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欧州情勢・西洋事情

1676チバQ:2016/12/15(木) 22:00:06
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161216k0000m030085000c.html
<イタリア>「五つ星」首相候補 「第2ユーロ構想」
21:22毎日新聞

<イタリア>「五つ星」首相候補 「第2ユーロ構想」
毎日新聞のインタビューに答えるイタリアの新興政治団体「五つ星運動」のルイジ・ディマイオ下院副議長=ローマで2016年12月14日、福島良典撮影
(毎日新聞)
 【ローマ福島良典】イタリアの新興政治団体「五つ星運動」のルイジ・ディマイオ下院副議長(30)が14日、毎日新聞のインタビューに応じた。「五つ星」による政権獲得の可能性を視野に、欧州単一通貨ユーロの是非を問う国民投票を実施したいと述べ、代替通貨「第2ユーロ」を導入する構想を提示した。「五つ星」は既成政党批判を展開して支持を広げ、憲法改正を巡る4日の国民投票で反対派をけん引した。ディマイオ氏は「五つ星」の首相候補の筆頭と目されている。

 上院の規模・権限縮小と中央集権化を柱とする憲法改正案が国民投票で否決された結果について、ディマイオ氏は「支配階級への反対票だ」「『自分たちに決定権をよこせ』と市民が声を上げた」と説明した。米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利(11月)や欧州連合(EU)離脱を選んだ英国民投票(6月)と同様、「メディアと組んだ主流派(政治家)の終わりを告げた」と分析した。

 ◇単一通貨是非問う

 フランスやドイツで選挙が相次ぐ2017年に「欧州は様変わりする」と予言し、「単一通貨(ユーロ)や財政緊縮策の持続可能性について議論が始まる」との見通しを示した。その上で、「ユーロ導入時に市民の代わりに決定を下した者たちの過ちを繰り返してはならない」「国民に議論の機会を提供する国民投票を実施したい」と述べた。

 ユーロ圏残留か離脱かの選択は「市民に委ねたい」としながらも、「離脱を議論するなら代替戦略も議論することになる」と指摘。イタリアやギリシャなど南欧諸国への「第2ユーロ」の導入や、旧通貨リラの復活を代替の選択肢として挙げた。だが、英国のようにEUから離脱する考えは「ない」と言明。「EUを失業や貧困、教育などを話し合う『人々の連合』にしなければいけない」として「内部からの変革」を進める意向を強調した。また、総選挙の早期実施を求め、政権獲得時には(1)貧困削減(2)腐敗撲滅(3)中小企業支援--に取り組む方針を明らかにした。

 「五つ星」は現在、下院第2党、上院第3党。最新の支持率世論調査では「五つ星」▽中道左派与党の民主党▽中道右派勢力--の3陣営が3割前後で並ぶ。現行の選挙法では「五つ星」が下院第1党になる可能性があるため、民主党などは次回総選挙の前に選挙法を改正したい考えだ。


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