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第23回参議院議員選挙(2013年)

2768チバQ:2013/07/22(月) 23:28:31
 ◇逆風に最後まで苦しむ−−谷氏
 党に吹き荒れた逆風に最後まで苦しんだ谷氏は「全ては私の不徳の致すところ」と言葉少なだった。宇都宮市鶴田町の選挙事務所に集まった支援者は一様に落胆し、会場は重苦しい雰囲気に包まれた。

 選挙区の中でいち早く立候補を表明したのは昨年2月。しかし、以降は離党者が続出し、政権からの陥落で党勢衰退は決定的になった。失墜した党への信頼が回復しないままで迎えた戦いに、陣営は「大変厳しい」という言葉を連呼し、危機感を抱いて戦った。

 「まだ、国政の場でやるべきことがある」と、ライフワークの障害者政策などの実績を強調しながら議席の死守を期したが、劣勢を最後まで跳ね返すことはできなかった。

 「老兵は去りゆくのみ」。敗戦の弁で谷氏はそう語った。「精神的にも肉体的にも全力を尽くしてこの勝負にかけたが、残念な結果になった。これをもって政治から去らせていただきたい」と、寂しく「引退宣言」もした。

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 ■解説

 ◇「地域目線」で具体策を
 与党優位の全国的な傾向に漏れず、県内でも自民新人の高橋克法氏が圧勝した。有力業界団体などの組織を活用する伝統的な手法に加え、特徴的だったのが、前町長という経歴ゆえの多くの首長による後押しだった。特に福田富一知事はその先頭に立ち、公示日以降は節目で高橋氏への支持を訴えかけた。もはや「是々非々」のレベルを超えた福田知事と自民との今後の関係性も注目すべきだろう。

 民主は候補者を擁立した小選挙区で全敗した衆院選に続き、県内の国政議席をまた失い、県を「党発祥の地」とするみんなも前回参院選の雪辱を果たせなかった。共産は最後まで伸び悩んだ。地位を一層揺るぎなくした自民に対抗するため、各党とも再び立て直しを迫られることになる。

 公示後に毎日新聞が行った世論調査では、県内の有権者が重視する争点は「景気対策」が33%と最多だった。選挙結果は、端的に言えば県民が安倍晋三政権を、ひいては経済政策「アベノミクス」を信任したことになる。ただ、その政策が県内にどれほどの恩恵をもたらすのかは不透明で、県民も効果を測りかねたまま投票したのが現状ではないか。

 選挙戦で高橋氏は、アベノミクスの効果を県内でも実感させると繰り返し主張した。農業、工業、福祉とも「すべては経済が基本」と強調もした。効果を目に見えるものにするため、大切にしている「地域目線」を保ちながら、いつ具体策を示すのか、注視する必要がある。【岩壁峻】

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 ◇開票結果=選管最終発表
当 376,553 高橋克法 55 自新

▽ 201,895 沖智美 32 み新

▽ 158,577 谷博之 70 民現

   41,351 小池一徳 52 共新

    4,371 杉浦満春 45 諸新

 ▽は法定得票数を得た落選者


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