ちなみに、マクロンの愛称は「マクロン征服王」。ノルマンディー公ギヨーム2世が、ヘイスティングスの戦いに勝利してイングランドを征服したノルマン・コンクェスト(Norman Conquest :1066年)。彼はイングランド王ウィリアム1世となりノルマン王朝を開き、ウィリアム征服王(William the Conqueror)の異名で呼ばれました。マクロンが「征服王」と呼ばれるのは、同じ北部ピカデリー出身で、フランス全土を制覇しかねない勢いからのようです(フフ)。
このほかの大統領選の主な候補者は、右派・共和党のフランソワ・フィヨン(Francois Fillon)元首相、極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首、中道のエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)前経済相。マクロン氏については、社会党が左傾化を強めていることが有利に働くとの見方がある。