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金融機関観察スレッド

301とはずがたり(3/3):2004/05/29(土) 20:27

◇球団売却の流れ加速も

 ダイエー再建計画の見直しで、プロ野球球団「福岡ダイエーホークス」の行方に改めて注目が集まることになりそうだ。特に産業再生機構が支援に乗り出す場合は、「国の支援を受ける企業が球団を保有するのはおかしい」との声が強まり、売却に向けた流れが一気に加速する可能性もある。

 ダイエーは球団を継続保有する姿勢を強調しているが、赤字経営の球団には資金支援が必要。昨年の優勝セールは本業に貢献したが、「強い球団を維持するためには相応の費用が不可欠」(業界関係者)で、その負担は経営の重荷になる。

 ダイエーは4月、独自路線を歩む高塚猛氏を球団社長から下ろし、ダイエー本体出身者でトップを固めた。「将来の球団売却をスムーズに進められる体制にした」(同)との指摘もあり、「売却への環境は整いつつある」(UFJ関係者)との見方も出ている。

◇「計画変更ない」高木社長ぶぜん

 「ダイエーとして、産業再生機構の活用というテーマには当てはまらないと思う」

 27日の株主総会後の記者会見で、高木邦夫社長はぶぜんとした表情で答えた。会見では、主力行のUFJ銀行の大幅赤字転落によるダイエーグループの再建計画への影響について質問が集中。高木社長は「03年度は再建計画の目標を達成し、04年度も執行中だ。主力行や経済産業省のモニタリング(監視)も受けており、(再建計画の見直しなど)何でそうなるのか理解に苦しむ」と述べ、現行の再建計画に変更がないことを繰り返し説明した、

 また、ダイエー球団については、保有を継続する方針に変わりがないことを強調。UFJ銀行から何の申し入れもないことを明らかにした。

         ◇ダイエー再建関連年表◇

1998年4月 71年の上場以来、初の経常赤字に転落。
  99年5月 ハワイのアラモアナショッピングセンターを米企業に売却。
  00年1月 リクルート株式25.2%を同社グループに売却。
        ローソン株20%を三菱商事に売却。
    10月 不透明な株式売買問題で鳥羽董社長が辞任。創業者の中内功会長も退任。
  01年1月 高木邦夫氏が社長就任。
     8月 ローソン株14.1%を海外投資家に売却。
  02年2月 主力3行が5200億円の債権放棄を含む金融支援策を公表。新再建3カ年計画を策定。
    12月 主力3行と政策投資銀が再建ファンドを設立。筆頭株主に。
  03年4月 03年2月期決算で目標届かず、再建計画を下方修正。
  04年3月 ホテルと球場の「福岡事業」を米投資会社に売却。
     4月 優勝セール効果で04年2月期決算は目標達成。
毎日新聞 2004年5月28日 3時00分


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