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怪盗66号活動報告書 および被害レポート

1竹島★:2009/04/29(水) 20:42:13 ID:???
怪盗66号とその仲間・ライバル達の活躍を記すためのスレッドです。
なお、怪盗66号の被害者の方の報告も歓迎いたします。
ですが……あなたは本当に被害者ご本人でしょうか?

34PON:2021/11/12(金) 23:19:14 ID:SN4GkSO6
11月12日(その3)

『リコりん、良い皮膚の日だなんて、よく知ってたね〜?』
『ふふん、雑学にはちょっと詳しいのですよ☆』
賑やかな大部屋から、女子校生たちの会話が聞こえてくる。
『へぇ〜・・・そんなことをチェックしてるのは、無数の顔を操る俺みたいな奴だけと思ってたけどな』
腕組みをしながら浴衣姿で廊下を歩く怪盗レオン。大学生宿泊客の女体を纏った怪盗の美貌には、男の欲望がありのままに映し出されていた。
『ククッ・・・では、ダンス部員の宿舎で最初に入れ替わる女子高生は、リコりんに決めさせてもらうか。このEカップ女子大生、衣奈ちゃんと同じEカップなのも調査済さ。他の生徒さんたちのデータも全て・・・ってな』
襟元から中へ左手を這わせて胸を揉みしだく。そして、もう片方の手は着衣の中に潜らせてハイレグ紐ビキニの喰い込む股間を摩り回しながら、スキニーベージュ美脚を擦らせてどこかへ歩き去った。

タイトミニスーツの美女が大部屋へ入って来た。相変わらず賑やかに過ごすダンス部員たちは、制服の生徒も入れば私服に着替えた生徒も居て、服装はマチマチだ。
『あれっ、森川先生まだスーツのままなんですか?』
『えぇ、まだ大卒の新人教師ですし一段落するまでは・・・』
生徒たちの注目を浴びた彼女は気恥ずかしそうにスーツの上から胸や太腿を摩り、スキニーベージュの爪先をモジモジと動かす。
『それはそうと梨湖さん、新しいダンスコスチュームのことでちょっとお話良いですか?』
『私?はいはい、今いきま〜す』
前を歩く教師、森川華純は胸と股間の喰い込みを押し上げる膨らみを弄りながら梨湖を空き部屋へと連れ込んだ。

『簡単に誘い出されてくれてありがとよ。時間ロスが無いように、手筈は整え済だからな』
零れさせた乳房の突起からは、ポタポタと液体が滴っている。それを脱いだばかりのスーツでゴシゴシと拭ううちに谷間には裂け目が出来ていた。
『Gカップ美巨乳の森川先生は解放したし、あとは予定通りに脱皮を済ませて・・・と』
ズルリと脱げた皮と美貌の中から現れたダンスコスチューム姿の美少女は、壁に凭れて寝息を立てる梨湖を覗き込む。スキニーベージュを重ね穿いた美脚、ヘソ出しトップスから露出した乳房、ショートパンツとハイレグインナー、この童顔美貌の全てがお前と同じだと誇示するように。
『リコりん、見てくれよ。“いい皮膚の日”に相応しいラインナップだろ?ここに並んでる女、全てダンス部員と今日手に入れたばかりの宿泊客で取り揃えてあるんだぜ?』
脱皮したばかりの女教師の抜け殻をハンガーに掛け、それをハンガーラックに吊るされた数多の皮と皮の間へしまう。それと入れ替わり代わりに取り出してみせたのは、女子高生の身体を模った抜け殻だ。
『梨湖の皮だってこの通りさ・・・萎んでる83センチのEカップ巨乳スタイルも、俺が変装したらこんなに綺麗なオッパイになるのさ。当然、何でも咥え込めるアソコのビラビラまで完璧に、な。ククッ』
蛍光色のショートパンツを引き下げ、さらにハイレグインナーとスキニーベージュの重ね穿きも半脱ぎにする。そこには、女性ならではの紅色の秘裂が刻み込まれていた。
『梨湖は森川先生のオッパイに仕込んだヤツで仕留められたけど、運動神経抜群な女子校生は常に2段構えで・・・んっ』
乳首を摘んで愛撫しつつ、極太サイズのスプレー容器をヌヌヌッと挿入させていく。そして、強制的にパックリと開かれたワレ目が全てを丸呑みした後、ストッキングとショートパンツを全て穿き上げた。
『クスッ、完璧にのっぺりな股間のラインが出来上がったな』
パンツの上から何度股間を摩ってみても、秘裂のスジが浮かぶばかりだ。重ね穿きもろとも指を突っ込んで漸く異物にコツンと突き当たる程度では、何かを咥えていると気付かれるはずもない。
『さぁ、梨湖の変装で新作コスチュームと生脚紛いなスキニーベージュの重ね穿き姿をお披露目してくるぜ。併せて、次のターゲットに決めたDカップ女子高生の彩華ちゃんの連れ出しも・・・な。なにせ、今日は良い皮膚の日だもんね』
マスクエッジを捲り、首元の皮も浮かせてみれば、ダンスコスチュームを身に纏う彩華の女体と美貌が覗く。
『まだまだ、この顔の下にもコスチュームや制服を着てスキニーベージュを重ね穿いた女子高生が隠れてるからな。それに、生脚に見せ掛けたストッキングを穿いて入浴する準備を整えた若い巨乳宿泊客たちも・・・良い皮膚の日のお祝い、存分に楽しもうぜ。ククククク・・・』
吊るされた抜け殻をピラピラと弄り、マスクまで歪めてみせた怪盗レオンは、その下に覗く美貌に卑しい笑みを貼り付かせる。だが、部屋を出た時には歪んだ皮膚は隅々まで復元されており、それに満足する梨湖は完璧なディテールを誇るスタイルを身体にフィットしたダンスコスチュームの上から頻りに摩りつつ館内を闊歩してみせた。

35PON:2021/11/12(金) 23:31:49 ID:SN4GkSO6
とある1412号 一話(※スケベ表現、皮モノ表現含みます。嫌悪感のある方はお避けくださいませ)

『ジイちゃんが取り寄せてくれたコレ、リアルすぎねぇか?』
『ぼっちゃまからのご要望に添える物と思っておりますが、作り直させましょうか』
黒羽快斗と執事の寺井は、向かい合わせにソファーに座って作戦会議に花を咲かせていた。ローテーブルに置かれた物をしげしげと眺めていた快斗は、興味津々に肌色の物体を一つ手に取る。
『いや、警部たちに見破られない為には最高の仕事をしてもらえたと思うんだ。けどさ・・・ここまで再現率が高いと不気味にすらなるっていうか』
『その点はご心配に及びません。あくまで、最新鋭のスパイ技術を駆使し、ご本人をモデルにしたマスク・・・即ち、どれほど完璧を求めた所で偽物でございますゆえ』
『そりゃ、な・・・誰かの皮を剥いでまでなんてまっぴらだからな』
快斗は、萎れたゴムのようなソレをグイグイと引き伸ばしてみる。一目で女性の顔を模ったと分かるマスクは、千切れることもなく延々と伸びて、これまで変装に使用していたマスクとはもはや別次元の物だった。
『ププッ!青子の顔、のっぺらぼうみたいになってやんの。これでマスクを被ったら自分で脱ぐ時までは内側の顔に吸着し続けるなんて、どういう仕組みなんだ?』
『お試しになってみては?』
顔に装着した時のフィット感はどれほどだろうかと想像していた快斗は、勧められるまま青子マスクを被ってみる。引き伸ばしつつ顔に手を当てて装着したマスクにはあるべき表情が宿り、いくら顔に手を押し当てて摘んでみても、簡単には変形しなかった。
『す、すげぇ・・・本当に顔に密着してるぞ。このマスク・・・』
声をわざわざ青子の物に変えて驚く快斗。
『でも、さすがに完全に吸着するっていうのは盛りすぎだったようだな。ちょいと力を込めて引っ張ればマスクが伸びるし、思ったより簡単に脱げそうだ』
顎下や頬に手を当ててマスクを掴めば、可愛らしい青子の顔はグニュッと歪んで可愛らしい顔の造形を崩した。
『どうしましょう、作り直させましょうか』
『いや、コレで十分だ。このくらいの方が変装を脱ぐのに手間が掛かんねぇし』
青子の顔と声で、感謝の印にとウィンクをする。
『そして、こちらが全身を模った物でございます。裏の界隈ではスキンスーツと呼んでいるそうですが』
『お、おぅ・・・』
手渡されたのは、中身の抜け切った人の身体・・・を模した物だった。
『構造や仕組みはマスクと全く同じ物でございます。スキンスーツを纏えば、簡単にその人物に成りきれますし、脱着もマスクのように手早く済ませられる筈ですので、さらに怪盗としてのお役目も捗るかと』
『確かに、全身まで完璧に変装出来る物が欲しいって頼んだのは俺だが、完璧すぎるっていうかなぁ・・・』
『ぼっちゃまの仰る通り、これを着てしまえば本人と全く変わらぬ質感、手触りを得られる代物。とはいえ、あくまでスパイ技術の粋を集めた最新鋭の物ですから、どれほど完璧を求めた所で偽物・・・』
『分かってる、分かってるって!』
手にしたスキンスーツには、膨らみを帯びた胸や、何も付いていないのっぺりとした股間、引き締まった脚線を思わせるスタイルが刻まれて、それも中森青子の裸体をそのまま再現していた。
『青子の胸を触ってる感じは全然無いけどな。そもそも、アイツ蘭ちゃんみたいに巨乳じゃねぇし。どこが胸だか・・・ククッ』
『毛利蘭様の物でしたら、そちらに。遠山和葉様のはこちらで他には・・・』
『・・・さすが手が早いな。ジイちゃんは』
既に、何着も並べられたスキンスーツはマスクと同数で、しかもその殆どが女性を占めていた。見知った顔、そうではない顔、有名人の顔もスキンスーツと一緒に用意されてある。
『今回は、女ばかりが集まるような場所だしな。それに、俺の変装対策もだいぶ練られてるし・・・怪盗キッドの方が一枚も二枚も上だってことを示すには、こういう物が必要ってことさ。俺としても、自分でも区別がつかないくらいに女の身体を好きなように弄れるなら、悪い気は・・・ニヒヒッ』
『お気持ちは固まったようですね。では、早速お試しになられますか』
『あぁ、それもそうだな。ジイちゃんに出来栄えを見てもらって感想も聞きたいし』
『・・・鼻の下が伸びておりますが』
『そ、そんなことねぇって!』
『おぉ、そうでした。変装といえば、スキンスーツとマスクの通気性も最新鋭ですので、着衣も含めて何着でも重ね着が可能と聞いております。まさに、怪盗の変装術を最大限に生かせるかと』
『マジかよ!?マスク二枚被るだけでも苦労してたんだぜ。俄かには信じられないぞ』
『物は試し・・・ですね。下着はありませんが、それに近い物を用意できましたのでよろしければ』
用意周到すぎる展開に、青子マスクには引きつった笑いが浮かぶ。そして、半信半疑なまま快斗は着替えに向かった。

36PON:2021/11/12(金) 23:32:28 ID:SN4GkSO6
とある1412号 二話(※スケベ表現、皮モノ表現含みます。ご注意を)

『ジイちゃん、終わったぜ』
扉が開くと同時に快斗の声がする。
変装の為の皮を持ち、青子のマスクを被ったまま出て行ったのだから彼女に変装して戻ってくる・・・その予想を裏切って、そこには帝丹高校の制服を着て腕組みをする毛利蘭が立っていた。
『ほぅ・・・』
『なぁ、ジイちゃん!このスキンスーツとんでもねぇぞ!いくら重ね着ていても自分の身体の一部になった気がするぜ。ジイちゃんから見て、どこか足りない所でもある・・・か?』
『いえいえ、何も。もう見違える程で』
蘭の顔と声で自然と上目遣いに尋ねる快斗に、執事は優しい表情でその変装ぶりを賞賛する。
『何なのよもぉ〜!それならそうと、もっと反応良く驚いてよね!』
偽物の蘭の顔に明るさを宿した快斗は、喜々として胸のボタンを外し始めた。
『聞いてくれよ、ジイちゃん!蘭ちゃんの胸って思った通り青子より大きいんだけど、青子の胸も案外成長しててさぁ〜♪』
さらにスカートを捲り上げれば、中には執事の用意した赤いハイレグ紐ビキニ、ヌーディーベージュのストッキングを穿き、胸は谷間が覗ける赤いトップスを着てあった。
『・・・コホン』
『あ・・・っと』
あまりのディテールに興奮を抑え切れない快斗だが、執事の冷ややかな反応を受けてソファーに腰を下ろす。スカートの中ではハイレグビキニがキュッと蘭の股間に喰い込んで、秘部の縦皺とシームの線がクッキリと浮かんでいた。
『でも、女の子への変装がここまで完璧に出来たら、今回はハードルが一気に下がるぜ。なにしろ、スケベジジイの道楽のせいで、会場入り出来るのは9割以上女性に限られているんだからな』
指を水着の中に潜らせて喰い込みを直した快斗は、前のめりになって手元に並べた事前資料に目を通す。胸の谷間を隠すこともせずに蘭の佇まい、蘭の声のまま語る様子からして、今の変装に自信を深めたようだ。確かに、軽く身振り手振りを付けるだけでボタンの間から覗く美乳がプルプルと震えるその光景は、本物の女性の乳房と表現して差し支えない。
『このスキンスーツとマスクを駆使しちまえば、胸を見られても、直に触られても、偽物だと見破れるヤツなんて居ないだろうな。なにしろ、下の方だって完璧だからな』
しれっと胸の膨らみをふにゅふにゅと揉み、スカートの中をチラつかせて股間に喰い込むハイレグビキニをシームラインに沿って撫で上げる。さらにはその場に立ち、前傾になって乳房を揺らしながら、制服のミニスカートから伸びるヌーディーベージュを穿いた太腿、ふくらはぎと蘭の細指が辿るが、その曲線に男を臭わせる膨らみは全く無い。
『しかも、万が一ミスして正体を見破られたとしても、重ね着可能なコイツの機能のおかげで簡単に追っ手も撒けるからな。警官に紛れるにしても一般人に紛れるにしても、性別問わずどんな顔にでも、一瞬にして・・・こんなふうに、な♪』
蘭は、首元に手を這わせてマスクを捲り上げ、一緒に胸の膨らみも掴んで制服を隠れ蓑に瞬時に脱ぎ取る。すると、視界を遮った服の向こうからはキャットスーツ姿の女性がロングヘアを靡かせて現れた。
『喫茶店の看板娘がこんな際どい格好してたら、あの名探偵は一発で見破るだろうが・・・周りの大人や警察の連中はセクシーな榎本梓ちゃんの誘惑に骨抜きになるだろうぜ。ニヒヒッ』
『・・・さっそく使いこなされて居られるようで、お見事ですな』
執事が相好を崩すのを見た梓は、首元のファスナーを摘んでノーブラ美乳の谷間を覗かせると、そのまま秘部が見えそうな寸前まで引き下げて不敵に微笑んだ。
『それじゃあ、このまま私と打ち合わせも始めちゃいます?』
『はぁ、ぼっちゃまが宜しいのでしたら、私は一向に構いませんが』
食い付きの悪い執事に不服そうな梓は、脚元に落ちた毛利蘭の制服とマスク、スキンスーツを拾い上げる。そうする間も、キャットスーツのファスナーから覗く梓の美乳が谷間を作って震える様が覗けていたが、それでも相手は無反応だった。
『もっと、面白い反応が見たかったなぁ〜。ファスナーだって、あと少し下げれば梓の大事なトコロが見えそうなんですよ?スーツは股間の窪みまで浮かぶ程に喰い込みが凄くて、ストッキングもスゴい締め付けられて・・・』
『はぁ、左様でしたか。それで、当日の会場警備についてですが・・・』
『・・・・・そうね。警備のことならばちょうど次に用意しておいた佐藤美和子警部補がお相手するわ』
もはや、収まりのつかなくなった快斗は、せっかく重ね着た変装を出し惜しみするのは勿体ないと、打ち合わせる間に梓マスクとスキンスーツをグニュッと引き伸ばしてタイトミニスーツの佐藤美和子へと脱皮を遂げる。そして、ボタンの外れたシャツから覗く美巨乳やスカートの奥、肌色ストッキングで彩った太腿を頻りにチラつかせつつ、段取りを進めるのだった。

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39PON:2022/01/13(木) 20:45:44 ID:/PjrKxpE
ヘッドスパにて(1)

『本日、担当させて頂くセラピストの日向朱夏です。それでは、橋本さんはこちらで施術を受けてください』
『は〜い、わかりました♪』
話題沸騰中のヘッドスパにて、バラエティー番組のロケが行われていた。既に舞い上がった様子の超人気女優、橋本範奈が施術チェアに座る。
『こちらのお店、予約が三ヶ月待ちだからすっごく楽しみにしていたんですよ!』
『クスッ、ありがとうございます』
『今日ロケにお邪魔するって友達に言ったら、みんな羨ましがってて・・・』
範奈と会話をする最中も、朱夏は手際良く準備を整えてシートを後ろに倒す。
『早速始めて宜しいですか?軽く触れた所、頭皮が張って眼精疲労も蓄積しているみたいですし、きっと5分もあれば・・・』
『絶頂睡眠に導くってアレですよね?でも、5分なんて本当かなぁ〜』
『その点はお任せを。それでは、ここからは無音で・・・』
『よろしくお願いします。じゃあ、白井頼むな』
『はい』
朱夏からのサインを受けたスタッフ陣は、カメラを託された白井夢来を残して全員カーテンの外へと出る。そうして、朱夏が範奈の目にタオルを掛けてマッサージを始めて間もなく、範奈の寝息が聞こえてきた。
『OKですよ♪』
薄暗いスペースの中でそう囁いた朱夏は、範奈の顔を覆うタオルを取り去る。
『もう・・・ですか?』
カメラを構えた夢来が驚きを隠せない様子で近寄るも、範奈は彼女の気配に気付くどころか顔に触れる程カメラを向けられても目を覚まさない。
『ホントだ・・・爆睡しちゃってますね』
Tシャツにハーフパンツ姿の夢来は、胸元から立派な美巨乳が覗ける程に上体を倒して覗き込む。スキニーパンツはピッチリと股間の曲線に貼り付いて喰い込み、浅い股上からはヌーディーベージュのゴムまでが見えていた。
『あの・・・そこまで接近してしまうとさすがに・・・』
『あ、すみません。あまりの神業につい・・・ほらっ、興奮のあまり私のGカップ巨乳がこんなにピンピンに尖っちゃって♪』
そう言ってカメラを朱夏に向ける夢来は、空いた手で自らの乳房を愛撫しつつ突起をコリコリと摘んで見せる。シャツには、弄られる程に尖りを増す乳首が鮮明に透けてきた。
『し、白井さん?一体何を・・・』
『シーッ・・・範奈ちゃん、目を覚ましちゃいますから♪』
夢来はウィンクを投げ掛けると、足元にカメラを置いてスルスルとシャツを捲り上げた。人差し指が辿った胸の谷間には裂傷が出来ており、開いた皮の隙間から美巨乳と一目で判別出来るだけの柔肌が覗く。
『っ、なにこれ・・・』
『クスッ、そんなに目を丸くしないでくださいよ。この前、Cカップ美乳OL客のナナちゃんが貴女から盗み取った巨乳ですよ?』
当時の事を囁きつつ裂け目から別人の乳房を引き摺り出す奇行・・・朱夏が目を丸くするのも当然だ。
『夢来の83センチGカップ巨乳から零れたこの88センチFカップのオッパイ、見覚え無いなんて言いませんよね?ククッ』
そう尋ねる夢来は、美貌を模るマスクとウィッグを素早く捲り上げて次なる美貌を晒す。そして、ニヤついた笑みを貼り付かせると同時に、プルプルと弾む新たな乳房から液体を迸らせた。声を上げようと息を吸った朱夏はもちろん、二人の間で眠る範奈の顔にも液が吹き飛ぶ。
『声を出したら、他のお客様まで目を覚ましちゃうわよ?あとは、私が範奈の接客をするからゆっくり眠っていてよね。範奈の皮をリニューアルする為に、こうしてハイレグコスチューム姿の日向朱夏の変装も重ね着しておいたんだから・・・』
卑しい笑みを貼り付かせて朱夏を抱えるのは、胸元を全開にしたハイレグ競泳水着姿の日向朱夏だ。セミロングの茶髪に童顔美貌、重なり合う柔らかな乳房、そして着衣ごとスルスルと脱げ落ちた夢来の下半身から現れたハイレグの喰い込む股間にスキニーベージュで彩った太腿、目の前にある女体の全てが朱夏と全く同じスタイルを誇っていた。

『ここからは、全身のマッサージをさせてもらいますね。幾度も82センチFカップ巨乳スタイルの橋本範奈さんに変装して色々と暗躍している変装怪盗からの特別サービスです♪』
朱夏の声で囁く怪盗は、睡眠薬の詰まった乳房を揺らすまま手早く範奈の服を脱がし取ってしまう。そして、股間のファスナーを開くと、腰まで達する切れ込みに指を潜らせてスキニーベージュをズリ下げた。
『んっ・・・無数の顔を操る怪盗特製の溶液、アソコの奥まで咥えておいたので、ヒンヤリする心配もありませんからね』
艶かしい息みに合わせて、極太サイズの容器が狭いワレ目を引き裂くようにしてひり出される。
『ふぅ・・・ん、タップリ詰め込んでおいたからな。これで変装スーツを何着も量産出来るぜ。ククククク・・・』
男の声を漏らして容器を抜き取った朱夏は、手に掬った液体を巧みな指遣いで範奈の裸体に余す所なく塗り込めつつ、互いの胸や股間を重ね合わせた。

40PON:2022/01/13(木) 20:46:20 ID:/PjrKxpE
ヘッドスパにて(2)

『白井夢来や日向朱夏の巨乳スタイルも良いが、Fカップ巨乳女優の触り心地はまた堪らないな』
極太容器の中身を使い切った怪盗は、自らのうなじに手を回して背中の皮を左右に引き伸ばす。腰にまで達した一筋の裂け目に潜らせた両手は、後頭部からマスクの中を蠢いて朱夏の美貌を完全に歪めさせた。ウィッグが落ちて眼下で弾む美巨乳の光景が見えなくなった直後、一気に視界が開けて新たな谷間が拝めるようになる。
『ふぅ・・・ひと仕事終えた日向朱夏から、巨乳と名器を併せ持つ美人セラピストの初音まどかに引き継ぎ完了、っと』
胸元の大きく開いた白Tシャツに緑のバルーンパンツ、その中にハイレグレオタードとシャイニーベージュを重ね穿く美女は、ニヤリと不敵な笑みを浮かべるまま皮の中から爪先まで抜き取った。
『そろそろ頃合いか。じっくりと84センチHカップオッパイを貪りたい所だったがな』
乳房を眺めてほくそ笑む怪盗は、レオタードの胸元を開いてシャツに乳房を密着させると、範奈の乳房に胸をぶつけながら顔を近付けた。
『まどかの手でもマッサージまで受けたこと、誰にも内緒ですよ?当然、別室で施術を受けている共演者さんにも・・・だって、彼女を担当している方が本物の初音まどかなんですから♪』
仰向けで眠る範奈の胸や股間を艶かしい手付きで撫で回したまどかは、彼女の背中に手を回して裂け目から皮を剥ぎ取る。しかし、脱皮させた裸の橋本範奈の身体には、まだ多くの皮膜が重ねられていた。
『まずは、橋本範奈の一体型スーツ・・・っと。今度は、マスクとFカップスタイルのセパレートで皮を作りましょうか。ククッ・・・この瞬間、楽しいったらないぜ』
偽物の美貌に卑猥な笑みを湛えるまどかは、興奮が抑えられないとばかりに制服を脱ぎだした。そして、ハイレグレオタードの上から自分の乳房や股間を摩りつつ、範奈の太腿、股間、乳房にも手を這わせてから首の内側へとズブズブと潜らせていく。怪盗の手が弄るどちらの女体も、作り物とは思えぬ程の温もりや質感を備えていた。
『んむ・・・ぅっ』
顔の中を蠢くまどかの手が、範奈の首から口、鼻、目へと達するうちに呻くような声が漏れ聞こえる。だが、マスクを脱がし去っても範奈の瞼は閉じたままだ。
『念の為、お薬浴びせておきますね?裸にしか見えない範奈の身体には、まだまだ多くのスキンスーツが重ねられているんでな』
Tシャツを押し上げる乳房の突起を摘み、プシュッと液体を噴射させてから範奈の首の皮を引き伸ばす。そうして、身体を抜き取らせてはまた次の皮を脱がし取り・・・と手際の良い動きを何度も繰り返すうちに、周りは橋本範奈を模る抜け殻だらけになっていた。

ヌーディーベージュ美脚をスキンスーツの中に潜らせ、腰までグイッと穿き上げた怪盗は、続けて超ハイレグレオタードが密着するスレンダースタイルをも抜け殻に収めていく。
『完璧なディテールだな。あとはマスクを被って・・・むぐっ、ふぅ・・・』
満足げな笑みを貼り付かせつつ、垂れ下がっていたマスクを被ってグイグイと引き伸ばせば、生気の抜けた美貌にあるべき表情が宿った。
『ククッ、上から86-59-85のFカップ巨乳スタイルを誇る人気女優、橋本範奈の完成・・・っと』
特徴的なハスキーボイスを操りつつ左右の頬をグイグイと引っ張り、首、プルプルと震える美巨乳、そしてワレ目の奥と執拗なまでに弄り回す。
『Fカップ巨乳の柔らかな質感も、アソコの感度も全て良好だな。範奈の身体が、異物の隠し場所になってると思えないほどさ』
範奈マスクに自信を覗かせる怪盗は、朱夏が穿いていたスキニーベージュとハイレグ競泳水着で自慢の女体を彩る。そして、全く同じ造形を模る抜け殻へと脚を潜らせる途中で、ワレ目には範奈や夢来、朱夏のスキンスーツと新たな極太容器を挿入し、たわわな双丘の内側にも範奈の皮を収めた。
『散らかっていた範奈スーツは全て片付いたな。これで本物の範奈を運び出したら、次はもう一人の女優さんか・・・』
初音まどかが着ていたシャイニーベージュを重ね穿き、ハイレグレオタードでワレ目の異物に蓋を施した範奈は、その上に本物の範奈が着ていた衣装で痴態を隠す。それから、裸の範奈に従業員用のTシャツとバルーンパンツを穿かせて隣の部屋へ運び込むと、朱夏に催眠術を施して施術中の状況を再現した。

『ん・・・あれっ?』
合図を受けた朱夏が意識を取り戻す。
『ふぁ・・・っ、あ・・・終わったんですか?』
その声に反応した範奈も、微睡んだ様子で顔のタオルを外した。
『んっ・・・さすがプロですね〜、爆睡しちゃいました♪少し汗もかいたみたい・・・』
伸びをしつつ顔を触る範奈の美貌には一滴の汗も無い。だが、ハイレグの喰い込む股間には異様な膨らみと濡れ染みが広がり、美巨乳の突起からも液体が滲んで、範奈の衣服を湿らせるまで染み渡っていた。

41PON:2022/02/14(月) 02:53:36 ID:ebjBenxQ
2月14日(1)

『待ってましたよ?はい、生徒会長さんもどうぞ♪』
『僕にも?ありがとう』
『私からのチョコも受け取ってもらえますよね?』
『みんな、そんなに気を遣わないでも良いのに』
『いえいえ、せっかくのイベントなんだから楽しみましょうよぉ♪』
放課後、女子に呼び止められた一人の男子生徒は、次々にラッピング菓子を渡されてあっという間に手が塞がってしまった。
『会長、少し預かりましょうか?』
『うん、助かるよ』
後ろで付き添っていた生徒会副会長の杏菜が、彼から幾つか受け取る。だが、生徒会室に着く頃には二人とも手が塞がってしまった。

『は〜い・・・あぁ、会長でしたか』
ドアをガタガタ揺らす音を聞いて出て来たのは、同じ生徒会役員の花恋と結妃だ。
『ありがとう、手が使えなくて』
『杏菜さんの手を借りても足りないなんて、今年も大漁の予感ですね?』
クスッと微笑んだ二人が、それぞれ菓子を受け取る。ソファーのローテーブルには、既に受け取ったチョコレート入りのダンボールが一つ置いてあり、二つ目の箱も満杯になりつつあった。
『会長が受け取り切れないのを見て一旦諦めた様子の生徒も居ましたから、まだ増えるでしょうね』
『こちらにも会長を訪ねた女子が何人か居ましたよ♪不在を伝えたら、また出直しますって』
嬉しい悲鳴と言った具合に、苦笑いを見せる生徒会長。そこで、見慣れない備品があることに気付く。
『あれっ、そのパーテーションは?』
『私が来た時にはありましたけど・・・チョコの山を隠すのに便利なので、この為に会長が用意されたのかと』
ドアとソファーを遮る位置に、全面磨りガラス調の間仕切りが並べてある。昼休みに来た際には無かったものだ。
『こうなることを想定して、先生方が授業中にでも運び入れてくださったのかな?』
『そうかもしれませんね。せっかくですし、このまま使わせて頂きましょうよ』
そんな会話を交わす途中で、扉をノックする音が聞こえた。
『どうやら、早速お見えのようですね?』
そう話した結妃が、入口の扉を開けに向かう。
『はい、どうぞ・・・優珠さんでしたか』
『あっ、結妃さんもいらしたんですね!・・・っと、失礼しました。生徒会長さんは・・・』
『クスッ、もう戻られてますよ♪』
促されて入室した女子生徒・・・優珠の服装はジャージ姿であった。開いた上着のファスナーの間に彼女のたわわな胸のラインに貼り付く競泳水着と小さな突起がチラリと覗いて、膝上までたくしあげたズボンからは微かに煌きを帯びた肌色の脚が伸びている。
『わざわざ部活中を抜けてもらったみたいで、申し訳ないです』
『いえいえ、せっかくの機会ですし直接手渡ししたかったので。プールに入ってからだと身体を拭いたりしなきゃいけなかったら、着替えたタイミングに尋ねて正解でしたね。はい、どうぞ♪』
そう微笑んで、用意したラッピング袋を両手で渡す優珠。中に着込んだ水着の胸元からは、二の腕にグニュッと挟まれた立派な乳房の谷間が覗けると共に、何やら茶色い袋の存在もあった。
『それと、杏菜さんと花恋さんと結妃さんの分も用意しておいたんですよ』
見た目には、優珠が他に何かを持っているようには見受けない。しかし、一旦、磨りガラスの間仕切りの向こうへと消えて暫く、彼女は3つの小袋を手にして現れた。
『杏菜さんたちには、こちらの飴ちゃんを♪』
並べたパーテーションに出来た僅かな隙間の向こうで、優珠が水着の胸元を引き下げて零れさせた美巨乳の内側から袋を引き摺り出し、裂け目から女性のものと一目で判る乳房が震えている・・・そんな奇妙な光景があったのを見届けたのは彼一人だけだ。
だが、彼が目をゴシゴシと拭った時には優珠の乳房は水着の中にしまわれていたとあって、さっきの行為はきっと何かの見間違いだったかと思い直すのだった。

42PON:2022/02/14(月) 02:54:09 ID:ebjBenxQ
2月14日(2)

『優珠さん、この飴おいしいですね』
『嬉しいです♪実はこれ、手作りなんですよ。お父様の口利きで、飴細工の名人にレクチャーを受けて』
菓子をもらった女生徒たちは、優珠に勧められるまま飴を口に含んでいた。
『へぇ〜、その道のプロから・・・ねぇ、花恋さん、結妃さん。今度、私たちも作ってみませんか?』
味に感激した杏菜が二人を誘う会話に、生徒会長が顔を向ける。すると、それを見た優珠が彼に声を掛けた。
『あれっ、会長さんも飴ちゃん欲しいんですか?』
『ん?いや、僕はもう頂いたから・・・』
そう言って断ろうとしたが、既に優珠はスッと胸元に指を潜らせるなり2本の指に飴玉を一つ挟んでいた。
『それでは手を出してください』
『あ・・・あぁ』
優珠が纏う水着に透けていた突起の正体はコレかと思ったが、ジャージの下に見える優珠の胸には水着に浮かび出る突起がまだ残っている。
狐に摘まれた思いでいる彼の手に飴が落ちた感覚があり、そこでふと我に返ったが手元には何も乗っていなかった。
『ん?・・・あれ?』
『飴、無いですか?落ちちゃったかな。ちゃんと手を閉じて受け取ってくださいね?』
不敵に笑った優珠は、もう一度胸元に指を忍ばせて白い飴玉を取り出す。そして、もう一度彼の手を引いて、その上に自らの手を重ねる。
『・・・』
ニヤリと微笑む優珠を見つつ、彼女の胸にピッチリと貼り付く水着にチラリと視線を向けてみれば、まだ左右の双丘には突起が浮かんでいた。すると、注目するのはそちらじゃないぞと言うように手元に飴が落ちたのを感じて視線を向けたが、またも何も残っていなかった。
だが、優珠はといえば既に左胸の突起に指を潜らせて、次なる飴玉を抜き取っている。
『今度は、ちゃんとお渡ししますからね♪』
そう告げて飴を見せびらかす優珠の手のひらには、一筋の切れ込みと二つの丸い膨らみがあった。
『優珠さ・・・んぐっ』
『おいしいですよ♪Gカップ女子校生の優珠が、大切にオッパイの内側にしまっておいた特製の飴ちゃんですからね』
問い掛けを無視し、優珠は指に挟んだ飴を口に押し込めてやる。そして、続けざまに水着の中に指を潜らせて飴玉を取り出すと、今度は彼の手の上に転がしてやった。
『そ・・・それはどういう仕組み?』
『うん?その質問は、優珠のオッパイに透ける乳首と飴玉のことと、手の平に飴が無いこと・・・どっちを指してるのかな?』
そっと両手を重ねてから離すと、またも飴が消えている。彼の前に手を翳してみれば、そこには飴の形をした膨らみが左に3つ、右に1つ浮かんでいた。彼の口元へ向けた右手に指を添えて、膨らみを搾り出すように指先へとスライドさせると、先端の切れ目から口の中にポロリと落ちた。
『あいにくだが、種明かしなんて無いぜ?だって、見たままのことだからな。優珠のGカップ巨乳スタイルも、飴を仕込んだ場所が偽物の女体にあることも、杏菜ちゃんたちに渡した小袋の在り処も・・・』
そう囁く優珠は、水着の胸元を引き伸ばして美巨乳を堂々と露出させる。だが、不可解な行動はそれだけに留まらず、手をズブズブと胸の内側へと埋めて、横に開いた乳房の中から柔肌を覗かせてみせた。優珠の双丘に負けず劣らずの美巨乳が引き摺り出されたと同時に、液体を詰め込んだ袋といくつもの小さな球がボトボトと落ちる。
『て、手品・・・?』
『だから言ってるだろ?タネも仕掛けも無いって。新しくポロリさせたこのオッパイだって、本物と全く同じディテールを誇ってるさ。生徒会書記、花恋の顔に合った巨乳スタイルそのままに・・・な。ククッ』
弾んで転がる飴玉の行方を呆然と見遣っていた所で、それまでとは違う声が聞こえて顔を上げる。そこには、美巨乳を震わせるまま首元の皮を掴んで作り物の顔を捲り上げる花恋の美貌があった。
『かれ・・・っ』
さっきまで居た花恋は?と見回せば、全員が知らぬ間に机に伏したり椅子に座って眠っていた。優珠が奇妙な行為に及んでいながら、誰も声を上げなかった理由を今更に把握する。
『どうしました、会長?書記の花恋ならばここに居ますよ?上から88-58-87のGカップ巨乳スタイルからこのお顔、見えないアソコの奥まで完璧に変装した偽者ですけど・・・ね♪』
いつの間にかジャージを脱いだ花恋は、机に手を付いて競泳水着から零れた巨乳とスキニーベージュ美脚をアピールするポーズで顔を覗き込む。眼前にある顔も声も、確かに花恋に違いないと実感する所で、彼女は二の腕で震わせていた乳房の谷間に指を潜り込ませ、顎下もグニュッと掴んで顔を歪めてみせた。
『俺が作った睡眠薬入りの飴の味、いかがだったかな?花恋の巨乳と優珠の巨乳に挟んでおいたし、美味かったに違いないよな?ククククク・・・』
耳障りな笑いを零す花恋を凝視しようとする生徒会長だが、突然そこで視界が霞み、一気に暗転した。

43PON:2022/02/15(火) 01:46:01 ID:PvriURyQ
2月14日(3)

『あの〜・・・会長、大丈夫です?』
『・・・ん?』
目を覚ました生徒会長の目の前には、生徒会役員の花恋が座って顔を覗き込んでいた。ボタンの開いたシャツの襟元からは、制服を押し上げる程に魅力的な美巨乳の谷間がハッキリと眺められる。
『もしお疲れなら、横になって休んだ方が・・・あっ、お茶でも用意しましょうか』
スッと立ち上がった拍子にミニスカートが捲れ、シャイニーベージュで引き締まった太腿どころかその奥で股間に喰い込む蛍光色の黄色い布地が見えた。だが、花恋は気付いていないのかスカートの中に手を潜らせて喰い込みを直すのみだ。
『身体が重いな・・・』
全身に倦怠感を覚えながら室内を見回す。他の生徒たちの荷物は有るものの、自分と花恋以外には誰も居ない。
『花恋さん、副会長はどこに?』
『職員室に行かれてますよ』
『そう・・・』
水泳部員の優珠と花恋が手品紛いのことをした出来事は、鮮明に記憶に残っている。しかし、眠りに落ちていたはずの杏菜たちは居らず、あれは夢だったのかと考えを巡らせている所へ湯呑が運ばれてきた。
『お薬とか必要です?』
『え!?結妃さん・・・?』
『はい、生徒会会計担当の結妃ですけど。会長ってば、私が他の誰かに見えてます?』
両腿に手を添えて顔を接近させるのは、確かに会計の結妃だ。開いたシャツの奥に覗く綺麗な胸の谷間、短いスカートの裾から伸びるシャイニーベージュで彩った美脚と、服装はお茶の用意に立った花恋と同じ服装ながら、顔もスタイルも全く違っている。
『だって、花恋さん・・・』
『花恋さん?あいにく、ここには居ませんよ』
ソファーに座り、辺りを見回す結妃。隙だらけの格好もあって、ノーブラ状態の乳房や軽く開いた両脚の奥に蛍光色の赤い布地がギッチリと喰い込む様が眺め放題だ。しかも、クロッチの中心にボッコリと奇妙な膨らみが浮かび始めている。
『結妃さん、あのさ・・・生徒会役員がそんなに服装を乱れさせては風紀上良くな・・・』
『あっ、誰か来られましたね。きっと、会長の戻りを待ってた生徒さんですよ♪』
目を泳がせながら注意しようとするも、ドアの向こうの人影を察知した結妃はそれを遮って立ち上がった。シャツにプルンプルンと弾む乳房の突起が透けていようと、ハイレグの喰い込みが捲れた裾から覗いていようと、気にする素振りもない。
『あぁ・・・あんなに忙しないなんて、結妃さんらしくないな』
淹れてもらった茶をカブッと飲んで思案を巡らせる。だが、その意図に反して怠さは余計に増した。
『あっ、絢未さん。バレー部の練習中に来てもらってすみません。会長、帰って来ましたよ』
『すみません、失礼します』
やって来たのはバレー部の絢未だと、二人の会話で判別がつく。しかし、彼女を迎えようと立ち上がろうとしても身体が痺れて動かず、声を出すことすら困難になった。
『それで、他の皆さんの分も用意したんですけど・・・』
磨りガラスの向こうに制服姿の結妃が見え、絢未の声も聞こえて来るが、何故か姿を見せる様子がない。それどころか、何を思ったのか結妃は制服を脱いで、たわわな胸を揺らしながらスカートの奥に見えた蛍光色の赤いハイレグビキニとストッキングまで下ろし始めた。
『んっ・・・ん・・・』
衣擦れ音と共に、喘ぎに似た声が漏れ聞こえる。モザイク越しとはいえ、顔も一糸纏わぬ女体も見せ付ける奇行を止めさせることもできずにいると、結妃はヒップを突き出して秘裂に指を這わせ始めた。パックリと開けば、肌色の中に見える赤色の面積が徐々に広がるのだが、中心部には黒い異質な何かが見えた。
『うぅ、っ・・・ふぅ・・・』
次第に荒くなる喘ぎに合わせ、黒い何かが鮮色を塗り潰しつつ生え出て来る。そうして、完全に吐き出した黒い物体をズルリと抜き取ると、裂ける程に開かれた穴に広がる赤い秘裂がガラスの向こうに見えた。
『ククッ、粘液でも滴らせてたらもっと楽に出せたんだが、それだと台無しだからな』
何かを囁きながらしゃがみ込んだ裸の結妃だったが、突如として忽然と姿を消した。その代わりにと言うべきか、同じ場所ではピッチリとボディラインに貼り付く赤いユニフォームと黒いショートスパッツ姿の女性がしゃがんでいる。
『コレを、私の・・・に、んんっ・・・』
結妃とは違う声の彼女は、スパッツをスルリと脱ぎ下ろし、さらに肌色のナイロンやインナーを次々に下ろす仕草を見せた。そして、生尻をガラスのスレスレまで近付けて、パックリと開いた秘裂に太くて長い黒色の異物をあてがう。
『ふぁ・・・ぅ、くぅ、ん・・・』
結妃が咥えていたモノをズリズリと回しながら挿入させていることは、直視出来ずとも分かる。苦しげに息む声に悶々とさせられるが、そんな極太サイズのモノも奥まで完全に咥え込んだのか、添えていた手を股間から離した時には閉じ切った未成年の女性器があるのみだった。

44PON:2022/02/15(火) 01:47:04 ID:PvriURyQ
2月14日(4)

『失礼します。私、女子バレー部の・・・』
一人の女子生徒が目の前に現れた。赤地に白いラインのウェアと黒いショートスパッツというバレー部ユニフォームの彼女は、書記の結妃と入れ替わりでパーテーションの向こうに見えた相手で間違いない。
『あぁ、お疲れなんですよね?さっき、結妃さんから”絢未さんってばお話好きだから長くならないように”って釘を差されちゃって♪』
おどけてコツンと頭を小突く絢未に対し、尋ねたいことはいくつもある。だが、痺れと倦怠感のせいで動くどころか喋ることすら出来ないのでは、絢未のことをまじまじと見つめるしかなかった。
『あの〜・・・絢未の顔か身体に何かおかしな所でもあります?』
顔にグニュグニュと押し当てた手を、首、ユニフォームに浮かぶ立派な乳房、腰のくびれ、ピッチリと股間に貼り付くスパッツ、鈍い光沢を放つ肌色の太腿へとなぞっていく絢未。そして、再び股間の曲線へと戻すと、ズリズリと衣擦れがハッキリ聞こえるほど執拗に摩りつつ、中に穿いたインナーの喰い込みを直す仕草を見せた。
『別に、どこも変な所ないですよね?もし何かあったなら、バレー部の活動中もずっと他の仲間に見せてたことになっちゃうし♪』
楽しげに笑う絢未の佇まいからして、異変などどこにもある訳が無いという自信が漂う。確かに、パーテーション越しの奇妙な行為を見届けてさえいなければ凝視もしないのだが、あのような姿を見てしまった以上、彼女が頻りに弄っているスパッツの喰い込みには興味が注がれてしまう。
『何だか、私の魅力的な89センチGカップ巨乳よりアソコの辺りに熱い視線を感じるけど・・・それはさておき、私からのチョコも受け取ってもらえますよね?』
ローテーブルに膝を乗せて顔を覗き込む絢未は、左腕で胸を抱えて強調してみせる。そして、右手を後ろに回してスパッツの中に潜らせてモゾモゾと動かした後、手に握ったモノをユニフォームの胸下に突き立てて横に引いた。
『どこにもチョコなんて持ってないじゃないか、って思ってるかい?だが、水泳部の優珠がGカップ巨乳の中から飴を取り出して見せたのを忘れた訳じゃないよな?だとしたら、優珠にも劣らないGカップ巨乳を携える絢未もこの便利な隠し場所を使って・・・クククッ』
男口調で手品のようなあの出来事は現実だったと理解させる言葉を投げ掛け、切り裂いたユニフォームを捲り上げる。中から柔らかな双丘がプルンと覗き出たに思えたが、一筋の切れ目は絢未の下乳にも達して、その隙間から美乳の膨らみと黒い何かが現れていた。
『絢未の美巨乳を模ったチョコレート、ちゃんと味わうんだぜ?左乳と右乳、微妙にディテールが違う所まで完璧に作ってあるんだからな』
乳房をも捲っていくうちに、乳首の形まで丁寧にあしらったチョコレートがゴトリとテーブルに落ちて揺れ動く。
『おっと・・・落として割らないようにって吊っておいたのに』
上体を起こす絢未の胸は完全に捲れ、その下のサイズダウンした乳房が露になっている。彼女が身動ぎすればテーブルのチョコがラジコンのように左右へズリズリと動いて、この不思議な状況はどういう仕組みなのかと目を見張った。
『ヒカリ先生のCカップ美乳に仕込んでおいた糸、長すぎたかな?』
国語教師であるヒカリのモノだという乳房の突起をピンピンと繰り返し弾けば、テーブルに落ちたチョコが再び動く。どれだけ目を凝らして見ても何も見えないが、どうやら針が何箇所かに掛けてあり、透明な糸がソレとヒカリの乳首を繋いでいるらしいという推測に辿り着いた。
『先生の綺麗な乳首、切らないようにスレスレの所を・・・って、別に偽物のオッパイだし気にすることもないんだけど♪』
引き摺り伸ばされた乳首の突端をカッターでギリギリと切り付けた瞬間、揺れ動く机のチョコが事切れたように停止する。それはまるで、君の推測は合っているぞとでも言って見えた。
『クスッ、今回はタネも仕掛けもあったと言えるかもね?俺がアソコに咥えてみせたモノの存在も霞ませるほど、不思議なギミックを拝めて良かったな』
テーブルを凝視する間に、絢未の股間に貼り付くスパッツには太くて丸い膨らみが現れている。だが、変化はそれに留まらず、彼女は自らの顔を模ったマスクを捲り上げてヒカリの美貌まで晒していた。
『ねぇ、お金持ちのおぼっちゃま君?糸を生やしてた私のオッパイが偽物だとしたら、ヒカリの顔と女体の下からは誰が現れると思う?・・・正解は、こんなに柔らかくて綺麗な巨乳の持ち主さ。クククククッ』
ヒカリが極細の糸を吐き出していた美乳を力任せに引っ張り、裂け目から零れ出た巨乳の突起を摘んだ瞬間、生徒会長の視界は白煙と噴霧された液体で全て閉ざされた。

45PON:2022/02/15(火) 01:47:37 ID:PvriURyQ
2月14日(5)

磨りガラスのパーテーションには、裸の若い女性が形の良いヒップを突き出しながらワレ目をパックリと開き、太く長い異物をズプッズプッと膣内へと挿入する姿が映っていた。
『クククッ、ク・・・ぅん・・・っ』
挿入物とソレを受け入れる秘裂のサイズの違いは、ガラスに見える紅色の秘部が全て黒い異物に被されて隠れたことからも明らかだ。それでも、裂ける程に開かせた狭い穴にヌヌヌッと咥え込ませる動きは止まらない。
『彼に渡すチョコ、私のアソコにはキツイかも・・・だが、コイツは花恋や絢未が繋いだ大事バトンだし大切に咥えておかなきゃ』
『う・・・ん』
黒く固い異物が赤い秘裂の間に飲み込まれ、あれほど開いていたワレ目があるべき形状を取り戻した頃、眠っていた生徒会長が目を覚ました。
『あ・・・ぅ』
相変わらず全身に倦怠感があるが、記憶は鮮明に残っている。だからこそ、ローテーブルに絢未の乳房を模ったチョコレートがあっても、ソファーに女子生徒の制服や部活動のユニフォーム、女性の顔と身体を模った抜け殻が何着も置いてあろうと衝撃はない。
『ふぁ・・・もしかして、会長起きました?』
動けないままでいると、磨りガラスのパーテーションの向こうから声が掛かった。そちらに視線を移せば、巨乳と分かるサイズの乳房を揺らしながらこちらを向く誰かの顔がボンヤリと確認できる。
『あっ、こっち見ないでくださいね?まだ準備の途中なので』
裸の女性の頭髪は一本もなく、顔のパーツもズレて歪んでいるように見える。だが、頭頂部を摘んで引き伸ばしてからセミロングウィッグを無毛の頭に被せると、その声と顔と髪型が一人の女性と一致した。

『やっぱり起きてましたね?目覚めたなら教えてくだされば良かったのに』
磨りガラスの向こうから現れた制服姿の女子は、想像通り生徒会副会長である杏菜だった。
『あぁ、そういえば返事出来ないらしいですね。んっ・・・花恋さんから聞きましたよ?ククッ』
やや内股になって、小刻みにピクンと身体を律動させながら生徒会長の隣に座る杏菜。尻の下にバレー部のユニフォームと絢未の抜け殻があっても全く気にしていない。
『それでは、副会長の杏菜からもチョコレートを差し上げたいんですけど・・・その前に、こちらを』
シャツのボタンを外し、水色のビキニトップスから零れそうな乳房を見せ付ける。そして、美巨乳が作り出す垂涎の光景を拝ませながら、スカートを捲ってハイレグ紐ビキニの中に穿いたスキニーベージュの内側へ手を潜らせた。
『んっ・・・ふぅ、スマホ認証、解除させてくださいね?』
喘ぎ声を漏らしつつ杏菜がワレ目から抜き取ったのは、彼のスマホだった。
『ククッ、これで社長御曹司様の抱えてる機密情報も探り放題。それから、親の七光りを受けて起業したアンタに寄り集まってくる財閥連中の情報もゲットしちゃいましょ・・・っと♪』
顔認証が解除されたのを見てニヤリと微笑む杏菜は、慣れた指使いで操作を始める。
『未熟な高校生からタダで情報を頂くのは気が引けたから、想い人の杏菜に化けて上から86-59-85のFカップ巨乳スタイルを擦り当ててるんだぜ?さらに、他の女子生徒たちの姿でもプレゼントを渡したり女体を使って誘惑してやってるし、杏菜からのサービスもまだ続きがあると思えば、割にも合うよな?』
トップスをずらし上げてグニュグニュと乳房を押し当て、スカートの中の喰い込みに彼の手を引き寄せる。好きな相手と密着するばかりか、積極的に彼女の身体に触れるなどまさに夢見心地の体験だ。これほど大胆な痴態を晒して来なければ・・・だが。
『いま、杏菜の狭いアソコの中へ指を挿入してるのに、痺れて無感覚なのが勿体無いですね?でも、しばらくこのままで居たら、そのうち温もりが伝わったりするかも・・・勝手に指が抜けないように、こうしておきますね♪』
ずり下げたストッキングとハイレグビキニをグイッと引き上げ、ワレ目に挿入した手に蓋をすると、ジッと彼の目を見つめてきた。これほど見蕩れる美少女の顔も、ひとたび摘めばゴムのように伸びて歪み、綺麗な髪の生え際もスキンヘッドの頭に装着したウィッグであるなど、全く想像も出来ない。
『勝手に指を動かさないでくださいね?既に良い感じに突き上げられてるので、余計に濡れ・・・んっ、もぉ・・・言ったそばから・・・』
膨れっ面で怒ったフリをみせながらも、杏菜は股間から指を抜き取らせることなく携帯のデータを洗い出す。そうして、一通りチェックを済ませると、今度は優珠の水着と皮の間に隠れていた彼のタブレットを用意した。
『では、こちらの認証も、んっ・・・また動かしてません?杏菜の両手が塞がってるからって、ふざけすぎですよ?』
全身痺れているのに、自由に指を動かせる訳がない。しかし、普段と何ら変わらぬ佇まいで窘める杏菜に対し、彼はただ目で何かを訴えるしか出来なかった。

46PON:2022/02/15(火) 01:48:05 ID:PvriURyQ
2月14日(6)

『んっ、んん・・・っ!』
生徒会長に身体を密着させながらタブレットを操る杏菜は、何度も小刻みに身体を震わせていた。
『ふぅ・・・そんなに杏菜のアソコの中が気持ち良いんです?それとも、悶える度にこのFカップ巨乳が震える光景が堪らない、とか?』
自ら進んで股間や乳房を弄らせておきながら勝手な言い掛かりをつける杏菜だが、艶めかしくも愛らしく上目遣いで尋ねる態度に、彼の心は大きく揺れ動く。
『私の巨乳スタイルやアソコの具合に満足してるならば、んぅ・・・悪い気はしませんけど、っ』
そう言って彼の指を秘部の奥へと誘った杏菜は、快感に堪えながら操作を続けた。

『会長、貴重なデータをありがとうございました♪』
情報データ移行から周辺の片付けまで、全ての目的を果たした杏菜は、普段の彼女が見せる落ち着いた佇まいで微笑む。
『それでは、杏菜からのチョコレートお渡ししますね。会長のために二種類用意したんですけど、愛情が少しも漏れないよう女の子の大事なトコロにしまっておきましたので♪』
ニンマリと不敵に笑いながらスカートの中に手を潜らせると、水色のハイレグビキニとスキニーベージュを纏めて下ろす。それから、ローテーブルの上に膝立ちになって脚を軽く開いた瞬間、彼女の顔に再び苦悶の表情が浮かんだ。
『ん、んっ・・・結妃や絢未が咥えていたコレ、無数に広がる膣襞の間にギッチリ挟んで保管しておいたから・・・っ、折れていないと思いますよ?オッパイの中に準備したチョコの方も・・・ね』
小さく息む杏菜のスカートの奥から、徐々に黒く太いモノがひり出される。さらには、震える乳房の内側に手を潜らせていけば、黒い半円状の物体が覗き出た。
『ふぅ・・・っ、杏菜のFカップ巨乳を模ったチョコですよ♪会長が好きな杏菜のオッパイなので、針とか糸は使わず親友の涼莉のFカップ巨乳との間にピッタリとフィットするよう挟み込んで保護しておきましたから』
内側から現れた美巨乳からカポッと取り外し、左胸、右胸と一つずつテーブルに並べる。半球状のたわわな膨らみに乳輪や乳首の突起まで、さんざん眺めた杏菜の乳房を完璧に模っていた。
『心配せずとも、特殊なコーティングを施してあるから人肌程度じゃ全く溶けませんので。現に、オッパイチョコはもちろん・・・っ、スカートの奥から生え出ているヤツの方も、全然溶けてないですよね♪』
胸を模ったチョコレートに気を取られている間にも、股間から生え出る黒い物体はゆっくりとひり出されていた。見えない秘裂からヌヌヌッと全容を現そうとする異様な光景は、さながら地球外生命体が出没を始めているかのようだった。

『くふぅ・・・っ、んぁ・・・』
唇を甘噛みしながら、快楽を堪えるようにスカートの上から股間を弄る杏菜。やがて、全てを吐き出し終えると、普段通りの佇まいでソレを彼の前に突き出した。
『ほらぁ、見てくださいよ。この辺りにだけ絡み付いてる粘液、チョコが溶けたんじゃなくて会長が何度も杏菜のアソコを穿り回したせいで、勝手に沁み出てきた愛液なんですから・・・』
指で触れて弄ってみれば、粘液がネチャネチャと音を立てて糸を引く。それに目を丸くする生徒会長の反応を見た杏菜は、悪戯染みた笑みを貼り付かせながら粘液の滴る股間にハイレグ水着など全ての着衣を穿き上げた。
『プレゼントしたコレの愛液の処理はご自身でお願いしますよ?くれぐれも、他の女子生徒たちにイボ付きバイブ型のチョコなんて見つからないよう気を付けてくださいね?当然、杏菜と絢未さんのオッパイを模ったチョコだって要注意ですよ♪』
言われずとも、生徒会室にこんな卑猥な形のチョコレートを置いておく訳にはいかない。だが、身動きが取れないのでは処置の施しようもなく、焦りだけが募る。
『あぁ、ご心配の本物の杏菜たちならば奥の備品倉庫だぜ。それと、会長の薬の効果は30分程度で抜けるだろうな。どっちが動けるようになるのが早いか・・・運次第ってトコロだ。ククッ』
杏菜の変装をした偽者が、突如男の声と口調で嘲笑いながら涼莉と自らの美巨乳を貪るように揉みしだく。これがコイツの本性かと思った瞬間、相手はテーブルに手を付いて顔を接近させた。
『あれっ、いつの間にかお茶が切れてましたね。おかわり淹れておきますよ。あいにく、涼莉のオッパイに仕込んだお茶、結妃さんがオッパイから注ぎ込んだ痺れ薬と同じモノなので、飲むのはオススメしませんけど♪』
直前まで見せていた別人の雰囲気はどこへやら、表情も声も外見通りに戻った杏菜は、開いた乳房の内側で震える涼莉の乳房をグニュッと掴んで乳首から液体を注ぎ込む。そして、着衣の乱れもそのままに歩き出した。
『データ提供のご協力に感謝♪あ、チョコのお返しはいらないぜ』
背を向けたまま杏菜マスクを捲り上げた謎の人物は、ヒラヒラと手を振りながら磨りガラスの向こうへ消えた。

47PON:2022/08/08(月) 23:45:14 ID:FQq.8QDQ
覗き屋(1)

双丘の突起から液体を滴らせる巨乳や男のモノを吐き出したばかりのワレ目を弄りながら歩いていた裸の美女が、ふとテレビスタンドの前で立ち止まる。そして、その童顔に似合わぬ苦々しい表情を貼り付かせて呟いた。
『なんだコレ・・・盗撮カメラじゃねぇか。チッ・・・』

壮年男性に連れられて部屋に入って来たのはタイトミニスーツ姿の若い女性・・・着衣を押し上げる程に目立つ魅力的な双丘、そして肌色ナイロンによって鈍い光沢を放つ美脚の持ち主は男性人気抜群の女子アナウンサー、森井純夏だった。
そんな彼女が、恥じらいながらスルスルと着衣を脱いで裸になり、同じく裸になってベッドに寝転んだ男の顔の横に左手をついて覆い被さる。そうして、右手で彼の股間のモノを扱いて胸に顔を埋めさせながらゆっくりと腰を動かした。
『立派にそそり立ってるぅ・・・ふぁぁ・・・っ、このたわわなオッパイも綺麗なアソコの中も好きなだけ貪ってくださいね♪別に見返りなんて求めたりしませんから。84センチGカップ巨乳アナウンサーの私は・・・ね。ククク・・・』
秘裂に肉棒を誘い、小さく喘ぎながら囁く純夏だったが突如として異変が起きた。艶かしい声に混ざって奇妙な噴出音が聞こえた後から、彼女がいくら腰をくねらせても男性は動かなくなったのだ。
『んっ、んっ!ん・・・クスッ、一丁あがり♪っと』
顔を覗き込んで様子を確認した純夏は、ワレ目に挿入していた男根をズルリと吐き出し、股間から滴る粘液もプルプルと弾む乳房もそのままに男のカバンやら財布やら手当たり次第に漁っていく。そして気が済んだとみるや今度は部屋の物まで物色を始め、偶然にも盗撮用の小型カメラを発見するに至った訳だ。

『コイツ、リアルタイムで観てやがるな。人気女子アナの顔を借りての枕営業、万事順調だったのによ・・・それを覗き見しようだなんて感心しないな』
本来の口調とは変わって、男のような言葉遣いでカメラを凝視する純夏。だが、盗撮されていると知りながらカメラを壊すでもなければ自らの童顔美貌や裸体を隠すでもなく、両手に腰を当てて立派な巨乳が震える様を堂々と晒していた。
『おい、俺の仕事を邪魔してくれるなよ。正体がバレたら、もうこの世界で生きていけなくなっちまうんだからさぁ・・・』
純夏の声ではあるが、別人が宿ったように髪を毟って忌々しげに語り掛ける彼女は、何を思ったのかカメラに向かって自らの乳房をグニュグニュと愛撫し始める。そして、卑しい笑みを貼り付かせて自在に形を変える美巨乳の突起を摘まんだ直後、ブシュッという噴射音と共に画面に液体が迸った。
『お前の尻尾、必ず捕まえに行ってやるからな。もし、森井純夏とエロ社長の情事を外部に漏らしたりしたら、命の保証は・・・』
液体で見えにくい画面の向こうでは、卑しい笑みを貼り付かせながら男の声で話す純夏が顔の皮膚を捲り上げているように見えた。


『なんだったんだ、今の・・・』
食い入るようにスマホを見ていた一人の若い男が、うわごとのように呟く。
『ホラーサスペンスの映画みたいじゃん。まっ、フィクションじゃあるまいし・・・他のをチェックすっか』
少したじろいではみたが、盗撮行為に及ぶ男がこの程度のことで取り乱すこともなく別のカメラ画像に切り換えていた。

『ふぁ・・・ぁ、昨日も遅くまで観ちまった。毎日毎日、お宝映像の管理するのも楽じゃないぜ』
男は、欠伸を噛み殺しながら駅までの道を歩く。早朝とあって、人の往来はまだ少ない。
『そういえば、この前の女子アナ・・・ありゃ何だったのかな』
信号待ちで立ち止まり、数日前の奇妙な出来事をふと思い出す。そんな彼の横に、自転車に乗った制服姿の学生が並んだ。
『ふぅ・・・今日は暑くなりそうだなぁ〜。まだ風があるだけマシだけど』
そんな独り言を零しつつ、彼女は夏服の半袖シャツやスカートをパタパタと扇いでいた。制服を押し上る程の双丘の迫力、太腿丈のスカートから伸びる微かな光沢を帯びた肌色の美脚、抜群のスタイルに目を奪われ、自然と顔に目が行く。
『へっ?ユズ!?』
実家暮らしをする高校生の妹が、遠く離れた都会に住む自分の横に居た。しかし、素っ頓狂な声で名前を呼ぶも、彼女はこちらを向く素振りもなく服の中に風を送っている。彼の視点からは、ボタンとボタンの隙間にノーブラ状態の彼女の乳房がプルプルと震える光景がハッキリと拝めた。
『ククッ・・・』
横の女子高生は、不敵にニヤリと口元を歪ませたと同時にミディアムボブの髪を靡かせながら立ち漕ぎで走り出す。チラチラと舞うスカートの向こうにはスキニーベージュで引き締まった丸出しのヒップに白いインナーが埋もれる様が覗けたが、彼女はそれも気にせず走り去ってしまった。

48PON:2022/08/09(火) 23:14:32 ID:oqDYSlmY
覗き屋(2)

『なんだ、ユズ居るじゃんか』
歩きながらスマホ画面を眺める男は、ため息混じりにそう呟く。映っていたのは登校前の妹の柚子たちが居間で寛ぐ姿だが、家族の誰もが盗撮カメラで監視されていようとは思ってもいなかった。
『じゃあ、さっきのは他人の空似・・・』
『キャッ!』
余所見をしたせいで、自転車に跨っていたタイトミニスーツの女性と接触する。相手はサドルに座った体勢のまま倒れてしまい、胸を強調するように斜め掛けしていたバッグの中身が周囲に散乱した。
『いったぁ〜・・・』
『あ、スンマセ・・・ん?』
適当に謝って立ち去ろうとしたが、ぶつかった相手が見知った人物・・・女子アナの高田瞳だと察して動きを止める。高田瞳といえば、森井純夏と同じ局の女子アナであり同期という関係性だ。偶然にしては出来過ぎていると違和感を覚えるのも無理はない。
『ちょっと、ボーッと見てないで助けてくれません?』
サドルと地面の隙間に脚が挟まった瞳は、不満そうな表情を滲ませながらフォローを促す。
『あぁ・・・はい』
彼女のタイトミニスカートは太腿が露わになるほどズリ上がっていたが、倒れた自転車を起こすタイミングで、開いた美脚の奥にオールスルーのヌーディーベージュを直穿きし、恥肉がプックリと膨れ上がっている様子まで確認出来た。
『ふぅ・・・ちょっと伝線しちゃった。でも、1枚脱ぐだけでDカップ美乳女子アナ高田瞳の美脚がすぐに元通りってね。本当は別の目的でヌーディーベージュを重ね穿いておいたんだが。ククッ・・・』
男が自転車を移動させる後ろ姿を見遣りながらスカートの中に手を潜らせて股間を弄っていた瞳は、素早く手を抜き取って散らばったバッグの中身を拾い集めた。

『もう、気を付けてくださいよ?』
顔を覗き込んで窘める瞳の白インナーの胸元は広く開いて、彼女の乳房が谷間を作る垂涎の光景どころか尖った乳首の具合までが眺められる。彼の脳裏には、妹の柚子そっくりの女子高生が見せたノーブラ巨乳姿が自ずとフラッシュバックしたが、その意識を戻させるように瞳は一台のスマホを握らせる。
『ながらスマホなんてしているから、人に危害を加えることになるんです』
いつの間に手を離れていたのか、自分のスマホは彼女に拾われていた。一瞬、背筋の凍る思いをするが、瞳が訝しむ様子は無いことから画像などは見られていないようだ。当然、美人女子アナと遭遇した直後から胸ポケットに仕込んだ小型カメラで盗撮を続けていることに勘付いた素振りもない。
『はぁ、すいません』
反省の色を見せたことに満足したのか、ノーブラインナーに直穿きストッキングという奇妙な出で立ちをタイトスーツに隠した瞳は自転車に乗ろうと軽く脚を上げる。太腿上までズリ上がったタイトミニの奥にヌーディーベージュのシームを跳ね返す異質な膨らみがチラリと覗くが、ただの皺だったのか影だったのか、正体を確かめることも叶わずスカートの中に隠れた。
『ん・・・ふぅ、ちょっと高さが変わっちゃった?んっ、んん・・・この位だったかなぁ・・・』
サドルに跨ってスカート丈を太腿まで引き下げた瞳は、腰をズリズリと前後に動かしつつ高さを調整する。その度に小さく息む声が艶かしく映り、インナーに透ける乳首は鮮明に尖り始めた。そんな瞳の姿も全てポケットのカメラで盗撮されているとあって男の視線は自然と熱を帯び、立ち漕ぎをして走って行く姿が見えなくなるまで彼女のことを目で追っていた。

『どんな映像が撮れたか・・・ん?』
瞳から返されたスマホを早速操作するが、画面には何も映らない。電源を押してもモバイルバッテリーを挿してみても真っ黒なままだった。
『さっき落としたショックで壊れちまったのか?映像は他のデバイスで代用可能だが、さすがに修理に出すってことは俺のやって来たことが全て暴かれ・・・』
色々と弄ってみたが、スマホは全く起動しない。焦って夢中で操作する間に、前方不注意で何度も制服姿の女子学生やリクルートスーツ姿の若い女性らに接触していたのだが、全員がノーブラ状態の美乳を着衣から覗かせるまま一心不乱にスマホをチェックするのを不敵に笑っていようとは彼自身も思っていなかった。それでも、ポケットの盗撮カメラはそんな不審な様子を滲ませる彼女らの姿をしっかり捉えていた。

49PON:2022/08/10(水) 22:57:57 ID:7jxdt08s
覗き屋(3)

『ありがとうございました〜』
仕事帰り、ネットカフェ、ファミレスと行き付けの店をハシゴした男は、女性店員たちが見せる奇妙な行為に興奮を覚えていた。
『まさか、注文を運んで来た店員やらレジの店員やらが胸元のファスナーを下げてみせるとはな・・・電源入れておいて良かったぜ』
真意こそ不明だが、その場に屈むなどして髪を揺らしながら巨乳の谷間どころか乳首の突起まで覗かせて見せた彼女たちの姿は鮮明に焼き付いている。
『何だか美女運が爆上がってるよな。偶然の産物がここまで一気に増えるのは罠かとも思えてくるが・・・スマホが壊れちまったショックを考えれば、これで五分五分くらいか』
数々のセクシーショットを反芻しつつ、胸ポケットの小型カメラを撫でた。

マンションのエントランスには、エレベーターを待つ女性の姿があった。内股になって太腿を擦らせる素振りは身悶えしているように見える。
『ふぁぅ、あ・・・ん。こんばんは』
『フミ姉・・・?いぇ、こんばんは』
ロングヘアを揺らすグレーのタイトミニスーツに白インナーを着こなす若い女性、それは自分の姉である文佳と瓜二つであった。朝は妹の柚子とソックリの女子高生に遭遇し、夜は姉とソックリの会社員に遭遇したことに驚きを隠せなかったが、相手の反応からして本物では無さそうだ。
『んっ・・・あっ、と』
思案を巡らせるのを邪魔するように、艶かしく息づく相手がスマホを落とす。床を滑ったソレをしゃがんで拾う彼女とはちょうど正対する向きとなり、軽く開いた美脚の奥には重ね穿いたスキニーベージュのシームに沿って破れた細い穴が複数見えた。
『ふぅ、咥えてたら滑りが良くなり過ぎたようね』
ニヤッと口元に笑みを浮かべる彼女のストッキングの穴の向こうに、粘液でヌメった秘裂が見える。それに加え、胸元の開いたインナーからは彼女の美巨乳が作り出す谷間が、布地には薄茶色の突起もクッキリと透ける光景があるが、それよりも驚くのは彼女の手にある携帯に女子アナの森井純夏と壮年男性の逢瀬を収めた動画が流れていたことだった。
『コレ、返って来て欲しかったのよね?弟の盗撮履歴が他の人にバレないようにって、女子アナの高田瞳が大事にアソコに隠してくれたのと同じように私や他の巨乳美女もワレ目の中で保管しておいたの。きっと、誰にもバレてないはずよ』
不敵に笑う彼女からスマホを受け取る。粘液塗れとあって油断するとまた滑り落ちてしまいそうであった。
『・・・アンタ、誰だ?』
『あら、83センチGカップ巨乳スタイルを誇る私が姉の文佳以外の誰に見えるっていうの?』
インナーの胸元を引き下げて、ノーブラ巨乳をプルンと零れさせる文佳。魅力的な双丘を揉みしだきながらニヤニヤと笑う痴態にコイツは偽者だという確信を得るが、思惑が掴めずただ冷ややかに見つめるのみだ。
『ククッ、こんなに魅力的な巨乳美女を前にしてそんな眼をするなよ。偽者だって言う証拠、拝ませてやるからさ』
動揺もせずスカートの裾を捲り上げた文佳は、肌色ナイロンの穴から覗くワレ目の奥深くに細指を挿入して掻き回す。テラテラと光る秘裂の中から、グチュグチュと卑猥な音が断続して聞こえた。
『んっ、んふぅ・・・ふぁ、ぅ・・・なんて、姉が堂々とオナニーを始めたと思ったら大間違いさ』
喘ぎながら不敵に笑う文佳が、裂ける程に開いた秘裂から手を抜き取る。引き摺り出されたのは、女性にあるまじきモノ・・・勃起状態にある男性器だった。
『フミ姉に変装した偽者と証明するには、効果覿面の代物だと思わないか?ククククク・・・』
粘液を纏った指で肉棒を摩り、弾いては扱く。ワレ目から生えたソレが作り物ではないとばかりに、弄り回されたモノがドクドクッと滾ってさらに怒張した。
『お、っと・・・』
ふと、文佳が捲っていたタイトスカートを引き下げ、ジャケットのボタンを留めて乳房を押し込める。直後エレベーターが到着し、中から若い女性が一人降りて来た。しかし、彼女は文佳のスカートに勃起した男のモノが膨らみ出ていることも知らずに通り過ぎていく。それと入れ替わりで男はエレベーターに乗り込むのだが、粘り気を帯びた携帯の方を気に取られ、文佳が乗って来ないことに気付くのが遅れた。
『おい!どういう・・・』
抗議の言葉も時既に遅く、エレベーターは彼一人を乗せて動き始めた。

『俺に用があったんじゃないのか?』
エレベーターの前で佇む男の横を、先ほど入れ違った少女が通り過ぎようとする。だが、声を掛けられると制服姿の彼女はふと立ち止まった。
『ククッ、いくら完璧にEカップ巨乳女子校生の里桜に化けた所でさすがにバレるか♪』
ニマッと笑う里桜は、その場で堂々とシャツのボタンを外してスカートも捲り上げる。制服の中に隠していたのは、ノーブラ状態の乳房とスキニーベージュの穴から覗く里桜の秘部、ソコから生える屹立した肉棒の存在だった。

50PON:2022/08/11(木) 22:37:02 ID:7jxdt08s
覗き屋(4)

家に帰り着いた男は、後から他人が上がり込もうと抵抗もせずパソコンデスクの椅子に座った。続いて、若い女性が入って来る。
『お邪魔しま〜す♪』
振り返れば里桜だったはずの相手は妹の柚子の姿に変化していた。学校の制服、シャツを開いて零れ出たノーブラ巨乳、重ね穿いたヌーディーベージュのシームの穴から覗くワレ目と秘裂を押し開いてスカートに膨らみ出る肉棒まで、外見は全く違えど見せ付ける痴態は全く変わらない。
『ふぅ〜ん・・・お兄ちゃんてば、殺風景な部屋に住んでるんだね?』
男の横に立ち、照明も点けていない暗い部屋を見回す柚子なのだが、そんな白々しい素振りをしながらもスカートを持ち上げて股間のモノを扱いていた。膣口に指を引っ掛けて引き伸ばしてみれば、間違いなく濡れそぼった柚子のワレ目の奥から男のモノが生え出ている現実が突きつけられた。
『・・・って、もう何度も来てるけどな。アンタの素性を調べ上げからというもの、このFカップ巨乳女子高生の姿でも、Gカップ巨乳の文佳の姿でも、それ以外の顔でも』
肉棒と膣内を貪るように弄り続けていた柚子は、指でソレを包み込むとズズズッとワレ目の奥に挿入させていく。そうして股間に手のひらが密着したのを確かめるように、のっぺりとした曲線を撫で回してからスッと手を離せば、そこには彼女の無毛の女性器があるのみとなった。
『当初こそ、不覚にも覗き野郎に撮られた裏稼業の証拠を隠滅させる為にこの顔を利用して終わらせるつもりだったが、そんな生易しい目的では済ませられねぇことを知らしめられちまったもんな・・・』
冷ややかな視線を向けた柚子は、指を首に掛けて皮膚を浮かせ始める。そうして、パサリとウィッグとマスクを剥がしながら部屋の外に出た直後、今度はハイレグビキニ姿の童顔美女が現れた。
『当然、この顔も忘れてないよな?』
顎下に指を潜らせて美貌を引き伸ばしてみせる女性・・・それは女子アナウンサーの森井純夏だった。スーツの中に着ていたハイレグ水着にスキニーベージュ姿は、先日盗撮した彼女の格好そのままだ。
『Gカップ巨乳女子アナ、森井純夏に変装した時の行為以外もPCに収められてたのを知った時はショックだったぜ。人目を忍んで暗躍するこの変装怪盗の目を完全に欺いてたんだからな・・・』
男の側へと歩み寄り、トップスから零れんばかりの美巨乳を彼の前で揺らしながらパソコンを操作する。フォルダに入っていたのは、男がコレクションした数々の有名美女や一般人美女たちが性行為に耽る動画やスカートの中を盗撮した動画など、猥褻な物ばかりであった。
『そこで・・・だ。俺も撮られっぱなしじゃ腹の虫が収まらないんで、仕返しをさせてもらったワケさ。お目に掛かったノーブラ美女が、揃ってこんなトコロにカメラを仕込んで盗撮しているとは思わなかったよな?色仕掛けしてた女たち、全て同一人物の変装だったんだぜ?顔もスタイルも全て本物と同じディテールのまま、な。ククククク・・・』
プルプルと震える乳房を見せ付ける純夏が、一つのフォルダを選択する。画面にあるのは真っ黒な映像だったが、彼女がトップスを浮かせて隠れていた乳首を覗かせたと同時に視線を向ける男の顔が映りだした。
さらに他のデータを再生すれば、コンビニ店、電車の車内、仕事場など異なる場所に居る自分がカメラに視線を向けている映像が続々と流れる。
『オッパイに見蕩れてくれるおかげで、カメラ目線のアンタがしっかりと撮れたぜ。イヤらしさ全開にして巨乳美女を視姦する姿が・・・な。こっちも、興奮が収まらなくて股間のモノが着衣に浮かび出そうだったから、みんなこうしてハイレグとストッキングの重ね穿きで勃起を押さえ込んでたのよ?』
股間の膨らみと秘裂を水着の上から撫で回しつつ卑しく笑う純夏を見て、これまでの眼福で奇妙な出来事は全て仕組まれた物だと理解する。そして、これから俺はどういう目に遭わされるのかという胸騒ぎに襲われた。

51PON:2022/08/12(金) 23:11:09 ID:bq.7gu36
覗き屋(5)

『おいおい、Gカップ巨乳をポロリした森井純夏のセクシーショットを拝んでるっていうのに随分と冷めた反応じゃないか』
PCディスプレイには、いくつもの動画が表示されていた。そのどれもが、女性の胸元を眺めている自分が盗撮されたものだが、一つとして同じ女性は居ない。
『純夏の枕営業を覗き見した時は、この椅子に座ってギンギンに興奮させてたんじゃないの?』
画面の側を離れ、背中に回り込んだ相手が彼の横からヌッと顔を見せた。それと同時に、肩にはたわわで柔らかな乳房がグニュッと乗り掛かり、股間に手が伸びて来る。
『あれっ、冷めたフリして今もギンギンだったの?まっ、人気巨乳女子アナのオッパイを生で見て大人しくしていられるハズないもんな♪』
チューブトップから乳房を零れさせ、男の顔に髪を絡めてくる美少女・・・それは、電車内で自分にもたれ掛かって眠っていた女子高生だった。彼女もまた、外れた胸のボタンからノーブラ状態の美巨乳をチラつかせていた一人だ。
『今だって、86センチのFカップ巨乳女子校生、佳南のオッパイに興奮して勃起しちゃうくらいだし☆乳首のカメラで撮されてるって判ってても・・・ね』
佳南の胸や美貌をチラ見する自分の顔が、ディスプレイのリアルタイム画像として映っている。そして、空いた方の手でポインタを動かし、電車の車内で眠る佳南の胸を覗いている動画も再生してやった。
『今と同じ顔してるが、やっぱり人目が無い分だけ余計に膨れ上がってやがるぜ。なんなら、佳南のアソコに咥えてスッキリさせてやろうか?こっちも、重ね穿きしたスキニーベージュとハイレグがギッチリ埋もれてて、キミのスマホを咥え込んでたフミ姉ちゃんみたいにアソコがグチュグチュ状態なんだ♪』
見ず知らずの女性たちが、胸を見せ付けながら乳首に仕込んだ盗撮カメラで撮影する奇妙な行為・・・これが全て同一人物によって仕組まれた、全くの別人による仕業などと考えるのはあまりに非現実的だ。そもそも、乳首にカメラをなどという仕組み自体、聞いたことがない。だが、目の前で行われている出来事は全て現実と示すように、佳南の指で扱かれ続ける自分の分身がドクッドクッと律動し、いつの間にか手を取られた自分の右腕は佳南の粘液の染み出た股間に強く押し当てられていた。
『ククッ、恥ずかしいったらないな。女子高生の手で簡単にイッちまうなんて。しかも、それを職場の同僚が佳南マスク越しに見てたとも知らないで・・・』
嘲笑う佳南の指は、さらに搾り出せとばかりに的確に股間のモノを刺激する。だが、彼女の女体や美貌には不自然すぎる撓みが至る所に浮かび出ていた。
『まっ、私も胸元から82センチEカップを誇るノーブラ巨乳やキミのスマホを咥えたアソコの膨らみをハイレグ越しに覗き見されちゃったし、恥知らずはお互い様かもね♪』
自らの顔や女体に手を当てて弄る佳南の顔、乳房がグニュッと歪んで引き伸ばされる。画面に映る異様な光景がブラックアウトしたと思われた直後、顔見知りの女性・・・同僚の里音が当時と同じベージュニットにプリーツミニスカート、ヌーディーベージュの重ね穿き姿で現れた。
『セックスしている所とかノーブラオッパイとかワレ目から勃起した肉棒を生やしたりスマホを咥えた膨らみとか・・・もう色々と覗き見されちゃったけど、今は感謝していることもあるのよ?乳首型のカメラ、キミの技術を盗んで作り出した優れモノなんだから』
悠然とニットの胸元を引き下げた里音は、左胸の突起を指で弾いてみせる。見掛けは女性の乳首にしか見えないがグリッと強く摘んでみれば、微かにレンズが光ったように見えた。そして右胸の突起を同じように摘めば霧吹きさながらに液体が迸り、森井純夏が枕営業の時に男を眠らせた仕掛けはコレだったのかと思い知った。

52PON:2022/08/13(土) 16:09:25 ID:bq.7gu36
覗き屋(6)

『さーて、ここで相談だけど』
前屈みになり、立派な谷間を強調させた里音が目を合わせてくる。ディスプレイには彼女の乳首が捉えたリアルタイムの映像が流れていた。
『暴露されたくなければ金を出せ、って要求か?あいにく、金ならコレに注ぎ込んでるから搾り取れる程もな・・・っ』
『そうじゃないさ。これほどの技術、たかが盗撮趣味に留まらせるのは惜しいと思ってな』
不敵に笑う同僚が椅子に座る男の上に跨ったと思うと、首に手を回して至近距離で向かい合ってみせる。見れば見るほどに里音が誘惑していると錯覚する、それくらいに顔も声もスタイルも本物の彼女と区別がつかなかった。
『なぁ、俺と手を組もうぜ?』
『は!?手を組む?』
『アンタの趣味は覗き見、それに使うカメラ弄りだろ?こっちは、ここまでクリアな画像と製作技術が加わればさらに仕事が捗るんでね』
ノーブラの胸を震わせ、ハイレグの喰い込む股間まで露出させた里音が普段の声で切り出す提案に奇妙な感覚を抱く。だが、その刺すような視線は真剣そのものだ。
『捗る・・・俺の作ったコレが役立つって言うのか?所詮ただの映像なのに』
『君に取ってはただの映像でも、私の手にかかれば立派な武器へと昇華出来ちゃうの。この通り、里音のEカップ巨乳スタイルだろうが、こっちのDカップ美乳女子高生だろうが・・・これまで自分が目にした光景が何よりの証ってな。ククククッ』
両手の人差し指を首元に潜らせクイッと浮かせれば、里音の顔と首の皮が伸びていく。この完璧なまでの変装姿が商売道具と言っているのだ。
『俺を頼れば、好きな場所にカメラを仕掛けられるんだぜ?職場のトイレ、学校の更衣室、入浴施設、テレビ局、それに里音の自宅だって・・・その場所に適した顔と身体に化ければ、男子禁制の所だろうと簡単に出入り出来ちまうんでね。ククッ』
指が首の内側を這い上がって唇まで達すると、顔パーツの下にニヤリと笑う美少女の顔が覗いた。
『妹のクラスメイト、羽凪のことも見覚えあるだろ?柚子に変装してこの家に忍び込んで、実家の映像をチェックした時に偶然映ったおかげで手に入れた訳だけど、コレも柚子のお兄さんのアシストが大きいってことね』
羽凪の顔がチラつくその一方で、ゴムのように伸びた首から下の皮の奥には美乳の揺れる様がハッキリと確認できる。そして、ベアトップから零れた双丘が捉える男の顔もパソコン画面に映されていた。
『性能には無二の自信があったが、こんな利用方法があったとはな。これ以上、深みには嵌りたくないんだが』
『もう遅いだろ。これだけ悪事を重ねたばかりか、裏世界では無数の顔を持つ謎の変装名人で名を馳せる俺に足を掴まれちまったんだ』
跨っていた里音の偽者は、歪んだマスクから羽凪の顔を覗かせるまま足元に脱ぎ去ってある純夏や佳南の抜け殻を拾い上げ、グニュグニュと引き伸ばす。
『アンタは素性も住所もこの行為までも全て知られちまった。対して、アンタは俺のことは何も知らないんだ。里音の変装からチラ見している羽凪の姿も・・・んぐっ、こうして脱皮すればまた別の巨乳美女が現れるだけさ。この顔、お前さんのお気に入りなんだって?ククククク・・・』
首の後ろに手を回して皮を左右に開き、頭を抜き取る。ズルリと脱げたウィッグと里音マスクの下から顔を現したのは羽凪・・・ではなく、ニヤリと笑う人気グラビアタレントのNANAMIだった。彼女の手を見てみれば、里音マスクだけでなく羽凪のマスクまで握られている。
『どちらが優位かなんて、一目瞭然♪腹を括って手を組むしかないんじゃない?』
脱皮を遂げたNANAMIは、チビTシャツに透けるノーブラ巨乳を揺らしつつマイクロデニムショートにヌーディーベージュの重ね穿きで彩った下半身まで抜き取った。ハイレグになったデニムがギッチリと股間に喰い込む姿には、無反応を装う男とて目の色を変えずにはいられなかった。
『名前どころか、性別すらも判らない謎の暗躍者と組むのは不安かもしれないけど・・・』
背中に胸を押し当てて身体を摺り寄せるNANAMIは、スッと男の手を取って自分の股間へと導く。ついさっきまでデニムに突き上げられていたそこには、固い生地をも跳ね返す怒張した肉棒の存在があった。男は反射的に手を引っ込めようとしたが、細腕に似合わぬ手でストッキングの内側へと潜り込まされてしまうと、指を重ねられるまま女性器と男性器をグチュグチュと弄り回した。
『でも、おかしな行動しなければ悪いようには扱わないって言ってるんだから、良い条件じゃないかな?こうしてNANAMIのアソコまで弄れちゃうんだし。クスッ♪』
確実に指に触れる粘液に塗れた男のモノと女性の秘部の感触は、どちらも本物と遜色がない。そんな不可思議な感覚に溺れるうちに、男は観念したようにダラリと力を抜いた。
『ククッ、これからよろしく頼むぜ?ケン君♪』

53PON:2022/10/02(日) 16:08:36 ID:OC10/y6Q
潜入

早朝、オフィスビルに塵芥収集車が入って来る。
運転席から降りた痩せ型の高齢男性は、大型バッグを抱えて専用シャッターを開けると足早にビル内へ入って行った。

『ご苦労様です』
『どうも』
巡回の警備員と軽く挨拶を交わした男性は、ゴミ集積場所とは逆方向のオフィスエリアだ。しかし、通り過ぎた警備員の他に行く先を見届ける姿は無い。
『行ったようだな。さて・・・』
歩きながらツナギのファスナーを腰まで下げると、何も着ていない薄い胸板が現れた。そして、ムダ肉一つないウエストを掴むと、皮膚がグニュッと歪んで捲れた。
『ワシも仕事を始めるとするか』
皮の切れ目を起点にして服を脱ぐ要領で首まで持ち上げた所で、一目で若い女性の物と判る美乳が零れる。解放されたそれは、プルプルと気持ちよさげに弾んで男の目を楽しませた。
『早くこっちの衣装と皮も重ね着しちまいたいな。まっ、次回の潜入用に隠しておく分もあるし全部という訳にはいかないか』
バッグの中身は女性用衣服に水着、ストッキング、大人用玩具、催眠用スプレー、女性を模した抜け殻と、どれも収集作業員の持ち物として全くそぐわない。歩く度に小刻みに震える乳房と乳首を愛撫しきながら品定めとばかりに眺めていたところへ、オフィスの一室の扉が開く。
『チッ』
それを察した作業員は、サッとファスナーを引き上げて似つかわしくない双丘をツナギの中に隠した。
『お早いですなぁ・・・お仕事ご苦労様です』
欠伸をしながら現れた男性は、相手の身なりをみて外部の作業員と察知したらしく軽い会釈をする。それに合わせて会釈をした男性の服の中では、若々しさ漲る女性のノーブラ巨乳が弾んでいようとは思いもしなかったようだ。
『油断大敵・・・か。Eカップオッパイの美女に早く脱皮したくて、つい浮かれちまったらしい。幸い、爺さんに似つかわしくない乳も股間のモッコリもバレなかったようだが』
股間を押し上げる極太サイズの膨らみを撫で回しつつ呟く声は、それまでの嗄れた男性のとは異なるソプラノボイスだ。そんな顔と声が一致しない異変も、首に手を這わせて偽物の顔を捲り上げてしまえばあっさりと解消される結果となった。
『これで、顔も声もEカップ巨乳スタイルも全てが合致したな。ねぇ、私のオッパイちゃん?窮屈に男の胸に押し込められて息苦しかった?』
ボブカットヘアーの映える美女は、ファスナーを股間まで下ろして性別まで変わった自らの女体を眺める。そうして、プルプルと震える巨乳に触れて卑しく笑うと、素早く作業服を脱ぎ去った。
『クスッ・・・漸く誰しも怪しまれない社員の姿に脱皮したとはいえ、澪生のスレンダー女体が露わになるような姿ではまだ完璧とはいえないかしら?』
捲った作業員の上半身を引き裂けば、中には一緒にずらし上げてあったグレーのニットトップスが現れる。そして、ハイレグ紐ビキニとスキニーベージュの重ね穿きを押し上げる膨らみもそのままに作業服を拾い上げると、予め太腿まで下げていた七分丈のスキニーパンツでそれを覆った。
『そんな不具合に備えて、スタイルが誇れるような私服も用意しておいたから心配なんて要らないんだけどね。ツナギに膨らみ出ていた護身用の極太スプレーだって、こうすれば・・・んっ』
もはや、立ち入った収集作業員の存在を臭わせる物は別に用意しておいたカバンの中だ。そんな彼から脱皮したのが性別も年齢も異なる澪生であり、二人の姿で身に着けていた唯一の手掛かりは膣内に消え去ろうとしている。
『クククククッ、あっという間にのっぺりとした曲線を浮かばせる澪生のワレ目の奥までズップリさ。プルップルに震えるEカップ巨乳も、胸元から谷間が覗ける程度に収まって・・・スプレーが擦れながら突き上げ続けるせいで、乳首の突起が透けちゃうけどね。グチュグチュになったアソコの濡れ染みだって、段々と染み渡ってるのよ?』
湿り気を帯びた股間と乳首の突起をズリズリと弄り回し、快感を貪る澪生の行く先に男性が現れる。先程すれ違った警備員だ。
『お早いですね、お仕事ご苦労様です♪』
『あ・・・ど、どうも。そちらこそご苦労様です』
スレンダースタイルが映える私服姿の澪生のボディラインに、動揺しつつも言葉を交わす。互いが会釈をした拍子に彼女の胸元から覗くノーブラ巨乳の震える光景が飛び込み、警備員の視線は自ずと釘付けになった。しかし、澪生はそうとも気付かぬフリでたおやかな笑顔を偽物の美貌に貼り付かせた。

『作業員と同じ言葉で挨拶したけど、爺さんにはご苦労様なんて言わなかったよな。澪生も作業員も中身は同一人物だっていうのに、外見しか見てないんだから。この調子だと、他の巨乳社員も似たような熱視線を浴びせられそうだが、怪しまれないおかげで潜入行為が捗るぜ。ククッ・・・』
すれ違った直後、澪生は自分の胸元を眺めつつその美貌を掴んでグニュッと歪めてみせた。

54<削除>:<削除>
<削除>

55PON:2022/11/12(土) 23:35:21 ID:zT/6pqs2
11月12日

『本日、院長様とお約束をした成木と申します』
スーツの男性が姿を見せたのは、クリニックの診療時間前だ。
『お待ちしておりました。それではこちらへ』
たおやかに挨拶をする女性スタッフに案内された部屋では、既に女性院長が待っていた。

『お忙しい中、お時間を頂きありがとうございます。では早速、こちらの器具なのですが』
挨拶もそこそこにセールスマンが取り出した物は、ハンディクリーナーのような代物だった。
『私共が開発した、医療用顕微鏡とCTスキャナを兼用する商品です。大規模病院に限らず、美容クリニックでの利用価値も高いかと』
『兼用・・・ですか?こんなに小さな機械で?』
目を丸くして驚く女性院長は、手渡されたスキャナをまじまじと眺める。すると、男性はスッと手を差し出した。
『良かったら、私の手を読み取ってみてください』
スキャナのモニターにセールスマンの肌が映し出される。画像は驚く程に鮮明だった。
『こんなに・・・それにしても成木さんの肌、すごくツヤツヤ。産毛も皺も全然なくてまるでマネキンみたい』
『あぁ、よく言われますね』
美容のプロが感嘆を上げて褒めるが、彼は気にもしない様子で受け答えた。
『どうでしょう、手だけではなく全身も映してCTをご覧になっては』
『そう、ですね・・・あっ、ナンナちゃん。ちょっと来てもらえる?』
さすがに男性を相手にするのは気が引けた院長は、部屋の扉を開けて近くに居るスタッフを呼び込んだ。

『えっと、ここで立っていれば良いんですか?』
『そうね・・・やはり静止していた方が?』
ナンナに向かってスキャナを構えた院長が尋ねる。
『いえ、動画、静止画による違いはありません。ズームでも引きの画像でも、それから360度撮影も出来ますので』
『そんなに多機能だなんて、信じられないわ・・・』
『今や、医療器具の進歩は目覚しいんですよ。まだ私の所でしか実用化されていない、唯一無二の・・・っ、最新鋭機器で』
レクチャーを受けつつ、簡単な操作でスキャンを終える。そして、モデル役のナンナが部屋を出た所でモニターの画像を確かめた。
『どうです?これが彼女の肌質で、こうすると視点を変えることが・・・それから、画面を切り替えれば透視した身体の内部も』
あまりに現実離れした機械の説明に心酔する院長であったが、ふと身を乗り出して話す彼の異変に気付く。
『あの、成木さんの胸どうかされたんですか?』
訪問時、スラッとした細身の体型だったはずの彼の胸にはシャツを押し上げる膨らみが鮮明に浮かんでいた。しかも、白い生地には小さな茶色の突起が透けて、少し身動ぎするだけで震える柔らかそうな質感は、どう見ても女性の乳房そのものだ。
『ん?・・・あぁ、さすがに気付かれてしまいましたか』
それまでビジネストークをしていた男は、気でも触れたかのようにシャツの膨らみを鷲掴みして揉みしだく。その双丘に埋もれる指もまた、細くて長い女性的なラインを誇っていた。
『出来れば穏便に事を進めるつもりだったんだが、院長先生がHカップスタッフのナンナちゃんを選んじゃったもんな。さすがにこれ程の巨乳を隠し通すなんて無理があるか』
前傾姿勢を保つ彼が胸のボタンを外したと同時に、たわわな乳房が谷間を作りながらプルンと零れ出る。それは、まさに頭で想像していた通りのビジュアルであった。
『胸のボリュームも然ることながら、とても綺麗な肌でしょう?私のハンディスキャナに掛かれば、常にこのスタイルとマネキンのような肌質、ディテールを維持することをお約束しますよ』
男性が女性の胸を備えるという異様な光景に、言葉を失うばかりの女性院長。その反応が堪らない・・・そんな内心を覗かせる男は、首筋に指を這わせて卑しく嗤う顔を歪めながら捲り上げていった。
『楽しいねぇ・・・さっきモデルをしてくれた子が、今こうして貴女の目の前で恥じらいもなくHカップの女体を晒しているのも全て現実なんですよ。現代の科学技術って、常人には理解し難いことばかりだと思いません?ククククク・・・』
剥がれていくマスクの内側から、一目で若い女性の・・・さっきまでここに居た女性の物と判別出来る口元が覗く。ニヤリと口角を吊り上げるその顔は、セールスマンとは全く異なる、あるべきソプラノボイスで卑しい嗤いを零し続けた。

56PON:2022/11/13(日) 23:01:27 ID:zT/6pqs2
11月12日(2)

『んぐむ・・・っ』
『声を上げられたら困るので、顔見知りの巨乳スタッフさんの姿で手荒なことをさせてもらいましたがどうかご勘弁のほどを』
そう言って薄笑いを浮かべてみせるのは、堂々と一糸纏わぬ裸体を晒すスタッフのナンナだ。成木というセールスマンの残骸は既に床に脱ぎ捨ててある。
『念のために伺いますが、リオン院長は本物のナンナがこんな暴挙に出るとは思っていませんよね?』
手脚をストッキングで縛られ、さらに口にも噛まされたリオンに返答が出来るはずもない。完璧なナンナの変装姿で、恥じらいなく無毛の股間や大きく弾む乳房を擦り当てつつ拘束した貴方は何者かという訴えを眼の色で伝える。
『クスッ、私を信じてくれてるようで良かったですよ。もし解雇でもされたら、せっかく入手したこの“皮”の使い道が減ってしまうのでね』
外見に合った声を用いて揺れる胸の突起を摘む相手が”皮”という表現を用いたことにリオンは訝しむ。すると、それを証明しようと言うように、ナンナは口に指を入れて大きく引っ張った。
『気にせずとも、裂けもしないし一滴の血すら出ませんよ』
際限なく伸びていく顔からナンナの髪型を模したウィッグが落ち、スキンヘッド状態の美貌は造形を失う。そして、完全に原型の無くなった口からは全てを削り落としたような無機質な頭部が、さらに肩幅にまで広げれば剥がれた胸や女性器の中から一本の体毛すらないツルツルの身体が現れた。
『コレが、Hカップ巨乳のナンナだろうと架空のセールスマンだろうと、無数の顔を操ってしまう私の新たなアイテムでしてね。コイツのおかげで、私の変装は常に化けた相手の健康も美容も最高の状態を保っていられるという訳です』
肌色の極薄の物体を纏い、顔も見えず胸や臍も存在しない無機質な外見は、もはやふざけているのかと思っていたが、声を発すれば口が現れて目も開かれる。一切の仕組みが理解出来ないが、とにかく全身タイツという代物とは全くの別次元の部類であることだけは理解した。
『まぁ、美容だの健康だのは俺の目的からしたらどうでも良いことだな。このスキャナの正しい使い道ってのは、こう・・・さ』
目と口だけしかない性別すら不明の相手が、壁際に飾られたスタッフの写真の中から狙いを定めた一人の女性に向けてスキャナを翳して操作を始める。すると、造形の無い顔に微かな凹凸が現れ、胸には明らかな膨らみと小さな突起が透けてきた。
『まさか、エイラちゃんの姿を盗み取ったっていうの・・・とでも言いたげな表情だが、よく見抜いたな?Eカップ巨乳のエイラに変装した証拠、ヒントがてらに顔の一部だけ見せてやろうと思ったのに。ククククク・・・』
リオンの声を真似て内心を見透かしてみせると、今度はエイラの声で嘲笑する。目に指を潜らせて全身を覆う薄皮一枚の小さな穴を広げていけば、予測は的中していたことを示すテーラの美貌の一部が覗けた。
『相手が動いていようと静止画だろうと問題ないって言っただろう?全身を収めてあれば、顔もスタイルも声までも完璧に変装出来て、読み取ったソレを何着でも重ね着られちまうって寸法だ』
ニヤついたエイラの表情を皮膚の中に隠すと、肌色タイツに浮かび出た乳房を艶かしく揉みしだく。さらに、続けて隣りの写真にスキャナを向けてみれば、胸の膨らみはエイラよりも目立つようになった。
『これで、Gカップ巨乳が魅力のチヨリの変装も完了っと♪私のオッパイ、完全に透けちゃってますね。この極薄タイツ、締め付けを強めて女のボディラインでも目立たないように細工したんだが、チヨリクラスのオッパイだと大した効果も無いらしいぜ。ここのスタッフは巨乳揃いだし、この先は似たような展開が起こるだろうな。クククッ』
口の中に指を潜らせて縦横に大きく広げ、サイズアップした胸の持ち主はチヨリに間違いないこと、エイラの存在が消えてしまったことをアピールした所で、次なる美貌もマスクの中に収めてしまう。
『この全身タイツを被ったチヨリが誰かの変装で、チヨリが脱皮したらエイラが・・・なんて、もはや誰も信じないぜ?俺の変装行為を見届けた院長先生以外は、ね☆』
男とチヨリの声を巧みに操りながら、他の女性スタッフの全身写真も続けて撮っていく。その度に全身肌色の身体はスタイル抜群な女体の曲線を次々に浮かばせており、本当に彼女らの顔も身体も完全に写して正体不明の人物の変装に利用されてしまったのだと理解させられた。

57PON:2023/02/05(日) 23:43:09 ID:d7Qcf4vU
怪盗出没(1)

来署者が減りだした日暮れ時の警察署。
そこに、ブレザーにブルーのシャツ、短く裾上げしたスカートから伸びる黒のニーハイソックスにスキニーベージュを重ね穿いた制服姿の女子高生が入って来た。
『んっ、と・・・』
ミディアムボブの黒髪が映えるルックス、早熟したスタイル、可愛らしいソプラノボイス、そんな芸能人をも思わせる女子高生が何故この時間、この場所に一人でやって来たのかと他の人々はチラチラと気にする素振りを見せる。
『ココでいっか♪ふぅ・・・』
注目を集めた女子高生は、どこを訪ねるでもなく待合の椅子にゆっくりと腰を落とし、短いため息をつく。そうしてスカートの上に手を添えつつスマホを眺め、周囲から興味本位の視線も向けられなくなった頃、彼女は湿り気を帯びた指を胸へとあてがい、シャツのボタンをも外し始めた。
『さて・・・そろそろ始めるか』
女子高生らしからぬ卑猥な笑みを貼り付かせた祐希が囁く声は、外見とは全く掛け離れた男のものだ。だが、声が性別すら異なっていることに気付く者は居ない。
『美人女子高生、清谷祐希ちゃんのEカップ巨乳の眺望は最高だな。これじゃあ、俺に狙われるのも必然だぜ』
隙間からチラチラと覗く膨らみは何をせずともプルプルと震え、シャツを開けばブレザーにノーブラ状態の美巨乳の突起が触れた。硬い生地に乳首が擦れる感触に、美少女らしからぬ卑猥な笑みが貼り付く。
『んもぉ、怪盗66号が祐希のワレ目を執拗に弄り続けてくれたおかげでピンピンに尖っちゃったよ。おまけに、ギッチギチに開いたアソコの隙間から染み出た粘液でハイレグもストッキングもこんなにグチュグチュ・・・』
準備万端とばかりにペロリと唇を舐めた祐希は、カバンから一本のスプレー容器を取り出すと極太サイズのソレをスカートの中に忍び込ませる。
『怪盗が警察署に潜入するというのに、暗器がオッパイの中の液体だけってのは些か不安なんで追加させてもらうぜ?コレだけ濡らしたんだから、スンナリ咥えられるよな?ククククク・・・っ』
少しばかり腰を浮かせた祐希は、手に余る程の太さを誇る銀色の缶容器を逆向きにし、ズリ下げた着衣の中にある秘裂と肛門にズブッズブッ・・・と挿入させてしまう。そうして、ガバガバに開き切った二つの穴が噴射口の突端まで完全に飲み込んだのを確かめるようにグレーのハイレグクロッチを摩ると、小さく喘ぎ声を漏らして立ち上がる。だが、ブレザーの中にたわわな美巨乳が零れ出ている変化に気付く男が一人居たのを察知するなり、彼の元へ歩み寄った。
『あの〜・・・お兄さん、私の制服の中に潜んでる恥ずかしい姿、誰にも言っちゃダメですよ?このEカップ巨乳スタイルのどの辺りを見ていたのか知りませんけどね。ククッ♪』
その美貌に合った声質で囁く祐希は、胸の谷間が眺められる前傾姿勢を取って可愛らしくウインクしてみせた。

『この件は・・・ん?』
女性署員と話していた壮年の男性警察官は、制服姿の少女が視線の先を通り過ぎるのを何やら不思議に感じた。
『じゃあ、後は江崎君に任せる。あの制服、近所の女子高だったな・・・』
どこへ向かうのか、妙な胸騒ぎを覚えて女子高生の足取りを追う。すると、彼女は頻りにスカートの中を弄りながら階段を上がって行った。
『上の階に、学生が立ち寄るような場所など無いんだが』
スカートの奥の喰い込みを治す仕草よりも気になるのは、彼女の目的である。まるで、署員たちと遭遇しないルートを把握しているかのように進むその先には、一般人の立ち入りを禁止するエリアがあった。だが、女子高生は躊躇なくその向こうへと脚を踏み入れる。
『お、おいおいお嬢ちゃん!そこから向こうは立ち入り禁止って書いてあるだろう!?』
男は堪らず彼女に呼び掛ける。だが、相手はその美貌にニヤリと笑みを浮かべるなりブレザーのボタンを外してみせた。
『な・・・何してんだ!?』
制服の中に隠れていたのは、シャツのボタンを開いて零れ出る若々しい美巨乳だ。年頃の少女が自らの乳房を堂々と露出してみせる奇行に、男はドギマギしながら手を翳してその姿を隠そうと試みる。
『ククッ、そんなに祐希の80センチEカップ巨乳が見たくないのか?それなら、ハイレグ紐ビキニが激しく喰い込む股間の方でも見てみたらどうかな。待機中ずっとオナニーしてたから、重ね穿いたスキニーベージュを全て通過した濡れ染みが水着にまで届いて、この通り変色するほどグチュグチュなの♪』
祐希はあるべきソプラノボイスと外見とは掛け離れた男の声とを自在に操りながら、太腿丈のスカートを捲ってハイレグ水着を穿いた股間を恥じらいもなく晒してみせる。股間には確かに変色したグレーの紐ビキニが喰い込む様があるが、そのクロッチにはボッコリと丸い膨らみと角張った形状が鮮明に現れていた。

58PON:2023/02/05(日) 23:43:35 ID:d7Qcf4vU
怪盗出没(2)

『くそっ!いったい、どういうことなんだ?』
距離を置いて女子高生の痴態を極力見ないようにしながら警戒態勢を取っている間に、祐希はエリアの奥へと走って行った。
慌てて追い掛ける間も、後ろを向いてニヤついた余裕の笑みを貼り付かせる祐希の乳房が弾む様子が見える。だが、舞い上がるスカートの中に穿いたハイレグとストッキングをずらし、ズップリとワレ目と肛門に挿入した極太スプレー容器の先端を見せ付けながら女子高生離れした俊足を飛ばす相手に遠慮などしている余裕はないと、懸命の追走を図る。
『クスッ、祐希の脚に追い付けないなんて警察官の体力もたいしたことないのね?Eカップオッパイをプルンプルン弾ませるだけじゃなくて、ギッチリとアソコに挟まった極太スプレーが擦れてるせいで、愛液が滴って走りにくいハンデを与えてやってるのにな』
淫らな言葉と行為を扱う祐希の囁きが届いている訳ではないが、何を口走っているのかはその卑しい笑みで堂々と乳房を見せ付ける行為、そしてスプレーを伝って飛び散る粘液の具合からしてある程度は読み取れる。
『もっとハンデが必要かい?さすがに祐希の童顔美貌を歪めたまま走るのでは俺にリスクがあり過ぎるし、あとはオッパイを揉みしだいたりアソコのモノをズリズリ出し入れして、祐希の身体の快感を増幅させてみるくらいしか出来ないんだがな。』
減速して、乳房を揉みしだいては乳首を摘んで悶え顔を見せ付ける祐希。そして、再び加速して距離を取ると今度はスカートを捲り上げて異物を掴み、裂けそうなほど開く秘部からソレを吐き出しては飲み込ませるうちに秘裂からはプシュッ、プシュツと液体が何度も迸ってハイレグやストッキング、スカートまでもを濡らした。
『んっ、んぅっ・・・あーぁ、祐希のGスポットが見付かったおかげで潮吹きまでしちゃった♪Eカップ巨乳女子高生のイキ顔を拝めるなんて貴重な体験ですよ?クククッ』
『クソッ・・・!』

署員の目が届きにくい場所を選んでの逃走劇とあって、ハンデなど関係なしに簡単に撒かれてしまった。壮年警察官と女子高生、年齢に倍以上の開きがあるとはいえ、まだ現役で体力に衰えも少ない男性と女性である。しかも理解不能な痴態まで晒していたのに容易く振り切られてしまったのは、脚力や体力など全てにおいて差が有り過ぎたせいだ。
『あの嬢ちゃんの行動、全く訳が解らん・・・が、そもそも本当に女子高生徒の仕業なのか?』
外見に騙されている、その疑問が芽生えるのは当然だった。そして、ある人物の存在が思い浮かぶ。
『界隈を騒がせている怪盗66号一味・・・あんな物は愉快犯に翻弄された女性警部たちの戯言と思っていたが』
完全に女子高生の足取りを見失ってしまったが、手掛かりは残っている。それは、祐希が股間に咥え込んだ極太容器から滴った透明な粘液だ。凝視しないと発見しづらいが、それでも点々と続く跡を辿っていくと、男子トイレへと行き着いた。
『男用トイレに駆け込んだってか?何故、女子高生がそんな所へ・・・いや、これが怪盗66号の仕業なら男子トイレだろうが関係ないかもしれんが』
警戒心を払いつつ、トイレの中に入る。個室の扉は開いていて、誰かが潜んでいるような様子も気配もない。
『無人・・・か。おわっ!何だ、コイツは!?』
念の為にと、一番奥の掃除用具入れを開ける。すると、中からはあの女子高生が肩に掛けていたカバンが飛び出してきた。開いたファスナーからは女子高の制服と濡れ染みの残ったストッキング、グレーの紐ビキニ、そして肌色の萎びた皮が溢れ出て彼の足に絡み付く。
『どうやら、本当に怪盗66号がウチの署にも出没したと見るべきだな・・・だが、何が目的だ?』
萎んで中身が抜けた状態とはいえ、それは若い女性を模ったスキンヘッドの顔とミディアムボブのウィッグ、早熟した女体を模った物であると判別出来た。
『こんなモノで女子高生にすら化けちまう変装術は大したモノだが、そこまでのワザとなると今度は誰に変装しているのか想像がつかんぞ』
女子高生を模る抜け殻とマスクを摘んでみれば、微かな温もりとグニュッと滑るような感触がある。これこそ、怪盗66号が清谷祐希に変装して潜入していたという何よりの証拠なのだが、今となってはどんな姿に化けてどこへ潜んでいるのか手掛かりが消失してしまい頭を抱えるのだった。

59PON:2023/07/17(月) 17:48:48 ID:lKn7xKM.
アパレルショップ(1)

会員制のセレクトショップ。そこへ一組の若いカップルが入店した。
『いらっしゃいませ。お連れ様はお一人でよろしいでしょうか?』
女性店員は、女性客の後ろに佇む男性を牽制するような視線を向ける。
『はい』
『えっと、彼女の同伴であれば僕も入って構わないんですよね?』
悠然と微笑んで見せた細身の男は、自分の胸元にグニュッと手を当てて尋ね返す。
『もちろんです。ごゆっくりどうぞ』
営業スマイルに促され、二人は店内に足を踏み入れた。

『ねぇ、何でそんなダボダボの服を選んだの?久しぶりのデートなのに』
『それはまぁ・・・照れ隠しっていうか』
会話を交わしながら見回るカップル。彼の腕には、何着かのスカートやワンピースが掛かっていた。
『張り切ってる所を見られたくないって?案外、可愛い所あるんだね』
『別に良いじゃんか。それより着替えるんだろ?試着室なら奥に・・・』
『クスッ、本当に照れちゃって♪』
衣服を受け取った彼女は、試着室のカーテンを開ける。中は広めの作りだ。
『じゃあ、ちょっと待っててね』
頷いた彼氏だが、何故かその場を離れようとせず立ち構えている。
『私、着替えるんだけど・・・』
『あぁ、言い忘れてた。待つのはアユリの方だぜ』
『えっ?』
そう告げて不敵に笑う男は、スッとパーカーを捲り上げた。
『俺が良いって合図するまで大人しく眠ってもらうんだから。アユリと同じ質感を持つこの偽物のEカップ巨乳に仕込んだ睡眠薬で、ね』
アユリの眼前に見えているのは、紛う事なく女性のたわわな双丘だ。パッドなど仕込んでいない、乳首の突起がクッキリと透ける水色のレザートップスを浮かせつつ引き上げれば、思った通りの造形と質感を誇る美巨乳がプルンと零れ出た。
『それとも、君のと同じ形状を模ったアソコに仕込んでおいた極太スプレーで眠らされるのをご所望かい?』
話す言葉は男の太い声ではなく、女性のソプラノボイスに変わっている。しかし、声質や体型の変化を掻き消す衝撃がストンと落としたブカブカのパンツの下にあった。
『あ、あ・・・』
『アソコの締め付けが緩めだから、こうしてレザーのハイレグ水着とスキニーベージュの重ね穿きで蓋をしておいたんだ。おかげでモッコリはしないし、極太サイズのモノが擦れて濡れ染みが浮き出る心配もなかったな。むしろ、胸にアユリの巨乳が浮き出ちまってそっちが気掛かりだったくらいさ。苦しいのを我慢して押さえつけてたのにな』
言葉にならない驚きを露わにするアユリをよそに、ビキニを押し上げる膨らみをズリズリと弄っていた男は首元に手を潜らせる。すると、不気味にニヤついたその顔から表情が徐々に失われていった。
『じゃあ、あなたは誰?さっきから一緒に居たのは・・・』
『ククッ、偽物の彼氏だと知ってヤツのことが心配になったのなら安心しな。待ち合わせ場所のカフェで、フリルメイド服の店員に睡眠薬を浴びてからずっとお休み中さ』
捲れ上がって伸びる顔の下からは、同じようにニヤついた口が覗く。まだ一部しか見えていないが、その口元が醸し出す造形と艶かしさは、明らかに男性とは異なっていた。
『接近した巨乳メイドが俺の変装とも知らずに、ずっと胸元と肌色ナイロン美脚に見蕩れて愉快だったぜ。全員がアソコに催眠スプレーを咥えて様子を探ってるとも知らずにな。クククククッ』
徐々に剥がれる顔が完全にマスクと化し、た美貌の正体が明らかになる。
『とまぁ、彼氏の無事を伝えた所で・・・だ。見てくれよ、この顔とスタイル。84センチのEカップ巨乳から紅色のアソコのビラビラまで、今日のデート中に盗んだばかりの新品なんだぜ?』
ボブヘアーを靡かせて中から現れた美女は、勝ち誇るような表情でアユリに微笑み掛けた。
『な、なにそれ・・・盗んだばかりってどういう・・・』
自分と瓜二つの姿をした相手に唖然とする反応が愉快で堪らない、そんな自分の表情を試着室の鏡で見たアユリが自嘲気味に笑う。
『クスッ、巨乳メイド店員の変装の上に彼の顔を被った別人とも知らずにドライブしてる途中、俺が金を引き出しに行っただろ?その時に、車内のアユリに車の写真を撮らせてくれって声を掛けた女子高生のサラちゃん・・・アレが俺さ』
その時の出来事は覚えている。しかし、実の所はそこから彼氏が戻ってドライブを再開した所までの記憶は全く無かった。
『アユリが窓を開けた所で、睡眠薬入りの巨乳を制服からポロリさせて液体を飛ばしたのさ。後は、眠ったアンタの身体を車中で盗んで・・・目を覚ました時には同じスタイルを誇る男女二人がドライブしたってことだ。アユリのアソコに極太スプレーをズップリ咥えて悶えながらのデート、スリル満点だったな。ククククク・・・』
異物の存在を浮かべた超ハイレグにストッキング姿のアユリは、卑しい笑みを貼り付かせるまま震える乳房を握り潰す。すると、指の間に覗く突起から液体が勢い良く迸った。

60PON:2023/07/17(月) 17:51:47 ID:lKn7xKM.
アパレルショップ(2)

『すみませーん、コレ胸回りが緩くて・・・』
試着室の扉を開けたエプロン姿の若い女性客が、近くの従業員を呼び寄せる。駆け付けたのは、アユリたちを迎えたあの女性店員だ。
『そ・・・そちらのエプロンですね』
試着室から姿を覗かせるアユリを見て、店員は言葉を失い掛ける。足元には水色のハイレグTバック水着と私服が、そして鏡越しに見えるアユリのエプロンの下にはスキニーベージュの重ね穿き以外は何も着て居なかった為だ。
『あぁ、裸にエプロン!?って思ったんですよね?コレ、アユリの趣味じゃなくて彼氏の性癖に合わせてるんです♪筋金入りのスケベなんで☆』
屈託のない笑みを貼り付かせたアユリは、前傾姿勢のまま広く開いた胸元を浮かせてみせる。谷間を作るノーブラ乳の突起まで覗けたのを見られぬようにと、彼女は背後に立つ客との間に入った。
『そ、そうでしたか』
『そんな気を遣わなくても良いですよ。女性しか居ないんだし♪』
『いえ、そういう訳には・・・とにかく違うサイズを探して参りますので、少々お待ちください』
気まずさを顕わにした店員は、そそくさと裏へ立ち去る。
『あーぁ、この顔も巨乳スタイルも全てが偽物なんだからもっとガン見して良いのに・・・なっ、アユリちゃん?』
室内に視線を向けて呟く。扉の裏側では、衣服と男性マスクを掛けられた本物のアユリが寝息を立てていた。
『俺が持ち込んだエプロンだし、どこを探しても見付からないんだけどな。まぁ、その時間を利用して支障になりそうなそこの綺麗なお姉さんはご退場願うか』
鏡の前に立ち、裏地に乳首が擦れる光景を眺めるアユリは、首元に手を潜らせてグイッと美貌を歪ませ始めた。
『少々予定は変わっても、タイムロスとリスクは最小限に・・・その為に、アユリの変装を脱いだって俺の正体がすぐに現れる心配もないだけの準備を車内で済ませて来てるんだもんね。クククッ』
首の皮を引っ張れば、プルプルと震える乳房もろとも際限なく伸びていく。そうして両肩を抜き取って偽物の身体を脱いでしまえば、形の整った柔らかな美乳に、シャイニーベージュを重ね穿いただけの脚線が現れる。仕上げに、残っていたアユリマスクを脱ぎ去ってスキンヘッドの頭に茶髪ロングウィッグを装着すると、あっという間にエプロンを探しに行った美人店員の変装が完成となった。
『さーて、顔もスタイルも予め入手しておいたDカップ乳店員のイクミに変えたことだし・・・』
アユリのワレ目に挿入していたスプレー容器を手に取ったイクミは、直穿きしたストッキングの中に手を潜らせてズプッと秘裂の奥へと咥え込む。
『ふぅ・・・っ、コレで本物のイクミと入れ替わる下準備は完了ね♪アソコのスプレーは、あくまでお守り代わり・・・私のオッパイにだって睡眠薬はタップリと仕込んであるもの。ククククッ』
アユリが試着室に持ち込んだオフショルダーのニットワンピースで偽物の女体を覆い、カーテンを開ける。そして、イクミの皮を被った偽者は乳房の突起が裏地に擦れて尖る垂涎の光景と股間の異物が擦れる快感に酔い痴れながら目当ての客の側に近付いた。

61PON:2023/07/17(月) 17:53:44 ID:lKn7xKM.
アパレルショップ(3)

ビル地下にある穴場的セレクトショップ。営業時間中ながら、扉にはCLOSEのプレートが掛かっている。
そんな照明の消えた店の奥の事務所では、姿見を眺めるハイレグビキニにスキニーベージュ姿の女性客がその着心地を試していた。
『ふむ・・・せっかくGカップ巨乳メイドに化けたんだ、ウカちゃんの黒髪が吸い込まれるくらい胸元全開になってるヤツにするか。それに合わせて、喰い込みの方もさらに際どくしてセクシー度を強調させたらアソコの奥に潜むアレの興奮も更に・・・となれば、お店の物では限界があるよね?』
ビキニを脱いでスキニーベージュのみの半裸になったウカは、ユラユラと揺れる乳房を眺めたり複数のシームが埋もれる股間を気にしつつ衣装ケースの中身を漁りだす。そうして、収納された何着ものコスチュームの中から選び出したのは、見るからに喰い込みの激しいベアトップビキニだ。しかし、所狭しと収めたそれら全ては、オーナー店長すら与り知らない物ばかりであった。
『店員たちが偽物の女体の中に衣装を隠して運び込んだのも、全ては客や店員を眠らせて盗み出すこの機会の為ってな』
手にしたトップスに腕を通して視線を注がせる程の乳房を隠すと、続けてスキニーベージュの上から紐ビキニをキュッと喰い込ませて乳房を強調するポーズを取ってみせる。卑しくも自信を漲らせるウカのニヤケ顔が、当人の満足度を物語っていた。
『やはり、これくらい露出度がないとな。痺れ薬を仕込んだなんて思えないプルップルの巨乳に視線を向けさせておけば、乳首から吹き飛ばした液体も難なく命中するハズだし』
魅力満点の女体を弄り回すうちに、ハイレグのクロッチは湿り気を帯びて歪な膨らみを浮かばせ、ズリ下がった浅いトップスからは突起が露わになる。しかし、店の関係者でもないウカがどれほど淫らな行為に耽ようともそれを注意する者は居ない。正確には、全ての従業員が店内各所で眠らされていると言うべきなのだが。
『ねぇ、イクミさん。あなたが準備してくれた水着のおかげでウカの痺れ薬入りオッパイがもっと魅力的になったよ♪アソコにも極太催眠スプレーを咥えてあるけど、付属のパレオで隠せちゃう上に、一緒にしまってあったストッキングとハイレグインナーも重ね穿きしてギッチギチに喰い込ませたから、例えパレオが解けても全然目立たなくて』
開脚ポーズでしゃがんで股間を摩りながら卑しく笑うウミの目の前では、店員のイクミが自分を模った不気味な抜け殻を掛けられたまま寝息を立てていた。肌色の物体に残る温もり、乳首の突起に残る僅かな液体、秘部に付着する粘液は、イクミの皮を着た闖入者が本物のイクミを襲撃して間もないという何よりの証だ。
『ウカに選ばれなかったこっちのハイレグビキニ・・・Dカップ女子高生、エナちゃんに似合うと思ってるんだ。なぁ、Dカップ美乳スタイル仲間のアンタも同じ意見だろ?』
谷間からプルンと美乳を覗かせたウカは、自らの美貌を捲り上げてロングヘアが映えるエナの顔を覗かせる。裂け目の中に覗く制服のシャツからノーブラ乳を零れさせ、ニヤついた笑みを貼り付かせるその表情は、童顔美少女には到底似合わぬ禍々しさが滲んでいた。
『なーんて、ハナから意見なんて求めてないけどね♪顔も声もスタイルも全て完璧に変装した俺がお墨付きを与えたんだから、間違いない話さ』
エナに脱皮した時に備えて、と乳房の内側に手を潜らせて今にも零れ出そうな巨乳との間に水着とストッキングを挟み込む。そして、捲ったウカの顔マスクと引き伸ばしつつ再び被り直すのだが、せっかく元通りに復元したハイレグベアトップの映える女体を、今度はイクミの隣りで眠る従業員から脱がし取った抜け殻の中に潜らせていった。
『このFカップ巨乳店員のアリスの皮を着ていれば、露出の激しい格好で店内を物色しても怪しくないからな』
男の本性を丸出しにする巨乳メイドの姿はグイグイと引き伸ばしながら穿き上げた皮の中に隠れ、液体袋を仕込んだ皺だらけの双丘にあるべきディテールが宿った時には、生気のないスキンヘッドマスクにもすっかり男の卑しい表情が貼り付いていた。
『むぐっ・・・ふぅ、ここからは、巨乳美女たちのセクシーコスチューム姿で膣奥に挟まったままの相棒を興奮させてやるぜ。まずアリスには、オフショルダーミニドレス姿で高額商品を盗ってきてもらおうか。選んだ品物はアソコの中に隠して、このバイブで蓋をしておくんだぞ?スンナリ挿入出来るように今のうちに濡らしておくと良いさ。ククククク・・・んっ』
ウィッグを装着し、偽物の巨乳を弾ませながらシャイニーベージュとインナーを交互に直穿きしたアリスは、無毛ワレ目に極太双頭バイブをズップリと挿入する。そして、胸元の開いたドレスに偽物の女体を潜らせると、眠るアリスの前でスカートを捲り上げてニヤリとほくそ笑むのだった。

62PON:2023/07/17(月) 17:55:10 ID:lKn7xKM.
アパレルショップ(4)

オフショルドレス姿の店員、アリスは今にも零れそうな乳房の間にリモコンを挟み、無数の突起をあしらった極太双頭バイブを咥えた秘部を掻き回される責め苦を受けながら商品を物色していた。
『ん、ふぅ・・・ぅ、ククッ、ククククク・・・』
着衣越しに美巨乳や鈍い振動音を立て続ける股間を弄ったところで、刺激が収まる訳もない。それが愉快で堪らないというのか、品定め中も内股になって悶えるアリスの美貌には卑しい男の欲望が滲んでいた。
『じゃあ、アリスはショーケースのアクセサリーを一通り・・・んぅ、っ・・・』
ズルリと抜き取ったバイブには、膣内から溢れ出た粘液が糸を引いて絡み付いている。そんな滑りの良くなった秘裂の中に一つまた一つとアクセサリーを挿入したアリスは、再び双頭バイブをズップリと咥え込ませていき、文字通り蓋を施した。
『さて、アリスの次は試着室でお休みのGカップ巨乳のお客様を指名しようか・・・勃起を促すにはどんな服が良いでしょうね♪』
試着室の中に潜入したアリスは、一見すると裸に見える女性客の身体から皮を剥ぎ取り、完成度の高さにニヤリと禍々しい笑みを貼り付かせる。暫くして試着室の扉が開いたが、現れたのはアリスではなく室内に眠らされていたイズノであった。
『店員さんに選んでもらったヘソ出しUネックニットワンピース、やっぱりGカップレイヤーのイズノに似合ってたな。この調子で他の巨乳スタイルの娘も活用したら、難なく精液を吐き出させそうよ?』
横を見遣れば、まだ扉の締まった試着室が並んでいる。全開状態にある深い谷間を見下ろしつつ、そのうちの一つに手を伸ばしたイズノだったが、そこでふと踵を返した。
『っと、その前に目ぼしいモノを頂戴するのが先だったか』
短い裾をたくし上げ、シャイニーベージュの重ね穿きもろともレザーのハイレグが喰い込む股間をスリスリと擦る。
『隠し場所は、当然このGカップ巨乳とバイブが蠢くアソコの中、ってな。クククククッ』
バイブの膨らみが触れるのを感じながら、ショーケースに残る腕時計、財布などを手当たり次第に盗み出す。そして、谷間を作り出す美巨乳と内側から覗く制服を着込んだ女子高生の美乳との間、さらにはバイブを抜き取った秘裂の奥へそれらを潜り込ませた。
『イズナの皮を着てるのがCカップ女子高生のエナだから、収納スペースが広くて助か・・・んっ、続いては、誰に泥棒係を任せるのかな?』
美乳を自らの巨乳の中へと収め、エナの声で喘ぎながら盗品が出ないようにと双頭バイブを膣奥まで挿入したイズノ。イズノが試着室へ消えたその後も、ハイレグコスチュームで現れた巨乳美女たちが陳列スペースと試着室を行き来しては女性ならではの収納場所に異物を隠し込む奇妙な光景が繰り広げられた。

『この程度のピッチリ感ならDカップ美乳スタイルが映えるな。ヘソ出しタンクトップにショートパンツとスキニーベージュの重ね穿き、きっと目立てるぜ?』
『あぁ、この超ハイレグビキニ、さっきの巨乳店員の変装で使えば良かったな』
『谷間全開のセクシードレスなんざ女子高生には大胆だが・・・Gカップ巨乳スタイルを出し惜しむなんてまっぴらだからな』
『このEカップ女子大生、スプレー容器すらスンナリ咥える締め付けの緩さが惜しいが・・・逆に言えば色々と挿入可能ってことだ』
バックヤードの姿見の前では、顔もスタイルも異なる若い女性が衣服の品定めをしている。これら全て、先程まで店内の商品を盗み出した一人の男による演出だ。
『んっ、硬い生地の突き上げのおかげで、アソコのスプレーも重ね穿いたヌーディーベージュもろとも膣奥に消えたし、綺麗なこのオッパイでもアソコのモノでも奇襲の準備は整って・・・と、もう取材の時間か』
何人分もの変装を自らに施した男は、今ではスキンヘッドでノーパンストッキングにオーバーオールという何とも奇妙な出で立ちの美女に扮していた。
『取材クルーの皆様ご到着となれば、ちゃんとこのEカップ巨乳スタイルに合わせてユズハの童顔美貌を被っておかないとな』
置いてあったマスクを被ってグイグイと引き伸ばし、ボブヘアーウィッグを装着する。眼下で弾むたわわな乳房と硬い生地に擦れる突起、さらには秘部の異物がもたらす感覚に誘われるように手を伸ばすのはタレントのユズハ。監視カメラに映る人物だった。
『俺様がユズハと入れ替わって仲間の顔と身体を盗む為の準備は完璧っと♪本物のユズハを連れ出す役目は、Fカップ巨乳オーナー店長のエレンに任せたぜ?クククククッ』
卑しく笑うユズハは、吊るされた抜け殻に手を伸ばして丁寧に皮を引っ張りながらその女体の中へ潜らせる。そして完璧な変装ぶりを誇るようにエレンの声で小さく笑うと、秘裂に指を挿入してユズハの膣内にある暗器をズルリと引き摺り出し、その膨らみの上にハイレグと肌色ナイロンの重ね穿きを施すのだった。

63PON:2023/10/01(日) 21:52:48 ID:QwQYbf5Q
戦隊ヒロイン(1)

『ピアー、これで止めよ!』
黄色のコスチュームを纏う戦隊ヒロインが、仮面を被った相手に短剣を突き立てる。
『ぐっ、うぅ・・・黄華、まさかそんな物を仕込んでいたとはな』
身体を強ばらせる女幹部は、ヒロインに身体を預けながらくずおれる。そして、プロテクターを装飾した身体をを重ねつつ、黄華が被るマスクに手を伸ばした所で力尽きて倒れた。顔を覆っていたマスクが落ちた中からは、ミディアムヘアーの黒髪を靡かせる美少女の顔が露わになる。
『しつこいヤツだったな・・・って、そんなこと言ってる場合じゃなかった!早く皆の所に行かなきゃ』
マスクを拾い上げたヒロインは、建物の廃墟を背後に駆け出した。

『はい、カットです!プレイバックお願いしま〜す』
合図が掛かると、ヒロインの女優はすぐさま女幹部の元へと戻ってくる。
『すみません、強くやり過ぎちゃった・・・痛くありませんでした?』
『あぁ、これでもプロだからね。多少のことならどうってことはないよ』
むくりと起き上がる女幹部の声は、先程のセリフとは全く違う。性別すら異なるのも、ピアー役とスーツアクターが別人なのだから当然のことだ。
『シバさん、この後も何役か出番あるんですよね?ケガなんてさせちゃってたらどうしようかって、内心ドキドキだったんですよ・・・』
『心配ない心配ない、そもそもアイテムが嵩張るせいで殺陣もやりにくくなってるんだから。それに、男を倒すならもっと強くやらないとな』
仮面を取って現れたのは、30代くらいの男性スーツアクターだ。彼は、億劫そうにしながらショルダーアーマーとプロテクターを一つずつ外してスタッフに渡す。
『これで、だいぶ身軽になったか。敵役も黄華ちゃんたちみたいにシンプルだと動き易くて助かるんだけどな』
ほぼ全身タイツの格好になった役者が身体を起こす。胸の膨らみから股間の曲線に至るまで、女性のボディラインを帯びたその上に男の顔があるのは違和感しかない。
『あ、あはは・・・そう、ですよね』
歩く度に、密着した全身タイツの中で乳房のプルプルと弾む様がやけにリアルに見える。身体に女性のボディーパーツやインナースーツなどを装着しているのだろうが、これ程までにスタイルがクッキリと浮かび出ているのは気にならないのだろうかと思ってしまうのも自然のことだ。
『はい、今のシーンOKです!次のシーン行きましょう』
椅子に座ってペットボトルの飲料を口に含んでいた二人は、その声を聞いて軽くと息をつく。
『ふぅ、ひとまず終わったな。それじゃあ・・・俺はあそこで休んで来るわ』
そう告げた男は、撮影の背景にしていた建物を指差す。
『あ、私も行きたいです。着いた時から気になってて・・・』
『まぁ、構わんが。廃墟マニアか何かかい?』
『はい♪ああいう寂れた場所とか、探検してみたくなっちゃうんですよね』
ロケ場所を離れた二人は、コスチュームのまま廃屋へと向かう。足場の悪い道を上ろうと少し姿勢を変えるだけでも、彼の胸の膨らみはやはり本物のディテールさながらに小刻みに震えているのだが、内股加減に歩くその仕草がまた女性らしさを強調させた。
『シバさんの動き、本当に女性みたい・・・やっぱり男性と女性のコスチュームで入るスイッチも違うんでしょうね?』
『スイッチね・・・本物はどうか解らんが、似たようなモノかもな』
口籠って話す彼の言葉は少々意味不明ではあるが、肯定されたと理解した黄華は疑問すら抱かない。
『まぁ、黄華ちゃんや碧唯のコスチュームでもアクションしたが、やはり女性の方が色々と意識するよな。仕草や体型の違いとかもさ・・・あと、ゴツいパーツが有るピアーのような敵役とソレが無い戦隊役でも全然違うんだぜ?』
会話をしつつ廃墟まで辿り着いた二人は、中へと脚を踏み入れる。
『さっき、邪魔になるって言ってましたもんね』
『ククッ、それは建前さ。本音は、敵役は自慢のボディラインを目立たせにくいが、全身タイツ以外のパーツが少ない戦隊役は、欲望のままにオッパイを弾ませたりアソコも好きなタイミングで穿り回せるからスイッチが入り易いんだよ』
再び意味不明なことを口走る男。だが、さすがに今の言動はスルー出来るはずもなく黄華はピタリと脚を止める。
『だから、女の敵役までなら進んで演じてみせるが、男役なんて全くの論外だな。今だって完璧にピアー役のGカップ女優、真凛の変装を熟せてただろ?巨乳仲間のヒロイン、黄華・・・いや、Fカップオッパイが魅力の静璃ちゃんすら完全に騙される程にさ』
ニヤリと男の卑しさを全面に浮かべる男は、その顔を掴んで捲り上げてみせる。伸び切ったマスクの下から現れたのは、彼と同じ表情を貼り付かせる真凛の美貌だ。
『おかげで、興奮が抑えられなくてニプレスを貼った乳首はピンピンだし、ワレ目からは愛液が滴りっぱなしなんだぜ?もう、真凛の女体すっかり火照っちゃった♪ククククク・・・』

64PON:2023/10/01(日) 22:09:51 ID:QwQYbf5Q
戦隊ヒロイン(2)

『ふぅ・・・全身タイツとインナースーツを重ねて、乳首やアソコが目立たないように大事な所に貼り物付けてると、締め付けや微妙な擦れ具合のせいで勝手に敏感になって困るぜ。本当は、魅力的な女体や痴態をもっと見せ付けてやりたいのに、逆に隠そうだなんてな』
小さく息をつき、背中に手を回す真凛。しかし、艶のある口から発せられる声はスーツアクターとも違う男の物である。
『女の変装を彩るアイテムとして、ハイレグ衣装とスキニーベージュの重ね穿きはマストだしさ。まぁ、これも、性別を問わない変装術を特技とする俺なりのポリシーってヤツだな。クククッ』
肩と腕を抜き取り、垂れ下がるタイツをたわわな胸に手を埋めつつ支える。グニュッと潰れた柔乳の質感は、当人が誇るように女性の乳房にしか思えない。そもそも、どれだけ卑猥な言葉を並べようと目の前の真凛が別人による変装という想像すらつかないでいた。
『おや、静璃ちゃんどうした?これだけ露出しても、まだGカップ巨乳の真凛と同じだって信じられないならば・・・こうすれば決定的だよな』
全身タイツから手を離してニプレスも剥がした真凛は、隠していた巨乳の全容を露わにする。プルンと弾む胸を強調させながら全身タイツを下ろしていけば、ハイレグインナーとスキニーベージュの重ね穿きで激しく股間に喰い込む着衣が、そしてクロッチの中心には異質な丸い膨らみが振動音を立てて現れだした。
『シバさんのマスクを被った真凛が、アソコと肛門に極太バイブを挿入したままGカップ巨乳を弾ませてアクションするなんて芸当、可能だと思うかい?さらには、この巨乳スタイルと美貌の中に別の女の変装を用意して、すぐに脱皮が出来る準備を施しておくとかさ・・・』
ハイレグの喰い込みとクロッチの膨らみを弄りつつ接近する真凛が、首に手を伸ばして顔を捲り上げようとしている。メリメリと微かな音を立てた向こうに覗く柔肌と卑しく笑う口元、それに合わせて首の皮を肩口まで広げた奥に覗くサイズダウンした美乳の谷間・・・ここまで見せ付けられては、この真凛は全くの別人による変装と認める他ない。
『それなら貴方の正体は・・・そ、それより今は・・・っ!?』
このピンチを逃れるべく走り出そうとする静璃。だが、その意思に反し脚から力が抜けて地面に座り込んでしまった。
『あれ、動けな・・・』
『ククッ、真凛が用意した遅効性の特製お薬が回ってきたようだな』
真凛マスクの下から別人女性の口を、胸下まで引き下げた身体の中からは形の整った乳房を震わせたまま、静璃の前にしゃがみ込む正体不明の相手。激しい喰い込みに晒される股間からは、鈍い振動音がより近くに聞こえていた。
『隙を見て、目を付けた連中のペットボトルには同じ薬品を注いでおいたんだぜ?誰一人として怪しみもしなかったな』
『薬?そんなもの・・・いつの間に?』
『それは、静璃ちゃんが一番良く解っているだろう?この女体が偽物ともなれば、股間の狭い穴にはペットボトルでも極太バイブでもズップリ挿入出来るし、オッパイの中にだって得体の知れない液体を仕込むことだって造作も無い・・・ってさ』
零れ出た美乳をムニュムニュと摩りながら、まだ温もりが残る真凛の巨乳の内側からスルリと水風船を取り出す。あれほどリアルに弾んで、今では萎んでしまった真凛の胸に液体を含んだ袋が隠してあったとは、静璃にとって衝撃でしかない。
『君のボトルには、ピアー役の真凛がGカップ巨乳から直接注ぎ入れてやったし、真凛のボトルには碧唯役のDカップ美乳女優結月が、結月のボトルにはEカップ巨乳ADのリラちゃんが・・・って芋づる式にな。ADみたいな連中は特に便利だし手っ取り早くて、本当に利用価値高いよね。ククッ』
真凛マスクを脱ぎ去り、ADスタッフのリラへと顔を変えた相手はショートボブの茶髪を靡かせつつ卑しく笑う。さらに続けて、真凛の身体から文字通り脱皮を遂げようとハイレグの喰い込む股間を剥がす際に、微動を続ける異物の膨らみをズップリと押し込めた。
『顔見知った女たちが、人知れずオッパイをポロリさせて乳首からお薬を注ぎ込むなんて誰も思わないもんね。乳首が尖っていると噴射し易いからって、んっ・・・こうしてバイブやスプレーをアソコに挿入してさ』
真凛の皮から身体を抜き取ったリラの服装は、ニットショートパンツにスキニーベージュという半裸状態だ。すると、自らのワレ目へと貫通させたばかりの異物に滴る粘液でベットリと濡れた股布をグチュグチュと弄り回してみせる。
『でも、俺が変装した美女たちはご覧の通りハイレグとストッキングの重ね穿きでモッコリ対策まで万全だから簡単にはバレないんだよね♪こんなふうに、堂々と脱皮行為でも見せない限りは・・・な。クククク・・・』
卑しく笑うリラの顔を歪めた相手は、捲れ上がるマスクの内側に覗く美貌と声で愉快げに嘲笑した。

65PON:2023/11/12(日) 17:35:00 ID:JRJqyGKY
戦隊ヒロイン(3)

『私を、どこへ・・・?』
『囚われのヒロインには相応しい場所さ』
脱力した静璃を軽々とお姫様だっこで運ぶのは、真凛の変装から脱皮を遂げたADスタッフのリラだ。何も抵抗出来ないのを良いことに、プルプルと弾む自らのノーブラ美巨乳を何度も顔に押し当ててディテールも感触も本物と遜色無いと印象付けるリラ。男の卑しさを全面に映し出す佇まいと表情には、リラの変装も完璧だろうという自信がアリアリと覗いていた。
『リラやらナノのように忙しく動き回る巨乳美人スタッフはさっさと解放してやったけど、出番以外の待ち時間がある連中はみんな俺の手の中さ。そこにはお仲間も待ってるぜ』
廃墟の奥へ運ぶ最中も、地面の方・・・リラの股間に当たる場所からはブブブブ・・・と異物が蠢く音が漏れ聞こえる。僅かに見えた極太バイブの刺激を受け、喘ぎ悶えるのを堪えようとするリラの表情と声、さらにはプックリと尖り続ける巨乳の突起の様子から目を逸らそうにも、相手の罠に堕ちては成す術もない。
『誰が運び込まれてるのか気になるか?それなら、その手で俺の変装を脱がしてみると良いさ。静璃の顔にぶつかってるプルップルのオッパイでもこの美貌でも・・・ククッ』
片手で静璃の身体を軽々と支えながら、その手を取って乳房へと導いてみせる。自在に形を歪めるリアルな質感を目に訴えさせ、卑しく笑う顔へと伸びた手がリラの顔を掴む。
『リラの顔の方から脱がすんだ?可愛くて巨乳の美女は、現場に二人も要らないってことかな?』
『そんなの、貴方が勝手に選んだことじゃ・・・』
『おいおい、目を逸らしてたら見逃しちまうぜ?EカップADのリラから、ハイレグボンテージの似合う敵役女幹部への変装脱皮の瞬間をな。ククククク・・・』
グシュッと造形の崩れたマスクを握って引き下げていくと、リラを模る顔と一体になった美巨乳、ウィッグが抱え上げた静璃の身体に脱げ落ちる。
『黄華よ、我々のアジトに単身で潜入する行動力は褒めてやるが、私の前には歯が立たなかったな。ちょうどベアトップから零れさせておいた私の巨乳で、このまま窒息させてしまおうか?女幹部クラン役の桜梨のFカップオッパイならば造作も無いことだ・・・なんてね♪』
マスクの中から流れ出たロングヘアを靡かせ、敵役さながらに卑しく笑ってみせるのは、真凛が担う女幹部ピアーと敵対するもう一人の女幹部、クランのコスチュームを纏う桜梨に間違いない。
『コスチュームに身を包む桜梨の巨乳スタイル、その目に拝めてるというのに随分と薄い反応だな』
窓も扉も朽ちている廃れた部屋へ静璃と運び込んだ桜梨は、傷みの激しいベッドに乗せてやる。
『やはり、自分と同じFカップ巨乳の美女程度がADのリラが見せたような極太バイブを咥える痴態を晒す二番煎じでは・・・んんっ、もはや衝撃も無いか?』
半脱げ状態にあったリラの皮を掴んで下ろした桜梨は、ハイレグボンテージのクロッチにあるファスナーから覗く粘液塗れの異物に手を添える。そして、鈍い振動を続けるソレをズニュッズニュッ・・・と回しながら引き抜いてしまった。
『ふぁ、ぅ・・・っ、ふぅ・・・こんなに太いモノを咥えたまま、カメラの前で演技したのを思い出しちゃうよ。その時は本来のボンテージコスチュームだったから、物足りない分はハイレグの上からバイブを何度も弄り回したりシャイニーベージュ美脚を摩ったり、ワザと巨乳を弾ませて補ったのよね♪』
股間をモゾモゾと摩っていた桜梨がその手を離すと、パックリと開いたワレ目の間にシャイニーベージュのシームがギッチリと埋もれる様がハッキリと拝める。しかし、驚いたのはニヤけながら巨乳を揺らして静璃を覗き込む桜梨の痴態だけではない。そんな彼女の向こうには傷みのあるソファーで寝息を立てるコスチューム姿の真凛が見えたのだ。
『真凛、ちゃん・・・』
囁くような呼び掛けに応える様子も無く、真凛は寝息を立てている。
『心配なら要らないさ。既に、若い女性キャストやスタッフは全員手を付けさせてもらってるから。この後、出演者と入れ替わる段取りも万全ってね』
挑発するように揺れる乳房に手をズブズブと埋めた桜梨は、内側から双丘を横に引き伸ばす。谷間の切れ目から零れ出たのは、黄色の全身タイツから露わになった自らのそれと勝るとも劣らない美巨乳だ。
『ククッ、桜梨から脱皮しようとしてるのは誰か・・・言うまでも無いよな?』
新たな巨乳を震わせ、ボンテージを下ろした桜梨がその女体も脱いでいく。鮮やかな黄色の全身タイツが覆う股間にはストッキングのシームラインと深い縦スジ、さらには濡れ染みが渡っていたが、短いスカートがそれを隠す。
『生地が極薄だから静璃のエッチなボディラインが強調されちゃうね。でも、子供達の性教育にはちょうど良いかも♪』
メリメリと桜梨マスクを捲り去った相手は、完璧な静璃の変装姿を誇るように自分の女体と美貌を弄っていた。

66PON:2023/11/12(日) 17:37:17 ID:JRJqyGKY
戦隊ヒロイン(4)

『んっ・・・ふぅ、んっ!んんっ!』
カツカツと響く靴音。それに混じって女性の喘ぐ嬌声が聞こえていた。
『待たせたな、黄華・・・っていう私も、このFカップ巨乳スタイルが魅力な黄華役の静璃だけど♪』
全身タイツを押し上げる乳房をグニュグニュと揉みしだく静璃は、スカートを捲り上げて微かに浮かぶ股間の膨らみを見せ付けている。
『生地の薄いタイツでのアクションだったから、周りの注目も抜群だったよ♪でも、マスクの中にあるのがシバさんの顔だと思えば、男連中は興奮も出来なかっただろうな』
タイツの首元を引き下げ、伸縮性に富んだ生地からニプレスを貼ったノーブラ巨乳をポロリと零れさせた静璃は、谷間に挟んでおいた肌色の物体・・・スーツアクターを模したマスクを指でクルクルと回す。
『それに、エロすぎるコスチュームの透け具合もスタッフが健全な状態に調整しちまうだろうさ。せっかく、極太バイブの膨らみをシャイニーベージュとハイレグインナーの重ね穿きでガードして、さらには濡れ染みすら出ないようにって、準備を施しておいたのに』
振動音を漏らす小さな膨らみを細指で摩る静璃。いくらタイツの上から弄り回そうとも、縦スジが浮かぶどころか膨らみと湿り気は目立っていくばかりだが、指を深くまで押し込めてしまえば股間で蠢く異物は粘液塗れになった秘裂の奥へ完全に消えた。
『ちょうど、んっ・・・こんな感じにね♪碧唯役の結月も、静璃の撮影の後の出番で同じようにシバさんの顔を被って極薄の全身ピンクタイツでアクションしたけど、やっぱりノーブラDカップ美乳の突起とかバイブのせいで湿った股間の曲線も消されるんだろうな〜』
ふと結月の話題を持ち出した偽者の行動を見て、自然と静璃の視線が首元に注がれる。首のマスクエッジに掛かった彼女の指は、静璃と同じ美しさを誇る顔を一枚のマスクへと変貌させており、それに釣られ黒髪ウィッグが床に滑り落ちた。
『静璃ちゃんの巨乳スタイルに魅せられた男性ファンを引き込もうとしても、スキニーベージュを重ね穿いた自慢の美脚は全身タイツで隠れちゃうでしょ?だから・・・』
スキンヘッドになった静璃の顔で、卑しく笑いながら囁くその声と口調は捲り上げたマスクの中から覗く口元に合う声へと変わっている。そして、マスクを脱がしながらもう片方の手で全身タイツと巨乳が弾む偽物の女体をズルリと下ろしていけば、色違いの全身タイツを纏うスレンダーボディが現れた。
『この形の綺麗なノーブラオッパイをプルプル弾ませて乳首も尖るようにって、私のアソコにフィットするディテールの極太バイブを静璃の変装の時からずっと挿入しておいたんだけど・・・んん!ぅ・・・っ、色っぽい仕草で喘いでみせても、結局はシバさんマスクのせいで台無しよ♪』
股間のファスナーを開き、ズリ下げておいたストッキングの下から覗くワレ目には、静璃の秘部に刺さっていた異物がズップリと咥え込まれている。
フィット感抜群と誇る結月の秘裂は、無数の突起をあしらった極太バイブの振動を受けてトロトロと粘液を滴らせ始めた。
『でも、こうして静璃ちゃんに結月の変装姿でバイブオナニーする変態行為を見てもらえたから満足だよ。静璃に化けて本番を終えてからは、真凛と桜梨にも変装して本番に臨んでね・・・んっ、その後にロケバスに潜んで変装のお色直しをした甲斐があったわ♪』
膣奥まで挿入したばかりのバイブをズルズルと抜き始める結月の美貌が快感で歪む。そうしてヒクつく秘部からスーツアクターのマスクも引き摺り出すと、局部をシャイニーベージュと全身タイツで隠した。元通りの形状を宿したワレ目を慰めるようにクチュクチュと弄り回す結月の顔に、禍々しく卑猥な笑みが貼り付く。
『Hカップ巨乳ADのナノに変装しておけば、ロケバスへの出入りも怪しまれないからな。パイスラしたバッグに極太の異物や催眠薬を隠して、この巨乳にも美女たちの皮とハイレグ衣装やらを仕込んだから、車内で大量の変装を脱着するなんてこと造作も無かった訳だ』
艶かしい手付きで偽物の女体を撫で上げるその手が、背後のファスナーへと回る。全身タイツを脱ぐのかと思った静璃だが、結月の美貌は回り込んだ手の形に沿って崩れて剥がれ、生気を失った顔と着衣を纏う女体もろとも脱げ落ちた。
『どうした、想像した顔と違ってたのか?巨乳ADのナノじゃなくて悪かったな。ククククク・・・』
ハイレグレオタードにシャイニーベージュ姿の美女は、スルリと引き下げた胸元から零れた乳房を愛撫しつつ嘲笑う。
『ロケバスの中で用意した凪沙マネージャーの痴態、静璃ちゃんにはどう映ってる?こんなふうに、堂々とEカップ巨乳をポロリさせながらアソコの膨らみを弄り回す凪沙の姿は刺激が強すぎるかな♪』
黒髪を揺らして女体を貪る凪沙の姿を静璃は唖然と見つめるばかりだった。

67PON:2023/11/12(日) 17:37:45 ID:JRJqyGKY
戦隊ヒロイン(5)

『そ、そんなに別人の顔と身体を次用意するなんて、一体・・・』
凪沙の美巨乳はプルプルと震えながら魅力的な谷間を作り、ハイレグはTバックになって股間に埋もれようとしている。
『クスッ♪最新回のサブタイトル、何だった?』
艶かしい指使いで顔や曲線を帯びた女体を摩りながら、無抵抗を強いられる静璃の顔を悠然と覗き込む凪沙。
『サブタイトル?あ・・・“神出鬼没、変幻自在の暗殺者”・・・』
『へぇ〜、撮影は何ヶ月も前だしオンエア当日は別の仕事、録画も未だ見られぬままなのによく覚えてたな。その間も女優業にグラビア撮影と多忙を極めていながら、大した記憶力だ』
今の返答を聞き、それほど前から潜入し、しかも正体気付かせぬまま付き纏っていたのかと悟る静璃。
『変幻自在の暗殺者なんて、俺にピッタリのキャストだろ?だが、女への変装シーンが全然無かったんで、モチベーションを上げる為にシナリオを大幅に変えさせてもらったのさ。物覚えに自信があるなら、異国の王女を狙う変装得意の暗殺者が暗躍するシーン、全て記憶しているのかな?』


『ふぅ・・・暫くの間、お顔を借りるぜ?』
客室乗務員のタイトミニ制服を着込んだ暗殺者が、握っていたマスクを装着する。鏡に映る美女は、顔の皮を引き伸ばしながらマスクが馴染んだのを見てニヤリと笑った。

『失礼致します、ナディ王女とお付きのティア様でいらっしゃいますか?』
迷うことなく、一般人の服装をした王女と付き人の座る場所へと歩み寄った乗務員。前傾姿勢でヒップを突き出し、制服を押し上げるたわわな胸にはMEIと記された名札が付いている。
『え、えぇ・・・』
『それは良かった。王女のお命、頂きに上がりましたよ☆』
『はっ?な、何者です!?』
声を上げたティアはナディの腕を引き、乗務員との間に割って入ろうとする。
『ククッ、もう遅いぜ』
服の内側・・・実際には美巨乳の谷間に仕込んでおいた小型銃を構えるメイが、銃口をナディの頭に向ける。だが、その手を後ろの座席の客が払った。
『そうはさせないわ!あなた、ピアーが放った刺客ね!?』
『クッ・・・碧唯も同乗していたのか』
苦々しい表情を見せたメイは咄嗟に背を向け、スキニーベージュで彩った太腿を露わに逃走を図る。
『待ちなさ・・・いぃっ!?』
彼女の靡く黒髪を掴んだ碧唯だが、その美貌はズルリと脱げてしまう。手に握ったメイのマスクに目を丸くする碧唯たちが視線を上げた時には、刺客は狼狽える他の乗客たちの中に紛れ、結局最後まで見付からなかった。

『フン、存在はバレちまったが・・・用意した顔ならいくらでも、だ。女子高生のカナンの顔だって、所詮は捨て駒の一つに過ぎんさ』
王女たちが身を寄せるホテル。その備品倉庫に潜み、制服姿の美少女から従業員の制服へと着替えを済ませた暗殺者は、目の前で眠るベルガールを模ったマスクを被っていた。
『今度は、俺の変装を見破れるかな?ククククク・・・』
童顔美貌に不敵な笑みを貼り付けた暗殺者は胸に付けた名札に“星野深音”と表記されているのを確かめると、タイトミニの制服から伸びるスキニーベージュ美脚を擦らせつつ扉を開けた。

ホテルロビーのソファーで、顔を突き合わせる4人の美女たち。
『碧唯さん、ナディさんを狙ったのは変幻自在の変装術を使いこなす暗殺者サウザンフェイス・・・通称“サウザン”と呼ばれているそうですよ』
『変幻自在、か』
『サウザンフェイス・・・千の顔を持つ暗殺者、という訳ですね』
『暗殺者が変装していた客室乗務員の女性・・・本物の彼女を発見した時は目を疑いました』
突然現れた暗殺者が全くの正体不明とあっては、全員神妙な面持ちになるのも当然である。
『で、飛行機を悠々と脱出したサウザンは・・・』
『えぇ、ナディを狙う機会を覗って・・・はっ!?』
ティアの反応を見て咄嗟に辺りを見回す。視線の先には若いベルスタッフの姿があった。
『ティア、さん?』
『いえ、何か禍々しい気配を感じたもので』
『まさか、あの女性がサウザン・・・?』
ベルスタッフは速やかな足取りでこちらへ向かって来る。
『いかがなされましたか?ご要件があれば、お伺い致しますが』
前で手を合わせて軽く会釈をするスタッフ。その所作に怪しむべき点は無い。
『いえ・・・』
『私、スタッフの星野深音と申します。もし何かございましたらお申し付けくださいね』
ニッコリと微笑みながら胸のプレートを見せた深音は、入口の方へと歩いて行った。
『・・・気のせいだったようです。しかし、騒ぎが起こる前に対策を練るべきかと』
深音の行方を見遣る4人は足早に席を立った。
『チッ・・・殺気を出し過ぎたか。それなら・・・』
美巨乳の谷間に仕込んだ棒状の暗器を摩りながら、向かいの高層ビルへと移動するサウザン。そして、植え込みの陰でベルガールのマスクと制服を脱ぎ去ると、女子高生のカナンへと変装を戻した。

68PON:2023/11/12(日) 17:38:24 ID:JRJqyGKY
戦隊ヒロイン(6)

昼休みで賑わうビルのエントランスを、ミニ裾のスカートでスキニーベージュと白ソックスの重ね穿きに白シャツの女子高生が通り抜ける。リクルートスーツのOLとすれ違う瞬間、彼女はニヤリと口元を釣り上げた。

『あれっ、璃羽ちゃん忘れ物?』
『はい。まだ会社に慣れなくてダメですね♪』
エレベーターから降り立った女性に声を掛けられたリクルートスーツの若い女性、璃羽は舌を出しておどけて見せると、素早くエレベーターに乗り込む。
だが、オフィスに戻ったはずの璃羽の姿は、室外機だらけのビルの屋上にあった。
『俺の特技は変装を生かした接近戦だけと思っているだろうが・・・』
顎下のマスクエッジをピラピラと浮かせる璃羽は、身を伏せて深い胸の谷間を襟元からチラつかせながら狙撃銃の照準を合わせる。
『ナディ王女の部屋は・・・見ぃ〜つけた♪』
脚を広げて照準を合わせるうちにタイトスカートはズリ上がり、背後からはスキニーベージュの太腿の奥まで覗ける状態だ。しかし、窓際に座るターゲットを捉えるなり楽しげに微笑んだ璃羽は、躊躇なく引き金を引いた。
『ナディ、危ない!』
着弾の直前、狙撃を察知した碧唯が覆い被さる。壁には、弾痕が残っていた。
『今度はどこから!?』
『おそらく、あちら側のビルの何れかかと』
対象の建物が割り出せないのではと、4人はすぐさま部屋の奥へと隠れる。
『チッ・・・また碧唯の邪魔が入ったか。それならば別の場所から・・・』
忌々しさを全面に表して璃羽マスクを捲り上げ、スーツも軽やかに脱ぎ去ったサウザンは、再び制服女子高生のカナンへと変装を遂げる。だが、即座に現場を立ち去ろうとした所へ声が掛かった。
『暗殺者サウザン、たかが女戦士相手に随分と手を焼いているようだな』
『ピ、ピアー・・・様』
見上げたそこには、女幹部のピアーが悠然と構えていた。慌てて片膝を付くサウザンだが、その姿は女子高生のカナンとあって短いスカートからは太腿どころかその奥まで覗ける状態だ。
『サウザンよ、お前はそれで私に敬意を表せているとでも思っているのか?偽りの姿に身を隠した者が忠誠を示そうなど・・・』
『いえ、そんなことは滅相も・・・』
手を翳して狼狽えるサウザンは偽物の顔に手を這わせ、慌てて美少女の変装を脱ぎ去る。抜け殻と化し地面に垂れ下がったカナンの中から現れたのは、全身黒ずくめで肩や腕にパーツを纏うシンプルな出で立ちの怪人だ。
『・・・それで、お前は私に恥をかかせたりしないのだろうな?』
『わ、私は他の怪人連中とは違います。この変装術で今度こそ奴らを混乱の渦に陥れ、ナディ王女を見事始末してみせましょう』
『その言葉に偽りは無いな?フン・・・』
蔑む視線を投げ掛けたピアーの姿が、一瞬で消え去る。
『ふぅ、ピアー様が直々にお見えになるとはな。だが、今こそ手柄を上げて地位を得るチャンス。ナディどころか他の仲間も俺様の変装で血祭りに上げた暁には・・・』
妄想を始めたサウザンは、顔を覆う黒いマスクを捲り上げる。
『変幻自在の顔を持つサウザンフェイス、よくぞ期待に応えてくれたな。これからは、私の側近として共に戦うが良い。それこそが、何よりの褒美であろう・・・』
黒マスクの中から長い髪を振り乱して現れた美女、それはさっきまで謁見していたピアーだ。全身黒ずくめの着衣の彼女は、腕組みをして立派な乳房を寄せ上げながらサウザンへの賛美を送る。そんな凛とした佇まいと美貌こそ確かにピアーだが、その格好は格下感がアリアリだった。
『な〜んてな・・・おっと、こんな姿をピアー様に見付かったら褒美どころじゃなくなっちまう』
一人芝居を終えて気を取り直したサウザンは、首を引き伸ばしてピアーマスクを脱ぎ去る。
『今やるべきは、ナディを暗殺すること・・・それだけだ』
黒ずくめの衣装を素早く脱いだ、茶色のニットにフレアミニスカート、ヌーディーベージュ美脚の美少女・・・暗殺者サウザンは、ターゲットであるナディ王女にすらも簡単に変装を遂げてしまった。
『今度こそ、この顔も身体も血祭りに仕上げてやるからな。クククククッ』
璃羽やカナン、ピアーのマスクや抜け殻だけでなく衣装や銃器も全て残したまま、サウザンはナディの変装を誇るようにニットに浮かび出る美巨乳とストッキング美脚を強調しながら屋上を後にする。そして、無人のエレベーターを降り立つ時にはニットとスカートを置き去りに、ナディマスクを胸の谷間に挟む制服姿の女子高生へと変装を済ませたのだった。
『飛行機内やホテルで面が割れているカナンが使えないなら、顔も声も髪型もスタイルもカナンとは全くの別物のアリサでも使えば良いだけ・・・だいたい、女子高生なんて街中にいくらでも居るから俺にとって便利な隠れ蓑さ』
人知れずアリサの顔を伸ばして弄り回すサウザンは、再びホテルへと乗り込んで行った。

69PON:2024/02/14(水) 22:56:18 ID:VOWyQYiQ
バレンタインデー

『みんな、お疲れさま〜』
芸能プロダクションのレッスンルームに、一人の美少女が入って来た。ジャージの中に胸元の開いたレオタードを着込むのは、人気グループアイドルのメンバーであるメイカだ。
『あっ、メイちゃん。お疲れ様で〜す』
休憩を取ろうとしていたメンバーたちが、メイカに向けて次々に挨拶を返す。そんな彼女の両手には、ドリンクとチョコを大量に詰め込んだ袋があった。
『メイちゃん、その袋は?』
『撮影で遅れちゃったお詫びに、グラビア班の私とラナから差し入れ♪』
『そんな、お詫びなんていいのに〜』
『バレンタインだし、それも兼ねてると思ってよ。ねっ?』
シャイニーベージュに包まれた爪先を滑らせ、ズシッと袋を置いたメイカの胸元からは美巨乳が作り出す谷間がハッキリ覗ける。そして、下半身にピッチリと貼り付くジャージにはハイレグレオタードのラインと股間の曲線、肌色ナイロンで引き締まった美脚が鮮明になっていた。
『もちろん、マネージャーさんの分もありますよ☆』
『あ・・・ありがとう。悪いね、僕までもらっちゃって』
メイカに目を奪われていたマネージャーが、慌てて作り笑いを見せる。しかし、着衣に透ける抜群のスタイルから視線を逸らすことはなかなか難しく、グラビア人気も高い彼女のポテンシャルを再認識した。
『チョコの感想、早く聞きたいんで今すぐ食べてくださいね』
そう言ってペットボトルとチョコを差し出すメイカ。見蕩れる程のスタイルが目の前に迫ったとあっては、ドギマギするのも無理はない。しかし、メイカは執拗にたわわな乳房を見せ付けながら顔を見上げて来るものだから、その圧から逃れるべくさっさと口に含んで飲み物で流し込んだ。
『どうですどうです?』
身体を押し当て、美巨乳が形を歪める光景まで拝ませる行為に困惑する間にも、彼女は足にハイレグの喰い込みを印象付けるかのように股間と美脚を擦り当てて来た。行き過ぎなスキンシップから逃れんと退こうとしたが、そこで力がストンと抜けてしまった。
『あ、れ・・・?』
身体の異変を感じつつ周囲を見回せば、アイドルたちは既に身体を横たえて寝息を立てていた。
『即効性の睡眠薬入りチョコとドリンク、お気に召したかい?90センチGカップ巨乳スタイルが映える超ハイレグTバックレオタード姿に釘付けだったアンタは、味なんて感じなかったかもしれんがな・・・こんなセクシーコスのメイカ、目の毒過ぎるよね?ククククク・・・』
ジャージを脱ぎ、ハイレグレオタードにシャイニーベージュ美脚の格好を晒したメイカが、悠然としゃがんで目線を合わせる。微笑みつつ卑しい声を漏らす彼女の違和感も然ることながら、ギッチリと喰い込むハイレグの内側に指を潜らせて恥じらいも無く股間をズリズリと弄る仕草に、自らの下半身が熱くなるのを感じていた。
『コレで、他のメンバーも全て俺のコレクション・・・と。本物のメイカとラナはトイレで一足先にお休み頂いてるんで、後で起こしてやってくれよな』
口調を変えたメイカは、首筋に手を伸ばして撓んだ皮の内側へと潜らせていく。そして、グイッと力を込めれば彼女の美貌が顔から浮いて生気を失い、次の瞬間には黒髪もろとも一気に剥がれ落ちてハイレグコスチュームを纏う女体までが脱げていた。
『ついでに、メイカたちを眠らせるのに利用した同僚社員たちの介抱もよろしく頼むぜ』
『モナミ・・・さん?』
新たに現れた女体にギッチリ喰い込むハイレグボンテージにシャイニーベージュの重ね穿きという着こなしでほくそ笑むのは同僚マネージャーだ。
『そう見えるからこそ、メイカとラナも簡単に俺の変装に騙されたのさ。露出度高い格好で魅力的なFカップ巨乳スタイルを誇示しても、タイトミニスーツを着たら多少は目立たなくなるものね。例えノーブラであろうと・・・』
ベアトップを引き下げ、零れ出た巨乳を揉みしだきながら柔らかなソレを横に裂いてみせるモナミ。切れ目から現れたのは、ややサイズダウンした双丘だ。
『モナミやDカップ美乳デスクのナギみたいな美人揃いの会社だと、アンタも滾る興奮を抑えるのに苦労しっぱなしだろ?かくいう俺も、誰から手を付けるか目移りしたものだぜ』
卑しく嘲笑うモナミが、自らの女体に刻み込んだ裂け目を開いてその美貌をも脱ぎ去っていく。
『バレンタインの日は、毎年期待に胸を膨らませているんだろうな?例えるなら、所属の巨乳アイドルや巨乳美女スタッフと同じボリューム位まで・・・ね♪せっかくだから、ナギに眠らされたラナのEカップ巨乳も拝んでみるかい?睡眠薬入りとは思えないディテールだぜ?ククククク・・・』
モナミから脱皮を遂げたナギが、柔らかな美乳に手を伸ばして引き裂き始める。直後、巨乳が勢い良く弾み出るのだが、摘んだその突起からは止めとなる液体が迸り、ナギからラナへと変装脱皮を遂げたその姿を見届けることは叶わなかった。

70lismme:2025/03/03(月) 19:01:20 ID:???
とある公立中学にて(1)

「……うーん……」
橋本みずきは自室のベッドで目を覚ました。カーテンからは明るい陽が差し込んでおり、本来ならそろそろ学校へ行く時間だが、目覚めても身体は起こさない。というより、起こせないという方が正確だった。前日から出ている熱はまだ引いていなかったのだ。
「あら、起きたのね」
ベッドの横でみずきに声をかけるのは、従姉妹の橋本かおりだった。たまに遊びに来る程度であるが、みずきとは幼い頃から親しい仲である。近頃は仕事が忙しいらしく疎遠になっていたのだが。
「……かおりちゃん?なんでここに……?」
「今日はたまたま予定が入ってなくてね。久しぶりにみずきちゃんに会いたいな〜と思って来てみたら、みずきちゃんが風邪で寝込んでるじゃない?だから起きるまで待ってたのよ」
かおりの登場に驚いたみずきだったが、忙しい彼女が来てくれた上に病気の自分に付き添ってくれたと知ると不思議と悪い気はしなかった。しかし、もう一つみずきには気になることがあった。
「かおりちゃん……その服……」
「ん?」
ベッドの横に座っているかおりは、エンブレムのついたブレザーにタイトスカート……警察官の制服に身を包んでいた。
「おまわりさんの服は……あんまり着ないって」
かおりが警察署で働いていることはみずきも知っている。しかし、彼女の仕事は鑑識のはずであり、このように制服を着ることはほぼない。そうでなくとも、プライベートな訪問に警察の制服を着ていること自体が妙であった。
『うん、これね。ちょっとみずきちゃんに会わせたい人がいてさ」
かおりはそう言ってみずきの視界から消えると、何やら物音を立てる。そして、もう一度姿を現した時には、みずきの顔に驚きの色が表れる。戻ってきたのはかおりとは異なる美女であったのだ。
「あっ、あの時の…………」
「あら?私とは初対面だと思うけど?私のこと知ってるの?……なんてね♪改めまして、こんにちは、みずきちゃん♪」
そういって笑みを浮かべるのは、橋本かおりの同僚、篠宮あかねだ。
1週間ほど前、みずきは帰宅途中で警察官にいきなり眠らされ、起きた後には自分の顔をした謎の人物に痴態を見せつけられるという経験をした。自分でも信じられない上に内容も人前で易々と話せるものではなかったため、結局誰にもその出来事は話せていない。
そのときの警察官というのがこの篠宮あかねであった。もちろん本物のあかねとは何の面識も無い。
「そんなに驚いてくれるなんて嬉しいわ♪ちゃんと思い出してくれるように、下にもあの時の服を着ておいたんだから」
かおりのマスクを持ちながら、あかねはブレザーを脱ぎ、タイトスカートを下ろしていく。どのように着ていたのか、制服の下ではミニ丈のワンピースを身につけていた。あの日みずきの前で着替えてみせたのと同じものだ。
「……それで……なんでまた私のところに?……」
みずきは寝ながらゆっくりと聞き返す。熱で朦朧としたみずきの頭は、突然の事態にかえって冷静になっていた。
「え〜、さっきかおりに言われたでしょ?『久しぶりに会いたくなった」ってね☆ あれは別に嘘でもなんでもないのよ」
「……じゃ、じゃあ……あの時の約束は守ってくれてるの?……」
偽みずきは去り際に、人前でみずきの痴態は見せないという約束をしていた。
「それは大丈夫よ♪知らない人に見せるなんて勿体ないじゃない。こんな可愛いお顔♪」
そう言いながらあかねはみずきの頬をつつく。もっとも、大和や警察関係者など、怪盗のことを知る人の前では惜しげもなくみずきの顔を披露しているのだが。
「せっかくだし、また会った記念に私のコレクションを披露してあげるわ」
ニヤリと笑ったあかねは自分のワンピースとストッキングを脱ぎ始める。その言葉には、つつかれてそっぽを向いたみずきもつい視線を戻してしまうのだった。

71lismme:2025/03/03(月) 19:03:06 ID:???
とある公立中学にて(2)

一糸まとわぬ姿となったあかねは、軽く開脚し、女性器をみずきの目の前の位置に持ってきてみせる。襞をつまみ、横に勢いよく引っ張る。裂けてしまうかに思われた割れ目はゴムのように伸び、中からは血や内蔵ではなく新たなる女性の性器が覗いていた。異形の光景ではあるが、みずきは既に一度見せられている。初めて見た時ほどの衝撃は感じなかった。
「くふっ、面白いのはこれからよ♪」
そのまま、更に力を込めるあかね。股間から始まった裂け目はみるみる伸びていき、片足の膝のあたりまで達してしまった。作り物とは分かっていても直視は憚られるような有様である。次の瞬間、穴の中から見えていた膝がゆっくりとせり出し始めた。同時に、あかねのつま先が萎んで細くなっていく。中にある足を抜き取ろうというのだ。
「よ……っと」
片足でバランスを保ちながら、折り曲げられた足を秘部から抜き取る。十数秒後にはあかねよりも少し短い右足が股間から生えている状態となった。これにはみずきも開いた口が塞がらなかった。
「もう片方もすぐ終わらせるからね」
同じ手順で左足も抜き取ってしまえば、下半身は別の身体へと変わってしまっていた。腰の周りを原型を留めないほどに伸び切ったあかねの女性器が咥えている状態だ。萎んで皮となったあかねの脚は皺くちゃとなって腰についている。
「これで半分か……じゃ、あかねの顔とはこれでお別れね♪」
ウィンクをしたあかねの顔は、すぐに生気の抜けたマスクに変化する。シャツを脱ぐように皮が上へ上へとずり上がっていく。まるであかねの股間から新たなる女体が出産されていくかのようである。
「うむぅ……」
あかねよりもメリハリの少ないスタイルが顕わになり、残るは顔だけとなった。声もあかねのものから変化し、皮を力任せに引いて次なる顔を晒さんとする。
「ぷはぁ!やっほー♪ みーずきちゃん!」
「し、しーちゃん……」
あかねから脱皮して現れたのは、みずきの親友、柚木詩絵菜であった。
「いやー、時間かけちゃってごめんね!赤ちゃんが産まれる時みたいな体験ができて面白かったけどさ」
乱れたショートヘアをかき分けながら明るく話しかけてくる様子は、普段の詩絵菜と何ら変わらない。一切の服を着ていないということを除いて、ではあるが。
「うそ……しーちゃんにまで……」
「みずきちゃんと違ってコッソリ体を盗ませてもらったから心配はないよ。本物のしーちゃんは覚えてもいないんじゃない?ほらみずきちゃんも見てよ、詩絵菜のアソコ……どう?みずきちゃんのよりも……」
「……や、やめて」
あかねと同じ体勢を取り、詩絵菜のものと寸分違わぬ姿を見せつけようとする偽者。親友の見せる痴態にみずきも顔を覆ってしまった。
「むー、つまんないの。じゃあ今度は……」
「……っ!」
みずきの態度にむすっとした表情を見せた詩絵菜は、小ぶりな乳房の間に爪を立てる。縦に裂け目が広がると、詩絵菜の数段上のサイズを誇る乳房が勢いよく揺れながら飛び出してきた。びっくり箱のような演出に、目を覆った指の間から覗いていたみずきもビクンと反応してしまう。
「どう?おっきいでしょ〜。詩絵菜の中にしまっておくのは窮屈だったんだよね〜」
そのまま腕を抜き取っていけば、内側にボタンの外れた白いブラウスを羽織っていたと分かる。詩絵菜の小さな身体の中にどうしてこのようなスタイルが、しかも服を着たまま隠せるのだろうかと疑問に思っているうちに、詩絵菜のマスクも剥ぎ取られ次なる顔が現れる。ストレートパーマの髪を振り乱す女性は確かに美人といえる顔立ちだったが、みずきの記憶にすぐ思い当たる顔はなかった。
「あれ?その顔、私のこと覚えてな……ってああそうか、なら仕方ないや」
みずきの反応に一瞬首を傾げた彼女だったが、一人合点すると腰で止まっていた皮を全て下ろしてしまう。下半身はエプロンのようなオレンジ色のスカートを身につけていた。相手の顔に心当たりはなくとも、服装はみずきも知っているレストランの制服であると分かる。
「本物のみずきちゃんは麗那と会うのは初めてだもんね」
目の前の相手は、巨乳を備えたファミレス店員、秋村麗那へと変わっていた。

72lismme:2025/03/03(月) 19:04:56 ID:???
とある公立中学にて(3)

外れたボタンを留めることもせず、悠然とみずきを見下ろす麗那。
「れいな……さん……?」
名前を言われたところで、みずきにとって赤の他人であることは変わらない。うわ言のようにそれを呟くだけだった。
「この顔でみずきちゃんと同じ顔をしたお馬鹿さんに一杯食わせてやったんだけど、本物さんには関係のない話だったわね」
「私と同じ顔…………?どういう……」
「いーのいーの、こっちの話♪」
偽者の話に首を傾げるばかりのみずき。実のところ、今この部屋に来ているのは以前みずきが遭遇した人物とは別人であった。最初にみずきと接触したのは怪盗66号と呼ばれる人物であり、この部屋にいるのは怪盗レオンと呼ばれる人物である。会話が成立したのもひとえに66号をつけ回して行動を把握していたからであったのだが、みずきはその事を知る由もなかった。
「大きいおっぱいでしょ?私のコレクションの中でも上位なんだ。なんせアイツも骨抜きになるくらいだし」
両腕で胸を挟み、巨乳を強調する麗那。白いブラウスの間に形成された深い谷間を見下ろし、口角を吊り上げる。
「ほら、みずきちゃんも♪」
「むぎゅ……」
見せるだけに飽きたらず、姿勢を低くし、自慢のGカップを押し付ける。柔らかな胸がみずきの小さな顔をすっかり覆ってしまった。初めて偽者の身体に触れたみずきだったが、感触はまさに女性の身体そのものであった。
「みずきちゃんもこれくらい大きいおっぱいが欲しい?」
「それは……」
「恥ずかしがらなくてもいいよ♪毎日牛乳を飲んだりとかしているみたいだし」
「……!」
日頃の習慣を言い当てられたみずきは恥ずかしそうに掛け布団の端で口元を隠した。コンプレックスとは言わないまでも、少し意識していることは事実である。もっとも、麗那ほどのものを望んでいたわけではないが。
「ま、14歳だしまだまだ大丈夫だろうけど、私が叶えてあげるよ」
そうしてニヤッと笑った麗那は、顎に手をかけ、またもや被っているマスクを捲り上げていった。
「……ねっ☆」
マスクの中に隠れていた長いストレートの黒髪がパサッと落ち、可愛らしい顔がウィンクをする。予想通りと言うべきか、相手の顔は橋本みずきへと変わっていた。
みずきの顔に麗那の体が合わさる形となり、一見するとみずきがグラマラスに成長したかのような印象を与える。みずきは思わず目を見開いた。
「でも……ちょっと、変……」
「ははっ、だよねぇー」
とはいえ、中学生の顔と大人の体ではちぐはぐな違和感は拭い去れない。みずきが呟くと、相手もすぐさま同調するように頷いた。すると、すぐに首元を引き伸ばし、麗那の身体をも脱ぎ始める。伸びた首元の皮から数段スケールダウンした小ぶりな胸が見えてくるのだった。それも、みずきの見覚えのある体が。そう、いつも見ている身体である。
「やっぱり、橋本みずきにはこのスタイルじゃないと合わないよねっ!」
麗那の皮から足を抜き取り、可愛らしくウィンクをする。部屋の中は全く同じ顔とスタイルをしたみずきが2人となった。
「わ……私の……」
「そ。寝てる間にリニューアルさせてもらったの。アイツも内緒で盗んでた訳だし、今更文句もないでしょ?」
うすうす分かっていたとはいえ、こうして自分の身体を見せられるのはみずきにとって初めてだった。驚くなと言われても口は勝手にぽかんと開いてしまう。
「もちろん、これからもどんどんリニューアルはさせてもらうよ?みずきの成長を見逃すなんて勿体無いからね」
毛もおぼつかない、未開発な女性器をすりすりと撫で、あろうことか指を滑り込ませる。みずきは思わず目を瞑った。
「あっ……ふぅ……ほら、ココの具合がこの先どうなっていくかも気になるし、さ」
目を瞑ったまま、自らの卑猥な声を聞かされるみずき。ただでさえ熱で火照っている顔はもう真っ赤に染まっていた。
「きゃふぅっ……!っと、遊びはこれくらいにして、みずきちゃんに相談があるんだけど……」
みずきの声で嬌声を上げる偽者だったが、すぐに元の調子に戻って話を続ける。言われてみれば、先ほどからただみずきに様々な姿を見せびらかすだけで何かしようとした様子はない。何か目的があると言われたら自然と興味もそちらに向いた。
「私が代わりに学校に行ってあげるよ」

73lismme:2025/03/03(月) 19:06:55 ID:???
とある公立中学にて(4)

「が、学校……?」
「出席日数は減らしたくないだろうし、今日は大事な宿題の提出日でしょ?」
みずきの勉強机の上に載っているノートを手に取る偽者。確かに本日提出の課題である。中身は既に解き終わっているが、昨日の夜に熱を出してからはみずきも提出できなくなることを気にしていた。もちろんこの偽者が善意から言っているとは思えないが、これを出されては何も言い返せない。
「当然、みずきちゃんの悪いようにはしないからさっ」
「……うん」
「よし、決定♪」
すると、今度はクローゼットを開いて物色し始めた。引き出しの中から、小さなリボンのついた可愛らしいショーツを取り出す偽者。
「これ、借りてくね♪」
「え……ちょ、ちょっと」
またもやみずきの顔の赤みが増す。同じ姿とはいえ、誰かもわからない相手に自分の下着を着られるのは非常に抵抗があった。
「じゃあこのまま行く?私は別に構わないけど、男子にノーパンなのを見られたらどうなっちゃうのかな〜?」
「うぅ……」
みずきはただ恥ずかしそうに呻くしかできなかった。偽者はさらにクローゼットから衣服を取り出す。中には、以前怪盗に押しつけられたストッキングまでも入っていた。
「おっ、これはプレゼントされたやつだよね〜?中学生のみずきちゃんがこんな高いストッキング持ってるわけないもんね」
畳まれていたそれを広げてしげしげと眺める偽者。すると、ショーツを履くよりも先にストッキングへと足を通し始めた。股間に直穿きするつもりのようだ。
「や、やめて!」
「えぇ〜、なんで?こうして履いた方が締め付けが直に伝わってきて気持ちいいのに」
「やめて……お願い……」
「もぉ、しょうがないなあ」
涙目になったみずきはふらつく体を起こして止めようとする。そのいじらしい様子を見られて満足したのか、偽者は大人しく通常の順番で着替えを始めた。
てきぱきと下着、シャツ、スカート、ブレザーと服を身につけていく偽者。目の前で信じられないほどの早業で着替えが進んでいく。1分もしないうちに、サイズがぴったりの学校制服を纏った橋本みずきの姿が完成していた。
「どう?」
その場でくるりと一回転すると、長い髪と少し裾上げされたスカートが優しく舞った。清楚で可愛らしい印象の笑顔は本物の目から見てもまぶしく映る。床の上に脱ぎ散らかされた皮を拾い集め、机の上のノートを学校指定の鞄に放り込むと、もう今にでも通学できる準備が整った。
「じゃ、行ってきまーす♪」
「ぜったい……変なことはしないでね……」
手を振って部屋を出ていく偽者。見送りながら、本物のみずきはうわごとのように呟き、枕の上に倒れ込む。横になるとすぐに頭がぼやけて眠くなっていく。一連の出来事は高熱の見せる奇妙な幻覚のように感じられた。

***

「♪〜」
上機嫌な様子で通学路を歩く橋本みずき。艶のある黒髪は背中の辺りまで達しており、整った顔立ちと共に清楚な雰囲気を醸し出している。
「あの中学はあまり潜入したことがないんだよな……ククッ、楽しみだね……」
中学生らしからぬ言葉を溢すみずきはスカートの中に手を入れる。そこでは、あるはずのない膨らみが怪盗の気持ちを示すかのようにボッコリと下着の上に浮かんでいた。
「あっ、しーちゃん、おはよー♪」
そんな卑猥な行為も、森里中学の校門を入ろうとする柚木詩絵菜を見つけるなりすぐに鳴りを潜めた。
「あ、みずきちゃん!おはよ〜。風邪はもう大丈夫なの?」
「大丈夫だよ〜。もう熱は下がったし」
「そうなの?良かったぁー。でもあんまり無理はしない方がいいよ?ぶり返すかもしれないし……」
「うん。ありがとねっ、しーちゃん!」
肩から腕を回し、背中からぎゅっと詩絵菜に抱きつく。さりげなく制服の上からスタイルを確認するのだが、詩絵菜が拒む様子はない。
「……しーちゃん、またおムネが大きくなった?」
「ちょっ、ちょっと、変なこと言わないでよ!ひゃ……っ!」
さらにみずきの行為はエスカレートし、感じやすい部分を優しく愛撫する。詩絵菜からは蚊の鳴くような声が発された。
「もう!まあ元気になったみたいで安心だけどさ」
「ククク……じょーだんだよ、じょーだん♪」
一瞬だけ禍々しい含み笑いを見せたみずきだったが、すぐに本来の清純な表情を取り戻すと、詩絵菜とともに校門をくぐっていった。

74lismme:2025/03/12(水) 21:37:29 ID:???
とある公立中学にて(5)

「こんにちは、佐原センパイ♪」
森里中学3年生の佐原彩歌は、放課後に後輩の橋本みずきに声をかけられた。穏やかな性格の彩歌は園芸委員会に所属しており、同じ委員会のみずきとは当番で顔を合わせる関係である。
「あ、橋本さん。こんにちは」
散水ホースを片手に持ち、花壇の花へ水をやっていた彩歌は、明るく挨拶をしてきたみずきにニコリと微笑みを返した。
「いつもより元気そうだけど、何かいいことでもあったの?」
「あ、分かります?正確には“これから”ですけど」
そう答えるみずきの視線は、発展途上ながらも将来性を期待させる彩歌のスタイルに注がれていたが、彩歌は気にかけることなく水やりを続けている。
「そういえば、あれを倉庫に持っていくように先生に言われたんですけど……」
みずきが指差した先には、花壇で使う土が詰まった袋が置かれていた。
「(あそこにあんな物あったっけ?)でも確かに一人だと大変そう……わかった、手伝うね」
若干の違和感を覚えた彩歌だが、明らかに一人では運べそうにない量だったため、みずきを手伝うことに決めたのだった。

「うぅ……けっこう重い……」
みずきと共に荷物を運ぶ彩歌だが、その重量は一人の女子中学生には辛いものだった。
「橋本さん、見かけによらず結構力あるのね?」
そんな重さの荷物を抱えていても、みずきは全く疲れた様子を見せていない。
「そうですか?普通だと思いますけど……ところで、センパイはもう3年生ですけど、行きたい高校とかは決まってるんですか?」
けろっとした様子で荷物を抱えながら前を歩くみずきは彩歌に尋ねる。
「私?一応、セレスト学園ってところにしようと思ってるんだけど」
「へぇー……あの学校とはな」
「ん?」
「いえ、何でもないです♪」
口角を上げたみずきが呟いた声は彩歌には届かない。
「あっ、そういえば今週末にそこの文化祭があるんだけど、橋本さんも行ってみる?」
「そうなんですか?でも、その日はすっご〜く忙しくなる予定だから、センパイと一緒に行くのは難しいですね☆」
「そ、そう?ならいいけど…」
先ほどから雰囲気が普段と違うみずきに戸惑いを見せる彩歌だったが、それ以上に疑うこともなかった。
「あ、ここですここ」
そんなことを話しているうちに、二人は倉庫の前に到着した。倉庫は学校の敷地の端にあり、放課後の時間帯ということもあってか人の気配はない。
みずきはどこからともなく取り出した鍵でドアを開けると、二人は倉庫に入った。
「それにしても、どうして先生はこんな力仕事を女子に頼んだのかしら……」
「あ、先生は責めないであげて下さいね。みずきが勝手にやったことですから♪」
荷物を置きながらみずきが答える。彩歌に見えないよう後ろに回した手はスカートの中に入り込み、股間を押し開いて現れるスプレー缶を取り出していた。
「じゃあなおさら何で?」
「センパイの可愛い姿を盗ませてもらう為に決まってるじゃないですか♪」
みずきがそう言った瞬間、液体が噴射される音が倉庫に響いた。

75lismme:2025/03/12(水) 21:39:40 ID:???
とある公立中学にて(6)

「起きてくださいよ、センパイ」
彩歌は寂れた倉庫の中で目を覚ました。
「……?何があったの……?」
「あ、ようやく起きましたね」
少しずつ暗闇に慣れてきた彩歌の目には、ロングヘアを揺らす橋本みずきの姿が映る。
「橋本さん?一体何が……」
「あれ?まだ私のことみずきだと思ってるんですか?」
「え?だってあなたどう見ても……」
「暗いと見えづらいでしょうから、明かりをつけてあげますね」
後ろのスイッチを押すと、倉庫内の電灯がついた。彩歌は突然の光に思わず目を瞑った。
「えっ!?」
再び目を開けた彩歌の前にいたのは、橋本みずきとは異なる女子生徒だった。
「彩歌センパイ、こんにちは!みずきちゃんのクラスメイトの柚木詩絵菜です!」
みずきとは異なる、活発そうな声が倉庫に響く。
「柚木、さん?そんな……どうして……」
彩歌の理解は追いついていなかった。暗かったとはいえ、自分を起こしたのは確かにみずきだったはずだ。柚木詩絵菜という、性格も容姿も正反対の人物と見間違えるはずもない。しかし、今目の前で笑みを見せる女子は紛れもなく詩絵菜である。
「彩歌センパイ、どうしたんですか?固まっちゃってますよ♪」
詩絵菜は唖然とする彩歌の頬を軽くつつく。我に帰った彩歌は軽く首を振った。
「何でこんなことになってるの……?」
「こんなことになってる理由なら、これを見れば分かるんじゃないですか?」
詩絵菜は彩歌に何かを投げ渡す。彩歌は反射的にそれを掴んだ。
「これは……髪?……キャッ!?」
彩歌の持っていたそれは、人の顔を模したマスクであった。付いている髪の長さから推測して、みずきのものであることが窺える。
「まさか、さっきまでの橋本さんは……」
「ぴんぽーん♪……ただ、誤解しないで欲しいんだけど、この詩絵菜の顔も本物じゃないからね?」
指で丸を作った詩絵菜がそのまま鼻を摘むと、顔が歪んで下から別の顔が覗く。彩歌は口に手を当てて声を上げそうになるのを抑えた。
「な、何それ……あなたは一体……?」
「それは言えないですねー。でも、このまま脱ぎ続けるのを見てればいつかは正体を拝めるかも……ね。ククク……」
そういった詩絵菜はスカートを下ろし、制服を脱ぎ始めた。
「ちょ、ちょっと!何してるのよ!」
「何って、詩絵菜の下にある顔、見たくないの?」
「だからって何も裸にならなくても……」
「まあまあ大人しく見てなさいって」
詩絵菜は足に重ね履いていたストッキングをも脱ぎ去り、一糸まとわぬ姿となった。
「詩絵菜の中にいる女の子、ちゃんと見ててよ?」
詩絵菜が小ぶりな両胸に手をかけると、勢いよくそれを両側に引っ張る。彩歌は思わず目を背けた。
しかし、血が吹き出ることはなく、胸には裂け目ができ、中からは一回り大きい乳房が覗く。そのまま裂け目を広げて脱皮してしまうと、詩絵菜は床の上でただの皮となり果てていた。
「これでわかったでしょ?なりすませるのは、何も顔だけじゃないってこと。ねっ、佐原さん♪」
「沙帆子ちゃん……」
詩絵菜の中から姿を現したのは、彩歌のクラスメイトの青山沙帆子であった。中学生離れしたその乳房は呼吸にあわせてプルプルと震えている。
「ねぇ、佐原さん?私のオッパイ、どうかな?本物は目立つのが嫌でコンプレックスに思ってるみたいだけど、中学生でこれって反則だと思わない?私なら、もっと男子とかにサービスしてあげるんだけどな〜」
沙帆子は、自身の乳房を二の腕で挟んで強調しながら彩歌に押し当てる。
「や……やめて……」
「何で?女の子同士なんだし、遠慮することないよ?」
沙帆子は彩歌の胸にも手を伸ばす。それを払いのけた彩歌は携帯を取り出した。
「助けを呼ぶの?別に構わないけど、この状況で人が来たらどうする気なのかしら?」
彩歌の手が止まった。この状態では、自分もあらぬ疑いをかけられるかもしれない。それに、偽者とはいえクラスメイトのあられもない姿を人に見せるのは憚られた。
「ま、そもそも電話が使えればの話だけどね」
彩歌の携帯をみれば、「圏外」の表示が浮かんでいる。観念した彩歌は渋々携帯をしまった。
「……せめて……沙帆子ちゃんの姿でそんなことはしないで……」
「佐原さんも分かってるんでしょ?このカラダも偽物だってことぐらい……偽物なら、別にどうしようと勝手じゃない?ま、そんなに言うんだったら、沙帆子も脱いであげるけど♪」
彩歌から一歩離れた沙帆子は、先程と同様にスーツに裂け目を入れる。
「ただ、これを脱がせたこと、後悔しないでよ?」
沙帆子の口から沙帆子のものでない声が発せられると、偽者は来ていた皮を脱ぎ去った。
「あ……あっ……」
「ふふっ、どうかな?この姿は」
彩歌の目の前に立っていたのは、紛れもない自分自身——佐原彩歌だった。

76lismme:2025/03/12(水) 21:48:23 ID:???
とある公立中学にて(7)

「佐原彩歌、15歳。スリーサイズは上から79-53-81で、バストはBカップ。この歳でこれなら、これからの成長が期待できそうだね〜」
何も纏っていない彩歌は自らの胸を優しく揉みしだきながら呟く。
「ちょ、ちょっと、やめてよ!その格好」
自身の身体を弄られているような気がした本物の彩歌は顔を赤らめて偽者の頬を抓った。
「いたっ!」
「えっ……?ど、どういうこと……?」
今までのようにマスクが歪むと思っていた彩歌だったが、もう一人の彩歌の顔は人肌以上に伸びることはなかった。
「もう!いきなり顔をつねるなんて」
彩歌はつねられた頬をさすりながらジトっとした目で見つめてくる。
「そんな……さっきまでは顔がめくれてたのに」
「何言ってるの?これが私の……佐原彩歌の素顔なんだからそんな事あるわけないじゃない。そっちがそんなことするなら、私も……えいっ」
彩歌はもう一人の彩歌の頬に手を伸ばすと、軽く摘んで引っ張った。
「やめて……って、あれ?」
頬の痛みが彩歌に伝わることはなく、摘まれた皮膚は長く伸びている。
「あれ?おかしいね。もしかしたらあなたが偽者なのかも……」
「わ、私は本物よ!」
「それじゃあ、ちょっと手を出してみて?」
言われた彩歌が手を差し出すと、もう一人は握手をするようにその手を握った。握った手をグッと引っ張ると、引かれた方の手は萎んだ風船のように中身が抜けてしまった。
「キャッ!」
「ククク……やっぱり、あなたの方が偽者だったんだ……ねぇ、あなた本当は誰なの?なんで私になりすましてるの?」
「そんな……嘘……なんで……」
彩歌はだらりと垂れた自身の腕を見てへたり込んでしまう。
「その制服、本当は本物の彩歌のものだよね?そっか、なんか着るものがないな〜って思ってたけど、偽者さんが私の服を奪ってたんだ〜」
彩歌は怯える彩歌の制服を無理やり脱がしてしまった。
「あっ、偽者さん、下着つけてないんだ♪本物の彩歌はそんな変態さんじゃないからね〜」
「………こんなの知らない……それに……そんなのはお互い様じゃない」
「うん?声が小さくてあんまり聞こえないけど……今の姿を家族や友達が見たら、どっちを本物と思うかなんて決まりきってるんじゃない?ククッ」
造り物の皮膚に皺を浮かべた彩歌と、身体のどこを触ろうと違和感のない彩歌。どちらが怪しいかなど聞くまでもない。どんどん自信を失っていく彩歌は、返答しようとする声も思うように出ない。
「じゃ、そろそろ終わりにしよっか」
彩歌がどこからか光る物を取り出す。憔悴した彩歌がそれがナイフだと気づくまでには少し時間がかかった。相手はそれを手に持って座り込む彩歌にゆっくりと近づいていく。
「え……それって……まさか」
「佐原彩歌は二人もいらないでしょ?だから、偽者さんにはいなくなって貰おうかなって」
彩歌は手に持つナイフをもう一人の方へ向けた。尖った先端を見るなり、彩歌の顔から血の気が引いた。もっとも、マスクの上にそれは浮かんでいなかったが。
「嫌!やめて!」
刃を向けられた彩歌は四つん這いで後ずさり、必死で抵抗する。
「ちょっと、静かにしててよ。あなたも痛い思いはしたくないでしょ?」
ナイフを構える彩歌は左手で自らの乳房を掴むと、グシャっと握り潰した。噴射された液体を吸い込んだ彩歌は全身の力が抜け、後ろの壁にもたれかかる。
「漸く黙ってくれたか……偽者さんとはここでさよならして、私が彩歌になってあげるから、そういう事で♪」
いくら外見が同じでも、普通の人間の胸から謎の液体が噴き出すなどあり得ない。その事が偽者であることの証拠だ。そう言い返したい彩歌だったが、口どころか指の一本も動かせる気がしなかった。屈んで目線を同じにした彩歌に白く光る刃を胸元へ当てられても、ただ目を潤ませてそれを見つめることしかできない。
「じゃあ、いくよ?」
目の前で自分が見せる禍々しい笑顔に恐怖し、彩歌は思わず目を瞑った——。

77lismme:2025/03/12(水) 21:49:11 ID:???
とある公立中学にて(8)

しばらくしても痛みは訪れず、彩歌はおそるおそる目を開く。見下ろすと、自身の胸の間に——ちょうどさっきまで偽者が作っていたような——裂け目ができていた。彩歌の偽者はその穴を広げて一気に彩歌の皮を剥いでしまった。とはいえ、血が吹き出すこともなければ痛みも感じない。
「(あれ……?生きてる……)」
脱いだ下からは、下着を身に付けた自身の体が現れた。
「……なーんてね♪どう?これで満足?正真正銘のあなたの体が出てきたけど。血だってほら……」
偽者は彩歌の指先をナイフでゆっくりとなぞる。微かな痛みと共に、切った傷からは赤色の血が一筋の線となって滲み出た。
「(どういうこと?)」
彩歌は目の前にある自身と同じ顔を見つめる。心の中には安堵と混乱が渦巻いていた。
「あなたを傷つける訳ないじゃない♪これからの成長が楽しみだってさっき言ったでしょ?」
刃を放り出して偽者は続ける。
「ほんとは軽いジョークのつもりだったんだけどね。あなたがあまりにもいい反応するから、つい」
そういって悪戯っぽく微笑む偽者は、剥ぎ取った皮をプラプラと彩歌に見せつける。一命を取り留めたのは安心したものの、自らの顔が生気を失ったグロテスクな皮となっている光景はそう短期間で見慣れるものではない。
「そうそう、彩歌ちゃんに見てほしいものがあるの。わざわざ起こしたのもその為なんだから」
そう呟いた彩歌は、倒れている本物の彩歌に見せつけるようにマスクを脱いでいく。さっき見た際には人肌程度にしか伸びなかった顔がみるみる変形していく。信じられない光景に彩歌は目を見開いた。
「脱げていくのが不思議かな?無理もないけど、そこは秘密ね」
原型が崩れた彩歌の顔の奥からくぐもった声が聞こえる。自分の体を模したそれが剥がれていく様は、依然として彩歌の目を釘付けにするものであり、偽者の指先に謎の液体が付着していることにも気づかない。また別の誰かの裸が現れるかと思いきや、中から現れたのは制服姿の彩歌であった。と言っても、身につけているのは見慣れた森里中学の制服ではなく、つい最近彩歌もパンフレットで見た——セレスト学園高等部の制服であった。
「えへへ、彩歌ちゃんが気になってるっていうから着てきちゃった♪来年入学したら着る予定の制服だよ〜」
まっすぐに垂れていた髪を後ろで結びながら、偽者は彩歌に語りかける。
「今と同じに見えるかもしれないけど……ほら、胸をちょっと大きくしてきたんだよ?数年後にはこれぐらいになるだろうってね」
上着のボタンを外すと、今の彩歌より一回り大きい膨らみがブラウスを押し上げていた。
「記念に写真でも撮ろうかしら。未来の自分とのツーショットなんて、なかなか見られるものじゃないわよ?ほら、着替えて……」
高校制服を着た彩歌は、もう一人の彩歌に脱がせた中学制服を着せ直すと、彩歌の携帯を取り出し、二人が入るアングルでシャッターを切った。
「うーん……あなたの方が半目になっちゃってるけど、ま、仕方ないか♪ねぇねぇ彩歌ちゃん。どうかな?この写真……」
携帯に表示された写真を本物の彩歌に見せる偽者。写真の中には双子のように瓜二つの彩歌が二人、別の制服を着て写っている。高校生姿の彩歌は、自分でも思わず見惚れてしまうほどの笑顔を見せていた。
「ククッ、その反応からして、満足してくれたみたいだね。じゃあちゃんと保存しておくから」
慣れた手つきで彩歌の携帯を操作しながら、またも偽者は続ける。
「部活とかはもう考えてあるのかな?あの高校のユニフォーム、どれもレベル高いからね……水泳部の競泳水着はもちろん、このお淑やかな顔になら茶道部の着物なんかも合うし……まあ、素材は文句なしなんだから、私にかかればどんな衣装だろうと男どもを落とすには十分だけど♪」
ニヤリと笑う偽者は、操作していた携帯を見せる。画像フォルダの中には、いつの間に撮影したのか、中学生らしからぬ表情とポーズで艶めかしさを醸し出す水着や着物姿の彩歌が写っていた。

78lismme:2025/03/12(水) 21:50:39 ID:???
とある公立中学にて(9)

「それでさ、特に生で見てほしいのがあるんだけど……」
携帯を置いた偽者は、ネクタイを緩め、ボタンを手際良く外していく。通常より裾上げされたスカートも下ろしてしまえば、下からはノースリーブのトップスにプリーツスカート、そして胸元のロゴ——セレスト学園のチアリーディング部が使用しているユニフォームが現れた。
「これこれ♪どうかな?私は部活のコスチュームで一番気に入ってるんだけど……」
そう言いながらその場でクルリと一回転してみせる。プリーツスカートがふわりと舞い、中身が一瞬見えそうになる。自分のことながら、確かにそれはよく似合っていると認めざるを得なかった。
「……やっぱり、本物の彩歌も同意してくれるみたいだね♪」
偽者は彩歌の表情の変化を目敏く捉え、ニヤリと笑った。
「これはオーソドックスなやつだけど、今度の大会なんかだとこんなのも着るらしいよ?」
スカートを下ろし、今着ているチアコスチュームも脱ぎ去ってしまうと、更にその下には青いチャイナミニドレスが着てあった。
「やっぱり、色んな衣装を堂々と着られるのがチア部のいいところだよね〜」
ドレスの中が見えるのもお構いなしに、上げた片足の爪先を掴むと、そのまま頭上まで持っていきI字バランスをとる。彩歌もクラスの中では体は柔らかい方であったが、あたかも体操選手のような動きを見せる目の前の自分に驚きを隠せないでいた。
「ククッ、心配しなくても、あなたもこの程度はできるようになるはずだよ。こうして彩歌の体の隅々まで調べた私が言うんだから……あ、でもこんな色々見えちゃうポーズはしたくないのかな?」
座っている彩歌の視点からはダンス用ストッキングとその下のビキニに覆われた股間が完全に見えてしまっている。目をそちらに向けてみれば、徐々に布地の下から膨らみが現れてくる様が目に映った。
「な、なに……そ、れ……」
依然として上手く発音はできないが、信じられない光景に思わず声を漏らす彩歌。
「あれ?出すつもりはなかったんだけど……まだ手に入れたばっかでアソコの扱いに慣れてないせいかな?」
片手で足を垂直に支えたまま、もう片方を股間に回してストッキングとビキニをずらし、中の異物を取り出していく。彩歌の狭い秘部を貫き、銀色のスプレー缶がゆっくりと顔を出す。初めて見るグロテスクな光景に、本物の彩歌は目を見開いた。
「ちょっとインパクトが強かったかな?でもセレスト学園の先輩たちはみんなこれを挿したまま平然と踊ってるし、これでターゲットを眠らせてまんまと入れ替わったりするらしいよ?そういえば、後輩の橋本みずきちゃんも同じようにこれであなたを眠らせてたっけ」
スプレー缶が完全にひり出てしまうと、ワレ目は先ほどまでが嘘のように閉じてしまっていた。
「そして、彩歌が股間に加えたコレで同級生やセンパイ達を眠らせる日もそう遠くない、ってね♪」
足を下ろした偽者の彩歌は部活仲間を眠らせる場面を想像するかのように虚空に向かってスプレーを噴射させて見せた。
「それじゃあ、ここまで見てもらったついでにもう一つ見せてあげよっか」
そうして偽者はもう一歩本物へと近づく。目の前で仁王立ちになって裾を捲ると、先ほどまでと同様のっぺりとした股間が顕わになる。そう思ったのも束の間、またもや股間に膨らみが現れはじめた。布地越しでよくは見えないが、先ほどのスプレーとは些か形状が異なるように思える。
「クククッ、何だと思う?さっきみたいに秘密兵器をまだ隠してあったのか、それとも……グフフフフ……」
偽者の彩歌のソプラノボイスが、徐々に低い声へと変化する。その声と男性器を思わせる股間の膨らみに、薄れ始めていた恐怖心がまたもや蘇る。
「それじゃ、いろいろあって疲れちゃっただろうし、もうちょっと寝ていいよ♪」
青ざめる彩歌を前に、先ほど取り出していたスプレーを手に取ると、彩歌が抵抗する間も無く顔に液体が吹き掛けられ、彩歌の視界は暗転した。

79lismme:2025/03/12(水) 21:52:40 ID:???
とある公立中学にて(10)

「……う」
彩歌が目を覚ますと、灰色の天井と蛍光灯とが視界に入った。起き上がって見回せば、学校の保健室のベッドの上のようである。
「先生……私は……」
「あら、起きたみたいね。急に倒れたあなたを2年の橋本さんが運んでくれたのよ。本人は用事があるみたいでもう帰っちゃったけどね」
彩歌に声をかけるのは校医の杉崎治美だ。脇には氷の入った袋が挟まれている。どうやら熱中症で倒れ、運び込まれたということらしい。徐々に冴えてきた彩歌の意識には、先ほどの出来事がフラッシュバックする。
「(そ、そうだ、さっきのは一体……)」
しばらく片手で頭を抱えていた彩歌だが、あっ、と声を漏らすと慌ててポケットから携帯を取り出した。先ほどもう一人の自分が好き放題自撮りをしていたはずだ。画像フォルダを開いて中身を確認する。しかし、そのような写真は1枚も残っていない。自分の手を見ると、偽物がつけたはずの切り傷もついていなかった。
「(あれは……本当に夢?)」
自分そっくりになれる存在がいるなど、到底信じられない。ちょうど最近セレスト学園の部活のユニフォームを見たばかりであり、その記憶と暑さによって引き起こされた悪夢ではないかと思えてくる。
「(そうよ、そうに決まってる……)」
彩歌は自分に言い聞かせるようにうなずいた。
「その様子だと、もう大丈夫そうね。下校時刻も近いし、早めに帰ったほうがいいんじゃないかしら?」
デスクの書類に記入をしながら、治美が促す。
「そ、そうですね。ご迷惑おかけしました」
「お大事にね」
携帯をポケットにしまうと、彩歌はやや急ぎ目に保健室を後にした。
「(なんであんな夢を見たんだろう?実は私って無意識にあんなことを……いやいやいや、あれは……そう、暑さで少しおかしくなってただけだよね!……でもまあ、自分で言うのもヘンだけど……あのチア衣装、割と似合ってたな……)」
やや顔を赤らめながら迷いを振り払うように首を振る彩歌の後ろ姿を、治美は手を振って見送る。
「あの感じなら、心配なさそうね」
ドアが閉まったのを確認すると、治美は微笑みを浮かべて呟いた。その言葉を合図にするかのように、室内にはウィンウィン……というモーターのような音が響き始める。よく聞けばそれは治美の下半身から出ていると分かるのだが、当人はニヤニヤと笑うばかりで気にするそぶりは見せない。デスクの上に積まれた書類をどけると、下には携帯電話が隠れていた。治美はその画面を見て満足そうな表情を見せる。ディスプレイには、それぞれ高校制服と中学制服を着た佐原彩歌のツーショットがしっかりと表示されていた。

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81lismme:2025/07/12(土) 22:23:40 ID:.Ay5r2aU
プール施設(1)

眩しい太陽が照りつける、屋外のプール施設。日が高くなって気温も上がる中、日陰となったベンチに一人の少女が座っていた。退屈そうな表情で足を組み、辺りを眺めながら茶色いミディアムヘアの毛先をくるくると弄り回している。
「ねぇ、そこの人」
「ん?」
一人の男が、そんな彼女に声をかけた。大きめで魅力的なツリ目がきゅっと動き、上目遣いになって相手を見据える。整ったパーツにどこかあどけなさの残るその顔立ちは、まさに美少女と言う他にない。
「キミ、一人?」
「だったらどうするの?」
へらへらと笑いながら質問する男に、少女は悪戯っぽい視線を返す。そんな視線にも男は軽薄な表情で応じるのみだ。
「別に。ただ可愛いなって思っただけだよ。名前は?」
そう言いつつも、男は少女の隣に腰掛けてくる。互いの羽織ったパーカーの裾が当たるか当たらないかといった至近距離で。馴れ馴れしい態度から、この男に下心がある事は火を見るよりも明らかだった。
「名前、ねぇ……じゃあ、ナホで良いわ」
ウィンクをしながら可愛さを褒める男にも一切動じることなく、少女——ナホはそっけない様子で名乗る。
「ナホちゃん、かぁ。俺はヤスヒト。良かったらさ、俺と遊ばない?」
「あら、急に何のつもり?」
馴れ馴れしく自己紹介をしたヤスヒトは、背中からそっとナホの肩へと手を回す。ナホは軽く眉をひそめて抗議するような顔を見せたが、それ以上のことはしなかった。
「ったく、カマトトぶりやがって。だいたい、泳ぎに来た奴がそんな水着なんて着てるわけないだろ」
ニッと笑ったヤスヒトはナホの胸元へと視線を向ける。半開きとなったファスナーの間からは、まるで計算されたようにナホの豊満な乳房がチラチラと覗けていた。パーカーから見え隠れする水着は普通の形状とは言い難く、小さい四角形の布を紐で繋いだもの——いわゆる眼帯ビキニのような代物であると分かる。これで水中を泳ごうものならいつ外れてしまうかと気が気でないだろう。
「……そっちもナンパ目的じゃないのか?」
「ククッ、それもそうね……で、どうするのかしら?」
ヤスヒトの指摘を、悪びれもせず肯定するナホ。自分に向けられている男の欲望を反射するかのように、彼女はニヤリと笑みを返した。

十数分後、二人は施設の売店で向かい合って座っていた。
「あーあ、何か暑くなってきちゃったな」
「暑い?中に入ったのに?」
奢られたアイスクリームを舐めつつ、不満をこぼすナホ。気休め程度ではあるものの、扇風機で風が送られてくる室内とあって外よりも暑さは和らいでいるはずだ。
「誰かさんがずっと変な視線を向けてくるせいだと思うんだけど」
「そんなのを着てる方が悪いだろ」
ナホのファスナーは完全に下ろされ、正面からは支えがなくユサユサと揺れる巨乳が完全に拝めてしまう。
「やっぱり気になっちゃう?」
「お、おい……」
ナホは眼帯ビキニの布地を軽く摘む。これには流石のヤスヒトも慌てた様子だ。
「今なら誰も見てないし、特別だからね?絶対に見逃したりしないでよ?」
「……」
指を口元に当てるナホに、ヤスヒトは黙って息を呑む。
ゆっくりと布地が捲られ、茶色の乳輪が見えた——-。そう思った瞬間、ヤスヒトの視界は霧に覆われた。

ヤスヒトは机に伏して眠ってしまった。それを確認したナホは、睡眠薬を噴射した乳首をビキニにしまい、立ち上がってヤスヒトの身体を探り始める。
「うーん……思ったよりショボいな、コイツの財布」
躊躇なく財布を開けると、中に入っていた札の枚数を数える。股間に食い込むハイレグを引っ張ると、あろうことか財布ごと性器の中へと突っ込んだ。
「あ……っ!くぅっ!……全く、この程度の予算じゃ中川菜穂には全然釣り合わないっての♪ま、俺としてはこの身体で男どもを誘惑できたからOKだけどな」
卑猥な声を漏らしつつも、奥まで挿入してしまえば元通りの平らな股間が復元され、菜穂の美貌にはその正体——怪盗レオンの欲望を示す下品な笑みが張り付いた。
「んっ……と、さて、次はどうしようかな♪別のカモを探すか、女体のコレクションを増やすか……ククク……」
玩具のように菜穂の顔マスクを引き伸ばして次の計画を思案する怪盗。歪んだ顔も手を離せばすぐに顔へ張り付いて元の可憐な表情を取り戻す。股間に異物が挿入されているとは思えない余裕ぶりで席を立つと、眠っているヤスヒトに何やら囁いた後で店を出て行った。

男も女も、客は全員が菜穂のスタイルと服装に視線を向ける。男性の一部はその場で前屈みになり、あるいはそれとなく後を尾行してくる者もいた。
「ククク……まるで街灯に群がる虫だね。それだけ菜穂のレベルが高いって事だけど♪」
そんな視線に気づかないフリをしつつひっそりと嘲笑する怪盗は、何食わぬ顔でプールサイドを歩いていくのだった。

「あ、そうそう。この後ホンモノの私が来るっぽいけど、くれぐれも勘違いしないようにね☆」

82lismme:2025/07/12(土) 22:27:01 ID:???
プール施設(2)

ある暑い日のレジャー施設。プールの更衣室近くのベンチで、鹿島大和は待ち人が出てくるのを待っていた。蒸し暑い中でじっと待っている時間は、普段よりも長く感じるものだ。女子の着替えはそんなに手間のかかるものだろうか?もちろん、経験が浅いので答えは出ない。
気を紛らわせるように周囲を見回してみる。この季節の休日とあれば、客の大部分は小さい子供を連れた家族か、あるいは若いカップルかが殆んどだ。これから自分もあんな風に見られるのかもしれない——。浮かれた男女たちの様子を見ていると、気恥ずかしさと嬉しさとが両方こみ上げてくる気がした。
「——ねぇ、聞いてんの!?」
「うわぁ!」
上の空になっていた大和に、後ろから話しかけている相手がいた。反応がないことに業を煮やした彼女の声は、終いには怒鳴りつけるような剣幕に変わるのだった。
「中川さん……着替え終わったんだ」
「さっきからそう言ってるっての。こんな時にまでボーッとしてるんじゃないわよ」
振り返れば、大和の彼女である中川菜穂の不機嫌そうな顔があった。膨れっ面を浮かべているが、やはりその美貌は校内でも随一だ。そんな菜穂と付き合うことになるとは、少し前まで大和自身も予想すらしていなかった。
「……ん?まさか、他の女の子に目移りしてた訳?」
「け、決して!そんな事はありません!」
彼氏の視線の先に何人かの若い女性がいたのに気づいた菜穂は、ジロリと睨みを利かせながら問い詰める。大和は彼女に向けてピンと姿勢を正し、正面から否定した。実の所、菜穂の性格にはやや難がある。ここで対応を間違えば、せっかくの雰囲気が台無しになりかねない。これでも以前よりは丸くなっているし、大和からすればそんな所が愛らしくもあるのだが。
「本当ぉ?ま、そういう事にしとくけどさ……それで、どう?」
「どうって、何が?」
「何が?じゃないわよ!彼女の水着姿を見てんだから、感想の一つでも言いなさいって話よ!」
「ああ、そういう……」
声を荒らげる菜穂に、大和は頭を掻きつつ気まずそうに目を逸らす。
「何よそのパッとしない態度……もしや“この程度の露出ならもう見慣れてるから何も言うことはない”なんて言うつもり?」
「そ、そんな訳ないって!大体そんな可愛い姿、何度見せられても見慣れたりなんか……あっ」
じとっとした目を向けられ、慌てて弁解する大和。改めて菜穂の水着姿に視線を戻す。菜穂の肢体を包んでいるのは、ピンクを基調としたビキニタイプの水着だった。トップスは白いフリルで縁取られ、生地に花柄が散りばめられたデザイン。腰にはトップスと同じ意匠のパレオが巻かれている。日差しを避けて羽織られた薄手のカーディガンと帽子も相まって、全体的に清楚な印象だ。それでも菜穂の豊満なバストや腰つき、パレオの隙間から覗く美脚は隠し切れるものではなく、むしろ引き立てられる結果となっていた。
「ふーん、何度見せられても、ねぇ……」
「うぅ……」
そんな姿に目を奪われてつい口が滑った大和の顔を、にじり寄って訝しげに覗き込む菜穂。側から見れば妙なやり取りだ。自分の姿を見たかどうかについて、他人事のように問い詰めているのだから。それもこれも全て、怪盗に翻弄され続けているせいだった。

「ま、まぁ?今回だけは許してあげなくもないけど」
しかしどんな形であれ、大和の口から可愛いと言われたことは事実だ。菜穂の頬はほのかに赤く染まり、目を泳がせながら小声で感謝を伝える。
「ありがとう、中川さん……すごく似合ってるよ」
「な……何度も言わなくても良いっての!早く行くわよ!」
菜穂は照れ隠しの如く大和の腕を引っ掴むと、そのまま引きずるようにしてプールへと向かっていった。

83lismme:2025/07/12(土) 22:28:35 ID:???
プール施設(3)

「お待たせ〜」
「あっ、中川さん」
ペットボトルを持った菜穂が、ベンチへと戻ってくる。浮き輪に空気を入れていた大和は、顔を上げて菜穂の方を見た。
「んぐ……っと、はい、コレ」
「ありがとう、中川さん」
菜穂はスポーツドリンクのキャップを開け、大和に手渡す。肉付きの良い太腿に自分のボトルを挟み、両手で蓋を開ける仕草に、大和はつい視線が向いてしまう。
「私も……」
向けられている視線に応じることなく大和の隣に座った菜穂は、自分のボトルの蓋を開けて口をつける。柔らかい唇が瑞々しく濡れ、首元が前後に動く。耳には喉が鳴る音が聞こえ、またもや目を奪われそうになる大和だったが、これ以上はダメだとばかりに自分のボトルに口をつけた。
「ぷはっ…………どう?美味しい?」
「う、うん……」
それでも大和の悶々とした思いは終わらなかった。ボトルから口を離した菜穂は、身を乗り出して大和に質問してくる。菜穂の美貌が間近に迫り、寄せ上げられた深い谷間がチラチラと目に入る。水着に膨らみが浮かばないようにするので精一杯だった。もちろんそんな状態で味など分かるはずもなく、ただ曖昧に返事を返すしかできない。
「そう、なら良かったわ。隠し味に私のGカップから直に絞ったお薬を入れておいたからさ」
「ぶっ!」
普段と変わらない調子で話していた菜穂の口から、不意に信じられない言葉が飛び出す。その言葉の意味を理解してハッと我に返った大和は、反射的に飲んでいた液体を吹き出してしまう。
「キャッ!もう……今更吹き出したって遅いってのに♪」
吹き出したドリンクが菜穂の胸元に飛び散る。可愛らしい悲鳴が上がるが、菜穂はそれを拭うこともせずニヤけた目でじっと見下ろしていた。
「くっ……」
歯を食いしばる大和の指先は、プルプルと震え始めている。ドリンクの中に混入されていた異物……睡眠薬か痺れ薬か。いずれにしろ、この菜穂……いや、怪盗の術中に嵌ってしまったのだ。
「全く、アンタは初めてじゃないんだし、いい加減学習してもいいでしょ。これじゃ他の男どもと変わんないよ?まっ、菜穂相手じゃ鼻の下が伸びるのも仕方ないし、だからこそ私も楽しめるってモノだけどさ」
嘲笑するような表情で顔に触り、ビキニの上から柔らかな乳房をグニュグニュと揉みしだく。服装も、身体も、先ほどまでの菜穂と全く変わらない。その姿に見惚れてしまったからこそ、ボトルの蓋が既に開けられていることにも気づけなかったのだ。悔しさを滲ませながら、せめてもの抵抗として震える手を強く握りしめる。
「だから、遅かれ早かれで結果は同じなんだってば。ああ、もしかして私から直接お薬を浴びたいの?なら最初からそう言いなさいよね」
今にも倒れそうな大和の様子を見て勝手に納得した菜穂は、抗う隙を与えず腕を伸ばす。頭を掴まれた大和は、菜穂の巨乳に顔をうずめる事となった。
「抵抗しない方がいいわよ?見られてないうちにさっさと終わらせないと、公共の場で授乳プレイに興じる変態カップルだと思われちゃう……ククッ」
振り払おうとする大和の耳には、聞き慣れた菜穂の声でひどく耳障りな嘲りが飛び込んでくる。細指が大和顔を這い、不釣り合いな力で口を開けさせる。ビキニはいつの間にやらずり上げられ、ピンと尖った菜穂の乳首が口内に嵌まると、ジェル状の液体が母乳のように溢れ出て舌の上に乗った。



「はぁ……はぁ……なんでどこの自販機も故障や売り切れなのよ……」
プールサイドを早歩きでツカツカと歩く菜穂。焦りと苛立ちが滲んだ額の汗を、ボトルを握った手の甲で拭う。近くにあった自販機はどれも使えず、かなり遠くまで出向いてどうにか飲み物を購入したのだ。
「ごめーん大和、時間かかって……あれ?」
菜穂が戻ってきたベンチには、大和の姿は見えなかった。膨らんだ浮き輪と荷物だけがその場に置かれている。
「どこ……?トイレとか?」
防水ケースに入った携帯を取り出して大和にコールしても、電源が切れているか電波の届かない所にいる、そんなアナウンスが繰り返されるだけだ。
「まさか……」
嫌な予感が頭をよぎり、菜穂の表情が曇る。ふとベンチに視線を戻すと、浮き輪の下に小さな紙切れがあるのに気づいた。固めの厚紙で書かれたそれに目を通す。
『愛しの彼氏は確かに頂きました』
「あ、あんの馬鹿ぁ……!」
自分の筆跡で書かれた、まるで漫画に出てくる怪盗のように芝居がかったメッセージ。菜穂が震える手で握りつぶしたそれは、今日のデートが平穏なものではなくなった事を意味していた。


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