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金融機関観察スレッド

1■とはずがたり:2002/11/07(木) 17:40
銀行・証券・信託銀行・生保・損保といった金融機関とその子会社・関連会社の観察スレッド

255とはずがたり:2004/05/20(木) 01:12
UFJ信託を住友信に売却 売却額は3000億円超
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000008-kyodo-bus_all

 UFJグループと住友信託銀行は19日、UFJ信託銀行の法人融資を除く、大半の業務を住友信託に売却する方向で最終調整に入った。売却額は3000億円超となる見通し。UFJは多額の不良債権処理で自己資本比率が低下しており、売却益で財務基盤を強化する。双方の取締役会での決定をへて、近く正式に発表する。
 2005年春をめどに金融持ち株会社を設立して、傘下に住友信託とUFJ信託を持つ形態に移行。新たに誕生する信託銀行グループの信託財産の規模は75兆円程度まで拡大、2位のみずほ信託銀行以下を大きく引き離し、信託業界で群を抜く巨大グループが誕生する。
 信託銀行同士の大型再編は、1999年1月に決まった三井信託銀行と中央信託銀行の合併以来。(共同通信)
[5月20日0時55分更新]

257とはずがたり:2004/05/20(木) 02:31
【UFJ銀とUFJ信託の共同店舗】

札幌
新宿
大泉(東京)(出)
永福町(東京)(出)
名古屋
名古屋駅前(出)
豊中(出)
布施(東大阪)では隣接
奈良
和歌山
神戸
広島
(出典:http://www.ufjtrustbank.co.jp/ippan/tenpo/index.html)

こいつらはどうするのかね?店舗統合が進めば住友側に吸収されると思われるが…。
信託業務に関してはUFJ=住信で一定の協力関係が維持されるのかね?
それならば強みともなろうが,住信は独自路線だからねぇ。
また銀行と証券では総合金融機関と云えるかね?UFJのリテール路線は独自の信託無しでいくのか…。
旧大和みたいに本体で一部の信託業務を行うようにするとか?(今回も金融庁にだいぶいじめられたし逆らえないだろうねぇ)
ダイエー・大京・日本信販と収益力はあるものの問題企業も多い旧三和系が力を失ってもともと強い系列信託銀行を持たなかった東海側の意向が通った?
ふーむ,どうなる事やら。

258とはずがたり:2004/05/20(木) 02:32
因みに東海東京証券はもと東海・あさひ系。
すんなり東海あさひで銀行を形成してれば証券業の中核となっていたかも。

259とはずがたり:2004/05/20(木) 09:50
むぅ,過半に満たない株は保有し続けるのだな。市場は今の段階では評価している様だ。

住友信託銀とUFJ信託銀、04年度中の経営統合で最終調整=関係筋
04/05/20 00:59

 [東京 20日 ロイター] 住友信託銀行 <8403.T> とUFJ信託銀行は、2004年度中に経営統合する方針で最終調整に入った。住友信託銀がUFJホールディングス <8307.T> からUFJ信託銀行株式の過半を買い取り、子会社化する。関係筋が明らかにした。新グループは、信託業界の規模としては、三菱信託銀行を抜いてトップになる。  関係筋によると、UFJHDはUFJ信託株式の売却により約3000億円の売却益を 得る。UFJHDはUFJ信託銀行の過半数に満たない株式は、引き続き保有する。  住友信託銀は、UFJ信託銀を傘下に収めることで、規模のメリットを追求。一方、UFJ銀行は、住友信託銀グループと全面提携し、信託商品の全面供給を受ける。

261とはずがたり:2004/05/21(金) 12:59
異業種から新規参入の4行決算、アイワイバンク黒字に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000415-yom-bus_all

 2000年以降に異業種から新規参入した主要4行の2004年3月期決算(単体ベース)が20日、出そろった。アイワイバンク銀行が開業3年目で税引き後黒字となった一方、ソニー銀行とイーバンク銀行は開業から3期連続、ジャパンネット銀行も4期連続で税引き後赤字だったものの、いずれも赤字幅は縮小した。

 アイワイバンクの収益源は、コンビニエンスストアに設置した現金自動預け払い機(ATM)の利用手数料だ。提携金融機関が増えて、ATMの利用件数も増加し、前期の81億円の税引き後赤字から、50億円の黒字に転じた。

 ジャパンネット銀は、個人向けローンの伸び悩みが響き、17億円の税引き後赤字となったが、前期比では赤字幅が10億円縮小した。イーバンク銀もコンピューターシステムの安定を確保するための設備投資が膨らんで、29億円の税引き後赤字を計上したが、赤字幅は13億円縮小した。ソニー銀も、低金利で利ざやが伸び悩んだが、税引き後の赤字幅は半減した。

 ネット専業銀行はいずれも口座数や預金残高は伸びており、2005年3月期は、ジャパンネット銀とイーバンク銀の2行が税引き後利益の黒字転換を見込んでいる。(読売新聞)
[5月20日22時47分更新]

264とはずがたり:2004/05/21(金) 17:54

http://www.ibb.ubs.com/Our_global_presence/jp_20030514-1.shtml
2003年5月14日
UBSウォーバーグ、みずほフィナンシャルグループの子会社に資本参加

UBSウォーバーグは本日、株式会社みずほフィナンシャルグループ及びその関連会社(以下、「みずほグループ」)により設立される予定の株式会社みずほアドバイザリー(以下、「みずほアドバイザリー」)の普通株式6%相当を取得する意向を発表しました。

みずほアドバイザリーは今夏、みずほグループ、日本政策投資銀行、UBSウォーバーグ証券会社、その他の参画者による出資に基づいて設立される予定です。UBSウォーバーグは、みずほアドバイザリーの発行済み株式6%を取得し、みずほグループ全体で60%、日本政策投資銀行10%、その他の参画者はそれぞれ6%を取得する予定です。

みずほアドバイザリーは、みずほグループの取引先企業の再生を促進させるという極めて重要な役割を担うことが期待されています。UBSウォーバーグはローン・スター・ファンドと共同で、グローバル市場で培ったノウハウと日本市場における実績を活用し、みずほグループの取引先企業の再生を成功させることに貢献すべく、みずほアドバイザリーと様々な面で協力していく所存です。

本件出資にあたりUBSウォーバーグのCEOであるジョン・P・コスタスは「本件においてみずほグループとの協力関係を構築することについて大変喜ばしく思っています。このような、両社の利益につながる協働の機会は、双方にとって極めて意味のあるものと認識しております。また本件は、みずほグループの取引先企業の再生に対して、UBSウォーバーグのグローバルなコミットメントを示すものです。」とコメントしています。

本件出資にあたりUBSウォーバーグ証券会社の社長兼CEOであるマーク・Z・チバは「今回の出資は、UBSグループの日本における投資銀行業務を一層強化する上で重要な一歩であると考えています。また日本市場、及び本邦企業、金融セクターにおける再生についてUBSグループのコミットメントを示すものでもあります。この意味で、本件を通じて当社はみずほグループと協働することが出来、大変光栄に思っています。」とコメントしています。

265とはずがたり:2004/05/22(土) 17:10

住友信託:UFJから信託を買収、財管業務を強化へ?資本関係も(2) (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=21bloombergjpaWQ64R8tIi0E&amp;cat=10&amp;typ=t

5月21日(ブルームバーグ):住友信託銀行とUFJホールディングスは
21日、住友信託がUFJ信託銀行を買収することで合意した、と発表した。住
友信託などがUFJからの出資も受けて新たに設立する信託銀行が、UFJ信託
の事業法人向け貸出業務を除く全業務を3000億円程度で譲り受ける。将来的に
は「住友信託銀行グループ」として、住友信託とその新信託銀を傘下とする持ち
株会社の設立も検討し、信託・財産管理業務を強化する。
発表によると、UFJ信託は法人向け信託・財産管理事業(証券代行、資産
金融、受託資産、証券の4業務)と不動産業務やリテール業務を会社分割のうえ、
早ければ今年度の上期中に住友信託に売却することも視野に、資産査定などの手
続きを急ぐ。住友信託の高橋温社長は発表記者会見で、UFJから取得する事業
の価値について「3000億円の価値は十分にある」との見方を示した。
住友信託の高橋社長は「財産管理業務などはスケールメリットが期待できる。
経営資源の集中で新商品の開発などにも力を入れることができる」事業の譲り受
けが狙いと指摘。公的資金を今年1月に返済し、「経営方針を守りから攻めに転
換した」ことも、この事実上の買収への原動力になったという。そのうえで「メ
ガバンクとは異なる個性、強みのある信託銀行をつくりたい」と強調した。
また、住友信託の高橋社長は、三井住友フィナンシャルグループ(FG)や、
三井トラスト・ホールディングスなど旧住友・三井財閥系金融グループとの親密
な関係を引き続き維持していく考えを示した。受託財産の管理業務で有力な住友
信託と、証券代行業務などに強みを持つUFJ信託は顧客が重ならないこともあ
り、補完効果が高いという。
一方、UFJグループは、信託・財産管理事業で住友信託グループ専属の信
託代理店契約を締結し、売却に伴って欠ける顧客向けサービスを補完する。UF
Jホールディングスの杉原武社長は「(UFJ銀行などが)信託業務で住友信託
専属の代理店となれば、メリットはある」として、新たな信託銀行などが提供す
るサービスをUFJの顧客が受けとるメリットを強調した。
UFJグループと住友信託は、グループ各社の社長や頭取、担当役員で構成
する協働事業化推進会議を同日、設置した。一方、住友信託が新設する信託銀行
に対しては、UFJホールディングスが優先株式などに一部、出資。UFJグル
ープと住友信託銀行の間に新たな資本関係が生じることになる。
財務基盤強化や不良債権の処理加速が課題
UFJでは、大口融資先への引き当て強化により前期決算が赤字に陥ったも
ようで、財務基盤の強化が急務となっている。また、UFJは大手銀行グループ
のなかで最も高い8%台の不良債権比率を、今期中に半減するとの政府目標の達
成を目指しており、さらなる不良債権処理の加速も課題だ。前期の赤字決算につ
いては、その責任をとって、グループ首脳陣の引責辞任が固まっている。
UFJホールディングスの21日終値は、前日比1万8000円(3.1%)高の
60万円、住友信託は同12円(1.9%)高の650円となっている。
●UFJ信託銀行:前身は旧東洋信託銀行で、2001年4月に旧三和、東海銀行
と持ち株会社UFJホールディングスを設立して経営統合。UFJグループの中
核銀行の1つ。証券代行業務などが強み。
●住友信託銀行:旧住友財閥系。1925年設立の信託銀行の老舗。旧住友銀行は
旧さくら銀行と合併したが、グループに入らず独自路線を続けており、動向が注
目されている。財務体質は強いものの、経営基盤の拡大が課題との指摘がある。


記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 平野 和 Kazu Hirano khirano1@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
浅井 秀樹 Hideki Asai hasai@bloomberg.net
Bill Austin billaustin@bloomberg.net



[ 2004年5月21日21時7分 ]

266とはずがたり:2004/05/22(土) 17:13

住友信託銀とUFJ信託銀の経営統合、正式発表 (ロイター)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=21reutersJAPAN146804&amp;cat=17&amp;typ=t

 [東京 21日 ロイター] UFJホールディングス<8307>と住友信託銀行<8403>は21日、UFJ信託銀行と住友信託銀の経営統合を正式発表した。UFJグループは自前の信託部門を手放すが、住友信託銀と信託・財産管理業務で提携し、これまでと同様に信託サービスを提供する。譲渡価格は現在精査中だが、住友信託銀の高橋温社長は、約3000億円程度との見通しを示した。

 UFJ信託銀は、05年度中に法人向け信託・財産管理事業(証券代行業務、資産金融業務、受託し産業ム、証券業務の4分野)を、06年度中にリテール業務を会社分割制度を利用して切り離し、住友信託銀が05年度中に新たに設立する子会社の新信託銀行に統合する。

 新信託銀行には、UFJホールディングスが優先株式などによる出資を行う。その上で、UFJグループは、住友信託銀グループ専属の信託代理店契約を締結し、UFJ銀行の顧客に信託サービスを提供する。UFJ信託銀の事業法人向け貸出業務はUFJ銀行に統合させる。

両行の統合により住友信託グループの総資産は21兆5700億円で、三菱信託銀行の19兆7000億円を抜いて1位に踊り出る。

 住友信託銀の高橋社長は会見で、「信託業務は装置産業的性格があり、ノウハウの高度化が必要だが、経営統合で可能になる」と規模のメリットを強調。「規模や収益、サービスの全ての分野で信託業界トップになる」と語った。

 一方、UFJ信託銀の土居社長は会見で、今年に入ってから「高橋社長から本邦トップのトラストバンクを作ろうと誘いを受けた」と述べた。

 住友信託銀は、三井住友銀行と信託代理店契約を結んでいるが、高橋社長は「住友グループに軸足を置きつつ、UFJグループの顧客にも信託サービスを提供する。親密先の三井住友銀行との関係に影響を与えることは無い」と語った。

[ 2004年5月21日20時39分 ]

267とはずがたり:2004/05/22(土) 17:13

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=21kyodo2004052101006367&amp;cat=38&amp;typ=t
UFJ、信託銀の売却発表 「メガ信託」誕生へ (共同通信)

 UFJホールディングスは21日、傘下にあるUFJ信託銀行の大半の業務を、会社分割して住友信託銀行に売却すると正式発表した。住友信託は、2004年度からUFJ信託を部門ごとに順次統合。信託財産の規模(今年3月末時点)を合算すると88兆円超となり国内最大の「メガ信託銀行」が誕生する。

 悪化したグループ財務を信託銀行の売却益で改善したいUFJと、規模拡大による競争力強化を目指す住友信託の思惑が一致した。UFJ側が得る売却益は3000億円規模とみられる。信託銀行の大型再編は2000年の三井信託銀行と中央信託銀行の合併以来。

 住友信託の高橋温、UFJ信託の土居安邦両社長は記者会見し「4大銀行グループと異なる日本トップの信託銀行グループを作り上げる」と強調。土居社長は「UFJグループとは、今後も親密な関係を維持していく」と説明した。

[ 2004年5月21日22時42分 ]

268とはずがたり:2004/05/22(土) 17:14
<UFJ銀行>最終赤字4000億円 自己資本比率8.2% (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=22mainichiF0522m157&amp;cat=2&amp;typ=t

 UFJホールディングス(HD)傘下のUFJ銀行の04年3月期決算の最終赤字は、不良債権処理額の大幅な積み増しの結果、約4000億円に上ることが21日分かった。財務の健全性を示す自己資本比率も8.2%程度に急落、国際業務を展開できる最低基準の8%寸前まで低下する。

 UFJHDは4月28日に発表した04年3月期の業績予想修正で、UFJ銀行の最終利益が920億円、自己資本比率を10%台前半と見込んでいた。しかし、その後に監査法人から不良債権の引き当て不足を指摘されたことから、処理額を1兆2000億円程度に拡大。大幅な赤字に転落し、自己資本比率は約2ポイントも落ち込む。

 ただ、UFJ信託が300億円程度の最終黒字と、12%台前半の自己資本比率を確保する見通しのため、UFJHD傘下の両行合算の最終赤字は3700億円程度、自己資本比率は9%程度になる見通し。UFJは24日に決算を発表する。

 一方、赤字転落を穴埋めする資本増強策として、UFJHDは21日、傘下のUFJ信託銀行を住友信託銀行に売却すると発表した。UFJは3000億円程度で売却する方向で調整を進め、この売却益でUFJ銀の自己資本比率は05年3月期までに9%程度に回復すると見込んでいる。

 UFJ信託の住友信託への売却は早ければ今年秋にも実施。住友信託がUFJ信託を子会社化し、この子会社にUFJHDも出資する。さらに、住友信託と子会社の上に共通の持ち株会社を設立する方針で、持ち株会社の傘下会社を事業別に再編することも検討する。

 ただ、UFJ信託のうち、法人向け融資などの事業はUFJ銀行に統合、UFJ信託に投入されている公的資金2000億円もUFJ銀行が引き取る。

[毎日新聞5月22日]

269とはずがたり:2004/05/22(土) 17:19
>>265-269
=ポイント=
●UFJ信託は法人向け信託・財産管理事業(証券代行、資産金融、受託資産、証券の4業務)と不動産業務やリテール業務を会社分割のうえ、早ければ今年度の上期中に住友信託に売却することも視野に、資産査定などの手続きを急ぐ。
●住友信託の高橋社長は、三井住友フィナンシャルグループ(FG)や、三井トラスト・ホールディングスなど旧住友・三井財閥系金融グループとの親密な関係を引き続き維持していく
●受託財産の管理業務で有力な住友信託と、証券代行業務などに強みを持つUFJ信託は顧客が重ならないこともあり、補完効果が高いという。
●UFJグループは、信託・財産管理事業で住友信託グループ専属の信託代理店契約を締結し、売却に伴って欠ける顧客向けサービスを補完する。
●住友信託が新設する信託銀行に対しては、UFJホールディングスが優先株式などに一部、出資。UFJグループと住友信託銀行の間に新たな資本関係が生じることになる。
●住友信託銀行:財務体質は強いものの、経営基盤の拡大が課題との指摘がある。
●両行の統合により住友信託グループの総資産は21兆5700億円で、三菱信託銀行の19兆7000億円を抜いて1位に踊り出る。
●住友信託は、2004年度からUFJ信託を部門ごとに順次統合。信託財産の規模(今年3月末時点)を合算すると88兆円超となり国内最大の「メガ信託銀行」が誕生する。
●UFJ銀行の最終利益が920億円、自己資本比率を10%台前半と見込んでいた。しかし、その後に監査法人から不良債権の引き当て不足を指摘されたことから、処理額を1兆2000億円程度に拡大。大幅な赤字に転落し、自己資本比率は約2ポイントも落ち込む。
●この売却益でUFJ銀の自己資本比率は05年3月期までに9%程度に回復する

三井住友銀行,中央三井信託銀行,住友信託銀行,UFJ銀行の組み合わせが錯綜してますなぁ。

三井住友銀行+中央三井銀行+三井生命+三井住友海上火災→三井住友金融本社は如何?
住友生命,住友信託は独自路線指向だし。。

270とはずがたり:2004/05/23(日) 12:40
大手行、伸び悩む中小向け融資にテコ入れ策続々
http://www.asahi.com/business/update/0523/001.html

 大手銀行が、伸び悩む中小企業向け融資のテコ入れ策を相次いで打ち出している。三井住友銀行は、中小企業向けの営業拠点を今年度中に約40カ所増設する。他行もインターネットや人件費の低いOBの活用など、コストを抑えつつ新規融資先開拓を強化するための知恵を絞っている。

 三井住友銀は、支店のない地方都市や、支店の統廃合で営業活動が手薄になっている地域を中心に、全国約200カ所に中小企業専門の拠点を置く。数人の営業職員が常駐し、預金は扱わない。

 収益の回復が見込める中小企業に通常より有利な条件で貸し出す「業績回復ローン」など新型の無担保融資も投入し、今年度の中小企業向け無担保融資の目標額を前年度より1兆円多い3兆6千億円に設定する。

 三菱東京グループも小規模営業拠点を増設するほか、OBなど外部人材を活用し、今後3年間で中小企業3万社の新規取引先を獲得する目標を掲げる。

 UFJ銀行とみずほ銀行は、中小企業を対象にインターネット上で融資契約を結ぶことができる「電子融資」を今年度から06年度にかけて導入する。

 中小企業向け融資は額が小さいため手間と費用がかかるとされている。各行とも、新しい試みのポイントは、費用を抑えること。それができれば、大企業向けより高い利ざやを得られることもあるため、収益改善に役立つ。金融庁から貸し渋り防止のため中小企業融資の拡大を求められている、という事情もある。

(05/23 07:00)

277とはずがたり:2004/05/24(月) 20:33

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000001-mai-l07
福島銀、4年ぶり経常黒字/大東銀、5期連続経常赤字−−3月期決算 /福島

 福島銀行(本店・福島市)と大東銀行(同・郡山市)の04年3月期決算が21日発表された。来年4月のペイオフ(預金の払戻保証額を元本1000万円とその利息に限る措置)実施を控え、地域金融機関の経営体力が問われている。金融庁の早期是正措置を受けて経営再建中の福島銀は4年ぶりの経常黒字を確保し、不良債権も大幅に減った一方、大東銀は5期連続の経常赤字となり頭取が交代する厳しい内容で、両行で明暗が分かれた。なお、東邦銀の決算発表は26日。【斉藤望、福沢光一】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆“明”福島銀
 ◇4年ぶり経常黒字−−不良債権、大幅減少
 福島銀行の04年3月期決算は、本業のもうけを示す経常利益が4年ぶりの黒字となり、不良債権比率も15・3%と03年3月期比で3・4ポイントの大幅減となるなど、経営再建が軌道に乗ったことをうかがわせる内容となった。減少が続いていた貸し出しも03年下半期から増加に転じ、期末残高は4695億円と7年ぶりに増加した。紺野邦武社長は「05年3月期決算は貸し出し増による利息収入増が見込まれ、相当よくなる」と明るい見通しを語った。
 紺野社長はこのほか「今年は直接償却も含め不良債権の最終処理に乗り出す。残高で04年3月期の726億円から600億円に、比率で12%にする」と述べ、ペイオフ解禁に向けた経営強化の総仕上げへの意気込みをにじませた。また「単独で生き残る力をつけるべく全力疾走中だ」として、他行との合併は視野にないことを明らかにした。
 同行は01年12月に金融庁の早期是正措置を受け、経営再建中だ。コア業務純益(一般企業の営業利益に相当)を05年3月期に60億円に引き上げる収益倍増計画を進めており、紺野社長は「十分達成可能だ」としている。
 05年3月期は経常利益で10億円、最終利益で12億円の黒字を予想している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆“暗”大東銀
 ◇5期連続経常赤字−−責任取り、頭取交代
 大東銀行の04年3月期単体決算は、4月27日に下方修正した通り最終利益が36億円の赤字となった。赤字は5期連続で、2期連続の無配。経営責任を取って6月に代表権のない会長に就任する高橋清幸頭取は決算発表の会見で「数年来の業績不振をおわびします」と頭を下げた。経営の先行きをめぐり、他行との合併などが取りざたされたが、高橋頭取は「合併はない」と明確に否定した。
 売上高に相当する経常収益は02年3月期に比べ8・3%増の179億円、経常利益は33億円の赤字だった。不良債権処理に102億円を引き当てたのが赤字の最大要因だ。経営の健全性の目安となる自己資本比率(連結)は1年前の6・10%から5・75%に低下した。
 同行は05年3月期の見通しについて、04年3月期の経常利益で33億円の赤字から15億円の黒字に転換するとしている。6月に就任する佐藤新社長(頭取から名称変更)は「102億円の不良債権処理費用が来期は33億円と今期より約70億円減るのが一番大きな理由」と述べた。
 不良債権処理費用が大幅に減額出来る理由について問われた佐藤新社長は「(前期は)担保が当方の評価以上に下落し、予想以上に取引先の状況が悪化した。今期は厳密にシュミレーションして担保を引き当てた。2億円以上の融資のある取引先の一つ一つ業績予想を行った」と説明し、不良債権処理が予算の約2倍になった前期のようなことはないと強調した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆福島銀と大東銀◆
    コア業務純益      経常利益          最終利益         自己資本比率
福島銀 41.7(44.4)   1.2(▼ 16.2)   2.7(   6.6) 6.18(6.15)
大東銀 63.8(39.8) ▼33.9(▼124.2) ▼36.7(▼121.1) 5.75(6.10)
 <注>純益、利益の単位は億円、自己資本比率は%。▼はマイナス。自己資本比率以外は単体ベース。かっこ内は03年3月期(毎日新聞)
[5月22日19時2分更新]

278とはずがたり:2004/05/24(月) 20:34
3月期決算 59億1100万円の赤字−−福井銀行 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000003-mai-l18

 福井銀行が21日に発表した04年3月期決算によると、経常利益は55億7900万円(前年同期比130・4%増)と倍増したが、繰延税金資産を取り崩したため、当期純利益は59億1100万円の赤字となった。
 繰延税金資産は、不良債権処理に備え、有税で貸倒引当金を積む際、税金が将来戻ってくると見込んで計上した資産。自己資本に算入できることから、金融機関の自己資本比率のかさ上げに使われていると批判が出ていた。同行は82億円を取り崩し、繰延税金資産残高は193億円となる。
 市橋七郎頭取は「不良債権を厳格に査定し、直接償却してきたが、企業自体が再生してきたので想定を見直し、取り崩すことにした」と説明している。05年3月期の業績予想は通期で経常利益52億円、当期純利益27億円を見込んでいる。(毎日新聞)
[5月22日19時33分更新]

279とはずがたり:2004/05/24(月) 20:36
関東つくば銀、当期純利益11億2900万円−−04年3月期決算 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000006-mai-l08

 関東つくば銀行(本店・土浦市、草間卓頭取)は04年3月期の決算を発表した。積極的な不良債権処理を進めたことで経常利益は15億1800万円、当期純利益は11億2900万円となった。自己資本比率は6・58%で、03年9月期より0・1ポイント増加。ただ、株式は3期連続で無配となった。
 同行では旧関東銀行、旧つくば銀行の店舗の統廃合を06年3月までとしていたが、今年3月までに前倒しで実施した。木村興三副頭取は「合併効果が出るのは今年度になる。本腰を入れたい」と述べた。05年3月期の業績予想は経常利益32億円、当期純利益22億円としている。(毎日新聞)
[5月24日19時5分更新]

281とはずがたり:2004/05/24(月) 20:36
再送:大幅な引当金増加、金融庁や監査法人の影響でない=UFJHD社長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000968-reu-bus_all

 [東京 24日 ロイター] UFJホールディングス<8307.T>は、2004年3月期の決算を発表した。それによると、05年3月期の単体合算の業務純益見通しは8280億円(信託勘定償却前)。
また、単体合算の不良債権処理損は、04年3月期が1兆3115億6700万円、05年3月期見通しは3800億円。不良債権比率は、単体合算ベースで04年3月期が8.50%、05年3月期が3%台の見込みとなっている。
 04年3月期末の連結自己資本比率は9.24%、Tier1は2兆1752億円で、このうち繰り延べ税金資産は1兆3957億円となり、Tier1に占める繰り延べ税金資産の割合は64.16%だった。
不良債権処理を進めるにあたり、杉原社長は、外部ファンドとの提携、産業再生機構や私的整理などの活用を検討していく方針を明らかにした。また、中堅・中小企業の不良債権処理では、引き続きメリルリンチと立ち上げた不良債権処理の専門会社を活用する、という。
UFJ銀行の自己資本比率が2004年3月末で8.36%に低下した(03年3月期は10.05%)ことを受け、増資の必要性については、「具体的に検討していない」とした。ただ、「いろんな手法をこれから考える。現在の株主価値を考えた手法が重要だ」と述べた。
 UFJHDは4月28日に業績予想の下方修正を発表していたが、それについて杉原社長は、「検査結果については、4月28日(の発表時)にすべてを織り込んだ。それ以降、債務者区分の変更はしていない」と述べ、大幅に引当金を積み増したきょう発表の赤字決算は、「最終処理に向けた私共の判断」とした。杉原社長は、金融庁の検査結果を踏まえ、「不良債権の最終処理を極力早く実行する必要があると考えた」と説明。その上で、1)不良債権残高の比率を今期中に3%台に持っていく、2)債務コストをノーマルなレベルに引き下げる――の2点を今年度中に実施する必要があると考えた、と説明した。
 また、引当金を大幅に積み増した背景については、「金融庁や監査法人の影響ではない。自主的に判断して今回の結果になった」と述べた。
 さらに、「監査法人から、繰り延べ税金資産の算入期間短縮の話はなかった」と語った。(ロイター)
[5月24日19時35分更新]

282とはずがたり:2004/05/24(月) 20:51

=【UFJの現状とポイント】=

●UFJ銀行の問題は一言で言えば大口融資先の問題に尽きる>>280。UFJHDは4月の業績修正段階では、不良債権比率は0・4ポイント増の8・5%と4大金融グループの中で突出して高い>>252
現在も日本信販や大京への社長派遣>>253など対策を行っているが抜本的な打開策には繋がっていない。

●不良債権処理を進めるにあたり、外部ファンドとの提携、産業再生機構や私的整理などの活用を検討していく方針>>281
中堅・中小企業の不良債権処理では、引き続きメリルリンチと立ち上げた不良債権処理の専門会社UFJストラテジ ックパートナーを活用する>>281

●UFJ銀行の自己資本比率が2004年3月末で8.36%に低下>>281。自己資本比率対策が必要であるが,住友信託への売却で3000〜4000億>>254入る。この件についてのポイントはここ(>>269)。

●1)不良債権残高の比率を今期中に3%台に持っていく、2)債務コストをノーマルなレベルに引き下げる――の2点を今年度中に実施する必要がある>>281

●引当金を大幅に積み増した背景については、「金融庁や監査法人の影響ではない。自主的に判断して今回の結果になった」,さらに、「監査法人から、繰り延べ税金資産の算入期間短縮の話はなかった」>>281←うそつけ〜。。

283こま:2004/05/24(月) 21:04
素人にも判りやすいまとめ乙でーす。

284とはずがたり:2004/05/24(月) 21:13
>>282追加
●住友信託は元々、三井住友フィナンシャルグループ(FG)に近く、すでに不動産業務や資産管理業務などで、三井住友と幅広く提携している。UFJとの提携も「組めるところでは組んでいく」(住友信託幹部)という是々非々のスタンス。新たに誕生する「メガ信託」には、UFJ側の意向がほとんど届かなくなる可能性があり、UFJが総合金融グループとしての体面を保てるかは微妙だ。

>>283
いえいえ。あとは素人にも判りやすくがつんがつん値上がりしてくれることを望むのみですな〜。

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040522k0000m020169000c.html
UFJ:信託売却 総合金融グループとして大きく後退

 UFJホールディングス(HD)は21日、傘下のUFJ信託銀行を住友信託銀行に売却することを正式発表、総合金融グループとしての立場は大きく後退することになった。住友信託と業務提携することで、信託機能を完全に失うわけではないが、グループ内から信託銀行を事実上失う影響は小さくない。

 UFJ信託を事実上買収した後の住友信託グループは、公的資金残高ゼロで総資産21兆円、信託財産額87兆円と圧倒的な規模を持ち、証券代行数や受託資産残高など大半の事業で業界最大手になる。

 UFJは、同グループ専属の信託代理店として契約を結ぶ。杉原武UFJHD社長は21日の会見で「(住友信託と)相互補完関係を築き上げる」と指摘。「住友信託と提携することで、商品開発力や顧客サービスをこれまで通り維持できる」と強調した。

 しかし、住友信託は元々、三井住友フィナンシャルグループ(FG)に近く、すでに不動産業務や資産管理業務などで、三井住友と幅広く提携している。UFJとの提携も「顧客基盤の拡大につながるので、組めるところでは組んでいく」(住友信託幹部)という是々非々のスタンス。新たに誕生する「メガ信託」には、UFJ側の意向がほとんど届かなくなる可能性があり、UFJが総合金融グループとしての体面を保てるかは微妙だ。

 4大銀行グループの中では、三菱東京FGが銀行、証券、信託の機能を併せ持つ店舗展開を進めるなど、総合金融グループとして着実に事業展開しているほか、みずほFGも、系列のみずほ信託銀行などとの関係強化を打ち出している。

 実はUFJも、来年には系列のUFJつばさ証券を完全子会社化するなど、総合金融業に向けて大きくかじを切ってきた。そうした中で、自己資本比率8%割れ寸前の危機を回避するため「最後の切り札を使った」(UFJ幹部)という今回の売却劇だけに、総合金融グループとしての経営戦略の練り直しを余儀なくされそうだ。

毎日新聞 2004年5月22日 3時00分

285とはずがたり:2004/05/24(月) 22:38
どれくらいの企業が該当するのだ?
>融資額1000億円以上で、業績不振に陥っている大口債務者企業

UFJ経営刷新へ新組織 9月まで大口不良債権削減メド
http://www.asahi.com/business/update/0524/076.html

 巨額赤字を計上するUFJホールディングス(HD)は24日、経営刷新のため頭取直轄の新組織をつくるほか、今年9月までに大口の不良債権削減にメドをつけることなどを盛り込んだ経営改善策を策定する。さらに、資本増強のため上期中にも数千億円規模の増資を検討する。また、経営責任を明確にするため、UFJHDの杉原武社長ら辞任するグループ首脳の退職慰労金の支給は見送る。

 金融庁の特別検査を受けて不良債権処理額が膨らんだUFJは、04年3月期決算で約4000億円の当期赤字を計上。傘下のUFJ銀行の経営の健全度を示す自己資本比率は8.3%台後半まで急低下する。さらに、今年度も3000億〜4000億円の不良債権処理費用を見込んでいる。

 こうした経営悪化の原因として、行内の意思決定の仕組みなどに問題があったとして、沖原隆宗・新頭取の下にガバナンス(企業統治)の強化に向けて役員らで構成する新組織を設置する。

 また融資額1000億円以上で、業績不振に陥っている大口債務者企業に対して、今年9月までに再建計画の見直しを求めるなど本格的な再建に乗り出す。それにより現在3兆9500億円ある不良債権を来年3月に半減させることを目指す。 (05/24 17:17)

286とはずがたり:2004/05/25(火) 05:01
>>145 >>188 >>237 >>253でがいしゅつだが詳しいので再投稿

=ポイント=

●日本信販は「NICOSカード」などの会員数1452万人を抱え、携帯電話による決済システムの開発など新たな事業展開にも積極的で収益力も高い。ただ、系列ノンバンクがバブル期に行った不動産融資の焦げ付きなどで財務体質が悪化していた

●UFJ銀はUFJカードと日本信販以外にも、親密なJCBを抱え、3社を合わせれば、7100万人以上の巨大な会員を持つ。競争が激化する中で、個人顧客にメリットのある具体的な囲い込み戦略を打ち出せるかが、課題となりそうだ。

●UFJ銀は24時間稼働する現金自動預け払い機(ATM)網の大幅な拡充など、独自のリテール戦略「UFJ24」を進めている。日本信販の子会社化を「リテール分野のナンバーワンを目指す改革の第二弾」(寺西正司頭取)と位置づけている。

●●モビット設立・信託銀行売却等と併せてうFJの戦略が見えて来ましたねぇ。富裕層切り捨て&お金借りる庶民特化だ!!

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20031125mh10.htm
子会社化の日本信販 UFJカードと統合も
 UFJ銀行は21日、信販業界最大手の日本信販の発行済み株式の50%超を取得し、2005年3月末までに子会社化すると発表した。UFJ銀は、子会社UFJカードと日本信販の事業統合も視野に入れており、新たな収益源となる個人向けリテール戦略の柱にする方針だ。4大金融グループは、それぞれ系列ノンバンクやカード会社などとの連携強化を図っている。今後、リテール分野の競争が激化しそうだ。
 UFJ銀による日本信販の子会社化は、UFJ銀が日本信販の優先株による第三者割り当て増資を引き受ける。2005年3月をめどに優先株を普通株に転換、日本信販を子会社とする。増資額などは2004年1月末までに詰める方針だ。

 日本信販は「NICOSカード」などの会員数1452万人を抱え、携帯電話による決済システムの開発など新たな事業展開にも積極的で収益力も高い。ただ、系列ノンバンクがバブル期に行った不動産融資の焦げ付きなどで財務体質が悪化していた。今後、UFJ銀傘下に入ることで、「資金調達の安定化や財務基盤の改善などのメリット」(大森一広・日本信販社長)を得る。

 一方、UFJ銀は24時間稼働する現金自動預け払い機(ATM)網の大幅な拡充など、独自のリテール戦略「UFJ24」を進めている。日本信販の子会社化を「リテール分野のナンバーワンを目指す改革の第二弾」(寺西正司頭取)と位置づけている。

 UFJ銀はUFJカードと日本信販以外にも、親密なJCBを抱え、3社を合わせれば、7100万人以上の巨大な会員を持つ。競争が激化する中で、個人顧客にメリットのある具体的な囲い込み戦略を打ち出せるかが、課題となりそうだ。

287とはずがたり:2004/05/25(火) 05:07
UFJの問題大企業たち
流通:ダイエー(→福岡ダイエーホークス)
商社:ニチメン・日商岩井ホールディングス(→なか卯)、トーメン(←豊田通商)
信販:アプラス・日本信販(←UFJカード)
不動産:大京・藤和不動産
ゼネコン:フジタ

日本信販をUFJカードと合併もあると再編したように大京・藤和不動産・東洋不動産合併とか,双日とダイエーの提携とか色々弱者連合?は考えられるのだが。

UFJ・大京・日本信販と業績(収益力)は順調なのにバブルの後遺症に苦しむと言うのが共通項か。

288とはずがたり:2004/05/25(火) 20:40

ミサワHやニチメン日商などが反落、UFJが不良債権処理加速(2) (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=25bloombergjpa2uCXPm6ZQeE&amp;cat=1

5月25日(ブルームバーグ):ミサワホームホールディングスの株価が前
日比51円(13%)安の343円と大幅反落。主力取引行のUFJホールディング
スが、今年度中に不良債権の処理を加速する方針を打ち出したことで、同行の大口
融資先で経営再建を進める企業には、先行き不透明感が高まり、売りが先行した。
  ミサワホールディングスの株価は一時、前日比53円(14%)安の341円ま
で下落。下落率は東証1部首位だった。
  そのほか、ニチメン・日商岩井ホールディングスが前日比39円(5.9%)安
の625円、ダイエーが前日比17円(4.3%)安の377円、大京が同9円
(3.2%)安の272などとUFJが主力行で経営再建を進める企業の株価がそれ
ぞれ下落した。
  コスモ証券エクイティ部情報グループの東健一ストラテジストは「(一般的
に)産業再生機構入りともなれば、ほぼ間違いなく減資が行われる」と述べ、不良
債権処理の加速によって再建企業の先行き不透明感が高まったことから、売りが先
行したとの見方を示した。
  ニチメン日商はこの日、機関投資家向け決算説明会を都内で開催。野村証券金
融市場情報管理部の村山誠シニアクレジットアナリストは、UFJが不良債権処理
の加速方針を示したことで、すぐにニチメン日商の経営計画が修正されるなどの影
響はないだろうと指摘したうえで「計画通りに(業績が)推移していくかどうかが
最大の注目点」と語った。
 UFJホールディングスの杉原武社長は24日の決算会見の席上で「今期中に不
良債権比率を半減しないと市場の信認が得られないと」と強調し、8%台の不良債
権比率を今期中に3%台に引き下げる方針を表明。上期中に大口問題先の処理完了
を目指し、UFJ銀行に特定の大口先の専門部署を新設するなどして、対応にあた
るとしている。

記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 鈴木偉知郎 Ichiro Suzuki isuzuki@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
東京 開米潤 Jun Kaimai jkaimai@bloomberg.net
東京 後山哲三 Tetsuzo Ushiroyama tushiroyama@bloomberg.net

[ 2004年5月25日17時7分 ]

289とはずがたり:2004/05/25(火) 20:40

トヨタ、UFJ支援も 奥田会長が可能性言及 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=25kyodo2004052501002613&amp;cat=38

 日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)は25日、不良債権処理で業績が悪化しているUFJホールディングスに対して「UFJとの関係は、トヨタ自動車本体より、販売店や部品メーカーの方が多いが、何かあればトヨタとしても考えざるを得ない」と述べ、今後の状況によっては、経営支援を検討する可能性を明らかにした。

 ただ奥田会長は「(UFJからは)今のところ何の連絡も、接点もなく、どうなるか分からない」と述べ、現段階で具体的な支援策は検討していないとしている。

 トヨタ自動車は個別企業では日本生命保険に次ぎ、UFJホールディングスの第2位の株主となっている。

[ 2004年5月25日18時32分 ]

290とはずがたり:2004/05/25(火) 20:40
UFJ銀行とメリルリンチが融資先再生で新ファンド (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=25yomiuri20040525ib22&amp;cat=35

 UFJ銀行は25日、米大手証券のメリルリンチと共同で、融資先の中堅・中小企業の再生を図るため、新たな投資ファンドを設立することで基本合意したと発表した。

 UFJ銀行を傘下に持つUFJホールディングス(HD)は、2004年3月末の不良債権残高が約3兆9493億円に膨らんでおり、ファンド設立で企業再生のノウハウに通じたメリルリンチと関係を強化し、不良債権処理の加速に役立てる狙いがある。

 6月中にUFJ銀行が5%、メリルリンチが95%それぞれ出資し、ファンドの運営会社を設立する。その後、最大出資額を1000億円とする投資ファンド「ジェネシス・ファンド」をメリルリンチが70%、UFJグループが30%それぞれ出資して設立し、7月から営業を始める。新たなファンドは、UFJ銀が保有する中堅・中小企業の債権を買い取り、企業再生を進める。UFJ銀にとっては、ファンドに債権を売却することで、不良債権残高を減らすことができる。

 UFJとメリルリンチは2003年3月に、経営不振企業を集中的に再生・管理するための新会社「UFJストラテジックパートナー」を設立、貸出先企業の再生に共同で取り組んでいた。

 UFJHDは2004年3月期に不良債権処理損失が1兆3115億円に膨らみ、4028億円の大幅赤字となっている。

[ 2004年5月25日20時8分 ]

291とはずがたり:2004/05/25(火) 20:44
4大メガバンクをズバリ採点…16年3月決算 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=25fuji38730&amp;cat=7

 24日、出揃った大手銀行の平成16年3月期決算。UFJホールディングス(HD)の赤字転落が大きな話題となったが、他のメガバンクは本当に立ち直ったのか。金融業界で定評のあるアナリストが4メガバンクの決算を徹底分析、100点満点でズバリ採点した。

UFJ
 まずは焦点のUFJからみてみよう。「やはり、かなり厳しい。特別検査の影響が濃厚に出ている」とアナリスト氏。
 6月末に退任する杉原武UFJHD社長は24日の決算発表で、「今期中に不良債権比率を3%台にまで低下させないと市場の信認を得られない」と、不良債権問題との決別を宣言したが、アナリストは「昨年9月から今年3月までの間に、不良債権の中でグレードを引き下げられているものが多い。他行が軒並み良くなっているのに、UFJは目立って危険債権が増えている」とみる。
 金融界では「金融庁の特別検査で債務者区分を引き下げされたのは総合商社の双日、信販大手のアプラス、バス運行会社の国際興業ではないか」とも取りざたされる。
 経営体力を示す自己資本比率も他行が10%台に改善する中、9.24%と「出遅れ感が強い」
 今期は黒字転換を見込むUFJだが、「もう一度、特別検査が入れば、また収益計画が狂ってくる恐れもある。すでに保有株式の残高を落としており、益出しの余地が少ないのも気がかり」と指摘する。
 ◆採点 「2極化するなかで、悪い方に向かっている。40点」

みずほ
「UFJと対照的なのがみずほフィナンシャルグループだ」という。
 「要管理債権が劇的に減っている。不良債権処理損失も収益の4割程度に収まっている」と評価する。
 急速に改善したワケは、景気回復にあるという。「外部環境が好転し、企業収益がプラスになったことが大きい」。
 今期の動向についても、「マクロ環境をみても、いまのところすぐに悪化する状況にはない」。
 ◆採点 「“2弱”という立場からは脱却した。70点」

三井住友
 「見かけ上の数値は良いが、本当に安泰かは楽観できない」というのが三井住友フィナンシャルグループへの評価だ。
 気になるのが不良債権処理損失額の大きさ。
 「不良債権残高自体は減少しているが、新規の不良債権がなかなか止められない」と指摘。
 その理由には、「査定を厳しくしている側面もあるのだろうが、景気が良くなっても業績が悪いままの融資先を抱えているともみられる。いずれにせよ8000億円以上もの処分損は尋常ではない。まだウミを出している段階ではないか」。
 ◆採点 「より先に前進できず、みずほの急追を受けている。80点」

三菱東京
 「ぶっちぎり」と高く評価するのが三菱東京フィナンシャル・グループだ。
 「不良債権処理損失が少ないので、業務純益を使ったり、株を売って益出しをしなくてすんでいる」。これが外部環境の改善により、自己資本を押し上げる「正の循環」となっているという。
 「いちばん苦しいときに収益を稼いで不良債権処理を進め、“筋力”をつけているので、加速度的に伸びている」
 ◆採点 「融資先に悪いところが少ないのも強み。100点」

【4メガバンクの16年3月期決算】

最終損益/17年3月期見通し/不良債権比率/自己資本比率   
UFJ ▲4028 3300 8.5%  9.2%
みずほ  4069 3300 4.4% 11.3%
三井住友 3304 3300 5.0% 11.3%
三菱東京 5608 3400 2.9% 12.9%
(連結ベース。単位億円。▲は赤字)

[ 2004年5月25日18時0分 ]

294とはずがたり:2004/05/26(水) 14:28
アプラス・双日・ダイエーか。。

アプラス→日本信販,UFJカード
双日→トーメン・豊田通商が救済?
ダイエー→?イオンあたり買ってくれんかねぇ?
大京・藤和不→合併しても規模効果でないんかねぇ?

アナリスト情報:UFJHD、「OP」と投資推奨銘柄採用を継続=GS
04/05/25 14:17

 [東京 25日 ロイター] ゴールドマン・サックス証券は、UFJホールディングス <8307.T> の決算発表を受けて、「アウトパフォーム(OP)」の投資判断と投資推奨銘柄への採用を継続している。目標株価は109万円。  同証券のアナリスト、デービッド・アトキンソン氏と石田富士氏、田中克典氏によると、今回の決算で不良債権に対する引当率と保全率は大幅に上昇、セクター平均と肩を並べるまでになったと指摘している。  今回の引当金増加の背景について、アトキンソン氏らは、UFJ銀行やUFJ信託の金融セクターへのリスク管理債権の増加額からみてアプラス <8589.OS> が格下げされた可能性を指摘している。また、不良債権増加額などの分析から、格下げされたのはダイエー <8263.T> やニチメン・日商岩井ホールディングス <2768.T> である可能性もある、としている。

296とはずがたり:2004/05/29(土) 18:28
まぁちょっとはボーナスカットせにゃあ株主は納得せんわな。
賞与2割カットで幾ら浮くんだい?

UFJ銀行、夏の賞与2割カット 4千億円当期赤字で
http://www.asahi.com/business/update/0529/006.html

 UFJ銀行は28日、行員に今夏支給する賞与を一律2割カットする方針を固め、組合に通告した。組合も受け入れる方針とみられる。04年3月期決算で約4000億円の当期赤字を計上し、普通株の配当を見送るため、賞与カットによる経費削減が必要と判断した。労使は5月の大型連休明けに、今夏の賞与について前年と同額を支給することでいったんは妥結していた。

 UFJは、04年3月期で、当初の黒字見込みから大幅な赤字決算に転落。経営の健全性を示す自己資本比率も海外展開する銀行に必要な基準である8%近くまで低下した。経費を削減し、収益力を高めて、内部留保を積み上げることが課題となっている。

 UFJの経営陣は決算を発表した24日の会見で「賞与カットは考えていない」と話していた。しかし金融庁は、UFJに対し、業務改善命令を出す方針を示しており、一層の経費削減は避けられない状況になっていた。

(05/29 08:09)

297とはずがたり:2004/05/29(土) 18:34
銀行・証券・信託銀行(・更には保険)をそろえた綜合金融機関というのが俺の希望である。
折角証券を持ち株会社の下に入れるというのに。。ぶつぶつ。

UFJ、つばさ証券を完全子会社化へ 証券仲介業を強化
http://www.asahi.com/business/update/0528/127.html

 UFJホールディングスは28日、グループのUFJつばさ証券を8月16日に完全子会社化すると発表した。証券仲介業が銀行に解禁されるのに合わせ、傘下のUFJ銀行は今年度中に証券仲介業に参入する方針を示している。完全子会社化をきっかけに営業人員の交流や営業網の整備などグループ内の融合を進め、証券ビジネス全体を強化する。

 個人向け証券仲介業のノウハウを共有するため、つばさ証券の営業人員約100人をUFJ銀行に派遣する。また、共同店舗の運営を銀行に一本化。銀行のATM(現金自動出入機)をつばさ証券の店舗内に設置するなど、グループ全体の営業網の整備にも乗り出す。

 法人向けの債券営業についても、つばさ証券の営業部門を一部UFJ銀行に集約するほか、株式公開を目指す企業への銀行の助言機能を強化するなどグループ内の銀行・証券の融合を目指す。

 つばさ証券はUFJ銀行の子会社だったが、8月以降は銀行と同じく持ち株会社傘下の完全子会社になる。銀行の保有株を持ち株会社に売ることで決算をにらんだ「益出し」にする狙いもあった。完全子会社化に伴い、つばさ証券は上場を廃止する。

(05/28 23:55)

298とはずがたり:2004/05/29(土) 20:19

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040529k0000m020065000c.html
ダイエー:再建計画見直しで株価急落

 28日のダイエー株は、「主力銀行3行が産業再生機構への支援要請を視野に再建計画を見直す」との毎日新聞の報道を受けて売りが殺到、前日終値比30円安の328円で取引を終えた。値下がり率は東証1部トップの8.4%。ミサワホームホールディングスが7.7%、大京も4.7%下落し、UFJが主力行の「再生銘柄」が値下がり率トップ3を占めた。

 年初に195円だったダイエー株は再生銘柄の代表格として買い上げられ、4月15日には635円の年初来高値をつけたが、その後の1カ月半で半値近くに急落したことになる。
毎日新聞 2004年5月28日 20時16分

299とはずがたり(1/3):2004/05/29(土) 20:26

●機構から増資などの支援を得られれば、ダイエーの財務内容が好転し、健全債権になる。その前提として巨額の債権放棄などを迫られるが、UFJは不良債権比率が8.5%と4大銀行グループの中で最悪水準。再生機構に持ち込めば多額の引き当て不足が露呈する恐れもあり日の目を見なかった。しかし赤字決算で、もはや躊躇する理由はなくなりつつある
●“再建請負屋”としての評価を高めたい再生機構は、大口案件のダイエーを口を開けて待ち構える。
●結局UFJや再生機構の自己都合でダイエーが処理に回されてしまうのはどうか?ダイエーは04年2月期は利益目標を達成した。
●削減目標は達成しているが、イトーヨーカ堂の約4倍、イオンの約2.5倍と群を抜く過剰債務状態。投資余力も乏しく、大型店の出店競争にも加われない「じり貧状態」(大手スーパー首脳)になっており将来展望が見えない。
●再建計画見直しで、ダイエーが最も恐れるのは事業の「切り売り」=解体だ。「企業再生」より「事業再生」を優先させる産業再生機構を活用することになれば、不採算店は閉鎖し、優良店だけを外資などに売却する案が浮上する可能性が強い。また05年2月期までに売却を予定するリクルート株式のほか、収益を上げている金融子会社のOMCカードや系列スーパーのマルエツなど優良資産の売却も俎上に上る可能性がある

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040528k0000m020163000c.html
ダイエー再建:再生機構の活用で綱引き

 主力取引銀行UFJホールディングスの赤字転落で、再建問題が注目されているダイエーの株主総会が27日、開かれた。不良債権の大幅削減を迫られるUFJは、産業再生機構の活用も含めた抜本的な再建計画の見直しを検討しているが、高木邦夫ダイエー社長は「(ダイエー本体は)当てはまらない」と強く抵抗する構えだ。一方、“再建請負屋”としての評価を高めたい再生機構は、大口案件のダイエーを口を開けて待ち構える。ダイエー再建をめぐる3者の思惑を検証した。

◇UFJ「タイミング熟した」

 「タイミングも熟してきた」。UFJ銀行の沖原隆宗新頭取は24日の就任会見で、ダイエーなど不振の大口融資先について、思い切った処理に踏み込む状況が整いつつあることを強く示唆した。

 「タイミング」とは、政府の金融再生プログラムで不良債権半減を求めれている来年3月末の期限。UFJはそれまでに不良債権を2・3兆円も削減しないといけない。その備えとして、04年3月期決算では4000億円の最終赤字を出して、不良債権への引き当てを大幅に増やした。あとは帳簿から不良債権を外す最終処理にどう踏み切るか。UFJ内部では最大の懸案のダイエー問題の決着に向け、詰めの作業が進んでいる。

 有力な選択肢が、産業再生機構の活用案だ。機構から増資などの支援を得られれば、ダイエーの財務内容が好転し、健全債権になる。その前提として巨額の債権放棄などを迫られるが、UFJは不良債権比率が8.5%と4大銀行グループの中で最悪水準。「他行並みにしないと、市場の信認を失いかねない」(UFJ幹部)だけに、背に腹は代えられない。

 UFJでは赤字決算に転落する前から、ひそかに再生機構活用プランが練られていたが、再生機構に持ち込めば多額の引き当て不足が露呈する恐れもあり日の目を見なかった。しかし赤字決算で、もはやちゅうちょする理由はなくなりつつあり、再生機構活用案が本格的に浮上してきた。

 ただ不良債権半減が視野に入ってきた他の主力行には「ダイエーの再建計画は順調で、処理を急がなくていい」との声もあり、UFJとの微妙な温度差もうかがえる。銀行間の調整には時間がかかることも予想される。

300とはずがたり(2/3):2004/05/29(土) 20:27

◇ダイエー、切り売り恐れ抗戦

 ダイエーは現在、05年2月期を最終年度とする再建3カ年計画の途上にある。「UFJ側の事情」(ダイエー幹部)で抜本的な合理化や事業再編など再建計画の見直しを迫られることに強く反発しており、「04年2月期は利益目標を達成した」と、徹底抗戦する考えだ。

 ダイエーの04年2月期の連結有利子負債は1兆751億円(OMCカードを除く)。再建計画で示された同期の削減目標は達成しているが、イトーヨーカ堂の約4倍、イオンの約2.5倍と群を抜く過剰債務状態。投資余力も乏しく、大型店の出店競争にも加われない「じり貧状態」(大手スーパー首脳)になっている。将来展望が見えないことに銀行団はいらだっている。

 しかし、再建計画は主力銀行が自らの支援能力の限界を踏まえてまとめたもの。思うように再建が進まないのは銀行側の弱い体力にも理由があり、「計画達成に向け懸命に努力してきたのに、今さら『その計画ではダメ』は信義に反する」とダイエー側は憤慨する。

 再建計画見直しで、ダイエーが最も恐れるのは事業の「切り売り」=解体だ。「企業再生」より「事業再生」を優先させる産業再生機構を活用することになれば、不採算店は閉鎖し、優良店だけを外資などに売却する案が浮上する可能性が強い。また05年2月期までに売却を予定するリクルート株式のほか、収益を上げている金融子会社のOMCカードや系列スーパーのマルエツなど優良資産の売却も俎上に上る可能性があり、再生機構を活用するかどうかUFJとダイエーの激しい綱引きになりそうだ。

◇再生機構、準備作業着々と

 産業再生機構は当初から、ダイエーへの経営支援を最大の目標の一つに据えていた。昨年10月のダイエー球団など福岡事業再建を巡る協議は決裂したが、機構はカネボウなど大型案件への取り組みで自信を深めており、「機構活用による財務内容の改善と事業の絞り込みがダイエーの抜本再建には不可欠」とみる。

 現段階では「打診は一切ない」(機構)としているが、水面下ではダイエー再建の準備作業を着々と進めているとみられる。ただ、機構活用にはダイエーが強く反発しており、「UFJとダイエーが足並みをそろえて機構に支援要請するまでには曲折が予想される」(経済産業省)との見方が強い。

301とはずがたり(3/3):2004/05/29(土) 20:27

◇球団売却の流れ加速も

 ダイエー再建計画の見直しで、プロ野球球団「福岡ダイエーホークス」の行方に改めて注目が集まることになりそうだ。特に産業再生機構が支援に乗り出す場合は、「国の支援を受ける企業が球団を保有するのはおかしい」との声が強まり、売却に向けた流れが一気に加速する可能性もある。

 ダイエーは球団を継続保有する姿勢を強調しているが、赤字経営の球団には資金支援が必要。昨年の優勝セールは本業に貢献したが、「強い球団を維持するためには相応の費用が不可欠」(業界関係者)で、その負担は経営の重荷になる。

 ダイエーは4月、独自路線を歩む高塚猛氏を球団社長から下ろし、ダイエー本体出身者でトップを固めた。「将来の球団売却をスムーズに進められる体制にした」(同)との指摘もあり、「売却への環境は整いつつある」(UFJ関係者)との見方も出ている。

◇「計画変更ない」高木社長ぶぜん

 「ダイエーとして、産業再生機構の活用というテーマには当てはまらないと思う」

 27日の株主総会後の記者会見で、高木邦夫社長はぶぜんとした表情で答えた。会見では、主力行のUFJ銀行の大幅赤字転落によるダイエーグループの再建計画への影響について質問が集中。高木社長は「03年度は再建計画の目標を達成し、04年度も執行中だ。主力行や経済産業省のモニタリング(監視)も受けており、(再建計画の見直しなど)何でそうなるのか理解に苦しむ」と述べ、現行の再建計画に変更がないことを繰り返し説明した、

 また、ダイエー球団については、保有を継続する方針に変わりがないことを強調。UFJ銀行から何の申し入れもないことを明らかにした。

         ◇ダイエー再建関連年表◇

1998年4月 71年の上場以来、初の経常赤字に転落。
  99年5月 ハワイのアラモアナショッピングセンターを米企業に売却。
  00年1月 リクルート株式25.2%を同社グループに売却。
        ローソン株20%を三菱商事に売却。
    10月 不透明な株式売買問題で鳥羽董社長が辞任。創業者の中内功会長も退任。
  01年1月 高木邦夫氏が社長就任。
     8月 ローソン株14.1%を海外投資家に売却。
  02年2月 主力3行が5200億円の債権放棄を含む金融支援策を公表。新再建3カ年計画を策定。
    12月 主力3行と政策投資銀が再建ファンドを設立。筆頭株主に。
  03年4月 03年2月期決算で目標届かず、再建計画を下方修正。
  04年3月 ホテルと球場の「福岡事業」を米投資会社に売却。
     4月 優勝セール効果で04年2月期決算は目標達成。
毎日新聞 2004年5月28日 3時00分

302とはずがたり:2004/05/29(土) 20:42
>>300
>系列スーパーのマルエツなど優良資産
しらんなぁ。サカエなら知ってるけーが。

『四季報』より
8178
(株)マルエツ まるえつ [ 小売業 ]
<<決算>>2月中配
<<設立>>1952.6
<<上場>>1977.2
<<特色>>筆頭株主のダイエーと連携強化。丸紅とも親密。食品スーパー最大手で首都圏地盤
<<連結事業>>加工食品56、生鮮食品33、衣料・雑貨10、他1
<<営業増益>>05年2月期は本体で10〜15店(前期10店)出店。グループ合計でも20店(前期14店)出店。天候要因解消なら前期苦戦の既存店は1%減から横ばい程度へ回復か。店舗数拡大で仕入れ改善。増益。
<<実 験>>昨年のICタグ実験は検証進めた後、新実験も検討。義務化より1年前倒しで国産牛肉の生産履歴情報全店開示、国産牛の売り上げ増へつなげる。
<<本社>>170-8401東京都豊島区東池袋5-51-12 TEL03-3590-1110
<<店舗>>埼玉63,千葉51,神奈川37,東京47,茨城3,栃木2 計203 34.3万平方m
<<従業員>><03.8>連4,465名 単3,560名(38.6歳)[年]554万円
<<証券>>[上]東京[幹]大和,野村[名]みずほ信[監]あずさ
<<銀行>>みずほC
<<株主>>
ダイエー 4,642(36.0)
丸紅フーズインベストメント 3,711(28.7)
自社(自己株口) 554 (4.3)
自社従業員持株会 210 (1.6)
みずほコーポ銀行 150 (1.1)

303とはずがたり:2004/05/29(土) 20:45
ミサワは荷主だし,双日は合併に踏み切った商社という事で応援していただけに成り行きが心配。
大京も本業は順調の様だが…。。

306とはずがたり:2004/06/01(火) 22:09
>>133 >>228 (りそなのリース事業売却)
UFJグループ傘下のセントラルリースは2003年12月25日にりそなグループのあさひ銀リースの株式取得を発表。
これにともないセントラルリースはりそなGと営業斡旋を中心とした業務提携契約を締結。
http://www.ufjcl.co.jp/ps/qn4/usr/db/d_file5-0000-0015.pdf

2004.01.15 セントラルリース(株)と(株)UFJビジネスファイナンスのリース事業部門との統合
,セントラルリースは名称をUFJセントラルリースへ(>>186)
http://www.ufjcl.co.jp/ps/qn4/usr/db/d_file5-0000-0012.pdf

あさひ銀リースの名称を首都圏リースへ。この名称は同社設立の昭和51年4月より平成4年9月迄使用していたもの。
http://www.ufjcl.co.jp/ps/qn4/usr/db/d_file5-0000-0055.pdf

307とはずがたり:2004/06/01(火) 22:15
http://www.ufjcl.co.jp/ps/qn4/usr/db/d_file5-0000-0009.pdf
2003.02.25 中京総合リース株式会社(中京銀行系)の株式取得

http://www.ufjcl.co.jp/ps/qn4/usr/db/d_file5-0000-0032.pdf
2002.12.26 (株)西京銀行との業務提携締結に伴う同社リース子会社〔西京リース(株)〕の営業資産譲り受けについて

その他神鋼リースも平成12年3月に傘下におさめた(出資比率80%)
http://www.shinkolease.co.jp/data/a3_01.html

308とはずがたり:2004/06/01(火) 22:18
http://www.nichii-lease.com/data/d01_01.html
日医リースもUFJ系
◆主要株主
UFJセントラルリース株式会社、株式会社UFJ銀行、
中央三井信託銀行株式会社、株式会社ユーフィット、
株式会社セントラルファイナンス、あいおい損害保険株式会社
◆主要取引銀行
株式会社UFJ銀行、株式会社みずほコーポレート銀行、
株式会社三井住友銀行、日本政策投資銀行、
株式会社みちのく銀行、株式会社七十七銀行、
株式会社山口銀行、株式会社西日本銀行、株式会社鹿児島銀行
◆当社シェア 約10%
(リース事業協会2002年度医療機器契約額ベース)
◆営業拠点19営業拠点
支店仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、
広島、福岡、北九州、長崎、熊本、
大分、宮崎、鹿児島の13支店
営業所青森、盛岡、郡山、新潟、さいたま、
浜松の6営業所

支店が西に偏っている感有り。

309とはずがたり:2004/06/02(水) 00:29
http://www.jri.co.jp/press/2001/0129-2.pdf
平成13年1月29日
株 式 会 社 さ く ら 総 合 研 究 所
株 式 会 社 日 本 総 合 研 究 所
株 式 会 社 日 本 総 研 ビ ジ コ ン
株 式 会 社 さ く ら 銀 行
株 式 会 社 住 友 銀 行

さくら総合研究所と日本総合研究所・日本総研ビジコンの事業再編・統合について

本年4月に合併する株式会社さくら銀行(頭取:岡田 明重)と株式会社住友銀行(頭取:西川 善文)(両行合併後、株式会社三井住友銀行(頭取:西川 善文))のグループ会社である、株式会社さくら総合研究所(社長:阿蒜 達雄)、株式会社日本総合研究所(社長:小井戸 雅彦)、ならびに株式会社日本総研ビジコン(社長:伊東 敏夫)は、両行の合併と同時に3社の事業の再編・統合を行うことについて、下記の通り合意いたしました。
なお、本再編・統合は、法令に基づく関係諸官庁の所要の手続きを経て実施いたします。
三井住友銀行は、グループ会社の再編・統合を進め、三井住友銀行グループのお客さまに、より付加価値の高い商品・サービスを提供する体制を構築していく方針です。


1.「さくら総合研究所」の「調査部門」を「日本総合研究所」へ「営業譲渡」いたします。
(実施時期:平成 13 年 4 月 1 日)
(予定)
調査部門の一元化により、日本総合研究所の政策提言機能、さくら総合研究所のアジア太平洋地域調査機能等を更に一段と充実させ、わが国を代表するトップシンクタンクを目指します。
2.「さくら総合研究所」と「日本総研ビジコン」が「合併」いたします。 (実施時期:平成 13 年 4 月 1 日)
(予定)
会員事業の一本化・コンサルティング部門の統合により、新銀行の法人のお客さまへの情報サービス提供力を強化するとともに、経営基盤の強化・経営の効率化を図ってまいります。新会社では、
「企業経営のトータルソリューションの提供」を運営方針とし、お客さまのニーズに応じた付加価値の高い会員事業サービスを提供するとともに、コンサルティング・経営相談によるお客さまが抱える問題の解決・企業価値向上のサポートを行います。
(さくら総合研究所と日本総研ビジコンの合併の概要)
項 目 内 容
合併期日 平成 13 年 4 月 1 日(予定)
存続会社 株式会社さくら総合研究所
合併比率 1:1
新 商 号
SMBCコンサルティング株式会社(エスエムビーシーコンサルティング)
本店所在地 東京都新宿区新宿二丁目 16 番 6 号
資 本 金
11億円
以 上

<さくら総合研究所の概要>
商号 株式会社さくら総合研究所
代表者 代表取締役社長 阿蒜 達雄
所在地 東京都新宿区新宿二丁目 16 番 6 号
業 務 の 内 容 調査研究、コンサルティング、会員事業業務
資本金 10億円
主 要 株 主 さくら銀行、さくら銀行グループ各社
従 業 員 数 230人(平成 12 年3月末)
<日本総合研究所の概要>
商号 株式会社日本総合研究所
代表者 代表取締役社長
小井戸 雅彦
所在地 東京都千代田区一番町16番地
業 務 の 内 容 情報処理・ソフトウェア開発、コンサルティング、調査研究
資本金 20億円
主 要 株 主 住友銀行、住友銀行グループ各社、住友グループ各社
従 業 員 数 2,321人(平成 12 年3月末)
<日本総研ビジコンの概要>
商号 株式会社日本総研ビジコン
代表者 代表取締役社長 伊東 敏夫
所在地 大阪市中央区本町三丁目6番2号
業 務 の 内 容 会員事業業務、経営相談業務・コンサルティング
資本金 1億円
株主 日本総合研究所
従 業 員 数 84人(平成 12 年3月末)

310とはずがたり:2004/06/05(土) 13:18
信販業界っていまどんなシェア構造だっか?

UFJ、アプラス売却も 外資系金融機関と交渉
http://www.asahi.com/business/update/0605/008.html

 UFJグループが、信販大手で経営再建中のアプラス(本社・大阪市)を、外資系金融機関に売却する方向で交渉を行っていることが、5日わかった。アプラスは、バブル期の不動産関連融資に失敗、主取引銀行であるUFJ銀行にとってアプラス向けの不良債権の処理は経営課題の一つになっている。

 UFJグループは、アプラスの発行済み株式数の4割を保有する。売却先としては、米シティグループや英HSBCグループ、米GEキャピタルなどが浮上している。UFJグループとアプラスは、7月末までに交渉をまとめる考えだ。

 売却にあたり、不採算の不動産関連融資などは切り離して処分し、個人向け自動車ローン、クレジット部門など堅調な部門だけを売却する案が有力だ。

 UFJ銀行のアプラス向け融資のうち、不良債権になっているものについてはすでに十分な貸し倒れ引当金を積んでいるため、処分による新たな損失は出ない、という。

 一方、処分は不良債権の切り離しにつながるため、UFJ銀行の不良債権残高は減少する。

 アプラスは、負債を圧縮する一方、新しいスポンサーを得ることで消費者向け融資など有望分野を拡大したい考えだ。

 旧大信販が前身のアプラスは信販業界4位。バブル期の事業拡大が裏目に出て、02年に主取引銀行のUFJ銀行から1300億円の金融支援を受けた。大阪証券取引所第1部に上場している。

(06/05 11:23)

311とはずがたり:2004/06/05(土) 14:29
ずっともやもやとしてましたが,すっきりしました。
教えてくれた隣の人妻様に感謝!

クレジット=信販=物を「買う」際の借金
信販:ショッピングクレジットが主
カード:クレジットカードが主
消費者金融=キャッシング=物の売買とは無関係の借金

信販会社がバブルで痛手と云うことは,信用で土地取引とかにバンバンカネつぎ込んじゃったという事か?

全国信販協会
http://www.shinpankyo.or.jp/index.html

クレジットの仕組み
http://www.shinpankyo.or.jp/syohi/credit.htm

ショッピングクレジットもクレジットカードも、消費者の”信用”を担保に、信販会社が加盟店に商品の代金を立て替え、その後、消費者が信販会社に代金を返済していくという基本的なシステムには違いはない。

◆ショッピングクレジット
(1)カードを持っていなくても、買い物の度ごとに所定の手続きをすることにより、クレジットが利用できます。
(2)クレジット契約の申し込みの後に信用調査が行われ、その後に契約が成立すれば商品の引渡しがあります。
信販会社ではクレジットカードでもショッピングクレジットでも、一括払い・分割払い・ボーナス併用払い等を利用することができます。
◆クレジットカード
(1)カードを提示し、サイン等をするだけで加盟店での買い物や各種サービス利用などが楽しめます。
(2)クレジットカードは入会申し込みの際に信用調査をしてから発行されるので、買い物の度ごとのめんどうな手続きが省略されます。カードの有効期限内は、限度額内でその人の信用が保証されるのです。
(3)クレジットカードにはキャッシング機能があります。
(4)カードによっては割引など、会員特典があります。

(社)日本クレジット産業協会
http://www.jccia.or.jp/
●「販売信用」と「消費者金融」
「消費者信用」は「消費者の信用に基づいた契約」のことをいい、後払いで商品等を購入する「販売信用」とお金を借り入れる「消費者金融」とに分けることができます。

312とはずがたり:2004/06/05(土) 14:58
クレイディセゾンの作成したpdf等より
http://www.saisoncard.co.jp/pdf/2004info.pdf

=現状のマーケット環境=
■ 日本のクレジットカード業界は、97年以降のデフレ環境下において個人消費低迷の
影響を受けながらも、36兆円規模に拡大。
■ しかしながら米国と比較した場合、民間最終消費支出に占めるクレジットカード取扱
高では、02年度において米国の23.9%に比べ、日本は未だ8.5%とそのマーケット規
模は1/3程度に過ぎない。
■ 今後、交通・教育・医療機関のインフラの整備、公共料金のカード決済が普及する
ことを想定すると、日本におけるクレジットカードマーケットはまだまだ拡大の余地
を残していると言える。

=クレジットカード業界における競合と動向=
■ 日本におけるクレジットカード会社はその出身母体によって銀行系・信販系・流通
系等に分類されるが、その数は500社を超えオーバーカンパニーの状態にある。

■かつては銀行系にはリボ払いが認められていなかったようであるが今では規制緩和されているようである。

VISA/MASTER/JCB
商品供給↓
銀行系・信販系・流通系カード会社

313とはずがたり:2004/06/05(土) 14:59
>>312-312

=クレジットカード業界の構図=
<銀行系>
JCCA 日本クレジットカード協会
http://www.jcca-office.gr.jp/

●三井住友VISAカード
●DCカード(ビザ・マスター)http://www.dccard.co.jp/index.shtml
主要株主:株式会社東京三菱銀行・三菱重工業株式会社・三菱商事株式会社・三菱電機株式会社・ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社・三菱信託銀行株式会社・東京海上火災保険株式会社・明治生命保険相互会社・ダイヤモンドキャピタル株式会社・ダイヤモンドリース株式会社
●UCカード(ビザ・マスター)http://www2.uccard.co.jp/profile/index.html
大株主:みずほフィナンシャルグループ りそな銀行
グループ:あさひカード(株)・(株)大和銀カード・中央三井カード(株)・道銀カード(株)・ちば興銀ユーシーカード(株)・北越カード(株)・共立クレジット(株)(←大垣共立銀行)・(株)福岡カード・肥銀ワールド カード(株)・みちのくユーシーカード(株)・(株)北都クレジット(←北都銀行)・荘銀カード(株)・もみじカード(株)・九州ユニオンクレジット(株)・きたぎんユーシー(株)・第三カードサービス(株)(←第三銀行)・しあわせユーシーカード(株)・福銀ユーシーカード(株)・(株)熊本カード・(株)ほうわバンクカード・奈良カード(株)・殖銀カードサービス(株)・(株)ながさきバンクカード・福邦カード(株)・長野カード(株)(←長野銀行)・南日本バンクカード(株)(←安田生命第2ビル2階)・トマトカード(株)・しまぎんユーシーカード(株)・仙銀カード(株)・(株)労金カードサービス・(株)損保ジャパン・クレジット・第一生命カードサービス(株)・エヌ・ティ・ティ・リース(株)・朝日生命カードサービス(株)[以上:みずほ系の地銀が判るねぇ。]
●りそなカード
●JCBグループ(UFJ系)
●UFJカード

<信販系>
●日本信販(ニコス)(UFJ系):カード最大
●ジャックス:函館発祥・法人向け融資せず・キャッシングは随一の低金利
●アプラス(UFJ系→外資に売却?>>310):信販4位
●オリコ:一勧色・自動車ローン最大手・広島出身
S29(1954).12 協同組合広島クーポンを設立(クーポン券による割賦販売あっせん業務(現・総合あっせん)を開始)
その後,クーポン会員を対象に融資業務を開始(S36),個品あっせん業務を開始(S44),信用保証業務を開始(S46), キャッシングサービス業務を開始(S47),信用保証業務として住宅ローンを開始(S52),信用保証業務としてオートローンを開始(S53),融資専用カード取扱開始(S56),信用保証業務として金融機関の個人向け融資の保証業務を開始(S58),オリコUC MasterCard,オリコUC VISAカード,オリコJCBカードの発行開始(H01), と次々と業務を拡張。名称も広島信販株式会社に商号変更(S42),更に株式会社オリエントコーポレーションに商号変更(H01), 本社も広島から東京へ移転(S52)。
●ライフ:信販大手6社の一角・広島のチケット協組から出発・旧長銀系
●クオーク(住友系)[日本総合信用(株)(西日本総合信用(株)1978設立+大阪総合信用(株)1972設立)+東京総合信用(株)1974設立]

<流通系>
●OMCカード(ダイエー系)    ●IYカード(イトーヨーカドー系)
●イオンクレジット(ジャスコ系)  ●ポケットカード
●クレディセゾン(西武系)←わかりにくいHPであった。
●ローソンCSカード(ローソン系←三菱商事・ダイエー)

<メーカー・その他系>
●出光クレジット    ●ソニーファイナンス
●トヨタファイナンス  ●NTT G  ●JR G

314とはずがたり:2004/06/05(土) 15:05
http://www.yukaura.com/economics/money/finance/index.html
【=消費者金融会社=】

☆■アットローン
@Loan。個人向けカードローン。222123.jp。
●三井住友銀行グループ。○三洋信販、日本生命、エイエムピーエムが出資。

☆■東京三菱キャッシュワン
「キャッシュワンカード」。cashone。186000.jp。
●三菱東京FG、■アコム、DCカード、○ジャックスが出資。

☆■モビット
「モビットカード」。mobit。035000.com。
●UFJグループ、■プロミス、○アプラスが出資。


☆■クレディア
「クレディアカード」。即日振込キャッシング。13時までに申し込めば、即日銀行振り込みも可能。
「オリーブカード」。女性専用振込キャッシング。
●伊藤忠ファイナンスが出資。cashing.co.jp。

☆■プリーバ
「プリーバカード」。Priva。ネット専用ローン会社。priva.co.jp。
「パーソナルローン」。最短25分で即日振り込み融資。カードだけ作ることも可能。
■クレディア、●伊藤忠ファイナンスなどが出資。

☆■プロミス
「プロミスカード」。2634.jp。
「フリーキャッシング」。インターネットで申し込むと、利用可能額を即時に回答、最短30分で振り込み完了。

☆■アイフル
「アイフルカード」。「アイフルMasterCard」。入会金、年会費無料。aiful.jp。
国内、海外でショッピングとキャッシング。
eきゃっシング。24時間受付。平日昼間なら1時間以内に、審査結果を確認。

☆■アコム
「アコムマスターカード」。入会金、年会費無料。acom.jp。
インターネットは24時間受付。国際ブランドのMasterCard付き。ショッピングとキャッシングに。

☆■シンキ
「NO LOAN(ノーローン)」。noloan.com。
一週間無利息キャッシング。一週間以内に返せば、2度目以降も利息は不要。
●新生銀行が出資。

☆■武富士http://www.takefuji.co.jp/main.html
ワンマン体制で不祥事。カードにも進出方針だったが不透明に。

315とはずがたり:2004/06/05(土) 15:31
【UFJの問題点など整理】
>>269 >>282 >>284 >>286

消費者金融(含む東京三菱)
>>61
(03/7/10)東京三菱・UFJ、系列超え消費者金融にATM開放
>>224
三菱東京FG、アコムを傘下に

UFJカード・信販再編
>>123(名鉄系カード買収)
>>145 >>286(日本信販子会社化):グループ会社のUFJカードと合わせるとカード会員数は2320万人で、4大銀行グループの中で最大のカード事業を展開することになる。
>>188(日本信販・JCB提携へ):UFJ系列カード連合に。UFJグループの信販会社アプラスとセントラルファイナンスも提携に加えることも検討している。
>>310(アプラス売却も)

UFJリテール強化
>>75 ATM24時間稼働 >>95 土日、祝日にも窓口業務

UFJ証券戦略
>>138(東海東京株を放出)
>>235 >>297 (つばさを完全子会社化)

UFJ信託戦略
>>254-255 >>257 >>259 >>265-267

UFJ引き当て問題
>>193 >>195-196 >>237 >>242-243 >>246 >>248 >>252 >>262 >>268 >>280-281
>>290(メリルと不良債権処理対策で新会社)

大京
>>236 >>253

ダイエー
>>298-301

リース
>>186 >>306-308

316とはずがたり:2004/06/05(土) 15:47
『四季報マルチランキング 2000年版』に とは が加筆
http://job.toyokeizai.co.jp/rank2000/23hoka_kinyu/01.html

コード社名最新資本金『会社四季報』の特色
18597■商工ファンド79,149中小企業向け保証人付きローンで躍進、有担保ローン、商業手形割引の三本柱、手元流動性厚い
28253■クレディセゾン61,302☆流通系カード首位、セゾンカード軸に旅行・通販等幅広く展開、●オリックス信託と提携
38585■オリコーポ53,215●一勧色濃厚、自動車ローン最大手、カード事業に傾注、法人向け不良債権処理で自己資本毀損
48574■プロミス48,897☆消費者向け無担保ローン業界3位、M&Aを積極推進、●三和銀との消費者ローン合弁(■モビット)が9月始動
58258■ダイエーOMC42,806☆流通系カード大手、旅行・通販なども併営、バブル期の法人融資による不良債権処理が一段落
68577■日栄42,051中小企業向け保証人付手形貸付で首位、商業手形割引も併営、地方中心に全国展開
78591■オリックス41,688☆総合リース国内首位、多角的金融サービスや海外展開で先行、米SEC基準の連結ROE重視
88515■アイフル39,752京都で67年に創業、☆消費者金融4位、自動契約機『お自動さん』配備、不動産担保ローンに特徴
98583■日本信販36,712☆信用販売の生みの親、☆『NICOS』カードは会員数で国内3位、インターリースに金融支援
108595■ジャフコ33,115世界的なベンチャーキャピタル、アーリーステージからの企業価値創造に経営資源を集中
118589■アプラス32,300大信販から改称、☆信販4位、●三和銀行と人事・資金面で密接、三和銀とはサービサーなどで合弁
128564■武富士30,477☆消費者金融専業で最大手、個人向け無担保に特化、外銀等調達先多様化、ベンチャー投資に意欲
138580■ファーストクレ27,015☆不動産担保融資専業で最大手、証券担保ローン・不動産仲介も併営、子会社でゴルフ会員権仲介
148518■日本アジア投資23,323独立系VC、アセアン対象の草分け、国内投資を拡大、企業発掘体制を再構成、成果主義を徹底
158579■東京リース22,363●一勧系、☆総合リース大手で先発三社の一角、スピード経営を重視、ASP等ネットビジネス強化
168572■アコム17,282☆消費者向け無担保ローン業界2位、無人契約機のパイオニア、商工ローン・信販等多角化も推進 ●東京三菱と提携推進
178593■ダイヤリース16,440●三菱系、☆国内2位級、M&Aに積極、PFI・オペレーティングリース・ネット取引も
188573■三洋信販15,673☆消費者向け無担保ローンで6位、九州が地盤だが全国展開を加速中、高い株主資本比率が特徴
198570■イオンクレジト15,466●ジャスコ系カード会社、グループ内外との提携カード積極展開、香港、タイ、マレーシア等に現法
208584■ジャックス11,651函館発祥、法人向け融資の傷ない、カードにも注力、キャッシング利率引下げ継続

317とはずがたり:2004/06/05(土) 15:47
218519■マイカルカード11,020マイカル(旧ニチイ)系カード会社、ICカード化で先行、収益のなかで融資部門の比率が高い
 1982(昭和57)年5月株式会社ニチイ・クレジット・サービス設立
 1994(平成 6)年3月マイカルカード株式会社に社名変更
 2001(平成13)年4月三洋信販株式会社がTOBにより当社株式の51%を取得し、親会社が株式会社マイカルから三洋信販株式会社に異動同12月ポケットカード株式会社に社名変更,プロパーカードとしてポケットカードを発行開始
 2003(平成15)年4月伊藤忠グループと資本・業務提携 
228592■住商リース10,164●住友商事系、☆総合リース大手の一角、半導体製造装置のオペレーティングリースで国内トップ
238511■日本証券金融10,000☆証取法に基づく国内最大の証券金融会社、日本銀行とも直接取引、融資制度の弾力運用推進
248588■セントラルファ9,686●東海銀行系列の信販大手、中部基盤だが全国に店舗を拡大、東海の支援受けバブル処理では先行
258586■日立クレジット7,649●日立グループの金融中核、リース・リテイル・カード・証券化・代行サービスの五本柱
268565■三洋電機クレジ7,608クレジット・ローン事業とリース事業が二本柱、融資事業を第三の柱に育成中、M&Aも積極化
278567■クレディア6,987関東・東海を地盤とする消費者金融中堅、電話・インターネットによる振込ローンで全国展開
288599■セントリース6,567☆東海銀系の総合リース大手、中部地区中心に全国展開、新商品開発や営業資産の譲受に積極的
298571■ニッシン5,912消費者金融はネット経由に絞り商工ローン強化、四国拠点に全国展開、振込みローンでは大手
308566■リコーリース5,316リコー系、販売支援型リースを指向、小口取引に強み、医療機器が成長急、リコー比率は六割弱
318568■シンキ5,016無担保貸付で全国展開、☆中小企業向け(3位)六割、消費者向け(9位)四割、スコアリングを充実
328512■大阪証券金融3,500大阪・京都の二市場受持つ証券金融会社、●野村証券グループが大株主
338493■インター3,460個人事業主向け無担保・無保証の信用貸付で躍進、営業拠点の拡充でシェア拡大中、貸倒率低い
348596■九州リース2,933☆総合リースで九州トップ、●福岡シティ銀行と緊密、●旧・日本リース系だったが■オリックスに傾斜
358508■イッコー2,289☆中小企業向け商工ローン4位、小口・短期貸付に専念、首都圏・関西圏が地盤
368514■アース1,680独立系の消費者金融専業中堅、北海道が地盤だが東京・東北にも無人店を展開、●北陸銀行と親密
378507■学研クレジット859個品斡旋専業、●学研グループ比率は三割、化粧品・下着など非学研の比率拡大
388594■中道リース799●中道機械系、統合受注による割賦・融資も併営、道内比率は六割強、東北・関東を開拓
398569■ユニココーポ656建設機械と車両のリースが中心、独立系、北海道が地盤、関東にも営業展開図る
408489■アプレック482手形割引で創業、九州地盤だが中国・近畿へ展開、中小企業向け主体、少額多客、貸倒率低い
418513■中部証券金融200証取法に基づく名古屋証券取引所の証券金融会社、☆有価証券預り業務など独自の分野を持つ

321とはずがたり:2004/06/05(土) 17:52
金融庁・再生機構がグルになってUFJ潰しして自分たちの業績を上げようとしているようにも見えるが…。

324とはずがたり:2004/06/06(日) 13:51
>>323
>十指に満たない
アプラス・双日・大京・ダイエー・ミサワ・日本信販
あと何処だろ?

326とはずがたり:2004/06/07(月) 22:27
>>324
>アプラス・双日・大京・ダイエー・ミサワ・日本信販・国際興業・藤和不動産
なんか十越えてしまいそう。。

327とはずがたり(1/2):2004/06/07(月) 22:28
UFJ、ダイエー処理に再生機構活用検討 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=07fuji39316&amp;cat=7&amp;typ=t

 「復活」をかけ、不良債権処理の大ナタを振るい始めたメガバンクのUFJ銀行。第1弾で大証1部上場の大手信販会社アプラスの売却交渉が進むなか、不良債権処理の「象徴」ダイエーの扱いが大きな焦点として浮上、産業再生機構活用の検討に入ったもようだ。今年度中に2兆3000億円の不良債権を片付け、不良債権比率3%台を目指すUFJにとって、「有利子負債1兆円強のダイエー処理は避けて通れない道」(金融庁関係者)である。永田町からは「ダイエー処理は7月の参院選後、仰天シナリオで動き出すかもしれない」(与党有力筋)との声も出ている。 

 [(トーマツ)]
 「近い将来、トーマツが監査をしている会社が火を噴くようだ」
 GW明けの5月20日前後、監査法人業界にこんな情報が駆け巡った。
 「当時は銀行決算を控えた時期で、『トーマツが監査を担当する中央三井信託銀行で何かあるのではないか』との観測も浮上した。中央三井の財務内容が大手行の中でも脆弱(ぜいじゃく)とみられたためだが、実際には何も起きなかった」(大手銀行幹部)
 大手金融グループの平成16年3月期決算発表が行われたのは、4日後の同月24日。中央三井信託銀に「異変」はなかったが、UFJグループは金融庁の特別検査で、資産査定の甘さを厳しく指摘された。追加の不良債権処理損失が発生した結果、4028億円の連結最終赤字に転落した。

[(10社に満たない問題企業)]
 決算発表の会見に臨んだ沖原隆宗新頭取は「復活のラストチャンス。不良債権処理に向け、改革を断行する」と決意表明した。
 そのうえで、「10に満たない大口債権を念頭に置く」とも述べ、今年度上期中に、大口不振融資先の処理にメドをつける意向を示した。
 ダイエーはトーマツが監査を担当し、UFJが抱える最大の懸案事項の1つ。以降、「火を噴く会社」=ダイエーとして、経済界の注目を集めていった。

[(産業再生機構活用)]
 UFJがダイエー問題の抜本解決に動き出すのに、どんなシナリオが考えられるのか。
 永田町有力筋は「産業再生機構を活用することになるのは間違いない」と断言したうえで、次のように推測する。
 「再生機構の活用の仕方にはいくつかのパターンがある。ダイエーの場合は、マツヤデンキのようなパターンになるのではないか」
 大阪を地盤にする家電量販店のマツヤデンキは昨年9月、民事再生法を申請したうえで、再生機構が支援に乗り出した異例のケースである。

[(まず民事再生法でなく、会社更生法申請?)]

 ほつれた糸のように、民事再生法申請で複雑化した権利関係を整理したうえで、再生機構が支援する形をとった。
 これをダイエーにも当てはめる可能性がある。有力筋は続ける。
 「ダイエーの場合は、企業規模が大きいこともあって、民事再生法ではなく、会社更生法を申請することになるだろう。そのうえで、再生機構が支援を決定する」
 「マツヤデンキのケースと同様、納入業者などに債権放棄を求めず、債権を保全する形で取引を継続させていく。スーパーにとって、納入をストップされることは『死』を意味するからだ」
 こうした動きは、7月11日投開票の参院選後から動き出し、ダイエーの8月中間決算までに表面化してくるのではないかという。

328とはずがたり(2/2):2004/06/07(月) 22:28

[(機構側もすでに準備)]
 ダイエーにも支援しそうな再生機構側も、準備に余念がない。
 UFJの不振大口融資先の検証チームを設置し、すでに支援に乗り出したカネボウに続く大型案件として、ダイエーに照準を合わせている。
 再生機構関係者は「機構内では、ダイエーを本業の流通に特化させたうえで優良店と不採算店に解体し、内外の流通や投資ファンドに売却する案も浮上している」と前置きして説明する。
 「ダイエー再生の原資としては、現在売却交渉中のリクルート株のほか、収益源となっている系列のオーエムシーカード、食品スーパーのマルエツの売却も模索することになりそうだ」
 これらの売却益は総額数千億円と見込まれ、有利子負債1兆751億円(平成16年2月期)をさらに圧縮していくことになりそうだ。

[(業 績)]
 ダイエーの16年2月期決算(連結)は、売上高が前年同期比9.3%減の1兆9936億円、経常利益が同2.5倍の315億円。3カ年計画の2年目の目標値は何とかクリアした。
 これには、プロ野球・福岡ダイエーホークスの優勝セールで、昨年10月の既存店売上高が31%も伸びたことが大きく寄与している。
 「昨年秋、UFJ銀に特別検査に入った金融庁の検査官がダイエーについて、『来年(16年)もダイエーは優勝できますか』と担当者に問う場面があった。つまり、ダイエーは、球団の優勝がなければ再建計画を達成できない、不安定な存在とみられているわけだ」(大手銀幹部)
 その意味では、ダイエー本体の再生機構送りと同時に、球団の扱いも焦点として浮上しそう。

[(メリット)]
 復活をかけて不振の大口先に大ナタを振るうUFJが不良債権を削減するには、十分に引き当てを積み増した大口融資先を、再生機構の手で再生させるのがもっとも手っ取り早いシナリオである。
 「再生機構を活用すれば、不採算部門を切り捨て、銀行は債務者区分を引き上げることができる。債務者区分が格上げになれば、積んでいた引当金を取り崩して利益を生むという一石二鳥の効果もある」(同)

[( 猛反発 )]
 大口融資先のうち、アプラスは目下、米シティグループを有力に、外資5社と売却交渉中である
 マンション大手の大京、大手商社「双日」を傘下に持つニチメン・日商岩井ホールディングスは、再生機構送りが有力視されている。
 双日、大京に加え、ダイエー側も再生機構送りに猛反発を見せる。
 UFJが不良債権を抜本処理し、経営健全化で復活するため、自ら期限を切った9月末まで残された時間は少ない。
 梅雨入りした列島をよそに、UFJと大口融資先は灼熱の夏を迎える。

[ 2004年6月7日18時0分 ]

329とはずがたり:2004/06/07(月) 22:30
UFJ銀行から再生機構活用の話は聞いていない=ニチメン・日商岩井HD (ロイター)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=07reutersJAPAN148152&amp;cat=17&amp;typ=t

 [東京 7日 ロイター] ニチメン・日商岩井ホールディングス<2768>は5日、5日付日本経済新聞夕刊が「UFJグループは、ニチメン・日商岩井ホールディングス(双日ホールディングス)などの大口融資先の再建計画見直しに着手し、企業再生に向けて産業再生機構の活用を同機構に打診した」との報道について、「UFJ銀行に確認したが、再生機構を活用することや事業計画の見直しといった話は聞いていない」とのコメントを発表した。

ニチメン・日商岩井ホールディングスは、「引き続き取引先、株主、金融機関の協力を得て、自主的な経営努力を続ける方針に変更はない」としている。


[ 2004年6月7日9時6分 ]

330とはずがたり(1/2):2004/06/07(月) 22:41
UFJ生き残り賭け信販大手アプラス売却 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=05fuji39256&amp;cat=7&amp;typ=t

 経営健全化で正念場のUFJグループは、大口融資先で「爆弾材料」と揶揄(やゆ)される大証1部上場の大手信販会社アプラスを売却する方針を固めたことが5日、分かった。売却先には米シティグループなど外資系5社程度が名乗りを上げ、最終交渉を進めている。売却額は1000億円程度になる見込み。不良債権処理の加速を迫られるUFJは、平成16年3月期決算で4000億円強の連結最終赤字に転落。それでも不良債権比率は8.5%と高く、経営不振の大口融資先の抜本処理を迫られていた。今回はUFJ銀行の沖原隆宗・新頭取が掲げる「復活のラストチャンス」に向け、銀行生き残り策の第1弾となる。

 [(最終処理)]
 アプラスについては、UFJグループが発行済み株式の4割を保有して、傘下に収めている。有利子負債7000億円のうち、2100億円をUFJ銀行とUFJ信託銀行が貸し付けている。
 融資部門を中心に経営不振に陥り、UFJではこれまでに債権放棄1000億円、優先株引き受け300億円の計1300億円の金融支援を実施してきたが、早期処理を実現するため「売却」の道を選んだ。

 [(シティ有力)]
 同グループはすでに米系証券会社を売却交渉の仲介役に指名。シティグループや米GEキャピタル、英HSBCグループなど外資系5社程度が名乗りを上げ、売却方法や売却価格などで最終交渉に入っているという。
 「6月中に数社に絞り込み、7月中にも最終的な売却先を決める予定だが、リテール(個人取引)で世界的な実績を持つシティが有力候補のようだ」(関係者)
 売却の際、安定的に収益を生み出す信販事業などの優良部門と、不動産担保融資事業などの不採算部門を分離する。
 優良部門のショッピング・クレジット業務や個人消費者向け自動車ローンなどを売却し、事業再構築を図る案が有力だ。売却額は1000億円程度を見込んでいる。
 不採算部門は、担保として保有する土地の含み損処理を実施する。
 UFJは、売却益でアプラス向け融資の追加引き当てを行い、不良債権処理を進める。
 「アプラスには16年3月期までにかなりの貸倒引当金を積んでいる」(金融庁関係者)とされ、今後、アプラスをめぐって大幅な追加損失は発生しないもようだ。 

 [(処理完了)]
 UFJは、16年3月末時点の不良債権比率が8.5%と、メガバンクの中で群を抜いて高く、不振の大口融資先の処理が待ったなしの状況だった。
 中でも系列カード・信販会社の再建が重要課題の1つで、今年3月には日本信販の2000億円に上る第三者割当増資を引き受けて子会社化。
 来春にも、傘下のUFJカードと合併させ、会員2300万人、カード取扱高3兆7000億円という巨大カード会社を誕生させる。
 残ったのは、UFJ系列最大の「爆弾」といわれるアプラスだった。
 同社と取引のある大手銀行審査担当は「アプラスの財務内容はあまりにひどかった。取引銀行のUFJとの間で積み上げられた『汚物』もあった」という。
 汚物としてアプラスを蝕んでいたのは融資部門の案件とみられ、今回の売却で処理が進められるとみられる。これで系列カード・信販会社の処理は一応の目鼻立ちがつくことになる。

331とはずがたり(2/2):2004/06/07(月) 22:42

 [(双日、ダイエー)]
 アプラス売却で幕を開けたUFJの大口融資先処理。今後は大手商社のニチメン・日商岩井ホールディングス、ダイエー、マンション大手の大京などの扱いが焦点となる。
 ニチメン・日商岩井ホールディングス傘下の商社、双日には「産業再生機構送りになってしまうのではないか」(旧ニチメン幹部)との不安がここにきて頭をもたげるようになってきた。銀行のお目付け役である金融庁内では、「UFJはニチメンと日商岩井を合併させ、双日を誕生させることで問題も先送りを図ろうとした」との思いが強い。それだけに今後、抜本処理を求めてくるのは必至。再生機構送りは決して絵空事ではない。
 一方、ニチメン・日商岩井の社外取締役に内定していた再生機構常勤監査役、日野正晴氏(68)が辞退を申し入れたことが5日に判明した。
 このことが「再生機構送りがなくなったからではないか」など、いろいろな憶測を呼ぶ。
 UFJが総額2600億円の金融支援をしているダイエー再建に絡み、「トーマツが監査する企業に大きな動きがある」(与党有力筋)といった情報も流れ出る。
 ほかでもない、ダイエー担当の監査法人がトーマツ。今後何らかの動きが出る可能性がある。
 大京、ミサワホームホールディングス、藤和不動産など、3大不況業種の1つ「不動産」にもメスが入る可能性が高い。
 今年度中に総額2兆3000億円の不良債権処理を目指す。

 [(4.4%)]
 アプラス売却の一報が飛び出したのは5日の土曜日だが、週初めの5月31日にUFJを震え上がらせる事態が起きた。
 何が起きたのか。大手銀行幹部が解説する。
 「5月31日に、金融庁がUFJ銀に15年3月期末を基準とした通常検査の結果を通知したんです。その内容は、なんと、UFJ銀の15年3月期末の自己資本比率は4.4%だというもの」
 国際業務を行う銀行に課せられた8%を大きく割り込み、国内業務行の4%をやっとクリアしている状態という衝撃的な内容だとされる。
 「この驚くべき自己資本比率は、不良債権処理損失を7700億円上積みし、自己資本に算入している1兆3000億円の繰り延べ税金資産を半分にしたレベル」(大手行幹部)という。
 高レベルの不良債権比率に加え、驚愕の自己資本比率が、UFJをなりふり構わない大口融資先処理へと走らせる。

[ 2004年6月5日()13時0分 ]

332とはずがたり:2004/06/07(月) 22:59
ちょっと前の夕刊フジ。url紛失

UFJ経営岐路…不良債権処理費用ままならず (夕刊フジ)

 3年連続の巨額赤字、トップ退陣と窮地のUFJホールディングス。今期中には2兆円規模という巨額の不良債権処理が必要で経営は重大な岐路に立つ。加えてダイエーやニチメン・日商岩井ホールディングス、日本信販、大京など大口融資先の再建計画にも暗雲が立ち込める。産業再生機構入りや民間再生ファンドへの売却シナリオも現実味を帯び始めた。

 [(ダイエー)]
 最大の焦点となるのは、やはりダイエーだ。UFJからダイエーへの貸出額は約4200億円と、UFJの不良債権残高の実に約1割を占める。 ダイエーからみても、グループの有利子負債1兆751億円の約4割がUFJからの負債と、両社は切っても切り離せない関係となっている。 球団を除く福岡2事業を売却し、再建3カ年計画の2年目は目標通りの利益を上げてはいる。 だが、本業は、ホークスの優勝セールで瞬間風速的に伸びるものの、4月の売上高は前月比3%減と目標の1%減を大きく下回り、いまだ回復軌道には乗らない。 UFJ以外の主力行からは「不良債権残高を減らすには、産業再生機構に持ち込んで、不採算部門を処理するしかない」との声も強まる。

[(日商岩井)]
 UFJの2度目の下方修正の「震源地」となったのが、大手商社双日の持ち株会社、ニチメン・日商岩井である。 「債務者区分が1ランク下がり、UFJは貸倒引当金をかなり積み増したようだ」というのが金融筋の見方だ。 平成16年3月期決算でニチメン・日商岩井は、旧日商岩井の保有不動産の評価損など、合併に伴う損失処理額は1969億円にも上った。 同社は今年度の黒字転換を見込むものの、有利子負債額は依然約2兆円と高止まりしている。 「抜本的な再建策が必要。外資が筆頭株主となり、M&A(合併・買収)もあるのでは」(商社担当アナリスト)との見方も浮上する。

[(日本信販)]
 UFJが2000億円の優先株を引き受けた日本信販には、UFJ銀行の岡崎和美副頭取が退任し、会長に就任する。 日本信販はUFJカードと経営統合し、17年3月末までにUFJ銀行の子会社となる。 「岡崎副頭取はUFJ銀で不良債権問題の最高責任者だった。特別検査時の資料隠し疑惑など、金融庁との関係悪化の責任を取ったに過ぎないようだ」(金融筋)

[( 大 京 )]
 4700億円の金融支援を受けているマンション大手、大京の社長にも、UFJ銀から山崎治平専務執行役員が送り込まれる。 UFJ主導の再建姿勢を強調するかのように見えるが、「銀行から大口融資先企業への役員派遣は、これまで不良債権問題の温床となってきた。いまになって手品のように再建が進むと考えるのは無理がある」(金融担当アナリスト)。

[( 藤和、ミサワ…)]
 支援総額で5171億円の藤和不動産、1700億円のミサワホーム、1400億円のトーメン、1300億円のアプラスなど、UFJの大口融資先企業についても、新たな再建策を迫られる可能性がある。 来年3月末までに政府目標の「不良債権比率4%台」を達成するには、2兆円規模の不良債権を減らす必要がある。 従来の金融支援や巨額債権放棄では、財務基盤が弱体化したUFJ本体が持ちこたえられない。国際業務に必要な自己資本比率8%を維持するには、処理原資として巨額の増資が必要だが、それもままならない。 金融庁検査で不良債権の実態をあぶり出し、監査法人の厳格監査でトドメを刺すという竹中平蔵金融・経済財政担当相のシナリオも、いよいよ大詰めを迎えたようだ。
[ 2004年5月18日(火)13時0分 ]

333とはずがたり:2004/06/07(月) 23:08

=UFJの不良債権額…約3兆9500億円=
(不良債権比率:現状8%台→目標3%台>>288)

・アプラス…売却額は1000億円規模・UFJGで株式の4割を保有。有利子負債7000億円のうち、2100億円をUFJ銀行とUFJ信託銀行が貸し付けている。
・ダイエー…1兆751億円。リクルート株・オーエムシーカード・マルエツの売却で数千億円は計上可能。UFJは総額2600億円の金融支援を実施。UFJからダイエーへの貸出額は約4200億円
・ニチメン&日商岩井…両社の有利子負債は合計2兆2000億円(うちUFJグループ分は約7000億円)>>237
・大京…約5300億円の有利子負債(15年3月期)を抱える>>236

アプラス・ダイエー・双日で計1兆3300億円債権残高。これをバランスシートから切り離すことが出来ると不良債権残高は2兆6200億円に迄減る。目標は2兆3000億円以下位?これを大京・ミサワなどで実現?

こんな算術計算で良いのかなぁ…。

334とはずがたり:2004/06/08(火) 11:45
成る程:産業再生機構の支援決定を得られれば、貸出債権は無条件に正常先に格上げが可能となる
これまでに金融支援を受けた大口先:ニチメン・日商岩井ホールディングス、ダイエー、大京、トーメン <8003.T> 、ミサワホームホールディングス <1722.T> 、藤和不動産 <8834.T> など。
問題点:銀行の都合だけで、機構へ支援要請するのは理屈が立たないのではないか

[焦点]UFJの大口問題先処理が始動、ダイエーなどの取り扱いがヤマ場へ
04/06/07 15:59

 [東京 7日 ロイター] UFJホールディングス <8307.T> の2004年度の最大の課題となる大口問題先処理が動き始めた。親密先であるアプラス <8589.OS> は信販部門を外資系金融グループに売却する案が浮上したのに加え、ニチメン・日商岩井ホールディングス <2768.T> やダイエー <8263.T> 、大京 <8840.T> なども抜本的な再建計画の見直しに至る可能性が出てきた。UFJ銀行が抱える大口問題先が「十指に満たない先」(沖原新頭取)に限定される中、処理に向けたヤマ場は一気に訪れそうだ。

 UFJ銀行とUFJ信託銀の2行合算不良債権残高は2004年3月末で3兆9000億円となり、03年9月末比2400億円増加。不良債権比率は同0.4%悪化し、8.5%となった。政府の金融再生プログラムは、主要行の不良債権残高を05年3月期末までに4%程度に削減させる計画を掲げており、これに平仄を合わせてUFJも今年度末に同比率を3.4%に削減する計画を打ち出した。  3%台実現のために減らさなければならない不良債権は1年間で約2.3兆円。そのために9月末までに1兆6000億円の最終処理を行い、不良債権比率を4.9%にまで引き下げる計画だ。

 沖原新頭取は、これまでの就任会見などで処理すべき不良債権のうち、「十指に満たない大口先が大部分を占めている」と発言するとともに、「上期までに処理のメドを付けたい」との意向を明らかにしている。実際に、6月に組織改革を実施し、特定の大口問題先を担当する「戦略開発部」を新設した。  UFJはこれまでに、大口問題先にはほとんど金融支援を行ってきているが、「抜本的、実行可能な再建計画とは言いがたく、ほとんどが問題処理の先送り型」(金融庁関係者)との批判を受けてきた。このため、今年度の大口処理ではあらためて再建計画を練り直す方針だ。

 このうち、すでに方向性が明らかになったのが、UFJグループが大株主のアプラス。同社の有利子負債残高約7000億円のうち、UFJ銀行とUFJ信託は2000億円を保有している大口融資先でもある。関係者によると、すでに米シティー・グループや英HSBCグループなど外資系金融グループ5社と事業譲渡交渉を行っており、7月中にも入札を実施する方向だ。UFJ関係者は「下期にかけての大口処理の第一弾となる」と話す。

 しかし、アプラスは今年初めから外資系金融機関との交渉を開始していたため、早期の決着にこぎ着けられそうだが、他の大口融資先は必ずしも順調に行くという見通しが立っているわけではない。これまでに金融支援を受けた大口先は、ニチメン・日商岩井ホールディングス、ダイエー、大京、トーメン <8003.T> 、ミサワホームホールディングス <1722.T> 、藤和不動産 <8834.T> など。各社とも「事業計画の見直しは聞いていない」(ニチメン・日商岩井HD)として、再建計画が順調に進んでいることを強調している。

 UFJの頼みの綱は、産業再生機構。機構の支援決定を得られれば、貸出債権は無条件に正常先に格上げが可能となるからだ。これまで、UFJは機構をほとんど活用してこなかったが、沖原頭取は、積極活用を強調。これに合わせるかのように、機構サイドも受け入れ態勢を整えつつある。関係者によると、すでにUFJの大口問題先のリストを作成、持ち込まれた場合に備えて研究を開始している。  ただ、問題は債務者企業側だ。経営責任や株主責任が取らされる機構の支援は避けたいとの意向が強く、「自主的な経営努力を続ける方針には変わらない」(ニチメン・日商岩井HD)という声が強い。銀行サイドにも「銀行の都合だけで、機構へ支援要請するのは理屈が立たないのではないか」(他のメガバンク首脳)という声もある。
※(ロイター通信日本語サービス編集部)

335とはずがたり:2004/06/08(火) 14:09
更なる合併はないのか?第一+朝日→みずほ生命とか住友+三井→三井住友生命とか。
また本格的な総合保険もミレア(東京海上+朝日生命)がこけて以来動きがない。

大手生保がリストラ加速、本業低落傾向に歯止めかからず
http://www.asahi.com/business/update/0606/005.html

 株価上昇で久しぶりに経営体力を回復したはずの大手生命保険がリストラを加速している。人員削減や賞与カットなど人件費抑制を強化する一方、保養所の廃止といった福利厚生の見直しも進める。04年3月期決算で、各社とも経営の健全性を示すソルベンシーマージン比率は改善したものの、保有契約高の減少に見られる「生保本業」の長期低落傾向には歯止めがかかっていないからだ。

 住友生命は管理部門などを担当する内勤職員を、3月末の8630人から今後4年間で1300人以上減らす計画だ。他の大手5社も人員削減を続けており、6社の3月末の内勤職員は、4年前より8000人以上少ない約4万5000人となっている。

 賃金抑制も続く。日本生命、明治安田生命、住友生命の3社は、04年度の賞与を前年度より4〜6%程度カットする予定だ。

 第一生命は賞与は据え置くが、来年度以降に退職する内勤職員の退職金の大半を占める年金部分を平均23%カットする。3月末で5000億円を超える退職給付債務を、340億円圧縮する効果を見込む。日本生命も会社負担を減らすため、05年度から確定拠出年金(日本版401k)を導入する。

 支社や営業拠点の削減も進む。日本生命は、全国の営業部から支社、本社へと3層構造になっていた契約事務を営業部から直接本社へ集める方式に転換。統廃合で支社はピーク時から2割、営業部は3割程度減らした。明治安田生命は合併効果を生かし、4月の支社数を1年前より4割近く引き下げた。

 福利厚生の見直しも全社が取り組んでおり、第一生命は3月末で直営保養所5カ所を全廃。今後2年間で都内の社宅20カ所も廃止する計画だ。

 景気回復が進むなかで、リストラを進める背景には、本業がじり貧で展望が開けないことがある。04年3月期決算では、個人保険などの保有契約高は6社合計で4年前に比べ17%減の約943兆円まで落ち込んだ。実際の運用利回りが予定利率を下回る「逆ざや」の解消めども立っていない。「健全性向上に喜んでいられない。収益力向上が生き残りのかぎ」(大手首脳)と、各社とも経費を切り詰め、本業の不振を補っていく方針だ。

(06/06 17:14)

337とはずがたり:2004/06/08(火) 23:07

統合・再編を予定している国内グループ会社
現社名新社名主な業務内容
東京海上損害調査㈱東京海上日動調査サービス㈱損害調査
日動火災損害調査㈱
㈱東京海上安心百十番東京海上日動安心110番㈱事故受付
㈱日動火災バックアップダイヤル
東京海上システム開発㈱東京海上日動システムズ㈱システム開発・運用
東京海上コンピュータサービス㈱
日動火災システム開発㈱
㈱東海オペレーション㈱東京海上日動オペレーションズ帳票物流・印刷
興業商事㈱
㈱東管㈱東管
(*2004年4月に統合済) 不動産管理・運営
日動興業㈱
㈱トウカイコーポレーション東京海上日動保険サービス㈱
(*2004年7月に統合予定) 保険代理店業
東海通商㈱
動友商事㈱
㈱トウカイコーポレーション東京海上日動コーポレーション㈱
(*2004年7月に統合予定) 事務用物品販売
東海通商㈱
興業商事㈱
東京海上ローンサービス㈱東京海上日動ローンサービス㈱個人ローン
日動火災ファイナンス㈱


社名変更を予定している主な国内グループ会社
現社名新社名主な業務内容
東京海上事故サービス㈱東京海上日動事故サービス㈱損害調査
㈱トリニティ・コンサルタント㈱東京海上日動コミュニケーションズIT関連支援
㈱東京海上ヒューマン・リソーシズ・アカデミー㈱東京海上日動HRA教育・研修
東京海上事務アウトソーシング㈱東京海上日動事務アウトソーシング㈱事務代行
(*2004年4月に変更済)東京海上日動ベターライフサービス㈱介護関連
東京海上カードサービス㈱東京海上日動カードサービス㈱カード業
東京海上メディカルサービス㈱東京海上日動メディカルサービス㈱ヘルスケア関連
東京海上リスクコンサルティング㈱東京海上日動リスクコンサルティング㈱リスクコンサルティンク

338とはずがたり:2004/06/08(火) 23:59
【損保会社構図】シェアは2002年度四季報より概算
1. 東京海上日動火災保険…シェア25%=三菱系
    ├東京海上日動あんしん生命保険
    └東京海上日動フィナンシャル生命保険
2. 三井住友海上火災保険…シェア18%強=三井住友系
    └三井住友海上シティインシュアランス生命保険株式会社
    株主:三井住友海上火災保険株式会社 51%
    構成:シティインシュアランス・インターナショナル・ホールディングズ・インク* 49%
3. 損保ジャパン(安田火災・日産火災・[大成火災])…シェア18%=芙蓉系・日立日産系
4. 日本興亜損保(日本火災・興亜火災・(三井海上は両社との合併構想から離脱))…シェア10%=UFJ・日通系
5. あいおい損害保険(大東京火災・千代田火災)=トヨタ系
生保系:
ニッセイ同和損保…シェア3%=日本生命系(旧同和火災)
日新火災…シェア2%=明治安田生命系(旧明治系)

339とはずがたり:2004/06/09(水) 23:27
<東京スター銀>大阪の名誉支店長にバース氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000138-mai-bus_all

 東京スター銀行は9日、関西進出の第1弾として18日にオープンさせる大阪支店(大阪市北区)の名誉支店長に、プロ野球阪神タイガースで80年代に活躍した元選手のランディ・バース氏(50)を迎えると発表した。同行は「バース氏は大阪で親しみを持たれている」として、その宣伝効果に期待している。

 バース氏は、大阪支店がオープンする日から3日間、店頭で資産運用アドバザーとして顧客の相談に応じるほか、21日の資産運用セミナーでは特別講師として講演する。(毎日新聞)
[6月9日23時4分更新]

340とはずがたり:2004/06/09(水) 23:35
持ち株会社が非上場で銀行だけが上場される訳ね。

中国建設銀行、上場前に会社分割へ=国営テレビ
04/06/09 22:34
 [北京 9日 ロイター] 中国の国営テレビは、中国4大国有商業銀行の一つである中国建設銀行が、今年か来年に予定されている上場を前に、持ち株会社と上場会社に分割されると報じた。  中国建設銀行は、4大銀行のなかで最も上場に適しており、225億ドルの公的資金を昨年12月に投入され、最初に上場されるとみられている。    国営テレビによると、同行は中国建設銀行(上場会社)と中国建設銀行グループに分割される。分割は10日に正式に発表される。  上場会社となる中国建設銀行が中枢事業の商業銀行業務を引き継ぎ、その他の資産と負債は持ち株グループが引き取ることになるという。

341とはずがたり:2004/06/10(木) 02:27
どうすりゃ良かったのかな?そもそもどういうからくり?

足利銀行、7000億円規模の債務超過 04年3月期
http://www.asahi.com/business/update/0609/127.html

 昨年11月に破綻し、一時国有化された足利銀行に対し、7千億円規模の公的資金を投入する必要が生じていることが、9日、明らかになった。同行の今後の業績や、将来足利銀行の受け皿となる金融機関との交渉によってさらに増える可能性もある。

 関係者によると、同行は04年3月期決算で約7800億円の当期赤字となり、債務超過額が7000億円規模に膨らむ。将来、足利銀行を受け皿金融機関に譲渡する際には、債務超過分を公的資金で穴埋めする必要がある。

 足利銀行は、昨年秋の金融庁検査で多額の不良債権処理を迫られ、9月中間決算で1023億円の債務超過となった。04年3月期決算では、破綻後に就任した新経営陣らが自己査定をさらに厳格化し、不良債権に対する貸し倒れ引当金を大幅に積み増す。決算は今週末にも発表する。

 金融庁は足利銀行に、産業再生機構などを活用して積極的に企業再生を進めるよう求めている。足利銀行は多額の引当金で、再生可能な企業については債権放棄などの金融支援を進める方針だ。

 預金保険法の規定では、足利銀行の受け皿への譲渡時に投入される公的資金は、預金保険機構が日本銀行や民間金融機関からの借り入れなどで調達する。その返済の原資は、原則として全金融機関が分担して負担するが、額が大きすぎて「信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ずるおそれがあるとき」は、政府が一部を補助することになっている。

 ただ、政府がどんな場合にどの程度補助するのかは明記されておらず、前例もない。銀行界が多額の負担に反発すると、最終的な国民負担は拡大する。 (06/09 23:44)

343とはずがたり:2004/06/10(木) 02:34
三井住友FG、消費者金融大手のプロミスを傘下に
http://www.asahi.com/business/update/0609/122.html

 三井住友銀行を核とする三井住友フィナンシャルグループ(FG)は、消費者金融大手のプロミスを傘下に収める方向で最終調整に入った。プロミスの株式の15%以上を取得し、決算の連結対象とする方針で、出資額は1000億円規模とみられる。収益基盤の一つと期待する個人向け小口ローン部門の強化が狙いだ。

 三井住友FGは、個人向け無担保ローンの貸出残高を今後3年間でほぼ倍増させる計画。グループには消費者金融の子会社もあるが、審査ノウハウなどの不足も指摘されている。審査手法やデータベース量で優位な専業大手を取り込むことで収益力を拡大する戦略だ。

 プロミスは04年3月期の貸付金残高が1兆5290億円で大手4社の一つ。消費者金融業界は利ざやが大きいが、自己破産の増加が収益を圧迫しつつある。プロミスも04年3月期の当期利益が前期比31.5%減と落ち込んだ。また、今後資金調達面での不安もささやかれている。提携で資金調達の金利を低く抑えられる、というメリットを期待する。

 メガバンクが消費者金融を傘下に置くのは、三菱東京フィナンシャル・グループが4月にアコムを傘下に入れたのに続く動き。

(06/09 21:07)

345とはずがたり:2004/06/10(木) 02:54
1.アイフル(信販子会社ライフが好調)
2.アコム→東京三菱(キャッシュワン)傘下へ
3.プロミス→三井住友(@ローン)傘下へ
4.武富士→不祥事

消費者金融 大手3社減収減益
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20040511mh03.htm

3月期決算 貸し倒れ費用かさむ

 消費者金融大手4社の2004年3月期連結決算が10日、出そろった。景気低迷で、貸出先である個人の自己破産が急増するなど、貸付金を回収できない貸し倒れ損失が増えたことが収益を圧迫し、アコム、プロミス、武富士の3社が減収減益となった。信販子会社の好業績に支えられたアイフルは増収増益だった。

 アコムなど3社は、貸し倒れ増加を背景に貸し付け基準を厳しくしたため、新規顧客が減ったうえ、返済が滞らない優良顧客に対する金利を優遇したこともあって、売上高にあたる営業収益が減収となった。さらに、個人の自己破産件数が増えたため、貸し倒れ費用がかさみ、減益となった。

 特に武富士は、創業者の武井保雄前会長らの盗聴事件などの影響で、新規顧客数が前期比21・7%減と4社で最大の下落率となり、営業貸付金残高(3月末時点)は5・8%減の1兆5787億円に落ち込んだ。

 一方、アイフルは、信販子会社ライフが新規出店に伴う顧客獲得が好調で、営業収益が5・3%増の4734億円、経常利益も0・6%増の1124億円と、いずれも3期連続でプラスとなった。営業収益では2期連続の業界首位。税引き後利益も4・4%増の625億円と2期連続の増益となった。

消費者金融大手4社の2004年3月期連結決算
社名 営業収益経常利益税引き後利益
アイフル4734( 5.3)1124(  0.6)625(  4.4)
アコム4349(▼0.6)1187(▼17.7)703(▼ 6.4)
プロミス3909(▼4.8) 898(▼16.8)415(▼31.5)
武富士3845(▼8.9)1386(▼24.4)747(▼21.4)

(単位は億円。億円未満は切り捨て。カッコ内は前期比伸び率%。▼はマイナス)

346とはずがたり:2004/06/10(木) 03:01
>>314 >>345

http://www.yukaura.com/economics/money/finance/index.html
【消費者金融会社・改】
=三井住友G=
アットローン =●三井住友銀行グループ。○三洋信販、日本生命、エイエムピーエムが出資。
■プロミス (大手4社の一角)…井上和香

=三菱東京G=
東京三菱キャッシュワン =●三菱東京FG、■アコム、DCカード、○ジャックスが出資。
■アコム(大手四社の一角)…小野真弓

=UFJG=
モビット=●UFJグループ、■プロミス、○アプラスが出資。

=伊藤忠G?=
クレディア =●伊藤忠ファイナンスが出資
プリーバ=クレディア、●伊藤忠ファイナンスなどが出資。

=その他独立系=
■アイフル(大手4社の一角)…安田美沙子=信販子会社ライフが好調

シンキ
「NO LOAN(ノーローン)」。noloan.com。
一週間無利息キャッシング。一週間以内に返せば、2度目以降も利息は不要。
●新生銀行が出資。

■武富士(大手4社の一角)
http://www.takefuji.co.jp/main.html
ワンマン体制で不祥事。カードにも進出方針だったが不透明に。

347とはずがたり(1/2):2004/06/10(木) 23:53
三井住友、プロミス傘下でみずほ孤立、UFJは? (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/bank.html?d=10fuji39491&amp;cat=7&amp;typ=t

 三井住友銀行が消費者金融大手のプロミスを傘下に収めることが明らかとなり、三菱東京フィナンシャル・グループとアコムの提携に端を発した金融業界の再編劇は、大詰めを迎える。メガバンクの「勝ち組」が消費者金融を巻き込んで「総合金融業」に突き進むなか、“孤立”するのがみずほだ。果たして逆転の秘策はあるのか? プロミスとパーソナルローンで提携するUFJの巻き返しはどうなるのか?

[( 三菱東京追撃 )]
 再編第2幕は、「略奪愛」がテーマとなった。
 三井住友銀は現在、三洋信販と提携し、無担保融資のパーソナルローンの「アットローン」を展開している。一方のプロミスは、「モビット」を運営するUFJというパートナーがいる。
 こうした関係を飛び越えた提携について、大手銀幹部は「以前から消費者金融の重要性を感じていた三井住友にとって、三菱東京とアコムの突然の提携で出し抜かれたショックは大きかった」として指摘する。
 「これを追撃するには、従来の提携関係など気にしている場合ではなかった。プロミスのパートナーであるUFJが赤字転落で苦境に陥っているというのも、絶好のタイミングだった」

[( 経営握る )]
 現在浮上する提携内容を見ても、三井住友銀の「本気度」がうかがえる。
 プロミスは昨年9月末時点で、創業者の神内良一最高顧問が12%弱を保有する筆頭株主で、創業家全体で約24%を保有する。
 資本提携により、三井住友銀はプロミスが行う第三者割当増資を引き受けるほか、創業家などの保有株式も買い取り、発行済み株式の17−18%を取得、単独で筆頭株主となる。将来的には株式の買い増しも検討する。
 さらに副社長級の役員を派遣し、プロミス創業家の持ち株比率を引き下げ、三井住友が経営権を事実上握る形だ。
 出資額は1500億円前後とみられ、「三菱東京・アコム連合より、結び付きは格段に強い」(前出の大手銀幹部)。

[( 一心同体 )]
 業務面での提携にも本腰を入れている。プロミスの融資審査や債権回収のノウハウを生かして、個人向けの無担保ローンを共同開発する。
 一方、三井住友銀の店舗でATM(現金自動預払機)コーナーに、プロミスの契約機を設置することも検討するなど、双方の経営資源を最大限に利用する。

[( メシの種 )]
 メガバンクが消費者金融との提携を急ぐのは、銀行共通の悩みがある。
 UFJを除き、株価上昇の効果もあって、平成16年3月期決算では黒字転換し、ひと息ついた形のメガバンクだが、大命題の「収益力アップ」は残ったままだ。
 景気回復基調とリストラ効果で大企業の業績は好転したが、優良企業は市場で資金を直接調達する傾向を強めており、企業に融資して利ザヤを稼ぐという従来の銀行の手法は伸び悩んでいる。
 中小企業や個人向けを新たな収益の柱にするには、利ザヤの薄い従来のリテール(個人向け融資)だけでなく、利益率の大きい消費者金融が欠かせないというわけだ。
 欧米では実際、米シティグループを筆頭に、消費者金融で収益を上げる金融グループも多い。

348とはずがたり(2/2):2004/06/10(木) 23:54

[( 直接統治へ )]
 メガバンクは「モビット」「アットローン」「東京三菱キャッシュワン」など、消費者金融側との共同出資会社でパーソナルローンに参入したのだが、貸し出し残高は専業大手の1割以下にとどまっている。
 「消費者金融へのマイナスイメージもあって及び腰だったが、間接統治ではいつまでたっても収益が上がらない。本体を傘下に収めた方が手っ取り早いと考えるようになった」(金融筋)

[( 資金調達 )}
 一方の消費者金融側は、自動契約機などを通じて顧客基盤を拡大、高収益を上げてきたが、個人の自己破産も増え、貸倒費用の増加が収益を圧迫している側面もある。
 シティグループがアイクを、ゼネラル・エレクトリック(GE)グループがレイクを傘下に収めるなど、豊富な投資資金をバックに、外資の攻勢も目立っている。
 メガバンクの総合金融参入で、消費者金融側も銀行預金など低コストで安定的な資金調達が可能になるほか、銀行のブランド力や信用力も活用できるメリットがある。

[( 孤立の狙い )]
 メガバンクと消費者金融の合従連衡が激しく進むなか、孤立路線をひた走るのが世界一の資産規模を誇るみずほである。
 他のメガバンクが相次いで消費者金融子会社を設立した際も、唯一、触手を伸ばさなかった。
 「銀行と消費者金融では顧客層が異なるとして、銀行のブランド力を使って開拓できる市場は大きくない、というのがみずほの言い分」(金融担当アナリスト)
 みずほは、個人・中小企業向け取引については、オリエントコーポレーションと協力するのが基本戦略だが、これを稼ぎの柱ときるかどうかには疑問の声もある。
 「みずほ銀の前頭取が事実上、業績不振で詰め腹を切らされたように、リテールで苦戦しているのが実情だ。三菱東京や三井住友の動きをみて、内心は穏やかでないはず」(前出のアナリスト)との声も根強い。
 プロミスの「黄色い看板」を三井住友に奪われた形のUFJ。子会社化する日本信販をリテール戦略の中心にするが、巻き返しができるのか注目される。

 [( どう動く )]
 消費者金融国内4強のうち、残るのは最大手の武富士とアイフルである。
 武富士はこれまで銀行との提携については否定的だったが、松井証券出身の元久存氏が新社長に就任することもあり、その動向が焦点となる。
 優良の住友信託銀行と業務提携するアイフルが“どうする?”のかも注目。金融大再編はどんな最終幕を迎えるのか。

<プロミス> 昭和37年創業の消費者金融大手。UFJグループと合弁で平成12年から消費者金融会社「モビット」も展開している。自己破産の増加などで貸し倒れ費用が増加、信販子会社を売却するなど本業への集中路線を加速している。16年3月期連結決算は減収減益で、純利益は前年同期比31.5%減の415億円。単体の従業員数は約3300人。

[ 2004年6月10日()18時0分 ]

349とはずがたり:2004/06/11(金) 02:19
>確かに三菱信託とは関係が深いし、統合の働きかけもあった。
むぅ働きかけもあったのか。
三菱信と住友信の合併なんかも取り沙汰された時かな?

三菱信は結局独自路線から三菱Gへ舵を切り,住信は独自性を強めたが…どのGとも最強を武器に渡り合う野村型を住信は目指す事になろうか?

三井住友は大和証券と組みながらも三井以来の野村証券とのつきあいもある。こんな形で中央三井を傘下に置きながら独立系最大手の新住信と親密関係を維持するという選択もある?

<UFJ信託銀>安田新社長「規模、内容ともトップ目指す」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000075-mai-bus_all

 UFJ信託銀行は住友信託銀行と経営統合し、4大銀行グループの一角のUFJグループから離脱することを決めた。統合発表の直後に、かじ取りを任された安田新太郎・新社長(57)は、毎日新聞のインタビューに対し「規模だけでなく内容でも日本トップの信託銀行を目指したい」と意気込みを語った。

 ――年金資産管理の日本マスタートラスト信託銀行を共同で設立するなど、三菱信託銀行と関係が深かったはずですが、なぜ住友信託との統合なのですか?

 ◆確かに三菱信託とは関係が深いし、統合の働きかけもあった。ただ、住友信託は統合に対する姿勢が明確で、話も具体的だった。UFJグループの立場からみても、4大銀行グループに属さず独立色の強い住友信託のほうが交渉しやすかったのではないか。

 ――UFJグループとの関係は?

 ◆UFJとは資本関係こそ薄れるが、幅広い顧客基盤は魅力的だ。引き続き、こちらからは高度な信託商品を提供して、今まで同様の親密な関係を維持したい。

 ――今後、他の信託銀との合流はありますか?

 ◆現時点ではあまり想定していない。まず住友信託との統合を成し遂げることが最優先だ。ただ、その後ならあり得るだろう。信託業界全体で見ても、今回の統合が引き金になって第2、第3の再編が起こる可能性は十分にあると思う。

 ――住友信託との統合の狙いは何ですか?

 ◆かねてから、取り扱い業務を信託に特化して「国内最高の評価を得られる信託銀行になりたい」との方針を掲げてきた。今回の統合はその延長線上にある。これまでは業界内で4〜5位に甘んじてきたが、今後は規模のメリットを生かし国内トップの信託銀を目指す。足し算で日本一というだけではなく、商品開発力を高めて、顧客から支持される存在になって、本当の意味での最大最強の信託グループを作り上げたい。(毎日新聞)
[6月11日1時3分更新]

350とはずがたり:2004/06/11(金) 03:01
第一生命、6百億円を調達 基金増強、公募方式を検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000015-kyodo-bus_all

 第一生命保険は10日、株式会社の資本金に当たる基金を増強するため、600億円を調達する方針を固めた。今夏をめどに公募方式によって広く投資家から募集する方向で調整している。
 第一生命は機関投資家を対象とする私募調達や、国内外市場での劣後債発行などを相次いで実施。相互会社の形態が大半の国内大手では、市場から資本を調達しやすい株式会社へ移行する動きも出ているが、第一生命は多様な形での資金調達で実績を積み、相互会社のままで株式会社に近い経営を目指していく戦略だ。
 今回の資金増強では、証券化の手法を活用。公募による調達は、生保業界では2002年に実施した日本生命保険に次いで2例目となる。
 第一生命は02年にも機関投資家を対象に私募方式で800億円を調達。昨年8月には生保で初の公募劣後債を300億円発行したのに続き、今年3月には欧米市場で外貨建ての劣後債5億ドル(550億円相当)を発行した。(共同通信)
[6月11日2時14分更新]

351とはずがたり:2004/06/16(水) 13:41
ダイエー正念場夏商戦…再建計画3カ月連続下回る (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/olympic.html?d=16fuji39743&amp;cat=7&amp;typ=t

 経営再建中のダイエーがいよいよ、夏商戦で背水の陣に追いこまれた。5月の既存店売上高は前年同月比3%減。再建計画の目標である同1%減の水準を3カ月連続で下回ったのだ。メーンバンクのUFJ銀行が不良債権の最終処理に向かうなか、産業再生機構の活用も視野に入ってきたダイエー問題。猛暑予想やダイエー球団の好調といったプラス要因がある夏以降が、関係者に業績アップを見せ付けるラストチャンスになりそうだ。

 ダイエーは今年度が再建3カ年計画の最終年度。昨年度は売上高、利益とも計画数値をクリアしたが、今年度は苦しいスタートを強いられる。

 5月の既存店売上高は前年同月比3%減。3月が5%減、4月3%減で、第1四半期トータルの既存店売上高は4%減となることが確定した。

 ダイエーは「4月の消費税の総額表示の導入やGWの天候不順など、マイナス要因があった」と説明する。

 だが、「営業力の回復を証明するには、スタートダッシュが不可欠」(経済産業省関係者)とした周辺の期待は裏切られた格好である。

 UFJ銀は金融庁から不良債権残高半減の目標を突き付けられ、ダイエーや双日などの大口融資先向け債権の処理を迫られている。今年度は2兆3000億円もの不良債権を処理し、経営健全化に向け、復活のラストチャンスに賭ける。

 「ダイエーが自力で復活を印象付けられないなら、産業再生機構の支援を受けることで、債務者区分を引き上げることも現実味を帯びてくる」(大手銀幹部)との見方は多い。

 ダイエーは「背水の陣」で夏商戦にかけるが、経営環境は決して悪くはない。猛暑予想から夏物衣料やエアコンの売上高アップが見込めるほか、アテネ五輪前のデジタル家電景気も期待できる。昨年、優勝セールで業績を後押ししたホークスも、最近10試合を8勝2敗と首位を快走中だ。

 それだけに、「これだけ好条件があって業績が回復しなければ目もあてられない。例え回復しても、『外部要因頼みの復活』と批判される恐れもある」(証券アナリスト)との声もある。

 頼みの綱であるホークスにも、球界再編の波のなかでロッテとの合併話が俎上(そじょう)にのぼる“逆風”も出てきた。

 イオンやイトーヨーカ堂の2強をけ散らして圧勝を納めることだけが、ダイエーに残された道だともいえそうだ。


[ 2004年6月16日13時0分 ]

353とはずがたり:2004/06/17(木) 18:29
再送:[焦点]UFJが住友信託に資産運用会社を売却へ、預り資産拡大も販売基盤などに課題
04/06/15 06:43
 岩崎 成子記者
 [東京 14日 ロイター] UFJホールディングス <8307.T> は14日、系列資産運用会社2社を住友信託銀行 <8403.T> に売却、住友信託の資産運用会社と事業統合する方向で協議していることを明らかにした。UFJグループは中核事業に該当しない事業からの撤退で本業のリテールバンキング業務に資本を注力するのが狙い。しかし、資産運用会社の合併・統合は容易ではなく、住友信託銀サイドは預かり資産残高の拡大は見込めるものの、新会社での販売基盤やシステム統合などの課題は山積している。

 UFJと住友信託銀行は14日、住友信託銀行と信託財管事業等の協働事業化の詳細決定に向け、今年7月末をめどに資産運用会社の事業統合などを含めた様々な協議を進めていることを明らかにした。金融筋によると、UFJが住友信託に、UFJパートナーズ投信およびUFJアセットマネジメントの株式を譲渡し、その後、住信アセットマネジメントと3社で統合、または合併させる可能性が濃厚だという。

 3社が統合・合併することで一時的に運用資産は大きくなるが、システム統合や販売基盤などが課題として残る。勘定系システムは、UFJグループが野村総合研究所(NRI)を採用しているのに対し、住信アセットでは大和総研(DIR)のシステムを採用。  金融サービスでは、強固なシステムを備えることが信用力と生き残りに向けた焦点の一つとなるが、統合後の新会社がどちらのシステムを採用するかは不透明なうえ、統合自体を円滑に進めるのも至難の業とみられている。

 販売基盤の面でも問題は残る。UFJパートナーズ投信などUFJグループの資産運用会社はこれまで、UFJ銀行とUFJ信託銀行という400店舗を超え強固なネットワークで商品を販売してきたが、住友信託銀行の傘下に入れば、その販売網は、拠点数にして66拠点(51支店、15出張所)と、これまでの規模の6分の1程度に縮小される。  現在、UFJパートナー投信の資産残高に占めるUFJ銀行とUFJ信託銀行のシェアは約6割程度で、これにUFJつばさ証券を加えると6割強になっている。

 りそなグループ傘下にあったりそなアセットマネジメントは、4月1日からソシエテ ジェネラル アセット マネジメント グループ傘下になり、8月1日付でエスジー山一アセットマネジメントと合併するが、従来の地銀や証券会社などの販売網に加え、りそなグループの販売網も維持するため販売協力提携契約を結んだ。

 今回のUFJHDと住友信託銀行の間でも、同様の措置がとられる可能性はある。関係者によると、UFJHDと住友信託銀の両社の間では、こうした課題の解決に向けて協議を詰めている模様だ。
 これまでも大手銀行系の資産運用会社では、再編が進んできた。三菱東京フィナンシャル・グループ <8306.T> は、傘下の運用会社である東京三菱投信投資顧問と三菱信アセットマネジメントを10月1日を目処に合併させ、新会社を三菱投信とする予定。  今後は、みずほフィナンシャルグループ <8411.T> の第一勧業アセットマネジメント、富士投信投資顧問、興銀第一ライフ・アセットマネジメント、新光投信の4社の動向に注目が集まりそうだ。

 UFJパートナーズ投信の資本金は151億円、UFJHDの100%出資で、2004年5月末現在の投信運用資産は1兆8760億円で、業界5位。  UFJアセットマネジメントもUFJHDの100%出資で、資本金は25億2600万円。投資顧問一任残高は約1兆2000億円だ(いずれも5月末現在)。  住信アセットマネジメントの資本金は3億円(2003年5月末現在)、出資比率は、すみしん不動産25%、住信カード20%、住信保証20%などで、住友信託銀は5%となっている。同社の2004年5月末投信運用総資産は2162億円で、投資顧問一任残高は202億円(同3月末)となっている。

354とはずがたり:2004/06/17(木) 18:41
>>352-354

まぁ主要な問題は勘定系システムだけでしょうな。
>勘定系システムは、UFJグループが野村総合研究所(NRI)を採用しているのに対し、住信アセットでは大和総研(DIR)のシステムを採用。
販売網は販売協力提携契約を結べばよい。
住信AMの規模が全然小さいのでUFJP投信+UFJAMの野村系へ移すべきだろうが…。
いっそのこと住友-UFJフィナンシャルグループとして経営統合した方がすっきりするのでは?

それにしてもみずほ投信(みずほG+第一生命+新光証券)はまだか?障碍はなんだ?


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