したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第25回参議院議員選挙(2019年)

1752チバQ:2019/07/20(土) 00:55:12
もちろん、山本太郎自身も「テレビに映らない」ことは重々承知している。山本は筆者の度重なる質問に、何度もこう答えた。

山本『おそらく、今日来ているカメラは開票特番の時に流す映像を撮りに来ているんでしょう。テレビに映ることは、全く期待していません。地道にどぶ板で広めるしかないですね』

テレビは現場に取材に来ても報じない。しかし、街頭演説会場は盛り上がる。演説終了後に行なわれる候補者たちと支援者との「記念撮影会」も毎回長蛇の列だ。

山本『どんどん撮って、広めて下さい。みなさんの力、貸してください』

山本をはじめ、れいわ新選組のスタッフたちは、必死に呼びかけを続けている。

ネット選挙は現実を動かせるか
テレビには映らないが、れいわ新選組のネット上での人気、演説会場での盛り上がりは尋常ではない。7月7日、新橋駅で行なわれたれいわ新選組の演説会終了後、寄付をしたばかりの男性に話を聞くと、こんな答えが返ってきた。

「ネットで見た動画に共感して演説会に来てみました。実際に現場で聞いてみて、『僕らが支えなきゃ、政治は僕らのものなんだ』って初めて思えました。政治関係の寄付をするのは初めてです。ボランティアの登録もしました。僕らが広げなきゃ」

公示直後の演説会場では、常連メンバーによる声掛けが目立った。しかし、日を重ねるごとに人数は増え、新しいメンバーが続々と熱狂の渦に加わっている。こうした現場にいると、「大躍進をするのではないか」と錯覚してもおかしくない。実際に、支援者たちの間ではそんな空気も見え隠れする。

テレビに映らない「れいわ新選組」は、リアルを動かせるか?(畠山理仁)|参院選2019
ネット選挙は現実を動かせるか
しかし、山本は危機感を隠さない。

山本『本当に多くの方に足を運んでいただいた実感はあります。ただ、この熱が直接票につながるかというと、過信はしていません。今後、このエネルギーを、お一人お一人がどれくらい広げてくださるかというところでしか、答えは導き出せないと思っています』

7月12日、れいわ新選組は品川駅港南口に候補者10人が勢揃いする街頭演説会「れいわ祭り」を行なった。司会は女優の木内みどり。ゲストとして、ロックバンド「LUNA SEA」のギタリスト・SUGIZOや、作家の島田雅彦、脳科学者の茂木健一郎も登壇した。

スタート時間の17時には500人程度だった聴衆は、クライマックスを迎える20時には約3倍に増えていた。

畠山「これまでの取材に比べて、カメラの数も相当増えたようですが」

演説会終了後、囲み取材に答える山本に、そう声をかけてみた。

山本『そうなんですよ!「ずいぶん乗り遅れた人たちがいたんだな」っていう話だと思うんですね(笑)』

テレビカメラを目の前にしての強烈な皮肉。れいわの動きを当初から報じてきたネットメディアやスポーツ紙の記者からは笑いが漏れた。笑いを取りに来るのはいつものことだが、その後には真面目なメッセージも入れてくるのが山本のやり方だ。

山本『すみません、ありがとうございます(笑)。この映像に関しては、おそらく、開票速報まで流さないんだろうな。その時の素材取りなのかなーと思いながらやっています。でも、これがもうちょっと数字が前に出てくれば、(選挙期間中に)流すチャンスが出てくる。流さざるをえないだろうと思っています』

改めてテレビカメラを見据えると、山本はこうも言った。

山本『なので、(会社の)中で戦って下さい。みんな戦ってます。(テレビ局の)局内でも戦ってほしい。もう十分戦ってらっしゃるから、たぶん(この場に)来てるのかもしれませんけれど、一緒にやっていきましょうということです』

選挙期間中、日本のテレビは「開票速報特番」の宣伝は頻繁にする。しかし、投票の判断材料となる選挙期間中の報道は、それほど多くない。各候補の主張を「投票が終わった後」の特番でしか報じない「タイムマシン報道」で本当にいいのだろうか?

テレビ抜きのネット選挙が、どれほど現実に影響を与えられるのか──。山本太郎とれいわ新選組の戦いは、その試金石になるだろう。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板