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欧州情勢・西洋事情

1641チバQ:2016/12/05(月) 18:39:25
http://mainichi.jp/articles/20161202/k00/00m/030/079000c
「南北格差拡大」憲法改正案に懸念 ナポリ市長

毎日新聞2016年12月1日 20時33分(最終更新 12月1日 23時25分)

 レンツィ伊首相(41)の進める国会・行政改革案を巡る4日の憲法改正国民投票を控え、反対を表明している南部ナポリのルイジ・デマジストリス市長(49)が毎日新聞のインタビューに応じた。改憲案について「首相に大きな権限が与えられ、権力均衡が崩れる」と問題点を指摘。また、想定されている中央集権化によって「イタリアの(地域間)分断が起きる」と述べ、南北格差の拡大に懸念を表明した。【ナポリで福島良典】


 国民投票にかけられる改革案の柱は(1)上院の定数削減と権限縮小(2)地方から国への権限移行による中央集権化--の2点。レンツィ氏は国会と行政のスリム化による経済活性化を旗印に掲げている。


 だが、改編される新上院(定数100)が市町村長・州議員の代表らで構成される点について、デマジストリス氏は「1日16時間も働いている市長が法案審議のためにローマに行くことができるのか」と疑問を呈した。

 また、地方から国への権限移行について「中央政府の権限は国防、保健、司法などに限定し、他の分野は地方自治体に任せるべきだ」と主張した。

 イタリアには「豊かな北部」と「貧しい南部」の格差があり、世論調査によると、反対派は南部で多い。理由に関しデマジストリス氏は「レンツィ政権は南部のための労働・社会政策や、不平等是正のための努力をしてこなかった」と見る。

 改革案に沿って中央集権化が実行されれば「豊かな州が自治を強める一方、貧しい州は(中央政府の)保護監督下に置かれ、イタリアが(南北間でより)分断される」と警鐘を鳴らした。

ルイジ・デマジストリス氏

 1967年、ナポリ生まれ。ナポリ大法学部卒。検察官から欧州連合(EU)の欧州議会議員を経て2011年ナポリ市長に当選。今年6月に再選された。


ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161202/k00/00m/030/079000c#csidxf569578075f8e03bf76ced637f8eb2a
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