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金融機関観察スレッド

291とはずがたり:2004/05/25(火) 20:44
4大メガバンクをズバリ採点…16年3月決算 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ufj.html?d=25fuji38730&cat=7

 24日、出揃った大手銀行の平成16年3月期決算。UFJホールディングス(HD)の赤字転落が大きな話題となったが、他のメガバンクは本当に立ち直ったのか。金融業界で定評のあるアナリストが4メガバンクの決算を徹底分析、100点満点でズバリ採点した。

UFJ
 まずは焦点のUFJからみてみよう。「やはり、かなり厳しい。特別検査の影響が濃厚に出ている」とアナリスト氏。
 6月末に退任する杉原武UFJHD社長は24日の決算発表で、「今期中に不良債権比率を3%台にまで低下させないと市場の信認を得られない」と、不良債権問題との決別を宣言したが、アナリストは「昨年9月から今年3月までの間に、不良債権の中でグレードを引き下げられているものが多い。他行が軒並み良くなっているのに、UFJは目立って危険債権が増えている」とみる。
 金融界では「金融庁の特別検査で債務者区分を引き下げされたのは総合商社の双日、信販大手のアプラス、バス運行会社の国際興業ではないか」とも取りざたされる。
 経営体力を示す自己資本比率も他行が10%台に改善する中、9.24%と「出遅れ感が強い」
 今期は黒字転換を見込むUFJだが、「もう一度、特別検査が入れば、また収益計画が狂ってくる恐れもある。すでに保有株式の残高を落としており、益出しの余地が少ないのも気がかり」と指摘する。
 ◆採点 「2極化するなかで、悪い方に向かっている。40点」

みずほ
「UFJと対照的なのがみずほフィナンシャルグループだ」という。
 「要管理債権が劇的に減っている。不良債権処理損失も収益の4割程度に収まっている」と評価する。
 急速に改善したワケは、景気回復にあるという。「外部環境が好転し、企業収益がプラスになったことが大きい」。
 今期の動向についても、「マクロ環境をみても、いまのところすぐに悪化する状況にはない」。
 ◆採点 「“2弱”という立場からは脱却した。70点」

三井住友
 「見かけ上の数値は良いが、本当に安泰かは楽観できない」というのが三井住友フィナンシャルグループへの評価だ。
 気になるのが不良債権処理損失額の大きさ。
 「不良債権残高自体は減少しているが、新規の不良債権がなかなか止められない」と指摘。
 その理由には、「査定を厳しくしている側面もあるのだろうが、景気が良くなっても業績が悪いままの融資先を抱えているともみられる。いずれにせよ8000億円以上もの処分損は尋常ではない。まだウミを出している段階ではないか」。
 ◆採点 「より先に前進できず、みずほの急追を受けている。80点」

三菱東京
 「ぶっちぎり」と高く評価するのが三菱東京フィナンシャル・グループだ。
 「不良債権処理損失が少ないので、業務純益を使ったり、株を売って益出しをしなくてすんでいる」。これが外部環境の改善により、自己資本を押し上げる「正の循環」となっているという。
 「いちばん苦しいときに収益を稼いで不良債権処理を進め、“筋力”をつけているので、加速度的に伸びている」
 ◆採点 「融資先に悪いところが少ないのも強み。100点」

【4メガバンクの16年3月期決算】

最終損益/17年3月期見通し/不良債権比率/自己資本比率   
UFJ ▲4028 3300 8.5%  9.2%
みずほ  4069 3300 4.4% 11.3%
三井住友 3304 3300 5.0% 11.3%
三菱東京 5608 3400 2.9% 12.9%
(連結ベース。単位億円。▲は赤字)

[ 2004年5月25日18時0分 ]


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