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金融機関観察スレッド

252とはずがたり:2004/05/17(月) 20:38
UFJ大幅赤字に、寺西頭取ら辞任へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040517-00000102-yom-bus_all

 UFJホールディングス(HD)が、2004年3月期決算の業績予想を再び下方修正する方向で検討に入ったことが、16日明らかになった。

 金融庁の指摘を踏まえ、大口融資先を中心に不良債権の貸し倒れ引当金をさらに積み増すためで、大幅な赤字となる可能性が強い。UFJHDは4月28日に業績予想を下方修正したが、異例の再修正となる。この結果、公的資金注入行が経営健全化計画の収益目標を、2年続けて30%以上下回った場合に、経営責任の明確化や経営改善を求められる金融庁の「3割ルール」に抵触するのは確実で、UFJ銀行の寺西正司頭取ら経営トップ3人の引責辞任は避けられない見通しだ。

 引責辞任が避けられないと見られるのは、寺西頭取のほか、UFJHDの杉原武社長、UFJ信託銀行の土居安邦社長。

 UFJHDは金融庁の特別検査結果を受けて、2004年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、税引き後利益を780億円と見込んでいた。健全化計画で指標となる傘下2行合算ベースの税引き後利益は1250億円を確保し、計画で掲げていた1351億円の目標は下回るものの、「3割ルール」には抵触しないとしていた。

 しかし、金融庁は5月に入り、UFJHDに対し、大口融資先の不良債権に対する貸し倒れ引当金が、なお不足していると指摘していた。UFJHDの監査法人である中央青山監査法人も、厳格な引き当てを求めており、UFJHDは、追加的な大幅引き当てはやむを得ないと判断した。

 この結果、傘下2行合算ベースの不良債権の処理損失は、4月28日の業績予想修正時の8130億円から1兆円超に膨らむ見通しで、2行合算ベースの税引き後利益は1250億円の黒字予想から一転、大幅な赤字に転落することが確実となった。

 ただ、銀行の本業のもうけを示す業務純益は計画を上回る高水準となる見込みのため、繰り延べ税金資産の大幅な減額は避けられる見通しで、国際業務を行う銀行の健全性の基準である自己資本比率8%は確保できると見られる。

 金融庁はUFJHDの業績が赤字に転落するのを受けて、業務改善命令を出し、経営責任の明確化のほか、収益改善に向けた追加リストラ策を求める方向だ。

 UFJHDは4月の業績修正段階では、不良債権比率は0・4ポイント増の8・5%と4大金融グループの中で突出して高い。

 このため、UFJHDは経営トップの刷新を機に、「金融再生プログラム」で求められている2004年度中の不良債権比率の半減目標の達成に向け、思い切った不良債権処理が迫られるとみられる。

 ◆UFJホールディングス=2001年4月に、旧三和、東海、東洋信託の3銀行が共同で設立した金融持ち株会社。傘下にUFJ銀行(三和銀と東海銀が合併)、UFJ信託銀行(東洋信託銀と東海信託銀が合併)、UFJつばさ証券、UFJパートナーズ投信など子会社215社、関連会社29社を抱える4大金融グループの1つ。グループの総資産は約80兆円で、総従業員数は約3万5500人。本店・大阪市。杉原武社長。(読売新聞)
[5月17日11時21分更新]


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