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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

4180チバQ:2013/01/29(火) 20:39:35
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130129/mca1301291741025-n1.htm
【25年度政府予算案】地方空港整備に253億円 那覇に第2滑走路2013.1.29 17:40
 地方空港の整備費として平成24年度当初予算比で36・8%増となる253億円を計上した。発着回数が年々増えている那覇空港に第2滑走路を整備する新規事業費137億円が認められたためで、2年連続の増加。

 このほか各地の空港で、老朽化した滑走路や航空保安施設の改良を進める。福岡空港では、誘導路を増設する費用など空港機能の高度化事業に46億円を盛り込んだ。

 羽田空港の整備費は1096億円。成田空港は、格安航空会社(LCC)専用ターミナルの整備などに54億円を計上した。新関西国際空港会社を支援する補給金に40億円を計上。関西空港と大阪(伊丹)空港の経営統合効果などを考慮し、前年度比29億円減となった。

4181チバQ:2013/01/29(火) 20:45:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130128-OYT8T01558.htm
三沢空港に札幌定期便

 北海道内で地方路線を運航する航空会社「北海道エアシステム」(HAC)は、7月から三沢―丘珠(おかだま)(札幌市)間に定期便を就航する方針を決めた。同社の田村千裕社長が28日、三沢市役所の種市一正市長を訪問し、伝えた。

 田村社長は「昨年11、12月に実施したチャーター便や周辺企業などのヒアリングで、この路線に一定の需要があると判断した。ビジネスだけでなく、観光の需要も思っていた以上にあった」と説明。種市市長は「県南や岩手県にとって待望の路線で、ありがたい。市も環境整備に努めたい」と述べた。

 HACによると、具体的な運航プランは、米軍などとの調整を経てから決めることになるが、機体は36人乗りで、昨年7月に策定した事業計画では1日1往復となっている。

 三沢空港では、2007年に日本航空の札幌線(新千歳)が運休し、北海道への定期便が途絶えていた。

 3月末からは日本航空の三沢―大阪(伊丹)線が2年5か月ぶりに再開することも発表されており、現在は東京(羽田)便のみとなっている三沢空港は、一気に利便性が増す。

 種市市長は「向こうから来る企業などもあるので、観光も含めて対応を十分に協議し、受け入れ態勢を考えたい」と話していた。

(2013年1月29日 読売新聞)

4182チバQ:2013/02/02(土) 00:51:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130201-00000035-san-l40
福岡空港“容量オーバー”発着15万回超 24年過去最高、滑走路増設課題に
産経新聞 2月1日(金)7時55分配信

 福岡空港の平成24年の航空機の発着回数が過去最高の15万5968回(速報値)に達したことが31日、国土交通省福岡空港事務所への取材で分かった。格安航空会社(LCC)の就航が相次いでいるため。滑走路1本の福岡空港で発着を円滑に処理できるのは年間14万5千回までとされており、その上限を初めて超えた。

 ■朝夕の遅延常態化

 福岡空港では10年後をめどに2本目の滑走路を新設し、上限を18万3千回まで増やすことが決まっている。だが既に朝夕の発着ラッシュ時の遅延が常態化しており、滑走路整備の前倒しが喫緊の課題として浮上した。

 発着回数のこれまでの最高は平成13年の14万3千回だった。福岡空港の発着回数は「LCC元年」とも呼ばれた24年に、関西空港を拠点とするLCC「ピーチ・アビエーション」が関空−福岡線を開設するなど3社が新規参入したことが大きい。福岡空港事務所は「今年も欧州直行便などの就航が見込まれており、発着回数はさらに増えそうだ」とする。

 福岡空港はJR博多駅や高速道路のインターにも近く、九州中から乗客を集められ、航空会社にとって魅力あふれる空港だ。特にLCCは、多くの乗客が確保できる路線に低価格で参入し、利益を確保するビジネスモデルだけに、福岡空港は垂涎の的となっている。

 一方、発着回数が増加した結果、福岡空港の混雑は深刻になっている。

 混雑解消のため国土交通省は5〜6年後の完成を目指し平成24年度、駐機場と滑走路を結ぶ国内線用誘導路の増設に着手した。ただ、誘導路の増設で、増える発着可能回数は4千回に過ぎない。

 抜本的な解決法は滑走路の増設となる。国は環境影響評価(アセスメント)の手続きに入っているが、地元政財界からは一刻も早い着工を求める声が上がっている。福岡県の小川洋知事も30日の県幹部との会議で「過密状況を解消するため、滑走路増設などが早期に実現するよう取り組みたい」と語っている。

4183荷主研究者:2013/02/03(日) 13:22:08
>>1939 >>2039
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201301110010.html
'13/1/11 中国新聞
JR白市駅をバリアフリー化

 広島空港(三原市)の最寄り駅である東広島市のJR白市駅が2014年度にもバリアフリー化されることが10日、分かった。同空港の東京線が新幹線、岩国錦帯橋空港(岩国市)との競争を強いられる中、広島県は定時性の高い山陽線経由のアクセス強化が必要と判断。駅舎にエレベーターなどを新設するため、県と東広島市はJR西日本への補助金を13年度当初予算案に盛り込む方針でいる。

 白市駅は、広島駅方面に向かう下り線ホームと改札口が線路をまたぐ陸橋で結ばれている。お年寄りや大きな荷物の空港利用者にとり、階段の上り下りは負担となる。

 関係者によると、JRが事業主体となって陸橋を新たに整備し、改札口と下り線ホームにエレベーターを設ける。今の陸橋は老朽化し、エレベーター設置は難しいと判断した。

 JRは13年度に設計、14年度に工事をする予定でいる。白市駅の1日平均乗降客数は11年度、3872人。国がバリアフリー化に補助金を出す基準「3千人以上」を上回る。事業費の負担は国とJRが各3分の1、県と東広島市が各6分の1と想定する。

 広島都市圏と空港を結ぶ公共交通は山陽自動車道を通るリムジンバスが主力。だが山陽道の事故や渋滞で運休したり遅れたりする。

 県によると、今回の年末年始に運休はなかったものの、12年のお盆期間(8月10〜15日)は上下線で計166便が運休した。運休すれば、白市駅を経由し、空港までの連絡バスを利用するのが代替ルートとなる。

 新幹線と競合する東京線(1日16往復)の利用者数は11年度まで5年連続で減少。12年12月には東京線が1日4往復する岩国錦帯橋空港も開港し、競争が激化する。こうした状況を踏まえ県などは、山陽線経由のアクセス充実の一環として、白市駅のバリアフリー化をJRなどと交渉していた。

【写真説明】改札口と下り線ホームが陸橋でつながるJR白市駅。2014年度にもエレベーターが新設される

4184チバQ:2013/02/03(日) 17:38:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130203-00000077-san-soci
B787、米の調査長期化 8カ国企業対象「分析に時間」
産経新聞 2月3日(日)7時55分配信



米ボーイング787型機の運行トラブルをめぐる動き(写真:産経新聞)
 【ワシントン=柿内公輔】米航空機大手ボーイングの最新鋭機「787型機」(B787)が機内での発火トラブルなどにより世界で運航停止となっている問題で、米運輸当局の調査が長期化の様相を呈している。発火した電池の製造などに携わる企業が世界8カ国にまたがるうえ、米議会も近く調査に乗り出すからだ。世界で運航されるB787の約半数を占める日本航空、全日空への運航面の影響が懸念される。

 B787のトラブルを調査している米運輸安全委員会(NTSB)は1日、先月7日にボストンの空港で起きた日航機発火事故の最新調査状況を公表した。調査には米海軍も加わり、日航機内に搭載されたリチウムイオン電池の発火箇所を突き止めたが、原因は分からなかった。

 米運輸当局の調査が難航しているのは、最新鋭機ならではの国際分業体制だ。B787の電池は製造した「ジーエス・ユアサコーポレーション」(京都市)のほか電池を含めた電気系統を担当した仏タレス、補助動力装置を手がけた米プラット・アンド・ホイットニーなど計8カ国の企業が生産に携わる。下請けに出している会社もあり「情報集約と分析に時間がかかる」(米航空業界関係者)という。

 また、米上院は近く公聴会を開き、発火したリチウムイオン電池のB787への搭載を認可した米連邦航空局(FAA)幹部から事情を聴く方針だ。

 これに対し、ボーイングのマクナーニ最高経営責任者(CEO)は先月30日の会見で「調査は順調」と述べ、毎月5機の生産を年内に10機に倍増する計画は変更しないことを明らかにした。

 一方、全日空はB787の運航停止に伴い、1月に国内線と国際線で計459便が欠航し、1月の売上高が約14億円減少した。2月も379便の欠航を発表。日航も2月4〜17日に国際線計14便を欠航する。欠航が長期化すれば代替機を用意できず、3月末からの新しいダイヤの大幅な見直しは避けられない状況だ。
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4185チバQ:2013/02/03(日) 17:44:00
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130203/news20130203711.html
松山空港の民営化検討 モデルケースとして課題調査
2013年02月03日(日)

【写真】民営化の検討が進む松山空港=1月18日午前、松山市南吉田町  現在は国が管理している愛媛県の松山空港の民営化に向けた検討が進んでいる。国土交通省は本年度、松山、熊本の両空港をモデルケースとして民間委託した場合の課題などを調査。愛媛県も内部で事務レベルの勉強会を開いている。国交省は関係法案の成立を前提に、2014年度から順次、国管理28空港の運営権の民間売却を進める方針で、松山空港が先行する可能性もある。
 国交省によると、松山空港の11年度旅客数は223万人で、国管理空港のうち11番目。新幹線と競合しないことなどから、収支も比較的良好だ。モデルケース調査は、県が国交省の事業に応募して採用されたもので、民間委託後の収支見通しなどを検証し今後、国が報告書をまとめる。
 民営化の検討は松山、熊本のほか仙台や広島、高松、福岡空港などでも地元自治体を中心に進んでいる。国は13年度予算案に、空港の経営改革推進費として2億円を計上。先行して民間委託する候補を1〜3空港に絞り込み、民間事業者から意見聴取するなど運営委託手法の具体的な検討に入る。

4186チバQ:2013/02/05(火) 21:43:29
http://www.asahi.com/area/saga/articles/MTW1302054200002.html
2013年2月5日
佐賀〜ソウル線開設へ意向書 6日韓国で
 古川康知事は5日、韓国の格安航空会社(LCC)ジンエアーが佐賀―ソウル・仁川間に就航する際には、何らかの補助をする考えを明らかにした。


 昨年1月から佐賀空港に乗り入れている中国のLCC春秋航空の上海便には、着陸料などを県が全額補助している。ジンエアーについて古川知事は、「ジンエアーは他の空港にも就航しており、それを基準にするのか、春秋航空との並びで考えるのか、詰めている」と話し、何らかの補助をすることを明らかにした。


 古川知事は6日にソウルを訪問し、路線開設に向けた意向書をとり交わす。就航形態や便数などは今後協議する。

4187チバQ:2013/02/05(火) 21:45:12
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130205/bsk1302050503004-n1.htm
上海−日本路線の廃止検討 春秋航空、日中対立で搭乗率悪化2013.2.5 05:00

 中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空が、上海と日本の3都市を結ぶ路線について、沖縄県・尖閣諸島をめぐる両国の対立で搭乗率が悪化し採算割れを起こしていることから、廃止を検討していることがわかった。春秋の王正華会長が4日までにブルームバーグとのインタビューで明らかにした。

 春秋は2010年に日本路線に就航。現在、上海−茨城、上海−佐賀、上海−高松の各線で計12便を運航している。

 しかし日中関係の冷え込みから搭乗率は50%足らずに低迷。日本路線以外の平均搭乗率が92%であるのに比べ不振が際立っていた。

 王会長は「日本の友人たち」から運航継続を求められていることもあり、路線打ち切りの最終的な決定はしていないと述べた。ただ日本当局の認可済みで昨年就航する予定だった上海−大阪線については、計画を凍結したことを明らかにした。

 春秋は民間航空会社としては中国最大手。国内市場で国営の大手3社としのぎを削るなか、香港や韓国などに海外拠点を設けて事業拡大に弾みをつける戦略を採ってきた。王会長は、自社の旅客輸送能力に占める日本路線の割合は現状では2%にすぎないとはいえ、今後は日本を国外最大のハブ(拠点)に育てていく計画だったと、想定外の事態に失望感をにじませた。

 王会長は「これほどまでに空席が目立つ便は春秋の歴史で初めてのことだ。政治的な不安定のあおりで厳しい時期を迎えている。いつ市場が回復するかも分からない。できるだけ早く緊張が緩和されるよう望んでいる」と語った。(ブルームバーグ Jasmine Wang)

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4188チバQ:2013/02/05(火) 21:47:01
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/121693
成田市長ら「実体験」 時間制限緩和の説明会控え 朝夜の航空機騒音
2013年02月05日 11:08
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早朝の航空機騒音の「実体験調査」に参加した芝山町の相川勝重町長(左)と成田市の小泉一成市長=4日午前6時半すぎ、芝山町小原子 成田空港の発着禁止時間を一部緩和し「やむを得ない場合」に午後11時台の発着と午前5時台の着陸を認める「弾力的運用案」に関連し、成田市や芝山町の首長と議員らによる航空機騒音の「実体験調査」が4日、空港周辺の民家近くで行われた。今週末から本格化する同案の住民説明会を前に、対象時間に近い朝と夜間の状況を確認する狙い。

 成田国際空港会社(NAA)と開催。このうち、B滑走路南端から約8キロの芝山町小原子では、午前5時59分から50分間に上空約400メートルを通過した着陸機10機の音を約60人が確認した。機械による測定も併せて行われ、約75〜81デシベルを記録。NAAと国土交通省が緩和案の対象にしている「低騒音機」が9機を占めた。


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4189チバQ:2013/02/05(火) 21:53:57
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130205ddlk12020257000c.html
成田空港:離着陸制限緩和 成田市長ら騒音体験 早朝「地下鉄車内並み」 /千葉
毎日新聞 2013年02月05日 地方版


騒音測定器(右下)を見守る相川・芝山町長(左端)と小泉・成田市長の上空を旅客機(右上)が通過した=芝山町小原子で午前6時過ぎ
拡大写真 国が成田空港の周辺自治体に提案した夜間・早朝の離着陸制限の運用緩和を巡る問題で、成田市の小泉一成市長ら周辺の首長たちが4日、航空機の進入コース直下で騒音を「実体験」した。

 提案受け入れの可否を議論する際の参考にするため、騒音地区の実態を知るのが目的。午前6時台、午後7〜8時台、午後9〜10時台の計3回、B滑走路(2500メートル)南端から約8キロの芝山町小原子と、A滑走路(4000メートル)北端から約8キロの成田市荒海で、実際に聞こえる音の大きさを確認した。

 午前6時台に同町小原子の上空約400メートルを通過して着陸した10機の騒音値は、地下鉄車内の音並みの74・7〜81・3デシベルだった。小泉市長は「住民に負担をかけていると実感した。議論を深める材料になる」、相川勝重・芝山町長は「住民の声にしっかり耳を傾けていく」と述べた。

 同空港は78年の開港以来、午後11時から翌朝6時まで、緊急時を除いて離着陸を制限してきた。国は昨年12月、同空港の国際競争力強化のため、条件付きで午前5時台の着陸と午後11時台の離着陸を認めてほしいと提案した。【早川健人】

4190チバQ:2013/02/07(木) 00:07:05
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2392301.article.html
佐賀に2つめの格安航空 ソウルへ
 韓国の格安航空会社(LCC)ジンエアーが佐賀−ソウル(仁川国際空港)に定期チャーター便を就航させることが5日、明らかになった。佐賀県と大筋で合意しており、今後、運航開始の時期や便数などを決める。佐賀空港の国際線は、中国のLCC春秋航空の上海線に次いで2路線目となる。

 古川康知事は6日にソウルのジンエアー本社を訪れ、路線開設の意向書を交わす。就航時期など大まかな運航計画が決まる予定で、県側は早期の就航を希望している。

 佐賀空港では、昨年1月から春秋航空の上海線が就航、現在週3往復している。県は春秋航空の誘致に際し、着陸料免除など3年間で約5億4千万円の運航支援を約束した。古川知事は5日の記者会見で、ジンエアーについても「路線の認知度が上がるまで、一定の支援をする必要がある」と述べた。

 ジンエアーは大韓航空の子会社で、日本には北海道(新千歳)−ソウル、沖縄(那覇)−ソウルの2路線を開設している。2010年12月末から2カ月間は、佐賀−ソウルで期間限定の定期チャーター便を週2往復運航。その際の平均搭乗率が97%と高く、県は第2のLCC就航を目指して積極的に売り込んでいた。

 日本政府観光局によると、12年の訪日外国人客数は韓国が204万人で最も多く、台湾146万人、中国143万人と続く。韓国のLCCが九州と結ばれるのは、福岡空港に次いで2カ所目となる。

2013年02月06日更新

4191チバQ:2013/02/07(木) 20:43:10
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20130207-OYS1T00280.htm
エアアジア、北九州か那覇を拠点空港に

 格安航空会社(LCC)エアアジア・ジャパンは6日、3月31日に中部国際空港に就航すると正式発表した。読売新聞とのインタビューで小田切義憲社長兼最高経営責任者(CEO)は、旅客機数を現在の成田空港が拠点の3機から、「今年中に成田空港5機、中部空港3機の計8機体制を目指す」ことを明らかにした。

 2016年末の30機体制を実現させるため、「14年からは毎年7機以上増やす」方針だ。14年以降にはアジアを結ぶ国際線の拡充に向け、北九州空港か那覇空港を、中部空港に次ぐ第3の拠点とすることも目指す。

 成田空港は午後11時〜午前6時に離着陸できず、運航回数を抑えざるを得ないため、24時間離着陸が可能な中部空港への配備を加速させる。3月31日に中部〜福岡に就航し、4月26日には中部〜札幌(新千歳)の運航も始める。

(2013年2月7日 読売新聞)

4192チバQ:2013/02/07(木) 20:51:05
http://www.asahi.com/business/update/0207/NGY201302060020.html
2013年2月7日20時12分
LCC運賃、10円でも安く 中部就航向け2社攻防
中部空港発着のLCC路線

 【大内奏】中部空港発着の格安航空会社(LCC)の運賃とダイヤが6日、出そろった。激しい価格競争を繰り広げるのはエアアジア・ジャパンとジェットスター・ジャパン。ともに3月31日に就航する。

■「お値打ち」ともに強調

 エアアジア・ジャパンの小田切義憲社長が6日、中部空港で記者会見を開き、3月31日に就航する福岡便の運賃とダイヤを発表した。片道4180〜1万7980円で、毎日1往復を運航する。4月26日からは毎日2往復に増やし、さらに札幌(新千歳)便も就航。運賃は5080〜2万2380円となる予定だ。

 福岡、札幌の両路線は、特別運賃として2月7〜13日に758(なごや)円で売り出す。平日に比べて休日が高く、出発日に近づいて残り座席数が少なくなるほど高くなる仕組みだ。小田切社長は「お値打ち価格。徹底した低運賃で成長したい」と話した。

 一方、ライバルのジェットスターの中部―福岡便は4190〜2万4990円。最低運賃の差はわずか10円。こちらも運賃には自信を持つ。鈴木みゆき社長は「『値打ち』を重視する愛知の県民性に合っている」と話している。

4194荷主研究者:2013/02/10(日) 12:22:10
>>4183
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201301190135.html
'13/1/19 中国新聞
JR白市駅に搭乗手続き機能

 広島県は18日、広島空港(三原市)にJR山陽線で行きやすくする最寄り駅の白市駅(東広島市)の改善案を発表した。搭乗手続きや手荷物検査ができる施設を併設し、駅からバスで飛行機に直行する構想を盛り込んでいる。駅利用者が少ない現状では実現へのハードルは高いものの、県は広島都市圏からのアクセス改善の切り札として検討を進める。

 改善案によると、駅に併設するのは「広島エアターミナル(HAT、仮称)」。搭乗手続きや手荷物検査の設備に加え、待合室やトイレ、土産物などの売店がある。空港のターミナル機能を丸ごと、白市駅に備える形をイメージしている。

 山陽線を利用して空港に向かう場合、白市駅で降りてHATで搭乗に必要な手続きを済ませた後、専用バスで9・9キロ先の空港に移動。飛行機の近くで降車し機内に直接乗り込む。こうした搭乗方法は国内に先例がない。

 改善案には、HATの整備費や運営費、整備の目標時期を示していない。広島空港の利用者に交通手段を聞いた2012年9月のインターネット調査で白市駅の利用者は7%にとどまる中、構想の実現には「白市駅の利用者増が不可欠」と強調。HATを将来の検討課題と位置付ける。

 広島都市圏から空港へのアクセスは山陽自動車道を通るリムジンバスが主力だが、事故や渋滞のたびに運休や遅れが生じる。このため定時性の高いJRの活用策を、県や航空会社、バス事業者などでつくる県空港振興協議会の作業部会が研究。12年12月、白市駅の改善案をまとめた。

 部会事務局の県空港振興課は「HAT整備には多額の投資とともに航空会社との調整が必要。まずJRの利用者を大幅に増やさないといけない」と指摘。改善案は当面、エレベーター設置による白市駅のバリアフリー化を進め、JR西日本の協力を得て快速列車が停車する「拠点駅」を目指すよう提言する。

4195荷主研究者:2013/02/10(日) 12:46:00

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130123_2
2013/01/23 岩手日報
花巻空港、1日24便に 利用好調、3路線で増便
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 県と航空各社は22日、花巻空港の上期(3月31日〜10月26日)の運航ダイヤを発表した。日本航空(日航、東京)は札幌線と伊丹線をそれぞれ1往復増便し、1日4往復。フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は、名古屋線を1日2往復から3往復に増便する。ビジネス利用や復興需要での好調な利用率を受けた対応で、花巻空港の1日の運航本数は12往復、24便となり過去最高。利便性の向上で、経済や観光交流の促進が期待される。

 日航は札幌線の増便に合わせ、札幌発と花巻発の最終便の提供座席数を50席から76席に増やし機材を大型化。伊丹線は午前の伊丹発を増便する。福岡線は1往復を維持する。

 FDAは最終便を増便。愛知県営名古屋発午後5時20分で花巻着午後6時半、花巻発午後7時で名古屋着午後8時15分となり、本県からの日帰り出張が可能となる。

4196荷主研究者:2013/02/10(日) 13:06:30

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201301230141.html
'13/1/23 中国新聞
広島―仙台間1往復を増便

 仙台空港(宮城県名取市)を拠点にする航空会社アイベックスエアラインズ(東京)は22日、広島空港(三原市)の仙台線を3月31日から1日1往復増やして2往復にすると国土交通省に届け出た。全日本空輸も、同日から山口宇部空港(宇部市)の東京線を1日1往復増やして6往復とすると届け出た。

 広島空港の仙台線はアイベックスが全日空と共同運航。広島空港に午前9時55分到着、10時25分出発のダイヤで増便され、50席の小型機を使用する。午後1時45分到着、6時45分出発の現在の便は2012年4〜12月の搭乗率が89・8%と高くビジネスや観光の需要が見込めるという。

 また広島空港の成田線は両社が共同運航する1日2往復を1往復に減らし、全日空が新たに1往復の単独運航を始める。166席の飛行機で乗り入れる。

 全日空は山口宇部空港の東京線を3月末〜5月末、1日5往復から6往復に増やす。大半が運航停止中のボーイング787を使う予定のため、787の運航再開が遅れれば計画の変更もあるという。

4197チバQ:2013/02/11(月) 00:30:37
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MHXEXC6K50YQ01.html
米AMRとUSエアウェイズの合併間近、来週採決も−関係者
 2月8日(ブルームバーグ):米アメリカン航空の親会社AMR とUSエアウェイズ・グループ の取締役会は11日に合併に関する採決を準備している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたもので、両社幹部やアドバイザーらはこの週末、最終的な詰めの作業を行っている。

交渉は非公開だとして、関係者のうち2人が匿名で語ったところによると、AMRの破産債権者が新会社の72%、残り28%をUSエアウェイズの株主 が所有することで双方が合意。USエアウェイズのダグ・パーカー最高経営責任者(CEO)が新会社を率い、AMRのトム・ホートンCEOが非常勤会長に就任するという。

アメリカン航空の広報担当マイケル・トレビノ氏は、同社は交渉についてコメントを避けると述べた。USエアウェイズの広報を担当するケリー・サリバン氏もコメントを避けた。債権者委員会のジャック・バトラー弁護士に電子メール、電話でコメントを求めたがこれまでのところ応答はない。

原題:AMR, US Airways Said Near Merger With Board Votes NextWeek (1)(抜粋)

4198チバQ:2013/02/11(月) 00:32:25
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2393305.article.html
上海便「廃止騒動」春秋側は否定、県冷や汗
 春秋航空、日中関係の悪化で日本路線の廃止を検討−。米メディア発のニュースがインターネットで広がっている。佐賀県によると、春秋航空は「事実と違う」と完全否定。県空港課も「搭乗率は着実に回復しているのに、撤退は考えられない」としている。

 ニュースが流れたのは4日。同社の王正華会長が「尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる日中対立で空席が目立ち、損失が生じた」とし、佐賀−上海など日本との3路線の廃止を検討しているという内容。これが中国のメディアや日本の中国情報サイトに広がった。

 県は5日に気付き、慌てて同社に電話したところ、本社の担当者から「誤報を流されて、いい迷惑」と一笑に付されたという。

 佐賀−上海線は、10月の平均搭乗率が5割を切ったが、その後は徐々に回復。中国からの団体ツアーも再開し、明るい兆しが見えてきたところに「廃止騒動」は起こった。野田信二県空港課長は「本当に、冷や汗をかきました」と胸をなで下ろしている。

2013年02月08日更新

4199チバQ:2013/02/11(月) 00:34:09
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130210/news20130210827.html
B787足止め、やりくりに苦労 松山空港
2013年02月10日(日)

【写真】松山空港に1月16日から足止めされているボーイング787==7日午後、松山市南吉田町  ボーイング787で続出したトラブルの影響で、愛媛県の松山空港に1月16日から足止めされたままの機体が、空港業務の重荷になっている。もともと駐機スペース(スポット)に余裕がない中、機体は2機分のスポットを「占拠」し、空港側は駐機のやりくりに四苦八苦。春の新ダイヤでは増便も決まっており、機体がとどまり続ければ「定期便の運航に影響が出かねない」と困惑している。
 全日空によると、787は3月30日までの運航停止は決まっているが、機体の移動のめどは立っていない。
 松山空港事務所の話では、空港のスポットは六つあり、通常、予備の一つを除き定期便に五つを使う。うち787など翼の幅が60メートル級の機体用は二つ。駐機中の787は中小型機用の二つを使っており、空港側は残る四つの割り振りに苦心する。

4200チバQ:2013/02/11(月) 00:36:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130209-00000064-mailo-l12
成田空港:B滑走路西側誘導路、NAAが報道陣に公開 反対同盟北原派は反発 /千葉
毎日新聞 2月9日(土)11時58分配信

 成田国際空港会社(NAA)は8日、3月7日に供用開始する成田空港のB滑走路西側誘導路(約700メートル)を報道陣に公開した。
 NAAによると、第2旅客ターミナルビルのサテライト(別館)を出発した飛行機がこの誘導路を通りB滑走路南端から離陸する場合、従来より走行距離が約1800メートル短縮され、所要時間も約220秒短くなる。2本の滑走路の発着数は1時間当たり58回から64回に増え、年間発着回数も25万回から27万回に増える。
 一方、三里塚・芝山連合空港反対同盟北原派は同日、西側誘導路完成で空港用地に自宅と畑をすべて囲まれた同派の農家、市東孝雄さん(62)方で記者会見を開いた。NAAは誘導路工事と別に、市東さんに立ち退きを求める民事裁判を起こしていて、市東さんは「どこに出しても恥ずかしくない肥沃(ひよく)な土を作ってきた。その土地を奪われることは我慢できない」と心情を語った。【早川健人】
2月9日朝刊

4201チバQ:2013/02/13(水) 22:51:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20130212-OYT8T01265.htm
[焦点]成田空港「離着陸」緩和に住民反発


民家の上空を通る着陸機(成田市西大須賀で)  成田空港の離着陸制限時間(午後11時〜午前6時)の例外条件緩和について、騒音下の住民が反発を強めている。3月末のオープンスカイ開始を前に、成田国際空港会社(NAA)は「選ばれる空港になるために必要」と訴えるが、両者の溝は埋まっていない。(渡辺加奈)

 ■騒音に悩む

 成田空港B滑走路北端から約7キロ離れた成田市西大須賀に住む主婦(61)は「着陸する航空機が近づくと、地震の揺れ始めのような振動があり、轟音(ごうおん)がしばらく続く。いまだに慣れない」と嘆く。

 NAAが今月4日、反対側の同滑走路南のほぼ同じ距離で行った調査では、着陸機の通過時、低騒音機でも75デシベル前後を計測した。防音工事をした室内では、離陸機の場合は外と比べて25デシベルほど下がった。

 主婦宅も防音窓ガラスなどがNAAの負担でつけられたが、「静かな夜に1機でも上を通れば、必ず目が覚める。ここは夏に着陸機が多い。寝苦しい中、着陸が1時間早まると、余計にストレスがたまる」と話す。

 ■提案の背景

 国やNAAが弾力的運用案として条件緩和を求めた背景には、空港間の競争がある。

 昨夏、格安航空会社(LCC)2社が成田空港を拠点に就航したことで、時間制限の欠点が露呈した。LCCは1機材を日に7便で利用するなど、機材を効率的に運用することで収益を確保する反面、1便が遅れると玉突き遅延が発生する。両社とも「門限」の午後11時までに到着できない便の欠航や、目的地を変更するなどの事態が相次ぎ、「成田リスク」という言葉がささやかれるようになった。

 発着の容量は2014年度にも30万回まで拡大される予定になっているが、実際の発着数は12年にようやく20万回を超えたばかり。オープンスカイを機に東アジアの国際空港に対する競争力をつけたい成田空港にとって、時間制限はマイナス材料だ。航空会社のほか、県内の経済団体などからも寄せられた制限緩和の要望が、今回の提案の後押しになった。

 ■交渉の行方

 NAAは「関係する地域への丁寧な説明を精力的に実施していく」と強調する。当初は、開始目標を2月としたが、住民への説明会が3月までかかる見込みになったため、先延ばしすることを1月末に明らかにした。

 しかし、西大須賀を含む下総地区空港対策委員会は説明会の拒否を決めた。下総地区は約680世帯。堀江昭夫会長は「説明を受けたら、受け入れたことにされるのでは」と警戒。飯田健夫事務局長は「結局はダイヤのない延長だ」と憤る。

 住民らは、空港の競争力強化へは理解を示す。だが、空港の発着容量を30万回に引き上げる際、空港側が11年から始めると住民に説明した新たな防音対策はいまだ具体化されていないことなどに不信感があり、「時間制限もなし崩しにされるのでは」との危惧がある。

 NAAの夏目誠社長は「なんとかオープンスカイに間に合わせたいのが切なる願い」と理解を得るのに懸命だが、着地点は見えてこない。

      □  □

■「同意」法的には必要なし

 成田空港の離着陸制限時間は、開港時から維持されてきた。もともと周辺住民らへの騒音の配慮から、1971年に運輸大臣(当時)が県知事に宛てた書簡を基に決められた。制限時間中は、異常事態や急病人などの緊急事態以外の使用を認めていない。しかし、制限時間の変更も、今回問題になっている条件緩和についても、変更に必要な手順や要件は定められていなかった。法的には住民の同意は必要とされていないが、空港側は「地元の理解が緩和の前提」としている。

 昨年12月に示された今回の提案は、午後11時から翌日午前0時までの離着陸と、午前5時から6時の着陸の条件を緩めるもの。午後11時台は、出発空港の事情などのやむを得ない遅延が影響して玉突き遅延した場合など、企業努力では補えない事態が生じた航空機の離着陸が対象だ。また、午前5時台は気象の影響で予定より早く空港付近に到着し、洋上で待機する航空機が対象で、いずれも低騒音機に限定する。

 国交省は過去の実績から1か月あたり20〜30回程度との見通しを示している。

(2013年2月13日 読売新聞)

4203チバQ:2013/02/14(木) 19:35:45
http://www.asahi.com/business/update/0214/TKY201302140073.html
2013年2月14日11時49分
アメリカンとUSエア合併へ 世界最大の航空グループに
 【フロリダ州=畑中徹】米国の航空3位アメリカン航空の親会社「AMR」と米5位のUSエアウェイズは13日夜(日本時間14日午前)、それぞれ取締役会を開き、合併で合意したと複数の米メディアが伝えた。航空会社の輸送実績で米首位(世界でも首位)のユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスを抜き、世界最大の航空グループが生まれる。

 米メディアによると、両社は14日朝(日本時間同日夜)にも正式に発表するという。新会社の最高経営責任者(CEO)にはUSエアの現CEOが就く見通し。米航空業界は、この新会社とユナイテッド、米2位のデルタ航空の3社にしぼりこまれる。

 近年、世界の航空大手は原油高による燃料費の高騰や景気減速で苦しい状態が続いている。AMRは2011年11月、米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻(はたん)した。その後、人員削減などを進めてきたが、今回の合併で規模を拡大し、経営効率や収益性を高める。

http://mainichi.jp/select/news/20130214dde001020031000c.html
アメリカン航空・USエア:合併合意、世界最大に
毎日新聞 2013年02月14日 東京夕刊

 【ワシントン平地修】経営再建中の米航空3位のアメリカン航空の親会社AMRと、同5位のUSエアウェイズは13日、合併することで合意に達した。主要米メディアが一斉に報じた。新会社は旅客輸送量で米ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスなどを抜き、世界最大の航空会社となる。

 アメリカン航空は11年11月に米連邦破産法11条の適用を申請して経営破綻。当初は単独での再建を目指していたものの、USエアからの合併提案を受け、昨年夏から合併に向けた協議を続けていた。13日夜、両社の取締役会でそれぞれ合併を承認し、14日朝に発表を予定している。

 合併会社はアメリカン航空の名称を引き継ぎ、本社も現在のアメリカンのテキサス州フォートワースとする。最高経営責任者(CEO)にUSエアのパーカーCEOが就任し、アメリカンのホートンCEOは会長に就く。

 アメリカン航空は世界約50カ国に1日約3500便を運航。USエアは米国内を中心に約3200便を運航している。今後は本社機能や運航管理部門の統合で効率化を図り、競争力を高める方針。

 国際的な「航空連合」では、アメリカンがワンワールド、USエアはスターアライアンスに所属している。新会社の加入先はワンワールドになる見通し。

4206チバQ:2013/02/14(木) 19:44:29
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130214/biz13021409000010-n1.htm
LCC、日本で「空中戦」“空白域”に海外勢注目 顧客争奪
2013.2.14 08:56 (1/3ページ)

 格安航空会社(LCC)誕生2年目の国内航空市場に、シンガポールや韓国、中国などのLCC勢が進出機会を狙っている。LCC激戦区のアジア太平洋地域の中で、日本市場のLCCのシェアが低く、事業拡大の余地が大きいからだ。これに対し、日本のLCC勢は路線網のさらなる拡大に着手し、地盤を固める戦略で迎え撃つ構えだ。(フジサンケイビジネスアイ)

 ◆10年後にシェア40%

 「この会議で、これだけ日本が話題になったのは初めてじゃないか」

 1月31日〜2月1日にシンガポールで開催され、アジア太平洋地域のLCC首脳・幹部らが情報交換を行った「世界LCC会議」。日本のLCC、ピーチ・アビエーションの関係者はこう感想を漏らした。

 アジア太平洋地域の「年間最優秀LCC対応空港」として、昨年10月にLCC専用ターミナルを設けた関西国際空港(大阪府泉佐野市)が日本勢として初受賞。また、日本−シンガポールの直行便を飛ばしたとして、豪ジェットスターが「年間最優秀LCC新路線就航会社」に選ばれた。

 日本の航空市場は昨年が「LCC元年」で、LCCの市場シェアは「3%前後」(国土交通省)。一方、シティバンクのリポートによると、アジア太平洋地域全体で、LCCが占める航空市場シェアは現状で24%。アジア太平洋の消費者は航空機の利用には「価格に敏感」(シティバンク)との見方から、今後10年間で40%前後までシェアが伸びると予測される。

 それだけに、日本市場は遅れてきたLCCの「ホワイトスポット(空白域)」。他社に先駆けて新路線を就航し、市場をおさえていけば、商機は広がるとみる。日本政府も、経済成長戦略の一環で、LCC市場を2020年までにシェア25%程度に引き上げるという目標を打ち出している。

 ◆相次ぎ新路線

 昨年6月にLCC事業を開始したシンガポール航空系のスクートは、LCCでは珍しく中大型機「B777」(402人乗り)を使い、同10月末から成田−シンガポール(台北経由)を1日1往復で就航。同社関係者によると、第2の日本向け路線として、早ければ年内にも関空−シンガポール(台北経由)の新路線を検討している。

 キャンベル・ウィルソンCEO(最高経営責任者)は「次の新路線をまだはっきり決めたわけではないが、今後、航空機材を増やしていく中、日本路線を充実させる」という考えを示している。

 日本路線をいずれも台北経由とする点は、親会社のシンガポール航空の日本直行便との食い合いを避ける意味があるほか、「シンガポール、台湾からの海外渡航需要が高い」という点も踏まえる。

 韓国のLCC最大手、済州(チェジュ)航空も「北東アジアでナンバーワンのLCCになる」(首脳)という野心を達成するには、隣国の日本市場は、「今後のコアマーケット(中核市場)」との認識だ。

 2015年までに韓国発着で、新たに成田、札幌などの日本路線を設ける計画を明らかにした。韓国では日本より多いLCC5社がしのぎを削っており、まだ競争が始まったばかりの日本市場は、地元の韓国に比べても攻略しやすいとみる。

 また、中国の春秋航空も「日本市場は重要」(王●(ワン・ユウ)副社長)という認識を示す。早ければ今年10月から日本法人を通じて成田空港を拠点に日本の国内線市場に参入し、来年以降は日本発着の国際線を飛ばす計画を描く。





 ■低運賃だけでない差別化が鍵

 ただ、昨年9月、沖縄県・尖閣諸島国有化をめぐる日中関係の悪化で、上海発着の3路線(茨城、高松、佐賀)の搭乗率は通常の「9割以上」から悪化し、同社のビジネスモデルに影響が出ている。“日本撤退”の可能性も報道された。

 一方、迎え撃つ日本勢では、「日本初のLCC」との自負がある全日本空輸系のピーチは、関空に続き、第2拠点に那覇空港を設定した。路線網は「4時間圏内」を基本原則とする同社では今後、那覇発着の新路線を充実させる検討を進めるなど、海外勢との競争に備える。

 エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパンの残る日系2社は、3月末からLCCの空白域である中部国際空港発着の新路線を就航する。日本市場という足元を固める戦略に出る。

 「群雄割拠の戦国時代」(小田切義憲エアアジア・ジャパンCEO)に入ったLCC事業の勝負を分けるのは「運賃の低価格だけではない差別化戦略」(航空アナリストの杉浦一機氏)という。(西川博明)

●=火へんに日の下に立

4207チバQ:2013/02/14(木) 19:46:11
http://dime.jp/genre/67542/
【松岡賢治のマネーtab】LCCの乗り継ぎで〝乗り飛〟急増の予感(2013.02.14)
〝格安航空会社〟と呼ばれる「LCC」が定着してきた。現在、国内線を飛んでいるLCCは、Peach、ジェットスタージャパン、エアアジア・ジャパンの3社だ。これまでは、成田を中心として、新千歳・関西・福岡と言った地方のハブ空港の間を飛んでいたが、今年より、地方空港を結ぶ新路線が登場する予定だ。中でも注目は、関西空港と石垣島にできる新石垣空港を結ぶ、Peachの新路線。6月14日から就航予定で、料金は6190円〜(2月7日時点)だ。成田から関西空港まで、ジェットスターなら4000円程度で行けるので、首都圏から1万円ちょっとで石垣島に行くことができるのだ。

 このようにLCCが飛ぶ路線が増えてくると〝LCCの乗り継ぎ〟ができるようになる。そして、これはこれから旅行のスタイルを変える可能性がある。例えば、上記の成田〜関西〜石垣島では、いったん関西空港から出て、大阪のミナミで美味しいものを食べてから、石垣島に向かう、といったことができるようになるだろう(もちろん、その逆もあり)。

 鉄道ファンの中には〝乗り鉄〟という層がいる。目的地に行って何かをするのではなく、鉄道に乗ること自体を楽しむファンだ。LCCの乗り継ぎは〝乗り鉄〟の飛行機バージョン、いわば〝乗り飛〟(のりとび)が登場する背景になるかもしれない。また、現在LCCの料金は、片道5000円が基準となっている。したがって、約1万円で就航ルートが往復できることになるのだが、さらに格安で利用できるチャンスがある。各社の提供するセールの活用だ。ジェットスタージャパンは、かなりの頻度で、那覇・福岡・札幌の航空券を1円や5円というセール価格で提供している。こうしたセールで航空券を購入できれば、相当お得であることはいうまでもない。

■お得なセール情報を手に入れるには?
 セールの情報は、各社、ホームページやTwitter、Facebookなどで提供している。中でも便利なのがメルマガ。ジェットスタージャパンは、こちらのメールアドレスを登録しておくと、自動的に配信される。ジェットスタージャパンは、金曜日にセールを開催することが多く、事前に把握していれば、チケットが獲得できる可能性が高まる。ちなみに、Peachでもメルマガの配信を行なっている。最近は、LCCのセール情報の「まとめサイト」も数多く登場している。こうしたサイトを定期的にチェックするのもいいだろう。

 最後に、そうしたセールでチケットを獲得するコツを。まず、手元にクレジットカードを用意しておく。セールのチケットを獲得できるかどうかは、ひとえに、個人情報やクレジットカード番号の入力スピードにかかっているといってよい。

 したがってカード番号はもとより、セキュア認証サービス用のIDなどもチェックしておきたい。有効期限切れのケースも少なくないので、期限もチェック。複数枚を用意しておいてもいいだろう。

 航空会社によって、入力画面の様式は変わるので、事前に、ひと通り画面をチェックすることも欠かせない。入力手順中、機内食や座席指定の有無といったオプションを選択しなければいけないケースもあるが、よく分からなかったら、基本的にオプションは「全部無し」を選ぼう。とにかく、チケットの入手を優先する。オプションは後でも追加できる場合もあるからだ。

 読者の皆さんの健闘を祈る!

4208チバQ:2013/02/15(金) 22:16:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/441606.html
新千歳―ハワイ、仙台と三角運航 ハワイアン航空、6月から(02/15 09:48)
 ハワイアン航空(ホノルル)は14日、昨年10月に就航した定期直行便の新千歳―ホノルル線について、6月26日から、仙台を経由するルートに切り替えると発表した。週3往復体制は維持する。同社の仙台乗り入れは初めて。切り替え後は、新千歳―ホノルル、ホノルル―仙台、仙台―新千歳という「三角運航」となる。

 新千歳―ホノルル線は、夏季の需要は落ち込むことが予想される。このため、同社は以前より就航を検討していた仙台を経由させることで、便数を維持したまま集客力の向上を図る。<北海道新聞2月15日朝刊掲載>

4209チバQ:2013/02/15(金) 22:17:42
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130215/bsd1302150801004-n1.htm
米航空2社合併で国際勢力図に変化 日本の業界も影響 2013.2.15 08:00

米テキサス州で新しいロゴマークを発表するアメリカン航空のトム・ホートン会長兼最高経営責任者=1月17日(ブルームバーグ)【拡大】
 米航空業界3位で経営再建中のアメリカン航空の親会社AMRと5位のUSエアウェイズが合併に合意し、世界最大の航空グループが誕生することになった。合併で国際的な勢力図に変化が生まれ、日本の航空会社にも影響を及ぼす可能性がある。

 アメリカン航空は日本航空が参加する国際航空連合「ワンワールド」の中核メンバーで、日航とは太平洋路線の共同運航を行うなど提携関係にある。一方、USエアは全日本空輸が参加する「スターアライアンス」に加盟しているが、合併後もアメリカンはワンワールドにとどまる一方、USエアはスターアライアンスから脱退するとの見方が浮上している。

 USエアがワンワールドにくら替えすれば、日航にとって「日本から米国に飛んだ後の乗り継ぎで選択肢が増えるプラス面がある」(野村証券の広兼賢治アナリスト)。逆にワンワールドからアメリカンが抜ければ「スターアライアンスの勢いが世界的に増す」(杉浦一機・首都大学東京客員教授)ことで、全日空には有利に働きそうだ。

 日本勢の競争力低下を危惧する声もある。米国の大手は3社に集約され、企業規模は日航と全日空をはるかにしのぐ。航空経営研究所の牛場春夫取締役副所長は「欧州や南米でもメガキャリアが誕生しており(日本の2社は)太刀打ちできなくなる」と指摘する。

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4210チバQ:2013/02/15(金) 22:18:21
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130215/biz13021507070002-n1.htm
米航空大手2社合併、業界の苦境反映 生き残りへ規模追求
2013.2.15 07:06 (1/2ページ)

合併が決まったUSエアウェイズ(左)とアメリカン航空の航空機 (AP)
 【ワシントン=柿内公輔】世界の空の勢力図がまた塗り替わる。アメリカン航空とUSエアウェイズが合併を決めたのは、規模と顧客基盤を拡大しなければ生き残れないと判断したためだ。エアラインが「世界最大手」のブランドを求め合従連衡に走る姿は、世界的な景気低迷と燃料高の構造不況に陥った航空業界の苦境を映し出している。

                   ◇

 2001年の米中枢同時テロで米航空大手は軒並み経営難に陥り、猫の目のように破綻と再編を繰り返してきた。08年にデルタとノースウエストが経営統合し、10年10月にはユナイテッドとコンチネンタルも統合。業界首位となったのもつかの間、破綻したアメリカンがUSエアとの合併で「世界最大手」に浮上する。14日に電話会見したアメリカン幹部もユナイテッドとデルタへの対抗意識をあらわにし、「業界の盟主になる」と鼻息が荒い。

 世界を飛び交うエアラインのように、再編も国境を越えて広がる。デルタは昨年12月、英大手ヴァージン・アトランティックの株式49%を取得すると発表した。ヴァージンとの提携で欧州路線を強化し、共同運航で経費削減をはかる。

 世界的な景気低迷で旅客、貨物ともに輸送需要が伸び悩む上、原油価格も値上がり基調で燃料コストも高止まりしている。パイロットなど人件費の高騰も航空各社の頭痛の種だ。

 国際航空運送協会(IATA)の予測によると、13年の業界全体の最終利益は75億ドル。売上高に対する利益率は1%止まりで、「引き続き厳しい状況」(IATA)が見込まれる。

 需要の回復がなかなか見込めない中で、膨大な路線網を自社で抱え込まず、共同運航やサービスの共通化でコストを引き下げる提携が加速。さらに一段進み、経営統合で顧客基盤とブランド力を飛躍的に引き上げる動きが広がっている。

4211チバQ:2013/02/15(金) 22:25:44
http://mainichi.jp/select/news/20130215ddm008020114000c.html
アメリカン航空・USエアウェイズ:2社「最後の大型合併」 相乗効果期待、LCCと激戦
毎日新聞 2013年02月15日 東京朝刊

 【ワシントン平地修】経営再建中の米航空3位アメリカン航空の親会社AMRと、5位のUSエアウェイズは14日、合併することで合意したと正式に発表した。新会社は旅客輸送量で世界最大となり、「最後の大型合併」と呼ばれる今回の合併で米国内の大手は3社に集約される。しかし、格安航空会社(LCC)などとの競争は依然激しく、新会社は効率化などによる経営体質の早急な強化が求められる。

 「この合併は我々にとってベスト。長期にわたり安定的な成功が見込まれる」。AMRのホートン最高経営責任者(CEO)は同日の声明で、合併を決断した理由を説明した。

 合併会社は、56カ国で1日6700便以上を運航し、名称はアメリカンを引き継ぐ。国際的な「航空連合」は現在アメリカンが所属するワンワールドに加入し、USエアはスターアライアンスを離脱する見通しだ。現在のアメリカンと日本航空の提携は維持される見込み。一方、USエアと全日本空輸が実施しているコードシェアなどの提携は解消されることになりそうだ。

 アメリカンが手薄だった米東海岸の路線を補強できるなど、合併による相乗効果は15年に10億ドル(約930億円)を超えると見込んでいる。新会社のCEOに就くパーカー・USエアCEOは「国際市場で効率性や収益性の高い競争ができる規模や能力を持つことができる」と自信を示す。

 米航空業界は、01年の米同時多発テロに加え、燃料高騰やLCCの台頭の影響で大手の破綻が相次ぎ、生き残りをかけた再編の動きを活発化。08年にデルタとノースウエスト、10年にはユナイテッドとコンチネンタルの大型合併が実現した。

 11年に連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻に追い込まれたアメリカンは当初、単独での再建を模索したが、ライバルが合併による規模拡大やコスト削減で先行する中、「選択肢は一つしかなかった」(米アナリスト)とみられる。

 ただ、3社に集約された大手と、急成長を遂げたサウスウエスト航空などLCCを巻き込んだ航空業界は、なお激しい競争を展開することも予想される。将来的に欧州など他国を巻き込んだ再編につながる可能性もある。

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 ■KeyWord

 ◇航空連合
 世界の大手航空会社は、米ユナイテッド航空や全日本空輸など27社が加盟する「スターアライアンス」▽米デルタ航空など19社の「スカイチーム」▽米アメリカン航空や日本航空など12社の「ワンワールド」の三つの航空連合に分かれている。原油高によるコスト増や格安航空会社(LCC)の攻勢が強まる厳しい環境の中、各グループは米大手3社を中心に連携を強め、マイレージの共通化や共同運行などで顧客の囲い込みなどを図っている。04年にエールフランスとKLMオランダ航空が経営統合するなど、同じ連合内で再編が進んだケースもあるほか、10年に経営破綻した日航を自陣営に引き込もうと、アメリカンとデルタが争奪戦を繰り広げたこともある。

4213チバQ:2013/02/17(日) 11:09:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20130216-OYT8T01192.htm
[追跡]神戸空港7年 関空にLCC就航で旅客減



開港7年を迎えた神戸空港。関西国際空港にLCCが就航した影響で利用客が伸び悩む(昨年1月撮影、本社ヘリから)


 神戸空港は16日、開港7年を迎えた。今秋には空港島の造成事業が当初予定より6年遅れで完了するが、利用客数は、関西国際空港に就航した格安航空会社(LCC)の影響で伸び悩む。赤字を穴埋めするために、空港を運営する神戸市は3年連続で企業会計から繰り入れをしており、〈視界不良〉は依然続く。(藤基泰寛、中谷圭佑)

■旅客数

 利用客数は、2007年度の297万人をピークに減少が続いたが、11年度は256万人と4年ぶりに増加に転じた。しかし、昨年3月、関空に国内初のLCC「ピーチ・アビエーション」が就航したことで状況は一変した。同年5月以降、利用客数は前年割れが続き、12年度は1月末現在で201万人と前年度同期比5・6%減となっている。

 神戸空港の路線は札幌、茨城、東京(羽田)、長崎、鹿児島、沖縄の6路線。関空のLCCとは札幌、長崎、鹿児島、沖縄の4路線で競合しており、完全に旅客を奪われた形だ。特に低価格を売りにしてきたスカイマーク(18便)は苦戦を強いられており、60%以上を維持していた搭乗率が55%に落ち込んだ月もあった。

■空港会計

 市は13年度当初予算案で空港の管理収支費に過去最高の25億8000万円を計上した。空港建設にかかった借金の返済に約20億円かかるが、着陸料収入は6億1800万円と開港当初に見込んだ3分の1程度にとどまっている。このため市は11年度から「新都市整備事業会計」の繰り入れを始め、13年度は7億8400万円(前年度当初比3100万円増)をつけた。

 着陸料が伸び悩む理由の一つとして、市は1日30便の発着枠規制を挙げる。規制で増便が見込めず、収入が増えないのだ。市は以前から国に対して規制緩和を求めているが、国土交通省は「周辺自治体を含めて地元合意ができていない」と応じる気配はない。

 矢田立郎市長は「規制がある限り、(企業会計から繰り入れる)こういう予算の組み方を続けざるを得ない」と説明している。

■展望

 明るい材料としては、スカイネットアジア航空(宮崎市)とエア・ドゥ(札幌市)が6月に、沖縄線と札幌線を就航させる。両社とも関西初進出だ。いずれも全日空と共同運航のため、単純に便数が増えるとは言えないが、市は「様々な航空会社が就航することで注目が集まり、新たな利用者の掘り起こしにつながる」と期待し、「経済界などと連携してPRにも力を入れたい」とする。

 一方、10年5月に撤退した日本航空にも再就航を呼びかけているが、残りの発着枠が少ないことから、難色を示されているという。

 利用客はどうか。加古川市の会社員新川敏也さん(42)は「国際線が就航すれば、需要が増えるだろう。神戸の知名度も上がるはず」と言い、神戸市内に帰省する際、よく使うという宮崎県都城市の会社員男性(34)も「転勤が多いので多くの便が就航すれば帰省しやすくなる」と話す。

 上村敏之・関西学院大経済学部教授(公共経済学)の話「企業会計に依存している現在の経営状態は非常に厳しいが、発着枠の規制が緩和されなければ抜本的な改善も難しい。批判は受けるだろうが、例えば借金の返済に市税を投入するなど構造的な改革をしなければ今後、経営が行き詰まる可能性がある」

(2013年2月17日 読売新聞)

4214チバQ:2013/02/17(日) 20:14:02
http://mainichi.jp/opinion/news/20130215ddm003040090000c.html
クローズアップ2013:787運航停止1カ月 最新技術集積、調査に壁 熱暴走「犯人」見えず
毎日新聞 2013年02月15日 東京朝刊

 最新鋭中型旅客機「ボーイング787」がバッテリーなどのトラブルで運航停止して、16日で1カ月となる。日米当局が原因究明に当たるが、日米欧の複数のメーカーが開発に参加し、最新技術が集積していることもあって調査は難航。運航再開の見通しは立たない。米主要企業のボーイングをはじめ、世界に先駆けて787を導入した全日本空輸や日本航空、機体の約35%を担当した日本の部品メーカーの収益にも懸念が広がっている。【桐野耕一、宇田川恵、大久保陽一、宮崎泰宏、ワシントン平地修】

 ◇部品の生産、日米欧に分散
 787のメーンバッテリーは八つのリチウムイオン電池(LIB)をつないだ構造。国土交通省運輸安全委員会の調査によると、先月16日に高松空港へ緊急着陸した全日空機のバッテリー内部では、化学反応により制御不能な高熱を発する「熱暴走」が起きていた。また、バッテリーの容器に静電気がたまるのを防ぐアース線の断線も見つかり、大量の電流が流れた疑いも浮上した。熱暴走も断線も原因は不明だ。

 米ボストンの空港で同じバッテリー(補助動力装置用)から出火した日航機に関し、米国家運輸安全委員会(NTSB)は熱暴走のきっかけが一つのLIBの回線ショートだったことを突き止めたが、ショートの理由は分かっていない。

 究明が遅れている背景には「電気飛行機」とも呼ばれる787の特性と、バッテリー周辺部品のメーカーが日米欧にまたがるという特有の事情がある。

 787は、従来機で圧縮空気を使っていた客室の空調や油圧式だったブレーキを電気装置に変更。これに伴い旅客機で初めて大容量のLIBのバッテリーを採用したが、電気システムの回路は安全委幹部が「かなり勉強が必要だ」と漏らすほど複雑な上、今回はLIBの焼損も激しい。

 安全委は、バッテリー製造元のGSユアサ(京都市)で分解調査を進めている。だが、充電器など電源システムに関わる機器や部品のメーカーは仏タレス社をはじめ欧米にも分散しており、調査スタッフの派遣などにも時間を取られている。

 ボーイング社は今月、試験飛行を2回行い、バッテリーの稼働状況を調査するなど運航再開の準備を急ぐ。

 対してNTSBは、米連邦航空局による787の認可の前提になった「バッテリーからの出火の可能性は極めて低い」とする同社の試験結果を疑問視。「認可の前提を見直す必要がある」とまで言及し、「運航再開まで長ければ1年」(航空関係者)との見方も出ている。

 東京理科大の駒場慎一准教授(電気化学)は「過充電や過放電を防ぐ制御システムに問題があった可能性もある。バッテリーにつながる全ての電気回路を調べる必要がある」と指摘する。

4215チバQ:2013/02/17(日) 20:14:27
 ◇収益、経営戦略に影−−航空会社・国内メーカー
 主力航空機の長期にわたる運航停止措置は、79年の墜落事故をきっかけに米ダグラス社(現ボーイング)のDC10が、日米当局などから約1カ月間、停止させられたケースがある程度。今回の運航停止はこれを超える異例の長さとなる。

 787を現在17機保有する全日空は21年度までに計66機にする計画で、世界最大の787ユーザーだ。JR秋田新幹線に対抗し、秋田−羽田線で3月16日に予定していた787導入も延期し、対新幹線戦略に狂いが出た。

 このため、3月末に予定していた小型機の退役時期の延期などを調整し始めた。ただ、787に比べ燃費で劣るなど収益悪化の原因になりかねない。全日空では「運航停止が1年程度になるなら、機材導入計画を根本的に見直す必要が出てくる」と、運航計画の支障は拡大しそうだ。

 日航は787を7機保有し、国際線6路線で運航していた。成田−ヘルシンキ(フィンランド)線の新規開設も延期。乗り換え需要の開拓を狙っていただけに、延期は収益面に影を落とす。

 ボーイングの広報担当者は14日、「生産計画の変更はない」とするが、国内メーカーへの影響も心配される。

 787は機体軽量化のため、炭素繊維と樹脂を固めた複合材を主翼や胴体に採用。納入する東レの13年3月期の炭素繊維事業の売上高は750億円の見通しで全体の5%程度だが、生産が縮小した場合は「それなりの影響が出てくる」(深沢徹取締役)との懸念を示す。

 リチウムイオン電池を全量生産するGSユアサは「業績への影響はない」(中川敏幸取締役)とするが、ボーイングの生産計画に変更がないことが前提だ。

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 ■ことば

 ◇リチウムイオン電池
 正極にコバルト酸リチウムなど、負極に炭素を用い、乾電池のような使い捨てではなく充電して繰り返し使える。リチウムは軽いため小型化しやすく、携帯電話や電気自動車などに採用。ただし、電解液は可燃性の有機溶媒のため、過充電や過放電があると高熱を発し、発火や爆発の恐れもある。ボーイング787ではエンジンの力で発電された電気を蓄え、起動時の電源などとして使用。バッテリー容器内などに二重の制御装置があり、充電が満たされると供給が止まる。

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 ◇ボーイング787トラブルの主な経緯
12年 7月28日 米チャールストン空港で試験飛行中にエンジン火災

   10月23日 山口宇部空港で全日空機が燃料配管結合部の不具合で燃料漏れ

13年 1月 7日 米ボストン・ローガン国際空港で日航機の補助動力装置用バッテリーから出火

    1月16日 全日空機のメーンバッテリーが発煙し高松空港に緊急着陸。米連邦航空局(FAA)が運航停止を命令

    1月21日 国土交通省とFAAが合同でバッテリー製造元のGSユアサ(京都市)に立ち入り検査

    2月 9日 ボーイングがデータ収集のため米国で試験飛行を実施

4216チバQ:2013/02/18(月) 21:33:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013021800682
羽田発着のドイツ線2便増加=13年度末にも−国交省
 国土交通省は18日、2013年度末にも日本とドイツの航空会社に羽田空港の国際線利用を新たに1日2便ずつ認めることでドイツの航空当局と合意したと発表した。午前6時から午後11時までの「昼間時間帯」の国際線発着枠が、年約3万回(1日40便)から約6万回(82便)に増加することを受けた措置。
 既に英国、フランス、中国、シンガポール、タイとも便数増加などで合意しており、ドイツが6カ国目となる。羽田とドイツを結ぶ路線は現在、全日本空輸が羽田−フランクフルト線を週7便運航している。(2013/02/18-18:15)

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4217チバQ:2013/02/19(火) 21:01:13
http://diamond.jp/articles/-/32144
アジアの空に中長距離LCCが続々参入
シンガポール航空系がもくろむ日本直行便
LCCでは珍しい大型機ボーイング777を使用した402人乗りだ アジアの空で、飛行時間4〜9時間と中長距離を飛ぶLCC(格安航空)が台頭している。日本に乗り入れる航空会社も増えてきた。

 すでに、エアアジアグループ(マレーシア)のエアアジアXや、カンタス航空(オーストラリア)傘下のジェットスター・アジアが乗り入れているが、昨年10月、シンガポール航空子会社のLCC、スクートが成田空港に就航した。成田から台北経由でシンガポールまで約9時間、片道1万8780円(燃油費と空港使用税を含む。荷物預け、食事は含まない)からという格安料金である。日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)などのフルサービスエアラインであれば、エコノミークラスの割引運賃でも燃油費込みで6万円程度する。

 シンガポール航空が中長距離LCCに乗り出した背景には、東南アジア航空業界の急激な変化がある。東南アジアでLCCが誕生したのは2004年だが、わずか10年足らずの間にLCCのシェアは急拡大した。12年度末には4時間以内のフライトのうち、52%がLCCのシェアとなる見通しだ。

 だが、東南アジア域内に閉じこもっていては市場に限りがある。そこで、「4時間以内のフライトでLCCが急拡大したように、4〜9時間のフライトにもLCCのマーケットはある」(スクートのキャンベル・ウィルソンCEO)と中長距離路線への参入を決断した。 

 もともとLCCのビジネスモデルは短距離路線が常識だ。航空機の空港での折り返し時間を極力短くして、航空機の稼働時間を長くすることで収入を高める。また、座席シートが狭いため、利用客も短時間移動が好ましい。

 業界の常識を覆す中長距離LCCに勝算はあるのか。ウィルソンCEOは、「欠かせない要素が二つある」と説明する。「一つは適切な機材を使用すること、もう一つは4〜9時間のフライトに限定する」ことだ。

 一般的な短距離LCCは、エアバス320機やボーイング737機といった180席ほどの小型機を使いエコノミークラスしか設けていない。これに対してスクートは、400席ほどの大型機B777機を使い、エコノミーと上位の「スクートビズ」の2クラス制とした。長距離移動では、シート幅や前後幅が狭いと疲れてしまうが、大型機ゆえ機内は広い。

 エコノミーは座席幅が48cm、前後幅が79cm。これに対してスクートビズは座席幅56cm、前後幅96cmで、成田〜シンガポール(台北経由)であればエコノミーに1万円ほど上乗せした2万7000円程度の運賃だ。なお、JALの国際線のエコノミーは座席幅47cm、前後幅86cmである。

「フルサービスエアラインの利用客がスクートに乗って上位座席の存在を知れば、LCCでも十分と考える人が出てくるだろう」と、乗客を取り込む構えだ。


 また、飛行時間が9時間までの路線に限定しているため、1日当たりの機材稼働時間は、フルサービスエアラインが約12時間のところ15時間と長い。こうした工夫により、運航コストはフルサービスエアラインよりも45%低く抑えられているという。

 運航開始からまだ7ヵ月で「成果を語るには時期尚早」(ウィルソンCEO)としながらも、「いまのところ全路線の平均搭乗率は81%で、計画よりもうまくいっている」と自信を覗かせる。日本とシンガポールを結ぶ直行便も検討中だ。

 日本や中国などの東アジアでは、まだLCCが浸透しているとは言い難い。しかし、昨年、日本で誕生したLCC3社(ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン)は、国内線のみならず、韓国や台湾への国際線の展開を始めた。さらに今秋には、中国資本の春秋ジャパンが日本国内線に進出する予定だ。

 LCCのビジネスモデルが多様化し、日本を巻き込んで、アジアの空で激しい競争が起これば、利用者にとっては歓迎すべき状況だろう。今後、ますます選択肢が増えることになりそうである。

(週刊ダイヤモンド編集部 須賀彩子)

4218チバQ:2013/02/19(火) 21:19:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20130218-OYT8T01561.htm
平和大通り―広島空港  来月31日からリムジンバス

 広島市の平和大通り周辺にあるホテル10社でつくる協議会は18日、広島電鉄と共同で、同大通りから広島空港(三原市)へのリムジンバス「平和大通り線」を、3月31日から運行する。広電が、中国運輸局への認可を申請中。1日4往復で、年間7万〜8万人の利用を見込む。

 路線は、停留所「平塚町」(中区)を発着点に、広島バスセンターなどを経由。同空港までを約70分で結ぶ。

 協議会は昨年4月から、同空港を利用する宿泊客の利便性を高めようと、定期バスの運行を検討。年間のホテル稼働率が7割程度という状況などから、同空港発着の東京便を使う宿泊客に利用を促せば採算が取れると判断した。

 料金は大人片道1500円(小学生以下は半額)。赤字が出た場合、各ホテルが規模に応じて負担する。

 2011年度には、同様のルートで県と広島市がバスを試験運行。しかし、周知が不十分だったこともあり、平均乗客数は1台当たり2・8人にとどまった。協議会の荒木潤一会長は「ホテルの強みを生かし、宿泊客に直接PRしていきたい」と話した。

(2013年2月19日 読売新聞)

4219チバQ:2013/02/21(木) 23:14:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130221-00000096-mai-bus_all
<日航>「厚遇」に批判 安倍政権が再生検証方針
毎日新聞 2月21日(木)21時42分配信
 民主党政権時代に公的支援を受けて再建した日本航空(JAL)に対し、安倍政権や与党の自民、公明党が風当たりを強めている。会社更生法を適用されたうえ公的資金を投入された日航が法人税減税の特例措置を受けていることには元々、自民党から「(ライバルの全日本空輸などとの)競争上問題だ」と批判が出ていた。さらに、最近は昨年9月に東京証券取引所に再上場した日航が同社株を3割以上保有する外国人株主に配当する方針を示していることに対して批判が噴出。安倍政権は日航再生を検証する方針を示している。【宇田川恵】

【毎日フォーラム】航空 JAL再上場で「公平な競争論」浮上

 日航は10年1月の会社更生法の適用申請に伴い、借金が大幅カットされた上、企業再生支援機構から約3500億円の出資を受けた。人員削減なども行い身軽になった日航は11年3月には更生手続きを終え12年3月期連結決算では2000億円を超える過去最高益を計上。同年6月には東証に再上場を申請、同9月に1部上場を果たした。

 日航再生は民主党政権が京セラ創業者の稲盛和夫氏を再建の担い手として招くなど尽力した案件。そんな経緯もあり、自公は「全日空など他社との公平な競争をゆがめる」と反発してきた。

 自公側は再上場後の日航株の約38%を保有する外国人投資家が配当を受けることも問題視する。18日の参院予算委員会では自民の西田昌司議員が「日航が配当できるのは国民負担があったためだ。利益の4割(近くを配当として)海外に出すのは売国的な行為だ」と追及。麻生太郎財務相は「税金で助かった会社の配当が海外に行くのは腑(ふ)に落ちにくい」と応じた。

 日航は足元で過去最高益ながら、破綻で莫大(ばくだい)な欠損金を計上したことで、19年3月期までに計4000億円規模の法人税が免除される可能性がある。自公両党はこの措置も「競争上、不公正」としており、税制改正で見直しを議論する構えだ。

 安倍晋三首相は「日航再生には多くの問題があり、今後、法制度が必要かも含めよく検証する」と表明。国土交通省は政治圧力にも押される形で、公的支援企業の経営に一定の制約を課すガイドライン(指針)作りを検討中だ。経営破綻からわずか2年足らずでスピード再建した日航。しかし、再建を主導した稲盛名誉会長が6月にも退任する見通しの中、経営陣が一段と政治の厳しい風圧にさらされるのは必至だ。

 ◇日航再建と「公正な競争論」に絡む動き

10年1月 日航が会社更生法の適用を申請

   2月 東証の上場廃止

  11月 東京地裁が更生計画認可

  12月 企業再生支援機構が約3500億円出資

11年3月 更生手続き終結

12年5月 12年3月期連結決算の営業利益が2049億円と過去最高。全日空の伊東信一郎社長が「公正な競争環境の確保を」と訴える

  6月 日航が東証に再上場を申請

  7月 自民党国土交通部会が日航再上場の反対決議

  8月 羽田雄一郎前国交相(民主)が公的支援を受けた企業に一定の制約を課すガイドライン(指針)の検討を表明

  9月 日航が東証1部に再上場。機構の支援終了

  11月 国交省が指針作りを検討する有識者会議設置

     羽田空港の新たな国内線発着枠で、国交省が全日空に日航の2倍以上を配分

13年1月 自民党税制調査会で野田毅会長が会社更生法適用企業の法人税減免措置見直しの検討表明

  2月 参院予算委で自民議員が日航の外国人株主への配当方針などを批判

4220チバQ:2013/02/23(土) 02:44:16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130222/ngt13022219500004-n1.htm
新潟空港の1時間延長で周辺住民と合意 新潟県
2013.2.22 19:50
 新潟空港(新潟市東区)の運用時間延長問題で、県は22日、空港近くの新潟市北区松浜地区と東区船江地区の住民代表と1時間延長の覚書を締結したと発表した。締結には新潟市も参加した。

 これにより、運用時間は午前7時半から午後8時半の13時間から、午後9時半までの14時間に拡大する。

 運用時間の延長をめぐっては、新潟−韓国・仁川便を運行している大韓航空が平成23年2月に、時間延長で新たな路線を就航できるとして県と新潟市に要望。新潟空港の利便性向上で利用者減に歯止めをかけたい県と市は、住民説明会を開くなど理解を求めてきた。

 県は近く、国に延長を求めるとともに航空各社に路線拡充などを働き掛ける。

 県空港課によると、新運用時間への移行に伴う路線変更は25年度下期になる見通し。

4222荷主研究者:2013/02/24(日) 10:54:54

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130201f
2013/02/01 11:20 秋田魁新報
利用者10万3246人、過去最少 12年の大館能代空港

 大館能代空港の2012年利用者は、前年比2・0%(2127人)減の10万3246人で、過去最少だった11年を下回った。採算が合わないとして11年1月に大阪便の運航が廃止され、東京便だけになった影響が続いている。県が県内空港利用状況をまとめた。

 大館能代空港は1998年7月開港。年を通しての利用者は、2003年の17万586人をピークに減少。10年に前年比で微増したが、11年に再び減少に転じた。

 一方、秋田空港の利用者は113万2324人で、前年比4・1%(4万4959人)増加した。前年比増は3年連続。11年12月に2往復増便した大阪便が14万3819人と65・6%(5万6963人)伸び、他路線の落ち込みをカバーした。

4223チバQ:2013/02/25(月) 21:15:39
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130225/biz13022510230001-n1.htm
生き残り競うメガキャリア 東南アジア、南米など新興国へ市場をシフト
2013.2.25 10:20 (1/2ページ)
 矛盾めいた言い回しになるが、一見奇妙で、それでいて実にわかりやすい記者会見だとうなずいてしまった。14日に合併を発表したアメリカン航空とUSエアウェイズのことだ。(フジサンケイビジネスアイ)

 「やっとこの日を迎えられた。本当に幸せだ」。両社の首脳のうち、終始冗舌だったのはUSエアのパーカー最高経営責任者(CEO)の方だった。もともと押し出しがよく多弁なパーカー氏だが、アメリカンのホートンCEOが控えめな印象に映ったのとは対照的だった。米航空業界3位のアメリカンに対し、USエアは7位。しかも合併後の社名はアメリカンで、USエアは「身売り」した格好になる。だが、この再編劇の主導権を握ったのはUSエアであり、新会社のCEOに就くパーカー氏だ。

 米航空大手は2001年の中枢同時テロで旅客が落ち込んだことをきっかけに、猫の目のように破綻と再編を繰り返してきた。パーカー氏も、過去にもデルタ航空に買収を仕掛けるなど再編に動いた経緯があるが、失敗に終わった。デルタはノースウエスト航空、ユナイテッド航空はコンチネンタル航空とそれぞれ統合し、大手が集約されていくのを横目に相当焦りがあったはずだ。狙いを一昨年に経営破綻したアメリカンに定めたが、横からデルタが触手を伸ばしてきた。パーカー氏は、社名という「名」を捨ててでも「実」を取る決断に傾いた。航空業界に詳しい知人は「新会社はパーカー氏と旧USエアの色に染まってゆく。アメリカンはのみ込まれた」と指摘する。

 どうやらメガキャリアの最後のいすをもぎ取る賭けには勝ったパーカー氏だが、まだ安泰というわけにはいきそうにない。航空市場は世界的な景気低迷で旅客、貨物ともに輸送需要が伸び悩んでいる。パイロットなどの人件費の高騰に加え、原油も値上がり基調で燃料コストも高止まりしている。国際航空運送協会(IATA)の予測によると、13年の業界全体の最終利益は75億ドルで、売上高に対する利益率はわずか1%。平たくいえば、航空業界はもうからない構造不況に陥っているのだ。いくら公益性が高いとはいえ、民間企業である以上、航空業界に注ぐ投資家の視線も厳しさを増している。航空各社のトップは収益力を高める手立てを示さねば求心力を保てず、競争にも勝ち残れない。

 成長性の乏しい欧米市場に代わり、航空各社が目をつけるのが東南アジアや南米などの新興国市場だ。国内線が8割を占めるUSエアがアメリカンとの合併に走ったのも、米市場に依存していては先が持たないとの危機感が理由の一つにある。しかし、東南アジアでは格安航空会社(LCC)が台頭し、メガキャリアといえども、真っ正面からぶつかれば価格競争で体力を削られかねない。規模と経営効率の拡大を世界市場での収益力にいかに結びつけるか。パーカー氏の手腕が試される。(産経新聞ワシントン支局 柿内公輔)

4224ニンニン:2013/02/26(火) 13:15:23
たとえば大館能代空港から新潟空港を経由して羽田行き、という便ができないんだろうか。
搭乗率が悪い空港同士を経由することによって少しでも赤字を減少させることができないのか。
むしろ、羽田乗り入れを抑えることができ、新たな路線を開拓できるのでは。

4225チバQ:2013/02/26(火) 18:38:13
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130226/fkk13022602090002-n1.htm
福岡空港なお“視界不良” 年間発着回数15万5千回
2013.2.26 02:09
 ■課題は過密解消と賃借料

 都心に近く交通アクセスが良いことから「日本一便利な空港」として知られる福岡空港(福岡市博多区)の平成24年の年間発着回数が、15万5千回に達した。円滑運用できる目安(14万5千回)を超え、過密解消が急務となるが、解決策となる滑走路増設は早くとも10年後。さらに、年間80億円にも上る用地の賃借料が空港経営を圧迫し続けている。民間機の利用開始から62年目を迎える福岡空港は、視界不良のフライトが続く。(津田大資)

 ●LCC参入で急増

 福岡空港は昭和19年、日本陸軍が本土決戦に備えて飛行場建設に着手したのが始まり。その後、戦後の米軍利用を経て、26年に初めて民間機の国内線が開設された。現在は全国に19カ所ある国管理空港の一つ。

 JR博多駅から地下鉄で5分、高速道路のインターチェンジにも近い利便性の高い空港で、旅客数は21年以降、年間1600万人を維持し、発着回数も14万回前後で平成23年は羽田、成田に次いで全国3位だった。

 ところが、LCC(格安航空会社)元年と呼ばれた24年に、発着回数は過去最高となる15万5千回(速報値)を記録し、旅客数も前年比200万人増の1700万人となった。

 ただ、福岡空港には滑走路が1本しかない。ダイヤが過密する朝夕のラッシュ時は発着の遅れが慢性的になっている。福岡空港参入を目指す航空会社は多く、今後も状況は悪化しそうだ。

 ●2本目は10年後

 遅延解消の対策として国土交通省はまず、国内線駐機場と滑走路を行き来する誘導路の複線化を決定。24年度から設計に着手した。

 着陸機と出発機の動線を分けることで混雑の緩和を図るが、スペース確保のために国内線ターミナルビルの位置をずらして建て替える計画で、工事完了は早くても7年後という。

 抜本的な混雑解消策として国交省と福岡県、福岡市は、滑走路増設に向けて動いている。平成15年から本格的に調査や検討を始め、24年3月に国や県などでつくる「福岡空港構想・施設計画検討協議会」で現在の滑走路の西側に2本目の滑走路を整備する方針が固まった。

 だが、2本目の滑走路には、誘導路複線化以上に時間がかかる。国交省は24年度になってようやく滑走路増設に伴う環境影響評価(アセスメント)を始めたばかり。国交省九州地方整備局によると、アセスだけで2年半はかかるといい、建設期間を含めると、2本目の滑走路の運用開始は10年後になる見通しだ。

 同整備局は「もっと早くできないかとの声もあるが、さまざまな手続きがあり、簡単に短縮できない」としている。

 ●滑走路2本でも18万回

 関連工事も含めた総事業費1800億円をかけて2本目の滑走路ができても、懸案がある。

 福岡空港は、市街地にあるだけに敷地そのものを拡大できない。このため、2本目の滑走路と現在の滑走路の間隔が210メートルしか取れず、同時発着は認められない。

 検討協議会の試算では滑走路が2本になった際の発着回数限度は18万回で現状の3割増しにとどまる。平成42(2030)年の発着回数の予想は最大19万回で、再び過密状態になる可能性が高い。

 また、全国有数の発着回数を誇り、収入の柱である着陸料に恵まれながらも、福岡空港の経営は厳しい。

 民間企業の売上高に当たる平成22年度の営業収益は84億円で、国が管理する19空港のうち、羽田空港に次いで高い。

 だが、福岡空港は敷地約350ヘクタールの3分の1が民有地で年間80億円もの賃借料を支払っており、経常損益は64億円の赤字となっている。国交省は現在、福岡を含む国管理の空港を民営化する方針も打ち出しているが、賃借料負担が障害となることは間違いない。

4226チバQ:2013/02/26(火) 19:11:13
>>4224
その例なら大館利用者は確実に新幹線に逃げますね

静岡~松本~札幌をFDAがやったのが上手くいったかどうかくらいかなあ

4227名無しさん:2013/02/26(火) 19:18:05
大館能代は羽田諦めて成田にしちゃえばどうだ
秋田北部の東京圏への需要と北東北の海外需要セットなら何とかなるだろ

4228チバQ:2013/02/26(火) 20:57:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2013022600797
日航、ジェットスター・ジャパンと共同運航=国際線乗り継ぎ便が対象
 日本航空は26日、同社が出資する格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンと共同運航(コードシェア)などで提携すると発表した。成田、関西、中部の3空港で日航の国際線に接続するジェットスター・ジャパン運航の国内線全便がコードシェアの対象。日航便名として販売する。国内区間のみの販売は行わない。(2013/02/26-17:38)

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4229チバQ:2013/02/26(火) 22:07:34
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20130226-OYS1T00276.htm
新石垣空港、来月7日開港



開港を待つ新石垣空港。海辺にはサンゴ礁が広がる(16日、沖縄県石垣市で、本社機から)=佐藤俊和撮影 沖縄県石垣市に3月7日、「新石垣空港」が開港する。環境保護を巡る反対運動などの曲折を経て完成した住民悲願の空港で、地元では離島振興への期待が高まっている。

 現・石垣空港の約3倍の広さで、滑走路は約500メートル長い2000メートル。羽田、大阪、那覇など6路線のほか、韓国を結ぶ初のチャーター便も就航。機体の重量制限がなくなり、燃料をいっぱいにして離陸できるため、給油のために那覇を経由していた羽田便は直行となり、所要時間は約1時間短い約3時間となる。

 県は年間の乗降客数を、開業3年後の2016年には224万人、21年には260万人と見込む。3月2日には新空港で、山本沖縄相ら約1000人を招き、開港式典がある。

(2013年2月26日 読売新聞)

4230とはずがたり:2013/02/27(水) 09:39:47
>>4226-4227
結局廃港が一番スッキリすると思うんだけど,どうでしょうかねぇ。
秋田県として負担する赤字額は大したことないしずるずる行くんでしょうか?

大館能代〜成田で対東京圏ではどの程度新幹線や秋田空港と競争力ありますかねぇ?

県の事考えると,大館能代空港にカネ使うよりは,大館・能代から秋田・秋田空港へのアクセスを整備した方が県民全体に良さそうだけどインフラ整備はカネ掛かるし空港維持費もそんなに赤字ではないという事か?

4231チバQ:2013/02/28(木) 22:13:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000968-yom-bus_all
関空ベンチ泊急増、格安航空の早朝・深夜運航で
読売新聞 2月28日(木)16時51分配信



空港のベンチで夜を明かす旅行客。ピーチ就航後、大幅に増えた(関西空港で)=宇那木健一撮影
 関西空港で一夜を明かす利用客が増えている。

 関空を拠点に昨年3月に就航した格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」が、空港へのバスや電車が少ない早朝も運航するなどしているためで、1日平均80人と前年比で5倍以上に。

 就航から1年。周辺のホテルには、ピーチの利用客を当て込んだ動きも出ている。

 旅客便の離着陸が終わった午前0時過ぎ。ひっそりした関空ターミナルに、高校3年の男子(18)(福岡市)がギターを抱えてやって来た。大阪でライブをした帰りで、7時間後の便に乗るという。「朝、来ても時間ギリギリになる。乗り遅れたら困るから、ここで1泊します」と、待合のベンチに横になった。

 近くで本を読んでいた女性会社員(25)(京都市)は、旅先の沖縄からの到着が遅れて帰る手段がなくなったといい、「しんどいけど朝まで待ちます」。

 新関空会社によると、1月に空港で夜を明かした旅行客は1日平均80人で、昨年同期(15人)の5倍を超えた。多くの客を運んで料金を下げようとするピーチが、早朝から深夜まで運航しているためという。

 午前6時台にチェックインが必要なピーチの便は7便。最も早いのは午前6時10分までの台湾便で、大阪都心部からの公共交通機関で間に合うのは梅田からのバスしかない。またLCCは過密ダイヤで遅延が生じやすく到着が深夜になることも。ピーチは「早朝、深夜便充実を鉄道、バス各社に働きかけたい」とする。
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4232チバQ:2013/02/28(木) 22:14:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000127-jij-bus_all
格安航空、拠点で明暗=ピーチ順調、後発2社は苦戦―就航1年
時事通信 2月28日(木)17時0分配信

 国内初の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションは1日、就航1年を迎える。既存の航空会社を大幅に下回る低運賃を売りに順調に顧客を獲得。ピーチは関西空港に拠点を構え、首都圏の成田空港を本拠地とする後発のジェットスター・ジャパンやエアアジア・ジャパンに比べて不利との下馬評もあったが、新たな需要の掘り起こしにも成功した。一方、後発2社は成田の離着陸制限などが響き、苦戦が目立つ。

4233チバQ:2013/02/28(木) 22:18:59
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130228/bsd1302282121013-n1.htm
LCC離陸1年「将来はバラ色ではない」? 低料金で拡大も安全面で不安 (1/2ページ)2013.2.28 21:19
 国内初の格安航空会社(LCC)で、全日本空輸などが出資するピーチ・アビエーションが3月1日に就航1周年を迎える。同社を皮切りに国内LCC3社が、破格の低運賃で激しい競争を展開し、新規需要を掘り起こした。一方で欠航が頻発するなど安全面や運航面に不安を抱え、搭乗率が思うように上がらない社もあり、完全に根づくまでにはまだ時間がかかりそうだ。

 ピーチは昨年3月、関西国際空港を拠点に福岡、札幌を結ぶ2路線で運航を始めた。機内サービスが有料で座席が窮屈な一方で、徹底したコスト削減により、関空−福岡線で片道2万円程度の大手に対し、3590円からと圧倒的な低価格を実現。直近の搭乗率は77%程度と、目標の70〜75%を上回る。利用者は2月27日に1カ月前倒しで累計150万人を突破。まずは無難な離陸を果たした。

 井上慎一最高経営責任者は「これまで飛行機に乗ったことがない人も利用している」と目を細める。

 現在は国際線3路線を含めて計8路線を運航し、今後も関空−仙台など4路線を追加する計画だ。那覇や福岡と東南アジアを結ぶ路線の開設も視野に入れる。

 国内LCCでは、全日空子会社のエアアジア・ジャパンと、日本航空が約3分の1を出資するジェットスター・ジャパンも路線を拡大。エアアジアは昨秋、国際線にも進出した。

 ただ、課題も多い。ジェットスターは昨年11月、社内規定を満たしていない整備士を責任者に選任して国土交通省から厳重注意を受けたほか、2月にはエンジン故障で欠航を余儀なくされた。エアアジアも欠航が頻発し、運航面に不安を残す。

 一方、「薄利多売」のビジネスにとって重要な搭乗率も一部で低迷。エアアジアは1月の搭乗率が約57・7%と低迷し、目標だった初年度の黒字化を断念した。

 ジェットスターは搭乗率を高めるため、2月26日に日航と提携。日航の国際線に乗り継ぐ便をセットで販売してもらう戦略に出た。出資関係があるとはいえ、LCCが大手と組むのは異例だ。2社に比べ順調なピーチも初年度は関空の着陸料が免除されており、単年度の黒字化は2年目と先だ。

 航空業界に詳しい早稲田大学の戸崎肇教授は「旅行予約サイトと組んだチケット販売など、日本市場に合わせる努力が必要。LCCの将来はバラ色ではない」と指摘する。

4235チバQ:2013/02/28(木) 22:22:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130228t71015.htm
空港民営化 民間委託方針めぐり 東北各県で温度差
 国が検討を進める空港の民間委託をめぐり、東北各県の対応が割れている。宮城県が「仙台空港の利用者倍増」を掲げて実現を推進するのに対し、他県は「関連法案の整備を待つ」と静観を保つ。空港の経営改善は各県共通の政策課題。民営化が苦境を打開する妙手になり得るのかどうか、見極めを迫られている。
 民間委託は仙台を含む国管理の28空港が対象で、自治体管理となる地方空港への拡大も想定されている。国は昨年廃案となった関連法案を今国会に再提出する方針を固めており、2014年度中にも「委託1号」が誕生する。
 全国の立地自治体では、宮城県の動きが際立っている。委託後の空港開発の青写真を描くほか、昨年10月には利用者数、取扱貨物量を最盛期の2倍に引き上げる独自の目標を設定した。村井嘉浩知事は「より短期での達成も不可能ではない」と積極姿勢を示す。
 東北の空港利用者は06年度をピークに減少傾向にあり、どの空港も経営改善を迫られている。それでも民間委託をめぐっては、宮城を除く各県に「活性化の道筋が見えない」「赤字施設の運営に乗り出す企業があるのか」との疑念が強い。
 青森空港を運営する青森県は昨年3月、有識者会議から民間委託を含む経営改革の提言を受けた。これを踏まえ将来ビジョンを作成しているが、県は「経営体の在り方は検討中」(港湾空港課)と歯切れが悪い。
 民間企業の資金や経営手法によって空港収支を改善できれば、着陸料値下げによる新路線誘致の可能性が高まる。逆に、需要減で運営が硬直化すれば、利便性を損なう結果になりかねない。空港の公共性と経営合理化のはざまで、自治体の迷いが深まる。
 福島県の有識者会議は昨年12月、福島空港の発展策を提言した。経営に民間事業者が参入する可能性は低いとして「県による管理継続が適切」と結論付けた。
 県の担当者は「提言を尊重したいが、まだ民営化への態度は決めていない。今後の具体的な委託スキームを見て判断したい」と説明する。
 民間委託は空港運営に市場原理を導入することにつながる。企業参入が本格化すれば、地域間の誘客競争が激化するのは必至だ。
 花巻空港を管理する岩手県は「仙台空港の民間委託で東北の空路の活性化が期待できる。空港単位ではなく、エリア全体で成長する道を探りたい」と動向を注視する。


2013年02月28日木曜日

4239チバQ:2013/03/01(金) 22:49:57
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/economics/125201
「増量割引」4月導入 新規就航や路線拡充を促進 成田空港の国際線着陸料
2013年03月01日 10:37
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 成田国際空港会社(NAA)は28日、国際線の増便や新規就航をした航空会社を対象に、増えた分の着陸料を値引きする「増量割引制度」を4月から導入すると発表した。着陸料の積算基準となる航空機の着陸重量ベースで、前年から増えた分の5割を差し引く。3月末から成田空港で実施される就航や便数の交渉自由化「オープンスカイ」に合わせた措置で、アジアの空港間競争を意識。路線拡充や新規参入を促す狙い。昨年中に発表済みの国際線着陸料の平均5・5%値下げと同時実施となる。

 昨年6月の就任直後から増量割引制度の導入に意欲をみせてきたNAAの夏目誠社長は、同日の定例記者会見で「選ばれる空港になるための戦略的な料金政策。年間発着枠30万回化で拡大する枠を最大限有効活用することにもつなげたい。着陸料値下げとの二本立てで、国際空港間の競争に勝ち抜きたい」と強調した。実施期間は2016年3月末までの3年間に設定。夏目社長は「3年間実施してみて、効果や経営に対する影響も検証し、継続するか判断したい」と説明した。


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4240チバQ:2013/03/02(土) 01:28:03
http://www.asahi.com/business/update/0301/OSK201303010115.html
2013年3月1日23時16分
格安ピーチ、就航1年 課題は「さらなるコスト削減」

 日本初の格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが関西空港を拠点に就航して1年。井上慎一社長は朝日新聞のインタビューに対し「さらなるコスト削減が必要だ」と述べ、新関西国際空港会社に、関空を拠点にしている航空会社への着陸料を優遇するよう求めていることを明らかにした。

 関空には新規就航や機材を大型化した航空会社などを対象に、1年間着陸料が実質ゼロとなる制度があり、昨年就航したピーチはこの制度の適用を受けている。ただ、「着陸料がフルにかかると、今の安価な運賃は提供できなくなる。関空に旅客を呼び込んでいる価値を認識して欲しい」と不満を示した。

 ピーチによると、1月末時点の搭乗率は76%、定時から15分以内の出発率が83%だった。就航半年の昨年8月末時点の実績と比べると搭乗率は3ポイント、定時出発率は6ポイント下回った。閑散期があったうえ、大雪などの影響もあったという。「運航実績を大手並みに高めたい。そうすればより選ばれる航空会社になるだろう」と話した。

4241チバQ:2013/03/04(月) 22:39:08
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2013/03/post-2861.php
アメリカ「格安航空時代」は終わった
The End of Cheap Airfare

USエアウェイズとアメリカン航空の合併で再び大手航空会社の時代へ逆戻り

2013年03月04日(月)16時31分
マシュー・イグレシアス

[2013年3月 5日号掲載]

 安価な運賃で空の旅を楽しんできた者に受難の時代が訪れた。原因は、先日発表されたUSエアウェイズとアメリカン航空の合併だ。既にノースウエスト航空はデルタ航空に、コンチネンタルはユナイテッドに、エアトランはサウスウエストに買収されており、これで近い将来、4大航空会社がアメリカ市場の約70%を占めることになる。

 これが独占とまでは言わないが、30年以上にわたって熾烈な競争が繰り広げられ、常に運賃が下げられてきた時代はこれでほぼ終わったと言っていい。

 かつては運賃が米民間航空委員会によって定められ、各社が利益を得られる仕組みになっていた。だが70年代後半から80年代前半にかけて、カーターとレーガン政権下で行われた規制緩和によってすべてが変わった。

 新規参入組が次々と現れ、従来の航空会社の既得権益を脅かし始めた。サウスウエスト航空のように州間の路線を拡大し、全米展開する航空会社が現れると、運賃は下がり便数も増えた。

 利用者にとっては黄金時代だったが、航空会社にとっては価格とサービス競争に追われた時代。結局、どこの会社も赤字に苦しむようになり、現在のような業界再編に至った。

経営破綻は氷山の一角
 今回の合併で発表された主な目標は、国内路線の「無駄を削減」すること。平たく言えば、競争とサービスを減らすことだ。乗客に我慢を強いることで収入を上げようとする合併はひどい話に聞こえる。

 だが現実は、アメリカン航空の経営破綻だけにとどまらず航空業界全体が苦境に陥っている状態だ。それに、利用客はこれまで身に余るぐらいのサービスや低料金の恩恵を受けてきたではないか。

 今回の合併は悪い話に聞こえるかもしれない。だがもっと最悪なのは、これよりいい代替案がないという苦い現実だ。

© 2013, Slate

4242チバQ:2013/03/05(火) 00:04:18
http://gendai.net/articles/view/syakai/141203
異常な運賃設定 JAL商法に批判噴出
【政治・経済】
2013年2月28日 掲載
北海道は半額に値下げ 沖縄2倍に値上げ
「ダンピングじゃないのか」――。JALの価格設定に批判が噴出している。ライバル会社が「不当な運賃だ」と国交省に駆け込む事態になっている。

 問題になっているのは北海道路線。たとえば、これまで3万1700円だった〈羽田―釧路〉を、4月から半額以下の1万4500円にプライスダウン。〈羽田―女満別〉も、3万2500円から1万4400円に引き下げる。

 さすがに、同じ路線を飛んでいる「エア・ドゥ」が悲鳴を上げ、国交省に「大手企業が中小企業を排除するための略奪的運賃設定だ」と運賃の変更を求めている。

 その一方でJALは、格安航空の「スカイマーク」が、4月から〈沖縄―宮古島〉路線から撤退することを決めた途端、運賃を2倍以上に引き上げると発表している。5800〜5900円だった運賃を、4月から1万2600円にする予定だ。

 要するに、ライバル企業を叩き潰すために運賃を下げ、ライバルが撤退したら運賃を上げる、とみられているのだ。

 JALに批判が集中しているのは、公的資金で救済されたうえ、ボロ儲けしているのに法人税も払っていないためだ。

「放漫経営で破綻したJALは会社更生法を適用され、再生支援機構から3500億円の出資を受けた。5200億円の借金も棒引きしてもらっています。その結果、2000億円という過去最高益を記録している。しかも4000億円規模の法人税まで免除されている。ここまで優遇されたら、弱小のエア・ドゥやスカイはもちろん、ANAも勝負にならない。そのうえ、あまりに露骨な運賃設定だから批判が噴出しているのです」(国交省関係者)

 JAL広報はこう言う。
「運賃を下げたのは、他社との競争のためです。ただ、赤字ではなく、ダンピングではありません」

 しかし、同業他社が「公平な競争ができない」と悲鳴を上げるのはムリもない。

4243とはずがたり:2013/03/05(火) 19:05:39
先日(先の土曜日)に朝っぱらyoutubeで飛行機の離陸シーンを見たりしてる息子を連れて伊丹迄行って来ました。
飛行機に乗ったこと無い俺に取っても馴染みの無い場所であったけど,まあそんなに敷居の高い場所ではなく,息子も本とかで知ってる飛行機の実物が離陸等してるのみて喜んでました。

基本的に飛行機知らないので,飛行機と云えば全部ジャンボジェットだと思ったけど殆どの飛行機がもっと小さくて吃驚しました。あんな少数の客でお空飛んで採算合わすなんて神業ちゃうのw

4244チバQ:2013/03/05(火) 23:16:38
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130305/biz13030520050036-n1.htm
関空、4月1日から早朝深夜のバスを増便へ LCCの早朝深夜便を支援
2013.3.5 20:03
 新関西国際空港会社は5日、バス会社と協力してJR大阪駅周辺などと関西空港を結ぶ早朝深夜のリムジンバス3便を4月1日から増便すると発表した。

 関空は着陸料割引などで、格安航空会社(LCC)を中心に早朝深夜の飛行機を増やす戦略を推進しているため、利用客らが時間に余裕を持って移動できるようにする。

 具体的には、早朝の午前3時3分に大阪駅近くを出発して午前4時16分に到着する便と、深夜午前1時15分の関空発の便を設ける。関空行きの始発の出発は現状に比べて約1時間半早くなる。関空発の最終は1時間遅くなる。

 南海難波駅(大阪市)に向けて午後11時45分に関空を出発する便も新設する。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130305/biz13030522060043-n1.htm
関空アクセス改善、深夜・早朝便ダイヤ拡大、「うめきた」と連携効果も
2013.3.5 22:05
 関西国際空港を早朝や深夜に発着する格安航空会社(LCC)便に対応するため、新関西国際空港会社は5日、4月1日から関空発着のリムジンバスと高速船の早朝・深夜便を計7本追加すると発表した。梅田発便には従来の午前4時28分発の前に、午前3時3分発を追加し、午前6時台にチェックインが必要な早朝便利用客が余裕をもって移動できるようにする。

 梅田発の始発便は、JR大阪駅北側に4月26日にオープンする飲食店街「UMEKITA FLOOR」が念頭にある。梅田で飲食してから関空に向かえるようにとの考えからで、新関空会社の安藤圭一社長は5日の会見で「何らかの連携を考えたい」と述べ、飲食店とタイアップしたサービスの展開を示唆した。

 関空発梅田行きの最終便は今より1時間遅い午前1時15分発となる。また、関空発南海なんば駅行きの路線を新設し、午後11時45分発の1便だけ走らせる。

 このほか、関空と神戸空港を結ぶ高速船「神戸−関空ベイ・シャトル」の運航本数も関空発、神戸発を2本ずつ追加する。神戸発の始発便は今より1時間早い午前5時半発、関空発の最終便は2時間遅い翌日午前0時発となる。

 LCCの就航に伴い、関空のターミナルでは一夜を明かす客が増加している。関空−梅田間などの深夜・早朝帯のアクセス充実は、梅田地区などの飲食店やホテルの利用客増加にもつながりそうだ。

4246チバQ:2013/03/07(木) 19:46:52
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130307/bsd1303071134009-n1.htm
新石垣空港、38年越しの開港 第1便那覇へ2013.3.7 11:32
 沖縄県・石垣島(石垣市)に7日、新石垣空港(愛称・南ぬ島石垣空港)が開港、第1便の全日空機が那覇空港に向けて出発する。1976年の基本計画策定から38年越しの開港となった。

 新空港の滑走路は、小型ジェット機しか運航できなかった旧空港より500メートル長い2千メートルで、中型ジェット機が離着陸可能となった。

 羽田空港との直行便のほか、韓国との初のチャーター便なども就航。格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションも6月以降、関西空港や那覇空港への路線を開設する。

 新石垣空港は、石垣市の中心部から約11キロ離れたカラ岳陸上に建設された。

4247チバQ:2013/03/12(火) 21:52:14
http://www.itv6.jp/catch/news_detail.php?date=20130312&no=0001
LCC格安航空が松山に就航へ2013年03月12日(火)更新LCC・格安航空会社のジェットスタージャパンが、松山空港への就航を近く発表することが、あいテレビの取材で解りました。

実現すればLCC国内線の四国乗り入れは初めてです。

格安航空会社のジェットスター・ジャパンでは、近く新たなダイヤを発表する予定で、複数の関係者によりますとこの中に、松山空港に新規で就航する路線が含まれるという事です。

ジェットスターでは、国交省への届け出を済ませた後記者発表を行い、役員が県庁へあいさつに訪れる予定です。

路線は成田線か関西線になると見られています。

ジェットスタージャパンは去年国内に誕生した格安航空会社で、成田・関西間の正規運賃が3000円台からと破格の航空運賃で人気を集めています。

現在は国内7路線を運航していますが、今年中に現在の7機から20機体制にする計画で、路線網を急ピッチで拡大させています。

松山への就航が実現すれば、LCC国内線の四国乗り入れは初めてです。

4249チバQ:2013/03/13(水) 21:53:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013031302000214.html
米当局 B787試験飛行を承認 バッテリー改善 運航再開へ前進
2013年3月13日 夕刊

 【ワシントン=斉場保伸】最新鋭機ボーイング787のバッテリーが異常に過熱するトラブルで、米連邦航空局(FAA)は十二日、再設計したバッテリーによる試験飛行を承認した。

 バッテリーなど一連のトラブルが原因で、787は一月から全機運航停止となっていた。再設計されたバッテリーの安全性が立証されるかどうかが最大のポイントで、試験飛行承認により787は運航再開に向けて踏み出すことになる。

 ラフード運輸長官は「改善されたバッテリーが設計通りの機能を発揮するか、全般的に試験する。十分な安全性が確保できなければ、運航は認めない」と話した。

 FAAやボーイングによると、バッテリーを新たに設計し直すことで、電池内部の絶縁体を改善。通気性や断熱性を高めたことも大きな変更点という。

 ボーイングのマクヌーニー最高経営責任者(CEO)は「FAAによる試験飛行の承認は、787事業の継続に向けた重要な節目だ」と話した。

<787の運航停止問題> 全日本空輸が保有するボーイングの最新鋭旅客機「787」が飛行中に発煙し、高松空港に緊急着陸したトラブルを受けて、運航停止に追い込まれた問題。日米などの航空当局が1月16日から17日にかけて一斉に運航停止を指示して調査を開始。バッテリーの異常な発熱による発煙と確認されたが、まだ原因は判明していない。787を保有する全日空や日本航空では現在も欠航や減便などを余儀なくされている。

4250チバQ:2013/03/13(水) 21:55:45
http://diamond.jp/articles/-/33208
再生JAL値下げ攻勢に不満続出
政治巻き込む航空業界の“地上戦”
公的支援を受けて再生したJALの値下げ攻勢に、航空各社から不満の声が噴出している。近年まれに見る大型企業再生は業績回復をもってめでたしとはならず、不公平論に発展、“地上戦”と化している。各社の思惑が入り乱れ、主張しなければ損とその声は大きくなるばかり。利用者目線の置き去りが懸念される。


JALの値下げに不満の声が強まっている。AIRDOが2月27日に国交省航空局長に手渡す予定だった要望書は、受け取りを拒否され、“幻のペーパー”となった(写真左下)
Photo by Naoyoshi Goto 2月27日の午後2時。東京・霞が関の国土交通省に、北海道を拠点とする新興航空会社、AIRDOの齋藤貞夫社長の姿があった。田村明比古航空局長に、自社の窮状を“直訴”するため上京してきたのである。

 競合する東京〜北海道の5路線で、日本航空(JAL)が4月搭乗分から大幅値下げを断行。例えば、羽田〜女満別の3日前割引運賃を3万2500円から1万4400円に下げたことで、約2万円あったAIRDOとの差が何と1500円に縮まったのだ。

 齋藤社長の手には、JALの運賃に変更命令を出してほしいとの趣旨をしたためた要望書が握られていた。だが、航空局はこの日、AIRDOの要望書の受け取りを拒否する。

 航空局が民間企業の要望書を“門前払い”するのは、異例のことだ。実はこの日、齋藤社長は要望書を提出後、マスコミを集めて説明する予定だった。大ごとになるのを警戒した航空局がこの日の要望書受け取りはいったん取りやめ、後日に延期になったというのが真相である。

 JALの値下げに対して悲鳴を上げているのはAIRDOばかりではない。

 やはり新興航空会社で北九州市を拠点とするスターフライヤー。羽田〜北九州のJALとの競合路線では、スターフライヤーよりJALの運賃が1000円高かったが、昨年7月以降、JALが値下げし同額運賃が登場した。

 スターフライヤーは、JALが価格を寄せる「マッチング」によって狙い撃ちしているとして、航空局に意見書を提出したが、航空局は今のところ静観の構えだ。

 なぜならば、(1)JALの運賃は他社を下回っておらず、プライスリーダーにはなっていない、(2)羽田〜北九州はスターフライヤーが12便に対しJALは5便で、競争力はスターフライヤーのほうが優位にあるというのがその理由だ。

 だが、値下げの影響は如実に出ている。スターフライヤーの羽田〜北九州の搭乗率は、7月以降、前年同月比で5〜10ポイント下落している。「当社は国内24便のうち12便が羽田〜北九州に集中している。利益が1桁億円しか出ていないので、これは死活問題」と天を仰ぐ。

真の狙いは
羽田国際線の増枠
 渦巻く怨嗟の声に対し、JALは「(値下げは)他社を排除するためではなく、路線ごとの収支を最大化するため」と反論する。

 北海道路線では、先に大幅値下げしてきたのはAIRDOのほうだという。羽田〜女満別では、1年前の12年4月に、AIRDOが2万9000円から1万4300円に値下げ。JALの搭乗率が落ちて収益が悪化したため、今回の値下げに踏み切ったと説明する。

 国交省が静観しているのは、競争による低運賃は利用者の利益になるからだ。昨年、国内市場にLCC(格安航空会社)が参入し、航空自由化の流れは止められない以上、採算性を度外視したダンピングでない限り、当局が過度に介入するのはよくないというのがスタンスだ。

 それでもJAL憎しの声が収まらないのは、公的支援によって、業績をV字回復させたためだ。ある新興航空会社の幹部は、「運賃のマッチングは経済的行為だが、公的支援を受けた会社に仕掛けられると腑に落ちない」と憤る。

4251チバQ:2013/03/13(水) 21:55:58
 そもそもスターフライヤーもAIRDOも、全日本空輸(ANA)の資本が入った系列企業。つまり、JAL vs ANAの激突の構図がそこにある。

 財務面で見ると、再生を果たしたJALが実質無借金経営なのに対し、ANAは約1兆円の有利子負債を抱える。収益面では、JALが営業利益でANAの2倍、最終利益で6倍稼ぐまでになった。

 ANAは、JALの再生により公平な競争環境がゆがめられたと、事あるごとに主張してきたが、体力勝負で価格競争を挑まれれば別次元の話になる。

 ANAの主張に歩調を合わせるように、自民党もまた“民主党の唯一の成功案件”といわれるJAL再生をめぐり、国会などで追及の姿勢を強めている。現在、JALが免除されている法人税を課税させようとの動きも出ている。

 こうしたANAや自民党の声に押されて、現在、国交省は、有識者会議の「公的支援に関する競争政策検討小委員会」を開催、公的支援を受けての企業再生に備えてガイドラインを策定するか検討に入っている。この小委員会の場でも、ANAはプレゼンテーション時間が10分間しかないにもかかわらず、19ページにわたる資料を用意。JALとの業績格差や、JALの国際線での運賃値下げの実態、格差是正のためJALに足かせをするべき具体案などを細かい字でびっしりと盛り込んだ。

 ANAや新興各社がJALへの不満の声を大きくしているのは、ガイドライン策定などで、V字回復したJALに足かせをしてほしいとの思惑があるためだ。

 その“本丸”は、今秋にも決着するとみられる羽田国際線の発着枠の配分にある。羽田発着枠はドル箱であり、前哨戦ともいえる国内線で昨年11月、ANA8枠に対し、JALが3枠と、ANAが圧勝した。国際線の発着枠の収入は「国内線の5倍以上」(航空業界関係者)といわれるほど1枠当たりの価値がある。国際線でもANAが優遇されれば、業績に追い風となることは間違いない。

政治巻き込み我田引水 
利用者置き去りの議論
 JAL再生をめぐる議論は、情報戦も絡んでますます激しさを増すばかりだ。

 だが、世界の空に目を転じれば、これがほんのコップの中の争いにすぎないことがわかる。LCCの台頭ばかりでなく、欧州の航空各社は中東勢に押されて青息吐息。米国でも合従連衡が一段落、3大陣営に収斂し、アジア市場の進攻を強める構えだ。

 そんな折に政治まで巻き込んで我田引水の議論を振りかざしても、大自由化時代に生き残れる保証はない。そもそも、政治の介入がJAL破綻の遠因になったことは忘れるべきではないし、利用者にとって何が利益なのかという視点も議論されなければならないだろう。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 須賀彩子)

4252チバQ:2013/03/13(水) 22:01:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130313-OYT8T00031.htm
HAC、債務超過に…今月末5000万円超見込み

 北海道エアシステム(HAC)は12日、筆頭株主の北海道に対し、新たな事業計画見直し案を提出した。2012年度の経常損益見通しが2億3100万円の赤字となり、3月末時点で債務超過に転落する見通しだと伝えた。超過額は5000万円超となる見込みだ。春以降も資金繰りに行き詰まれば、存廃を含めた抜本的な経営見直しを迫られる可能性もある。

 HACは5〜8月末に最大9900万円の資金不足に陥る見通しで、金融機関からの一時的な借り入れで事業を継続する方針だ。道の損失補償による借入金で穴埋めしなければ、自主再建が極めて難しい状況にあることが鮮明になった。

 この日、道の経営検討委員会に報告した事業見直し案によると、丘珠―釧路線は5月から1往復増やし、4往復とする。丘珠―函館線は6〜8月の週末減便を見送り、運航回数を増やす。青森・三沢線は予定通り7月からの運航を開始する。

 13年度は7月から日本航空と共同運航を行う集客効果9500万円、丘珠―釧路線増便などによる増収8300万円をそれぞれ見込んだ。この結果、営業収入は現行計画より8100万円増の23億5300万円になるとした。

 12年度の経常損益見通しで2億3100万円の赤字額は現行計画より約1億円増えるが、計画の見直し案で13年度は赤字見通しの現行計画から1000万円の黒字化を見込む。昨年7月の修正事業計画で14年度末をメドとした黒字化を1年前倒しすることが可能とした。

(2013年3月13日 読売新聞)

4254チバQ:2013/03/15(金) 21:09:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20130314-OYT8T01459.htm

LCCが松山―成田便



就航が予定されているエアバスA320型機=ジェットスター・ジャパン提供 日本航空系の格安航空会社(LCC)「ジェットスター・ジャパン」は14日、松山―成田線に6月11日から就航すると発表した。国内線のLCC就航は中四国では初となる。観光客誘致につながると、就航を働きかけてきた県は「首都圏周辺の人たちにもっと来てもらえる」と期待。松山空港にいた県民は「東京行きが気軽になる」と喜んだ。(蛭川眞貴、林興希)

 ジェットスター・ジャパンの発表では、1日1往復で始め、帰省客などが見込める夏場の7月25日〜9月23日は1日最大3往復にする計画。料金は既存の航空会社より3〜7割安い、片道4590〜2万6990円に設定する。180人乗りのエアバスA320型機を使う。

 県は、ジェットスター社が新たに就航できる地方空港を探しているという情報を聞き、中村知事が同社の鈴木みゆき社長を訪ねて面会し、松山便の就航を働きかけてきた。

 中村知事はこの日、県庁で記者会見し、「手軽な料金で、愛媛はぐっと来やすい場所になる。県の魅力をPRできていなかった千葉や茨城など北関東の人を呼び込めるようになる」と期待した。

 ともに記者会見した鈴木社長は「国内線LCCの空白地帯だった四国に就航することができ、うれしい。道後温泉や松山城などには、海外からの観光客も興味を持つと期待している。魅力的な運賃で、新しい需要を掘り起こしたい」と述べた。一方、同社の運航で遅延や欠航が発生していることについて、鈴木社長は「今後機材を増やすことで、改善していきたい」と話した。

 松山空港を利用する県民からは、LCC就航を歓迎する声が聞かれた。

 沖縄旅行から帰ってきた新居浜市上泉町の女性介護職員(64)は「安くなったら、今よりもっと旅行に行けるようになる。他の地域からも来やすくなるから、愛媛もにぎわいそう」と期待した。卒業旅行からの帰りだという松山市今在家の専門学校男子学生(22)は「学生時代、旅行には何度も行ったが、お金をためるのに苦労した。これから安く東京に行ける後輩たちがうらやましい」と話していた。

 一方、仕事で年間100回以上、飛行機を利用するという松山市元町の男性会社員(41)は「プライベートならいいが、仕事のときは高くてもサービスのいい飛行機でゆっくりしたい」と話していた。

◆LCC

 ロー・コスト・キャリアーの略。機内食の有料化や人件費の削減でコストカットを徹底し、座席の間隔を狭めて座席を増やすなどして、低料金で運航する。国内では全日空系のピーチ・アビエーションが昨年3月に就航し、現在3社が参入。ジェットスター社は同7月から、成田、関西国際、新千歳、福岡、那覇で運航している。

(2013年3月15日 読売新聞)

4255荷主研究者:2013/03/17(日) 13:40:08

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20120322l
2013/02/22 15:07 秋田魁新報
秋田空港の小型機駐機場拡充へ 県、受け入れ体制強化

 企業などが所有する小型航空機の受け入れ体制強化に向け、県は2013年度、秋田空港の不定期小型機駐機場の拡充整備に着工する。定期便の小型化に伴い、不定期小型機の駐機需要に応じたスペースが十分確保できなくなっているとし、現在の3機分を、3年間で8機分に広げる。14年度から順次運用する。21日の建設委員会で示した。

 不定期小型機は航空測量を手掛ける業者はじめ企業所有のビジネスジェット(BJ)、報道機関のヘリコプターなど。県港湾空港課によると、同空港には現在、不定期小型機が利用できる駐機スペースは5機分あるが、2機分は隣接する定期便小型機が発着するときのジェット噴射の影響を受けるため、10年から使われていない。

 一方、同空港発着の定期便1日40便のうち、小型機は20便。09年9月末では34便中8便だった。定期の小型機が増えたことにより、同課は「不定期の利用を断らざるを得ないケースもある」とする。不定期小型機の利用実績は09年134機、10年108機、11年103機、12年143機。

4256チバQ:2013/03/17(日) 21:44:10
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130316/bsd1303160502008-n1.htm
ボーイング、787問題で会見 「数週間以内に運航再開」2013.3.16 06:30
 米ボーイング民間航空機部門のレイモンド・コナー社長は15日、都内で記者会見し、バッテリーのトラブルで運航停止となっている「787」の改善策について説明。改良したバッテリーを搭載した試験飛行など一連の手続きが順調に進めば、「経験則から考えて数週間以内」に運航を再開できるとの見通しを示した。

 ボーイングはバッテリーの改善策をまとめ、12日に米連邦航空局(FAA)から承認を受けた。改善策をもとに試験飛行を始め、安全性が確認できればFAAが運航再開を承認。それを国土交通省が追認した上で、各航空会社が再開時期を判断する。

 ただ事故調査は難航、FAAの承認がいつになるかは不透明な状況だ。国土交通省も「再発防止と安全性確保が大前提で、再開時期をいう段階ではない」(航空局)と慎重な見方を示している。航空会社も「FAAの承認が出てから検討する」(日本航空)としている。

 ボーイングの改善案は(1)バッテリー内部の8つのリチウムイオン電池を絶縁シートで耐熱(2)充・放電時の電圧差を小さくするなど充電器の設計変更(3)ステンレス製容器に格納し空気の流入を遮断、排出用ダクトで煙を放出し防火−など。

 コナー社長は会見で、「787は部品の35%が日本製で、日本とともにつくった航空機。今後も日本と一緒にやっていきたい」と述べた。

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4257チバQ:2013/03/18(月) 00:22:16
無風の千葉県知事選を棄権して、一泊二日海外旅行行ってきました。
韓流ブームが消え去り、交流が低調な 韓国に。
諸税込みで航空券が1万円切ってますからね。
不人気の今こそ御お勧めですよ♪(円安がちょっと痛かったけど・・・)

一泊二日の次は、日帰り海外か!?

4258チバQ:2013/03/18(月) 00:29:51
本体は元気なんだけど、ジャパンが微妙なんだよな
(ちなみに↑エアアジアジャパンで行ってきました)

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130315/mcb1303150802021-n1.htm
エアアジア好調、最終利益3.4倍 コスト削減奏功2013.3.15 08:00


成田空港で移動中のエアアジア機。LCCアジア最大手の同社はマレーシアを代表する企業に成長した(ブルームバーグ)【拡大】
 マレーシアを代表する企業に成長した格安航空会社(LCC)アジア最大手、エアアジアの勢いが止まらない。現地紙ビジネス・タイムズによると、同社の2012年の売上高は前年比10%増の50億リンギット(約1540億円)、最終利益は前年から3.4倍となる18億8000万リンギットに達した。12年10〜12月期の売上高も前年同期比10%増の14億1000万リンギットで四半期ベースの過去最高を更新した。

 燃料費が前年比で1%上昇した状況での好調な業績について、同社幹部はコスト削減を徹底し、搭乗料金で地域最安値を追求した結果だと分析。トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は「燃料費の高止まりが続き、新規参入が後を絶たない厳しい業界だが、今後も首位の座を守り抜く」と述べ、今後の経営に自信を示した。

 エアアジアは現在、120機の航空機を運航しており、26年までに360機を追加する計画だ。また、これまでインドネシア、フィリピン、タイ、日本に現地法人を設立するなど、同社は海外進出にも積極的で、今年2月にはインド進出を正式に表明した。インドでは財閥系の巨大複合企業タタ・グループと合弁会社を設立する方向だ。(シンガポール支局)

4259チバQ:2013/03/18(月) 01:02:23
http://www.afpbb.com/article/economy/2934403/10446315
国際空港評議会がサービスの良い空港ランキングを発表
2013年03月17日 19:35 発信地:その他
【3月17日 Relaxnews】国際空港評議会(Airports Council International、ACI)は14日、毎年恒例のエアポート・サービス・クオリティ・アワード(Airport Service Quality Awards)を発表した。欧州地区ではモスクワ(Moscow)のシェレメチェボ(Sheremetyevo)国際空港が、そしてアジア太平洋地区はソウル(Seoul)の仁川国際空港(Incheon International Airport)がそれぞれ栄冠に輝いた。

 ACIは空港ランキングを地域別に発表している。アジア太平洋の2位はシンガポール国際空港、3位は北京(Beijing)国際空港で、欧州の2位はマルタ国際空港、3位はスコットランド(Scotland)のエディンバラ(Edinburgh)空港だった。

 アフリカ地区の1位はケープタウン国際空港(Cape Town International Airport)で、中東地区はアブダビ(Abu Dhabi)国際空港が1位となった。また、ラテンアメリカ·カリブ海地区のトップはカンクン(Cancun)国際空港、北米はインディアナポリス(Indianapolis)国際空港が選ばれた。

 ACIは「規模別最優秀空港」も発表している。大規模空港(年間利用者数4000万人以上)ではアジアの空港が優勢となり、シンガポール、北京、香港がトップ3に輝いた。(c)Relaxnews/AFPBB News

4260チバQ:2013/03/18(月) 21:46:11
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130318/trd13031808470010-n1.htm
顔を識別する監視カメラ使い実証実験 成田空港、検問省力化へ
2013.3.18 08:43

実証実験のために設置された監視カメラ(左上)=15日、成田空港第2旅客ターミナル駅
 成田空港で18日、人の顔を自動識別できる監視カメラや新型の危険物探知装置を使った警備システムの実証実験が始まった。警備員による目視のチェックを省略することで、入場者が立ち止まることなく検問を通過できる「ノンストップゲート化」を目指す。

 成田国際空港会社(NAA)が機器のリース代など約1千万円をかけて実施。第2ビルの駅構内で約2カ月間、従来のチェックと並行しながら行う。

 駅の改札周辺などに設置した16台の監視カメラが記録した映像から自動で顔を識別、挙動不審な人物などがいた場合は警備担当者に知らせる仕組み。危険物探知装置はゲート通過時に微風をあてることで爆発物の成分を探知できるため、手荷物の中身を見せる必要がなくなる。

 実験で機器の精度を検証した上で、第1、第2ビルの両駅構内での本格運用を目指す。成田空港では現在、施設内に通じる駅や道路の計6カ所で警備会社が身分証の確認や危険物のチェックを実施している。

4261チバQ:2013/03/19(火) 23:00:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013031901005
午前0時まで離着陸可能に=地元2市町容認、3月末緩和−成田
 成田空港の午後11時から翌日午前6時までの「夜間離着陸制限」について、地元自治体の千葉県成田市と芝山町が19日、午前0時までの離着陸を認める国土交通省などの緩和案に同意した。31日からの航空自由化(オープンスカイ)に合わせて制限を緩和する。
 今後、空港周辺の他の市町とも協議した上で、森田健作千葉県知事も交え、29日開催予定の「四者協議会」で、国、空港会社と地元が正式合意する見通し。
 離着陸制限は開港以来、騒音対策のため設定され、緊急事態などを除き、1分でも「門限」に遅れれば着陸を認めてこなかった。成田には昨夏以降、少数の機体をフルに活用してコストを引き下げる格安航空会社(LCC)が相次ぎ参入したが、門限のために欠航や他空港への代替着陸が続いた。(2013/03/19-21:42)

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4262チバQ:2013/03/19(火) 23:26:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130319/kor13031920580001-n1.htm
平壌−北京便、週5日に 高麗航空、来月から
2013.3.19 20:56 [中国]
 北朝鮮の高麗航空が現行は週3日運航している平壌−北京間の定期便を4月から週5日に増やす方向で調整していることが分かった。同社関係者が19日明らかにした。ビジネスマンや観光客の利便性を向上させ、外貨獲得に結びつける狙いがありそうだ。

 高麗航空は現在、両都市間で火曜と木曜、土曜に計6便を定期便として運航している。4月中旬からは、月曜と金曜にもそれぞれ2便ずつ就航させ、10便に増やす準備を進めているという。

 同社は平壌−中国・瀋陽間、平壌−ロシア・ウラジオストク間でも定期便を運航している。平壌−北京間には、中国国際航空も定期便がある。(共同)

4263チバQ:2013/03/20(水) 23:25:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130320-00000561-san-bus_all
B787まさかの“視界不良” 全日空、日航、空港の期待と誤算
産経新聞 3月20日(水)18時2分配信

 米ボーイングの最新鋭中型旅客機「787」のバッテリー発煙のトラブルによる運航停止が、関西の空にも影響を及ぼしている。大阪(伊丹)空港などで、787を世界で初めて導入した「ローンチカスタマー」の全日本空輸便の欠航が続いているためだ。欠航は航空会社だけでなく、空港の収入にもマイナスとなる。米連邦航空局(FAA)は3月、改善を施したバッテリーを搭載した機材の試験飛行を許可し、ボーイング社は最短数週間での運航再開が可能との見方を示す。だが、失った信頼をどれだけ早期に回復できるかは不透明だ。

[全日空の5人は…]B787、待機パイロット視界不良 操縦資格に「縛り」

 787をめぐっては1月中旬、全日空機の機内で発煙し、高松空港に緊急着陸するなどのトラブルが相次ぎ、日米当局などが運航停止を指示した。787を17機保有する全日空では、5月31日までの累計で国内線2662、国際線939の計3601便が欠航。7機保有する日本航空でも3月30日までで国際線94便が欠航するという。

 全日空は国内線、国際線ともに787を投入。関西ではそもそも羽田−伊丹線でしか運航していなかったが、機材繰りなどの影響で欠航が相次いでいる。伊丹空港発着では仙台、福岡の2路線、関西国際空港発着では韓国・ソウル線で、3月31日〜5月31日に欠航が出るという。

 また中部国際空港発着でも、札幌、福岡の2路線とソウル線で欠航が出る。一方の日航は国際線のみの運航で、関空、中部ともに影響はないという。全日空では予約のキャンセルなどにより、1月の売り上げが約14億円減少する見込み。2月以降は現時点では見込めないと言葉を濁すが、影響は小さくない。日航では1〜3月で約11億円の売り上げが減少する見通しだという。

4264チバQ:2013/03/20(水) 23:25:20
 空港側の収入も減る。伊丹空港と関空を一体運営する新関西国際空港の関係者は、「欠航により、着陸料や施設使用料収入が減ってしまう」と頭を抱える。中部国際空港会社の担当者も、「利用者が減ることで商業面の売り上げに影響する」と話す。

 機体数が多い全日空の欠航が際立って多い。なぜか。「787はゲームチェンジャー(勝負の流れを変えるもの)になる」。全日空の伊東信一郎社長は、787導入に際し、繰り返しこう強調していた。787は機体に炭素繊維を採用するなどして燃費効率を従来より約2割高めた次世代機で世界的に注目は高かった。また、787は三菱重工、川崎重工など、機体構造の35%を日本メーカーが製造し「メイドインジャパン」と話題性の高い機体だ。

 全日空は開発段階から787に関わり、平成16年に行った50機もの大量発注で、1号機を受け取るローンチカスタマーとなった。航空会社間の競争の中、大々的な宣伝で国際的な知名度を高めようとしてきたことも背景とされるが、その強い意気込みがトラブルによってあだとなった格好だ。

 FAAは3月12日、改善を施したバッテリーを搭載した試験飛行を許可した。た、ボーイング民間航空機部門のレイモンド・コナー社長兼CEO(最高経営責任者)らは15日、東京都内での記者会見で、最短で数週間以内の運航再開が可能との見方を示した。同社はバッテリーに保護システムを取り付けた新型バッテリーシステムを導入すると説明。B787の改善策は包括的で、安全性には絶対の自信を持っていると強調した。

 空港側の期待も大きい。中部空港会社は、中長距離の国際線に適している787の就航を全日空に打診してきたといい、担当者は「早く運航を再開して中部に就航してほしい」と熱望。新関空会社は「運航コストを抑えられる787なら海外の航空会社の就航が増える可能性がある」として期待を寄せる。

 試験飛行などが順調に進めば、4月後半にも商業運航が再開できるとの見通しもある。だが国土交通省は安全確保が大前提で、「再開の時期は分からない」と慎重な見方を示した。また、トラブルを起こした787から脱出する搭乗客の映像で、依然としてマイナスのイメージがあり、新関空会社の関係者は「安全性はしっかりとクリアしてもらわないといけない」と語気を強める。一度失った信頼を取り戻すのは容易ではない。(中村智隆)

4265チバQ:2013/03/20(水) 23:26:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130319-00000010-fsi-bus_all
日航、稲盛取締役退任を正式発表 「再建は毎日命が縮む思い」
SankeiBiz 3月20日(水)8時15分配信



経営の一線から退く稲盛和夫氏(左)。右は植木義晴社長=19日午後、東京都品川区(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 日本航空は19日、稲盛和夫名誉会長が3月31日付で取締役から退任すると正式に発表した。名誉会長は引き続き務めるが、直接経営には関与せず、助言などにとどめる。破綻後の経営を立て直した稲盛氏が一線から退くことで、生え抜きの植木義晴社長を中心とした経営体制へ移行する。

「無茶な…殺す気か」驚きと恐怖のフライト 北朝鮮の謎多き会社「高麗航空」

 稲盛氏は同日の会見で「(2010年2月の会長就任から)3年ぐらい全力投球でがんばるといってきた。3年が経過するためやめさせていただくと申し上げた」と退任理由を説明。再建に当たった3年間を「(再建を)引き受けたときは全く自信がなかった。毎日毎日命が縮む思いだった」と振り返る一方、「心残りはない。倒産という死のふちからはい上がってくれた」と社員に感謝した。

 今後については「完全に実際の経営からは手を引く。他の企業から頼まれても引き受けるつもりはない」とし、「京都賞」を主催する稲盛財団の運営や慈善事業に専念する。

 稲盛氏は、当時の鳩山由紀夫首相の要請を受けて会社更生法の適用を申請した日航の会長に就任。人員・給与の大幅カットや不採算路線からの撤退、燃費効率の悪いジャンボ機の退役など、コスト削減を軸とする経営改革を進めた。昨年9月には東京証券取引所への再上場を果たし、足元の業績は大幅に改善している。

4266チバQ:2013/03/21(木) 19:49:11
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130320ddlk12020081000c.html
成田空港:離着陸制限緩和 苦渋の決断「深夜のみ」 首長「共生共栄」必要 /千葉
毎日新聞 2013年03月20日 地方版


報道陣の取材に応じる小泉成田市長(左から3人目)=成田市役所で19日夕、味澤撮影
拡大写真 ◇経済的に依存、総合的観点で了承
 「地元と空港はどっちが勝ち負けではなく(両者が勝者となる)ウィン・ウィンの関係が望ましい」(相川勝重・芝山町長)−−。成田空港の深夜・早朝の離着陸制限の運用緩和提案に対し、成田市と芝山町が19日に出した答えは、深夜のみの緩和への同意だった。両市町の首長は報道陣の取材に「空港との共生共栄」を強調したが、長くつらい建設反対運動を経て、「地元との重い約束」として35年近く守られてきただけに、住民の間からは反発や評価、注文などさまざまな意見が聞かれた。【早川健人、味澤由妃】

 この日、それぞれ行われた成田市と芝山町の議会全員協議会で、小泉一成市長と相川町長は国と成田国際空港会社(NAA)の提案に条件付きで同意すると表明した。早朝午前5時台の着陸を認めないなど両市町共通の4条件に加え、芝山町は「飛行コース直下の住民4〜6人を『騒音モニター』に指名し、国などとの協議の場で自分の皮膚感覚で騒音について語ってもらう」という取り組みを提示した。

 国とNAAによる昨年末の緩和提案を受け、芝山町は今年2〜3月に住民説明会を7回開催し、成田市も5回、騒音団体の役員を中心にした説明会を開いた。「寝る時間もない。目覚まし時計を抱いて寝ているようなものだ」「10年秋に国が約束した騒音対策が実現していない」「3月末からの緩和を明示した提案はおかしい。住民の意見を聞く気がないのと同じではないか」など、説明会の会場では多くの反対意見が出されていた。

 小泉市長は議会に対し、「騒音地域の声を聞き、熟慮した。現行の提案内容のままで、受け入れは厳しい」などと深夜時間帯に緩和を限定して認めた決断の経緯を説明した。

 その一方で小泉市長は取材に、「成田の空港への財政的な依存度、空港関連で商業活動している人もいる。総合的な観点から了解した」とも述べ、空港との共生共栄の必要性も強調。相川町長は取材に対し、「国が提案したことを撤回するなんて、本来あり得ない。でも国は(深夜のみでも)OKします」と話し、水面下で国やNAAとの調整が終わっていることをにおわせた。

 航空会社が路線や便数を自由に決められる航空自由化(オープンスカイ)が、今月31日から始まる。「成田は選ばれる空港になる」。NAAの夏目誠社長が会議や記者会見などあらゆる場面で繰り返した通り、31日までの緩和実現は国やNAAにとって不可欠な生き残り策だった。

 成田市の6騒音地区では、唯一「緩和に絶対反対」を掲げて説明会開催も拒否した住民団体「下総地区空港対策委員会」の堀江昭夫会長(62)は「睡眠5時間はダメで、6時間ならいいというのは安直な考え」と批判。一方、住民団体「成田空港から郷土とくらしを守る会」の岩田公宏事務局長(70)は「住民健康調査を条件に付けたことは評価したいが、月末までの結論を急がずに議論を続けたほうがよかった」と話した。

4267チバQ:2013/03/21(木) 19:59:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130320-OYT8T00946.htm
福島空港20年 利用減で苦境


 福島空港は20日、開港20周年を迎えた。遠方の都市や海外との交流、物流で県内経済を支えてきたが、近年は利用客の減少に歯止めがかからない。一方、東日本大震災では防災拠点としての存在感を示した。空港を管理する県には、新たな魅力作りや活用が求められる。

 空港が立地する玉川村ではこの日、「福島空港の今後の可能性を考える」と題した記念フォーラムが開かれた。講演した加藤一誠・日大教授(交通経済学)は「そもそも利益目的で設置されたものではない。赤字かどうかで計れるものではない」と強調した。

 加藤教授は一例として、震災時の活用を挙げた。津波で使えなくなった仙台空港に代わり、被害が少なかった福島空港は臨時便や救援物資の受け入れに大きな役割を果たした。加藤教授は、県が引き続き空港を管理したうえで、「民間的な発想で経営するべきだ」と訴えた。

 福島空港は1993年、札幌、名古屋、大阪の3路線でスタートした。その後、福岡や函館、沖縄便などが加わり、99年に上海、ソウルの国際便が就航。99年度は国内7路線、海外2路線となり、利用者数も75万7625人とピークを迎えた。

 しかし、他の地方空港と同様、航空各社の不採算路線の見直しや機材小型化の影響で、利用客は年々減少。2009年には日本航空が全面撤退し、一気に20万人台に激減した。震災で運休した上海、ソウル便は再開のめどが立っておらず、現在、定期運航しているのは札幌、大阪の2路線のみ。11年度の利用客数は20万9695人とピーク時の3分の1以下で、貨物取扱量も97年度の5374トンから177トンまで落ち込んだ。

 県は11年12月、「福島空港に関する有識者会議」(座長=田村亨・北大教授)を設置。同会議は昨年12月、路線の維持・拡充や防災拠点としての役割、空港や周辺地域の付加価値を高める必要があるとした提言書をまとめた。佐藤知事は20日の記念式典で、「新たな魅力作りに努め、空の玄関としての使命を果たす」と決意を述べた。

 ◎◎福島空港の歩み◎◎

1993年3月20日 開港。札幌、名古屋(〜2007年11月)、大阪の3路線が就航

   5月 福岡便(〜06年3月)就航

 94年6月 函館便(〜01年11月)就航

   9月 沖縄便(〜09年1月)就航

 95年7月 帯広便(〜00年9月)就航

 99年6月 上海便とソウル便の国際定期路線就航。震災の影響で、両便とも現在運休中

2000年7月 2500メートル滑走路が全面供用され、初めてジャンボ機が離着陸

 09年1月 日本航空が全面撤退

 11年3月11日 東日本大震災発生。24時間運用し、救援物資の輸送や旅客臨時便などを運航

   11月13日 ボーイング787復興応援フライト

 12年2月19日 利用者1000万人達成

   9月10日 震災後初の上海チャーター便

   12月21日 震災後初のソウルチャーター便

 13年3月20日 開港20周年

(2013年3月21日 読売新聞)

4268チバQ:2013/03/21(木) 23:10:13
http://www.minpo.jp/news/detail/201303217314
福島空港の可能性探る 開港20年フォーラム

国土政策フォーラムで空港の今後の可能性などについて意見を交わす(右から)石森玉川村長、本名さんらパネリスト

福島空港20周年を祝い、一層の発展を願った記念式典
 福島空港が開港20周年を迎えた20日、記念の国土政策フォーラムinふくしまが玉川村のたまかわ文化体育館で開かれ、福島空港の存在意義や今後の可能性について意見を交わした。
 国土交通省と県の主催。村の共催。東日本大震災後に福島空港の在り方を考えるため県が設置した有識者会議の委員を務めた加藤一誠日本大教授(交通経済・アメリカ経済)が基調講演した。
 加藤教授は福島空港が地域間競争を勝ち抜くための交流拠点、首都圏での大規模災害発生時の支援拠点になることを挙げ、魅力を高めながら利用者の目線に立った効率的な経営を目指す必要性を説いた。
 有識者会議で座長を務めた田村亨北海道大大学院教授をコーディネーターに、加藤教授、有識者会議委員の小林茂北海道糖業常勤監査役と引頭雄一関西外国語大教授と石森春男玉川村長、福島空港をPRするテレビ番組に出演した会津美里町出身のモデル本名由香里さんの5人がパネルディスカッションに臨んだ。
 出席者からは空港が経済、交流、人づくりの拠点として地域を支えていることを強調する意見が続いた。

■「県民空港」の発展願う記念式典

 県主催の開港20周年記念式典は同日、玉川村のたまかわ文化体育館で行われ、出席者が復興を支える県民空港の一層の発展を願った。
 国、県、空港周辺市町村などから約150人が出席した。佐藤雄平知事が式辞で「福島空港は企業活動、観光、青少年交流を支え多くの絆を紡いできた」と述べ、空港を利用した県民らに謝意を示した。さらに「路線拡充や開拓、防災機能の強化など新たな魅力づくりに努める」と決意を語った。
 坂井学国土交通大臣政務官兼復興大臣政務官、柳沼純子県議会土木委員長、橋本克也須賀川市長、増子輝彦参院議員(本県選挙区)、金子恵美参院議員(同)、菅野佐智子衆院議員(比例東北)が祝辞を述べた。
 福島民報社から高橋雅行社長が出席した。

■ウルトラマン人気 31日まで記念フェスタ 23、24日はショー

 記念イベントの「ウルトラマン空港フェスタ」は31日まで同空港で開かれ、ウルトラマンの魅力を発信している。
 実行委員会の主催。歴代ウルトラマンのパネルや、須賀川市出身の特撮映画監督・故円谷英二さんの功績を紹介する映像コーナーなどを設けた。
 23、24の両日はウルトラマンショー、空港制限エリア内でのバスツアーなどがある。
 空港2階の売店には東北初のオフィシャルショップ「SHOT M78」を開設。ウルトラマン関連のタオルや菓子類、DVDなど他では手に入らない商品を扱っている。

■「八重ジェット」で遊覧も 避難の幼児、小学生ら招待

 東京電力福島第一原発事故で避難生活を送る楢葉町や会津若松市の幼児と小学生、その保護者ら約50人は、福島空港に飛来した「八重の桜」ラッピングジェットに招待され、札幌までの遊覧飛行を楽しんだ。
 全日空(ANA)が特別に招待した。国内線搭乗待合室では、本県の観光PR隊「ふくしま八重隊」との記念撮影や県のマスコットキャラクター「八重たん」のグッズなどを入れた記念品の配布があり、参加者を喜ばせた。

( 2013/03/21 11:30 カテゴリー:主要 )

4269チバQ:2013/03/24(日) 11:36:51
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130324/biz13032407000001-n1.htm
格安航空登場1年。関西弁で接客、桃色ユニホーム…あの手この手
2013.3.24 07:00 (1/3ページ)[ドラマ・企業攻防]

成田空港に今年夏、相次ぎ就航した国内系格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの旅客機
 日本の国内線に格安航空会社(LCC)が就航して1年が過ぎた。大手の半額以下という低運賃で気軽に旅を楽しめ、今のところ航空機を初めて利用する乗客など新たな需要を獲得している。ただ、サービスの簡素化でコストを下げるビジネスモデルの課題も露呈。日本の空に定着できるか、正念場を迎えている。


浴衣姿の女性客


 今月1日、全日本空輸などが出資したLCCのピーチ・アビエーションが主要拠点の関西空港で行った就航1周年の記念セレモニー。井上慎一最高経営責任者(CEO)は、搭乗客をハイタッチで送り出した後、「新しいビジネスモデルを確立できた。従来の航空会社にないお客さまに乗っていただいている」とあいさつした。

 LCCが最も注目するのが、利用客数を提供座席数で割った搭乗率だ。ピーチは70%で利益が出せるとされるが、2月の搭乗率は80%超と好調だ。

 LCCのビジネスモデルは、インターネットでのチケット販売や機内食の有料化など徹底したサービスの簡素化でコストを下げ、運賃を安くするのが特徴だ。

 ただ、それだけでは客に飽きられてしまう。ピーチは、客室乗務員が関西弁で接客するほか、飛行機の塗装やユニホームに「桃」をイメージしたピンク色を採用するなど、親しみやすさを訴える戦略を展開した。

 ピーチの主な顧客は20〜30代の女性で、利用客全体の3分の1を占める。若い女性が浴衣姿で博多に移動したり、日帰りでソウルとの間を往復したりするなど空の旅が変わりつつある。

 国内LCC3社のうち、日本航空系のジェットスターは豪州、全日空系のエアアジア・ジャパンはマレーシアが運営母体。それぞれ海外で成功したビジネスモデルを日本に持ち込み、「観光を通じて経済活性化に貢献できる」(ジェットスターの鈴木みゆき社長)と期待する。


格安の「代償」


 ただ、格安の「代償」としての不便さが、LCCの普及を妨げている。

 「LCCは欠航が多い」というイメージが浸透し、時間に厳しい利用客から敬遠されていることもその一つだ。成田空港を拠点とするジェットスターとエアアジアは、騒音上の問題から離着陸を午後11時までに制限した“門限”により、最終便が欠航となるケースが続出。国土交通省によると、昨年10〜12月の欠航率は、エアアジアが1・53%、ジェットスターが1・34%で、大手9社の平均(0・90%)を上回った。ピーチは欠航は少ないが、予定時間を15分以上超えた便の割合を示す遅延率は25%強で、6%弱の日本航空とは雲泥の差だ。

 こうしたトラブルもあり、エアアジアは昨年10月から4カ月連続で搭乗率が6割を下回った。ジェットスターは昨年12月以降、搭乗率を公表していない。

 ただ、千葉県成田市は今月19日、成田空港の離着陸時間について、悪天候などやむを得ない場合に限り午前0時までの延長を容認すると決め、今後は利便性が改善されそうだ。

 しかし、ジェットスターは今月13日、航空機部品を輸入した際の添付書類に記載ミスがあったとして、1機の運航を取りやめた。国交省によると、部品の書類ミスで欠航するケースは珍しいといい、LCCの弱みは容易に解消されそうにない。


日本流の改善


 欠航などに対する利用客への対応は、各社で分かれている。ジェットスターは欠航などの場合、乗客の宿泊費などを負担。エアアジアは「(航空機が)遅れても代替交通手段の手配はせず、ホテル代や交通費も出さないと約款に書いてある」(小田切義憲CEO)とする。

 ウェブサイトでの予約が使いづらい、という声もある。「不満をぶつけたくても(LCCの)コールセンターにつながらない!」。国民生活センターの担当者は、怒りに満ちた利用客の苦情を何度か受けたという。日本の大手航空会社の手厚いサービスになれている利用客からの不満が高まれば、顧客離れにつながりかねない。

 エアアジアは、3月末に予定する中部空港への進出に合わせ、2月にマレーシアだけにあったコールセンターを千葉県にも開設。自社のウェブサイトの改善や、1月から旅行代理店を通じたチケット販売にも乗り出した。

 顧客満足度を高めようとすれば、コスト増を覚悟しなければならない。日本流のビジネスモデルを構築するまでにはもう少し時間がかかりそうだ。(井田通人)

4270チバQ:2013/03/24(日) 18:55:08
はやっ!
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201303240046.html
'13/3/24
岩国空港―徳山駅バス廃止へ

 防長交通(周南市)は、岩国市の岩国錦帯橋空港と周南市のJR徳山駅を結ぶ空港連絡バスを30日で廃止する。乗客数低迷のためで運行開始から3カ月余りで取りやめる。31日からは乗り合いタクシーに切り替える。

 徳山駅と空港を結ぶ路線は昨年12月13日から1日2往復運行。片道運賃は1600円だった。しかし、1便当たりの平均乗客数は、採算ラインの8人を大きく下回る2人程度にとどまったという。

 同社は「バスは航空機の始発便と最終到着便に接続せず、地元企業から乗り合いタクシーの運行を求める声もあった。航空機全便に対応して利便性を高めたい」としている。

 乗り合いタクシーはグループ会社の周南近鉄タクシー(周南市)が運行を予定。周南市内のほか下松、光市内からの乗降も可能にした。6歳以上の1人当たりの片道運賃は周南市内が2800円、下松、光市内が2600円。前日までに予約が必要。周南近鉄タクシー=電話0834(21)1551。

4271チバQ:2013/03/25(月) 20:15:12
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2013/03/97029.php
焦点:東南アジア格安航空の競争激化、上昇気流の経済で拡大路線
2013年03月25日(月)17時59分

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[シンガポール 24日 ロイター] インドネシアの格安航空会社(LCC)ライオン・エアが実施した過去最大規模の航空機発注は、東南アジア最大のLCC、エアアジアに挑戦状をたたきつけ、アジア全域のLCCとして頭角を現す計画を明確に示した。

ライオン・エアは22日、エアアジアの本拠地マレーシアに初めて進出し、両社のライバル関係はさらに激化。ただ、その拡大ペースは、航空会社の限度を超えているのではないかとの懸念も生じさせている。

しかし、投資家や業界幹部らは、東南アジアのLCCが急成長路線を歩み始めたばかりだとみている。それは過去に欧州のライアンエアやイージージェット、LCCのパイオニア、米サウスウエスト航空がたどった道と同じだ。

拡大する東南アジアのLCCについて、BNPパリバのエリック・ユージン氏は、「景気の先行きに裏打ちされており、とても合理的だと思う」と指摘。「運賃を払って飛行機に乗れる人の数も根拠になっている」と述べた。

ライオン・エアの共同創設者で最高経営責任者(CEO)のルスディ・キラナ氏は先週、欧州航空防衛大手EADS傘下のエアバスに中距離旅客機234機を発注した。同社は約1年前に米ボーイング に230機を発注したばかり。

<ライバル関係>

ライオン・エアの台頭は、東南アジアのLCCビジネスを独占するエアアジアにとっては、最も脅威となる挑戦状だ。

しかし、エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEOは22日、ツイッターで「エアバスA320の1機種。世界最安の航空会社。それがカギだ。最低コストが常に勝つ」と強調。徹底したコスト管理と、航空機メーカーを1社に絞った戦略が同社のアドバンテージになると自信をみせる。同社は現在120機を運航し、2026年までに360機を追加投入する予定。

対するライオン・エアは、アジア太平洋路線をスタートさせる計画を進めているのに加え、エアアジアの本拠地マレーシア市場にも設立に参加したマリンド航空を使って、クアラルンプール─コタキナバル線などを就航した。

航空機リース会社アボロンのRanga Karumbunathan氏は、「イージージェットやライアンエアをめぐって10年前に欧州で起きたことが、今ここ(東南アジア)で繰り広げられている。パイは十分に大きいのではないか」との見方を示した。

<過半数のシェア>

航空コンサルタント会社CAPAのデータによると、東南アジアでは座席定員の52%をLCCが占める。

「10年もしないうちにLCCは、事実上ゼロの状態から過半数のシェアを占めるようになった」。シンガポール航空傘下の中長距離格安航空会社スクートのキャンベル・ウィルソンCEOはこう振り返る。

航空業界のデータを提供するアセンド・オンライン・フリーツによると、東南アジアでは、向こう2年間で約175機の納入が予定されており、これはアジア太平洋地域で納入される航空機の3分の1に当たる。その納入先の大半が、インドネシアとマレーシア、シンガポールだという。

アセンドのポール・シェリダン氏は、「全ての要素がそろっている。3時間以下のフライトを利用する旅客の多さ、増え続ける中産階級、急成長する経済に発展するインフラ。今まで飛行機を利用したことがない人を見つけるのも容易で、そういった人を乗せることが可能だ」と分析する。

シンガポールのチャンギ空港をはじめ、LCCの拡大に備えたターミナル整備も進んでいる。同空港は10億ドル(約950億円)を投じて、2017年までに4番目のターミナルの完成を目指している。

ライオン・エアグループのリース会社のジョン・ダッフィー最高執行責任者(COO)は、「ライアンエアや、サウスウエスト航空でさえも成長していく過程で、人々が馬鹿げていると考えた発注を勇敢にも実行した時期があった」と話した。

(原文執筆:Anshuman Daga記者、翻訳:野村宏之、編集:梅川崇)

4272チバQ:2013/03/25(月) 20:17:38
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130325ddlk12020044000c.html
成田空港:離着陸制限緩和 住民から批判相次ぐ 経緯説明を求める−−騒対協 /千葉
毎日新聞 2013年03月25日 地方版

 成田市と芝山町が成田空港の離着陸制限について深夜1時間に限った緩和に同意した問題で、成田市内の6騒音地区の住民で構成する成田空港騒音対策地域連絡協議会(騒対協)は24日、同市役所で常任理事会を開いた。小泉一成市長ら市幹部を呼んで、同意にいたった経緯について説明を求めた。

 出席者からは「沖縄県知事は、米軍普天間飛行場の県内移設という国の提案を拒否している。これは住民のためを思ってのことだろう。なぜ今回、成田市長は国の緩和提案を拒否しなかったのか。残念だ」「市長らに、住民の気持ちに迫る言葉がない。『(31日からの航空自由化まで)時間がない』の言葉ばかり」「国は過去、騒音対策などの約束を守ってこなかった。今回も同じになるのでは」などと批判が相次いだ。

 また、国などによる説明会が下総地区では住民側の反対で実現していないことや、他の地区で2回目の説明会開催を求めていたのに、日程が決まる前に市長が同意を表明したことについて「まだ決断の時期ではないのでは」との意見も出た。

 市側は「説明会で住民の意見を聞いて、早朝1時間の緩和は(同意せずに)押し戻した」と釈明した。【早川健人】

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130325ddlk12020047000c.html
成田空港:反対する北原派、全国総決起集会 1370人参加 /千葉
毎日新聞 2013年03月25日 地方版

 成田空港に反対する「三里塚・芝山連合空港反対同盟北原派」は24日、成田市天神峰の同空港近くの畑で「全国総決起集会」を開いた。計約1370人(主催者発表。県警発表は約960人)が参加した。成田市と芝山町が同意した、離着陸制限の深夜1時間の緩和について、反対を表明した。

 空港用地内の同派農家、市東孝雄さん(62)に成田国際空港会社が土地の明け渡しを求めた千葉地裁の民事訴訟の最終弁論が27日に迫っている。参加者は市東さんのトラクターを先頭に、「農地取り上げを許さないぞ」などと叫びながらB滑走路の周辺約2・5キロをデモ行進した。【早川健人】

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4274チバQ:2013/03/27(水) 21:50:16
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130326/bsd1303262117018-n1.htm
過去2番目に多い便数 関空国際線夏ダイヤ、尖閣問題で最多はならず2013.3.26 21:15
 新関西国際空港会社は26日、関西国際空港の国際線定期便の平成25年夏ダイヤ(31日から10月26日)を発表した。ピークの8月に旅客と貨物を合わせた便数は週850便となり、開港以来最高だった昨年の週854便には及ばないが、過去2番目の水準となる見通し。新関空会社は当初、過去最高を更新すると見込んでいたが、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中関係の冷え込みに伴う中国路線の減便が影響した。

 夏ダイヤでは、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが9月に韓国・プサン線を週7便で開設。またシンガポール航空はシンガポール線を週11便から14便、チャイナエアラインも台湾・高雄線を週2便から5便に増便する。

 一方、中国路線は減る見込みだ。中国南方航空は昨年の週33便から15便の大幅減。中国LCCの春秋航空は3月までに上海線の開設を予定していたが、中国当局が認めておらず、夏ダイヤに含まれていない。

 新関空会社は平成26年度に関空国際線の発着回数を23年度比で約4割増に引き上げる目標を掲げるが、安藤圭一社長は「見直しは考えていない」と述べた。その上で「今後は中国以外のアジアでもネットワークを拡充する」と強調した。

 また新関空会社は同日、国内外の空港運営のコンサルティング業務などを手がける「国際事業連携室」を4月1日に立ち上げることを明らかにした。安藤社長は「関空の競争力強化、事業価値向上につなげたい」と話した。

4275チバQ:2013/03/27(水) 21:51:40
http://mainichi.jp/select/news/20130327dde041040051000c.html
違法薬物:「コカインお返しします」??? 「還付公告」の不思議 成田空港抱える千葉地検、押収薬物多く
毎日新聞 2013年03月27日 東京夕刊

 ◇法規定だが「意味あるの?」
 管内に成田空港を抱え、さまざまな密輸事件への対応を迫られる千葉地検(千葉市中央区)の掲示板に、違法薬物の持ち主に名乗り出るよう求める「還付公告」が日常的に張り出されている。「名乗り出る人はまずいないだろう」(地検関係者)と分かっていながら、刑事訴訟法の規定に沿って続いている措置だ。覚醒剤やコカインを忘れ物のように扱う掲示に、市民らは「意味あるの?」−−。【黒川晋史】

 刑事訴訟法は、押収した物品の持ち主が分からない場合、返還することを一般に知らせる(公告)よう検察官や司法警察員に求めている。薬物の他、窃盗事件の被害品などが掲示されることがある。期間は14日間。持ち主が現れなければ、いったん国庫に納められ、公告開始の6カ月後に処分される。

 成田空港では昨年、違法薬物の押収量が約281キロと過去5年で最多を記録した。密輸事件では「知らない人から運ぶよう頼まれた」「違法薬物だとは知らなかった」と関係者が否認する場合が少なくない。本人の所有が裏付けられない場合「持ち主不明」扱いとなる他、所有者不明の荷物から違法薬物が見つかるケースもあるとみられる。

 こうした背景も影響し、同種の還付公告は頻繁に千葉地検の庁舎前掲示板に張り出されている。いつ、どこで、どのように押収されたものかは記載されておらず、「期間内に還付の請求をされたい」とあるだけだ。1月末には「覚せい剤 6袋」「コカイン 2袋」などの記載が登場。2月7日には「大麻 2包」、同28日は「MDMA 2錠半」と掲示され、今月19日からは再び「覚せい剤 5包」と張り出された。

 庁舎近くを掃除していた団体職員の男性(63)は「所有さえ違法なのに返していいのか」と話す。地検は「少なくともこの1年、名乗り出た人はいない」としながらも「手続き上も必要だし、研究や医療目的の所持が認められている場合もある以上、公告を出さざるを得ない」としている。

4276チバQ:2013/03/27(水) 22:04:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130327/CK2013032702000149.html
成田発23便→45便に 東京シャトル 30日から大幅増
2013年3月27日

増便される「東京シャトル」=成田空港で


 格安航空会社(LCC)の就航と同時に運行を始めた成田空港と東京駅を結ぶ京成グループの高速バス「東京シャトル」は、三十日のダイヤ改正から大幅増便する。空港発は倍増し、運賃も百円安い東京発と同額の九百円となる。

 空港発は現行の二十三便から四十五便に増やす。東京発は十九便から二十便に増え、深夜・早朝便も四便となる。東京発の深夜・早朝便を予約なしで利用する場合のみ運賃は千円。

 京成バスによると、利用実績は運行当初の昨年七月に一便平均十三人だったのが、先月は三十人。空港発ではLCC利用者が半数強を占める。一方、リムジンバス利用に落ち込みはなく、LCC就航で新たなバス需要が生まれたと分析した。

 東京シャトルは、車内にトイレを設けないなど簡素なサービスでコストを下げ、運賃を既存の三分の一程度に抑えている。(小沢伸介)

4277チバQ:2013/03/27(水) 22:06:42
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130327/bsk1303270503004-n1.htm
印、LCC就航時に無料券 エアアジアとタタ合弁会社が計画 (1/2ページ)2013.3.27 05:00

成田空港に駐機するエアアジアの旅客機。成田就航の際には5円の記念チケットを販売したことでも注目を集めた(ブルームバーグ)【拡大】
 東南アジア最大の格安航空会社(LCC)となったマレーシアのエアアジアは、インド最大財閥、タタ・グループとの合弁でインドで新たに立ち上げる国内線LCCの就航開始の際、無料航空券を提供する計画だ。同件に詳しい関係者が明らかにした。

 エアアジアは新規LCCの就航開始キャンペーンとして、空席のあるフライトの座席を無料提供する。空港税などの税金は別途支払う必要がある。

 エアアジアは今月すでにインド政府当局から合弁事業設立の許可を得ており、現在は事業認可の許可を待っている。2013年末をめどに就航を開始する予定。同LCCも親会社エアアジアの運営方針を踏襲し、機内手荷物の制限や座席指定有料などのコスト削減により低価格運賃を実現し、インドでの増収を図る考えだ。

 エアアジアのフェルナンデス最高経営責任者(CEO)は「インド航空業界で差別化を図る場合、最も重要なのは航空券の価格設定だ」と話す。インド航空市場の6割は格安航空が占めており、同CEOは成長を続ける同国経済に期待を寄せている。

 一方で、エアアジアのこうした価格戦略は、赤字続きのインド航空業界に一層の悪影響を及ぼす恐れがあるとして、懸念の声が上がっている。過去7年間に航空旅客数が倍増したにもかかわらず、インド航空業界は業績低迷が続いている。燃料費高騰や高い運航コストなどが各社の収益を圧迫し、業界全体で200億ドル(約1兆9000億円)に上る累積赤字に苦しんでいる。大手キングフィッシャー航空は経営難で昨年、運航停止に追い込まれた。

 こうした状況のなか、インドで初の外国航空会社として国内線事業に参入するのがエアアジアだ。インド政府は昨年9月、外国企業による国内旅客航空会社への出資比率を最大49%まで認めることを決定。エアアジアはタタなど現地企業2社と提携して、インド合弁航空会社を設立する方針で、エアアジアが49%、タタの持ち株会社タタ・サンズが30%を出資する。

 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の航空アナリスト、シュコル・ユソフ氏は「エアアジアは、競合企業に負けない価格戦略に長(た)けている。インド航空業界は割高な空港税や燃油代の高騰など問題が山積している。だが、中間所得層の航空旅客数の増大が見込まれるため、エアアジアとタタなどの合弁事業が利益を出すことは可能な状況だ」との見方を示した。(ブルームバーグ Karthikeyan Sundaram)

4279チバQ:2013/03/28(木) 19:03:49
http://www.asahi.com/business/update/0328/TKY201303270572.html
成田、秋には週87便増 31日から航空自由化で
 成田空港が、世界各地の航空会社と路線や便数を自由に決められる「オープンスカイ」(航空自由化)を受け、今秋には週87便増便することになった。国土交通省は今月末から、深夜の離着陸可能な時間を1時間延長する方針も固めた。

 航空自由化は31日から。成田では新規就航や増便への期待が高まっていたが、航空業界の不景気やボーイング787型機の運航停止などが影響し、本格的な増便は秋以降になりそうだ。


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