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第23回参議院議員選挙(2013年)
1
:
やおよろず
◆N22LLUydY2
:2010/07/14(水) 08:06:13
第22回参議院議員選挙(2010年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/
2703
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/21(日) 22:26:17
新潟2議席目は民主@NHK
2704
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/21(日) 22:38:38
愛知3議席目はみんな@NHK
2705
:
名無しさん
:2013/07/21(日) 22:43:07
※未確定選挙区
宮城・東京・神奈川・京都・広島
テレ朝dボタン
北海道自・民確定
青森自民確定
岩手平野確定
宮城自確定・未定
秋田自確定
山形自確定
福島自確定
茨城自・民確定
栃木自確定
群馬自確定
埼玉自公み確定
千葉自・自・民確定
東京自公共山確定・未
神奈川自み公・未定
新潟自・民確定
富山自確定
石川自確定
福井自確定
山梨自確定
長野自・民確定
岐阜自確定
静岡自確定
愛知自民み確定
三重自確定
滋賀自確定
京都自確定・未
大阪維自公共確定
兵庫自維確定
奈良自確定
和歌山自確定
鳥取自確定
島根自確定
岡山自確定
広島自・確定・未
山口自確定
徳島自確定
香川自確定
愛媛自確定
高知自確定
福岡自・民確定
佐賀自確定
長崎自確定
熊本自確定
大分自確定
宮崎自確定
鹿児島自確定
沖縄社大確定
2706
:
名無しさん
:2013/07/21(日) 23:07:57
大江のクソ野郎はどうでしょう?
2707
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/21(日) 23:08:52
京都2議席目は共産党@NHK
2708
:
神奈川一区民
:2013/07/21(日) 23:23:45
選挙区は神奈川が一番最後みたいだね。
2709
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/21(日) 23:25:16
広島2議席目は民主党@NHK
2710
:
片言丸
:2013/07/21(日) 23:26:47
武見敬三と鈴木寛は武見有利かな
多摩の23区寄りのあたりがもうだいたい開いちゃったけど追いつかない
2711
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/21(日) 23:31:09
東京最後は自民党@NHK
2712
:
神奈川一区民
:2013/07/21(日) 23:32:11
東京の五番目は武見氏@NHK
2713
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/21(日) 23:42:26
宮城2議席目はみんな@NHK
2714
:
名無しさん
:2013/07/21(日) 23:53:03
最後の議席争いは神奈川、最後民主と共産
2715
:
片言丸
:2013/07/21(日) 23:53:05
この流れだと神奈川の最終議席も共産か?
2716
:
名無しさん
:2013/07/21(日) 23:55:47
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130721/k10013190111000.html
データ分析 ツイッター発信内容に課題も
7月21日 23時25分
今回の参議院選挙の期間中、各党の党首や候補者によるツイッターの投稿に含まれる単語を分析したところ、「演説」や「応援」といった予定や運動ぶりを伝える単語が多かったことが分かりました。
一方で、政策課題に関連する単語は相対的に少なく、ツイッターは、政策を訴える手段としては課題があったことがうかがえます。
NHKは今回、インターネットを使った選挙運動が解禁されたことを受けて、ネット上の関心の変化などを探るため、世論調査や出口調査とは別に、ネットに存在する膨大な情報=「ビッグデータ」の分析を行いました。
具体的には、NTTデータなどと協力し、今月4日から20日までの参議院選挙の期間中、日本語で書かれたすべてのツイッターの投稿から、各党の党首や候補者によるものを抜き出したうえで、これらのツイートにどのような単語が含まれているかを分析しました。
その結果、最も多かったのは「演説」で、次いで、「スタッフ」、「ありがとう」、さらに、「応援」「写真」「投稿」といった単語が上位を占めました。
これらの単語は、演説の予定を知らせたり、演説の内容を写真とともに紹介したりする際に、使われていました。
一方で、政治課題に関連する単語は、「原発」や「TPP」が多く含まれていましたが、全体の件数では、予定や運動ぶりを伝える単語に比べると、大きな開きがありました。
今回の選挙で、ツイッターは、候補者の情報に触れる機会を増やす効果を上げたものの、政策を訴える手段としては課題があったことがうかがえます。
2717
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 00:24:42
>>2715
票差が縮まらない。民主逃げ切りと予想。
2718
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 00:46:43
社民党が比例で1議席確保@NHK
神奈川の最後は民主党@NHK
2719
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 00:47:48
NHK
自民64民主16公明10
みん7共産7維新7
無所属2山本・平野
社民1生活0みど0残6
2720
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 01:03:34
共産党が非改選も含め,議案提案権の11議席を獲得@朝日新聞
2721
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 01:05:25
スレ違いですが,
鹿児島県曽於市長選挙は,自公推薦の現職が敗れ,元共産党市議が当選@地元報道
2722
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 01:27:36
※
単純計算だが、自民が二人擁立すれば獲得できた選挙区は、神奈川、愛知、広島、福岡、新潟も計算上いけるが票割りが必要
なお、維新+みんなが選挙協力すれば、茨城、千葉、、京都
ただし、維新+みんなは単に足し算すれば良いって話ではないな
2723
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 01:51:24
自民65民主16維新8
公明11みん8共産8
社民1無所属2社大1残1
2724
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 02:15:04
比例最終議席は民主@NHK
自民18 公明7 民主7 維新6 共産5 みん4 社民1
2725
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 02:15:58
自民65民主17維新8
公明11みん8共産8
社民1無所属2社大1残0
2726
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 02:28:25
あとは比例で誰が通るか。
ワタミはボーダーライン。公明・共産は重点候補が当選。
民主は浜野(電力総連),相原(自治労),礒崎(自動車総連)
2727
:
とはずがたり
:2013/07/22(月) 02:46:53
参院選:生活、みどり、社民…生き残り厳しく
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/20130722k0000m010195000c.html
毎日新聞2013年7月22日(月)00:58
生活の党と社民党は昨年末の衆院選に続く惨敗となった。国政選挙に初めて挑んだみどりの風は、谷岡郁子代表を含めて改選の参院4議席全てを失い、衆院の2議席だけになった。3党は消費増税反対や脱原発などで訴えが重なるとして一部で選挙協力したが、候補者調整などを行った岩手、山形、福島、島根など選挙区で全敗した。
生活の党(改選議席6)の小沢一郎代表は21日夜の記者会見で「大変厳しい結果と思っている」と切り出し、「小沢王国」といわれた地元・岩手選挙区での敗北に「正直、大変驚いている」。有権者の厳しい審判を受けた原因について問われ、こう答えた。「一つは、あまり報道してもらえなかったこと。もう一つは、民主党政権の失敗。私も責任逃れをするつもりはないが、それが一番大きかったんじゃないでしょうか」
小沢氏は公示前、非自民勢力との共闘を模索したが、民主、社民、みどりとの選挙協力は一部にとどまった。小沢氏は次期衆院選に向け、民主党を軸に野党との連携を探る構えを見せるが、影響力の一層の低下は避けられない事態だ。
社民党(改選議席2)は福島、神奈川など5県で候補を擁立。福島瑞穂党首が、安倍内閣への対決姿勢をアピールしたが、野党が多党化したことで埋没。党存続すら危ぶまれる状況だ。
みどりの風は、党の知名度不足も響いた。【村尾哲、森有正】
2728
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 02:58:27
地味に東京の新風票の伸びがすごいなぁ。
ご時世って奴なのか。
そして,社民は又市で決定。
2729
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 03:15:36
大江、しぶといねぇ
2730
:
チバQ
:2013/07/22(月) 03:16:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130722k0000m010178000c.html
参院選:民主、東京で“ゼロ” 一本化に失敗、分裂選挙
毎日新聞 2013年07月22日 00時15分(最終更新 07月22日 01時06分)
テレビ中継のインタビュー後、水を口にする民主党の海江田万里代表=東京都千代田区で2013年7月21日午後10時50分、内藤絵美撮影
拡大写真 東京選挙区(改選数5)では、過去3回とも2議席を獲得する強さを誇った民主が、ゼロに終わった。
民主は現職の鈴木寛氏(49)と大河原雅子氏(60)を公認していたが、6月の東京都議選で第4党に転落する惨敗。2人の当選は困難とみて公示2日前に鈴木氏への一本化を決めた。だが、菅直人元首相らは公認を取り消された大河原氏を支援し分裂選挙になった。
鈴木氏は労組票を固めたものの無党派層に浸透できず、インターネット上で副文部科学相時代の震災対応などが攻撃の的になり、逆風をはね返せなかった。落選が決まると、鈴木氏は「首都東京で民主主義を守る議席を守れず、残念で申し訳ない」と支持者らに語った。【竹内良和】
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130722k0000m010221000c.html
参院選:「まさか負けるとは」…近畿獲得ゼロに民主落胆
毎日新聞 2013年07月22日 02時09分(最終更新 07月22日 02時40分)
「まさか負けるとは」。これまで5議席を確保してきた近畿で、結党後初となる獲得議席ゼロの結果に、民主陣営は落胆した。
兵庫選挙区(改選数2)では、民主現職の辻泰弘さん(57)が、連合兵庫を中心に組織固めを徹底したものの、維新新人の清水貴之さん(39)に競り負けた。辻さんは神戸市の事務所で「大阪の隣で維新の熱、風を強く感じたが、維新の政策は庶民の暮らしに冷たく、このまま通用するものではない」と述べ、肩を落とした。民主が同選挙区で議席を得られなかったのは1998年の結党以来初めて。
大阪選挙区(改選数4)で唯一現職で挑んだ民主党の梅村聡さん(38)は「与党から野党になった中で、現職6年間の実績を訴えることの難しさを肌で感じた」と話した。
京都選挙区(改選数2)では、2議席目を争った民主新人、北神圭朗さん(46)が共産新人の倉林明子さん(52)に敗れた。北神さんは「訴えを(組織の)外側に伝えることが難しかった。私の力不足」と述べた。全面的に支援した同府連常任顧問の前原誠司元外相は「政権を担った時の批判が根強い。京都だけの問題でなく、党全体で徹底的に総括して再スタートしないといけない」と消沈した表情で語った。【豊田将志、村上尊一、花澤茂人】
2731
:
チバQ
:2013/07/22(月) 03:17:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130722k0000m010191000c.html
参院選:維新に漂う敗北感…党運営、分裂含みに
毎日新聞 2013年07月22日 00時55分(最終更新 07月22日 02時45分)
記者会見を終え退席する日本維新の会の橋下徹共同代表=大阪市北区で2013年7月21日午後9時44分、長谷川直亮撮影
拡大写真 日本維新の会は現有の改選2議席を上回ったものの、衆院選で民主党に迫る54議席を獲得した躍進ムードは霧消し、党内には敗北感が広がった。今週末にも党執行役員会を開き、橋下徹、石原慎太郎両共同代表を中心とする集団指導体制の維持を確認する方向だが、従軍慰安婦発言で維新の失速を招いた橋下氏への不満が石原氏ら旧太陽の党系にはくすぶる。一方、橋下氏は野党再編の必要性を強調しており、分裂含みの不安定な党運営が続きそうだ。
橋下氏は21日夜、大阪市で記者会見し、参院選の結果について「勝ちではない。代表という立場で誇れる結果ではない。トップの僕に対する(有権者の)信任、信頼がなかった」と自らの責任を認めた。だが、東京都内で記者会見した石原氏は「結果としては満足いく成果だ。国会の中でもっともっと活動していきたい」と続投の意向を表明。橋下氏も辞任する必要はないのかと聞かれ「当たり前じゃないか」とはねつけた。
石原氏が橋下氏の責任論を否定するのは、橋下氏の辞任が党分裂につながることへの警戒感からだ。橋下氏は選挙戦終盤の18日、街頭演説で「新しい政治グループとして民主党の一部、みんなの党の一部、維新の一部の改革を進めていく勢力が必ず一つになる」と宣言。「自民党1強」の構図が鮮明になる中、野党再編によって対抗勢力の結集を図る構想を示したわけだが、「維新の一部」が旧太陽系との決別を意味すると受け取られ、旧太陽系との亀裂は深まっている。
橋下氏は21日夜も「自民党に対抗できる勢力がしっかりできることが国のためになる。政権交代可能なもう一つの野党を作り上げることが、国民に対する責務だ」と述べ、自身の進退と今後の野党再編について執行役員会で協議する考えを示した。「維新だけで勢力拡大しても意味がない」と維新の存続にこだわらない意向も強調した。
「旧太陽系と一緒に党を運営していくのは無理がある。地域政党『大阪維新の会』の原点に返り、改めて国政政党を目指すべきだ」
橋下氏に近い党幹部は参院選後の分党も視野に入れる。大阪では政令市の大阪、堺両市を解体する「大阪都構想」の具体化が喫緊の課題で、9月には構想の是非が争点となる堺市長選も抱える。いったん「大阪回帰」を図り、地域政党として実績を上げたうえで、野党再編の主導権を握ろうというシナリオだ。
参院選の選挙応援で橋下氏は関西を中心に回り、維新が選挙区の議席を獲得できたのは関西のみ。逆に比例代表の当選者は旧太陽系が中心になる見込みで、参院選の当選者も色分けが進む。みんなの党幹部は「橋下氏は一度国政から身を引き、出直すべきだ」と分裂後の大阪系との連携を模索。惨敗に揺れる民主党を含め、野党再編の動きが参院選後の焦点となる。【木下訓明、津久井達】
2732
:
チバQ
:2013/07/22(月) 03:18:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130722k0000m010192000c.html
参院選:みんな、目標に届かず
毎日新聞 2013年07月22日 00時55分(最終更新 07月22日 02時39分)
記者会見をするみんなの党の渡辺喜美代表(中央)=東京都千代田区で2013年7月21日午後10時56分、木葉健二撮影
拡大写真 みんなの党は、改選議席の3は上回ったものの、獲得目標の10議席には届かなかった。当初は共闘する予定だった日本維新の会との選挙協力を解消したことが響き、伸び悩んだ。非改選10議席と合わせても、単独で予算関連法案提出が可能となる20議席には足りず、今後は政策の一致点が多い維新との連携のあり方が焦点となる。
「他党に話を持ってくる前に、(維新)ご自身の再編を先にやられたらいかがか」
渡辺喜美代表は21日夜の記者会見で、維新との合流の可能性について聞かれ、こう発言した。渡辺氏は選挙期間中、維新の橋下徹共同代表の従軍慰安婦を巡る発言を批判し、「歴史観、憲法観が違う」と立場の違いを強調していた。選挙結果を受け、合流の可能性に含みを残した形だ。
6月の東京都議選で躍進した同党は、渡辺氏が選挙期間中、街頭演説で「政治をあきらめないでください」と一貫して訴え、無党派層への支持拡大を狙った。自民党や民主党など他党の政策を「古い政治」と批判し、「筋金入りの改革派はみんなの党しかいない」と独自の立場を強調。一定の勢力拡大に成功した。
渡辺氏は規制緩和の推進と公務員制度改革を掲げて党の存在感を一層高める戦術を描いている。維新とは規制緩和や地方分権などの政策が共通する一方、憲法や歴史認識に加え、消費税や原発を巡っても隔たりがある。渡辺氏は21日の会見で、政界再編について「みんなの党が中心になって考えを共有する人たちを糾合していく」と述べたが、党内には橋下氏がみんなの一部を巻き込んだ形での新勢力結集を呼びかけたのに呼応した再編を模索する動きがあり、今後、路線対立が過熱する可能性がある。【吉永康朗】
2733
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 03:20:52
自民でワタミ,民主で大島(新宗連),神本(日教組)が当選。
2734
:
チバQ
:2013/07/22(月) 03:22:58
ワタミ当確か
2735
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 03:26:47
NHKだとワタミ当確でとらんけど、どこで出てるの?
2736
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 03:35:12
つか、緑の党の三宅洋平って人凄いな。10万越えてる
2737
:
チバQ
:2013/07/22(月) 03:46:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072200076
小沢氏、影響力一段と低下=生活、獲得議席ゼロ【13参院選】
記者会見する生活の党の小沢一郎代表=21日夜、東京都千代田区 生活の党は、候補を擁立した5選挙区全てを落とし、比例代表でも議席を獲得できなかった。小沢一郎代表は参院選後の野党再編に活路を見いだしたい考えだが、お膝元の岩手選挙区でも公認候補が大敗し、影響力のさらなる低下は避けられそうにない。
同党は選挙戦で脱原発、消費増税凍結、環太平洋連携協定(TPP)反対を主張したが、多くの選挙区で野党候補が乱立したこともあり、埋没する結果となった。小沢氏は21日夜の記者会見で、「有権者の判断を素直に受け入れながら、自分たちの主張を理解してもらえるように愚直に活動していく以外にない」と敗北を認める一方、持論である非自民勢力結集の決意は「変わらない」と言い切った。
自民党の「1強」状態が鮮明となったことに関し、生活の鈴木克昌幹事長は「一つの大きな流れの前に、埋没するような状況に追い込まれているということだ」と語り、危機感をあらわにした。(2013/07/22-03:27)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072200084
維新、慰安婦発言で勢い欠く=橋下氏「勝ちでない」【13参院選】
記者の質問に答える日本維新の会の橋下徹共同代表=21日夜、大阪市北区 日本維新の会は橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言で逆風下の参院選となり、目標とした10議席には届かなかった。橋下氏は21日夜、自らの進退について、執行部内で協議する意向を示した。ただ、橋下氏の「党首力」に依存してきた同党内には「辞任はあり得ない」(幹部)との声が広がっており、続投の方向で意見集約が進むとみられる。
橋下氏は21日夜、大阪市で記者会見し、「勝ちではない。誇れる成績ではない」と敗北を宣言。敗因については「代表に対する信任のなさだ」と慰安婦発言が影響したことを認め、「(27日に予定する)執行役員会で(進退を)議論する」とした。
テレビ局のインタビューに答える日本維新の会の石原慎太郎共同代表=21日夜、東京都港区 一方、石原慎太郎共同代表は、都内のホテルに設置した開票センターで会見し、「参院選はまずまずの成績だ。今後も橋下氏と憲法改正にまい進する」と述べ、橋下氏との「二枚看板」で引き続き党運営に当たる考えを表明した。
慰安婦発言によって、みんなの党との間で進めていた選挙協力が破綻。改選数2以上の複数区で両党が激突し、共倒れとなる選挙区も出た。橋下氏は「野党が一つにまとまらないといけない」として、みんなのほか、民主党の一部も巻き込んだ野党再編を主導することに改めて意欲を示した。
維新は選挙戦で、憲法改正を前面に打ち出した。石原氏は「ねじれ国会が解消されて憲法改正の可能性が出てきた。絶対に安倍政権で実現してもらいたい」と述べ、政権に協力する姿勢を強調。橋下氏も「スピード感を持って、憲法96条の先行改正の発議をしてもらいたい」と求めた。(2013/07/22-03:33)
2738
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 03:47:05
あっ、今NHKでワタミ当確出た
2739
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 03:48:25
大江はこのまま逝くかな?
2740
:
片言丸
:2013/07/22(月) 06:26:25
>>2736
各党の有名人よりも取ってる。
山本太郎と組んでやってた人だけど、山本パワーなのか?
2741
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 06:29:39
残りは自民のラスト。
太田房江と若狭勝の争い。僅差になりそう。
民主は吉川(情報労連),石上(電機連合)。
維新は儀間,藤巻,中野,室井。
みんなは渡辺,井上。
2742
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 06:34:12
河合純一(みんな)は同党内の次点。堀利和以来の視覚障がいを持つ議員の誕生とはならず。
2743
:
片言丸
:2013/07/22(月) 06:38:24
自民党は落選しても任期中に1人くらいは繰り上げられそうだけど。
園田修光先生が真の次点力を発揮か。
2744
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 06:42:47
比例99%,結果として100万票で1議席。
自民18,460,177 18議席 34.7%
公明 7,568,043 07議席 14.2%
民主 7,134,192 07議席 13.4%
維新 6,355,287 06議席 11.9%
共産 5,154,028 05議席 09.7%
みん 4,755,145 04議席 08.9%
社民 1,255,229 01議席 02.4%
生活 943,832 00議席 01.8%
大地 523,139 00議席 01.0%
緑グ 458,015 00議席 00.9%
み風 430,524 00議席 00.8%
幸福 191,640 00議席 00.4%
2745
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 06:47:08
前回衆院選
自民 1,662万票 27.6%
維新 1,226万票 20.4%
民主 961万票 16.0%
公明 711万票 11.8%
みん 524万票 08.7%
共産 368万票 06.1%
未来 342万票 05.7%
社民 142万票 02.4%
2746
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 07:13:41
NHK
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/
#
朝日
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2013/
読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/
共同通信
http://www.47news.jp/news/politics/
2747
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/22(月) 07:31:08
ラストは太田房江でした。
2748
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 12:30:09
23: 2013/07/22 10:40:48 e68349u5
最後の7議席目に電機連合が滑り込んだ以外はだいたい想定内
原子力村と立正佼成会とトヨタと官公労に支えられてるミンス党
もう分党したほうがいいよね
礒崎哲史:自動車労連[当選]
浜野喜史:電力総連[当選]
相原久美子:自治労[当選]
大島九州男:立正佼成会[当選]
神本美恵子:日教組[当選]
吉川沙織:情報労連[当選]
石上俊雄:電機連合[当選]
---
川合孝典:全繊同盟[落選]
定光克之:日郵労組[落選]
轟木利治:機関労連[落選]
宗教団体支援大島以外、あと連合系が当選
2749
:
とはずがたり
:2013/07/22(月) 16:16:05
ゼンセン同盟が落ちたんですな。。
2750
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 19:20:21
大江が落ちてよかった。
繰り上げ当選を願ってるか、二階の死亡を願ってるか?
2751
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 21:37:39
6年前にもあった、
この人は今後どうするかを予測しませんか?
2752
:
チバQ
:2013/07/22(月) 22:10:44
>>2744
比例では公明>民主か
2753
:
チバQ
:2013/07/22(月) 22:13:06
大地が比例擁立してなければ生活で1議席取れたでしょうね
2754
:
チバQ
:2013/07/22(月) 22:46:45
芸能枠で通ったのは丸山くらいか。
佐竹の惨敗っぷりがすごいな。
【自民】
当選 氏名 (年齢) 現元新 得票数
当柘植芳文(67)新429,003票 郵政
当山田俊男(66)現338,486票 農協
当佐藤正久(52)現326,542票 自衛隊
当石井みどり(64)現294,148票 歯科
当橋本聖子(48)現279,952票 神道+北海道
当羽生田俊(65)新249,818票 医師会
当佐藤信秋(65)現215,506票 建設
当赤池誠章(52)新208,320票 山梨
当山東昭子(71)現205,779票 いまいちバックがわからん
当衛藤晟一(65)現204,404票 薬剤師+大分
当石田昌宏(46)新201,109票 看護
当有村治子(42)現191,343票 神道+滋賀
当宮本周司(42)新178,480票 商工会
当丸山和也(67)現153,303票 弁護士
当北村経夫(58)新142,613票 産経新聞
当渡辺美樹(53)新104,176票 ワタミ
当木村義雄(65)新98,979票 香川
当太田房江(62)新77,173票 大阪
若狭勝(56)新76,829票 弁護士
園田修光(56)新65,840票 鹿児島
大江康弘(59)元59,376票 和歌山
佐々洋平(71)新56,083票 岩手
木村隆次(55)新47,627票 介護
伊藤洋介(49)新37,424票 東京プリン
金子善次郎(69)新34,866票 埼玉
塚原光男(65)新28,903票 体操
畦元将吾(55)新28,519票 放射線技師
佐竹雅昭(47)新27,582票 格闘技
米坂知昭(54)新18,078票 臨床衛生検査技師
2755
:
チバQ
:2013/07/22(月) 22:47:09
鰐淵ほどではないにしろ、新妻さん棚ボタ的当選ですね
【公明】
当選 氏名 (年齢) 現元新 得票数
当山本香苗(42)現996,960票
当平木大作(38)新770,682票
当河野義博(35)新703,637票
当山本博司(58)現592,814票
当若松謙維(57)新577,951票
当魚住裕一郎(60)現540,817票
当新妻秀規(43)新26,044票
相変わらずの労組っぷり
【民主】
当選 氏名 (年齢) 現元新 得票数
当礒崎哲史(44)新271,553票 自動車
当浜野喜史(52)新235,918票 電力
当相原久美子(66)現235,636票 自治労
当大島九州男(52)現191,167票 立正佼成会
当神本美恵子(65)現176,248票 日教組
当吉川沙織(36)現167,437票 情報労連
当石上俊雄(51)新152,122票 電気
川合孝典(49)現138,831票 UAゼンセン
石井一(78)現123,355票 兵庫
定光克之(53)新120,782票 日本郵便
轟木利治(53)現103,996票 基幹労連
ツルネンマルテイ(73)現82,858票 神奈川
鹿野道彦(71)新82,404票 山形
簗瀬進(63)元53,940票 栃木
円より子(66)元49,009票 東京
五十嵐文彦(64)新29,077票 埼玉
吉田公一(72)新27,891票 東京
奥村展三(68)元27,326票 滋賀
佐々木隆博(64)新24,330票 北海道
樽井良和(45)現13,178票 大阪東京etc
2756
:
チバQ
:2013/07/22(月) 22:47:24
10千票以下は省略
当選者の中で西軍っぽいのは藤巻くらいか?
【維新】
当選 氏名 (年齢) 現元新 得票数
当アントニオ猪木(70)元356,605票 芸能枠
当中山恭子(73)現306,341票 旧たち日系 宮崎
当儀間光男(69)新40,484票 そうぞう 沖縄
当藤巻健史(63)新33,237票 藤巻兄弟
当中野正志(65)新32,926票 旧太陽系 宮城県 2012年衆院選落選(宮城2区) 元自民党代議士
当室井邦彦(66)元32,107票 民主離党 兵庫
土田博和(63)元28,616票 民主離党 静岡
奥村慎太郎(58)新27,955票 長崎県 2012年衆院選落選(長崎2区) 元雲仙市長
桜井よう子(71)新27,757票 茨城県 元県議(87年から1期のみ) 2012つくば市長選落選
石井義哲(56)新25,986票 自衛隊
浅田真澄美(46)新22,406票 長崎県 県議(長崎市)
上野公成(73)元21,457票 群馬県 元自民党参院議員
石原結實(64)新19,097票 医師 2010年参院選出馬
松村譲裕(46)新18,888票 秋田
山崎泰(51)新18,131票 2012年衆院選出馬断念(埼玉6区)
片岡伸子(43)新16,329票 橋下の同級生
川口浩(58)新16,080票 茨城県 2012年衆院選落選(東京13区) 元民主党代議士(比例下位)
宮崎健治(46)新15,464票 兵庫県 2012年衆院選落選(兵庫12区)
栗原博久(66)新14,274票 新潟県 2012年衆院選落選(新潟4区) 元自民党代議士
瀬戸健一郎(51)新12,768票 埼玉県 草加市議
矢口健一(41)新11,327票 埼玉県 2012年衆院選落選(埼玉7区)
富山泰庸(42)新10,186票 神奈川 2012年衆院選落選(神奈川16区)
石川輝久(63)新10,147票 神奈川 前県議
伊賀保夫(36)新9,269票
二瓶文隆(54)新7,637票
岩本壮一郎(32)新7,167票
遠藤宣彦(50)新7,061票
松本孝一(53)新6,122票
竹内栄一(59)新4,991票
高田貴代子(75)新2,921票
【みんなの党】
当選 氏名 (年齢) 現元新 得票数
当川田龍平(37)現117,389票 東京 薬害HIV
当山口和之(57)新75,000票 福島県 2009年民主党東北比例下位で当選 2013年民主比例から出馬予定→離党
当渡辺美知太郎(30)新50,254票 栃木 党首の親戚
当井上義行(50)新47,757票 神奈川 2012年衆院選落選(神奈川17区)
河合純一(38)新39,425票 静岡県 2012年衆院選落選(静岡7区)
山本幸治(41)新37,718票 千葉県 2012年衆院選落選(千葉8区)
石井竜馬(44)新35,365票 大阪府 2012年衆院選落選(大阪12区)
本田顕子(41)新32,330票 熊本県 2012年衆院選落選(熊本2区)
梅沢重雄(60)新23,035票 山梨県 日本航空学園理事長
菅原直敏(35)新21,135票 神奈川 2012年衆院選落選(神奈川13区) 元県議
菊地文博(53)新12,676票 宮城県 2012年衆院選落選(宮城2区) 元県議
平智之(54)新11,927票 京都府 2012年衆院選落選(京都1区) 元民主党代議士
富岡由紀夫(49)元11,305票 群馬県 2012年衆院選落選(東海比例) 元民主党参院議員(群馬選挙区)
小斉太郎(43)新10,527票 東京都 2012年衆院選落選(東京1区) 元港区議
船曳鴻紅(65)新7,896票 ㈱デザインセンター社長
2757
:
チバQ
:2013/07/22(月) 22:47:34
宗男www
元代議士でも3000表集められないんですね・・・
【大地】
当選 氏名 (年齢) 現元新 得票数
鈴木宗男(73)新62,902票
松木謙公(54)新38,721票
内山晃(59)新6,828票
橋本勉(59)新3,643票
町川順子(54)新3,313票
萩原仁(45)新2,934票
笹節子(61)新2,647票
前川光(64)新1,834票
田宮嘉一(44)新1,475票
2758
:
チバQ
:2013/07/22(月) 22:52:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130722/elc13072222450147-n1.htm
【参院選】
自民、業界タッグ 民主は労組依存へ
2013.7.22 22:43 (1/2ページ)
参院選で惨敗、沈痛な表情で会見する海江田万里代表=22日午前、東京・永田町の民主党本部(三尾郁恵撮影)
21日投開票の参院選比例代表では組織票をバックに持つ団体の支援を受けた候補が相次ぎ当選した。惨敗した民主党では、比例7議席のうち、6人は日本労働組合総連合会(連合)傘下の産業別労組が出身母体。党への激しい逆風を受け、UAゼンセンや日本郵政グループ労働組合(JP労組)など有力組織の候補3人が落選したものの、逆に同党に占める労組系議員の割合は増大し、連合の影響力が強まる結果となった。(比護義則)
◇
連合は民主党政権下の前回参院選(平成22年)で組織内候補10人を当選させた。民主党が政権を下野して迎えた今回参院選では、候補を9人に絞ったが、3人が落選するなど大きな痛手を被った。
しかし、労組系以外の当選者も1人にとどまり、逆に民主党内に占める労組系議員の割合は増大。前回参院選で比例代表当選者の6割だった労組系の比率は9割近くに高まった。
民主党の逆風下で、強い危機感も反映したとみられ、自動車総連は前回から6万票超、電力総連も3万票近くを上積みした。特に電力総連は同党の脱原発路線に不満を強めて党名を外したビラを作成し「脱民主」をあからさまにしていたが、しっかりと当選圏内に滑り込んだ。
自民党でも郵政民営化や野党転落で離反した業界団体が再び同党支持に回帰し、比例代表で集票力を発揮した。
郵政民営化に反発して自民と決別した全国郵便局長会(全特)は8年ぶりに関係を修復。自民党から出馬した柘植芳文前会長を同党トップの40万票超で当選させた。農政連が推した山田俊男氏も約33万8000票を獲得。一時は民主支持を鮮明にしていた日本医師連盟は、今回は自民から日本医師会の羽生田俊副会長を立て、約25万票で議席を獲得した。
業界団体が存在感を見せつけたことで、安倍晋三首相が重視する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉や、成長戦略の柱である規制改革などで一定の影響を与える可能性がある。
2759
:
チバQ
:2013/07/22(月) 22:55:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130722/elc13072213080135-n1.htm
自民、46都道府県でトップ 比例得票、大阪は維新
2013.7.22 13:08 [大阪]
参院選比例代表を都道府県別に分析すると、自民党は46都道府県で得票率トップだった。大阪は日本維新の会が第1党となり、党本部がある地元で辛くも面目を守った。
自民は石川の49・4%が最高で、安倍晋三首相の地元山口や鹿児島、群馬など19県が40%を上回った。大阪と公認候補が敗れた沖縄は25%程度にとどまった。
民主党は大阪、沖縄など4府県で10%に届かず、20%を超えたのも山形、福島、三重だけ。公明党は43都道府県、共産党は東京や大阪など10都道府県で10%台を確保した。
日本維新は大阪で28・7%、みんなの党は渡辺喜美代表の地元栃木で23・2%と強さを発揮した。社民党は米軍基地問題を抱える沖縄、生活の党は小沢一郎代表の地元岩手で20%近くまで伸ばした。
2760
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:00:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013072200169
くら替え当選、7人=衆院選落選組は野田氏のみ【13参院選】
今回の参院選には衆院議員経験者37人がくら替えを目指し出馬したが、当選したのは2010年の前回より3人少ない7人にとどまった。37人中25人は昨年12月の衆院選で議席を失い、今回国政復帰を目指した。しかし、当選したのは民主の野田国義氏(福岡選挙区)のみだった。
25人のうち民主からは10人がくら替えを狙ったが、野田氏以外は全滅。同党推薦の無所属2人も涙をのんだ。
自民は全体で6人が立候補し、3人が議席を獲得。09年衆院選で落選した木村義雄氏(比例代表)、昨年衆院選に不出馬だった柳本卓治氏(大阪選挙区)らが再びバッジを付けることになった。
このほか、公明とみんな、維新から各1人のくら替え候補が当選した。(2013/07/22-08:23)
2761
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:06:21
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1307/22/news134.html
内田裕也、浜崎あゆみ…著名人のTwitterでの「投票先公表」に反響投票先を公表した著名人のツイートに、支持する声や、「誰に投票したか言わない方がいい」との意見が寄せられた。
第23回参院選が21日投票され、即日開票された。そんな中ミュージシャン・俳優の内田裕也が、Twitterで投票した候補者を公表し反響を呼んでいる。
21日、内田は「俺が一票を投じたアントニオ猪木、山本太郎 二人揃って当選!これからしっかりと公約の実行を!6年間は長いぜ!ROCK'N ROLL! 内田裕也」と投稿。日本維新の会の比例代表候補・アントニオ猪木氏、東京都選挙区で無所属として立候補した山本太郎氏の二人に投票したことを明かすこの呟きは、22日現在約480リツイートされ、拡散されている。
フォロワーからは「ロックな投票だぜまったくww」「ROCK'N ROLL!」「裕也兄さんかっこええです!」といった内田の姿勢を支持する声や、「こういう馬鹿がいるから政治がクソ芸能人の思いつきから抜け出せない」「本当にどうしようもない方ですね、あなたは…」といった批判の声、また「すみません!失礼します!誰に投票したとかは、言わない方がいいと思います!」などと、公表すること自体に疑問をもつ声など、様々な意見があがっている。内田は投票前の18日にもアントニオ氏、山本氏に投票することを宣言しており、一貫して二氏の支持を公言していた。
その他にも数人の著名人がTwitterで投票先を公表している。19日には歌手の浜崎あゆみが「ようすけに日本のエンターテイメントの未来への希望を託しに、期日前投票行ってきたぁ^_^!!! さて、地方ラスト2公演となる大阪へ」と投稿。自民党の比例代表候補・伊藤ようすけ氏に投票したことを明かしている。
また21日には、楽天株式会社の社長・三木谷浩史氏も「私も参議院選挙の期日前投票で、東京都は【すずきかん】に投票しました。」と東京都選挙区の候補・鈴木寛氏に投票したことを公開。
インターネットを使った選挙運動が解禁されたばかりということもあり、著名人が支持候補者を明らかにすることには賛否両論あるようだ。NHKは同局の「Eダンスアカデミー」に出演しているダンス&ボーカルユニット・EXILEのメンバーが、伊藤氏のホームページなどに登場しているとして、同番組の12、19日放送を取りやめている。その理由は「政治的公平性に疑念を持たれないよう配慮」したためという。
アメリカでは、著名人によるネット上での選挙応援について比較的寛容だ。最近では「アベンジャーズ」の監督として知られるジョス・ウェドン氏が大統領選の投票前に、バラク・オバマ氏の対立候補である、共和党のミット・ロムニー氏への批判動画をYouTube上にアップロードするなど、著名人が公然と支持者を明らかにすることも多い。日本での著名人の選挙応援、ネットでの活動は米国にならうのか、あるいは独自の道を歩むのか、今後の展開が注目される。
2762
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:07:10
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130722/plt1307221211007-n1.htm
参院選落選のマック赤坂氏、引退危機 5万票遠く及ばず…2013.07.22
東京選挙区(改選数5)に出馬したマック赤坂氏(64)は1万1707票の獲得にとどまり、落選した。“常連”のマック氏は参院選期間中に5万票獲得できなければ選挙に出ないと明言しており、引退危機を迎えたことになる。
マック氏は「これで都知事選(の得票数=約3万8000票)を下回るようならバカらしくてやってられない。もう出ません!」と述べていた。今回の敗戦で8連敗。ひそかにライバル視していた中松義郎氏(4万6772票)にも遠く及ばなかった。
2763
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:09:46
だれ?石井ピンじゃないよね?
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201307/0006181530.shtml
2013/7/22 11:56
参院兵庫 姫路市で無効投票が2万2604票
。 21日投開票の参院選で、姫路市(第1〜4開票所)では、兵庫選挙区の投票総数20万8567票のうち、1割を超える2万2604票が無効投票だったことが分かった。県内全体の投票総数に占める無効投票の割合は4・7%で、姫路市が突出して多かった。
姫路市は「無効票の記載内容の内訳数は集計しておらず、詳細は分からない」とする一方、「比例代表候補だった特定の候補者の氏名が書かれた投票用紙が多かった」としている。同市では3年前の前回参院選でも、同様の無効投票が目立ったという。(小林伸哉)
2764
:
名無しさん
:2013/07/22(月) 23:19:03
>>2757
同性同名なら、小沢一郎でもやればよかったのに
2765
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:23:30
http://mainichi.jp/area/iwate/news/m20130722ddlk03010068000c.html
’13参院選・岩手:激戦制し平野氏 自民、奪還ならず /岩手
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
21日投開票された参院選で、過去最多の6人が立候補した岩手選挙区(改選数1)は無所属現職の平野達男氏(59)が、事実上の2強対決となった自民党新人の田中真一氏(46)との激戦を制し、3選を果たした。超党派県議団に支えられながら、知名度と前復興相の実績で議席を死守。序盤は僅差だったが、地元政治家として支持を集め、終盤にリードを広げた。田中氏は自民候補として21年ぶりの議席獲得を目指して組織戦を展開したが、「落下傘」の印象が最後まで足かせになった。生活の党新人の関根敏伸氏(57)は知名度不足、民主党新人の吉田晴美氏(41)は党県連の分裂が響き、序盤から出遅れた。反自民票に期待した共産党新人の菊池幸夫氏(54)も届かず、幸福実現党新人の高橋敬子氏(51)は支持が広がらなかった。当日有権者数は109万900人(男51万7050人、女57万3850人)、投票率は57・53%だった。
◇党派超えた支援
盛岡市中央通1にある平野氏の事務所に午後8時過ぎ、当選確実の速報が伝わると、支援者が拍手と歓声を上げ、握手を交わした。
間もなく姿を現した平野氏は「超党派県議団で連合艦隊を作ってもらい支援をいただいた。県内を歩いて頑張れと声をもらい、仮設住宅では早く復興住宅を造ってほしいと何回も聞いた。皆さんの力でその仕事の場所を作ってもらった」と述べ、万歳三唱した。
その後、記者団に「今回は(約6000票差で初当選した)12年前より厳しい選挙だったが、いろいろな方の支援で勇気づけられ、むしろ楽しみながら運動した」と述べ、被災地の土地問題を最優先に取り組むとの考えを示した。事務所には、谷藤裕明盛岡市長も駆けつけた。
平野氏には、即戦力と期待する県議らが党派を超えて集結。原発事故被災地の福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長も応援に駆けつけ、復興の力として期待されていることを印象付けた。【金寿英】
◇「落下傘」印象響く−−田中氏
平野氏の当選確実がテレビで伝えられると、盛岡市菜園1の事務所に詰めかけた支援者から「ありゃ、早かった」と落胆の声が上がった。20分後、田中氏は約40人に拍手で迎えられ、「議席奪還の悲願を託してくれたが、応えることができなかったのは私の責任。相手が三つに割れたからチャンスではなく、1対1で勝てる自民党になるよう、体質強化しなければならない」と述べた。
選対本部長の鈴木俊一県連会長は「痛恨の極み。田中候補は精力的に遊説し、自分の思いをしっかり訴えた。党本部からも総出で応援をもらったが申し訳ない」と語った。
自民は今回、参院選7連敗を免れる絶好のチャンスと議席奪取を目指した。しかし、横浜市出身で「落下傘」との田中氏のイメージが、地元出身の現職、平野氏との戦いでハンディになった。【安藤いく子】
◇自民県連会長、辞任の意向
田中氏の落選を受け、自民党県連の鈴木俊一会長は21日、記者団に「党本部から多くの応援をいただいたのに議席を取れなかった。けじめをつけるため会長を辞任する」と語った。【安藤いく子】
◇小沢氏に触れず−−関根氏
党勢立て直しを託されて挑んだ関根氏は、支援者約20人が集まった盛岡市中ノ橋通1の事務所で、「党の政策と理念を全力で訴えたが力不足。この結果を厳粛に受け止める」と言葉少なに語り、足早に地元・北上市にある事務所へと向かった。
小沢一郎氏の系列候補が過去4回の参院選で守った議席を明け渡したが、あいさつの中で小沢氏には触れなかった。
自民の独り勝ちを阻止しようと、生活の党は野党共闘を目指したが失敗。急きょ、担がれた。任期半ばで県議を辞職。小沢氏の後援会組織を基礎に戦いを展開し、達増拓也知事も遊説に同行。県外出身候補に対抗して県内出身を強調したが出遅れが響いた。【金寿英、根本太一】
◇敗れたが「手応え」−−菊池氏
反自民票の受け皿を目指して戦った共産の菊池氏は、盛岡市本町通2の事務所で「5回目の国政選挙で最も手応えを感じた。安倍政権と国民の願いはねじれており、いずれ矛盾をきたす時が来る」と指摘した。
さらに、「自共対決の時代に入った」と述べつつ、「選挙戦が進むにつれ『憲法を守ってほしい』という有権者の声が増えていった。これまで共産党と距離があった有権者が応援してくれるケースもあった」と、敗れはしたが充実感を表した。
事務所では、他県の党候補の当選が伝えられるたびに拍手が起こり、明るい雰囲気に包まれた。【高尾具成】
2766
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:24:04
◇「力が足りなかった」−−吉田氏
吉田氏は午後8時半ごろ盛岡市中央通3の事務所に到着。階猛、黄川田徹の両衆院議員や、連合岩手の砂金文昭会長ら約20人の支援者に迎えられた。「私の力が足りなかった。申し訳ありません。震災復興にかける思いはこれからも変わりません」と何度も頭を下げ、涙ながらに話した。
平野氏の離党で立候補が決まった。山形県出身の「落下傘」と批判され、「岩手との縁を無理に強調するより、よそ者だから気づく岩手の良さがある」と訴えの発想を切り替えた。女性の視点を生かし、ソフト面での震災復興、医療や福祉の充実など、他候補と主張の差別化を図った。
だが、平野氏支援を公言する党県議がいるなど党県連がまとまらなかった。【安藤いく子、宮崎隆】
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■解説
◇不信感消す仕事を
候補者乱立となった岩手選挙区で、有権者は即戦力として前復興相の現職、平野達男氏を選んだ。無所属候補の勝利は1998年の椎名素夫氏以来で、政党対決が強まる近年では異例だ。各党が党利優先で候補者を擁立したことに抵抗感を抱いた有権者の意思の表れでもある。
今回、各党の公認候補決定が4月以降に遅れ、平野氏以外は全県的に知名度がないのが陣営の焦りを誘った。その解消のため、有名政治家を呼び、候補者と並ばせただけで論争は深まらなかった。
最も顕著だったのが自民党。安倍晋三首相のほか、特に女性に人気の高い小泉進次郎党青年局長を再三投入。威信を懸けた小沢氏も生活の党代表として県内入りし、丸一日街頭に立つ日もあった。
一方、政党の後ろ盾がない平野氏に有名政治家の応援演説はなく、「ひたむきに政策を訴え、人物本位で問う」(陣営幹部)作戦に徹した。各候補の主張に違いが見えにくい中、選挙戦終盤に静かに支持が広がった。ただ、混迷の引き金を引いたのは唐突に民主離党を表明した平野氏であり、有権者の不信感は消えてはいない。「やっぱり平野さんを選んで良かった」と思われるには、仕事で結果を残すしかない。【金寿英】
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◇選挙区開票結果=選管最終発表
当 243,368 平野達男 59 無 現
▽ 161,499 田中真一 46 自 新
91,048 関根敏伸 57 生 新
62,047 吉田晴美 41 民 新
46,529 菊池幸夫 54 共 新
8,322 高橋敬子 51 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
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◇当選者
平野達男(ひらの・たつお) 59 無 現(3)
[元]復興相[歴]県農地建設課長・農地計画課長▽関東農政局設計課長▽農水省設計課国営事業調査官・技術調査官▽民主党政調副会長▽予算委員長▽副内閣相▽東大
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2767
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:28:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130722ddlk09010122000c.html
2013参院選・栃木:高橋氏、初当選 「保守王国」盤石 /栃木
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇選挙戦を終始リード
21日投開票された第23回参院選で、栃木選挙区(改選数1)では自民新人の高橋克法氏(55)=公明推薦=が、みんな新人の沖智美氏(32)▽民主現職の谷博之氏(70)▽共産新人の小池一徳氏(52)▽諸派新人の杉浦満春氏(45)に大差をつけ、初当選を果たした。高橋氏は安倍晋三政権への強い追い風に加えて有力業界団体などの組織票を手堅くまとめ、選挙戦を終始リード。参院栃木選挙区は自民党が二つの議席を独占することになり、「保守王国」を盤石なものにした。唯一の女性候補だった沖氏は立候補表明の遅れが最後まで響き、3選を期した谷氏は党勢の衰えがそのまま結果に表れた。当日有権者数は162万5367人で、投票率は49・69%(前回56・59%)。【参院選栃木選挙区取材班】
宇都宮市不動前1の高橋氏の選挙事務所では午後8時に当選確実の報が伝えられると、支持者が歓声を上げ、万歳を繰り返した。感極まって目を赤らめた高橋氏は「町長を辞職して脇目もふらず走り回ってきた」と選挙戦を振り返り、「景気・経済の回復、地方の再生を、先頭に立って私自身の責務として取り組んでいく」と力を込めた。
参院選を「政権安定への最終決戦」(茂木敏充・県連会長)と位置づけた自民党は、候補者公募を延長した末、3月に高橋氏の擁立を決めた。高根沢町長を15年務めた高橋氏については、もともと県内の首長から立候補の待望論が根強く、福田富一知事が後援会総連合会長に就き、全面的に後押しした。
2010年の前回選では民主党候補と「二股」で支援した農協や県医師会などの政治団体も、今回は高橋氏に絞って推薦を出し、組織票も順調に固めた。
街頭では「(安倍晋三政権の経済政策の)アベノミクスによる好況感を県内にも波及させる」「地方に多い中小企業経営者を支える」と地域経済の活性化に力点を置いた演説を展開した。懸念されていた「知名度不足」の不安を日に日に払拭(ふっしょく)し、最後まで戦いを優位に進めた。
◇「結果出せず悔しい」−−沖氏
「訴えを国政に届けることができず、申し訳ありません」。沖氏は宇都宮市下戸祭2の選挙事務所で支援者に深々と頭を下げた。
渡辺喜美代表の地元ということもあり、みんなの党はかねて栃木選挙区での候補者擁立を明言していた。しかし、候補者選考は難航を極め、「2月中」「5月中」とした発表はいずれも実現しなかった。最終的に、京都府出身で栃木に地縁のない「落下傘」である沖氏の擁立にこぎ着けたのは6月上旬。大幅な出遅れを懸念する声をよそに、渡辺代表は「若い候補なので、同世代への訴えかけがうまくいけば、勝算はある」と強気な姿勢を崩さなかった。
選挙戦では「貧困の連鎖防止」「女性の視点で地域を守る」などと声を張り上げ、渡辺代表も複数回応援に入って名前の浸透に努めたが、及ばなかった。
敗戦の弁を語り始めると、涙をこらえることができなくなり、「結果が出せず、悔しい気持ちでいっぱいです」と声を詰まらせた。
◇自民批判届かず−−小池氏
6月の東京都議選で第3党に躍進した共産党。小池氏は「良い流れを参院選につなげたい」と意気込んだが、県内では自民党批判が行き届かず、宇都宮市東浦町の選挙事務所で「私の力不足から期待に応えられなかったことをおわびしたい」と沈痛な表情で語った。
07年参院選、09年衆院選、10年参院選に続く国政挑戦。選挙戦では「消費増税反対」「原発ゼロ」「憲法改正阻止」などと、ぶれない党の姿勢を強調し、得票は前回を上回った。
安倍政権の経済政策を「一部の富裕層が恩恵を受けているだけ」と批判、雇用改善を訴えたが、大きな支持にはつながらなかった。
◇支持拡大ならず−−杉浦氏
「残念な結果だ」。宇都宮市中一の沢町の選挙事務所で、杉浦氏は顔をゆがめた。
消費増税への反対だけでなく、国防の強化の必要性を訴えるなど、一貫して持論を展開した杉浦氏。県内各地を自転車で回り、インターネット動画でも活動を公開するなどさまざまな手法で支持拡大を図ったが、及ばなかった。
2768
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:28:31
◇逆風に最後まで苦しむ−−谷氏
党に吹き荒れた逆風に最後まで苦しんだ谷氏は「全ては私の不徳の致すところ」と言葉少なだった。宇都宮市鶴田町の選挙事務所に集まった支援者は一様に落胆し、会場は重苦しい雰囲気に包まれた。
選挙区の中でいち早く立候補を表明したのは昨年2月。しかし、以降は離党者が続出し、政権からの陥落で党勢衰退は決定的になった。失墜した党への信頼が回復しないままで迎えた戦いに、陣営は「大変厳しい」という言葉を連呼し、危機感を抱いて戦った。
「まだ、国政の場でやるべきことがある」と、ライフワークの障害者政策などの実績を強調しながら議席の死守を期したが、劣勢を最後まで跳ね返すことはできなかった。
「老兵は去りゆくのみ」。敗戦の弁で谷氏はそう語った。「精神的にも肉体的にも全力を尽くしてこの勝負にかけたが、残念な結果になった。これをもって政治から去らせていただきたい」と、寂しく「引退宣言」もした。
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■解説
◇「地域目線」で具体策を
与党優位の全国的な傾向に漏れず、県内でも自民新人の高橋克法氏が圧勝した。有力業界団体などの組織を活用する伝統的な手法に加え、特徴的だったのが、前町長という経歴ゆえの多くの首長による後押しだった。特に福田富一知事はその先頭に立ち、公示日以降は節目で高橋氏への支持を訴えかけた。もはや「是々非々」のレベルを超えた福田知事と自民との今後の関係性も注目すべきだろう。
民主は候補者を擁立した小選挙区で全敗した衆院選に続き、県内の国政議席をまた失い、県を「党発祥の地」とするみんなも前回参院選の雪辱を果たせなかった。共産は最後まで伸び悩んだ。地位を一層揺るぎなくした自民に対抗するため、各党とも再び立て直しを迫られることになる。
公示後に毎日新聞が行った世論調査では、県内の有権者が重視する争点は「景気対策」が33%と最多だった。選挙結果は、端的に言えば県民が安倍晋三政権を、ひいては経済政策「アベノミクス」を信任したことになる。ただ、その政策が県内にどれほどの恩恵をもたらすのかは不透明で、県民も効果を測りかねたまま投票したのが現状ではないか。
選挙戦で高橋氏は、アベノミクスの効果を県内でも実感させると繰り返し主張した。農業、工業、福祉とも「すべては経済が基本」と強調もした。効果を目に見えるものにするため、大切にしている「地域目線」を保ちながら、いつ具体策を示すのか、注視する必要がある。【岩壁峻】
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◇開票結果=選管最終発表
当 376,553 高橋克法 55 自新
▽ 201,895 沖智美 32 み新
▽ 158,577 谷博之 70 民現
41,351 小池一徳 52 共新
4,371 杉浦満春 45 諸新
▽は法定得票数を得た落選者
2769
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:30:39
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130722ddlk11010146000c.html
2013参院選・埼玉:自公、堅実に みんな再選 民主、死守できず(その1) /埼玉
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
第23回参院選は21日投開票され、埼玉選挙区(改選数3)では、自民、公明両党が昨年12月の政権奪還後の勢いを持続して1議席ずつ確保した。自公は2010年に続き埼玉で2議席を得て、衆参各院で多数派の異なる「ねじれ国会」の解消へ地歩を固めた。野党勢は、みんなの党が1議席を獲得するのにとどまった。自民現職の古川俊治氏(50)は、安倍政権の高支持率を背景に幅広い支持を得て再選。公明新人の矢倉克夫氏(38)は自民からも推薦を受ける選挙協力が奏功し、初当選を果たした。07年に民主で初当選したみんな現職の行田邦子氏(47)は、改革の姿勢をアピールして再選。民主現職の山根隆治氏(65)は3選を目指したが、支持が広がらず、議席を守り抜けなかった。共産新人の伊藤岳氏(53)は護憲や「原発ゼロ」を掲げて自民への対立姿勢を鮮明にしたが、及ばなかった。社民新人の川上康正氏(48)は、党勢の衰えに歯止めを掛けられなかった。【参院選取材班】
◇古川氏100万票超え 政権高支持率に乗り
古川氏は安倍政権の高支持率という追い風に乗った。過去最多だった89年の旧社会党の深田肇氏(97万229票)を上回る100万票超えで、盤石の再選を果たした。
さいたま市浦和区高砂3の古川氏の事務所に当選確実が伝えられると、集まった支援者らから歓声と拍手が上がった。古川氏は「政権の経済政策が高く評価された」と振り返った。当選後は「再生医療を実用化に結びつけ、日本の経済成長に結びつけていきたい」と抱負を述べた。
選挙戦では、現職衆院議員である自民の県内全15小選挙区支部長が中心となり、街頭演説やチラシ配布を展開し、衆院選の勢いを保つことに成功した。保健医療関係団体の全面的支援も受けた。
◇矢倉氏が奪還、初当選
07年の参院選で失った公明の埼玉の議席を奪還した矢倉氏は、さいたま市南区沼影1の事務所で「自公でしっかりと過半数を取る、政治の安定が必要である、という主張が認められた。多くの支持者に支えられ、その感謝の思いで戦い切ることができた」と話した。
公明は、公認候補を立てた全国の選挙区のうち埼玉の情勢が最も厳しいとみて、自民から競合区では異例の推薦を受けた。公明支持層を固めたのに加え、自民側も衆院選で公明の選挙協力が重要になっている小選挙区を中心に支援に回り、「自公で2議席獲得」の目標に理解を求めた。
矢倉氏は、弁護士や経済産業省職員として国際的な交渉に携わった経験をアピールし、支持を訴えた。
◇行田氏「反与党」で集票
行田氏の事務所(さいたま市大宮区宮町3)では、当選確実の一報が流れると、支持者らが大きな拍手と歓声を上げた。行田氏は「止まっている改革を前に進めたい」と述べ、喜びを分かち合った。
行田氏は前回、民主から出馬し、トップ当選。しかし、昨年7月に離党し、みどりの風に合流。渡辺喜美みんな代表の誘いに応え、3月にみんな入りした。3月末に設立した県支部や、党所属の地方議員、1期6年で県北部、東部を中心に築いた自身の支持基盤がフル稼働し、急ピッチで支持を広げてきた。
党本部は埼玉選挙区を「最重点区」と位置づけ、党幹部が頻繁に来県。「反自民非民主」の受け皿として無党派層の集票を図ったことが奏功した。
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◇当選者
古川俊治(ふるかわ・としはる) 50 自[町]現(2)
慶大法科大学院教授・医学部外科教授▽医師▽弁護士▽経営学修士▽財政金融委員[歴]経済産業委員▽厚労委員▽議運委理事▽オックスフォード大院
矢倉克夫(やくら・かつお) 38 公 新(1)
弁護士▽党青年局次長・日本経済再生推進本部事務局次長[歴]経産省参事官補佐▽米カリフォルニア大院=[自]
行田邦子(こうだ・くにこ) 47 み 現(2)
[元]電通社員▽厚労委員[歴]旭通信社員▽洋酒輸入販売会社員▽国際基督教大
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◇略歴の見方◇
氏名、年齢、党派、自民のみ派閥、現職・元職・新人の区別、当選回数(カッコ数字)、肩書([元]は前職を含む)、[歴]以下は経歴と学歴。=以下は政党の推薦、支持。
政党略称は、民=民主党、自=自民党、公=公明党、み=みんなの党、共=共産党、社=社民党、諸=諸派、無=無所属。自民党の派閥は、[町]=町村派。
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比例代表の政党別得票数はあす掲載します
2770
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:31:03
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130722ddlk11010150000c.html
2013参院選・埼玉:自公、堅実に みんな再選 民主、死守できず(その2止) /埼玉
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇山根氏、3選逃す
山根氏は、01年の初当選から2期12年間守ってきた議席を失った。さいたま市浦和区高砂3の事務所で山根氏は「敗因は唯一、私自身の不徳にある」と敗戦の弁を述べた。
民主は今回改選された07年の参院選で、山根氏と行田氏の2人を当選させたが、行田氏が党を離れ、今回は山根氏の1議席の死守に専念。県連所属議員や支持団体の連合埼玉を中心に、民主支持層への浸透を図ったが、行田氏に支持が流れるなど固め切れなかった。
◇伊藤氏、無念にじむ
さいたま市大宮区北袋町1の共産党県委員会の事務所では、伊藤氏の落選が決定的になると、支持者らに落胆の表情が広がった。
4回目の国政挑戦となった伊藤氏は、躍進した6月の東京都議選の流れを受け「安倍政権の暴走に対案を示し、真正面から対決しているのは共産」と、自民対共産の構図を強調。公示後は党幹部が来県し、「共産候補が当選した98年と同じ勢い」と手応えを得ていたが、04年に失った議席回復は成らなかった。
◇念願の投票に喜び 成年被後見人の選挙権回復
今回の参院選で選挙権を回復した成年被後見人で神川町の浅見寛子さん(58)が21日、同町内の投票所で投票した。念願だった権利の行使を果たし、浅見さんは「うれしい」と喜びをかみしめた。知的障害のある浅見さんは、成年後見制度の利用をきっかけに投票に行けなくなり、選挙権の確認などを求めて提訴。公選法改正を受けて国側と和解した。県選挙管理委員会によると、参院選で選挙権を回復したのは約5900人とみられる。
2771
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:33:03
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130722ddlk12010130000c.html
2013参院選ちば:自民45年ぶり2議席 民主、議席を死守(その1) /千葉
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
第23回参院選が21日投開票され、千葉選挙区(改選数3)では自民党現職の石井準一氏(55)、民主党現職の長浜博行氏(54)、自民新人の豊田俊郎氏(60)が当選した。今回、東京(改選数5)以外の選挙区で唯一複数擁立した自民は、佐藤栄作内閣だった1968年の参院選以来、45年ぶりの2議席獲得。自民への高支持率に加え、民主の低迷や他の野党候補の乱立で与党への批判票が分散したことなどが要因とみられる。当日有権者数は506万2684人(男性252万1251人、女性254万1433人)。
◇石井氏、基礎票固め再選
自民の石井氏が、2人の党公認候補出馬で保守票が割れる可能性があった中、現職の強みを生かして業界団体などの基礎票を固める安定した戦いで、トップで再選を果たした。
県議を5期20年務めた石井氏は安定した地盤を持つほか、昨年12月の衆院選で県連選対委員長を務めるなど県内の選挙情勢にも精通。党の公認候補同士で活動地域などを分ける「票割り」はせず、「現職の議席を守る緊張感を持つ」として独走を目指した。
5月の大型連休明けから各地で支援者の集会を重ねる堅実な組織戦を展開。人口が多い東葛地域などの浮動票を重視する他陣営とは一線を画した。公示後は党幹部や有名国会議員を連日応援に呼んで党内人脈をアピールしたほか、国交委員長の実績を強調。高速道路の整備など公共投資の必要性を訴えた。
推薦を受けた公明党の比例代表候補の応援を積極的に行い、引き換えとして同党支持母体の創価学会の基礎票獲得も狙った。【岡崎大輔】
◇豊田氏が初当選 知名度向上へネット活用
自民の豊田氏が全国的な党への追い風に乗り、出遅れによる知名度不足をはねのけて初当選を果たした。
豊田氏は、県議会の自民会派内で現職の石井氏が事実上率いるグループに対抗する県議団が「党勢拡大のため」として2人擁立を求めたことをきっかけに出馬。10年務めた八千代市長を辞職して臨んだが、立候補の表明が4月と遅れたため、知名度向上が課題の選挙戦だった。
重点的に活動したのは人口が多い東葛や湾岸地域。「首長経験を生かして地方の声を国政に届けたい」と強調した。選挙戦を通じ、石井氏に比べ党本部からの目立った応援弁士は少なかったものの、県内選出の国会議員の働きかけで公示前に麻生太郎副総理が応援に入ったほか、終盤に近づくにつれ、テコ入れのため党幹部や閣僚が相次いで訪れた。
また、動画サイトに独自に制作した歌やダンスを投稿するなどインターネットを活用。知名度向上のための話題作りを図った。【黒川晋史】
◇みんな・寺田氏、及ばず 維新と協力解消、出遅れ響く
2010年の参院選で1議席を獲得したみんなの党新人の寺田昌弘氏(45)は、出遅れを取り戻すため、党幹部が連日応援入りするなどのテコ入れを受けたが、及ばなかった。日本維新の会との選挙協力解消後に急きょ擁立が決まり、6月中旬に出馬表明。県内を拠点に活動する比例代表の新人公認候補と船橋市内に共同事務所を構えて浮動票の獲得を目指し、「しがらみのない政党」や「規制改革」を訴えたが、浸透しきれなかった。【味澤由妃】
◇都議選再現ならず 共産・寺尾氏、無党派つかめず
自民との対決姿勢を鮮明にし、議席を倍増させた6月の東京都議選の再現を狙った共産党新人の寺尾賢氏(37)は、共産支持層を固めたものの、無党派層に浸透しきれなかった。安倍政権の経済政策について「国民所得を増やす矢が一本もない」と指摘し、「原発ゼロ」や護憲、非正規雇用解消などを訴え「自民の暴走を食い止める」とアピール。消費増税などの批判も展開し、自民・民主両党の批判票の取り込みを図ったが、及ばなかった。【山縣章子】
◇代表発言が足かせ 維新・花崎氏、選挙準備も不足
日本維新の会新人の花崎広毅氏(36)は2度の候補者差し替えによる準備不足や、橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言を巡る逆風が足かせとなり、支持が広がらなかった。
我孫子市選出の県議を8年間務めたことから、東葛地域を中心に浮動票獲得を狙い、統治機構改革や「既得権益の打破」など改革イメージを強調したが浸透せず、政策的に近いみんなと選挙協力を解消したことで、第三極同士で票を奪い合う結果となったことも響いた。【味澤由妃】
2772
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:33:26
◇「原発ゼロ」は届かず 生活・太田氏、支持広がらず
唯一の女性候補となった生活の党新人の太田和美氏(33)は、東京電力福島第1原発事故発生時に福島2区選出の衆院議員だった経験から「原発ゼロ」を強く訴えたが、及ばなかった。柏市出身で06年の衆院千葉7区補選で民主から出馬し初当選した経緯から、東葛地域を重視して活動。小沢一郎代表が公示日などに県内入りして応援演説したほか、猛暑の中、自転車に乗りながら遊説し若さを前面に出したが、支持拡大につながらなかった。【橋口正】
==============
◇選挙区開票結果=選管最終発表
当 680,706 石井準一 55 自 現
当 418,806 豊田俊郎 60 自 新
当 388,529 長浜博行 54 民 現
▽ 285,007 寺田昌弘 45 み 新
▽ 232,477 寺尾賢 37 共 新
▽ 186,259 花崎広毅 36 維 新
▽ 148,240 太田和美 33 生 新
39,147 渡辺裕一 58 諸 新
9,227 松島弘典 56 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
==============
◇喜びの当選者
石井準一(いしい・じゅんいち) 55 自[額]現(2)
[元]県議▽国交委員長▽党政調厚労副部会長▽秋田犬保存会県支部顧問[歴]衆院議員秘書▽党県総務会長・国対副委員長・県選対委員長▽議運委理事▽厚労委理事▽社会保障と税の一体改革特別委理事▽長生高=[公]
豊田俊郎(とよだ・としろう) 60 自 新(1)
[元]八千代市長▽党県選挙区第6支部長[歴]土地家屋調査士事務所長▽測量会社社長▽八千代市社会教育委員▽八千代高校PTA会長▽県議▽全国市長会関東支部監事▽中央工学校=[公]
長浜博行(ながはま・ひろゆき) 54 民 現(2)
[元]環境・原発担当相[歴]伊藤忠商事社員▽松下政経塾東京事務所長▽参院議員秘書▽日本新党秘書室長▽衆院議運委理事・環境委理事▽党県代表・次の内閣国交相▽副厚労相▽内閣官房副長官▽早大
2773
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:33:53
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130722ddlk12010135000c.html
2013参院選ちば:自民45年ぶり2議席 民主、議席を死守(その2止) /千葉
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇長浜氏、連合支援受け再選
自民と対照的に公認候補を複数擁立せず「1議席死守」を目指した民主の長浜氏が、連合千葉の支援も受けて再選を果たした。
千葉選挙区の改選数が2から3に増えた2007年参院選以降、2人擁立を維持してきた民主は今回、昨年12月の衆院選大敗の影響もあり長浜氏に一本化。だが、党の支持率が伸び悩む上、昨年、党を離れた新人2人が生活の党と日本維新の会から出馬し、支持基盤の票が割れる懸念もあった。
初当選時と同じ「ガラス張りの政治」をスローガンに掲げて情報公開の必要性などを主張。「消えた年金」問題など民主政権時に力を入れた社会保障分野を中心に実績を強調、自民との違いを際立たせることに懸命だった。
当選確実の一報にも厳しい表情で事務所に訪れた長浜氏。全国的に党への厳しい結果が出たことを意識してか、「いばらの道のスタートだ」とあいさつ。「原点に戻って、国民県民の話をよく伺いながら、党の再構築を図りたい」と述べた。【宮地佳那子】
2774
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:34:47
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20130722ddlk06010425000c.html
2013参院選・山形:総力戦で大沼氏 「自民王国」復権(その1) /山形
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇知名度不足を克服
参院選は21日投開票され、山形選挙区(改選数1)は、自民新人の大沼瑞穂氏(34)が、共産新人の太田俊男氏(59)、諸派新人の城取良太氏(36)=幸福、みどりの風現職の舟山康江氏(47)の3人を破り、初当選を果たした。大沼氏は知名度不足が懸念されたが、安倍晋三首相が2度、応援に駆け付けるなど、党を挙げての総力戦を展開。推薦を得た公明とも選挙協力を進め、地域の支持基盤を固めた。遊説では、介護制度の充実などを訴え、舟山氏との激戦を制した。舟山氏は、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対を掲げ、民主、社民、連合山形、県農協政治連盟と「非自民」勢力の結集をはかったが、及ばなかった。太田氏は「自共対決」を前面に押し出したものの、無党派層への広がりを欠いた。投票率は60・76%、当日有権者数は95万1018人だった。
選挙結果を待つ大沼陣営は、当選確実の知らせが入ると、詰めかけた支援者から「よっしゃー」と声が上がった。間もなく姿を現した大沼氏は「ありがとうございました」と述べ、バンザイ三唱の後、深々と頭を下げた。
大沼氏は「厳しい選挙戦だったことを謙虚に受け止める。『みずほ』という名前は父が山形を思って付けた。『実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな』という思いで、県民の声に耳を傾け新しい未来を開きたい」と語った。
知名度不足に最後まで苦しんだ。東京生まれの東京育ちとあって、「落下傘候補」との批判をぬぐい去ることに苦心した。
自民は山形選挙区を重点区に位置付け、閣僚や石破茂幹事長ら党幹部が連日、続々と県内に入った。「こんなに閣僚が入る選挙は記憶にない」(陣営幹部)という声が出るほど。選挙戦最終盤の20日には安倍首相が再度来県。候補者個人よりも「自民の大沼」をアピールして、支持の輪を広げていった。
陣営は市部での支持に比べ、町村部への浸透が弱いと判断。中盤戦以降は、県議らを中心に分厚い組織戦を展開した。加えて、近年の国政選挙で培った公明との選挙協力も健在だった。公明は4月に早々と推薦を決定して支援。自民は比例代表で公明候補への支援の呼びかけを徹底したことも奏功した。【安藤龍朗】
◇「非自民」結集も及ばず−−舟山氏
舟山氏の落選が確実となると、待機していた陣営は重たい空気に包まれた。それでも支持者が「よく頑張った」とねぎらいの言葉をかけると、舟山氏の目から大粒の涙がこぼれ落ちた。
支持者の前で舟山氏は「一体感ある素晴らしい陣営だった。今後の活動については、まだ考えていない。今まで忙しかった分、しばらくは子供たちとゆっくり付き合いたい」と述べた。
昨年7月に民主党を離党後、自前の選挙基盤が必要となり、市町村単位での後援会作りを加速させた。離党前は小国、飯豊、長井など地元の置賜地方を中心に数市町村だった後援会は、今年6月末までに山形、米沢、酒田を含む計26市町村に拡大した。政党では、民主党県連、社民党、団体では連合山形、県農協政治連盟などから推薦、または支持を取り付けた。対応が注目されていた吉村美栄子知事も、公示直前に大江町で開かれた集会で支援を表明し、舟山氏を勢い付けた。
しかし、安倍晋三政権への高支持率を背景に、組織戦を展開した自民・大沼氏には及ばなかった。選挙戦では「日本らしさが山形(ここ)にある」をキャッチフレーズに、TPP参加反対や現職としての6年間の実績を精力的にアピールしたが、支持拡大にはつながらなかった。【鈴木健太】
2775
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:35:15
◇自公連携が奏功−−出口調査
共同通信の出口調査によると、大沼氏は自民党支持層の85%、公明党支持層の80%から票を得ており、自公の選挙協力がほぼ成功した形となった。さらに、無党派層の32%も獲得するなど、全国的な自民優勢の風を受けた形だ。
民主、社民、連合山形、県農政連と「非自民」勢力の結集をはかった舟山氏も、民主党支持層の86%、社民党支持層の94%を取り込んだ。さらに自民党支持層の13%を獲得するなど、一部の切り崩しに成功している。
太田氏は共産党支持層の76%から票を得るなど、足場をしっかりと固めた。ただ、無党派層からの得票が6%と伸びを欠いた。
年代別では大沼氏が全世代で舟山氏を上回った。20代では、大沼氏が61%の支持を得て、舟山氏の33%を大きく上回った。
男女別では、女性は52%が大沼氏に、41%が舟山氏に投票、男性も53%が大沼氏、43%が舟山氏でともに大沼氏に軍配があがった。
インターネットを使った選挙運動については、86%が参考にせず、参考にした人は9%にとどまった。
出口調査は、無作為に抽出した県内36投票所で投票を終えた有権者に調査し、計1389人から回答を得た。【前田洋平】
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■解説
◇アベノミクスに期待感
自民が山形選挙区を制した。県内の選挙区選出の国会議員は衆参ともに自民または保守系が独占する結果になった。6年前の参院選では、舟山康江氏が初当選し、「自民王国」の一角が崩れたが、昨年の衆院選で政権を奪取した自民は再び勢いに乗っている。
選挙期間中、2度にわたって安倍晋三首相が県内入りした。経済の再生を熱っぽく訴える安倍首相の演説に、聴衆の間で高揚感が広がるのを感じた。確かに、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成否はこれからだ。でも、梅雨の合間に青空が見えたような期待感がアベノミクスに向けられているのだろう。
全国的な自民優勢が伝えられる中で、山形は激戦区の一つだった。連日閣僚が県内に入り、大沼瑞穂氏の支持固めに奔走した。
激戦になった理由の一つは、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加に対する県民の懸念だ。
大沼氏は農業水産分野でコメなど重要5品目を守り、聖域を守れない場合は脱退も辞さないと主張。一方、舟山氏は反TPPを掲げ、舟山氏を推薦した県農協政治連盟が活動を加速させた。
もう一つは、「非自民勢力の結集」だ。民主、社民、連合山形の舟山氏支援に加え、吉村美栄子知事も支持を表明。民主の鹿野道彦元農相が比例代表で立候補したことも民主票の掘り起こしにつながった。ある舟山選対関係者は公示後、「吉村知事が初当選した時と雰囲気が似てきた」と自信を見せていた。
大沼氏の勝因は、経済政策を進める安倍政権への期待感だ。一方で、TPP参加に対する県民の不安感は選挙が終わってもまだ消えない。激戦の末に勝利した大沼氏は、県民の不安解消に努めてほしい。【安藤龍朗】
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◇選挙区開票結果=選管最終発表
当 272,779 大沼瑞穂 34 自 新
▽ 252,040 舟山康江 47 風 現
33,718 太田俊男 59 共 新
7,193 城取良太 36 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
……………………………………………………
◇当選者
大沼瑞穂(おおぬま・みずほ) 34 自 新(1)
[元]財団研究員[歴]NHK記者▽香港総領事館専門調査員▽内閣府行政刷新会議事務局上席政策調査員▽慶大院=[公]
2776
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:36:08
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130722ddlk04010124000c.html
2013参院選・宮城:強かった愛知氏 自民、手堅く圧勝 民主、指定席手放す /宮城
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
第23回参院選は21日投開票され、宮城選挙区(改選数2)では、終始優勢に戦いを進めた自民現職の愛知治郎氏(44)が3期目で初のトップ当選を果たし、2議席目はみんな新人の和田政宗氏(38)が接戦を制した。逆風下の選挙だった民主現職の岡崎トミ子氏(69)は、1998年から続いていた民主の指定席を手放すことになった。愛知氏は、安倍政権の経済政策への期待票を積み、幅広く支持を集めた。和田氏は、元NHKアナウンサー時代に東日本大震災を取材した経験を強調して支持を伸ばした。投票率は50・75%で、前回(53・34%)を2・59ポイント下回った。当日有権者数は190万6260人(男91万8428人、女98万7832人)だった。【久木田照子、金森崇之、山越峰一郎、竹田直人】
愛知氏は、他の候補者4人を大きく引き離し、自身の参院選では過去最多の票を得た。当選確実の報に、愛知氏は午後8時過ぎには仙台市青葉区の後援会事務所に姿を現し「政治の安定を望む声が多く寄せられた結果。震災復興を前に推し進め、一日でも早く被災者の生活を取り戻す」と抱負を語った。
選挙戦では、景気回復策を強調し、「あらゆる政策を総動員して回復を本物にする」と誓った。東日本大震災からの復興については、自治体が民間住宅を借り上げる「みなし仮設」制度の実現に取り組んだ実績を訴えた。
陣営は安倍政権の高い支持率を背景に、公示前からトップ当選を目標に据えた。支援する国会議員や県議らは「参院で自民・公明が議席の過半数を取って『ねじれ』を解消させ、政権を安定させる」として、支持層を固めた。街頭演説会などでは、選挙協力する公明の比例代表候補への支持を呼びかけ、選挙区では愛知氏に公明票を取り込んだ。
◇みんな・和田氏、滑り込み 無党派層動かす
和田氏は、最後に岡崎氏をかわし滑り込みで初当選を果たした。当選確実の連絡が事務所に入ると和田氏は、「これからが本番。被災者が仮設住宅から一刻も早く出られるようがんばりたい」と決意を語り、支持者らと、「復興やるぞ」とこぶしを振り上げた。
3月にNHKを退職して以降、毎日のように駅頭に立ち続けた。選挙戦でも、仮設住宅やJR仙台駅前など多くの場所で街頭演説と握手を続ける「どぶ板選挙」を展開。更にインターネットもフル活用し、ツイッターなどだけでなく、ネット放送を毎晩続け、無党派層を主なターゲットに支持拡大を図った。
また2位争いをする民主の岡崎氏に的を絞り、「業界団体まわりばかりで街頭に顔を見せない」「領土領海に関する考え方がおかしい」などと批判した。
党も、渡辺喜美代表が選挙期間中に3回、江田憲司幹事長は4回と最重点区の一つとして党幹部を集中投入し、街頭演説で「しがらみばかり」と自民、民主批判をくり返した。
◇岡崎氏、逆風に涙 岩渕氏、若さの訴え届かず
岡崎氏は民主への逆風に苦しみ、議席を失った。全国的な追い風を背景に無党派層も取り込み50万票以上を獲得した前回選から一転、みんなの和田氏の勢いに屈した。
演説では護憲や正規雇用の拡充を訴え、自民との対決姿勢を鮮明にした。しかし、報道各社の世論調査などでは和田氏との接戦が伝えられ、宮城は民主党幹部らが次々に応援に入る“最重点区”に。連合などの支持基盤を固めると共に、終盤は和田氏も主戦場とした仙台市周辺に焦点を絞り、街頭で支持を訴えたが及ばなかった。
仙台市青葉区の事務所で岡崎氏は「私の力不足」と支持者に頭を下げた。
岩渕氏は「宮城選挙区で最も若い30歳」と行動力をアピール。労働条件の悪い企業での勤務経験を生かし、若者の雇用対策などを訴えるなど他候補との差別化を図ったが、広くは浸透しなかった。
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◇開票結果=選管最終発表
当 421,634 愛知治郎 44 自 現
当 220,207 和田政宗 38 み 新
▽ 215,105 岡崎トミ子 69 民 現
76,515 岩渕彩子 30 共 新
9,662 皀智子 41 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
2777
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:36:23
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◇当選者の略歴
愛知治郎(あいち・じろう) 44 自 現(3)
[元]防衛政務官▽行政監視委員長[歴]東日本大震災復興特別委理事▽党国対副委員長・財政金融委理事・内閣委員長▽日本経済研究会顧問▽法律事務所職員▽愛知和男事務所スタッフ▽中大=[公]
和田政宗(わだ・まさむね) 38 み 新(1)
[元]NHKアナウンサー▽党支部長▽防災士▽県防災指導員▽慶大
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:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:37:12
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20130722ddlk08010048000c.html
’13参院選IBARAKI:自民、上月氏初当選 民主、藤田氏守る(その1) /茨城
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
参院選は21日、投開票され、茨城選挙区(改選数2)では自民党新人、上月良祐氏(50)が圧倒的な支持を集めて初当選した。2議席目は、連合茨城などの支援を受けた民主党現職、藤田幸久氏(63)が堅守し、再選を果たした。同選挙区では1998年以降、自民と民主が議席を分け合う“指定席”の構図が計6回になった。また、日本維新の会との選挙協力解消に伴い、急きょ立候補したみんなの党新人の石原順子氏(52)、維新新人の石井章氏(56)は第三極や非自民票が割れ、票が伸びなかった。共産党新人の小林恭子氏(62)や幸福実現党新人の中村幸樹氏(49)は及ばなかった。投票率は前回2010年を5・45ポイント下回る49・66%だった。
◇「ねじれ解消」訴え圧勝
自民党県連は茨城選挙区で2議席独占を狙わず、あえて上月氏1人に候補者を絞った。党の高い支持率があったとはいえ、参院選の主眼を「衆参のねじれ解消」に置き、選挙区は安全策を取るとともに、2人目の候補に注ぐべき力を比例候補に振り分けた格好だ。県議は支援する比例候補が割り当てられた。岡田広県連会長は「上月氏を圧倒的な得票で当選させてほしい。それが比例代表につながる」と訴え続けてきた。
圧勝した昨年12月の衆院選の勢いを維持し、“保守王国”の完全復活を印象づけたものの、県政に絶対的な影響力を示すために必要な「知事ポスト」に勢力を広げられる見通しが立っておらず、県連内には歯がゆさが募る。知事選は8月22日告示、9月8日投開票。すでに候補者擁立は困難な情勢になっており、県連内には「(参院選で)現職の橋本昌知事より票が取れれば、県連の力を示せる」という声が漏れるなど、主戦論は鳴りを潜めたままだ。
一方、民主党県連は党勢の立て直しに四苦八苦しながら議席を死守した。藤田氏は初当選を果たした2007年参院選で約54万票を獲得。前回10年参院選では2人の公認候補を擁立する勢いだった。しかし、今回はその勢いの影もなく、得票数は目標の40万票に及ばなかった。政権運営の失敗に対する県民の失望が改めて明確に示された形だ。このため、陣営は連合茨城を中心とした組織票を固めたほか、一部保守系の県議らの支援を受けて守りの選挙戦に徹した。
健闘したのがみんなの石原氏。立候補表明は6候補中最も遅い6月上旬だったものの、ワイン醸造家の視点から分かりやすい農業振興策などの持論を展開。みんなの県内組織は一部市議らが活動しているだけにとどまっており、無党派層を中心とする非自民・非民主票を取り込んだと見られる。また、維新は地盤以外で支持に広がりを欠き、東京都議選で躍進した共産も大幅な支持拡大はできなかった。【鈴木敬子】
◇「アベノミクス」前面に 300団体から推薦取り付け−−上月氏
NHKニュースで「当選確実」が全国トップに放送された自民の上月氏は午後8時10分過ぎ、水戸市酒門町の事務所で、駆け付けた国会議員や県議らとともに万歳三唱を行い、初当選の喜びを分かち合った。
上月氏は「うれしいというより重たい責任を痛感している。一生懸命働かせていただき、結果を出させていただきたい」と顔を引き締めた。選挙期間中は安倍政権の経済政策「アベノミクス」を前面に押し出し、「成長戦略による経済の活性化」を最重要課題に掲げた。東大時代にアーチェリー部主将だったことから、「成長戦略の矢を的の真ん中に当てたい」とアピールしてきた。
JAなど自民党の比例代表に組織内候補を送り込んだ団体と連携する一方、各地域の首長や地元県議らの協力を得て街頭演説を行ってきた。安倍晋三首相など党幹部らも続々と茨城入りして、上月氏の支援を訴えた。公明党など約300団体から推薦を取り付け、公示前から優位な選挙戦を展開してきた。
当初は知名度不足が懸念されたものの、若手県議らとともにインターネットを積極的に活用し、知名度アップに努めてきた。参院選の公認候補の選考を巡っては、自民党県連はこれまで一部幹部らで選考。今回の上月氏は2012年10月、支部長らを含めた県連合同選考会を開いて、初めて投票で決定した。上月氏の選考は「開かれた自民党」をアピールする狙いもあったという。【鈴木敬子】
2779
:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:37:55
◇石井氏、支持伸びず 維新、橋下発言で逆風下に
敗戦決定後、維新の石井氏は取手市谷中の選挙事務所に現れ、約100人の支持者が拍手で健闘をたたえた。石井氏は「逆風の中、皆さんの支援に感謝している。みんなの党との選挙協力解消の中、どこまで戦えるのかということだった。結果は私の不徳の致すところだ」と頭を下げた。
石井氏は2009年衆院選で、民主党比例代表北関東ブロックから立候補して初当選を果たした。元取手市議でもあり、後援会は県南地域が中心。日立、筑西などに作った地元市議らの後援グループを足がかりに選挙戦を展開してきた。また、街頭演説では「民主は消費増税など国民との約束を破った。天下り官僚の高額な給料や退職金に流れる国の埋蔵金を使えば、増税をしないで済む」などと「脱官僚」「庶民目線」などを主張してきた。
しかし、共同代表の橋下徹・大阪市長の従軍慰安婦を巡る発言で、当初予定されていたみんなの党との選挙協力がご破算となり、みんなが石原氏を擁立したことから、第三極や非自民票が分散。県内全域では知名度不足だったこともあり、勢いに乗る上月氏や労組を地盤とする藤田氏の分厚い壁にはじかれ、石原氏にも後れを取る形になった。【安味伸一】
◇小林氏、無念さ浮かべ 「手応えあったが…」−−共産
共産の小林氏は、水戸市元吉田町の事務所で支持者らとともにテレビの選挙報道を見守った。落選が決まった後、報道陣の前に現れ、「手応えがあっただけに悔しい」と無念そうな表情を浮かべた。
小林氏は労働者の賃上げと雇用の安定を訴えて、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」などを「大企業優遇」と批判。2014年4月に予定される消費増税にも反対してきた。さらに、日本原子力発電東海第2原発の即時廃炉や護憲など党の公約を主張した。
今回は、共産党が第3党に躍進した東京都議選直後だったこともあり、有権者の反応も良く、手応えを感じる選挙戦だったが、県内では浸透できなかった格好だ。【土江洋範、臼井真】
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■解説
◇王国復活か“敵失”か
「保守王国」の完全復活と言って良いのだろうか。
参院選では公示前から上月氏の当選が確実視され、「50万票以上」を獲得できるかが注目された。上月氏陣営には「投票率が50%に行けば、60万票を目指したい」という声も出ており、勝利は当然という空気だった。
しかし、自民圧勝の理由は政策への評価や期待ではなく、単に「自民以外に選択肢がない」という消極的な理由だったのではないか。政権運営に失敗した民主党や橋下徹共同代表の慰安婦発言で揺れた日本維新の会への失望は言うまでもなく、「環太平洋パートナーシップ協定の推進」などを掲げたみんなの党も一部公約が自民と重複し、明確な対立軸を作り出せなかった。
争点になると見られた脱原発や憲法改正について、毎日新聞の世論調査では3〜9%の有権者しか争点として考えていなかった。逆に最も関心を集めた「年金・医療・介護・子育て」は複雑な制度設計からどの政党の公約がベストなのか判断しづらい。有権者からも「主張の違いが分かりにくい」という声が上がる中、自民の勝利は“敵失”による勝利のように見えてしまう。
上月氏の応援演説のため、水戸入りした安倍晋三首相は経済政策「アベノミクス」を強調。農業県である茨城を意識し、10年間で農業者の所得を10倍にするなどとバラ色の未来を示した。長期不況に苦しむ国民の期待を裏切れば、次回の国政選挙でさらに選択の幅が狭くなる恐れがある。安倍政権には口先だけではない、国民が実感できる成果を出すことが求められる。
一方、民主党など野党は自民の対抗勢力となり、政権交代に堪えうる政党に成長してほしい。1996年の衆院選から導入された小選挙区比例代表並立制は2大政党制を想定した制度。自民との対立軸が不明確なままでは、選択肢がない状態が続きかねない。選択肢となるべく、民主党などは党の存在意義を抜本的に見直すべきだ。【岩嶋悟】
2780
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:38:52
◇茨城選挙区開票結果=選管最終発表
当 560,642 上月良祐 50 自新
当 204,021 藤田幸久 63 民現
▽ 153,403 石原順子 52 み新
▽ 127,823 石井章 56 維新
▽ 97,197 小林恭子 62 共新
14,586 中村幸樹 49 諸新
▽は法定得票数を得た落選者
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◇当選者の略歴
上月良祐(こうづき・りょうすけ 50 自 新(1)
[元]副知事[歴]鹿児島県財政課長▽内閣官房中央省庁等改革推進本部事務局参事官補佐▽総務省自治政策課長補佐・地方債課長補佐▽官房副長官秘書官▽茨城県総務部長▽地方公務員災害補償基金参事▽東大=[公]
藤田幸久(ふじた・ゆきひさ 63 民 現(2)
[元]副財務相▽21世紀教育研究所理事▽財政金融委員長[歴]難民を助ける会常務理事▽対人地雷全面禁止推進議員連盟事務局長▽衆院議員2期▽聖学院大非常勤講師▽党国際局長▽国家基本政策委員会筆頭理事▽慶大
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20130722ddlk08010054000c.html
’13参院選IBARAKI:自民、上月氏初当選 民主、藤田氏守る(その2止) /茨城
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇組織戦展開、実り 保守層の一部取り込む−−藤田氏
水戸市笠原町の藤田氏の事務所では、当選確実の一報が伝えられると、大きな拍手と歓声がわき起こった。苦戦も伝えられた藤田氏は、民主党県連の郡司彰会長や連合茨城の和田浩美会長らとともに万歳三唱し、喜びを爆発させた。
藤田氏は「大変な逆風だった。有権者が『民主党の議席がなくなると、(日本が)大変なことになる』と思って票を入れてくれ、議席を守れたのだと思う」とした上で、「いくら株が上がっても、雇用を守らなければ意味がない。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に対して、守るべきことをしっかり守っていきたい」と自民党に対峙(たいじ)する姿勢を示した。
選挙戦では連合茨城からの支援を受け、労組の基盤が厚い県北地域を中心に支持を固めてきた。また、副財務相時代の人脈を生かし、県医師連盟の推薦を得るなど一部保守層の取り込みにも成功し、組織戦を展開。街頭演説では、副財務相時代に東日本大震災の復興事業の予算編成に携わった実績をアピール。さらに、雇用の確保などを訴えて、安倍政権との対立軸を明確化することに努めた。
しかし、選挙前や期間中には、民主党幹部らが水戸に駆け付けたが、支持拡大への手応えはなかったという。陣営関係者は「2009年の衆院選で民主党に期待して投じられた票は、戻ってきていない」と分析。結果として、労組票に依存する割合が高くなった格好だ。【岩嶋悟、相良美成】
◇石原氏、一歩及ばず 出遅れ、知名度不足響き−−みんな
茨城選挙区の改選2議席が固まると、水戸市泉町の事務所は重苦しい雰囲気に包まれた。連日の街頭演説で真っ黒に日焼けした石原氏はワイン色のポロシャツ姿で支持者の前に立ち、「本当にたくさんの方々に応援してもらったが、力が足りずに残念だった」と述べ、深々と頭を下げて謝罪した。会見後には支持者ら一人一人にあいさつして回り、あと一歩及ばなかった選挙戦にすすり泣く支持者もいた。
ワイン醸造家の石原氏は自身の政治未経験を逆手にとり、みんなの党がアピールしている「しがらみのなさ」を前面に押し出した。また、街頭演説では「私は普通の農業従事者。フランスには規制がなかったので、私でも農業ができた」とフランスでのワイン造りを例に挙げ、農業従事者の視点を強調した。
また、ツイッターやブログを戦略的に活用。ツイッターには街頭演説の場所や時間をリアルタイムで投稿し、ブログには自身の政策や選挙期間中の心情を丁寧につづり、有権者との距離の近さをアピールしてきた。
日本維新の会との選挙協力解消に伴い、茨城選挙区6候補のうち最後の出馬表明になったにもかかわらず、非自民・非民主の受け皿として一定の無党派層の支持を獲得した。2議席目をうかがう位置に付けたものの、公設掲示板へのポスター掲示が遅れるなど組織の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈。出遅れによる知名度不足も響いた。【杣谷健太、岩本直紀】
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:39:40
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20130722ddlk13010213000c.html
2013参院選・東京:民主、初の議席ゼロ/「脱原発」貫き山本氏(その1) /東京
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
21日に投開票された参院選で、東京選挙区(改選数5)は現職5人のうち自民2人、公明1人が当選し、民主の現職2人(うち1人は無所属で立候補)は敗れて民主の改選時の獲得議席が初めてゼロになった。代わりに共産が12年ぶりに議席を獲得し、無所属新人も当選した。自民の2議席確保は1986年以来、27年ぶり。これで非改選と合わせた東京選出の参院議員は▽自民3▽民主2▽公明2▽みんな1▽共産1▽無所属1−−になる。
◇鈴木寛氏、一本化実らず
民主党の公認一本化で必勝を期した鈴木寛氏(49)は逆風の中で3選を果たせず、民主は東京選挙区で初の黒星を喫した。開票状況を見守るため設けられた渋谷区内の会場で、鈴木氏は「大変に厳しい結果」と時折、声を詰まらせた。
午後11時半ごろ、鈴木氏は支援者らの拍手に迎えられて会場入りし、ねぎらいの握手を求められた。マイクを握ると「私と一緒にやってくれた方々に申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と声を振り絞った。
党内きっての政策通。政権交代を呼び込んだ「コンクリートから人へ」のスローガンは、自身が以前から掲げる理念でもあった。与党になって副文部科学相も務めた。
だが、昨年12月の衆院選敗北で状況は一変。党の支持率は急落した。公認の一本化により、連合東京の手厚い支援は受けられるようになったが「女性現職(大河原雅子氏)を引きずり降ろした」と中傷されるマイナス面の影響もあった。
ITに精通し、ツイッターやフェイスブック、動画サイトなどを駆使。慶応大助教授時代の教え子や親交のあるIT企業経営者らも協力し、新しいスタイルの選挙活動を模索したが、訴えを浸透させることはできなかった。【竹内良和】
◇大河原氏、劣勢はね返せず
前回、追い風に乗り108万票を得てトップ当選した無所属の大河原雅子氏(60)は、公示のわずか2日前に民主党の公認を取り消された劣勢をはね返せず、再選を果たせなかった。敗戦の弁では、党の候補者調整を「理不尽」と非難し、悔しさをにじませた。
午後8時の投票終了と共に、報道で劣勢が伝えられ、新宿区内の事務所は沈鬱なムードに。全ての当選者が決まる前に姿を見せた大河原氏は支持者に頭を下げ「私の力不足もあるが、公示2日前の候補者調整はあまりに理不尽。一方的に決められ、どうして私じゃないのという思いはあります」と語った。
選挙戦では、連合などの全面支援は受けられなかったが、都議時代の古巣である東京・生活者ネットワークや、菅直人元首相ら一部の民主議員が応援。脱原発やアベノミクス批判で支持拡大を図った。しかし、知名度の低さも響き、主要政党の公認候補との差を縮められなかった。【林奈緒美】
◇自民27年ぶり2勝 丸川氏「追い風」再選
自民現職の丸川珠代氏(42)は、再選が確実になると、新宿区内の事務所で支持者らと何度も万歳を繰り返した。丸川氏は「追い風とはいえ、大変難しい選挙戦だった。選挙が終わってからが本番。経済再生や成長戦略の加速について、自分自身ができることをやっていきたい」と涙ぐみながらあいさつした。
逆風の中、下位で初当選した6年前と違い、今回は高い内閣支持率を背景に序盤から優位な戦いを進めた。自民支持の多くの業界団体から推薦を受けて組織を固める一方、元民放アナウンサーとしての知名度も生かし無党派層にも浸透した。
自身の環境も6年間で大きく変わった。結婚を経て昨年に第1子の長男を出産。保育所探しに苦労した経験などから「一人の母親」としての思いを前面に出し、待機児童解消や女性が働きながら子育てできる環境作りの必要性を訴えた。社会保障制度改革のスピードアップも強調した。
陣営は徹底して組織を引き締め、他候補を引き離しゴールインした。【佐々木洋】
◇公明、山口氏手堅く3選
公明現職で党代表の山口那津男氏(61)は安定した戦いで、1965年から半世紀近い「指定席」となっている1議席を守った。
午後8時の投票終了から間もなくテレビで「当確」の速報が流れると、新宿区内にある事務所では約20人の支援者が歓声を上げ、拍手が湧き起こった。与党党首の立場では今回が初の国政選挙。山口氏は「党の代表として全国を駆け巡る中、必ずしも選挙区の有権者に接する機会は多くなかった。当選を勝ち取らせていただき感謝申し上げたい」と述べた。勝因については「さまざまな実績を作った2期12年の信頼感が基礎になった。公明党が連立政権で持ち味を発揮する意義について各層から理解を得られた」と述べた。【苅田伸宏】
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:40:04
◇比例から選挙区へ 武見氏が4選
比例代表から選挙区に移った自民現職の武見敬三氏(61)は苦戦しながらも4選を決めた。開票を見守るために設けた港区内の会場で、支持者らと万歳三唱した武見氏は「大変お待たせしてすみませんでした」と笑顔を見せ、「日本を立て直す大事な時期に国政で仕事をさせていただけ感謝します」と述べた。
父は日本医師会長だった故・武見太郎氏。医師の資格はないが比例代表で日本医師連盟の組織内候補として戦ってきた。今回も組織戦を展開する一方、無党派層を意識して「活力ある健康長寿社会の実現」や「国民皆保険制度の維持」など社会保障政策を訴えた。
当初は公認決定の遅れによる知名度不足も懸念されたが、有権者の自民回帰の流れに乗り、当選圏に滑り込んだ。【馬場直子】
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◇喜びの当選者
丸川珠代(まるかわ・たまよ) 42 自[町]現(2)
厚労政務官[歴]テレビ朝日アナウンサー▽党女性局長・参院政審会長代理▽東大
山口那津男(やまぐち・なつお) 61 公 現(3)
党代表▽弁護士[歴]衆院議員▽防衛政務次官▽党団体渉外委員長・都代表・参院国対委員長・中央幹事・参院政審会長・政調会長▽東大
吉良佳子(きら・よしこ) 30 共 新(1)
党都雇用と就活対策室長[歴]印刷会社員▽参院選候補者秘書▽早大
山本太郎(やまもと・たろう) 38 無 新(1)
俳優▽大阪・箕面自由学園高中退
武見敬三(たけみ・けいぞう) 61 自 現(4)
[元]副厚労相[歴]東海大教授▽外務政務次官▽慶大院
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:41:18
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20130722ddlk13010219000c.html
2013参院選・東京:民主、初の議席ゼロ/「脱原発」貫き山本氏(その2止) /東京
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇「既存政党の壁」破る
「市民選挙」が既存政党の壁を破った。「脱原発」を旗印に1000人超のボランティアを集めた無所属新人の俳優、山本太郎氏(38)が昨年12月の衆院選に続く2度目の国政挑戦で初当選。杉並区の事務所で支持者に囲まれ、喜びを爆発させた。
午後8時すぎに事務所入りした山本氏は真剣な表情で開票の行方を見守った。当確の報に「太郎」コールが起きると親指を立てて応えた。衆院選の立候補を決めた際に作った政治団体「新党今はひとり」になぞらえ「もう、一人じゃない!」と支援者とガッツポーズし、笑顔を見せた。
強固な組織を持たない陣営では、ポスター張りはボランティアに頼り、破損の報告や貼り替えの依頼にはツイッターを使って迅速に対応。演説する姿は常にインターネットで中継され、聴衆との握手やツーショット撮影もネットでの拡散を狙って積極的に応じた。
当選の要因について、山本氏は「(有権者)一人一人が、抱える不安を『自分だけじゃない』と思ってくれた結果だ」と分析。「これからは全国にある(こうした)思いをつないでいきたい」と語り、「まだスタートライン」だとして万歳はせずに気を引き締めた。【神足俊輔】
◇共産12年ぶり笑顔 30歳吉良氏、初当選
「選挙に勝ったぞキラヨシコ」「国会変えるぞキラヨシコ」−−。共産新人の吉良佳子氏(30)が当選確実になると、渋谷区の事務所では、支援者らの「吉良コール」が響いた。20人の立候補者の中で最年少。同世代の働く環境の整備などを訴え、党の実力者が挑みながらも3回連続で逃してきた東京選挙区の議席を若さで奪還した。
午後9時50分、事務所に現れた吉良氏は涙ぐみながらガッツポーズ。「自民党に対する怒りの声が共産党の躍進と12年ぶりの議席奪還を実現した」と語った。
政策を網羅的に語る共産党候補者が多い中、一貫して若者の雇用問題にこだわり「ブラック企業をなくし、働く人が報われる社会をつくろう」と呼びかけた。原発再稼働に反対する首相官邸前の抗議行動にはたすきを外して参加し、シュプレヒコールを上げた。炎天下でも笑顔で1日7、8カ所の街頭演説。合唱部で鍛えた声に、足を止める人の輪が二重三重に広がった。
当選の弁では、選挙戦を通じて訴え続けた若者の雇用や原発再稼働反対に触れ「国民の真っすぐな声を国会に届ける。一緒に政治を変えていきたい」と語り、満面の笑みを見せた。【小泉大士】
◇維新、みんな伸びず 小倉氏、知名度生かせず
東京選挙区で初の議席獲得を目指した維新新人の小倉淳氏(55)は、アナウンサーの知名度を生かせずに埋没した。1院制や首相公選制、道州制の導入など維新独自の政策を訴えたが、浸透しなかった。
港区の事務所で開票状況を見守っていた小倉氏は、敗戦の報に接して報道陣の前に現れ「応援してくれた人が大勢いたのに、報いることができなかった。大変残念」と述べた。
自身のインターネット番組で繰り返し支持を訴えた今回の選挙戦を振り返り「若い人に選挙に行ってほしいと思ったが、関心を集められなかった」と総括。一方で「(ネット選挙の)はじめの一歩が踏めた。日本の選挙が変わる場に立ち会えた」と話した。【山本将克】
◇「私の力不足」響いた出遅れ−−桐島氏
みんなの党新人の桐島ローランド氏(45)は無党派層の受け皿になりきれず、初当選を果たせなかった。港区内の事務所で桐島氏は「残念だが私の力不足。貴重な経験をさせてもらい、一生忘れない」とあいさつし、支持者らに頭を下げた。
出馬が決まったのは投票日の約1カ月前。作家・桐島洋子氏の息子で政治経験ゼロの写真家という異色候補として注目を集めた。日本の伝統文化の海外発信や国際的に活躍できる人材育成の推進などを主張した。
街頭で「政治を諦めないでください」と支持を呼び掛けたが、出遅れは取り戻せなかった。敗因について「時間が足りなかった。東京選挙区で議席を落とし、責任を感じる」と話した。【藤沢美由紀】
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:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:41:28
◇市民目線で活動、浸透できず苦杯−−丸子氏
昨年の衆院選に続く挑戦になったみどりの風の新人、丸子安子氏(45)は、脱原発の支持層を固められず、またも苦杯をなめた。
政党公認とはいえ、スタッフの多くはツイッターなどの呼び掛けで集まったボランティア。自身も市民目線での活動を心掛け、公示前と同じように官邸前の抗議行動にも参加した。母親としての立場から「子供の命を守りたい」と訴えたが、知名度の低さをカバーしきれず浸透できなかった。【藤沢美由紀】
◇85歳で6回目挑戦も実らず−−中松氏
候補者の最高齢で6回目の参院選に挑んだ中松義郎氏(85)は、今回も当選はならなかった。
中松氏は「国際創造学者」の実績を強調するとともに「衆院をチェックする参院は優秀な個人で構成されるべきだ」との持論を展開。猛暑日も白に統一した衣装で街頭に立ち「私が新産業を生み出し日本のGDP(国内総生産)を増やす」と訴えた。外交強化や教育水準引き上げなども主張したが、支持は広がらなかった。【和田浩幸】
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:42:40
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20130722ddlk14010171000c.html
2013参院選:あすのかたち 牧山氏、民主の議席死守 「4番目」の激戦制す /神奈川
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
第23回参院選が21日投開票され、11人が立候補した神奈川選挙区の当選者が決まった。改選数は今回から一つ増え4。焦点の「4番目」は、民主現職の牧山弘恵氏(48)が共産元職の畑野君枝氏(56)との接戦を制して議席を死守した。自民新人の島村大氏(52)が党への支持の高さを得票につなげトップで初当選。みんな新人の松沢成文氏(55)は知名度を生かし、公明新人の佐々木さやか氏(32)は組織票を手堅くまとめて議席を得た。
全国の選挙区で最も遅く当選確実が伝えられると、牧山氏の事務所は大きな歓声に包まれた。直後に姿を見せた牧山氏は「厳しい選挙戦だったが支えてくれた人に感謝したい」と深々と頭を下げた。
公示前から民主県連が「4番目の争いになる」と覚悟していた通り、畑野氏と「最後の1議席」を巡って一騎打ちの様相となった。終盤には党幹部が相次いで県内に入って懸命にてこ入れした。支援する連合も労組票を必死にまとめた。
前回は100万票以上を得てトップ当選したが、今回は大幅に票を減らした。「与党として有権者の期待に応えられなかったから」と振り返り、「今後も地道に政策を訴え、実現させていきたい」と話した。【高橋直純】
◇畑野氏一歩及ばず「わずかな差、悔しい」
畑野氏は東京都議選の党の躍進を背景に、選挙戦で「自共対決」の構図を強調した。自分が当選した1998年選挙以来の共産の議席獲得を目指したが、一歩及ばなかった。
22日午前1時ごろ、支持者がテレビを見ながら開票の行方を注視していた党県委員会の事務所に現れ「わずかの差で届かなかった。あとちょっとで勝てたと思うと悔しい。県民の皆さんに申し訳ない思いです」と目を赤くし、支持者らに感謝を伝えた。【山田麻未】
◇島村氏、トップ当選 党への支持、票につなげる
早々に当選が確実となり、島村氏が午後8時10分に横浜市中区の選挙事務所に現れると、集まった支援者約150人は大きな拍手で迎えた。島村氏は「安定した政権でしっかり日本、神奈川のために働きたい」と述べ支持者に感謝した。
島村氏は党や安倍政権に対する高い支持率を背景に幅広く集票した。組織を引き締めつつ、余裕のトップ当選を果たした。
歯科医の経験から国民皆保険制度を持続可能にする改革が必要と訴え、社会保障制度の再構築を打ち出した。自民県連は候補者を1人に絞り、盤石の態勢で選挙戦を展開。安倍晋三首相が県内入りしてアピールし、保守層以外にも支持を広げた。【一條優太】
◇経験訴え松沢氏「受動喫煙防止、法制化を」
当選確実の一報を受け、松沢氏が横浜市西区の事務所に姿を見せると、支援者らが拍手で祝福した。松沢氏は「本当にありがとうございました」と笑顔であいさつした。
松沢氏は「勝因は神奈川の皆さんの良識ある判断と、党の議員団の総力。それと知事時代の経験と実績がネットワークとなって、大きな力を生んだ」と強調した。
党幹部からの要請で出馬を決めたが、昨年12月の東京都知事選に出馬した経緯などから、候補擁立過程では党の地方議員に不協和音が生じた。選挙戦では、知事時代に制定した受動喫煙防止条例の法制化などを主な政策に挙げた。「信任を受けた政策を実現したい」と抱負を語った。【高木香奈】
◇組織票で佐々木氏 一部無党派にも食い込む
弁護士の佐々木氏が、引退した元宝塚スター、松あきら氏の後継として公明の県内1議席を守った。初当選が決まると「政治の安定を訴えてきたことが通じた。まずは実感のある景気回復に取り組みたい」と誓った。
公明が候補を擁立した全国4選挙区の一つで、選挙戦では党の全面支援を受けた。青森県八戸市出身で県内にゆかりがなく、知名度不足が課題だったが、女性からの支持が高く、支持母体の創価学会の組織票を固めたほか無党派層の一部にも食い込んだ。
横浜駅前やJR川崎駅前などで街頭演説を繰り返し「神奈川の成長力で日本再生の突破口を」と訴えた。憲法や原発を巡っては自民候補との違いも強調した。【河津啓介】
◇現職水戸氏、再選ならず 民主から維新へ
6年前は民主で初当選した現職の水戸将史氏(50)は今回、維新から再選に挑んだ。しかし、橋下徹・党共同代表の従軍慰安婦などを巡る発言で党に対する支持は低迷。逆風をはね返せず、議席を失った。憲法改正などを訴え、橋下氏らが応援に入ったが、支持は広がらなかった。【山田麻未】
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:
チバQ
:2013/07/22(月) 23:43:03
◇選挙区開票結果
(▽は法定得票数を得た落選者)=選管最終発表
当1,130,652 島村大 52 自 新
当 740,207 松沢成文 55 み 新
当 629,662 佐々木さやか 32 公 新
当 461,006 牧山弘恵 48 民 現
▽ 444,955 畑野君枝 56 共 元
▽ 242,462 水戸将史 50 維 現
119,633 露木順一 57 風 新
76,792 木村栄子 65 社 新
41,359 溝口敏盛 66 諸 新
30,403 森下正勝 69 無 新
10,006 及川幸久 53 諸 新
◇当選者の略歴
島村大(しまむら・だい) 52 自 新(1)
歯科医[歴]日本歯科医師連盟理事長▽東京歯大
松沢成文(まつざわ・しげふみ) 55 み 新(1)
筑波大客員教授[歴]県議▽衆院議員▽知事▽慶大
佐々木さやか(ささき・さやか) 32 公 新(1)
弁護士▽党女性局次長・青年局次長▽創価大法科大学院
牧山弘恵(まきやま・ひろえ) 48 民 現(2)
米州弁護士▽党県副代表[歴]TBSディレクター▽松竹国際部法務担当▽ソニー・ピクチャーズエンタテインメント法務部シニアマネジャー▽国際基督教大
◇略歴の見方◇
氏名、年齢、党派、自民のみ派閥、現職・元職・新人の区別、当選回数(カッコ数字)、肩書([元]は前職を含む)、[歴]以下は経歴と学歴。 政党略称は、民=民主党、自=自民党、公=公明党、み=みんなの党、共=共産党、社=社民党、風=みどりの風、維=日本維新の会、諸=諸派、無=無所属。
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比例代表の政党別得票数はあす掲載します
2787
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:44:14
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130722ddlk15010032000c.html
2013参院選・新潟:自民、民主が議席守る 組織力、ともに生かし(その1) /新潟
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
第23回参院選は21日投開票が行われ、新潟選挙区(改選数2)では自民現職の塚田一郎氏(49)と民主現職の風間直樹氏(46)が党の組織力を生かし、それぞれ再選を果たした。現職3人、新人5人が立候補する激戦で、生活現職の森ゆうこ氏(57)はボランティア中心の選挙戦で挑んだが、3選は果たせなかった。4回目の国政挑戦となった維新新人の米山隆一氏(45)も及ばなかった。この他、社民新人の渡辺英明(63)、共産新人の西沢博(33)、幸福実現新人の生越寛明(48)、無所属新人の安久美与子(78)−−の4氏も落選した。当日有権者数は195万2022人(男93万6304人、女101万5718人)。投票率は55・82%(前回60・99%)だった。
◇塚田氏「1番」で再選 衆院区ごとに選対本部 経済再生、景気回復訴え
新潟市中央区新光町の事務所に当選確実の一報が入ると、集まった支持者らから大きな拍手が起きた。自民現職の塚田氏は、支持者や県連幹部らと握手を交わし、「ありがとうございました」と何度も頭を下げて喜びをかみしめた。
昨年12月の衆院選大勝以降、安倍晋三内閣の高支持率を背景に、終始、優位に選挙戦を進めてきた。「2番目になれば負けだ。1番になって初めて勝利といえる」(帆苅謙治県連幹事長)と位置づけた選挙戦で、県連は組織の引き締めを図るため衆院の1〜6区ごとに選対本部を設置するなど、かつてない体制を組んで塚田氏を支えた。
塚田氏は訴えの中心に、アベノミクスの着実な実行を据えた。「経済再生、景気回復を前に進めるのか、後戻りしてしまうのか」とねじれ解消による安定政権の必要性を強調。また、太平洋側の災害時に備えた日本海国土軸の整備など「新潟の強靱(きょうじん)化」を訴え、公共事業による財政出動に力を入れるとした。【小林多美子、湯浅聖一】
◇生活・森氏、議席失う 無党派層取り込みならず
新潟市中央区南出来島の生活現職、森氏の事務所では、落選確実が伝わると支持者らから落胆の声が上がった。森氏は「皆さんに支えていただいた」と支援に感謝を述べ、頭を下げた。
3選を目指した森氏だったが、消費増税反対や脱原発、子育て支援などを訴えて無党派層の取り込みを図ったが、支持を広げることはできなかった。
民主が大勝した前回選では同党から立候補した森氏。09年衆院選で政権交代を果たしたが、昨年7月には消費増税反対を理由に小沢一郎氏らとともに同党を離党。衆院選を経て衆参15人の少数政党となり、民主に追い風だった前回とは異なる厳しい選挙戦となった。
党支持率は毎日新聞が選挙中に実施した全国世論調査で1%と低迷。無党派層に浸透するため、陣営は「1日100回」をかけ声に街頭演説に力を入れた。小沢氏も選挙終盤のてこ入れに19、20両日に新潟入りし「森君は国政に欠かせない」と訴えたが及ばなかった。【小林多美子】
◇米山氏、挑戦実らず 全県に知名度上がらず
国政を目指す米山氏の4度目の挑戦はまたしても実らなかった。新潟市中央区東出来島にある米山氏の事務所では、テレビで別の候補者たちの当確が報じられると、支持者らに落胆の表情が広がった。米山氏が、支援に対する感謝の言葉を伝えると、支持者からは健闘をたたえる拍手が沸き上がった。
衆院選では過去3回、新潟5区から出馬。今回選挙では全県が選挙区となり、組織を持たない米山陣営にとって無党派層から支持を得ることが絶対条件。「医者として弁護士として現場で経験したことを政治に反映させたい」と、街頭演説を中心とした選挙戦を展開した。
「新潟は民主と生活が票を食い合う」(維新本部幹部)と予測し、重点選挙区として橋下徹共同代表や有名国会議員が相次いで来県し、応援演説したが、自身の知名度を高めることはできなかった。みんなの党から推薦を取り消されたことも少なからず影響した。【真野敏幸、高木昭午】
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:44:42
◇政権批判届かず 共産・西沢、社民・渡辺敗れる
社民新人の渡辺氏は、脱原発と憲法改正反対を軸に支持を訴えてきたが、及ばなかった。自治労や県教職員組合などの支援を受けたものの、昨年末の衆院選に続き2度目の落選。今回も原発再稼働反対の旗色を鮮明にして、東京電力柏崎刈羽原発前で街頭演説をするなどしてきたが、支持を広げることはできなかった。
共産新人の西沢氏は、6月の都議選での共産議席拡大を受けて「自共対決」を前面に掲げたが、得票を伸ばすことはできなかった。候補者8人の中で唯一の30代で「若者代表として国政に意見を届ける」として雇用問題や子育て支援を訴えの中心に据えることで無党派層への浸透を図ったが、及ばなかった。【塚本恒】
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■解説
◇有権者自身も責任負う
大差での勝利を果たした塚田氏は、安倍内閣の高支持率を背景に、一貫して政権の安定とアベノミクスの推進を訴えた。毎日新聞が県内の有権者を対象に行った世論調査でも、最も重視する争点は「景気対策」が29%で最多。手堅い戦いをしたと言えるが、次いで関心が高かった社会保障(26%)や消費増税(11%)、原発(同)などの争点に触れることは少なかった。
「2位争い」を競り勝った風間氏だが、塚田氏に十分に対抗できるほどの支持は得られなかった。党の現職、前職国会議員の後援会や連合新潟など組織力を武器に、森氏を振り切った形だ。風間氏は、民主が失った信頼を再び取り戻したとは言いがたく、これまで無党派層の支持で勝ち抜いてきた森氏も、今回は広がりを欠いた。
塚田氏の「独り勝ち」は、政治の安定を望む民意の反映だろう。だが、もう一つ示された民意がある。それは低投票率だ。自民の圧勝が予想されたことや、共感できる対抗軸を示せる野党の不在など理由はさまざま分析できるが、政党や政治家だけの責任にはできまい。衆参で巨大な勢力を得た政権がかじをとる今後の政治の行く末は、私たちも責任を負っている。【小林多美子】
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◇選挙区開票結果=選管最終発表
当 456,542 塚田一郎 49 自現
当 204,834 風間直樹 46 民現
▽ 165,308 森ゆうこ 57 生現
▽ 107,591 米山隆一 45 維新
60,317 西沢博 33 共新
46,101 渡辺英明 63 社新
15,612 安久美与子 78 無新
5,188 生越寛明 48 諸新
▽は法定得票数を得た落選者
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◇当選者の略歴
塚田一郎(つかだ・いちろう 49 自[麻]現(2)
党県第2支部長[歴]銀行員▽衆院議員秘書▽経済財政担当相秘書▽党政調会長秘書▽党県第1支部長▽米ボストン大院=[公]
風間直樹(かざま・なおき) 46 民 現(2)
[元]外務政務官[歴]三井物産社員▽経営コンサルタント事務所職員▽県議▽衆院議員秘書▽慶大
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:45:35
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130722ddlk15010036000c.html
2013参院選・新潟:自民、民主が議席守る 組織力、ともに生かし(その2止) /新潟
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇逆風に勝ち、風間氏再選 党幹部が連日来県 てこ入れし逃げ切る
風間氏の当選が決まると、新潟市中央区の選挙事務所では支持者から大きな拍手が湧いた。風間氏は「巨大与党をチェックする役割をしっかりと担っていきたい」と力強く抱負を語った。
県内でも全小選挙区で議席を失うなど大敗した昨年末の衆院選。その直後に風間氏は比例代表から選挙区にくら替え立候補を表明した。菊田真紀子・党県連代表が「党再生をかけた、負けられない戦い」と語るなど、党県連▽立正佼成会▽連合新潟▽風間氏後援会−−からなる異例の合同選対を組織し、選挙戦をスタートさせた。
選挙期間に入っても党支持率は回復せず「民主への逆風はやまない。足元を固めていくしかない」(連合幹部)と組織戦に徹した。知名度不足が課題だったが、党幹部が連日新潟入りするなどして盛り返した。選挙戦当初から「2位争い」を掲げ、何とか逃げ切った形の風間氏。「これからの仕事が大事になる」とかみ締めるように語った。【塚本恒、真野敏幸】
◇新議員に望む 育児休暇・手当に期待/原発ゼロ実現を
有権者はどんな思いを込めて一票を投じたのか。新議員に期待するものは−−。街の声を聞いた。【神田順二、高木昭午、長谷川隆、湯浅聖一、山本愛、真野敏幸、柳沢亮】
運送業を営んでいた新潟市東区の佐藤末吉さん(75)は「景気対策で若者の給与を上げてほしい」と要望する。「既に4人の子どもは独立して働いているが、孫世代のことを考えると心配」と話した。
幼児を持つ同市中央区の主婦、山崎泰美さん(40)は「育児休暇や手当を期待して投じた。育児のために仕事をあきらめるなら、安心して子どもが産めない。希望の保育所に入れるかも不安。育児環境の整備が、少子高齢化対策につながるのでは」と話した。
製造業で働く柏崎市の会社員、平田好志(たかし)さん(42)は「アベノミクスの恩恵は輸出だけで全体的な景気はよくない。消費税を上げず議員削減などで国民負担を抑え、お金を使いやすくして景気を上げてほしい」と話した。
旅館でパート従業員として働く南魚沼市の浜田市子さん(53)は「観光地にとって一番怖いのは『原発が危ない』という風評被害が起きること。原発の再稼働が注目されているが、東京電力柏崎刈羽原発はどうなるのか。心配でならない」と話した。
反原発運動に取り組んでいる長岡市の自営業、矢引光明さん(54)は「原発について、明確な方針を示している政党や候補者に一票を投じた。原発ゼロの道を模索してほしい」と話した。
商店街で買い物をしていた上越市の主婦、川住清子さん(74)は「年々人通りが減って寂しくなる中心商店街の活性化を。上越は柏崎刈羽原発に近く、福島の事故は他人事ではない。原発の再稼働は絶対反対」。
管理栄養士として福祉施設で働いていた新潟市江南区、主婦、田渕京子さん(63)は「原発再稼働問題について、民意を吸い上げて議論を尽くしてほしい。今も福島第1原発事故で故郷に帰れず、満足に補償も受けられない人が大勢いる。再稼働を急いでいるのではないか。弱い立場の人を軽視しないでほしい」と話した。
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:46:33
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20130722ddlk23010169000c.html
2013参院選・愛知:酒井氏が圧勝 大塚氏、守り抜く 薬師寺氏、初当選 /愛知
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
10人が立候補し、激戦となった参院選愛知選挙区(改選数3)は、自民新人の酒井庸行氏(61)が同党の高い支持率を背景に、公明の支援も加わり、圧勝した。公認候補を1人に絞り込んだ民主は、現職の大塚耕平氏(53)が議席を守った。3議席目は、みんなの党の薬師寺道代氏(49)が接戦の末に滑り込んだ。みんなの党が愛知選挙区で議席を獲得したのは初めて。投票率は52・65%(前回は57・46%)だった。共産と日本維新の会は及ばず、減税日本、みどりの風、社民は存在感を示せなかった。【高橋昌紀】
自民新人の酒井氏は、党総裁の安倍晋三首相への高い支持率を追い風とし、地方議員の後援会組織などを基盤に支持を広げ、初当選を飾った。
「当選確実」の一報に、名古屋市中区の事務所は、大きな拍手と歓声に包まれた。酒井氏は「有権者の方々が演説にうなずいてくれ、非常にうれしかった。中小企業の支援をしっかりやっていきたい」と述べた。表情は終始硬く、最後に関係者らと抱き合うと、やっと笑みを見せた。
酒井氏は、刈谷市議と県議を務めた経歴から、地方自治に精通している点を強調した。独自の「愛知メガリング構想」を提唱し、防災用の道路網や、渥美・知多半島への新エネルギー拠点整備などを公約に掲げた。
他候補が安倍首相の経済政策「アベノミクス」を中心に政権批判を強める中、参院選の勝利は国会での「ねじれ解消」をもたらし、政治、経済を安定化させると訴えた。公示後は、後援会や業界団体ごとに個人演説会などを全県各地で精力的にこなした。推薦を受けた公明党にも支えられた。また、安倍首相や麻生太郎副総理兼財務相、小泉進次郎青年局長らが続々と応援に駆け付け、選挙戦は盛り上がった。【駒木智一】
◇「連合愛知」支えに 党勢低迷の中−−大塚氏
昨年末の衆院選の惨敗後、党勢が低迷する中、民主現職の大塚氏は連合愛知を支えとし、「民主王国」で最低限の1議席を確保した。
「当選確実」の知らせが入ると、名古屋市中区の事務所は大きな拍手で沸き返った。日焼けした大塚氏は「心からお礼申し上げます。誠心誠意任期を全うします」などと述べ、深く頭を下げた。
民主党政権時代は金融担当の副内閣相などを務めた。選挙戦では、得意の経済分野でアベノミクスの金融緩和策に疑問を呈するなど、景気対策を中心に有権者に訴えてきた。
一方、民主は衆院選に続き、直近の東京都議選では第4党に転落した。消費税増税など与党時代の政策への批判も強く、県内でも厳しい選挙戦となった。
このため、大塚氏は連合愛知傘下の労働組合だけでなく、無党派層の取り込みに全力を注いだ。選挙戦後半には、休日の海水浴場に泳いで現れるなど、苦心の末の勝利だった。【和田憲二】
◇支持の輪広がる−−薬師寺氏
みんな新人の薬師寺氏が念願の初当選を飾った。強固な支持基盤は持たないが、既成政党への批判票の受け皿となり、支持の輪は広がった。
吉報が入った名古屋市熱田区の会場は、笑顔がはじけた。薬師寺氏は「重い1議席だと考えている。3年間、街頭に立ちながら訴えてきた。増税の前にやるべきことがあるはずだ」などと語り、目を潤ませた。
3年前の参院選、2年前の知事選では敗れたが、知名度は高まった。だが、維新との選挙協力は、維新共同代表の橋下徹大阪市長の「慰安婦問題発言」で解消、「県内には強固な組織もなく、推薦団体もない」(陣営幹部)という状況下で、無党派層に絞った活動に力を入れた。
街頭などでは、子育てをしながら医師として働いた経験を力説し、医療改革や子育て支援の充実を主張した。党代表の渡辺喜美氏も愛知を「最重点選挙区」と位置付け、たびたび来県し、支持を訴えた。【井上直樹】
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:46:58
◇「政権批判」取り込めず−−本村氏
共産新人の本村伸子氏(40)は、悲願だった議席の獲得はならなかった。自民党政権への批判票の受け皿を目指したが、無党派層を十分に取り込むことができなかった。
名古屋市中区の事務所は、落選が決まると沈痛な雰囲気に包まれた。本村氏は「もっと幅広く政策論戦ができればよかった。力不足です」と語った。
本村氏は、1998年の八田広子氏以来となる愛知選挙区での当選を目指した。党員を中心に支持を固め、無党派層を取り込もうと、公示後には志位和夫委員長らも来県した。原発ゼロを掲げ、憲法改正・アベノミクス・消費税増税などへの反対を訴えた。演説では「庶民いじめの政治は許せない」と繰り返したが、支持は広がらなかった。【三上剛輝】
◇出遅れ響く−−近藤氏
維新新人の近藤浩氏(52)は、県議時代からの後援会組織をてこに、無党派層への支持拡大を目指したが、議席は遠かった。
落選が決まると、近藤氏は名古屋市南区の事務所で「私の努力が足りなかった。その一言に尽きます」とうなだれた。公示後には維新の橋下徹、石原慎太郎の両共同代表、さらには元プロレスラーのアントニオ猪木氏らが応援に入り、支持拡大を狙った。演説では介護事業に携わってきた経験から、社会保障の充実などを訴えた。
だが、出馬表明が6月下旬と出遅れたことが影響し、知名度を上げることはできなかった。【石山絵歩】
◇既成政党の壁厚く−−宇田氏
減税新人の宇田幸生氏(40)は、代表を務める名古屋市の河村たかし市長の人気を背景に、無党派層への浸透を図ったが、涙をのんだ。
敗戦が決まると、宇田氏は名古屋市東区の事務所で「国政政党でなかったのが大きかった。(選挙は)初めてで、右も左も分からなかった」と述べ、支援者らに頭を下げた。宇田氏は、河村市長と一緒に自転車にまたがり、街宣をしたが、既成政党の壁は厚かった。【米川直己】
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◆選挙区開票結果=選管最終発表
当 1,056,145 酒井庸行 61 自 新
当 741,598 大塚耕平 53 民 現
当 347,411 薬師寺道代 49 み 新
▽ 271,278 本村伸子 40 共 新
▽ 263,918 近藤浩 52 維 新
152,038 宇田幸生 40 諸 新
62,985 平山誠 61 風 現
47,104 伊藤善規 64 社 新
30,199 中根裕美 39 諸 新
11,277 身玉山宗三郎 40 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
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◆喜びの当選者
酒井庸行(さかい・やすゆき) 61 自 新(1)
[元]県議▽党県政調会長[歴]刈谷市議▽刈谷市農業委員▽刈谷市一ツ木地区営農改善組合長▽明治用水土地改良区刈谷市石亀用水総代▽党県議団副団長▽県議会地域振興環境委員長▽日大=[公]
大塚耕平(おおつか・こうへい) 53 民 現(3)
[元]副厚労相▽党政調副会長・県代表▽中大院客員教授▽早大総合研究機構客員教授[歴]日銀政策委員会室調査役▽副内閣相▽早大院
薬師寺道代(やくしじ・みちよ) 49 み 新(1)
医師▽愛知みずほ大院特任教授▽NPO法人からだとこころの発見塾理事[歴]内閣官房構造改革特区推進本部評価委員▽九大院
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:47:56
http://mainichi.jp/area/mie/news/20130722ddlk24010188000c.html
2013参院選・三重:自民・吉川氏が初当選 民主、議席守れず(その1) /三重
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇自民、15年ぶりに勝利
第23回参院選は21日投開票され、三重選挙区(改選数1)は、自民新人の吉川有美氏(39)=公明推薦=が、民主現職の高橋千秋氏(56)=社民県連支持▽維新新人の深尾浩紹氏(50)▽共産新人の中川民英氏(45)▽無所属新人の大津伸太郎氏(48)▽諸派新人の小川俊介氏(41)−−の5人を破り、初当選を果たした。吉川氏は、自民の高い支持率を追い風に得票を伸ばした。当時参院議長で、自民推薦無所属候補だった斎藤十朗氏が議席を獲得した1998年選挙以来15年ぶりの勝利。県内選挙区で女性の国会議員が誕生するのは53年ぶりで、3人目となる。民主は懸命に追い上げたが届かず、高橋氏の4選を果たせなかった。投票率は57・82%で、前回(2010年)の参院選を3・03ポイント下回った。【参院選取材班】
全国31ある1人区でも屈指の激戦区。激しい選挙戦が展開されたが、自民が参院選の連敗を止め、念願の議席獲得を果たした。四日市市中部にある自民新人の吉川氏の事務所に「当選確実」の一報が流れると、支持者らから大きな歓声が起こった。吉川氏は人々の渦に包まれ、感謝の言葉を繰り返した。
自民系候補が参院で議席を獲得したのは1998年に参院議長だった斎藤十朗氏が無所属で当選したのが最後。00年の補欠選挙で高橋氏に議席を奪われ、5連敗を喫していた。
吉川氏は東京農工大院修了。金融機関で環境ビジネスに携わったことなどから、国政で農業や環境、経済分野の発展に取り組むことを公約に支持を伸ばし、全国的な自民への追い風を背に序盤から先行。安倍晋三首相らの応援演説も奏功して逃げ切った。
演説会などではアベノミクスの実績と、この地域でも今後、効果が実感できるようになると強調。「斬新な経済政策。金融の現場では昨年12月以降、明らかに企業や地域の空気が変わった」とし、「まだ、三重の皆さんの財布には戻っていないかもしれない。2年くらいのうちには何かしらの変化が出て、実感してもらえる」と理解を求めてきた。
また長年、県から女性国会議員が生まれていないことを訴え、唯一の女性候補であることをアピールした。県内の国政選挙区選挙で、女性が当選したのは2回だけ。1946年の衆院選で沢田ひささん(社会党)が当選して県内初の女性国会議員となり、60年の衆院選で小林ちづさん(同)が勝ったのが最後。吉川氏は「三重は、衆参9人の議員が全員男性。女性を1人くらい入れてもらいたい。そこから新しい産業も生まれる」と語っていた。
◇共産・中川氏、支持広がらず 政権との対決訴えるも
昨年12月の衆院選に続き、国政選挙に挑戦した共産新人の中川氏。落選が伝えられると、津市桜橋1の事務所で「訴える力が及ばなかった。浸透しきれなかった」と肩を落とした。アベノミクスへの批判や反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)などを掲げ「自共対決」を打ち出したが、支持は広がらなかった。
中川氏は、ミニ集会で支持者たちと意見交換をしながら、党の政策を訴えた。街頭演説などでは「アベノミクスは地域経済を破壊する。賃金は上がらず物価が上がり、日本経済は破綻する」と主張した。
選挙戦で「安倍政権の暴走を許さない。共産が伸びれば政治が変わる」と繰り返し、各党の政策の違いが明確でない中、自民との対立構図を打ち出した中川氏は「商店街で、アベノミクスの恩恵が全然ないと言われることが多かった。与党批判票を取り込めたと思う。共産党への期待は膨らんでいると感じた」と締めくくった。
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:48:29
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◇吉川氏、20代から5割 支持傾向、高橋氏は組織戦裏付け−−出口調査
共同通信社が21日に実施した出口調査によると、吉川氏は自民支持層の8割を固めたほか、公明党支持層の6割にも食い込んだ。
高橋氏は、民主支持層の約8割強を固め、県連推薦を受けた社民支持層の5割からも支持された。
深尾氏は、維新支持層の6割強を固めた。中川氏は、共産支持層の7割強を固め、生活支持層からも4割を獲得した。小川、大津氏は、支持が広がらなかった。
無党派層では、5割が高橋氏を支持。吉川氏は2割強、深尾氏は1割にとどまった。また、3年前の参院選三重選挙区で約18万票を獲得したみんなの党は今回、選挙区での候補者擁立を見送ったが、その支持層のうち、4割が高橋氏に投票。深尾氏が2割で、吉川氏は2割を切った。
年代別でみると、吉川氏は、各年代から安定して支持を受けた。特に20代からは5割強を獲得。60代、70代以降も5割近くを占め、全体でみても、男女とも4割からの支持を集めた。
高橋氏は、40、50代の4割強から支持されており、吉川氏を上回った。連合三重などの組織を総動員した選挙運動を裏付ける形だ。
一方、今回から解禁された公示後のインターネット選挙運動に関し、投票先を決めるうえでネットでの情報を参考にしたかを尋ねたところ、「参考にした」は1割しかなく、8割近くが「しなかった」と答えた。各陣営の中で最もネット運動に力を入れたとされる深尾氏は、投票した人の8割が「参考にしなかった」と答えるなど、他候補と大きな差がみられなかった。
各陣営ともさまざまな手法でネットでの投票を呼びかけたが、有権者の投票行動に大きな影響を与えるには至らなかったことがうかがえる。
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■解説
◇民主への失望浮きぼりに
昨年の衆院選での民主の大敗から約7カ月。6人が乱立した三重選挙区で、知名度に劣る自民新人の吉川氏が、民主現職の高橋氏の4選を阻んだことは、3年3カ月間の民主政権時に有権者に与えた失望感が、「民主王国」と呼ばれる三重でも依然として根深いことを浮きぼりにした。
民主は昨年の衆院選で、県内5小選挙区のうち三つを落とし、比例復活もできない大敗を喫した。その危機感から、連合三重や民主系県議、市議らとともに他陣営を圧倒する運動量の総力戦を展開した。
しかし、街頭演説をしても聴き入る人は少なく、選対幹部は「民主党というだけで話を聞いてもらえない」と嘆いた。党の支持率低下の中で、高橋氏の3期13年間の実績を訴えるとともに、安倍政権を批判し、懸命に無党派層の取り込みを図ったが、全国的な民主衰退の波にあらがうことはできなかった。
一方、自民は吉川氏の擁立決定が3月下旬と遅れたが、安倍政権の高支持率という追い風を受け、終始優位に選挙戦を進めた。推薦を受けた公明との選挙協力も奏功した。
選挙戦で吉川氏は桑名市出身であることをアピールするとともに、アベノミクスによる景気回復と雇用拡大、防災対策など命と生活の安全、女性の視点での各種課題への取り組みを訴えた。
しかし、具体策を示したわけではない。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)や改憲、脱原発問題については言及せず、争点にしなかった。高橋氏に比べ知名度に劣る吉川氏の勝利は「アベノミクスへの期待による自民へのふわっとした支持」(県連関係者)と言えよう。吉川氏個人の真価が問われるのはこれからだ。【田中功一】
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:49:15
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◆選挙区開票結果=開票率100%
当 373,035 吉川有美 39 自 新
317,261 高橋千秋 56 民 現
70,779 深尾浩紹 50 維 新
59,231 中川民英 45 共 新
14,858 大津伸太郎 48 無 新
8,233 小川俊介 41 諸 新
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◆当選者の略歴
吉川有美(よしかわ・ゆうみ) 39 自 新(1)
[元]三井住友銀行上席部長代理▽党支部長[歴]農業食品監査システム社員▽環境関連審査会社「テュフラインランドジャパン」日本法人社員▽日本環境認証機構社員▽東京農工大院=[公]
http://mainichi.jp/area/mie/news/20130722ddlk24010371000c.html
2013参院選・三重:自民・吉川氏が初当選 民主、議席守れず(その2止) /三重
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇高橋氏、4選果たせず 岡田前副総理が全面支援も
懸命の追い上げも実らず、自民の吉川氏の「当選確実」が報じられると、津市藤方の事務所で開票速報を見守っていた支援者らは「やはり駄目だったか」と肩を落とした。しばらくしてから事務所に姿を見せた高橋氏は、選挙戦での支援にお礼の言葉を述べ、当選できなかったことを陳謝。支援者がねぎらいの言葉をかけた。
昨年の衆院選での大敗から7カ月を経ても、民主への失望感は払拭(ふっしょく)できておらず、今回の選挙は、当初から厳しい戦いを強いられた。6年前は同選挙区史上最多となる約53万票を獲得した高橋氏だが、自民の高い支持率を背景にして先行する吉川氏を終始追いかける展開だった。
党の危機感を表すように、選対本部長についたのは岡田克也前副総理。従来の国政選挙では、党幹部としての全国遊説のため、選挙期間中にほとんど県内入りすることがなかったが、今回は地元で陣頭指揮を執るとともに、高橋氏を全面支援。これに応じて県内選出国会議員と議員経験者、連合三重、県議会の民主系会派「新政みえ」所属県議なども連携し、他陣営を圧倒する運動量の選挙戦を展開して支持拡大を目指した。
演説会などでは、3年3カ月の与党時代に経産政務官や副外相を務めた高橋氏の経歴を強調。さらに「3期13年間、県内をくまなく歩き、各地域の課題を最もよく知る議員」として実績をアピールした。一方で、アベノミクスに対しては「大きなリスクも抱えている」と有権者の過大な期待に警鐘を鳴らした。
また、安倍政権の社会保障改革への取り組みや、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉への参加、改憲の動きなども批判。「これ以上、自民の暴走を許してはならない」と訴えたが、追い付けなかった。
◇維新・深尾氏は及ばず 組織なく奮闘も、浸透せず
四日市市の事務所に落選が伝えられると、維新新人の深尾氏は支持者ら約15人を前に「改革の党として、しがらみや利権、既得権益にとらわれない政治を県民とともに進めていきたいと考えていた。結果自体は残念なことになった」と頭を下げた。
選挙戦を支援する組織はなく、資金も潤沢ではなかった。深尾氏は草の根運動だけでなく、解禁されたインターネットの選挙運動を積極的に行い、街頭演説の日程や日々の取り組みを紹介し動画も数多くアップした。更新頻度の高さは候補者の中でも指折りだった。
「日本は財政や教育が破綻の危機にひんしている。しがらみのない維新だけが立ち向かえる」と訴えたが、橋下徹共同代表発言による維新の失速の影響も受け、浸透しきれなかった。
深尾氏は最後に「日本が大きな岐路に差し掛かっている中、改革を止めてはいけないという信念は持っている。今後もよろしくお願いします」と語った。
〔三重版〕
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:50:08
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20130722ddlk26010322000c.html
2013参院選:倉林さん激戦制す 西田さんトップ再選 /京都
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
7人の候補者が2議席を争い激戦を繰り広げた第23回参院選京都選挙区(改選数2)は21日投開票され、自民現職の西田昌司さん(54)=公明推薦=と、共産新人の倉林明子さん(52)が、民主新人の北神圭朗さん(46)、維新新人の山内成介さん(47)、みんな新人の木下陽子さん(33)、幸福新人の曽我周作さん(34)、諸派新人の新藤伸夫さん(64)を破り、当選した。第2次安倍内閣発足後初の国政選挙で、西田さんは高い内閣支持率を背景に、念願のトップで再選を果たした。倉林さんは「自共対決」を前面に掲げ、政権批判の受け皿として無党派層にも浸透。共産党として1998年以来15年ぶりの議席獲得を遂げ、初当選した。北神さんは、全国的な民主党の退潮傾向の中、2001年からの党の5連勝を果たせなかった。山内さんは既成政党に肉迫したが、及ばなかった。投票率は50%を超えたが集計は22日未明にずれ込んだ。当日有権者数は209万9140人。【参院選取材班】
◇「日本の復活を」−−西田さん
西田さんの当選確実の知らせが入ると、京都市中京区の事務所には歓声と拍手が沸き起こった。西田さんは満面の笑みを浮かべ、支持者らと握手を繰り返した。
初当選した6年前は自民逆風の厳しい戦いだった。今回は一転、序盤から優勢が報じられた。陣営にとって緩みが一番の懸念材料となったが、ことあるごとに「相当な数の票で自民完全復活という勝ち方を」(二之湯智・自民府連会長)、「安倍首相を支える勢力としてきちんとした票を」(西田さん)などと鼓舞。参院議員だった父吉宏さん(故人)が01年に獲得した約42万票を目標に掲げ、組織を引き締めた。
西田さんは「もう一度日本を復活させる。国民を守りきれる政治をつくる。これが政治の使命だ」と訴え、アベノミクスのさらなる推進や安全保障政策の立て直しなどを主張。当初、首相の来援予定は入っていなかったが、今月6日、急きょ実現し、2人の関係の深さを印象付けた。
西田さんは支援者に何度も御礼の言葉を述べ、「日本の背骨を取り戻します」と高らかに決意を語った。
◇15年ぶり共産議席−−倉林さん
「悲願達成だ」。息詰まるような接戦の末、倉林さんの初当選が決まると、京都市中京区の事務所に詰めかけた支持者から割れんばかりの拍手と歓声がわき起こった。「アッコ、アッコ」のコールの中、姿を現した倉林さんは握手攻めにあいながら支持者らと喜び合った。
陣営は早くから「安倍政権の暴走を止める対案が出せる党」として自民との対決姿勢を鮮明に打ち出した。一方で、「消費増税などは民主政権が決めた。自民と民主は一心同体」と批判し、民主の強い府南部でも精力的に街頭活動した。党中央から志位和夫委員長が3回、市田忠義書記局長が4回来援し、総力戦を展開した。
倉林さんは障害のある兄弟を小さい頃から支え、一家の働き手となった苦労人。「弱い者いじめは許さない」「ならぬことはならぬ」と力強く訴える人間的な魅力もあり、無党派層にも支持を広げた。倉林さんは「みなさんのご支援で風穴を開けることができた。消費増税をストップし、所得と雇用を増やす。原発ゼロ、改憲反対の声を国会に届けます」と抱負を述べた。
◇北神さん一歩及ばず 「悔いないが、私の力不足」
北神さんが一歩及ばず、党の議席を守れなかったことが確実になると、京都市中京区の事務所は重苦しい雰囲気に包まれた。
昨秋に公認が決まった女性候補が体調不良で辞退し、4月に急きょ衆院からのくら替え出馬が決まった北神さん。地盤の衆院京都4区(同市右京区など)以外での知名度アップと実績アピールのために前原誠司元外相らと府内を駆け回った。海江田万里代表や細野豪志幹事長ら党幹部も応援に入ったが、全国的な党への逆風をはね返すことはできなかった。北神さんは「悔いのない戦いができたが、私の力不足」と深々と頭を下げた。
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:51:08
◇組織票の壁厚く、山内さん敗れる
京都市下京区の山内さんの事務所では支援者らがテレビの開票速報を固唾(かたず)をのんで見守ったが、接戦の末、維新として府内初の国会議員という悲願はならなかった。山内さんは「多くの支持をいただいたが組織票の壁は厚かった」と悔しさをにじませた。
昨年12月の衆院選に続き、国政選挙に挑んだ山内さん。維新共同代表の橋下徹・大阪市長の「従軍慰安婦発言」を機に逆風に見舞われたが、公示後は「日を追うごとに反応も良くなった」(選対幹部)。手作りの選挙で既成政党に迫ったことで、衆院選に続き、京都の政界での維新の存在感を示した。
◇木下さん存在感アピールできず
公示6日前の6月28日に出馬表明した木下さんは、受動喫煙防止の市民運動の実績や、子育て中の母親の視点からの政策を中心に訴えたが、混戦の中、存在感をアピールすることができなかった。
選挙期間中、渡辺喜美代表ら党幹部がたびたび来援し、てこ入れが図られた。党の比例代表候補とも連携して、辻立ちや個人演説会を地道に重ねたが、最後まで出遅れが響いた。京都市下京区の事務所で木下さんは「悔しいが、受動喫煙防止をはじめ、訴えたい政策は有権者に伝わったと思う」とあいさつ。支援者らが健闘をねぎらった。
◇
曽我さんは府南部を中心に支持拡大を図り、新藤さんは自作の歌などでアピールしたが共に及ばなかった。
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西田昌司(にしだ・しょうじ) 54 自[町]現(2)
税理士▽党税調幹事・府副会長▽予算委員・財政金融委員会理事[歴]府議▽党府青年局長・党全国青年議員連盟会長・府議団代表幹事▽府議会拉致議連会長▽党国対副委員長▽予算委員会理事▽滋賀大=[公]
倉林明子(くらばやし・あきこ) 52 共 新(1)
[元]党京都市議団幹事長▽党中央委員・府委員[歴]看護師▽府議▽京都市議会文教消防副委員長・議会運営委員会理事・財政総務副委員長・まちづくり消防副委員長・市会改革推進副委員長▽京都市看護短大
当選 氏名 (年齢) 党派 現元新 得票数
当西田昌司(54)自民現390,577票
当倉林明子(52)共産新219,273票
北神圭朗(46)民主新201,297票
山内成介(47)維新新164,825票
木下陽子(33)みな新71,983票
曽我周作(34)諸派新6,119票
新藤伸夫(64)諸派新2,906票
2797
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:52:05
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20130722ddlk27010252000c.html
2013参院選:維新「牙城」歓声(その1) 維新・東さんトップ初当選/共産・辰巳さん奪取 /大阪
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
改選数4に11人が立候補し混戦となった参院選大阪選挙区は、21日の投開票の結果、大阪を「牙城」としてきた日本維新の会の新人、東徹さん(46)が100万票超えのトップで初当選した。全国的な安倍政権への追い風を受けた自民新人の柳本卓治さん(68)も初当選したが、維新の壁を切り崩すことはできなかった。続いて、公明新人の杉久武さん(37)、共産新人の辰巳孝太郎さん(36)が初めて当選した。共産の議席獲得は98年以来15年ぶり。民主現職の梅村聡さん(38)は、民主として01年から死守してきた議席を守れなかった。みんな新人の安座間肇さん(35)、新党大地新人の吉羽美華さん(32)、幸福実現新人の森悦宏さん(46)らは、いずれも大阪で初の議席獲得はならなかった。当日有権者数は711万6682人で、投票率は52・72%だった。【参院選取材班】
◇「大阪都構想実現へ弾み」
トップで初当選した維新新人の東さん。大阪市北区のホテルの一室に当選確実の知らせが届くと、所属議員らから「うわー」などと歓声が上がった。
会場に姿を現した東さんは、「これまでにない応援をいただき感謝しています」と述べた。さらに「維新の原点は行政、政治を変えること。信任とまではいえないが、大阪都構想実現の弾みにはなる」と力を込めた。
東さんは橋下徹共同代表の従軍慰安婦を巡る発言の影響で逆風の選挙戦となったが、駅前や繁華街を中心に松井一郎幹事長らと連日マイクを握り、改革の必要性を訴えた。府議ら地方議員もオフィス街で一斉にビラ配りするなど全面的に支え、一丸で議席を勝ち取った。
◇辰巳さん奪取 共産、15年ぶり議席 「暮らしを守る」
共産新人、辰巳さんの大阪市中央区の事務所では、当確の一報が流れると、支持者らから「やったー!」と大きな歓声が上がった。間もなく拍手で迎えられた辰巳さんは「皆さんの暮らしを守るため、国会で戦ってくる」と誓った。
辰巳さんは、他の野党と差別化を図るため、「自共対決」をスローガンに掲げ、ともに4番手を争った民主現職の梅村さんを振り切った。幅広い層に主張を聞いてもらおうと、駅前などで積極的に演説を重ね、消費増税中止や、賃上げと雇用安定による景気回復策、原発ゼロ、憲法改正反対などを訴えた。ツイッターなども積極的に利用。辰巳さんは「皆さんの声をしっかりと国会にとどけていきたい」と力説した。
◇「力が及ばなかった」−−みんなの党・安座間さん
落選が決まったみんなの党新人の安座間さんは、勤務先の兵庫県尼崎市のビジネスホテルに集まった支援者らと開票速報を見守った。落選が報じられると、「力が及ばなかった」と深々と頭を下げた。
安座間さんは、同党が擁立を模索する中で、公示2日前に出馬を決断した。既成政党が乱立し、政策の似通った維新が強さを誇る激戦区で、自ら選挙ポスターを貼る「金を掛けない選挙」を展開した。選挙運動の合間に夜勤もこなし、疲労の色も浮かべたが、「厳しい一歩になったが次なる戦いに向けてがんばっていく」と前を見据えた。
◇「次への飛躍の糧に」 民主・梅村さん、議席守れず
民主現職の梅村さんは落選が決まると、大阪市中央区の事務所に姿を見せ、「結果をしっかり受け止め次への飛躍の糧にしたい」と支援者らに頭を下げた。
梅村さんは、医師の経験を生かし、救急医療やがん拠点病院の整備をしてきた6年間の実績を強調した。史上最多の128万票を獲得した6年前の選挙とは一転し、党への逆風に苦戦した。陣営は「党派を超えて参議院に送るべき有為な人材だ」と主張。日本医師連盟の推薦を得て、自民党の票田へも食い込みを図った。
共産新人の辰巳さんに先行されていることが選挙中に伝えられると、共産支持者の多い地区で重点的に活動し、党幹部も相次いで来阪した。だが、無党派層の支持が乏しく、及ばなかった。
◇若年層へ届かず−−新党大地・吉羽さん
新党大地新人の吉羽さんは、消費増税反対や議員定数削減を訴えたが、及ばなかった。
昨年末の衆院選で、民主党から大阪1区に出馬したが落選した。今回、民主を離れて挑み、大きな支援組織がない中で、自らポスターを貼り、街頭で地道に訴えを続けた。寝屋川市議だった6年前から続けているブログも選挙戦で活用した。唯一の女性候補で、最年少でもあることを強調し、若年層への支持拡大を図ったが、伸びなかった。
2798
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:52:30
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東徹(あずま・とおる) 46 維 新(1)
党総務会長▽大阪維新の会総務会長▽社会福祉士[歴]会社員▽社会福祉法人「信愛報恩会」職員▽大阪保健福祉専門学校社会福祉科副学科長▽府議▽東洋大院
辰巳孝太郎(たつみ・こうたろう) 36 共 新(1)
党府くらし・雇用対策委員長・府委員[歴]党此花区府政対策委員長▽此花生活と健康を守る会事務局次長▽全大阪生活と健康を守る会連合会常任幹事▽米エマーソン大
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◇名鑑の見方
名前▽年齢▽党派▽四角囲みは自民党の派閥▽現職、元職、新人の別▽丸囲み数字は当選回数▽職業・肩書▽[歴]以下は主な経歴と最終学歴
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◆開票結果(改選数4−11)=選管最終発表
当 1,056,815 東徹 46 維新
当 817,943 柳本卓治 68 自新
当 697,219 杉久武 37 公新
当 468,904 辰巳孝太郎 36 共新
▽ 337,378 梅村聡 38 民現
▽ 157,969 安座間肇 35 み新
56,573 吉羽美華 32 諸新
20,928 藤島利久 51 無新
20,155 中村勝 62 諸新
17,671 長嶺忠 52 無新
14,178 森悦宏 46 諸新
(▽印は法定得票数に達した候補)
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:52:59
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20130722ddlk27010268000c.html
2013参院選:維新「牙城」歓声(その2止) 自民・柳本さん民意獲得/公明・新人の杉さん笑顔 /大阪
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
◇自民・柳本さん民意獲得 「大阪都には大反対」
自民新人、柳本さんの大阪市西成区の事務所には、午後8時の投票終了直後に「当確」の知らせが入り、支持者らから歓喜の声が上がった。柳本さんは「安倍政権を安定政権にするようサポートしていきたい。維新の大阪都構想には大反対。大阪市、堺市を消滅させてはいけない。劇場型の政治をやっていることの良識を疑う」と改めて維新を批判した。
柳本さんは、100以上の各種団体から推薦を得て、地方議員らと幅広い活動を展開。衆参のねじれ解消やアベノミクスをアピールし、従軍慰安婦を巡る維新の橋下共同代表の発言や都構想を批判した。堺市長選も見据え、都構想に批判的な竹山修身市長とも連携。しかし、トップの座は維新に奪われた。
◇公明・新人の杉さん笑顔 「実感ある景気回復」
公明新人の杉さんは、当選確実の報が伝えられると、大阪市中央区の事務所に姿を見せ、支持者らが大きな拍手で初当選を祝った。杉さんは「府内各地の励ましの声が力になった。実感ある景気・経済の回復に取り組みたい」と述べた。事務所は詰めかけた支援者らで熱気むんむん。杉さんは大粒の汗をかきながら頭を下げた。
杉さんは4期務めた白浜一良副代表の後継として立候補。公認会計士として日米で働いた実績を前面に出し、「会計、財政に通じた即戦力」とアピールした。府内選出の国会議員が常に演説に同行し、知名度アップを下支え。杉さんは「小さな声を国政に届けられるのは公明党だけ」と連立政権を組む自民党との違いを強調した。
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柳本卓治(やなぎもと・たくじ) 68 自[二]新(1)
[元]衆院議員▽新憲法制定議員同盟事務局長[歴]大阪市議▽労働政務次官▽環境総括政務次官▽党府会長▽衆院法務委員長・拉致特別委員長▽党副幹事長▽早大院
杉久武(すぎ・ひさたけ) 37 公 新(1)
公認会計士▽米国公認会計士▽税理士▽党青年局次長・国際局次長・関西青年会議副議長・大阪未来プロジェクト事務局長[歴]あらた監査法人職員▽創価大
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:54:06
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130722ddlk28010232000c.html
選択:参院選 清水さん、初当選 鴻池さん、トップで4選 /兵庫
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
昨年末の「再」政権交代から初の大型国政選挙となる第23回参院選が21日、投開票され、兵庫選挙区(改選数2)では、自民党現職の鴻池祥肇さん(72)=公明推薦=が4選し、日本維新の会新人の清水貴之さん(39)が初当選を果たした。現職・新人の7人が立候補する中、2001年以降の過去4回の参院選で自民・民主が分け合ってきた「指定席」を第三極の維新が奪うことに成功、県内の政治地図を塗り替えた。また、12年ぶりに参院選との同日投開票のダブル選になった任期満了に伴う知事選は、無所属で現職の井戸敏三さん(67)=公明、社民、自民県連、民主県連推薦=が4選を果たした。井戸さんは3期12年の県政運営が評価され、前回09年に引き続き無所属で新人の田中耕太郎さん(64)=共産推薦=との一騎打ちを制した。当日有権者数は在外投票のある参院選が454万5807人、知事選が450万130人。投票率は参院選が53・04%、知事選は53・48%だった。【ダブル選取材班】
自・民の現職2人に5人の新人が挑む混戦となった選挙戦。鴻池祥肇さんは、年金記録漏れ問題などで党が揺れた6年前と状況は一変し、第2次安倍内閣への高支持率を背景に終始安定した戦いを進めた。県議らと連携して支援者回りに力を入れたほか、盟友の麻生太郎副総理が応援に駆け付けるなどし、無党派層からも支持を得た。
清水貴之さんは、昨年12月の衆院選で8万票近くを獲得しながら次点に泣いた。今回選で雪辱を期したが、橋下徹共同代表の慰安婦発言や公示直前にみんなの党との選挙協力解消などで、スタートでつまづいた。逆風の中、有権者に直接思いを伝えようと阪神間を中心に演説を重ね、無党派層の支持も得て2議席目に飛び込んだ。
一方、民主党現職の辻泰弘さん(57)は、連合兵庫の全面的な支援を受け組織戦を展開したが、無党派層などに支持が広がらず党勢の退潮に歯止めをかけられなかった。
共産党新人の金田峰生さん(47)は安倍政権批判の受け皿になりきれず、みんなの党新人の下村英里子さん(30)は出遅れが響いた。緑の党新人の松本なみほさん(39)、幸福実現党新人の湊侑子さん(30)も有権者に浸透しきれなかった。
◇維新「逆風」はね返す
清水貴之さんの西宮市の事務所に当選確実の知らせが入ると、集まった支援者から割れんばかりの拍手と歓声が起こった。清水さんは街頭演説で日焼けした顔に満面の笑みをたたえ、支援者らと握手を交わした。
橋下徹共同代表の慰安婦を巡る発言などで、逆風下でのスタートとなった。昨年12月の衆院選で県内最多の比例票を得た党の勢いは見られず、街頭では「維新はダメ」という冷たい言葉を浴びせられることもあった。
陣営は「地道にやれば理解される」と街頭で直接、有権者に訴えることを重視し「既得権益の打破をやり遂げる」と声をからした。元民放アナウンサーの分かりやすい語り口で親しみやすい人柄も浸透。終盤には橋下共同代表ら党幹部が何度も応援に駆け付け、熾烈(しれつ)な2議席目争いを制した。
清水さんは「農業、電力分野などの独占業界を変革し、既存政党の政治を打破していきたい」と抱負を語った。【山口朋辰、米山淳】
◇自民圧勝、勢い乗る
神戸市中央区の鴻池祥肇さんの事務所では、当選確実が伝えられると、鴻池さんは、日焼けした顔をほころばせ、支援者らと万歳を繰り返した。
経済政策「アベノミクス」への評価など安倍政権への高支持率に支えられ、序盤から安定した選挙戦を展開。報道各社の情勢調査で与党圧勝の勢いが報じられる中、陣営は「安心感から他陣営に票が逃れてしまう」と引き締めを図り、鴻池さんも街頭演説や個人演説会を繰り返した。
鴻池さんは選挙戦で、教育改革や持論の憲法改正を訴え。「日本の歴史や伝統、文化など根っこの部分を守る。自衛隊を憲法に明記する」と強調した。インターネットを使った選挙運動では、食事姿の「オフショット」などを頻繁に公開するなどし、親しみやすさをアピール。自民支持層のほか無党派層にも広く浸透した。
鴻池さんはあいさつで「参院らしい参院を作る仕事をやらなければならない。初当選のような気持ちでしっかり頑張りたい」と語った。【山口朋辰、椋田佳代】
2801
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:54:36
◇民主「指定席」逃す−−辻さん
神戸市中央区の辻泰弘さんの事務所では、落選が決まった瞬間、集まった支援者らからため息が漏れた。
2007年の参院選では、兵庫選挙区で過去最高の108万票を獲得。3選を目指した今回は状況が一変した。民主が政権から転落する中、アベノミクスで高い支持率を維持する自民党への対立軸として党の存在意義を強調。街頭演説では「国民の幸せのための福祉社会を」と長年にわたって取り組んできた社会保障制度の充実を訴え、元副厚労相の実績をアピールした。
連合兵庫や県医師連盟の支援を受け、徹底した組織戦を展開。維新との接戦が伝えられると、海江田万里代表や細野豪志幹事長ら党幹部も再三応援に駆けつけた。しかし、党の退潮傾向そのままに第三極に長年守り続けた議席を奪われることになった。辻さんは「社会保障の重要性を訴えてきたが、党勢回復に至っておらず今回の選挙では国民に受け入れられなかった」と無念そうな表情を浮かべた。【豊田将志】
◇政権批判の受け皿なれず−−金田さん
神戸市兵庫区の金田峰生さんの事務所では、落選が確実になると、集まった支援者らが深くため息をついた。
参院兵庫選挙区で1998年以来となる議席獲得を目指し、県内全域をくまなく回り支持を求めた。安倍政権への批判票の受け皿になろうと、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加などで揺れる農業関係者とも懇談を重ねた。
「自共対決」と位置づけ、安倍政権の経済政策「アベノミクス」批判を中心に、消費増税反対なども主張したが、及ばなかった。金田さんは「議席の奪還ができず悔しい。訴えがまだまだ届かなかった」と淡々と語った。【渡辺暢、宮嶋梓帆】
◇知名度不足解消ならず−−下村さん
神戸市中央区の下村英里子さんの事務所では、落選が確実となると、集まった支援者らが肩を落とした。
日本維新の会との選挙協力解消で、下村さんは公示2日前の今月2日に出馬を正式表明した。介護会社社長としての経歴を生かし、介護業界の規制緩和などを訴えた。
選挙戦では、渡辺喜美代表ら党幹部が何度も選挙区入り。ネットでの選挙活動もフル活用し、知名度不足を補おうとしたが及ばなかった。下村さんは「(準備期間が)短くても、もっと出せることはあったはず。自分の未熟さ、至らなさ」と頭を下げた。【渡辺暢】
==============
清水貴之(しみず・たかゆき) 39 維 新(1)
フリーアナウンサー[歴]朝日放送アナウンサー▽関西学院大院
鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ) 72 自[麻]現(4)
財政金融委員[歴]日本青年会議所会頭▽衆院議員▽沖縄開発政務次官▽建設委員長▽党参院国対委員長▽防災・構造改革特区担当相▽予算委員長▽官房副長官▽国家基本政策委員長▽党参院改革本部長▽早大=[公]
〔阪神版〕
2802
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チバQ
:2013/07/22(月) 23:57:30
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20130722ddlk34010310000c.html
2013参院選:広島選挙区 溝手さん、森本さん笑顔 自民大差、民主抜け出す /広島
毎日新聞 2013年07月22日 地方版
21日投開票された参院選広島選挙区(改選数2)は、自民現職の溝手顕正さん(70)が大差をつけてトップで5選、民主新人の森本真治さん(40)が初当選を果たした。自民優勢が伝えられる中、2議席目を巡り激しい選挙戦が展開されたが、連合広島の支持を受け組織票を手堅く固めた森本さんが抜け出した。都市部を中心に無党派層への浸透を図った維新新人の灰岡香奈さん(30)は追い上げたが及ばず、県東部・北部を地盤とし、みどりの風の亀井静香衆院議員らの支援を受けた生活現職の佐藤公治さん(53)は、伸び悩んだ。共産新人の皆川恵史さん(69)は「自共対決」を前面に打ち出したが届かず、幸福新人の日高順子さん(50)は及ばなかった。投票率は49・99%で、前回選(2010年)の53・51%に比べ3・52ポイント下がった。当日有権者数は232万4694人だった。
◇手綱を緩めず−−溝手さん
南区稲荷町の溝手さんの事務所では、午後8時の開票開始直後に「当選確実」という速報が流れ、大きな拍手が起こった。党参院幹事長を務める溝手さんは東京の党本部に詰めており不在だったが、事務所には県選出の国会議員や地方議員、支援者が多く詰めかけた。溝手さんは党本部からのインターネット中継で「これからも活躍して参りたい。感謝、感謝であります」と話し、画面越しに支援者に手を振った。
自民は昨冬の総選挙で県内6小選挙区で勝利した勢いを維持し、報道各社の世論調査でも当初から溝手さんの優勢が伝えられた。だが、楽観ムードによる他候補への票の流出の恐れが出てきたことから、選対本部長の宮沢洋一参院議員が集会で「状況は危機的だ」と発破を掛けるなど引き締めに奔走。溝手さん自身も演説では6年前の自民惨敗や09年の政権交代で自民が下野した苦労を口にし、手綱を緩めなかった。推薦を受ける公明の支持も固め、無党派層からも一定の支持を集めた。農村・都市部を問わず幅広く支持を得て、他候補を寄せ付けない圧勝を収めた。【植田憲尚、中里顕】
◇地道に票固め−−森本さん
当選確実の知らせを受けて、中区幟町の事務所で森本さんがあいさつすると、集まった支援者が拍手で応えた。民主への逆風下で広島市議を辞しての挑戦。選挙戦で真っ黒に日焼けした森本さんは「みなさまのご支援で当選できた」と喜びを爆発させ、支援者らと共に万歳三唱した。
市議を10年間務めた実績はあるが、全県的な知名度は低かった。陣営は支持母体の連合傘下の労組票や、昨年末の衆院選で落選した民主候補の後援会関係者など、支持層の票を固める作戦を徹底。職場や組織へこまめに足を運び、県連総支部長を務める現職・前衆院議員の支持者を回るなど、「取れる票」を取りこぼさない地道な選挙戦を展開した。
党としても背水の陣で臨む選挙の中、中四国で唯一、議席が見込める選挙区とあって、海江田万里代表や細野豪志幹事長ら党幹部が続々と来県。県選出の前衆院議員もフル回転し、選挙戦が進むにつれ支持は拡大した。一般有権者に対しても、子育て世代の代弁者として、子育て支援や雇用対策の政策を前面に打ち出してアピールした。【高橋咲子】
◇思い伝えきれず−−生活・佐藤さん
落選が決まった佐藤さんの中区小町の事務所では、テレビ中継で他陣営の喜ぶ姿が伝えられる中、選挙活動で真っ黒に日焼けした佐藤さんが登場。「後悔はないが、多くの人に思いを伝えきれなかった」と述べ、深々と頭を下げた。
佐藤さんは消費増税の凍結や原発廃止、TPP反対などを訴え、みどりの風の亀井静香・衆院議員らの支援で県東部や北部で健闘。世論調査で苦戦が伝えられた終盤には、小沢一郎代表も繰り返し来県して応援演説に立った。佐藤さんは小沢代表と一緒に民主党を離党したことについて「党よりも国民のために決断した」と理解を求めたが、大票田の県西部では知名度不足も響いて支持を固めきれなかった。【稲生陽】
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