したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

北海道 国政・地方政治スレ

1北海道民:2008/10/13(月) 15:10:41
選挙が近づいてきた次期衆院選の北海道は、町村・中川・武部のところなど接戦で面白い
また地方でも釧路市長選など興味深いところがあるので、このスレを作成してみました
気軽に北海道情報を話し合いましょう

738チバQ:2014/11/17(月) 19:19:03
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141112011350001.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(2)食産業
■ブランドに付加価値を

 10月16日、道産米の新米発表会が東京で開かれた。タレントのマツコ・デラックスさんが炊きたてをほお張り「『ゆめぴりか』は米自体がごちそう。『ななつぼし』はおかずを引き立ててくれる」。高橋はるみ知事も「業務用に向いた品種もたくさんある」とPRした。

 かつて「まずい米の代名詞」と言われた道産米の汚名を返上しようと、道などは道内で道産米をもっと消費してもらうキャンペーン「米チェン」を2005年に始め、高橋知事もテレビCMに出演した。「ゆめぴりか」の開発も追い風に、1996年に過去最低の37%だった道民の道産米利用率(道内食率)は昨年、91%まで上がった。米チェンは高橋道政の食政策の成功例に挙げられている。

 北海道の農業産出額は1兆円超と全国の約8分の1を占め、素材の存在感は群を抜く。しかし道産のタラコが加工されて「博多名物辛子めんたいこ」となるように、道内で付加価値をつけて利益につなげる面が弱い。食品関連製造業の2012年の出荷額は約2兆円で全国2位だが、出荷額から原材料費を除き、付加価値がどれだけついたかで比べると、北海道は全国6位に下がる。道は、付加価値額が出荷額に占める割合を示す「付加価値率」を今年度に32%にする目標を掲げるが、12年現在では全国44位の27・8%だ。

 11年、札幌・江別、帯広・十勝、函館の3地域が国の国際戦略総合特区(フード特区)に指定され、食品企業への税制優遇や金融支援が拡大できるようになった。特区の取り組みのひとつが、自治体としては全国で初めて道がつくった食品機能性表示制度(愛称「ヘルシーDo〈ドゥ〉」)だ。

 昨冬、全国のスーパーにヘルシーDoを示す「北海道認定」マークがついたヨーグルトが並んだ。昨年1月に北海道へ進出したフジッコ(本社・神戸市)が製造する「カスピ海ヨーグルト」で、1日約5万パックを生産するヒット商品となった。高浦克也工場長は「商品の北海道ブランドをより強固に打ち出せる」と、この制度を評価する。

 だが、国が認定する「特定保健用食品」(トクホ)のように効能を直接表示することはできない。取得企業からは「訴える力が弱い」と指摘する声がある。認定商品は26品目にとどまり、トクホとの差別化や知名度アップも課題だ。道などが設立した「北海道食産業総合振興機構」(フード特区機構)は、特区制度を使って16年度末までに計1300億円の新たな取引を生み出す目標だが、13年度までの達成額は185億円。正念場はこれからだ。

 (滝沢隆史)

739チバQ:2014/11/17(月) 19:19:24
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141113011350001.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(3)観光
■鍵握る外国人、道央偏重

 イチョウやモミジが鮮やかに色づく11月初旬。札幌市の道庁赤れんが庁舎前には、カメラを抱えた外国人観光客が絶えない。中国語などの外国語が飛び交い、ポーズを決めて記念撮影をしている。函館や登別などを5日間で周遊してきた台湾人の范綱政(ファンカンツェン)さん(52)は「札幌は街並みがきれい。食べ物もおいしく、また来たい」と満足げだ。

 昨年度に北海道を訪れた観光客は5310万人。そのうち外国人は115万3100人と、100万人の大台を初めて突破。高橋はるみ知事が掲げた公約を達成した。

 高橋道政の2010年に新千歳空港の国際線ターミナルビルが開業。台湾とは多くのチャーター便で結ばれ、昨年度は過去最高の41万5600人が来た。タイとは12年に直航便が就航し、昨年度は増便もされて前年度比1・7倍増となった。円安の追い風もあったとみられるが、高橋知事も中国・上海など海外へトップセールスを重ね、韓国やシンガポールなどへの宣伝にも力を入れている。

 道の観光政策に関連して観光業界からよく聞かれるのが「予算が少ない」との批判だ。引き合いに出されるのが沖縄県。同県によると今年度の観光予算は85億円だが、道の観光局の今年度予算は8億円だ。だが道観光局は「沖縄県と同じ方式で計算すれば約51億円になる」と反論する。「北海道新幹線開業に向けた予算や道路網の整備予算も観光客の誘致につながる。単純に額を比べることに意味はないのではないか」との声も道庁内にある。

 道にとって、観光は食と並ぶ得意分野で、雇用の柱でもある。しかし繁忙期と閑散期の差が大きいために非正規雇用が多く、人手不足が深刻だ。観光業で働く人は道内就業者の6・6%を占める約16万4千人。しかし北洋銀行が10月に道内700企業に行った調査では、ホテルや旅館業で「人手不足」と答えた企業は67%と、全企業でみた割合(55%)より高かった。

 今後少子化と人口減が進み、国内観光客数の大幅増は望めない。高橋知事らが海外へのセールスに汗をかくのは「観光業の生き残りを左右するのは外国人客」という認識があるからだ。だが現在、外国人宿泊客延べ数の7割は札幌やニセコを含む道央圏が占め、「一極集中」の状態だ。

 阿寒湖温泉(釧路市)など道内各地に高級ホテルを展開する「鶴雅グループ」の大西雅之社長は「道東などほかの地域の魅力が落ちているわけでは決してない」と話す。長距離バスの制約や高速道路網の未整備など交通ネットワークの弱さが一因だと指摘し、「道内均衡を取らないと、観光客数はすぐ頭打ちになる」と懸念する。

(森本未紀)

740チバQ:2014/11/17(月) 19:19:49
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141114011350001.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(4)財政再建
■大胆な人件費削減、弊害も

 高橋はるみ知事は今年、優れた取り組みをした道職員への表彰を1987年以来27年ぶりに復活させた。農業被害が深刻なエゾシカの食肉利用を拡大したり、空き家の利活用を進めたりした12人に8月、高橋知事が表彰状を手渡し、こうたたえた。

 「模範となる優れた取り組みに心から感謝申し上げる。業績を多くの人に知ってもらい、意欲的に仕事に取り組む機運を高めたい」

 職員の士気の維持と人材確保はいま、道の大きな課題となっている。

 高橋知事が就任した2003年度、道の借金にあたる道債の残高は、一般会計当初予算の2倍近い5兆2千億円にのぼった。就任4年目の06年度には、支出に対する収入の不足額が2150億円に達した。

 高橋知事の就任前、国の景気対策に合わせて道も公共事業を増やしたつけが回ってきたのに加え、景気低迷による税収の落ち込みや、国からの地方交付税の削減なども追い打ちをかけた。財政にかかる借金返済の負担の重さを示す「実質公債費比率」は全国最悪で、このままでは財政運営に国のチェックを受ける「財政健全化団体」に転落すると言われた。

 そこで高橋道政は06年度から、公共事業と人件費の思い切った削減に踏み切った。公共事業を含む「投資的経費」は、ピーク時の3分の1近くの4千億円台前半に減らした。人件費では知事自らの給料を25%減とし、一般職員の給料も2年間10%カットした。10%は当時、都道府県で最大の削減率だった。今も知事は25%カットを続け、一般職員も2%台のカットが続く。

 職員採用も抑え、04年度の169人が09年度には26人に。今年4月現在の職員総数は約1万3600人と、9年前から6千人近く減った。減らした人件費は年間約400億円。収支不足額はピークの3分の1の720億円に減り、財政健全化団体も避けられる見通しだ。

 しかし弊害を指摘する声は少なくない。道職員の組合「全道庁労連」が今年まとめたリポートには、職員減で一人ひとりの負担が重くなったため「事務の遅れやミスが続く」「健康を害する職員が増えている」とある。全道庁労連の三浦和枝書記長は「道職員の給与は、中小企業の賃金の基準にもなっている。大幅なカットは地域経済にも悪影響を及ぼした」と指摘する。

 職員の年齢構成にもゆがみが出ていることから、道は3年前から採用を100人台に戻し、今年度は227人に増やした。しかし景気の回復で民間企業が採用を増やしているほか、公務員志望者でも「転勤がない」などの理由で市町村職員を選ぶ人が少なくないといい、人材の獲得競争は厳しさを増している。

 (山吉健太郎)

741チバQ:2014/11/17(月) 19:20:08
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141117011350001.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(5)支庁制度改革
■権限移譲 なお模索続く

 全国の競走馬の8割を生産する日高地方。道日高振興局(浦河町)の職員が7日、日高町の門別小で馬産地を学ぶ出前授業の講師を務めた。

 馬産地対策室の豊口享志(たかゆき)(40)さんは、町内の農家で軽種馬農家が半数以上を占めることを紹介。「馬を中心に人や仕事が集まっている。馬がいないと街から人もいなくなる」と語りかけた。

 道内14の総合振興局・振興局の中で、馬産地対策室は日高振興局にしかない。地域課題に柔軟に対応するため、2010年の支庁制度改革で始まった「地域裁量枠」で、振興局に独自の部署を置くことが認められ、振興局長の権限で職員2人を自由に配置できるようになった。「馬」担当職員は4人に増え、日高振興局は「人員が増え、職員が現場に出て行きやすくなった」と話す。

 高橋道政が始まった00年代、全国で市町村合併がピークを迎えていた。道州制の議論も活発で、「地方分権」は大きなテーマだった。支庁制度改革は、地方分権に合わせて本庁から権限を移し、より広域的な地域政策をはかることが目的とされた。

 「支庁」は明治時代に起源をさかのぼる歴史を持つが、保健所や土木現業所が支庁から独立しているなど、縦割り行政も指摘されていた。厳しい道の財政状況をふまえ、出先機関や内部管理部門を統合してよりスリムな組織にすることも大きな狙いだった。

 道は08年、9総合振興局とその「出張所」の5振興局に再編する条例を成立させたが、特に出張所扱いとなる振興局管内の町村は強く反対した。当時浦河町長だった谷川弘一郎さん(79)は「札幌一極集中を目指すもので、地域がますます衰退してしまう。分権の時代にも逆行していた」と振り返る。

 道は09年に振興局を総合振興局と同列とするよう条例を修正し、10年4月から現行体制がスタートした。原則2人という少人数ながらも組織編成の裁量枠が設けられたほか、地域課題にあてられる交付金の事業採択が独自にできるようになった。

 しかし谷川元町長は「看板を変えただけ。大騒ぎした割には、あまり効果がなかった」。政策の広域化のために総合振興局が振興局の事務の一部を担うようにしたが、市町村から「身近な振興局でやってほしい」との要望も強く、約100事務の移行を予定していたが今のところ37にとどまる。

 人口減少と地域の疲弊が大きな問題となる中、市町村からは「むしろ振興局の機能強化を」と求める声もある。10月に道庁で開かれた「地域づくり推進本部員会議」では、総合振興局長からも「もっと権限を移譲してほしい」との要望が高橋知事に寄せられた。道は来年度から、組織や機能のあり方について幅広く見直しの検討を始める予定だ。

 (滝沢隆史)

742チバQ:2014/11/17(月) 19:20:36
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141117011350002.html
検証 高橋道政12年【検証 高橋道政12年】
(6)高橋知事インタビュー

拡大
写真:高橋はるみ知事
拡大高橋はるみ知事
■経済自立「少しずつ形に」

■知事選「頭の中で整理中」

 高橋はるみ知事(60)は来春、3期目の任期満了を迎える。このほど朝日新聞のインタビューに応じ、2003年に知事に就任して以来取り組んできた重要政策について振り返った。5カ月後に迫った次期知事選については「頭の中で整理している」と話すにとどめた。

――道内総生産が下がっています。国の公共事業の減少も大きいと思いますが、現状をどうみますか。

 「確かに道内総生産は減っています。でも全国の総生産も減っていて、同じ苦戦をしているのだと思う。中でも公共事業は全国以上に大きく落ち込んでいるのに、国内総生産に占める道のシェアは変わっていない。それは道庁と民間がともにがんばった成果ではないか。『成果』という言葉を自分自身の道政に使うのは好きではないけれど、数字はそう示していると思います」

――民間主導による「自立型経済」の実現は遠いように思います。

 「自動車関連産業の出荷額はこの10年で明らかに増えました。食料品製造業の出荷額も約700億円増え、機能性食品を含むバイオ産業の売り上げも倍増している。私は経済部や農政部と一丸となって誘致に取り組みました。北海道のよい資源と素材を生かして自前の経済を目指す動きは、少しずつですが形になっています」

――思い切った財政再建に取り組みましたが、職員構成にゆがみも出ています。

 「就任直後、財政担当から『とにかく行財政改革をやらないと道がダメになる』と説明を受けました。財政を立て直すには、人件費だけではなく建設予算も一定程度削減しないといけない。あっちからもこっちからもたたかれ、職員の方々にも本当に申し訳なかったけれど、道財政の将来のために断固やりました。ご協力のたまもので、収支不足額はピーク時の3分の1に減り、ほんの少しですがゆとりが出てきた。でも気を抜かずに効率化・合理化を進めなければなりません」

 「職員構成のゆがみを解消するために、新規採用をここ数年増やしています。さらに採用時の『上級』『初級』といった序列もなくしました。厳しい中でも少しずつ知恵を出し、士気向上を図っています」

――来道外国人観光客数は、公約の110万人を達成しました。円安のおかげでしょうか。

 「それは違います。2003年春ごろの為替は今とほぼ同じでした。民間の方々が各地で観光資源を磨き上げ、我々と連携して海外や道外にアピールした結果だと思います」

 「道としては、ビザ要件の緩和を国に要請しました。また、台湾人観光客が自国の運転免許で運転できるように制度改正を働きかけました。新規航空路線とチャーター便の誘致も、市町村や民間と協力して一生懸命やったつもりです」

――支庁制度改革などの地方分権は中途半端だったとの指摘を聞きます。

 「批判はよく承知しています。ただ私としては新たな9総合振興局と5振興局に、組織編成や交付金などの裁量をできる限り増やしました。市町村への権限移譲は、押しつけるのではなくて手を挙げてもらう方式をとっています。移譲の効果が高いものを1400ほどリストアップして『移譲できます。どうですか?』と尋ね、全項目で実績があります。特にパスポートの発券事務と農地転用の許可権限の移譲は地域にとって便利で、市町村のプレゼンスも高めていると思います。ただ、まだ努力しないといけない」

――次期知事選への態度をまだ表明していません。何を基準に判断しますか。

 「いま人口減少という一大危機があり、その処方箋(せん)をいろいろ考えています。道民の方々にそれをお示しできるかどうか、頭の中で整理をしているところです」

 (聞き手・山吉健太郎)

 =おわり

743チバQ:2014/11/21(金) 21:01:10
http://www.asahi.com/articles/CMTW1411210100003.html
突然の活動制約、困惑 知事選・札幌市長選
2014年11月21日09時43分

写真・図版
  

[PR]
■「演説できぬ」「選考止まる」 きょう解散

 来春の知事選と札幌市長選の立候補予定者が、突然の解散総選挙に戸惑っている。公職選挙法で、選挙期間中は政治活動も制約を受けるためだ。

 札幌市長選に自民党推薦で立候補予定の元総務省職員、本間奈々氏(45)は14日、札幌市内で政策発表会を開いた。すでに解散総選挙が確実視されており、「驚いたのが正直な感想。市長選への市民の関心が薄らぐのではと一抹の不安を感じる」と打ち明けた。21日に政経セミナーを開くが、その日は解散当日。セミナーに出席するはずだった自民党の谷垣禎一幹事長はビデオメッセージで出演する。

 公選法上、選挙期間中の政治活動には制約があり、単独での街頭演説はできない。しかし自民党札幌市支部連合会の細川正人幹事長は「衆院選候補者の応援弁士として顔を売ることはできる」と話す。本間氏は20日、自民党道連の衆院選選対本部の事務所開きにも顔を出した。

 一方、札幌市副市長から市長選に名乗りを上げた秋元克広氏(58)は政党からの推薦を受ける予定はなく、衆院選中に表立った活動はしないという。秋元氏を支援する民主党の札幌市議は「本間氏は衆院選候補者の横に立って演説ができるのに、こちらは長い選挙期間に何もできないのが痛い」とこぼす。秋元氏は年内に政策発表をする予定だったが、これも衆院選で影響を受ける可能性があるという。

 知事選は告示まで残り4カ月ほどだが、現在立候補表明しているのはフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)だけ。「衆院選の間に知事選の話題は消えるだろうから、その間にじっくり地方のみなさんと会って話を聞いてこようと思う」と前向きにとらえる。今のところ主な政党が佐藤氏を支援する動きはないが、後援会には「衆院選の構図や結果次第では、流れが変わってくるかもしれない」との声もある。

 現職の高橋はるみ氏(60)はまだ態度を表明していないが、後援会は4選出馬を前提にして動き始めていた。後援会幹部によると当初は12月中の表明を想定していたが、「予想もしなかった解散総選挙で12月は衆院選一色になる。しばらく時間を置いたほうがいい」。

 民主党は上田文雄・札幌市長の知事選への擁立を10月に断念、新たな候補者探しに入ったばかりだった。道連幹部は「選考は完全に止まった」と話している。

744チバQ:2014/11/26(水) 20:57:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141126ddlk01010326000c.html
2014衆院選:来春の知事選、札幌市長選 戦略の練り直し必至 準備本格化矢先の解散 /北海道
毎日新聞 2014年11月26日 地方版

 来春の知事選と札幌市長選を前に突如、決まった衆院解散・総選挙。知事選にはフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が立候補を表明し、現職の高橋はるみ知事(60)も4選出馬に意欲を見せ、市長選には新人2人が名乗りを上げている。各陣営とも準備を本格化させようとした矢先の事態で、戦略の練り直しを迫られている。【小川祐希、山下智恵】

 ■地方回りに全力

 今月4日、知事選への出馬を表明した佐藤氏。翌週、突如として衆院の「解散風」が吹き始め、21日の解散に至った。だが、佐藤氏は「衆院選が終われば世間の注目は一気に知事選に向く」と意に介さない。

 衆院選までの期間中、佐藤氏は地方回りに力を入れる。22〜24日の3連休は稚内市から佐呂間町までオホーツク海沿岸の町を南下し、集会を開いたり企業を訪問したりした。

 「私は自民党とも是々非々でやりたいと思っている」と話す佐藤氏は、地方回りを通して自民党支持者の取り込みを狙う。衆院選終了後の12月下旬には第2弾の政策発表を行い、再び存在感をアピールする考えだ。

 ■自民候補応援へ

 一方、自民党道連は高橋知事の4選出馬を支援する方針で、高橋知事も衆院選で自民候補者の集会などで応援演説するとみられる。

 だが、党内には前回の衆院選のように小選挙区での全候補当選は難しいとの見方もある。ある道連幹部は「高橋知事はいい事前運動だと思って応援演説をするだろうが、自民党の支持が伸び悩めば高橋知事にはマイナスに働く」と指摘する。

 ■大地に接近懸念

 一方、道内で根強い支持者を持つ新党大地と民主党が選挙協力を通じて接近することに、自民党内や知事周辺では警戒感が広がる。

 大地の鈴木宗男代表(66)は、北海道電力泊原発(泊村)の再稼働反対や反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)などで佐藤氏と主張が近い。高橋知事の4選についても「何もしない行政の長なら、知事は3期12年で十分」と批判してきた。

 衆院選で大地は、自民、民主両党との選挙協力を模索。自民とは破談し、鈴木代表の長女の前職が民主の公認候補として出馬することが決まった。自民の関係者は「民主と大地が緊密になれば知事は戦略の練り直しを迫られる」と頭を抱える。

 ただ、民主党道連内には佐藤氏を支援することへの慎重論もあり、上田文雄・札幌市長(66)の擁立を10月に断念した後も、独自候補の擁立を模索している。同党道連幹部は「衆院選で選考が止まった。佐藤氏に乗るかも含め、決定は年明けになるだろう」と話す。

 ■「顔を売る好機」

 「まずは国政選挙で勝ち抜き、その力で市長選を押し上げてほしい」。札幌市長選に自民推薦で立候補予定の元総務官僚、本間奈々氏(45)は、衆院解散日の21日に開いた自身の政経セミナーで訴えた。本会議を終えたばかりの自民の前衆院議員で、札幌市の選挙区から出馬予定の2人も駆けつけ、衆院選と市長選の勝利を誓った。

 本間氏は23日には、札幌市の選挙区から出馬予定の別の自民前職の事務所開きにも参加し、出席者らに握手を求めた。自民の同市議は「知名度の低いことが最大の課題だったので、衆院選で候補者の応援に従事して市内を共に歩くことで顔を売ることができる」と話す。本間氏は、今後も衆院選の候補予定者による個人演説会や街頭宣伝に同行する機会を増やしていくという。

 ■経済界動き注視

 もう一方の市長選候補予定者で、前同市副市長の秋元克広氏(58)は、政党の推薦を受けずに立候補する方針。衆院選の期間中は目立った活動の予定はなく、秋元氏を支援する民主の同市議は「市民への知名度が課題なのはこちらも同じ。本間氏が表に出る間、こちらが大きく出られないのは痛手」と頭を抱える。

 さらに、支援者らが懸念するのが経済界の動向だ。秋元氏は、札幌商工会議所の役員を含む経済人有志らの要請を受け出馬表明したため、本来は自民支持層である経済界を二分する構図となっている。秋元氏は経済界に配慮し、経済政策を最重要政策に掲げている。

 同市議は「本来、経済人は自民支持層。国政選挙を経済界一丸で戦うことで、本間支持に取り込まれる恐れがある」と危機感を抱く。

745チバQ:2014/11/29(土) 11:55:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141129ddlk01010191000c.html
選挙:小樽市長選 森井氏出馬へ /北海道
毎日新聞 2014年11月29日 地方版

 元小樽市議の森井秀明氏(42)が28日に小樽市内で記者会見し、任期満了に伴う来年4月の同市長選に無所属で出馬すると明らかにした。市長選に挑むのは3度目。

 森井氏は、市議会3会派(自民、公明、民主)など5団体から支援を受けている現市政を「相乗り体制は町の活性化につながらない」などと批判した。

 森井氏は札幌市出身。道教大札幌校卒業後、会社員などを経て2003年に同市議に初当選。07年に同市長選に初出馬し、11年の選挙では現職に3000票差にまで迫った。同市長選には現職の中松義治市長(68)も出馬を表明している。【遠藤修平】

746チバQ:2014/12/13(土) 10:31:58
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/579703.html
道知事選照準、2氏も走る 高橋知事、衆院選自公候補を応援/佐藤氏、人脈生かし支持者回り(12/12 06:25)

 衆院選が終盤戦を迎える中、来年4月の道知事選を見据え、4選出馬の意向を固めている高橋はるみ知事(60)と11月に立候補を表明したフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が道内を奔走している。知事は自民、公明両党の候補者の応援で、12日までに道内全12小選挙区に入る予定で、事実上、知事選を意識した活動を展開。政党の支援を受けていない佐藤氏は支持者回りを続け、草の根での支持拡大を目指している。

 「応援要請があることや公務優先で調整できること、候補とのお付き合いなどから決めています」。知事は11日の記者会見で、節度を持って選挙応援にあたっている姿勢を強調した。

 知事選に向け自公両党との関係を強化し、各地で存在感を印象付けたい知事と、知名度が高い知事の応援で、てこ入れを図りたい両党の思惑は一致。知事は各地で両党への支持を明言し、出馬前提と受け取られる発言も繰り返している。

 知事は10日、道12区(オホーツク、宗谷管内)に入り、自民党前職の集会に参加した際「(知事選のある)4月が来たら、いろんなことがあるかもしれません」と発言。9日の道1区(札幌市中央、南、西区)の自民党前職の集会では「北海道は全国以上に伸びている経済指標もある。私の選挙の時に詳しく話します」とまで言い切った。

 知事の4選出馬に慎重だった自民党前職の応援にも入り「関係修復の機会に活用」(自民党道連関係者)。衆院選の結果を踏まえ、出馬表明する考えだ。

 一方、佐藤氏は9日、札幌市内の仕出し店で「北海道に暮らしていて、何か感じていることはありますか」と10人ほどの従業員に語りかけた。1人が「不景気で金回りが悪い」と答えると、佐藤氏は「北海道独自の経済対策をつくらないといけないですね」と応じた。

 衆院選公示前から、佐藤氏はテレビ番組に出演していた時に築いた人脈を生かし、企業回りや10〜20人程度の集会を、毎日のように各地で開く活動を続けている。衆院選での特定候補の応援については「政党の色をつけずに幅広い支持を集めたい。あくまで道民党だ」(後援会幹部)として避けているという。

 佐藤氏は11日、取材に対し「人口減少や中小企業経営の厳しさ、農業の課題など、地方で聞いた声を政策に反映したい」と述べ、年内に発表する第2弾の政策に盛り込む考えを示した。

 佐藤氏周辺は「衆院選後、道民の関心は知事選に移る。年明け以降は地方回りに加え、メディアへの露出を増やす戦略も練らないといけない」と話している。

747チバQ:2014/12/13(土) 10:32:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/579965.html
<北海道経済は今>5 酪農 大規模化での維持限界(12/13 07:00)


 「プシュー」「モオオ」。午前4時半、釧路管内鶴居村の農業生産法人「協栄農場」に機械音と牛の鳴き声が響き渡る。24頭同時に搾乳できる設備「ミルキングパーラー」を従業員が操り、乳牛280頭の乳を搾る。1日3回の作業で生乳を年3千トン生産している。

 「若い従業員はよく頑張ってくれている。給料を上げたいが、今は苦しいね」。同農場の才田洋一社長(54)は渋い表情だ。今年6月に3代目社長に就いたばかりだが、円安などによる飼料価格高騰や燃油高、電気料金再値上げといった難題に、いきなり直面した。

 高校卒業後、カナダ留学などを経て鶴居村で家業の牧場を継いだ。乳牛の繁殖・育成を得意とし、搾乳牛40頭による生乳生産のほか、最初の子牛を身ごもった「初妊牛」を出荷して生計を立てた。休みなく働いたが、後継者がおらず、施設も老朽化したため数年前、いったん離農を決意した。「設備更新のための投資をしても経営を続けるのは無理。借金が少ないうちに」と考えた末のことだった。

 そんな時、「うちに来ないか」と協栄農場の前社長・藤沢常行さん(64)に誘われた。同農場は1964年に9戸で設立された古参の法人だ。創業時の農家が65歳を迎えて次々と定年退職し、事業を継続するため、才田さんに白羽の矢が立った。3年前に自分の牧場をたたんで入社した才田さんは「まさか社長になるとは思わなかったけど、牛に関われるのはありがたい」と日々、現場で若手従業員らの指導に当たる。

 国内の生乳生産の5割を担う北海道の酪農だが、その実情は非常に厳しい。

 農林水産省によると、道内ではこの25年間、後継者難などから毎年200軒以上のペースで酪農家の離農が進む。一方で、離農後の牧草地や搾乳牛を別の酪農家が引き継いで規模拡大を進めたこともあり、搾乳牛頭数は92年以降、40万頭前後を維持し、生産量も2002年以降は380万〜390万トン前後を保ってきた。

 しかし、離農と規模拡大のバランスで生産を維持する構造にも、限界が見えてきた。

 道内の多くの酪農家は「規模拡大はもう限界」と口をそろえる。牛舎建て替えや機器更新などが必要になる上、環太平洋連携協定(TPP)交渉が将来に影を落としているからだ。「畜産品が自由化されれば、(競合するとみられる)オス牛などの出荷で酪農経営に影響が出る」(十勝の酪農家)との不安は膨らむ。

 さらに、円安などが引き起こす飼料価格の高騰が追い打ちをかける。北海道農政事務所によると、道内の搾乳牛1頭当たりの年間経費は99年度の56万6千円から13年度には67万1千円に上昇した。このうち飼料費は21万4千円から32万2千円と1・5倍に跳ね上がった。「乳価はさほど上がらず、経費の増加を賄えない。この状況では増産意欲がわかない」(釧路管内の酪農家)との不満は強い。今後も離農傾向が続けば、生乳生産の現状維持に黄信号がともる。

 安倍政権は「農業の成長産業化」を掲げ、農協制度などの抜本改革を目指している。ホクレンの株式会社化なども検討され、農協側は反発している。

 一度は離農を決意した才田さんは、こう語る。「制度を変えれば後継者が増えるほど、現場は甘くない。制度改革よりも、今の生産現場をどう守り、農業をいかに魅力ある仕事にするかを議論してほしい」(経済部 米林千晴)

=おわり=

748チバQ:2014/12/13(土) 15:33:33
2430 チバQ 2014/12/12(金) 22:15:12
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251737.html
民・自とも足元に不安(2014/12/11)

■道11区(十勝管内)

◇立候補者(届け出順)
三津丈夫 68 民新  
畑中庸助 63 共新  
中川郁子 55 自前 《1》


 4日夜、帯広市内で開かれた民主党と新党大地の合同演説会。民主党から7区に出馬している鈴木貴子(大地代表代理)が応援に駆けつけた。鈴木は「石川後援会、新党大地後援会の皆さん。香織さんがどんな思いで三津候補の名前を言っているのか、よくよく分かるでしょう」と述べ、民主党の三津丈夫への支援を呼びかけた。

 三津の選対本部長は、前回大地公認で出馬した石川知裕の妻香織が務める。石川は政治資金規正法違反事件で有罪が確定し、3年間の公民権停止中。次の衆院選での石川擁立を視野に入れる民主党は今回、道議選帯広市(定数3)で当選5回を重ねてきた三津が道議を辞職し、「つなぎ役」を買って出た形だ。鈴木は言外に「石川のために、今回は三津を応援してほしい」との意味を込めた。

 だが、保守系が多い大地関係者の間には、微妙な空気が漂う。ある支持者は「比例は鈴木のために『民主』と書くが、選挙区は白票で出すつもりだ」と言ってはばからない。どんなに支援しても、三津が落選すれば来春の道議選に出馬し、大地系の現職山崎泉と競合するとの疑念が消えないのだ。

 「政治家人生で、これが恐らく最後の戦い」。三津は大地サイドの空気を察し、こう強調する。昨年の参院選道選挙区の十勝管内での得票数は自民5万5千票に対し、民主、大地各候補の合計は6万8千票。民・大連携がフル回転するかどうかが終盤戦の鍵を握る。

 再選を目指す自民党の中川郁子も、やはり帯広市の道議選に絡んで足元に不安を抱える。9月の内閣改造に伴い農水政務官に就任。三津の出馬表明が解散当日の11月21日と出遅れたのを尻目に優勢に戦いを進めているが、道議選では保守系から4人が名乗りを上げる分裂含みの様相となり、党内は混乱が続いている。党道11区支部幹部は「互いに疑心暗鬼になりながら戦っている」と声を潜める。

 共産党は帯広市長選に出馬経験のある畑中庸助を擁立、消費税再増税の中止を訴える。(敬称略)

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_siwasukessen/251890.html
自・民陣営 道議選が影(2014/12/12)

■道12区(オホーツク管内、幌延町を除く宗谷管内)

◇立候補者(届け出順)
水上美華 32 民新  
武部新 44 自前 《1》
菅原誠 41 共新  


 「引退したおやじさんが島まで足を運んでくれるなんて。本当にありがたい」。衆院選公示後の5日、宗谷管内の礼文島。お忍びで現れた元自民党幹事長の武部勤が息子・新への支援を訴え、古参の支持者から熱烈な歓迎を受けた。

 前回2012年の衆院選で父から地盤を引き継いだ新は、今回の選挙を自立して戦う「初陣」と位置付ける。勤は2日の出陣式こそ姿を見せたが、「余計な口出しをしないことが支援だ」と語り、選挙の表舞台から姿を消していた。

 ただ、その動向を気にする関係者は少なくない。北見市選出道議から前回の選挙で道1区に転出した前衆院議員、船橋利実との関係が、来春の道議選に向けてクローズアップされているからだ。

 勤の後継を狙っていた船橋の支持者には「船橋は札幌に追いやられた」との思いがある。船橋は北見に基盤を残すことを狙い、8月に弟で建設会社社長の賢二を来春の道議選に擁立することを決定。だが武部親子に近い自民党北見支部の一部は「船橋家は外様」と反発し、別の候補擁立を模索してきた。対立がピークに達していた時に衆院が解散された。

 公示前日の1日、新の選対幹部は船橋後援会に協力を要請。「一時休戦」となったが、互いにわだかまりが解けたわけではない。

 民主党の水上美華の陣営にも来春の道議選が影を差す。出馬が遅れた水上にとって新党大地との連携は最重要課題だが、12区内の道議選北見市、オホーツク西部とも民主、大地両党の候補がそれぞれ出馬を予定し、競合するからだ。

 5日、北見市内での水上の個人演説会。北見市選出の大地系の道議鳥越良孝と、民主党から道議選に出る元北見市議の長南幸子が同じ壇上に並んだ。民主党関係者はささやく。「今は割り切って戦うしかない」

 共産党の菅原誠は3度目の挑戦。特定秘密保護法廃止など訴え、比例票の上積みを狙う。(敬称略)

749チバQ:2014/12/18(木) 22:51:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141218ddlk01010126000c.html
’15統一地方選:自民道連、高橋知事の4選支援へ 柿木幹事長「思いや意欲感じた」 来月4日出馬表明 /北海道
毎日新聞 2014年12月18日 地方版

 自民党道連は17日、来春の知事選に4選出馬する意向を固めている高橋はるみ知事を支援する方針を明らかにした。知事は1月4日に正式に立候補表明する方針で、道連もそれを受けて支援方針を正式に決定する。

 柿木克弘幹事長によると、11月26日夜に高橋知事と会談した際、「3期12年が一区切りで、若い人に託すということも考えたが、やり残した課題や道半ばのものがいろいろある。今バトンタッチするのは無責任な感じがしており、(諸課題を)私の手で成し遂げて次の方に引き継いでいきたい」などと説明を受けたという。

 高橋知事は、道政上の諸課題について▽北海道ブランドの確立に向けた海外との経済交流▽人口減少問題▽地方における人手不足による産業の低下▽高齢化による地域コミュニティーの弱体化−−などを挙げた。

 柿木幹事長は「知事の道政や道民に対する思いや意欲を感じ取ることができた。(知事が)強い北海道を実現し、地方を守る道筋を構築するものと確信し、道連内に(4選支援への)理解を求めていきたい」と話した。

 会談には高井修副知事も立ち会った。【袴田貴行】

750チバQ:2014/12/21(日) 13:28:25
http://www.sankei.com/politics/news/141220/plt1412200020-n1.html
2014.12.20 20:15

新党大地の鈴木氏、統一地方選も民主との協力に前向き






支援者集会であいさつする政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表=20日午後、札幌市
 政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表は20日、札幌市内で開かれた支援者集会で、衆院選に続き来春の統一地方選で民主党との選挙協力に前向きな考えを示した。

 鈴木氏は「民主が嫌だと言わない限り、統一地方選でも相談をしっかりしながら結果を残したい」と述べた。

 北海道で一定の影響力がある大地は自民党に対抗するため、今回の衆院選で小選挙区、比例代表ともに候補者擁立を見送り、全選挙区で民主候補を推薦し支援に回った。

751チバQ:2014/12/27(土) 22:03:53
http://www.sankei.com/politics/news/141227/plt1412270018-n1.html
2014.12.27 13:03

高橋・北海道知事、4選出馬を表明 「皆様方の思い、しっかり踏まえ決断」

Tweet

 北海道の高橋はるみ知事(60)は27日、札幌市内で行われた後援会会合で、来年4月に行われる知事選への出馬を正式表明した。立候補要請を受け「皆様方の思いをしっかり踏まえて、出馬をすることを決断した」と述べた。当選すれば道知事で初めての4選となる。

 高橋知事は富山市生まれ。1976年に一橋大を卒業後に旧通商産業省に入省。経済産業省北海道経済産業局長などを経て、2003年4月、自民党などの推薦を受けて初当選した。

 来年の知事選をめぐっては、元北海道放送アナウンサーでフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が11月に無所属での出馬を表明。民主党北海道連と共産党北海道委員会は、それぞれ独自候補の選考を進めている。

752チバQ:2014/12/28(日) 13:37:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141228ddlk01010140000c.html
’15統一地方選:自民札連、町村氏が会長退任へ 市長選へ新体制構築急務 /北海道
毎日新聞 2014年12月28日 地方版

 自民党札幌市支部連合会(札連)は27日、札幌市内で会合を開き、衆院議長に就任した町村信孝氏(道5区)が会長を退任し、来年1月の拡大役員会で後任を決める方針を固めた。町村氏は、4月の市長選に党推薦で立候補する元総務官僚、本間奈々氏の擁立を主導してきた経緯があるだけに、新体制の構築が急務となっている。

 市長選を巡っては、経済界の一部から秋元克広・前副市長を推す声が出たが、札連が本間氏を候補者としたことで経済界が分裂。当時の橋本聖子会長が混乱の責任を取って辞任し、今年2月に町村氏が後任に就いた経緯がある。

 札連は、町村氏の議長就任後も会長継続や、会長を空席にしたままにする案などを検討してきたが、「統一選を戦うのにトップ不在は好ましくない」として、後任を置くことにした。後任は本間氏の選挙対策本部長に決定した高木宏寿氏(道3区)が有力とみられる。

 この日の会合に出席した町村氏は、本間氏の支援態勢について「微動だにしない」と断言。「議長になると頻繁に(地元に)帰ってこられないが、自民党員であることには変わりはない。戻らずにできる活動をやっていく」と述べた。【山下智恵】

753チバQ:2014/12/28(日) 15:31:10
>>752
現職議長が応援に立つことって通例あるんでしたっけ?
議長の応援演説みれるかもって感じですね

754チバQ:2014/12/30(火) 13:30:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141229ddlk01010028000c.html

’15統一地方選:室蘭市長選 新人大西氏が立候補を表明 /北海道

毎日新聞 2014年12月29日 地方版


 来春の統一地方選で行われる室蘭市長選に28日、市内の元スーパー店長、大西武俊氏(45)が無所属で立候補すると表明した。現職の青山剛市長(37)も出馬表明しており、選挙戦が濃厚となった。

 大西氏は士幌町生まれで拓殖大卒。大西氏は「私の好きな室蘭が衰退している。企業人として23年間培ったアイデアを生かし、スピード感を持って取り組みたい」と語った。

 主な政策として、幅広い子育て支援▽観光産業の振興▽企業誘致▽生きがいを持って生活できる市長直轄の「市民ふれあい課」の設置−−など、八つを示した。若手事業主らで組織する支持母体や、4年前の同市長選で429票差で敗れた前市経済部長の旧後援会の支援を仰ぐという。【横尾誠治】

755チバQ:2015/01/04(日) 05:41:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150101ddm010010030000c2.html
 ◆原発問われる立地3道県

 ◇北海道知事選
 北海道電力泊原発(泊村)の再稼働問題を抱える北海道では、統一地方選で実施される道知事選に、高橋はるみ知事(60)が4選を目指して近く正式に立候補を表明する。

 高橋氏は経済産業省出身で、原発再稼働を巡っては「原子力規制委員会が厳正に審査すべきだ」と述べるにとどめ、賛否は明確にしていない。2011年の前回選で、高橋氏は民主党などの推薦候補の3倍以上の約184万票を得て圧勝した。今回も経済界から出馬要請を受けたほか、自民、公明両党の推薦を得て選挙戦に臨む見通しだ。

 民主党道連は当初、札幌市長を引退する上田文雄氏(66)の知事選候補への擁立を目指したが、固辞され断念。道連内には既に立候補表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を推す声もあるが、なお独自候補の擁立を模索。佐藤氏は再稼働に反対の立場を取り、国から再稼働を求められた場合は道民投票を行う考えを示している。共産党道委員会も候補の擁立を目指している。【袴田貴行】

 ◇福井知事選
 都道府県で最多の14基の原発が立地する福井県の知事選は、現職の西川一誠氏(69)が4選を目指して立候補を表明、共産も候補擁立を検討している。このほか自民党の一部にも独自候補擁立を目指す動きがあるが、実現は不透明だ。前回、前々回と同様、現職対共産系候補の一騎打ちとなる可能性もある。

 西川氏は、経済産業相の諮問機関「総合資源エネルギー調査会」原子力小委員会の委員を務める。原子力の必要性を主張し、原発活用に前向きだ。これに対し、共産系候補は脱原発や原発ゼロを主張するとみられる。

 原子力規制委員会は昨年12月、関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)について、新規制基準に基づく事実上の「合格証」となる審査書案を了承した。県内では最も早い、今年中の再稼働が濃厚だ。

 国内の原発は高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)を含め49基。福井県にはうち14基があり、高浜3、4号機の他、関電大飯原発3、4号機(おおい町)も規制委の審査が進んでいる。【野田武】

 ◇島根知事選
 島根県知事選には3選を目指す現職の溝口善兵衛氏(68)と前出雲市長で新人の西尾理弘氏(73)が出馬表明しているほか、共産も独自候補を擁立する予定だ。全国で唯一、県庁所在地に原発を抱える県だが、自民王国で大きな争点になる気配はない。

 中国電力島根原発(松江市)は現在、2号機が安全審査中。建設中の3号機もほぼ完成し、今後申請するとみられる。溝口氏は原発について「松江市や周辺自治体、県議会や専門家の意見を聞いて総合的に判断する」との見解を繰り返す。「エネルギー政策はまず国が方針を示すべきだ」とも語り、主体的にスタンスを示すことを避けてきた。

 昨年12月の衆院選では、島根1区で圧勝した自民の細田博之氏の出陣式に出席。党内の電力安定供給推進議連会長を務める細田氏を前に「先生のようにぶれない方がかじ取りをすることが島根にとって必要」と、歩調を合わせた。

 前回知事選は溝口氏と共産候補との一騎打ちで、溝口氏が大差で制した。【曽根田和久】

756チバQ:2015/01/06(火) 06:10:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141225ddm041010118000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 定数減り負担増で拍車 「欠員無投票」昨年4件
毎日新聞 2014年12月25日 東京朝刊


拡大写真
 自治体議員選の無投票増加問題で、立候補人数が定数を下回り、欠員を抱えたまま無投票となる事態(欠員無投票)が、昨年3月の長野県野沢温泉村議選(定数8)を含め昨年1年間に4件起きていたことが分かった。取材すると、議員のなり手がいないため定数を減らし、1人当たりの負担が増え、ますますなり手がいなくなる−−という悪循環が浮かんだ。欠員無投票は地域の衰退が進めばさらに広がる可能性がある。【和田浩幸、長田舞子】

 他に欠員無投票だったのは、北海道の積丹町議選(定数9、昨年9月)と剣淵町議選(定数10、同11月)、長野県高山村議選(定数12、同9月)。公職選挙法は、欠員が定数の6分の1を超すと補充の再選挙を課すが、3件は野沢温泉村議選と同様、いずれも欠員1で再選挙は免れた。

 「1人でも欠席すると常任委員会で話し合いができない」。定員に1人足りない9人でスタートした剣淵町議会の大河邦晃議長(71)は、ため息交じりに言う。

 町議会では二つの常任委員会を5人と4人で分担。4人の委員会では、欠席者が出ると正副委員長以外の委員が1人となる。

 大河議長は昨年11月告示の選挙に出ず身を引くつもりだったが、町選管委員長に「再選挙は避けたい」と引き留められた。欠員2なら再選挙になる。自身も4〜5人に出馬を促したが断られ、やむなく立候補を決断した。定数が減ってなり手が見つけにくくなる悪循環を指摘するのは、4期目の高橋毅町議(67)。初当選時の定数は16だったが、どんどん削減され、昨年の選挙では40〜60代の比較的若い世代も議会を去っていったという。

 野沢温泉村議の一人も「欠員1で、議長を除くと議員は6人。責任が重い。採決を欠席すれば賛否が逆転してしまうこともある。熱が出ても行かなければならない」と言う。

 こうした悪循環に加え、議員報酬の低さも担い手不足を加速させる要因だ。

 全国町村議会議長会によると、役職のない町村議の報酬の全国平均(昨年7月現在)は月額約21万円。積丹町議会は月の手取りが約14万円で、議員の一人は「議員報酬だけでは暮らせない。そんな状況で若い人に『出てくれ』とはとても言えない」と打ち明けた。

 一方、昨年9月の北海道士別市議補選(改選数1)では、告示されたが時間内に立候補者が現れなかった。欠員1は市議会の定数20の6分の1を超えず、再選挙にならないまま現状維持となった。この補選を含めると、昨年1年間に無投票となった選挙計71件の7%が定数や改選数を下回ったことになる。

 ◇議員、軽視され苦悩
 無投票それ自体が地方自治に及ぼす影響も深刻だ。有権者が1票を行使する機会を奪うだけでなく、議員の側も「住民から選ばれた代表」という正統性を手にすることができず、苦しんでいる。

 欠員無投票となった高山村の畔上(あぜがみ)孝一村議(70)は、「無投票だから村民に何を言っても響かず、何もできない」と危機感を募らせる。野沢温泉村議の一人も「無投票なら『誰がやっても同じ』『あんな議員いらない』と言われる。自分自身も村民の負託がどれほどか知ることができず、目標も分からなくなる」と話す。

 前回の統一地方選があった2011年から直近の13年までの間にあった市区町村議選の結果を都道府県別に調べたところ、無投票の割合は長野県が全国トップの35・5%(76選挙のうち無投票は27)だった。2位は北海道の30・9%(191のうち59)。欠員無投票は、両道県で昨年相次ぎ、3位以下への波及が懸念される。

 一方、無投票ゼロは東京(選挙数64)と大分(19)、香川(13)。無投票の割合は全体に農村部で高く、政令市などを抱える都市部で低い。【和田浩幸】

757チバQ:2015/01/06(火) 19:09:33
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/584108.html
高橋氏と佐藤氏、4月決戦へ始動 道知事選(01/06 06:55)(右)新年交礼会で参加者とあいさつを交わす高橋知事(左)卓球教室のメンバーらと意見交換する佐藤氏=いずれも5日、札幌市内
(右)新年交礼会で参加者とあいさつを交わす高橋知事(左)卓球教室のメンバーらと意見交換する佐藤氏=いずれも5日、札幌市内
 4月12日投開票の道知事選に向け、4日に4選出馬の記者会見をした高橋はるみ知事(60)と、昨年11月に立候補を表明したフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が5日、事実上の選挙戦をスタートさせた。高橋知事は仕事始めで職員に「人口減少問題は先送りしてはいけない重大な課題だ」と訓示、この問題に取り組む決意をあらためて示し、佐藤氏は札幌市内で市民らへのあいさつ回りを続けた。両氏は3月26日の告示に向け、政策の取りまとめなど準備作業を加速する方針だ。

 「人口減少は、地域の力を結集し、地域資源を生かし、住み続けたいと思える地域づくりに取り組んでいくことで克服できる」

 知事は5日、仕事始めで職員に呼び掛けた。4日の会見と同様、食など道内の資源を生かした産業振興に取り組む考えも表明した。札幌市内で道新グループの新年交礼会に参加した後、午後の会見では「(きょうから)知事選も事実上スタートする」との認識を示した。

 知事を推薦する方針の自民党道連は13日、東京で道内選出国会議員による会合を開催。知事選について協議し、月内に推薦を決める見通しだ。自民党会派の道議は7日、選挙ポスターなどに使う知事との写真撮影を行う。知名度の高い知事と連動して自分の選挙を戦いたい道議と、道議との協力で支持を固めたい知事の意向は一致している。

 一方、佐藤氏は5日、札幌市内の体育館で、自身のテレビ番組で知り合った卓球教室のメンバーらと卓球台を囲んで懇談した。

 メンバーは主婦が中心で、佐藤氏が一人一人に将来の不安や暮らしの悩みなどを聞いた。

 メンバーの一人が「老後の生活が心配だ」と訴えると、佐藤氏は「道民の生活を豊かにしないといけない。そのためには1次産品や観光で利益をあげる必要がある。北海道には資源はあるが、この10年、それを生かす企画力がなかった」などと説明した。

 佐藤氏は地方回りを続けるほか、今後は大票田の札幌市内の支援者回りも強化していく方針だ。

 また、政党からの支援について、佐藤氏は記者団に対し「私のプランと気概とやる気に賛同してくれるのであれば、後押ししてほしい」と述べた。

 知事選をめぐっては、民主党北海道と共産党道委員会も、独自候補の擁立を目指している。

758チバQ:2015/01/09(金) 01:07:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150106ddlk01010109000c.html
選択の構図:’15知事選/上 自民との駆け引き 慎重論くすぶった道連 /北海道
毎日新聞 2015年01月06日 地方版

 ◇幹事長と会談、地ならし
 昨年11月26日夜。札幌市中心部の新名所「赤れんがテラス」のイタリア料理店で、個室のテーブル席に向かい合う男女がいた。緊張した面持ちで口火を切ったのは、自民党道連の柿木克弘幹事長(46)=道議=だった。

 「4選に批判的な一部の道議や国会議員の思いも背負い、この会談に臨んでいる。北海道の特性を踏まえた独自政策の発信、国に対して力強く訴える提案力、地域重視の視点に立った大胆な発想の転換。4選を目指すからにはこういう姿勢で取り組んでいただきたい」

 会談を持ちかけたのは高橋はるみ知事(61)だった。公の場で自らの4選出馬への明言を避けてきた高橋知事が、きっぱり言った。

 「3期12年が一つの区切りで、若い人に託すことも考えた。だが、やり残した課題や道半ばのものがいろいろあり、今バトンタッチするのは無責任。私の手で成し遂げて次の方に引き継ぎたい」

   ◇  ◇

 高橋知事の4選出馬を巡っては、知事を支える自民党道連内で慎重論がくすぶってきた。道連が3期にわたる高橋道政を検証した「公約検証・作成特別委員会」の報告書は、公表されていないものの「知事に相当厳しい内容」(道連幹部)とされる。一部の幹部の間では「知事は何もやっていないから批判も少ない」「議会で知事の答弁を聞いていても、将来展望が何も感じられない」など、高橋知事の4選出馬を疑問視する声も根強かった。

 昨年5月には、道連の吉川貴盛会長代行(64)=衆院議員=が党支部の集会で「首長というのは3期12年がベストだと思っている」と発言。柿木幹事長も6月に自身の後援会の会合で「4期は長いのではないか。知事の将来ビジョンを聞いて(4選支持を)慎重に判断したい」と述べて高橋知事をけん制した。

 「慎重派」の間では一時、高橋知事に代わって道連の伊東良孝会長(66)=同=の擁立を模索する動きもあった。だが、7月に伊東会長が記者団に高橋知事の4選支持を明言すると、道連内で容認論の動きが一気に加速。知事の「後見人役」とされる町村信孝衆院議長(70)も、公の場で4選出馬への期待感をたびたび表明した。

 そんな中、高橋知事は柿木幹事長との会談で「知事の道政や道民に対する思いを感じ取ることができた。4選を支援する方向で道連内を取りまとめたい」との言葉を引き出すことに成功。昨年12月の衆院選では、吉川会長代行が出馬した道2区(札幌市北・東区)を含む道内全小選挙区で自民・公明候補の応援演説を行い、連携ぶりをアピール。4選出馬に向けた地ならしを着実に進めていった。

   ◇  ◇

 当初、知事の4選支持に慎重な構えを見せていた柿木幹事長は「会談では知事に相当厳しいことも言ったが、(4選支持の判断に)時間をかけたことで、我々の思いが知事にしっかり伝わった」と成果を強調。高橋知事は4日の出馬表明会見で自民との連携について問われ、「他県と違い、広大な北海道では政党との連携がないとポスター一つ全道の有権者に示すことができない。推薦なり支援をいただける皆さまとはしっかり連携したい」と答えた。

 自民党との駆け引きの末、4選に向けた出馬環境を整えた高橋知事。ある自民道議は「自民党が推薦してきた知事なので、知事本人が出るか出ないかを言わない限り慎重派は動きを取れない。意思表示を遅らせたのは知事の戦略」と見る。

 自民党の対応についてはこう解説した。

 「(4選支持への)慎重論が消えたわけではない。ただ知事は道民に人気があり、ツーショットのポスターを作って道議選を戦えば自分たちに有利になる。心の中で思うところはあっても、大人の対応をするのが自民党だ」

  × × ×

 道政史上初の4選に挑む高橋知事を軸に、知事選(3月26日告示、4月12日投開票)へ向けた動きが本格化してきた。北海道の進路を決める4年に1度の選挙戦を前に「選択の構図」を描く。

759チバQ:2015/01/09(金) 01:08:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150107ddlk01010024000c.html
選択の構図:’15知事選/中 絡み合う思惑 知事と連動望む「妹分」 /北海道
毎日新聞 2015年01月07日 地方版

 ◇大地は佐藤氏と協力模索
 「本間奈々氏は妹分。皆さま方のお力添えをお願いしたい」。昨年4月、札幌市内のホテルで開かれた自民党道連大会。来賓の高橋はるみ知事(61)が壇上で笑顔を振りまくと、会場の空気は一気に華やいだ。

 前回に続き今年4月の札幌市長選に立候補する本間奈々氏(45)。総務省出身で、経済産業省OBの高橋知事にとっては「霞が関」の後輩に当たる。これまで共に自民党から推薦を受け、町村信孝衆院議長(70)が「後見人役」を務めるなど共通点が多い。前回同様、今春の統一地方選でも「共闘態勢」で臨む方針だ。

 前回、高橋知事は民主党の推薦候補に3倍以上の票差を付けて圧勝したが、本間氏は約16万票差で民主党推薦の上田文雄市長(66)に敗れた。本間氏陣営には、今回も抜群の人気と知名度を誇る高橋知事と共闘することで票の掘り起こしにつなげたい思惑がある。

 前回の知事選と札幌市長選では、高橋知事が同市内で約61万票を集めたのに対し、本間氏の得票はその6割の約36万票にとどまった。知事の後援会幹部は「一緒にやっても知事の方ばかりに関心が向いて、本間さんは注目してもらえない。演説会が大盛況でも、(本間氏の)票を見たら知事の半分くらいしかなかった」と振り返り、「本間さんの特徴を出すには、あまり連動しない方がいいのではないか」と話す。

 別の関係者はこんな指摘をしている。

 「同じ霞が関と言っても、経産省出身で論理的な思考を好む高橋知事は、『バラマキ型』の旧自治省出身の本間さんとは性格も肌合いも違う。『妹分』と持ち上げながらも内心は違うという話もあり、今回は札幌で一緒に遊説する機会も少なくなるかもしれない」

 高橋知事は4日の出馬表明会見で、本間氏との共闘について問われると「私は全道が選挙区だが彼女は札幌市内だけなので、連動するとしても大変限られたエリアになる。後援会の幹部と相談して今後の選挙戦略を練りたい」と答えた。

 一方、同じく札幌市長選に立候補を表明している前副市長の秋元克広氏(58)は、知事選との連動はしない考え。陣営幹部は「知事選の候補予定者と共闘すると政党色が抑えられない。うちはあくまで『市民党』でいく」と話す。

   ◇   ◇

 知事選にはフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)も名乗りを上げている。高橋知事に先立つ2カ月前の昨年11月4日、札幌市で出馬表明会見を開いた佐藤氏は「道民党」を掲げ、特定の政党に偏らない立場をアピール。公認候補が決まっていない民主党だけでなく「自民党とも是々非々でやりたい」と語り、幅広い支援の広がりを期待する。

 そんな佐藤氏に、鈴木宗男代表(66)の率いる新党大地が関心を寄せている。「脱原発」や「反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)」など、大地と佐藤氏の政策には共通点が多い。2人は「旧知の仲」で、鈴木氏は佐藤氏の知事選出馬を水面下で後押しした。

 昨年12月末、記者団から佐藤氏への支援について問われた鈴木氏は「(知事選で)民主と大地が協力し合えば、それなりの成果を得られる。民主党の考えも聞きながら相談したい」と含みを持たせた。

 民主との共闘を模索する鈴木氏の念頭にあるのは、衆院選で長女貴子氏(29)が大地代表代理のまま民主公認で道7区(釧路、根室管内)から出馬し、自民党道連会長の伊東良孝氏(66)=衆院議員=に225票差まで迫ったという「実績」だ。自民党道連幹部は「衆院選で民主と大地はかなり接近した。一緒に佐藤氏を推す展開になったら手ごわい相手になる」と警戒感を隠さない。

 共闘は実現するのか。佐藤氏は毎日新聞の取材に「政党の支援や大きな支持母体もなく、応援してくれるところがあったらありがたいという気持ちでいる」と答え、大地や民主に秋波を送った。

760チバQ:2015/01/09(金) 01:08:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150108ddlk01010106000c.html
選択の構図:’15知事選/下 混迷する民主 独自候補再び難航 /北海道
毎日新聞 2015年01月08日 地方版

 ◇佐藤氏支援には慎重意見
 「佐藤のりゆきを推すならそれでもいい。とにかく早く決めないと動けない。ゴーサインがほしい」

 民主党道連幹部は、行く先々で支援者や支援団体幹部らからこんな言葉を掛けられる。衆院選後の昨年12月末以降、今春の知事選への立候補を表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を公認候補として推すべきだとの声が日増しに強まっているという。

 衆院選で民主は道内の各小選挙区で接戦を演じ、道内議席を2から5に倍増させた。これを足がかりに4月の統一地方選を党勢回復の正念場にしたいと意気込むが、道連が「統一選の頂点」と位置づけ、昨年1月から本格的に始めた知事選の候補者選びは難航。当初は昨年4月に決定するはずだったが、投票まで3カ月となった今もまだ決まっていない。

 支援組織や支持母体を持たない佐藤氏は、昨年11月に札幌市内で開いた出馬表明会見で「あくまで道民党だが、(政党や団体が)応援してくださるならありがたくお受けしたい」と述べるなど、民主・連合の支援に期待感をにじませた。民主党道連には、衆院選で維新の党との選挙協力交渉が決裂し、野党同士が競合して自民候補を圧勝させた道2区(札幌市北・東区)を引き合いに「野党分裂を民主が先導する印象はマイナス」として佐藤氏に乗るべきだという声もある。

   ◇   ◇

 だが、道連内では佐藤氏の擁立に慎重な意見が多数を占める。道連の勝部賢志幹事長(55)は昨年12月20日、常任幹事会後の記者団の取材に「(知事候補は)道連として勝てる候補を必ず決める」と述べ、独自候補の擁立にこだわりを見せた。

 道連内で佐藤氏支援論が広がらない背景には、佐藤氏が10年以上前に「高橋知事の応援団」を公言し、高橋はるみ知事に演説指導などをしたという経緯がある。また、佐藤氏がたびたび口にする「道庁には経営者の観点が必要」という政策理念が、民主党の支持母体の連合など労働組合と相反するととらえる関係者も少なくない。独自候補の擁立を訴える同党道議は「民主党の理念に沿った一貫した実績がない限り、一つにはまとまれない」と突き放す。

 一方で、独自候補の擁立も壁に直面している。道連は本命として上田文雄・札幌市長(66)の説得を続けてきたが、昨年10月に固辞され断念。次いで有力候補と目された勝部幹事長は、不意の衆院選で公認候補が決まっていなかった道5区(札幌市厚別区、石狩管内)から立候補。落選したものの、今後は5区総支部長として国政を目指した活動に専念するとみられる。同じく名前の挙がっていた逢坂誠二氏(55)は道8区(渡島、檜山管内)から出馬し当選したため、両氏とも知事選擁立の芽はなくなった。

 道連内には参院議員の徳永エリ氏(53)、衆院選で道2区から民主党道連推薦で立候補した池田真紀氏(42)を推す声がある他、外部有識者の名前も挙がっているが、いずれも現実的とは言い難い。

   ◇   ◇

 2011年4月の前回知事選では、民主は公認候補の決定が同年1月にずれ込み、高橋知事に3倍以上の130万票差を付けられて惨敗。今回は、その反省を込めて早期の公認候補擁立を目指していたはずだった。ある支援団体の幹部は「この時期に独自候補を擁立しても、もはや選挙には勝てない」と切り捨てる。さらに「勝てない選挙を戦うなら、その次の選挙を見据えて長期的に育てられる候補を出すべきだ。もしくは佐藤氏に乗り、『反高橋・反自民』の主導権を握り続けるか。道連からはそういった明確なビジョンが見えてこない」と批判する。

 民主党道連は今月24日の定期大会までに公認候補を決めるとしているが、混迷は深まるばかりだ。

   × × ×

 この連載は袴田貴行、小川祐希、山下智恵が担当しました。

761チバQ:2015/01/14(水) 21:19:07
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/585734.html
道内自民、地方選に危機感 佐賀県知事選敗北「政権の地方軽視影響」(01/14 07:30)
 11日投開票の佐賀県知事選で、与党推薦候補が農協政治団体の支援する候補に敗北したことを受け、4月の統一地方選を控えた道内の自民党で危機感が高まっている。昨年7月の滋賀、同11月の沖縄両県に続く知事選での敗北に「地方の声を軽視する政権の姿勢が影響した」との見方も出ており、農協改革を掲げる安倍晋三政権に慎重さを求める声が強まりそうだ。

 自民党道連の柿木克弘幹事長は13日、佐賀県知事選の敗北について「環太平洋連携協定(TPP)問題や米価下落に続き、農協改革も打ち出されたことが響いている」と述べ、安倍政権の農業政策に懸念を表明。「国は全国農業協同組合中央会(JA全中)とも丁寧に議論して結論を出してほしい」と注文を付けた。

 背景にあるのは昨年12月の衆院選の際、米どころの道6区(上川管内)で自民党候補が小選挙区で敗北し、道10区(空知、留萌管内)でも与党候補の得票が岩見沢市や深川市で民主党候補を下回ったのは、安倍政権の農業政策が影響したとの道連内部の見方だ。道連常任顧問の釣部勲道議(空知管内)は「国が強引に農協改革を進めたら、自民党は統一地方選でしっぺ返しを受ける」と強調する。<どうしん電子版に全文掲載>

762チバQ:2015/01/15(木) 19:20:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/585989.html
札幌市長選、自・民対決再び 本間氏、与党の強み訴え/秋元氏「市民党」崩さず(01/15 07:00)
 4月12日投開票の札幌市長選は、民主党が前副市長の秋元克広氏(58)を推薦する方針を固め、2011年の前回選挙に続いて出馬する元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)を推薦した自民党との対決構図となった。ただ、本間氏と秋元氏の推薦政党に対する距離感は対照的だ。

 「昨年、自民党の推薦をもらい、支援していただいてきた。期待に応えるべく全力で頑張っていく」。本間氏は10日、高木宏寿衆院議員の自民党札幌市支部連合会(札連)会長就任の記者会見に同席し、市長選への決意を語った。

 本間氏は昨年12月の衆院選でも自民党候補者の応援演説に奔走。市議、道議などと並んだポスターも早くから掲示し、街頭では与党の強みも訴えている。

 選挙戦では道知事選で4選を目指す高橋はるみ氏(61)との連動も視野に入れる。まだ態度を明らかにしていない公明党に対しても支援を求めている。

 対する秋元氏は13日の連合札幌の会合で「人に優しく、市民と共に進める上田市長のまちづくりに共感しながら仕事してきた。しっかりと次の若い世代につなげていきたい」と述べた。

 この会合では、今期限りで引退する上田文雄市長(66)が秋元氏支持を初めて表明。上田氏が民主党の推薦を受けて再選、3選された07年、11年の市長選も、民主、自民の二大政党対決型選挙だった。民主党は今回、秋元氏を「上田市政の継承・発展」を担う候補として推薦を決めた。

 ただ、秋元氏支持の経済人には民主党や、リベラル色の強い上田氏の支援を敬遠する向きもある。秋元氏は「市民党」の立場を崩さず、衆院選でも民主党候補と街頭に立つことなどはなかった。市長選にも、同党とは一定の距離を保って臨む構えだ。

 共産党も独自候補擁立を目指している。過去2回は上田氏に配慮して擁立を見送ったが、同党の対応が決まれば道都決戦の構図がより鮮明になる。

763チバQ:2015/01/16(金) 23:16:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150116ddlk01010144000c.html
’15統一地方選:札幌市長選 民主、秋元氏推薦へ 自民系と一騎打ち固まる /北海道
毎日新聞 2015年01月16日 地方版

 民主党札幌は、4月の札幌市長選で秋元克広前副市長(58)を推薦する方針を固めた。自民党は元総務官僚、本間奈々氏(45)の推薦を決めており、自民系と民主系の候補者による事実上の一騎打ちの構図が固まった。

 「市民党」を掲げる秋元氏は当初は政治色がつくことを避けていたが、知名度向上や選挙戦対策のためには民主との連携が必要と判断したとみられる。ただ秋元氏を支援する経済人の中には難色を示す人もいるとみられ、調整が課題となる。

 秋元氏は民主党が支援してきた上田文雄市長の下で市政運営を支えてきた。上田市長は13日に行われた連合北海道札幌地区連合の集会で後継指名を行い、横路孝弘・道連代表は10日の連合北海道の集会で支援を表明していた。21日の運営委員会と24日の道連定期大会を経て正式決定し、党本部に申請する。【山下智恵】

764チバQ:2015/01/18(日) 12:44:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150118ddlk01010164000c.html
’15統一地方選:札幌市長選 大地が秋元氏支持 推薦は出さない意向 /北海道
毎日新聞 2015年01月18日 地方版

 新党大地の鈴木宗男代表は17日の党支持者の勉強会「大地塾」で、4月12日に行われる札幌市長選で前副市長の秋元克広氏(58)を支持する意向を示した。

 同市長選では、民主党が秋元氏推薦の意向を固め、自民党は元総務官僚の本間奈々氏(45)の推薦を決めている。大地は昨年12月の衆院選で民主党と選挙協力しており、統一地方選での協力も進めている。

 鈴木代表は記者団の質問に「(秋元氏は)一貫して札幌のために働いてきた。札幌を変えるんだとの自覚を持っている」と話した。ただし、「行政の長は一党に偏するべきではない」とし、推薦は出さずに支持や応援にとどめる意向も示した。【山下智恵】

765チバQ:2015/01/21(水) 02:45:18
3400 チバQ 2015/01/20(火) 20:50:02
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/587001.html
道知事選、民主もつれる候補選び 佐藤のりゆき氏支援に横路氏難色(01/20 07:00)

 4月の道知事選に向けて民主党北海道の候補者選びが大詰めを迎えている。待望論が強まっていたフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)について政治姿勢の違いなどから横路孝弘代表が難色を示し、代わりに知事選対策責任者の勝部賢志幹事長(55)擁立論が浮上。ただ佐藤、勝部両氏にはそれぞれ賛否があり、候補決定目標の24日の定期大会に向け難しい調整を強いられそうだ。

 「いったん動きを止めてほしい」。1月上旬、ある労組の幹部は民主党関係者から、衆院選後に具体化させた佐藤氏支援の環境整備を中止するよう電話で告げられた。「横路氏がブレーキをかけたのだろう」と幹部は推測する。

 佐藤氏をめぐっては、知名度の高さと高橋はるみ知事への対決姿勢を理由に、昨年11月の出馬表明前後から党北海道内で待望論が起こった。過去3回の道知事選で対抗馬が分散するなどし、高橋知事の当選を許してきた教訓からも「反高橋勢力を一本化するべきだ」との声が広がり、党や連合北海道が水面下で調整に当たっていた。

 横路氏は当初、佐藤氏のキャスター時代の保守的な言動や政治姿勢を疑問視したが、衆院選後から「高橋知事4選阻止の構図をつくる」との意義付けから前向きな姿勢を示していたとされる。有力な独自候補の1人だった逢坂誠二氏が道8区(渡島、檜山管内)で衆院議員に返り咲いたことや、衆院選で選挙協力した新党大地の鈴木宗男代表が佐藤氏に関心を示している点も支援の流れを強めた。

 ただ、横路氏は年明け以降、突如再び慎重姿勢に転じた。あらためて佐藤氏について情報収集する中で、周辺から否定的な反応が寄せられたことが理由とみられる。(報道センター 西依一憲、藤本卓郎)<どうしん電子版に全文掲載>

766チバQ:2015/01/21(水) 23:11:32
自ら負けを選ぶか。。。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150121ddr041010007000c.html
選挙:北海道知事選 民主、勝部氏で調整 難航の可能性も
毎日新聞 2015年01月21日 北海道朝刊

 民主党北海道連は、4月の北海道知事選で勝部賢志幹事長(55)を擁立する方向で最終調整に入った。既に横路孝弘代表が連合北海道などの支持団体に打診しており、24日の道連定期大会までの決定を目指す。

 道知事選では、4選を目指す高橋はるみ知事(61)とフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が出馬を表明している。民主党道連内には、高橋知事の4選阻止のため佐藤氏を、推薦も含めて支援すべきだとの声も広まりつつあった。

 だが、かつて「高橋知事の応援団」を公言していた佐藤氏の政策理念などに、横路代表を中心に拒否感が強まった。また、道連は旧社会党時代から知事選で独自候補を擁立してきたことから、佐藤氏を支援し独自候補擁立を見送ることは、党勢の衰えを印象付けるとの意見も強まった。

 ただ、連合北海道や勝部氏の支持母体の北教組などには、勝部氏が立候補した昨年12月の衆院選から時間をあけずに知事選に立候補することへの慎重論も残る。また、道連と選挙協力を進める新党大地の鈴木宗男代表は佐藤氏の支援に前向きとも伝えられ、影響を懸念する声があり調整は難航する可能性もある。

 勝部氏は、教員出身で2003年に道議選(江別市)に初当選。昨年の衆院選では、3期目だった道議を辞職して道5区(札幌市厚別区、石狩管内)から立候補したが、落選した。【山下智恵】

767チバQ:2015/01/21(水) 23:13:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150121ddlk01010040000c.html

選挙:西興部村長選 告示 28年ぶり選挙に 2新人立候補 /北海道
毎日新聞 2015年01月21日 地方版

 任期満了に伴う西興部村長選が20日告示され、喫茶店経営の山本ちずえ氏(64)=無所属=と元農協参事の菊池博氏(57)=同=の2人が立候補を届け出た。同村長選では1987年以来28年ぶりの選挙戦で、新人同士の一騎打ちとなる。投開票日は25日。

 両候補とも、今期で勇退する高畑秀美村長の村政を高く評価。山本氏は「20年後も輝く村づくり」を提唱。地元で保育士を41年間務めた経験を基に、地域の声を村政に生かす制度の確立や子育て支援の充実、教育環境の整備を訴える。

 高畑氏の後援会から支援を受ける菊池氏は、民間出身の立場から基幹産業の振興、高齢者福祉の充実、子育て支援による定住人口の確保を掲げている。【山田泰雄】

==============

 ◇西興部村長選立候補者(届け出順)
山本(やまもと)ちずえ 64 無新

 喫茶店経営[歴]村つくし保育所総括主任保育士▽興部高

菊池博(きくち・ひろし) 57 無新

 [元]農協参事[歴]農協支所長・金融部長▽興部高

768チバQ:2015/01/22(木) 20:42:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150122ddlk01010093000c.html
’15統一地方選:不祥事辞職の前道議公認 自民道連、高橋知事を推薦 /北海道
毎日新聞 2015年01月22日 地方版

 自民党道連は20日の役員会で、昨年7月に国際線の航空機内で乗務員に暴言を吐くなどのトラブルを起こして道議を辞職した小畑保則氏(66)を、4月の道議選で公認することを決めた。伊東良孝会長は記者団に「社会的に厳しい制裁を受け、十分反省している。本人からも再度、道議会議員としてやりたいという文書をもらった」と説明した。

 また、道連は同日、4月の知事選に4選を目指して立候補する高橋はるみ知事の推薦も決めた。過去3回の選挙は党本部の推薦だったが、党本部は要綱で知事選の推薦は3期までとしているため今回は道連推薦となった。

 伊東会長は「高橋知事はこれまで12年間、道の諸課題に真剣に取り組み、知事の姿勢に対する道民の評価も高い。いきいきと成長する北海道を作っていくパートナーとして引き続き取り組んでいける知事と判断した」と述べた。【袴田貴行】

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150122ddlk01010097000c.html
選挙:知事選 民主決定ずれ込む 24日の定期大会以降に /北海道
毎日新聞 2015年01月22日 地方版

 4月の知事選で民主党の候補者の決定は、目標としていた24日の定期大会以降にずれ込む見通しとなっていることが、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、道連の横路孝弘代表が21日、選挙協力を進める、新党大地の鈴木宗男代表と国会内で会談。出馬表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援せず、独自候補擁立を目指すことを説明し、その際、決定がずれ込むとの認識を伝えた。

 独自候補を巡っては、道連は幹事長の勝部賢志氏(55)の擁立を検討しているが、支持団体などの反発も強く、調整に難航している。【山下智恵】

769チバQ:2015/01/25(日) 14:06:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150125ddlk01010088000c.html
’15統一地方選:民主道連大会 知事選、来月中旬までに決定 横路代表が表明 /北海道
毎日新聞 2015年01月25日 地方版

 民主党道連の定期大会が24日、札幌市内で開かれ、知事選の候補者選考の遅れについて質問が相次いだ。横路孝弘代表はこの日までに候補者を決められなかったことを謝罪し、2月中旬までに決定すると表明した。

 知事選をめぐっては、4選を目指す高橋はるみ知事(61)=自民党道連推薦=と、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の2人が出馬を表明している。

 佐藤氏の支援に積極的な参加者が「4選阻止が目的なら佐藤氏以外に選択肢はない。支援しない理由を明確にしてほしい」と要求すると、会場から拍手が湧いた。一方で「佐藤氏でいいのか疑問。この知事で良いという人を選ばないと恥ずかしい」との意見も。

 「連合の支援や新党大地との協力にも影響が出ないよう、一刻も早く戦いの体制を組んでほしい」との声もあった。勝部賢志幹事長は答弁で「特定の人のある、なしをいうのはこの場ではふさわしくない」と述べた。

 民主党道連内には、反高橋で結束するため佐藤氏を支援すべきだとの声もあるが、道連と連合などでつくる政権戦略会議は佐藤氏を支援しない方針を固め、横路代表も23日、記者団の取材に「佐藤氏支援はない」と明言している。

 道連は大会で、札幌市長選に出馬を表明している前副市長の秋元克広氏(58)を推薦することを決定した。【山下智恵】

770チバQ:2015/01/25(日) 17:50:45
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150125-OYTNT50000.html
道知事選候補者選び 民主混迷
2015年01月25日
 民主党道連の定期大会が24日、札幌市内で開かれた。日下太朗選対委員長は、4月12日投開票の知事選の候補者擁立について「来月中旬くらいを最終タイムリミットとして、方向性をお示ししたい」と述べた。


 知事選では、自民党道連の推薦を受けた現職の高橋はるみ氏(61)が4選を目指すほか、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)も立候補を表明。共産党も候補者の擁立を検討している。

 民主党道連は当初、昨年4月までに候補者を決める目標だったが、上田文雄・札幌市長(66)に出馬要請を固辞されたり、昨年12月の衆院選で作業が中断したりして大きく遅れている。

 道連の一部には「候補者の乱立は高橋氏を利する」などとして佐藤氏支援を訴える声があるが、横路孝弘・道連代表は明確に否定している。大会では、横路氏ら執行部に対し「残る期間で新たな候補者を探すのは難しい」「佐藤氏を外す理由を教えてほしい」などの批判も相次いだ。

 これまでには、衆院選で落選した道連幹事長の勝部賢志氏(55)も浮上したが、選挙協力をする新党大地の鈴木宗男代表は「彼は国政を目指している」などと否定的な考えを示している。

 日下氏は大会後の記者会見で「残された期間で全力を尽くしたい」と語った。

 大会では衆院選の総括も行われ「維新の党との選挙協力は多くの課題を残した」などとした。

2015年01月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

771チバQ:2015/01/29(木) 22:50:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150126ddlk01010134000c.html
’15統一地方選:知事選告示まで2カ月 民主、独自候補巡り迷走 自民、現職推薦で着々 /北海道
毎日新聞 2015年01月26日 地方版

 統一地方選の前半戦で行われる道知事選の告示(3月26日、投開票は4月12日)まで2カ月に迫った。これまでに道政史上初の4選を目指す高橋はるみ知事(61)とフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が立候補を表明。独自候補擁立を目指していた民主党道連は対応を巡って迷走し、同党の支援に期待を寄せていた佐藤氏は危機感を募らせる。一方で自民党道連は高橋知事への推薦を決めて着々と選挙準備を進めるなど、現時点では各候補や政党で明暗が分かれている。【袴田貴行、山下智恵、小川祐希】

 ■「一騎打ちの構図を」

 民主党道連の横路孝弘代表は23日、報道陣に「(佐藤氏は)推薦に値する候補ではない」と述べ、支援を否定。24日だった候補決定の期限を2月中旬へ先延ばしした。だが道連内には佐藤氏を支援すべきだとの声が根強い。

 「自己満足だけの知事選はやめてほしい」。24日に開かれた道連の定期大会。佐藤氏を支援しないとの方針に出席者から異論が相次いだ。道議の一人は「知事の4選阻止と独自候補擁立は両立しない」と声を荒らげた。

 知事選と同時に行われる道議選などでの新党大地との選挙協力が破談にならないか危惧する声も上がった。大地の鈴木宗男代表は23日、報道陣に「(知事選は)1対1の勝負がいい。(横路代表には)佐藤氏がいいと伝えている」と述べている。

 迷走を続ける民主について、佐藤氏は毎日新聞の取材に「今度の知事選は3期12年間の高橋道政を問う道民投票。それには一騎打ちの構図を作ることが必要だが、民主は自分たちのことしか考えていない」と批判。「横路さんと話もしていないのに、政策面の違いで支援できないと言われるのは非常に残念」と肩を落とす。実際、北海道電力泊原発の再稼働反対など、佐藤氏の訴えは民主と近いものも少なくない。

 民主の支援がなければ有力な支持団体のない佐藤氏には痛手だが、それ以上に候補が乱立し票が割れることを警戒。佐藤氏は「民主が自主投票になってくれるだけでもありがたい」と漏らす。

 道連内では独自候補として勝部賢志幹事長(55)の名前も挙がるが、出身労組の北教組などが反対。定期大会で勝部幹事長は「皆さんの意見を聞いて、最終的に詰めを行いたい」と、佐藤氏支援に再検討の余地を残した。ただ会場からの「2月中旬までに何をするのか」との質問には明確な回答がなく、先行きは不透明のままだ。

 ■「満場一致」の決定

 「もろ手を上げて推薦を決めたわけではない」。21日の自民党道連役員会。高橋知事の推薦を決めて閉会した後、幹部がつぶやいた。

 決定は「満場一致」。だが、道連内では高橋知事の4選出馬への慎重論がくすぶってきた。終了後、伊東良孝会長は報道陣に「この12年間、政治・経済的に厳しい状況が続き、(高橋知事が)成果を上げにくい環境だった」と述べ、知事への配慮をのぞかせた。

 「相当厳しい内容」とされる高橋知事の道政運営を検証した報告書については「検証結果の責任は知事とともに(道政与党の)自民党も負っている。知事や(自民党)道議の公約にも反映させたい」と説明。「内部資料なので公表するようなものじゃない」とした。

 道連内には、道民に人気の高い高橋知事とタッグを組んで統一地方選を有利に戦いたいとの思惑がある。高橋知事は21日の定例記者会見で「(推薦は)大変ありがたい。政策的な中身についても自民党とさまざまな議論をしながら、方向性を共有していきたい」と語った。

 知事選には、共産党道委員会も独自候補の擁立を検討している。

772チバQ:2015/02/04(水) 20:07:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590246.html
共産、道知事選で佐藤氏支援を検討 「脱原発」で共闘模索 民主は議論大詰めに(02/04 11:07)
 共産党道委員会が4月の道知事選でフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する検討に入ったのは、4選を狙う高橋はるみ知事(61)の続投阻止を最優先としたためだ。独自候補を擁立せず佐藤氏を反高橋陣営の受け皿とすれば、同党も賛同する「脱原発」の実現可能性を高められるとの計算がある。佐藤氏支援への待望論が高まる民主党北海道の判断にも影響を与えそうだ。

 共産党は最近の地方選挙で、政策によっては党派の垣根を越えて連携を図る「一点共闘」方式を強めている。昨年11月の沖縄県知事選では保守系の翁長雄志氏を「米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対」の一点において支援し、勝利した。

 これに先立つ昨年11月の佐藤氏の出馬表明当時は、支援に消極的だった同党道委員会も、沖縄県知事選での成功体験や昨年12月の衆院選での躍進を追い風に、道政での政策実現のための現実路線を模索し始めた。道知事選への対応が定まらない民主党の動向も注視してきたが、知事選まで2カ月余りとなり、佐藤氏支援で組織内の調整に入ったもようだ。

 独自候補を擁立しないとの共産党の姿勢は、態度を決めていない民主党北海道内の議論を加速させる見通し。3日の道議会民主党の議員総会では「高橋知事4選阻止が最優先」「独自候補にこだわる必要はない」などの意見が相次いだ。道議にとっては「知事選で誰を担ぐかは自分の当落に影響する」(中堅道議)ため、独自候補にこだわるよりも知名度のある佐藤氏と共闘した方が得策との認識が広がっている。2月中旬を最終期限とした民主党北海道の対応は、大詰めを迎えることになる。(報道センター 鹿内朗代)

773アーバン:2015/02/05(木) 21:51:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150205ddr041010008000c.html

選挙:北海道知事選 民主、佐藤氏支援へ 共産も検討 高橋氏と一騎打ちか

毎日新聞 2015年02月05日 北海道朝刊


 4月12日投開票の北海道知事選で、民主党道連は立候補を表明しているフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)を支援する方向で最終調整していることが分かった。共産党道委員会も佐藤氏支援を検討しており、道知事選は4選を目指す高橋はるみ知事(61)と佐藤氏との一騎打ちになる公算が大きくなった。

 道連内ではこれまで、独自候補の擁立か佐藤氏の支援かで意見が分かれ、独自候補として道連の勝部賢志幹事長(55)にする案が出ていた。しかし、民主党支持母体の連合などが反発。選挙協力を進めている新党大地の鈴木宗男代表も「一騎打ちが好ましい」として、佐藤氏支援に強い関心を示していた。

 道連関係者によると、道連代表の横路孝弘衆院議員と鈴木代表は数回会談。4日も国会内で会い、鈴木代表が高橋知事の4選阻止を訴え、佐藤氏の支援に向けて話し合うよう横路代表に促したとみられる。勝部幹事長を含む道連幹部も佐藤氏支援の意向を周囲に伝え、道議も3日、横路代表に佐藤氏と会談するよう要請したという。しかし、横路代表は独自候補の擁立を主張し、佐藤氏支援に強い難色を示しており、候補者選びには流動的な要素もある。

 共産党道委員会が独自候補の擁立断念を検討している背景には、佐藤氏が北海道電力泊原発(泊村)の再稼働反対を掲げていることなどから、反高橋知事票の分散を防ぐ狙いがあるとみられる。【山下智恵】

774チバQ:2015/02/06(金) 19:13:57
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590798.html
佐藤氏「4選是非の投票に」 北海道知事選、政党支援に歓迎の意向(02/06 17:01、02/06 17:13 更新)「4選を良しとしない人たちの先頭に立ちたい」と話す佐藤のりゆき氏=6日午後、札幌市中央区
「4選を良しとしない人たちの先頭に立ちたい」と話す佐藤のりゆき氏=6日午後、札幌市中央区
 4月の道知事選に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は6日、札幌市内の後援会事務所で記者会見し、民主党北海道や共産党道委員会が佐藤氏への支援を検討していることについて「大変ありがたい」と歓迎の意向を示した上で、「今回の道知事選は、現職知事の4選を良しとするかどうかの道民投票の意味合いを強くしたい。そのためには道民の意思が最も分かる一騎打ちの選挙にする必要がある」と述べた。<どうしん電子版に全文掲載>

775チバQ:2015/02/06(金) 19:15:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590432.html
北海道知事選 「反高橋」一本化を警戒、自民道連「接戦になる」(02/05 07:01、02/05 07:58 更新)
 4月の道知事選で共産党道委員会がフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)支援の検討に入り、高橋はるみ知事(61)を推薦する自民党道連は4日、反高橋陣営一本化の動きに警戒感を強めた。佐藤氏陣営は共産党の姿勢を歓迎する一方、態度を決めていない民主党北海道の動きを見守る構えだ。

 共産党に加え民主党も佐藤氏を支援することになれば、高橋知事と反高橋陣営が一騎打ちの構図となる。佐藤氏陣営の幹部は共産党の支援検討について「正式な話が来た時点で考えたい」としながらも、「高橋知事の4選を阻止するには一騎打ちの選挙が望ましい」と述べた。

 一方の高橋知事は4日の記者会見で、共産党が佐藤氏の支援を検討していることについて問われ、「ちょっとコメントのしようがありません」と、淡々と答えた。<どうしん電子版に全文掲載>

776チバQ:2015/02/06(金) 19:22:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150206ddlk01010132000c.html
’15統一地方選:道知事選 自民「接戦避けられぬ」 民主・共産、佐藤氏支援最終調整 /北海道
毎日新聞 2015年02月06日 地方版

 4月の道知事選で、民主、共産両党がフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する方向で最終調整していることについて、高橋はるみ知事(61)を支援する自民党道連は警戒感を強めている。道連幹部らは「これで接戦は避けられない」と明かし、鍵を握る民主党道連の動きを注視している。

 「最も恐れていた事態だ」。民主、共産の動きを受けて、自民道連の柿木克弘幹事長は渋い表情を浮かべた。「佐藤氏に組織力はないが、道民に知らない人がいないほどの知名度を持つ。昨年の衆院選で善戦して勢いがある共産、民主、大地の組織力が加われば相当手ごわい相手になる」と危機感を隠さない。近く高橋知事の後援会幹部と会談して陣営の引き締めを図るという。

 ある自民道連幹部は「バラバラでいてくれた方が戦いやすかった。佐藤氏の政治手腕は未知数だが、(反高橋氏で)一本化されれば脅威になる」と話し、別の幹部も「共産党の支援を受けた知事が誕生すれば国から相手にされなくなるし、道議会運営も停滞する。北海道のためにも何としても阻止しなければ」と自らに言い聞かせるように語った。

 ただ、民主道連内では、横路孝弘道連代表などが佐藤氏支援になお難色を示しているため、最終調整には時間を要する見込み。これまでに道議団が横路氏に対し佐藤氏と会談するよう要請したほか、佐藤氏支援に強い関心を示している新党大地代表の鈴木宗男氏も横路氏と会談を重ねてきた。

 4日には民主道連や支持団体内で「鈴木氏が国会内で横路氏と会談し、佐藤氏の支援に向けて話し合うよう促した」などとの情報が飛び交ったが、鈴木氏は「4日に国会内で横路氏と会った事実はない」と否定した。

 民主の支持団体のある幹部は「横路氏は佐藤氏について『推薦に値する候補ではない』とまで公の場で述べており、すんなり支援というわけにはいかないだろう。慎重な調整を重ねている」と話した。【袴田貴行、山下智恵】

777名無しさん:2015/02/07(土) 00:35:16
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590657.html
道知事選 民主、佐藤氏支援論強まる 横路氏の判断焦点(02/06 06:45)
 4月の道知事選に向けた民主党北海道の候補者選びで、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援するべきだとの声が強まっている。独自候補の擁立が手詰まりになりつつある上、候補者選考の期限とした2月中旬が迫り、佐藤氏の知名度を活用することが得策との考えからだ。共産党道委員会も佐藤氏支援を検討し、高橋はるみ知事(61)に対抗する勢力の一本化の可能性も出ている中で、支援に否定的な横路孝弘代表の最終判断が焦点となっている。

 「まだ当たっているところです」。横路氏は5日、国会内で取材に対し、独自候補の擁立をなお模索する姿勢を示した。

 念頭にあるのは徳永エリ参院議員(53)=道選挙区=とみられ、民主党北海道幹部は「残る独自候補は彼女しかいない」と話す。ただ、徳永氏は国政課題への意欲を理由に要請を固辞しており、同氏は知事選出馬について「絶対にない」と周辺に断言する。

 徳永氏を含む道内選出同党国会議員は3日、東京都内で知事選対応をめぐり意見交換し「勝てる候補でいくべきだ」と佐藤氏支援で一致。横路氏はこの場におらず、4日に出席者が意見を伝えたが、横路氏は否定的な姿勢を崩さなかったという。

 道議会の民主党会派も3日、議員総会を開き、知事選対応について意向を調べた。発言の大半は「独自候補にこだわる必要はない」などと佐藤氏支援を求める内容だったとされる。ベテラン道議は「大勢がこうなった以上、代表の一存で覆すことはできないのではないか」とし、横路氏の翻意を期待する。<どうしん電子版に全文掲載>

778名無しさん:2015/02/07(土) 00:37:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590208.html
共産、佐藤氏の支援検討 道知事選 民主も流れ加速か(02/04 07:00)
 共産党道委員会が4月の道知事選に独自候補を擁立せず、出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する方向で検討していることが3日分かった。同党が道知事選で候補擁立を見送った場合、1979年以来36年ぶりとなる。知名度のある佐藤氏への支援を高橋はるみ知事(61)の4選阻止につなげたい狙いがあるとみられる。高橋知事への対立候補一本化に向け、対応が決まっていない民主党北海道内でも佐藤氏を推す声が強まりそうだ。

 共産党道委員会は、佐藤氏が北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働に反対している点などに賛同。再稼働に理解を示しているとされる高橋知事に対抗する勢力の分散を避けるべきだと判断したとみられる。<どうしん電子版に全文掲載>

779名無しさん:2015/02/07(土) 00:38:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/589217.html
北海道知事選、民主は独自候補擁立見送りを 市民団体が要望書(01/30 02:00)
 脱原発などに取り組む道内九つの市民団体は29日、4月の知事選をめぐって民主党北海道に、高橋はるみ知事(61)の4選阻止に向け対立候補の一本化を促す要望書を提出した。党北海道として独自候補を立てないよう求めている。

 知事選は高橋知事とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が出馬を表明している。「岩内原発問題研究会」「ウィメンズネット旭川」などが出した要望書は事実上、脱原発などで知事との対決姿勢を強める佐藤氏への支援や協調を求める内容。「幌延問題を考える旭川市民の会」の久保あつこさんは要望書提出後に「知事選は高橋道政の継続に賛成か否かの道民投票だ」と述べた。

 市民団体は同日、連合北海道にも候補の一本化を促す要望書を出した。民主党北海道は連合北海道などと協議し、2月中旬までに知事選の対応を決める方針。

780名無しさん:2015/02/07(土) 00:40:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/588728.html
知事選候補「一日も早く」 連合会長、民主北海道に要請(01/28 07:00、01/28 11:25 更新)記者会見で統一地方選について述べる古賀会長

 連合の古賀伸明会長は27日、札幌市内で記者会見し、4月の道知事選で民主党北海道が候補を擁立できていないことについて「連合北海道の判断に委ねているが、もう選挙も迫っている。党北海道など関係団体と議論しながら、一日も早く選定していただきたい」と述べ、早期決定を求めた。

 古賀氏は統一地方選について「有権者は、どれだけ地元に密着している候補かを見て選択する。そのためにも地域の基盤強化が重要」と、各級選挙で支援する候補の当選に向け、民主党と連合の地方組織の連携をより深める考えを示した。<どうしん電子版に全文掲載>

781名無しさん:2015/02/07(土) 00:42:25
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4809
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150205-00004809-sbunshun-pol
農協改革で苦境の安倍官邸 援軍は北海道民主党のドン
週刊文春 2月5日(木)18時6分配信

「今後、中央会(JA全中)は地域の農協や農家のサポート役に徹してもらいたい」

 1月29日、衆院予算委員会で安倍晋三首相は農協改革に意欲を見せた。

 質問に立ったのは、自民党の稲田朋美政調会長。稲田氏は安倍首相、菅義偉官房長官が推し進める農協改革の旗振り役だ。ただ、稲田氏は衆院当選4回とまだ若く、党の農林部会では抑えがきかない。

 そこで稲田氏は、農協改革に積極的な後藤田正純氏が委員長を務める党規制改革推進委員会でも議論を進め、機運を盛り上げる作戦をとった。意を受けた後藤田氏はテレビにも出演し、農協改革をアピールするが「上から目線で、人望はない。若い稲田と後藤田じゃ、誰も言うことは聞かないよ」とベテラン議員は突き放し、慎重派の二階俊博総務会長も「慎重に議論することが大事だ」と意に介さない。

 官邸サイドは2月12日の施政方針演説に農協改革の方向性を入れ込むべく結論を急ぐが、簡単ではない。1月の佐賀県知事選で、菅氏が擁立を主導した前武雄市長は、農協の支援する候補に完敗。4月の統一地方選挙を控え、自民党内で慎重論が勢いを増しているのだ。中でも、自民党幹部が「農協改革に影響が出かねない」と危惧するのが、北海道知事選だ。

 自民党、公明党の推薦を受けて4選を目指す高橋はるみ氏に対し、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏が立候補を表明。佐藤氏は、“北海道のみのもんた”と呼ばれるほど、高い知名度を誇る。

「佐藤氏に民主党が乗れば大激戦必至。北海道で大きな影響力を持つ農協・ホクレンの全面支援なしには勝てない。ホクレンの協力を取り付けるためには、官邸の意向に反して、農協改革をスローダウンさせる必要がある」(自民党関係者)

 そうなれば、進むも地獄、退くも地獄の自民党だが、思わぬ助け舟を出しそうなのが、北海道民主党のドンだ。

「横路孝弘元衆院議長です。北海道で集票力を持つ新党大地の鈴木宗男氏などが、佐藤氏支援を働きかけているが、首を縦にふらない。女性関係が派手な佐藤氏が嫌いなようで、昨年の衆院選で敗れた北海道教組出身の元道議を独自候補として担ごうとしています」(民主党関係者)

 三つ巴となれば現職の高橋氏が有利と見られる。自民党選対関係者は、横路氏の決断を固唾をのんで見守っている。


<週刊文春2015年2月12日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

782チバQ:2015/02/08(日) 14:05:11
土曜投票だったのか
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/591038.html
増毛町長選、堀氏が大差で初当選 新人同士の対決制す(02/07 22:18、02/07 22:44 更新)
 【増毛】任期満了に伴う留萌管内増毛町長選は7日投票、即日開票の結果、新人の元町税務町民課長堀雅志氏(60)=無所属=が、同じく新人の前副町長佐藤順治氏(67)=同=を1654票差の大差で破り初当選した。

 当日有権者数は4186人。投票者数は3575人で、投票率85・40%。2007年の前回選挙戦を2・77ポイント下回った。無効票25。

 石崎大輔町長(61)が多選などを理由に5選不出馬を表明し2氏が立候補。堀氏は団体推薦を受けない草の根選挙を展開。医療費助成拡大などの子育て支援策、活力ある地場産品づくり、シルバー人材センター設立などソフト面の政策を訴え、町民主役の行政を望む幅広い有権者の支持を得た。後継指名しなかった現職が応援し、漁協が支持したことも追い風となった。

 佐藤氏は酒造会社を中心とした後援会で、農協や建設協会、道商工政治連盟増毛支部などから推薦状を受けた組織選挙を進め、食に特化した公立学校の設置など大型事業を公約に掲げたが、及ばなかった。

◆増毛町長選結果(投票率85.40%)

当 2,602 堀雅志 60 無新《1》   

    948 佐藤順治 67 無新

783名無しさん:2015/02/11(水) 14:16:54
沖縄の二の舞? 自民党って何て下品なんだろう 北海道でも!
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/1704
ところが北海道新聞(2015年2月5日)で報じられた、この自民党道連幹部の発言に驚かされます。

このため自民党道連幹部は「(民主、共産と)全部乗ってきたら接戦になる」と警戒感を示す一方、
「共産党支援の候補が知事になれば、北海道は国から相手にされなくなる」と早くもけん制。
(略)共産、社民両党の支援を受けて当選した翁長武志知事が、安倍晋三首相と面会できないなど政府との間に溝が生じていることを念頭に置いた発言だ

この発言をした自民党道連幹部の名前は報じられていませんが、心底、下品です。

784チバQ:2015/02/12(木) 20:36:24
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/157161
佐賀に続き道知事選で惨敗も 終わらない自民vs農協バトル

2015年2月12日
 JA全中(全国農業協同組合中央会)が政府・自民党に押し切られる形で決まった「農協改革案」。安倍政権が決着を急いだのにはワケがある。議論が長引けば、自民候補が惨敗した佐賀県知事選のように、4月の統一地方選で農協の“反撃”に遭う――。中でも、注目は「農業王国」北海道知事選(4月12日投開票)の行方だ。

 道知事選は現時点で、4選を目指す高橋はるみ知事(61)と、元北海道放送アナウンサーで、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が立候補を表明。高橋知事は前回(2011年)、約185万票を獲得し、次点に130万票もの大差で勝利した。自民道連は早々と高橋知事の推薦を決定。今回も圧勝と思われたが、昨年末の沖縄、今年1月の佐賀の両知事選に続き、野党が猛烈に巻き返している。

「佐藤支持派は当初、道内で強い影響力を持つ『新党大地』だけでしたが、佐藤氏が北電泊原発の再稼働に反対を表明、共産党が支援に動き出した。さらに独自候補擁立を断念しつつある民主党も支援に回る可能性が高い。大地の鈴木宗男代表の長女、貴子衆院議員も昨年末の総選挙で民主で当選していますからね」(北海道政担当記者)


■野党一本化で拮抗

 昨年末の衆院選で、比例北海道の各党の得票数は自民が約75万、公明が約31万。対する民主は約69万、共産が約30万で、野党が一本化すれば与野党の票数は拮抗する。そこで勝敗のカギを握るのが「農協票」なのだ。

 JA北海道は、全国のJA組合数の4分の1を占める大所帯で、組合員数は約34万人に上る。JA北海道の政治団体「北海道農協政治連盟」は「(知事選対応は)何も決まっていない」というが、佐藤支持に回れば、形勢は一気に逆転する。

「『農協改革が農家の所得増加につながる理由が分からない』といった批判は依然として根強く、JA北海道が佐藤支援に回る可能性は十分あります。農業王国の北海道で野党候補が勝利すれば、政府の『農協改革法案』にも当然、影響が出る。審議もままならなくなります」(政治評論家の山口朝雄氏)

「安倍政権vs農協」の火ダネはまだくすぶり続けている。

785チバQ:2015/02/13(金) 20:22:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592028.html
44年ぶり町長選 北海道・清里町 有権者6割が投票経験なし(02/13 07:01、02/13 11:04 更新)
 【清里】道内の首長選で最も長く無投票が続くオホーツク管内清里町で、同町の元総務課長古谷一夫氏(62)が12日、町内で記者会見し、4月の統一地方選で行われる町長選に出馬することを表明した。現職の櫛引(くしびき)政明氏(66)も再選を目指して出馬表明しており、無投票が続いてきた同町長選は44年ぶりの選挙戦となることが確実になった。

 清里町は1971年の町長選を最後に無投票が10期続いており、首長選の無投票期間が留萌管内初山別村と並んで道内最長。清里町では有権者の約6割が町長選で投票した経験がないという。<どうしん電子版に全文掲載>

786名無しさん:2015/02/14(土) 09:09:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150207ddlk01010169000c.html
’15統一地方選:道知事選 高橋知事が事務所開き 佐藤氏「一騎打ち」主張 /北海道
毎日新聞 2015年02月07日 地方版

 4月の道知事選に4選を目指して立候補する予定の高橋はるみ知事(61)の後援会は6日、札幌市中央区で選対事務所開きを行った。支援する自民党道連の国会議員や道議、北海道経済連合会の大内全会長をはじめとした経済界の関係者ら約350人が出席した。

 後援会「北海道を愛するみんなの会」の吉沢慶信会長(元道副知事)が「高橋知事は北海道を世界に発信するため、輝く北海道づくりに向けた取り組みを進めている。4選の必勝を目指して支援と協力をお願いしたい」と呼びかけた。

 その後、高橋知事が「今回は今までの中で最も厳しい戦いになる。決戦までの2カ月、全道をできる限り自分の足で駆け巡って頑張っていきたい」と決意表明。最後に出席者全員によるガンバローコールで気勢を上げた。

 一方、やはり道知事選に出馬表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は、同区の事務所で記者会見を開き、「高橋道政の4期目を良しとしない人は一致団結してほしい。ぜひとも高橋知事と一騎打ちして道民の意思を確認したい」と述べた。

 佐藤氏を巡っては、民主党道連と共産党道委員会が支援する方向で最終調整している。佐藤氏は「政党や団体からの支持や支援の話は今のところない。支援の形にこだわらず、一騎打ちになるよう応援してほしい」と強調し、民主党内にくすぶる独自候補擁立の動きをけん制した。【袴田貴行、久野華代】

787名無しさん:2015/02/14(土) 09:13:28
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/591796.html
北海道知事選 民主の候補選び、来週めどに結論 新党大地・鈴木氏が見通し(02/12 06:30)
 新党大地の鈴木宗男代表は11日、札幌市内で行った街頭演説で、4月の統一地方選で選挙協力する民主党北海道の道知事選候補者選びについて「5日間くらい時間をいただきたい」と述べ、党北海道が来週をめどに一定の結論を出すとの見方を示した。

 鈴木氏は、自身が支援に強い関心を示すフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)について「十分北海道のリーダーとしてやっていける」と強調。4日に党北海道の横路孝弘代表と会談し、こうした考えを伝えたことを明らかにした。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592027.html
民主、北海道知事選対応15日決定(02/13 07:01、02/13 07:56 更新)
 民主党北海道は12日、道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)の候補者選びについて、15日に札幌市内で連合北海道、北海道農民政治力会議との3者でつくる北海道政権戦略会議を開き結論を出す方針を固めた。出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の支援を軸に最終調整している。

 民主党北海道の知事選対応をめぐっては、横路孝弘代表に近い党関係者が11日、札幌市内で徳永エリ参院議員(53)=道選挙区=に出馬を要請したが、徳永氏は国政課題への意欲などを理由に断った。これに先立ち、横路氏が検討した勝部賢志幹事長(55)の擁立も、支持組織との調整が難航し頓挫。告示まで1カ月半となる中で独自候補擁立は極めて困難な情勢となっている。

 独自候補を擁立できなかった場合には、自主投票の可能性も残るが、党内や連合北海道内では、旧社会党時代から知事選で毎回候補者を立ててきた基本姿勢を踏まえ、「選挙戦に関与しない選択はあり得ない」と否定的な意見が大勢だ。

 一方、党内や連合北海道内では高橋はるみ知事(61)の4選阻止には対立候補の一本化が必要として佐藤氏支援を求める声が強まっており、複数の党北海道関係者は12日、「佐藤氏支援の方向だ」と指摘。党本部の「推薦」か、党北海道独自の「支持」にとどめるかなど、支援形態について詰めの協議が必要との認識を示した。関係者の一人は「15日には結論を出す」としている。

 道知事選では、民主党と選挙協力する新党大地の鈴木宗男代表が佐藤氏支援に強い関心を示しているほか、共産党道委員会も佐藤氏支援を検討している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592274.html
民主、佐藤氏支援へ 北海道知事選で独自候補見送り 高橋氏と一騎打ち濃厚(02/14 07:31、02/14 07:56 更新)佐藤のりゆき氏
佐藤のりゆき氏
 民主党北海道は13日、4月の道知事選で、既に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する見通しとなった。15日に札幌市内で連合北海道、北海道農民政治力会議との3者でつくる北海道政権戦略会議を開き、正式に決定する方向だ。独自候補の擁立を目指してきた従来方針を転換し、高橋はるみ知事(61)の4選阻止のため、知名度の高い佐藤氏に対抗馬を一本化する狙いとみられる。これにより道知事選は事実上、高橋知事に佐藤氏が挑む一騎打ちの構図となる公算が大きくなった。

 党北海道は佐藤氏の支援検討に当たり、佐藤氏が掲げる脱原発などの基本姿勢が、党の重点政策と一致する部分があることも重視したもようだ。

 民主党は旧社会党時代から道知事選では毎回、候補者を立てており、独自候補擁立見送りは初めて。道知事選では、民主党と選挙協力する新党大地の鈴木宗男代表も佐藤氏支援に強い関心を示しているほか、共産党道委員会も同氏支援を検討している。<どうしん電子版に全文掲載>

788名無しさん:2015/02/14(土) 09:15:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/591658.html
札幌市長選 民主党本部が秋元氏を推薦(02/11 07:00)
 民主党は10日の常任幹事会で、4月12日投開票の札幌市長選に出馬表明している前副市長の秋元克広氏(59)の推薦を決めた。

 秋元氏は特定の党派に偏らない「市民党」を掲げているが、民主党北海道が1月下旬、「民主党が支える上田文雄市政の中核を長く担い、政策面で一致する」として推薦を決め、党本部に申請していた。新党大地と社民党も支持を表明している。

 札幌市長選では、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)も出馬を表明しているほか、共産党が独自候補擁立を目指している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592268.html
共産党系団体、独自候補を見送り 党はなお模索、札幌市長選(02/14 07:00)
 共産党道委員会や同党系の20団体による「明るい札幌市政をつくる会」(木村俊二代表)は13日、4月12日投開票の札幌市長選で、会としての候補擁立を見送ることを発表した。党道委員会は「党で独自の候補を立てる必要性を感じている」(幹部)として引き続き擁立を目指しており、週明けにも対応を決める。

 同会は昨年秋から札幌市長選への対応を検討してきたが、独自候補擁立を求める声や、すでに出馬を表明している民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)を推す声など、団体間の意見が分かれた。木村代表は「さまざまな意見が出たが、告示も(約1カ月半後に)迫り、最終的に擁立しないという結論に至った」と話している。<どうしん電子版に全文掲載>

789名無しさん:2015/02/14(土) 20:39:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021400256
自民幹部が民主応援ポスター=札幌市長選

札幌市長選候補者の秋元克広氏の事務所に贈られた溝手顕正氏らの「為書」=14日午後、札幌市
 4月12日投開票の札幌市長選で、自民党の溝手顕正参院議員会長らが民主党推薦の新人に、応援のための「為書(ためがき)」と呼ばれるポスターを贈っていたことが14日分かった。自民党本部は別の新人を推薦しており、統一地方選を前に党内の足並みの乱れを露呈した形だ。
 同党は町村信孝衆院議長が主導して推薦を決めたが、党内に異論がくすぶっており、橋本聖子元外務副大臣や引退した森喜朗元首相も民主党推薦候補に応援ポスターを贈っていた。 (2015/02/14-20:12)

790名無しさん:2015/02/15(日) 11:20:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150214-00010000-tomamin-hok
民主 佐藤氏支援へ 北海道知事選の独自候補見送り
苫小牧民報 2月14日(土)14時59分配信

 民主党北海道は15日午後、札幌市内で連合北海道、北海道農民政治力会議と政権戦略会議を開き、知事候補の擁立を協議する。独自候補の擁立は見送り、既に出馬表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する見通しで、正式決定すれば4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)との一騎打ちとなる公算が大きい。

 民主党北海道は、知事選の独自候補の擁立を模索してきたが、選挙実施まで残り2カ月を切っても固めるまでに至らず、党関係者の中では「現職の4選阻止に向け、知名度のある佐藤氏を支援すべきだ」との声がより大きくなってきている。

 前回1月24日の常任幹事会では「政権戦略会議の結論を重視する」との方向を確認、道議会の民主党・道民連合の会派会合でも、同様の方針を確認していた。

 民主党と選挙協力を結ぶ新党大地の鈴木宗男代表は、現職に対抗するには「一騎打ちに持ち込む必要がある」とし、佐藤氏の支援を求めていた。

 政権戦略会議は3団体の7人で構成。佐藤氏の支援を確認後、「推薦」「支持」の積極支援か、「自由投票」といった消極的支援かを検討する見通しだ。

 党関係者は「自由投票になれば、独自候補を擁立できなかった横路孝弘代表が責任を問われることにもつながりかねない」と懸念。

 共産党も、「反高橋」として佐藤氏支援に回る可能性もあり、流動的ながらも「支持」の方向で固まる可能性が大きい。

791名無しさん:2015/02/15(日) 16:45:57
一本化できたのは良かったけど支持どまりか。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021500111
民主、佐藤氏支持へ=独自候補断念で横路氏辞任-北海道知事選

 民主党北海道連は15日、連合北海道などと構成する北海道政権戦略会議を札幌市内で開き、4月12日投開票の北海道知事選で党独自候補を擁立せず、既に出馬表明している無所属新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援することを決めた。道連支持とする方向で、21日に決定する。
 勝部賢志幹事長は記者会見で、横路孝弘代表が独自候補を立てられなかった責任を取るとして、辞任したことを明らかにした。横路氏は佐藤氏支援に強い難色を示していた。
 道知事選では、現職の高橋はるみ知事(61)も出馬を表明している。 (2015/02/15-16:27)

792名無しさん:2015/02/15(日) 22:36:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150215-00000040-mai-pol
<民主党>北海道知事選で独自候補断念 横路道連代表が辞任
毎日新聞 2月15日(日)20時14分配信

 4月12日投開票の北海道知事選で、民主党道連は15日、独自候補の擁立を断念し、横路孝弘代表(74)=衆院議員=が責任を取って代表を辞任した。これを受け、道連や連合北海道などで構成する道政権戦略会議は同日、既に立候補表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する方針を固めた。道知事選で民主党道連が独自候補擁立を断念するのは初めて。

 横路氏は同日午前、勝部賢志・道連幹事長に辞表を手渡した。会議後の記者会見で勝部幹事長は「横路氏は、独自候補が立てられず責任を感じていると述べた」と説明。横路氏は慰留を受け入れなかったという。今後の執行部体制は、21日の常任幹事会で決定する。

 民主の知事候補者選びは昨年10月、上田文雄・札幌市長に固辞されてから難航。道連内では佐藤氏を支援すべきだとの声が高まっていたが、横路氏を中心に根強い慎重論があった。道連は佐藤氏と政策協定を結んだうえで、21日の運営協議会で支持を最終決定する。

 佐藤氏は「『政策に賛同するのであれば応援してほしい』との私の言葉に共鳴してもらったと理解している」とのコメントを出した。

 道知事選には他に高橋はるみ知事(61)が立候補を表明し、自民党道連が推薦を決定。共産党道委員会は佐藤氏支援も視野に検討している。【山下智恵】

793名無しさん:2015/02/16(月) 21:51:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk01010043000c.html
民主道連:横路氏、代表辞任 「高橋知事4選阻止を」 勝部幹事長が会見、佐藤氏支持で結束へ /北海道
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 民主党道連は15日、独自候補擁立を見送り、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の支持へ舵を切った。勝部賢志幹事長の記者会見での主なやり取りは次の通り。道連代表を辞任した横路孝弘氏(74)は会見に姿を見せなかった。

 横路氏とのやり取りは。

 横路氏は「戦後、道知事選で候補者を立ててきた。大変残念で責任を感じる。この知事選を一歩進めるため、力を尽くしてほしい」と話した。支援する人を決めて進んでいくことは我々の非常に大切な役割だ。

 横路氏は佐藤氏支援に否定的だったが。

 公式にそうした発言はない。独自候補擁立に向けて努力していたことは間違いない。

 党再生を目指す中で独自候補を擁立できなかった影響は。

 滋賀、沖縄、佐賀県知事選は、大きな政治課題が争点となり、(非自民の県民党である)我々の陣営が勝利した。高橋はるみ知事(61)の4選は阻止する必要があり、その流れを作って勝利できれば党再生の一つの足がかりになる。

 横路氏辞任による知事選への影響は。

 影響が出る状況にならないよう、一致結束して諸課題に力を合わせていきたい。

 なぜ佐藤氏支持か。

 現職の4選阻止が最大目標で、候補者の一本化が大切。佐藤氏の政策は、脱原発や(所得)格差の問題という課題で一致していける。

 反高橋知事勢力の一本化について、結論を出していない共産党への期待は。

 反高橋氏でまとまっていくことは非常に重要だ。

 争点は。

 高橋道政をこれ以上続けさせてはならない。道内経済、地域の暮らしは大変なことになっている。それを食い止めることができるかが争点だ。

794名無しさん:2015/02/16(月) 21:52:31
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592595.html
<道知事選・緊急リポート「激突」>上 擁立曲折、時間切れ(02/16 07:10)
 3月26日の告示が間近に迫った道知事選は、民主党北海道がフリーキャスター佐藤のりゆき氏を支持する方針を決め、4選を目指す高橋はるみ知事と対決する。佐藤氏への支援決定をめぐる水面下の各党の動きや、迎え撃つ高橋知事の動向を踏まえつつ、決戦の行方を展望する。

           ◇

 「責任を感じている」。15日午前、札幌市内。フリーキャスター佐藤のりゆき氏支援を決める北海道政権戦略会議の直前、民主党北海道の横路孝弘代表は勝部賢志幹事長と会い、辞表を手渡した。勝部氏は慰留したが、横路氏の決意は固かった。

 代表辞任の理由は、旧社会党時代を通じて初めての独自候補擁立断念とされる。しかし横路氏は、高橋はるみ知事の対抗馬一本化に向け佐藤氏支援を求める声が党内で強まっていた1月下旬、佐藤氏について「推薦に値しない」と記者団に明言した。こうした発言を覆すのは「メンツが許さなかった」(党関係者)ようだ。

 横路氏が佐藤氏を拒絶したのは、「高橋知事の応援団」を公言するなど過去の言動に不信感を抱いていたためとされる。

 また、民放の看板キャスターだったころの批判的な人物評が雑誌に掲載されるとの情報も気にしていたといい、支援決定を先送りしたのも記事の内容を確認してからという判断があったとされる。

 横路氏は4日、東京都内で、統一地方選で協力する新党大地の鈴木宗男代表と会談。鈴木氏は急きょ上京した佐藤氏を同席させようとしたが、横路氏に拒まれたとみられている。

 横路氏ら執行部はこの間も独自候補の擁立を模索。同様に佐藤氏支援に難色を示していた党北海道ナンバー2の徳永エリ参院議員(53)に出馬を迫った。

 だが、その徳永氏も国政課題への意欲を理由に要請を固辞し、一転、佐藤氏支援を容認。徳永氏は13日、札幌市内で開いた自身の政治資金パーティー後、カメラの放列に取り囲まれ、諦めたように言った。「時間の限界です」

           ◇

■共闘めぐり、つばぜり合い

 「佐藤のりゆきさんの支援を決めました」。15日夕、札幌市内の佐藤氏の後援会事務所に電話があった。声の主は民主党北海道の勝部賢志幹事長。近く政策協議を持ちたいとの意向を伝えてきたという。

 民主党内では既に政策協議の窓口を誰にするかなどの準備に着手。「高橋道政の継続の是非」を最大の争点とし、脱原発などの重点政策のすり合わせを急ぐ考えだ。

 ただ、横路孝弘氏の代表辞任後、トップ不在のまま選挙戦に突入する党は不安もはらむ。

 知事選候補者選びが迷走した影響で、定数101を争う道議選も候補者擁立が進まず、1月下旬の党定期大会までに公認、推薦、支持候補は大地系を含め40人と、目標とする過半数獲得は絶望的な情勢だ。党内には「横路氏だけでなく、執行部は総辞職するべきだ」との声もくすぶる。

 1年余りに及んだ知事選候補者選びが決着した15日の記者会見。横路氏に代わって指揮を執ることになった勝部氏は「高橋4選は断固阻止しなければならない課題。そこで勝利できれば、党再生の大きな足がかりとなる」と、自らに言い聞かせるように力を込めた。

 一方、民主党の後ろ盾を得た佐藤氏にとって、次に気がかりなのは、昨年末の衆院選比例代表道ブロックで約30万票を獲得した共産党の動向だ。

 民主党の方針決定を受け、共産党道委員会幹部は15日、佐藤氏支援の最終調整を進める考えを表明。党関係者は既に佐藤氏側と接触しており、佐藤氏陣営の幹部も「4選阻止を成し遂げようという話はした」と認める。

 共産党が参戦すれば、同党を含む幅広い勢力が結集し、現職を破った昨年の沖縄県知事選と似た構図が実現する。しかし佐藤氏のもとで「反高橋知事陣営」が足並みをそろえられるかは不透明だ。

 佐藤氏支援にいち早く強い関心を示した新党大地の鈴木宗男代表は、共産党と佐藤氏の接近を快く思っていないとされる。共産党の佐藤氏支援検討が分かった2月上旬以降、大地関係者は繰り返し佐藤氏側に「共産党が付けば保守票が離れる」とけん制。早くも水面下で組織間のつばぜり合いが展開されている。(報道センター 西依一憲、藤本卓郎)

795チバQ:2015/02/17(火) 22:03:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592791.html
<北海道知事選・緊急リポート「激突」>下 「盤石」一転、焦りも(02/17 07:10)
 「何としても函館にうかがいます」。発達した低気圧の影響で道内各地が激しい暴風雪に襲われた15日。4選を目指す高橋はるみ知事(61)は函館市内で開かれた後援会の事務所開きに、新千歳空港からタクシーを乗り継いで駆け付けた。

 荒天で飛行機が欠航し、携帯電話からのあいさつを準備していた後援会側に変更を要請。函館の経済人らによる市民歌舞伎の舞台に予告なしで「スペシャルゲスト」として登場してあいさつする日程もこなし、事務所開きは約4時間遅れの午後5時すぎに始まった。

 知事はあいさつで「私が(北海道の)先頭に立つ」「細身ではありますが、高橋はるみ、全身全霊をかけて努力していきたい」と訴えた。普段はあまり感情をあらわにしない知事の意外とも言える姿に、後援会幹部も必死さを感じ取った。

 フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)側は民主党北海道による支持方針決定で弾みがついた。一貫して知事を支持してきた自民党道議は、追い上げられる立場にある知事サイドの雰囲気を、こう表現する。「今回の選挙はものすごく不安を感じる。今の高い支持率が落ちるかもしれないから」

 世論調査での高い支持率を「力の源泉」(元道副知事)に、知事選に対しても「盤石」との見方が強かった知事サイド。知事選の対抗馬が佐藤氏に一本化される流れとなったことで、じりじりとした焦燥感が漂い始めた。

     ◇

■4選争点化、さや当て

 「シングルイシュー(の論戦)はあり得ない。道政は国の内閣と同じで、あらゆる分野が重要だ」。高橋はるみ知事は6日、知事選の争点を記者団に問われると、こう強調した。これに先立って佐藤のりゆき氏が記者団に、知事4選の是非を知事選の争点に絞る考えを示したことへのけん制だった。

 知事の言動を振り返ると、既に昨年から佐藤氏との論戦を意識してきたことがうかがえる。

 佐藤氏が昨年11月、北海道電力泊原発再稼働への反対姿勢を打ち出すと、知事は再稼働について明言を回避しつつ、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の道内受け入れは「あり得ない」と断言。「原発容認派」とのレッテルが張られないよう細心の注意を払う。

 毎年6億円程度だった観光予算は、2014年度補正予算案と15年度予算案を合わせると26億円を計上。北海道観光振興機構が観光予算の増額を求めていたほか、観光予算の大幅増を主張する佐藤氏に対抗する狙いもある。

 争点をめぐり知事と佐藤氏のさや当てが続く中で、水面下で選挙戦も動き始めた。

 知事への推薦を1月21日に決めた後、様子見の感もあった自民党道連。知事4選に慎重だった柿木克弘幹事長も2月10日、札幌市内のホテルで後援会幹部と会談し「知事選は道議の後援会も総動員する。道議との連携も十分に図ってほしい」と要請し、一転して態勢固めを急いだ。

 道連幹部は「民主党、共産党、新党大地がそろって佐藤氏を支援したら、知事の人気が高いとされる地方でも大勝は難しい」と分析。大票田の札幌市では、従来とは異なる構図も予想される。知事選と同時期に行われる同市長選で、民主党推薦の秋元克広氏に経済界有志も支援に回った。道連選対幹部は「秋元氏に佐藤氏と連携して運動されるのが心配だ」と明かす。

 「政策論争を戦わせて、道民の方々がどう判断するのか。そういう選挙だと思う」。知事は15日、記者団に論戦を通じて佐藤氏との勝敗を決したいとの意向を表明。4月の選挙戦を前に、佐藤氏との論戦の舞台は整った。

796名無しさん:2015/02/17(火) 22:06:11
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/592799.html
道知事選一騎打ちへ あすの北海道の姿を示せ(02/17)
 今春の統一地方選の焦点、道知事選の構図がほぼ固まった。

 道政史上初の4選を目指す高橋はるみ知事(61)は自民党が推し、出馬を表明していたフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は民主党の支持を得た。事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。

 高橋道政の3期12年を是とするか、流れを変えるか―。それが最大の争点だ。

 北海道は過疎化や少子高齢化、地域経済の疲弊など、深刻な問題に直面している。

 苦境にある北海道の将来をどう切り開いていくのか。両氏は有権者に十分に語り、選択肢を提示してもらいたい。

■厳しい状況のただ中

 地方の状況は厳しい。急速な高齢化が押し寄せ、人口が減り、将来、地域が生き残れない―。そんな危機感がまん延している。安倍晋三首相が「地方創生」を掲げたのはそのためだ。

 北海道もそのただ中にある。人口は20年近く減少し続けている。昨年は転出超過が全国最多の約9千人に達した。その中で札幌への人口集中は進み、地域格差が拡大している。

 その根底には、産業構造の変化による雇用問題がある。

 基幹産業と言われる農林水産業では、従事者の高齢化が進み、後継者不足が課題となっている。

 環太平洋連携協定(TPP)の交渉が進み、農産品関税の大幅引き下げが現実味を帯びる中、先行きが不透明になっている。

 エネルギーのあり方も問われている。北海道電力泊原発の再稼働の是非がある。青森県大間町で建設中の大間原発が海峡を挟む函館市などの不安をかき立てている。

 北海道は重大な岐路に立つ。地域の実情を受け止め、克服する道を探る。それを託すに足る知事を選ぶ選挙にしなければならない。

■知名度ばかりに頼る

 その重要な知事選を控え、政党のふがいなさばかり目に付いた。

 民主党も自民党も支援候補決定までに曲折があった。とりわけ民主党の迷走は目を覆うばかりだ。

 独自候補の擁立を目指したが、断念し、結果的には佐藤氏を支援することになった。現職の4選阻止には対立候補の一本化が必要と判断したからだという。

 だが、一時は佐藤氏を「推薦するに値する候補ではない」としていた。「脱原発」などで一致しているとはいえ、政策のすり合わせもこれからだ。それで、なぜ佐藤氏を支援することになったのか。

 個人の知名度に頼るのでは政党の存在意義はなくなる。前回選挙から4年間、道民と向き合ってきたのか。そんな疑問が湧く。

 自民党の動きも分かりづらい。

 高橋道政の12年間に「目立った実績がない」として推薦に慎重論があり、今もくすぶっている。

 一昨年秋、道連は高橋道政を点検する公約検証・作成特別委員会を設置し、昨年2月に報告書をまとめた。高橋知事にとっては厳しい内容も含まれていたという。

 だが公表は封印された。ほかに有力候補が見つからなかったことが背景にある。

 知事の政策に見直すべき点があるなら堂々と指摘して修正に取り組む。それが与党の役割である。

 一連の経緯を見れば、両党からうかがえるのは体面ばかりを取り繕う内向きな姿勢だ。

 そもそも政党の仕事は、道民の声をくみ取り、道政に反映させることだ。その実践者として魅力ある知事候補を発掘し、道民に信を問う体制をつくり上げるのが使命のはずだ。

■具体策提示が必要だ

 政党が頼りないからこそ、両氏はわかりやすい論戦を展開すべきだ。そこでまず聞きたい。

 高橋知事は「未来への芽が広がっている」と強調している。

 財政再建や北海道経済の活性化に取り組み、地産地消の推進や道産品のブランド力強化、製造業の集積を図ってきた。少子化にも手を打ってきたという。

 だが、3期の実績として目に見えるものは少ない。発信力も物足りないと言われ続けてきた。

 知事の言う「芽」とは何なのか。そして今後4年間でその芽をどう育て、実をつけていくのか。行程表を具体的に示す必要がある。

 次に佐藤氏だ。現在の道政について「(従来と)改善しているものが見当たらない」と批判している。これ以上長期政権になっても北海道は豊かにならないという。

 しかし、現職批判だけでは物足りない。佐藤氏は道庁に民間の発想を取り入れると言っている。具体的には何をどうするのか。それをはっきりさせなければ、説得力は持つまい。

 一騎打ちは候補の違いが分かりやすい。互いに公開の場で主張をぶつけ合い、あすの北海道の姿を示すことを求めたい。

797名無しさん:2015/02/19(木) 00:06:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593004.html
共産、佐藤氏を支援 北海道知事選 週内にも発表(02/18 07:00)
 共産党道委員会は17日、4月の道知事選で独自候補を擁立せず、既に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する方針を固めた。週内にも正式に発表する。

 同党道委員会は、道労連など関係30団体で構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)で知事選候補の選考作業を行ってきた。明るい会は17日までに、佐藤氏を支援する方針で一致した。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021800754
共産も佐藤氏支援へ=北海道知事選

 共産党北海道委員会などでつくる「明るい革新道政をつくる会」は18日、北海道知事選(4月12日投開票)で独自候補を擁立せず、既に出馬を表明している無所属新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援すると発表した。
 佐藤氏については民主党道連が支援を決めており、21日に道連支持を正式決定する方針。これで自民党道連が推薦する現職の高橋はるみ氏(61)と佐藤氏による一騎打ちの構図が固まった。
 革新道政をつくる会の黒沢幸一代表世話人は記者会見で、佐藤氏が「脱原発」を主張している点などを挙げ、「高橋道政からの転換を必ず成し遂げる」と訴えた。(2015/02/18-18:45)

798チバQ:2015/02/19(木) 20:53:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150219ddlk01010098000c.html
’15統一地方選:道議選・旭川 市長選落選の東氏出馬表明 /北海道
毎日新聞 2015年02月19日 地方版

 昨年11月の旭川市長選と12月の衆院選比例代表に落選した前道議、東国幹氏(47)が18日、同市内で記者会見し、今春の道議選(旭川市)に自民公認で立候補すると表明した。

 同党旭川支部からの立候補要請を受け、後援会役員会がこの日、満場一致で擁立を決定。東氏は市長選立候補に際し、落選の場合でも「道政には戻らない」と明言していたが、翻意の理由について「党の2人目の候補者選びが難航した。6人区で自民1人は考えられない」と釈明した。東氏は市議を経て99年から3期、道議を務めた。

 同選挙区では、自民公認で加藤礼一議長(61)▽民主公認で木村峰行副議長(65)と三井あき子氏(53)▽公明公認で吉井透氏(54)▽共産公認で真下紀子氏(58)の現職4人と無所属新人の安住太伸氏(44)が立候補を表明している。【渡部宏人】

799名無しさん:2015/02/19(木) 23:50:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150219-00000559-san-pol
北海道知事選 32歳の元道職員が出馬表明
産経新聞 2月19日(木)18時55分配信

 元北海道職員の野地優介氏(32)は19日、4月12日投開票の道知事選に無所属で立候補する意向を表明した。札幌市内で開かれた知事選立候補予定者の説明会に参加し、記者団に語った。

 野地氏は「現在、考えられる安全対策をした上での原発再稼働はやむを得ない。太陽光発電など施設を増やし廃炉を段階的に進める」と話した。

 知事選には、4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)と、元北海道放送アナウンサーのフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が、いずれも無所属で出馬表明している。

 野地氏は昨年3月31日付で道留萌振興局主事を退職した。

800名無しさん:2015/02/21(土) 06:52:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593246.html
共産、佐藤氏支援を発表 脱原発評価「最良の選択」 道知事選(02/19 07:00)佐藤のりゆき氏支援について記者会見を行う明るい会の黒沢代表世話人(左から2人目)ら

 共産党道委員会や道労連など30団体で構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)は18日、札幌市内で記者会見し、4月の道知事選で独自候補を擁立せず、既に出馬を表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援すると正式に発表した。

 明るい会の黒沢幸一代表世話人(道労連議長)は会見で、佐藤氏の政策について、集団的自衛権の行使容認に否定的な見方をしていることや脱原発の姿勢が「会の目標に照らして、大筋で評価できる」と強調。同会の政策目標の実現と、高橋はるみ知事(61)の4選を阻止するため「佐藤氏支援が最良の選択だと判断した」と述べた。

 政党色を極力排したいとの佐藤氏側の意向などを踏まえ、推薦や支持よりも弱い「支援」とした。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593482.html
高橋道政めぐり論戦、きょうから定例道議会(02/20 01:00)
 道の2015年度予算案などを審議する第1回定例道議会は20日開会する。会期は3月11日までの20日間。4月の統一地方選を前に、知事選への4選出馬を表明した高橋はるみ知事の道政運営に対する評価などをめぐり、論戦が交わされる。

 知事選を控え、継続事業中心の「骨格予算」として編成された2兆5290億円の15年度一般会計予算案や、国の地方創生の交付金を活用した経済対策・人口減少対策を盛り込んだ総額386億8千万円の14年度一般会計補正予算案、条例改正案35件が提出される。

 最大会派の自民党・道民会議は、知事の道政運営方針をあらためて問うほか、人口減少対策や観光政策について質問。知事選で争点となるとみられる環太平洋連携協定(TPP)への対応や、原発問題などエネルギー政策について尋ねる。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593490.html
北海道知事選、立候補説明会に3陣営参加 元道職員が出馬表明(02/20 01:30)
 元道職員の無職野地(のじ)優介氏(32)は19日、4月12日投開票の道知事選に無所属で立候補する意向を表明した。札幌市内で開かれた道選管主催の知事選立候補予定者説明会に参加し、記者団に語った。

 野地氏は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)について「現在考えられる安全対策をした上で、再稼働させる。将来的には廃炉を段階的に進める」と述べ、自然エネルギーの活用などを訴えるとした。

 野地氏は網走南ケ丘高を卒業後、2001年から旧北見道有林管理センター(現オホーツク総合振興局東部森林室)や留萌振興局に勤務。昨年3月31日付で退職した。網走市在住。

 立候補予定者説明会にはこのほか、既に出馬を表明している現職の高橋はるみ知事(61)とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の2陣営が参加した。

801名無しさん:2015/02/21(土) 06:53:07
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593513.html
北海道知事選、悩む佐藤氏 大地が共産に拒否感、政党との距離に難題(02/20 07:10)
 3月26日告示の道知事選で、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が、支援を受ける各政党との距離感に頭を痛めている。支援政党も組織もない中での出馬表明から3カ月余り。期待通り民主、共産両党の支援は得たものの、新党大地の鈴木宗男代表が共産党に拒否感を示し、新たな火だねとなっている。「道民党」を掲げる佐藤氏は政党色を極力排す考えだが、政党側は少しでも影響力を発揮したいところで、足元固めは難航しそうだ。

 「保守、中道、浮動票。来るべき票が離れてしまう」。共産党道委員会が佐藤氏支援を発表した18日、釧路市内で記者団の質問に答えた鈴木氏は共産党への警戒感をあらわにした。

 佐藤氏に強い関心を示してきた鈴木氏は、佐藤氏本人や後援会幹部に共産党の支援は断るよう強く働きかけてきた。大地関係者によると、保守政治家を自任する鈴木氏はかねてから、共産党とは主義主張が異なるとして「新党大地とは相いれない」と一線を引いてきた。

 こうした鈴木氏の動きに佐藤氏側は困惑する。4選を目指す高橋はるみ知事(61)との一騎打ちを狙っていただけに、民主党北海道の支持表明に続き、共産党が支援に回ることは願ってもない展開。もともと「私の政策を良しとしてくれる政党、団体があればありがたい」との立場で、共産党も例外ではなかった。

 「推薦、支持ではない。勝手連みたいな感じでしょう」。佐藤氏は18日、共産党の支援について札幌市内で記者団にこう説明。共産党が自発的に支援するという受け止めを表明することで、鈴木氏に配慮した形だ。ただ、佐藤氏の陣営関係者は「鈴木氏がこれで収まるだろうか」と懸念する。<どうしん電子版に全文掲載>

802名無しさん:2015/02/21(土) 07:09:31
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593623.html
民主党北海道代表に佐々木隆博氏 国会議員会が方針(02/20 17:00)
 民主党の道選出国会議員会(小川勝也会長)は20日午前、国会内で会合を開き、党北海道の代表を辞任した横路孝弘衆院議員の後任に、佐々木隆博衆院議員(道6区)を充てる方針を決めた。21日に札幌で開かれる党北海道の運営委員会で正式決定する。

 佐々木氏の任期は、横路氏の任期の残り期間となる今年6月まで。佐々木氏は会合後、北海道新聞の取材に「まずは統一地方選に向けて道議選の空白区を埋めていきたい」と述べた。

 佐々木氏は士別市出身。2005年の衆院選で初当選し、現在3期目。民主党政権下で農水政務官や農水副大臣などを歴任した。65歳。<どうしん電子版に全文掲載>

803名無しさん:2015/02/21(土) 10:00:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593748.html
秋元氏が政経セミナー 「札幌から全道元気に」 札幌市長選(02/21 07:00)
 4月12日投開票の札幌市長選への出馬を表明している民主党推薦で札幌市前副市長の秋元克広氏(59)は20日、同市内のホテルで政経セミナーを開いた。秋元氏は「地元の企業、人を大切にする徹底した地域主義で、札幌から北海道を元気にしていきたい」と述べ、あらためて決意を示した。

 経済人や札幌市、労組の関係者など約1300人(主催者発表)が出席。秋元氏は人口減少や超高齢化を念頭に、「大きな転換点には、財政状況を見据えながら、自分の判断で決めていける即戦力のリーダーが必要だ」と語り、35年間市政に携わってきた経験をアピールした。秋元氏をめぐっては新党大地と社民党も支持を表明している。

 札幌市長選では、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)も出馬表明しているほか、共産党が候補擁立を目指している。

804名無しさん:2015/02/21(土) 10:02:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/588480.html
札幌市長選、社民党道連が秋元氏支持発表(01/27 01:30)
 社民党道連は26日、4月12日投開票の札幌市長選で、民主党北海道が推薦する前副市長の秋元克広氏(58)を支持すると発表した。

 社民党道連は「憲法の理念を尊重し、市民生活に生かすなどの基本政策が一致したため」としている。新党大地も秋元氏支持を表明している。

 市長選では、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)も出馬表明し、共産党が独自候補擁立を目指している。

805名無しさん:2015/02/22(日) 03:16:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150222k0000m010045000c.html
北海道知事選:民主党道連 佐藤氏支持を正式決定
毎日新聞 2015年02月21日 20時37分

 民主党北海道連は21日、道知事選(4月12日投開票)への立候補を表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支持することを正式決定した。同知事選には、現職の高橋はるみ氏(61)=自民党道連推薦=も立候補を表明している。

806チバQ:2015/02/22(日) 08:54:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593749.html
民主道代表交代、佐々木氏問われる求心力 党内、横路氏に不満も(02/21 07:01、02/21 14:05 更新)
 民主党北海道は20日、代表を辞任した横路孝弘元衆院議長の後任に、副代表の佐々木隆博衆院議員(道6区)が就く見通しとなり、統一地方選をトップ不在で戦う事態は避けられた。ただ、突然の辞任について横路氏から説明がないままの交代には不満も漏れ、佐々木氏は選挙戦に向け党内の結束力を高められるかが問われそうだ。

 佐々木氏を新代表とする人事は道内選出の同党国会議員会(小川勝也会長)が20日に固めた。党北海道が21日に札幌市内で開く運営委員会で正式決定する。任期は横路氏の残り任期となる6月まで。

 高橋はるみ知事(61)の4選阻止を目指す党内では、佐々木氏の代表選出について「一致結束して臨む体制ができた」(若手道議)と歓迎の声が上がった。佐々木氏は民主党政権で農水副大臣を務めるなど農政に精通しており、支持団体の北海道農民連盟は「環太平洋連携協定(TPP)反対などの姿勢を正しく発信してくれる」と期待する。<どうしん電子版に全文掲載>

807名無しさん:2015/02/22(日) 12:01:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593929.html
民主、佐藤氏支持正式決定 道知事選、4選阻止へ「結束」(02/22 07:00)

 民主党北海道は21日、札幌市内で運営委員会を開き、3月26日告示の道知事選の候補として、既に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支持することを正式決定した。独自候補を擁立できなかった責任を取り辞任した横路孝弘前代表の後任に佐々木隆博衆院議員(道6区)を選出。高橋はるみ知事(61)の4選阻止を目指す方針を確認した。

 佐藤氏は運営委員会であいさつし、民主党北海道の支持について「活動に弾みがついている」と謝意を述べた。「これまで10年間、北海道は国の出先機関のような形でやってきたが、北海道の人みんなが自治を行うのがあるべき姿だ」とし、高橋道政を批判した。

 佐々木氏は代表就任を受け「党員の結束を固め、民主党再生の礎となる覚悟だ」と決意を表明。「統一地方選でしっかりした結果を出すことが私に課せられた使命」と述べ、道議選では第1党の議席獲得を目標とした。<どうしん電子版に全文掲載>

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150222ddlk01010134000c.html
’15統一地方選:知事選 民主道連、佐藤氏支持を決定 脱原発姿勢に同調 /北海道
毎日新聞 2015年02月22日 地方版

 民主党道連は21日、運営委員会を開き、4月12日投開票の道知事選で、立候補を表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支持することを正式決定した。

 同委員会で日下太朗選対委員長は、「高橋はるみ知事の4選阻止を優先するため、佐藤氏を支持する」と執行部方針を説明。挙手による採決で賛成多数で可決された。その後、登壇した佐藤氏は「これまで北海道は国の出先機関だった。私は自治を行う。1次産業の安全を守る観点から、道内で原発を動かさない政策を行う必要がある」と訴え、道連が重点政策に掲げる脱原発の姿勢を強調した。

 佐藤氏と道連は20日、初の協議を行った。道連側が策定を進めている道政の重点政策が提示され、佐藤氏は「基本的に異論はない」と応じた。今後、さらに政策協議を重ねるが、協定締結は行わないという。

 また21日、道連代表を辞任した横路孝弘衆院議員(74)の後任として、佐々木隆博新代表(65)=道6区=が就任した。佐々木新代表は「当面の課題は統一地方選で、道議会の第1党を目指す。佐藤氏とも政策協議を深めたい」とし、「選挙は街づくり。民主党北海道が目指す共生社会の実現のために努力していく」と抱負を述べた。

 知事選には佐藤氏のほかに、現職の高橋はるみ氏(61)=自民党道連推薦=も立候補を表明している。【山下智恵】

808名無しさん:2015/02/25(水) 00:35:06
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150224-00000012-pseven-soci
北海道知事選 「北海道のみのもんた」立候補で官邸は戦々恐々
NEWS ポストセブン 2月24日(火)11時6分配信

 3月26日に告示が迫った北海道知事選挙(4月12日投開票)の行方が永田町に波紋を広げている。4選を目指す自民党道連推薦で現職の高橋はるみ知事に対して、民主党側は「4選は絶対に阻止しなければならない」と候補者選びを進めていた。

 2月15日になって民主党道連は独自候補の擁立を断念し、すでに立候補を表明していた無所属のフリーキャスター・佐藤のりゆき氏を支援する方針を固めた。混乱の背景には、民主党王国である北海道の“ドン”といわれる横路孝弘・代議士(元衆議院議長)の存在がある。民主党中堅議員が明かす。

「横路さんは、“かつて高橋知事を支援していた佐藤はダメだ”と周囲に語っていた。(新党大地代表の鈴木)宗男さんが横路さんに“佐藤候補で野党一本化しましょう”と提案したらしいが、首を縦に振らなかった。横路さんは“俺がなんとかする”と数か月ずっと独自候補を探していたが、話に乗る人はいなかった」

“ドン”の面目丸潰れとなった横路氏は「候補を擁立できなかった責任を取る」として道連代表を辞任。それが皮肉にも、有利とみられていた高橋知事を窮地に追いやったのだ。自民党の北海道議が語る。

「高橋知事は安定感があって支持率も高いが、4期目となると長期政権批判が出てくる。そのうえ相手(佐藤氏)は、“北海道のみのもんた”と呼ばれる人気者で、事実上の一騎打ちとなれば分が悪い。何よりわがままで嫌われ者の横路がいなくなったことで野党協力が進むのが脅威だ」

 民主党と大地のほか、2月17日には共産党も佐藤氏支援の方針を固めた。維新も支援に回るとみられる。

 昨年末の総選挙の比例北海道ブロック得票率は、自公合計の約42%に対し、民・維・共は合計で約50%。そのため官邸は、

「事実上の不戦敗となった福島県知事選にはじまり、落としてはならなかったはずの沖縄県知事選、佐賀県知事選に続く4連敗となる可能性がある」

 と戦々恐々なのだ。

※週刊ポスト2015年3月6日号

809チバQ:2015/02/26(木) 08:33:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150225ddlk01010127000c.html
’15統一地方選:知事選 告示まで1カ月 高橋氏、佐藤氏 一騎打ちへ 各党対応ほぼ固まる /北海道
毎日新聞 2015年02月25日 地方版

 道知事選告示(3月26日)まで約1カ月に迫り、道政史上初の4選を目指す高橋はるみ知事(61)=自民党道連推薦=と、4選阻止を狙うフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)=民主党道連支持=による一騎打ちとなる構図がほぼ固まった。安倍晋三首相が道知事選を統一地方選における重点選挙と位置付ける中、両陣営とも「決戦」に向けた準備を本格化させている。【袴田貴行、山下智恵】

 ■反自民勢力の結集

 「朝まで独自候補の擁立に向けて努力したが、できなかった」。15日午前。民主党道連代表だった横路孝弘衆院議員は勝部賢志幹事長に辞表を渡し語った。

 タイムリミットぎりぎりまで独自候補の擁立にこだわった横路氏は「(佐藤氏は)推薦に値する候補ではない」とまで述べ、道議選などで選挙協力を進める新党大地の鈴木宗男代表から佐藤氏と会うように勧められても応じなかった。だが、出馬要請に応じる人物は現れず、2月中旬としていた「時間切れ」を迎えて横路氏が代表を辞任する結末となった。

 15日午後の記者会見で勝部幹事長は「滋賀、沖縄、佐賀の県知事選のように一つの政治課題を争点とし、反自民のわが陣営が勝つ。そういうふうに進んでいけばいい」と述べ、高橋知事の4選阻止に向けて反自民勢力の結集による一騎打ちの構図とする姿勢を強調した。

 18日には共産党道委員会も佐藤氏が脱原発を掲げていることなどを評価して支援を表明。かねて佐藤氏支援に強い関心を示していた大地も含めて構図がほぼ固まった。

 ■距離感に悩む佐藤氏

 だが、佐藤氏は支援を受ける各政党との距離感に悩む。佐藤氏は「自分はあくまで『道民党』で、一党派には属さない」と訴え、政党との政策協定は結ばない考えだ。支援をする政党側もそれを了承しているものの、「目に見える合意がなければ対立構図がはっきりしない」(民主道連幹部)、「何らかの合意形成がなければ支援の意味がない」(共産関係者)といった声もあり、各党は政策実現に向けた確約を得たいのが本音だ。

 また、大地の鈴木代表は佐藤氏が共産から支援を受けることで「保守票や無党派層が離れてしまう」と強い警戒感を示すなど、政策や主張の異なる政党による足場固めは困難を極めそうだ。

 ■危機感強める高橋氏

 「昨年の衆院選で民主と共産が獲得した比例票を合わせると自公に迫り、さらに維新の党も加われば逆転される」。自民党道連幹部が「そろばん」をはじいて頭を抱えた。

 高橋氏は前回2011年の知事選で184万票を獲得し、民主の推薦候補に3倍以上の差を付けて大勝した。だが、6日に札幌市であった自身の事務所開きで「今までで最も厳しい戦いになる」と話し、自民や後援会関係者らの間でも危機感が強まっている。

 高橋氏は24日の定例記者会見で今後の選挙戦術について問われ、「地域にこだわり続け、告示前にできる限り全道を回り、1人でも多くの方にあいさつしたい」と述べた。一方、自民道連の柿木克弘幹事長は「民主や共産は地方で組織力があり、これまでのように地方でリードできない恐れもある。札幌など都市部の有権者も意識しながら、4期目を任せても大丈夫という『安心・安全』をアピールポイントにしたい」と話す。

 柿木幹事長は10日に札幌市内で高橋氏の後援会幹部と会談し、自民道議と連携して選挙戦に当たるよう要請。28日には臨時の道連大会を開いて高橋氏との結束を強める。ある道連幹部は「高橋知事が落ち、自民が道議会で過半数を取れない事態が最悪のパターン。それも想定しながら、そうならないように戦いたい」と自らを戒めるように語った。

 知事選は4月12日に投開票が行われる。

..

810チバQ:2015/02/26(木) 09:42:55
北海道も大分も、多選阻止が目的となって「私が知事になったらナニします」が不明確ですね

811チバQ:2015/02/26(木) 23:22:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594761.html
札幌市長選、共産党が候補擁立へ(02/26 08:37、02/26 08:38 更新)

 共産党道委員会は25日、札幌市長選(3月29日告示、4月12日投開票)で今月27日に公認候補を発表する方針を固めた。札幌市長選で同党の公認候補擁立は、告示後の選挙期間中に運動を中止した2003年6月の再選挙以来となる。

 党道委員会幹部は北海道新聞の取材に対し、候補擁立を前提に「詳細は27日に示す。新しい市政をつくるため公認候補を出す必要性を強く感じた」と述べた。

 共産党は過去2回の市長選で現職の上田文雄氏(66)への配慮もあり擁立を見送った。上田氏が引退する今回は自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)と民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)らが立候補を表明しているが、秋元氏が脱原発や憲法擁護の姿勢を必ずしも明確にしていないなどの判断が働いたとの見方もできそうだ。

 共産党道委員会と同党の支持団体でつくる「明るい札幌市政をつくる会」は13日に独自候補擁立を断念したが、党道委員会が引き続き擁立を模索していた。

812チバQ:2015/02/27(金) 22:58:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015022700745
札幌市長選で新人擁立=共産


 任期満了に伴う札幌市長選(4月12日投開票)で、共産党北海道委員会は27日、新人で同委副委員長の春木智江氏(56)を公認候補として擁立すると発表した。同市長選にはこれまで、元総務官僚の本間奈々氏(45)、札幌市前副市長の秋元克広氏(59)、個人投資家の飯田佳宏氏(41)がいずれも無所属での出馬を表明している。(2015/02/27-16:44)

813チバQ:2015/02/27(金) 23:00:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594971.html
自民・橋本氏ら4人、札幌市長選の民主推薦候補に「為書き」 札連「看過できない」(02/27 07:01、02/27 08:27 更新)

 自民党札幌市支部連合会(札連)は26日、元会長で同党の橋本聖子参院議員ら4人が、札幌市長選(4月12日投開票)に民主党推薦で出馬する前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に激励の張り紙「為(ため)書き」を送ったとして、自民党道連に対し、厳正な対処を党本部に求めるよう申し入れる文書を27日付で送ることを決めた。橋本氏に対しても、為書きの撤収を求める文書を送付する。

 札連などによると、秋元氏に為書きを送ったのは橋本氏のほか、森喜朗元首相、溝手顕正参院議員会長、岸宏一参院議員。いずれも6〜13日にかけて後援会事務所に届いた。

 同党は市長選で、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)を推薦しており、橋本氏は本間氏の選挙対策本部長代理にも名を連ねる。<どうしん電子版に全文掲載>

814チバQ:2015/02/28(土) 22:05:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150228ddlk01010142000c.html
’15統一地方選:札幌市長選 告示まで1カ月 戦いの構図固まる 本間、秋元両氏ら軸に /北海道
毎日新聞 2015年02月28日 地方版

 ◇共産が道副委員長の春木氏擁立
 4月12日投開票の札幌市長選の告示(3月29日)まで約1カ月と迫る中、共産党道委員会は27日、道副委員長の春木智江氏(56)を公認候補として擁立すると発表した。既に立候補を表明している元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)=自民党推薦=と前副市長の秋元克広氏(59)=民主党など推薦=らと合わせ、戦いの構図がほぼ固まった。各陣営は準備を本格化させる一方、足場堅めには苦慮している。【山下智恵】

 ■橋本氏から「為書き」

 秋元氏の事務所に2月初め、自民党札幌市支部連合会(札連)元会長の橋本聖子参院議員(50)から候補予定者を激励する張り紙「為書(ためが)き」が届いた。

 橋本氏は本間氏の選挙対策本部長代理に名を連ねる。自民党の候補者選びを巡っては昨年1月、地元経済界の一部が札連に対し当時副市長だった秋元氏を推薦するよう要請。札連内にも同調する動きがあったが、町村信孝衆院議長(70)の意向で本間氏の推薦が決まった。橋本氏は混乱の責任を取って会長を辞任した。

 その際のしこりが今も尾を引いている実態が浮き彫りとなり、本間陣営や札連は困惑を隠せない。札連は27日、橋本氏に対して為書きを撤回し、道連には党本部に厳正な処分を求めるよう文書を送付。札連幹部は「結束が必要な時に党人としてあり得ない行動」と怒り心頭だ。

 ■知事との共闘は…

 本間陣営は、知事4選を目指して出馬表明している高橋はるみ氏(61)との連動を目指し、これまでも党の大会などで高い知名度を誇る高橋氏との共闘をアピールしてきた。

 だが知事選では、自民党道連が推薦する高橋氏の4選を阻止しようと、民主や共産などの反自民勢力がフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の支援に動き、一騎打ちの構図がほぼ固まった。

 昨年12月の衆院選では、比例代表道ブロックの自民、公明両党の獲得票は、民主と共産を合わせた票と拮抗する。知事選を主導する自民道連幹部の間では「各党が組織を張る地方より、無党派層の多い札幌が主戦場となる」との見方が強く、知名度で劣る本間氏と組んでもメリットが少ないと共闘に消極的な声もあるという。

 ■測りかねる距離感

「政党の支援を受けたことで、ようやく名前と顔が浸透してきた」。秋元氏は20日に開かれた政経セミナーで、推薦を受ける民主党に謝意を表した。「市民党」を掲げる秋元氏は、特定の政党の推薦などは受けてこなかった。だが、1月以降は民主や新党大地、社民党の推薦を受け、民主の会合にも積極的に出席してアピールする機会を増やしている。

 一方で、選対本部の幹部は経済人で固めるなど、事実上の後継指名を受けた上田文雄市長(66)や「民主色」に染まるのを避ける戦略も取り、民主党との政策協議も行わない予定だ。「同床異夢」とも言える経済界と民主党との距離を測りかねている秋元氏の胸中には、「民主党との距離を近づけ過ぎると、経済界や保守票が離れるのではないか」との懸念があるとみられる。

 ■「選択肢を示す」

 経済界に配慮したこうした秋元氏の行動は、共産党道委員会による独自候補の擁立を招いた。共産党は2007年と11年の市長選で、「護憲」や「脱原発」など主張に共通点の多い上田氏に配慮して独自候補の擁立を見送ってきた。

 だが、今回は春木氏を擁立。27日に開いた出馬表明会見で青山慶二委員長は、過去に自民党札連が秋元氏を推薦しようとした経緯などを踏まえ「選対を経済界で固め、大型公共事業による経済対策を訴える秋元氏は、民主に推薦をもらいながら本籍は自民のようなもの」と批判。有権者に選択肢を示すため独自候補の擁立に踏み切ったと説明した。

 昨年の衆院選で共産が札幌市内で獲得した比例票は約12万票。共産が候補を立てなければ大半は秋元氏に流れるとみられていただけに、秋元陣営の幹部は「何としても阻止したかった事態」と頭を抱えている。

 同市長選には元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(41)も立候補を予定している。

815名無しさん:2015/03/01(日) 16:23:29
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594973.html
社民党道連も佐藤氏支援へ 道知事選(02/27 07:00)

 社民党道連は28日の会合で、道知事選に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援すると正式に決定する。

 佐藤氏が「脱原発」を掲げることや、環太平洋連携協定(TPP)参加に否定的な姿勢を示していることから、重要政策が一致すると判断した。<どうしん電子版に全文掲載>

816名無しさん:2015/03/01(日) 17:55:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150301ddlk01010121000c.html
’15統一地方選:自民道連、結束誓う 知事選、札幌市長選へ??臨時大会 /北海道
毎日新聞 2015年03月01日 地方版

 自民党道連の臨時大会が28日、札幌市中央区で開かれ、知事選や札幌市長選に自民推薦で立候補する高橋はるみ知事(61)と元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)が駆け付け結束を誓った。

 党員ら約1100人(主催者発表)が出席。伊東良孝会長が「これからの北海道をどうやって自民党と一緒に作っていくかを問われる選挙。道議・市議がお互い助け合って選挙を乗り切りたい」と決意表明。その後、高橋氏や本間氏とともに自民公認の道議・同市議選候補者ら約80人が壇上に上がってガンバローコールを行った。

 高橋氏は「皆さまとともに光り輝く素晴らしいふるさと北海道を作り上げたい」と呼びかけ、本間氏は「子供たちの未来のためしっかりした街作りをし、停滞した札幌市を元気にしたい」と訴えた。【袴田貴行】

http://www.tokachi.co.jp/news/201503/20150301-0020455.php
高橋氏、佐藤氏 十勝で道知事選“前哨戦”
2015年3月1日 13時52分
 【十勝】道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)に出馬表明している現職の高橋はるみ氏(61)と、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が1日午前、相次いで来勝した。連携する国会議員の後援会や支援組織の集会に参加し、自らの政策や道政への思いを訴えた。候補予定者2人による知事選の“前哨戦”に、十勝でも選挙ムードが高まり始めた。

中川氏の後援会総会で関係者と握手を交わす高橋氏
■「強い意志で4選」 高橋氏
 高橋氏は午前10時半、幕別町の十勝幕別温泉グランヴィリオホテルで開かれた中川郁子衆院議員十勝連合後援会(矢野征男会長)の総会に出席。知事選に向けた同後援会の推薦状を矢野会長から受け取った。

 来賓であいさつに立った高橋氏は「4選目という道政史上例がない知事選に挑戦する覚悟を決めた。道議選は帯広市区、十勝区ともに厳しい選挙と聞くが、私も皆さんと心を合わせてみんなで勝ち上がる強い意志で頑張りたい。ご支援、ご支持をお願いしたい」と呼び掛けた。自民党公認の道議選候補予定者を「同士」と呼んで握手を交わした。中川氏は「推薦したからには十勝でしっかりと素晴らしい得票を知事にプレゼントしたい」と約束した。

■「北海道を豊かに」 佐藤氏
 佐藤氏は午前11時から帯広市内の中央公園北側広場で開かれた連合十勝の春闘と統一地方選に関する総決起集会に参加し、「心を1つにスクラムを組み、北海道を豊かにしよう」と支援を呼び掛けた。連合北海道の推薦決定後、佐藤氏が十勝入りするのは初。

 佐藤氏は、北海道は疲弊し停滞しているとし、「やる気がある人はいるのに、北海道の資源を生かす企画がなかった。子供たちのためにもこのままではだめ」と高橋知事を批判。その上で、「今変えないといけない。私が生み出した企画を実践したい。北海道は必ずもっと豊かになる」と呼び掛けた。その後、「よろしく」「頑張ろう」と声を掛けながら、1人ひとりと握手を交わし、支援を訴えた。

817名無しさん:2015/03/01(日) 18:28:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594513.html
連合、佐藤のりゆき氏推薦を決定 北海道知事選、脱原発などで政策協定(02/25 06:40)

 連合北海道(工藤和男会長)は24日に札幌市内で開いた地方委員会で、3月26日告示の道知事選で民主党北海道が支持を決定したフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の推薦を決めた。同委員会に佐藤氏を招き、工藤会長が推薦状を手渡した。

 工藤会長は委員会冒頭で「残された期間は極めて短いが、最善、最強の候補である佐藤氏の勝利に向けて、組織の総力を挙げて戦いに臨みたい」と述べ、高橋はるみ知事(61)の4選阻止へ佐藤氏の推薦を提案した。

 その後執行部から、連合北海道と佐藤氏が、労働者、生活者の立場に立った政策の実現や将来的な脱原発を目指すことなどを盛り込んだ政策協定を、18日に取り交わしたと報告。委員会は全会一致で佐藤氏推薦を了承した。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594745.html
高橋、佐藤氏の争いか 知事選告示1カ月前 泊再稼働、人口減争点に(02/26 06:45)

 道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)は26日で告示まで1カ月となる。道政史上初の4選を目指す現職高橋はるみ知事(61)と、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の2人が正式に出馬表明しており、事実上の一騎打ちとなる見通し。人口減少対策や北海道電力泊原発(後志管内泊村)再稼働、現職の多選の是非などが争点となりそうだ。

 高橋知事は1月4日、記者会見で出馬を表明。急速に進む人口減少問題を「待ったなしの戦い」と位置づけ、若者や女性支援策を打ち出したほか、産業経済分野では食、観光、北海道ブランドの強化を挙げた。2020年をめどに外国人観光客を年間300万人にするとの目標を掲げる。

 3期12年間の高橋道政を支えてきた自民党は、党本部が多選批判を踏まえ要綱で推薦を3期までとしており、今回は道連が推薦する。公明党道本部も知事側から要請があれば、支援を検討する方針。道内の主要な経済団体も支援に回る。

 佐藤氏は昨年11月4日、記者会見で出馬を表明し、3期の高橋道政を「『北海道丸』は前に進んでいない」と批判した。泊原発再稼働に反対し、国から再稼働を求められれば道民投票を行うとしたほか、環太平洋連携協定(TPP)参加に反対。観光振興税を導入し、国内外からの観光客を任期中の4年間で100万人増やすことを目標に置いた。

 「道民党」を掲げ、政党には推薦を求めない意向で、民主党北海道が支持、共産党道委員会が支援をそれぞれ決定。

 新党大地は支援の可否を検討する。連合北海道は推薦を出した。

 このほか、無職の元道職員(32)も出馬の意向を示している。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/593490.html
北海道知事選、立候補説明会に3陣営参加 元道職員が出馬表明(02/20 01:30)

 元道職員の無職野地(のじ)優介氏(32)は19日、4月12日投開票の道知事選に無所属で立候補する意向を表明した。札幌市内で開かれた道選管主催の知事選立候補予定者説明会に参加し、記者団に語った。

 野地氏は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)について「現在考えられる安全対策をした上で、再稼働させる。将来的には廃炉を段階的に進める」と述べ、自然エネルギーの活用などを訴えるとした。

 野地氏は網走南ケ丘高を卒業後、2001年から旧北見道有林管理センター(現オホーツク総合振興局東部森林室)や留萌振興局に勤務。昨年3月31日付で退職した。網走市在住。

 立候補予定者説明会にはこのほか、既に出馬を表明している現職の高橋はるみ知事(61)とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の2陣営が参加した。

818名無しさん:2015/03/01(日) 18:29:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150226ddlk01010190000c.html
’15統一地方選:自民、民主が「前哨戦」 道議会一般質問 知事選、道議選控え /北海道
毎日新聞 2015年02月26日 地方版

 第1回定例道議会で25日、本会議の一般質問が始まった。4月の知事選と道議選を前に自民、民主両会派にとっては「前哨戦」の場となり、道政課題を巡り舌戦を繰り広げた。【袴田貴行】

 最初の質問者は最大会派「自民党・道民会議」会長の布川義治道議。冒頭で「知事は1期目から危機的状況にあった道財政の立て直しに取り組み、2006年に2150億円に達していた収支不足額を今年度720億円まで圧縮した」と高橋はるみ知事を持ち上げた。

 布川道議は、知事が道政上の最重要課題に掲げる人口減少問題について、道内の14歳以下の人口が10年に65歳以上の半分以下にまで減ったことを挙げて警鐘を鳴らし、今後の取り組みを尋ねた。高橋知事は「結婚や出産の希望をかなえる環境、若者や働く世代の移住・定住を促進する仕組みづくりに全力で取り組みたい」と応じた。

 次に「民主党・道民連合」副会長の田村龍治道議が登壇。田村道議は、4選出馬を表明している高橋知事について「12年間を思い返すと、日本ハムとか駒大苫小牧とか野球選手と一緒に喜んでいる姿しか記憶にない。何を達成しようとして4期目を目指すのかが分からない」と批判した。

 続いて、原発を巡り知事が「国任せ」で自らの認識を明らかにしていないと指摘し、Jパワー(電源開発)が青森県大間町に建設中の大間原発への対応をただした。高橋知事は「エネルギー政策上の必要性も明らかにされておらず、一度立ち止まって検討すべきだ。国や事業者に慎重な対応を求める」と答えた。

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150227ddlk01010220000c.html
’15統一地方選:知事選 「我々自身で自治を」 佐藤氏が決起集会 /北海道
毎日新聞 2015年02月27日 地方版

 道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)に立候補を予定しているフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)の総決起集会が26日、札幌市中央区で開かれた。支援者ら約1300人(主催者発表)が出席し、1カ月後に迫った告示に向けて結束を誓い合った。

 集会には、支持を表明している民主党道連の勝部賢志幹事長や連合北海道の工藤和男会長らが出席し、函館市の工藤寿樹市長や旭川市の西川将人市長らも祝電を寄せた。

 佐藤氏は「これまでのリーダーは『国が、国が』と言ってきたが、これからは『北海道が』を主語にしたい。北海道は国の出先ではなく、私たち自身で自治を行う」と主張。支持や支援を表明した民主、共産両党に謝意を表し「告示まで1カ月となり、ようやく土俵に上がれた。土俵上では四つに組んで勝ちたいと思っている」と気勢を上げた。

 知事選には4選を目指す高橋はるみ知事(61)も立候補を表明しており、事実上、佐藤氏との一騎打ちとなる公算が大きい。高橋氏を推薦する自民党道連は28日に同区で臨時の道連大会を予定しており、高橋氏との連携を確認する。【袴田貴行】

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150228ddlk01010149000c.html
’15統一地方選:投票用紙の印刷始まる 知事、道議選用 /北海道
毎日新聞 2015年02月28日 地方版

 春の統一地方選で使用する投票用紙の印刷が27日、札幌市西区の工場で始まった。知事選(3月26日告示)と道議選(4月3日告示)=いずれも4月12日投開票=用の一般投票用紙で、923万8000枚を印刷する。

 開票作業をスムーズにするため、折り曲げても自然に開く「BPコート紙」を使用。知事選用は桃色、道議選用は薄い黄色で、縦12・8センチ、横8センチの投票用紙36枚分が入った用紙約13万6000枚を2台の大型印刷機で8時間ほどかけて印刷した。

 3月17日から順次、道内の各市町村選管に向けて発送する。【袴田貴行】

819名無しさん:2015/03/01(日) 18:30:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594972.html
「道は国の出先ではない」 佐藤氏、道政運営批判 道知事選(02/27 07:00)

 来月26日告示の道知事選に立候補を表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は26日、札幌市内のホテルで政治資金パーティーを開いた。佐藤氏は「今までのリーダーは『国の方針は』と『国』を主語に語ってきた。北海道は国の出先機関ではない」と述べ、4選を目指す高橋はるみ知事(61)の道政運営をあらためて批判した。

 陣営関係者によると、支援者ら約1300人が出席。佐藤氏は道政のあり方について「情熱やプランを持った道内の市町村長が道政顧問として集まり、知事と一緒に政策をつくる。これが本当の地方自治だ」と訴えた。<どうしん電子版に全文掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/594742.html
知事、道内市町村長宛てに文書 「選挙運動ではない」と反論(02/26 06:30)
 25日の道議会一般質問で民主党・道民連合の議員が、4月の道知事選に4選出馬表明した高橋はるみ知事が道内市町村長に「支援と協力」を呼び掛ける文言が盛り込まれた文書を配ったことを取り上げ、事前運動の疑いがあると追及した。高橋知事は「選挙運動を目的としたものではない」と反論した。

 知事の後援会によると、文書は1月10日付で全179市町村長に宛てて発送され、費用は後援会で負担した。「北海道知事 高橋はるみ」の名前で「4期目に挑戦させていただくことを決心致しました」とした上で、「一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます」などと結んだ。知事の後援会と資金管理団体の各会長名で、2月6日に札幌市内で行った選対本部の事務所開きを案内する文書も同封されていた。

 公選法は告示前の選挙運動を禁止しており、民主党・道民連合の田村龍治氏(胆振管内)は「事前運動の疑いがある」とただした。これに対し、知事は「知事選への立候補を決意したことを知らせたものであり、選挙運動を目的としたものではない。今後、誤解を生ずることがないよう十分注意を払う」と答弁した。

 道選管は、この文書について「投票を呼び掛けているのか明確でなく、事前運動に当たるかどうかは判断できない」としている。

820名無しさん:2015/03/01(日) 18:32:19
http://dot.asahi.com/wa/2015022400062.html
自民におきゅう 農協改革のあだ討ちで高橋北海道知事に暗雲
(更新 2015/2/25 07:00)

 昨年11月に北海道知事選(4月12日投開票)へ「北海道のみのもんた」の異名をもつフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が出馬を表明した。現職の高橋はるみ氏(61)は自民党道連がすでに推薦を決定。主婦を中心に北海道ではファンの多い佐藤氏に、民主党、共産党が支援を決定。高橋氏自身が「今までで最も厳しい戦い」と公言している。

 さらに陣営を不安にさせているのが、過去3回の知事選で全面支援してくれたJA北海道の「離反」だ。安倍政権は今月9日、全国農業協同組合中央会(全中)の地域農協への監査権の廃止を柱とした農協改革案をまとめ、全中を押し切った。

 JA北海道中央会の会長で、全中の副会長も務める飛田稔章氏は同日、「今回の改革が、農業所得の増大にどのように結びつくのか、明確な説明はない」との批判的な声明を出した。JA北海道は全国のJA組合数の約16%を占める大所帯。組合員数は約35万人に上る。

 高橋陣営の関係者は不安げに語る。

「国政選挙があれば、農協組合員はそこで安倍政権におきゅうを据える。しかし来夏の参院選までないため、今回の知事選で自民候補に入れず、相手に一票を投じる人も出てくるのではないか。大詰めを迎えているTPP交渉や地方が恩恵を受けていないアベノミクスへの不満も根強い。応援するはずの農家が反乱すれば、致命傷になりかねない」

 2007年の道知事選に立候補した、元農水官僚で民主党の荒井聰衆院議員も「北海道の広さは東北6県に長野県を足したような巨大な選挙区。自分の考えを訴えていくのはなかなか難しい。直前に農協改革もあったので、農業問題がおのずと争点になっていくでしょう」と見る。

 今年1月の佐賀県知事選では自民、公明両党が推薦した前武雄市長が、元総務官僚の新顔に敗れる波乱があった。政権が進める農協改革に対し、地元農協が反旗を翻す形で新顔を応援したことが、波乱要因の一つになった。その再現が北海道知事選で起こらないとも限らない。

※週刊朝日 2015年3月6日号より抜粋

821チバQ:2015/03/01(日) 23:48:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/595365.html
橋本聖子氏、自民札連に退会届 市長選「為書き」問題(03/01 07:31、03/01 08:16 更新)
 自民党の橋本聖子参院議員(比例代表)が自民党札幌市支部連合会(札連)に退会届を提出したことが28日、分かった。橋本氏は札幌市長選(4月12日投開票)に民主党推薦で出馬する前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に激励の張り紙「為書き」を送ったことが問題視され、札連が撤去を求めていた。

 札連会長の高木宏寿衆院議員は「本人の意思を尊重する」としており、受理する方針。札連幹部によると、退会届は27日夜に提出された。札連が為書き撤去を求める文書を橋本氏に送ったことを受け「厳粛に受け止めている。すべての責任は私にある」との趣旨だったという。

 橋本氏は札連の元会長。昨年1月、市長選に出馬する元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)への推薦決定をめぐる混乱の責任をとる形で辞任している。札連は市内に事務所を持つ国会議員のほか、市内の道議、市議、党員らで構成し、現職の議員が退会届を出すのは異例という。<どうしん電子版に全文掲載>

822チバQ:2015/03/02(月) 07:46:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150302ddm003010082000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 大間原発30キロ圏、国を訴えた函館市 声届ける権利求め
毎日新聞 2015年03月02日 東京朝刊


拡大写真
 北海道函館市は昨年4月、津軽海峡を挟んで対岸に位置する青森県大間町でJパワー(電源開発)が建設中の大間原発について、国と同社を相手に建設差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。函館市と大間原発の距離は最短で23キロだが、立地自治体でないために原発建設の事前同意手続きの対象外とされた。自治体が国を訴えるという非常手段の背景には、有権者の声を届けられないシステムへの怒りがある。

 「あの先に見えるのが大間原発です」。函館市役所6階の窓際。市職員が指した海の奥に白っぽい建物群が見えた。工藤寿樹市長は言う。「立地自治体内だけで危険が収まらないことが福島第1原発事故ではっきり分かった。立地自治体と周辺自治体を分ける扱いは全くナンセンスだ」

 函館市が提訴に踏み切ったのは「(原発から)30キロまで危険だというなら、その地域に住む人の同意を受けるのは当たり前」(工藤市長)との思いからだ。工藤市長は「私は脱原発、反原発と言ったことはない」とも強調する。原発の是非ではなく、自治体の権利を巡る裁判と位置付け、市議会も全会一致で提訴に同意した。昨年7月の第1回口頭弁論では工藤市長が「国や事業者は、同意を求めることも一切せずに(市を)無視している」と主張した。

 住民の動きも広がる。市内183の自治組織でつくる「町会連合会」は昨年末から、建設凍結を求める署名活動を始めた。新谷則(しんやただし)会長(79)は「市長だけに任せていられない」と話す。人口27万人の函館市で、署名は周辺市町村からも含めて14万筆を超えた。広がる建設凍結運動の背景を、民主党の道畑克雄市議(53)は「反原発、脱原発という捉え方でなく、自治体の権利が脅かされ、地方自治が軽んじられる状態がまかり通っていいのかという意識がある」と分析する。

 市が募る訴訟費用の寄付には2月27日現在で1139件、4893万円が寄せられた。昨年5月に300万円を寄付した市内の経済人らで作る「政経懇話・谷地頭の会」の村上幸輝代表(74)は「安倍政権の他の政策には賛成だが、原発だけは真っ向反対だ。なぜ市が関与できないのか」と憤る。

 毎日新聞のアンケートでは、函館市の提訴について原発の周辺117市町村のうち4割にあたる45市町村が「理解できる」と答え、「理解できない」としたのは7市町だった。函館市への共感が周辺自治体で広がるのは「声が届かない」という状況が共通しているためだ。

 函館市のいら立ちは、国との間に立つ北海道庁にも向かう。工藤市長は「道庁は正直言って、『我関せず』。自分たちも泊原発(北海道泊村)を抱えているから、あまり触りたくないのだろう」と言う。

 函館市の提訴以降、道は国とJパワーに数度にわたり「誠意を持って説明責任を果たす」ことを求めている。ただ、事前同意手続きを得るべき自治体の範囲については「国が示すべきだ」との立場だ。大間原発を巡って函館市の主張を後押しした場合、泊原発でも地元同意の対象自治体が広がりかねないとの懸念があるとみられる。

 函館市では4月、市長選と市議選が行われる。昨年末の衆院選では、函館市を含む北海道8区に立候補した与野党全3候補が「大間原発建設凍結」を主張した。市長選は無投票の公算が大きいが、市議選も再び与野党が「凍結」一色となる見通しだ。

 Jパワーは審査期間を1年程度と見込み2021年度の稼働に向けて着々と準備を進める。熱を帯びた民意の行き場は見えないままだ。【横田愛、鈴木勝一】

823チバQ:2015/03/02(月) 07:46:51
    ◇

 政権が地方創生を掲げる中での統一地方選では地方が正面から問われる。人口減少、格差拡大など直面するテーマは多いが、今夏にも再稼働が見込まれる原発も地方との関わりが深い。福島事故で自治体消滅が現実となって以降、地方にかかる重みは格段に増し、影響は立地自治体以外にも広がる。原発を通して3回にわたり地方自治を問う。

 ◇周辺自治体「原発は争点」4割超

 毎日新聞が原発30キロ圏の首長に実施したアンケートでは、国の原発政策について「地方選挙の争点になる」と答えた首長は、周辺117市町村で4割超の52市町村に上った。「争点にならない」と答えたのは23市町村だった。立地22市町村では4割の9市町村が争点にならないと回答し、争点になると答えたのは5市町村。「争点になる」とした周辺市町村の首長の多くは、「原発事故は住民生活の根底を崩壊させることにつながるから」(愛媛県内子町)などとし、福島第1原発事故の影響が立地自治体のみにとどまらなかった点を重大視している。今春の統一選で市議選がある福井市の東村新一市長は争点となる理由に「住民の生活に直結している」ことを挙げた。

 4原発が集中し、関西電力高浜原発の再稼働に向け地元同意手続きを控える福井県周辺では、立地自治体以外の19市町のうち12市町の首長が「争点になる」としており、関心の高さがうかがえる。【内田久光】

==============

 ◇原発30キロ圏首長アンケート・主な質問と回答
【問】最寄りの原発が適合審査をクリアすれば再稼働してもよいと思うか?

               139  21

               市町村 道府県

1.再稼働してもよい      32   0

2.再稼働するのはよくない   44   1

3.その他・無回答       63  20

【問】再稼働が立地自治体のみの同意で進むことは妥当だと思うか?

1.妥当だと思う        25   2

2.妥当だと思わない      61   6

3.その他・無回答       53  13

【問】30キロ圏内の自治体にも立地自治体と同等の安全協定が必要だと思うか?

1.必要だと思う        62   4

2.必要だとは思わない     25   2

3.その他・無回答       52  15

【問】原発政策は地方選挙の争点になると思うか?

1.なると思う         57   5

2.なると思わない       32   2

3.その他・無回答       50  14

【問】自治体の意向は国の原発政策に反映されていると思うか?

1.反映されている        7   0

2.ある程度は反映されている  39   4

3.あまり反映されていない   45   4

4.全く反映されていない    13   0

5.その他・無回答       35  13

  ★「反映」(1+2)    46   4

  ★「反映されず」(3+4) 58   4

 ※国が原発事故時の緊急防護措置区域(UPZ)と定める21道府県と135市町村に、稼働に向け安全審査中の大間原発の30キロ圏4市町村を加えた21道府県139市町村の首長に1月下旬からアンケートを実施。全首長が回答した。

824チバQ:2015/03/02(月) 22:52:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150302ddlk01010042000c.html
’15統一地方選:自民 橋本氏、札連退会へ 為書き問題「責任は私に」 /北海道
毎日新聞 2015年03月02日 地方版

 自民党の橋本聖子参院議員(50)が、自民党札幌市支部連合会(札連)に退会届を提出していたことが1日、明らかになった。4月12日投開票の札幌市長選に民主党推薦で立候補することを表明している前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に、橋本氏が激励の張り紙「為書(ためが)き」を送ったため、札連が問題視して為書きの撤去を求めていた。

 橋本氏は札連の元会長で、自民党推薦で立候補を表明している元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)の選挙対策本部長代理を務めている。

 札連幹部によると、退会届は27日夜、札連事務所に橋本事務所の職員が持参した。札連の撤去要請に対し「厳粛に受け止める。全ての責任は私にある」などの趣旨が書かれ、為書きを送った経緯や撤去に関しては一切触れられていなかったという。札連は届け出を受理する方針で、本間氏の選対本部の人事についても検討する。

 自民党の推薦候補を巡っては、橋本氏が札連会長だった昨年1月、地元経済界の一部が当時副市長だった秋元氏を推薦するよう札連に要請。橋本氏も含めて札連内にも同調する動きがあったが、町村信孝衆院議長(70)の意向で本間氏の推薦が決まった。橋本氏はその後、混乱の責任を取って会長を辞任した。【山下智恵】

825チバQ:2015/03/04(水) 23:32:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local_s_mayor_kessenzenya/
札幌市長選・決戦前夜 この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
<上>政党との距離 「為書き」めぐり綱引き(2015/02/27)

 3月29日告示、4月12日投開票の札幌市長選は、共産党が27日に候補を発表する見通しとなり、戦いの構図がほぼ固まった。走りだした主役たちの姿を追い、道都決戦の焦点を展望する。(小倉敦、片山由紀、山中いずみ、水野富仁が担当します)

 「4千人を超える方々に集まっていただき感激している。最後までやり抜く」

 今月7日、札幌市中央区内のホテル。自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)は、市長選に向けた総決起集会で、部屋の外まで支援者があふれる会場を見つめ表情を引き締めた。

 札幌商工会議所の高向巌会頭も駆けつけ、「経済のために本間さんが必要だ」と激励。会場の熱気に、本間氏を支える自民党札幌市支部連合会(札連)幹部は安堵(あんど)の表情を浮かべた。実はこの集会は、陣営の結束が問われる正念場とみられていた。

 ほころぶ結束

 集会の前日、対する民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に、意外な名前が記された「為(ため)書き」(激励の張り紙)が届いた。送り主は、札連元会長でもある自民党の橋本聖子参院議員。その後、為書きは同党の森喜朗元首相、溝手顕正参院議員会長らからも届く。

 橋本氏は本間氏の事務所にも為書きを送っているものの、本間氏にとって政権与党・自民党の後ろ盾は生命線。結束のほころびを示す情報は、瞬く間に双方の陣営を駆け巡った。

 本間氏と秋元氏が保守層を奪い合う構図は、昨年1月に始まる。本間氏を含む中から推薦候補を選考していた札連に対し、経済界有志27人が副市長だった秋元氏の推薦を要請。札連内にも同調する動きがあったが、町村信孝現衆院議長らが待ったをかける形で、本間氏の推薦を一気に決めた。

 その結果、会長だった橋本氏は混乱の責任を取る形で辞任。為書きをめぐる綱引きに、当時の騒動がなお尾を引いているとみる関係者は少なくない。札連は27日、橋本氏に為書きの撤去を要請し、党道連にも厳正な対処を求める文書を送る。

 保守層離れも

 一方の秋元氏は、20日のセミナーで「政党に支援いただくことによって、街頭ポスター、政党ビラも作ることができるようになった」と、推薦を受ける民主党に謝意を示した。秋元氏は年が明けてから、周囲に慎重論もあった民主党の推薦と、今期で引退する上田文雄市長(66)からの事実上の後継指名を受けている。

 しかし、秋元氏を支援する有力経済人は「民主党は推薦ではなく、(関与が弱い)支持だと思ってやっている」。同党のチラシには「推薦」の文字はなく、「支持」としか書かれていない。秋元氏も「『市民党』なので、民主党とは政策のすり合わせはしていない」と強調する。

 党勢の回復しない民主党の支援や、リベラル色の強い上田市長後継のイメージが強まれば、保守層の支持が離れないか―。同党との距離感をめぐり、秋元氏も模索を続けている。

 27日に候補を発表する共産党も、支持の広がりに不安を抱える。同党の公認候補擁立は2003年に行われた再選挙以来。今回、党道委員会と支持組織で構成し、候補選考を担った「明るい札幌市政をつくる会」は意見をまとめきれず、党単独での擁立となる見通しだ。

 無所属の元衆院議員秘書飯田佳宏氏(41)は、26日夜の時点で政党の推薦や支持は受けていない。

826チバQ:2015/03/04(水) 23:32:27
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local_s_mayor_kessenzenya/257749.html
札幌市長選・決戦前夜 この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
<下>違いどこまで 課題同じ、差別化に腐心(2015/02/28)

 淡々とした口調ながら、対抗意識がにじんだ。

 「同じ経済政策でもベースになる考えが違う。『札幌の経済が活性化していないのは公共投資を抑制したから』というが、私はそうは思っていない」

 札幌市長選(4月12日投開票)に出馬する民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)が、今月12日に開いた政策発表会見。対する自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)を強くけん制した。

 秋元氏は20日のセミナーでも「派手な政策はないかもしれないが、財政状況を見据えながら必要な事業を決めていける即戦力になる」と主張。市職員35年間の経験を前面に掲げ、本間氏が打ち出す「政権与党との近さ」に対抗する。

 政策に共通性

 戦いの軸となる両氏が、理念や実行力、政策面の違いを強調し始めている。

 今月9日、本間氏の姿は雪深い北区あいの里の住宅街にあった。除雪状況を視察した後、本間氏は「すごいですよ、この雪は。現市政になって除雪のレベルが下がっている」と市の対応を批判した。

 市雪対策室によると、市に寄せられた除雪に関する苦情や要望は今冬、20日時点で2万5千件に上る。本間氏の批判の狙いは、今期で引退する上田文雄市長(66)が事実上の後継に指名した秋元氏との差別化にあった。

 持論の市営地下鉄延伸でも、東豊線福住駅(豊平区)からの延伸検討は秋元氏らと共通するものの、秋元氏が否定的な南北線麻生駅(北区)、真駒内駅(南区)からの延伸検討も主張している。

 ただ、両氏の政策で除排雪の項目を比べると、「止めているロードヒーティングの見直し」(本間氏)、「大規模な融雪槽の設置検討」(秋元氏)など異なる具体策はあるが、「除排雪のレベルアップ」という文言は共通。持続可能な除雪体制構築など、大きな方向性の違いもみられない。

 政策の共通性は、両氏が柱に据える経済活性化と子育て支援策にもいえる。丘珠空港(東区)の防災拠点化、高速道と市内中心部を結ぶアクセス道路整備、保育所の待機児童解消など同様の政策は多い。

 人口減の局面

 背景には、道内他市町村から人口を吸収する形で成長してきた道都・札幌が、市の推計では今年をピークに人口減少局面に入り、高齢化も急速に進むという共通認識がある。その影響を和らげるためには、出生率向上や企業誘致、地域対策、高齢者福祉など幅広い分野で似たアプローチになる―というわけだ。

 一方、27日に立候補を表明した共産党公認で党道委員会副委員長の春木智江氏(56)は「安倍晋三政権の悪政の防波堤となる札幌市政をつくる」と政権との対決姿勢を強調。無所属の元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(41)は本間、秋元氏が推進姿勢の冬季五輪・パラリンピック招致に反対する。

 人口減少という明確な転機を迎える道都・札幌。その民意は、候補者の違いをどう見極め、どんな処方箋を選択するのだろうか。

827チバQ:2015/03/04(水) 23:33:01
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/595486.html
維新、佐藤氏支援も 道代表が示唆 北海道知事選(03/02 07:00、03/02 08:48 更新)
この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
 維新の党道総支部の松木謙公代表は1日、札幌市内で記者会見し、26日告示の道知事選対応について、現時点では白紙としながらも「野党がばらばらではいけない」と述べ、民主党北海道が支持、共産党道委員会などが支援を決めているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の支援を検討していることを示唆した。

 松木氏は、佐藤氏と現職の高橋はるみ知事(61)の政策の違いも見ながら、道総支部内で対応を協議する考えを示した。同席した同党の江田憲司代表は「道総支部の決定を尊重したい」と述べた。

 これに先立ち開いた統一地方選の総決起大会では、道議選など道内の公認・推薦候補計16人を発表。江田氏は「もっと多くの候補者を立てたい。北海道でも維新の党の根を生やしたい」と結束を訴えた。1月に発足した道総支部の設立大会を兼ね、主催者側発表で約450人が出席した。

828チバQ:2015/03/04(水) 23:33:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/595940.html
道議選140人出馬予定 告示まで1カ月 定数3減101、無投票19選挙区か(03/04 06:30、03/04 16:46 更新)

 道議選は4月3日の告示(12日投開票)まで1カ月を切った。北海道新聞の調べでは3日現在、定数が今回から3減の101となったのに対し立候補予定者は140人で、各党は擁立作業を続けているものの149人が立候補した2011年の前回選挙を下回る可能性が高くなっている。道議選の結果は、同時に投開票される道知事選で当選した新知事の道政運営を左右するだけに、過半数の51議席をめぐる与野党の戦いが焦点となる。

 定数を超える候補予定者がおらず無投票の可能性が出ている選挙区・候補者は、現時点で19選挙区の28人。前回は14選挙区で過去最多の31人が無投票当選している。

 道議会会派別で現有45議席と最大会派の自民党は、11年の前回選挙を5人上回る公認候補予定者54人を擁立し、単独過半数を狙う。7議席の公明党は8人を公認した。自民党道連は道知事選で初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)を推薦しており、高橋氏と連動した戦いを進める。公明党道本部も高橋氏側の要請があれば支援を検討する

 一方、野党側は36議席の民主党が32人を公認したが、47人の前回を大きく下回っている。1議席の共産党は倍増の12人を擁立して党勢拡大を目指している。

 新党大地は大地系会派に所属する無所属の現職2人、新人3人を推薦。現職2人、新人1人には民主党も推薦、支持を出している。

 民主党は知事選で新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支持、共産党は支援を決めているほか、道議選で新人1人を公認した維新の党も佐藤氏支援を示唆している。推薦も含め、これら野党勢力の合計議席がどこまで伸びるかが注目点となる。市民ネットワーク北海道は新人2人を公認。次世代の党も無所属の新人1人を推薦した。

829チバQ:2015/03/05(木) 19:55:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596190.html
大地、佐藤陣営と距離 北海道知事選、共産支援で保守票の離反懸念(03/05 07:20)
この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
 26日告示の道知事選で、高橋はるみ知事(61)とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の対決構図が固まりつつある中、保守系の新党大地と維新の党の対応が最後の焦点となっている。特に、共産党が佐藤氏支援を決定したことで、これまで佐藤氏支援を検討してきた大地の鈴木宗男代表が距離を置く言動を取っていることに佐藤氏の陣営は困惑。幅広い野党共闘の実現に暗雲が垂れ込めている。

 「『道民党』を名乗りながら共産党にまで手を伸ばすのはいかがなものか。賢明な判断、姿勢を持った方がいい」。鈴木氏は、2月26日に苫小牧市内で開かれた新党大地の会合で、佐藤氏への不満を漏らした。鈴木氏は佐藤氏が出馬表明した昨年11月から同氏に関心を示し、選挙協力している民主党北海道にも佐藤氏を支援するよう働きかけた。

 だが、2月18日に共産党道委員会が佐藤氏支援を発表し、佐藤氏も支援そのものについては拒まない姿勢を見せると態度を急変させた。鈴木氏は自身のブログでも、佐藤氏の勝利には保守票が必要だが、共産党が支援すれば保守・中道・浮動票が離れるとの認識を示す。ブログには「私が人を見る目がなかった」とまで書き記し、不信感を強めている。鈴木氏は近く知事選の対応について最終判断を下すとみられる。<どうしん電子版に全文掲載>

830チバQ:2015/03/06(金) 20:02:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596390.html
佐藤氏、きょう共産と会談へ 保守層への配慮求める(03/06 07:00)

 26日告示の道知事選に出馬するフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は6日、同氏を支援する共産党道委員会関係者と札幌市内で会談する。同党側は佐藤氏に支援決定を直接伝える見通し。一方、佐藤氏は謝意を示すとともに、新党大地など保守・中道勢力への支持拡大を図る必要性から、共産党の色彩ができる限り強まらない形での支援を要請するものとみられる。

 佐藤氏と共産党との会談は今回が初めて。共産党などでつくる「明るい革新道政をつくる会」が、佐藤氏支援を決定した経緯や、同党の政策など考え方を説明する方針だ。

 これに対し、佐藤氏は感謝の意向を伝えるが、一党一派に属さない「道民党」を訴えている立場や、高橋はるみ知事(61)の4選阻止のため幅広い支持層を獲得する狙いから、保守層に抵抗感もある共産党の支援の印象が強まらないよう、配慮を求めるもようだ。

 共産党は「推薦」や「支持」よりも応援の度合いが弱い「支援」の立場を取っており、佐藤氏のこうした姿勢には一定の理解を示すものとみられる。

 同党と佐藤氏の接近に対しては、これまで佐藤氏支援を検討してきた大地の鈴木宗男代表が、保守票離れを招くと懸念を示している。鈴木氏は近く知事選対応を決定する意向だ。

 一方、高橋知事サイドは共産党の佐藤氏支援によって、大地支持者など保守層の一部が高橋氏陣営に流れるとみており、佐藤氏をめぐる「野党共闘」の成否を注視している。

831チバQ:2015/03/06(金) 20:04:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596528.html
維新、道知事選で佐藤氏支援へ 札幌市長選は秋元氏(03/06 16:00)
この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
 維新の党道総支部は6日、道知事選(26日告示)でフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)、札幌市長選(29日告示)で前副市長秋元克広氏(59)をそれぞれ支援する方針を固めた。

 推薦や支持など支援の度合いは7日に道総支部内で協議して決める。同日の記者会見で正式発表する。

 道総支部の松木謙公代表は1日の記者会見で「野党がばらばらではいけない」と述べて、民主党北海道が支持、共産党道委員会、社民党道連が支援を決めている佐藤氏を維新としても支援することを示唆していた。

832チバQ:2015/03/06(金) 20:04:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596391.html
中川郁子氏に不適切交友報道 自民、十勝の地方選を懸念(03/06 06:45)

 衆院道11区(十勝管内)の自民党中川郁子衆院議員(56)は5日、週刊誌で門(かど)博文衆院議員=比例代表近畿ブロック=と不適切な交友関係にあったと報じられ、党関係者からは4月の統一地方選への影響を懸念する声が上がった。中川氏は同日のコメントで陳謝。後援会は近く、本人に事情説明を求める方針だ。

 首都圏で同日発売された「週刊新潮」(道内7日発売)が、中川氏は西川公也氏が農水相を辞任した2月23日、東京都内の路上で既婚の門氏とキスをしていたと写真入りで報じた。中川氏はコメントで「私の軽率な行動」と認めた上で、支持者らに「大変不快な思いをさせたのではないかと誠に申し訳なく思っている」と謝罪した。

 中川氏の後援会幹部は5日、帯広市内で協議し、近く本人から経緯説明を求めることを確認。十勝連合後援会の矢野征男会長は「事実とすれば、残念であり大変なことだ」と述べた。党道11区支部の幹部は「亡くなった中川昭一元財務相の妻だからこそ、郁子氏を支援してきた人も多い。記事の通りなら中川家を裏切る行為だ」と憤った。

 中川氏は自民党道11区支部長で、トップとして統一地方選を仕切る立場。道議選の党公認候補の陣営幹部は「十勝の有権者は怒っている。悪い影響が出るのは避けられないだろう」と懸念を隠さない。党道連関係者も「中川氏を表に出してはだめだ」と強調する。

 中川氏は農水政務官を務めており、菅義偉官房長官は5日の記者会見で、辞任の必要はないとの認識を示した。これに対し、野党各党からは批判が噴出した。

 民主党は「環太平洋連携協定(TPP)交渉で十勝が岐路に立つ時期に言語道断」と非難。共産党は「有権者から政治を託された者として自覚が足りなさすぎる」、新党大地は「農協改革など大きな問題があるときに能天気」と厳しく指摘した。

833名無しさん:2015/03/08(日) 10:09:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596817.html
北海道知事選、佐藤のりゆき氏に不信感 大地・鈴木代表(03/08 06:55)
この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
 【夕張】新党大地の鈴木宗男代表は7日、道知事選に出馬する佐藤のりゆき氏(65)が6日に共産党道委員会関係者と会談したことに関し、「一党一派に属さないと言っておきながら、政党色の付いた団体や組織に足を運ぶのは、言っていることとやっていることが違う」と述べ、あらためて佐藤氏側への不信感を示した。

 夕張市内で記者団の質問に答えた。

 佐藤氏が大地など保守・中道勢力に配慮し、共産党側に「静かに応援してほしい」と要請したことについては「私どもに配慮する必要はないし、配慮したというのは大違い」と述べ、週明けに大地の知事選対応を判断する考えを示した。

834名無しさん:2015/03/08(日) 11:46:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150307-00000102-jij-pol
中川氏問題「地方選に影響」=自民道連幹部
時事通信 3月7日(土)18時23分配信

 自民党北海道連の柿木克弘幹事長は7日、同党の中川郁子農林水産政務官(衆院北海道11区)と同僚議員の不適切な関係が報じられたことについて、「極めて遺憾だ。農協改革のさなかで、女性議員でクリーンなイメージもあったので、統一地方選には非常に大きな影響があると思う」と懸念を示した。党本部で開かれた全国幹事長会議の後、記者団の質問に答えた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015030700206
札幌市長選で秋元氏推薦=維新

 維新の党北海道総支部は7日、任期満了に伴う札幌市長選(4月12日投開票)で、無所属新人の秋元克広氏(59)を推薦する方針を決めた。同日投開票の道知事選については、無所属新人の佐藤のりゆき氏(65)を支援する。(2015/03/07-15:32)

835チバQ:2015/03/09(月) 18:36:39
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596951.html
夕張市長選、無投票か 立候補予定者説明会に現職陣営のみ(03/09 07:01、03/09 07:44 更新)

 【夕張】市選管は8日、市長選と市議選(いずれも4月19日告示、26日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開き、市長選に現職鈴木直道氏の1陣営が、市議選は定数9に対し現職4、新人4の計8陣営が出席した。説明会を欠席しても立候補はできるが、両選挙とも無投票になる可能性が出てきた。市議選の無投票は1943年の市制施行以来、初めてとなる。

 市長選は今のところ鈴木氏のほかに具体的な出馬の動きがなく、無投票になれば1987年以来となる。

 市議選は現職のうち高橋一太議長(44)、角田浩晃副議長(54)、島田達彦氏(50)、藤倉肇氏(73)の4人が引退の意向を示し、後援会などに説明。この4人と別の現職1人が説明会を欠席した。この現職は出馬の意思を表明している。

 新人は政治家秘書(68)、司法書士(25)、自営業(41)の3陣営と候補未定の1陣営が出席。出馬が確実視される現職5人と合わせ、定数と同じ計9人の立候補が見込まれる。ただ告示まで1カ月ほどに迫り、候補未定とした陣営の出馬は流動的だ。11年の前回市議選の同説明会も定数9に対し7陣営の出席にとどまったが、結局は10人が立候補し選挙戦が行われた。

 財政再生のため夕張市議の報酬は42%削減の月18万円だ。ある現職は「議員報酬だけでは生活が成り立たず、議員活動と両立できる収入手段がないとできない」と話した。(町田誠)

836チバQ:2015/03/10(火) 19:55:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/597271.html
札幌市長、辞職申し出 5月1日付、議長に提出(03/10 16:00)
この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
札幌市議会の高橋克朋議長(右)に5月1日付で辞職する申出書を提出する上田文雄市長
札幌市議会の高橋克朋議長(右)に5月1日付で辞職する申出書を提出する上田文雄市長
 札幌市の上田文雄市長(66)は10日、今年5月1日付で辞職する申出書を同市議会の高橋克朋議長に提出した。10日午後の市議会本会議でも報告する。

 上田市長は提出後、記者団に「できるだけ早く市民の選択に沿った市政を出発させるべきだと判断した。(残りの期間は)次の市長に引き継ぐべく、札幌の文化を残す作業をしていく」と述べた。

 上田市長の任期は6月7日までだが、初当選した2003年の再選挙の影響でずれ込んでいるため、上田市長は就任前の任期や市議の任期に合わせ、辞職を約1カ月早めることを決めていた。今月29日告示、4月12日投開票の市長選で選ばれる新市長の任期は、公選法の規定により5月2日から4年間となる。<どうしん電子版に全文掲載>

837チバQ:2015/03/10(火) 19:55:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/597166.html
佐藤氏支援、大地13日結論 共産への対応見極め 道知事選(03/10 07:00)

 新党大地の鈴木宗男代表は9日、札幌市内で開いた党の支援者向けの会合で、26日告示、4月12日投開票の道知事選の対応について、3月13日に留萌市と石狩市で開く統一地方選の決起大会で発表すると明らかにした。

 鈴木氏は会合に先立ち、盟友の歌手松山千春氏と会い、支援を検討してきたフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が共産党道委員会の支援を受けることで保守票離れを招く懸念があるとの認識を確認したと説明。佐藤氏が6日に共産党道委の関係者と会談して「静かに応援してほしい」と要請したことについても、「一党一派に属しないと言いながら、なぜ行くのか。勘違いしている」と、あらためて不信感を示した。

 ただ、松山氏は鈴木氏に「考える時間は与えた方がいい」と助言。鈴木氏は支援者の会合前に佐藤氏と会談し、投開票日1カ月前の12日までに、共産党との関係についての佐藤氏側の考えを最終的に見極めて結論を出す方針を伝えたという。

 一方、佐藤氏は会談後、札幌市内で記者団に対し、「(大地には)ぜひ応援してほしい」と述べる一方、共産党の支援を断る考えはないことを明らかにした。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板