したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第25回参議院議員選挙(2019年)

1673チバQ:2019/07/17(水) 10:16:35
https://www.sankei.com/politics/news/190717/plt1907170005-n1.html
【政治デスクノート】なぜ自民党は東北で弱いのか 離党大物議員の呪縛と戊辰戦争の禍根
2019.7.17 01:00参院選2019特集与党
Twitter
反応
Facebook
文字サイズ
印刷
参院選の全国遊説を福島から始めた安倍晋三首相(右から2人目)。演説前には地場産の桃を試食し、東北へ配慮する姿勢をアピールした=7月4日、福島市飯坂町(川口良介撮影)
参院選の全国遊説を福島から始めた安倍晋三首相(右から2人目)。演説前には地場産の桃を試食し、東北へ配慮する姿勢をアピールした=7月4日、福島市飯坂町(川口良介撮影)
 参院選(21日投開票)は自民党の堅調ぶりが目立っているが、相も変わらず苦戦しているのが東北の6選挙区(いずれも改選数1)だ。前回の28年参院選でも1勝5敗と大きく負け越したが、今回も似た傾向が出ている。なぜ東北の自民は弱いのか。関係者に取材すると、平成5年の旧細川護煕政権に加担した自民離党組の抜け穴と、150年近く前の明治維新で負った「東北の傷」という、構造的な2つの理由が浮かび上がる。

離党組の抜けた穴、四半世紀後も埋まらず

 東北の自民が弱い理由としてよく取り上げられるのが、安倍晋三首相(党総裁)の経済政策「アベノミクス」の果実が届いていないことや、輸入農産品の関税引き下げが課題となる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の悪影響だ。しかし、九州や山陰なども東北と似た状況があるが、今回の参院選で、大半の自民候補は野党統一候補を引き離す強さをみせている。

 東北の自民には、もっと構造的な問題が潜んでいるのではないだろうか。

 東北の自民党組織の病巣といわれるのが、かつて自民を離党し、非自民勢力が結集した細川政権に加わった大物議員が異様に多いことだ。現在国民民主党に加わった岩手の小沢一郎氏を筆頭に、福島の渡部恒三元厚相▽山形の鹿野道彦元農林水産相▽福島の増子輝彦参院議員▽青森の田名部匡省元農林水産相-など重鎮が名を連ねる。

 小沢氏らは、6年に細川政権が崩壊した後も、新進党や民主党の結党に加わり、大半が自民党に戻らなかった。大胆な行動を可能にしたのは、どの立場でも当選を可能にするような強力な後援会組織と地方議員のネットワークを持っていたからで、配下の地方議員らも行動をともにするケースが多かった。

 「東北で一昔前に自民を去った議員は、先代から厚い地盤を持つような影響力の強い政治家が多かった。政界引退後も地元で強い指導力を残すパターンが目立ち、一緒に離党した県議の大半は、いまだに自民に戻っていない。県議らにとって『保守』や『革新』という永田町の分類は、地元で圧倒的に強いボスの前では関係なくなる」

 東北のある閣僚経験者は、自身の衆院選で自民離党組に苦しめられた経験を踏まえながらこう語る。小沢氏の岩手が最も顕著な例だが、山形や福島でも、四半世紀前の保守分裂劇の後遺症が消えていない。

 地方の自民の国会議員は、隅々まで張りめぐらせた「個人後援会」「地方議員」「支持団体」という3つの組織の基礎票をきっちり固める戦術をとるケースが多い。しかし東北では、離党組が3組織の固定票の一部をもぎ取ったままで、残された自民党組織は依然として患部を穴埋めできない状態が続いているのだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板