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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1216チバQ:2010/12/19(日) 22:09:41
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/kansai1292567740010_02/news/20101217-OYT8T00648.htm
揺れる大阪 平松市長3年
「敵の敵は味方」 <上>
市解体危機「橋下包囲網」へ動く
 「私はこの場が好きだ。この場にいさせてほしい」



柳本卓治衆院議員のパーティーで、自民党市議らと壇上に上がる平松邦夫市長(中央、右は柳本衆院議員)(11日、大阪市中央区で)=里見研撮影 まだ暑さが残る10月13日夕、土佐堀川を見下ろす大阪・中之島の市役所5階大応接室。静まりかえった室内に大阪市長・平松邦夫の声が響いた。出席者は市議会主要3会派の幹部9人。平松出馬時に推薦した与党民主と、敵対した自民、公明。市長選後、平松の呼びかけで一堂に集まったことはなかったが、市政改革方針を説明したいと平松がひそかに招いた。

 3派と協力して市政を運営したいと願う平松に、自民幹部は、政敵と簡単には手を組めないという警戒心をぶつけた。「まず与党の民主党さんが単独で説明を受けるのが筋じゃないか」


 そんな強硬な反論を受けても、平松はソフトな笑顔で切り返し続けた。

 大阪市は長く、市長を助役出身者が占め、国政与野党相乗りの支援体制が続いてきた。だが、3年前の市長選では民主と自公が正面から争った。この日出席したある市議は「3派体制を復活させ、2期目を目指す布石だ」と嗅ぎ取った。

     ◎

 自公に平松を接近させたのは、「大阪都構想」を掲げて大阪市を特別区に分割することを迫る大阪府知事・橋下徹だ。

 平松は就任当初には橋下を「徹ちゃん」と愛称で呼び、メールで互いの体調まで気遣いあって、府市協調をアピールした。ところが橋下は今年1月に突然、都構想を打ち出し、拒否する平松に激しい批判を繰り返すようになった。対立はJR大阪駅北側の新サッカースタジアム構想や、大阪湾岸部へのカジノ誘致へと広がる一方だ。

 自民は所属市議が大量に離党し、橋下率いる地域政党「大阪維新の会」に合流した。来春の統一地方選での市議選を見据え、橋下と全面対決やむなしの構えだ。

 「敵の敵は味方」。市役所内では今、そんな言葉がささやかれる。平松は、共通の敵に立ち向かうことでかつての対立を解消し、「対橋下」包囲網を目指す。どぎつい言葉で世論をあおり、勢力拡大を続ける橋下に対し、危機感は強い。

 平松は最近、自民党市議らの後援会の会合に次々に出席している。「維新の会の躍進を阻止するのは皆さんだ」。今月11日には同党の柳本卓治衆院議員のパーティーで共闘を呼びかけた。

 公明は人気知事との対決に慎重だが、都構想に批判的な自民党府連幹部は「市長は敵ではない」と理解を示すようになった。

     ◎

 市長選で平松と争い、現職で落選した関淳一の後援会が3年前、解散した。名称を替えながら、歴代市長5人を約40年にわたって支えた〈市長後援会〉。「地域振興会」と呼ばれる各区にある自治会の幹部も役員に名を連ねていた。「対抗馬を支援できない」が解散理由だった。

 平松が今年7月から各区で始めた市民集会では、この地域振興会が動員の主力を担う。大阪市を批判する橋下の言動への反発が、歴代市長の応援団を平松支援に向かわせる。

 各区の同会会長が集まった今月6日の懇親会。市全体の地域振興会で会長を務める森田昭信は言い放った。「知事は許せない。大阪市の伝統と財産を守らなければならない」。「平松以前」に市を支えてきた人たちが、橋下による“大阪市解体”の激震の前に、平松を支え始めている。(敬称略)

 

(2010年12月16日 読売新聞)


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