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乗合自動車(バス)総合スレ

851チバQ:2012/06/17(日) 09:55:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120616-OYT8T00983.htm
活性化の切り札100円バス...秋田「エリアなかいち」



  秋田市は、同市中通の再開発地区「エリアなかいち」のオープンに合わせ、7月21日から、同市中心部で運賃が一律100円の「巡回移動バス」を試験運行する。再開発で創出したにぎわいを中心市街地に分散させることが狙いだが、車の所有率が高い秋田市だけに、効果を疑問視する声もある。バスが中心市街地活性化の一助となるかどうか。2月末まで試行し、効果を検証する。(石間亜希)

 エリアなかいちが出来る中心市街地は、1960〜80年代に商業地として栄えた。だが、90年代以降、郊外の大型店に客足が流れ、商店の移転や撤退が続出。人通りも年々減少している。

 秋田市は、完成後に取得するにぎわい交流館の利用者を年間約30万人と試算。この利用者や買い物客など集まった人たちに、市街地の他の施設にも足を運んでもらい、にぎわいを広げたい考えだ。

 市は巡回移動バスの利用者を「一般市民がメーン。加えてJR秋田駅を利用する観光客」と想定。コースは、エリアなかいちのほか、秋田駅前、病院、秋田市民市場、複数のホテル、大町地区の「ねぶり流し館」の近くをつなぐ1周約4キロ。バス停は13か所設け、コースを反時計回りする。

 事業費約650万円で、秋田中央交通(秋田市)に運行を委託し、午前9時〜午後5時、おおむね20分に1本運行する。車体は路線バスより小型の25人乗りで、運行継続の目安となる採算ラインは「1周当たり乗客10人」と見込んでいる。

 一方、5月22日に開かれた市地域公共交通協議会では、巡回移動バスについて審議され、委員から「多くの市民が車を持っているのに利用が見込めるのか」との声が相次いだ。

 中心市街地には40を超える時間貸し駐車場があり、車で訪れる買い物客が多い。エリアなかいちにも約500台分の立体駐車場が整備される。市は「車の利用者でも、複数の駐車場を回って料金がかさむよりは、100円のバスを選ぶ可能性はある」と説明したが、「そんな人はいない」との指摘も出た。

 また、巡回コースの沿線で、現在利用者の多い施設は駅前の商業施設や病院など、一部にとどまる。市まちづくり整備室の渡部智一主席主査は「先に人を流すルートをつくることで、今後沿線に魅力あるスポットが増えてくれれば」と期待している。

 市地域公共交通協議会会長で、交通計画に詳しい秋田大大学院の木村一裕教授は「循環バスは各地の集客スポットをつないで走るのが一般的で、現在のルートでニーズがどれだけあるかは未知数。試験期間中に運行ルートを変えてみるなど、様々な条件で検証した方が良い」と話した。

 「エリアなかいち」は現在、約1万7000平方メートルの敷地に新県立美術館や商業施設、市民向けの多目的ホールなどを備えた「にぎわい交流館」の建設が進んでいる。生鮮食品店や飲食店が入る商業施設は7月5日、新美術館と交流館は同21日にオープンする。

 新美術館は建築家の安藤忠雄氏が設計。商業施設は、総合食品販売店をメーンに専門店・飲食店が入る。

(2012年6月17日 読売新聞)


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