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乗合自動車(バス)総合スレ

1荷主研究者:2008/11/09(日) 03:31:23
Airline & Airportスレに続き、今更ながらバス関係ネタを鉄道総合スレから独立させることに。
高速バスの路線開設や増便・廃止、路線バスの改廃や経営問題などなどバス全般の情報を纏めます。
空港アクセスのバスネタはAirline & Airportスレの方が相応しそうだし、交通局ネタだと地下鉄とバスが被っていたりと、鉄道総合スレの方が貼りやすいネタもありそうだが…。
過去の鉄道総合スレのネタはとりあえず北から地域ごとに分類してみた。けっこう骨の折れる作業であった。

尚、仙台関係のバスネタは個人的に纏めたいので「仙台・宮城・陸奥スレ」に貼り付けることにした。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l50

(社)日本バス協会
http://www.bus.or.jp/

(社)日本バス協会 リンク集
http://www.bus.or.jp/buslife/link.html

バス事業者・メーカーのリンク
http://www.luv-lines.com/omnibus/bus.htm

JRバス資料館
http://www.inv.co.jp/~fumo/jrbuslib.html

東名急行バス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/642

765荷主研究者:2012/01/29(日) 13:29:05
駅前広場というより、個人的にはバスの乗降場を駅前に集約するという点に注目。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201201050059.html
'12/1/5 中国新聞
福山駅前広場、3月完成

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120105005902.jpg

 福山市は3月末までに、JR福山駅南口の駅前広場の整備を終える。バスの乗降場を駅前に集約し、広島県東部最大の交通結節点として鉄道との乗り継ぎの利便性を向上させる。

 現在のバス停は、乗車と降車の場所が約100メートル離れている。約1万4千平方メートルを整備し、(1)バス停12カ所(2)バスの待機所8台分(3)タクシー乗り場4台分(4)タクシー降り場3台分(5)タクシーの待機所40台分―を設ける。事業費は約9億円。

 工事の進捗(しんちょく)率は事業費ベースで9割(昨年12月末)に達した。今後、バス待機所や排水設備、照明、舗装などの整備を急ぐ。

 交通混雑の解消を目指し、一般車両は、昨年7月にオープンした地下送迎場へ誘導。地上部の利用はバスとタクシーに限る。広場内の花壇にバラを植え、公衆トイレも設ける。バス案内所は、現行の東西計2カ所から駅前の1カ所にする。

 山陽新幹線のぞみが停車する福山駅の南口は、バスが1日に計約1800便発着する。うち約200便は、東京都や大阪市、福岡市、今治市などを結ぶ高速バスで広域的な交通結節点となっている。市都市部の松枝正己部長は「音声のバス案内システムなどのバリアフリー設備も整える」と話している。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120105005901.jpg
【写真説明】整備が進むJR福山駅南口の駅前広場

766荷主研究者:2012/01/31(火) 23:39:43

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/01/12/new1201121101.htm
2012/01/12 11:06 デーリー東北
十鉄線廃止後 渋滞対策にバス停車帯検討

 十和田観光電鉄が今年4月1日に鉄道事業から撤退し、路線バス運行へ転換するのに伴い、青森県は十和田工業、三本木農業の両県立高校前の県道に、バス停車帯の敷設を検討している。県道に面している停留所周辺に整備し、登下校時の渋滞緩和を図る。

【写真説明】十和田工業高校前の県道を視察する関係者=2011年11月17日

767チバQ:2012/02/02(木) 22:34:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20120201-OYT8T01332.htm
倉吉 循環バス利用低迷 定着へ経路検討、サービス改善



1便3人未満 採算下回る 本格運行を秋以降延期へ


利用客数が低迷し、市がバスの経路やサービスの充実を検討している循環バス(JR倉吉駅前で) 倉吉市が補助金を出して昨年10月からJR倉吉駅北側エリアで試験運行している循環バスの利用が、低迷している。1便当たりの乗客が3人未満で採算ベースを大きく下回り、当初は4月にも移行するとしていた本格運行は秋以降に延期する。運行エリアに対する利用客の不満が多く、利用が伸び悩んでいるとみられる。高齢化を受けて、買い物などの交通手段に困るお年寄りらの利便性を高める事業だけに、バスの経路を検討したり、サービスの改善で利用者アップを図ったりして市民の足として定着させたい考えだ。(上田貴夫)

 循環バスは倉吉駅を発着点に、スーパーや大型量販店などが集まる駅北側エリアの国道179号沿いを1周約30分で回る。これまでこのエリアを通るバス路線がなかったことから、市がバス会社2社に補助金を出して、昨年10月から試験運行をしている。利用状況を見ながら、早ければ今年4月にも本格運行に移行する計画だった。

 しかし、昨年10〜12月の乗客数は月1171〜1491人で、1便当たりで2・17〜2・67人にとどまり、採算ベースの1便14人を大きく下回った。

 昨年12月には路線沿いに新たなホームセンターが開店し、日曜日だけでみると1便3・2人に増えたものの、寒さが厳しくなる1〜2月は、外出を控える人が増えると予想されるため、苦戦が予想されている。

 循環バス導入は、マイカーを持たない市内や周辺町の高齢者らから「買い物の利便性を高めて」と要望が相次いだことがきっかけ。循環バスの利用者に行ったアンケートでは「大型複合商業施設がある駅南側エリアから駅北側エリアに行くには乗り換えが必要となり、利用しにくい」など不満も出ており、市は「本格運行を判断する前に、経路の変更やサービスの向上が必要」と判断。新年度予算案に4〜9月の試験運行継続を盛り込む方針を固めた。

 4月以降は駅南側エリアの大型施設前など数か所を経路に加える考えで、大人150円の利用料金についても、割引きのある回数券や1日乗り放題券の発行などのサービスを検討しているという。

 駅前からよく利用するという同市上井町の無職高塚紀夫さん(71)は「タクシーよりも安上がりで助かっているが、この空席の多さでは路線の存続は難しいだろう。高齢者に優しい取り組みなので、市は利用者を増やす工夫をして、事業を継続してほしい」と訴える。

 市総合政策課は「買い物に便利な公共交通は、お年寄りの生活にとって必要不可欠なもの。生活に欠かせない大切な路線として利用してもらえるように改善していきたい」としている。

(2012年2月2日 読売新聞)

768チバQ:2012/02/06(月) 22:02:24
>>684
2012年2月4日15時1分
http://www.asahi.com/national/update/0204/TKY201202040177.html
電車痛勤よりバス 郊外から都心の直行便東急田園都市線の満員電車しか手段がなかった沿線の通勤客は、都心まで座って行けるバスの登場を歓迎している=川崎市麻生区

 相変わらず厳しい首都圏の通勤ラッシュ。満員電車に乗らず、ターミナル駅まで快適に座って行けたら――。そんな願いをかなえるかもしれない選択肢が、ひそかに注目を集めている。混雑率が特に高い東急田園都市線やJR総武線の沿線で走り始めた「通勤高速バス」だ。

■料金少し高め・時間不規則でも…

 横浜や川崎の住宅街と東京・渋谷を結ぶ田園都市線。昨年11月、東急バスが沿線で通勤高速バスの運行を始めた。

 川崎市にある営業所が始発で、隣接する横浜市の住宅街でも乗客を拾い、駅に寄らないまま東名高速経由で渋谷に向かう。平日朝のみの運行で6時台2本、7時台2本、9時台1本の計5本が走る。

 始発周辺の住宅街から渋谷まで、バスと電車を乗り継ぐと運賃は450円で、かかる時間は40〜50分程度。一方の高速バスは、運賃はICカードを利用した場合でも600円と余分にかかり、時間も不規則で最長約80分の想定だ。

 それでも、高速バスの魅力にひかれ始めた人は少なくない。

769荷主研究者:2012/02/16(木) 00:29:15

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/282546
2012年1月18日01:17 西日本新聞
高速バスでパーク・アンド・ライド 4月から八女

高速バスを利用したパーク・アンド・ライド駐車場の建設予定地

 八女市と西日本鉄道(福岡市)は、九州自動車道八女インターバス停近くに駐車場を整備し、4月から高速バスを使った「パーク・アンド・ライド」を始める。天神・博多まで月額2万7千円(八女市民以外は3万円)のバス定期券や、片道1150円の回数券を売り出す。市は「若者の定住促進につなげたい」としている。

 パーク・アンド・ライドはマイカーを駐車場に置き、そこから目的地までバスや電車を利用する取り組み。市は八女インターバス停まで徒歩1−7分の土地(約1760平方メートル)に西鉄と共同で57台収容の駐車場を整備する。バス定期券購入者は無料で駐車場を利用できる。

 八女市から福岡市への通勤、通学者は約910人(2005年度)。福岡市・天神まで電車やバスを乗り継いだ場合は1時間半程度かかる。天神・博多行きの高速バスは昨年7月から片道1日32便が八女インターバス停に止まっており、天神まで最短で約50分。料金面でも他の公共交通機関の組み合わせより安いという。

 八女市は人口約6万9500人で、山間部を中心に年間800人以上のペースで人口減少が続いており、学生や働く世代の定住促進が大きな課題。市地域支援課は「八女市で暮らし、福岡市で働く人を増やしていきたい」としている。

=2012/01/18付 西日本新聞朝刊=

770チバQ:2012/02/18(土) 21:43:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20120213-OYT8T01014.htm
新潟市内にBRT導入へ
14年度までに新潟駅〜白山駅間

 新たな公共交通の導入を検討してきた新潟市は13日、市議会全員協議会で、市中心部の専用車線を走る連結型バス「BRT(バス高速輸送システム)」を2014年度までに導入する方針を明らかにした。公設民営方式とし、車を運転できないお年寄りの増加や二酸化炭素の排出削減などに対応する。

 BRTは低床型の2両連結の車両を使用。JR新潟駅から万代、古町、市役所、JR白山駅までの約4キロを運行。多くの乗客を運べる上、渋滞の影響を受けずに運行時間を守れるメリットがあるとしている。

 専用車線は道路中央に計2車線設け、外側にBRT駅を設置する。一般車両が通行できる車線は、東大通りで8から4に、柾谷小路で6から2に減る予定。市内でバス事業を展開する新潟交通(新潟市中央区)に運営を委託する方向で協議を進める。12年度予算案に計画の策定など4700万円を計上。総事業費は車両8台の購入費など30億円を見込んでいる。

 篠田昭市長は「国内で街中にBRTを導入しているところはなく、街のシンボルとしても期待できる」と話した。

(2012年2月14日 読売新聞)

771チバQ:2012/02/18(土) 21:49:55
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120214ddlk15010111000c.html
BRT:新潟−白山ルート、14年度導入−−新潟市方針 /新潟
 新潟市は、中心市街地の活性化や過度な自動車依存からの脱却を目的に導入を進めている新交通システム「BRT(次世代バスシステム)」の基本方針をまとめた。JR新潟駅から白山駅をつなぐルートを第1期導入区間とし、14年度の導入を目指す。市議会全員協議会で13日、報告された。

 BRTは、低床型の高機能バスを専用走行路に走らせる。基本方針によると、第1期導入区間は、新潟駅−万代−古町−市役所−白山駅をつなぐ。走行路を設定するのは東大通り−万代橋−柾谷小路−東中通り−旧電車通りで、12年度中に専用走行路の都市計画決定を目指す。

 BRTは専用走行路があるため鉄道と同レベルの定時性が確保でき、基本方針では「時刻表を気にしなくても済む運行頻度」を設定するとした。事業方式は市が車両や走行路、駅などを整備した上で民間事業者が運営する公設民営方式にする。

 また、第2期導入区間は新潟駅から鳥屋野潟南部とした。将来的に、専用走行路に軽量鉄道を敷いて路面電車を走らせる「LRT(次世代型路面電車)」への移行についても今後さらに検討する。【小林多美子】

772チバQ:2012/02/19(日) 20:37:21
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20080709-3275005/news/20120202-OYS1T00196.htm
都市の将来<6>路面電車 街の軸に


富山市内に新設されたLRTの環状線。市中心部を1周20分で循環する(1月10日)=中島一尊撮影

 にぎわい戻り各地で導入論
 1月中旬の夕暮れ。雄大な北アルプス立山連峰を望む富山市のJR富山駅北口に、お年寄りや会社員、高校生らが長い列をつくっていた。帰宅のため、日本初の本格的な次世代型路面電車(LRT)「ポートラム」を待っているところだった。

 15分おきの出発に合わせ、すぐ列ができる。料金は現金だと200円。「車の免許を持たないから、本当に助かる。便利で乗り降りもしやすい」。同市の高木三子さん(74)は笑った。

     ◇

 富山市は平地で街が郊外に広がり、自動車がないと暮らしにくい。中心市街地の空洞化も深刻で、多くの地方都市と同じ構造的問題を抱える。人口の減少、高齢化が進めば、車に乗れないお年寄りは通院や買い物に困る。今の行政コストも維持できなくなる。「公共交通を充実させ、歩いて暮らせる街を造るのが今の自治体の責務」。森雅志市長(59)はそう考え、拡散型の都市政策からの転換を決めた。

 主要な公共交通軸を強化し、その沿線に住宅や商業、文化施設を集め、生活拠点地域として再配置する。各地域は歩ける範囲の規模で、中心市街地に行く際は公共交通を使う。交通軸という「串」が生活拠点地域という「お団子」を貫く形で、街をコンパクトにできる。

 その核がLRTだった。赤字で廃線寸前だったJR富山港線を引き継ぎ、新たな軌道も敷設。富山駅から富山湾側まで7・6キロを整備し、2006年4月に開業した。建設費は約58億円。市が27億円(10億円はJR西日本の寄付金)、国と県が残りを負担した。運営は市と県、地元企業による第3セクターが行う。

 効果は大きかった。利用者はJR時代に比べ、平日で2・1倍(平均4820人)、休日は3・6倍(同3811人)。特に日中に利用するお年寄りが増えた。沿線は住宅の着工戸数も市内の他地域より増加傾向にあり、3セクは初年度から黒字が続く。09年12月には、中心市街地に既存の路面電車の軌道も生かした環状線「セントラム」(3・4キロ)を設けた。森市長は「LRTでお年寄りが外出する機会をつくれた」と強調する。

     ◇

 国土交通省によると、国内の路面電車は80年前、全国65都市に計約1500キロあった。だが、戦後の自動車社会の到来で廃止が相次ぎ、今では熊本、長崎、鹿児島、広島など17都市で計237キロしか残っていない。

 逆にドイツのフライブルクなど、欧米の中規模都市では今、LRTが公共交通の主役の座を担う。

 富山市のように、国内でも復権の動きは出ている。熊本市は中心部を走る路面電車について、電停をJR駅近くに移すなど利便性を高めており、今後は東部地区への延伸も検討する。LRTは人口が10万〜数十万程度の都市に適しているとされ、路面電車がない大分、静岡両市などでも導入を目指す議論が進んでいる。

 課題は建設費だ。国交省によると、1キロあたり約20億円かかる。5キロ整備する場合、変電所や車両なども含めて約100億円に上る。ただ、地下鉄の場合、1キロあたり180億〜200億円かかるため、10分の1ほどで済むとも言える。国の補助制度もすでにある。

 LRTに詳しい関西大の宇都宮浄人教授(経済統計)は「郊外に広がる街は道路、上下水道などで行政コストが拡大していく。その予算を考えれば、LRT導入で中心市街地を再生していくほうが、人口が減少する超高齢化社会にあったまちづくりができる」と指摘する。

(2012年2月2日 読売新聞)

773チバQ:2012/02/20(月) 19:48:30
BRTとLRT
それぞれのメリットデメリットってなんなんですかね?
しかし、新潟は車線減りすぎるような

775チバQ:2012/02/21(火) 23:21:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120120-00000031-rps-bus_all
大阪南港にピンク色のバス停---バス業界に動き
レスポンス 1月20日(金)16時49分配信


拡大写真
大阪梅田・京都駅〜大阪南港路線バス開業日(2011年12月22日)のようす

九州・四国・沖縄方面に中・長距離カーフェリーが就航する大阪南港。この港に昨年末、「大阪梅田」と「京都駅」と行き先が記されたピンクのバス停が設置された。

[関連写真]

これ、高速ツアーバスの運行などで知られるウィラー・エクスプレスが管理するバス停で、5航路の出航・到着する時刻に合わせて走る高速バスの発着場として新設されたもの。ツアーバスなどを運行する同社が“初めて設置したバス停”といえる。

このピンクのバスによる「大阪梅田・京都駅〜大阪南港路線」は、同社初の“乗合許可を受けた路線バス”で、これまでの募集型企画旅行としてのバス運行ではなく、駅前などで見られる一般的な路線バスと同じ種類に入るという。

2011年12月22日の開業式で名門大洋フェリー関係者は、「我々のフェリー利用者は年間40万人。クルマ利用が半分で、もう半分の旅客のうち約10万人が公共交通機関を利用している。フェリーターミナルというと、どこも市街地から離れていて、利便性に欠けるところがあるが、こうした新たな高速バスの開業によって大阪・京都からダイレクトにフェリーと接続するようになるから、これから旅客数が増えるといい」と期待感を示した。

こうしたツアーバスの路線バス移行の流れは、「高速乗合バス規制の見直しと高速ツアーバスから『新高速バス』への移行促進」などを軸とした省令改正の動きが背景にあるという。

今後、「これまで見たことのないバス停が!」なんていう発見に出会う機会も増えるかもしれない。

《レスポンス 大野雅人》

776荷主研究者:2012/02/21(火) 23:34:16

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201201200165.html
'12/1/20 中国新聞
府中の循環バス乗客1・5倍

 府中市の中心市街地循環バス「府中ぐるっとバス」の利用客数が昨年4月以降、運行間隔を縮めた効果で約1・5倍に増えた。それでも採算ラインには届いていないため、市は今後も利用を呼び掛ける。

 4月以降の利用客数は1日当たり49・0人。それまでの33・5人から大幅に増えた。

 循環バスは市役所を発着点に、市中心部を1周35分で周回する。市が中国バスに委託し、運行経費を補助している。

 試験運行を2010年4月に開始。当初は毎日、左右回りを交互に30分間隔で運行し、1日当たり41・0人が利用していた。

 10年10月、本格運行に切り替え、右回りだけを60分間隔で走らせた。日曜日と休日は運休とした。1便当たりの利用客数は増えたが、1日当たりは33・5人に減った。

 11年4月、運行を40分間隔に見直した結果、1日当たりの実績が伸びた。市は(1)市役所での待ち時間の短縮(2)運行1年を過ぎ知名度が向上した―ことなども影響したとみる。

 しかし、1便当たりの利用客数は3・8人にとどまる。運賃収入だけで運営するには約12人まで引き上げる必要がある。

【写真説明】発着点の府中市役所で待機する府中ぐるっとバス

777とはずがたり:2012/02/26(日) 11:20:26
小泉の時にも似たような事いってた俺だけど,政治家としてはあんま支持できないけどやってることは凄い評価できるぞ,頑張れ。

<大阪市>市営バス運転手の給与4割削減へ 労組の反発必至
毎日新聞 2月26日(日)2時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000006-mai-soci

 大阪市交通局は、民間バス会社より高額と指摘されている市営バス運転手の年収(平均739万円)について、来年度から4割程度削減する方針を固めた。「民間並みに合わせる」との橋下徹市長の方針に基づき、在阪の大手私鉄系バス会社の最低水準に引き下げる。交通局は週明けにも橋下市長の了承を得て労働組合に削減案を提示するが、労組の反発は必至とみられる。

 交通局によると、市営バス運転手は計約700人。平均年収(49.7歳)は、在阪大手5社(阪急、南海、京阪、近鉄、阪神)の平均(44.5歳、544万円)より195万円高い。しかし、バス事業は28年間、赤字決算が続いており、累積赤字は10年度で604億円に上っている。

 運賃収入に見合った給与体系とするよう橋下市長から指示を受けた交通局は1月下旬、民間の平均をやや上回る2割強の削減案を橋下市長に提案。「これまでにないすさまじい削減」(交通局幹部)としたが、橋下市長は「民間は赤字を出さないよう必死なのに、赤字だらけの交通局が民間平均なのはおかしい」と突き返した。

 このため、交通局は削減案を練り直し、在阪大手5社のうち最低水準の近鉄(447万円)、南海(441万円)程度まで引き下げる方針を決めた。

 給与カットには条例改正が必要。市交通局側は労使交渉での妥結を経て、今月28日〜3月27日に開かれる2月議会で可決させ、4月1日からの実施を目指したい考え。実現すれば20億円以上の人件費削減となるという。

 市役所全職員の給与は来年度から平均7.2%削減される。交通局の現業職員約5400人の給与は更に引き下げることとしており、バス運転手の下げ幅が最大になる見通し。【津久井達】

最終更新:2月26日(日)2時31分

778荷主研究者:2012/02/26(日) 18:37:32

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/283942
2012年1月26日 01:44 西日本新聞
「賀茂−藤崎線」廃止危機

存廃の岐路に立つ「賀茂−藤崎線」の西鉄バス

 福岡市早良区で西日本鉄道(西鉄)が運行するバス路線の一つで、住民の存続運動により廃止を免れていた「賀茂−藤崎線」(約7・4キロ)が、利用客の減少で再び継続が危ぶまれている。車を使えない沿線のお年寄りにとって買い物や医療機関へ行くための「生活の足」だが、地元では低迷が続けば3月廃止もあり得ると、チラシを配り利用を呼び掛けている。

 西鉄や地元住民団体によると、同路線は1987年の開設。しかし、2005年の市営地下鉄七隈線の開業などが影響し、10年2月の調査では、1日当たり44便の運行に対し、利用客は563人で採算ラインを割っていたという。

 翌月、西鉄は市に廃止を申し出たが、同路線のうち特に「原往還−賀茂駅」区間(約2・8キロ)は他の路線との重複がなく、危機感を募らせた地元の賀茂校区自治協議会などが存続を要望。

 市と西鉄、地元が協議し、利用を呼び掛けるチラシを配布した結果、同区間の11年3−6月の利用客(1日当たり)は前年比2割増となった。

 これを受け西鉄は12年3月まで廃止しないことにし、便数を33便に減らした新ダイヤで運行を始めたが、同区間の利用者は徐々に減少。採算ラインを下回るようになったという。このため同協議会は昨年12月、チラシを約4千世帯に配り、あらためて利用促進を呼び掛けた。

 同協議会の大塚恵三会長(68)は「ちょっとした買い物や用事でも車の代わりにバスを利用し、路線継続を支えてほしい」と訴える。

 西鉄は1月末までの利用客数を調査し3月以降も継続するか検討する方針。西鉄自動車事業本部西主管営業所の中倉淳一主管長(45)は「住民を思うと廃止は避けたい。これまでも努力して継続できたので、共に汗をかきながら考えていきたい」と話している。

=2012/01/26付 西日本新聞朝刊=

779チバQ:2012/02/28(火) 13:20:29
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004841451.shtml
関西では初 神姫バス、三田で「連節バス」導入へ 

岐阜バスが運行する連節バス「清流ライナー」。赤いボディーがひときわ目立つ(神姫バス提供)
 神姫バス(本社・姫路市)は、三田市内の路線で通勤、通学時の混雑緩和に向け、車両を2台連結した「連節バス」を2012年度に導入する方針を決めた。車両の長さなどが基準を超え、原則日本の公道を走行できないため、今春にも国土交通省近畿運輸局などに認可を申請する。同省によると、実現すれば関西の自治体では初めてとなる。(金海隆至)


 申請へ向け、同社は近く、道路管理者の県や市、三田署などと準備協議会を立ち上げる。同社、市などによると、ウッディタウンやカルチャータウン、JR三田駅周辺を中心に人口が依然増加傾向にあり、大阪方面への通勤、通学客も多いため、輸送力アップにつなげたいという。関西学院大学神戸三田キャンパスや、産業団地・テクノパークも大量輸送のニーズがある。

 連節バスは車両間をほろでつなぐ低床構造で、車内を自由に行き来できる。定員131人。全長約18メートルで、道路運送車両法に基づく保安基準(同12メートル未満)を超えるため、運行には運輸局のほか、市や県警などの認可が必要となり、定められたルートしか走れない。

 同社は、メルセデス・ベンツ製2台の購入を検討。神姫バスは購入費約1億2千万円のうち、約7千万円を負担し、残りは国などの助成を見込む。市は、購入費助成として約1千万円を12年度当初予算案に計上した。

 国内では、千葉市、神奈川県藤沢市、厚木市の3自治体のほか、昨年3月から、首都圏外で初めて岐阜バスが岐阜市内で運行している。

(2012/02/26 07:30)

780チバQ:2012/03/01(木) 23:25:44
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=38803
鹿児島−福岡高速バス 半額サービス 通年実施へ
(2012 03/01 15:00)
 西日本鉄道(福岡市)は29日、福岡−鹿児島間の高速バス「桜島号」で3月末までの期間限定で実施している運賃半額サービスについて、対象となる便数と席数を拡大し、通年実施すると発表した。価格の安さをアピールし、新幹線や格安のツアーバスに対抗する。
 同区間の高速バスは、南国交通(鹿児島市)、鹿児島交通観光バス(同)など計5社で1日23往復(夜行便除く)運行。
 半額サービスは、運行20周年を記念し、10年7月に始まった。23往復中18往復を対象に、1便当たり8席限定で実施。4月1日以降は、対象を全便に拡大し、1便当たりの席数も、予約状況に応じ最大20席まで対応する。座席指定制で、運賃は全区間均一の2650円(小児1330円)とする。
 予約受け付けは1日から。南国交通高速バス予約センター=099(259)6781、鹿児島本港高速バス予約センター=099(222)1220。

781チバQ:2012/03/02(金) 00:24:23
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001202290003
路線バス 効率アップ作戦 
2012年02月29日


支線との乗り継ぎ拠点がおかれるショッピングセンター=鳥取市河原町長瀬

 利用者の減少が続くバス路線を存続させるため、鳥取市は秋から、市南部のバス路線を「幹線」と「支線」に分けて運行する実証試験を始める。国道53号を通る鳥取駅―用瀬間を幹線とし、快速便を走らせてスピードアップ。幹線と各谷筋を結ぶ支線には予約型乗り合いタクシーを走らせるなどして、利便性を向上させる。


 実験を行うのは、日ノ丸自動車が運行する西郷線、散岐線、佐治線、江波赤波線の4路線。計画では、鳥取駅―用瀬間の約20キロを幹線にし、通勤・通学時間帯には10〜15分間隔で路線バスを走らせる。18便は37停留所のうち10停留所しか停車しない「快速便」(所要時間35分)で、始発―終点間の所要時間を10〜20分短縮する。実験対象外の智頭線と合わせると、幹線部分の1日の運行本数は往路、復路合わせて63便になる。


 乗り換え拠点として吉成南、鳥取南、河原、用瀬の各停留所を整備する。佐治、用瀬、河原の各谷筋への支線には、路線バスのほかに乗り合いタクシーを導入。予約型乗り合いタクシーは、出発1時間前まで予約を受け付け、乗客がゼロの時は運行しない。


 また、住民から要望が強い河原地区の和奈見、国英への支線を新設する。今まで公共交通機関の空白地帯だった佐治地区の津野、津無へも、予約型を週3回走らせる。


 料金は、幹線区間は現行通りの距離制(鳥取―用瀬間620円)、支線区間は一律200円にする予定。乗り合いタクシーの運行は鳥取ハイヤー共同組合への委託を検討している。市交通政策室は「幹線は快速便でスピードアップさせ、支線は需要に見合った車体で使い勝手を良くし、乗客増を図りたい」と話す。


 市によると、県東部の路線バス乗客数は2010年に年間272万人で、1998年と比べ315万人減少した。市は10年度に「市バス路線網再編実施計画」を策定し、市内5地域のうち、まず市南部で新方式を試すことにした。


 市南部は沿線に約1万9千人が住むが、乗客数は1日延べ1200人で、年間約1億円の赤字。乗客が増えないと来年秋には年間赤字がさらに1300万円増えると予測されている。


 市は新年度予算案で関連経費9700万円を提案し、住民への広報を進めて10月から1年間の試験に乗り出す。(中田和宏)

782荷主研究者:2012/03/04(日) 13:05:01

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_132684899391.html
2012年01月18日 10:07 大分合同新聞
県南空港アクセスバス 利用低迷、てこ入れ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/2012_13268489912.jpg
大分市への買い物客の取り込みも狙う空港アクセスバス「佐臼ライナー」=2010年12月、佐伯市

 大分県やバス会社などでつくる大分空港利用促進期成会は、利用者拡大が課題となっている空港と県南を結ぶアクセスバス「佐臼(さうす)ライナー」にてこ入れする。2月1日からパークプレイス大分(大分市)にバス停を新設。乗り降りを自由にして、買い物客など空港利用者以外も呼び込む。アクセスバスとしては異例の手法でなりふり構わない攻勢を仕掛ける。

 現在は主に高速道路と自動車専用道路を通っているが、大分自動車道米良インターチェンジ(IC)―東九州道宮河内IC間のルートを一般道に変更。▽パークプレイス大分▽東芝大分工場入り口―にバス停を設ける。同区間にある松岡パーキングエリアのバス停は廃止する。

 乗り降りはバス停のある自治体が異なれば自由にできるようにする。パークプレイス大分に近い大分スポーツ公園駐車場には専用駐車場を準備して「パークアンドライド」も呼び掛ける。

 佐臼ライナーはアクセス改善で空港の利用促進を図ろうと2009年に1日6往復で運行を開始。佐伯、臼杵、大分各市と空港を結ぶ。10年度の利用者数は1台当たり6・8人。本年度(4〜12月)も6・5人で、目標の「1台当たり10人」に届いていない。

 期成会事務局の県交通政策課は「新バス停付近はいずれも住宅が多く、場所も分かりやすい。買い物客も含めて新規需要が見込める」とみている。ダイヤ改正後は従来より所要時間が4〜8分程度増える。

783荷主研究者:2012/03/04(日) 13:23:14

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201201310041.html
'12/1/31 中国新聞
路線バス、系統削減や減便

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120131004101.jpg

 三原市は30日の市議会全員協議会で、4月から市内の定期バス10路線で系統削減や減便など運行を見直す方針を示した。バス事業を市営から民営に引き継いだ2008年4月以降、大幅な見直しは初めて。利用者減で市の補助額が膨らむ中、バス会社と効率化を協議した。

 市内全23路線のうち、収支率30%未満や運行間隔・時刻が実態に合っていない路線を見直した。幸崎路線は6系統のうち2系統を、本郷路線(国道2号経由)も11系統のうち2系統を削減する。

 この2路線に加え、頼兼、田野浦、本郷(西野経由)、小泉、本郷・シャープ、徳良、福地の計9路線で平日計12往復を、土曜日で最大計18・5往復を減便する。竹原三原路線を含めダイヤも見直す。

784チバQ:2012/03/05(月) 21:26:14
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001203050001
福島ー富山 直行バス出発
2012年03月05日


福島県に向かうバスに乗り込む被災者ら=富山市牛島町の富山駅北口

片道2千円


 東日本大震災で被災して県内に避難している人たちやボランティア向けに、支援団体が福島県と富山間を低価格で運行するバスが4日、県内を出発した。


 バスは市民団体「とやま311ネット」などによる「ふくしま・とやま絆協議会」が福島県のバス会社と協力して運行している。先月26日に続くこの日は、富山駅で被災者ら5人が大きな荷物を抱え乗車した。


 郡山駅まで乗車し、その後自宅のあった宮城県石巻市に向かうという石山めぐみさん(49)は「これまでは片道8千円ほどの高速バスで帰っていた。2千円という金額は助かる」。津波で自宅と職場を失い、7月に仕事の都合で県内に移り住んだが、「宮城県内にいる娘の様子が心配。自宅周辺の復興が進んでいるかも見てきたい」と話した。


 福島県に向かうバスは11、18、25日も運行する。いずれも午後3時に小杉駅を出発、富山、滑川の各駅を経由し、福島県の郡山、福島駅までをつなぐ。最長8時間の道のりだ。福島駅から富山県内へも9、16、23日に運行する予定だ。


 予約はとやま311ネット事務局(076・443・0311)まで。

785チバQ:2012/03/07(水) 22:12:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120306-OYT8T01241.htm
路線バス利用8割減



40年前より 県「モデル事業」実施へ



 少子高齢化などの影響で県内の路線バス利用者が減り続け、ピーク時の約2割に落ち込んでいることが6日、県バス協会の調査でわかった。県は、高齢者らの貴重な交通手段となっている路線バスを維持するため、企業など地域でコストを負担するモデル事業に新年度から取り組む。

 県バス協会によると、路線バス利用者は1969年度は年間1億3398万人に達したが、マイカー保有者の増加や少子高齢化の進展で、2010年度は2627万7000人に減った。

 乗客の減少を受け、八戸市内を中心に運行する南部バスは07年に大幅な減便、路線削減に踏み切った。さらに、昨年10月に運賃の上限制度が導入されたことから、同市内で最大590円値下げすることになった。

 経営環境の厳しさから減便などを余儀なくされる事業者は多く、83年度に年間4185万1000キロだった県内の路線バスの走行距離は10年度は約6割の2484万1000キロにとどまった。

 路線バス運営費の赤字分は事業者と国、県、市町村で負担する仕組みとなっている。ただ、赤字分を背負いきれない自治体も出ていることから、県は従業員がバスを利用する民間企業などに費用を一部負担してもらう「スポンサー型公共交通モデル確立事業」を試みることにした。

 負担に手を挙げる企業には、近くにバス停を設置するなどの便宜を図る。県はモデル地域選定のための費用などとして487万円を新年度予算案に計上した。

 県交通政策課は「モデル事業を軌道に乗せ、路線バスを維持し、住民ニーズと経済性を両立させたい」としている。

(2012年3月7日 読売新聞)

786チバQ:2012/03/07(水) 22:13:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20120307-OYT8T00026.htm
「京王」収益改善に成果



「高速」に特急/深夜便の区間延長


「当初は集まるか不安もありましたが、運転手たちの思いの込もった提案に手応えを感じています」と話す玉野課長(右)  乗客の目線に立ち、利便性の向上につながるアイデアを運転手など現場で働く社員から集め、経営改善につなげる「I(アイ)プロジェクト」。京王電鉄バスグループが導入した、この取り組みが、成果を上げている。今年で3年目を迎え、投稿累計約2000件の中から、高速バスに特急を設けるなど採用された現場のアイデアは利便性だけでなく、収益の改善にも貢献している。(阿部新)

 「朝の甲府線はビジネス利用が多く、途中のバス停で降りる乗客は少ないのでノンストップ運行にした方がいい」「南大沢行きの深夜急行バスは、その先の橋本まで行きたいお客さまが多いので延長してみては」――。

 各営業所内に置かれている投書箱に、サービスに関する提案や利用者について気づいた点などを書き込んだ投書が入れられ、定期的に本社で集約される。担当部署で実現可能性や費用対効果を検討し、可能なものは実行に移す。検討結果は1か月ほどで本人にも書類で通知される。

 高速バスでの特急の設定以外にも、深夜便の運転区間延長といった新サービスは、現場からのアイデアだった。また昨夏に小学生以下を対象に開催した営業所見学会も、運転手からの投稿がきっかけだった。

 グループの中核会社である京王電鉄バス営業部の玉野利章・営業推進担当課長は「子どもを営業所に入れるのは危ない、前例がないと、できない理由を並べ、どうしたらできるかという発想に乏しかった」と話す。

 中には1人で30件もの投書を寄せた社員もおり、提案が採用されることが、社員のやる気にもつながっているという。日本バス協会(千代田区)によると、「社員による提案制度は全国のバス会社でも珍しいのではないか」と話す。

 プロジェクトのきっかけは2008年秋のリーマン・ショックだった。それまでは景気低迷や格安ツアーバスとの競争激化の中でも年に1〜2%の割合で乗客を増やしてきたが、リーマン・ショックを機に3%減と減少に転じた。

 また同時期、覆面調査員による調査でも、運行の本数や時間帯について、不便さを感じる乗客の声が集まった。「自社の認識と利用者の評価に隔たりがあることを痛感」(玉野課長)。

 減収に歯止めをかけ、利便性の向上を図るため、09年秋、プロジェクトを始動させ、同時に販売強化策も行った。その結果、「乗客はリーマン・ショック前の水準におおむね戻りつつある」(営業部)という。

 同グループでは、徒歩や自転車ですら競争相手に見えるという。例えば、運賃が170円区間の通勤定期券は1か月7650円。「デフレの今、1か月の定期代で自転車が買える。バスの割高感を払拭するには、サービスの向上が急務」と玉野課長。既設のバス停の間隔や運行経路など、見直しの余地はまだあり、「採算は度外視できないがニーズをきめ細かくくみ取りたい」と、さらなる改善に挑んでいる。

(2012年3月7日 読売新聞)

787チバQ:2012/03/14(水) 21:50:18
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13316380270533
常澄駅と湊線結ぶバス路線新設へ 茨城交通

茨城交通(本社水戸市、任田正史社長)は4月1日、大洗鹿島線常澄駅(水戸市常澄)とひたちなか海浜鉄道湊線を結ぶ乗合バスの路線「常澄駅線」を新設し、運行を始める。路線新設は昨年9月の大宮金砂郷線以来。

常澄駅線は、ひたちなか市の西十三奉行アパート前から住宅地を通り、湊線那珂湊駅経由で常澄駅へ向かう路線と、常澄駅から西十三奉行アパート前に至る路線の往復。新設理由について同社は「新興団地と水戸、勝田方面を結び、通勤通学や買い物の利便性を高める」と話した。

停留所7カ所を新設。1日10、11本(平日)運行。運賃は片道160〜300円。

また同社は4月から、JR水戸駅南部で運行中の「買い物バス」の路線を一部見直す。常磐線南側の水戸市本町地区と北側の三の丸地区を結んでいる路線を見直し、本町地区から水戸市役所などを通り駅南口へ行く路線と、駅南口から本町、城東、三の丸各地区を経て駅北口に行く路線を設ける。

同社は「買い物バスの利用が少ないため、住民意向を調べ、駅や市役所、病院の利用をしやすく路線を見直した」としている。

788チバQ:2012/03/14(水) 21:50:50
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120314-OYS1T00704.htm
補助金対象外の試験運行バス、福岡市が高額広告

 福岡市は、西日本鉄道(福岡市)が昨年10月から試験運行している国道202号福岡外環状道路沿いの路線(福大病院〜西鉄大橋駅、11キロ)バス5台すべてに、4月から1150万円をかけて「公共交通を利用しましょう」などと描いたラッピング広告を出す。同路線は利用者が低迷しており、年間数千万円の赤字が見込まれるが、運行費補助制度の対象外。広告費は他市に比べて高額な上、西鉄グループの広告会社が受注することから、「実質的な補助金ではないか」との声も上がっている。

 福岡市には駅やバス停から1キロ以上離れている「公共交通空白地」を対象に、市が運行経費を補填(ほてん)する制度があるが、今回の区間は、周辺をバスが運行しているため対象外。

 市は、周辺住民からの要請を受け、昨年1〜4月に今回の路線で、西鉄、九州運輸局などとともに外環状道路活用という名目の社会実験を実施。しかし、1日2000人の利用目標に対し、実際は800人しかなく、市は西鉄に対し、期間中の赤字補充のため約1600万円を支出した。

 西鉄は「地元からの要望が強く、短期間の運行では判断できない」として、昨年10月から1年間の予定で試験運行を開始。毎日20〜26往復を運行している。

 しかし、採算に乗せるのに必要な1日1500人の利用に対し、700〜800人にとどまっている。これに対し、市は使用されているバス5台すべてに車体をシールで覆うラッピング広告を施し、住民への利用を呼びかける予定で、費用は1台230万円に上る。

 一方、昨年10月から、「ノーマイカーデー」を呼びかけるため西鉄バスの車体の一部にラッピング広告を行っている北九州市では、1台当たりの費用は80万円で、福岡市の3分の1に収まっている。

(2012年3月14日 読売新聞)

789チバQ:2012/03/15(木) 22:46:05
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001203150003
宮古−釜石 直通便を運行へ 県北バス
2012年03月15日

 県北バス(盛岡市)は4月から、宮古市と釜石市を結ぶ直通バスを運行させる方向で調整に入った。震災後、同区間は山田町で県北バスと岩手県交通のバスを乗り継ぐ必要があり、地元自治体が働きかけていた。


 JR東日本が震災で不通になった山田線の同区間をBRT(バス高速輸送システム)に切り替えることを検討しており、自治体側には直通バスを走らせて牽制(けんせい)する狙いもありそうだ。


 震災後、宮古―山田間は県北バス、山田―釜石間は県交通が運行しているが、JRの定期券や回数券の購入者以外は通常料金になるため、宮古―釜石間は計1460円。JRの1110円より割高だった。


 当面、往復2便で、停留所は沿線の4市町1カ所ずつに減らし、宮古―釜石間を1時間35分で結ぶ計画だ。通常のバスより20〜30分短縮し、運賃もJR並みを目指す。


 JR東日本の「いわてデスティネーションキャンペーン」に合わせて4〜6月に走らせ、利用状況をみてその後の展開を検討する。


 BRTは本来は専用路線を走るが、JR東日本の構想では山田線の鉄橋が流された部分は国道を走ることになるため、路線バスと似たルートになる。

790チバQ:2012/03/22(木) 21:56:50
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2176214.article.html
唐津〜長崎の高速バス 「レインボー壱岐」廃止へ
 昭和自動車(本社唐津市、金子晴信社長)は、唐津−長崎間の高速バス「レインボー壱岐号」の運行を今月末で終了する。主に壱岐からのフェリー利用客向けの唯一の長崎便だったが、利用客の減少が続いていた。

 壱岐号は1989年7月、長崎県営バスとの共同運行でスタート。壱岐フェリー発着所から唐津市中心部、大村、諫早を経由して長崎駅前に到着するルートで1日3往復を運行していた。

 しかし、フェリー利用客の減少などで乗降客は年々落ち込み、10年度は約1万7千人と、ピーク時(99年度)の3万2千人からほぼ半減。06年には長崎県営バスが撤退し単独運行を続けてきたが、「採算割れが続き、今後も好転が見込めない」(同社乗合事業部)として運行終了を決めた。

 唐津東港のフェリー発着所と唐津市中心部を結ぶ路線は確保するという。

2012年03月17日更新

791チバQ:2012/03/22(木) 21:57:43
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120319-OYO1T00621.htm?from=top
高速バスで「ちょっと関西へ」…中四国発 週末の早朝ラッシュ




大阪方面に向かうバスに乗り込む人たち(17日午前、高松市で)=長沖真未撮影 土曜の早朝、中四国地方などから京阪神に向かう高速バスが、通勤ラッシュ並みに混み合う。大荷物の旅行者は少なく、軽装の若者や熟年夫婦らが目立つ。目的は、買い物、コンサート、就職活動、都会にいる友人と会うなど人それぞれ。中四国の発着場で3月上旬、記者が聞いたところ、高速バスを生活の足と捉えている人が多かった。地方在住者の週末生活圏が広がっている。

普段着
 広島県福山市のJR福山駅前。土曜の午前8時過ぎ、「大阪難波」行きの高速バス(定員38人)に、ジャケット姿の男性や熟年男女らが次々と乗り込み、満席になった。その1人、市内の看護師川本真理子さん(24)の目的は、好きな音楽グループの大阪ライブ。日帰りなので、キュロットスカートの普段着に荷物も肩掛けバッグ1個。片道約4時間かかるが「都会に出ると、普段と違う雰囲気を味わえて楽しい」と笑顔を見せた。

 目的はレジャーに限らない。JR松江駅前では、松江市の島根大大学院2年の福井裕さん(27)が、就活のためJR三ノ宮駅行きバスに乗り、神戸市の実家に向かった。「就活セミナーが土日曜に集中しているので、週末泊まりがけで京阪神に向かう学生は多い」

割安
 高速バスは、松江―大阪間で片道5000円前後と、鉄道の約半額で済むなどの割安感があることから近年、利用者を増やしている。ジェイアール四国バスなどのグループは、高松―大阪間で2001年3月に1日12往復便の運行を開始。週末の午前便の利用増から、現在、32往復便に増やした。輸送人員は01年度の約15万人から10年度に約41万5000人と2・8倍になった。ETC(自動料金収受システム)搭載車の土日祝日の高速料金の上限が1000円だった09年3月〜11年6月には、マイカー利用者が増えたものの、その後、高速バスの利用者が回復したという。

 同路線では、2グループが毎日計48便を運行。ほかに日帰り買い物ツアーバスもあり、運行会社の担当者は「大阪駅に商業施設『大阪ステーションシティ』ができてから、乗車率はほぼ100%で推移している」と話す。

都心の情報ネットで入手
 流通ジャーナリストの金子哲雄さんの話「買い物や余暇、医療など都心の充実したサービスへの関心は、地方在住者間で以前から高かった。IT技術の進歩で都心の情報を得やすくなり、安い高速バスとの組み合わせから、地方在住者の週末の生活様式が変化している」

(2012年3月19日 読売新聞)

792チバQ:2012/03/22(木) 21:58:23
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203170139.html
駅前集約バス停20日運用開始
 福山市は20日、JR福山駅南口で3カ所に分散していたバス停を駅前広場に集約する。併せてバス事業者ごとだったバス停を、行き先の方面別に変更する。

 駅前広場約1万4千平方メートルの南側に、バス停12カ所を設置した。高速バスと、循環バスを含む方面別の乗降場が10カ所、降車専用が2カ所となる。8台分のバス待機所も確保した。20日の始発便から運用する。

 これまでのバス停は駅南口と、約100メートル南の再開発ビル「アイネスフクヤマ」前など3カ所に分散。行き先が同じ方面でも事業者ごとでバス停が異なるため、不便との声が上がっていた。

 市は、タクシーの乗降場や待機所も整備。13日には新しいバス案内所も開設した。引き続き車道や歩道の舗装工事を進め、29日に現地で完成式を開く。

 福山駅南口は、1日計約1800便の路線バスや高速バスが発着する。市都市交通課の村上亨課長は「乗降場の全面運用で、利用者の利便性向上につなげたい」と話している。

【写真説明】20日に全面運用が始まる駅前広場のバス乗降場

793チバQ:2012/03/22(木) 21:59:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20120322-OYT8T00075.htm
バス停まで送迎タクシー・・・佐世保市が鹿町で社会実験

 佐世保市は21日、同市鹿町町で、利用者をバス停まで送迎する予約型乗合タクシーの社会実験を始めた。マイカーなどがない交通弱者対策が目的。7月20日まで続け、利用率や利用者へのアンケート結果を基に、本格導入するかどうかを決める方針。

 鹿町町にはタクシー会社がなく、バス路線は南北に走る西肥自動車だけ。自宅からバス停が遠い高齢者などが不便さを訴えており、市は対策を検討していた。

 実験は、鹿町町の北部と南部を3地区ずつに分けて実施。委託を受けた同市江迎町のタクシー会社2社が、それぞれの担当地域の地区ごとに週2日、1日4往復運行する。日曜は運休。

 利用する場合は、前日までにタクシー会社に住所やバス停(指定された7か所から選択)、希望時刻などを電話で連絡する。運賃は利用するバス停によって片道300円か600円で、通常の半額以下。差額は市が委託料として2社に支払う予定で、実験中は180万円を見込んでいる。

 21日、鹿町行政センターで出発式が行われ、朝長則男市長は「住民の声を十分に聞き、今後、他の交通不便地区にも広げていけたら」と話していた。

(2012年3月22日 読売新聞)

794チバQ:2012/03/26(月) 20:59:31
>>584
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120326_12
循環バス平均乗車1人未満 滝沢・巣子駅を発着

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 滝沢村のIGRいわて銀河鉄道巣子駅に、県交通(上野聖二社長)が乗り入れ運行する「巣子循環線」の利用が低迷している。2月は計105回の循環運行に対し乗車人数は93人で、1便当たり平均約0・89人。村はダイヤ改正を同社と協議し利便向上を図りながら、公共交通維持へ住民に積極的な利用を呼び掛ける。

 巣子循環線は同駅に到着する上下線の列車の接続時間に合わせ、ロータリーを発着して平日に1日5便運行。巣子地区内の約5キロを約15分で1周する。同駅の利用者は現在、1日平均約900人。一方で循環バスは昨年7月の運行開始後、1回り当たりの利用者が1人を満たした月はない。

 巣子地区に住む主婦(55)は「電車の運賃が高く、バスにまでお金を使えない」と同駅から自転車で帰宅。教員の女性(53)は「バスは時間が合わない」と、通勤通学客は無料の駐車場を利用し、マイカーで駅に通う。

 村は巣子駅開業に合わせ2006年、県交通と県北バスに委託して駅乗り入れの循環バスを運行したが、利用者が低迷し、赤字の増加で2年計画を約9カ月で打ち切った経緯がある。

 今回の循環バスは06年と異なり、村補助がない県交通の自主運行。同社では、巣子地区の車庫を出発して盛岡市中心部に向かうバス路線もあり、駅に乗り入れることで「競合」も懸念されたが、村の要望を受け運行。乗合自動車部の高橋信幸次長は「運賃も最低の140円(大人)に抑えている。制約が多い中で努力しているが、要望と利用がマッチしていないと感じる。時間改正を含め村と協議したい」とする。

【写真=巣子駅を発着する循環バス。2月の1便当たりの利用者は0・89人と低迷している】

(2012/03/26)

795荷主研究者:2012/03/31(土) 18:38:00

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201202080049.html
'12/2/8 中国新聞
タクシー乗降場の社会実験へ

 広島県タクシー協会呉支部などは20〜27日、呉市のJR呉駅前の国道31号でタクシーや観光バスの乗降場を設ける社会実験を実施する。常態化する客待ちタクシーの路上駐車を、先頭の乗降場に後続車を順次送り込む「リレー方式」で解消。一般車の安全確保を図る。結果を踏まえ4月以降、本格実施する方針。

 昭和橋西詰交差点周辺(中央)から西中央1丁目交差点周辺(西中央)までの約400メートル区間で実施する。駐停車禁止や駐車禁止区間に専用スペースを設け、タクシーやバスに限り駐車できるようにする。広島方面に向かう車線で歩道に切り込んだバス停車区間などにタクシー乗降場3カ所、計8台分を設置。観光バスは路肩に1カ所、2台分設ける。

 呉署によると、実験区間のうち、西中央のそごう呉店周辺での客待ちが目立つ。そごう前のバス停後方の駐停車禁止区域にほぼ常に1台が停車している。

 対向車線でも問題が生じている。呉市中心部に向かう3車線のうち左側の車線にタクシー数台が停車。交差点を左折する一般車はいったん車線変更して元の車線に戻らなければならない実態がある。また、左側の車線にいるタクシーがそごう前に向かうため真ん中の車線を超えて右側の車線に移動、交差点をUターンして他車の通行を妨げているという。

 観光バスも、県呉庁舎前の駐車禁止区域で乗客を乗降させる状態が続いている。

 県タクシー協会呉支部、個人タクシー呉協同組合、呉署、国土交通省、市が昨年6月から実験準備を進めてきた。乗降場の利用状況などを調べ、位置や数は適当かを検証する。

【写真説明】客待ちタクシーの停車が常態化しているそごう呉店近くの国道31号

796とはずがたり:2012/04/02(月) 09:08:14
何処から買うのかね?

2012年1月19日 毎日新聞 地方版
仙台市営バス:中古車を購入へ コスト削減で復興に/宮城
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/1437

797とはずがたり:2012/04/02(月) 09:10:11
>>794
1人未満はひでぇ。
こんな老人への税金垂れ流しする程カネ余っているなら保育園への補助金を拡充するべきやヽ(`Д´)ノ

798チバQ:2012/04/03(火) 20:45:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120403/plc12040319120021-n1.htm
2つの長距離バス事業、国交省が一本化 「乗り合い」に集約へ
2012.4.3 19:10
 国土交通省の「バス事業あり方検討会」は3日、東京−大阪など長距離を運行する高速ツアーバスの事業者に対し、平成25年度までに乗り合いバスに移行することを求める報告書をまとめた。

 乗り合いバス事業者は道路運送法に基づく運行計画や運賃設定などについて国に事前の届け出が必要で、停留所の設置も義務づけられる。

 高速ツアーバスをめぐっては、ターミナル駅周辺の場所を停留所代わりに停車して、周辺で渋滞を引き起こすなどのトラブルが相次いでいた。国交省は高速ツアーバスに停留所設置を義務付けることで、トラブル解消につながると期待している。

 高速ツアーバスは旅行業者などが客を募集し、バス事業者が運行を請け負う「旅行商品」で、道路運送法の適用対象外。平成12年の規制緩和で旅行業者が参入可能となり、大手バス会社が運行する、高速乗り合いバスより割安な運賃や利用者がインターネットを通じて買える手軽さなどから急成長。22年利用客は17年(23万人)の26倍超の600万人に上っている。

 一方、大手バス会社からは、不公平を指摘する声が上がっていた。

799とはずがたり:2012/04/04(水) 20:32:29
先日混む油小路を走行中,京都駅発布施行きのバスを目撃。聞いたこと無いが大阪バスという割りと大きな名前を掲げたバス会社が運行しているようである。

ということで調べてみた。wiki様々やねぇ。

大阪バス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%83%90%E3%82%B9

概要

2002年(平成14年)1月に前田観光自動車(本社・京都府福知山市)が大阪西鉄観光バス(本社・大阪市平野区)を西日本鉄道から買収して設立された。その後、クリスタル観光バスを買収するなどして順次子会社化し、これら各社によって北海道から近畿地方まで幅広い事業エリアをもつ。貸切専業であったが、2011年から高速バス事業(乗合許可を得た路線バス)にも進出している。

現在は大阪バス本体が観光バス38台、グループ各社を含め300台余りを保有する国内有数の大手観光バス事業者となった。

クリスタル観光バス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E8%A6%B3%E5%85%89%E3%83%90%E3%82%B9

株式会社クリスタル観光バスは、貸切観光バス事業を行っている会社。本社は、和歌山県和歌山市西浜866番地。

大阪バスによる買収直後までは、グループ内に「株式会社クリスタル観光バス」という同名の会社が、和歌山の当社のほかに東京都北区滝野川5丁目53番1号(現・東京バス株式会社)、愛知県名古屋市北区新沼町3番地(現・名古屋バス株式会社)、大阪府東大阪市稲田新田町2丁目5番1号(現・近畿観光バス株式会社)に合計4社存在していたが、2007年8月現在和歌山本社を除く各本社は社名を変更している。

現在は和歌山のみ、大阪バスグループに所属しなかった結果、引き続き「クリスタル観光バス」の名称を名乗っている。社名を変更したグループ会社については大阪バスを参照。

概要

かつては人材派遣、業務請負の事実上最大手だったクリスタル(現 ラディアホールディングス・プレミア)の子会社群。2001年10月から近畿日本鉄道系の東京近鉄観光バスなどの私鉄系の観光バス会社を次々買収して、それぞれの社名(商号)を「株式会社クリスタル観光バス」とした[1]。

その後グッドウィル・グループ(現 ラディアホールディングス→アドバンテージ・リソーシング・ジャパン)のクリスタル買収に伴う労働者派遣事業以外の事業見直しにより、各地の「クリスタル観光バス」と整備専用会社は大阪バスへ売却された。

800チバQ:2012/04/05(木) 23:18:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120405/CK2012040502000150.html
デマンドタクシー 6市町で試験運行 課題は運行費抑制
2012年4月5日

試験運行された君津市のデマンドタクシー「きみぴょん号」。秋には運行エリアを拡大して運行再開される=昨年11月、君津市で


 バス並み料金で、タクシーの便利さを−。こんな乗り合い型の「デマンド(要望)タクシー」の試験運行が、県内で行われている。交通機関のない地域では、高齢者の“足”として期待されている。一人暮らしの高齢者は県内でも十九万人おり、少子高齢化社会の新たな公共交通とも位置付けられている。本格導入できるかどうかは、運行経費をどこまで抑えられるかが、カギのようだ。

 デマンドタクシーは、「ドアtoドア」で利用者を自宅から目的地まで運んでくれる。料金はどこも一回三百〜四百円程度に設定されている。

 仕組みは、利用者が電話やインターネットで利用したい時間や目的地を予約し、予約センターで他の利用者の希望と組み合わせ、乗り合いタクシーを運行するのが基本だ。利用には、事前登録が必要なケースが大半だが、バスのように停留所まで行く必要もない。

 県などによると船橋、君津、山武、袖ケ浦、佐倉の五市と一宮町で実証試験が続いている。いすみ市と酒々井、芝山の両町はすでに本格導入済みだ。

    ◇

 運行は、どんな状況で行われているのだろうか。

 二〇〇四年から運行を始めたいすみ市の場合、当初は最もひどい時で千六百万円の赤字を市が負担した年もあった。路線バスに比べ、運行経費がかかるためだ。

 しかし、予約システムの改善や車両をセダン型から乗り降りしやすいワンボックス型に変更したことで利用者も増え、〇九年度から徐々に収支は改善。一日平均の利用者は当初の十八人程度から二十六人まで増えた。一〇年度は料金収入百五十万円に対し、支出は三百万円。百五十万円が市の負担になったが、持ち出し額は大幅に減った。

 昨年秋から試験運行を始めた君津市では、利用登録が四カ月で約千七百人に。一日の平均利用者も三月は二十五人で「口コミで利用者が広がった」(担当者)とまずまずの感触のようだ。試験運行は三月末でいったん終わったが、市民の要望もあり秋までに再開させる。運行エリアも、JR久留里線沿線の一部から同線エリアの全体に拡大する。

 一宮町では、六十五歳以上と障害者に対象を限定し、無料で月八回まで利用できる独自方式で試験運行中。都市部の船橋市でも、三月末までだった試験運行について、一二年度も再度行う経費を予算化した。

 一方で、大網白里町は利用者が想定通りに増えず、試験運行を三月末で終了した。一日二十人程度の利用を見込んだが、二、三人にとどまり、市の負担が年一千万円近くになったためという。

 どこの自治体もデマンドタクシーを、路線バスやコミュニティバスと合わせた「新たな公共交通サービスの一つ」(船橋市)と位置付ける。そして赤字を減らす経費の改善策に知恵を絞っている。

801チバQ:2012/04/06(金) 23:57:46
http://www.mbs.jp/voice/special/201204/05_post-8.shtml
■「神戸のタクシー なぜ“連鎖倒産”?」 2012/04/05 放送


 神戸のタクシー会社で今、「連鎖倒産」が相次いでいます。

 長引く不況でタクシーの利用客は落ち込んでいるものの、倒産の直接の原因は売り上げの減少ではないようなんです。

 一体、何が起きているのでしょうか。




タクシー会社が75社ある、観光地・神戸。

 今、この場所で、中小のタクシー会社の「連鎖倒産」が相次いでいるというのです。

 <タクシー運転手>
 「神戸でも3、4社かな。掛け金が積もり積もって、ものすごく負債がある会社があると」
 <タクシー運転手>
 「うちも倒産いっぺんした… ごっつう損した」

 ここ数年で倒産した会社は14社。

 次はどこが潰れるのかと、タクシー会社の経営者は不安を隠せません。

802チバQ:2012/04/06(金) 23:58:26
<垂水タクシー 永田敏之社長(59)>
 「人ごとやないなと。明日はわが身という感じですね。なんや底なし沼にはまったような感じで」

 止まらない連鎖倒産…

 取材を進めると、あの年金問題との関わりが浮かび上がってきたのです。

 <AIJ投資顧問 浅川和彦社長>
 「最初からだますつもりは全くありません」

 <公明党 竹内譲衆院議員>
 「そんなことは通用しませんよ、道理として」


--------------------------------------------------------------------------------

 神戸市内にある創業50年の「垂水タクシー」。

 従業員はおよそ90人います。

 社長の永田敏之(ながたさとし)さんは、父親から会社を継いだ元銀行マン。


 堅実な経営で、数年前までは順調に売り上げを伸ばしてきましたが、今は「連鎖倒産」の恐怖に震えているといいます。

 <垂水タクシー 永田敏之社長>
 「何ともやり切れん気持ちですね。ほんと、底なし沼にはまったような感じで」


 きっかけは6年前。

 神戸市内の中小のタクシー会社、50社が加入していた「厚生年金基金」の解散でした。

 3階建てと言われる年金制度。

 1階と2階は国が運用する「公的年金」にあたります。

 3階部分は、企業が独自に運営する制度で、中小企業の多くが同じ業種で集まって「厚生年金基金」をつくっています。

 厚生年金の資金の一部(代行部分)を、国に代わって運用することが認められ、高度経済成長期は高い利率で運用益を上げていましたが、バブル崩壊後、運用実績は大幅に落ちました。

 基金が解散しても、国から預かっていた「代行部分」は返済しなければなりません。

 「垂水タクシー」が入っていた基金の解散に伴う国への返済額は、総額71億円。

 それを加入していた50社で負担することになったのです。

 「垂水タクシー」の負担金は、およそ1億6,000万円。

 10年かけて返すという取り決めでした。

 厳しい経営状況の中、永田社長は少しずつ国に返済していきました。

 そんな中、先月届いた1枚の書類。

 負担金の残高を、再計算したものです。

 <垂水タクシー 永田社長>
 「いま現在で9,300万円。これだけ今まで払ってきたと」
 (Q.引き算をすると?)
 「6,300万円ですね、6,400万円弱ですね」

803チバQ:2012/04/06(金) 23:59:09
ところが…

 <垂水タクシー 永田社長>
 「最終的には9月になると、負担金は、私の所が一番少ないですけど4億4,200万円になる」
 (Q.相当な額だと思うんですが?)
 「相当というか、現実離れしてるというか。この数字だけ見ると、ちょっと可能な数字ではないですよね」

 やっとの思いで返済してきた負担金が、およそ7倍に膨れ上がっていたのです。

 なぜでしょうか。

 「厚生年金基金」が解散した場合、加入していた会社が負担金を国に返済しますが、倒産する会社があれば、その会社の返済分を残りの会社が肩代わりしなければならないのです。

 残った会社は、次々に返済額が増えたというわけです。

 その負担に耐え切れず、今年1月までに神戸では14社が「連鎖倒産」しました。


 さらに…

 <記者リポート>
 「神戸市東灘区のこちらのタクシー会社も、解散した『厚生年金基金』に加入していました。この会社は、先月14日に廃業したということです」

 新たにタクシー会社が破たんすれば、「垂水タクシー」の負担額も増えていくのです。

 <垂水タクシー 永田社長>
 「人ごとやないなと。明日はわが身やなという感じですね… この前も社員全員集めてこの話をしたが、やっぱり不安はありますよね、社員にとってはね、自分の会社がどうなるかということでね」


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 2年前から「垂水タクシー」の乗務員をしている、迫水光志さん(57)。

 以前は神戸市内の別のタクシー会社に勤務していましたが、この年金問題で3年前に倒産したといいます。

 <迫水さん>
 「(会社の)業績が悪いわけではないのに、何でやろという気はあった。社長の説明でも、年金基金か何か知らんけど、それ払っていくのにどうという説明なかったですからね。ただ、継続が難しいという話ですからね」

 ようやく仕事が見つかり、ホッとしたのも束の間。

 「年金」による借金が、再び会社の経営を圧迫していることに戸惑いを隠せません。

 <迫水さん>
 「がっくりきますよ。まあ言うたら続けてですからね、自分は… はたしてそれ、自分らが(年金)もらう時にもらえるかというのもあるし、おそらくそれで潰されるんちゃうかという気もあるし、年金の問題でね」

 現在、およそ600ある「厚生年金基金」のうち、国から預かった「代行部分」を返す資金が不足している基金は4割近くあり、不足額は6,289億円。

 大手とは違って、中小企業が返済するのは容易ではありません。

 何としても穴埋めをしたい…

 そんな切実な思いを抱える基金に忍び寄ったのが、高利回りをうたっていた「AIJ」投資顧問だったのです。

804名無しさん:2012/04/06(金) 23:59:36
 <AIJ投資顧問 浅川和彦社長・衆議院財務金融委員会 3月27日>
 「はっきり申しまして、最初からだますつもりは全くありません」

 「AIJ」が預かった資産は、およそ1,500億円でしたが、そのうち顧客に返済できるのは81億円しか残っていません。

 <民主党 近藤和也衆院議員・衆議院財務金融委員会 3月27日>
 「浅川さん個人として、受け取っていた部分はいくらでしょうか?」
 <AIJ投資顧問 浅川和彦社長>
 「年収で7,000万前後だと思います」

 <公明党 竹内譲衆院議員>
 「あなた、財産のすべてを弁償に充てるべきではありませんか?」
 <AIJ投資顧問 浅川和彦社長>
 「報酬は水増しした額でもらっているわけではございません。ですから、報酬を多く取ったとか、どこかからだまし取ったとか言うつもりはまったくございません」
 <公明党 竹内譲衆院議員>
 「それは通用しませんよ。偽計によって金を集めてるんですからね」

 「AIJ」の問題をきっかけに、クローズアップされた「厚生年金基金」の制度。

 「垂水タクシー」が加入していた基金が、「AIJ」に運用を委託していたわけではありませんが、以前からこの制度の問題点は指摘されていたといいます。

 <垂水タクシー 永田社長>
 「この問題は今に始まったことではなく、10年も20年も前から出てた問題なんですよ。それに対して国というか厚生労働省というか、何ら対策を打たなかったと、何もしてこなかったということについては、ちょっと憤りというか残念というか… この際、とにかくその基金というものを見直してほしいというのが素直な気持ちですね」

 こうした問題に、国はどう対応するのでしょうか。

 <藤村脩官房長官・3月23日>
 「国として、あるいは厚生年金全体として、積み立て不足を何か負担するということは考えていません」

 老後の安定を支えるはずが、今の生活を脅かす存在になってしまった年金制度。


 倒産が倒産を呼ぶ悪循環は全国に広がる恐れもあり、何らかの対応が求められています。

805荷主研究者:2012/04/08(日) 15:19:06

http://kumanichi.com/news/local/main/20120220007.shtml
2012年02月20日 熊本日日新聞
乗り継ぎ拠点、7区域に 熊本市のバス網再編

 熊本市は20日、公共交通体系の将来像を描いた「グランドデザイン」を公表した。使いやすく効率的な公共交通ネットワークの確立に向けた基本的施策を提示。これまで進めてきたバス路線網再編に加え、公共交通の空白・不便地域の解消を盛り込んでいる。

 同市で開いた「バス交通のあり方検討協議会」(会長・坂本正熊本学園大教授)の最終会合で報告した。

 高齢化や環境問題への対応を背景に、公共交通の利便性を高めてマイカーからの転換を促す狙い。新たな公共交通ネットワークを構築するため、(1)基幹公共交通の強化(2)バス網再編(3)公共交通空白・不便地域への対応−を基本的施策に挙げた。

 核となるバス網再編については、市とバス事業者4社によるプロジェクトチームの検討内容を踏まえた「イメージ案」を提示した。交通センターをメーンターミナル、JR熊本駅をサブターミナルと位置付けて一極集中を緩和。

 市が2008年度に策定した地域公共交通総合連携計画で24カ所としていた乗り継ぎ拠点を、実現可能性や効率性の観点から郊外の7区域に絞り込んだ。多くは場所を特定せず、川尻町−富合駅など区域にとどめている。

 路線の効率化や時刻表・路線図の統一なども挙げ、ICカードの導入も盛り込んだ。

 グランドデザインは、県と市が14年度に策定する熊本都市圏の都市交通マスタープランにも反映させる。

 08年5月に発足した同協議会は今回で終了。検討事項は、鉄道やタクシー事業者を加えて5月に発足予定の「公共交通協議会」(仮称)が引き継ぐ。(森紀子)

806荷主研究者:2012/04/08(日) 15:24:09

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120225104.htm
2012年2月25日02時39分 北國新聞
小松駅−空港に電気バス 県内初運行

 小松市内を運行する路線バスに新年度、石川県内で初めて電気バスが導入される。市は環境に優しい最新バスを小松の玄関口を結ぶJR小松駅―小松空港間で運行させ、空港などとともに「乗り物の街」をPRする特色として観光誘客を進める。市は新年度当初予算案にバス1台の購入費など7840万円を計上する。

 小松市によると、電気バスは定員約30人で、小松駅−小松空港の4・4キロを運行し、市内2カ所程度に充電施設を設ける。車両は受注生産のため、運行開始は今年末から来年初めになる見通しで、それまでに運行本数や運賃などを決定。イベント時のシャトルバスなどの利用も検討する。

 小松市には空港のほか、日本自動車博物館や電気バスも製造するジェイ・バス、建設機械を生産するコマツの工場がある。市は先端技術を活用した電気バスを導入することで、「乗り物の街」を広く発信する。

 小松駅−小松空港の路線は現在、小松バスが運行し、利用者数は市内路線で最も多い。市は北陸新幹線金沢開業が迫る中、電気バスの導入で市内の公共交通の機能強化を図り、誘客につなげる。排ガスを出さない利点を通じて環境に優しい街もPRする。

807チバQ:2012/04/08(日) 18:44:17
>>560>>577>>603>>615
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120408/fkk12040802080000-n1.htm
フェニックス号に“出戻り”JR系の福岡−宮崎高速バス
2012.4.8 02:08
 ■「利用客低迷 路線残すための決断」 単独運行25日まで

 JR九州の子会社ジェイアール九州バスは、福岡−宮崎間で昨年4月から単独運行している高速バス「たいよう」の運行を25日で終了し、西日本鉄道など4社が同区間で走らせる「フェニックス号」の共同運行に再加入する。九州新幹線開業をきっかけにした営業戦略の対立で1年間、共同運行から離脱したものの乗客数を伸ばせず、元のさやに収まることになった。

 福岡−宮崎の高速バスはフェニックス号と名付けられ、昭和63年から西鉄など3社、翌年にJR側が加わって4社で運行してきた。

 しかし、昨年3月の九州新幹線の全線開業に合わせ、JR側が高速バスに新幹線効果をもたらそうと、新八代駅と宮崎を結ぶ高速バスの新路線を開設したことで、西鉄側との“不協和音”が発生。その影響が福岡−宮崎間のフェニックス号に及び、JR側は昨年4月から単独で「たいよう」(1日10往復)の運行を始めた。

 しかし、四半世紀近くの歴史を持つフェニックス号に比べ「たいよう」は知名度で大きく劣ることや、JR側が打ち出した運賃(片道最安値2500円)に対し、フェニックス号側もただちに同額となる割引制度を導入したことで競争力が低下。

 片道1700円程度の格安ツアーバスの増便もあって「たいよう」の1便当たりの平均乗客数は目標の13〜14人に及ばず、9・7人と低迷した。

 さらに今年7月には福岡−宮崎の航空路線が現状の1日12往復から14往復に増便されることになり、JR側は「競争はさらに激化し、単独運行では限界がくる」として、フェニックス号共同運行への再加入を今年2月、西鉄側に申し入れた。

 JR側の再参入で、フェニックス号は今月26日のダイヤ改正で1日24往復から28往復に増便される。

 ジェイアール九州バス企画部の担当者は「乗客数が伸びない中、路線を残すための決断だった」と説明。西鉄側は「増便によりフェニックス号の利便性がさらに増す。福岡−宮崎はバスが便利です」としている。

808チバQ:2012/04/09(月) 21:09:40
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204090030.html
高速バスの路線変更に危機感
 2012年度の中国横断自動車道尾道松江線の延伸に伴い、広島と出雲、松江方面を結ぶ高速バスに、高速ルートを外れる島根県飯南町内から乗降できなくなる可能性が高まっている。町は「住民の移動手段が奪われる」と、バス会社に現行ルートでの運行継続を求めている。県も調査に乗り出し、支援策を探る。

 尾道松江線の吉田掛合インターチェンジ(IC、雲南市)―三次ジャンクション・IC(三次市、仮称)間48・7キロが12年度中に開通する予定。開通後、広島市と松江、出雲両市の間で高速バスを共同運行する一畑バス(松江市)と広島電鉄(広島市中区)、中国ジェイアールバス(同市南区)は飯南町などの国道54号から、同区間にルート変更する方針でいる。

 3社は現在、松江―広島間を1日14往復、出雲―広島間を同8往復している。特急を除く計14往復が町内の5停留所で乗降できる。昨年の町の調査で5停留所を1日平均35人が利用。町は「通院や買い物などで定期的に使っている」という。

 一畑バスの吉田伸司営業部長は、路線変更を「運行時間を短縮し、顧客ニーズに応えたい」と説明する。

 一方、山碕英樹町長は「中山間地域から都市部へのアクセス手段が大幅に減る」と危機感を募らせる。2月に3本社を訪れ、両路線を現行ルートのまま1日3往復ずつ残すよう要望書を提出した。

 県も、町内から高速バスに乗降できなくなった場合の代替手段を調査する予定。県交通対策課は「住民にどんな支援策が必要なのか、まずデータを集めたい」としている。

【写真説明】飯南町内を走る広島―松江間の高速バス。左は頓原停留所

809チバQ:2012/04/12(木) 21:58:23
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20120412104.htm
金大周辺、無料バス発車 金沢の不動産8社
無料シャトルバスに乗り込む学生=金大角間キャンパス
 金沢市内の不動産8社は11日、金大周辺の同市もりの里地区で、自社物件の入居者を対象にした無料シャトルバスの運行を開始した。顧客である学生の通学利便性の向上が狙いで、平日の朝夕に各2便を走らせる。
 3月上旬に運行を決め、大学1年生を対象に利用者を募ったところ、1カ月ほどで約200人から申し込みがあった。

 初日は、授業の本格スタートがまだとあって満車にはならなかったが、バス停では専用の乗車パスを掲示してバスに乗り込む学生の姿が見られた。今後、時期を見て対象を2年生以上にも拡大していく方針である。

 バスを運行する不動産業者は次の各社。

 アーバンホーム、アイシン不動産、アカネ不動産商会、オーキッド、新東商事、パコム、萬屋商会、コープ総合リビング石川

810荷主研究者:2012/04/18(水) 01:12:18

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/32905.html
2012年3月6日 新潟日報
高速バス、長岡から空港へ乗り入れ

県が社会実験、25日から

 県は25日から高速バスの長岡―新潟線を新潟空港まで直接乗り入れる社会実験を始める。1日4便で、新潟空港発着の全ての路線に接続が可能。昨年10月に社会実験を始めた上越からの高速バスも利用者の多い仁川(韓国)線に乗り継ぎやすいダイヤに変更する。

 新潟空港では2012年度上期ダイヤに切り替わる25日から、成田線や名古屋(小牧)線の就航をはじめ国内、国際線で増便が相次ぐ。これに合わせ県は、空港アクセスの利便性を向上させることで需要の掘り起こしにつなげたい考え。

811荷主研究者:2012/04/22(日) 00:38:05
せっかくの専用道なのにこの程度の利用だったのか…。
>平日朝の通勤時間帯に1日6便

「住吉内山邸前」はここ↓
http://yahoo.jp/5obb7F

「田刈屋南口」はここ↓
http://yahoo.jp/sjUvdv

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20120317202.htm
2012年3月17日01時58分 北國新聞
「道の遮断機」姿消す 富山地鉄のバス専用道、今月末で廃止

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/T20120317202.jpg
バス専用道の廃止に伴い、役割を終える遮断機=富山市内

 富山地方鉄道(富山市)が同市八ケ山(はっかやま)―石坂間で運用しているバス専用道が、3月末で役割を終える。それに伴い、線路跡に作られたバス専用道と公道が交わる3カ所に、車両の進入を防ぐ目的で設置された遮断機も撤去される。鉄道廃線から30余年、踏切がない道に遮断機がある「全国でも珍しい光景」(富山地鉄)は間もなく姿を消す。

 富山地鉄によると、バス専用道は、1980(昭和55)年3月で廃線になった地鉄射水線の跡地を舗装し、同年7月から「八ケ山」―「田刈屋」間の約2キロで運用が始まった。平日朝の通勤時間帯に1日6便、射水市新湊や富山市四方(よかた)方面から同市中心部に向かうバスが走行する。

 バス専用道の出入り口などに設置された遮断機は、バスが通る時だけ遮断棒が上がる仕組み。通常は遮断機が降りた専用道は、住民の散歩コースや子どもの遊び場所などとして使われてきた。

 専用道を走るバスは、運用当初は多くの通勤通学客で混雑したが、マイカーの普及とともに利用客は減少。都市計画道路草島西線の整備などにより、1999年から専用道は一部区間が廃止され、「住吉内山邸前」―「田刈屋南口」間の約1・5キロになった。

 富山市田刈屋の70代主婦は、子どもが幼かったころ、バス専用道で子どもに自転車の練習をさせたという。主婦は「午前9時ごろ遮断機が降りてから専用道に車が通らなくなると、とても安全だった。遮断機を見ると、昔の記憶がよみがえる」と振り返る。

 富山地鉄によると、バス専用道を使っていた6便は4月以降、専用道と並行する一般道を通って走行する。所要時間は変わらない。富山地鉄は「遮断機は役割を終えるが、バス専用道の今後の活用策は市と協議して決めたい」(自動車部)としている。

812荷主研究者:2012/04/22(日) 00:47:06

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203170139.html
'12/3/17 中国新聞
駅前集約バス停20日運用開始

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120317013902.jpg

 福山市は20日、JR福山駅南口で3カ所に分散していたバス停を駅前広場に集約する。併せてバス事業者ごとだったバス停を、行き先の方面別に変更する。

 駅前広場約1万4千平方メートルの南側に、バス停12カ所を設置した。高速バスと、循環バスを含む方面別の乗降場が10カ所、降車専用が2カ所となる。8台分のバス待機所も確保した。20日の始発便から運用する。

 これまでのバス停は駅南口と、約100メートル南の再開発ビル「アイネスフクヤマ」前など3カ所に分散。行き先が同じ方面でも事業者ごとでバス停が異なるため、不便との声が上がっていた。

 市は、タクシーの乗降場や待機所も整備。13日には新しいバス案内所も開設した。引き続き車道や歩道の舗装工事を進め、29日に現地で完成式を開く。

 福山駅南口は、1日計約1800便の路線バスや高速バスが発着する。市都市交通課の村上亨課長は「乗降場の全面運用で、利用者の利便性向上につなげたい」と話している。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120317013901.jpg
【写真説明】20日に全面運用が始まる駅前広場のバス乗降場

813荷主研究者:2012/04/22(日) 01:22:25

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120120319ceao.html
2012年03月19日 日刊工業新聞
広島電鉄、芸陽バスを子会社化−利便性向上と運行効率化

 【広島】広島電鉄は芸陽バス(広島県東広島市、田中祐太郎社長、082・424・4721)を子会社化した。芸陽バスは広島県中部、中南部に主な路線を持つ。4月に営譲業渡を受ける呉市交通局のバス事業をあわせ、広電はグループで広島市を中心とした県西部での効率的なバス運行が実現できるとしている。

 広電は芸陽バスの筆頭株主である広島バスから持ち株50・89%を取得した。取得金額は非公表。これにより従来から保有している株式と合わせて92・94%を持った。

 今後、広電は芸陽バス、呉市交通局を含めたグループで、競合する赤字路線や、少子化による人口減で乗車率の落ちている過疎地帯でのバス事業存続の道を探る。一方で混雑する都市部などでの利便性向上対策など、効率運営を目指す。

814チバQ:2012/04/22(日) 18:52:27
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120422000015
乗客増も収支率10%台 草津市「まめバス」
4月から一部の路線を統合したまめバス(JR草津駅西口) 草津市が運行実験を行っているコミュニティーバス「まめバス」は4月から、路線を9から6に統合した。昨年度の1カ月当たりの平均乗車人数は9384人でやや改善したものの、依然として収支率が10%台と低い。市は来年3月まで実験を行い、収支率の改善を図りたいという。

 路線バスのない地域での公共の足として、一昨年4月にスタートした「まめバス」は、同8月から有料化を開始したところ、路線によっては最大で78%も乗車人数が低下した。市は、片道200円の料金を往復で300円にする割引制度を導入。北部を走る常盤線で、発着をJR栗東駅から草津駅に変更するなど路線の変更や、学区や地区ごとにバスの意義を説明するワークショップなどを開催してきた。一時は7千人台まで落ち込んだ1カ月当たりの乗車人数が、昨年8月には有料化後初めて1万人を超えた。

 市交通政策課によると、昨年度、往復割引の利用は全体の3割以上で「乗車増に一定の効果があった」とみる。

 しかし、有料化後の運行費用に対する運賃収入の割合は16%と低いため、市は今月2日から路線を統合。バスの台数や人件費を削減した。4月からは、100円券22枚つづりで2000円の回数券の販売を開始。市交通政策課は「もともと採算の取れない地域での運行が前提となっているが、収支率を25%にまで改善したい」としている。

【 2012年04月22日 12時00分 】

815チバQ:2012/04/23(月) 22:04:19
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012042190154421.html
高速バスのペット禁止広がる 
2012年4月21日 16時00分

 高速バスに犬や猫を持ち込むのを禁止する動きが、全国でじわじわと広がっている。鉄道や路線バスではかごに入れれば手荷物と同様に扱われるが、長時間の高速バスでは狭い車内で乗り合わせるのを嫌う客も多いためだ。北海道では4月から、ほぼ全面的に禁じられた。ゴールデンウイークにペットと旅行を予定している人はご注意を。

 「ペットを家族と思う人もいるが、不快に思う人も潜在的に多いと判断した」と説明するのは、北海道中央バス(北海道小樽市)。道内の高速バス19社のうち、共同運行便のある13社で1日に歩調を合わせて禁止した。

 このほか5社も以前からペットを受け入れておらず、道内の禁止は計18社になった。いずれも体の不自由な人が盲導犬などを連れてバスに乗るのは認めているが、バスの荷物室を使ってペットを運ぶのも暖房がないため不可という。

 九州でも、都市間高速バス20社すべてが2005年から禁止。九州バス協会(福岡市)は「車内でほえる犬や鳴く猫が問題になった。においや抜け毛で乗客同士のトラブルが多発した」と振り返る。

 中部地方では、名鉄バス(名古屋市)が名古屋−仙台、名古屋−新宿など長距離便で受け入れていないほか、旅行会社が運行する格安の高速バスは軒並みペット禁止だ。業界大手のウィラートラベル(大阪市)は「ほかの客の迷惑。ペットと乗りたい方は他社の利用を」と言い切る。

 ただ、ジェイアール東海バス(名古屋市)は夜の便は不可だが、昼の便なら無料。名鉄バスでも名古屋−美濃市駅(岐阜県)など近距離の高速バスは昼夜を問わず受け入れ、ペットの重さに応じて最高200円の料金がかかる。

 一方、鉄道各社は、一定の大きさのかごに入れた小型犬や猫なら有料の「手回り品」として受け入れている。旅客機は空調機能のある貨物室で運ぶ例が多い。

(中日新聞)

816チバQ:2012/04/23(月) 22:06:42
>>727

>路線バスとしては国内最長の名古屋−金沢間約250キロを運行していた
すげえ・・・ケツ痛くなりそう
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000012-mai-soci
<五箇山号>名鉄バスが復活 名古屋−金沢8時間20分
毎日新聞 4月23日(月)1時56分配信

 名鉄バスは5月限定で、路線バスとしては国内最長の名古屋−金沢間約250キロを運行していた「五箇山(ごかやま)号」を、バスツアーとして復活させる。高速道路をほとんど使わないため、当時とほぼ同じ片道8時間20分かかる。東海北陸自動車道の完成により現行の高速バスならば約4時間で済む行程を、あえてのんびりと旅してもらう。

 五箇山号は1966年12月〜2000年9月に運行していた。当時は名古屋駅を出発し郡上八幡や白川郷、五箇山を経由、金沢駅まで約8時間半かかった。名古屋発、金沢発とも1日1便だけ。白川郷や五箇山などへの観光客に親しまれた。

 復活バスは、60年代と80年代後半に使われた赤と白のツートンカラーの塗装を採用。料金は00年の運行終了時と同じ片道6900円(3〜11歳は半額)で、現行の高速バスの4060円より高いぜいたくな旅だ。名鉄バスは「バスファンのための企画だが、当時のツートンカラーの塗装を懐かしいと思う人も多いはず」と話す。

 復活ツアーは名古屋発が5月11〜19日、金沢発が同12〜20日。名古屋駅を午前8時40分発、金沢駅は午前9時40分発。定員各36人。乗車券は名鉄観光サービスなどで23日から販売する。

 名鉄バスによると、高速バスを除く現在の最長路線は、奈良交通の「八木新宮線」(奈良県橿原市−和歌山県新宮市)で167キロ。【黒尾透】

817荷主研究者:2012/04/25(水) 00:54:52

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1203160014/
2012年3月16日 神奈川新聞
海老名から羽田にリムジンバス、厚木と競合か相互補完か/神奈川

急ピッチで工事が進む空港バス乗り場。後方はビナウォーク=海老名駅前

海老名駅―羽田空港を結ぶリムジンバス

 海老名駅と羽田空港を結ぶリムジンバスが30日に運行を開始する。それを前に、相模川を挟んだ海老名と厚木の静かな戦いが勃発しつつある。海老名側は大規模開発などを背景に「人口が増えれば乗客数も増える」と強気な見立てをする一方、現行の本厚木駅発の乗客を取られる恐れがある厚木側は「影響はあまりないのでは」と冷静さを保ちつつも対策に着手する。

 バスは相鉄バス、神奈川中央交通、京浜急行バス3社の共同運行。海老名発は1日13便、羽田発は同14便で、最短60分で結ぶ。運賃は大人1500円、子ども750円。パスモやスイカも利用できる。

 海老名市民はこれまで主に本厚木発の便を利用しており、以前から商工会議所や市民が海老名発の運行の要望を出していた。

 海老名駅は小田急、相模鉄道、JRの鉄道3線が合流する好立地にあるが、景気の低迷を受けバス各社はリムジン運行に二の足を踏んでいた。しかし、さがみ縦貫道路のインター開通が呼び水となった企業進出や駅西口などの大型開発が追い風となり、集客が見込めるとそろばんをはじいた。昨年4月から運行へ向けた取り組みが始まり、7月には運行実験なども行われた。

 海老名市は当面の1日の乗客数を350人とみる。市内だけでなく、周辺の座間、綾瀬、大和市、寒川町北部の住民らの利用も見込む。厚木市民でも、南部の相模川沿いの地域では海老名発に“乗り換える”可能性がある。さらに、縦貫道路の全面開通、相鉄の都心延伸を控え、リムジンの運行開始も小田急ロマンスカー誘致に結びつける動きがあり、鼻息は荒い。

 一方、攻められる厚木側は内心穏やかではない。本厚木から羽田に向かうリムジンバスは1999年に運行開始。料金は海老名発と同じで、2010年度は1日当たり526人が利用した人気路線だ。厚木市は「海老名発着便がどのぐらい影響するか推移を見たい」と動揺はないが、今月中にも羽田行きバスでパスモやスイカが使えるよう乗客の利便性向上を図り対抗する。

 商業関係者は現実的だ。本厚木駅前の飲食店主は「市民は金となるとシビア。海老名に発着便ができれば、わざわざ(相模)川を渡って厚木には来ない」とみる。ただ「弱気になるのではなく、厚木ならではの魅力を伝える契機にしたい」と危機感をばねにする考えだ。

 海老名発では本厚木発にはない午前7、8時台を設定するなどしており、両方の運行に関わる神奈中は「互いを補い合う形で乗客数が増えてくれれば」と期待。初年度で1日当たり320人、10年後には現在の本厚木発を超える540人を見込んでいる。

818荷主研究者:2012/04/28(土) 14:38:31

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203300052.html
'12/3/30 中国新聞
尾道松江線沿いにバス停設置

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120330005202.jpg

 一畑バス(松江市)と広島電鉄(広島市中区)は、中国横断自動車道尾道松江線沿いにバス停「木次高速」(雲南市木次町)を設け、4月1日から松江―広島間を共同運行する高速バスの特急に乗り降りできるようにする。

 特急は松江しんじ湖温泉(松江市)―広島バスセンター(広島市中区)間を1日8往復。松江、雲南、広島3市の7カ所に停留所を設けている。24日に開通した三刀屋木次インターチェンジ(IC)―吉田掛合IC間12・3キロを運行するのに合わせ、停留所を追加した。

 新たな停留所は三刀屋木次ICの南約1キロ。雲南市が停留所へのアクセス道を整備したほか、乗用車20台の駐車場や木造平屋の待合所も新設した。事業費は4700万円。

 両社は、来年春の吉田掛合IC―三次ジャンクション・IC(三次市、仮称)間の開通に伴い、国道54号沿いの飯南町内で停留する特急以外の6往復も高速道で運行する計画でいる。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120330005201.jpg
【写真説明】雲南市が高速バスの停留所近くに整備した待合所と駐車場

819荷主研究者:2012/04/28(土) 14:42:44

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203310003.html
'12/3/31 中国新聞
呉市交通局、31日事業廃止

 70年余り呉市民の暮らしに寄り添ってきた市営バスが31日、運行を終える。財政健全化の一環で同日、市交通局が廃止となるため。輸送人員は記録が残る1948年以降で20億9800万人を超える。市は午後3時半に事業廃止式を実施、同11時すぎに運行を終了する。4月からは広島電鉄(広島市中区)がバス事業を引き継ぐ。

 交通局発足は42年12月。旧海軍の要請を受けた市が路面電車を運行する民間企業を買収し、前年始めていたバスとともに業務を発展させた。バスは戦時中は海軍関係者を呉鎮守府、労働者を旧呉海軍工廠(こうしょう)に運び、戦後は主要交通基幹として市の復興を支えた。

 造船や製鉄など基幹産業の発展に伴い、45年の5路線は68年度に29路線まで拡大。輸送人員のピークも同年度で6400万人余りに達した。67年の電車廃止は市営バスの利用者増が一因とされる。

 だが、車社会の到来などで輸送人員や運賃収入は減少をたどる。70年代以降は市の一般会計からの補助金繰り入れが常態化。交通局存続は困難と判断した小村和年市長は2010年、バス事業の民間移譲を表明した。10年度の輸送人員は約1600万人まで落ち込んでいる。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120331000301.jpg
【写真説明】広電が新設した広営業課の車庫。営業課の建物も完成し、1日から市内を走るバスも到着した

820荷主研究者:2012/04/30(月) 10:55:49

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120406/CK2012040602000200.html
2012年4月6日 中日新聞
千頭駅と閑蔵駅を結ぶ 大井川鉄道が「閑蔵・接岨峡路線バス」新設

所要時間30分に

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閑蔵・接岨峡路線バスで使用される車両=川根本町千頭で

 大井川鉄道(本社・島田市金谷東2丁目)は28日、井川線(南アルプスあぷとライン)に並行して川根本町の千頭(せんず)駅と静岡市葵区の閑蔵(かんぞう)駅を結ぶ乗り合いバス「閑蔵・接岨峡(せっそきょう)路線バス」(15・2キロ)を新設する。 (土屋祐二)

 同鉄道によると、鉄道の井川線は列車の速度やアプト式機関車への切り替え作業などのため、千頭〜閑蔵駅間が片道90分ほどかかる。新設する乗り合いバス路線は片道30分で、所要時間が大幅に短縮されるという。

 井川線沿線には、日本唯一のアプト式鉄道や、長島ダム湖の半島にある秘境駅「奥大井湖上駅」、河床からの高さが民間鉄道としては日本一の関の沢橋梁(きょうりょう)などがある。同鉄道は「バスの車窓から新たな景観が楽しめるとともに、旅のプランも広がるのでは」と話している。

 運行は上下線ともに一日3本。運賃は千頭駅前−閑蔵駅前の片道が、中学生以上820円、小学生410円。問い合わせは、同鉄道営業部=電0547(45)4112=へ。

821チバQ:2012/05/06(日) 16:33:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20120504-OYT8T00797.htm
宮崎―福岡間夜行バス減便

毎日→週2便
 宮崎交通(宮崎市)と西日本鉄道(福岡市)は、宮崎―福岡間で毎日運行している夜行バス「フェニックス号夜行便」を、大型連休明けの5月第2週から原則金曜、土曜のみの週2便に減らすと発表した。採算の悪化が理由。これに伴い、平日の夜行バスは7日の便からなくなる。

 この夜行バスは、宮崎市のJR宮崎駅と福岡市・天神をそれぞれ毎日1便出発。運賃は片道6000円。

 1991年に運行が始まり、採算性が落ちて2009年にいったん休止した。JR日豊線の夜行特急列車廃止を受け2011年3月に復活。しかし、宮崎交通によると、採算ラインの乗車率は6割程度だが、最近の平日便はほとんどこれを下回っているという。

 「採算が取れる日に運行を限定することで、何とか路線の維持を図っていきたい」と同社担当者は話す。ただし7〜9月の連休期間中などは一部の平日でも運行する予定。

 また、10月以降の夜行便については、「5〜7月の利用状況を見ながら、8月頃には存続させるかどうかの結論を出したい」としている。

(2012年5月5日 読売新聞)

822チバQ:2012/05/06(日) 18:40:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120505-OYT8T00949.htm?from=osusume
バス事故1週間・・・安い運賃、今なお盛況

帰省の学生「ありがたい」


富山駅北口に並ぶツアーバス(1日午後11時33分) 群馬県藤岡市の関越自動車道で7人が死亡したツアーバス事故は6日で1週間がたつ。多くの客は不安を抱えているが、安い運賃は魅力で、深夜の乗り場は、事故前と変わらないにぎわいが続いている。

◇大手高速路線の半額も

 午後11時、JR富山駅北口。キャリーバッグを引いた旅行客が、高速ツアーバスに次々と吸い込まれていく。横浜市に帰省するという富山市の専門学校生(18)は「事故があって確かに怖い。両親にも反対された。でも、学生にはありがたい値段」。月に2、3回利用するという飲食店員の女性(23)は「安いのも魅力だけど、インターネットで手軽に予約できるのがいい」と話した。

 県内を通過する高速ツアーバスは、石川県と東京都、千葉県のディズニーリゾートを結ぶ路線がほとんど。片道3000円台が多く、中には2980円という格安バスもある。

 ツアーバスは2000年、貸し切りバス事業の規制緩和で広まった。旅行会社が乗客を募集し、貸し切りバス業者に運行を委託するケースが多い。旅行会社は料金や路線を自由に設定できるため、大手バス会社が運行する高速路線バスの半額のところもある。

 北陸信越運輸局富山運輸支局によると、路線バスは乗車率が低くても運行しなければならず、専門の運転手を育成している。一方、ツアーバスは、旅行会社が貸し切りバス会社に運行を委託することで、人件費や教育費を抑制している。乗車率が低ければ運行をキャンセルできる。

◇安全面コストに違い

 多くの旅行会社がツアーバス事業に参入し、競争が過熱する。富山駅で乗客を待っていたツアーバスの運転手は「事故は起こるべくして起きた。何往復も連続して勤務する人もいると聞く」と話した。

 北陸と関東を結ぶルートは、国土交通省が示す運転手が1日に運転できる上限距離(670キロ)のグレーゾーンにある。

 一般道の距離を2倍に換算するなど特殊な計算方法があるため、金沢―東京間の高速道路の距離は約450キロだが、ルートによっては670キロを超える。同省の試算では、新宿―金沢間は683キロとなっている。

 関東と北陸を結ぶバスを運行している埼玉県の旅行会社は、夜間は原則として運転手を2人つけるが、昼間は1人のことがあるという。

 県バス協会の小竹典吉専務理事は「高速路線バスとツアーバスでは安全面に対してのコストが違う。利用者はそれを理解したうえで、選んでもらいたい」と話した。

◇本県被害者向けに窓口設置

 国交省は5日、関越自動車道で起きたツアーバス事故の被害者とその家族を対象に、富山・石川両運輸支局に相談窓口を開設した。

 開設時間は平日の午前8時半〜午後5時15分。6日も同時間帯に受け付ける。富山運輸支局の電話番号は、平日は076・423・0893、6日は076・423・0803。

(2012年5月6日 読売新聞)

823チバQ:2012/05/06(日) 18:42:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20120505-OYT8T00684.htm
バス事故1週間 「謝罪ない」不快感あらわ


乗客や遺族が胸中証言
 群馬県藤岡市の関越自動車道で、金沢発のツアーバスが防音壁に衝突し、7人が死亡した事故は、6日で発生から1週間がたつ。生き残った乗客らは徐々に落ち着きを取り戻し、当時の生々しい状況を口にし始めている。一方、犠牲者の遺族らは、バス会社への憤りや今も癒えない胸の内を漏らした。

 群馬県警の発表によると、乗客45人のうち県内在住者は28人。亡くなったのは▽木沢正弘さん(50)(金沢市蚊爪町、会社員)▽松本智加子さん(29)(金沢市諸江町下丁、会社員)▽岩上胡桃さん(17)(白山市新田町、高校生)▽山瀬直美さん(44)(能登町崎山、会社役員)の4人で、重体・重傷者は11人、軽傷者は13人だった。軽傷者は事故当日に帰宅し、重傷者も今後、県内の病院などに順次転院していくという。

 ツアーを企画した旅行会社「ハーヴェストホールディングス」(大阪府)によると、社長ら幹部が亡くなった4人の告別式に出向き、負傷者の入院先にも、連絡が取れた順に謝罪や保険の説明に訪れているが、面会を断る遺族や関係者もいたという。同社は「事故を起こし、大変申し訳ない。今後も継続的に対応を続け、被害者説明会も検討したい」としている。

 一方、松本智加子さんの父親は5日の読売新聞などの取材に「(バスを運行した)陸援隊からもハーヴェスト社からも直接の連絡や謝罪がない。新聞報道でしか情報が入ってこない」と不快感をあらわにした。

◇軽傷の大学生・香林さん 乗車中、次々と違和感

 金沢市割出町の大学生香林聡志さん(22)は4日、読売新聞の取材に、事故当時の状況を語った。

 香林さんは28日夜、JR金沢駅前のバス乗り場から乗車。10回以上ツアーバスを利用していたが、客を呼び集める係員が今回は見当たらない。「分かりにくい。今日は不親切やな」と思ったが、他のバスの影に隠れたバスを自分で見つけて乗り込んだ。

 座席は、後ろから2番目の右の窓際。事故が起きても大丈夫なように、普段通りシートベルトを締めようとしたが、何度引っ張ってもベルトが伸びず、装着できなかったという。点呼もなく、バスは午後10時10分頃に出発した。

 富山県高岡市で新たな乗客を乗せた後、運転手(河野化山容疑者)のアナウンスが響いた。「高速道路に入ったら消灯します」。読書をしていた香林さんは、そのまま本を読み進めようとしたが、間もなく車内の電気が消えた。「まだ高速に乗っていないのに」と不思議に思いながら本を閉じた。

 高速に入ると、バスはすぐ1回目の休憩に入った。「……まで休憩です」。最初のアナウンスと違い、片言なのか、言葉が不明瞭(めいりょう)で聞き取りづらい。発音と時計とを照らし合わせ、想像で休憩時間を予想するしかなかった。休憩後にバスが出発すると、香林さんは眠りに落ちた。

 29日午前4時40分頃、衝撃で目が覚めた。起き上がろうとしたが体が言うことを聞かず、頭は裂け、出血していた。床にはバスの破片が散乱し、近くの座席は吹き飛んでいた。後方から煙が上がり、車内は焦げ臭く、ガソリンのようなにおいが充満していた。車が爆発炎上する映画のシーンが頭をよぎり、「逃げないと危ない」と焦った。誰かが非常口を開け、動ける乗客は次々と脱出した。中には肩を支えられ、ひと目で骨折と分かるような大けがをした人もいた。

 道路上に出ると、到着した救急隊員による診察が始まり、軽傷者は別のバスに乗せられた。

 その後、病院に搬送され、裂けた頭を10針と、口も縫った。軽傷者はその日のうちに電車などで帰宅。救助されたほかの軽傷者からは、「休憩中の運転手は運転席で突っ伏して寝ていた。かなり疲れた様子だった」と聞いた。

 頭や唇には今も縫った糸が残り、食事は不自由なままだ。運転手の「日雇い」だったとの報道には、静かな怒りが込み上げている。「バスの運転手は人命を預かる仕事。『今日1日人が足りないから手伝ってよ』という感じの、アルバイトのような軽いものではないはず」

824チバQ:2012/05/06(日) 18:42:24
◇軽傷の男性「ただぼう然」

 軽傷を負った宝達志水町の男性(64)は5日、取材に「『何が起こったんだ』とただぼう然とするしかなかった」と、事故当時の状況を振り返った。

 男性は購入した中古車を取りに東京へ向かい、バスに乗車。席は最後列右の窓際だった。バス内ではすぐに眠りについたが、衝撃と共に目を覚ました。バスから出るために、目の前にあった非常ドアのレバーに手を掛けたところまでしか記憶がなく、気付いたら車外に出ていたという。

 車外ではほかに軽傷の人もいたが、言葉を交わすこともできなかった。額から流血しており、病院に搬送されて額を7針縫った。周辺の状況も分からず、後で報道を見てようやく大事故とわかったという。

 事故に巻きこまれたことについて、今は「起きたことは仕方がない」と冷静に受け止めているが、バス会社には「安い運賃でも、運転手は2人態勢で安全に運行してもらいたい。二度とこんなことを起こしてはいけない」と訴えた。

(2012年5月6日 読売新聞)

825とはずがたり:2012/05/06(日) 20:06:10

違反認識しながら運行…陸援隊社長が記者会見
読売新聞 5月6日(日)13時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120506-00000300-yom-soci

記者会見で遺族らに謝罪する「陸援隊」の針生社長(6日午前、東京・中央区で)=吉川綾美撮影
 群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡したツアーバス事故で、バス運行会社「陸援隊」(千葉県印西市)の針生裕美秀(はりうゆみひで)社長が6日、東京都内で記者会見した。

 針生社長は、自動車運転過失致死傷容疑で群馬県警に逮捕された河野化山(かざん)容疑者(43)について、「(今回の乗務の前に)3日間休養させていた。日常業務についても今年は月に100時間程度なので、過労運転になるようなものではない」と述べ、勤務状況に問題はなかったとの認識を示した。

 午前11時に始まった会見で、針生社長は冒頭、「深く深く、本当におわび申し上げます」と頭を下げた。河野容疑者の勤務実態が道路運送法で禁止された「日雇い」にあたるとの指摘について、針生社長は「日雇いではないが、正式な雇用契約もない」と釈明。同席した弁護士は「外形的には日雇いにあたる可能性がある」とした。

 また、針生社長は、関東運輸局に36の法令違反を指摘されたことを明らかにした上で、「約20については自分でも認識していた」と、事故前から違反を認識しながら運行を続けていたと説明。27日に金沢市内で被害者向けの説明会を開くことを明らかにした。

バス会社社長「過労運転ではない」
TBS系(JNN) 5月6日(日)18時42分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120506-00000017-jnn-soci

 群馬県の関越自動車道で乗客45人が死傷した高速バスの事故から1週間がたちました。事故を起こしたバス運行会社の社長は会見を開き、運転手について「過労運転ではない」との認識を示しました。

 「平均乗車時間が月に100時間程度。過労運転となるようなものではない」(陸援隊 針生裕美秀社長)

 6日、東京都内で記者会見を開いたバス運行会社「陸援隊」の針生裕美秀社長。「居眠りしてしまった」と話している運転手の河野化山容疑者について、「十分に休みもとっていて、過労運転ではない」と強調しました。

 一方で、今回事故を起こした車両とは別に、運転手の河野容疑者が資格がないのにもかかわらずバス4台を所有し、陸援隊の名義で運行するなど、いわゆる「白バス営業」をしていたことを認めました。

 その河野容疑者を知るバス会社の関係者がJNNの取材に応じました。

 「(河野容疑者は)バス会社をすると言って、(バスを)買い取って、名義変更できていなくて、結局(バス会社の)話が潰れた」(河野容疑者を知るバス会社の関係者)

 この関係者によると、河野容疑者は自分でバスを購入し、会社を興そうとしたものの失敗したということです。

 「(河野容疑者は)運転があまり上手じゃなかった。大型トラックに乗って、長距離乗って、そこからバスに乗って、見習いやって、バスの運転手というのが大体の流れ。あの人はそれをしていないはず。乗用車に乗ってすぐ大型二種免許」(河野容疑者を知るバス会社の関係者)

 針生社長は6日の会見で、国土交通省の特別監査で36件の法令違反が指摘されたことを明らかにしましたが、法令違反と事故との因果関係については明言を避けました。

 今後、事故の補償などについて、今月27日に被害者に対する説明会を開くとしています。(06日16:27)
最終更新:5月6日(日)19時34分

826とはずがたり:2012/05/07(月) 09:32:56
高速バス衝突事故から1週間、「複数の日雇い運転手使う」
2012/05/06 01:41
関越高速バス事故
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/560293/

 群馬県藤岡市の関越自動車道で7人が死亡した高速ツアーバス事故で群馬県警は5日、バス会社「陸援隊」(千葉県印西市)が違法な運行を続けていた疑いが強まったとして、週明けにも道路運送法違反の疑いで同社の針生裕美秀社長(55)から事情を聴く方針を固めた。また、事故を起こした河野化山容疑者(43)についても、無許可でバスの営業を行っていた疑いがあるとみて捜査に乗り出す。事故から6日で1週間。県警は5日、千葉市の河野容疑者宅を家宅捜索を行い、運行実態の解明を急いでいる。

 ■名義貸しの疑い

 国土交通省の特別監査で針生社長は、自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕・送検された運転手、河野容疑者以外にも複数の日雇い運転手がいたと説明した。河野容疑者も「アルバイトの運転手だった」と説明しており、運転手の短期雇用を禁じている道路運送法に抵触する恐れがある。

 一方、河野容疑者も自らバスを保有し、陸援隊の名義を借りて中国人観光客向けのツアーを手配していたことも分かっている。

 河野容疑者の所有するバスは、営業可能な「緑ナンバー」になっており、車検証の「使用者」は陸援隊とされていた。しかし、収入や経費を管理していれば、使用者の名義にかかわらず河野容疑者が事業主とみなされる。河野容疑者は事業主となる許可を受けておらず、道路運送法の無許可営業(白バス営業)にあたる可能性がある。

827とはずがたり:2012/05/07(月) 10:40:29

なんか色々出てきますねぇ。。

「河野交通」独自営業、会社が運転手に「名義貸し」…高速バス7人死亡事故
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000047-sph-soci
スポーツ報知 5月7日(月)8時2分配信

 群馬県藤岡市の関越自動車道で7人が死亡したバス事故で、バス運行会社「陸援隊」(千葉県印西市)の針生裕美秀(はりう・ゆみひで)社長(55)と弁護士が6日、都内で記者会見。自動車運転過失致死傷罪で逮捕・送検された運転手の河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)が「河野交通」の名前で中国人向けにツアーバスを独自に手配していたことを明らかにした。「名義貸し」の違法性を認識しながら営業を続けるなど、異常な業務実態が浮き彫りになった。

 午前11時から約1時間半に及んだ会見で、針生社長は冒頭、「亡くなられた方々、遺族の方々に心からお悔やみ申し上げるとともに、深く深く本当におわび申し上げます」と深々と頭を下げた。

 会見中は、涙を拭きながら、反省の言葉を口にし、弁護士と事実関係を確認しながら報道陣の質問に答えた針生社長。過重労働の実態については否定した。

 これまで河野容疑者は、事故原因について「居眠り運転をしていた」と供述しているが、針生社長は「普通の方でも睡魔がある。私にも責任がないわけではないが、運転手の居眠りが原因」と述べた。勤務時間は月100時間程度。4月25日からバス出発日の27日までは休日で、バスの運転もなかったという。金沢市〜東京間は初めての走行ルートだったため、別の運転手が同行。健康状態についても「確認した」とした。雇用形態については、河野容疑者を含む4人が「日払いのような形だった」と説明。日給は1万円だったという。

 また、道路運送法で禁止される「名義貸し」を行っていたことを明らかにした。陸援隊にあるバス19台のうち、河野容疑者が持ち込んだバスが4台(大型2、中型1、小型1)。いずれも、任意保険などは河野容疑者が加入していた。昨年9月ごろから働き始め、車検証には「使用者」は陸援隊で「所有者」は河野容疑者と記載されていた。

 河野容疑者は中国出身で、所有するバスを使い、独自に営業先を開拓。「河野交通」と名付け、中国人向けの観光ツアーを募り、運行収入や経費を管理していたが「河野交通」に会社としての実態はなく“自称”だったという。河野容疑者のバスを同容疑者の兄弟2人が運転することもあったという。

 また、国土交通省関東運輸局の特別監査で36項目の法令違反があったと指摘されたが、針生社長は「直接の事故原因ではないと考えている」と弁明。法令で義務付けられる運行指示書も作成していないと国交省から指摘されているが「仲介した業者がルートを指示する書類を送信せず、作れなかった」と釈明した。27日には、金沢市内のホテルで被害者向け説明会を開くとした。

828チバQ:2012/05/07(月) 22:53:03
派手に貼り間違えました
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/1638-1646

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120507/dst12050722450022-n1.htm
【高速バス衝突】
河野交通「?」依然残る謎 
2012.5.7 22:41 (1/2ページ)

会見する針生裕美秀社長=6日午前、東京・八重洲(三尾郁恵撮影)
 高速ツアーバス事故で、バス会社「陸援隊」の針生裕美秀社長の記者会見では、逮捕された運転手、河野化山容疑者とのいびつな雇用関係などが次々と明らかになった。群馬県警のこれまでの捜査と針生社長の説明が食い違っている点もみられ、新たな疑問も浮かんだ。

 「河野(容疑者)が集金した客の代金を当社に入れてもらっていたのは事実だ」

 針生社長は、河野容疑者が「河野交通」の屋号で中国人観光客向けのツアーを企画し、経費を差し引いたツアー料金を受け取っていたと明かした。河野容疑者は自ら所有するバスを運転し、運行収入を独自に得ていた。

 ただ、河野交通に会社としての実態はなく、河野容疑者は日給1万円を受け取る非正規雇用の運転手として陸援隊に所属していた。実態は道路運送法が禁じた「名義貸し」の可能性が高い。針生社長は「日雇いではない」と否定するが、陸援隊との関係だけでなく収入形態などはどうなっていたのかなど謎は残る。

 針生社長はまた、「夜間に長距離トラック、バスの運転経験があると聞いていた。千葉−大阪間を運転したこともある」と、河野容疑者の運転経験に問題はなかったとの認識を示した。

 だが、河野容疑者は群馬県警の調べに「夜(の運転)は陸援隊に入ってから。不安だった」と供述している。運転中もカーナビを何度も確認しており、夜間の長距離運転が不慣れだった可能性は高い。

 仮眠のため石川県のホテルに滞在していた8時間半の間、河野容疑者は仮眠を取らず、自分のバスの修理手配をしていたことも県警の捜査で判明した。仮眠せず疲労を蓄積した可能性があることについて「事実なら驚きを禁じ得ない」と話す針生社長が、河野容疑者のこうした“副業”の勤務実態をどこまで把握できていたか疑問だ。

 一方、重軽傷を負った乗客は河野容疑者の車内アナウンスが「あやふやだった」と証言した。

 取り調べも中国語の通訳を介して行われており、捜査幹部は日本語能力に疑問を呈すが、針生社長は「もう日本に住んで長いので不自由することはない」と強調した。

 事故や火災など緊急時には乗客を速やかに誘導しなければならず、日本語の能力は安全運行に不可欠だ。針生社長は採用の際、こうした点も踏まえた評価をきちんと行ったのだろうか。

830とはずがたり:2012/05/10(木) 11:24:18

<高速夜行バス>運転手2人体制を要請 国交省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000006-mai-soci
毎日新聞 5月10日(木)2時31分配信

 46人が死傷したバス会社「陸援隊」の高速ツアーバス事故を受け、国土交通省は9日、高速夜行バスについて運転手を2人体制にするよう「日本バス協会」(約2200社)とバス会社や旅行会社などでつくる「高速ツアーバス連絡協議会」(約90社)に要請した。

 国交省はバス運転手の1日最大「運転距離670キロ」指針や「運転時間9時間」基準を見直す方針。しかし、抜本的な過労運転防止策の検討には時間がかかるとみられ、緊急対策として自主的措置を講じるよう業界団体に口頭で要請した。

 一方、国交省は同日、陸援隊のバスが走行するはずだった東京ディズニーランドまでの距離を指針に沿って算出すると715キロになり、上限の670キロを超えると発表した。指針では一般道の走行距離を2倍に計算するため。同社側が公表した旅行会社の配車指示書通りだと、実際に走らなかった石川県内での客の送迎が加わり837キロになるという。

 また、同省関東運輸局は、陸援隊保有のバス18台(事故車両を除く)のうち8台で、車検証の定員を上回る座席が設置されていたことを明らかにした。計37席多く、2台は8席増やしていた。道路運送車両法違反の可能性がある。【桐野耕一】

831チバQ:2012/05/12(土) 19:33:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120512-00000044-mai-soci
<関越バス事故>逮捕の運転手 経営者から一転、日雇いに
毎日新聞 5月12日(土)15時1分配信

河野容疑者が一時経営していたバス会社の跡地。ここに駐車場や事務所を置いていた=千葉県内で2012年5月4日、橋本利昭撮影

 群馬県の関越自動車道で46人が死傷した高速ツアーバス事故は13日で発生から2週間になる。群馬県警に自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)は10カ月前までの4カ月間、小さなバス会社の経営者だった。事故は、その座を追われ、民事訴訟を抱えながら日雇い運転手をしている中で起きた。河野容疑者の事故までの道筋をたどった。

【事故当日の現場】関越道バス事故:乗客7人死亡 けが39人

 知人や関係者によると、父親が中国残留孤児の河野容疑者は93年に入国後、間もなく日本国籍を取得。千葉市郊外の県営団地に暮らし、建築やトラックの運転で家計を支えていた。07年、ローンを組み、市中心部近くに3階建ての住宅を購入。妻子3人との夢を一つかなえた。

 転機は2、3年前に訪れた。妻が切り盛りしていた1階の中国料理店を人手に任せ、自らは成田空港近くのバス会社に入社。中国人観光客を乗せ、観光地などを巡る運転手を始めた。

 成長著しい母国相手のビジネスで、空港周辺は活況を呈していた。居酒屋では「道を教えてよ」と元同僚を質問攻めにした。「楽しそうに仕事の話をする姿しか記憶がない」。元同僚はこう話す。

 河野容疑者は10年12月、県内のバス会社経営者に知人を介して「会社ごと売ってくれ」と申し出る。代表取締役に収まり、814万円で中古バスも調達。「おれ、頑張るから」と話す河野容疑者の姿は、周囲には成功を手に入れたように映った。

 だが、昨年6月に元経営者との間でトラブルが発生し、社長の座を追われた。「売却代金550万円のうち残金350万円が未払いだ」として売買契約を解除された上、経費の立て替え分などを求める訴訟も起こされた。元経営者は「河野容疑者の関係者から暴行を受けた」などとして千葉県警に被害届も提出している。尖閣諸島で起きた漁船衝突事件や東日本大震災で中国人客も急減した。

 このバス会社は今年4月、約3キロ離れた場所に移転。河野容疑者が経営していた当時の敷地は建物も撤去され、更地になっている。

 追い込まれた中で行き着いたのが、近くのバス会社「陸援隊」だった。所有するバス4台については、同社から違法な名義借りをして「河野交通」を名乗るなど「経営」へのこだわりを見せていた。

 裁判は4月19日にも開かれ、次回の準備を急ぐ必要もあった。所有バス1台も故障し、事故前日には休憩中のホテルで修理をめぐり、業者との連絡に追われていた。一時は手にした成功を取り戻そうともがき続けた河野容疑者。元同僚は「自分のバスで自由に。運転手なら、そんな成功を願うもの」と話す。こうした焦りが事故の背景にあるのか。群馬県警の調べが続く。【松崎真理、味澤由妃】

832荷主研究者:2012/05/13(日) 15:17:26

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120418/CK2012041802000090.html
2012年4月18日 東京新聞
あす運行開始 お台場レインボーバス 品川駅→田町駅

19日から運行が始まる「お台場レインボーバス」(港区提供)

 港区のお台場エリアと、品川、田町駅をそれぞれ結ぶシャトルバス2路線の運行が19日に始まる。商業施設があるお台場に観光客を呼び込もうと、区が開設準備を進めてきた。公募した愛称は、ルート上のレインボーブリッジにちなんだ「お台場レインボーバス」に決まった。 (井上幸一)

 都交通局によると、品川駅とお台場を結ぶ都バスは一日七本(平日)のみで、田町駅と結ぶ路線はなく、住民の利便性向上も期待される。

 お台場エリアの住民や企業の代表、運行事業者の「ケイエム観光」、港区でつくる協議会が運営。田町駅東口を起終点とする「田町ルート」と、品川駅東口を通る「品川ルート」を、中型バスが午前七時台から午後九時台まで循環する。定員五十八人。

 運行は原則、田町ルートが一時間に一本、品川ルートが三十分に一本。品川ルートは、通勤、通学客らに配慮し、平日の午前七〜八時台は十五分間隔とした。料金は、大人(中学生以上)が二百円、小学生百円。

 お台場にあるフジテレビの協力で、車内放送は同局のアナウンサーの音声を使用する。「ホテルグランパシフィック LE DAIBA」、「ホテル日航東京」の車寄せまで運行するため、宿泊客も便利だ。

 港区は、駅前に区総合支所、区スポーツセンターがある田町駅からの直行便を求めるお台場住民らの要望を受け、路線開設を目指してきた。品川ルートは、羽田空港から入国した外国人観光客が数多く訪れる品川駅から、お台場に誘客する目的もあるという。区は、車両購入費として、年に約二千九百万円を三年間支出する。

 路線図、時刻表を掲載した利用案内の配布は、十七日から区役所五階の土木計画・交通担当課でスタート。十九日は午前十時から、ホテル日航東京(港区台場一)でオープニングセレモニーが行われる。

833チバQ:2012/05/20(日) 17:33:44
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001205190001
コミタク過疎地で快走 岩泉・大川地区
2012年05月19日


有償運送の車にお客の曲沢さんを案内する運転手の三上さん=岩泉町大川

 山間部に人家が点在する岩泉町大川地区で、お年寄りらのために地域の人が低額で車を運転する過疎地有償運送の事業が始まり、2カ月半が過ぎた。タクシーの営業所が撤退した過疎地での苦肉の策だが、順調に利用を伸ばしている。


 「そろそろ行こうかね」。16日昼、山間の一軒家から4、5キロ離れた集落まで運んでもらい、予定の買い物そっちのけで顔見知りの家に上がり込んでいた主婦、曲沢(まがさわ)アサエさん(80)に、運転手の三上朝雄さん(66)が声をかけた。帰りの足を提供するため、約1時間待っていた。


 曲沢さんは一人暮らし。雪の深い冬は盛岡市の息子宅で過ごすが、春になるとまた自宅に戻る。悩みは医者通いや生鮮食料品の買い出し。


 国道はJRの代替バス、県道は町営バスがあるものの、いずれも停留所は大川地区の中心部にあり、曲沢さん宅からは遠い。最近は近所の人家が減り車の同乗を頼みにくくなっていた。


 孤立し、移動手段のないお年寄りらを放置しておけば、過疎に拍車がかかる。悪いことに一昨年春、タクシー営業所が撤退してしまった。


 そこで3月から始めたのが、コミュニティータクシー(コミタク)。岩手陸運支局から、過疎地有償運送の許可を取った。通常より車両台数や免許などの要件が緩やかで、県内では奥州市江刺区、雫石町、北上市口内に次ぎ、4カ所目だ。


 1回350円で地区内を専用車で送り迎えする。先行する3地域の運営主体はNPOだ
が、ここは「おおかわむら地域振興協議会」。年間予算約220万円のうち186万円は町補助金、残りが料金収入だ。


 運転手は地域で10人を確保した。「土日だけ」という現役の学校用務員もいるが多くは60代以上のリタイア組。三上さんは元スクールバス運転手で同協議会長でもある。1日数人の利用客を数人の運転手で分担しているので、収入の点ではボランティアの感覚。支出の大半は車のリース代や燃料代だ。


 曲沢さんは「本当にありがたい」。4月の利用者は計18人、5月は半月ですでに15人。利用が広がれば、車をもう1台増やしエリアを広げたいという声がある。


 450世帯1100人が暮らす大川地区は、東西20キロ、南北10キロと広大だ。支所やJR岩泉線の駅、国道などが地域の東端にあるものの、農林業の人らが西のエリアに点在している。

834とはずがたり:2012/05/23(水) 14:24:15

HIS、九産交を子会社化へ きょうTOB開始
2012年05月22日
http://kumanichi.com/news/local/main/20120522006.shtml

 旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京)は22日、株式公開買い付け(TOB)によって九州産業交通ホールディングス(九産交HD、熊本市)の発行済み株式(自己株式除く)の過半数を取得し、連結子会社にすると発表した。九州産交はすでにHIS傘下にあるが、子会社化することでグループ力の強化を狙う。TOBは23日から実施する。

 現在、九産交HDの筆頭株主は、沢田ホールディングス(旧エイチ・エス証券)で46・90%(980万2200株)を保有。HISは31・31%(654万4100株)で第2位。沢田ホールディングスは13・50%分(282万2100株)の応募を決めており、HISは最終的に九産交HDの50・10〜55%の株式取得を目指す。

 買い付け価格は1株570円。1株当たりの純資産額523円を基に「TOBで企業価値の向上が見込める」と算出した。買い付け総額の上限は28億2150万円。6月19日まで買い付ける。

 九産交HDの株主は750人(法人含む)で、約9割が県内在住。HISは「県民に広く支えられた公共性」を理由に、株式所有割合の上限を55%とした。

 HISは子会社化の理由について「アジアからの誘客戦略を展開する上で熊本を含む九州観光の位置付けはますます高まっており、今後、九州産交の役割はさらに上昇する」と説明している。

 九産交HDは非上場だが、株主数などの条件から一定割合以上の株式取得にはTOBが必要となる。(田川里美)

835チバQ:2012/05/23(水) 23:11:32
>>789
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001205230004
宮古釜石直行バス 停留所増で集客へ
2012年05月23日


乗客ゼロのまま出発する釜石直行バス=22日、JR宮古駅前

 不通のJR山田線に代わり、県北バス(盛岡市)が4月から始めた宮古―釜石直行バスの客足が伸びない。1便数人の乗客で採算割れ状態。直行が売りだったが、6月から4カ所の停留所を10カ所に増やし、集客に努める。


 22日午前9時、JR宮古駅前発の直行バスの乗客はゼロ。運転手の男性は「いつもこんな感じです」と手持ちぶさたに語った。近くにいたタクシー運転手は「そもそも釜石に行く観光客はなかなかいない」。


 料金は片道1100円。県北バスによると、乗客は1日2往復で計5〜15人、ゴールデンウイーク中も1日15〜25人だった。病院や通学客は近距離バスを利用しており、直行便は観光やビジネス客を想定。約70キロと長いため、リラックスできるよう約40人乗りの大型バスを用意したのに、当てが外れた。


 宮古観光協会の山口惣一事務局長は「遠野、花巻方面から宮古に来る観光客はいるはずだが、釜石で鉄路が切れていて知られていないのか」。県北バスはチラシを配ったものの、4〜6月のJRの岩手デスティネーションキャンペーンの期間限定バスなので、時刻表にも掲載されておらず、浸透不足は否めない。


 このまま利用が少ないと、宮古―釜石間の需要不足の根拠にされ、JR山田線の復旧論議に影響を与えかねない。県北バスは「7月以降の存続は未定」としている。宮古市は釜石市などと相談し、存続を働きかける。

836荷主研究者:2012/05/27(日) 11:53:32

http://www.at-s.com/news/detail/100119816.html
2012/4/29 08:21 静岡新聞
渋谷・新宿ライナー 6月1日から増便 JRバス

 ジェイアール東海バスは6月1日から、静岡と東京・渋谷、新宿を結ぶ高速バス「渋谷・新宿ライナー静岡号」を増便する。週末などに限っていた早朝・深夜便を平日にも運行し、利便性向上につなげる。

 現行の平日9往復から1往復を追加し、ダイヤを一部改正する。静岡駅を午前6時5分に出発する早朝便を毎日運行し、新たに午前11時静岡駅発を設定するなど午前発の便を充実させる。深夜便は新宿駅午後10時50分、渋谷駅同11時15分発を毎日運行し、都心での滞在時間を大幅に増やしたという。

837荷主研究者:2012/05/27(日) 11:58:37

http://mainichi.jp/select/news/20120503k0000e040167000c.html?inb=yt
2012年05月03日12時28分 毎日新聞(最終更新 05月03日12時42分)
高速ツアーバス:違法駐車も問題 停留所義務なく

連なる高速ツアーバスに乗り込む乗客ら=大阪市北区で2012年4月、服部陽撮影

 格安で人気の「高速ツアーバス」が乗客を待つため、主要駅の周辺路上などに違法駐車し、問題になっている。路線バスとは違い、停留所の設置義務がないことが背景にある。高速ツアーバスを巡っては、先月29日に群馬県の関越自動車道で乗客7人が死亡する事故が起きた。安全基準や運行管理だけではなく、路上駐車などのマナー面でも改善を求める声が強まりそうだ。

 2日深夜、大阪市北区のJR大阪駅西側にある旧大阪中央郵便局南側の路上では、ツアーバス約10台が片側2車線の左側1車線を約200メートルにわたって占拠し、違法駐車していた。歩道は大きな荷物を持った100人以上の乗客であふれた。学生から家族連れまで客層は多様で、歩道の柵をまたいで乗車する人も。

 ツアーバスは旅行会社が貸し切りバスをチャーターする「パック旅行」に位置づけられ、格安が人気の理由だ。ある旅行会社によると、東京?大阪間を2000円台で利用できる時期もあるという。低運賃などを強みに、輸送客数は05年に約21万人だったが、10年には約30倍の600万人に上った。

 人気の一方で、実態は定期路線を走る路線バスと同じなのに道路運送法上の規制を受けない問題が指摘されている。路線バスには必要な停留所の設置が義務化されておらず、運行計画の届け出も必要ない。民間駐車場を借りて停留所として使っている旅行会社は「1回数千円の駐車場利用料は高いが、違法駐車はできない」と話した。違法駐車する業者は「よくないのは分かっているが、停留所がなく仕方ない」と開き直るが、大阪府警は「駐車違反は、きちんと取り締まる」と強気だ。

 旅行会社など約80社が加盟する「高速ツアーバス連絡協議会」(東京都)は「停留所の確保が最優先課題」と話す。だが、設置には警察の道路使用許可などが必要で、大手旅行会社の幹部は「新規参入の業者が設置許可を得る例は少ない。この先どうなるのか」と困惑した様子だった。【服部陽】

838荷主研究者:2012/05/27(日) 12:12:32

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/20120424000114
2012/04/24 09:34 四国新聞
乗車人員4%増/ジェイアール四国バス

 ジェイアール四国バスは23日、2011年度の営業概況を発表した。運輸収入は前年度並みの36億600万円で、「千円高速」の終了に伴い、利用客の減少に歯止めが掛かった。

 高速バスの乗車人員数(共同運行会社含む)は前年度比4%増の282万507人。香川―京阪神間は同3%増の94万7209人で、四国4県と京阪神を結ぶ路線は同2〜6%増と軒並み増加した。四国―名古屋・東京間は前年度並みの11万216人。

 3月の運輸収入は前年同月比13%増の3億5700万円、高速バスの乗車人員数は同11%増の28万7531人だった。

839荷主研究者:2012/05/27(日) 13:39:09

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205110161.html
'12/5/11 中国新聞
バス事業継承「不便」の声も

 呉市のバス事業を広島電鉄(広島市中区)が4月に引き継いだのに伴い、スロープ付きバスの運行が不規則になった。車いす利用者から「不便になった」との声が上がるが、同社は現時点で決まった便に使うのは困難と説明。譲り受けた旧市営バスを「広電カラー」に塗り替えており、車両繰りの問題があるという。一方で「要望があれば検討したい」とする。

 市営バスを運行していた旧市交通局は、39台のスロープ付き車両を決まった便に割り当てていた。全便数の約2割。時刻表には、該当する便の出発時刻の前に○を明記。バス停の時刻表は該当便の時刻を□で囲っていた。ほぼ予定通り運行していたという。

 同社は現在、市内で運行する車両を148台所有している。うち138台を交通局から譲り受けた。「8月末まで順次、車両を塗り替える。その間は各便の車両は不規則になる」と時刻表から印を外した。代わりに当日のスロープ付きバスの運行について、営業課が問い合わせに応じることにした。

 車いすで週2〜6回バスに乗る呉市吾妻のNPO法人スタッフ礒本直和さん(39)は「前は時刻表に合わせ行動できた。今はその都度電話する必要があり、予定が立てにくい」と改善を求める。

 同社が呉市で運行するスロープ付きノンステップかワンステップバスは計48台。8月末までにノンステップ車両を10台増やし、約半数の便にスロープ付きを充てる考え。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120511016101.jpg
【写真説明】JR呉駅近くのバス停に到着したノンステップバス。4月から決まった便での運行が困難になっている

840とはずがたり:2012/05/30(水) 18:05:59

高速バス「仙台−相馬」線、来月増便 1日12往復に
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120529t65005.htm

 宮城交通(仙台市)と福島交通(福島市)は6月1日、共同運行する高速バス「仙台−相馬線」のダイヤ改正を行い、通勤・通学時間帯を中心に増便し、現行の1日8往復から12往復にする。
 最終バスの発車時刻も大幅に繰り下げ、仙台駅前発(福島交通運行)は1時間50分遅い午後9時に、相馬市役所発(宮城交通運行)は1時間15分遅い午後8時に変える。
 運賃の見直しも行い、仙台駅前−相馬市役所間は片道1200円から1000円、仙台駅前−新地町役場間は1200円から800円に引き下げる。いずれも現在実施中の最大36%引きキャンペーン価格と同額にする。国土交通省と宮城、福島両県からの助成に伴い、1、3、6カ月の各通勤・通学定期券も導入。1枚1000円の6枚つづり回数券は廃止する。
 東日本大震災でJR常磐線相馬−亘理間が不通のため、同区間の高速バスを利用する通勤・通学客は多く、両社は同路線の利便性向上を図った。


2012年05月29日火曜日

841チバQ:2012/06/02(土) 15:50:58
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012060190130840.html
新東名経由バス発進 名古屋−東京46分短縮 
2012年6月1日 13時08分

路線バス「新東名スーパーライナー」の第1便の発車をテープカットで祝う人たち=1日午前、名古屋市中村区のJR名古屋駅前で


 ジェイアール東海バス(名古屋市)は1日、4月に部分開通した新東名高速道路を経由して名古屋駅と東京駅を結ぶ初めての路線バス「新東名スーパーライナー」の運行を始めた。

 1日3往復の直行便で、片道5時間。東名高速道路経由の最速便よりも46分早いが、料金は5100円で変わらない。

 名古屋駅西側のJRハイウェイバス乗り場で第1便の出発式があり、定員36人に対し33人が乗車。

 木学康充(きがくやすみち)社長は「法令を徹底的に順守して運行する」とあいさつし、群馬県の関越自動車道のツアーバス事故で高速バスの安全管理が見直される中、自社は以前から規制の厳しい路線バス会社であることを強調した。

(中日新聞)

842チバQ:2012/06/03(日) 13:52:14
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120603t11024.htm
仙台市バスの民間委託半数に 15年度の完全移行で到達
 仙台市交通局は、市バス霞の目営業所(若林区)の運行関連業務を2013年度から段階的に民間事業者に委託する。バス事業の累積赤字を圧縮するため進めてきた民間委託の総仕上げで、市地下鉄東西線が開業する15年度には、市交通局が走らせる路線バスの半数が民間委託となる。7日開会の市議会6月定例会に関連議案を提出する。
 市東部の8路線を運行する霞の目営業所のバスは約80台で、8カ所ある営業所・出張所で3番目に多い。運転手約120人が働く。
 13年度以降、民間委託するバスの台数を徐々に増やし、東西線開業に伴い路線が減る15年度中に完全移行する。民間委託が完了している新寺出張所(若林区)を統合し、17年度までの5年間で約11億円の経費削減効果を見込む。
 市交通局の累積赤字は10年度末で52億円を超える。経費の半分以上を占める人件費圧縮のため、06年度の白沢出張所(青葉区)を皮切りに、岡田(宮城野区)と七北田(泉区)の両出張所と東仙台営業所(宮城野区)で民間委託を進めてきた。
 公営企業が民間委託できるバスの運行台数は、道路運送法に基づく国の通達で全体の2分の1以下と定められている。本年度の委託割合は36%で、霞の目営業所の民間委託が計画通りに進めば、15年度には上限の約半分に達する。


2012年06月03日日曜日

843荷主研究者:2012/06/03(日) 14:28:42
>>840
http://www.minyu-net.com/news/news/0522/news10.html
2012年5月22日 福島民友ニュース
相馬・南相馬−仙台間の高速バス定期券発行、7割安

 相馬市−仙台市間と南相馬市−仙台市間を結ぶ高速バス2路線について、各バス事業者は6月1日から定期券を発行する。定期券導入により2路線とも現行の料金体系よりも1カ月間の料金が7割程度安くなり(大学生通学ベース)、仙台市に通学、通勤する住民の利便性向上を図る。佐藤雄平知事は21日、定期券発行に伴う必要経費を補助する一般会計補正予算2887万円を専決処分したと発表した。

 相馬市−仙台市間は、福島交通(福島市)と宮城交通(仙台市)が共同運行しており、定期券は1カ月券が高校生1万1170円、大学生1万2420円、大人2万5000円。定期券発行に併せ、運行便数も現行の往復8便から12便に増やす。南相馬市−仙台市間ははらまち旅行(南相馬市)が運行、定期券は1カ月間で高校生1万5300円、大学生1万7000円、大人3万3610円となる。運行便数は現行の8便から変更はない。

844チバQ:2012/06/05(火) 23:29:37
http://japanese.joins.com/article/195/153195.html?servcode=400&amp;sectcode=410
韓国でも足を伸ばして乗れる寝台型高速バスが来年初めに登場
2012年06月05日10時57分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment13mixihatena0
写真拡大
日本で運用されているバスの寝台型座席。
来年初めからソウル〜釜山(プサン)など主要長距離路線に寝台型高速バスが登場する。このバスには航空機のファーストクラスのように脚を伸ばすことができる座席18席が設置される。

国土海洋部は4日、こうした内容の「高速バスサービス向上と産業発展案」を発表した。現在は一般(45席)と優等(28席)の2種類だけだが、個人別液晶モニターと睡眠用カーテンのような便宜施設を持つ寝台型バスを新たに作るもの。座席は完全に後に倒せるよう通路を挟んで左右に1列ずつ45度方向に配置され、各座席には仕切りを設ける。運賃は優等より20〜30%高く設定される予定だ。ソウル〜釜山間は4万〜4万3000ウォン(優等3万2800ウォン)程度と予想される。

予約システムも改善される。KTXや航空機のように早期に予約すれば割引の恩恵が与えられ、路線や発着ターミナルに関係なくチケットを買える統合予約サイトも開設される。また、バスの中に発券・改札用統合端末機が設置され、クレジットカードで予約した乗客はチケット売り場を経ずすぐにバスに乗れるようにする計画だ。

845チバQ:2012/06/05(火) 23:30:16
↑  日本の高速バスに寝台型なんてあったか!?

846チバQ:2012/06/06(水) 21:12:08
>>553
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001206060004
連節バスに新ルート
2012年06月06日


7月から新ルートを走る岐阜市の連節バス=岐阜市提供


新しいルート図

◆7月から実験 観光資源に期待
 車両を2台つなげた連節バスについて、岐阜市や運行主体の岐阜乗合自動車(岐阜バス)などは7月下旬ごろからの約3カ月間、岐阜市の中心部を環状に巡る新しいルートで走らせることにした。岐阜市は路面電車の廃止後、連節バスを軸にすえたバス交通網づくりを目指している。今回の社会実験は今秋の「ぎふ清流国体・大会」開催に合わせたもので、結果をふまえて運行を続けるか判断するという。


◆JR岐阜駅→長良橋→国体会場を環状
 新ルートは、JR岐阜駅から名鉄岐阜駅、柳ケ瀬を経由して長良橋通りを北上。長良橋を渡ってからは西進。国体の総合開会式会場である岐阜メモリアルセンターなどを経て南下し、忠節橋を渡ってJR岐阜駅まで戻る。1周は約11キロで、1日に何周するかは未定。
 約3カ月間に安全に運行できるかや、一般車両への影響、利用状況を調べる。料金は200円均一。国体の選手や観客、観光客の利用があると見込んでいる。
 連節バスの利点は一度に多くの人員を運べる点だ。全長は約18メートルで、標準的な乗り合いバスの約1・6倍、定員は約2倍の130人。市によると、車両が長いため小回りがききにくいが、車体が安定して揺れが少ないという。
 岐阜市では昨年3月、連節バスがJR岐阜駅―岐阜大医学部付属病院間の路線に導入された。路線バスとして全国4番目だ。市によると、この路線に平日は2台で24便、土日祝日などは1台で12便運行しており、1日平均約800人の利用がある。連節バスの導入で、朝のラッシュ時のJR岐阜駅前の待ち時間が約13分短縮されたとしている。
 新ルートには、このうち1台が運行する。岐阜市の担当者は「連節バスは首都圏以外では岐阜市でしか走っていない。観光資源にしたい」と期待する。市は将来的に、別のルートでも連節バスの導入を目指す考えだ。(伊藤秀樹)

847杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2012/06/06(水) 23:01:32
>>845
大昔、札幌市交が寝台バスってのを試作・営業運転に供したんだけど、横転事故を起こしたんだよね。で、寝台設備を撤去(>_<)
http://www.nicovideo.jp/watch/nm12986722

848とはずがたり:2012/06/08(金) 19:24:32
>>816
伝説の国鉄バス路線名金線がらみやないすか♪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E9%87%91%E6%80%A5%E8%A1%8C%E7%B7%9A

とは倉庫の時刻表アーカイブにアップしたいと思ったままに実現してないけどやらなくては♪

849荷主研究者:2012/06/15(金) 00:08:56
>>808 >>818
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205240023.html
'12/5/24 中国新聞
高速バス、国道54号通らず

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120524002302.jpg

 広島市と島根県東部を結ぶ高速バスを運行するバス会社3社が、2013年度から三次―雲南間の国道54号を通行しない方針を固めたことが23日、分かった。12年度中に完成する中国横断自動車道尾道松江線の延伸区間を走り、運行時間を短縮する。尾道松江線のルートを外れる島根県飯南町は陰陽の都市部への公共交通手段を失う。

 一畑バス(松江市)と広島電鉄(広島市中区)、中国ジェイアールバス(同市南区)の3社。広島―松江、出雲の2路線で特急を含め一日計22往復している。尾道松江線の三次―雲南間の開通に合わせ、来年4月のルート変更を中国運輸局へ年内に申請する予定だ。

 変更後、全便が三次、雲南市と飯南町の54号沿い全22カ所の停留所に止まらなくなる。島根県の昨年9月の調査では、1週間の利用者の約13%(671人)が乗降している。三次、雲南市は高速道路に停留所を誘致する。しかし、飯南町には乗り入れがなくなる。

 同町の前島悦子さん(79)は「出雲市の病院に通う時に高速バスを使えなかったら乗り換えが増え、片道2時間近くかかる。町を出るだけで体を壊しそう」と言う。

 同町と三次、雲南市はことし2月、現行ルートを存続するよう3社に要望した。これを受け、中国ジェイアールバスは54号経由で三次市と松江、出雲市を結ぶ路線を設け一日3〜5往復する案を3市町に示した。だが、同社が求める赤字の補填(ほてん)を3市町は受け入れず、5月中旬に白紙に戻った。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20120524002301.jpg
【写真説明】飯南町上赤名のバス停で松江発広島行きの高速バスから降りる利用者

850チバQ:2012/06/15(金) 00:12:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20120613-OYT8T01236.htm
美馬ふれあいバス 平日のみに


 美馬市地域公共交通活性化協議会が13日、美馬市役所で開かれ、昨年6月から実証運行しているデマンドバス「美馬ふれあいバス」の祝日と大みそかの運行を中止することを決めた。土曜、日曜はもともと運行しておらず、9月17日の敬老の日から祝日も取りやめる。また5月末までの1年間で、1日の利用客数は、目標の100人を大幅に下回る18・62人。運行初年にあたる昨年度の市の負担金は2000万円を超えたことが報告された。(土井省一)

 「美馬ふれあいバス」は、高齢者のための新たな公共交通として、昨年6月1日から県内自治体で初めて運行を開始。運行形態を再三、見直し、従来は前日までだった予約制を、利用1時間前まで可能にするなどしてきた。現在は、木屋平を除く市内を8地区に分け、月〜金曜日まで1日6往復している。

 利用者の声を反映して、利便性を図って来たにもかかわらず、現在の登録者数は1543人。5月末までの運行日数は257日で利用者数は4787人だった。1便当たりの平均利用者は1・6人で定員の8人を大幅に下回った。運行収入も計157万円にとどまった。

 これまでは、祝日も運行していたが、5月末までの祝日(土曜日の重複は除く)は12日で、利用客は計63人。昨年の海の日の7月18日と敬老の日の9月19日はゼロだった。同市の調査では利用目的の半数以上が「病院」と答えており、緊急の場合でも家族の送迎が見込めるとして、祝日の運行中止を決めた。周知期間が必要なため、7月16日の海の日は運行する。

 市では「今後も、PRに力を入れるほか、効率と利便性の双方を考慮して市民の足として活用してもらえるようにしていきたい」と話している。

(2012年6月14日 読売新聞)

851チバQ:2012/06/17(日) 09:55:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120616-OYT8T00983.htm
活性化の切り札100円バス...秋田「エリアなかいち」



  秋田市は、同市中通の再開発地区「エリアなかいち」のオープンに合わせ、7月21日から、同市中心部で運賃が一律100円の「巡回移動バス」を試験運行する。再開発で創出したにぎわいを中心市街地に分散させることが狙いだが、車の所有率が高い秋田市だけに、効果を疑問視する声もある。バスが中心市街地活性化の一助となるかどうか。2月末まで試行し、効果を検証する。(石間亜希)

 エリアなかいちが出来る中心市街地は、1960〜80年代に商業地として栄えた。だが、90年代以降、郊外の大型店に客足が流れ、商店の移転や撤退が続出。人通りも年々減少している。

 秋田市は、完成後に取得するにぎわい交流館の利用者を年間約30万人と試算。この利用者や買い物客など集まった人たちに、市街地の他の施設にも足を運んでもらい、にぎわいを広げたい考えだ。

 市は巡回移動バスの利用者を「一般市民がメーン。加えてJR秋田駅を利用する観光客」と想定。コースは、エリアなかいちのほか、秋田駅前、病院、秋田市民市場、複数のホテル、大町地区の「ねぶり流し館」の近くをつなぐ1周約4キロ。バス停は13か所設け、コースを反時計回りする。

 事業費約650万円で、秋田中央交通(秋田市)に運行を委託し、午前9時〜午後5時、おおむね20分に1本運行する。車体は路線バスより小型の25人乗りで、運行継続の目安となる採算ラインは「1周当たり乗客10人」と見込んでいる。

 一方、5月22日に開かれた市地域公共交通協議会では、巡回移動バスについて審議され、委員から「多くの市民が車を持っているのに利用が見込めるのか」との声が相次いだ。

 中心市街地には40を超える時間貸し駐車場があり、車で訪れる買い物客が多い。エリアなかいちにも約500台分の立体駐車場が整備される。市は「車の利用者でも、複数の駐車場を回って料金がかさむよりは、100円のバスを選ぶ可能性はある」と説明したが、「そんな人はいない」との指摘も出た。

 また、巡回コースの沿線で、現在利用者の多い施設は駅前の商業施設や病院など、一部にとどまる。市まちづくり整備室の渡部智一主席主査は「先に人を流すルートをつくることで、今後沿線に魅力あるスポットが増えてくれれば」と期待している。

 市地域公共交通協議会会長で、交通計画に詳しい秋田大大学院の木村一裕教授は「循環バスは各地の集客スポットをつないで走るのが一般的で、現在のルートでニーズがどれだけあるかは未知数。試験期間中に運行ルートを変えてみるなど、様々な条件で検証した方が良い」と話した。

 「エリアなかいち」は現在、約1万7000平方メートルの敷地に新県立美術館や商業施設、市民向けの多目的ホールなどを備えた「にぎわい交流館」の建設が進んでいる。生鮮食品店や飲食店が入る商業施設は7月5日、新美術館と交流館は同21日にオープンする。

 新美術館は建築家の安藤忠雄氏が設計。商業施設は、総合食品販売店をメーンに専門店・飲食店が入る。

(2012年6月17日 読売新聞)

852チバQ:2012/06/17(日) 09:56:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120613-OYT8T01362.htm?from=popin
EVバス秋田市で試走 県内産業の切り札なるか




EVバスの外観イメージ図(県地域産業振興課提供) 県内に拠点を置く自動車・電子部品関連のメーカーやバス会社などによる企業連合が7月から、秋田市で、「EV(電気自動車)バス」の試験走行を始める。改良点などを探るためで、来年度には秋田市内の営業路線で、実際に客を乗せた実証運行に移る方針。県も県内企業によるEV関連産業への参入を促すため後押しし、環境負荷の少ない社会の実現を目指す。

 EVバスは、化石燃料の使用を抑えて二酸化炭素排出量を削減し、騒音を軽減するなどの効果が期待される。まだ市販されておらず、ディーゼル車のバスをEVに改造するのが一般的。富山市や京都市が試験的に運用するなど、自治体や企業、大学で導入に向けた動きが広がっている。

 県は、県内主力産業の電子部品分野を活性化させるため、EVバスに注目。県地域産業振興課では「EVバスは、競合相手の少ない成長分野として県内企業の参入が期待できる。環境に優しい街をアピールする意味でも導入の意義がある」と話す。

 県が昨年度から始めた「EVバス技術力向上事業」を受け、県内に拠点を置くTDKや秋田中央交通など11社が「あきたEVバス実証コンソーシアム」を設立。県は支援のため、2011〜12年度予算に計約1億1400万円を計上した。5年間をめどに、EVバスの開発を通して技術の向上やノウハウの蓄積を進める。

 7月に第1次の改造を終える予定のEVバスは、いすゞ自動車製の中型車(55人乗り)がベースで、1回の充電で35キロ程度を走行可能。照明や料金情報表示板など電装系部品に用いる発光ダイオード(LED)、補助電源として屋根に設置する太陽光パネル、充電ポイントの急速充電器など、車体や運行にかかわる設備に県内産の製品を活用する。

 試験走行は7月21日、秋田市中通の再開発事業区「エリアなかいち」のオープニングイベントに合わせて始める。当日のみ、エリアなかいちを発着点に中心市街地をEVバスで巡る試乗会を開き、県民に乗り心地を体感してもらう。

 今年度は試験走行で走行データを収集し、必要な改造を加える調整作業を進める。13年度は実証運行に移行し、実際の路線バス同様、乗客を乗せて秋田市中心部の営業路線を毎日走らせ、運行上の問題点などを検証する。経費は運賃収入で賄う方針。

◇EVバス愛称募集、締め切りは今月26日 

「あきたEVバス実証コンソーシアム」と県は、EVバスの愛称を募集している。EVバスの外観は、グレーを基調とし、側面には電気をイメージさせるオレンジ色のプラグをあしらう。愛称は、▽バスのデザインにふさわしい▽覚えやすく、親しみが持てる▽自作で未発表▽類似した商品名や企業名がない――などの基準で同コンソーシアムが選ぶ。

 最優秀賞の受賞者には、図書券(1万円分)を贈るほか、7月21日の出発セレモニーに招待する。

 県のホームページで応募用紙を入手し、愛称と愛称の説明などを記入し、郵送や電子メールなどで県地域産業振興課に申し込む。締め切りは26日(郵送は当日消印有効)。問い合わせは同課(018・860・2246)へ。

(2012年6月14日 読売新聞)

853チバQ:2012/06/17(日) 18:18:34
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120616-OYO1T00202.htm?from=main2
大阪市バス58路線、譲渡へ…府市統合本部
 大阪府市統合本部で大阪市営バスの民営化などを検討するプロジェクトチームは15日、市バス事業の見直し案を発表した。全139路線の4割にあたる58路線は、人件費カットなどで収益が見込めるとして民間譲渡などを行う。コミュニティーバス「赤バス」(27路線)を含む不採算の81路線は、41路線に再編した上で外部委託し、市が補助して維持する方針。19日の府市統合本部会議で決定する。

 市バスは現在、1キロあたり平均988円の運行コストがかかり、黒字は3路線にとどまる。人件費の4割カットなどでコストを同704円まで下げると、黒字路線が11路線に増えるのに加え、ターミナル駅を結ぶような主要路線には採算性があるとして58路線を選んだ。民間バス事業者に譲渡したり、外郭団体への運行委託を進めたりする。

 残る81路線の再編では、運行の空白地域が出ないよう配慮。採算性に合わせて小型バスや福祉タクシーなどでの運行でも可能としており、運行形態は各区長の考えに任せるという。試算では、市の補助額は年6億円に上るとしている。

(2012年6月16日 読売新聞)

855チバQ:2012/06/23(土) 00:42:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20120617-OYT8T00710.htm
パーク&バスライド低調 県実証実験


 通勤時にイオンモール甲府昭和(昭和町飯喰)からバスでJR甲府駅に向かう「パーク&バスライド」実証実験の往復利用者数が、実験開始から2か月で1日平均12・0人にとどまっていることが県のまとめで分かった。事業コストをまかなうには1日26人の往復利用者が必要だが、マイカー通勤者がバスを利用するメリットは乏しく、渋滞や大気汚染を減らす県の取り組みは浸透していない。

 実証実験は4月2日にスタート。甲府市や中巨摩地域などの住民が対象で、イオン駐車場にマイカーを止めてもらい、片道料金200円で山梨交通が運行するシャトルバスに乗り換えて通勤してもらう。

 県交通政策課は、山梨交通が4月から増便した平日午前7時台の2便の利用状況から、1日平均の往復利用者数を算定している。4月は10・25人、5月は13・67人で、スタート2か月間の平均は26人の半分にも届かない状況だ。

 利用者はイオン駐車場の使用登録をしなければならず、登録者は約50人いるが、同課によると、自転車通勤者が雨の日だけに利用する目的で登録しているケースもあるという。山梨交通は平日夜も4便増便しており、増便分のコストが運賃でまかなえない場合は、県とイオンが折半して負担することになる。

 同課は「本格運行までの2年間で県負担なしで運行できるように定着させたい」と説明。「バスなら読書や仕事の準備ができる」として利用を呼びかけている。

(2012年6月18日 読売新聞)

856チバQ:2012/06/30(土) 00:15:08

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120629/CK2012062902000029.html
しずてつ高速バス 「静岡甲府線」復活
2012年6月29日


◆9月末までの期間限定
 しずてつジャストライン(静岡市葵区)と山梨交通(甲府市)は七月二十日から、高速バス「静岡甲府線」の共同運行を始める。四月に開通した新東名高速道路を利用。九月末までの期間限定だが、静岡市と甲府市を結ぶバス路線は二十二年ぶりの復活となる。

 内陸部の新東名を使うことで、渋滞が多い静岡市清水区の国道1号や国道52号を避けられることに着目。行楽などで移動の多い夏休みに合わせ、一九九〇年十一月以来となる路線運行を決めた。

 バスは一日二往復。バス停は静岡側四カ所、山梨側五カ所に設ける。山梨から静岡へ向かう午前便で甲府(午前六時五分発)を出れば、静岡駅前に午前八時五十三分に到着。日帰りで観光やショッピング、海水浴を楽しめ、県内観光地のにぎわいに期待がかかる。名古屋方面へもスムーズに移動できる。

 二十八日に予約受け付けを開始した。運賃は特急電車に対抗し、大人は片道二千五百円。九月末まで往復四千円となる特別キャンペーンも繰り広げる。

 問い合わせは、しずてつジャストライン高速線専用ダイヤル=電0570(080)888=へ。

(美細津仁志)

857チバQ:2012/06/30(土) 00:16:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2012062700445
夜間運転上限、400キロで了承=高速ツアーバスで、緊急対策−国交省検討会
 有識者による国土交通省の検討会は27日、関越自動車道で7人が死亡したバス事故を受け、高速ツアーバスの運転手が夜間に1人で運転できる距離を原則400キロまでとし、違反した場合は行政処分とする緊急対策を了承した。同省はパブリックコメントを経て、7月中に施行する。
 これまで、貸し切りバスについては、指針で1日上限670キロとしていたが、ツアーバスは距離基準そのものがなかった。(2012/06/27-13:16)

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858荷主研究者:2012/07/01(日) 10:24:55

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13386384095072
2012年6月3日(日)茨城新聞
高速バス5年ぶり復活 笠間、秋葉原行き運行開始

【写真説明】高速バス「笠間〜秋葉原線」の開業を祝う記念式典=笠間市赤坂

 笠間市とJR秋葉原駅を結ぶ高速バスの運行が1日始まり、同市赤坂の笠間ショッピングセンターポレポレシティで同日、開業を祝う記念式典が開かれた。

 同市発着の高速バスは、1999年から2007年まで運行していた「笠間?JR東京駅線」以来、5年ぶりの復活となる。東日本大震災後の昨年3月20日から約1カ月間、笠間?秋葉原駅間の緊急支援バスが運行された。市民から利用再開を望む声が上がり、定期便として開業した。

 式典ではテープカットや出発式が行われ、バスを運行する茨城交通の任田正史(とうだただし)社長は「多くの方に利用していただき、東京から笠間への観光客が増えるような便を作っていきたい」とあいさつ。山口伸樹市長は「高速バスを利用して観光客誘致に力を入れていきたい」と述べた。

 1日往復4便の同区間高速バスは今月30日まで、特別運賃として大人片道1000円(通常1800円)、小学生までの子ども500円(同900円)で販売している。

859荷主研究者:2012/07/08(日) 14:04:15

http://www.shinmai.co.jp/news/20120608/KT120607BSI090009000.html
2012年06月08日(金)信濃毎日新聞
長電バスの運賃、7月1日値上げ 国交相認可

 長電バス(長野市)が、乗客の減少や原油高騰などを理由に3月に申請していた路線バスの運賃引き上げについて、国土交通省北陸信越運輸局(新潟市)は7日、国土交通相が申請通り認可したと発表した。引き上げは7月1日からで、長電バスによると、引き上げ幅は平均7・6%。

 初乗り運賃の最高額は、10円高い170円になる。長野駅―長野高校間の運賃(大人)は、現行より20円高い280円、同区間の1カ月の通学定期は600円高い8400円。長野駅―東長野病院間は50円高い450円となる。

 長電バスの運賃引き上げは5年ぶり。同社によると、2012年度は路線バス部門で1億3600万円の赤字を見込んでおり、今回の引き上げで2700万円の増収が見込めるという。

860荷主研究者:2012/07/08(日) 14:48:20

http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/86411
2012年06月15日 15:47 千葉日報
市原南ICに来月完成 2高速路線乗り入れへ 圏央道の「鶴舞バスターミナル」
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/IP120612TAN.jpg
間もなく完成する圏央道の市の玄関口となる「市原鶴舞バスターミナル」=市原市田尾

 本年度開通する圏央道(首都圏中央連絡自動車道)木更津東−東金間の「(仮称)市原南インターチェンジ(IC)」開設に合わせ、市原市が整備している「市原鶴舞バスターミナル」(同市田尾)が間もなく完成する。都心などへの高速バス路線乗り入れが予定されている。

 市は、2001年度発足した地元組織「市原南IC周辺まちづくり協議会」(深山一男会長)に用地選定や地権者交渉などの面で協力を得ながら整備を進めてきた。10年12月に着工。工事費は約2億円。来月にも工事がほぼ完了する。

 建設地はICから約300メートルの場所。バス専用通路5バース、一般などの駐車場(44台分)、二輪駐車場(約20台分)、乗降所、待合所のほか、イベント用の多目的広場を備える。

 7月に完成予定。市は年度内のIC開設に備え、駐車場利用料を無料とするほか、多目的広場の使用料(1日500円)などを定めた同ターミナルの設置・管理条例案を15日開会の市議会定例会に提案。可決後、夏には指定管理者を募集する。

861荷主研究者:2012/07/08(日) 15:05:09

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206110065.html
'12/6/11 中国新聞
光―福岡の高速バス増便へ

 防長交通(周南市)はジェイアール九州バス(福岡市)と共同運行している光、周南、防府市と福岡市を結ぶ高速バス「福岡・周南ライナー」を16日から2往復増やし、1日6往復とする。

 昨年3月の新しい博多駅ビルの開業で、買い物目的の利用者が増えているため。バスは光、下松、周南、防府、美祢と福岡県の北九州、福岡市を結ぶ。

 福岡行きは下松東中村停留所(下松市)発の午前5時40分、午後6時半の2便を新設。午前5時40分の便は、光市役所前を午前6時31分に出発する従来の始発便より約1時間早く、JR博多駅前に午前9時43分に着く。百貨店の開店前を望む客の要望に応えた。

 一方、博多バスターミナル(福岡市)の出発便は午前11時と午後3時45分を新設した。

 防長交通によると、今年3月の利用客は昨年比13%増。JR博多シティの開業で福岡市への集客力が強まったためという。

 乗車日の5日前までに購入すれば席数限定で運賃が半額となる「早売り5」サービスもある。防長交通=電話0834(32)7733。

862とはずがたり:2012/07/11(水) 09:57:49

都市圏路線バスを一元運行へ 熊本市と4事業者
2012年07月10日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20120710006.shtml

熊本市中心部で数珠つなぎになる非効率的な運行体制は熊本都市圏バス網の長年の課題となっている=熊本市役所前
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/20120710006_DAT_20120711061617001.jpg

 熊本都市圏のバス路線網再編を検討している熊本市は10日、民間バス事業者4社の運行を、熊本都市バスが一元的に管理する体制の導入に向け調整を進めていることを明らかにした。来年度から人的体制やシステムの検討を始め、2016年度からの運用を目指す。

 都市バスは、市営バス路線の受け皿として民間3社が共同出資して07年に設立。15年4月までに移譲を終える予定。同都市圏のバス路線網をめぐっては、事業者間の路線競合や、市中心部でバスが数珠つなぎになるなどが長年の課題となっていた。一元的な運行管理によって効率的で利便性の高いバス路線が期待される。

 同日あった市公共交通協議会の専門部会「バス路線網再編部会」の初会合で報告した。

 市と事業者4社は昨年8月、「バス路線網再編プロジェクト」を発足。定期的に会合を重ね、運行体制などの協議を進めてきた。

 その結果、各社個別の時刻表や路線図を統合し、都市バスが全社の運行を一元管理する方向で大筋一致。10月にまとめる再編の素案に盛り込まれる見通し。

 運行体制の一元管理に向け、早ければ10月にも九州産交と熊本電鉄が競合する交通センター−楠・武蔵ケ丘を結ぶ路線の一部で、ダイヤを調整し、共通時刻表を導入する。

 市交通政策総室は「市が積極的に支援しながら、各社で異なるダイヤ編成や管理システムを共通化し、効率的な運行体制を確立したい」としている。(平井智子)

863チバQ:2012/07/11(水) 23:29:14
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001207110002
岡山市中心部循環バス めぐりん20日発車
2012年07月11日


運行が始まる循環バス「めぐりん」=岡山市南区




■市民「100円魅力」競合バス「経営に影響」


 100円均一で岡山市の中心部を走る循環バス「めぐりん」の運行が20日から始まる。低料金でJR岡山駅や天満屋、市役所付近を回る利便性から、市民の期待が高まる一方、乗客を奪われかねない路線バス事業者は影響を注視する。


 タクシー事業の八晃運輸(岡山市)が、32人乗りの小型ノンステップバス7台を走らせる。1周約4・5キロを約20分で走る。右回りと左回りがあり、夕方には5〜10分間隔となる。


 車体には、岡山市の鳥、タンチョウを題材に一般公募したイメージキャラクター「ツル丸」が描かれる。6月下旬から試運転中で、経路や時刻表などの問い合わせが寄せられている。


 仕事などで毎日のようにバスを利用するという会社員の女性(59)は「どこまで乗っても100円は大きな魅力。運行開始が楽しみ」と話す。マイカーでの移動が多いという主婦(23)も「100円なら、家から岡山駅に出る時に利用できる」と歓迎する。


 岡山駅から岡山大学病院までバス通勤している男性職員(59)は「バスの本数が増え、大学から買い物に行くのも便利になる」。自転車で市役所を訪れた主婦(31)は「市役所前は路面電車が走っておらず、雨の日は自転車をやめて循環バスを利用してもよさそう」と話した。


 市中心部の路線バスは岡電、両備、宇野、中鉄、下電、備北の6社が運行。めぐりんに比べて運賃が数十円高い区間もある。循環バスの運行を許可した中国運輸局には、複数の事業者から「経営に影響する」などの声が寄せられたという。


 岡電バスは1日から、岡山大病院と岡山駅間の運賃を30円値下げして140円にした。利用者を増やして渋滞を緩和するためといい、広報担当者は「対抗値下げではありません。バスを利用しない人の新規需要の掘り起こしに期待したいが、100円では採算は厳しいのでは」と話す。


 「一部区間で乗客を取られると思う」と、はっきりと影響を懸念する事業者も。別の事業者は「うちは郊外からの乗客が多く、それほど影響はないと思うが、様子をみて対応策を考えたい」と話す。バス停付近の混雑を心配する事業者もある。


 めぐりんを運行する八晃運輸の成石敏昭社長は「高齢化社会を迎え、循環バスの役割は高まる。ほかのバス会社と競争するのではなく、市民に身近なバスを目指したい」と意気込んでおり、「100円でも採算は取れる」と自信を見せる。(吉村治彦)

864チバQ:2012/07/24(火) 21:58:26
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nikko/news/20120723/834921

利用者数は伸び悩み 日光市・デマンドバス導入3カ月 
(7月24日 朝刊)
 【日光】市営バス再編の一環で、市が落合など3地区3路線にデマンドバスを導入して3カ月がたった。バス停を倍増するなど利便性アップが図られたものの、利用者数は前年同期を下回っている。利用者は通院や買い物を目的とする高齢者が主。市は予約して乗車するデマンドバスのシステムに不慣れなためでは、とみている。

 導入は、2009年度策定の市生活交通再構築計画に基づく。主に市営バスについて、地域の実情に合った運行形態へ転換し、生活交通路線を維持するための年間1億円に上る市の財政負担を減らしていく狙いがある。

 今回デマンドバスが導入された落合は循環線から、小来川と猪倉は路線バスから、それぞれ切り替わった。

 落合では20年以上、民間路線が休止していたが、人口増などを踏まえ09年12月、市がJR下野大沢駅を起点とした循環線を開設。しかし、「環」の内側の住民が利用しづらいことからデマンドバスを導入。小来川と猪倉については利用時間帯に偏りがあったため、効率的な運行を目的に導入された。

 利用者は3路線合わせて4月283人、5月310人、6月216人と、前年の8割弱で推移している。

 市は、導入6カ月のタイミングで利用者にニーズ調査を行い、運行経費については1年間かけて検証したいとしている。


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