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怪盗66号活動報告書 および被害レポート

41PON:2022/02/14(月) 02:53:36 ID:ebjBenxQ
2月14日(1)

『待ってましたよ?はい、生徒会長さんもどうぞ♪』
『僕にも?ありがとう』
『私からのチョコも受け取ってもらえますよね?』
『みんな、そんなに気を遣わないでも良いのに』
『いえいえ、せっかくのイベントなんだから楽しみましょうよぉ♪』
放課後、女子に呼び止められた一人の男子生徒は、次々にラッピング菓子を渡されてあっという間に手が塞がってしまった。
『会長、少し預かりましょうか?』
『うん、助かるよ』
後ろで付き添っていた生徒会副会長の杏菜が、彼から幾つか受け取る。だが、生徒会室に着く頃には二人とも手が塞がってしまった。

『は〜い・・・あぁ、会長でしたか』
ドアをガタガタ揺らす音を聞いて出て来たのは、同じ生徒会役員の花恋と結妃だ。
『ありがとう、手が使えなくて』
『杏菜さんの手を借りても足りないなんて、今年も大漁の予感ですね?』
クスッと微笑んだ二人が、それぞれ菓子を受け取る。ソファーのローテーブルには、既に受け取ったチョコレート入りのダンボールが一つ置いてあり、二つ目の箱も満杯になりつつあった。
『会長が受け取り切れないのを見て一旦諦めた様子の生徒も居ましたから、まだ増えるでしょうね』
『こちらにも会長を訪ねた女子が何人か居ましたよ♪不在を伝えたら、また出直しますって』
嬉しい悲鳴と言った具合に、苦笑いを見せる生徒会長。そこで、見慣れない備品があることに気付く。
『あれっ、そのパーテーションは?』
『私が来た時にはありましたけど・・・チョコの山を隠すのに便利なので、この為に会長が用意されたのかと』
ドアとソファーを遮る位置に、全面磨りガラス調の間仕切りが並べてある。昼休みに来た際には無かったものだ。
『こうなることを想定して、先生方が授業中にでも運び入れてくださったのかな?』
『そうかもしれませんね。せっかくですし、このまま使わせて頂きましょうよ』
そんな会話を交わす途中で、扉をノックする音が聞こえた。
『どうやら、早速お見えのようですね?』
そう話した結妃が、入口の扉を開けに向かう。
『はい、どうぞ・・・優珠さんでしたか』
『あっ、結妃さんもいらしたんですね!・・・っと、失礼しました。生徒会長さんは・・・』
『クスッ、もう戻られてますよ♪』
促されて入室した女子生徒・・・優珠の服装はジャージ姿であった。開いた上着のファスナーの間に彼女のたわわな胸のラインに貼り付く競泳水着と小さな突起がチラリと覗いて、膝上までたくしあげたズボンからは微かに煌きを帯びた肌色の脚が伸びている。
『わざわざ部活中を抜けてもらったみたいで、申し訳ないです』
『いえいえ、せっかくの機会ですし直接手渡ししたかったので。プールに入ってからだと身体を拭いたりしなきゃいけなかったら、着替えたタイミングに尋ねて正解でしたね。はい、どうぞ♪』
そう微笑んで、用意したラッピング袋を両手で渡す優珠。中に着込んだ水着の胸元からは、二の腕にグニュッと挟まれた立派な乳房の谷間が覗けると共に、何やら茶色い袋の存在もあった。
『それと、杏菜さんと花恋さんと結妃さんの分も用意しておいたんですよ』
見た目には、優珠が他に何かを持っているようには見受けない。しかし、一旦、磨りガラスの間仕切りの向こうへと消えて暫く、彼女は3つの小袋を手にして現れた。
『杏菜さんたちには、こちらの飴ちゃんを♪』
並べたパーテーションに出来た僅かな隙間の向こうで、優珠が水着の胸元を引き下げて零れさせた美巨乳の内側から袋を引き摺り出し、裂け目から女性のものと一目で判る乳房が震えている・・・そんな奇妙な光景があったのを見届けたのは彼一人だけだ。
だが、彼が目をゴシゴシと拭った時には優珠の乳房は水着の中にしまわれていたとあって、さっきの行為はきっと何かの見間違いだったかと思い直すのだった。


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