した。党は新人推薦を決めたが、武田氏ら二階派の衆院議員は現職を支援した。公明も現職支援に回り、勝利の一助となった。

 16日の集会の出席者によると、二階氏は「やがては衆院選もあるだろう。そのときは県内の二階派議員をよろしくお願いします」と語った。

 福岡県内の二階派にすれば、参院選の公明支援は、知事選の「恩返し」であり、さらに次期衆院選をにらんで「恩を売る」という意味も持つ。

1688チバQ:2019/07/17(水) 16:06:43
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190717/pol1907170002-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
【参院選2019】兵庫選挙区 維新・清水氏が自民に肉薄… 残り1議席に高橋氏VS安田氏
参院選2019
2019.7.17
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清水貴之氏
高橋光男氏
安田真理氏
 兵庫選挙区で、知名度と実力でにらみを利かせていた自民党の鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)元防災相が昨年12月、引退表明後に急逝した。公募の末、後継に選ばれたのが、元県議の加田(かだ)裕之氏だ。

日本維新の会
 地元県議は「自民党は、2016年参院選で約64万票を獲得した。加田氏の知名度の低さを、支持団体などがカバーしている」と語る。

 その自民党に肉薄しつつあるのが、日本維新の会から2期目に挑む清水貴之氏。元朝日放送でアナウンサーを長く務め、13年参院選で2位当選した。今回も、大阪府知事、市長のダブル選挙で維新が圧勝した勢いで、選挙戦を展開している。

 残り1議席をめぐる争いが激烈だ。

 公明党は、改選定数が1増となった16年参院選から候補者を再び立て、当選させた。この「金城湯池」を死守するため、元外務省職員の高橋光男氏を擁立。公示日に山口那津男党代表が地元入りするなど、必死の戦いだ。

 神戸市議がいう。

 「高橋氏は兵庫県生まれ、外交官歴17年という国際派。公明党は16年参院選で獲得した54万票台に乗せたいところ」

 そこに、立憲民主党のフリーアナウンサー、安田真理氏が猛追する。

 「安田氏は、なかなかの美人のうえ、長年鍛えたノドと滑舌の良さ、笑顔が魅力だ。急激に支持者を伸ばしている」(ジャーナリスト・田村建雄)

1689チバQ:2019/07/17(水) 16:07:09
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190717/pol1907170003-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
【参院選2019】埼玉選挙区 立民・枝野代表のお膝元…“右腕”熊谷氏を擁立 自民現職・古川氏は保守層固め (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.17
印刷

熊谷裕人氏
古川俊治氏
 埼玉選挙区は、今回から改選定数が3から4に増えた。

 自民党現職の古川俊治氏は、弁護士資格を持つ、外科医という秀才で、「健康と科学で日本を元気にする」をスローガンに3期目を目指す。人工知能、科学技術の研究で新産業の創出を訴える。今回も保守層をしっかり固め、無党派層にも浸透する。

立憲民主党
 自民党は、古川氏が2013年参院選で100万票を突破し、16年参院選でも同党候補が90万票近くを獲得したため、埼玉での2人擁立を検討した。だが、公明党候補に影響が出ると配慮し、断念した。

 公明党現職の矢倉克夫氏は東大法学部卒の弁護士で、経産省に出向経験もあるエリート。公明・創価学会票を固める。16年参院選で同党が獲得した約64万票を再現できれば強い。

 野党陣営はどうか。

 埼玉は、立憲民主党の枝野幸男代表のおひざ元であり、「右腕」という熊谷裕人氏を擁立した。国会議員秘書から、さいたま市議を3期務め、立憲民主党の創設に関わった。埼玉国際マラソンを完走する体力と馬力で選挙区を走る。「枝野氏の地元で下手な当選は許されないと、トップ当選の意気込みで戦っている」(立憲民主党関係者)

 4度目の挑戦という共産党の伊藤岳氏は16年参院選で約48万票を獲得した。改選定数が増えたことで、当選圏内に食い込めるか。

 国民民主党は、元経産省職員の新人、宍戸千絵氏を擁立した。早稲田大学理工学部卒業、米ジョージワシントン大学経営大学院修士という才媛。両親を介護した経験に基づき、「誰もが自分らしく暮らし働ける共生社会を目指す」と主張する。

 日本維新の会は、16年参院選にも出馬した沢田良氏が再度挑戦し、猛追している。

 「日本維新の会は『何でも反対』の左派野党とは違い、政治家が身を切る『議会改革』『行政改革』を大阪で実践している。大阪市長・府知事のダブル選挙で圧勝した勢いを、首都圏や全国に広げたい。沢田氏が前回の約23万票をどれだけ上積みできるかが大きなポイントだ」(党関係者)

 上田清司県知事の後継を選ぶ知事選は8月25日に投開票される。この知事選出馬で辞任する国民民主党の大野元裕参院議員の議席をめぐり、参院補選が10月27日投開票される。そこをもにらみながら各党の激烈な争いが続く。

1690チバQ:2019/07/17(水) 16:15:36
ゲンダイ・・・
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258441
学会員の動き鈍く…投票率上昇で公明「選挙区1勝6敗」危機
公開日:2019/07/17 15:00 更新日:2019/07/17 16:02
お寒い天気のように盛り上がらない参院選。公明の支持母体である創価学会もいまいち動きが鈍い。無党派層が投票所に足を運び、投票率がアップすれば、足をすくわれる公明候補も少なくない。今回の参院選は、安倍政権の悪政をアシストしてきた公明に審判を下す選挙でもある。

1691チバQ:2019/07/17(水) 16:16:17
ゲンダイの妄想が止まらない
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258080
れいわ新選組“学会員候補”が当落選上に…公明党が戦々恐々
公開日:2019/07/11 14:50 更新日:2019/07/11 14:50

「公明党」の「こ」の字も書かれていない(C)日刊ゲンダイ
「公明党」の「こ」の字も書かれていない(C)日刊ゲンダイ
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「山口那津男! 辺野古(基地新設)も止められないくせに、平和福祉とか偉そうなこと言うな、バカヤロー!」――。

 鬼気迫る表情で公明党の山口代表を街宣で猛批判するのは、山本太郎参院議員が率いる「れいわ新選組」で東京選挙区(定数6)から出馬した野原善正氏(59)だ。公明党の支持母体、沖縄創価学会に所属しながら、山口氏にケンカを売ったことで注目されている。インパクト十分で、どっちが本物の公明党候補か分からないほどだ。

 実は、山口氏と野原氏の選挙ポスターのデザインが物議を醸している。掲示板上で、山口氏のポスターが野原氏の右斜め上に貼られていることについて、〈すごい2ショット〉〈絶妙〉などとネットで話題だが、よくよく見ると、山口氏のポスターには「公明党」の「こ」の字も書かれていない。一方、野原氏のポスターにはデカデカと「創価学会」の記載がある。これにSNSでは、〈学会員を代表して立候補しているのは野原さんって感じだね〉〈正真正銘の創価学会員である野原善正さんに投票しましょう〉といった声が飛び交うなど、ジワジワと「野原支持」が広がっているのだ。
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「公示直後こそ『当選圏外』だった野原さんですが、ある党の最新調査では当落線上にまで浮上してきた。期日前投票の出口調査でも一定の票を得ており、既存政党は相当な危機感を募らせています」(与党担当記者)

アンチ票が集まり過ぎることに危機感
 とりわけ、ビビっているのが公明党だろう。

「公明党幹部は報道関係者との懇親で『野原さん? 相手にしてないよ』と平静を装っていましたが、記者から『当落線上にいますよ』と声を掛けられた途端、『えっ、本当!? どういうことなの?』と異常なまでに関心を示し、明らかに動揺していました。山口代表は盤石とはいえ、党勢は低下傾向。野原さんにアンチ票が流れることを恐れているのでしょう」(同)

 8日午前、東京・八王子であった山口氏の街宣に参加した高木陽介公明党国対委員長に、日刊ゲンダイ記者が野原氏出馬の影響について聞くと、よほど触れられたくないのか「全然問題ないと思うよ」とポツリ。下を向きながら逃げるように立ち去った。下駄の雪もついに解け始めたようだ。

1692チバQ:2019/07/17(水) 16:17:17
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258373
2019参院選「激戦区ルポ」
【広島】官邸お抱え新人の追い上げで自民ベテランに焦り
公開日:2019/07/17 06:00 更新日:2019/07/17 06:00
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広島・夫は安倍首相の側近(河井案里候補)、議席を死守(森本真治候補)/(提供写真)
広島・夫は安倍首相の側近(河井案里候補)、議席を死守(森本真治候補)/(提供写真)
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【広島】(改選数2)
△○溝手顕正76自現
▲▲河井案里45自新
△△森本真治46無現

 広島で2議席独占を目指す自民党。選挙戦ラストサンデーの14日正午すぎ、安倍首相の姿は広島市内の繁華街「本通」の交差点にあった。

「広島といえばカープ女子。どうかこの広島から女性の国会議員を、そして2人当選させていただけますようお願い申し上げます!」

 ご当地ネタで媚びる安倍首相の隣で、にこやかに手を上げる河井には「あんりちゃん!」の声援も飛ぶ。広場もない交差点付近は、身動きできないほどの人だかりだ。若い女性や親子連れの姿も目立つ。「2人目は無謀」という県連の反対を押し切り、官邸主導で擁立した新人の河井は苦戦が伝えられてきたが、意外に支持を広げているのか。

「女性候補らしいピンクのイメージカラーと、こまめに辻立ちを繰り返すフットワークの軽さで有権者に浸透してきた。夫は総理側近の河井克行衆院議員で、官邸が丸抱えの選挙です。特に菅官房長官の肩入れは尋常ではなく、公明が苦戦する兵庫県で自民票を一部回す代わりに、広島では公明票を河井に集中させるバーター取引で話をつけたと聞く。全国で引っ張りだこの菅長官が15日、16日は2日連続で河井の応援に入るなど、異例の対応です」(地元記者)

 河井の応援演説で声を張り上げた安倍首相はその後、500メートルほど離れたアーケード街で行われた溝手の街頭演説会でもマイクを握ったが、河井の会場ほどの熱気が感じられないのは、降り出した雨のせいだけではないだろう。


 ベテランの溝手は徹底的な組織選挙。ダントツでの当選が予想されていたが、官邸の全面支援で河井が猛烈な追い上げを見せ、状況の変化に焦っているという。

■野党統一候補も交えて横一線

「当初は河井陣営が『県連にいじめられている』と同情票を集めていたのに、総理と確執を抱える溝手サイドが『官邸からいじめられている』と言いだすようになった。溝手が所属する岸田派の幹部は、『当選できれば2位でもいい』と弱気の発言じゃけ。岸田派の国会議員6人を擁する広島は宏池会の牙城。万が一、溝手が落選するような事態になれば、岸田の立場がないけん。ポスト安倍レースから脱落じゃけ」(自民党市議)

 野党統一候補の森本も必死の追い込み。

 国民民主の玉木代表や立憲民主の枝野代表ら野党幹部が何度も足を運び、支持拡大を呼びかけている。 

「13日には小沢一郎さんも“お忍び”で、広島入りしていた。被爆地の広島で、改憲派に2議席を独占させるわけにはいきません」(森本陣営関係者)

 自民2人の激しいつばぜり合いに、政権批判票を集める森本も交えた横一線で、誰が落ちてもおかしくない大混戦だ。

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。上段は政治評論家・野上忠興氏、下段は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。

1693チバQ:2019/07/17(水) 16:17:55
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258372
【秋田】大物応援vs草の根選挙 イージス配備めぐり舌戦
公開日:2019/07/17 06:00 更新日:2019/07/17 06:00
>> バックナンバー
地方の声を伝える寺田静候補(C)日刊ゲンダイ
地方の声を伝える寺田静候補(C)日刊ゲンダイ
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【秋田】(改選数1)
▲▲中泉松司40自現
△△寺田静44無新

■大票田秋田市がカギ

 イージス・アショア配備の逆風を受ける現職・中泉と、配備反対の野党統一候補・寺田が激突する選挙区。

 13日には安倍首相が県内3カ所で応援演説。「イージス・アショアについては緊張感を欠いた不適切な対応がありました。極めて遺憾であり、言語道断であります。まず秋田県の皆さまに心からおわびを申し上げたいと思います」と切り出して深々と頭を下げたが、続いて「私は日本の安全保障政策の責任者であります。国民の安全を守り、命を守り抜いていくためにはイージス・アショアがどうしても必要」と配備方針は不変と強調もしたのだ。
<秋田配備はハワイの米軍基地を守る「太平洋の盾」(米国防衛前線基地化)で、米防衛予算節約になる>と書いてある米国シンクタンクの論文を念頭に、安倍首相に「秋田が攻撃対象になってもいいのか」と聞いたが、無回答だった。

 中泉も安倍首相に同調。一連の防衛省の対応を批判する一方、イージス・アショア配備については「白紙撤回も反対も言っていない」と答えた。

 これに対して子育て中の主婦でもある寺田は、秋田市内での第一声で「私の子供を含めて、秋田の子供たちにイージス・アショアのある未来を手渡したくない」と配備反対を明言。「私は国の視点に立った国会議員を目指していない。地方の声を伝えていく」と相手候補との違いを強調しながら、「(配備候補地の)新屋地区は、目の前に住宅、学校、福祉施設もあり、不安の声が上がっている」と訴え、秋田県民の連携も呼びかけた。

1694チバQ:2019/07/17(水) 16:18:13
元民進党議員が自民に寝返り寺田票切り崩し
 大物国会議員の支援を受ける中泉陣営とは対照的に、寺田陣営は野党幹部と街宣車で一緒にマイクを握ることはしていない。街宣車に同乗するのは地元野党県議で、公示前には土日に県内各地でミニ集会を開催。公示後も大掛かりな集会はほとんど開かずに県内全域をくまなく回る草の根選挙に徹している。


 寺田の義父は典城・元秋田県知事で、夫は学衆院議員(立憲民主党会派)。寺田は県南の横手市生まれだが、同じく県南の秋田3区で自民党の御法川信英衆院議員と争ってきた元民進党副幹事長の村岡敏英・元衆院議員が、中泉の出陣式に参加、支持表明をした。寺田の強い県南での切り崩しを狙ったもので、安倍首相ら大物議員の街宣場所に横手市が入るのもこのためだ。

「寺田氏としては県南での切り崩しを抑えながら、中泉氏の出身地でイージス・アショア候補地でもある大票田秋田市に攻め込み、どれだけ得票できるのかがポイントでしょう」(地元記者)

 安倍自民党がイージス・アショア反対の地元民意を押しつぶすのか、それとも民意にはねのけられるのか。

(取材協力=ジャーナリスト・横田一)

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。上段は政治評論家・野上忠興氏、下段は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。

1695チバQ:2019/07/17(水) 16:19:40
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190717/k00/00m/010/130000c
知事が「非国民」と非難される「気味悪さ」 秋田選挙区どうなるか
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月17日 13時35分(最終更新 7月17日 13時49分)
秋田県の佐竹敬久(のりひさ)知事が「非国民」と非難されている。政府が秋田市に設置しようとしている陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐる防衛省のずさんな調査を批判したためだ。国の意向に異を唱えると非国民と呼ばれたのは戦前・戦中の話。その気味悪さは、与野党激突の構図となっている参院選秋田選挙区の情勢にも影響するのだろうか。【秋田支局/森口沙織・川口峻、統合デジタル取材センター/江畑佳明】

1696チバQ:2019/07/17(水) 17:39:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000169-spnannex-ent
CBCテレビが不適切ツイート謝罪 関係者処分を検討 参院選・自民候補者への“暴行”に「売名行為」
7/17(水) 15:16配信 スポニチアネックス
 CBCテレビ(中部日本放送)(名古屋市中区)は16日、参院選に立候補している自民党の和田政宗氏(44)について同局報道部公式ツイッターに不適切な投稿があったとして謝罪。「不適切な投稿は、当社報道部公式ツイッターアカウントの管理、運用の甘さが原因の一つであり」とし、「今後社内規則に則り関係者の処分を検討します」と説明した。

 今月10日、街頭活動中に和田氏が男性に胸を強く押される“暴力”や“妨害”があった。CBCテレビの報道部公式ツイッターは「ちょっと小突かれただけで、暴行事件とは。大げさというより、売名行為」とツイートし、炎上していた。

 同局の発表は以下の通り。

CBCテレビ報道部公式ツイッターアカウント上での不適切な書き込みにより、参院選比例代表に立候補されている自民党現職の和田政宗氏、並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。選挙期間中でもあり、和田様の事務所を通じて、和田様ご本人へのお詫びをお願いしているところでございます。

弊社は報道機関として、選挙報道について厳に公平・中立な立場を堅持すべきと考えております。掲載されたコメントは弊社報道部の意思に基づくものではなく、あってはならない投稿と考えております。

調査は、当該アカウントにアクセス可能な複数人を中心に全報道部員から、弁護士等外部によるヒアリングなどを実施し、あらゆる可能性を排除せず、調査に臨んでおります。

不適切な投稿は、当社報道部公式ツイッターアカウントの管理、運用の甘さが原因の一つであり、外部の専門家を交え当該アカウントを含め当社のすべてのソーシャルメディアアカウントの管理運用ルールを厳格化するとともに、今後社内規則に則り関係者の処分を検討します。

今後もしっかりとした調査を行い、再発防止に努める所存でございます。

1697チバQ:2019/07/17(水) 18:10:19
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/politics/1475166/
【参院選】自民比例代表トップ当選候補 山田太郎氏が明かすネット選挙戦略
2019年07月17日 16時00分

山田太郎氏の事務所は期日前投票を終えた支持者からのメッセージが貼られていた
 参院選で、独自のネット選挙を展開する自民党比例代表候補の山田太郎氏が、若者を中心に支持を集めて同党比例代表トップ当選の勢いで激走している。

 ネット選挙は2013年の公職選挙法改正で解禁された。各政党や候補者は、ホームページやSNS、ネット広告を活用したツールを使い支持を訴えている。

 山田氏は「政治に関心がある人だけでなく、関心のない人たちにも興味を持ってもらえるツールをつくり、人気を集めています。ぼくのマンガ、アニメ、表現の自由の訴えを支持してくれて、全国各地に拡散してもらったおかげで大きな票につながっています」と笑顔で話す。

 東京・秋葉原の選挙事務所は16日までに期日前投票を終えた支持者から「山田太郎を必ず国会に届ける!」といった内容のメッセージカードが壁に貼られていた。どんなネット選挙戦を展開したのか。

「多くの有権者にLINEで友達登録してもらった。LINEの会話形式で『4コマ漫画』の閲覧や選挙に関するクイズなどが評判がよかったです。もちろん有権者がぼくに聞きたいことや選挙に関する質問には、スタッフと一緒に答えています」

 与野党問わず、比例代表候補は支持を集めるため全国各地を飛び回る。ところが山田氏は東京、大阪、名古屋、福岡などで支持者と討論会を開いただけ。街頭演説はアキバだけだ。

「自民党に応援弁士を頼んだことはありません。理由は自分で話したいことがあるから。アキバはコミケ(コミックマーケット)の方たちが多いので、自然と大勢の人が集まってきてくれます。目標の53万票を取って、自民党比例代表トップ当選を目指します」と山田氏は意気込みを語った。

1698チバQ:2019/07/17(水) 18:12:35
https://this.kiji.is/523658828564694113?c=39546741839462401
護憲の社民 背水の陣 政党維持へ「特効薬ない」
2019/7/16 15:00 (JST)
©株式会社長崎新聞社

長崎市中心部で街頭演説する吉田氏(左)=鉄橋
 21日投開票の参院選に、社民が法律上の政党要件を懸けた“背水の陣”で臨んでいる。自民が9条改憲を公約に掲げる中、護憲を前面に打ち出してきた老舗政党は、被爆地で自衛隊などを抱える長崎県でも支持拡大に躍起だが、“特効薬”は見つからない。
 12日、長崎市内であった社民の集会。「厳しい戦いだが、反転攻勢をかけようじゃないか」。長崎県入りした参院選比例候補の吉田忠智前党首が声を張り上げると、約300人の会場から大きな拍手が巻き起こった。参加者の一人は「社民をなくすわけにはいかないという思いの人が集まった」と鼻息を荒くした。
 公職選挙法は、「政党」を▽所属国会議員5人以上▽直近の衆院選か参院選で全国得票率2%以上-のいずれかを満たすものと定義。政党要件を失うと、法の規制などで選挙活動も不利になる。今回の参院選で、社民は選挙区、比例に擁立した計7人のうち2人以上が当選するか、得票率2%以上の達成が必要だ。直近の2017年衆院選での全国得票率は1.69%。政党支持率は低迷し、旧社会党の流れを受け継ぐ老舗政党が置かれた現状は厳しい。
 長崎県でも、党勢の衰退は否めない。旧党時代には石橋政嗣委員長を輩出した佐世保では、4月の市議選で議席数が3から2へ減少。ポスト争いで存在感を示すため、旧党時代を含め戦後70年以上続いた社民会派の看板を下ろし、国民民主の会派に合流した。結党以来護憲を掲げ、被爆地長崎や基地の町佐世保で反戦、平和運動をけん引してきた社民。旧党時代から支持しているという長崎市の元教師、熊江秀彦さん(83)は「子どもたちに憲法の大切さを教えてきたが、安倍政権によって壊されようとしている。護憲派の社民がなくなると困る」と党の存続を願う。
 組織の高齢化も課題だ。6月の県連定期大会。県議を引退した吉村庄二氏は県連代表を退き、後進に道を譲ろうと考えていたが、組織の弱体化が影響して再任された。吉村代表は「若い人に引き継げる体制ができていないといけないのだが」とぼやく。支持者は「立憲民主と比べて古い党と思われている」と自嘲する。
 選挙区では野党の候補者一本化に協力し、国民民主新人の白川鮎美候補を推している。6日に国民の玉木雄一郎代表が佐世保入りした際も社民市議がビラを配るなどした。ただ、ある社民関係者は「ほかの野党もいるので『比例は社民』とも言えない。思い切り活動ができず、もやもやしている」と嘆く。
 吉田前党首を迎えた集会の後、県連は選対委員会を開催。正念場の戦いに坂本浩幹事長は終了後、「最後まで頑張るようお願いした。こつこつ続けるしかない」と厳しい表情を浮かべた。支持団体・個人から地道に支持を広げていくしかない状況に、もどかしさもにじませる。「特効薬はない。あるなら飛び付くんだが…」

1699 チバQ:2019/07/17(水) 19:01:25
>>1614
〉 菅氏は今後も各地を回るが、普段は危機管理のため、あまり東京を離れない菅氏が官邸を不在にするケースが増えた。政府関係者は「緊急時は官房副長官が対応する」というが、野党は「最低だ。国民の安全を軽視している」(立憲民主党の蓮舫副代表)と批判を強めている。(中村智隆)



言いたかないが、震災の翌日に首相が『陣頭指揮』の名目で福島視察してたことをうやむやにしといて、↑のコメントをする資格は立憲民主党にはない。

1700名無しさん:2019/07/17(水) 21:39:30
コメントする資格が無い、というのは好ましくない論法だと個人的には考えています
等しく批判されるべき、であるべきです

1701チバQ:2019/07/17(水) 23:57:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1907170031.html
【参院選】二階氏、小沢氏地元の岩手入り 自民候補を応援
2019/07/17 22:19産経新聞

【参院選】二階氏、小沢氏地元の岩手入り 自民候補を応援

参院選の応援で岩手県に入り、街頭でマイクを握る自民党の二階俊博幹事長(左)=17日午後、同県一関市(大島悠亮撮影)

(産経新聞)

 自民党の二階俊博幹事長は17日、参院選岩手選挙区(改選数1)に立候補した自民現職の応援のため岩手県入りした。岩手は国民民主党の小沢一郎総合選対本部長相談役が地盤を築く「小沢王国」。二階氏は新進党や自由党で小沢氏の側近だったこともあるが、野党統一候補と接戦になる中、自ら小沢氏の地元に飛び込み、自民候補への支持を呼びかけた。

 「『岩手のために自民党は役に立つ』といわれるように必ずやる」

 同県一関市で今回の選挙戦で初となる街頭演説に臨んだ二階氏は、こう聴衆に訴えた。小沢氏を名指しこそしなかったが、「そこらの政党が『ああだ、こうだ』と言って回るのとはランクが違う。われわれは政権を預かっている」と野党を厳しく批判した。

 二階氏周辺は「『小沢との師弟対決』と書き立てられ、相手を刺激する」として岩手での応援に慎重な意見が根強かった。だが、終盤情勢を分析した結果、二階派の自民現職と野党統一候補の新人が激しく競っていたため、自身が現地に入ることを決めた。

 参院選の結果は、自身の幹事長続投も左右するだけに、二階氏は精力的に各地に応援に飛び回っている。(大島悠亮)

1702チバQ:2019/07/17(水) 23:59:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190717k0000m010322000c.html
参院選愛媛選挙区のらくさぶろう氏、前知事発言の記事をブログから削除
2019/07/17 19:40毎日新聞

 参院選愛媛選挙区に立候補している自民新人、らくさぶろう氏(54)の陣営は17日までに、加戸守行・前愛媛県知事が4日のらくさぶろう氏の出陣式で行った対立候補を批判する発言について、管理するブログなどから発言の関連記事の一部を削除した。13日に市民団体から「誤った事実に基づく発言」との指摘を受け、「誤解を招く」と判断したとしている。

 発言はあいさつに立った加戸氏が、鹿野川ダムの洪水吐(ばき)の工事が旧民主党政権下で3年間凍結されたとしたうえで、洪水吐工事が完成していれば昨年7月の西日本豪雨で犠牲者などの被害は防げたと主張。その責任が対立候補の無所属新人、永江孝子氏(59)にあると訴え、演説のネットでの拡散を自ら呼びかけていた。

 山鳥坂ダム工事事務所によると、洪水吐工事は「2010年に関連工事が始まってから一度も止まっていない」という。指摘は「ダム放流を考える大洲市民の会」(代表・奥島直道弁護士)がらくさぶろう氏の選挙事務所に文書で行い、動画配信の中止を申し入れた。陣営幹部は演説内容について「加戸氏の見解だ」としている。【木島諒子、中川祐一】

1703チバQ:2019/07/18(木) 00:00:07
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20190717k0000m010257000c.html
小沢一郎氏「どぶ板」を徹底 相談役に権限なく手探り続く
2019/07/17 18:48毎日新聞

小沢一郎氏「どぶ板」を徹底 相談役に権限なく手探り続く

小沢一郎氏=東京都千代田区の衆院第1議員会館で、山下浩一撮影

(毎日新聞)

 国民民主党の小沢一郎・総合選対本部長相談役が参院選(21日投開票)で「どぶ板」の選挙戦術を徹底している。選挙事務所を激励に訪れたり、ミニ集会を開いたりする活動だ。かつては「選挙の神様」と称された小沢氏だが、選挙戦を指揮する権限はなく、手探りが続いている。

 「大勢を集めようとしてもダメなんだ。5人でも10人でもいいから夜通しやるくらいの迫力と行動力を持たないと。そうすることで絶対に勝てる」。小沢氏は13日、広島市で国民系無所属現職の事務所を激励した後、記者団にこう強調した。小沢氏の激励は遊説中の候補者に伝えられ、陣営関係者は「候補者のやる気が変わった」と語る。

 党が公表する遊説日程では、小沢氏が4日の公示後に選挙区を訪問したのは11日の静岡が最初。だが周辺によると、公示前に愛媛、長崎、大分、東京、公示以降は岩手、滋賀、愛知などを訪問。水面下で支援者回りをしているとみられ、大分では事務所訪問の後、「秘書の地元の別府に行く」と言い残し、行方をくらませた。

 一方で街頭演説など表立った動きは避ける。相談役は総合選対本部長の玉木雄一郎代表の助言役にとどまるためだ。小沢氏の訪問を受けた選挙事務所の関係者は「民主党幹事長の時と違って指示しにくそうだった」と明かす。

 小沢氏自身も地元・岩手で国民系無所属の新人が27年ぶりの勝利を目指す自民現職(2013年は無所属で当選)と激戦を続けており、足元は盤石ではない。18日に岩手県入りする玉木氏は17日、川崎市内で記者団に「小沢相談役の地元でもあるし、死守すべき選挙区だ」と語った。【東久保逸夫】

1704チバQ:2019/07/18(木) 00:02:08
https://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20190717100408.html
街に氾濫する違法掲示物 参院選関連、3時間で30件確認 那覇市がパトロール 沖縄県選管の撤去命令は2213件で前回より約千件増
2019/07/17 10:04琉球新報

街に氾濫する違法掲示物 参院選関連、3時間で30件確認 那覇市がパトロール 沖縄県選管の撤去命令は2213件で前回より約千件増

琉球新報

(琉球新報)

 街頭で見かける選挙用ののぼりやポスター。これらのほとんどは公職選挙法に違反しているものだ。今回の参院選で、県選挙管理委員会が各陣営などに出した撤去命令は2213件と、2016年の前回参院選よりも約千件増加した。違法掲示物の撤去を行っている那覇市道路管理課のパトロールに記者が同行すると、約3時間で30件近い違法掲示物が見つかった。

 12日午後1時半。那覇市役所横で黄と白のツートンカラーの公用車に乗り込んだ。同行したのは同課占用グループの平良昌史さん(56)と糸数義直さん(43)のペアだ。

 出発してわずか3分後。比例区に出馬した候補のポスターが電柱に張られていた。その100メートル先には、選挙区の候補者ののぼりも。平良さんたちはペンチやカッターで、掲示物のひもを切り、車に積み込む。さらに5分後には、長さ2メートルはあろうかという横断幕が小学校近くの交差点のガードレールに付けられていた。「選挙の公平性だけでなく、道路の安全面でも問題だ」と平良さん。交差点の見通しは悪かった。

 公選法は選挙区の候補者については指定掲示板以外の掲示を禁じている。比例区についても、設置の許可を受けなければ公選法違反だ。この日のパトロールで撤去したのは20件あまり。即座に撤去できず「違反」を警告するシールを貼ったものも合わせると30件近くに上った。また、市が撤去の権限を持たない県道や国道にも多くの違反掲示物が見つかった。

 ある選管関係者は「撤去しても撤去してもいたちごっこ」と顔をしかめるが、那覇市選管の上原徳一郎事務局長は「観光都市のイメージも損なう。今後もパトロールを徹底する」と話していた。

1705チバQ:2019/07/18(木) 00:03:25
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20190717083747.html
芳賀氏、大沼氏競り合う 県区終盤情勢、山形市の攻防が鍵
2019/07/17 08:37山形新聞

 第25回参院選は21日の投開票まで、4日間の運動期間を残すのみとなった。山形新聞社は電話世論調査に本社、支社の取材を加味し、県選挙区(改選数1)の終盤情勢を探った。野党統一候補で「非自民」の結集を図る無所属新人の芳賀道也氏(61)と、厚い支持基盤を背景に組織戦を展開する自民現職の大沼瑞穂氏(40)が激しく競り合っている。政治団体「NHKから国民を守る党」新人の小野沢健至(たけし)氏(49)は埋没している。

 事実上の与野党一騎打ちの構図の中、芳賀氏は政党色を抑え、個人的な人脈を足掛かりにした草の根運動で追い上げ、大沼氏は高い内閣支持率を生かし閣僚級の相次ぐ来援による空中戦で対抗している。まだ態度を決めていない有権者は3割ほどおり、山形市など大票田での最終盤の攻防が勝敗を左右するとみられる。

 芳賀氏は民放アナウンサー時代の知名度と人脈をフル活用し、非自民層をはじめ、現政権に批判的な保守層や政治への関心が低かった層を取り込んでいる。立憲民主、国民民主、社民が協力し、連合山形が調整役を果たす形で地道に浸透を図り、共産も独自選対を組織し支援。地元山形市で優位な戦いを進めるほか、総合選対本部長の舟山康江参院議員の地元で、自身も長井高出身とゆかりのある置賜地域で先行する。

 戸別所得補償制度の復活を訴え、農業関係者に一定程度の広がりが出てきた。政党別で立民、社民支持層の大部分を固め、共産からも7割の支持を得ている。国民は6割弱の支持で、無党派層の4割にも浸透している。年代別は60代以上で優勢となっている。

 大沼氏は自民の組織基盤と推薦を受ける公明に、大多数の市町村長の支援を加えた重厚な布陣で組織戦を展開する。公示前後から閣僚級が連日来援し、積極的な空中戦で陣営に熱気を吹き込む戦略を進めたが、序盤の運動は全般的に低調に推移。安倍晋三首相が県内入りした中盤から選対の動きがようやく活発化し始めた。ゆかりのある西村山地域をはじめ、固い保守層が存在する鶴岡市、東根市などで攻勢を強める。

 県農協政治連盟の推薦を得て組織的に農業票の取り込みを図っている。政党別は自民、公明の支持層で7割強を固め、国民の2割に食い込む。無党派層への浸透は3割を切り、浮動票の獲得が課題。年代別は60代以上を除き、若年層を中心に他候補を上回っている。

 小野沢氏はインターネットの会員制交流サイト(SNS)を活用し、NHKの受信料制度改革を訴えているが、広がりは限定的だ。

【電話世論調査の方法】県選挙区の有権者を対象に14〜16日の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法」で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1084件、このうち812人から回答を得た。

1706チバQ:2019/07/18(木) 00:05:12
https://news.goo.ne.jp/article/ibaraki/region/ibaraki-115241732.html
参院選 県内終盤情勢 上月、小沼氏が安定
2019/07/17 08:20茨城新聞

追う大内、海野氏21日投開票の第25回参院選で、茨城新聞社は14〜16日、県内有権者を対象に世論調査を実施し、独自の取材を加味して茨城選挙区(改選数2)の終盤情勢を探った。自民党現職の上月良祐氏(56)が序盤からの優勢を保ち、立憲民主党新人の小沼巧氏(33)も上月氏に次いで安定した戦いを繰り広げる。共産党新人の大内久美子氏(69)、日本維新の会新人の海野徹氏(70)は2議席目争いで小沼氏追い上げに必死だ。ただ、無党派層を中心に有権者の5割弱が誰に投票するか決めておらず、情勢が変わる可能性もある。
 上月氏は自民県連と県議団の応援を得て選挙戦を優位に展開。自民支持層の6割を固め、推薦を受けた公明の5割弱に浸透する。無党派層からも1割弱の支持を集める。10代を除く全年代で大きく先行している。地域別では全県で安定した支持を得ており、中でも県央や県西が高い。
 小沼氏は立民のほか、国民民主や連合茨城などから支援を受ける。立民支持層の6割強を固める一方、国民からは3割弱にとどまっている。「支持」を受ける社民からは約6割、無党派層の支持は1割を超え、最も高い。10代の4割弱の支持を集める。水戸市など県央の支持がやや高い。
 大内氏は党幹部らが応援演説に来県。元首長らでつくる団体「県市民連合」からの推薦を得た。共産支持層の8割強を手堅く押さえ、維新から2割超の支持が流れる。ただ、無党派層への浸透が課題。年代別では70歳以上の支持が最も高い。地域別では県南で支持を伸ばしている。
 海野氏は党本部から代表や共同代表が県内入りし、てこ入れに懸命。ただ、維新支持層が4割弱と固め切れず苦しい。国民の3割が流れているが、他党への浸透は小幅にとどまる。年代別では30代がやや高め。地元の那珂市を含む県北で1割弱の支持を集めるが、他では広がりに欠ける。
 政治団体「NHKから国民を守る党」新人の田中健氏(53)は県内遊説をほとんどせず、独自の戦い。
 終盤に入っても無党派層の7割が態度を決めかねており、投票率次第では選挙戦の行方を左右しそうだ。(黒崎哲夫)
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1707チバQ:2019/07/18(木) 00:16:08
https://search.goo.ne.jp/web.jsp?mode=2&OE=UTF-8&MT=%E9%81%B8%E6%8C%99&from=pager_news&IE=UTF-8&FR=150
滝沢氏先行、小田切氏猛追 参院選終盤情勢
2019/07/16 23:15東奥日報

滝沢氏先行、小田切氏猛追 参院選終盤情勢

東奥日報

(東奥日報)

 21日投開票の参院選青森県選挙区(改選1)について、東奥日報社は14〜16の3日間、県内有権者を対象に電話世論調査を行った。東奥日報紙の取材を加味して終盤情勢を分析した結果、自民党現職の滝沢求候補(60)=公明党推薦=が優勢を保っているものの、野党統一候補で立憲民主党新人の小田切達候補(61)=社民党推薦=が激しく追い上げている。政治団体「NHKから国民を守る党」新人の小山日奈子候補(53)への支持は低い。なお、有権者の約4割が態度を決めておらず情勢は流動的だ。

 自民、立憲民主両党は青森県をそれぞれ「激戦区」「重点区」と位置付け、大物を続々と投入している。

 滝沢候補は、地元・八戸市など県南地方で優位に立つ。小田切候補は、地元の津軽地方で滝沢候補と激戦を展開。弘前市では滝沢候補がややリードしているものの、青森市は小田切候補が優位に立っている。

 滝沢陣営は党本部と連携した組織戦を展開しており、自民党支持層の7割超、推薦を受ける公明党支持層の6割超を固めている。

 小田切候補は、立憲民主党支持層の8割超を固めたほか、共闘関係にある国民民主党、共産党、社民党支持層にも食い込んでいる。

 「支持する政党なし」の無党派層では、小田切候補への支持が3割超で、滝沢候補の2割強を上回った。

 年齢別で見ると、20〜50代と70歳以上で滝沢候補が上回る。特に40代は滝沢候補への支持が高い。小田切候補は60代で滝沢候補を上回った。小山候補は20代では2割の支持を得ている。

 男女別では、女性より男性の方が滝沢氏への支持率が高かった。

 職業別では、滝沢候補は農林漁業、商工自営業、自由業、管理職、現業職から多くの支持を受ける。一方、小田切候補は専業主婦からの支持を集める。学生や年金受給者らの支持はほぼ互角となっている。

 投票する候補を「決めている」「だいたい決めている」は計59.4%で、「まだ決めていない」は40.5%だった。

 参院選への関心度は「大いに関心がある」「ある程度関心がある」は計59.8%で、今月4〜5日に共同通信社が実施した調査結果より6.9ポイント上昇した。ただ、2016年参院選の終盤情勢時点に比べると6.0ポイント低い。

1708チバQ:2019/07/18(木) 00:26:34
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190717/KT190716ATI090016000.php
参院選終盤情勢 羽田氏わずかにリード 小松氏激しく追い上げ 県区3割「未定」


 信濃毎日新聞社は16日、県内有権者1035人を対象に14〜16日実施した参院選の電話世論調査と、期日前投票の出口調査や取材を総合し、県区(改選数1)の情勢を探った。国民民主党現職の羽田雄一郎氏(51)がわずかにリードを保ち、自民党新人の小松裕氏(57)が激しく追い上げている。ただ有権者の約3割が投票先を決めていない。両氏が競り合っている地域も多く、21日の投開票に向けて情勢は変わる可能性がある。

 羽田氏は、立憲民主党、共産党支持層のそれぞれ約8割、国民民主党支持層の7割余の支持を得る。憲法9条への自衛隊明記の方針を掲げる安倍首相に反対する姿勢を強調しており、首相の方針に反対する層の支持が厚い。医療や福祉、年金制度を重視する層からも一定の支持がある。

 小松氏は、自民党支持層の約7割、公明党支持層の約6割の支持を受ける。与党候補としてインフラ整備に力を入れる姿勢を強調しており、道路や河川などの基盤整備、防災を重視する層から支持を集める。外交・安全保障や環境・エネルギー政策を重視する層からも一定の支持がある。

 無党派層の支持は羽田氏が約4割、小松氏は2割強の支持がある。投票先を決めていない人に、もし今投票するとしたら誰か聞いたところ、羽田氏と小松氏は2割強でほぼ拮抗(きっこう)している。

 衆院小選挙区別に見ると、羽田氏は地盤の3区で優勢。4区でやや上回る。小松氏の衆院議員時代の地元である1区のほか、2、5区では両氏がせめぎ合っている。

 政治団体・労働の解放をめざす労働者党新人の斎藤好明氏(69)、政治団体・NHKから国民を守る党新人の古谷孝氏(43)の諸派2氏は支持が広がっていない。

 県区への投票先を「まだ決めていない」は31%で、公示直後の調査に比べて17ポイント減った。公示直後は、決めていない女性が半数を超えていたが、男女とも3割前後となった。参院選への関心は、「関心がある」(「大いにある」と「ある程度ある」の合計)が73%。公示前の調査を8ポイント、公示直後の調査を5ポイントそれぞれ上回った。投票率の動向も絡みながら最終盤を迎える。

(7月17日)

1709チバQ:2019/07/18(木) 00:29:26
http://yamagata-np.jp/news/201907/12/kj_2019071200247.php
【2019参院選】攻防の思惑(上) 大沼瑞穂陣営(自民)
2019年07月12日 07:40
第一声で県選出衆院議員や佐藤孝弘山形市長らと気勢を上げる大沼瑞穂候補=4日、同市役所前
第一声で県選出衆院議員や佐藤孝弘山形市長らと気勢を上げる大沼瑞穂候補=4日、同市役所前
 第25回参院選は、21日の投開票まで10日を切った。県選挙区(改選数1)は事実上の一騎打ちを演じる自民現職の大沼瑞穂(40)、無所属新人の芳賀道也(61)の両候補による攻防が一段と激しさを増してきた。しのぎを削る両陣営の現状と、吉村美栄子知事や首長の動向を追った。(文中敬称略)

 県内経済界の中核をなす約800社が企業後援会に名を連ねた。全13市のうち尾花沢を除く12市長、町村長や町村議会議長の有志、それに県農協政治連盟から推薦を得た。大沼の選挙態勢は初陣を飾った6年前と比べても盤石に見える。だが、選対幹部は不安を口にした。「陣立ては立派だ。それが本当に集票に結び付くかどうか」

当初は温度差も
 大沼が初当選した2013年の参院選は第2次安倍内閣の高い支持率を追い風に、みどりの風現職の舟山康江(現参院議員)を退けた。全面的に支えたのは当時県連会長の衆院議員遠藤利明(県1区)だった。大沼は当選後、6年かけて市町村やブロック単位の後援会を各地に組織した。しかし、当初、これらが機能しているとは言い難く、陣営内には温度差が目立っていた。党関係者から「大事なのは必ず勝てるという地域をどれだけつくれるか。6年間もっと県内で活動すべきだったのでは」との苦言も聞こえてきた。

 公示直前の2日、党県連幹事長坂本貴美雄は選対本部の各ブロック長を務める県議らを集めた。「大沼さんだけの選挙ではない。党として負けられない。その後の選挙に必ず影響してくる」。そう語気を強め、ハッパを掛けた。

 本県選挙区を「激戦区」と位置付ける党本部は、6月下旬に大沼の選挙事務所に職員を派遣した。公示日に幹事長二階俊博、7日には官房長官菅義偉が来援し、その後も首相(党総裁)安倍晋三をはじめ、閣僚級が次々に県内入りしている。「相手(芳賀)に先を越された感はあるが、ようやく勢いが付いてきた」。遠藤は11日、天童市内の街頭演説で声を張り上げた。

 陣営の誰もが勝敗を決する最重要地点とみるのが、県内有権者数の2割超を占める県都山形市。だが、参院選の自民候補は野党のライバル候補に同市で5連敗を喫している。16年は野党候補に2万4171票の大差を付けられ敗戦。大沼が当選した13年も1545票差で後塵(こうじん)を拝した。選対幹部は苦戦し続けてきた経験を踏まえ、「新人の相手陣営に差を開けられるわけにはいかない。少なくともイーブンに持ち込みたい」と本音を漏らす。

 選対に入る党山形市支部、経済界などの関係者は7日、緊急に選挙事務所に集まり作戦を練った。「企業回りなどを徹底しなければ。どぶ板選挙だ」。切羽詰まった声が飛び交ったという。

市長選への影響
 山形市の票の行方は9月の市長選にも影響しかねない。市役所前で行われた大沼の第一声で、2期目を目指す市長佐藤孝弘は「声掛けに勝る選挙はない。その積み重ねが勝利への近道だ」と訴えた。その4日前の6月30日、佐藤の市政報告会で、選対本部長の衆院議員鈴木憲和(県2区)は「山形市の勝利なくして、大沼さんの勝利はない」と佐藤の後援会にプレッシャーをかけた。広範な支持層を持つ佐藤は大沼陣営の頼みの綱の一つ。佐藤との連携が集票の鍵を握る。

 「ここ山形市が主戦場です」。大沼本人は公示日の夜、山形市内の個人演説会を、こう締めた。最上地域での街頭でも「山形市に友人がいたら、ぜひ声掛けを」と求める徹底ぶりだ。陣営の誰もが口にする「厳しい選挙」を制するため、選対関係者は言う。「(閣僚級による)空中戦を展開しつつ、県議、市町村議の後援会をフルに動かすしかない。党のメンツに懸けて勝たなければならない」

1710チバQ:2019/07/18(木) 00:29:57
http://yamagata-np.jp/news/201907/14/kj_2019071400286.php
【2019参院選】攻防の思惑(下) 吉村知事の動向
2019年07月14日 08:27
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 「大沼先生のご健闘を心からご期待申し上げる」。6月23日に山形市で開かれた自民党県連大会。来賓として招かれた知事吉村美栄子が、あいさつで自民現職の大沼瑞穂に向けて放った一言に会場はざわついた。熟慮を重ねた結果だろうか、発言の直前には微妙な間もあった。県選出国会議員の後ろを通って退場する際には大沼から握手を求められ、それにも応えた。口角を上げた吉村の表情は自民関係者に強いインパクトを与えた。

 「知事は大沼にサービスするかもしれない」。参院選を前に、そう予想する吉村の後援会関係者は少なくなかった。中央政界と知事側のパイプ役を担い、吉村との距離が近いとされる大沼に、何らかの形で気持ちを表すのではないかという読みだった。だが、公示を10日ほど後に控えた県連大会での言動は、その予想を大きく上回った。「社交辞令だろう」と冷ややかに見る自民関係者が多い中、ベテラン県議の一人は「大沼陣営としては決してマイナスではない。知事の支持母体などで構成する相手(無所属新人の芳賀道也)陣営の動きが鈍ることだって有り得る」とした。

「もろ刃の剣」
 県連大会の会場を出た吉村は取材に「あれ以上でもあれ以下でもない。(握手は)最後の一通りのあいさつ」とかわしたが、額面通りに受け取る人ばかりではない。「ちょっといろいろと言われました」。吉村は後日、定例記者会見で大会の言動について聞かれ、苦笑いを浮かべた。反発は知事の支援者も多く加わる芳賀陣営の一部からも上がっていた。

 「本県沖地震が発生した直後なのだから、その対応に専念すべきだった。なぜ無理をして行く必要があったのか」。自民の大会に先立ち、6月10日に開かれた国民民主党県連大会に、吉村は出張のため欠席しており「選挙の年にどちらかだけ出席すること自体が理解できない」という声もあった。

 吉村は記者会見で参院選を静観すると表明した。さまざまな立場、考えを持つ支持者で構成する後援会の状況を考慮したとみられる。さらに15〜20日に訪韓する日程も組んだ。国政選挙に限らず、知事の動向は各選挙戦に大きな影響を与えてきたが、今回はこれまでとは異なる様相を帯びている。「今回ばかりは、知事は『もろ刃の剣』だ。どう動こうが両陣営にとってもマイナスにしか働かない。知事自身にとっても同じだ」。県内の政権与党関係者はそうつぶやいた。

首長に温度差
 県連大会ではもう一人、あいさつで注目を集めた来賓がいた。県市長会長で大沼の支援組織の会長に就いた東根市長の土田正剛だ。尾花沢を除く12市長が組織に加わった経緯を説明した後、「『私とは限りなく遠い選挙基盤で当選した方ではないか』と言って心配した」と語り、同じ来賓席の鶴岡市長皆川治に視線を向けた。皆川は2年前、自民県連推薦の現職を破って初当選している。

 後援会を動かし、市政報告会など大沼の会合を開くこと―。土田は支援組織参加の条件を示し、皆川はこれを了承した。山形市長佐藤孝弘、酒田市長丸山至らは相次いで報告会を開いたが、皆川は地震対応もあって明確な支援の行動は見えない。「ある程度予想していた。残念だけど仕方ない」。土田は取材に、織り込み済みだったと明かした。

 一方、県内町村長の組織である県町村会は「総意として」大沼を推薦した。予算配分を握る政権与党との距離を縮めるのは首長として当然の判断ともいえるが、やはり、それぞれの後援会の事情が絡み、内実は複雑だ。7日に大江町で開かれた芳賀の個人演説会。マイクを握った大江町長渡辺兵吾は慎重な言い回しに終始したが「多数に属している人たちは少数意見を尊重しなさいと学校で教える」と与党にくぎを刺すように語り、こう続けた。「投票は自己の良心に従ってできる。私もそうしたい」。市町村長の温度差が見えた。

1711チバQ:2019/07/18(木) 01:11:25
比例のもう一人がだれかわからん・・・
■選挙区
和田政宗  13年当選宮城選挙区  →自民比例
塩村文夏  13年都議選当選    →立憲東京
水野さち子 11年県議選当選    →野党統一福島
音喜多駿  13年都議選当選    →維新東京
(松沢成文  13年当選神奈川選挙区 →維新神奈川 ;カウントしない?)

■比例
川田龍平  13年当選比例     →立憲比例
山口和之  13年当選比例     →維新比例
井上義行  13年当選比例     →自民比例
本田顕子  13年落選比例     →自民比例   
山田太郎  10年繰上当選     →自民比例
柴田巧   10年当選比例     →維新比例
荒木大樹  10年落選栃木     →維新比例
若林亜紀  10年落選比例     →オリーブ比例


■13年当選も今回出馬せず
渡辺美知太郎13年当選比例     →那須塩原市長選当選(自民比例から出馬予定だった)
行田邦子  13年当選埼玉選挙区  →埼玉知事選へ
薬師寺道代 13年当選愛知選挙区  →自民衆院愛知2区へ


https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/194017
【とちぎ参院選】「渡辺チルドレン」岐路に 旧みんなの党議員、与野党で票の奪い合い
7/12 10:30
21日投開票の参院選には、無所属の渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員が代表を務めた旧みんなの党(2014年解党)公認で政界入りした議員らが出馬している。比例代表では4党派の9人が敵味方入り乱れて票を奪い合い、選挙区には少なくとも4人が立候補。混戦の東京選挙区(改選数6)では元都議2人が当落線上で争う。盤石とされる候補は少なく、かつての「渡辺チルドレン」が岐路に立っている。

 同党最後の国政選挙となった13年参院選では選挙区で4人が当選。比例でも現那須塩原市長の渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)氏(36)を含む4人が当選し、第三極として存在感を示した。今回は当時の当選組が改選を迎えた。

1712さきたま:2019/07/18(木) 06:43:18
>>1711
和田は比例でカウントして、松沢を選挙区でカウントするんじゃないですかね?
「旧みんなの党(2014年解党)公認で政界入りした議員ら」との表現なので、
それ以前に政界入りしていた松沢も含まれるかが微妙ですが。

1713 チバQ:2019/07/18(木) 09:32:01
>>1642
〉 自民党による長島昭久、鷲尾英一郎両衆院議員ら旧民主党議員の引き抜きが相次いでいるが、実は自民は、公示前から国民の非改選の参院議員にも触手を伸ばしているとされる。その議員の地元は自民が弱い地域だったため、情報は現実味を持って一部議員に駆けめぐった。

誰ですかね?
徳永エリか、木戸口英司あたり?

1714チバQ:2019/07/18(木) 11:04:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00157055-gifuweb-l21
比例、し烈な戦い 地方議員や業界団体が奔走
7/18(木) 8:44配信 岐阜新聞Web
 21日に投開票を控えた参院選は、政党や政治団体が選挙区とともに比例代表の議席獲得に向け、し烈な選挙戦を繰り広げている。党所属の地方議員や業界団体などが、票の取り込みに奔走している。

 「選挙区は大野泰正、比例代表は支持する候補者の個人名を書いてください」。自民現職大野泰正候補(60)の選対委員長を務める村下貴夫県議は17日、友好団体の激励集会で、あいさつをいつものせりふで締めくくった。

 自民党は比例代表に公認候補33人を擁立。特定枠2人を除く31人について、県連は県議1〜3人を割り当てて選挙活動を進める。友好団体が推す比例候補の票が伸びることは選挙区の底上げにつながるからだ。

 自民と連立を組む公明党は、中部・北陸の重点候補とする現職候補や県本部役員が大野候補の個人演説会にも小まめに顔を出し「選挙区は大野候補、比例区は公明に」と訴え、相乗効果に期待する。山口那津男代表ら党幹部も来岐し、比例候補や自民県連幹部と並んで連携をアピールした。

 野党各党は、選挙区は統一候補の立憲民主新人の梅村慎一候補(48)、比例代表は党の候補者や党への投票を訴えている。

 立民と国民民主党は旧民進党から分裂後初となる参院選で、連合傘下の産業別労働組合(産別)も立民と国民の支持に分かれた。組織内候補が両党からそれぞれ5人擁立されており、産別は組織を引き締め、投票を呼び掛けている。

 比例代表で850万票と7議席以上の獲得を掲げる共産党は、県内では13万票以上の確保を目指す。来県した党幹部、県議や市議らが消費税増税の中止や憲法改正への反対を訴え、浸透を図っている。

 社民党は政党要件を維持するため、得票率2%以上の確保が最重要課題だ。県内は前回の参院選比例代表の得票数から約1千票を上乗せした2万票超えに向け、全力を注ぐ。

 諸派新人で政治団体「NHKから国民を守る党」の坂本雅彦候補(47)は、県外で同団体の比例候補らと選挙活動を展開している。

岐阜新聞社

1715チバQ:2019/07/18(木) 11:05:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00010002-kyt-l26
共産・立民、反政権「受け皿」争う 自民、公明票流出を懸念 参院選京都選挙区
7/18(木) 10:52配信 京都新聞
共産・立民、反政権「受け皿」争う 自民、公明票流出を懸念 参院選京都選挙区
著名候補を応援に招き、有権者と握手を交わす候補者(12日、京都市内)
 異例の街頭演説だった。参院選中盤の12日、京都市中京区の三条河原町交差点。再選を目指す共産党現職倉林明子の隣に、政治団体れいわ新選組代表の山本太郎が並んだ。倉林が「大激戦の京都。何としても勝ち抜かせて」と叫ぶと、山本も「京都で応援するのは倉林さんしかいない。絶対に失ってはいけない議員だ」と声を張り上げた。

【写真】一休さんも投票呼び掛け

共産・立民、反政権「受け皿」争う 自民、公明票流出を懸念 参院選京都選挙区
参院選京都選挙区の候補(届け出順)
 知名度が高い山本が訴えれば、比例票がれいわに流れるリスクは否めない。それでも倉林の票を上積みするために踏み切った。「無党派層への広がりが足りない。効果は間違いなくある」(共産府委幹部)。議席死守へ執念を燃やす。
 新人増原裕子で挑む立憲民主党も攻勢をかける。代表枝野幸男が公示後に2回駆け付け、「福山哲郎幹事長のお膝元、京都で押し上げてもらい、新しい時代を切り開こう」と街頭で気勢を上げた。14日は3回目となる京都入りの予定だ。

 今回は全国の1人区で野党が共闘する流れを受け、立民と共産は公示まで「敵は政権与党」と互いの批判を抑え気味だった。だが、序盤の報道各社の調査で自民党現職の西田昌司が抜け出す情勢に、2議席をめぐる争いの空気は一変した。
 10日、連合京都が中京区で開いた演説会。増原は「倉林さんの背中を追っている。抜き去りたい」と宣言。増原を支持する国民民主党府連会長の前原誠司も「京都の自共2大政党に風穴を開け、3極にしてきた。欺瞞(ぎまん)に満ちた安倍政権を倒す先頭に立つのは増原だ」と「非自民非共産層」への支持拡大を強調した。
 旧民主党勢力にとっては、5党7候補が乱立した6年前の参院選で失った議席の回復がかかる。2017年衆院選の比例票は立民19万票、国民前身の旧希望の党15万票で計34万票。15万票だった共産の倍あったが、4月の統一地方選で立民と国民が激突。共倒れが相次ぎ、しこりが残った。増原の日程が国民の地方議員に伝わらないなど尾を引いたが、「共産から議席奪還」で結束し始めた。
 対する共産は11日、府内全戸に配布を始めたビラで、自民、公明、立民が地方議会で手を結ぶ「オール与党」政治を批判。「京都で自民に対抗してきたのは共産だけ」と自共対決を強調し、政権批判票の受け皿を狙う。昨年の京都府知事選で共産の推薦を受け、京都市内では競り合いに持ち込んだ弁護士福山和人も街頭に立ち、流れの継承を訴えている。電話作戦でも、倉林と増原で迷う有権者につながれば「立民は自民の府政・市政を応援している」と呼びかけ始めた。
 優勢が伝えられる西田は票固めに躍起だ。
 「昨日、公明党の山口代表から推薦状をいただいた。勇気百倍です」。11日、舞鶴市の駅前で公明の比例候補と両手を挙げ、集まった公明支持者にアピールした。13年選挙でも公明の推薦を得たが、街頭で並ぶのは今回が初めて。「消費税増税は反対」という西田の持論も、公示後は鳴りを潜めた。「軽減税率導入を主導した公明への配慮もある」(西田選対)。
 だが公明支持者は「反共産」の意識が根強い。13年の投票日に京都新聞社が行った出口調査では、公明支持層の投票先は西田よりも、共産と競っていた民主候補が多かった。西田選対からは「今回も公明票の一部が立民に流れるかもしれない」との懸念が聞かれる。
 このほか、政治団体「オリーブの木」新人の三上隆と、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の山田彰久が支持を訴える。
 三つどもえの参院選京都選挙区。安倍政権への評価とともに、政権との対峙(たいじ)者を選ぶ2議席目争いの色を強めて終盤になだれ込む。(敬称略)

京都新聞

1716チバQ:2019/07/18(木) 11:05:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000002-khks-pol
<参院選山形>勢力拮抗、県都攻防に熱
7/18(木) 9:23配信 河北新報
<参院選山形>勢力拮抗、県都攻防に熱
最上義光の騎馬像前で応援マイクを握る佐藤山形市長=15日、山形市・霞城公園
 21日投開票の参院選山形選挙区(改選数1)は最終盤、山形市での攻防が熱を帯びている。同市の得票数では自民党候補が前回2016年まで参院選5連敗中だが、9月に選挙を控える佐藤孝弘市長(43)が前面に出て現職の大沼瑞穂候補を応援。野党統一候補の無所属新人、芳賀道也候補の選対も都市部の無党派層が勝敗を大きく左右するとみて政権批判を強めている。

【参院選 その声届くか】自治体病院/医師不足財政負担重く

<最上義光像前で>

 「注目の集まる演説を最上義光(よしあき)像の前でしていただけるのは、山形のPRにもなり大変ありがたい」

 自民党内きっての人気者、小泉進次郎厚生労働部会長(38)が来援した15日の街頭演説会で、佐藤市長が声を張った。定番の商店街ではなく、初代山形藩主の騎馬像が立つ霞城公園(山形市)を会場に提案したのは、他でもない佐藤市長だった。

 応援演説では「大沼さん、小泉さんは子どもとお年寄りの中間世代。私もそう。そうした世代が子育てから年金まで真面目な議論をやっている」と自身に引き寄せて支持を呼び掛けた。

 山形市は15年に自民などが推薦した佐藤市長が初当選するまでの半世紀、非自民系による市政運営が続いてきた。参院選でも苦戦は続き、大沼氏が初当選した13年も同市では1545票差で相手候補の後じんを拝した。

 市長選(9月1日告示、同8日投開票)に立候補を表明しているのは現在、佐藤市長のみだが、党関係者は「参院選の結果次第では対立候補が出かねない」とみる。

<得票数半数割れ>

 4月の市議選は自民・公明系が定数33のうち過半数の計17議席を確保し、潮流の変化を印象づけたものの、全体の得票数では自公の合計で半数に届かず、与野党の勢力は依然として拮抗(きっこう)している。

 大沼氏は佐藤市長と同じ時期に民間シンクタンク、東京財団に研究員として在籍。6月30日にあった佐藤市長の市政報告会では「佐藤さんを(自民県連側に)紹介したのはこの私ですからね」と述べ、市長の支持層に強くアピールした。

 一方、芳賀氏の陣営は政党色を抑えつつ山形市出身を強調し、身近さに訴える。「地元で育ったという点で対立候補との差異化を図り、無党派層をさらに取り込む。現政権の問題点を特に若い世代に説明して浸透したい」(選対幹部)と躍起だ。

【山形選挙区立候補者】(1―3)
大沼瑞穂40 自現(1)(公推)
芳賀道也61 無新   (立・国・共・社推)
小野沢健至49 諸新

1717チバQ:2019/07/18(木) 11:06:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000031-spnannex-soci
分裂 福岡の陣 野党も与党も一筋縄ではいかない「改選3」
7/18(木) 5:30配信 スポニチアネックス
分裂 福岡の陣 野党も与党も一筋縄ではいかない「改選3」
出陣式で気勢を上げる自民・松山氏
  福岡選挙区(改選3)が与野党ともに“分裂状態”だ。4月の福岡県知事選挙で地元の麻生太郎副総理兼財務相(78)が推した自民党推薦の新人候補が敗れ、自民県連が支援した現職候補が当選。自民はしこりを残したまま参院選に突入した。これを追い風にしたいはずの野党も統一候補路線が崩れて、立憲民主党と国民民主党による対決となっている。

 自民・松山政司氏が優勢に進める選挙戦。党公認候補が松山氏一人のため表面上は静かだ。ただその下には、4月の知事選で生まれた亀裂が走っている。

 4日の公示後、福岡の街に求心力が低下した麻生氏の姿はない。永田町関係者は「知事選の敗戦で、今さら地元に戻っても盛り上がらない」と打ち明ける。対照的に自民の幹部が続々と福岡入り。11日には安倍晋三首相、16日には二階俊博幹事長。それも松山候補の応援は二の次で、公明の下野六太氏の支援に力を入れる。松山氏が有利な展開であるとはいえ“一枚岩の選挙戦”とはなっていない。

 自民には、野党と対決する32の1人区で公明に支援してもらっている“恩返し”の意味合いもある。それでも公明党選対幹部は「知事選の影響はある。自民党でも(今回)ウチを応援している人がいる」と打ち明ける

 一方、与党側以上に足並みがそろわないのが野党陣営だ。「静岡があったからです」。立民の選対関係者が明かす。静岡選挙区で、国民の現職に立民が対抗馬をぶつけた。これで事態が急転した。6月8日、国民臨時総会で春田久美子氏擁立がドタバタの中で正式決定。今回は候補者を立てないという地元の意向は東京によって無視された。結局、旧民主党同士が票を奪い合う形となった。

 「1人推薦」が既定路線だった連合福岡も両者推薦に転換。傘下の産別労組ごとに支援候補を任せた。連合幹部は「連合推薦候補が共産党候補の下にいけば“分裂したからだ”となりかねない」と耳打ちする。結果次第では野党間にも大きな溝ができる。その裂け目は次期衆院選まで伸びていく可能性もある。

1718チバQ:2019/07/18(木) 11:07:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000032-spnannex-soci
山田太郎氏 独自ネット戦略で“オタク票”ごっそり
7/18(木) 5:30配信 スポニチアネックス
山田太郎氏 独自ネット戦略で“オタク票”ごっそり
東京・秋葉原の選挙事務所で、LINEを通じて集まった「為書き」を背に立つ山田太郎氏
 2016年参院選に新党改革から出馬し29万票を得ながら落選した自民党比例代表候補の山田太郎氏が独自のネット戦略で支持を広げている。

 狙いは主に漫画やアニメ、ゲーム好きの“オタク票”。「表現の自由を守る」などと訴え、政治家では珍しいSNS「LINE@」を駆使して、自身の実績や政治姿勢などをアピールしている。

 このほか、投票のやり方や、表現の自由をめぐって懸念される事態などを4コマ漫画で解説するなど、さまざまな趣向が凝らされている。候補者応援メッセージを送信すると、東京・秋葉原の選挙事務所に「為書き」として張り出されるようになっており、現在1500枚以上が壁を埋め尽くしている。

 街頭演説は“聖地”秋葉原が中心。陣営によると、山田氏は「アキバに来る人の始動は遅いからと、昼過ぎに事務所に来る」とマイペースだ。大阪の日本橋や名古屋の大須など、全国の“オタクの街”にも足を運んでおり、本紙の取材に「前回より凄く手応えがある」と話した。

1719チバQ:2019/07/18(木) 11:10:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000005-san-l41
【参院選】佐賀で野党5党派そろい踏みも…国民、合従連衡に警戒感
7/18(木) 7:55配信 産経新聞
【参院選】佐賀で野党5党派そろい踏みも…国民、合従連衡に警戒感
佐賀選挙区で野党統一候補を応援する5党派の国会対策委員長ら
 参院選(21日投開票)で立憲民主、国民民主、共産など野党5党派の国会対策委員長や幹事長が17日、佐賀市に入り、統一候補を支援した。そろい踏みに支援者は沸いたが、全国的にみれば、野党の躍進は厳しい情勢だ。各党の中でも国民には、選挙後の合従連衡を見据えた警戒感がにじむ。 (中村雅和)

 昼過ぎ、JR佐賀駅前に辻元清美氏(立民)、原口一博氏(国民)、穀田恵二氏(共産)、広田一氏(社会保障を立て直す国民会議)-の4党派の国対委員長と、社民党の吉川元幹事長が集まった。5人はそろって国民の街宣車の上に立ち、野党統一候補への支援を呼びかけた。

 佐賀選挙区(改選1)は、自民の現職と、国民公認の野党統一候補が、一騎打ちを繰り広げている。

 穀田氏は5党派幹部のそろい踏みについて「参院選で全国で初めて。全野党が結束した試みだ」と強調した。

 辻元氏は年金問題や学校法人「森友学園」問題を取り上げ、政権批判を展開した。「皆さまの一票ではっきり決着つけていただきたい!」と呼びかけると、集まった聴衆は大きな拍手で応じた。

 国民の原口氏は、辻元氏を「親分肌の国対委員長で、何回も助けられた。恩人です」と持ち上げた。

 吉川氏を除く4人は、その後、近隣の公民館での集会にも参加し、支持を訴えた。

                   ◇

 ■草刈り場

 佐賀県は平成29年10月の衆院選で、旧民進党系の候補が全2選挙区で勝った。県内全ての選挙区を野党が制したのは、全国唯一だった。

 衆院選後、1区の原口氏は国民へ、2区の大串博志氏は国民には行かず無所属のまま立民会派に入った。大串氏は国民県連にも、オブザーバーとして関わる。

 佐賀には立民の地方組織はない。この日の来援も含め、参院選の選挙活動は国民側が主導している。

 野党幹部がずらりと並んだ様子を、国民側は一抹の不安を抱きながら眺めた。

 ある陣営関係者は「もちろん、参院選で勝つことが最優先だ。ただ、選挙後を考えると、立民との関係を含め、党の行く末がどうなるか、不安はある」とこぼした。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同調査(14、15両日)では、国民は改選8議席から5議席前後に減らす情勢だ。野党第1党の立民は、改選9議席から23議席前後に伸ばす勢いをみせる。

 参院選の後も将来展望が開けなければ、国民という政党の求心力は低下する。

 一方、自公に加え、日本維新の会など憲法改正に前向きな「改憲勢力」は、参院選で国会発議に必要な3分の2(164議席)を割り込む可能性がある。

 その場合、安倍晋三首相が悲願とする改憲に向かって、自民党は野党や無所属議員に手を伸ばす。これに立民も対抗するだろう。

 国民は、自民と立民による引き抜き工作の、草刈り場になりかねない。

 実際、ある立民参院議員は「元々は同じ仲間だったんだから、一つになるべきだ。ただ、その時には争いは起きるだろう。政治家の常だから」と語った。

 そんな中で、共産も含めた野党協力の動きに、国民支持者の目は厳しい。

 佐賀市の街頭演説に居合わせた民間労組の関係者は「国民民主は、穏健保守層の『かたまり』になれたはずだが、いつの間にか左旋回している。この流れは、選挙後も弱まりはしないだろう。政党間の力学しか見ない、支持者不在の選挙協力だ」と吐き捨てた。

1720チバQ:2019/07/18(木) 11:11:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000301-sph-soci
東京選挙区大激戦!ブロガー元都議VS元朝日新聞記者でラスト1枠 「太郎票」がカギ
7/18(木) 8:28配信 スポーツ報知
東京選挙区大激戦!ブロガー元都議VS元朝日新聞記者でラスト1枠 「太郎票」がカギ
松井一郎氏(左)の応援を受ける音喜多駿氏
 今回から改選定数1増で6の東京選挙区は20人が立候補する大激戦区となった。各党の候補は選挙戦最終日までしのぎを削る。大阪維新の会が母体となる日本維新の会は元都議でブロガー議員として知られる音喜多駿氏(35)を擁立し、東京選挙区で初の議席獲得を狙う。立憲民主党は元朝日新聞政治部記者の新人、山岸一生氏(37)ら2人を公認し、2議席獲得を目指す。前回66万票を獲得した、れいわ新選組代表の山本太郎参院議員(44)が比例選に転出し、「太郎票」を誰が奪うのかも注目される。(久保 阿礼)

 東京選挙区では最後の6議席目のイスに誰が座るかが注目されている。自民・丸川珠代氏(48)、公明・山口那津男氏(67)、共産・吉良佳子氏(36)の優勢が伝えられるが、4位〜7位まで流動的で、自民幹部も「緩めたらやられる」と気が気ではない。

 東京都議時代からテレビにも頻繁に出演するなどメディア戦略にたける音喜多氏。都内の遊説では、比例候補と一緒に、漫才のように「にっぽん、いしんのか〜い」を連呼する。ツイッターやブログを数時間おきに更新し、演説の動画を公開したり、選挙の苦労話を披露するなどSNSをフル活用。映像制作のスタッフが同行し、舞台裏も“情報公開”する。

 参院選で初の議席獲得を目指す維新は、東京、神奈川を重点地区に位置づけており、大阪府の吉村洋文知事(44)、大阪市の松井一郎市長(55)ら幹部も援軍に駆けつけた。松井氏は「音喜多さんは今、6番目を争っている」と接戦を強調し、最後の巻き返しに躍起だ。ただ、軽いノリの演説が続き、内部からは「やけくそのように見えて票が減る可能性もある」との懸念も出ている。

 音喜多氏は2016年の東京都知事選で小池百合子氏を支持して注目を集め、翌年の都議選では小池氏の都民ファーストの会から出馬しトップ当選。しかし希望の党を結党して国政に打って出た小池氏から離反。都議を辞め、今年4月の統一選の東京・北区区長選に立候補するも、現職に敗れた。約2か月後の6月に維新からの出馬を表明したが、党を次々と変える政治姿勢を疑問視する声も。維新は首都圏での組織・団体の支援が少なく、「最後は無党派層頼み」(党関係者)という。

 13年に約66万票を獲得した山本氏が比例に転出。政治団体「れいわ新選組」を結成し、全国的な活動に切り替えた。反安倍政権を打ち出し、知名度も高い山本氏の票は今回、共産や立民などの革新系の野党に流れるとの見方が強い。

 民進党時代の16年に2議席を獲得した立民は今回も2人を立てた。山岸氏は比例の元格闘家・須藤元気氏(41)ら知名度の高い候補や党幹部と遊説。格闘家時代、変幻自在の技でトリックスターと呼ばれた須藤氏の“回転ビラ配り”は、受け取ってもらう確率が高く、山岸氏は「“元気”をもらった」と笑顔で語る。演説では「国会の質問王になる」と宣言。安倍晋三首相(64)に予算委で怒濤(どとう)の質問をして、「クイズ王」と言われた小西洋之参院議員(47)との最強タッグが誕生する可能性がある。

 山岸氏は選挙活動を終えると、毎日、自ら制作した「一生新聞」をネット上に掲載。陣営関係者は「情勢は日々変わる。一切、手は抜けない。最後の最後まで走りきってほしい」とネジを巻く。

 最終盤は各党幹部が東京入りし、最後のお願いに奔走する。

 ◆東京選挙区の情勢 知名度がある自民の現職・丸川氏が独走し、支持組織を押さえる公明の現職・山口氏がこれに続く。共産の現職・吉良氏も安定。残る3議席を巡り、自民の現職・武見氏と立民の新人塩村氏が混戦から抜け出しつつあり、立民の新人・山岸氏、維新の新人・音喜多氏が激しく追う。約7割が態度未定の無党派層の動向が鍵を握る。

 ◆東京選挙区(改選定数6)
 丸川珠代48〈2〉自現
 塩村文夏41 立新
 武見敬三67〈4〉自現
 山口那津男67〈3〉公現
 溝口晃一50 諸新
 森純71 無新
 山岸一生37 立新
 吉良佳子36〈1〉共現
 水野素子49 国新
 関口安弘67 無新
 佐藤均48 諸新
 朝倉玲子60 社新
 音喜多駿35 維新
 七海ひろこ34 諸新
 横山昌弘76 諸新
 野原善正59 諸新
 西野貞吉83 無新
 大橋昌信43 諸新
 大塚紀久雄78 諸新
 野末陳平87〈4〉無元

※敬称略、届け出順。丸数字は当選回数。年齢は21日の投開票日現在

1721チバQ:2019/07/18(木) 11:11:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000001-khks-pol
<参院選東北>終盤情勢 4県で与野党激戦 青森、福島は自民リード
7/18(木) 9:20配信 河北新報
<参院選東北>終盤情勢 4県で与野党激戦 青森、福島は自民リード
(写真:河北新報)
 河北新報社の取材網による分析では、東北6選挙区(改選数各1)は青森、福島で与党がリードを保つ一方、岩手、宮城、秋田、山形では与野党が拮抗(きっこう)したまま最終盤に突入した。各党は東北の動向が選挙戦全体に影響するとみて、激戦区のてこ入れに力を注ぐ。

 青森は自民党現職の滝沢求氏(60)が組織戦を展開し先行する。立憲民主党新人の小田切達氏(61)が懸命に追い掛けており、巻き返しを狙う。

 岩手は序盤戦でやや先行していた自民現職の平野達男氏(65)を、無所属新人の横沢高徳氏(47)が激しく追い上げ、譲らぬ戦いを展開している。

 宮城は立民新人の石垣のり子氏(44)と自民現職の愛知治郎氏(50)がデッドヒートを繰り広げる。仙台市を中心とした無党派層の取り込みが焦点になる。

 秋田は無所属新人の寺田静氏(44)と自民現職の中泉松司氏(40)が横一線。政党色を出さない寺田氏、組織戦の中泉氏が並走し、混戦模様となっている。

 山形は無所属新人の芳賀道也氏(61)が、やや先行していた自民現職の大沼瑞穂氏(40)に並んだ。無党派層や農業票の行方が鍵を握る。

 福島は自民現職の森雅子氏(54)が支持を広げて先行。無所属新人の水野さち子氏(57)が知名度向上を図りながら追う展開が続いている。

 政治団体NHKから国民を守る党が各選挙区に擁立した新人候補者は、いずれも厳しい。

1722チバQ:2019/07/18(木) 11:12:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000018-mai-pol
愛媛の新人、対立候補攻撃の前知事動画を削除 「誤解招く」 参院選
7/18(木) 10:07配信 毎日新聞
愛媛の新人、対立候補攻撃の前知事動画を削除 「誤解招く」 参院選
国会議事堂=東京都千代田区で2019年5月1日、川田雅浩撮影
 参院選愛媛選挙区に立候補している自民新人、らくさぶろう氏(54)の陣営は17日までに、加戸守行前知事が4日の同氏の出陣式で行った対立候補を批判する発言について、管理するブログなどから発言の関連記事の一部を削除した。13日に市民団体から「誤った事実に基づく発言」との指摘を受け、「誤解を招く」と判断したとしている。

【動画】こいつ…動くぞ!最新鋭選挙開票マシン

 発言はあいさつに立った加戸氏が、鹿野川ダムの洪水吐(ばき)の工事が旧民主党政権下で3年間凍結されたとしたうえで、洪水吐工事が完成していれば昨年7月の西日本豪雨で犠牲者などの被害は防げたと主張。その責任が対立候補の無所属新人、永江孝子氏(59)にあると訴え、演説のネットでの拡散を自ら呼びかけていた。

 山鳥坂ダム工事事務所によると、洪水吐工事は「2010年に関連工事が始まってから一度も止まっていない」という。指摘は「ダム放流を考える大洲市民の会」(代表・奥島直道弁護士)がらくさぶろう氏の選挙事務所に文書で行い、動画配信の中止を申し入れた。陣営幹部は演説内容について「加戸氏の見解だ」としている。【木島諒子、中川祐一】

1723チバQ:2019/07/18(木) 11:15:26
林芳正が出てたの忘れるくらい無風
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00010000-maiv-pol
安倍首相のお膝元 「保守でなければ人ではない」
7/17(水) 16:07配信 毎日新聞
安倍首相のお膝元 「保守でなければ人ではない」
安倍首相と林氏の地盤である山口県下関市=2019年7月10日午後1時、後藤豪撮影
 伊藤博文、岸信介、佐藤栄作……。これまで全国最多の8人の首相を輩出してきた安倍晋三首相の地元・山口県。現段階では、自民党が衆参両院の全選挙区の議席を独占している保守王国でもある。参院選(21日投開票)の山口選挙区では候補者と有権者は何を思うのか。選挙期間中の山口県を歩いた。

安倍首相のお膝元 「保守でなければ人ではない」
安倍家の墓所がある山口県長門市。参院選山口選挙区には4人が立候補している=2019年7月13日午後0時23分、後藤豪撮影
「因縁」と「重圧」の中で
 「山口県は安倍総理のお膝元。山口県にふさわしい票を。私が先頭に立って責任を持って戦い抜かなければならない」。自民現職で元文部科学相の林芳正氏(58)=公明推薦=は14日、萩市の街頭演説で700人の聴衆を前に力を込めた。6年前の前回、45万5546票を獲得、得票率79.4%で圧勝した。自民党山口県連は前回を上回る「46万票」を目標に立てる。

 4期24年間、参院議員を務めた林氏はこれまで、防衛相、農相などを歴任。支援者の中には「安倍首相の次の山口出身の首相はぜひ林氏にやってもらいたい」との要望は強い。「46万票」という高い目標は、次をにらむ林氏が存在感を高めるためのハードルとも言える。

 林氏にとって安倍首相は親の代からの「因縁」の相手でもある。衆院議員だった林氏の父・義郎元蔵相は中選挙区の衆院旧山口1区で安倍首相の父・晋太郎元外相と激しいつばぜり合いを展開。晋太郎氏の後を継いだ安倍首相は1993年、衆院旧山口1区から初当選し、林氏は2年後の95年に参院選で当選を果たした。

 安倍首相とほぼ同時期に国会議員となった林氏に対し、後援会の期待は大きい。地元支援者は「林氏が将来首相になる芽を残すには、前回の票を上積みするくらいの存在感を示さなければいけない」と力を込める。

 今回の参院選では、林氏は長期政権を築いた安倍首相の地元で戦うという「重圧」も背負う。選対関係者は「勝って当然と思われる中で、ある程度の票を獲得しないといけないというプレッシャーは、候補者にも県連にもある」と漏らす。

 「(反応は)いい感じだよね」。林氏を訪ねると、手応えに満足そうな表情を浮かべていた。「首相のお膝元での選挙ゆえの難しさはあるのか」と聞いてみると「特にそういうことは感じない。ずっとここでやっていますから」と平静を装った。

野党候補にも重圧
 野党5党派は国民民主新人の大内一也氏(45)=立憲民主、共産、社民など支持=を統一候補として擁立した。だが、首相の地元で戦う重荷は、大内氏にものしかかっているようだ。

 選対幹部は「山口選挙区は『保守でなければ山口県の人ではない』みたいな空気がある。山間地などにいくと『周りの目があるから』と言われる。他県に比べ圧倒的にやりにくい」と表情を曇らす。

 大内氏は12日に周南市で開いた個人演説会で「大変厳しい選挙区だ」と前置きし、「絶対この選挙で大きなうねりを作る。安倍政権のお膝元・山口県だからこそやる価値がある」と力説。詰めかけた300人の聴衆から大きな拍手が送られた。

 大内氏を訪ねると「政権をひっくり返そうと思う候補者が1人くらいいてもいい」と意気込んでいた。

 ただ、課題は、大内氏を支える野党各党派と市民連合の足並みがそろうかどうかだ。

 大内氏と各党派や市民団体が結んだ政策協定の締結は6月にずれ込んだ。瀬戸内海に面した上関町で中国電力が建設を予定する上関原発を巡って反対を掲げる市民連合に対し、「原発即時廃止」には電力系労組などが慎重で、調整が難航したためだ。結局、協定では「上関原発」の文言は記載せず、「原発の新増設は許さない」との表記にとどめた。それでも大内氏は「今までにはない戦いができる」と野党共闘への手応えを口にし、こう強調した。「地域の暮らしをよくする、という根本の思いはずれていない」

 参院選山口選挙区にはそのほか、無所属新人の竹本秀之氏(63)と、諸派新人の河井美和子氏(56)が立候補している。

1724チバQ:2019/07/18(木) 11:15:43
首相輩出の「恩恵」は?
 山口県内の有権者には今回の参院選はどう映るのか。安倍首相の現在の選挙区でもある衆院山口4区内の中心都市・下関市を訪ねた。同市は林氏の地盤でもある。市役所のそばを歩いていた同市の無職女性(75)は「安倍さん大好き。頭ええわな。(首相をできる人が)他に誰がいますか」と笑顔で語った。

 中心部の商店街を歩くと、開いている店も客もまばら。ある店主の男性(68)は「地方はどこ行ってもシャッター通りになっているやろ。でも国会議員の人たちには下々の人たちの気持ちなんて分からん」と嘆き、安倍首相について「好きでも嫌いでもない。経済がこんな状況やけね、政治自体にもう関心がない」と話した。

 県中央部に位置する県庁所在地・山口市。平日の夜、JR山口駅のほど近くに居酒屋を構える古谷俊之さん(37)は「人口(約136万人)の割に、新幹線の停車駅が五つと多い。首相をたくさん出している恩恵だと感じる」と胸を張る。ただ、同市の高校教諭、藤重香帆さん(24)は今回の選挙について「自民党でいいのかな」という思いがあるという。「格差がひどいと感じる。貧困家庭や母子家庭など苦しい庶民に向けた政策をもっと打ち出してほしい」と訴えた。

争点の「宝庫」?
 日本海に面し、萩反射炉などの幕末から明治にかけての世界遺産を有する萩市は、隣の阿武町にまたがる陸上自衛隊むつみ演習場を抱える。この演習場は陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地だ。

 イージス・アショア配備を巡っては、もう一つの配備候補地・秋田県で防衛省の調査報告書の誤りが相次いで発覚。地元で反発が広がり、秋田選挙区での最大の争点となっている。

 萩市ではどうなのか。萩市の運転代行業、横田尚司さん(57)に聞くと「必要ならばどこかに置かなければいけない。必ずしも反対ではない」と語った。一方で萩市のパート女性(75)からは「いざとなったら危ない目に遭うのではないか」との不安も漏れた。選挙戦では大内氏も配備反対を掲げており、一つの争点にはなっているようだ。

 広島、島根の両県と接する山口県東部の岩国市を訪ねた。米軍岩国基地を抱え、騒音や垂直離着陸輸送機オスプレイの近隣への低空飛行訓練がたびたび問題化するが、有権者の関心は基地問題よりも、経済に向いているようだった。

 発着する米軍機の「ゴー」という轟音(ごうおん)が時折鳴り響く中、基地のゲートの近くでクリーニング店を営む渡辺治彦さん(76)を訪ねた。「明治以降、国をリードしてきた人が(県内に)多くいるのは誇りだ」と語る渡辺さんは「売り上げが少しずつ落ちているけど、景気が悪いとはあまり感じない。安倍首相はそこそこよくやっているのではないか」と一定の評価を示した。

 原発、イージス・アショア、米軍基地、経済……。山口県を歩くと、国政の大きな争点も見える。首相のお膝元で有権者はどういう答えを出すのか。注目点でもある。【後藤豪】

安倍首相のお膝元 「保守でなければ人ではない」
あなたの参院選
連載「あなたの参院選」
 この連載は毎日新聞社とYahoo!ニュースによる共同企画です。参院選を新たな目線から伝えます。

1725チバQ:2019/07/18(木) 11:38:50
https://www.kochinews.co.jp/article/293758/
【2019参院選 高知・徳島】徳島“地元候補不在”で低調
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2陣営が浸透に苦慮 組織、共闘で打開図る
 参院選徳島・高知選挙区の戦いはいよいよ最終盤へ。事実上の一騎打ちを展開する高知選挙区の自民党現職、高野光二郎氏(44)=公明推薦=と、野党統一の無所属新人、松本顕治氏(35)の両陣営が苦慮しているのが、知名度の低い徳島県での浸透だ。両氏とも高知からの出馬とあって、徳島の選挙ムードは低調で、与党の組織力、野党の結束力ではね返そうと躍起だ。 

 14〜16日の世論調査で、参院選への関心度は高知66・8%に対し、徳島54・3%。5〜14日の期日前投票は、3年前の参院選と比べ高知で8・9%増となる一方、徳島は24・0%減となり、減少率は全都道府県で最も大きかった。...

1726チバQ:2019/07/18(木) 11:39:21
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/446644
[参院選7.21] きょうから三日攻防 高良氏、安里氏引き離す 共同通信世論調査
2019年7月18日 08:46
 21日投開票の第25回参院選は18日から最終盤の「三日攻防」に入る。共同通信が14日から3日間、県内有権者を対象に実施した電話世論調査では、無所属新人で「オール沖縄」勢力が推す琉球大学名誉教授の高良鉄美氏(65)が、自民公認の新人でシンバホールディングス前会長の安里繁信氏(49)=公明・維新推薦=を引き離しつつある。両候補は17日、那覇市や名護市などで街頭演説し、無党派層の支持獲得に汗を流した。


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街頭で支持を訴える安里繁信氏=17日午後、那覇市久茂地

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参院選に立候補している高良鉄美氏(左)と安里繁信氏

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街頭で支持を訴える高良鉄美氏=17日午後、東村平良

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街頭で支持を訴える安里繁信氏=17日午後、那覇市久茂地

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参院選に立候補している高良鉄美氏(左)と安里繁信氏




 共同通信の世論調査では、玉城デニー知事の支援を受ける高良氏は立民、共産支持層の8割前後と社民支持層の9割超を固めた。公明、維新支持層にも食い込む。50代以上で特に支持が厚く、大票田の那覇市で勢いがある。安里氏は自民支持層の約7割をまとめた。10代では支持が高いものの、重視する無党派層への浸透が伸び悩み、高良氏に後れを取っている。

1727チバQ:2019/07/18(木) 13:11:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000022-khks-pol
<参院選秋田>個人VS組織 戦い対照的
7/18(木) 12:53配信 河北新報
<参院選秋田>個人VS組織 戦い対照的
街頭演説先で聴衆に握手を求める寺田候補(左)=6日、大仙市
 21日の投開票日が迫る参院選秋田選挙区(改選数1)で、与党から議席奪還を目指す野党統一候補の無所属新人寺田静候補と再選を期す自民党現職中泉松司候補の両陣営が、対照的な戦術でしのぎを削っている。寺田氏陣営が政党色を消した草の根選挙に徹すれば、組織戦を展開する中泉氏陣営は党の大物を次々と投入。どちらも譲らぬ激しい戦いは、拮抗(きっこう)したまま最終盤に突入した。

【写真】秋田入りした安倍首相(左)と両手を高く掲げて支持を呼び掛ける中泉候補=13日、秋田市

 「応援してくれる皆さんのおかげで、ようやく相手の背中が見えてきた」

<数人と向き合う>

 寺田候補は11日、湯沢市のスーパー前でマイクを握り、耳を傾ける聴衆数人と向き合った。山間部まで小まめに回る。住民を見掛ければ選挙カーから駆け寄り、握手して支援を求めた。

 立憲民主、国民民主、共産、社民4党と連合が統一候補として寺田氏を擁立した陣営は、各党本部の応援には頼らない。

 民進党分裂の影響を受けて誕生した党の県連組織の足腰がまだ弱いという内情もあり、強固な支持基盤を持つ与党に組織戦では太刀打ちできないと判断。陣営を構成する各支持層の基礎票を固めつつ、候補者本人の人柄や訴えを前面に出す戦略で、無党派層の取り込みに狙いを絞る。

 秋田駅前で14日に開いた集会も県議や秋田市議ら数人が並んだのみ。連合秋田の黒崎保樹会長は「手作りで戦っている。みんなで助けてほしい」と訴えた。

 2016年の前回参院選で東北で唯一、自民候補が白星を挙げた秋田選挙区。自民は「保守の牙城」と位置付ける。県内選出の衆参議員や県議らも選挙カーに乗り込み、「かつてないほどの総力戦」(県連幹部)を繰り広げる。

 公示日の4日に岸田文雄政調会長と小泉進次郎厚生労働部会長が早速秋田に入り、5日以降も党女性局長の三原じゅん子参院議員ら知名度の高い弁士を相次いで投入し、党を挙げて票の掘り起こしに努める。

 12日に大潟村で演説した甘利明選対委員長は「秋田は自公政権の象徴。この選挙区を落とすことはできない」とげきを飛ばした。

<議席死守へ執念>

 13日の安倍晋三首相に続き14日は湯沢市出身の菅義偉官房長官と、政権中枢の両氏が相次いで秋田に足を運んでてこ入れした。選挙戦最終日の20日にも2人そろって再び秋田入りして支持を訴えるとみられる。議席死守の執念をまざまざと見せつける。

 陣営幹部は「ラストスパートに向け陣営も引き締まる。緊張感が出て良い雰囲気だ」と息巻く。

【秋田選挙区立候補者】(1―3)

中泉松司40 自現(1)(公推)
寺田静44 無新 
石岡隆治45 諸新

1728チバQ:2019/07/18(木) 13:15:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000521-san-pol
増えない女性議員 背景に有権者からの「票ハラスメント」も
7/17(水) 12:30配信 産経新聞
増えない女性議員 背景に有権者からの「票ハラスメント」も
女性議員の活動における年代別の課題
 写真撮影時の密着、夜の飲み会への呼び出し…。日本の女性議員の数は世界的にも少ないが、その要因の一つに票を持つ有権者からのハラスメント行為が指摘されている。昨年、候補者をできるだけ男女平等にすることを政党や団体に努力義務として課した「政治分野の男女共同参画推進法」が成立した。だが、今回の参院選(21日投開票)に立候補した370人のうち、女性候補は3割程度(104人)にとどまっており、「票ハラスメント」への対策は急務となっている。(小川原咲、北野裕子)

【表でみる】政治家をめぐるパワハラ、セクハラ

■むげにできず

 「はい、これ飲んで」

 近畿地方の50代のある女性市議は、自身が主催するビアパーティーで、支援者の男性が口を付けたおちょこに酒を入れて手渡された。気分はよくなかったが、支援者ということもあり、「涙をのんで応じた」という。

 また40代の国会議員の女性は、所属する政党の会合で記念撮影の際、支援者の男性に過度に体を密着された。女性の秘書は「議員が嫌そうな顔をしていたら、『それはアウトです』と冗談めかして止める」としつつも、「支援者なのでむげにできない部分もある」ともらす。

 このほか、女性議員らでつくる団体には「俺は100票もっている」と言い寄り、近づく男性や、夜の飲み会へ呼び出すといったケースも報告されている。

 内閣府が平成29年に全国の女性地方議員約4千人に実施したアンケートによると、「女性として差別されたり、ハラスメントを受けたりする」と回答した議員は約3割、20〜40代では4割に上った。一方で、所属議会でセクハラ防止などの研修や勉強会については「実施されていない」との回答が9割を占め、対策は「これから」なのが現状だ。

■悩み共有の場を

 若手女性議員の会「WOMAN SHIFT」代表で東京都台東区議の本目(ほんめ)さよさんは「女性議員の悩みを共有し、相談できる場を全国に広げたい」と話す。「肩を抱かれたら、回された腕を握手につなげる。たくさん票を持っているといわれても、真に受けなくてよい」と本目さん。「重要なのは有権者にどれだけ政策をみてもらえるか。ハラスメントをする相手ではなく、新たな票を探しにいくべきだ」と強調する。

 今回の参院選に合わせ、立候補者や職員らに対し、票ハラスメントなどへの対応をまとめたハンドブックを作成した政党も。担当者は「女性議員をただ擁立するのではなく、選挙中や当選後のケアなど環境面を整えていきたい」と話す。

■政治=男性の意識も

 世界の国会議員が参加する列国議会同盟(本部ジュネーブ)が今年3月に発表した報告書などによると、平成30年12月時点で日本の衆議院に占める女性議員の割合は10・2%。これは先進国にEUなどを加えた20カ国・地域(G20)の中でも最下位だという。全国の地方議員ではさらに少なく、29年12月時点で女性議員の割合はわずか1割程度となっている。

 上智大学法学部の三浦まり教授(政治学)は「正常な民主主義を営むためにも、政治の場には男性だけでなく女性や障害者、若者などさまざまな人の参加が大切だ」と指摘。「『政治は男性の仕事』という意識が社会の中でもまだ根強いことも、女性議員が増えない要因やハラスメントにつながっている面がある」とし、政党による対策強化や、議会でのハラスメント防止のルールづくりなどの環境整備が必要だとしている。

1729チバQ:2019/07/18(木) 17:33:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00010005-fnnprimev-pol
【2019参院選】カギ握る1人区 事実上の与野党対決・福島
7/18(木) 16:31配信 FNN.jpプライムオンライン
【2019参院選】カギ握る1人区 事実上の与野党対決・福島
写真:FNN PRIME
投開票まであと3日 となった参議院選挙。
今回は、選挙戦の鍵を握る1人区の中、「福島選挙区」は、事実上の与野党対決で、自民党現職と野党統一候補の新人らが争う構図だ。

【写真】自民候補、野党統一候補の表情を見る

自民党の現職 VS 野党統一候補の激戦区
公示日の朝、自民党の現職、森雅子氏(54)は、福島市の神社で必勝を祈願していた。

その約10分後。
同じ神社にやって来たのが、野党統一候補の無所属・新人、水野さち子氏(57)だ。
記者の問いかけに一言、「負けない」と答えた。

与野党の大物議員が続々と応援に…
与野党ともに負けられない戦いは、公示前からヒートアップしていた。

3年前の選挙では、現職大臣が野党の統一候補に敗れた自民党は、福島選挙区を重点区に位置づける。

菅義偉官房長官(6月15日・福島市):
この夏の選挙、何としても何としても、森雅子参議院議員を、また国会に送ってほしい。

自民党は、公示日の安倍首相を皮切りに、知名度の高い議員を相次いで森雅子氏の応援に投入している。

立憲民主党・枝野幸男代表:
水野さち子さんの当選を通じて、今の日本の強い者ばかりに光が当たる政治を、暮らしの足元に光が当たる政治へと変えていく、その大きな1歩にしようではありませんか。

野党側も、各党の党首や幹部が次々と応援に入り、野党統一候補、水野さち子氏の浸透を図っている。

自民候補、野党統一候補は何を語るのか
森雅子候補(自民・現):
ここまでやっと復興が進んでまいりました。しかし、まだまだです。必ず復興庁の後継組織を作らなければなりません。これは自民党、公明党、政権与党で作ります。

水野さち子候補(無・新):
“安倍政権、これでよし”になって、消費税上がってしまう。年金は2000万ご用意ください、そして原発も進める、格差がどんどんどんどん広がる社会になってしまいます。

福島選挙区には、諸派(NHKから国民を守る党)の新人、田山雅仁氏(35)も立候補していて、インターネット上で、 NHKのスクランブル方針化などの政策を訴えている。

田山雅仁氏(諸派・新):
NHKのスクランブル方針化、これの実現、見たくない方は料金を払わない。もちろん見たくない方には、そもそも電波を飛ばさない。料金を払わない仕組みを実現するというのが、第一公約になります。

(「Live News it!」7月18日放送より)

1730チバQ:2019/07/18(木) 18:15:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000089-jij-pol
「亥年選挙」で低投票率か=立憲、国民民主に危機感【19参院選】
7/18(木) 16:49配信 時事通信
 21日投開票の参院選で投票率の低下が懸念されている。

 今年は統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年選挙」で、投票率が落ち込む傾向が強い。投票率が下がれば自民、公明、共産各党など組織力を持つ政党が優位に立つとされ、立憲民主、国民民主両党は危機感を強めている。

 参院選の投票率は、2016年が54.70%、13年は過去3番目に低い52.61%など近年は低水準で推移している。「選挙疲れ」が指摘される亥年は下落が顕著で、第1次安倍政権が大敗した07年(58.64%)を例外とすれば、1995年に過去最低の44.52%となるなど軒並み落ち込んだ。政府関係者は「今回は50%くらい」と予測する。

 多くの企業・団体に支えられる自民党や、創価学会を支持母体とする公明党は、固定票が見込めるため、投票率が下がれば相対的に得票率上昇が期待できる。与党内では「下がれば勝つ」(関係者)とささやかれる。

 ただ、自民党は従来と違い、投票率上昇を必ずしも嫌っていない。各種世論調査で同党の支持率が高い若年層は、他の年代より投票率が低く、この世代が投票に行けば有利になるとみられるからだ。インターネット交流サイト(SNS)などを通じて投票率向上を働き掛けている。

 一方、立憲、国民両党は、勝機を広げるには無党派層の投票率を高めるほかない。立憲の枝野幸男代表は記者団に「従来投票に行っていない方、今回投票に行こうかどうか迷っている方を中心に、投票所に足を運んでもらう」と強調。アイドルグループの元メンバーらを擁立し、選挙への関心を高めようと必死だ。

 国民の玉木雄一郎代表も「普段政治に関心のない方、支持政党のない方が選挙に行ってくれるかが勝負だ」との認識を示した。同党幹部は「投票率が下がれば、野党の票が減る」と不安をあらわにした。

1731チバQ:2019/07/18(木) 19:10:29
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/326209?rct=n_hokkaido
<2019参院選>主要候補「身内」で攻防 道選挙区 3議席目へ票争奪
07/18 05:00
 参院選道選挙区(改選数3)は21日の投開票日に向け、与党同士、野党同士の駆け引きが激しさを増している。与野党とも3議席目を争う候補に票を集めようとする動きが出ているが、成否は見通せていない。

 17日夜、自民党の高橋はるみ氏(65)と岩本剛人氏(54)は函館入りしたが、接する場面はなかった。

 北海道新聞社の14〜16日の世論調査で、高橋氏と立憲民主党の勝部賢志氏(59)がリードし、岩本氏が続く展開。自民党道連は岩本氏に支援を集めるよう指示したが、党支持層の6割が高橋氏に流れ、票割りが得意な公明党頼みの状況だ。

 自民道連幹部は「岩本は自公さえ固めればいい」と説明。道議にも岩本氏支援を求める安倍晋三首相名の文書が送られた。

 岩本氏は17日、函館で自民、公明の集会に相次ぎ出席し、鈴木直道知事が「3位争い、大変な戦いだ」と力説した。

 同じ頃、高橋氏はJR函館駅前で街頭演説。組織の支援が見込めない中、所属予定の細田派の下村博文元文科相が駆けつけ、高橋氏は「ありがたい。今までおばさんいじめみたいだった。手を抜かず最後まで戦う」と強調。陣営幹部は「とにかく勝ち方だ」と語る。

 前札幌市長で、野党共闘を唱える「戦争させない市民の風・北海道」の上田文雄共同代表は16日、札幌での共産党の集会で畠山和也氏(47)のためにマイクを握った。「隣にいる人たちに『畠山さんと書いてみたら? あの人可能性あるよ』と言ってみませんか」

 世論調査で畠山氏は国民民主党の原谷那美氏(35)とともに岩本氏を僅差で追い上げる。市民の風は9日、社民党を含む野党4党に3議席目を狙える候補に票を寄せるよう求め、18日にも立憲民主に再度要請する。

 勝部氏が安定した戦いを進めているとして、自民を中心に「立憲民主から共産に票を融通するのでは」と警戒する声は根強い。だが勝部氏陣営は「票を回す余裕はない」(幹部)。

 原谷氏は「最後の1秒まで全力で駆け抜ける」と巻き返しを図る。

 勝部、原谷両氏を推薦する連合北海道の関係者は「傘下の労組票は回せない。個人の判断で畠山氏に入れることはあり得るだろうが」と語った。(竹中達哉、高橋澄恵)

1732チバQ:2019/07/18(木) 19:11:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/326264?rct=n_councilors
<攻防 2019参院選>「小沢王国」正念場 岩手で擁立の野党統一候補、確執抱え自民と激戦
07/18 09:19
<攻防 2019参院選>「小沢王国」正念場 岩手で擁立の野党統一候補、確執抱え自民と激戦
 21日投開票の参院選で、「小沢王国」が正念場を迎えている。国民民主党の小沢一郎氏の地元・岩手選挙区(改選数1)は、小沢氏が擁立を主導した野党統一候補の新人と、かつて側近だった自民党現職が激突、接戦を繰り広げている。野党統一候補が敗れれば、小沢氏の求心力低下は必至。同氏が模索する野党再編の行方にも影響しそうだ。

 「車いすからの視点が大切だ。強さと優しさのバランスが取れた日本にすべきだ」。13日に岩手県北上市で開かれた野党統一候補、横沢高徳氏(47)の集会。車いすで登壇した横沢氏は、大阪城復元時にエレベーターを設置したことについて「大きなミス」と発言した安倍晋三首相を批判、共生社会の大切さを訴えた。

 横沢氏擁立を主導したのは小沢氏だ。パラリンピックにチェアスキー日本代表として出場した経歴に着目。陣営幹部は「強者を優遇する安倍政治に対抗する象徴的な候補」と話す。

 だが、統一候補決定までには曲折があった。4月に自由と国民民主が合流する際、国民民主の「反小沢」の急先鋒(せんぽう)で、同じく岩手が地盤の階猛衆院議員が候補差し替えを主張。最終的に横沢氏擁立でまとまったが、民主党時代に小沢グループに所属した階氏は離党した。国民民主関係者は「一定の影響力を持つ階氏とのしこりは横沢氏にとって痛手」と影響を懸念する。

 岩手選挙区は参院選全体の勝敗のカギを握る改選1人区の一つだ。小沢氏は野党第1党の立憲民主党を軸にした野党再編を模索。野党内では選挙後に一気に行動を起こすとの見方も広がるものの、お膝元の重点区で敗れれば求心力低下は避けられない。選挙中はほとんど地元に入らない小沢氏だが、19日には2回目の応援も予定。横沢氏の選対幹部は「小沢氏の危機感は相当なもの」と語る。

 一方、民主党政権時代に初代復興相を務めた自民現職の平野達男氏(65)は13日、盛岡市で「引き続き復興の最前線に立たせてほしい」と訴えた。

 平野氏は2001年の参院選に小沢氏が党首を務めていた旧自由党から出馬し初当選。「小沢氏側近の一人」と言われたが、その後に小沢氏とたもとを分かち、13年参院選は無所属で出馬、16年に自民に入党した。自民にとって「王国」での議席奪還は「悲願」(地元関係者)。平野氏が当選すれば、1992年以来の自民候補の勝利となる。

 自民は野党再編の阻止、さらに選挙後の憲法改正論議も視野に入れる。安倍政権下での改憲に反対する小沢氏の発言力が弱まれば、首相が秋波を送る国民民主との連携が進む可能性があるからだ。「この戦いで小沢氏の力が地に落ちたと見せつける」。自民の選対関係者はこう漏らす。(田島工幸)

1733チバQ:2019/07/18(木) 19:12:09
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/326504?rct=n_councilors


野党2議席へ市民団体が立憲に協力要請 参院選道選挙区
07/18 19:05

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 野党共闘を支援する市民団体「戦争させない市民の風・北海道」共同代表の上田文雄前札幌市長は18日、立憲民主党道連を訪れ、参院選道選挙区(改選数3)での野党2議席獲得に向けた選挙協力を求める要請書を手渡した。立憲民主道連の市橋修治幹事長は「できること、できないこと含め早急に検討したい」と応じた。

 北海道新聞社の14〜16日の全道世論調査では、自民党と立憲民主の候補がリードし、3議席目を自民の2人目と共産党などの候補が争う情勢となっている。上田氏は市橋氏に対し「野党で2議席を取るため、政治的判断をしてほしい。立憲民主党にしかできないことだ」と述べ、立憲民主の票を共産に回すよう示唆した。

 上田氏は要請後、記者団に「安倍政権に異議を述べることがこの選挙の大きな課題。議席という形で表さなければ意味がない」と述べた。

 衆院選の道内12選挙区中11選挙区にある市民の風の連携組織も18日以降、立憲民主道連の各総支部に同じ趣旨の要請を行う。(高橋澄恵)

1734チバQ:2019/07/18(木) 19:18:31
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/325785?rct=n_councilors
<インサイド 2019参院選>小樽の立憲 次期衆院選の試金石
07/17 05:00
 「最後の最後まで気を抜かず、ご支援お願いします」。立憲民主党の衆院議員本多平直(比例代表道ブロック)は7日、道選挙区(改選数3)に立候補した同党新人の勝部賢志がJR小樽駅前で演説する中、支持者一人一人と握手して回っていた。

 「勝部さんの票をしっかり出す」。本多が支援に力を注ぐのは、小樽で党勢の立て直しが急務のためだ。同党は4月の道議選小樽市(定数3)、2017年の衆院選道4区(札幌市手稲区、西区の一部、後志管内)で自民党などに苦杯を喫した。

 道議選は、2期目を目指した立憲民主党現職の川澄宗之介が落選。自民党元職と現職、共産党現職に議席を明け渡し、川澄の出身母体である北教組に衝撃が広がった。

 札幌出身の本多は、埼玉を地盤に旧民主党の衆院議員を2期務めた後、鉢呂吉雄の参院議員転出を機に国替えした。本多は前回衆院選で道4区に初出馬。自民党の中村裕之に屈し、比例で復活当選した。

 本多の前に、道議(後志管内)出身で町村部に強固な地盤を築く中村が立ちはだかる。立憲民主党道連関係者は「参院選で都市部の支持拡大がなければ、次期衆院選も本多には厳しい戦いになる」と明かす。

 連合小樽幹部は、次期衆院選をにらみ、小樽市内での参院選道選挙区の得票数を注視。「前回の16年参院選の得票にどこまで近づけられるかが鍵だ」と話す。

 前回の道選挙区では、当時民進党だった鉢呂と徳永エリの小樽市内での合計得票数は約2万5700。自民党の長谷川岳と柿木克弘の合計約2万2700票を上回った。都市部の優位が、民進党の2議席獲得につながった。

 今回の参院選で鉢呂や立憲民主党政調会長の逢坂誠二らが道内外を駆け回る中、勝部の当選に向けて本多は道4区内の票の掘り起こしを進める。本多にとり衆院選への試金石となる戦いが続く。=敬称略=(谷本雄也)

1735チバQ:2019/07/18(木) 19:19:31
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/325128?rct=n_councilors
<インサイド 2019参院選>幻の候補 農業関係者 思い複雑
07/14 11:16
 大粒の雨が降りしきる東京・大手町。参院選が公示された4日午前、JA北海道中央会会長の飛田稔章がマイクを握り、「海外との貿易交渉など難しい問題を解決できる候補だ」と声を張り上げた。視線の先には自民党の比例代表候補で現職の山田俊男(72)。飛田のエールを受けた山田は「圧倒的なご支援をお願いします」と第一声を上げた。

 山田は農協系の政治組織・全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)の推薦候補だ。2017年から全国農政連の会長を務める飛田が、山田の後援会長も引き受けている。ただ、飛田や道内の農業関係者は複雑な思いを抱く。

 3期目を目指す山田は、全国農業協同組合中央会(JA全中)の元専務理事。自民党が「定年」とする70歳を超え、農協改革や環太平洋連携協定(TPP)交渉でも、政府に対し強い姿勢で臨めなかったとの批判もくすぶる。

 北海道農協政治連盟(道農政連)は昨春、十勝管内芽室町の畑作農家黒田栄継(よしつぐ)(43)を全国農政連の推薦候補にしようと動いた。黒田は元全国農協青年組織協議会会長で、道外の農業関係者の間でも知名度が高い。若い黒田を国政に送り出し、育てたいという思いもあった。

 全国農政連は06年以来となる予備選を実施。各地の農協組合長らによる投票で決まったのは、都市部を中心に支持を集めた山田の推薦だった。「黒田優勢」との下馬評もあっただけに、飛田には「今でも複雑な思いが残っている」(道内酪農関係者)という。

 山田の得票数は前々回07年の約45万票から、前回13年は約34万票と激減した。今回34万票を大きく下回れば、全国農政連や農協の存在感が低下し、生産者の声が政府に届きにくくなるとの懸念がある。生産者や農協職員の数は減り続け「農業票」の上積みは見込めない。厳しい選挙戦で、飛田は本音を心の奥底にしまい込み、山田の応援を続ける。=敬称略=(徳永仁)

1736チバQ:2019/07/18(木) 19:36:29
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=553657&comment_sub_id=0&category_id=1149
2019/7/18

 ■島根・鳥取 改選数1―候補数3 16自 13島根自/鳥取自

 ▽舞立リード 上積み狙う

 鳥取選挙区の自民党現職で合区選挙区での再選を期す舞立昇治が、野党統一候補で無所属新人の中林佳子を大きくリードしたまま、終盤戦に入った。

 舞立は、憲法改正による合区の解消や地方中心の国づくりを訴えている。鳥取県連の石破茂会長(鳥取1区)、島根県連の青木一彦副会長(参院島根・鳥取)たち党国会議員や地方議会議員、地域支部が支え、両県をくまなく遊説する。

 鳥取県では党支持層をほぼ固めた。有権者が多く、党分裂選挙だった知事選のしこりが残る島根県でも優勢だが、得票の上積みを目指して終盤攻勢をかける。

 元共産党衆院議員の中林は、「減らない年金」の実現や農業の保護を唱える。両県で野党合同の街頭演説会を開き、県外の立憲民主党会派の衆院議員、鳥取県が地盤の元国民民主党衆院議員、社民党の県組織の代表たちの支援を得てきた。

 ただ、共産党以外の野党支持層や無党派層への浸透は鈍いままで、知名度が低い鳥取県では組織票が割れている。終盤は地盤の島根県で支持拡大を図る。

 諸派で政治団体「NHKから国民を守る党」新人の黒瀬信明も立っている。(小畑浩)
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=553654&comment_sub_id=0&category_id=1147
終盤情勢
2019/7/18

 ■山口 改選数1―候補数4 16自 13自

 ▽林が先行 支持層固める

 5選を狙う自民党現職の林芳正が自民、公明両党の支持層の大半を固め、大きく先行する。野党統一候補で国民民主党新人の大内一也は浸透で後れを取る。

 林は閣僚として安倍政権を支えてきた実績を説き「自民党王国・山口」で支持を盤石にする。選挙期間中も県外の候補者を応援する日が多く、不在の間は妻裕子さん(54)や党地方支部が支える。18日に山口市で個人演説会を開き、最終盤に向けて引き締めを図る。

 大内は国民民主、立憲民主両党支持層の過半数をまとめたが、共産、社民両党の支持層や無党派層への広がりを欠く。イージス・アショア配備計画に反対の訴えは一定に響いており、街頭演説で無党派層の取り込みに注力する。19日に山口市で個人演説会を催す。

 幸福実現党新人の河井美和子は、2人に大きく水をあけられる。無所属新人の竹本秀之も立っている。(門脇正樹)

1737チバQ:2019/07/18(木) 20:10:02
http://www.minyu-net.com/news/saninsen2019/FM20190718-397423.php
総力結集!与党・組織票上積みに奔走、野党・中通り中心アピール
2019年07月18日    
 第25回参院選は18日で投開票日の21日まで残り3日間となる。福島選挙区(改選数1)では自民党現職の森雅子候補(54)がリードし、無所属新人の水野さち子候補(57)が追う展開が続いており、両陣営とも最終盤に向けて総力を結集、各地で支持を呼び掛ける。



 森候補は17日、大票田の郡山市などを遊説した。陣営は最終盤も国会議員や県議、市町村議員が約140団体でつくる支援・友好団体へのあいさつ回りを続け、組織票の拡大に力を入れる。同日は、自民党県連会長の根本匠厚生労働相(衆院福島2区)が県内8カ所を回り「皆さんの力で森候補を押し上げてほしい」と支援を訴えた。

 陣営は残り3日間の遊説箇所として会津、県北地方と地元いわき市を想定。票の上積みに向け、投票行動の呼び掛けも徹底する。

 自民党県連選対本部長の太田光秋幹事長は「厳しい戦いであり、予断を許さない状況が続く。党員や党友、支援団体など全ての組織と連携し、支持拡大に努めていく」と力を込めた。

 水野候補は17日、地元会津の十数カ所を巡り、足場を固めた。陣営は人口が集中する衆院1〜3区の取りまとめを最重視、残り3日間で中通りを集中的に遊説する。18日は、国民民主党の玉木雄一郎代表が公示後2度目となる本県入りで、陣営を鼓舞する。

 「知名度を上げ切れるかの選挙。身近な政策を訴えているのは水野だ」と選対事務総長の亀岡義尚国民県連幹事長。有権者の関心が高い年金制度や消費税増税の是非を対立軸に掲げ、最後まで県民との距離の近さをアピールする狙いだ。

 支援する立憲民主、国民、共産、社民各党の県組織は18日、いわき市で合同の街頭演説を行い、反自公勢力の結集と森候補の地盤の切り崩しを狙う。

 政治団体「NHKから国民を守る党」の新人田山雅仁候補(35)は会員制交流サイト(SNS)のツイッターなどを活用して浸透を図っている。

1738チバQ:2019/07/18(木) 20:11:00
http://www.minyu-net.com/news/saninsen2019/FM20190708-394458.php
【参院選・最前線ルポ】浜通り 帰還者にお願いコール...響かず
2019年07月08日    
 「復興を掲げる候補者の生の訴えを聞きたい。ただ、ここに来ても票は稼げないけどね」。会社員の男性(42)は、6月に入居したばかりの大熊町大川原地区にある災害公営住宅で皮肉交じりに言い放った。参院選の公示後、町内で選挙カーを見掛けていないという。災害公営住宅の前に並ぶ候補者のポスターも、どこか現実感に欠けているとの思いだ。



 4月に一部地域で避難指示が解除された町の居住人口は6月4日現在、推計で694人。公示後最初の日曜となった7日、候補者は人口が集中する中通りに遊説の進路を取り、震災と原発事故で甚大な被害を受けた浜通りに「お願いコール」は響かなかった。

 浪江町出身の男性は長引く避難生活の中でも双葉郡への思いを断ち切れず、大熊町で育った妻(45)の希望もあって同町での生活を選んだ。町内では今月中旬、雑貨店と電器店が営業を再開する予定だが、災害公営住宅で過ごしたこの1カ月間は「想像以上に不便だった」。目の前の生活に必死な自分と、候補者が掲げている「復興」の言葉にギャップを感じている。

 震災後、町内での開業第1号となった商業施設「ヤマザキショップ大川原役場前店」。同店長(29)は6月3日の開店から1カ月で地元のいわき市と大熊町との差を痛感した。買い物客は町職員と作業員が中心で、若い住民の姿を見掛けない。同店長は復興施策について、こう考える。「長い目で寄り添うことと町の再生を急ぐことを両立すべきだ。そうじゃないと、離れた人は戻ってこない」

 復興を巡り舌戦

 森雅子と水野さち子は公示翌日の5日、相次いで「浜通り入り」した。

 森は地元いわき市や楢葉町で街頭演説し、政権与党の強みをPR。復興・創生期間後を見据え、「復興庁の後継組織を必ずつくり県民の要望を反映させる。自民党政権がつくった復興の流れを止めるわけにはいかない」と強調した。

 水野はいわき、南相馬、相馬の各市で演説。安倍政権下での老後資金2千万円問題や経済格差の進展、消費増税は復興途上である本県にこそ影響が大きいと力説。「安倍政権にノーを突き付けることが福島の役目だ」と気勢を上げた。

 田山雅仁は4日の第一声で、復興では「十分な支援と資金が行き届いていない」と訴えた。

 ◇

 参院選福島選挙区では1議席を巡り、女性候補を中心に議席を争っている。復興に加え、震災で顕在化した人口減少など課題が山積する本県。県民の生の声から選挙の意義を問う。(文中敬称略)

1739チバQ:2019/07/18(木) 20:11:22
http://www.minyu-net.com/news/saninsen2019/FM20190709-394714.php
【参院選・最前線ルポ】会津 若者も政策注視!少子高齢化深刻
2019年07月09日    
 「誰に投票したらいいのか正直分からない。自分の目で見て、耳で聞いて1票を投じたい」。女性候補2人は大票田の中通りを中心に序盤戦の遊説を展開、会津入りしたのは公示日の数時間だけだ。県立テクノアカデミー会津1年の長沢七海(18)=喜多方市=は8日、同校教員から投票を呼び掛けられたが、候補者らから公約などを直接耳にしていない。



 会津17市町村の推計人口(3月1日現在)は26万5099人で、10年前の2009年から約3万4000人減少、県内でも少子高齢化が深刻だ。ただ「18歳選挙権」が国政選挙で初めて適用された16年の前回参院選から3年がたち、10代の有権者への注目がやや薄れてきている中、人口減による地域の衰退と向き合う若者も出てきた。

 長沢もその一人。「福島のことをもっと知って将来は地域の役に立ちたい」と同校に進学。進学や就職で地元を離れた同級生を思い浮かべることもあるが、県産米をPRする県のキャンペーンクルーにも選ばれ、魅力発信に意欲を見せる。

 普段、会津の観光を学ぶ中、店舗の廃業など厳しい現実を目の当たりにしてきた。しかし暗いことばかりではない。福島空港と台湾の桃園国際空港を往復する定期チャーター便の運航が4月に始まり、台湾からの観光客が増えた影響で地域が活気づいたとの印象を持つ。

 会津ではIターンで移住した人材の活躍も期待される。長野県出身で喜多方市高郷町の地域おこし協力隊を務める石島来太(28)は年配者が多く「イベントをやる人手も足りない」と苦労を明かすが、「時間がゆっくり流れていて居心地が良い」と魅力を語る。

 近年、豊かな自然など都市とは異なる地方の魅力を感じる人が増え、総務省の有識者懇談会は負のイメージがある「過疎」の代替用語を検討する方針だ。石島は国の動向に関心を寄せながら言った。「地域の価値は自分たちで創るものだが、人口が減少する地域にも目を向けてほしい」

 経済政策訴える

 森雅子と水野さち子は4日、いずれも会津若松市の神明通りで演説した。

 最初に街頭に立った、いわき市出身の森は「初日から会津に来た。自公政権で地域経済は活性化し、神明通りにもにぎわいが生まれている」と力を込めた。

 一方、地元出身の水野は現政権の経済政策を批判。「アベノミクスの潤いはなく地方は疲弊している。地元の中小企業を支えることが重要だ」と訴えた。
(文中敬称略)

1740チバQ:2019/07/18(木) 20:12:25
http://www.minyu-net.com/news/saninsen2019/FM20190710-395078.php
【参院選・最前線ルポ】中通り 経済政策期待!経営者の支援を
2019年07月10日    
 商都・郡山市の中心市街地で寝具小売業「丸栄ふとん店」を営む片田尚子(61)は、人通りが少ない店の外を横目に作業を進める。「みんなが後ろ向きにならず、前向きになれるような支援があれば地域経済は良くなるはず」。地方が盛り上がるような経済政策を期待しているが、「(候補者は)庶民の暮らしが見えているのかな」と疑問に思うこともある。



 同店は創業101年の老舗。綿の品質にこだわったガーゼタオルや東京五輪・パラリンピック「伝統工芸品コレクション」の会津木綿ストールなどを販売する。片田は販売展開のアイデアを練ることが好きなだけに、経済活性化には「挑戦する人を応援するような制度を」と求める。ただ県民の生活を真摯(しんし)に考えてくれるような候補者の訴えは届かず、政治が遠く感じられるという。

 公示後、最初の日曜日となった7日に郡山市に入った森雅子と水野さち子の両候補は、近くで開かれていたイベントへの配慮からJR郡山駅前周辺で街頭演説を行わず、有権者と握手を交わして練り歩いた。片田は両候補の経済政策を見極め「より市民に近い考えの候補者に注目していきたい」と考えている。

 景気変化を肌で

 長年、商都の経済状況を見てきた別の経営者も景気の移り変わりを肌で感じ取っている。化粧品などを販売する「さわや」の社長遠藤健一郎(53)は「(景気が良かった時代の)親の姿を見て店を継いだが、自分の時はバブルが終わり、いい時代は終わっていた」と振り返る。

 遠藤は人手不足や10月に控える消費増税で消費力が一時的に下がることを懸念しながら、「消費はいずれ戻ってくる。経済活性化に向けた施策も大事だが、経営者の努力も大切だと思う」と前を向く。

 選挙戦序盤、森、水野はともに有権者の多い中通りで遊説の大半の時間を費やした。

 森は「復興の先の未来をつくっていくのが政治家の責任。災害を乗り越えたからこそ、『防災産業』も一つのアイデアだ」と新産業の創出を訴えた。

 水野は「これだけ地方が疲弊し、経済が落ち込んでいる時にポイント還元などと言いながら消費税を上げるべきではない」と現政権の手法を批判した。(文中敬称略)

1741チバQ:2019/07/19(金) 09:40:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000593-san-pol
参院選 1人区現職、崖っぷちの宏池会 平成研は「参院のドン」後継苦闘
7/18(木) 21:36配信 産経新聞
参院選 1人区現職、崖っぷちの宏池会 平成研は「参院のドン」後継苦闘
参院選で苦戦する岸田派・竹下派の候補
 参院選(21日投開票)で自民党の2つの派閥が崖っぷちの戦いを強いられている。岸田派(宏池会、49人)は東北の改選1人区などで現職が苦戦し、竹下派(平成研究会、54人)は引退した同派会長代行の吉田博美参院幹事長の後継新人が1人区の長野選挙区で劣勢に立たされている。その結果は「ポスト安倍」の行方や派の影響力に関わるだけに、両派とも総力戦を展開している。

(田村龍彦、田中一世)

 「まさに全国有数の激戦区だ。あと1票積み重ねてもらえば逆転できる」

 安倍晋三首相(党総裁)は18日、滋賀県近江八幡市でこう声を振り絞り、滋賀選挙区(改選数1)の岸田派現職への支持を求めた。首相の滋賀入りは公示後2度目。1人区は全体の勝敗を左右するだけに、首相の演説も力が入った。

 岸田文雄政調会長率いる岸田派は今回、9選挙区で現職が改選を迎えた。特に厳しいのが滋賀、山形、秋田の1人区だ。岸田氏は「どこもぎりぎりだ」と危機感を隠さない。滋賀には公示前に秘書団を派遣。山形と秋田には議員20人以上がローテーションを組んで泊まりがけで応援に入り、派を挙げた態勢を取る。いずれも岸田氏の指示だ。

 実は今月、岸田派入りが確実な畦元将吾衆院議員(比例中国)が繰り上げ当選し、正式な入会手続きを経れば同派は50人となる。50人の大台超えは古賀派だった平成21年の衆院選前以来、10年ぶりだが、派内には「参院選で議席を減らせば『幻の50人』だ」と高揚感はない。

 頭が痛いのは、派創設者の池田勇人元首相や岸田氏の地元の広島選挙区(改選数2)で優勢とみられた岸田派現職が、菅義偉(すが・よしひで)官房長官らの支援する自民新人にリードされていることだ。

 岸田氏は18日、都内で他派閥の自民候補の応援を行った後、すぐさま広島入り。広島市で行われた現職の決起大会に古賀誠名誉会長らとともに出席した。

 派内からも「お膝元の広島で落とせば鼎(かなえ)の軽重が問われる」との声が上がる。選挙に弱いとのイメージがつけばポスト安倍として疑問符がつきかねない。



 9日夜、病気療養中の竹下亘会長に代わり竹下派を取り仕切る茂木敏充経済再生担当相は地元・栃木県から車で3時間45分かけ、長野県塩尻市で自民新人の演説会に駆けつけた。

 「吉田さんから『どうしても今日こちらに伺えない。大変申し訳ない』とのお話があった。私は必要ならいつでも来ます」

 茂木氏はこう語り、2日後も長野市内3カ所で街頭に立った。竹下派にとって長野は特別な意味がある。「参院のドン」と呼ばれた吉田氏の後継が敗れれば、参院自民の主導権を握ってきた同派が「終わったとみられかねない」(陣営幹部)ためで、同派の加藤勝信総務会長も公示日に続き17日に長野入りした。

 選挙戦は野党統一候補の国民民主党現職がリードするが、自民新人は「吉田先生の議席を預かった。失うことは許されない」と語る。

1742チバQ:2019/07/19(金) 09:40:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000598-san-pol
「再稼働反対」三者三様の訴え 参院茨城選挙区 野党3候補、微妙な温度差
7/18(木) 22:35配信 産経新聞
 参院選の投開票が21日に迫った。茨城選挙区(改選数2)の主要候補のうち、野党の公認を受ける3氏はそろって日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働反対を訴えている。ただ、それぞれの置かれた状況が絡み、主張のトーンや中身には微妙な温度差もある。

 再稼働反対を掲げているのは、日本維新の会新人の海野徹氏(70)と立憲民主党新人の小沼巧氏(33)、共産党新人の大内久美子氏(69)だ。

 海野氏は東海村に隣接する那珂市の市長を務めた経験から、再稼働反対などの「いのちを守る政治」を掲げ4月に出馬表明し、6月に維新の公認が決まった。

 参院選公示後の街頭などでの訴えでは、原発問題よりも、党の看板である「身を切る改革」や消費税率引き上げ反対を中心に据えるケースが目立つ。応援に駆けつけた維新の松井一郎代表(大阪市長)や片山虎之助共同代表も、海野氏が市長時代に10%の報酬削減に取り組んだことなどの紹介に時間を費やした。

 陣営関係者は「再稼働反対の旗は降ろしていない。ただ、自民党に不満を持つ保守層にも浸透を図るためには、訴える内容の『幅』も必要だ」と明かす。

 小沼氏は「リアリティーのある原発ゼロ」を持論とし、原発をなくした後の雇用の問題にも触れて「エネルギー企業の新しい飯の種を作る」と訴える。

 連合茨城は小沼氏の推薦を見送り、支持にとどめた。電力系労組を擁する連合にとって、「原発ゼロ」を強く訴える候補の全面支援には困難が伴う。原発関連産業に従事する組合員もいる茨城県ではなおさらだ。連合関係者は「『リアリティー』は配慮の裏返しだ」と解説する。

 海野、小沼両氏と比べると、訴えが鮮明に映るのが大内氏だ。選挙公報では、「憲法9条守る」「消費税増税中止」「年金底上げ」などよりも上に「東海第2原発の再稼働ストップ」の文言を載せた。海野氏は市長時代の実績として「再稼働反対を表明」と最下段に記し、小沼氏は「脱原発を推し進める」と太字でアピールしたものの「東海第2原発」の文字はなかった。

 一方、自民党現職の上月良祐氏(56)は東海第2原発の再稼働問題について積極的には言及していない。自民党選対関係者は「茨城に限らず、野党が原発問題の争点化を狙う選挙区では相手の土俵に乗らない」と語った。(松本学)

■ ■ ■

◇茨城選挙区立候補者

届け出順(2-5)

田中健 53 元江戸川区議 諸 新 
海野徹 70 前那珂市長 維 新 
小沼巧 33 元経産省職員 立 新 【社】
大内久美子 69 元県議   共 新 
上月良祐 56 元農水政務官 自 現 【公】

1743チバQ:2019/07/19(金) 09:42:30
どこだ?
オリーブと幸福か?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000031-dal-ent
上西小百合 参院選「2つの党から誘われた」…人生狂わせた人「H氏」
7/19(金) 8:37配信 デイリースポーツ
上西小百合 参院選「2つの党から誘われた」…人生狂わせた人「H氏」
上西小百合
 元衆院議員でタレントの上西小百合(36)がツイッターに、今回の参院選に2つの党から出馬を打診されたと記した。

 上西は最近は、糾弾決議が可決されても議員辞職を拒否している丸山穂高衆院議員と、元宮崎県知事の東国原英夫のバトルに乱入(※本人はあくまでもレフェリーと主張)したほか、「#あなたの人生を狂わせた人物 H氏」との投稿も。

 こうした中、「選挙出ないんですか」との質問コメントに対し「誘われはしたんだけどね、2つの党から」と返信した。

 上西は12年衆院選で初当選し、数々の騒動を起こした後、17年衆院選は出馬断念。政治活動は続け、政界復帰を目指すとしている。

1744チバQ:2019/07/19(金) 11:25:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000009-khks-pol
<参院選山形>元衆院議員奔走 近藤・阿部両氏が野党統一候補応援
7/19(金) 10:07配信 河北新報
<参院選山形>元衆院議員奔走 近藤・阿部両氏が野党統一候補応援
芳賀候補の演説会で有権者と握手する近藤氏
 2017年衆院選で落選した近藤洋介元衆院議員と阿部寿一元衆院議員が、21日投開票の参院選山形選挙区(改選数1)で、野党統一候補の応援に力を入れている。2人は旧民進党と希望の党の合流に伴い、希望公認で立候補し、涙をのんだ。山形県内での非自民勢力の低迷につながっただけに、責任を問う声は消えていない。政治生命が懸かる2人の戦いにも注目が集まる。

【写真】演説会で野党統一候補の芳賀候補への支援を訴える阿部氏

 近藤氏は野党統一候補の無所属新人、芳賀道也候補の選対で副本部長を務める。地盤の衆院山形2区を中心に選挙カーに乗り込んで連日、街頭で応援演説を重ね、有権者に積極的に手を差し出す。阿部氏も酒田市など山形3区での演説会に登壇しては「古里の思いを届けられるのは芳賀さんしかいない」と声を張り上げる。

 2人は17年衆院選で、希望代表だった小池百合子東京都知事が憲法9条改正と安保法制の容認を主張する中、希望公認で立候補。支持者や共闘を進めた各党に不信感が広がった上、小池代表の「排除」発言で党勢は急失速し、比例復活もかなわず落選した。

 芳賀候補の選対内には「それぞれ後援会も動かしてもらい、助かっている」と歓迎する声がある半面、「希望から出馬したことへのしこりは今も残っている。2人が前に出ることがどう影響するか」と不安を口にする関係者も少なくない。

 自民党現職の大沼瑞穂候補の陣営も当然、批判材料として見逃さない。山形市で17日にあった街頭演説で、佐藤孝弘市長は「前回の国政選挙を覚えていますか。希望の党ってありましたよね。選挙の時だけ集まる野党共闘では、国政を託すことはできない」と切り捨てた。

 芳賀候補の選対幹部は「(2人とも)次の選挙を意識して汗を流してくれているのだろう。人のために頑張る姿を見せることで、過去を清算しようとしているようにも見える」と話す。

1745 チバQ:2019/07/20(土) 00:06:55
>>1700
まあ、見解の相違ですね。
『オマエガイウナ』が多いのでね。

1746 チバQ:2019/07/20(土) 00:17:18
>>1704
こんなもん撤去しないで違法!ってデカデカとシール(もちろん名前は見えるように)を貼れば良いんじゃん?
名誉毀損とかになるのかな?

1747 チバQ:2019/07/20(土) 00:27:23
>>1712さきたまさん
そうかもしれませんね。
辻褄が合うよう気がします。

1748チバQ:2019/07/20(土) 00:48:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000014-ykf-soci
女子アナ、タレント、弁護士…「全女性候補者」当落予測! 選挙プランナー「最後は訴える力の差が勝敗を分ける」 参院選2019
7/19(金) 16:56配信 夕刊フジ
女子アナ、タレント、弁護士…「全女性候補者」当落予測! 選挙プランナー「最後は訴える力の差が勝敗を分ける」 参院選2019
 【参院選2019】

 参院選(21日投開票)では、女性候補の戦いも注目されている。人気女子アナウンサーや、タレント、弁護士、元知事など、実に多彩な顔ぶれが、党の看板などを背負って奮闘している。夕刊フジでは、世論調査と独自取材の結果を踏まえて、選挙区の74議席を争う、全女性候補者(56人)の当落を予測した。

 「女性議員の数を増やすのは、男性の権利を奪うのではなく、男性の皆さんにもメリットがあることをお伝えしたい」

 東京選挙区(改選定数6)で、立憲民主党から立候補した塩村文夏氏は15日、東京・銀座の交差点で、こう訴えた。

 今回の参院選は、昨年5月に「政治分野における男女共同参画推進法」が施行後、初の国政選挙で、全体に占める女性候補者は過去最高の約28・1%となった。

 夕刊フジによる当落予測は別表の通りだ。

 全国屈指の激戦区である東京選挙区は、20人中6人が女性だ。元アナウンサーで、無党派層にも強い自民党の丸川珠代元五輪相と、強固な組織に支えられた共産党の吉良佳子氏を「優勢」と判定した。前出の塩村氏も当選圏内に入ってきた。

 大阪選挙区(同4)には、4人の女性候補がいる。特に、元府知事である自民党の太田房江氏と、2児の母親でアナウンサーという日本維新の会の梅村みずほ氏、立憲民主党の「美人すぎる弁護士」、亀石倫子氏による「ナニワのオンナの争い」は壮絶だ。

 現時点で、知名度で勝る太田氏と、大阪府・市のダブル選で維新が圧勝した勢いに乗る梅村氏は「優勢」。2013年、16年の参院選で民主党系候補が敗れた立憲民主党は、亀石氏に失地回復の期待をかけるが、苦戦している。

 女性候補は、地元の著名人が少なくない。ただ、それだけでは有権者の支持は得られない。

 選挙プランナーの松田馨氏は「最後は各候補者の個性と、どれだけ自分の言葉で共感を呼べるのか、訴える力の差が勝敗を分ける」と語った。

1749チバQ:2019/07/20(土) 00:50:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000604-san-pol
改憲勢力「3分の2」迫る?厳しい? 参院選分析、割れたメディア
7/19(金) 21:53配信 産経新聞
 21日投開票の参院選をめぐり、産経新聞は報道各社が実施した情勢調査を分析した。自民、公明両党の議席獲得数は改選過半数(63議席)を上回る点で一致しているが、憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2(164議席)を維持するかどうかは、「迫る勢い」や「割り込む」「微妙」と判断が分かれている。

 ■産経は「割り込む可能性が…」

 産経新聞の17日付朝刊では、与党の獲得議席数について、改選過半数を上回る「73議席前後」と報じた。共同通信は16日配信の記事で「過半数63を超え70台に乗せる勢いを保つ」と報じたほか、朝日、読売、毎日、日経の各全国紙が同様の調査結果を掲載した。

 自公に日本維新の会などを加えた改憲勢力が現在確保している「3分の2」の維持に関しては、産経が「割り込む可能性が引き続きある」と指摘。朝日、共同は「微妙」、毎日は「厳しい情勢」と表現した。

 一方、日経は15日付朝刊で「改憲勢力3分の2迫る」との見出しで調査を報じた。読売は同日付朝刊で「(改憲勢力が)3分の2を維持できるかどうかも焦点だ」との書きぶりにとどめ、具体的な見解は示さなかった。投票先を決めていない有権者が一定数いることが、各社の判断を分けたとみられる。

 ■「改選1人区」情勢でも…

 選挙戦の勝敗を分けるとされる32の改選1人区の動向については、各社とも立憲民主党や国民民主党など野党5党派の統一候補が劣勢と分析。5紙が20前後の選挙区で自民候補がリードしているとし、共同は「大半でリード」と自民の優勢ぶりを記した。ただ、3年前に自民が1勝5敗だった東北地方は今回も「苦戦」や「接戦」と伝えている。

 今回の参院選では「自民優勢」の報道が4日の公示直後から相次いだ。

 選挙報道で優勢が伝えられる陣営は気が緩み、逆に劣勢が伝えられる陣営が引き締めを図って巻き返すケースもある。このため自民党は6日、二階俊博幹事長と甘利明選対委員長の連名で、情勢報道に関する通達を出し、「一瞬の気の緩みが取り返しのつかない事態を招きかねない」と警鐘を鳴らした。

 「(優勢を報じる報道が多いのは)与党側を油断させるためかもしれない。最終盤も気は抜けない」。与党幹部はこう話し、警戒を強めている。(大島悠亮)

1750チバQ:2019/07/20(土) 00:50:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000601-san-pol
首相はアキバ、枝野氏は神戸…参院選、党首ラストコールどこへ
7/19(金) 21:22配信 産経新聞
首相はアキバ、枝野氏は神戸…参院選、党首ラストコールどこへ
予想される各党党首の「最後の訴え」
 与野党党首らは参院選の投開票前日の20日、地方の激戦区や有権者が多い都市部で最後の訴えを行う。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、与野党の接戦が伝えられる秋田(改選数1)を訪れた後、首都圏を回り、最後は国政選挙でラストコールを行う定番の地となった東京(同6)のJR秋葉原駅前で締めくくる。

 公明党の山口那津男代表は、兵庫(同3)で厳しい戦いを続ける新人候補を神戸市で応援した後、東京で最後の演説に臨む。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は東京を皮切りに、野党候補同士がつばぜり合いを演じる静岡(同2)や京都(同2)などを転戦し、最後は神戸市でマイクを握る。国民民主党の玉木雄一郎代表は、党の現職が出馬した静岡や愛知(同4)を回った後、広島(同2)で最後の訴えをする予定だ。

 共産党の志位和夫委員長は京都で4カ所、大阪(同4)で6カ所演説する。いずれも党の公認候補が接戦を展開する地域で、選挙区で一定の当選者数を確実に確保したい考えだ。

 日本維新の会の松井一郎代表は、兵庫を回った後、本拠地の大阪で選挙戦を終える。社民党の吉川元(はじめ)幹事長は自身が地盤とする大分(同1)を最後の遊説地に選んだ。

1751チバQ:2019/07/20(土) 00:54:30
新橋のSL広場で演説していましたがかなり集まっていました
新橋という土地柄なのにすごい人でしたね
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00010006-senkyocom-pol
テレビに映らない「れいわ新選組」は、リアルを動かせるか?(畠山理仁)|参院選2019
7/19(金) 18:31配信 選挙ドットコム
7月21日(日)に迫る第25回参議院議員通常選挙(以下、今回の参院選)の投開票日。今回の参院選で山本太郎氏が率いる「れいわ新選組」がネット上の注目を集めています。れいわ新選組が巻き起こすムーブメントに、フリーランスライターの畠山理仁氏(主著:『黙殺 報じられない”無頼系独立候補”たちの戦い』集英社)が選挙の現場から迫りました。

テレビに映らない「れいわ新選組」は、リアルを動かせるか?(畠山理仁)|参院選2019
テレビが黙殺する「れいわ新選組」
テレビが黙殺する「れいわ新選組」
4月からの寄付総額は3か月で3億円以上。街頭演説会場には最低でも100人。多いときには千人以上が駆けつけ、演説終了後にはボランティア登録者や寄付者が列をなす――。

そんな一大ムーブメントを巻き起こしているのが、山本太郎が4月に一人で立ち上げた「れいわ新選組」だ。しかし、この盛り上がりが「選挙期間中」のテレビではほとんど報じられない。そんな“異常事態”が現在も進行中だ。

誤解のないように言っておく。テレビ局の記者たちは、れいわ新選組の取材をしていないわけではない。れいわ新選組が参院選の公認候補予定者を続々と発表した6月末〜7月3日。記者会見場や街頭演説会場には、たくさんのテレビカメラがやってきた。そこでは記者との活発な質疑応答も行なわれていた。

新情報による驚きもあった。当意即妙な返答で起きる笑いもあった。しかし、テレビカメラが撮影した映像が「選挙期間中」にテレビで流れることは、ほとんどなかった。

参院選公示前日の7月3日、山本太郎は「有為な人材を優先的に当選人とする」比例特定枠の1位に難病ALS患者・ふなごやすひこ、2位に重度障害者・木村英子を指定すると発表した。山本自身は前回4位で当選した東京選挙区(今回から定数6)からは出ず、比例で立候補するとも発表した。

現職議員が地盤を変える。しかも、山本が当選するためには、れいわ新選組は比例で3議席以上獲得しなければならない。東京選挙区で山本が出れば1議席を維持することは固いと見られていただけに、大きな賭けだ。

一方で、れいわ新選組が1議席でも獲得すれば、介助が必要な重度障害者の国会議員が誕生することになる。これは大きなニュースになると考えた筆者は、記者会見で山本に次のような質問を投げかけた。

畠山「重度障害者のお二人を特定枠に入れたことで、テレビの報道姿勢は変わると思いますか。有権者に情報が届くようになると思いますか」

山本はマイクを持つと、きっぱり言った。

山本『全く期待していません。れいわ新選組が立ち上がってから、テレビはほとんど取り上げてくれていません。それぐらいハードルの高さを感じています。特定枠を使ったことで何かがリセットされて、広げてくれるという期待は、一切持っていません』

テレビに映らない理由は政党要件
テレビがれいわ新選組を扱わない理由は簡単だ。れいわが公職選挙法上の「政党要件」を満たしていないからである。

ここで簡単に「政党要件」についておさらいをしよう。
公職選挙法では、「(1)国会議員5人以上」「(2)直近の衆院選または参院選で、選挙区か比例代表の得票率が2%以上」のいずれかの条件を満たさなければ、政党として扱われない。これがいわゆる「政党要件」だ。選挙には、既存の政党だけでなく、新しい団体も参入する。今回の参院選比例区における名簿届出政党は全部で13。そのうち、政党要件を満たしているのは、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会、日本共産党、社民党の7つだ。

それに対して、れいわ新選組、幸福実現党、NHKから国民を守る党、安楽死制度を考える会、労働の解放をめざす労働者党、オリーブの木の6つは、政党ではなく「政治団体」として扱われる。両者の間には、大きな壁がある。公職選挙法は、虚偽の事項や事実の歪曲を除き、報道および評論の自由を全面的に認めている。つまり、選挙期間中であっても自由に表現することが可能だ。しかし、日本のテレビは選挙期間中の選挙報道に関して、とても慎重な姿勢を取ってきた。

とくに、許認可事業であるテレビは「公平性」を重視する。れいわ新選組を扱えば、他の政治団体も公平に扱う必要が生じる。すべての団体を扱えば放送時間の「枠」に収まらなくなるため、「政党要件」が「放送するかしないか」の事実上の基準になっている。党首クラスが呼ばれるテレビの討論番組に、れいわ新選組の山本が呼ばれないのも政党要件がフィルターとして作用しているからだ。

1752チバQ:2019/07/20(土) 00:55:12
もちろん、山本太郎自身も「テレビに映らない」ことは重々承知している。山本は筆者の度重なる質問に、何度もこう答えた。

山本『おそらく、今日来ているカメラは開票特番の時に流す映像を撮りに来ているんでしょう。テレビに映ることは、全く期待していません。地道にどぶ板で広めるしかないですね』

テレビは現場に取材に来ても報じない。しかし、街頭演説会場は盛り上がる。演説終了後に行なわれる候補者たちと支援者との「記念撮影会」も毎回長蛇の列だ。

山本『どんどん撮って、広めて下さい。みなさんの力、貸してください』

山本をはじめ、れいわ新選組のスタッフたちは、必死に呼びかけを続けている。

ネット選挙は現実を動かせるか
テレビには映らないが、れいわ新選組のネット上での人気、演説会場での盛り上がりは尋常ではない。7月7日、新橋駅で行なわれたれいわ新選組の演説会終了後、寄付をしたばかりの男性に話を聞くと、こんな答えが返ってきた。

「ネットで見た動画に共感して演説会に来てみました。実際に現場で聞いてみて、『僕らが支えなきゃ、政治は僕らのものなんだ』って初めて思えました。政治関係の寄付をするのは初めてです。ボランティアの登録もしました。僕らが広げなきゃ」

公示直後の演説会場では、常連メンバーによる声掛けが目立った。しかし、日を重ねるごとに人数は増え、新しいメンバーが続々と熱狂の渦に加わっている。こうした現場にいると、「大躍進をするのではないか」と錯覚してもおかしくない。実際に、支援者たちの間ではそんな空気も見え隠れする。

テレビに映らない「れいわ新選組」は、リアルを動かせるか?(畠山理仁)|参院選2019
ネット選挙は現実を動かせるか
しかし、山本は危機感を隠さない。

山本『本当に多くの方に足を運んでいただいた実感はあります。ただ、この熱が直接票につながるかというと、過信はしていません。今後、このエネルギーを、お一人お一人がどれくらい広げてくださるかというところでしか、答えは導き出せないと思っています』

7月12日、れいわ新選組は品川駅港南口に候補者10人が勢揃いする街頭演説会「れいわ祭り」を行なった。司会は女優の木内みどり。ゲストとして、ロックバンド「LUNA SEA」のギタリスト・SUGIZOや、作家の島田雅彦、脳科学者の茂木健一郎も登壇した。

スタート時間の17時には500人程度だった聴衆は、クライマックスを迎える20時には約3倍に増えていた。

畠山「これまでの取材に比べて、カメラの数も相当増えたようですが」

演説会終了後、囲み取材に答える山本に、そう声をかけてみた。

山本『そうなんですよ!「ずいぶん乗り遅れた人たちがいたんだな」っていう話だと思うんですね(笑)』

テレビカメラを目の前にしての強烈な皮肉。れいわの動きを当初から報じてきたネットメディアやスポーツ紙の記者からは笑いが漏れた。笑いを取りに来るのはいつものことだが、その後には真面目なメッセージも入れてくるのが山本のやり方だ。

山本『すみません、ありがとうございます(笑)。この映像に関しては、おそらく、開票速報まで流さないんだろうな。その時の素材取りなのかなーと思いながらやっています。でも、これがもうちょっと数字が前に出てくれば、(選挙期間中に)流すチャンスが出てくる。流さざるをえないだろうと思っています』

改めてテレビカメラを見据えると、山本はこうも言った。

山本『なので、(会社の)中で戦って下さい。みんな戦ってます。(テレビ局の)局内でも戦ってほしい。もう十分戦ってらっしゃるから、たぶん(この場に)来てるのかもしれませんけれど、一緒にやっていきましょうということです』

選挙期間中、日本のテレビは「開票速報特番」の宣伝は頻繁にする。しかし、投票の判断材料となる選挙期間中の報道は、それほど多くない。各候補の主張を「投票が終わった後」の特番でしか報じない「タイムマシン報道」で本当にいいのだろうか?

テレビ抜きのネット選挙が、どれほど現実に影響を与えられるのか──。山本太郎とれいわ新選組の戦いは、その試金石になるだろう。

1753チバQ:2019/07/20(土) 00:55:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000016-kyt-l25
嘉田対自民で激戦熱帯び 知名度前面/挙党で対抗、参院選滋賀
7/19(金) 17:02配信 京都新聞
嘉田対自民で激戦熱帯び 知名度前面/挙党で対抗、参院選滋賀
参院選滋賀選挙区の候補者(届け出順)
 14日夕、草津市のJR草津駅前に、共闘する立憲民主、国民民主、共産、社民4党の関係者がそろい踏みした。
 「今こそ野党一体となって嘉田さんを勝たせて」。降りしきる雨の中、無所属新人嘉田由紀子の隣に立った立民幹事長の福山哲郎が絶叫した。滋賀県知事時代からのシンボルカラー・黄緑の上着を着た嘉田の肩には、候補一本化のため立候補を断念した立民、共産の2人からもらった二つのブローチが並ぶ。遅れて駆けつけた国民代表の玉木雄一郎も「安倍晋三政権がおかしいことを1票で示そう」と呼び掛けた。
 野党4党が支援する嘉田は、2006年知事選で「もったいない」をスローガンに大型公共事業の見直しを訴え、自民などが推す現職を破って初当選した。10年知事選では県政史上最多の41万票を獲得し再選。知事を2期8年務めた知名度は抜群だ。参院選でも知事選の再現を狙い、「嘉田ファン」の呼び起こしに力を注ぐ。
 「風で止まらないJR湖西線にした」「国道バイパス整備にもしっかり予算を入れた」。山間部も細かく回り、必要な公共事業には目を配ったと実績を強調する。「声が聞こえた」と家から出てくる住民は多く、国民県連代表の徳永久志は「選挙カーを回せば回すほど効果がある」と自信を見せる。
 各党幹部が来援するものの、嘉田は自身の街宣活動を優先させ、幹部のスケジュールには合わせない。6日には、嘉田が「卒原発」を訴えて12年に「日本未来の党」を発足させた際に加わった衆院議員小沢一郎が県南部に入ったが、合流しなかった。11日に玉木が湖国入りした際も、一緒に都市部を回ることはせず、琵琶湖に浮かぶ沖島で集会をもつ予定を変えなかった。
 嘉田は、安倍政権による改憲や消費増税に反対するなど4党の共通政策を軸に「知事時代に築いた滋賀モデルを国に展開したい」と強調する。
 「新しい時代を切り拓(ひら)くのは二之湯しかいない」。13日夕、官房長官の菅義偉が雨の中、大津市のJR石山駅前でマイクを握った。「令和おじさんや」と集まる親子連れを前に、自民党現職二之湯武史が取り組む政策を並べ立てた。17年衆院選滋賀1区で嘉田を破った衆院議員大岡敏孝も「大戸川ダム(大津市)は国会議員、県議、市議が力を合わせて進める」と力を込め、嘉田が「凍結」に導いたダム建設を取り上げて対抗心をあらわにした。
 やや離れた場所から見守った参院議員で自民京都府連会長の二之湯智は「相手があの嘉田だから党が一つにまとまれる」と父親の顔をのぞかせた。
 湖国の自民にとって、嘉田は長年対立してきた政敵だ。自民が推す候補者と直接対決した知事選では2度敗れ、嘉田の後継と争った14年知事選でも苦杯をなめた。嘉田県政では、自民が推進してきた新幹線新駅やダムがことごとく中止や凍結に追い込まれた。
 党本部は「激戦区」に指定し、挙党態勢で対抗する。公示後初週末には首相の安倍が県内3カ所の街頭で「共産に支援されているのが相手候補。何も決まらない時代に戻る」と野党共闘を批判。人気の高い衆院議員小泉進次郎や政調会長岸田文雄、選対委員長甘利明ら大物が連日入り、公明党とともに無党派層にも浸透を図る。終盤も安倍や小泉らの来援を調整しており、県連関係者は「こんなのは異例」と驚く。
 県内六つの国会議員議席は今、自民が独占する。県連は組織力を生かし、県議20人に各自200社の企業訪問を課して連日、活動状況を報告させて引き締める。父の智も県内1万人分の名簿を独自に集めたり、秘書を応援に派遣したりするなど後方支援に動く。
 「もったいない、と言って投資しないのは悪循環。私たちは経済の好循環を目指す」。二之湯は嘉田県政への批判を日に日に強めている。
 政治団体「NHKから国民を守る党」新人の服部修は13日、5日ぶりに湖国入り。家族らと県内に宿泊し、動画を投稿して支持を呼び掛けている。(敬称略)

1754チバQ:2019/07/20(土) 01:00:13
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190719-00010003-newsweek-int
山本太郎現象とこぼれ落ちた人々
7/19(金) 15:26配信 ニューズウィーク日本版
山本太郎現象とこぼれ落ちた人々
山本の演説に多くの人が足を止めるのはなぜなのか つのだよしお/AFLO
<反緊縮・反エリートを掲げる「れいわ新選組」は、日本に左派ポピュリズムを根付かせるのか>
7月4日午前10時過ぎ――。参議院議員選挙が公示されたこの日、通勤の混雑が一段落した新宿駅はもう1つのラッシュアワーに見舞われていた。立憲民主党の枝野幸男代表が、躍進を果たした前回17年の衆議院議員選挙と同じ東南口でマイクを握り、西口では共産党の志位和夫党委員長が東京選挙区での議席確保を目指し声を張り上げる。そして午前11時、西口地下では山本太郎率いる政治団体「れいわ新選組」も街頭演説の準備をしていた。カメラの数は既成政党のそれと比べても大差ない。

政治家というより、ロックスター然としたデニムジャケット、白のTシャツ、細身のパンツにスニーカーといういでたちの山本が登場すると、集まった支援者は大きな拍手を送った。

「今の政治は皆さんへの裏切りだ。20年以上続くデフレ、異常ですよ。物価が下がり続け、消費が失われ、投資が失われ、需要が失われ続け、国が衰退している」

「生活が苦しいのを、あなたのせいにされていませんか? 努力が足りなかったからじゃないか? 違いますよ。間違った自民党の経済政策のせいですよ。消費税は増税じゃない、腰が引けた野党が言う凍結でもない。減税、ゼロしかない」

彼は緊縮財政を徹底的に批判することに多くの時間を割いた。「上」から金を取り、もっと「下」によこせとばかりに時に叫び、低い壇上から「あなた」に呼び掛ける。テレビで活躍していた元俳優だけあって、地下道を舞台に変えるすべは熟知している。熱狂的な聴衆が彼を取り囲み、開始から30分を過ぎる頃には、後列に仕事中とおぼしきスーツ姿の若いサラリーマンも足を止めてじっと山本の言葉を聞いていた。

夕方、場所を秋葉原に変えての演説ではまだ知名度が低い「れいわ」の候補者をリングアナ風に紹介するなど場を盛り上げ、選挙に不慣れな候補者のサポートに徹する姿も見せていた。

参院選を前に、山本の動きは大手メディアで異例ともいえる注目を集めていた。政党要件を満たしていない「政治団体」であり、代表の山本は党首討論などには呼ばれない。露出は少ないのに、なぜ注目されたのか。

1755チバQ:2019/07/20(土) 01:00:49
<枝野との決定的な違い>

理由は資金面の動きと選挙戦略だ。彼が4月に「れいわ新選組」の立ち上げを宣言して以降、公示日前日までに集めた寄付は2億3000万円を超えた。大手メディアもこの動きを分析する記事を出した。さらに比例で優先的に当選できる「特定枠」に、自力で体を動かすことが困難なALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の舩後靖彦ら障害者を擁立したことも話題に。自身も全国比例から出馬するが、比例順位は3番目と、あえて高いハードルも設けた。これが安倍政権だけでなく、権威に立ち向かう姿勢を演出する効果を持った。

<一運動家から左派ポピュリズムを体現する政治家に>
11年以降は極端な反原発運動家になっていた山本が、初当選を果たしたのは13年の参院選だ。

当時の彼は、福島を取材していた私から見ると、時におよそ根拠が不確かな福島危険論を展開する運動家だった。

この6年で、山本は明らかに変化していた。一運動家から左派ポピュリズムを体現する政治家に、である。

ホームページを開けば「反緊縮」を軸に、「反TPP」といった反グローバリズム、リベラルな人権擁護を目指した政策が並ぶ。これらは、欧州各国の選挙で「台風の目」と目された、左派ポピュリズムの典型的な主張と同じである。

加えて、山本自身が体現するのは永田町エリートが独占する既得権益への挑戦という「物語」だ。彼は「選挙は面白くないといけない」と連呼する。いかに選挙戦を楽しませるかが、彼の気を配るところなのだ。

SNS上の注目は既存政党よりも高く、常にトレンドをにぎわせる。これといった実績がない政治団体に金と人が集まる現状は何を意味しているのか。前回の衆院選でリベラル派の期待を一身に背負った枝野と比較してみよう。

同日午後5時、東京・有楽町――。立憲民主党の演説会が始まっていた。枝野の前に元「モーニング娘。」の市井紗耶香らタレント候補がマイクを握る。

彼らはタレント候補と呼ばれるのをよしとしないだろう。「当事者」であることが自らのアイデンティティーだからだ。市井は子供を育てる「母親」であることがアピールポイントになる。

スーツ姿の枝野は、演説の締めで真剣な表情を崩さず、「令和デモクラシー」の実現、民主主義のアップデートを訴えたが、足を止める人は少ない。

枝野の主張も戦略も、彼らの立ち位置から考えれば、ほとんど正しい。保守的かつ男性中心の自民党に対して、女性やLGBT運動を牽引する当事者をぶつけ、多様性を訴える。だが、私には、彼らはトランプに屈したアメリカのリベラルが犯した失敗を踏襲しているように見えた。エリート層やリベラル派に受けのいい言葉を並べているだけで、幅広い層に突き刺さる言葉を喪失しているからだ。

1756チバQ:2019/07/20(土) 01:01:12
<「私たち」と遠いリベラル>

安倍晋三政権は発足以来、今も40%台後半の高支持率を維持している。だが、NHKの世論調査によると、支持理由は「他の内閣より良さそうだから」が圧倒的なトップであり、その支持は消極的なものであることが分かる。枝野の「正しい」主張はそんな消極的な支持層を振り向かせることに失敗している。

<どこにも属せなかった「こぼれ落ちた人」の代表>
米コロンビア大学の政治学者、マーク・リラがトランプ大統領誕生後に執筆した『リベラル再生宣言』(邦訳・早川書房)の中で、こんなことを書いている。

「リベラルの政治は『私たち』という感覚がなければ成り立たない。私たちは皆、同様に市民であり、お互いに助け合って生きているという感覚だ」

リラは、リンカーン元大統領が喝破した「民衆の感情はすべてである」という政治の鉄則を右派はよく理解しているのに、どうしてリベラルは無頓着なのかと問う。多数派の感情を理解しようとせず、「私たち」という感覚から程遠いリベラル派像は日本でもそう変わらない。枝野的な理念先行の「令和デモクラシー」はその典型である。

立憲側は、社会的に困難を抱えた「当事者」に寄り添っているという認識なのだろうが、彼らの支持者以外からはどう見えるか。リベラルエリートが選んだタレント候補が、「母親」という当事者性をもって、「私たち」の代表然と振る舞う。違和感は拭い切れない。

左派ポピュリズムは、お金を持っている既得権益、エリート層の代弁者になっているリベラル層への不満の表れとして理解するのが適切だろう。山本は「持たざる私たち」「将来に不安を抱えている私たち」という枠組みを新たに政治に持ち込もうとしている。彼らには既成政党が捉え切れていない、どこにも属せない「こぼれ落ちた人」の代表という意味が付与される。

各社の世論調査を総合すると、SNSでの盛り上がりに反して「れいわ」は1議席の確保がやっと視野に入ってきたところだが、その意味合いは決して小さいものではない。

一度火が付いた左派ポピュリズムの動きは当分、消えそうもない。山本は落選しても、次の衆院選への立候補という道が残る。当落のいかんにかかわらず今後も旗印であり、「台風の目」ではあり続けるだろう。

<本誌2019年7月23日号掲載>

石戸諭(ノンフィクションライター)

1757チバQ:2019/07/20(土) 01:03:27
https://www.sankei.com/premium/news/190719/prm1907190007-n1.html
【政界徒然草】80歳の自民・二階幹事長、参院選応援で総移動距離9000キロ超
2019.7.19 07:00プレミアム

参院選の応援で岩手県に入り、街頭でマイクを握る自民党の二階俊博幹事長=7月17日、岩手県一関市(大島悠亮撮影)
参院選の応援で岩手県に入り、街頭でマイクを握る自民党の二階俊博幹事長=7月17日、岩手県一関市(大島悠亮撮影)
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 21日投開票の参院選で、自民党の二階俊博幹事長が精力的に全国を回る姿が目立っている。80歳という年齢を感じさせない働きぶりで、公示日の4日から17日までの総移動距離は9000キロを超えた。17日には、かつて仕えた国民民主党の小沢一郎総合選対本部長相談役の地元・岩手にも入っている。選挙結果は自身の幹事長続投の行方も左右するだけに、激戦区での応援にも熱が入る。

 二階氏は、選挙戦初日の4日に山形に入ったのを皮切りに、宮城(5日)▽山梨(6日)▽大分(7日)▽広島(8日)▽兵庫(11日)▽北海道(13、14両日)▽福岡(16日)▽岩手(17日)-と立て続けに訪問。各地で自民候補の演説会に駆けつけたり、支持団体の事務所で頭を下げたりして、票固めを進めた。

 公表されている訪問先を単純に積み上げただけでも、総移動距離は東京-ロンドン(約9500キロ)とほぼ同じ約9400キロに上る。投開票の前日まで分刻みで全国を回る予定もあり、移動距離はさらに伸びそうだ。

 二階氏は党の情勢調査などを踏まえ、激戦区を中心に訪問先を選んでいる。公示日に訪れた山形(改選数1)もそうだ。

 「選挙も政治も一人の力ではできない。多くの皆さんの力で初めてなし得る。その言葉の重要性を痛切に感じる」

 二階氏は山形市内で開かれた演説会で切々とこう訴え、苦戦している自民候補への支持を訴えた。


 農業県の山形では、国政選挙のたびに自民候補が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に対する農家の反発に苦しめられてきた。TPPが昨年末に発効したことも踏まえ、党は「今回ここで苦戦すれば、他の農業県にも影響が出る」(二階氏周辺)と判断。山形を「象徴区」に位置づけたうえで二階氏を含む党幹部を集中的に投入してきた。

 自民は前回の平成28年参院選で、東北6県の1人区のうち、山形を含む5県で敗れている。二の舞を避けたいのが党幹部の共通した本音だ。二階氏が選挙戦の地方遊説を山形から始めたのも、農業票の自民党回帰をさらに促す狙いがあった。

 17日には、二階派(志帥会)の現職が出馬した岩手(改選数1)にも入った。

 岩手は「小沢王国」と呼ばれるほど小沢氏が強固な地盤を持っている。今回も小沢氏が共産党の志位和夫委員長らとタッグを組み、野党統一候補の擁立を主導した。

 二階氏は、かつて新生党や新進党で側近として小沢氏と行動をともにしてきた。それだけに、当初は「応援に入ればマスコミが『小沢対二階の師弟対決』と書き立て、相手を下手に刺激しかねない」(党幹部)として、岩手は素通りする予定だった。

 しかし、党で終盤情勢を分析した結果、自民候補が激しく競り合っている実態が明らかになり、二階氏は方針を転換。さらに、これまでの地方遊説は「ハコ」と呼ばれる屋内の集会を中心としていたが、岩手では街頭に立つ決断をし、直接有権者に支持を訴えた。

 「選挙はあの人の生きがいなんだろうな」

 活発に動き回る二階氏に側近議員は舌を巻く。

 二階氏は28年の幹事長就任以来、29年衆院選や接戦だった新潟山梨両県知事選を勝利に導いた。「選挙に強い」というイメージが求心力にもつながり、安倍晋三首相(党総裁)は29、30両年の党役員人事で二階氏を続投させた。

 二階氏の念頭には、今回も結果を残すことで、選挙後に予想される党役員人事での幹事長続投を確実にしたいとの思いがあるはずだ。党内には、二階氏の健康不安説をもとに交代を求める声もあるだけに、全国を駆ける元気な姿を見せることで、健康への懸念を一蹴する狙いもある。「通信簿」となる参院選の働きぶりを、安倍首相はどのように判断するだろうか。

(政治部 大島悠亮)

1758チバQ:2019/07/20(土) 01:04:31
https://www.sanspo.com/geino/news/20190719/pol19071905010001-n1.html
2019.7.19 05:01

音喜多氏「電子戦」に手応え 残り3議席!?激戦の東京選挙区
 選挙戦終盤の18日、東京選挙区(改選数6)では自民、公明、共産が議席を固める一方、残る3議席を巡る激しい戦いが繰り広げられた。

 立憲民主党の塩村文夏氏(41)がJR新宿駅東南口で行った街頭演説会には、比例代表候補者、元モーニング娘。の市井紗耶香氏(35)が応援に駆け付けた。

 今選挙戦で2人がそろってマイクを握るのは15日以来、2度目。塩村氏は「2人だとメディアが来て、聴衆も足を止めてくれる」と話す。陣営最高幹部も「市井氏の出馬効果は高い」と、最終盤の追い込みに期待を寄せた。

 一方、塩村氏とかつて都議会で同じ会派に所属し、選挙戦では終盤、激しく競り合っている日本維新の会の音喜多駿氏(35)は、自らの位置を公開するスマートフォンのGPSアプリ「Zenly」をフル活用。登録するとリアルタイムで位置が分かる。今やツイッターなどのSNS活用は当たり前だが、“丸裸”は唯一とみられる。

 登録者は1000人を超えたといい、音喜多氏は「いい感じ」と手応えを口にした。塩村陣営の「空中戦」に「電子戦」で対抗している。

1759チバQ:2019/07/20(土) 01:05:45
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190719_71015.html
<参院選東北>比例候補、名前売り込みに奔走

拡大写真
 21日に投開票が迫った参院選で、比例代表に立候補している東北ゆかりの候補者が各地で支持拡大に奔走している。福祉や安全保障、経済、震災復興など得意分野の政策課題を訴えながら、自身の名前の売り込みに懸命だ。
 「幼児教育無償化で浮いたお金が消費に回れば、経済の好循環を生み出せる」。自民党現職和田政宗氏(44)は11日、仙台市青葉区の繁華街で訴えた。
 隣に並んだのは関係が深いとされる菅義偉官房長官。改選数が2だった宮城選挙区で2013年、和田氏が旧みんなの党公認で議席を得たことを踏まえ「野党ではできなかった政策が与党だと実現できる。ぜひ支えてほしい」とアピールした。
 外務副大臣の自民現職佐藤正久氏(58)=福島市出身=は3選を目指す。「ヒゲの隊長」として知名度は高く、13年は全国10位の32万票を獲得。全国の自衛隊駐屯地前などで防衛問題や憲法改正を訴える。
 17日はJR福島駅前で街頭演説。元徴用工や従軍慰安婦問題での韓国側の対応を批判し「自民が負けたら、日本は韓国に強く臨めなくなる」と力を込めた。
 再選を期す公明党現職若松謙維氏(63)=福島県石川町出身=は北海道・東北ブロックの重点候補。18日には山口那津男代表と青葉区で街頭に立った。復興副大臣の経験を踏まえ「復興庁の後継組織が必要だ。勝たせてください」と絶叫した。
 国民民主党を5月に離党して立憲民主党にくら替えした新人中村起子氏(54)=盛岡市出身=は9日、JR盛岡駅前で福山哲郎幹事長と街頭演説。「年金制度の改悪を阻止しなければ若い人は将来に希望を持てない。皆さんの声を代弁させてほしい」と呼び掛けた。
 共産党新人の舩山由美氏(51)=宮城県丸森町出身=は、宮城選挙区(改選数1)の野党候補一本化に伴い比例に回った。泉区で14日に開いた個人演説会では憲法改正や消費税増税を批判。「比例で着実に票を上積みし、安倍政権の暴走を止めよう」と支持を呼び掛けた。
 共産新人の藤本友里氏(40)=大館市出身=は地元の秋田に加え山形や岩手、青森など東北各県で活動を展開。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入反対などを軸に支持を訴える。
 理学療法士の経験を生かし、医療団体に浸透を図りながら再選を期すのは日本維新の会現職山口和之氏(63)=福島市出身=。序盤に郡山市で行った街頭活動では「一人も取り残さない健康、医療、介護社会を実現する」と力説した。


関連ページ:広域政治・行政19参院選
2019年07月19日金曜日

1760チバQ:2019/07/20(土) 01:08:03
愛知
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/aic/CK2019071702000265.html
自民、国民、公明、立民が先行 終盤情勢調査
2019年7月17日


写真
 中日新聞社が実施した参院選の終盤情勢調査によると、愛知選挙区(改選数四)では、自民党現職の酒井庸行さんが支持を固めて盤石で、国民民主党現職の大塚耕平さんも安定。公明党新人の安江伸夫さんと立憲民主党新人の田島麻衣子さんも有利に戦いを進めている。共産党新人の須山初美さんと、減税日本との統一候補として戦う日本維新の会新人の岬麻紀さんは懸命に追い上げを図っている。四割超が態度を明確にしておらず、情勢は変わる可能性がある。

 酒井さんは二十代と五十代以上を中心に幅広い世代に浸透。自民支持層の五割強を固め、支持なし層からも一定の支持を得ている。支持する人の六割が男性で、女性の支持は伸び悩む。

 大塚さんは国民支持層の七割近くを固め、支持なし層や立民支持層などからも広く支持を集める。年代別では三十代や四十代からの支持が多いが、学生など若年層への浸透が課題だ。

 安江さんは公明支持層の八割超を固め、自民支持層にも食い込むが、若年層への広がりに欠く。田島さんも立民支持層の五割超を固めたが、支持なし層への浸透が課題。年代別では四十代以上から支持を集めている。

 須山さんは女性からの支持が多く、共産支持層の八割超に浸透。二十代から多く支持を得ている。岬さんは維新支持層の六割超を固めた。男性からの支持が多い。社民党新人の平山良平さんは厳しい戦い。

◆自民、優位な戦い 比例代表
写真
 比例代表の投票先でも自民が27・1%で優位に選挙戦を進めている。立民が10・9%で続き、国民7・0%、共産5・7%で野党は支持が分散した。公明は6・1%、維新は3・5%だった。

 自民は幅広い世代に浸透し、二十代と三十代、七十歳以上で支持を広げている。三十代と四十代では、立民の支持が薄い一方、国民は比較的浸透している。立民、共産は二十代でそれぞれ一割強の支持を集めた。

 政党支持率は自民27・2%、立民8・5%、公明4・8%、国民3・6%、共産3・3%、維新1・5%の順。自民は党を支持する人のうち七割強、立民と国民は八割以上、共産と公明は九割以上をそれぞれ固めた。「支持政党なし」と回答した人の中でも投票先に自民を選んだ人が最も多く、国民、立民、共産の順で続いた。

 (参院選取材班)

 <調査の方法> 愛知県の有権者を対象に十四、十五両日、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)追跡法で実施。対象者にかかった千五百十七件のうち、千二百四十人から有効回答を得た。回答率は81・7%。性別や年代構成を反映させて集計した。調査結果の文中の数値は小数点以下を四捨五入したため、合計が100%にならない場合もある。

1761チバQ:2019/07/20(土) 01:08:30
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/nag/CK2019071802000283.html
<主な候補 終盤情勢>羽田雄一郎さん
2019年7月18日


 「私たちの代表として、羽田さんに国会に戻ってもらおう」。十日、上田市で開かれた国民民主党現職の羽田雄一郎さん(51)の個人演説会で、五百人近い支援者らを前に、共産党の高村京子県議が呼び掛けた。

 共産は立憲民主、社民党とともに、野党統一候補として羽田さんを支持する。三年前の参院選長野選挙区に立候補した民進党(当時)新人の杉尾秀哉さん(61)を推薦した際、共産の国会議員や県議らは杉尾さんと一緒に街頭演説をしたが、個人演説会の壇上には立たなかった。羽田さんの地盤の衆院長野3区内では街頭演説もなるべく避けた。

 三年前になかった個人演説会などで応援演説する高村県議だが、「地元選出県議」と自己紹介するなど共産色を抑えている。「安倍晋三政権を倒すため必要な配慮はする」と説明する。

 背景にあるのは、羽田さんの後援会「千曲会」や連合長野に根強い共産アレルギー。衆院議員だった羽田さんの祖父武嗣郎さん(故人)の時代から支える千曲会幹部の一人は「支援者の多くが穏健な保守。共産との連携に違和感はある」と漏らす。

 野党連携は、長野選挙区の改選数が二から一に減った前回選で奏功し、杉尾さんの初当選につながった。衆院選でも統一候補を立てる協議を進めていたが、翌二〇一七年の衆院選では民進が希望の党(当時)に合流。衆院2〜5区では、希望候補と共産、社民系候補が対立する構図となり、特に4、5区では自民候補が当選する一因となった。

 羽田さんは今年一月、松本市であった共産、社民、市民団体との会合で「衆院選では多くの県民に失望感を与えてしまった。真摯(しんし)に受け止め、反省する」と述べた。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」を脱会し、靖国参拝を疑問視するリベラル層に配慮を見せた。

 共産県委員会の鮎沢聡委員長は「(衆院選の)逆流を乗り越え、前回選より強い野党共闘となった」と強調するが、連合長野の幹部らが一緒に壇上に上がることはない。

 中山千弘会長は「野党は今、反自民の受け皿になりきれていない」と認め、羽田さんの勝利を最優先に「共産と一緒に活動はしない。共産が応援するのは構わない」との立場だ。

 羽田さんは本紙の調査で共産や社民支持層の票も固めつつある。総合選対幹事長で国民県連副代表の倉田竜彦さん(74)は「安倍政権下での改憲反対など政策で一致した。決して野合ではない」と強調する。三年前の前回選比例代表などで県内で十万票以上を獲得した共産など、幅広い政権批判票を取り込んで票の上積みを狙っている。

 (渡辺陽太郎)

1762チバQ:2019/07/20(土) 01:08:51
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/nag/CK2019071902000279.html
<主な候補 終盤情勢>小松裕さん
2019年7月19日


 「完全に相手の肩をつかんだ。ぐいっと引いて、前に出なければいけない」。参院選の投開票日が四日後に迫った十七日。自民党新人の小松裕さん(57)は上田市のJR上田駅前で、真っ赤に日焼けした額に青筋を立てて力を込めた。

 傍らには、全国の応援演説で引っ張りだこの小泉進次郎衆院議員。小泉さんは四百人以上集まった聴衆に「ひょっとしたら、ひょっとする」と勝利をほのめかし、最後まで小松さんを支持するよう呼び掛けた。

 上田市は、事実上の一騎打ちとなっている相手候補、国民民主党現職の羽田雄一郎さん(51)のお膝元。同市など東信地域を中心とする衆院3区に限れば、過去の参院選で、羽田さんと戦った自民候補が最低でも二万票、最高で八万票の差をつけられてきた。

 小松陣営はこの因縁の地をどう攻略するかが勝敗を左右するとみて、組織戦を繰り広げてきた。

 八日には上田市に菅義偉(よしひで)官房長官も応援に入ったが、実動部隊は四月の統一地方選で一人から八人に大幅に増えた周辺地域の自民党県議たち。それぞれの後援会などに働き掛け、各地で開く集会の周知や準備、動員に励んだ。

 ある県議は「支援者には羽田さんを応援してきた人もいる。小松さんに肩入れすることへのお叱りもあったが、とにかく全力を尽くした」と説明。差を縮めている手応えを口にした。

 本紙が十四、十五日に長野選挙区の有権者を対象に行った終盤の情勢調査では、三割近くが態度を決めていないものの「羽田さん先行」の結果が出ている。

 最終盤に向けてどう追い上げるのか。陣営関係者は「手の届く範囲への運動は済んだ。残るは支持なし層の取り込みだ」と語る。

 目を向けるのが、小松さんが衆院議員時代に地盤とした長野市を含む北信地域の衆院1区だ。次期衆院選の公認候補予定者や県議らが支持拡大に奔走する。公示直前には党四役の一人が同市内の有力企業などのあいさつ回りをし、公示後は同じ派閥の茂木敏充経済再生担当相が二回入り、演説会をもり立てた。

 個人演説会場では、参加者に期日前投票に行くよう求め、特に自民党を支持する傾向が強いとされる若者への働き掛けも要請。東信地域で苦戦しても、小松さんが北信地域で盛り返す青写真を描く。

 小松さんも十八日朝、長野市中心部で行き交う人たちに握手を求め、企業の朝礼にも参加。市内四カ所で個人演説会などもこなした。「長野市はもともと政治活動をしていた場所。最後までできることをやり、大逆転を目指す」と強調した。

 (我那覇圭)

1763チバQ:2019/07/20(土) 01:09:23
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/siz/CK2019071902000293.html
党の大物続々 後押し合戦
2019年7月19日


写真
 二十一日に投開票される参院選は舌戦も最終盤に入った。静岡選挙区(改選数二)に立候補している四党の候補のもとに十七日夜から十八日にかけ、党の大物らが、最後のてこ入れ、後押しとばかりに駆け付けた。

 共産新人の鈴木千佳さん(48)陣営には小池晃書記局長が訪れた。自身も比例代表の候補である小池書記局長はJR浜松駅前で「(比例代表で現有)五議席にまだ届いていない。共産党の訴えが広がっていけば必ず七議席へ躍進できる。力を貸してほしい」と支持を呼び掛けた。

 立憲民主新人の徳川家広さん(54)のもとには、公示後だけで三度目の来県となる蓮舫副代表。各紙の世論調査では現職二人にリードを許しているとされ、静岡市葵区では「権力と戦い、間違った政治を正すのが国会議員の最たる役割。私たちに力を頂くためにも徳川さんを選んでほしい」と求めた。

 国民民主現職の榛葉賀津也さん(52)は富士市内で演説し「いま当落線上ぎりぎり。皆さんの力が必要」と厳しい戦いを強調。応援に駆けつけた平野博文幹事長も「皆さんの力を借りないといけない情勢になっている。何としても榛葉さんを参議院に送り出してほしい」と訴えた。

 自民現職の牧野京夫さん(60)も富士宮市内で「報道とは違って現実は非常に厳しい。肌で感じている」と語った。三島市で十七日夜あった演説会には所属する「平成研究会」の最高顧問、額賀福志郎元財務相が訪れた。震災の復興に触れ「そういうことも、国土交通副大臣を二回も務めた牧野さんがきちっとやってくれる」と語った。静岡選挙区には、諸派新人の畑山浩一さん(49)も立候補している。

(参院選取材班)


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