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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1186チバQ:2010/11/29(月) 23:53:32
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101129ddlk30010172000c.html
激突:’10知事選 仁坂氏、余裕の再選 政党対決、終始優位に /和歌山
 近畿で唯一人口100万人を割った県の過疎対策、低迷する地域経済の活性化策などが争点となった知事選は、28日投開票され、現職の仁坂吉伸氏(60)=自民推薦、公明県本部支持=が、前県議の藤本真利子氏(56)=民主、国民新推薦=と元国労県支部委員長の洞佳和氏(62)=共産推薦=の2新人を破り、再選を果たした。仁坂氏は自民、公明支持層に支えられ安定した戦いを進め、民主への逆風もあって他候補を圧倒した。【知事選取材班】

 和歌山市北汀丁の仁坂氏の事務所は、当選の知らせが伝えられると、集まった支持者たちから歓声が上がり、拍手がわき起こった。万歳三唱した仁坂氏は、「再選を果たせたのはご支援のたまもの。温かい改革を進める第一歩が示せた」と話した。

 自民県連会長の二階俊博衆院議員ら国会議員や、選対本部長を務めた中村慎司・紀の川市長ら県内の首長が駆け付け、「和歌山浮上のため改革を進めてほしい」と口々に祝福。世耕弘成参院議員は「民主のパフォーマンス政治に飽き飽きした結果だ。県内から民主勢力を駆逐する」と気勢を上げた。

 選挙戦で仁坂氏は、入札制度改革や約80の企業誘致、財政再建など1期目の実績を強調。さらに、インフラ整備も引き続き取り組むとし、100万人割れした県人口については「人口流入県に変えていく」と訴えた。

 仁坂氏は当初は政党色の薄い選挙戦を構想。しかし、元民主県連代表の藤本氏が立候補表明し、自民が政党対決の選挙戦を指向、仁坂氏も受け入れた。告示前に公明が県本部支持を決めたことも安定した戦いにつながった。また本来は民主を支持する労働組合も取り込んで、支持基盤に厚みを増した。

 ◇「積極財政」に信なく 逆風藤本氏、浸透ならず
 和歌山市雑賀屋町東ノ丁の藤本氏の事務所に落選が伝えられると、支持者らは一瞬に静まり返った。藤本氏は疲れ切った表情で深々と頭を下げ、「景気を回復させる政策を訴えてきたが、その思いを届けられなかった。結果は真摯(しんし)に受け止めている。本当に申し訳ない」と述べた。選対本部長を務めた民主の岸本周平衆院議員も、「こんなにいい候補が勝てなかった。私の力が及ばなかった」と沈痛な表情を浮かべた。

 公共投資増を旗印に掲げ、「中央から予算を持って来られるのは私だけ」と政権とのパイプを強調した。しかし頼みの政権への逆風で無党派層の支持をつかめず、民主支持層さえ固めきれなかった。紀南での知名度不足も響いた。

 ◇出遅れ響き無念−−洞氏
 「働く人を大切にする県政を」と訴えた洞氏。落選が伝わり、和歌山市西旅籠町の事務所に姿を現すと、支援者からねぎらいの言葉が掛けられた。洞氏は「立候補表明が遅かった。もっと話を聞いてもらえれば、必ず理解してもらえた」と無念の表情。「公約実現のため、今後も運動を続けたい」と話した。選挙戦では、中学卒業までの医療費無料化▽国保料の1人1万円引き下げ−−などを訴えたが、出遅れが響いて浸透しなかった。

 ◇投票率43・37%、前回比8ポイント増 過去3番目の低さ
 投票率は43・37%と、前回(06年)の35・21%を8・16ポイント上回ったが、過去3番目に低かった。当日有権者数は84万933人(男39万1378人、女44万9555人)だった。

 戦後最低を更新してきた前々回(04年)と前回は上回った。自民や公明などが推す候補と共産推薦候補の一騎打ちだった過去2回に比べ、今回は民主・国民新の推薦候補の三つどもえになったことが、上昇に影響したとみられる。ただ、今年は7月の参院選に加え、特に大票田の和歌山市で市長・市議補選や県議補選が続き、“選挙疲れ”も指摘された。

 期日前投票(今月12〜27日)は7万8305人で、全投票者の21%を占めた。前回の1・95倍で、全市町村で前回を上回った。


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