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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

2450チバQ:2015/01/21(水) 23:13:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150121ddlk34010496000c.html
選挙:広島市長選 サンフレッチェ・小谷野氏、出馬表明で知事困惑 /広島
毎日新聞 2015年01月21日 地方版

 4月12日投開票の広島市長選に、サッカーJ1・サンフレッチェ広島社長の小谷野薫氏が立候補を表明したことについて、湯崎英彦知事は「まずは驚いた。やや困惑している」と述べ、小谷野氏が社長業を続けながら立候補する意向に「どうなのかと思う」と疑問を呈した。20日の定例記者会見で答えた。

 湯崎知事は「サンフレッチェ広島は、政治的立場を超えて、みんなが応援しようというチーム。それを少し崩すことにならないか」と懸念を示し、さらに協議が続くサッカー専用スタジアム建設について、「(協議会が出した)報告書をベースに検討を進めていくことに変更はない」と話した。【大西岳彦】

2451名無しさん:2015/01/25(日) 15:56:16
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=124695&comment_sub_id=0&category_id=256
松井氏が自公と連合に推薦要請 広島市長選
2015/1/25
広島市長選(4月12日投開票)で、自民、公明両党と連合広島が24日、現職の松井一実氏(62)から推薦の要請を受けた。
前回市長選で推薦した自公両党は、今回も前向きに対応するとみられる。
ただ、自民党広島県連では一部の市議が「反松井」の意思を示しており、「一枚岩」になれるかどうかは不透明。
前回は別の候補を支援した連合広島の動向も今後の構図を左右しそうだ。
この日、松井氏が各党県組織や連合広島の幹部に個別に会い推薦を依頼した。
中区にある自民党県連の事務所では宇田伸幹事長が「検討します」と応じた。
26日にある選挙対策の会議や、県選出国会議員の会議で協議し、承認されれば、党本部に推薦を申請する。
前回、厚生労働省官僚だった松井氏を擁立した自民党県連。
この4年に、安佐市民病院(安佐北区)の移転方針などで一部の同党市議が松井氏の市政運営に反発を強めた。
会議で異論が出る可能性もあるが、松井氏側の市議の1人は「反対している方が少数。推薦は出るだろう」とみる。
松井氏の平和行政を評価する公明党県本部も幹事会に諮る方針だ。
一方、連合広島。南区の事務所で石井一清会長が松井氏と会談し、推薦の条件となる政策協定の素案を示したという。
前回は前副市長を支援したが、石井会長は「松井氏は労働行政で一定の手腕を発揮している。前回のことを引きずらず、現実的に考える」。
しかし連合広島が推薦する民主、社民党系市議の多くは松井氏と距離を置いてきた。その1人は「応援したくない。
でも連合が推薦を決めたら従わざるをえない」と悩む。
その連合広島を最大の支持母体とする民主党県連は24日、中区で常任幹事会を開き、現時点で市長選に独自候補を擁立しない方針を確認した。
宮政利幹事長は「党勢を考えると擁立は極めて困難な状況だ」という。松井氏側は民主党への推薦要請も検討している。
市長選にはほかに、横浜市中区の執筆家荒木実氏(71)、サッカーJ1サンフレッチェ広島社長の小谷野薫氏(51)、
佐伯区の元飲食店経営、橋本征俊氏(34)が立候補を表明している。いずれも政党への支援を要請する動きはない。
共産党県委員会は市民団体と連携して候補擁立を模索している。(広島市長選取材班)

2452チバQ:2015/01/25(日) 17:53:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150124ddlk34010407000c.html
選挙:広島市長選 「循環型社会を」 橋本氏出馬表明 /広島
毎日新聞 2015年01月24日 地方版

 任期満了に伴う広島市長選(4月12日投開票)に、無所属で新人の元飲食店経営、橋本征俊氏(34)=佐伯区=が23日、立候補を表明した。橋本氏は「自然と人間が調和する新しい循環型社会をつくりたい」と述べた。

 橋本氏は西区出身でマインド美容専門学校卒。広島市民球場跡地に、間伐材などを利用した循環型公共施設の建設を目指すという。

 同市長選には現職の松井一実氏(62)、サッカーJ1・サンフレッチェ広島社長の小谷野薫氏(51)、横浜市の不動産業、荒木実氏(71)が立候補を表明している。【大西岳彦】

2453チバQ:2015/01/25(日) 19:29:00
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150123-OYT1T50041.html
収集用?県議時代に記念切手ばかり購入した市長
2015年01月23日 14時20分
 徳島県議会事務局は22日、三好市長の黒川征一氏(67)が、県議だった2009年度と10年度に受け取った政務調査費について、収支報告書を訂正したと発表した。


 訂正したのは、「広報費」として計上した郵便切手代で09年度は10万9400円分、10年度は4万円分をそれぞれ減額した。同事務局によると、県議会の政務調査費の用途を定めたガイドライン上は問題ないが、黒川氏は「市民オンブズマンとくしま」から切手の使途について指摘を受け、「現時点では確認できない」と訂正を申し出たという。

 同オンブズマンによると、黒川氏が購入した切手のほとんどが記念切手で「収集用と疑われる余地があり、使途をしっかり記録しておくべきだった」としている。

 黒川氏は1999年4月の県議選で初当選。4期目途中の2013年7月に辞職し、同月の三好市長選で初当選した。

2454チバQ:2015/01/29(木) 23:03:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150127ddlk34010471000c.html
選挙:広島市長選 自民、現職推薦へ 来月にも 一部に反対の声も /広島
毎日新聞 2015年01月27日 地方版

 任期満了に伴う広島市長選(4月12日投開票)で、自民党県連は26日、再選を目指し出馬を表明した松井一実市長(62)に対する推薦決定を進める手続きを承認した。来月にも党本部で推薦が決まる見通し。ただ、自民系市議の一部が松井氏と対立しており、選挙戦では党の足並みがそろわない可能性もある。

 松井氏は24日、2011年の前回選でも推薦を受けた自民、公明両党、さらに前回選で別候補の支援に回った連合広島にも推薦を要請していた。

 この日の自民党県連選対委員会は非公開で行われた。関係者によると、メンバー11人のうち会長の岸田文雄衆院議員をのぞく10人が賛否を表明。7人が松井氏の推薦に賛成し、残りの3人は反対や慎重な意見を述べたという。賛成意見として、土砂災害への対応の継続や県との緊密な関係維持などが挙がった。一方で、自民系市議会派分裂のきっかけになった安佐市民病院の移転問題などで混乱を招いたとして反対の声も挙がったという。

 松井氏の推薦は県選出の国会議員でつくる常任顧問会議を経て、来月3日の党本部役員会で決定される見通し。党県連の宇田伸幹事長は「団結した4年前のように、今回も期待できるし努力したい」と語った。一方、反対した市議の一人は「推薦が決まっても拘束力があるわけではない」と冷めた見方を示した。

 また公明党県本部は、今週中にも党本部に松井氏の推薦願を上申する予定だ。

 連合広島は早ければ今月中に推薦を決定する見込み。連合広島が推薦した市議の中には、松井氏と距離を置く人も少なくないが、関係者は「連合の推薦が決定すれば(支援に)動かざるを得ない」と見る。また、民主党県連は独自の候補擁立はせず、共産党は労働団体と連携して候補者擁立を模索している。

 市長選にはこのほか、横浜市の不動産業、荒木実氏(71)、サッカーJ1・サンフレッチェ広島社長の小谷野薫氏(52)、佐伯区の元飲食店経営、橋本征俊氏(34)が立候補を表明している。【加藤小夜】

2455チバQ:2015/02/01(日) 16:44:36

http://www.sanspo.com/geino/news/20150131/tro15013118520006-n1.html
2015.1.31 18:52

有権者に米菓詰め合わせ配った疑い 徳島・つるぎ町議を逮捕


 徳島県警は31日、昨年11月の同県つるぎ町議会選挙で有権者に米菓を配ったとして、公選法違反(買収)などの疑いで、同町議の田村昭仁容疑者(65)と、陣営運動員の理髪店経営塩田文男容疑者(74)を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は、選挙期間前の9月下旬から10月中旬ごろ、共謀して町内の有権者5人の自宅を訪問して田村容疑者への投票を依頼し、米菓の詰め合わせ1缶(約1000円相当)ずつを渡した疑い。町議選で田村容疑者は最多得票で当選した。

 県警は2人の認否を明らかにしていない。受け取った5人も同法違反容疑で書類送検する方針。(共同)

2456チバQ:2015/02/03(火) 21:02:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150203ddn012040042000c.html
高松市選管の票不正操作:元部長らに有罪−−地裁判決
毎日新聞 2015年02月03日 大阪朝刊

 2013年7月の参院選を巡り高松市選管職員らが票を不正操作した事件で、公職選挙法違反(投票増減)の罪に問われた元市税務部長の大嶋康民被告(61)と、元市消防局次長の山下光被告(56)の判決公判が2日、高松地裁であった。得票計算係だった2人に懲役1年、執行猶予4年(ともに求刑・懲役1年)を言い渡した。

 野村賢裁判長は、判決理由で「民主主義の根幹をなす選挙の公正をないがしろにした」と指摘。さらに「300票あまりの有効投票が集計されずに選挙結果が確定し、選挙事務に対する信頼を失墜させた」と述べた。

 判決によると、2人は元市選管事務局長の山地利文被告(59)=公選法違反罪と封印破棄罪で分離公判中=と共謀。参院選比例代表の開票で、300票あまりが足りないと思い込んで白票を水増しし、後で見つかった312票を集計せず隠した。

 高松市は事件に関わったとして、山下、山地両被告ら5人を懲戒免職処分にしている。大嶋被告は事件後、定年退職した。【道下寛子】

2457チバQ:2015/02/05(木) 23:08:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150205ddlk34010517000c.html
選挙:広島市長選 松井氏を自民推薦 /広島
毎日新聞 2015年02月05日 地方版

 任期満了に伴う広島市長選(4月12日投開票)で、自民党は4日までに現職の松井一実市長(62)の推薦を決めた。【加藤小夜】

2458チバQ:2015/02/06(金) 19:16:40
http://www.sankei.com/politics/news/150206/plt1502060044-n1.html
2015.2.6 16:21

島根県知事選 元安来市長の島田氏が出馬見送り





 任期満了に伴う4月の島根県知事選への出馬を模索していた同県の元安来市長の島田二郎氏(61)は6日、立候補を断念すると発表した。

 記者会見で「自民党県連の協力も得られず、十分な選挙態勢が整わなかった。4年後の知事選を目指したい」と話した。

2459チバQ:2015/02/06(金) 23:17:42
>>2415とか
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141227ddlk32010432000c.html
選挙:来春知事選、溝口氏推薦を自民県連決定 /島根
毎日新聞 2014年12月27日 地方版

 自民党県連は26日、来春の知事選に3選を目指して出馬を表明している現職の溝口善兵衛氏(68)=無所属=の推薦を決めた。年明けにも党本部へ推薦を申請する。

 松江市内であった県連各支部の代表らが出席した会合で決めた。溝口氏は8日に県連に推薦願を提出。県連は18日に東京都内で開いた選対委員会で推薦の方針を決定していた。この日の会合に出席した溝口氏は、「(地方創生という)好機に県政を担い全力を尽くす」と述べた。過去2回の知事選では、自民、公明両党が溝口氏を推薦している。

 知事選を巡っては、前出雲市長で新人の西尾理弘氏(73)が立候補を表明、共産党県委員会も候補の擁立を進めている。【曽根田和久】

2460チバQ:2015/02/08(日) 13:13:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150207ddlk32010530000c.html
選挙:知事選の構図 「自共対決」か 島田氏は出馬断念/西尾氏、9日態度表明へ /島根
毎日新聞 2015年02月07日 地方版

 任期満了に伴う県知事選(3月26日告示、4月12日投開票)で、3選を目指す現職の溝口善兵衛氏(69)と、共産党候補による「自共対決」の構図が固まりつつある。出馬に前向きな意向を示していた、前安来市長で歯科医師の島田二郎氏(61)が6日に記者会見し、出馬断念を発表。立候補を表明していた前出雲市長の西尾理弘氏(73)も9日に改めて会見を開くといい、出馬が流動的な情勢となっている。【金志尚、曽根田和久】

 島田氏は1997年から旧安来市長を2期、合併後も新市長を1期務めた。自民党の県歯科医師支部長を務めている。

 松江市内で会見した島田氏は「県政の中で溝口氏に対する不満があるという情報があり、『活力がない』とも耳にした」と出馬に向けた動機を語った。その上で「自民党県連を頼りにしている部分があった。水面下で県連内が割れ、こっちに支援に来るという淡い期待があった。私の考えも甘かった」と述べた。今後は超党派の政策集団を作り、4年後の知事選の立候補を目指すという。

 また、共産党は擁立候補の最終選考に入っており、党推薦の無所属候補か党公認候補のいずれかを近く擁立する見通しだ。

 候補者の人選は、支持団体らとともに組織する「民主県民の会」を通じて昨年末から開始。週明けにも県民の会が最終的な会議を開くとみられる。後藤勝彦・党県委員長は「政党として見送りはありえない」と述べ、別の党幹部は「原発を絶対に動かさないことを強く訴えていく」と話す。

 これに対し、溝口氏は昨年11月に正式に出馬を表明。今年1月に後援会組織が発足し、これまでの知事選同様、自民、公明両党が推薦を決めた。15日にも松江市内で事務所開きをする予定となっている。

 今回、溝口氏と共産党候補による一騎打ちとなれば、2007年、11年の知事選と同じ構図になる。過去2回は溝口氏が自民、公明両党に加え、多数の業界団体などからも推薦を得て大差で勝利している。

 一方、民主党県連は5日、常任幹事会を開き、独自候補の擁立見送りを決めた。出席者からは「今は県議選に集中すべきだ」との声が多数を占めたという。知事選での擁立見送りは4回連続となり、今回は自主投票にするという。民主党は昨年12月の衆院選でも島根2区の候補擁立を断念している。

 県連の岩田浩岳幹事長は取材に対し、「擁立するには勝てる候補でなければならない。今後はまず県議選での反転攻勢に集中しなければいけない」と述べた。岩田氏自身、現職の県議で、4月の県議選で松江選挙区から立候補予定だ。

2461チバQ:2015/02/11(水) 12:48:45
>>2455
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150210ddlk36040625000c.html
つるぎ町議選の選挙違反:町議ら2人、公選法違反を否認 地裁勾留理由開示 /徳島
毎日新聞 2015年02月10日 地方版

 昨年11月のつるぎ町議選の選挙違反事件で、公職選挙法違反(物品買収、事前運動)容疑で逮捕・送検された町議の田村昭仁容疑者(65)と、元町議で陣営の運動員だった塩田文男容疑者(74)に対する勾留理由開示手続きが9日、徳島地裁(森崎なつき裁判官)であり、両容疑者はいずれも容疑を否認した。

 意見陳述で、田村容疑者は「(渡した菓子は)家内がもらった野菜の返礼だった」と述べ、投票を依頼する意図はなかったと主張した。塩田容疑者も弁護士が同様の陳述をした。県警は両容疑者の認否を明らかにしていなかった。

 森崎裁判官は、関係者と口裏を合わせ、証拠を隠滅する恐れがあると説明した。

 県警の逮捕容疑は、昨年9月下旬〜10月中旬ごろ、有権者5人に田村容疑者への投票を依頼し、報酬として約1000円相当の菓子をそれぞれ手渡したとしている。【数野智史】

2462チバQ:2015/02/11(水) 12:49:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150210ddlk32010553000c.html
’15統一地方選:知事選 前出雲市長・西尾氏が立候補断念 「政党支援得られず」 /島根
毎日新聞 2015年02月10日 地方版

 前出雲市長の西尾理弘氏(73)は9日、松江市内で記者会見し、任期満了に伴う知事選(3月26日告示、4月12日投開票)への立候補を取りやめると発表した。昨年6月に段階的脱原発などを掲げて立候補を表明したが、「政党の支援がなく難しい」と断念の理由を述べた。今後も政治活動は続ける。

 西尾氏は「石見地域でアピールできない状況が続いた。(選挙中に)ポスターを張るのが大変という声もあった」と、支持者から不出馬を暗に求める声があったことも明らかにした。後援会組織の会員も80人弱にとどまり、大田市内で開いた集会でも参加者は限られたという。

 知事選を巡っては、3選を目指す現職の溝口善兵衛氏(69)が無所属での出馬を表明。共産党が候補擁立を急いでいる。西尾氏の出馬断念により、過去2回の知事選と同じく、自民、公明両党から推薦を受けた溝口氏と、共産候補による一騎打ちの公算が高まった。【曽根田和久】

2463チバQ:2015/02/22(日) 08:53:21
>>2441
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150221ddlk35010441000c.html
選挙:周南市長選 事務所開きに市幹部出席「問題ない」 市選管が見解 /山口
毎日新聞 2015年02月21日 地方版

 周南市長選に立候補を表明している現職・木村健一郎氏(62)の後援会事務所開きに市の幹部職員が多数出席していたとして、前市長の島津幸男氏(69)の後援会が市選管の見解をただしたことに対し、市選管は20日「一般職地方公務員が、個人で会合に出席することなどは制限されるものではない。政治的中立性を逸脱しているものではない」との見解を示した。

 木村氏の後援会事務所開きは1月25日の日曜日にあった。島津氏の後援会は2月10日に市選管に見解を問う申し入れ書を提出していた。島津氏の後援会は「職員への調査が不十分。到底、納得できない」として、近く県選管に申し入れる。

 河村敏彦・市選管事務局長は「職員が後援会の中枢的な役目をするのではない。休日を使って自分の判断で出席することは問題ない」と話した。職員への調査は、部長職数人への聞き取りだけ行ったという。【蒲原明佳】

〔山口東版〕

2465チバQ:2015/02/26(木) 23:55:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150226ddlk31010497000c.html
’15統一地方選:知事選 告示まで1カ月 共産系、人選遅れる 出馬表明、現職1人 /鳥取
毎日新聞 2015年02月26日 地方版

 任期満了に伴う知事選(4月12日投開票)が3月26日の告示まで1カ月に迫った。現時点での立候補表明は、3選を目指す無所属現職、平井伸治氏(53)=自民、民主、公明推薦=だけだ。共産党県委員会や新日本婦人の会県本部など革新系団体でつくる「明るい民主県政をつくる会」も対立候補の擁立を決めているが、人選が遅れている。具体的に2人の名前が挙がっているといい、3月上旬をめどに決定するとしている。【高嶋将之】

 今月11日、鳥取市の自民党県議の県議選(4月3日告示、12日投開票)に備えた事務所開きには、石破茂・地方創生担当相ら地元選出の国会議員と共に並ぶ平井氏の姿もあった。あいさつに立った平井氏は県議の実績を紹介しながら「地方創生をぜひみなさんと一緒に成し遂げていかなければならない」「12日にもう一つ選挙があることもぜひとも忘れずによろしくお願いします」と自らをアピール。知事選に向けた後援会事務所を1月上旬に市内に設けており、塚田勝事務局長は「粛々と進めていく」と話す。

 一方の「明るい民主県政をつくる会」は候補者の選考委員会が15日に内部の中間報告を終え、2人の名前が挙がったという。島根県知事選には共産党公認候補が立候補するが、同会事務局次長の田中克美岩美町議は「(共産党以外のさまざまな団体で選挙戦に臨む)擁立のスタイルは続けたい」と話す。

 候補者選定と並行して政策の検討も進めており、22日には北栄町内で会合を開いた。子育て支援や子供の貧困問題、年金減額など県民の暮らしに関わる課題について意見が出たといい、3月上旬には内容を固めるとしている。

2466チバQ:2015/02/26(木) 23:55:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150226ddlk36010689000c.html
’15統一地方選:知事選告示まで1カ月 3回連続「現職VS共産」か 低投票率、早くも懸念 /徳島
毎日新聞 2015年02月26日 地方版

 任期満了に伴い、統一地方選で実施される知事選の告示まで、26日で1カ月となった。今のところ、4選を目指す現職の飯泉嘉門氏(54)=無所属=と、新人で県議の古田美知代氏(66)=共産=の2人が出馬を表明している以外は目立った動きはない。3回連続で「現職対共産」の一騎打ちとなる公算が大きく、早くも低投票率を懸念する声も出ている。投開票は4月12日。【統一地方選取材班】

 ■飯泉氏

 飯泉氏は、県議会(現在36人)の自民系2会派(25人)と公明党(2人)、民主系会派(4人)の推薦を得た。

 自民党県連は一時、独自候補の擁立も探ったが最終的には見送り、要請のあった飯泉氏に推薦を出した。県連関係者は「この3年、一緒に国へ政策提言もしている。もはや一心同体」と話す。民主党県連は県議会会派に対応を一任したが、主要支持団体の連合徳島は推薦を決定した。さらに町村会や町村議会議長会、経済団体など約70団体から推薦や出馬要請を受けた。

 飯泉氏の出馬表明は昨年12月下旬。突然の衆院選で表明が遅れ、陣営が実質的な「決起集会」とみていた政治資金パーティーに間に合わなかった。また公務が立て込み、実績をアピールする県政報告会を5回しか開けない。陣営は3月8日の事務所開きで、機運を盛り上げたい考えだ。

 ■古田氏

 一方、初挑戦の古田氏は、県議を4期16年務めた実績をアピールし、共産党支持層以外への支持拡大を図る。

 1月の出馬会見では、飯泉氏を「安倍政権の悪政を先取りして推進する役割」と厳しく評した。県議としての最後の質問となった2月議会の一般質問でも対決姿勢を鮮明にし、「県民本位の温かい県政に変えるために、堂々と戦い抜く」と宣言した。飯泉氏と同じ3月8日に事務所を開く。

 選挙戦では、安倍政権の重点施策「地方創生」の取り組みが全国で加速する中、県内経済の浮揚や地域活性化に向けた政策が主要な争点の一つになりそうだ。

 ■投票率

 2011年の前回知事選で50・55%だった投票率。昨年12月の衆院選では全国ワースト2位の47・22%、12年の徳島市長選では戦後最低となる25・64%を記録し、県内の“選挙離れ”が深刻化している。

 県議会関係者は「現職と共産候補だけでは盛り上がりに欠ける。実質的な現職の信任投票になりかねず、投票率は伸び悩むのではないか」と指摘し、投票率の低下に懸念を示した。

2467チバQ:2015/02/27(金) 23:30:07
>>1236とか 徳島県議会

自由民主党・県民会議
岡本富治 杉本直樹 川端正義 樫本孝
丸若祐二 岸本泰治 北島勝也 西沢貴朗
藤田豊 喜多宏思 笠井国利 井川龍二
寺井正邇 藤田元治 木南征美 南恒生
元木章生
明政会
嘉見博之 来代正文 岩丸正史 須見一仁
岡田理絵 中山俊雄 重清佳之 森田正博
新風・民主クラブ
臼木春夫 庄野昌彦 黒﨑章 松崎清治
日本共産党
古田美知代 達田良子
公明党県議団 長尾哲見 大西章英
無所属 森本尚樹
次世代の党 岡佑樹 和の会 長池文武

2468チバQ:2015/02/28(土) 22:01:05
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150228000109
12年ぶり選挙戦に、多田氏出馬へ/高松市長選
2015/02/28 09:32
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 共産党香川県委員会常任委員で元共産党高松市議の多田久幸氏(69)は27日までに、任期満了に伴う高松市長選(4月19日告示、同26日投開票)に出馬する意向を固めた。無所属で立候補し、同党が推薦する見通し。3月2日に正式表明する。市長選には現職の大西秀人氏(55)が3選を目指して出馬を表明しており、12年ぶりの選挙戦となる。

 取材に対し、多田氏は「大西市政は新屋島陸上競技場整備などの大型事業に力を入れる一方で福祉関連の予算を削っており、生活が苦しい市民に冷たい」と強調。具体的な政策として▽乳幼児医療費を通院・入院とも中学卒業時まで無料化▽学校給食費の無料化▽国民健康保険料の引き下げ▽特別養護老人ホーム増設-などに取り組むとした。

 多田氏は1991年に市議に初当選。連続5期を務めた後、2011年の市議選で落選した。現在、共産党員や労働組合、医療団体などでつくる「民主市政をきずく高松市連絡会」の代表幹事を務めている。香川県高松市今里町。

 同市長選をめぐっては、前市長時代の03年に選挙戦となって以降、大西氏が初当選した07年、再選した11年と連続で無投票となっている。大西氏に対しては自民党県連が推薦を決め、27日には市議会の自民2会派と政策協定を結んだほか、公明党会派や連合香川も推薦を検討している。

2469名無しさん:2015/03/01(日) 17:19:19
>>2468
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150228ddlk37010605000c.html
’15統一地方選:高松市長選 12年ぶりに選挙戦へ 新人、多田氏が出馬表明 /香川
毎日新聞 2015年02月28日 地方版

 4月の統一地方選で行われる高松市長選(同19日告示、26日投開票)に、元高松市議の新人、多田久幸氏(69)が27日、無所属で立候補する意向を明らかにした。同市長選には現職の大西秀人市長(55)が3選目を目指して出馬表明しており、無投票だった過去2回の選挙を経て、12年ぶりの選挙戦となる。

 多田氏は共産党所属の高松市議を5期務めた。現在は同党県常任委員や、市民団体「民主市政をきずく高松市連絡会」代表幹事。立候補の理由を「今の大西市政は大型開発などを進めているが、福祉面で冷たい。最大の課題は人口減社会への対策。福祉を充実させたい」と話した。

 同市長選をめぐっては、自民党県連が大西氏を推薦しており、市議会の二つの自民会派は27日、大西氏と政策協定を結んだ。市議会の公明会派や連合香川も今後、大西氏を推薦する方針。一方、多田氏は共産党県委員会を含む同連絡会から推薦を受ける予定という。【伊藤遥】

2470チバQ:2015/03/03(火) 19:34:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150303ddlk38010573000c.html
’15統一地方選:県議選、60人が出馬準備 告示まで1カ月 少数激戦の様相 /愛媛
毎日新聞 2015年03月03日 地方版

 統一地方選第1ラウンドの県議選(定数47)は、4月3日の告示まであと1カ月となった。現段階で、60人が立候補を予定しており、71人が出馬した前回選からは大幅に減る見通し。全体的に少数激戦が予想される。

 13選挙区の区割りや定数は前回と同じ。このうち既に立候補予定者が定数を上回るのは9選挙区。南宇和郡(定数1)▽今治市・越智郡(6)▽西条市(4)▽伊予市(1)−−は2人超過。伊予郡(2)▽松山市・上浮穴郡(16)▽宇和島市・北宇和郡(4)▽八幡浜市・西宇和郡(2)▽新居浜市(4)−−は1人超過。

 大洲市・喜多郡(2)▽四国中央市(3)▽西予市(1)▽東温市(1)の4選挙区は、無投票の可能性も。

 27議席を有する最大会派の自民は、3人が引退する。残る24人と伊予郡の新人の計25人を公認した。他に複数の新人を推薦し、過半数維持を狙う。

 前回は公認7、推薦3の計10人を擁立(当選は4人)した民主。今回は松山市・上浮穴郡などで公認2、推薦2にとどまる。

 公明は現職3人を公認、社民も現職3人を公認・推薦し、いずれも現状維持を図る。共産は唯一の現職が引退する松山市・上浮穴郡に新人を立てて世代交代を図るのに加え、他の2選挙区でも新人を公認し拡大を狙う。

 政党以外では、県議会第2会派の「愛媛維新の会」に所属する現職5人全員が引き続き出馬を予定している。無所属新人1人も当選すれば同会に合流する可能性がある。1人会派の環境市民の現職は引退を表明。後継の立場で新人が出馬する。【中村敦茂】

2471チバQ:2015/03/05(木) 19:34:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150305ddlk34010562000c.html
’15統一地方選:広島市長選 前島氏が立候補表明 観光発信掲げる /広島
毎日新聞 2015年03月05日 地方版

 任期満了に伴う広島市長選(4月12日投開票)で、会社員の前島修氏(41)=南区=が4日、無所属での立候補を表明した。前島氏は「市政を変えてくれとの声が強い。経済活性化と市民の生活再建を実現したい」と抱負を語った。同市長選への出馬表明は6人目。

 前島氏は山口県周南市出身。東京電機大大学院を修了後、中電技術コンサルタントに入社し、現在も勤務している。中国地方全域での観光資源の掘り起こしと発信などを掲げる。

 同市長選には、現職の松井一実氏(62)▽横浜市の駐車場管理業、荒木実氏(71)▽サッカーJ1・サンフレッチェ前社長、小谷野薫氏(52)▽元飲食店経営、橋本征俊氏(34)▽広島民主商工会前事務局長、河辺尊文氏(60)が立候補を表明している。【加藤小夜】

2472チバQ:2015/03/05(木) 19:57:46
http://www.nnn.co.jp/news/150303/20150303008.html
2015年3月3日
選挙区の構図―鳥取県議選告示まで1カ月(上)
 鳥取県議選(4月3日告示、同12日投票)の告示まで1カ月。各選挙区の構図はほぼ固まり、定数35に対し現職29人、元職2人、新人20人の計51人が立候補を予定している。鳥取、倉吉、米子、境港の4市、八頭、西伯の2郡は選挙戦が確実な情勢だ。岩美、東伯、日野の3郡は無投票の公算が大きい。1カ月前の動きを探る。

【鳥取市】
 現職10人、元職1人、新人10人の計21人が立候補する県内最激戦区。勇退するのは議長の野田修のみ。任期途中で辞職した鉄永幸紀と合わせ、自民党現職が2人減る計算だ。

 同党の現職は山口、藤縄、前田、浜崎の4人。党推薦を受けるのは鳥取市議からのくら替えの有松、島谷、中西の3人。さらに党員を含めると、自民党系の立候補予定者は大量11人に上る。

 11選を目指す山口は2月に河原町と富安に事務所を開設。旧八頭郡や美保地区を地盤とし、若葉台も歩くが、準備不足を自覚。藤縄は湖山西自治会や薬剤師団体などの推薦を受ける。過去にない激戦に厳しさを実感する。

 前田は昨夏ごろから市内を回るが、地元の浜坂で市議が新人を連れて歩くなど切り崩しを受ける。浜崎は福祉関係に独自の基盤。醇風地区を中心にあいさつ回り。前田、浜崎は湖山にも入る。

 有松はあいさつ回りやミニ集会を重ねる。国府町を地盤とした野田の後継だが、旧市での得票が課題。賀露地区の島谷は、同地区10町内会が推薦。大票田で基礎票固めを狙う。市議会議長経験もある中西は、岩倉や修立地区などに根を張り、支持固め。

 福本は、日進地区が地盤で賀露にも後援会事務所を開設。各所で後援会資料を配布するなど運動量は豊富。山根は、後援会長に鳥大学長経験者を迎えるなど独自の人脈で選挙戦に挑む。

 旧気高郡は青谷、気高、鹿野の各町から1人ずつ新人が立候補する。知人や親戚を頼った“越境”もあり、前哨戦が激しさを増す。

 中島は県議不在の青谷町が地元。気高町にも一部入り込み、同市の若桜街道沿いにも後援会連絡所を構えた。湯口は旧気高町議時代から蓄積した人脈を生かし、同町内での支持固めを急ぐ。木村は民主党公認。鹿野町での支持拡大に加え、推薦を得た連合鳥取や部落解放同盟とも連携。

 同党推薦の坂野は、遷喬など旧市街地を中心にあいさつ回り。保守層にも食い込む。

 公明党の銀杏、浜辺の2現職は強固な支持母体が強みだが、「公明の2人は大丈夫」という他陣営からの切り崩しを警戒する。

 選挙区唯一の女性候補となる共産党の市谷は「まんが王国」の中止など平井県政批判を展開。福浜は、アナウンサー時代と市長選での知名度を武器に各地域を紹介者と歩く。砂場は中小企業や若者、女性など独自のネットワークを生かす。

 谷村は、地域の催しにこまめに参加。地元の美保地区で近く事務所開きを行う。足田は地域政党を立ち上げ、芸術・文化関係者、平井県政批判票の取り込みを狙う。最年少の西尾は25歳の若さをアピール。親戚などを頼りに手作り選挙を進める。

【岩美郡】
 立候補の意思を示すのは現職の広谷のみ。新人同士の一騎打ちとなった前回戦で戦った自民党の足立義明は出馬の意向を明言しておらず、無投票の公算が大きい。(文中敬称略)

県議選立候補予定者
 ■鳥取市(定数12)

山口享80 自現⑩
藤縄喜和63 自現③
前田八寿彦71 自現③
銀杏泰利59 公現③
浜崎晋一60 自現②
市谷知子47 共現②
浜辺義孝57 公現①
坂野経三郎31 無現①
砂場隆浩51 無現①
谷村悠介36 無現①
福本竜平44 無元
木村和久64 民新
足田晃61 諸新
有松数紀60 無新
島谷龍司55 無新
中島規夫57 無新
中西照典61 無新
西尾幸司25 無新
福浜隆宏49 無新
山根康穂40 無新
湯口史章57 無新
 ■岩美郡(定数1)
広谷直樹62 無現①
 ※表の見方…名前の後は年齢。政党名は、自=自民▽民=民主▽公=公明▽共=共産▽諸=諸派―の略で、現は現職、元は元職、新は新人の略。現職の丸数字は当選回数。

2473チバQ:2015/03/05(木) 19:59:16
http://www.nnn.co.jp/news/150304/20150304008.html
2015年3月4日
選挙区の構図―鳥取県議選告示まで1カ月(中)
【八頭郡】
 2期目を目指す自民党の福田、無所属の国岡の両現職に、元智頭町議会議長の西川が挑み、3人で2議席を争う少数激戦区。立候補を検討中だった八頭町の新人は断念し、構図がほぼ固まった。

 前回トップの福田は地盤の八頭、若桜両町で首長や自民党町議らが一枚岩となってサポート。支援者らは、前回選の得票数に1500票を加えた1万票の大台を目標に掲げる。

 国岡は、前回選で親戚や知人を中心に得票数の約4割を八頭、若桜両町で獲得。今回も反自民票の受け皿を目指す。西川は地元首長や町議らが組織的に支援するが、出馬の遅れによる知名度不足は否めない。福田が足場を固める八頭町内でも積極的に浸透を狙う。

http://www.nnn.co.jp/news/150305/20150305004.html
2015年3月5日
選挙区の構図―鳥取県議選告示まで1カ月(下)
【米子市】
 任期中に死去した広江弌を除く現職7人、市議からくら替えする新人3人の計10人が出馬を表明している。

 自民は斉木、稲田、内田の現職3人を公認、野坂、松田の新人2人を推薦。1日には市内で党県連女性局の会合を開き結束を確認した。

 斉木は市南部を重点に浸透を図り、農家票を固めて支持を全域に広げる。稲田は福米、福生、車尾3地区を中心に、遺族会などの人脈も生かして地盤固めを進める。内田は3カ所に連絡所を構え、地元の五千石地区や崎津地区にも食い込む。

 野坂は地盤の河崎地区を中心に弓浜部や企業系の支持拡大に力を入れる。松田は地元の淀江町であいさつ回りを強め、若手経済界にも浸透を図る。野坂、松田は広江の支持基盤も受け継ぐもよう。

 民主は現職の浜田と森を公認した。支持母体である連合鳥取の推薦を受け、傘下の労組票を分け合う。

 「女性の視点」をアピールする浜田は勝手連的に女性ボランティアらが支持拡大に動く。森は春日地区自治連合会の推薦を取り付け、地元市議や部落解放同盟の支援も受ける。

 公明現職の沢は上位当選を目指し、創価学会の支援も受けて着々と支持を固める。共産は錦織の現有1議席を死守しようと組織のてこ入れを強め、13日には決起集会を開く。

 新人の小林は義方地区が地盤。先週には企業系の決起集会を開くなど、経済界への浸透も強めている。

2474チバQ:2015/03/05(木) 19:59:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150304ddlk35010425000c.html
県議選:/上 15選挙区に64人出馬意向 下関、宇部市区で定数各1減 /山口
毎日新聞 2015年03月04日 地方版

 統一地方選第1ラウンドの県議選は、4月3日の告示まであと1カ月に迫った。毎日新聞の調べでは3日現在、県内15選挙区(定数47)に計64人が立候補の意思を示している。今回の選挙から定数が下関市区と宇部市区で各1減となるほか、下関市区などでまだ出馬を模索する動きもあり、混戦模様となっている。投開票日は4月12日。【蓬田正志】

 64人の党派別は▽自民党32▽民主党3▽維新の党1▽公明党5▽共産党4▽社民党1▽無所属18−−。

 定数が減少する下関市区(定数9)は、自民現職の吉田和幸氏が出馬しない意向を示している。これまでに現職9人と、新人3人が名乗りを上げているほか、複数の人物が出馬を検討し、構図は定まっていない。現職の一人は「気が抜けない選挙になる」と危機感をあらわにする。

 宇部市区(定数5)は現職6人が立候補する予定。現職のいずれかが落選するため、激戦となる見通しで、各立候補予定者はてこ入れを図る。

 山口市区(定数6)は、自民公認だった現職2人が出馬を辞退。このうち、党県連会長代行を務める松永卓氏は1月下旬の突然の表明だったため、現有議席を確保するための後継候補は決まっていない。県連幹部は「告示まで時間もなく、擁立は難しいだろう」と話す。現職4人と新人4人の争いになりそうだ。

 防府市区(定数4)は、現職4人が出馬の意向を示していたところ、3日に無所属元職も立候補を表明した。元職は「人も街も職場も元気にしたい。(そのため)言論を戦わせることが必要」と意気込む。

 萩市・阿武町区(定数2)は、現職2人以外に目立った動きはなく、無投票当選になる公算が大きい。

==============

 ◇立候補予定者
 ◆下関市(9)

塩満久雄 68 自現(5) 社福法人理事

友田有 57 自現(5) 党県政調会長

有福精一郎 65 自現(2) 印刷会社顧問

林哲也 68 自現(2) 社外監査役

平岡望 41 自現(1) 党副支部長

高瀬利也 50 自新 飲食会社社長

加藤寿彦 67 民現(7) 党県副代表

先城憲尚 59 公現(3) 党県幹事長

曽田聡 52 公現(1) 党県副幹事長

木佐木大助 60 共現(1) 党県委員

鈴尾進 65 無新 不動産鑑定士

西本健治郎 38 無新 みそ製造業

 ◆宇部市(5)

岡村精二 61 自現(3) 高校理事長

二木健治 59 自現(2) 党県常任委員

篠崎圭二 34 自現(1) [元]参議員秘書

小泉利治 63 公現(4) 党県副代表

藤本一規 50 共現(4) 党県常任委員

佐々木明美 68 社現(7) 党県代表

 ◆山口市(6)

藤生通陽 67 自現(2) 会社役員

吉田充宏 36 自現(1) [元]参議員秘書

俵田祐児 43 自新 [元]山口市議長

西嶋裕作 63 民現(4) 党県幹事長

竹中一郎 50 維新 保険代理業

河合喜代 54 共新 党県委員

合志栄一 65 無現(5) [元]山口市長

高杉俊光 73 無新 飲食店経営

 ◆萩市・阿武町(2)

新谷和彦 71 自現(6) 砕石会社社長

田中文夫 66 自現(5) 党支部長

 ◆防府市(4)

島田教明 59 自現(1) 住職

石丸典子 56 公現(3) 党県副幹事長

井上剛 52 無現(1) マツダ社員

神田義満 71 無現(1) 美容会社会長

渋谷正 67 無元(1) 薬剤師

※敬称略。氏名、年齢、党派、現元新、当選回数(丸数字)、肩書。並びは(1)衆院勢力(2)現、元、新(3)当選回数(4)氏名の五十音−−の順。

〔山口版〕

2475チバQ:2015/03/05(木) 20:00:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150305ddlk35010321000c.html
県議選:/下 柳井市区と長門市区、保守分裂の展開に /山口
毎日新聞 2015年03月05日 地方版

 県議選(4月3日告示、12日投開票)は、柳井市区や長門市区で、保守分裂の展開となりそうだ。自民党県連の岸信夫会長は「公認候補を支援していく」との方針を示しているが、保守票の行方が注目される。【蓬田正志】

 柳井市区(定数1)は、自民公認の現職1人が出馬を予定していたが、自民系の新人が無所属で立候補を表明。前回2011年に続き、保守分裂の様相となった。長門市区(定数1)でも自民現職のほか、自民系の新人が「県とのパイプをしっかり作り、長門の発展に尽くしたい」と無所属で出馬する。

 岩国市・和木町区(定数5)は、自民現職の山手卓男氏が今期限りで引退を表明。後継指名した新人を含め自民4人、共産1人、無所属2人が出馬を予定している。米軍岩国基地には、17年ごろまでに空母艦載機の移駐が予定されており、米軍再編への対応が主な争点になるとみられる。

 また、上関・田布施・平生町区(定数1)には当選8回の自民現職に加え、脱原発派の元職が無所属で立候補の意思を固め、近く表明する。中国電力が計画している上関原発を巡り、論戦が活発化しそうだ。

 山陽小野田市区(定数2)は、現職2人のほか、県議選に出馬経験のある新人2人が立候補を予定している。

 周南市区(定数5)は現職5人に新人1人が挑む構図。下松市区(定数2)でも自民現職の2人に加え、2月中旬に無所属新人が出馬を表明。8年ぶりに選挙戦となる展開になりそうだ。

 美祢市区(定数1)は、自民現職以外に今のところ出馬を模索する動きはない。

==============

 ◇立候補予定者
 ◆下松市(2)

守田宗治 63 自現(5) 県体操協会長

国井益雄 65 自現(2) [元]下松市職員

古賀寛三 45 無新 [元]下松市議

 ◆岩国市・和木町(5)

畑原基成 60 自現(4) [元]錦町長

橋本尚理 57 自現(3) 保護司

槙本利光 68 自現(2) [元]由宇町長

山手康弘 37 自新 卸売会社社長

松田一志 57 共新 党県委員

井原寿加子 59 無現(1) 市民政党会員

渡辺靖志 56 無新 [元]岩国市議

 ◆光市(2)

河野亨 52 自現(2) 建材会社常務

秋野哲範 54 無現(4) 鋼材会社専務

西崎孝一 65 無新 [元]県職員

 ◆長門市(1)

笠本俊也 42 自現(1) 党県役員

村田信二 55 無新 [元]長門市議

 ◆柳井市(1)

星出拓也 34 自現(1) 党県役員

山本達也 59 無新 [元]柳井市議長

 ◆美祢市(1)

森中克彦 74 自現(6) 建設会社会長

 ◆山陽小野田市(2)

新藤精二 79 自現(2) [元]公立校教員

江本郁夫 59 自現(1) 保護司

中嶋光雄 68 無新 社民党県役員

福田勝政 70 無新 工事会社役員

 ◆周南市(5)

河村敏夫 75 自現(4) [元]東ソー社員

藤井律子 61 自現(3) 党県総務会長

友広巌 58 自現(2) 運輸会社顧問

戸倉多香子 55 民現(1) [元]党県副代表

上岡康彦 54 公現(3) 党県幹事会長

新造健次郎 50 無新 [元]衆議員秘書

 ◆周防大島町(1)

柳居俊学 65 自現(6) 住職

田中豊文 54 無新 NPO理事長

 ◆上関・田布施・平生町(1)

吉井利行 66 自現(8) [元]党県副会長

 ※敬称略。氏名、年齢、党派、現元新、当選回数(カッコ数字)、肩書。並びは(1)衆院勢力(2)現、元、新(3)当選回数(4)氏名の五十音−−の順。

〔山口版〕

2476チバQ:2015/03/05(木) 22:30:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150305ddlk35010346000c.html
選挙:県議選・下関市区 吉村氏と石村氏、立候補を表明 /山口
毎日新聞 2015年03月05日 地方版

 県議選下関市区(定数9)で、ともに無所属新人の珠算暗算研究者、吉村親房(ちかふさ)氏(73)とコンサルタント会社社長、石村牧世(まきよ)氏(41)が4日、それぞれ市役所で記者会見し立候補を表明した。

 吉村氏は下関市生まれ。下関商業短大(現下関市立大)卒業後、漁業関係団体役員などを務めた。「県民本意の政治活動に取り組みたい」と述べた。

 石村氏は周南市生まれ。山口大学大学院修了後、高校教諭を経て現職。「女性が社会で活躍でき、子どもたちがのびのびと育つ政策に取り組みたい」と述べた。

   ◇

 県議選下関市区の立候補予定者説明会が4日、下関市役所であった。立候補を予定している現職9人、新人5人の計14陣営と1団体が参加した。立候補予定者の政党別内訳は、自民6人▽公明2人▽民主、共産各1人▽無所属4人。【仲田力行】

〔下関版〕

2477チバQ:2015/03/05(木) 22:31:21
2011年県議選結果をメインに
15年の出馬etcを記載 山口県編

下関市(定数:10)       →定数1減
当 友田有_13980自民54元  2009年下関市長選落選
当 林哲也_11358自民64現
当 塩満久雄10233自民64現
当 先城憲尚9748公明55現
当 伊藤博_9747自民70現
当 加藤寿彦9396民主63現
当 曽田聡_9348公明48新
当 木佐木大助8728共産56新
当 吉田和幸7209自民66現   【自民新生会】  15年引退へ
当 有福精一郎6163自民61現 
落 吉村親房5195無所70新   14年補選も落選 15年再挑戦

宇部市(定数:6)       →定数1減
当 二木健治13015自民55現
当 小泉利治11402公明59現
当 岡村精二11342自民57現    【自民新生会】
当 三浦昇_11186民主40新    2010年衆院選3区落選→12年繰上当選→12年衆院選比例下位落選→14年衆院選3区落選→15年県議選出馬せず                 
当 佐々木明美7223社民64現
当 藤本一規7114共産46現
落 穐村将人6574無所32新    市議

*篠崎圭二は補選(三浦昇辞職による)で無投票当選>>2226


山口市(定数:6)
当 合志栄一14335無所61現   元山口市長 会派「新政クラブ」(1人会派)
当 松永卓_12475自民63現   15年引退へ
当 西嶋裕作10326民主59現
当 吉田充宏7943無所32新  岸信夫参院議員の元秘書→自民会派入り
当 末貞伴治郎7618自民54現    【自民新生会】   15年引退へ
当 藤生通陽6564自民63現
落 村田力_6456無所42新   13年市長選出馬落選>>2119
落 吉田達彦6016共産53新

萩市・阿武郡(定数:2)
無投票
当 田中文夫―自民62現    【自民新生会】
当 新谷和彦―自民67現

防府市(定数:4)
当 島田教明14497無所56新 島田明引退→息子出馬。自民会派入り >>718 10年市長選で落選
当 石丸典子11133公明52現
当 井上剛_8983無所48新  マツダ労組
当 神田義満6907無所68新  会派とことん(1人会派)松浦防府市長の後援会長>>1100
落 渋谷正4906無所63現   15年再挑戦
落 原田洋介4533無所39新  自民系
落 伊藤央_4404無所41新  自民系

2478チバQ:2015/03/05(木) 22:31:36
下松市(定数:2)
無投票 
当 国井益雄―無所61現   [県政クラブ]→自民に合流 井川成正市長の支援
当 守田宗治―自民59現

岩国市・玖珂郡(定数:5)
当 井原寿加子15211無所55新  会派「草の根」(1人会派) 井原勝介・前岩国市長(60)の妻(艦載機移転に反対)
当 畑原基成11078自民56現
当 橋本尚理9357自民54元    【自民新生会】
当 山手卓男8776自民67現    【自民新生会】15年引退へ →息子が出馬
当 槙本利光6928無所65現   [県政クラブ]→自民に合流 元由宇町長
落 野口進_6427民主45新
落 松田一志5584共産53新
落 阿部秀樹3307無所52新 
落 灰岡香奈3302無所27新   和木町議 12年衆院選落選、13年参院選落選(広島)

光市(定数:2)
当 河野亨_8589自民48現
当 秋野哲範8407民主50現
落 国弘秀人8210無所49新   反原発

長門市(定数:1)
当 大西倉雄12858自民61現
落 金崎修三7879無所61新   旧長門市議会議長


柳井市(定数:1)
当 星出拓也7310自民30新
落 松野利夫4443無所54新   自民系・公認争いに負ける 09年補選は自民公認
落 河北洋子3700民主54現   09年補選当選
落 小中進_2649無所63元   反原発  >>1123 柳井市区に出た3人が第一声でほとんど原発問題に触れなかったと聞き、急きょ出馬を決意  03年:熊毛郡(定数2)当選 07年:熊毛郡(定数1)落選 11年:柳井市(定数1)落選 

美祢市(定数:1)
無投票
当 森中克彦―自民70現    【自民新生会】

2479チバQ:2015/03/05(木) 22:31:47
周南市(定数:5)
当 藤井律子16177自民57現
当 上岡康彦12612公明50現
当 河村敏夫12323自民71現
当 戸倉多香子7917民主51新 07年参院選落選 09年衆院選落選 
当 友広巌6982自民54現
落 小坂玲子3673無所59新  周南市議
落 今倉一勝3254民主35現  

山陽小野田市(定数:2)
当 竹本貞夫10402自民73現
当 新藤精二7931無所76現 白井博文市長を支持する市民団体の支援を受ける[県政クラブ]→自民に合流
落 福田勝政5709無所66新  市議 15年再挑戦

大島郡(定数:1)      15年は「周防大島町」に
当 柳居俊学7492自民61現
落 藤本隆_4409無所39新  反原発

熊毛郡(定数:1)      15年は「上関・田布施・平生町」に
当 吉井利行11148自民62現 【自民新生会】
落 成川正之5981民主47新  平岡秀夫衆院議員(山口2区)の元秘書
*15年は小中進が出馬(11年は柳井市から出馬落選)

2480チバQ:2015/03/05(木) 22:39:19
山陽小野田市(定数:2)
当 竹本貞夫10402自民73現
当 新藤精二7931無所76現 白井博文市長を支持する市民団体の支援を受ける[県政クラブ]→自民に合流
落 福田勝政5709無所66新  市議 15年再挑戦

竹本貞夫は亡くなってました  >>2032
補欠選で江本郁夫が当選  >>2234

2481チバQ:2015/03/05(木) 23:16:39
下関市(定数:10)       →定数1減
当 友田有_13980自民54元  2009年下関市長選落選
当 林哲也_11358自民64現
当 塩満久雄10233自民64現
当 先城憲尚9748公明55現
当 伊藤博_9747自民70現
当 加藤寿彦9396民主63現
当 曽田聡_9348公明48新
当 木佐木大助8728共産56新
当 吉田和幸7209自民66現   【自民新生会】  15年引退へ
当 有福精一郎6163自民61現 
落 吉村親房5195無所70新   14年補選も落選 15年再挑戦

伊藤博も死去してた。平岡望が補欠選で当選

2482チバQ:2015/03/06(金) 18:56:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150306ddlk35010410000c.html
選挙:県議選 上関・田布施・平生町選挙区 反原発の小中氏、出馬表明 /山口
毎日新聞 2015年03月06日 地方版

 統一地方選・県議選(4月3日告示、12日投開票)で、元県議の小中進氏(67)が5日、田布施町内で記者会見し、上関・田布施・平生町選挙区(定数1)から無所属で立候補することを明らかにした。中国電力の上関原発建設計画への反対を訴えるという。

 同選挙区には、自民現職の吉井利行氏(66)がすでに立候補を表明している。【小中真樹雄】

〔山口東版〕

2483チバQ:2015/03/06(金) 19:40:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150306ddn012010031000c.html
徳島・石井町長:多選自粛や〜めたっ? 3選目指し条例改正へ
毎日新聞 2015年03月06日 大阪朝刊

 徳島県石井町の河野俊明町長(70)=2期、写真=は、統一地方選で実施される町長選(4月26日投開票)に立候補するため、町長の任期を2期までと定めた多選自粛条例の改正案を9日開会の町議会に提出する方針を決めた。期限を「3期」に変更する内容で、町議会は可決する見通し。河野氏は9日にも町長選への立候補を表明する。

 現在の条例は河野氏が町長就任後に自ら提案し、2011年に制定された。長期在任による弊害や町政の硬直化を防ぐ目的で、連続して2期を超えて在任しないよう努めると定めている。

 河野氏は毎日新聞の取材に「町にとって今が大事な時期。条例を『3期まで』に変えて町政の仕上げをしたい」と述べた。【阿部弘賢】

2484名無しさん:2015/03/07(土) 16:06:30
香川県議選
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150307000152
県庁で立候補予定者説明会/’15統一地方選

県選管(白井敏雅委員長)は6日、県庁で統一地方選の皮切りとなる県議選(4月3日告示、同12日投開票)の立候補予定者説明会を開催した。全13選挙区(定数41)に対し、現職、元職、新人の計50陣営が出席。このほか、新人1陣営が県選管に立候補の意向を示し、資料の送付依頼があったため、同日付で発送した。

 説明会に出席した50陣営の内訳は、現職39陣営、元職2陣営、新人9陣営。

 冒頭、白井委員長は「政策や主張を積極的に有権者に訴えるとともに、選挙のルールを厳格に守り、明るくきれいな選挙を行っていただきたい」とあいさつ。県選管や県警の担当者が立候補届け出の手続きや選挙運動中の注意点を説明した。

 説明会に出席した各選挙区の陣営数は次の通り。(かっこ内は定数)

 ▽高松市15(15)▽丸亀市7(4)▽坂出市4(3)▽善通寺市3(2)▽観音寺市3(3)▽さぬき市3(2)▽東かがわ市4(2)▽三豊市3(3)▽小豆郡2(2)▽木田郡2(1)▽綾歌郡1(1)▽仲多度郡1区2(2)▽仲多度郡2区1(1)。

2485チバQ:2015/03/08(日) 18:45:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150308ddlk37010322000c.html
’15統一地方選:県議選、準備本格化 善通寺、20年ぶり選挙戦に 6選挙区は無投票か /香川
毎日新聞 2015年03月08日 地方版

 統一地方選の前半戦となる4月3日告示、同12日投開票の県議選(定数41)の構図がほぼ固まり、立候補予定者の選挙戦に向けた準備が本格化している。県内全13選挙区のうち7選挙区が選挙戦、6選挙区が無投票となる公算が大きい。過去長年無投票だった選挙区でも、民意を反映しようと立候補に向けた動きが活性化している。各選挙区の状況を紹介する。(選挙区名の後の数字は定数)【鈴木理之】

 県議選への立候補を表明しているか、立候補に向けた動きを見せているのは計52人(前回55人)。党派別では、自民28人(同30人)▽社民4人(同4人)▽民主3人(同4人)▽公明2人(同2人)▽共産3人(同2人)▽旧みんな0人(同1人)▽諸派0人(同1人)▽無所属12人(同11人)−−となる見通し。

 選挙戦が予想されるのは、丸亀市(4)▽坂出市(3)▽善通寺市(2)▽さぬき市(2)▽東かがわ市(2)▽木田郡(1)▽仲多度郡第1(2)。

 中讃地域で見ると、過去2回無投票だった丸亀市は、12年ぶりの選挙戦となる見通しだ。現職の自民3人と社民1人が議席の死守を目指す中、ともに無所属の元職と新人の2人と共産新人1人が議席奪取を狙う。坂出市には、現職の自民2人と無所属1人に新人1人が挑む。過去4回無投票の善通寺市には、現職の自民、社民の2人に加え、無所属新人2人が立候補する意向。仲多度郡第1には現職の自民2人の他、無所属新人が立候補に向けた動きを見せている。

 東讃地域では、自民と民主の議席争いが注目される。前回無投票のさぬき市には、自民現職2人が元市議の民主新人を迎える格好。過去2回無投票の東かがわ市には、自民と社民の現職が議席を分け合う中、元市幹部ら無所属新人2人が立候補を表明している。木田郡には自民現職と民主の推薦を受ける無所属新人の女性の一騎打ちとなる見通しだ。

 一方、現職が自民3人の観音寺市(3)、自民2人、社民1人の三豊市(3)、自民2人の小豆郡(2)、自民1人の綾歌郡(1)、自民1人の仲多度郡第2(1)の5選挙区には、現職以外に立候補の動きが見られず、無投票となる公算が大きい。また、定数が県内最大の高松市(15)は、自民7人、民主2人、公明2人、共産2人、無所属2人。6期務めた民主のベテラン、村上豊県議(69)が引退。民主新人として市議が出馬を表明するほかに目立った動きがなく、史上初の無投票となる可能性が高まっている。

2486名無しさん:2015/03/08(日) 19:07:31
http://www.kochinews.co.jp/15senkyo/150303senkyo01.htm
高知県議選告示まで1カ月 37議席に58人出馬表明

 統一地方選の前半戦となる高知県議会議員選挙は、4月3日の告示(4月12日投開票)まで1カ月となった。今回から総定数が2減の37になったのに対し、2日現在で前回より2人少ない58人が出馬表明している。16選挙区のうち少なくとも12選挙区で選挙戦が確実な情勢だ。

 各党の公認数は、自民党が前回より10人多い23人(現職16人、新人7人)、共産党は1人多い7人(現職5人、新人2人)、公明党は前回と同じ3人(現職3人)、民主党は3人少ない1人(新人1人)。社民党は前回に続いて候補擁立を断念した。

 無所属は現職が前回より10人少ない5人、新人は4人多い19人の計24人。

 尾﨑県政下で初の高知県議選となった前回、8年ぶりに過半数を回復した自民党(現有議席21)は、推薦する新人2人のほか、党籍を持つ無所属新人も複数おり、さらに勢力拡大を狙う。

 共産党は昨年12月の衆院選の全国的な「躍進」を受けて、現有5議席からの拡大を目指している。公明党は現有勢力の維持が命題。野党転落後、党勢回復が遅れている民主党は県議会でも議席がゼロで、推薦する新人2人の動向を含め、県内基盤を構築できるかが課題となる。

 選挙区別では、今回から定数が2から1に減る土佐市区で現職同士の一騎打ちが確実。4から3に減る高岡郡区は現職2人と新人4人が立つ混戦模様だ。定数2人区では、香南市区は現職1人と新人2人の計3人、南国市区と吾川郡区はそれぞれ現職1人と新人3人の計4人が立つ見通し。四万十市区は前回と同じ顔触れの三つどもえの戦いが濃厚になっている。1人区も激戦が予想される選挙区が多い。

 最大選挙区の高知市区(定数15)は前回より1人多い20人が立つ見通し。自民党が前回より2人多い5人を公認し、共産党は4議席、公明党は3議席の維持を目指す。民主党は新人1人の必勝を期す。無所属候補は前回より1人多い7人。

 安芸郡、香美市、須崎市、宿毛市・大月町・三原村の4選挙区は現段階で定数以上の出馬表明はない。

2487チバQ:2015/03/10(火) 19:58:21
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/yamaguchi/20150310-OYS1T50027.html
「納得いかない」下関市長、修士学位授与されず
2015年03月10日
 下関市の中尾友昭市長は9日の定例記者会見で、2011年に入学した下関市立大大学院経済学研究科修士課程の学位授与の審査で不合格となったことを明らかにした。市長は「納得がいかない」とし、大学に情報公開請求を行う意向を示した。

 中尾市長は同年4月に入学。修士課程の「特定の課題についての研究の成果」として、「下関市における地域内分権への挑戦」と題した550ページ超の報告書を大学に提出した。地方分権の先進事例や制度について考察し、自身の経歴についても言及したという。

 中尾市長は報告書を「これまで市大にはなかったユニークな社会人論文」としており、不合格について、「納得いかず、嫌がらせとしか思えない。仮にそうであれば、学問の自由という点から見て問題があるのでは」と述べた。

 一方、同大の関係者によると、4日に学位授与の可否を検討する研究科委員会(33人)を開いた。中尾市長への授与に賛成した人数は、規程に定められた出席者の3分の2に満たなかったという。

2015年03月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.asahi.com/articles/ASH394D8GH39TZNB00J.html
下関市長の「修士論文」不合格に 市立大、分権がテーマ
貞松慎二郎2015年3月10日07時21分
 山口県下関市の中尾友昭市長(65)は9日の定例記者会見で、同市立大大学院経済学研究科に提出していた論文が不合格判定を受けたことを明らかにした。地域内分権をテーマにA4判約550ページにまとめたが、教授らによる審査で、必要な人数の賛同が得られなかったという。市長は「納得がいかない」として大学への情報公開請求を検討する考えも明らかにした。

 現在2期目の中尾市長は2011年4月に同科に入学。社会人対象の教育プログラムで、公務後に通っていた。修士論文に代えられる「特定の課題についての研究の成果」として論文を書き、市長の仕事や自身の人生なども盛り込んだ。

 だが、大学院を担当する教授と准教授の計33人でつくる研究科委員会の審査で、合格に必要な出席者の3分の2以上の賛成が得られなかったという。委員会側は審査の経緯などについて「ノーコメント」としている。

 市長は単位取得退学となる。会見では「弁明の機会がないのが課題」などと大学を批判。情報公開請求など「名誉回復のためにできることを検討する」と主張した。(貞松慎二郎)

2488チバQ:2015/03/10(火) 20:00:37
http://www.nnn.co.jp/news/150310/20150310056.html
2015年3月10日
岩永氏が出馬へ、共産系市民団体が擁立 鳥取知事選
 鳥取県知事選(26日告示、4月12日投票)への候補者擁立を模索していた市民団体「明るい民主県政をつくる会」は9日、共産党県委員会書記長の岩永尚之氏(58)を候補者に決めたと発表した。岩永氏は同党の推薦を受けるが、無所属で立候補する。知事選は、現職の平井伸治氏(53)=2期=が無所属で立候補を予定し、選挙戦が確実となった。

岩永尚之氏知事選に立候補する決意を固め、記者会見で意欲を語る岩永氏(中央)=9日、県庁
 同知事選で、平井氏と同団体の候補者が対決するのは3回連続。岩永氏は、共産党公認で過去6回の国政選挙に出馬した経験がある。今回は、自民、民主、公明の3党が相乗りで推薦する現職の平井氏に、共産系新人の岩永氏が挑む構図となる。

 県庁で記者会見した岩永氏は「安倍政権ときっぱり対決してこそ地方再生の道が開かれる。多くの県民と(反平井の)一点共闘で戦いたい」と決意を示した。

 共産党県委員会の小村勝洋委員長は「平井県政の問題点を分かりやすく説明でき、知名度もある」と岩永氏擁立の背景を語った。

 岩永氏は、鳥取大卒。民主青年同盟県委員会や共産党県委員会の役員を歴任。2007年から同党県委員会書記長。鳥取市古海。

2489チバQ:2015/03/10(火) 21:47:41
http://www.kochinews.co.jp/15senkyo/150303senkyo01.htm
15年3月3日付・朝刊

高知県議選告示まで1カ月 37議席に58人出馬表明

 統一地方選の前半戦となる高知県議会議員選挙は、4月3日の告示(4月12日投開票)まで1カ月となった。今回から総定数が2減の37になったのに対し、2日現在で前回より2人少ない58人が出馬表明している。16選挙区のうち少なくとも12選挙区で選挙戦が確実な情勢だ。

 各党の公認数は、自民党が前回より10人多い23人(現職16人、新人7人)、共産党は1人多い7人(現職5人、新人2人)、公明党は前回と同じ3人(現職3人)、民主党は3人少ない1人(新人1人)。社民党は前回に続いて候補擁立を断念した。

 無所属は現職が前回より10人少ない5人、新人は4人多い19人の計24人。

 尾﨑県政下で初の高知県議選となった前回、8年ぶりに過半数を回復した自民党(現有議席21)は、推薦する新人2人のほか、党籍を持つ無所属新人も複数おり、さらに勢力拡大を狙う。

 共産党は昨年12月の衆院選の全国的な「躍進」を受けて、現有5議席からの拡大を目指している。公明党は現有勢力の維持が命題。野党転落後、党勢回復が遅れている民主党は県議会でも議席がゼロで、推薦する新人2人の動向を含め、県内基盤を構築できるかが課題となる。

 選挙区別では、今回から定数が2から1に減る土佐市区で現職同士の一騎打ちが確実。4から3に減る高岡郡区は現職2人と新人4人が立つ混戦模様だ。定数2人区では、香南市区は現職1人と新人2人の計3人、南国市区と吾川郡区はそれぞれ現職1人と新人3人の計4人が立つ見通し。四万十市区は前回と同じ顔触れの三つどもえの戦いが濃厚になっている。1人区も激戦が予想される選挙区が多い。

 最大選挙区の高知市区(定数15)は前回より1人多い20人が立つ見通し。自民党が前回より2人多い5人を公認し、共産党は4議席、公明党は3議席の維持を目指す。民主党は新人1人の必勝を期す。無所属候補は前回より1人多い7人。

 安芸郡、香美市、須崎市、宿毛市・大月町・三原村の4選挙区は現段階で定数以上の出馬表明はない。


高知県議選立候補予定者

  (2日現在。<>内数字は当選回数。現・新、県議会政党勢力、当選回数、五十音順、敬称略)


 【室戸市・東洋町】(定数1)

 弘田兼一(58)自民・現<1>(公明推薦)

 山崎吉年(71)無所属・新


 【安芸郡】(定数1)

 浜田英宏(60)自民・現<5>(公明推薦)


 【安芸市・芸西村】(定数1)

 樋口秀洋(65)自民・現<5>

 野町雅樹(49)無所属・新


 【香南市】(定数2)

 梶原大介(41)自民・現<2>(公明推薦)

 中元源一(62)無所属・新

 浜田豪太(40)無所属・新


 【香美市】(定数1)

 依光晃一郎(37)自民・現<1>(公明推薦)


 【長岡郡・土佐郡】(定数1)

 川井喜久博(66)自民・現<1>

 大石睦(60)無所属・新

 金岡佳時(60)無所属・新


 【南国市】(定数2)

 坂本孝幸(64)自民・現<1>(公明推薦)

 岡田芳秀(57)共産・新

 田中徹(36)無所属・新

 山中良成(39)無所属・新

2490チバQ:2015/03/10(火) 21:48:56
 【高知市】(定数15)

 三石文隆(60)自民・現<4>

 桑名龍吾(52)自民・現<2>

 西内隆純(33)自民・現<1>

 上田貢太郎(46)自民・新

 土居央(43)自民・新

 塚地佐智(58)共産・現<6>

 米田稔(62)共産・現<5>

 吉良富彦(61)共産・現<2>

 中根佐知(59)共産・現<2>

 池脇純一(65)公明・現<6>

 黒岩正好(62)公明・現<4>

 西森雅和(52)公明・現<3>

 前田強(31)民 主・新

 坂本茂雄(60)無所属・現<3>(社民推薦)

 土居正治(57)無所属・現<2>

 高橋徹(63)無所属・現<1>

 大崎博士(38)無所属・新

 久保博道(60)無所属・新(自民推薦)

 武政重和(40)無所属・新(民主推薦)

 藤島利久(52)無所属・新


 【吾川郡】(定数2)

 上田周五(65)無所属・現<3>

 伊藤浩市(50)自民・新(公明推薦)

 横山文人(36)自民・新(公明推薦)

 井上正臣(65)無所属・新


 【土佐市】(定数1)

 森田英二(63)自民・現<4>(公明推薦)

 中内桂郎(75)無所属・現<4>


 【須崎市】(定数1)

 西内健(48)自民・現<1>(公明推薦)


 【高岡郡】(定数3)

 武石利彦(57)自民・現<4>(公明推薦)

 明神健夫(66)自民・現<1>(公明推薦)

 岡林祐一(58)自民・新(公明推薦)

 橋元陽一(64)共産・新

 大野辰哉(47)無所属・新(民主、社民推薦)

 森下敬子(43)無所属・新


 【黒潮町】(定数1)

 山本久夫(59)自民・新(公明推薦)

 下村勝幸(49)無所属・新


 【四万十市】(定数2)

 土森正典(71)自民・現<8>(公明推薦)

 岡本和也(59)共産・現<1>

 石井孝(41)無所属・新


 【土佐清水市】(定数1)

 橋本敏男(56)無所属・新

 吉村博文(62)無所属・新(自民、公明推薦)


 【宿毛市・大月町・三原村】(定数2)

 加藤漠(31)自民・現<1>(公明推薦)

 今城誠司(51)自民・新(公明推薦)

2491チバQ:2015/03/11(水) 07:36:28
>>2435
http://www.sankei.com/west/news/150302/wst1503020011-n1.html
2015.3.2 09:00
【地方議員のすがた(1)】
「漠然とした期待」が生んだ〝資質なき〟放浪町議





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京都市内を流れる鴨川。放浪中だった元町議は「鴨川でも見に行こう」と思い立って路上の自転車を持ち去り、占有離脱横領容疑で逮捕された
議会無断欠席、半年以上転々と

 「町民の皆さんに迷惑をかけた。おわびしたい」

 1月20日、名古屋地裁。無精ひげを生やした男性被告(29)は証言台の前で背中を丸め、消え入りそうな声で謝罪の言葉を口にした。かつて若手議員として町民の期待を一身に集めた姿は、そこになかった。

 岡山県和気町の町議を務めていた男性は、名古屋市に住む大学時代の友人に架空の投資話を持ちかけ、120万円をだまし取った詐欺罪に問われていた。

 「地域おこしの映画制作の話が進んでいる」「地元衆院議員の手配でクールジャパンの支援金が入ってくる」「出資してくれれば1・5倍にして返せる」-。嘘を重ねて自らを追い詰めた男性は、返金を求められると平成26年3月、突然姿を消し、議会を無断欠席して北海道や東京などを半年以上転々とする。自殺を考えたこともあったが、同年10月に京都市内で放置自転車に乗っているところを見つかり、逮捕された。「全てをゼロにしたかった」と供述した“放浪町議”の所持金はわずか8円だった。

 「町議の仕事を投げ出し失踪した。酌量の余地はない」。検察側から厳しく指弾され、懲役2年、執行猶予4年の判決が下された。

「町議がどういう仕事か知らなかった」

 JR岡山駅から北東へ約30キロの山あいに位置する和気町は、9年前に2つの町が合併して誕生。人口約1万5千人のうち4割近くを65歳以上が占める。

 過疎に悩むこの町で育った男性は、大学進学を機に京都へ出た。卒業後、不動産会社に就職したが約1年半で辞め、イベント会社を設立。その約4カ月後の23年2月には25歳で町議選に立候補-と目まぐるしく人生のコマを進めた。

 「若者がいなくなり、このままでは町がなくなるという危機感があった」。猶予判決で釈放された男性は産経新聞の取材に応じ、出馬の動機をこう語った。ただ、「町議がどういう仕事をするかは正直、知らなかった」。

 それでも、50〜70代の立候補者ばかりの中でただ一人、20代の若さと「町を変えよう」という訴えは注目を集める。無職男性(70)は「議会には衰退する町を何とかしようという姿勢が見えなかった。若い人なら何かしてくれるのではという思いがあった」。漠然とした期待感が、若者をあっさりと町議に押し上げた。

 「行動力こそ議員に求められる資質」-。議員バッジを失った男性は、そう信じていた。実際、若手ミュージシャンを招いてのイベントや地元産棚田米のブランド化など数多くの町おこしイベントに取り組んだという自負がある。だが、次第に「周りに成功していると思われたい」という見えが先行。イベントの赤字を埋めるために友人や消費者金融から借金を重ね、思慮に欠ける行動力で転落への一途をたどった。

 「議員としての資質はなかったんでしょう」と男性は自嘲する。

2492チバQ:2015/03/11(水) 07:36:39
運転免許制度がないのと同じ
  

 LINEで中学生を威圧する、女子高生とわいせつ行為をし動画を投稿する、覚醒剤の使用や危険ドラッグの所持…。議員としての資質を疑わせるような事例は枚挙にいとまがない。

 そうした現状を龍谷大の富野暉一郎特任教授(地方自治論)は車の運転にたとえ、「免許制度がないのと同じ。車を買いさえすれば誰でも運転できてしまう」と指摘。交通ルールを知らないまま路上に出れば事故が相次ぐのは当然で、「周囲が議員としてのルールやモラルを教える環境整備が大切だ」と強調する。



 今月15日、現職議員の逮捕という苦い記憶が残る和気町で町議選(定数12)が行われた。当選した議員の平均年齢は66・3歳で、10人が現職。代わり映えのしない顔ぶれに、主婦(69)は「あまり期待はできないかも…」とため息をついた。

 だが今回の選挙を通し、自分の中で変化が生まれたという。これまでは地域のしがらみや知人からの依頼、漠然とした期待感といったもので投票することがあったが、今回は「本当に悩んだ」。一票を投じて終わりではなく、今後の議員の活動にも関心を払う必要性を痛感しているという。

 過疎にあえぐ町を誰に託すのか。住民が議会と向き合い始めている。(山本祐太郎)

    


 号泣県議やセクハラやじ研ぎなど、地方議員をめぐる不祥事が各地で相次ぐ。今春の統一地方選を前に、私たちの暮らしに密接に関わる地方議会、地方議員の姿をみつめたい。   =続く

2493チバQ:2015/03/15(日) 09:17:33
>>2461
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150314ddlk36040434000c.html
つるぎ町議選の選挙違反:別の公選法違反罪、町議追起訴−−地検 /徳島
毎日新聞 2015年03月14日 地方版

 昨年11月のつるぎ町議選の選挙違反事件で、徳島地検は13日、つるぎ町議の田村昭仁容疑者(65)=公職選挙法違反罪で先月20日に起訴=を別の公選法違反(物品買収、事前運動)罪で追起訴した。

 起訴状によると、昨年10月ごろ、町内に住む60代と80代の支持者の男2人と共謀し、町内に住む有権者3人の自宅を訪ね、田村被告への投票を依頼し、報酬として約1100円の菓子をそれぞれに渡したとされる。【数野智史】

2494チバQ:2015/03/16(月) 22:59:26
>>2371
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150312-OYT1T50121.html
生活実態なく失職、女性町議の不服申し立て棄却
2015年03月13日 17時42分
 徳島県藍住町議会から「町内に生活実態がなく、被選挙権を有しない」との決議を受け、4期目途中に町議を失職した西岡恵子氏(65)が決定を不服として県に審査を申し立てていた問題で、県は「電気、ガス、水道の使用量が著しく少なく、使用量が少ないことへの合理的な理由も見いだせない」などとして、11日付で申し立てを棄却した。


 西岡氏は3期目途中にも同様の理由で失職し、当時も県に審査を申し立てたが、棄却されている。西岡氏は読売新聞の取材に「裁判も視野に入れながら、弁護士と対応を検討する」としている。

2495名無しさん:2015/03/16(月) 23:51:53
行きがけの駄賃代わりに


相乗りの現職優勢=統一地方選・広島市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150314-00000081-jij-pol
>現職・松井とサッカーJ1サンフレッチェ広島の前社長・小谷野ら5新人の争い。与野党相乗りの松井が優勢だ。

造反模様を抱えつつも多くの組織の推薦を取り付けた現職
一方無党派選挙を繰り広げたい新人はいまいちサッカースタジアム以外の市政の具体像を提示できておらず
政策が浸透してない模様

対抗馬が取り沙汰されてた頃の前評判に反して盛り上がらない選挙戦になるかもしれません

2496チバQ:2015/03/17(火) 21:20:36
玉木雄一郎を支援したっぽいですね
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150317000173
筒井・三木町長除名/自民県連、民主応援反党行為
2015/03/17 09:47
メールで記事を紹介印刷する一覧へ

 自民党香川県連は16日までに、昨年末の衆院選で民主党の公認候補を応援したことが反党行為に当たるなどとして、三木町の筒井敏行町長(72)を除名処分とすることを決め、同日付で処分通知書を送付した。

 昨年12月末に三木支部が除名の嘆願書を提出し、県連で協議していた。嘆願書では、同支部顧問でもある同町長について▽昨年末の衆院選で民主党公認候補の決起大会に出席し、一方的な応援演説を行った▽過去の県議選でも自民党公認ではない候補者を支援した―などと指摘し、「反党行為である上、党勢の拡大に逆行し、支部の運営にも支障を来す」としている。

 県連は、筒井町長から届いた弁明書の内容やこれまでの貢献度を踏まえ、今年2月中旬にいったん戒告処分と決定。ただし、「今後の統一選や国政選挙で自民党の公認・推薦候補の当選に最大限の支援を行うこと」を約束する誓約書の提出がなければ除名とする方針を確認し、通知した。

 その後、期限までに誓約書が届かなかったため、県連は14日に党紀委員会を開催。全会一致で除名処分とすることが決まった。

 取材に対し、筒井町長は「町民にはさまざまな政党の支援者がおり、町長として選挙区の全ての現職議員を応援するのは当然。支援を自民党候補に絞れという内容の誓約書は受け入れられない」としている。

2497チバQ:2015/03/18(水) 21:45:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk32010546000c.html
’15統一地方選:知事選、戦いの構図 保守系候補一本化 「自公VS共産」過去2回と同じ /島根
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 任期満了に伴う知事選(3月26日告示、4月12日投開票)は、3選を目指す現職の溝口善兵衛氏(69)=無所属、自民・公明推薦=と、元県議の萬代弘美氏(65)=共産公認=が立候補を表明している。当初は保守系の首長経験者2人も出馬を探り、2003年以来の3人以上の候補による選挙戦も予想された。しかし、いずれも2月に出馬を断念し、過去2回と同じ「自公対共産」の構図が固まった。【曽根田和久】

 07、11年の知事選は、自民、公明両党の推薦を受けた溝口氏が、共産党新人をいずれも大差で退けた。前回の得票は、有効投票の88%となる26万9636票。東日本大震災の直後で原発政策に注目が集まり、溝口氏は「国にエネルギー政策の抜本的な見直しを求める」と訴えた。ただ、投票率は過去最低だった07年の65・86%を大幅に下回る52・70%を記録した。

 溝口氏は昨年11月の県議会本会議で出馬を表明。自民、公明両党の推薦を取り付け、年明け後は後援会を発足させた。後援会長には島根経済同友会の宮脇和秀代表幹事が就任し、県政与党と財界が支援する態勢を固めた。

 2月15日には松江市内で事務所開きをし、自民党県連会長の竹下亘復興相や農業、商工業、IT関連企業など各界からの出席者が会場を埋めた。溝口氏は国が進める地方創生と連動し、「住みやすく、活力ある地方の先進県しまね」をキャッチフレーズに国とのパイプを生かした地域づくりを掲げる。

 しかし、溝口氏のこれまでの県政運営には内部で不満の声も漏れる。昨秋には県選出の国会議員らと面会したが、自民党県連関係者は「出馬を明確に言わなかった」といい、溝口氏への批判がくすぶり続けていた。

    ◇

 そんな中、前安来市長で歯科医師の島田二郎氏(61)も立候補に前向きな姿勢を示し、昨年末に後援会を発足させた。

 島田氏は県選出の島田三郎参院議員(58)の兄で、自民党の県歯科医師支部長を務めている。保守分裂の可能性もあったが、党県連は溝口氏の出馬表明後、推薦作業などを手際よく終え、県連として「溝口支持」を鮮明に打ち出した。県連幹部の一人は「すべてを整え、島田氏が振り上げた拳を下ろしやすいようにした」と振り返る。

 島田氏は2月6日に記者会見し、出馬の取りやめを正式表明。「自民県連内が割れ、こっちに支援に来るという淡い期待があった」と述べ、溝口氏に不満を抱く勢力をまとめきれなかったことを示唆した。

 一方、前出雲市長の西尾理弘氏(73)も昨年6月、段階的脱原発などを掲げて立候補を表明。しかし2月9日に記者会見し、「政党の支援がなく難しい」と断念した。

 保守系候補は溝口氏に一本化され、自民党県連が溝口氏の後援会運営をほぼ一任し、自民主導で選挙戦を進める見込みだ。

    ◇

 共産党は、昨年末の衆院選後に候補者選びを本格化させた。当初、共産支持の市民団体などと無所属候補の擁立を目指した。しかし候補者選考が難航し、最終的に今期で県議を引退する予定だった萬代氏を選んだ。

 萬代氏の知事選挑戦は初めてで、2月17日に出馬会見を開いた。島根原発の再稼働反対や憲法9条の堅持、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)反対などを訴える。16日に県議を辞職した。

 共産党は県議選にも3人の候補を立てる予定で、党幹部は「知事選と県議選を連携させた選挙活動を展開したい」と狙いを語る。

    ◇

 民主党は独自候補の擁立を見送り、自主投票とする。

 昨年7月に県内を訪れた海江田万里代表(当時)は、候補選びを県連に一任していることを明言。県連側は候補の選定を進めたが、「立てるからには勝たなければ意味がない」(幹部)として2月の常任幹事会で断念を決めた。県議選に勢力を集中させるというが、知事選での擁立見送りは4回連続。自民に対抗する有権者の受け皿になっていないのが現状だ。

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 ■知事選の立候補予定者

溝口善兵衛 69 無所属、現職(2)=自民・公明推薦

萬代弘美  65 共産公認、新人

 ※敬称略。名前、年齢、政党、現職・新人、当選回数の順

2498チバQ:2015/03/18(水) 21:49:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk39010446000c.html
大寺・北川村長:健康上の理由で辞職へ 来月26日、村長選 /高知
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 北川村の大寺正芳村長(71)が健康上の理由で31日付で辞職する。村選管は17日、村長選を統一地方選後半戦の同村議選(4月21日告示、同26日投開票)と合わせて実施することを決めた。

 大寺村長は2014年11月、砂防工事などの視察のため札幌市を訪問中、宿泊先のホテルで脳内出血のため倒れ入院。今年1月には脊髄(せきずい)の手術も受け、現在も入院中で、毎日新聞の取材に「村長を続けるのは難しい」と述べた。外泊許可を得て村に戻り、今月13日に浜渦康雄村議会議長に辞表を提出し、受理されていた。村は職務代理者に上村誠副村長(52)を充てている。

 大寺村長は村収入役、助役を経て04年の村長選で初当選。現在3期目で、任期満了は16年10月26日だった。【上野宏人】

2499チバQ:2015/03/18(水) 23:14:19
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20150317-OYT8T50075.html
市長不合格論文、他大学に自薦…「博士論文に」
2015年03月18日 08時00分
 山口県下関市の中尾友昭市長(65)が下関市立大の大学院経済学研究科に提出した論文が不合格となり、学長に抗議していたことがわかった。


 市長は大学設置者の立場にあるため、「公私混同では」「非常識」との批判が出ている。

 16日に開かれた定例記者会見で市長自身が明らかにした。論文のテーマは「下関市における地域内分権への挑戦」。地方分権の先進事例や制度などを自身の業績とともに約550ページにまとめたが、今月4日に行われた学位授与の可否を検討する研究科委員会(33人)で、賛成が規定の3分の2に満たず不合格となった。

 これを不服とした市長は6日、秘書課長を伴って公用車で市立大を訪ね、吉津直樹学長に「判定には納得がいかない」などと直接抗議。9日には、自身が大学院生として2001年に修士号を取得した東亜大(下関市)を訪れ、櫛田宏治学長らに「論文を書き直し、東亜大の博士論文にできないか」と相談した。

 東亜大側は読売新聞の取材に、「他大学の修士課程に出した論文を受け付けるわけにはいかない。博士号取得には博士課程に進むことが必要だと話した」と説明している。

 中尾市長は下関市議、山口県議を経て09年に市長に初当選し、現在2期目。11年4月、市立大大学院に入学し、公務後に通っていた。

2500チバQ:2015/03/19(木) 21:13:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150317ddlk38010604000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/1 東予 /愛媛
毎日新聞 2015年03月17日 地方版

 ◇西条は6人が激戦 今治・越智は現新8氏の混戦
 4月3日告示、同12日投開票となる統一地方選第1ラウンドの県議選(定数47)は、告示まで2週間余りとなった。60人前後の立候補が見込まれている全13選挙区の構図を紹介する。

 ●四国中央市

 定数は3。自民県議だった篠原実氏の四国中央市長転身で現在は欠員1。自民現職の森高、鈴木両氏と無所属新人で自民推薦の宇高氏の3人が、それぞれの地盤の旧土居町、旧伊予三島市、旧川之江市を中心に浸透している。無投票の可能性も残るが、出馬検討中の新人が街頭活動を始め予断を許さない。【中村敦茂】

 ●新居浜市

 定数は4。現職4人に新人1人が挑み混戦が予想される。現在1議席の自民は1人を公認、1人を推薦し2議席を狙う。

 自民現職の黒川氏は小集会にも足を運び、さらなる浸透を図る。社民県連幹事長で無所属現職の石川氏は、支持基盤の労組のほか企業回りも重ねる。無所属現職で民主推薦の西原氏は年末から街頭演説や支援者回り。無所属現職の古川氏は今月末に中村時広知事を迎えて総決起集会を開く予定で、県とのパイプを強調する。

 無所属新人の大石氏は自民が推薦。市議としての実績をアピールしている。【高谷均】

 ●西条市

 定数は4。前回トップ当選の青野勝氏が西条市長に転身し現在は欠員1。現職3人、新人3人による大激戦が見込まれ、今回の県議選の最注目区だ。

 自民現職の明比氏は、ミニ集会や小まめな支持者回りを続ける。地元の旧西条市以外も回る。自民現職の渡部氏は実績を強調、地元の東予・周桑地区を固めつつ旧西条市でも活動する。

 維新新人の森氏は、21日に江田憲司・党代表が来県予定。本部の支援を背に支持層固めを狙う。無所属現職の玉井氏は、支持基盤の労組だけでなく、保守層への浸透も図る。

 無所属新人2氏はいずれも西条市議からの転身を図る。近藤氏は地元漁協の推薦も受けて支持拡大を図る。塩出氏は今月からつじ立ちを始め知名度アップに注力している。【高谷均】

 ●今治市・越智郡

 定数は6。現職6人と新人2人が争う。自民現職は、本宮氏は農家を重点に、徳永氏がスポーツや障害者支援団体など、福羅氏は造船、海運関係の企業などに、それぞれ支持を訴える。民主現職の福田氏は連日、街頭演説を続けている。共産新人の井川氏は街頭演説で知名度向上を図る。社民現職の村上氏は連合愛媛の推薦を受ける。無所属現職で愛媛維新の会の越智氏は元今治市長の知名度を生かす。無所属新人の黒川氏は、生活の党の推薦が決まった。【伝田賢史】

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 ◇予想される顔ぶれ
 ●四国中央市

森高康行 57 県拉致議連長 自現

鈴木俊広 55 [元]衆議員秘書 自現

宇高英治 56 寝具販売業 無新

 ●新居浜市

黒川洋介 63 会社社長 自現

石川稔 59 医療生協参与 無現

西原司 36 福祉団体役員 無現

古川拓哉 36 PTA役員 無現

大石豪 39 新居浜市議 無新

 ●西条市

明比昭治 67 会社社長 自現

渡部浩 59 会社社長 自現

森夏枝 33 党県事務局長 維新

玉井敏久 51 四国電力社員 無現

近藤達也 52 漁業 無新

塩出崇 67 [元]県立高教諭 無新

 ●今治市・越智郡

本宮勇 61 農業 自現

徳永繁樹 45 団体役員 自現

福羅浩一 46 PTA連会長 自現

福田剛 45 党県副代表 民現

井川美千代 60 [元]看護師 共新

村上要 66 党県代表 社現

越智忍 57 [元]今治市長 無現

黒川美樹 38 農業 無新

2501チバQ:2015/03/19(木) 21:14:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk38010523000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/2 中予 /愛媛
毎日新聞 2015年03月18日 地方版

 ◇松山・上浮穴、17人火花 伊予市は現新が一騎打ちか
 ●松山市・上浮穴郡

 定数は16。横山博幸氏が衆院議員に転じ欠員1。現職3人は今期で引退する。これまでの出馬表明は現職12人、新人5人の計17人。22人が乱立した前回選から一転、少数激戦となりそうだ。

 自民は現職7人のうち竹田祥一氏(79)が引退し、6人が臨む。西原氏は北条地区、寺井氏は農業団体に基盤を持つ。戒能氏は精力的にあいさつ回りをこなす。河野氏は久万高原町に地盤。三宅氏は20〜30人規模のミニ集会を重ねる。松尾氏は小野・久米地区に重点を置く。

 民主は元松山市議で県連幹事長の新人、松井氏が連合愛媛の推薦も受け挑戦。公明は現職3人が出馬予定。東部の笹岡氏、南部の木村氏、西部の中氏とすみ分ける。共産は現職の佐々木泉氏(64)が引退。後継新人の田中氏が昨年の松山市長選などに出馬した知名度を生かす。社民現職の逢坂氏は、女性議席の必要性を訴え連合愛媛も推薦。愛媛維新の会代表の横田氏は企業・団体回りに力。

 無所属では、前回トップ当選の現職、菊池氏が雄郡・石井地区で行事回り。新人の河上氏は三津浜地区、帽子氏は道後地区を拠点に活動。渡部氏は、引退する環境市民(1人会派)の阿部悦子氏(65)の後継として東温市議から転身を図る。【中村敦茂】

 ●東温市

 定数は1。3選を目指す自民現職の大西氏以外に動きはなく無投票の可能性がある。大西氏は敬老会や各団体の総会などに参加、後援会役員や各区長を回る。1日に事務所を開いた。【橘建吾】

 ●伊予郡

 定数は2。現在8期目の自民現職、山本敏孝氏(73)が引退。4選を目指す自民現職の住田氏と、山本氏の後継で自民公認を得た松下氏、松前町議から転身を狙う無所属の村井氏が争う。住田氏は農家へのあいさつ回りに注力。松下氏は山本氏や砥部町長が支援する。村井氏は支持者へのあいさつ回りで支持拡大を図る。【伝田賢史】

 ●伊予市

 定数は1。2013年4月の補選で初当選した自民現職の大西氏と、無所属新人で元伊予市議の平岡氏が立候補予定。出馬表明していた別の新人が今月に入り体調不良で断念。一騎打ちの構図となりそう。大西氏は企業や農協、漁協などを回り支持固めを図るほか、街頭演説にも力を入れる。平岡氏は連携する伊予市議らの応援を受けながら、街頭演説やミニ集会を繰り返して浸透を図る。【伝田賢史】

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 ◇予想される顔ぶれ
 ●松山市・上浮穴郡

西原進平 66 党北条支部長 自現

寺井修 63 農業 自現

戒能潤之介 52 [元]衆議員秘書 自現

河野忠康 64 [元]副議長 自現

三宅浩正 49 団体役員 自現

松尾和久 41 [元]衆議員秘書 自現

松井宏治 40 党県幹事長 民新

笹岡博之 59 党県代表 公現

木村誉 51 党県幹事長 公現

中政勝 60 党県副幹事長 公現

田中克彦 47 党地区委員長 共新

逢坂節子 64 党県副代表 社現

横田弘之 76 愛媛維新代表 愛現

菊池伸英 50 団体役員  無現

河上隆人 39 [元]参議員秘書 無新

帽子大輔 38 ホテル社長 無新

渡部伸二 55 環境団体役員 無新

 ●東温市

大西渡 68 [元]衆議員秘書自現

 ●伊予郡

住田省三 61 農業 自現

松下行吉 58 [元]砥部町課長 自新

村井慶太郎 56 松前町議 無新

 ●伊予市

大西誠 49 運輸会社社長 自現

平岡清樹 48 会社社長 無新

2502チバQ:2015/03/19(木) 21:14:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150319ddlk38010592000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/3止 南予 /愛媛
毎日新聞 2015年03月19日 地方版

 ◇南宇和、定数1に3氏 宇和島・北宇和、5人が争う
 ●大洲市・喜多郡

 定数は2。自民現職の岡田、西田両氏以外に動きがなく、無投票の公算が大きい。自民県連幹事長代行の岡田氏は農林業を中心に組織を固める。旧長浜町長の西田氏は県政報告会を精力的にこなす。

 ●八幡浜市・西宇和郡

 定数は2。自民現職の清家俊蔵氏(66)は引退の予定。現職と2新人が立候補を表明し、さらに新人1人が出馬の準備を進めている。8年ぶりの選挙戦となる見込み。

 共産新人の遠藤氏は脱原発を掲げ、14日には党所属の参院議員を招いて演説会を開いた。愛媛維新の会副幹事長で無所属現職の梶谷氏は県政与党の立場で「南予に元気を取り戻す」と訴え、3選を目指す。無所属新人の高橋氏は元民主党衆院議員。一昨年の八幡浜市長選では落選した。保守系候補として挑む。

 ●西予市

 定数は1。前回は現職と新人の一騎打ちだったが、今回は再選を目指す無所属現職の兵頭氏以外に立候補の表明はなく、無投票となる公算が大きい。元西予市議の兵頭氏は前回選で若さをアピールし、自民現職を破った。中村知事とのパイプを強調し支持を固める。

 ●宇和島市・北宇和郡

 定数は4。自民現職4人と無所属新人1人が立候補を表明し、少数激戦が予想される。

 自民現職は、9選を目指す中畑氏が県議会議長や自民県連幹事長などの経歴をアピールし、支持組織を固める。赤松氏は農業を中心とした第一次産業の振興を強調。公明の推薦も受け5選を目指す。前回トップ当選の毛利氏は地盤の旧吉田町を中心に精力的にあいさつ回り。4選を目指す高山氏は林業など一次産業振興を訴え、鬼北町など北部地域を固める。

 前回2人が共倒れした民主は公認を見送り、推薦する無所属新人の二宮氏支援に注力する。二宮氏は「女性の力で南予を元気に」と訴える。枝野幸男・民主幹事長も来援した。

 ●南宇和郡

 定数は1。自民現職と無所属新人2人が立候補の準備を進めており、保守系の3人が1議席を争う見込み。

 自民現職の中田氏は防災・経済振興策としての高速道路の早期整備を訴え、3選を目指す。無所属新人の石川氏は「サラリーマン生活で得た人脈と経験を県政に生かす」と訴える。無所属新人で愛南町議の吉村氏は1999年に続く挑戦。医療充実を掲げる。【渕脇直樹】=おわり

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 ◇予想される顔ぶれ
 ●大洲市・喜多郡
岡田志朗 55 [元]県森連会長 自現

西田洋一 60 会社社長 自現

 ●八幡浜市・西宇和郡

遠藤綾 44 [元]機関紙記者 共新

梶谷大治 68 [元]会社役員 無現

高橋英行 43 [元]衆院議員 無新

 ●西予市

兵頭竜 38 会社役員 無現

 ●宇和島市・北宇和郡

中畑保一 65 党県副会長 自現

赤松泰伸 60 団体役員  自現

毛利修三 70 党県総務会長 自現

高山康人 48 県森連会長 自現

二宮美日 52 市民団体代表 無新

 ●南宇和郡

中田広 64 [元]西海町長 自現

石川秀夫 53 [元]会社員 無新

吉村直城 64 会社社長 無新

2503チバQ:2015/03/21(土) 19:54:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150320ddlk32010552000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/上 松江、8年ぶりの選挙戦 仁多、邑智で無投票か /島根
毎日新聞 2015年03月20日 地方版

 統一地方選で実施される県議選の告示が4月3日に迫っている。12選挙区のうち、仁多、邑智の2選挙区は無投票の公算が高く、流動的な浜田選挙区を除く9選挙区では選挙戦となる見通しだ。定数37に対して49人が立候補に向けた準備を進めており、それぞれの地元ではあいさつ回りや総決起集会などが開かれ、熱の入った前哨戦が繰り広げられている。各選挙区の状況を2回に分けて紹介する。【曽根田和久、金志尚】

 2011年4月の前回選は14選挙区のうち、松江、出雲の両選挙区を含む8選挙区が無投票だった。八束選挙区(定数1)の東出雲町が11年8月に松江市、簸川選挙区(定数1)の斐川町が同10月に出雲市とそれぞれ合併し、選挙区も統合された。

 前回から定数は37で変わらないが、2010年の国勢調査に基づく選挙区の定数調整があった。出雲選挙区は旧簸川を含めて定数8から9に増え、雲南・飯石選挙区は定数3から2に減る。

 16日の立候補予定者説明会には49人が参加した。内訳は、現職31人▽元職3人▽新人15人。党派別では、自民18人▽民主4人▽維新1人▽公明2人▽共産3人▽諸派1人▽無所属20人。無所属のうち自民は5人、民主は6人、公明は4人、社民は5人を推薦する。

 ■安来市

 13年に参院議員に転身した自民の島田三郎が5期連続で維持していた議席が空き、無所属の3人による激戦が予想されている。各陣営とも当選ラインとみられる8000票以上を目指す。

 保守系で近藤宏樹・安来市長にも近い現職の嘉本は、県議会の自民党議連に所属する議員らが作る政策勉強会にも参加。安来選出の唯一の県議としての実績をアピールする。

 新人の田中は市議としての実績と、保守系の女性候補として議席獲得を目指す。

 市労働組合協議会の推薦を受ける藤原は、前回選で落選した民主元職の支援を受ける。NPO法人理事長として活動し、保守層を含めた幅広い支持獲得を狙う。

 ■松江市

 当初は2回連続の無投票も予想されたが、新人が出馬を表明。8年ぶりの選挙は少数激戦の様相となり、現職らは農業や建設などの業界団体、労働組合にも支援を要請する。8年前の最下位当選者の得票数は約5000票。各陣営とも積み上げを狙う。

 自民は現職の5人を公認。いずれも中堅・ベテランだが、支持者の高齢化もあり危機感を強める。新たに統合される旧八束選挙区を地盤にする元職、加藤を推薦した。

 民主は現職2人を公認し、岩田は事実上、初めての選挙戦。県職労が支援する白石を推薦する。旧八束選挙区で前回推薦し、当選した石原真一は1期で引退する。

 公明は5期務めた党県代表の三島治が引退し、新人の吉野が継承を狙う。共産は現職の尾村が4回目の当選を目指している。

 無所属新人の今岡は2月、無投票阻止を掲げて立候補を表明。自民党員でもあり、前回の松江市長選に出馬した川上大とも連携して支持拡大を図る。

 各陣営が注目するのは、旧八束選挙区の約1万人の票の行方。加藤だけでなく、8年ぶりの選挙戦に危機感を抱く現職らもこの地域での得票を狙う。

 ■出雲市

 自民公認の5人、民主、公明、共産の公認各1人、保守系で政党の推薦を受けない無所属3人の計11人が選挙準備を進め、攻防が激しい。

 ポイントとなりそうなのは、出雲選挙区で初めて候補を擁立する公明の動き。元出雲市議の遠藤を立て、支持母体の創価学会を中心とした票固めに力を注いでいる。それに対し、これまで公明票の受け皿となっていた保守系の各陣営は票の目減りを抑えようと組織の引き締めを図る。

 また、旧簸川選挙区が新たに統合し、旧斐川町域の約2万票の行方も注目される。自民現職、池田の地盤だが、地域の重なる無所属元職、矢野も出馬する。旧平田市を地盤にする無所属新人、高見も旧斐川町での活動を活発化させ、票の奪い合いが激化している。

 高見、民主現職の珍部、共産新人の大国はいずれも30代で、激戦の選挙区で中堅、ベテラン勢にどれだけ食い込めるかが注目される。大国は、知事選に出馬予定の萬代弘美の後任として党としての議席維持を狙う。(敬称略)

2504チバQ:2015/03/21(土) 19:54:51
>>2503

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 <県議選の立候補予定者>

 ■安来市3人(定数2)

嘉本祐一 51 英語教室代表 無現(1)

田中明美 50 化粧品販売業 無新

藤原常義 67 NPO理事長 無新

 ■松江市12人(定数11)

浅野俊雄 84 県農済連会長 自現(12)

細田重雄 77 県体協副会長 自現(12)

福田正明 66 漁業 自現(7)

五百川純寿 66 元議長 自現(6)

小沢秀多 65 松江柔連会長 自現(4)

角智子 60 党県副代表 民現(2)

岩田浩岳 39 党県幹事長 民現(1)

尾村利成 52 党県役員 共現(3)

白石恵子 65 県レク協顧問 無現(2)

加藤勇 62 会社社長 無元(1)

吉野和彦 51 党県役員 公新

今岡克己 61 IT会社役員 無新

 ■出雲市11人(定数9)

佐々木雄三 70 会社役員 自現(9)

森山健一 61 党県幹事長 自現(7)

原成充 70 党県総務会長 自現(6)

園山繁 58 会社社長 自現(3)

池田一 54 党県役員 自現(2)

珍部芳裕 37 党県代表代行 民現(2)

成相安信 62 会社役員 無現(8)

矢野潔 68 社福法人役員 無元(4)

遠藤力一 60 党県役員 公新

大国陽介 35 元市議 共新

高見康裕 34 料亭営業部長 無新

==============

 *名前、年齢、主な肩書、政党(無は無所属)、現職・元職・新人、当選回数

2505チバQ:2015/03/21(土) 19:55:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150321ddlk32010624000c.html
’15統一地方選:県議選の構図/下 各地で激戦の見通し 江津では「与野党対決」か /島根
毎日新聞 2015年03月21日 地方版

 20日に続いて県議選(4月3日告示、12日投開票)の選挙区ごとの現状を紹介する。【金志尚、曽根田和久】

 ■雲南市・飯石郡

 かつての大原、飯石の両郡域に分かれる選挙区。定数調整で定数が3から2に減る中、無所属3人が議席を争う。

 現職の足立は社民、民主から推薦を受け、連合島根のバックアップも受ける。地盤の旧大原郡を中心に回り、現職としての実績を訴える。

 自民、公明推薦の現職、山根は地盤の旧飯石郡と飯南町を精力的に回るが有権者数で旧大原郡より少なく、「高齢化で投票に行かない人も増える」(陣営幹部)と危機感は強い。1万票を最低ラインに積み増しを目指す。

 旧大原郡が地盤の新人、高橋は旧郡内でのあいさつ回りも2巡目。県議の任期途中で昨年亡くなった福間賢造の地盤である木次町など人口の多い地域を重点に置く。

 ■仁多郡

 自民現職、絲原が5選を目指す。他に動きはない。

 ■大田市

 3人が立候補を表明し、8年ぶりの選挙戦の見込み。

 自民現職、生越は企業や団体などを幅広く回り、若者の定住につながる雇用施策を主張する。民主元職、和田は昨年12月の衆院選に出馬するため県議を辞職。出身の市職労や後援会組織を生かし、県政復帰を狙う。新人の三谷は県内で初の維新公認。地盤がない中、街宣活動などを通じて「身を切る改革」を訴える。

 ■江津市

 3選を目指す自民現職、藤間に、社民、民主から推薦を受ける新人の山本が挑む「与野党対決」となりそう。

 藤間はミニ集会などで山陰道の早期全線開通への取り組みを訴えるなど2期8年の実績を強調。一方、山本は市議を4期務めた経験と、昨年12月の衆院選に出馬して得た知名度で対抗する。

 ■浜田市

 現職3人が立候補を表明。無投票の可能性があるが、出馬を検討している新人もいて流動的だ。

 自民の岡本は浜田港の活性化などを訴え、漁業、商業関係者らを中心に支持を呼びかける。同じく自民の大屋は連日ミニ集会を重ね、地域活性化の取り組みなどをアピール。無所属の須山は前回選で民主公認だったが、今回は民主、社民から推薦を受ける。

 ■益田市

 5人が立候補を表明。8年ぶりの選挙戦は、現職3人に新人2人が挑む激戦が予想される。

 自民現職、田中はかつて益田市長を務め、選挙戦を支えた後援会組織が健在。同じく自民現職、中島はミニ集会を50回以上開くなど、地盤の高津だけでなく他の地域にも浸透を図る。無所属現職、平谷は前回無投票だったため県議選は事実上初めて。民主、社民の推薦を受け、企業などの労組票にも期待する。

 共産新人、下寺は益田市議を約20年務めた経験などをアピール。無所属新人、松本は12年の市議補選で当選し、県議選にくら替え出馬する。地区ごとにミニ集会を開くなど支持拡大を図る。

 ■邑智郡

 7選を目指す自民現職、洲浜以外に動きはない。

 ■鹿足郡

 いずれも無所属で、現職の中村と新人の村上の一騎打ちの公算が高い。

 自民、公明推薦の中村は旧町村単位に残る後援会組織を活用し、支持拡大を図る。一方、自民党員の村上は、国会議員を務めた亀井久興に支援を要請し、保守票の切り崩しを狙う。

 ■隠岐郡

 無所属の現職、新人が激突する。

 吉田政は前回無投票で初当選し、今回が事実上、初めての選挙戦。自民、公明から推薦を受け、党西郷町支部長を務める。一方、吉田雅は社会福祉法人理事長を務め、福祉を重点施策に掲げる。(敬称略)

==============

2506チバQ:2015/03/21(土) 19:56:07
>>2505
<県議選の立候補予定者>

 ■雲南市・飯石郡3人(定数2)

足立昭二 59 団体役員 無現(1)

山根成二 64 自民党県役員 無現(1)

高橋雅彦 62 農業 無新

 ■仁多郡1人(定数1)

絲原徳康 67 会社社長 自現(4)

 ■大田市3人(定数2)

生越俊一 58 農業法人役員 自現(1)

和田章一郎 67 党県代表   民元(3)

三谷健 56 会社員 維新

 ■江津市2人(定数1)

藤間恵一 64 市安協副会長 自現(2)

山本誉 57 元市議 無新

 ■浜田市3人(定数3)

岡本昭二 68 県体協副会長 自現(5)

大屋俊弘 63 党浜田支部長 自現(4)

須山隆 53 市職労役員 無現(2)

 ■益田市5人(定数3)

田中八洲男 71 元市長 自現(3)

中島謙二 58 歯科医師 自現(2)

平谷昭 68 元市議 無現(1)

下寺共子 72 元小学校教諭 共新

松本正人 63 元市議 無新

 ■邑智郡1人(定数1)

洲浜繁達 74 元党県幹事長 自現(6)

 ■鹿足郡2人(定数1)

中村芳信 61 郡体協会長 無現(4)

村上定陽 43 会社役員 無新

 ■隠岐郡2人(定数1)

吉田政司 67 漁業 無現(1)

吉田雅紀 56 社福法人役員 無新

 ※名前、年齢、主な肩書、政党(無は無所属)、現職・元職・新人、当選回数

2507チバQ:2015/03/25(水) 19:21:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150325ddlk31010672000c.html
’15統一地方選:知事選、あす告示 現職・平井氏、3党で主導権争いも 新人・岩永氏、出遅れて共産色鮮明 /鳥取
毎日新聞 2015年03月25日 地方版

 任期満了に伴う知事選(4月12日投開票)が26日告示され、統一地方選が始まる。3選を目指す現職の平井伸治氏(53)=自民、民主、公明推薦=と、新人で共産党県委員会書記長の岩永尚之氏(58)=共産推薦=の2人が立候補を予定している。投開票は4月3日告示の県議選と同じ12日。【高嶋将之】

 4月21日には日吉津村長・村議のダブル選と日野と日南町議選が告示され、いずれも26日投開票される。

 知事選の立候補の届け出は26日午前8時半〜午後5時、県庁1階の講堂。第一声は平井氏が午前8時40分から鳥取市戎町、岩永氏が午前9時から同市永楽温泉町の事務所でそれぞれ行う予定。

 「県民参画基本条例を制定したが、共産党は反対した」。21日に鳥取市で開かれた知事選立候補予定者の公開討論会で、平井氏は過去の県議会での採決を持ち出し、共産党県委員会役員の岩永氏を「反対勢力」と印象付けようとした。一方、岩永氏は「集団的自衛権の行使容認などを(平井氏に)問うても答えがない。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、消費増税なども国民の重大関心事だ」と主張。議場で繰り返されてきた知事と共産党議員の応酬と同じような展開になった。

 平井氏は県内4市長や自公民の3党から要請を受けて昨年11月に立候補を表明。「県民党的立場」を掲げ、15町村長でつくる県自治同志会や農協、連合鳥取など30以上の団体から推薦を受ける。週末開かれる県議の事務所開きや集会に顔を出すなど露出に余念がない。

 今回は初めて国政与野党の3党が相乗り。無所属の県議らも含めて支える構図には「オール与党体制」との批判もあるが、平井氏を支持する県議らは「(知事の施策を)無批判に受け入れてはいない」と口をそろえ、一定の距離感を強調する。

 一方、平井氏が東京出張中だった1月15日、公明党が3党の中でいち早く推薦を発表した。これに慌てた自民党県連は党本部で未発表だったその日夕方、急きょ「推薦内定」を発表。自民党県議は「足並みをそろえようと話していたのに、けしからん」と不快感をあらわにした。「平井さんは本当は自民党の候補」(自民党県連幹部)との本音も漏れる中、県議選では競合する3党の主導権争いも交錯する。

 岩永氏を擁立するのは過去の知事選と同じく「明るい民主県政をつくる会」(明るい会)だ。共産党県委員会の他、前回と前々回選に立候補した山内淳子氏が会長を務める新日本婦人の会県本部、県労連など13団体で構成する。当選できるだけの支持を広げるには共産党の色を薄める必要が指摘されるが、岩永氏は党公認で国政選挙に6回立候補した党県委員会幹部だ。

 選定・発表は今月9日。前回選でも3月15日とずれ込んだが、今回も今年に入るまで具体的な検討を始めず出遅れを繰り返した。立候補表明の記者会見後、党県委員会の幹部は「節目ごとに県政の検討をしてきていたら良かったとは思う」と反省。党県委員会外の人物も一時候補に挙がったが「政策が合わない」として断念し、過去にも知事選と鳥取市長選に挑んだ経験と知名度で岩永氏を担いだ。

 党公認以外で立つ選挙は初めての岩永氏は「13の団体に推された『共同』の戦いを広げていきたい」などと話し、支持を広げようと工夫する。【高嶋将之】

2508チバQ:2015/03/26(木) 19:58:32
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/feature/CO014811/20150324-OYTAT50077.html
<統一選>戦いのプレリュード 知事選15
<上>3選へ盤石 緩み警戒
2015年03月25日 05時00分
会場の出口で来場者らと握手する溝口(21日、奥出雲町で)
会場の出口で来場者らと握手する溝口(21日、奥出雲町で)

 「住みやすく、活力のある地方の先進県・島根に向け、全力を挙げる」

 21日、知事の溝口善兵衛(69)は奥出雲町三成の集会で、約400人を前にそう力を込めた。2期8年間で約130件の企業誘致を実現した実績などを饒舌じょうぜつに語り、同じ壇上に並ぶ県議を「次の議長に最も近い方」と持ち上げた。

 その余裕の背景には、溝口を取り巻く盤石な支援態勢がある。自らの後援会には、会長の県経済同友会代表幹事の宮脇和秀を筆頭に、JAしまね会長や県建設業協会長ら地元経済界のそうそうたる面々が、幹部として名を連ねる。自民党県連が全面的にサポートし、今回の選挙では、前回選並みの約180団体からの推薦を見込んでいる。

 溝口の動きも早く、事務所開きを行った2月以降既に、公務の合間を縫って県内のほぼ全域を回った。集会の各会場では、終了後に出口に立って来場者を見送り、姿勢を低くして一人一人と握手を交わす。こうした様子に党県連幹部は「知事選で波乱は起きない」と大差での勝利を確信する。



 ただ、溝口を後押しする党県連が当初から一枚岩だったわけではなかった。

 溝口の政治姿勢に対しては、かねてから不満がくすぶっていた。昨年6月の県議会本会議では、ベテラン県議の質問に、溝口がはっきりと方針を示さず、「検討します」を連発。その姿にいらだった県議が「今まで執行部が検討すると、大体(実現)しない」と、公然と苦言を呈する場面もあった。

 昨秋には、県議会11月定例会が間近に迫っても一向に選挙に臨む態度を明らかにしない溝口に、党県連内に不信感が広がった。その姿勢を疑問視する一部県議を中心に、一時、別の候補者擁立を視野に入れた<分裂>の可能性さえささやかれた。

 だが、11月に溝口が立候補を正式表明すると、不満は一気に影を潜める。

 「今の段階で現職を超える対抗馬がいない」

 特定組織を持たない“一匹狼”の溝口だが、財務官僚時代から親交を深めてきた経済界や中央政界が後ろ盾となり、党内に渦巻く批判をかき消した。

 昨年11月の沖縄、今年1月の佐賀の両県知事選で自民党推薦候補が相次いで敗北したことも、党県連内の結束を強め、溝口には有利に働いた。

 自民に分裂の兆しがあるとみて、知事選立候補の準備を水面下で進めていた島田二郎・前安来市長(61)の支持者の一人は「自民党県連は連敗の危機感から引き締めが強まり、内情を探ろうにも関係者への接触が難しくなった。瞬く間に外堀は埋められた」と振り返る。



 前回選を超える得票を目指して、順風満帆に進むかに見える溝口。ただ、それだけに「緩み」を警戒する声は少なくない。14日に浜田市で開かれた会合では、党県連会長の竹下亘復興相が、同席した溝口に視線をやり、こうクギを刺した。

 「勝つべき選挙できちんと勝つのは、意外に難しい。溝口さんには『圧倒的』な勝利を求めたい」(敬称略)

2015年03月25日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2509チバQ:2015/03/26(木) 19:58:49
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/feature/CO014811/20150325-OYTAT50032.html
<統一選>戦いのプレリュード 知事選15
<下>現職批判票 獲得カギ
2015年03月26日 05時00分
支持者から激励の花束を受け取る萬代(右、16日、松江市で)
支持者から激励の花束を受け取る萬代(右、16日、松江市で)

 「国の言いなりではなく、国に対してしっかりものを言う県政にしたい」

 共産党公認で知事選に立候補を予定している新人の党県常任委員・萬代ばんだい弘美(65)は16日に松江市袖師町で行われた事務所開きで、集まった支持者を前にきっぱりと言った。

 萬代が念頭に置いているのは、主に原発政策だ。中国電力が再稼働を目指す島根原発2号機が安全審査中であることや、国のエネルギー基本計画で原発の位置付けが定まっていないことなどから、態度を明確にしない現職を「国任せ」と批判。「県民の命を守る立場の県が、率先して原発ゼロを決断するべきだ」と主張する。

 萬代はこれまで、毎週金曜の夕方に反原発団体が県庁前付近で行っているパレードにも、積極的に参加してきた。こうした団体とも連携して、福島での事故後に広がった原発への不信感を票に取り込もうと、躍起になっている。



 だが、立候補の表明は出遅れた。党県委員会が候補者探しを始めたのは昨夏。当初は党派にこだわらず、原発に反対する層の支持を広く集めようと、無所属候補を推薦する形で擁立できないかを探った。大学教授や弁護士ら複数に打診したが色よい返事はもらえず、今年2月に結局、萬代を党公認候補として擁立することを決めた。

 白羽の矢が立ったのは、若手に後を譲ろうと本人が県議を辞する予定だったことに加え、出雲市議5期、県議1期という豊富な経験があったからだった。

 市議時代には、障害者医療助成の市独自の制度作りに尽力。県議時代にも、福祉医療費の1割負担導入を県に見直させた。国民保険料などの滞納者に対する県による差し押さえ実態の調査にも力を注いだ。

 党県委員長の後藤勝彦は「議員としての経験の豊富さ、実績は抜群。人当たりも良くて親しみが持て、女性票も期待できるだろう」と人選に自信を深める。



 萬代が立候補を表明した時点で、それまで出馬の構えを見せていた新人2人は、既に立候補を断念していた。となると、萬代と現職との一騎打ち。「むしろ、対決の構図が分かりやすくなり、プラスだ」。後藤は、ほかに立候補者が出ない選挙戦となることを歓迎する。

 陣営では、現職批判を強める戦術をとる。原発以外に、消費税増税や環太平洋経済連携協定(TPP)の問題でも、「国任せの姿勢が目立つ」と強調する。県予算でも、民生費の割合が全都道府県で最下位(2011年度)の一方、土木費が上位5番目(同)であることを「ゆがんだ配分」とする。

 萬代はこれまで、県議選で党公認候補を立てる予定の松江、出雲、益田地区を中心に、あいさつ回りなどを精力的に展開してきた。有権者数の多いこれらの地区で、少しでも票を上積みしようとしている。

 「現職に批判的な人は無党派に多い。無党派の人たちに我々の政策を理解してもらい、党派を超えて、どれだけ現職の批判票を取り込めるかがカギ」と、後藤は力を込める。

(敬称略)

2015年03月26日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2510チバQ:2015/03/27(金) 07:53:55
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150326-OYTNT50119.html
【統一選15】直島町議選定数割れ危機
2015年03月27日
定員割れの可能性が出ている直島町議会の議場
定員割れの可能性が出ている直島町議会の議場

 ◇定数10に予定者8 欠員2なら再選挙

 4月の統一地方選で実施される直島町議選で、立候補者が不足する可能性が高まっている。定数10に対し、出馬を準備しているのは8人。このまま4月21日の告示日を迎えた場合、欠員2を争う再選挙が必要になる。背景には、過疎・高齢化など地方の現状が見えてくる。(福永正樹)

 20日行われた立候補予定者説明会。出席したのは現職8陣営にとどまった。新人の姿はなく、欠席した現職2人は「年齢的に限界」と引退する意向だ。

 今のままだと、8人は無投票当選となるが、当選者の不足が定数の6分の1を超えるため、公職選挙法の規定で50日以内に再選挙を行うことになる。県選管によると、記録が残る1975年以降、県内で定数割れによる再選挙が実施された例はない。

 「アートの島」として世界的に知られる直島町。国内外から年間約40万人が訪れるが、人口は3141人(2月末現在)で、ピークの1959年の4割に減った。その35%が65歳以上。議員の最年少は55歳で、ほか9人は60歳以上だ。

 引退を決めた大谷智子議員(75)は、唯一の女性議員。後継擁立に動いたが、仕事や子育てを理由に断られたという。「住民の声を行政に届ける大切な仕事。ぜひ新しい人に出てほしい」と気をもむ。

 町は婚活支援や、町内に社宅を建てる企業への助成など、若者の定住に向けた取り組みを急ぐ。町議選の行方に、浜中満町長も「首長と議会は『車の両輪』。ともに難題に挑んでほしいのに、手を挙げる人が少ないのは残念だ」と話す。

 同町議選は、2007年の前々回、戦後初めて無投票となったが、11年の前回は13人が立った。今回、出馬の動きが低調な理由として、報酬面を挙げる関係者も少なくない。

 町が財政難にあえぐ中、町議会は12年4月、独自に経費節減を検討。県内自治体で最低だった議員報酬をさらに15%引き下げ、月額19万1000円(議長など除く)とした。

 ボーナスを含む年額は286万3000円で、職員の平均年収のほぼ半分。ある現職は「年金や兼業収入がないと、生活できない」と漏らす。

 全国町村議会議長会の会長を務める蓬よもぎ清二議長は「地方創生の時代に議員の職責は重い。最後は自分が(出馬を)説得して歩かないといけないかもしれない」と厳しい表情を見せた。

 ◇報酬減や年金廃止要因 栃木や京都でも

 議会の担い手不足は、各地の町村で表面化している。

 栃木県芳賀町は、前回統一選で定数16に対して出馬が15人にとどまり、初めて定数割れ。その後、定数を2減した。伊豆諸島に位置する東京都神津島村は、前回統一選後に欠員2が生じたが、2度の補選で1人しか埋まらず、今回から定数を2減の8にする。

 京都府伊根町も昨年11月の町議選(定数10)で立候補者が9人にとどまった。

 対策に動く議会も。長崎県小値賀町議会は今月、若手の立候補者を増やそうと、月額18万円の議員報酬を50歳以下に限り30万円に引き上げる条例案を全会一致で可決した。

 全国町村議会議長会によると、「平成の大合併」やその後の定数削減で、町村議の定数は2004年の3万6072人から、昨年7月には1万1485人へ3分の1に減っている。その中で定数割れが相次ぐ。

 関西学院大法学部の山田真裕教授(政治学)は、要因として▽議員報酬の削減や議員年金の廃止で、専業では務まりにくくなった▽過疎化で地域おこしに熱意を持つ若者が減った▽定数削減で当選ラインが上がり、合併自治体では活動範囲も広がって新人の負担が大きい――などを指摘。「地域の将来を議論すべき政治の担い手不足は、地方自治の危機だ」と話している。

2511チバQ:2015/03/29(日) 11:44:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150328ddlk34010565000c.html
’15統一地方選:広島市長選 あす告示 土砂災害復興、被爆70年… 課題山積 現新計5人立候補か /広島
毎日新聞 2015年03月28日 地方版

 任期満了に伴う広島市長選は29日、告示される。これまでに現職と新人の計5人が立候補を表明。広島土砂災害からの復興や被爆70年を迎える平和行政のあり方、さらに財政再建など市政を取り巻く課題は多く、4月12日の投開票日に向けた候補者の論戦が本格化する。【加藤小夜】

 これまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の松井一実氏(62)▽サンフレッチェ広島前社長の小谷野薫氏(52)▽広島民主商工会前事務局長の河辺尊文氏(60)▽横浜市の駐車場管理業、荒木実氏(72)▽元飲食店経営、橋本征俊氏(34)−−の5人。

 松井氏は前回の自民、公明両党に加えて、民主党と連合広島からも推薦を受けた。「世界に誇れるまちづくり」を掲げ、市政の継続と取り組みの加速化を訴える。土砂災害を契機とした防災、減災のまちづくりも主張する。

 小谷野氏は市民球場跡地へのサッカーや音楽イベントが開ける多目的スタジアム建設を前面に打ち出すほか、安佐市民病院(安佐北区)の現地建て替えなどで現職との政策の違いを強調。無党派層への幅広い浸透を図る。

 共産党の推薦を受ける河辺氏は、住民団体や労働団体を中心に運動を展開。広島高速5号線や広島駅周辺の再開発などを「無駄遣いだ」として見直し、代わりに福祉や暮らしに密着した事業を充実すべきと訴える。

 荒木氏は、核兵器廃絶と戦争のない世界の実現、平和政策を中心に掲げる。橋本氏は、経済振興と環境保護の両立が可能な循環型都市を目指そうと訴える。

2512チバQ:2015/03/29(日) 11:45:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150326ddlk34010711000c.html
117万人の選択:’15広島市長選/上 広島土砂災害 復興ビジョン、十分な説明を /広島
毎日新聞 2015年03月26日 地方版

 ◇被災者冷ややか「誰も責任取らない」
 「被災地域を災害に強い安全なまちによみがえらせます」

 昨年8月の広島土砂災害を受けて、広島市が25日発表した「復興まちづくりビジョン」に掲げた基本方針の一文だ。被災地での住宅再建を柱とした市の復興計画だが、被災者たちの反応は冷ややかだった。

 安佐南区緑井7の町内会「八敷福祉会」の関本正隆会長(70)は、「今もどれだけ避難世帯数がいるのかさえつかみようがない……」と困惑する。約600世帯で構成した町内会は、土砂災害で多くの家屋が土石流の被害に遭い、10人が亡くなった。土石流の不安から自宅に戻れない住民もおり、今も町内には空き家が目立つ。

 さらに国が進める砂防ダムの建設計画では、町内の約20軒が立ち退きの対象となった。無職の中丸益好さん(71)は「ダムの必要性は分かるが、30年以上暮らした自宅を手放すのは辛い」と話す。

 縦割りの行政にも苦労している。義援金などの支給手続きは市、立ち退き交渉は国と対応窓口が別れるため、中丸さんは「自分の担当でなければ、何を言っても無駄。誰も責任を取ろうとしない」と憤る。

 復興ビジョンには、被害の大きかった八木・緑井両地区に幅16メートルの広域避難道路を5〜10年で整備する計画が盛り込まれた。整備予定地には160軒程の家屋があり、立ち退きとなる可能性もある。地元住民からは「自宅に戻れない人がいるのに、復興なんて絵空事だ」との声が上がる。

 安佐南区八木4の「八木ケ丘町内会」では、民間団体から寄付を得て独自に防災サイレンと雨量計を設置した。土砂災害では避難勧告発令の遅れが指摘されるなど、市の初動対応をめぐる問題点が浮き彫りになっただけに、奥迫信治会長(77)は「二度と犠牲者を出さないためには、市の対応だけに任せてはいけない」と強調する。市が24日に発表した地域防災計画についても「住民が理解できるように、十分な説明が必要」と指摘する。市に求められているのは、被災者目線での復興支援だ。

    ◇

 広島市長選の告示が29日に迫った。現在の市政の課題を探った。

2513チバQ:2015/03/29(日) 11:45:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150327ddlk34010579000c.html
117万人の選択:’15広島市長選/中 市民球場跡地 解体3年、決まらぬ活用策 /広島
毎日新聞 2015年03月27日 地方版

 ◇盛り上がらぬ議論
 周囲約600メートルにわたり、広島市民球場跡地(中区)を取り囲む高さ3メートルの鉄製フェンスが今年2月、一部網目状のものに取り換えられた。大通りからでも中の様子が見えるようになり、跡地を管理する市緑政課は「イベントでのにぎわいづくりを市民に理解してもらいたい」と話した。

 市は2013年9月から、球場跡地を無償で民間にイベント会場として貸し出している。これまでに29件のイベントが開かれ、計100万人以上が訪れた。市はにぎわいづくりをアピールするが、球場の解体から3年以上が経過しながら、今も跡地の活用策は決まっていない。「もったいない話だよ。これだけの一等地が遊んでいるなんて」。前を通りかかった会社員の男性(44)はつぶやいた。

 球場跡地を巡っては、11年4月に就任した松井一実市長が、折り鶴の展示施設など秋葉忠利前市長が示した利用計画案を白紙撤回し、検討委員会を設置した。しかし、13年1月にサッカー専用スタジアムの早期建設を求める約37万人分の署名が市や県に提出されたことを受けて、活用策を一旦棚上げ。県や経済界など関係機関とサッカー専用スタジアム建設に向けて設置した協議会は、球場跡地とみなと公園(南区)の2カ所を候補地に選んだ。市と県、広島商工会議所が協議し、今夏には結論を出す予定だ。

 その一方で市は今年1月、市議会特別委員会で球場跡地に屋根付きイベント広場を整備する計画案を発表した。スタジアム候補地の協議が大詰めを迎える中、市は「(球場跡地が)候補地になった場合に比較検討するため」と説明するが、特別委を傍聴した東区の配送業、三宅富夫さん(53)は「既に結論ありきなのに、市はそれを隠そうとしているようだ」と不満を漏らす。

 市長選を目前にしても、立候補予定者の一人が「多目的スタジアムの建設」を掲げる以外、跡地利用の主張は聞こえてこない。活用策を市に提案してきた市民グループ「球場跡地利用市民研究会」代表の古池周文さん(48)は、盛り上がらない議論に危機感を募らせる。「市民球場跡は、市民が主役として集う場所でなくてはならない。市には、そのための協議を重ねてほしい」

2514チバQ:2015/03/29(日) 11:46:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150328ddlk34010579000c.html
117万人の選択:’15広島市長選/下 かき船移転問題 「慰霊」「観光」で立場割れ /広島
毎日新聞 2015年03月28日 地方版

 ◇被爆地のあり方問う
 今月23日、県被団協の坪井直理事長(89)と、もう一つの県被団協の大越和郎理事長代行(74)が広島市役所で顔をそろえた。分裂した両被団協のトップが並んだ“異例”の記者会見で、大越理事長代行が口火を切った。「広島の行政が、平和の問題として考えていないことが情けない」

 両被団協が指摘する「平和の問題」とは、カキ料理を主に和食で提供する「かき船」を原爆ドーム(中区)近くに移転する計画のことだ。被爆70年を前に浮上した移転計画に、「慰霊の場にふさわしいのか」と議論が起きている。

 かき船は現在、ドームから平和大橋をはさんだ元安川の下流約1キロにある。台風時に流され橋に衝突するなどしたため、川を管理する国土交通省中国地方整備局が移転を指導してきた。整備局は昨年11月、ドームに近い元安橋のたもと一帯を営業区域として認め、店側は翌月、河川の占用許可を受けた。今は工事許可を待つ段階だ。市は「かき船は広島の食文化で、観光客をひきつける魅力的資源」として、移転を推進する立場を取る。

 移転先は近くに原爆犠牲者の慰霊碑もあり、ドームの景観を守る緩衝地帯(バッファーゾーン)に当たる。被爆者や市民らは今年1月、「かき船問題を考える会」を結成し、公開討論会などを開いてきた。市に移転再考を求める署名は約3万7000筆にのぼり、世界遺産候補地を調査する「国際記念物遺跡会議」(イコモス)の国内委員会が懸念を表明し、移転見直しの声を上げたことで、さらに注目が集まった。

 ドームを取り巻く景観論争は、今回が初めてではない。市は1995年、世界遺産登録に合わせてドーム周辺を緩衝地帯に定め、建築基準を定めた要綱を策定したが、2006年に付近に完成した高層マンション建設をめぐって市民の反対運動が起きた。市は昨年、ようやく法的拘束力を持った市景観計画をまとめたが、「かき船は景観計画の対象外。ただ、目立つ看板をつけないなど配慮いただいている」と説明する。

 坪井理事長は、かき船移転を認めようとする市を「経済優先で、ヒロシマの心を理解していない」と批判する。犠牲者を悼み、祈りをささげる場所である平和記念公園や原爆ドームを、どのような形で維持していくべきか。かき船移転には、被爆地ヒロシマのあり方が問われている。

(この企画は加藤小夜と石川将来が担当しました)

2515チバQ:2015/03/30(月) 01:33:08
http://www.sankei.com/west/news/150329/wst1503290056-n1.html
2015.3.29 22:26
【統一地方選】
広島市長選“因縁の対決”…「スタジアム建設」「土砂災害」、争点浮上もかみ合わぬ論戦





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サッカースタジアムの建設候補地となっている旧広島市民球場跡地。建設の行方が広島市長選の争点の一つになっており、この日も街頭演説が行われた=29日午前、広島市中区
 無所属の5人が立候補した29日告示の広島市長選。現職で再選を目指す松井一実氏(62)に対し、新人でJリーグ・サンフレッチェ広島の元社長、小谷野薫氏(52)は、広島の活性化に向け、サッカースタジアム建設の必要性を強く訴えた。松井氏への批判が相次いだ昨年8月の土砂災害をめぐる対応も争点の一つだが、論戦がかみ合っているようにはみえない。

 小谷野氏は、市中心部の公園で第一声を終えると、スタジアム候補地の一つになっている旧広島市民球場跡地(同市中区)前で街頭演説。「市民球場がなくなってから、広島市の中心部が少しずつ寂れていくのを実感する」と、街の活性化のためにはスタジアム建設が欠かせないと強調した。

 スタジアムは、小谷野氏が社長を務めていたサンフレッチェ広島が、平成25年にJリーグを連覇したことで建設に向けた機運が上昇。これに対し松井氏が連覇の前に「2位でいてくれた方が(建設に向けた議論の)時間的余裕が生まれる」との趣旨の発言をし、陳謝した経緯がある。

 スタジアム建設について「事務方での結果を踏まえ、県などとの4者トップ会談で決める」との考えを繰り返してきた松井氏は、この日の第一声ではスタジアム建設について触れず、争点として正面から議論する姿勢はみせていない。

 一方、74人の死者が出た昨年8月の土砂災害をめぐり、災害当日の登庁時間が遅いとして松井氏への批判が相次いだ。対立候補からはこの点を追及しようとする動きもあるが、松井氏は批判には触れず、第一声では「安全、安心の確保をしっかりやる」と述べるにとどめた。

 市長選には、他に執筆家の荒木実氏(72)、元飲食店経営の橋本征俊氏(34)、共産推薦で市民団体役員の河辺尊文氏(60)の3新人も立候補している。

2516チバQ:2015/03/30(月) 18:38:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150330ddlk34010362000c.html
’15統一地方選:広島市長選告示 継続か刷新か、現新5人 土砂災害復興など争点 /広島
毎日新聞 2015年03月30日 地方版

 任期満了に伴う広島市長選(4月12日投開票)は29日告示され、現職、新人計5人が立候補を届け出た。広島土砂災害からの復興策や、被爆70年となる被爆地・広島の核兵器廃絶に向けた取り組みのほか、いまだ決まっていない旧市民球場跡地(中区)の活用方策、人口減少時代を迎えたまちの将来像などを争点に、現市政の継続か刷新か、市民に問う14日間の選挙戦がスタートした。【加藤小夜】

 立候補したのは、届け出順に現職の松井一実氏(62)▽横浜市の駐車場管理業、荒木実氏(72)▽サッカーJ1・サンフレッチェ広島前社長、小谷野薫氏(52)▽元飲食店経営、橋本征俊氏(34)▽広島民主商工会前事務局長、河辺尊文氏(60)の計5人。いずれも無所属での出馬だった。

 主要政党の動向は、自民、公明に加え、前回別候補の支援に回った民主も松井氏を推薦し、与野党相乗りで応援する。前回公認候補を擁立した共産は、河辺氏を推薦した。維新、社民は自主投票を決めている。

 28日現在の選挙人名簿登録者数は、94万8464人(男45万3927人、女49万4537人)。

 ◇原爆慰霊碑に思い伝え献花
 ○…被爆70年に向けて広島を導くリーダーを決める選挙とあって、各立候補者たちも原爆慰霊碑に足を運び、平和への思いを新たにした。出陣式を前に献花に訪れた立候補者は「出陣の前の心穏やかな時に、被爆された方の慰霊をしたかった。これまで以上に平和を伝えていきたい」と述べた。別の立候補者も「争いのない世界を真剣に考えてもらえる、そんな仕掛けを広島から発信したい」と誓った。

 ◇土石流現場で「被災者と共に」
 ○…広島土砂災害の復興施策も焦点となる今回の市長選では、第一声で被災者支援や防災対策を訴える立候補者の姿が目立った。安佐南区八木3の被災地を訪れた立候補者の一人は、土石流が家屋を押し流した現場に献花すると、その場にひざまずいて両手を合わせた。「ここに来ると言葉がない。痛みも苦しみも分かち合いながら、被災者と共に歩んでいく覚悟だ」と話した。

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 ◆選挙事務所

 ◇松井一実候補
 中区紙屋町2の2の2紙屋町ウツミ屋証券ビル(082・569・6614)

 ◇荒木実候補
 設置せず

 ◇小谷野薫候補
 中区立町6の13立町ビル1階(082・240・3911)

 ◇橋本征俊候補
 中区紙屋町1の4の25サエキビル3階

 ◇河辺尊文候補

 中区大手町5の6の12(082・545・8410)

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 ◇おことわり
 選挙期間中は公正を期すため、写真から政党名や候補者名などを消す場合があります。

2517チバQ:2015/03/31(火) 20:49:18
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150330000114
選択のとき 県議選を前に(上)丸亀、坂出、さぬき、木田
2015/03/30 09:35

 統一地方選のトップを切る県議選(4月3日告示、同12日投開票)は、投票まであと2週間。県内13選挙区は、複数の現職、新人がしのぎを削る丸亀市や東かがわ市、久しぶりの選挙戦が予想される善通寺市などで前哨戦が熱を帯びてきた。その一方で、常に激戦を展開してきた高松市は立候補表明者が定数ちょうどのままで、史上初の無投票の可能性が高まっている。注目選挙区の情勢を探った。

丸亀(定数4)現職、元職、新人が混戦
 4議席をめぐり現職、元職、新人の7人がつばぜり合いを演じ、今県議選の「最激戦区」となった。

 現職は自民の山田正芳、香川芳文、新井由泰の3人と社民の米田晴彦。元職は元県議会議長の山本直樹が返り咲きを狙う。新人では、共産の土岐一郎と、2013年の県議補選で次点だった保守系の浜西和夫が立候補を表明している。

 山田は地盤の市北東部を中心に、南部への支持拡大にも努める。香川は強固な地盤の旧飯山、綾歌地区を徹底して固める戦術。市北西部が地盤の新井は、前市長の父親の人脈も生かし、あいさつ回りに奔走。共産新人の出馬で危機感を強める米田は、労働組合などの支持層固めに汗を流す。

 山本は県議6期のキャリアをPRして幅広い浸透を図り、土岐は党支持層に加え、現県政批判票の取り込みで上積みを狙う。浜西は中小企業の若手経営者らに支持を訴えている。

 各候補とも「人口が多い南部の郡家、垂水、川西地区での得票が鍵」とみており、取り込みに躍起だ。

坂出(定数3)
 尾崎道広、有福哲二、西川昭吾の3現職と、新人の山条真嗣が出馬を予定しており、3回連続で同じ顔合わせとなりそうだ。

 尾崎は地盤の市中心部や島しょ部で精力的に県政報告会やあいさつ回りを重ねる。有福は有権者の多い市東部の地盤を徹底して固めつつ、全域への支持拡大を図る。自民を離党し無所属で臨む西川は、市南西部や、前回得票率が高かった宇多津町を中心に支持層をまとめる。初議席を狙う山条は、市東部を軸に、福祉団体などへの浸透を図っている。

さぬき(定数2)
 白井昌幸、十河直の自民現職2人に対し、民主が現さぬき市議の木村篤史を擁立し、初の議席をうかがう。8年ぶりの選挙戦。

 8選を目指すベテランの白井は、有権者の多い海手の地盤・志度、津田地区をくまなく歩き、手堅く票を固めている。十河は長尾、大川、寒川の旧山手3町を中心に会合などにこまめに顔を出し、地域代表として議席の死守に懸命だ。さぬき市議から転身を期す木村は、旧長尾町出身。党選出国会議員の支援も受け、世代交代をアピールする。

木田(定数1)自民と民主系一騎打ち
 3選を期す自民現職の松原哲也に、民主が推薦する無所属新人の友保陽子が挑む。自民から除名された三木町長が友保支援を公言しており、注目の選挙区。
 松原は地盤の三木町中心部を軸にあいさつ回りで支持を固めている。「1人区は落とせない」と党県連からの応援も次々に入り、票の掘り起こしに努める。
 初挑戦の友保は、女性目線による県政の活性化が訴えの中心。地元の井戸地区のほか、子育て支援団体など女性のグループへ支援を呼び掛けている。

(文中敬称略)

2518チバQ:2015/03/31(火) 20:49:42
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20150331000122
選択のとき 県議選を前に(下)善通寺、東かがわ、仲多度1、仲多度2
2015/03/31 09:36

善通寺(定数2)17年ぶり選挙戦予想
 自民現職の辻村修、社民元職の高田良徳、無所属新人の三浦敦司が立候補を表明している。長らく自民と社民が1議席ずつを分け合う「無風状態」が続いてきたが、1998年の補欠選挙以来、17年ぶりの選挙戦が予想されている。

 党議員会幹事長を務める辻村は、初当選した補選以来の選挙戦。久しぶりの「実戦」に備え、後援会組織を引き締めつつ、こまめに市内を回っている。

 高田は、連合香川の推薦を受け、社民・民主支持層をまとめる。昨年末に県議を辞職して衆院選に出馬しただけに、「逆風はある」と支持固めに躍起だ。

 知名度アップが課題の三浦は、元市議を後援会長に迎え、市南部を軸に浸透を図る構えをみせている。

東かがわ(定数2)2現職 3新人名乗り
 自民・花崎光弘、社民・砂川保の2現職に対し、元引田町長の安倍正典、元富士通部長の鎌田紳二、元市総務部長の松村秀樹の3新人が挑戦する構図。12年ぶりの選挙戦は、激しい競り合いになりそうだ。

 初当選した2003年以来の選挙戦に臨む花崎は、1日200〜250件のペースで、全戸を目標にあいさつ回りに汗を流し、支持の拡大を図っている。

 党県連代表を務め、県議8期の実績がある砂川は「政策実行力」をアピール。5人による混戦となったことに危機感も募らせ、支持固めを急いでいる。

 安倍は、出馬表明は最後となったが、知名度の高さと首長・議員経験を強みに準備を進めている。

 民間企業出身の鎌田は、市民、事業者、行政の協調を呼び掛け、産業振興や福祉の充実を訴える。

 松村は、市職員OBらを中心に後援組織を整え、全域をくまなく回って顔と名前を売り込んでいる。

仲多度1区(定数2)
 5選を目指す五所野尾恭一、再選を期す氏家孝志の自民現職2人と、前回も出馬した無所属新人が準備を進めており、選挙戦の可能性が高まっている。

 五所野尾は、有権者の3分の2を占める地盤のまんのう町を中心に、活力にあふれた地域づくりを公約の柱に掲げ、精力的にあいさつ回りを進めている。

 氏家は、琴平町を中心に各種会合に参加し、知名度のアップに奔走。公約では、安心して子育てできる環境の整備や、教育県香川の復活などを強調している。

仲多度2区(定数1)
 3選を目指す自民現職の新田耕造に対し、2月の多度津町議選に出馬した無所属新人の大西賢治が立候補の意欲を示している。

 新田は、地場企業の活性化や少子化対策が訴えの中心。県政報告会の開催のほか、地域の会合にこまめに顔を出すなど、着実に浸透を図っている。

 大西は、少子化対策の充実や、拠点駅を核にした市街地の活性化、学校給食の地産地消などを訴える。(文中敬称略)

2519チバQ:2015/03/31(火) 23:16:46
http://news24.jp/nnn/news8785503.html
今治市議が懇親会でほかの議員に暴行
(愛媛県)


■ 動画をみる
 今月、今治市議会議員が懇親会でほかの議員と口論となり襟首をつかんで引っ張るなどし、居合わせた議員らが止めに入っていたことが分かった。
 口論となって他の議員の襟首をつかみ引っ張るなどしたのは、今治市議会の堀田順人議員(68)。その場に居合わせた議員らによると今月26日、今治市内の飲食店で新しい議長の就任祝いなどの目的で、議員や市長らおよそ50人が参加して懇親会が開かれた。堀田議員はビールなどを飲み、ほかの議員と会話していたが、その議員が会派を抜けたことなどから口論になり、議員の襟首をつかみ引っ張るなどしたという。周辺にいた議員らが暴力を止めさせようと間に入るなどしてその場を収め、襟首をつかまれた69歳の議員にケガはなかったという。この議員は「被害届を出すつもりは無い」と話している。
 松岡一誠議長は「市民の信頼を取り戻すため今後の対応を協議したい」と話し、来月2日に協議することにしている。
[ 3/31 17:01 南海放送]

2520チバQ:2015/04/01(水) 19:50:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150329ddlk36010413000c.html
’15統一地方選:県議選の情勢/上 徳島、前回上回る激戦 鳴門、小松島・勝浦など無投票の可能性 /徳島
毎日新聞 2015年03月29日 地方版

 統一地方選で実施される県議選(定数39)が4月3日に告示される。今回から定数が2減となり、議席争いの激しさが増す選挙区がある一方、複数の選挙区が無投票となりそうだ。各選挙区の情勢を2回に分けて紹介する。投開票は知事選と同じ4月12日。【統一地方選取材班】

 ◇徳島(定数10)=徳島市、佐那河内村
 現職9、元職1、新人2の計12人が立候補を準備。各政党の公認候補が並び、活発な前哨戦を展開している。定数1減となり、前回を上回る激戦になりそうだ。政党別では、自民5、民主1、公明2、共産2、無所属2。前回2人を擁立した民主は1人しか立てられず、たちあがれ日本とみんなの党の公認だった候補は、それぞれ無所属で出馬する。

 衆院議員に転じた福山守氏と昨年死去した竹内資浩氏が前回獲得した計1万7000票余りの行方が鍵になりそうだ。公明の大西章英氏は引退し、共産の古田美知代氏は知事選に出馬した。

 ◇鳴門(定数3)=鳴門市
 5人で争い12年ぶりに選挙戦となった前回から一転、今回は無投票になりそう。自民現職の川端正義氏と岡田理絵氏、無所属現職の黒崎章氏の3人が立候補を表明。他に目立った動きはない。

 ◇小松島・勝浦(定数3)=小松島市、勝浦、上勝町
 自民現職の岡本富治氏と中山俊雄氏、無所属現職の長池文武氏の3人が準備を進める。こちらも5人が立候補した前回から一転して無投票の公算が大きくなっている。

 ◇阿南(定数4)=阿南市
 現職3人に、新人2人が挑む構図になりそうだ。党派別では自民2人、民主と共産、無所属が各1人。昨年、政務活動費の不正受給で県議が辞任した影響がどう出るのか注目される。

 ◇吉野川(定数2)=吉野川市
 6選を狙う自民現職の樫本孝氏と無所属新人の原井敬氏が立候補を予定。他に目立った動きはなく、2回連続で無投票の公算が大きい。

 ◇阿波(定数2)=阿波市
 自民現職の丸若祐二氏、無所属現職の寺井正邇氏が出馬を決めた。前回に続き無投票となる可能性がある。

 ◇美馬第1(定数2)=美馬市
 自民現職の藤田元治氏と無所属元職の木下功氏が立候補を準備する。自民党県連会長を務める現職の藤田豊氏は当初出馬の意向だったが、健康面の理由で引退する方向に。無投票の可能性が高まっている。

2521チバQ:2015/04/01(水) 19:50:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150401ddlk36010621000c.html
’15統一地方選:県議選の情勢/下 定数減・板野は激戦必至 三好第1は初の選挙戦へ /徳島
毎日新聞 2015年04月01日 地方版

 ◇三好第1(定数2)=三好市
 現職1、新人2の計3人が出馬を表明しており、三好第1選挙区となった2007年以降、初の選挙戦となりそう。7選を狙う自民現職の来代正文氏に対し、自民新人の井下泰憲氏、元民主党衆院議員で党県連代表も務めた新人の高井美穂氏が無所属で挑む。

 ◇名西(定数2)=石井、神山町
 政務活動費の不正受給を巡り、区選出の自民党県議が昨年11月に辞職。現職1に加え、新人3の計4人が出馬を表明しており、激しい前哨戦を展開する。自民現職の岩丸正史氏は神山町を地盤とする一方、いずれも無所属新人の永岡栄治氏、山西国朗氏、松尾誠作氏は石井町が地盤。4月後半の統一地方選で実施される石井町長選と連動した動きもみせている。

 ◇那賀(定数1)=那賀町
 いずれも保守系の現職と新人が激突する構図となりそう。県議会議長も務めた自民現職の杉本直樹氏と、自民党参院議員の秘書だった無所属新人の仁木基裕氏が立候補を予定する。

 ◇海部(定数2)=牟岐、美波、海陽町
 いずれも自民現職の西沢貴朗氏、重清佳之氏に、無所属新人の宮原英夫氏が挑む構図だ。西沢氏は牟岐町、重清氏は海陽町、宮原氏は美波町をそれぞれ地盤としており、地元票の取り込みに力を入れる。

 ◇板野(定数4)=松茂、北島、藍住、板野、上板町
 現職3、元職1、新人2の計6人が出馬を準備。今回から定数が1減となり、激しい争いになりそう。現職は自民の北島勝也氏と木南征美氏、無所属の臼木春夫氏。自民新人の眞貝浩司氏は、今期で引退する森田正博県議会議長の後継として出馬する。共産新人の手塚弘司氏、無所属で出馬する元共産県議の扶川敦氏は、革新系による「分裂選挙」の様相だ。

 ◇美馬第2(定数1)=つるぎ町
 立候補を表明した自民現職の南恒生氏以外に動きはなく、前回に続いて無投票の可能性が出ている。

 ◇三好第2(定数1)=東みよし町
 自民現職の元木章生氏が出馬を表明する。他に目立った動きはなく、2回連続で無投票の公算が大きい。

   ×  ×

 県議選は3日告示。投開票は知事選と同じ12日。

2522チバQ:2015/04/01(水) 20:03:51
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150401-OYT1T50031.html
「生活実態なく」2度目失職の町議、また提訴
2015年04月01日 08時07分
 徳島県藍住町議会が「町内に生活実態がなく、被選挙権を有しない」と決議し、4期目途中に町議を失職した西岡恵子氏(65)が、町に処分を取り消すよう求める訴訟を徳島地裁に起こした。


 3月27日付。

 訴状によると、西岡氏は町議選の3か月以前から同町内での生活実態があり、被選挙権はあったと主張。光熱水費の使用状況から判断した町議会の処分は誤っているとしている。

 町議会の佐野慶一議長は「訴状が届いておらず、コメントできない」とした。

 西岡氏は町議会の決議について県に不服申し立てをしたが、3月11日に棄却されている。

 代理人の弁護士によると、西岡氏は3期目途中にも同様の理由で失職。町議会の決定取り消しを求める訴訟を起こし、2012年11月に地裁では認められたが、14年3月に高松高裁で請求が棄却され、同年7月に最高裁で確定した。

2523チバQ:2015/04/01(水) 20:40:06
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150331-OYTNT50143.html?from=ycont_top_txt
県議選丸亀など激戦、高松は初の無投票か
2015年04月01日


◇53人出馬準備

 統一地方選で行われる県議選(定数41)の告示が3日に迫り、立候補予定者の顔ぶれがほぼ固まった。今のところ53人が出馬の準備を進めており、丸亀市、東かがわ市両選挙区はいずれも3人超の激戦となりそう。一方で、高松市など5選挙区(計24議席)は無投票で決まる可能性が高い。各選挙区の情勢をみた。(文中敬称略)

◇高松市=定数15(高松市、直島町) 各党が現有議席の維持を目指す格好となり、初めて無投票となる可能性が高まっている。出馬を準備している15人中14人が現職だ。

 自民党は綾田福雄、鎌田守恭、平木享、宮本欣貞、大山一郎、高木英一、松本公継の7人。公明党も都築信行、広瀬良隆で2議席確保を目指す。

 前回4人を立てた民主党は、6期務めた村上豊が引退。後継に新人の市議・岡野朱里子を立て、山本悟史と2議席を死守する構え。共産党公認の樫昭二、白川容子、社民党推薦の竹本敏信、三野康祐の顔ぶれも前回と同じだ。

 ◇丸亀市=定数4(丸亀市) 前回まで2回連続の無風区から一転、3人超の激戦となりそうだ。

 自民党現職の山田正芳、香川芳文、新井由泰に加え、保守系の無所属として、2013年の市長選に出て敗れ、県議への返り咲きを目指す山本直樹、同年の補選で涙をのんだ元市議・浜西和夫が出馬。社民党現職の米田晴彦、共産党新人の土岐一郎も議席を狙う。

 ◇坂出市=定数3(坂出市、宇多津町) 自民党の尾崎道広、有福哲二、無所属の西川昭吾の現職3人と、無所属新人の元市議・山条真嗣が出馬を予定。3回連続で同じ顔ぶれの戦いとなる見通しだ。

 ◇善通寺市=定数2(善通寺市) 自民党現職の辻村修と、昨年の衆院選に出馬した社民党元議員の高田良徳が立候補を予定する。ほかに無所属新人が出馬の動きを見せている。

 ◇観音寺市=定数3(観音寺市) 自民党現職の石川豊、佐伯明浩、高城宗幸のほかに動きはなく、無投票となりそうだ。

 ◇さぬき市=定数2(さぬき市) 自民党現職の白井昌幸、十河直に、民主党新人の市議・木村篤史が挑む。白井は7期、十河も3期の実績を強調。木村は秘書を務めた同党衆院議員の支援を受け、支持拡大を図る。

 ◇東かがわ市=定数2(東かがわ市) 前回まで2回連続で無投票だったが、新人3人の出馬で激戦となりそうだ。自民党の花崎光弘、社民党の砂川保の現職2人に、元市幹部の松村秀樹、元引田町長の安倍正典、会社役員の鎌田紳二が無所属で挑む。

 ◇三豊市=定数3(三豊市) 自民党の斉藤勝範、山下昭史と、社民党の森裕行の現職3人のほかに、立候補の動きはない。

 ◇小豆郡=定数2(土庄町、小豆島町) 出馬は黒島啓、谷久浩一の自民党現職2人に限られ、2回連続の無投票となりそうだ。

 ◇木田郡=定数1(三木町) 自民党現職の松原哲也に、民主党、社民党が推薦する元会社員・友保陽子が挑む構図となる見通し。

 ◇綾歌郡=定数1(綾川町) 自民党現職の水本勝規のほかに動きはない。

 ◇仲多度郡第1=定数2(琴平町、まんのう町) 自民党現職の五所野尾恭一、氏家孝志に、前回に続いて無所属新人の会社員・黒木健二が挑む選挙戦となりそう。

 ◇仲多度郡第2=定数1(多度津町) 前回、無投票当選を果たした自民党現職の新田耕造のほか、無所属新人の漁業・大西賢治が立候補の準備を進めている。

2015年04月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2524とはずがたり:2015/04/02(木) 16:16:04

<’15統一地方選>県議選の構図/上 鳥取市 自民系乱立「異常な」争い /鳥取
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150331ddlk31010600000c.html
毎日新聞2015年3月31日(火)14:16
 ◇元市議多く、戦後最大の混戦

 定数を9上回り、戦後最多となる21人が立候補する大激戦の見込みだ。最大の原因が自民党系の乱立で、当選者が6人だった前回と定数は同じなのに、公認の現職4人▽推薦の新人3人の他にも、党籍のある4人が立って計11人を数える。背景には昨年4月の市長選も保守分裂で迎えた党県連の求心力低下があり、市議からのくら替えが6人もいて、そのうち5人が自民系であることも混戦に拍車をかける。

 まず、自民系では、元市議5人のうち、旧気高郡の青谷町に中島、気高町に湯口がいる。旧気高郡では前回5選を果たした元議長の鉄永幸紀が任期途中で辞職して昨年の鳥取市長選に出馬し、中島、湯口の2人も支援した。市長選では県連会長らが支持した深沢義彦市長が当選したが、その後も2人は「県連には思うところがある」と一定の距離を置き、党推薦も申請しなかった。

 これに対し、深沢を支援した有松、島谷、中西は党推薦を受ける。有松は3期で勇退する議長の野田修と同じ国府町、島谷は5年前に小玉正猛が亡くなってから空白だった賀露地区、中西は国府町に隣接する岩倉地区がそれぞれ地盤だが、いずれも各地盤を固めるだけでは当選は難しいとみて市中心部への食い込みを図る。

 一方、現職の山口、藤縄、前田、浜崎の4人は地元や支援団体を固めるのに懸命で、新人による切り崩しに危機感を強める。他にも元職の福本は公認・推薦を得られなかったが日進地区を地盤に返り咲きを期す。もう1人、党籍のある新人で青年会議所役員などを務めた山根は経済関係者や元鳥取大学長らから支援を受ける。自民系同士の混戦に、ある現職の陣営からは「異常な票の奪い合い」との声も漏れる。28日に党推薦の新人の集会に出席した石破茂・地方創生担当相も「全国でこれだけ激戦のところは他にない」と述べた。

 次に民主系は党推薦の現職の坂野に、党公認の元市議で新人の木村が加わり、議席倍増を目指す。2人を推薦する連合鳥取の支援は、市職労や電力総連などが坂野、県職労や農団労などは木村にと割り振られ、部落解放同盟も初めて2人を推薦する。ただ、党への逆風は依然強く、木村は鹿野町が地盤で、同じ旧気高郡から出る自民党員の元市議2人と計3人でしのぎを削ることになる。

 公明は現職の銀杏、浜辺の2議席維持、共産も現職の市谷の1議席の維持を図る。いずれも自民、民主系と比べて「大丈夫と言われる」安泰ムードを警戒。「厳しい戦い」と訴え、引き締めに躍起だ。市谷は党推薦の知事選立候補者との連携も狙う。

 これら政党とは無関係の無所属・諸派は現職2、新人3の計5人。現職では砂場がNPOや若者、女性グループなど独自の個人応援団の支持を受け、谷村は11回目の当選を目指す自民党現職との対決色を強め批判票の受け皿も担う。新人では元民放アナウンサーで昨年の市長選にも出た福浜に知名度があり、他陣営に警戒されている。足田は地域政党鳥取ルネサンスを旗揚げし、平井県政批判を強めながら文化芸術関係者への浸透を図る。25歳と最年少の西尾は若さとしがらみのなさを武器に住宅地を歩く。(敬称略)【高嶋将之】

   ×  ×

 知事選と同じ4月12日に投開票される県議選(定数35)の告示が同月3日に迫った。全9選挙区のうち、選挙戦となる見込みの6選挙区を中心に戦いの構図を3回に分けて紹介する。

2525とはずがたり:2015/04/02(木) 16:16:26
>>2524-2525
………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

【鳥取市(定数12)】

山口享 81 自現(10)

藤縄喜和 63 自現(3)

前田八寿彦 71 自現(3)

銀杏泰利 59 公現(3)

浜崎晋一 60 自現(2)

市谷知子 47 共現(2)

浜辺義孝 57 公現(1)

坂野経三郎 31 無現(1)

砂場隆浩 51 無現(1)

谷村悠介 36 無現(1)

福本竜平 44 無元

木村和久 64 民新

足田晃 61 諸新

有松数紀 60 無新

島谷龍司 55 無新

中島規夫 57 無新

中西照典 61 無新

西尾幸司 25 無新

福浜隆宏 49 無新

山根康穂 40 無新

湯口史章 57 無新

 *順に氏名(敬称略)、年齢(投開票日翌日の13日)、政党公認の有無、当選回数

2526とはずがたり:2015/04/02(木) 16:16:42
<’15統一地方選>県議選の構図/中 倉吉市 西伯郡 八頭郡 /鳥取
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150401ddlk31010613000c.html
毎日新聞2015年4月1日(水)16:41
 ◆倉吉市

 ◇勇退議員票、争奪へ

 現職は無所属と民主公認の各1人、新人は自民公認と無所属の各1人、さらに無所属元職1人の計5人が立候補を予定し、定数を2上回るのは2003年以来の激戦。前回は自民公認で2番目の6956票を集め3選を果たした後、13年の参院選の対応で党員資格停止となった伊藤美都夫が勇退。伊藤票の争奪や、自民の議席回復が成るかも注目される。

 前回トップ当選の長谷川は市議5期と県議3期、市長2期で知名度は高い。従来通りの「どぶ板選挙」で、市全域のあいさつ回りは3巡目だ。

 自民公認の新人、西村は経済団体や企業から推薦を集め、東伯郡選出の県議で倉吉市内にも影響力を持つ藤井省三らの支援も受けて組織戦を展開。伊藤が得てきた自民支持層の取り込みを進め、公明の推薦も受ける。

 民主公認で現職の興治は連合鳥取や企業労組など約20団体が推薦。農業関連の実績をアピールし、農村部から支持が厚かった伊藤の票も狙う。

 一方、伊藤が後継指名したのは無所属の川部だ。元市議で09年の市長選にも出馬して一定の知名度があり、地元明倫地区の街づくり団体などの人脈もある。伊藤後援会の全面支援を受け、伊藤票の継承を図る。

 元議長の村田は自民県連から公認を得られず無所属で立つ。従来の後援会を基盤に返り咲きを目指す。

 ◆西伯郡

 ◇16年ぶり手探りの争い

 過去3回連続の無投票から一転、定数1減で16年ぶりの選挙戦となる。元議長で自民公認で5期務めた小谷茂が引退するが、残る現職2人と新人2人で定数を2上回る激戦。各陣営は「票が読みにくく手探りだ」と声をそろえる。

 4人中3人は、3町1村の選挙区で最も有権者が多い大山町が地盤。旧名和町には5選を目指す自民公認の現職上村と、無所属新人で元町議の竹口。旧中山町には無所属新人だが自民推薦を受ける元町議長の鹿島が立つ。残る現職で民主公認の福間は南部町が地盤。伯耆町と日吉津村は空白で4人が入り乱れる。

 上村は企業や親戚を中心に支持を固める。33歳の竹口は若年層、子育て世代への浸透を目指し、特定の支援団体はなくフェイスブックを活用する。県農業共済組合理事や大山森林組合副組合長を務める鹿島は「16年ぶりの戦いで現職が新規に掘り起こしておらず、付け入る隙(すき)がある」とみて南部町や旧大山町にも入り、農林業を中心に支持を得ようとしている。

 JR西労組出身の福間は事務局長を務めた連合鳥取の支援の他、伯耆町と日吉津村の支持者を足がかりに南部町外にも目を向ける。チラシを大山町向けとそれ以外に分けるなど工夫を凝らす。

 現職2人は支援者の高齢化も課題。陣営は「亡くなっている支持者もいて現職といえど受けて立つ環境ではない。攻めていかなければならない」と話す。

2527とはずがたり:2015/04/02(木) 16:16:57

>>2526-2527
 ◆八頭郡

 ◇自民2議席狙い智頭で新人推薦

 自民党が公認と推薦で2議席を独占するかどうかが焦点。現職の福田は八頭町を中心に足場を固め、トップ当選した前回以上の得票を目指す。智頭町からは無所属現職の国岡に対して、推薦の新人、西川をぶつける。国岡は親戚や知人らのつながりを生かす「手作り選挙」で「反自民票」も取り込み、元町議長の西川は自民系の町議や林業関係者が支える「組織戦」で挑む。(敬称略)【真下信幸、高嶋将之】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

【倉吉市(定数3)】

興治英夫 58 民現(3)

長谷川稔 68 無現(3)

村田実 77 無元(7)

西村博文 51 自新

川部洋 49 無新

【西伯郡(同2)】

福間裕隆 73 民現(5)

上村忠史 70 自現(4)

鹿島功 60 無新

竹口大紀 33 無新

【八頭郡(同2)】

福田俊史 45 自現(1)

国岡智志 44 無現(1)

西川憲雄 63 無新

 *順に氏名(敬称略)、年齢(投開票日翌日の13日)、政党公認の有無、当選回数

2528とはずがたり:2015/04/02(木) 16:17:17
<’15統一地方選>県議選の構図/下 境港市 米子市 岩美郡 東伯郡 日野郡 /鳥取
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150402ddlk31010501000c.html?fr=rk
毎日新聞2015年4月2日(木)14:55
 ◆境港市

 ◇「脱原発」を公明推薦

 前回は無投票当選した自民公認の安田と無所属の森岡が準備を進める中、元市議で無所属新人の浜田が無投票阻止を掲げて昨年10月に参戦を表明。前回は民主公認だった森岡は脱原発を前面に掲げ、今回は公明県本部から推薦を受ける。全域が中国電力島根原発のUPZ(緊急防護措置区域、30キロ圏内)に入る選挙区で、これまで他の2人に原発に絡む主張は少ないが、選挙戦でどう議論されるかも注目される。

 「自民党公認の女性」を掲げる安田は地元の新屋町を中心に女性や企業の支持が厚い。国直轄としてほぼ決定した境港の貨客船ターミナル事業などを実績や国政への太いパイプとしてPRし、現職知事の平井伸治も3日の出陣式に駆け付ける。父で県議や市長を歴任した故安田貞栄の代からの支持者も多い。

 境地区が地盤の森岡は民主の政権運営に失望して2012年5月に離党し、県議会では無所属議員らの会派「希望(のぞみ)」に所属。昨年10月に始めたミニ集会を今年2月以降は毎週末に開き、「原発事故が起きれば水産など基幹産業は壊滅的打撃を受ける」などと訴え、共産支持層への浸透も視野に入れる。今回は公明に推薦を要請し、3月26日に認められた。「票を固めるため」と説明するが、他の2陣営には衝撃で、自民の安田陣営は「おかしな話」と反発する。

 外江地区が地盤の浜田は14年2月の市議選で1263票を集め上位で3選を果たしたが、「県議選が無投票では活力が失われる」としてくら替え。縁のある企業やスポーツ関係者、PTAなどを基盤に支持拡大を図る。後援会のつながりで支援者には中村勝治市長の姿も。「市西部からは県議が出たことがない」との待望論も追い風だ。これまで自民の選挙を応援してきたが、党員ではなく、現職2氏が政党色を出す中で無党派層への浸透も狙う。

 ◆米子市

 ◇定数1超、各党が激突

 前回は自民公認で1万873票を集め1位当選した広江弌(はじめ)が13年に死去し、定数も1増となるが、市議からのくら替えで自民系の3人が新たに立ち、前回と同じ定数1超の少数激戦となる。残る現職7人は全員が政党公認で出馬し、民主、公明、共産が議席を維持するか、自民系が増やすかが焦点となる。

 自民現職は3人。斉木は市南部の農業関係者などの支持が固く首位当選を目指す。稲田は福米、福生、車尾地区などが地盤で市遺族会なども支持。五千石地区などが地盤の内田は36歳と最年少で、同世代へ浸透を図る。

 市議からくら替えの3人のうち自民推薦は2人。10年の市議選は3141票でトップ当選した松田は、空白となっている旧淀江町から。同じ選挙で2890票、3位当選の野坂は河崎地区から出る。2人とも国政選挙や青年会議所などで関係が深かった広江の支持基盤を分かち合うが、一部は他の自民候補に流れるとみられる。もう1人の元市議、小林は自民党員だが推薦はなく、義方地区から出る。

 民主は浜田と森の2議席維持を目指す。連合鳥取の支援で組織票の確保を狙う。

 公明は沢の3選を図る。周囲から「トップ当選」とささやかれ、緩みを警戒する。

 「現状では当選ラインに届いていない」と危機感を募らせるのは共産の錦織陣営。前回は最下位当選で、党は14年の市議選でも2議席減らした。3月28日に開いた決起集会では党県委員会の小村勝洋委員長が駆け付け、支持拡大に躍起だ。

 ◆岩美郡

 ◇3選挙区の無投票濃厚

 自民会派に加わる無所属現職の広谷の他に立候補の動きはなく、8年ぶりの無投票当選の公算が大きい。

2529とはずがたり:2015/04/02(木) 16:17:35
>>2528-2529
 ◆東伯郡

 現職2人と新人1人で、03年以来の無投票の公算が大きい。9期務めた藤井省三が勇退し、後継として長男一博が自民公認で出馬。自民の党員資格停止中の横山は公明県本部の推薦を受けた。民主県代表の伊藤は連合鳥取の推薦を得ている。

 ◆日野郡

 現職の自民公認、内田の無投票4選が濃厚。無投票となれば3回連続となる。(敬称略)【高嶋将之、真下信幸】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

【境港市(定数2)】

安田優子 69 自現(3)

森岡俊夫 55 無現(2)

浜田一哉 55 無新

【米子市(同9)】

斉木正一 67 自現(4)

稲田寿久 69 自現(3)

浜田妙子 70 民現(3)

沢紀男 59 公現(2)

錦織陽子 63 共現(2)

内田隆嗣 36 自現(1)

森雅幹 55 民現(1)

小林重喜 58 無新

野坂道明 58 無新

松田正 41 無新

【岩美郡(同1)】

広谷直樹 62 無現(1)

【東伯郡(同3)】

伊藤保 62 民現(4)

横山隆義 70 無現(4)

藤井一博 37 自新

【日野郡(同1)】

内田博長 68 自現(3)

 *順に氏名(敬称略)、年齢(投開票日翌日の13日)、政党公認の有無、当選回数

2530チバQ:2015/04/02(木) 21:37:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150402ddlk33010533000c.html
’15統一地方選:県議選/岡山市議選 問う地方創生 あす告示 /岡山
毎日新聞 2015年04月02日 地方版

 統一地方選前半戦の県議選と岡山市議選が3日告示される。これまでに、県議選(定数55)は19選挙区で68人、岡山市議選(定数46)は61人が立候補を表明している。東日本大震災があった2011年の前回選から4年。政権交代や消費増税などを経て、人口減少対策や地方活性化策の地方創生などが問われている。投票は12日、即日開票される。【前本麻有、五十嵐朋子】

 県議選は前回までの「津山市・苫田郡」(定数4)、「勝田郡」(同1)の2選挙区が合併して一つの選挙区となり、定数が1減、19選挙区で全体の定数55となる。これまでに現職、新人の計68人が立候補を表明。前回選の74人より減少する見通しで少数激戦となり、6選挙区で無投票が見込まれる。

 岡山市議選は、政令市移行から2度目の選挙。全体で定数が6減り、新たな定数は北区20、中区9、東区6、南区11。現職、元職、新人の計61人が立候補を表明し、いずれの選挙区も、激しく議席が争われそうだ。

 統一選後半戦は、5市町村議選がある。19日に津山市議選(定数28)と玉野市議選(同20)、21日に里庄町議選(同10)、新庄村議選(同8)、西粟倉村議選(同8)が告示を迎え、いずれも26日に投開票される。

2531チバQ:2015/04/02(木) 21:40:42
http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20150401-OYTNT50347.html

県議選あす告示 76人準備
2015年04月02日
 ◇13選挙区で無投票か 広島市議選は80人


 統一地方選前半戦の県議選(定数64)と広島市議選(同54)が3日、告示される。県議選は、定数が前回より2減。過去最少だった前回(85人)を大幅に下回る76人が立候補を予定しており、13選挙区で無投票の公算が大きい。広島市議選は、前回より定数1減。80人が準備を進め、全8選挙区で選挙戦が予想される。投開票はいずれも12日で、広島市では市長選とのトリプル選となる。

 県議選では現職9人が引退を表明し、1人が尾道市長選への出馬のために辞職した。立候補を予定している76人の内訳は現職56人、新人15人、元議員5人。党派別では自民32、民主、公明各6、維新4、共産2、無所属26。女性は現職4人、新人2人、元議員1人の計7人。立候補者数は、1991年と並んで過去最少だった前回より9人減り、無投票選挙区もほぼ倍増する見通し。

 定数変更は4選挙区。人口増の広島市安佐南区(定数5)で1増、呉市(同5)、尾道市(同3)、福山市(同10)が各1減。

 呉市では、現職5人と新人2人、福山市では現職7人と新人4人の争いとなる見込み。定数増の安佐南区でも現職3人と新人4人の計7人が立つ予定だ。

 府中市・神石郡(同1)では、旧府中市選挙区で94年に行われた補選以来、21年ぶりの選挙戦となりそう。5回連続で無投票当選の自民現職に無所属新人が挑む構図だ。広島市中区(同3)では現行の選挙区となった83年以降、初の無投票となる見通し。

 広島市議選では現職5人が引退を表明しており、立候補予定者は前回より3人少ない。内訳は現職47人、新人27人、元議員6人。党派別では自民25、公明、共産各8、維新6、民主5、社民2、次世代1、無所属25。

 選挙区別では西区(定数9)と安佐南区(同10)が15人で最多。昨年8月の土砂災害からの復興や、今後のまちづくりが最大の争点となる安佐南区では現職8人、新人6人、元議員1人が立つ見込みで、安佐北区(同7)では現職6人、新人4人、元議員1人の計11人の争いとなりそうだ。

2532チバQ:2015/04/04(土) 21:50:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150404ddlk37010662000c.html
’15統一地方選:県議選告示 6選挙区激戦 過去最少の候補者数、新人減り51人に 高松で史上初の無投票 /香川
毎日新聞 2015年04月04日 地方版

 統一地方選の前半戦となる県議選(定数41)が3日告示された。全13選挙区で前回(55人)を4人下回る過去最少の計51人が立候補した。高松市選挙区を含む7選挙区の27人が無投票当選した。高松での無投票は史上初。無投票率は65・85%と過去最高となった。他の6選挙区では選挙戦がスタート。人口減少や景気対策など待ったなしの課題が山積する中、有権者はどの候補に思いを託すのか。12日の投開票までの9日間、候補者は各地を回り県民に香川の将来像を訴える。【鈴木理之】

 立候補の届け出は午前8時半〜午後5時まで、13選挙区ごとに県庁や自治体庁舎などで受け付けた。

 立候補者51人の内訳をみると、現職39人(うち女性1人)▽元職2人(同0人)▽新人10人(同2人)。新人候補者は前回から5人減り低調だった。党派別では、自民28人▽社民4人▽民主3人▽共産3人▽公明2人▽無所属11人となった。

 主要政党の勢力図は、県議会の与党最大会派の自民と第2会派の社民は新人を立てず、現職・元職全員の再選を目指す。民主、共産は空白区に各1人ずつ擁立して議席拡大を目指す。公明は現職2人で議席の死守を図る。また、前回まで無投票だった丸亀市(4)▽さぬき市(2)▽東かがわ市(2)では選挙戦となり、現職、新人らの対決が注目を集めそうだ。

 一方、前回県議選は投票率が50・04%と過去最低を記録。今回は候補者数が過去最低となるなど前哨戦も盛り上がりに欠けており、投票率が注目される。

 ◇県内随一、7人立つ
 ◆丸亀市(定数4)

 12年ぶりの選挙戦となった丸亀市選挙区では、現職4人、元職1人、新人2人の計7人が立候補。県内随一の激戦区となった。

 元職候補は出陣式で、「こんなにも大変だと思ったことはない」と危機感を募らせ、医療費の無料化の拡大を主張し、支持を訴えた。ある現職候補は第一声を中心部の商店街前で実施。「商店街の再生に向けて汗をかきたい。議員として成長させてほしい」と呼び掛けた。ある新人候補は街頭演説で、「東京は景気が良くなったが丸亀では聞かない。投票日、変えようという気持ちを届けてほしい」と語りかけた。【道下寛子】

 ◇12年ぶり一転5人
 ◆東かがわ市(定数2)

 12年ぶりの選挙戦となった東かがわ市選挙区では、自民、社民の現職2人に加え新人3人が立候補。無投票時代から一転し、激戦模様となった。

 ある新人候補は事務所前で第一声。休耕田対策や地域振興などの政策を掲げ、「これまでの人生経験を生かし、力を尽くしたい」と訴えた。ある現職候補は、選挙カーで市内を回りながら、人口減少対策などに力を注ぐとし、「このままでは自治体が消滅する。これまでの経験があるからこそ、政策を実行、実現できる」と支持を呼び掛けた。【鈴木理之】

 ◇現職と新人が舌戦
 ◆木田郡(定数1)

 3選を目指す自民現職で公明県本部推薦の松原哲也候補と、民主、社民県連、連合香川推薦の無所属新人、友保陽子候補が立候補。両候補の出陣式には自民、民主の国会議員も駆けつけ、激しい選挙戦に突入した。

 松原候補は三木町鹿伏の商業施設の駐車場で出陣式。約450人(主催者発表)を前に、子育て環境の整備や地域活性化、地場産業の振興、防災対策に取り組むことを訴え、「全力で頑張りたい」と誓った。

 友保候補は三木町井戸の事務所敷地で出陣式。約400人(同)の聴衆を前に、「女性の声、お母さんの声を届けたいとの思いで挑戦する。県政に送り出していただきたい」と呼び掛けた。【深尾昭寛】

 ◇過去に県議選で無投票となった選挙区の推移◇
 (省略)

2533チバQ:2015/04/05(日) 11:27:50
http://www.nnn.co.jp/news/150404/20150404003.html
2015年4月4日
鳥取県議選、各選挙区の動き 県東部
鳥取市 激烈極まる9人超
出陣式で集まった支援者と握手を交わし、支持拡大を訴える候補者(中央手前)=3日、鳥取市内候補者の出陣式でこぶしを突き上げて気勢を上げる支援者ら=3日、八頭郡内
 鳥取市選挙区は定数12に現職10人、元職1人、新人10人の計21人が出馬。「世代交代」をめぐる現職と新人との舌戦は、初日から激烈を極めた。

 「県議会自民党は平井県政に遠慮しすぎている。時には否決もして、駄目なものは駄目と言うべきだ」。元市議で旧気高郡を地盤とする無所属新人が、出陣式で声を荒らげた。自民党支部長を務めるこの新人は「旧態依然とした党を変える」と意気込む。

 別の市議経験のある新人は、米子鬼太郎空港の東京便6便化などに触れ、「県の政策は西部を向いており、このままでは東部は陸の孤島になる」。県東部の現職県議は頼りないと言わんばかりに、「県政に物申す姿勢」をアピールした。

 乱立する新人の挑戦を受けて立つ自民党現職は、出陣式で「1、2カ月で得た知識で、政策が作れるのか。地方創生は緊急性の高い仕事だ」と皮肉る。応援の元県議も「議会を誘導する人材が他にいない」と現職の存在感の大きさを力説した。

 別の現職は、ラッキョウや二十世紀梨の産地でもある福部町へ。集まった農家に「専門家との人脈を築き、梨やラッキョウについて勉強している」と支持を訴えた。

 合併前は岩美郡だった同町。同郡選挙区を地盤とした現職候補の実兄も同行し、「政治家には人脈が必要。初めて県議会に出るようでは仕事にならん」と新人をけん制した。

 自民の新旧対決をよそに、共産党現職は鳥取駅前で第一声。「安倍政権は集団的自衛権を閣議決定し戦争する国造りを進めようとしている」と対決姿勢を強調。無所属の新人は出陣式で「一人一人の力を結集し新しい鳥取を一緒につくっていこう。さあ、手をつなごう」と呼び掛け、支援者との一体感を醸成する演出が際立った。

八頭郡 2枠に現新3人
 2期目を目指す現職2人に新人1人が挑み、三つどもえで2議席を争う。前回トップ当選の福田俊史(45)=自民現=は有権者が最も多い八頭町から立候補。国岡智志(44)=無所属現=と西川憲雄(63)=無所属新=がともに出馬した智頭町での得票が選挙戦の行方を占う。

 国岡は事務所前に集まった約100人の支援者を前に第一声。林業再生などに取り組んだ実績を強調し、「若い女性や母親世代が働ける企業誘致、病児病後児保育を充実させ、若い人も高齢者も安心して暮らせる地域をつくる」と意気込んだ。

 約300メートル離れた場所で行われた西川の出陣式には、寺谷誠一郎智頭町長や各団体トップら約200人が集結。西川は林業への精通ぶりを前面に「山から木を出せば売れる。地方創生の武器は町の基幹産業である林業」と熱弁を振るった。

 福田は、事務所前に集まった約500人の支援者に「地方創生の一丁目一番地は大臣の地元である八頭郡」と呼び掛け、公設秘書を務めた石破茂地方創生担当相とのパイプを強調。「思い切った発想と選択で地方創生を成し遂げる」と訴えた。

(文中敬称略)

2534チバQ:2015/04/05(日) 11:28:07
http://www.nnn.co.jp/news/150404/20150404008.html
2015年4月4日
鳥取県議選、各選挙区の動き 県中部
倉吉市 変わる構図 2超激戦
満開を迎えた桜並木のそばで、詰めかけた支援者に支持を訴える候補者=3日、倉吉市内
 定数3をめぐり、興治英夫(58)=民主現=、長谷川稔(68)=無所属現=、村田実(77)=無所属元=、西村博文(51)=自民新=、川部洋(49)=無所属新=の5人がつばぜり合いする大激戦区。従来の構図は大きく変化しており、重複する支持層や保守票の行方も注目される。

 4期目を目指す興治は「子育て支援や産業、農業振興、医療や介護の充実などに取り組みたい」と持論を強調し、「皆さんの声を県政に反映させる掛かりつけ議員、代弁者として県政に送り出してほしい」と訴えた。

 前回選で涙をのみ、返り咲きを狙う村田。「雪辱したい。皆さんの心を大切にしながら取り組む決意を新たにしている」と熱弁。長い議員経験と実績豊富な点を前面に、「しっかりと取り組む」と力を込めた。

 公明党も推薦し、初選挙に挑む西村は「地方創生は、何としても成功させなくてはいけない。最後のチャンスだ」と強調。「倉吉にはいない政権与党の県議として、県議会に送り出してほしい」と支持拡大を求めた。

 初当選を目指す川部は開口一番、「倉吉を元気にする」とアピール。「論より行動、チャレンジする」を信条に、「農業や高齢者の生活など課題は多い。笑顔と元気さを忘れずに倉吉の新しい未来を描く」と意気込む。

 4期目を狙う長谷川は「地域から地方再生を生み出す役割を果たしたい」と主張。これまで通り子育て環境の整備や福祉の充実、農業振興などを掲げ、「エネルギー問題の転換や脱原発を目指す」と声を張り上げた。

(文中敬称略)

2535チバQ:2015/04/05(日) 11:28:26
http://www.nnn.co.jp/news/150404/20150404004.html
2015年4月4日
鳥取県議選、各選挙区の動き 県西部
西伯郡 16年ぶり舌戦 票読みに苦心
候補の訴えを真剣に聞く有権者たち=3日、西伯郡内
 定数が1減の2に対し、福間裕隆(73)=民主現=、上村忠史(70)=自民現=、鹿島功(60)=無所属新=、竹口大紀(33)=無所属新=の4人が立候補した。16年ぶりの選挙戦で、日野郡選挙区から編入された旧溝口町地区は初の選挙。かつての支援者が高齢化するなど各陣営は票読みに苦戦している。

 5期目を目指す上村は「初心に帰り、モットーでもある『郷土に誇りと発展を』で頑張りたい」と力説。森田増範大山町長と石操日吉津村長が駆け付け「県内で最も厳しい選挙」と警戒感を強める陣営を鼓舞した。

 元大山町議の竹口は西伯郡内1万5千世帯を「自分の足で1軒1軒歩いた」と若さと行動力をアピール。教育・子育て支援の充実などを公約に「これまで築き上げてきたもので9日間を戦い抜く」と決意を示した。

 同じく元大山町議の鹿島は大山、伯耆両町で演説し、山間部の集落の現状に「早急なカンフル剤が必要」と指摘。基幹産業の農林漁業の重要性を主張しながら「すべての声を県政に届ける」とマイクを握った。

 6選に挑む福間は、JR西労組の関係者や南部町の坂本昭文町長らが駆け付ける中、中山間地振興や労働問題などで持論を展開。「戸別所得補償制度を復活させ、公共交通ネットワークの再整備が必要」と訴えた。

境港市 支持層が重複 独自色前面に
 定数2に対し、安田優子(69)=自民現=、森岡俊夫(55)=無所属現=、浜田一哉(55)=無所属新=の3人が立候補。8年ぶりの選挙戦は支持層が重なり合う混戦模様で、出陣式では三者三様の主張を繰り広げた。

 県議選初挑戦の浜田は「立ち位置は保守系無所属。ぐらぐら動かない、しっかりと地に足を着けた政治をやるという決意だ」とアピール。「市民と同じ目線で、県政をもっと身近なものにしたい」と主張を展開した。

 3選を目指す森岡は「島根原発から境港市は最短で17キロ。何かあれば二度とこの地に帰れない。原発に物言える議員が必要」と強調。「原発に代わり、メタンハイドレートのエネルギー政策を進めたい」と訴えた。

 4期目を狙う安田は自民公認唯一の女性候補として「子育て王国の推進は、女性の施策の推進につながる」と強調。「女性が生き生きと暮らせ、社会進出できるなどの環境の整備をしていきたい」と支持拡大を求めた。

米子市 自民過半数へ 2新人を推薦
 定数は1増の9。現職7人、新人3人の計10人が立候補した。党派別では自民3人、民主2人、公明1人、共産1人、無所属3人。自民は新人2人を推薦し、過半数を狙う。民主、共産の議席維持も焦点となる。

 実績をアピールする現職が目立ち、公明候補は「小さな声を吸い上げてきた成果」と説明。対する新人は即戦力を掲げ、元県職員の候補は「県政時代の人脈を生かして米子を発展させる」と声を上げた。

 市の課題をめぐっては、自民現職が「JR米子駅南北一体化と医療都市米子を推進する」と強調。3人程度が脱原発を掲げ、ある現職は産廃処分場建設の反対も唱えた。

 野党側は県議会での発言力確保を訴える。民主現職は「いかに弱い立場の人への政治ができるかが課題」と述べ、共産現職は「オール与党では県政をチェックできない」と指摘した。

(文中敬称略)

2536チバQ:2015/04/07(火) 21:09:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150405ddlk39010368000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦の構図/上 自民、上積み目指す 民主、議席奪還狙う /高知
毎日新聞 2015年04月05日 地方版

 統一地方選前半戦の県議選は3日告示され、各候補者は12日の投開票日に向けて9日間の舌戦を県内各地で繰り広げている。無投票となった須崎市▽香美市▽奈半利町・田野町・安田町・北川村・馬路村−−の3選挙区を除く、13選挙区の激戦の構図を3回に分けて紹介する。【上野宏人】

 ◆高知市区(定数15−20)

 選挙人名簿登録者数が約27万6000人と県内有権者の4割強を占める。定数は選挙区中最多で、立候補者は2011年の前回選より1人多い20人。

 自民は現職1人が引退し、三石、桑名、西内の現職3氏と高知市議から転じた上田、土居央両氏を公認候補として擁立。さらに無所属新人の久保氏を推薦。改選前の4議席からの上積みを目指す。

 民主は新人の前田氏を県議選唯一の公認候補として擁立。推薦する新人の武政氏とともに、大石宗・県連幹事長の衆院選出馬で失った議席奪還を狙う。

 公明は現職の池脇、黒岩、西森の3氏を引き続き公認し、現有議席の維持を図る。共産は塚地、米田、中根、吉良の現職4氏を公認、現有議席確保を目指す。社民は公認候補を擁立せず無所属現職の坂本氏を推薦した。

 無所属では他に現職の高橋、土居正治両氏が出馬。新人では大崎、藤島両氏も初当選を目指す。

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 ◆立候補者届け出順

 ◇高知市(定数15−20)
桑名龍吾 52 副議長 自現

米田稔 62 医療生協委員 共現

黒岩正好 62 党県幹事長 公現

久保博道 60 [元]県部長 無新

三石文隆 60 [元]中学校教諭 自現

西森雅和 52 党県役員 公現

塚地佐智 58 党中央委員 共現

上田貢太郎 46 [元]高知市議 自新

土居央 43 [元]高知市議 自新

大崎博士 38 県青年団会長 無新

吉良富彦 61 党県文教部長 共現

坂本茂雄 60 [元]県職員 無現

土居正治 57 農業 無現

高橋徹 63 県猟友会長 無現

前田強 31 党県政調会長 民新

西内隆純 33 [元]衆議員秘書 自現

中根佐知 59 党県女性部長 共現

池脇純一 65 党県代表 公現

武政重和 40 [元]球団社長 無新

藤島利久 52 [元]衆議員秘書 無新

2537チバQ:2015/04/07(火) 21:11:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150406ddlk39010293000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦の構図/中 南国市、現新4人激戦 香南市、保守3人争う /高知
毎日新聞 2015年04月06日 地方版

 ◆室戸市・東洋町区(定数1−2)

 再選を目指す自民現職の弘田氏に、無所属新人の山崎氏が挑む。

 ◆安芸市・芸西村区(定数1−2)

 6選を目指す自民現職の樋口氏に、無所属新人の野町氏が挑戦。

 ◆南国市区(定数2−4)

 自民現職の坂本氏に、保守系の無所属新人、田中、山中両氏が参戦。さらに共産新人の岡田氏が加わる激戦。

 ◆香南市区(定数2−3)

 自民現職の梶原氏と、ともに無所属新人の浜田、中元両氏が出馬し保守系3人が争う。

 ◆長岡郡・土佐郡区(定数1−3)

 再選を目指す自民現職の川井氏と、無所属新人の金岡、大石両氏が1議席を争う。

 ◆吾川郡区(定数2−4)

 前回の無投票から一転。無所属現職の上田氏に対し、自民が横山、伊藤の新人2氏を擁立。無所属新人の井上氏も参戦し混戦。【上野宏人】

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 ◇立候補者(届け出順)
 ◇室戸市・東洋町(定数1−2)
山崎吉年 71 衣料品店経営 無新

弘田兼一 58 党市支部長 自現

 ◇安芸市・芸西村(定数1−2)
樋口秀洋 65 [元]地方紙記者 自現

野町雅樹 49 [元]県職員 無新

 ◇南国市(定数2−4)
坂本孝幸 64 [元]県警察官 自現

田中徹 36 [元]南国市議 無新

山中良成 39 [元]南国市議 無新

岡田芳秀 57 党地区委員長 共新

 ◇香南市(定数2−3)
浜田豪太 41 [元]衆議員秘書 無新

梶原大介 41 [元]参議員秘書 自現

中元源一 63 水産加工業 無新

 ◇長岡郡・土佐郡(定数1−3)
大石睦 60 建設会社員 無新

金岡佳時 61 [元]土佐町議 無新

川井喜久博 66 林業 自現

 ◇吾川郡(定数2−4)
伊藤浩市 50 [元]いの町議 自新

上田周五 65 [元]伊野町助役 無現

横山文人 37 [元]会社社長 自新

井上正臣 66 [元]いの町議 無新

2538チバQ:2015/04/07(火) 21:12:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk39010552000c.html
’15統一地方選:県議選 激戦の構図/下 土佐市、現職一騎打ち 高岡郡、定数減り混戦 /高知
毎日新聞 2015年04月07日 地方版

 ◆土佐市区(定数1−2)

 定数1減となり、自民の森田氏と無所属の中内氏の、5選を目指す現職の一騎打ち。

 ◆宿毛市・大月町・三原村区(定数2−3)

 自民が現職の加藤氏と新人の今城氏で議席独占を狙う。無所属新人の蜷川氏が無投票阻止で急きょ参戦。

 ◆土佐清水市区(定数1−2)

 元市議の橋本氏と元副市長の吉村氏の無所属新人同士の争い。

 ◆四万十市区(定数2−3)

 9選を目指す自民の土森氏と、再選を期す共産の岡本氏の現職2人に、無所属新人の石井氏が割り込めるか。

 ◆高岡郡区(定数3−6)

 定数が1減。自民は武石、明神の現職2氏と新人の岡林氏を擁立。共産新人の橋元氏や、民主と社民が推薦する無所属新人の大野氏が対抗し、さらに女性で無所属新人の森下氏も加わり混戦に。

 ◆黒潮町区(定数1−2)

 いずれも新人の自民、山本氏と無所属、下村氏が初当選を目指す。【上野宏人】

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 ◇立候補者(届け出順)
 ◇土佐市(定数1−2)
森田英二 63 党県政調会長 自現

中内桂郎 75 [元]漁協組合長 無現

 ◇宿毛市・大月町・三原村(定数2−3)
今城誠司 51 建設会社役員 自新

加藤漠 31 [元]衆議員秘書 自現

蜷川澄村 63 映画製作業 無新

 ◇土佐清水市(定数1−2)
吉村博文 62 [元]副市長 無新

橋本敏男 56 [元]市議 無新

 ◇四万十市(定数2−3)
土森正典 71 社福理事長 自現

岡本和也 59 党県委員 共現

石井孝 42 [元]市職員 無新

 ◇高岡郡(定数3−6)
橋元陽一 64 [元]高校教諭 共新

岡林祐一 58 [元]県職員 自新

明神健夫 66 [元]津野町長 自現

大野辰哉 47 [元]町職員 無新

武石利彦 57 [元]党県幹事長 自現

森下敬子 43 ジャズ歌手 無新

 ◇黒潮町(定数1−2)
下村勝幸 49 教育会社社長無新

山本久夫 59 [元]建設会社員自新

2539チバQ:2015/04/09(木) 21:17:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150407ddlk31010517000c.html
激戦の現場から:’15県議選/上 倉吉市 勇退議員の票「うちが取る」 /鳥取
毎日新聞 2015年04月07日 地方版

 ◇倉吉市(定数3)
興治英夫 58 党県幹事長 民現(3)

村田実 77 [元]議長 無元(7)

西村博文 51 会社社長 自新

川部洋 49 会社役員 無新

長谷川稔 68 [元]倉吉市長 無現(3)

 =届け出順

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 「みんなが伊藤さんの票を取ろうと争って予測が付きにくい」と、各陣営が口をそろえる。現職2▽新人2▽元職1と、定数を2上回る計5人が立候補した倉吉市。前回自民公認で6956票(有効投票の26%)を得て当選しながら、2013年の参院選で非自民候補を支援した無所属議員と会派を組み党員資格停止処分を受けた伊藤美都夫(77)の勇退に伴い、情勢は混沌(こんとん)としている。

 「地域の人が活性化に取り組む動きを育てたい。伊藤さんのバトンをつなぎ倉吉を県を元気にする」。元市議でまちづくり団体でも活動した無所属新人の川部が5日、同市みどり町の自宅前の演説で訴えた。隣には川部を後継指名した伊藤が寄り添う。「彼の地域活性化に全力を尽くす姿勢こそ県議に必要。自民を敵に回しても推したい」と昨年末から共に市内を回り、票の継承を図ってきた。川部自身のつながりからも現職市議らを通して支持を広げ、個人演説会も数多く開いている。

 3日の出陣式で最も多い300人を集めたのは自民公認の新人で元建設会社社長の西村だ。推薦した公明の市議や各種団体の役員らの姿もあった。「『伊藤さんの票』と言われるが、多くは自民の票。その部分はうちがいただく」と陣営は話し、建設や医療など幅広い業界の支援で組織戦を展開。当初は知名度に不安があったが、元倉吉市長や旧関金町長らと共に市内を回り「自民の候補者として浸透してきた」。市街地を中心に遊説し、川部の地元の明倫地区にも積極的に足を運ぶ。

 民主公認の現職、興治は告示後の週末、旧関金町など西部を中心に選挙カーを走らせ「農村を守る」と訴えた。3日の第一声でも「厳しい中山間地で耕作を維持する農家への支援を求めたい」と強調。陣営は「川部は街の出身で、農村部で強かった伊藤さんの票がスムーズに移るとは思えない。こちらも狙う」と話す。過去の選挙では川部と共闘し「支持層が重なる部分もある」(陣営)が、告示前から農村部での活動を増やし、農家への助成制度導入などを実績としてアピールする。

 同市見日町で5日、無所属現職の長谷川は雨にもかかわらず車から身を乗り出して「草の根の活動を続け、市民に寄り添う政治をする」と訴えた。強力な支援組織は無いが、代名詞の「どぶ板選挙」で市長選や県議選で当選を重ねてきた。今回は「新人の勢いは怖い」と言いながら、「自分は普段からあいさつに回っている。選挙だからと変えることはない」。告示後も草野球会場や地元・上北条地区の行事に顔を出すなど各地を細かく回っている。緩みを警戒し、票固めに余念はない。

 無所属元職の村田は4日午前7時半過ぎ、西倉吉町の事務所前に立ち、通行車両に黙々と手を振っていた。かつて福祉業界を基盤に組織戦を展開し、自民公認で議長も務めたベテランだが、参院選での対応を巡り党員資格停止となった前回は無所属で落選。今回も推薦すら得られず、「危機感をバネに、かつて無いほど自らあいさつに回っている」(陣営)。地盤の福守町など小鴨川以西が中心。個人演説会では「初心に帰って有権者の声を大切にし、力いっぱい戦う」と必死さがにじむ。(敬称略)【真下信幸】

2540チバQ:2015/04/09(木) 21:18:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddlk31010491000c.html
激戦の現場から:’15県議選/中 境港市 保守層を割る三つどもえ /鳥取
毎日新聞 2015年04月08日 地方版

 ◇境港市(定数2)
浜田一哉 55 会社社長 無新

森岡俊夫 55 海事代理士 無現(2)

安田優子 69 行政書士 自現(3)

 =届け出順

==============

 山陰の海と空の玄関口で、水木しげるロードを中心に年間270万人の観光客が訪れる境港市。市全域が中国電力島根原発の30キロ圏に入るリスクでも注目される選挙区は8年ぶりの選挙戦となった。4期目と3期目を期す2人の現職に有力な新人が挑む激戦を、ある陣営は「メダルは金と銀しかない。銅ではだめだ」となぞらえる。公明の自民離れも表面化し、混戦に拍車がかかっている。

 「現職の壁は非常に高いが、実行力、行動力では負けない」。市議3期目でくら替えに挑む無所属新人の浜田は6日夜、地盤の渡地区で開いた個人演説会で力を込めた。無投票阻止を掲げて昨年10月に参戦を表明。渡地区に外江地区を加えた市西部出身の県議がこれまでいなかったこともあり、今月3日の出陣式では150人を前に「県との連携を強めなくてはならない」と訴えた。

 元後援会長は中村勝治市長の兄で元市議長の竹内祐治だ。3日の街頭演説で竹内は「(今回無投票であれば)8年間の白紙委任をすることになるため、(浜田に出馬を)決断してくれと頼んだ。これから3、4期やれる可能性がある」と訴えた。現職市議の一部も浜田の支援に回っている。市西部では現職2人の票田を塗り替えつつあり、脅威とみられている。

 前回は民主公認、今回は無所属現職の森岡は告示の8日前の3月26日、他陣営に衝撃を与えた。公明による「推薦」だ。同党県本部幹部は「今まで国政選挙の比例代表で(森岡に集票で)お世話になった恩返し」と説明しつつ、「政策も似通う」と陣営と口をそろえる。森岡が脱原発の旗幟(きし)を鮮明にしたのもその一つ。3日の同市渡町のスーパー前での演説では東京電力福島第1原発事故で一変した福島の水産業の惨状に触れ、「境港の議員が原発容認であってはならない」と訴えた。

 陣営は「あくまで保守系無所属」とバランスに配慮し、自衛隊官舎前でもマイクを握らせる。公明支持票は2000票前後と目されるが、陣営は「急な推薦に戸惑う人もいる」と過剰な期待を戒める。9日夜には中心的な支持者を集めた個人演説会で引き締める。

 「うわさでは3番目です」。自民現職の安田は1日夜、地元の中浜公民館に約90人を集めて危機感を訴え、後援会も「優子が危ない」とあおった。今回の選挙について陣営の市議は「保守・自民支持者が割れているのが最大の特徴」と指摘。市議会の会派も森岡を加えた3人に割れている。

 ただ、安田には元市長の父貞栄(故人)から続く固い支持基盤があるとみられ、「激しい巻き返しがある」と他陣営を警戒させる。安田は「最後に頼るのは市民の良識」と述べ、実績や国政へのパイプを強調。3期目の中村市長の浜田への接近についても「次の(市長)選挙には出ないと言う意味だろう。(国や県とのパイプとして)なおさら自民の安田が当選する必要がある」(陣営)と追い風に変える。11日には石破茂・地方創生担当相が応援に駆け付ける予定だ。(敬称略)【高嶋将之、小松原弘人、小野まなみ】

2541チバQ:2015/04/09(木) 21:19:11
>>2541
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk31010555000c.html
激戦の現場から:’15県議選/下 鳥取市 自民系、仁義なき戦い 当落線上では「団子状態」 /鳥取
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 ◇鳥取市(定数12)
浜辺義孝 57 党県役員 公現(1)

山根康穂 40 会社役員 無新

銀杏泰利 59 党県代表 公現(3)

坂野経三郎 31 予備自衛官 無現(1)

湯口史章 57 設計事務所員 無新

福浜隆宏 49 [元]民放職員 無新

浜崎晋一 60 団体役員 自現(2)

中西照典 61 [元]鳥取市議長 無新

砂場隆浩 51 [元]全国紙記者 無現(1)

中島規夫 57 学習塾経営 無新

足田晃 61[ 元]県職員 諸新

前田寿彦 71 県木材協会長 自現(3)

西尾幸司 25 [元]選挙事務員 無新

谷村悠介 36 [元]会社員 無現(1)

木村和久 64 [元]鳥取市課長民新

山口享 81 党県会長 自現(10)

藤縄喜和 63 党県政調会長 自現(3)

福本竜平 44 運輸会社役員 無元(1)

市谷知子 47 党中央委員 共現(2)

島谷龍司 55 [元]鳥取市課長 無新

有松数紀 60 農業 無新

 =届け出順

2542チバQ:2015/04/09(木) 21:19:26
==============

 定数を9上回り戦後最多の21人がひしめく鳥取市選挙区。自民系は公認・推薦を得ていない党員も加えると過半数の11人を数え、新人6人中5人は市議からのくら替えだ。地盤や支持層などが重なり、党内でも票を奪い合う「仁義なき戦い」を展開する。民主は党勢回復のため倍増2議席(推薦含む)を狙い、公明は2、共産は1の議席維持が至上命題で、さらに有力な無所属新人らが絡む。16人で争った前回は4000票台だった当落線が、今回は3000票台に下がる可能性も。混戦ゆえにチャンスも広がる「団子状態」となっている。

 ■自民系11人

 「市庁舎問題が未解決のまま(県議選に)手を挙げたのは無責任だ」。湖山町北で自民現職が3日開いた出陣式で、支援するベテラン市議は地盤を脅かす自民系元市議の新人を批判した。別の元市議の新人がベテランの後を継ぐ国府町でも7日夜、別の現職が個人演説会を開いて「問われるのは議員の質だ」と述べ、くら替えを暗に批判。計4人の自民現職は互いの地盤にも足跡を残し合い、「前回こちらだった企業があちらに移った」との声も漏れる。多選批判を受けるベテランは7日、地盤の用瀬町で「すぐ仕事ができる人間が必要」と反論に力を込めた。

 自民推薦の3新人は全員が元市議。賀露地区、岩倉地区、旧国府町がそれぞれ地盤だが、いずれも自民現職の支持者がいて他地区に攻め入る。1人は3日、スーパーの前で「新人の我々が声を上げることで、見えなかった課題が見える」と強調。別の1人は「市と県のパイプ役」を訴える。

 残る元市議の2人は、前回トップ当選しながら市長選に挑んだ鉄永幸紀が地盤とした気高、青谷の旧町から出る。ともに党員だが、市長選で県連幹部らと異なり鉄永を支持。今回もあえて推薦を求めなかった。「県議会に新しい風を吹かせる」と訴え、意識的に周辺の自民現職の地盤を攻める。

 推薦を得られなかった党員の新人は家族や親戚が多い用瀬町などを中心に選挙カーを回す。党員の元職はライバルの現職の地盤も含めて「誰よりも歩いた」。逆に切り崩されることも警戒する。

 ■民主系2人

 民主は公認新人と推薦現職が連合鳥取などの支援組織を分け合う。8日は前原誠司・元外相が駆け付けた。現職は政務活動費の全額返還など清潔さをアピール。元市議の新人は1日20カ所以上街頭に立ち「地方から(国も)変える」と訴える。

 ■公明2人

 公明は現職が1人ずついる市の東と西に、5人の市議を分割配置。党支持者がいる地域を中心に数十人の動員をかけて演説し、「小児医療費の拡大を(平井伸治)知事に実現させたのは公明」と強調するなど、社会福祉分野を中心に訴える。

 ■共産1人

 共産現職は5日にミニ決起集会を開き約60人を集めた。党推薦の知事選候補者と連携し、平井県政批判を展開している。

 ■その他5人

 5年前の市長選にも出た無所属現職は6日からテーマを会場ごとに変える個人演説会を連日開き、議論重視で独自色を出す。別の無所属現職は自民現職の多選批判の受け皿を狙っている。昨年の市長選に出た無所属新人は知名度があり、街頭で若者や子育て世代に訴える都市型の活動を展開して「台風の目」になっている。最年少の無所属新人は「若い力で頑張ります」と市全域を回る。諸派の新人は平井県政批判の急先鋒(せんぽう)で、現議会も「オール与党だ」と批判する。(敬称略)【高嶋将之、川瀬慎一朗】

2543チバQ:2015/04/11(土) 00:43:31
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20150407-OYTNT50202.html
<統一選15>県議選 大接戦
2015年04月08日
 ◇13選挙区とも定数1人上回る


 ◇区割り再編、12年ぶり選挙 戦い方は違うけど・・・

 統一地方選前半の投開票が行われる12日に向け、県議選の13選挙区では、計59人が舌戦を展開している。今回はいずれも定数を1人上回る接戦。選挙区の再編、支援団体の動向など、各候補はそれぞれの事情を抱えながら終盤戦に突入した。注目される3選挙区の動きを追った。(統一選取材班)

■合区、再び

 「再び選挙区が広がり、票がまったく読めない」。津山市・苫田郡・勝田郡(定数4)で激戦を繰り広げる自民現職3人と、同新人1人、無所属新人1人の計5陣営は口をそろえる。

 前々回2007年に津山市(2)、苫田郡(1)が合区されて定数は1増に。ところが今回、勝田郡(1)が加わっただけでなく、定数が1減となったからだ。

 郡部が地盤の陣営幹部は「地元を固めるだけでなく、選挙区全体を見なければならない。他陣営の食い込みにも気を配らなければ」と頭を痛める。

 07年の合区を経験した候補は「当時よりも票読みが難しい」と表情を曇らせ、陣営幹部も「大票田の津山で票を取れるかが鍵だ」と力を込める。

 別の陣営は国会議員の応援を受け、支援団体など組織を引き締める。個人演説会も精力的にこなし、「他候補との政策の違いをアピールする」と息巻く。

 組織戦、浮動票の取り込みと戦略は異なっても、各陣営が気をもんでいるのが投票率。「前回より有権者の反応は鈍い」といい、50%前後との見方が多数を占めている。

■一騎打ち

 浅口市・浅口郡(1)は、8選を目指す自民現職に無所属新人が挑む構図で、12年ぶりの選挙戦となった。有権者の関心も高く、両候補は約79平方キロと小さい選挙区内をくまなく回っている。

 無所属新人は「浅口から岡山の未来を創造したい」などと演説。陣営幹部は「新人なので顔を見てもらい、政策を知ってもらいたい」と、選挙カーでの街宣活動に力を入れる。

 自民現職は「普段から活動報告の冊子を配るなどしており、これまでと同じ思いで戦っている」と強調。「地方創生は、ベテランでなければ実現できない」と実績をアピールする。

■つばぜり合い

 前回無投票だった玉野市。2議席を争う無所属現職、自民現職、無所属新人の3人は、一部で支援団体が重なる。ある団体の関係者は「自主投票にしている」と言い、各陣営も政策の違いで票の取り込みを図る。

 「女性の代表という点を強調し、市議時代よりも幅広い支持を集めたい」と語るのは、無所属新人の陣営幹部。街頭でも「母親の声を県政に届ける」と、他候補との違いを打ち出す。

 無所属現職は、議会改革に取り組んだと強調。「瀬戸中央道と、市を結ぶ道路の拡充で活性化を図る」と訴える。陣営は「演説会の参加も、前回並みで順調だ」とする。

 自民現職は与野党2党から推薦を得ており、「思い通りの組織戦を展開できそうだ」と陣営幹部。連日の個人演説会では「玉野を今後も発展できる街にする」と声をからす。

2015年04月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2544チバQ:2015/04/11(土) 01:07:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk31010498000c.html
’15統一地方選:県議選・西伯郡16年ぶりの投票 激戦ながら戸惑いも 旧溝口町「知らない人ばかり」 /鳥取
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 12日投開票の県議選で、前回まで3回連続無投票だった西伯郡選挙区(定数2)は16年ぶりの選挙戦だ。定数1減の上に新人2人が立候補して計4人が争うが、陣営からは有権者への浸透に不安の声も漏れる。特に伯耆町溝口地区では合併の影響により同郡の県議を選ぶのは初めて。なじみの薄い候補者の顔触れに有権者からは戸惑いの声も聞こえる。

 選挙区は大山▽日吉津▽南部▽伯耆の3町1村。候補者4人中3人は大山町が地盤で、5選を目指す自民現職と無所属新人が旧名和町、自民推薦の無所属新人が旧中山町から。6期目を狙う民主現職は南部町が地盤だ。

 元々は日野郡だった旧溝口町は2005年に西伯郡の岸本町と合併して現在の伯耆町に。合併後、溝口地区の住民が西伯郡の県議を選ぶのは初めてだ。

 「選挙カーはよく来るが、知らない人ばかり」。JR伯耆溝口駅前で9日、70代の女性が話した。近くの商店の女性は「候補者1人の名前は知っているけど、お客さんから県議選の話は出ない」。電気工事関係の男性は「どの候補者からも(投票を)頼まれたことがない。伯耆町議選ではあちこちから頼まれたけど」と言う。

 商店主の男性は「西伯郡選挙区と言われてもピンとこない人も多い。溝口地区は草刈り場になるはずだが、それほどは盛り上がってない」。60代の男性も「候補者を見ても、『えー、どこの人なの』といった気分。知り合いの間で県議選の話は出ない」と話し、「高齢化で年金頼りの人が多く、県議選に気持ちが向かない面もある」とも指摘した。

 一方、3人の候補者が出た大山町。選挙カーが走る町役場前で、JA鳥取西部の職員は「久しぶりに関心は高いと思うが、無投票が続いたため選挙戦にピンときていないのではないか。激戦の割には静か」。町役場に期日前投票をしに来た男性(71)も「あちこちの選挙事務所から電話があるので各陣営は燃えているみたいだが、周囲では話題にならず静かなもの」と話した。

 こうした状況に、ある現職の陣営は「1、2期目に携わってくれた支援者は今でも議員の仕事に理解があると思うが、若い世代となるとどうか」と話す。伯耆町や日吉津村などにも後援会組織はあったが、「選挙がなく手薄になっていたため思うように機能していない」と明かした。【小松原弘人、高嶋将之】

2545チバQ:2015/04/11(土) 01:08:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk35010505000c.html
’15統一選やまぐち:県議選下松市区 人口増都市8年ぶり選挙戦 /山口
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 ◇現職2人が与党票を二分 新人若手は子育て層狙い
 単独市政を堅持し、県内13市6町の中で唯一、人口増が続く下松市。小学3年生までの医療費助成で子育て世代を引きつけ、宅地開発が進み大型商業施設が集積する。地域振興策などを競うことなく連続して無投票だった県議選は一変、8年ぶりに選挙戦となった。自民現職2人に民主推薦の無所属新人が挑む構図で、三つどもえの激戦を繰り広げている。【蒲原明佳】

 「市民と県とのパイプ役として」。自民現職の国井益雄氏(65)の事務所前で幟(のぼり)がはためく。3選を狙う国井氏は、前々回の2007年にトップ当選した余裕を見せない。「県議の仕事は見えにくい」と陣営の市議がこぼす。頼りは、市生活環境部次長だった国井氏を担ぎ出した井川成正市長の支持だ。徳山市(現周南市)との合併を望まず、単独市政を選んだ井川市長は二人三脚をアピールするように集会に駆けつける。国井氏も「県と市が連携して市民の安心安全を守る」と市長との絆を強調する。

 「新人の勢いがある」。そう国井陣営が警戒するのが古賀寛三氏(45)だ。平岡秀夫・元民主党衆院議員の秘書を務めたキャリアを誇る。「無投票はあってはならない」と、市議を3期途中で辞職して臨む選挙戦。推薦する民主と連合山口の支援を受ける。週末は選挙カーを降りて、市中心部から家族連れでにぎわうショッピングセンターまで3時間歩き、「若さ」をアピール。「県内で育った子どもが帰ってこられるように雇用の場を守り、つくる」と子育て世代に支持を訴えた。

 6選を目指す守田宗治氏(63)は自民党の吹田アキラ・元衆院議員の秘書を20年務めた「ずっと自民党」。かつて徳山市との合併を推進した経緯と、「知事や市幹部からの信頼」の自負から、井川市長と国井氏の連携よりも「もっと太いパイプ役」と対抗する。道路や橋などの整備を挙げ「市外からの交流人口が大きい下松のまちづくりに、道路は大切なもの」と県議20年の成果を力説。個人演説会には古くからの自民党支持者が集まり、「私の政治生活を信じてほしい」と頭を下げていた。

 昨年12月の衆院選比例代表で、市内で自民・公明の政権与党に投じられたのは1万4302票。民主党は4323票を獲得した。いずれも基礎票といえる。

 自民現職を支援する市議は「与党票を2人で取り合って7000票。投票率次第でその他の票がどうなるか。横一線」と気を引き締める。一方、古賀氏が当選するには、守田氏が前々回2位当選した8206票が一応の目安となる。民主の基礎票から4000票近く上積みする必要があり、無党派層の支持獲得が鍵になる。

 下松市区の有権者は約4万5500人。「街中に子どもたちの姿が見え、いきいきしている。問題点といっても……」。図書館に本を返しに来た主婦(60)は考え込んだ。「でも選挙になってよかった。いろんな政策を聞きたい」。選挙戦は終盤に入り、12日の投票を迎える。

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 ◇県議選下松市区(定数2−3・届け出順)
古賀寛三 45 無新

国井益雄 65 自現

守田宗治 63 自現

〔山口東版〕

2546チバQ:2015/04/11(土) 01:21:20
非会員で読めるとこだけ
http://www.nnn.co.jp/news/150410/20150410005.html
2015年4月10日
鳥取県議選 選挙区の情勢(下)
米子市
 定数9に現職7人、新人3人がしのぎを削る。沢と斉木がリード。稲田、野坂、内田、森が上位をうかがう。浜田、錦織、松田、小林が食い込みを狙う。各陣営は投票率を50%台前半、当選ラインを4千〜5千票と分析している。

 沢は公明や創価学会の組織を固め、1万票を目指す。陣営は「減らす」との危機感から引き締めに躍起だ。市南部が牙城の斉木は農家票の受け皿として全域で支持を集め、淀江や建設関係にも浸透している。

 車尾、福米、福生が地盤の稲田は遺族会や歯科医師会などの人脈でもてこ入れ。野坂は弓浜部に10の後援会支部をつくり、足場を固める。商工会議所青年部や医療・福祉関係も取り込む。五千石、崎津、加茂に拠点を置く内田は新たに地域選対を立ち上げ、組織網をフル回転させる。

 森と浜田は民主や連合の組織固めを急ぐ。市職労や部落解放同盟が支援する森は地元自治連の推薦も得て地盤を強化。浜田はJRや流通系の労組に加え、女性勝手連とも連携。前回選で落選した党候補の労組も支援する。

 共産の錦織は原発や産廃処分場に反対する党支持以外の取り込みを図る。松田は地元の淀江で出遅れの挽回に懸命。在職中に死去した広江弌の組織や青年経済団体が大号令をかけた。義方が地盤の小林は県職員や市議で培った人脈をつてに支持を掘り起こす。

2547チバQ:2015/04/11(土) 01:45:40
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150410-OYT1T50071.html?from=ytop_ylist
えり首つかんだ市議の辞職勧告決議案提出へ
2015年04月10日 18時49分
 愛媛県今治市議会(定数34)の堀田順人よしと市議(68)(無所属)が宴席で、別の会派の男性市議(69)(同)のえり首をつかんで引きずるトラブルを起こした問題で、有志の市議が9日、臨時議会の招集を求める書面を菅良二市長へ提出した。


 臨時議会が開かれれば、堀田市議に対する辞職勧告決議案を出すとしている。

 宴席に出席した市議によると、市議会議長の就任を祝う会が3月末に市内で開かれ、堀田市議がトラブルを起こした。堀田市議も事実関係を認め、「反省を表したい」として所属していた「しまなみ会」を脱会し、無会派となった。

 臨時議会招集に賛同する市議は全8会派のうち、しまなみ会を除く7会派と、無会派を合わせた25人。うち24人が堀田市議に対する辞職勧告決議案の提出に同意しているという。

 書面提出後、市議6人が記者会見し、「議員は24時間公人だ。信頼を取り戻すためにも、議会として襟を正す必要がある」などと説明した。菅市長は「臨時議会を開会する方向で受け止めなければならない。議会が市民の信頼を得る努力に取り組み、正常化することを望む」と話した。

2015年04月10日 18時49分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2548チバQ:2015/04/11(土) 08:57:16
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150408-OYTNT50077.html
<県議選>保守系分裂「1票争う」
2015年04月09日
 ◇激戦区をみる 丸亀市


 「保守系にとっても革新系にとっても分裂選挙。ここまで難しくなるとは」

 丸亀市区のある陣営幹部は、思わず顔をしかめた。前回まで2回連続の無投票から一転、4議席を7人で争うことになった遠因は、2013年の市長選にある。

 前市長が勇退した後に、社民県議だった梶正治と自民県議だった山本直樹が辞職して出馬。元市議会議長との三つどもえの戦いは、梶が勝利を収めた。

 その1か月前には、2人の辞職を受けた県議補選があり、社民の米田晴彦と、いずれも自民の新井由泰、浜西和夫の3新人が激戦を展開。米田と新井が議席を得た。

 今回、無所属で山本が返り咲きを期し、浜西も再挑戦を決めたことで、保守系だけで5人と定数を超える。共産新人の土岐一郎の参戦で、さらに混戦に拍車がかかった格好だ。

 自民の現職3人のうち、12年間選挙を戦っていない2人の危機感は強い。補選などをきっかけに、かつての支持層が他候補を推すケースが懸念されるからだ。

 「必ず1票を争う展開になる」と話す山田正芳は、ただ一人、公明の推薦を得た。「5期目には、より責任のある立場に立てる」と、支持者の期待を引きつける戦いだ。

 旧飯山、綾歌町が地盤の香川芳文は、農村票が強み。演説会でも「農地を守る取り組みを進める」との訴えに注力。陣営幹部は「この地域の代表者が絶対に必要だ」と引き締めを図る。

 一方、2年前に補選を戦い抜いた新井は、その後も今回の選挙をにらんであいさつ回りを続けてきた。前市長だった父の知名度も力に「人口減に立ち向かう」と訴える。

 山本は「出馬すべきか悩んだが、市長選でいただいた約1万5000票に恩返しがしたい」との思いを強調する。「行財政改革や教育の充実に、今一度取り組みたい」

 補選で約300票差の次点となった浜西は、旧市時代を含めて市議を3期務めた。「パイプ役として県政へ声を届ける」。街頭演説にも注力し、若さをアピールしている。

 米田は補選でトップ当選。今回、ポスターから社民の名を外した。演説会では「正規雇用の確保など皆さんが望む政策の実現に汗をかき、党への信頼を取り戻す」と訴えた。

 土岐は、政務活動費の領収書全面公開といった議会改革に共産会派が寄与してきたと強調する。「安倍政権・浜田県政にものいう政治を」。平和と福祉、教育を巡る主張を重ねている。(敬称略)



 12日の投開票に向けて後半戦に突入した県議選。注目区の構図をみた。

2015年04月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2549チバQ:2015/04/11(土) 08:57:42
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20150409-OYTNT50143.html
【県議選】現新一騎打ち町を二分
2015年04月10日
 ◇激戦区をみる 木田郡、さぬき市


 自民現職と無所属新人の一騎打ちとなった木田郡区。三木町単独の1議席を巡り、町内の政治勢力を二分する様相を見せている。

 「女性、母親の声を県政に届けたい」と訴える新人の友保陽子は、民主、社民の推薦を受けた。数年前、一人の住民として指定ゴミ袋をレジ袋のような手提げ型にすることを町に提案。採用されたことをきっかけに「政治も住民の声で変えていこう」と思い立ったという。

 その友保の出陣式には、子育て支援を施策の柱とする町長の筒井敏行が陣取った。元はこの選挙区で5回連続当選した自民県議。昨年の衆院選で、香川2区で当選した民主の玉木雄一郎を応援したとして先月、自民県連から除名された。

 「筒井町政で町が変わり始めた。新しい流れを確実にするため、友保を県政へ」。応援に駆けつけた玉木は、筒井を持ち上げることも忘れなかった。

 一方、現職の松原哲也は国とのパイプを強調する。

 29歳で町議となり、県議に転じて既に2回の当選を重ねてきた。山間部で開いた演説会で、自民衆院議員・瀬戸隆一は「地域の意見を国に届けるため、住民の声を聞くのは松原先生からだ。地域活性化は、与党がしていかなければ」と力を込めた。

 松原も「皆さんの話を聞いたら、すぐに安倍(首相)さんに電話できるくらいのパイプをつくりたい」と応じ、子育て支援や景気対策を訴えている。

 無投票当選を決めた他区の自民現職が応援に駆けつけ、党三役を経験した衆院議員の来援も決まった。国政選挙並みの支援で勝ち抜く構えだ。

 松原の後援会長は、筒井が県議を辞めて2010年の町長選で初当選した際の対立候補だった。直後の県議補選で筒井が推す候補を破ったのが、松原だ。筒井は「町長選の延長戦だ」と対抗心を隠さない。こうした経緯も背景に、選挙戦は白熱の度合いを増している。

 ◇玉木支持者の動き警戒

 玉木が瀬戸を破った衆院香川2区を三木町などと構成するさぬき市区。ここにも民主新人の木村篤史が立ち、8年ぶりの選挙戦となった。

 木村は玉木の元秘書。同じ同市寒川町に事務所を開き、全面支援を受ける。「県政に新しい風を」と書かれた紙が貼られた演説会場で、弁士の一人は自民現職2人が70歳を超えていることにふれ「1人は若い行動力のある人間が必要だ」と訴えた。

 8選を狙う白井昌幸は、当選すれば最高齢県議となる。旧志度町議から県議に転じて約30年の実績を武器に、自治会の集会をこまめに回るなど支持固めに余念がない。陣営関係者は「本人は集大成の選挙と話していた。こつこつとやるだけだ」。

 白井は市の海側、十河直は山側を地盤とする。十河も「新人は『年寄りはいらん』と主張するだろうが、マイペースでやる。手応えはいい」と言い切る。それでも「玉木支持者がどう動くかは気になる」と警戒感をあらわにした。

(敬称略)

2015年04月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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