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金融機関観察スレッド

353とはずがたり:2004/06/17(木) 18:29
再送:[焦点]UFJが住友信託に資産運用会社を売却へ、預り資産拡大も販売基盤などに課題
04/06/15 06:43
 岩崎 成子記者
 [東京 14日 ロイター] UFJホールディングス <8307.T> は14日、系列資産運用会社2社を住友信託銀行 <8403.T> に売却、住友信託の資産運用会社と事業統合する方向で協議していることを明らかにした。UFJグループは中核事業に該当しない事業からの撤退で本業のリテールバンキング業務に資本を注力するのが狙い。しかし、資産運用会社の合併・統合は容易ではなく、住友信託銀サイドは預かり資産残高の拡大は見込めるものの、新会社での販売基盤やシステム統合などの課題は山積している。

 UFJと住友信託銀行は14日、住友信託銀行と信託財管事業等の協働事業化の詳細決定に向け、今年7月末をめどに資産運用会社の事業統合などを含めた様々な協議を進めていることを明らかにした。金融筋によると、UFJが住友信託に、UFJパートナーズ投信およびUFJアセットマネジメントの株式を譲渡し、その後、住信アセットマネジメントと3社で統合、または合併させる可能性が濃厚だという。

 3社が統合・合併することで一時的に運用資産は大きくなるが、システム統合や販売基盤などが課題として残る。勘定系システムは、UFJグループが野村総合研究所(NRI)を採用しているのに対し、住信アセットでは大和総研(DIR)のシステムを採用。  金融サービスでは、強固なシステムを備えることが信用力と生き残りに向けた焦点の一つとなるが、統合後の新会社がどちらのシステムを採用するかは不透明なうえ、統合自体を円滑に進めるのも至難の業とみられている。

 販売基盤の面でも問題は残る。UFJパートナーズ投信などUFJグループの資産運用会社はこれまで、UFJ銀行とUFJ信託銀行という400店舗を超え強固なネットワークで商品を販売してきたが、住友信託銀行の傘下に入れば、その販売網は、拠点数にして66拠点(51支店、15出張所)と、これまでの規模の6分の1程度に縮小される。  現在、UFJパートナー投信の資産残高に占めるUFJ銀行とUFJ信託銀行のシェアは約6割程度で、これにUFJつばさ証券を加えると6割強になっている。

 りそなグループ傘下にあったりそなアセットマネジメントは、4月1日からソシエテ ジェネラル アセット マネジメント グループ傘下になり、8月1日付でエスジー山一アセットマネジメントと合併するが、従来の地銀や証券会社などの販売網に加え、りそなグループの販売網も維持するため販売協力提携契約を結んだ。

 今回のUFJHDと住友信託銀行の間でも、同様の措置がとられる可能性はある。関係者によると、UFJHDと住友信託銀の両社の間では、こうした課題の解決に向けて協議を詰めている模様だ。
 これまでも大手銀行系の資産運用会社では、再編が進んできた。三菱東京フィナンシャル・グループ <8306.T> は、傘下の運用会社である東京三菱投信投資顧問と三菱信アセットマネジメントを10月1日を目処に合併させ、新会社を三菱投信とする予定。  今後は、みずほフィナンシャルグループ <8411.T> の第一勧業アセットマネジメント、富士投信投資顧問、興銀第一ライフ・アセットマネジメント、新光投信の4社の動向に注目が集まりそうだ。

 UFJパートナーズ投信の資本金は151億円、UFJHDの100%出資で、2004年5月末現在の投信運用資産は1兆8760億円で、業界5位。  UFJアセットマネジメントもUFJHDの100%出資で、資本金は25億2600万円。投資顧問一任残高は約1兆2000億円だ(いずれも5月末現在)。  住信アセットマネジメントの資本金は3億円(2003年5月末現在)、出資比率は、すみしん不動産25%、住信カード20%、住信保証20%などで、住友信託銀は5%となっている。同社の2004年5月末投信運用総資産は2162億円で、投資顧問一任残高は202億円(同3月末)となっている。


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