したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

138小説吉田学校読者:2006/04/26(水) 22:05:05
(続き)
 ◇「別件逮捕で違法」 篠塚明容疑者弁護団が声明
 木村建設の元東京支店長、篠塚明容疑者の弁護団は26日、「耐震偽装問題での立件を視野に入れた別件逮捕で違法」とする声明を出した。声明で「篠塚容疑者は粉飾決算の事実は最近まで知らず、捜査機関の出頭要請にはいつでも応じる旨を伝えていた」とし、逮捕・拘置の必要はないと指摘。「粉飾の舞台となった熊本から身柄を東京に移送するのは耐震偽装問題の捜査のため以外の理由はありえない」としている。
 ◇「厳正な処罰を」国交省幹部
 一斉逮捕を受け、国土交通省建築指導課幹部は「法律違反が捜査で判明したということ。厳正に処罰してほしい」と語った。1級建築士が「建設会社から鉄筋を減らすよう相当プレッシャーを掛けられた」と証言し、「審査が通りやすい」と指定確認検査機関を選んだ実態が浮かび上がった今回の事件。国交省は、建築基準法など関係法令や制度見直しを迫られた。
 この幹部は「国の調査に限界のあることが分かったが、強制捜査でさらに事件の全容を明らかにしてほしい」と話した。
 一方、北側一雄国交相は「偽装問題に関係して建築士、建設業者、指定確認検査機関の代表者らが逮捕されたことは極めて遺憾。事実関係の解明を期待するとともに、捜査の進展を見守りたい。国交省としても事実関係の把握に努めるとともに、建築確認検査制度などの信頼回復に努めて参りたい」とコメントを出した。【長谷川豊】
 ◇組織的詐欺立件を
 ▽土本武司・白鴎大法科大学院教授(刑法)の話 強制捜査に着手してから4カ月以上経過した現時点でも、すべての関係者の共謀関係を一つの詐欺容疑で立証することは難しかったのだろう。今回の逮捕容疑は、多くは形式犯に過ぎないが、捜査機関は最終的に組織犯罪処罰法違反(組織的な詐欺)での立件に向けて努力すべきだ。同法は、基本的には単一の集団や会社における犯罪行為を対象としている。しかし、耐震データを偽造して建設コストを下げることで利益を上げるという目的を共有した関係者が、それぞれに役割を果たしていると考えれば、同法の適用は可能だと思う。
 ◇法律で責任明確に
 ▽建築関連法の見直しを3年前から提唱している「建築基本法制定準備会」の水津秀夫事務局長(1級建築士)の話 つまらない名目での逮捕だと感じる。耐震性に疑問のあるマンションが販売され、その過程で不正があったことは間違いない。それなのに、ささいな別容疑でしか逮捕出来ないのは、現状のシステムに問題があるからではないか。建築基準法は戦後の廃虚を国を挙げて立て直す時代に作られた法律で、今回のような不正を犯したり、不正を見逃した人を厳しく処罰することを想定していない。国も含めて関係者が責任逃れをしているが、さまざまな立場で建築に関与する人や機関の役割や責任を明確にする法律を早急に作るべきだ。
 ◇業界の慣行是正を
 ▽欠陥住宅全国ネット構造計算偽造問題対策本部副本部長の河合敏男・弁護士の話 今後の捜査は、だますという意図を証明するため、容疑者からつじつまの合う供述を取れるかどうかがポイントになるだろう。姉歯元建築士や倒産した木村建設は資産がないため、被害者救済に向けた民事責任の追及を考えると、資産を持っている民間確認検査機関などの落ち度にどれだけ迫れるかにかかっている。この事件を機に、建築業界の悪弊やあしき慣行が是正されればと思う。
(毎日新聞) - 4月26日13時12分更新

140荷主研究者:2006/05/02(火) 22:35:17

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/02/20060221t12032.htm
2006年02月20日月曜日 河北新報
床面積13万平方m超 東北学院中高跡地の森トラスト事業概要

 仙台市青葉区一番町の東北学院中学・高校跡地を取得した大手デベロッパー、森トラスト(東京)の吉田武専務は20日、仙台市で講演し、跡地の開発事業について「1年半後に着工し、4、5年後にはプロジェクトを完成させたい」と述べ、早ければ2010年にも開業する考えを明らかにした。

 施設の概要について吉田専務は「構想段階」と断った上で、ホテルやオフィス、商業施設が入るビル1棟と、住宅棟1棟を建設する案を提示。公開空き地を提供することで容積率割り増しが認められる総合設計制度を利用し、750%の容積率で計13万2000平方メートル弱の延べ床面積を確保したいとした。

 床面積の内訳では、約6万6000平方メートルをオフィス、約3万3000平方メートルをホテル、約3万3000平方メートルを住宅と商業施設に充てる方針を説明。施設の核となる外資系高級ホテルについてはヒルトン、マリオット、シャングリ・ラと交渉中で、分譲する住宅は250戸程度を想定していることを明らかにした。

 吉田専務は「オフィスビルは賃料を安くせず、新規客を開拓する。商業施設もオフィス街の付帯設備と考えている」と話し、既存のオフィスビルや商店街とは競合しないとの考えを示した。着工まで、跡地は約750台分の駐車場として活用するという。

 東北学院跡地は1万6645平方メートルで、現在は更地の状態。昨年11月に学校法人東北学院(仙台市)と森トラストが売買契約を結んだ。

141荷主研究者:2006/05/02(火) 22:38:41

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/02/20060223t11035.htm
2006年02月22日水曜日 河北新報
仙台市立病院 長町・音楽堂用地に移転

 仙台市は22日、移転新築を予定している市立病院(若林区)を、太白区のJR長町駅周辺で整備を進めている「あすと長町(長町副都心)土地区画整理事業地」の音楽堂建設予定地に建設する方針を明らかにした。音楽堂建設構想は長町副都心の中核施設として、1998年に都市計画決定されたものの、2002年に無期限凍結されていた。

 現在の市立病院は1980年完成。老朽化が進んでおり、99年度に実施した耐震診断でも構造耐震指標が目標値を下回ったため、市は2004年1月に移転新築の方針を打ち出した。
 昨年10月に新病院の在り方を探るため検討委員会が設置され、新病院の機能や施設規模などを検討。06年度末には最終構想をまとめる予定で、市は14年ごろのオープンを目指している。

 記者会見で梅原克彦市長は「(長町副都心は)救急医療、災害医療など現在の機能を十分に果たせる。全市的な医療機関の配置のバランス、交通アクセスを総合的に勘案した」と説明。「長町の新たな魅力を創出し、街づくりにも大いに寄与すると思う」と述べた。
 一方で、一部の医療関係者は市立病院の救命救急センターが市南部に偏ることを懸念。長町地区住民の間には「病院が中核施設となりえるのか」と街づくりの観点から疑問の声も上がっている。

 音楽堂建設構想は、約3万平方メートルの敷地に1800席のクラシック専用ホールを備えた施設を建設する計画。しかし、藤井黎前市長は財政難を理由に、計画の無期限凍結を決め、昨年12月に梅原市長も凍結継続の方針を示していた。
 音楽堂建設について、梅原市長は「『楽都』にふさわしい施設が必要で、計画をあきらめることはない。建設場所は将来の課題として考えていきたい」と述べ、構想を断念しない方針を強調した。

143荷主研究者:2006/05/03(水) 01:01:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2006/03/20060324t12037.htm
2006年03月24日金曜日 河北新報
仙台中央署跡地、111億円で落札 予定価格の3倍

 仙台市青葉区一番町にある宮城県有地「仙台中央署跡地」(約3000平方メートル)の一般競争入札が23日行われ、東京都千代田区の「はやて特定目的会社」が、応札した9件中、最高額の111億1100万円で落札した。落札額は県の予定価格(34億6300万円)の3.2倍に上った。同社は具体的な土地利用について明らかにしていない。

 はやて特定目的会社は2月24日に設立されたばかり。関係者によると、不動産大手の三菱地所や大手ゼネコンの鹿島などが関係しているという。商業施設の建設が有力とされ、「都市再生特別地区の特例などで容積率を緩和して、土地を最大限活用できる規模になるのではないか」(不動産業者)という。

 はやて特定目的会社の荒川真司取締役は「出資企業や事業内容などは一切、コメントできない」と話した。

 特定目的会社(SPC)は不動産を証券化し、利益を配当するのが一般的だ。デベロッパーが直接、不動産を購入する場合に比べ、融資や税制上の優遇措置が受けられる。

 仙台市内では、証券化を狙う大手ファンドの参入で不動産取得の競争が激化。市中心部の一部では高値取引が行われ、地価上昇の要因にもなっている。

 今回の落札結果について、村井嘉浩知事は「大変高額な物件で、県の貴重な収入となる。地元商店街などが土地利用に関心を持っており、落札者は、まちづくりに貢献する開発とするよう願っている」とのコメントを出した。

144とはずがたり:2006/05/03(水) 18:19:09
廃業することを想定していなかったことがよく判る

イーホームズ廃業に自治体が悲鳴 「業務継承できぬ」
2006年05月03日11時41分
http://www.asahi.com/national/update/0503/TKY200605020381.html

 耐震強度偽装事件で民間の指定確認検査機関イーホームズ(東京都新宿区)が今月末に廃業することに伴い、自治体が悲鳴を上げている。廃業した民間検査機関の業務や書類は自治体などが引き継ぐことになり、イーホームズが建築確認を手がけた建物の中間・完了検査などを引き受けたり、書類の保管場所を確保したりと自治体は負担を強いられる。同社の業務は全国にまたがっていることから、波紋は各地に広まりそうだ。

 「区が責任を負えない業務などを引き継ぐことを意味し、承服できるものではない」

 中山弘子・新宿区長は国と都に2日提出した「要請書」で、「業務の引き継ぎは十分な期間を取り、区に過大な負担が生じないよう適切な対応をお願いしたい」と訴えた。

 イーホームズが廃業を明らかにしたのは4月25日。藤田東吾社長=翌26日に逮捕=に架空増資の容疑が浮上し、「事業運営を維持することが困難」と判断した。新たな仕事の引き受けは自粛し、他の検査機関や自治体に頼むよう客に要請している。

 国土交通省令は民間検査機関が廃業した場合、帳簿類は国交省が保管し、設計図など建築確認関連の書類は、その建物がある自治体に引き継がれると定めている。自治体が書類の保管を拒むことはできないという。

 イーホームズは01年に指定された大手の検査機関。国交省によると、05年度に扱った建築確認は全国で約1万5000件、指定されてからこれまでに扱った総数は約3万6000件に上る。

 新宿区によると、イーホームズがこれまでに区内の建物について行った建築確認は約700件ある。区が行う建築確認は年に約200件といい、3年分以上の書類を引き受けることになる。

 また、江東区の建物で同社が行った建築確認は約500件。区は年間200件ほどで「書類を保管する場所がない」(建築課)という。

 自治体にとっては、イーホームズが建築確認し、いま工事中の建物について中間検査や完了検査をどうするのかも悩みの種だ。自らが行った建築確認ではないため、建物の安全に責任を負うには一からやり直さなければならないと心配する声もある。

 新宿区は銀行などから建築確認や検査済みの証明書を求められた場合、「自分たちで確認や検査した物件でないのに発行していいのか」(担当者)と対応に苦慮する。

 港区は職員の負担増を懸念する。建築課は13人の態勢で建築確認にあたっているが、担当者は「どうなるのか思いもつかない。他区とも相談しなければ」ととまどいを隠さない。

 イーホームズは、現在抱えている建築確認申請は100件以下で、廃業までに処理を終えるとしている。ただ、実際の件数ははっきりしないものの、廃業後、同社が建築確認した建物の中間・完了検査を自治体が引き受ける例が相当数にのぼる恐れがある。検査は他の民間検査機関が引き継ぐことも考えられる。

 東京都の担当者は「書類を引き継いでも、イーホームズが廃業すれば問い合わせる相手がいなくなってしまう恐れがある。検査機関として認めたのは国交省なのだから、円滑な引き継ぎができるよう責任ある配慮と対応を求めていく」としている。

145荷主研究者:2006/05/03(水) 22:31:07

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200604060074.html
'06/4/6 中国新聞
広島に米高級ホテル進出へ

 ▽JR駅新幹線口、2010年開業目指す

 JR広島駅新幹線口に面した若草町地区(広島市東区)再開発事業(二・八ヘクタール)で、世界最大級の米ホテルチェーン「ベストウェスタンインターナショナル」の高層ホテル(二十二階建て、高さ九十三メートル)が二〇一〇年に開業することが五日、分かった。客室数は約二百七十室で、ベストウェスタンが展開するホテルの中では最高級仕様になる予定。中国地方に外資系高級ホテルが進出するのは初めてになる。(境信重)

 計画によると、高層ホテルは広島駅北側にあり、現在は市が所有する土地に建設される。総ガラス張りの明るさを強調した外観で、延べ約二万四千平方メートル。ホテルのグレードは、ベストウェスタンでは最高級の「プレミア」になる。

 一〜五階にレストランや宴会場、温浴施設、フィットネスクラブなどを備え、六階はロビーとラウンジ。七階以上に宿泊用の二百六十〜二百七十室が入る。〇七年八月に着工し、一〇年春にオープンする予定。

 同再開発事業の施工者である大和システム中国支店(広島市西区)竹中工務店広島支店(中区)オリックス大阪本社(大阪市)のうち、竹中工務店が設計・施工し、リース会社がホテルを買い取る予定。さらに賃貸する形で経営は、ベストウェスタンの日本での運営企画会社ランドーナージャパン(名古屋市)が担当する。

 大和システムなど三社は、国際都市広島の「陸の玄関」にふさわしい外資系高級ホテルの立地を目指していた。大和システム中国支店の広本和彦支店長は「世界的に知名度がある外資系ホテルができれば、集客力が高まる。広島の『顔』であるJR広島駅周辺の存在価値を高めたい」と話している。

 同再開発事業では、ホテルの隣に十四階建てビジネス棟を建設。ホテル北側には十三階建て賃貸マンションと、二十八階建て分譲マンションも計画している。総事業費は約二百九十億円。

 ●クリック 「ベストウェスタンインターナショナル」

 本社は米アリゾナ州フェニックス市。北米や中南米、欧州、アフリカ、アジアなど世界80カ国以上に4000軒以上を展開する世界最大級のホテルチェーン。日本では、1999年に岐阜県高山市に初進出し、2005年には長崎市に2カ所目のホテルを開いた。

【写真説明】米国系高級ホテルが進出するJR広島駅新幹線口に面した若草町地区(点線内がホテル建設予定地)

146荷主研究者:2006/05/03(水) 22:34:59
スタジアム使用料と入場料収入が05年度は800万円程度って酷くないかね。宮城県は県立図書館や宮城スタジアムといった公共施設を仙台市内にあえて建設しなかったようだが、結果交通アクセスの不便な使いにくい施設になっている。仙台ぐらいの都市ならば都心部への集中投資をして軌道系交通機関を強化すればかなり住みやすい都市になり得ると思うのだが。

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/04/20060412t14029.htm
2006年04月11日火曜日 河北新報
05年度利用者3.2%減 宮スタに閑古鳥鳴く?

 宮城県教委は11日、2005年度の宮城スタジアム(利府町)の利用状況をまとめた。競技関係者と観客を合わせた利用者数は11万1457人と、前年度(11万5167人)より3.2%下回った。

 昨年9月に開かれたサッカー日本代表対ホンジュラスの国際親善試合が4万人以上の観客を集めたものの、それ以外に集客力のあるイベントがなかった。月別の内訳では9月は5万人超と好調だったが、他の月は1000―1万2000人台と低迷した。

 宮城スタジアムは2000年オープン。サッカーの日韓ワールドカップ試合会場となった02年、利用者数が約28万人とピークを迎えた。その後は集客力を発揮したベガルタ仙台がJ1からJ2に降格するなど、4万9000人の観客席を埋める“コンテンツ”不足に悩まされている。

 利用者減に伴い、スタジアム使用料と入場料収入も低迷したまま。05年度は800万円程度となる見込みだが、ピーク時の03年度(4430万円)のわずか5分の1に落ち込んでいる。

 県教委スポーツ健康課は「高校総体などアマチュアの利用は堅調」と説明しながらも、入場料収入が見込めるサッカー日本代表の公式戦や親善試合を誘致したい考えだ。

147荷主研究者:2006/05/03(水) 22:39:41

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/04/20060416t12026.htm
2006年04月16日日曜日 河北新報
期待と不安 あすと長町、街開きまで1年 仙台

 仙台市が進める「あすと長町土地区画整理事業地区」(太白区)は、来年3月末の街開きまで1年を切った。大規模幹線道路やJR東北線の新駅といった主要な都市基盤が本年度、相次いで完成する。一方で音楽堂の建設凍結、大型商業施設「仙台空中中華街」構想の頓挫など、泉中央地区(泉区)と並ぶ100万都市の副都心づくりは課題も多い。

<進ちょく率70%>
 来春までに完了する基盤整備は(1)新住居表示の実施(7月18日)(2)東北線高架橋と新「長町駅」の供用開始(9月)(3)新設「太子堂駅」の開業(来年3月)(4)最大幅員50メートルの「あすと長町大通り線(1659メートル)」開通(来年3月)―など。

 あすと長町(82ヘクタール)は、「さいたま新都心」「みなとみらい21中央」(横浜市)などと同じ都市再生機構による都市機能更新型事業で北海道・東北では唯一の事業。総額1189億円の事業費ベースの進ちょく率は2005年度末で70%。街開きの時点では78%に達する。

<「見えぬ全体像」>
 住宅地区での戸建てやマンション建設は「比較的順調」(あすと長町整備事務所)という。市都市整備局は「将来的に居住人口、従業人口それぞれ1万2500人の街になる」と試算する。
 新住居表示では、新町名の「あすと」が付く区画と、旧町名のままの区画が併存している。

 市内のマンション開発業者は「分譲販売する上で町名が魅力的な『あすと』区画に注目している」と説明する。半面、「商業・業務施設との複合地区だけに、街の全体像がしっかり見えない段階では手を出しにくい」とも指摘する。
 「見えにくい全体像」の一因が、中核施設をめぐって二転三転する市の方針。

<中華街は白紙に>
 マスタープランにあった音楽堂の計画は、厳しい財政事情を理由に無期限凍結を決定した。代わりに市は、仙台市立病院(若林区)の移転新築を発表しているが、市議会には「交流を創出する施設にはなり得ない」との指摘もある。

 中国の投資グループが市の協力を前提に進出を表明し、市も企業立地の「呼び水」と期待していた中華街構想は、梅原克彦市長が「ふさわしくない」と支援方針の撤回を表明して白紙に戻った。
 ただ、大口地権者を中心に中核施設の立地を目指す動きは現在も続いており、整備事務所は「1、2年中に具体化させたい」と意気込むなど、今後も地域住民、経済界などの注目を集めそうだ。

148荷主研究者:2006/05/03(水) 22:47:38

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/04/20060422t12016.htm
2006年04月21日金曜日 河北新報
住宅メーカー世代交代 東急不動産・三菱地所ホーム拠点縮小

 仙台市泉区の大規模団地「泉ビレジ」を開発した東急不動産(東京)が、今秋にも仙台の出先機関を閉鎖する。団地販売がほぼ終了したことに伴う措置。泉区の「泉パークタウン」を中心に注文住宅を販売してきた三菱地所ホーム(同)仙台支店も昨年11月、新規受注を取りやめ、4月末に支店機能を大幅縮小する。一方で、九州や北海道を地盤とする新興住宅メーカーの仙台進出が相次いでおり、新しい競争時代を迎えたと言えそうだ。

 東急不動産は3月上旬、市中心部にあった仙台支店を泉ビレジ内に移し、仙台事務所に格下げした。社員も減らし、現在は残された土地などの販売に当たっている。

 泉ビレジは1981年に開発が始まり、約2600区画を供給してきた。敷地面積約800平方メートルの高級住宅「ガーデンヒルズ」街区を整備するなど話題を呼んだ。

 東急不動産は「開発・販売がほぼ終わり、1つの役割を終えた」と説明。「アフターサービスについては従来通り、地元業者に委託して万全を期す」と強調する。

 「三菱ホーム」のブランドで都市型住宅を供給してきた三菱地所ホームの仙台支店は4月末、営業と設計、建設部門を廃止。5月にカスタマーズセンターを設け、アフターサービスに専念する。

 仙台支店は88年に開設され、注文住宅を中心に約2000棟を販売してきた。新規受注の停止について同支店は「親会社である三菱地所が首都圏などを強化するため」と話し、広島支店も同様の体制になったという。

 一方で、仙台に進出し、販売攻勢をかけているのが、九州を基盤に全国展開を進めるタマホーム(東京)。昨年8月にタマホーム東北(同)を設立。名取市や仙台市泉区などに支店となる大型展示場を相次いで開設し、「初年度の目標300棟を達成する見込み」(タマホーム東北)という。

 北海道千歳市に本社を置くアーキビジョン21も昨年4月に仙台支店を構えた。宮城県富谷町大清水にモデルハウスを設けて営業活動を本格化させており、「アフターサービスの良さを強調し、じっくり足固めをしていきたい」と意気込む。

149荷主研究者:2006/05/03(水) 22:48:50

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/04/20060425t12027.htm
2006年04月25日火曜日 河北新報
仙台駅北側2大事業始動 完成予定ともに2008年

 JR仙台駅の北側で24日、二つの大規模再開発事業が動き始めた。中央1丁目でファッションビル、パルコ(東京)を核店舗とする複合ビルが起工。複合ビル「アエル」を挟んだ北側の花京院1丁目では、大型家具店とホテルなどが入居する複合ビルの整備計画が正式発表された。ともに完成予定は2008年。仙台市中心部は、郊外型店舗の進出ラッシュで苦戦を強いられてきたが、同時進行する二つの再開発事業は、市全体の商業地図にも影響しそうだ。

◎複合ビル起工式 パルコ社長も出席

 パルコが入居するのは、中央1丁目第2地区市街地再開発組合(佐々木正一理事長)が主体となって建設する商業ビル。24日午前、伊東勇パルコ社長も出席して起工式を行った。

 地上19階、地下2階で高さ98メートル。パルコが9階から地下1階までの計10フロア(1階の一部除く)を運営する。
 伊東社長は「仙台の店舗も都心部ならではの店づくりにこだわり、東北一円から集客したい」と強調。開業初年度で150億円の売り上げを目指すという。

 パルコは首都圏を中心に、19店を展開。特に若い女性層に人気の高いテナントの集積が得意とされる。
 伊東社長は仙台の店舗について「テナント構成は未定だが、年齢が若い層だけでなく『ヤングマインド』を持った広い層に来店してもらえるような店づくりを心掛けたい」と語った。

 パルコの開業時期は、ビル全体の完成に先行した08年6月。19階から10階は賃貸オフィスで、再開発の総事業費は約177億円。

◎花京院1丁目再開発 ホテルはリッチ社

 花京院1丁目第1地区市街地再開発組合(大塚昭理事長)は24日午後、複合商業ビル2棟を建設する再開発計画を正式に発表した。未定だったビル内のホテル部分は、ホテルリッチフィールド仙台(仙台市)が運営することを明らかにした。

 「ホテルリッチフィールド花京院(仮称)」で、客室は約280室。シングルを中心に、高級感のあるビジネスタイプのホテルを計画しているという。
 再開発事業は、西街区(約3700平方メートル)と東街区(約2900平方メートル)に分かれる。西街区に地上14階、地下1階のビルを、東街区には地上29階、地下1階のビルをそれぞれ建設する。総事業費は約140億円。

 計画では、西街区のビルが先行して08年6月に完成。9―14階がホテルフロアで、3―8階には大塚家具(東京)のショールームが入居する。
 東街区ビルは1―4階が賃貸オフィス、5―29階は計180戸の集合住宅で、08年10月に完成する。

150とはずがたり:2006/05/10(水) 04:58:30
こういう特約付けて物凄い勢いで談合を摘発せよ。どうせやってんだから

7JV、違約金17億円納付=岩国、佐世保基地談合で施設庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060509-00000059-jij-soci

 防衛施設庁が発注した在日米軍岩国基地(山口県岩国市)や佐世保基地(長崎県佐世保市)などの土木建築工事をめぐる談合事件で、刑法の談合罪で社員が略式起訴された7つの共同企業体(JV)は9日までに、施設庁が契約に基づき請求した違約金計約17億3500万円を全額納付した。
 施設庁は請負契約を結ぶ際、企業側の役員、社員が刑法の談合罪で訴追され、刑が確定した場合、企業側が請負金額の10分の1に相当する額を違約金として支払わなければならない−との特約条項を設けている。 
(時事通信) - 5月9日14時1分更新

151小説吉田学校読者:2006/05/17(水) 07:05:57
読売は「一時流用」、毎日は「私的流用」、朝日が一番厳しい見出し。

レオパレス社長が48億円不正流用 入居者共済金を投資
http://www.asahi.com/national/update/0516/TKY200605160471.html

 アパート賃貸大手のレオパレス21(本社・東京)は16日、深山(みやま)祐助社長(60)が、入居者から徴収したサービス手数料のうち計48億6500万円を、社長個人名義での不動産投資や知人の会社の運転資金に充てるなど不適切な運用をしていたことを明らかにした。今年3月末までに返済を終えたり、正式な融資に変更したりし、会社の損害はないという。同社は深山社長の処分を検討している。
 同社は01年3月期以降5期分の決算を修正し、16日に発表予定だった今年3月期決算を31日に延期した。
 不適切な運用があったのは、鍵の交換や家具の修理などのサービス手数料の収入を基にした「入居者共済会」の資金。会社とは別の法人として立ち上げるため、01年1月から会社経理から切り離していた。
 深山社長はこの資金から、知人の不動産会社に対し運転資金として29億6500万円、知人に2億円を、それぞれ有利子で貸し付けていたほか、17億円を社長個人のマンション投資資金に充てていたという。
 無認可共済への法規制が強まったため、同社は今年3月期決算で法人化を断念。共済会用の資金を本社経理に戻す際に不適切な運用が判明した。この間、同社は資金運用の手続きを定めず、深山社長の独断で融資を決めていた。
 不適正な運用の発覚後に知人への2億円を会社からの貸付金に切り替えた以外は、社長個人に貸し付けた投資用マンション購入費用も含め、今年3月期までに全額返済されている。
 同社は返済された共済会の資金を売り上げに振り替えるなど決算を修正する。これにより過去5年分の売上高が計84億5700万円、経常利益が計85億8千万円、当期純利益が計49億7300万円それぞれ増える。
 同社広報室は「不正流用と言われても仕方ない。再発防止へ組織を見直し、法令順守を徹底する」としている。
 レオパレス21は東証1部上場で、深山社長は創業者。タレント藤原紀香さんを起用したテレビCMで知られる。

152小説吉田学校読者:2006/05/23(火) 07:11:27
偽証?

建築基準法違反で立件へ捜査
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/05/23/k20060523000018.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/05/23/d20060523000018.html 

 耐震強度の偽装事件で警視庁は、姉歯元建築士が、偽装を始めるきっかけになったと証言していた木村建設の物件より前に偽装を行っていた疑いが強まったことから、偽装を始めた経緯の解明を中心に、建築基準法違反容疑での立件に向けた捜査を進めることにしています。
 一級建築士の「名義貸し」の罪で起訴された姉歯秀次被告(48)は、偽装を始めたいきさつについて、「平成10年、東京・大田区のマンションを設計した際、当時、仕事の90パーセントを請け負っていた木村建設の篠塚明元東京支店長から、鉄筋を減らすよう圧力を受けたことがきっかけだ」と国会で証言していました。ところが、警視庁の調べで姉歯元建築士は、これより以前に、木村建設とは関係ない川崎市のマンションですでに偽装を行っていた疑いが強いことがわかりました。当時、木村建設からの仕事は少なかったこともわかり、偽装が始まったきっかけに、木村建設はかかわっていなかったとみられています。警視庁は、姉歯元建築士について、耐震強度が著しく劣る危険な建物を設計した建築基準法違反の容疑で立件する方針で、今後、偽装を始めた経緯や、長年にわたって偽装を続けた動機の解明を中心に、捜査を進めることにしています。

153とはずがたり:2006/05/23(火) 16:26:42
三井不動産、リゾートソリュを1株491円でTOB
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060523-00000367-reu-bus_all

 [東京 23日 ロイター] 三井不動産<8801.T>は23日、リゾートソリューションに対して株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買い付け価格は1株491円で400万株の取得を予定しており、買い付け資金は19億6400万円の見込み。実施期間は5月24日から6月13日。リゾートソリューションはTOBに賛同を表明している。
 三井不動産はもともとリゾートソリューションの株式を33%保有しているが、今回のTOBで協業関係をさらに強化したい考え。三井不動産は、預かり資産の増加に伴い拡大しているゴルフ場やホテルなどリゾート施設のマネジメント業務に、さらに力を入れていく。
 野村ホールディングス<8604.T>の子会社である野村プリンシパル・ファイナンスは、保有するリゾートソリューションの全株(689万1000万株)について、TOBに応募することを発表している。
(ロイター) - 5月23日16時20分更新

154とはずがたり:2006/06/07(水) 12:41:43

通常は野球場、豪雨時は貯水 山王調整池が完成 博多駅周辺 浸水対策で 福岡市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060607-00000029-nnp-l40

 通常は野球場として使用し、集中豪雨のときには一時的に雨水をためる全国でも例がない調整池が、福岡市博多区の山王公園に完成した。この「山王雨水調整池」は、1999年と2003年の御笠川氾らんで被害を受けたJR博多駅周辺の水害対策の決め手として、同市が整備した。

 調整池は、山王公園の野球場を約1・8メートル掘り下げ、雨水を入れる仕組み。さらに公園内に隣接するグラウンド地下に長さ78メートル、幅35メートル、水深6メートルのコンクリート製の「水槽」も設置。合わせて小学校の25メートルプール約90杯分(約2万8000トン)の雨水をためることができる。

 グラウンド周辺には、野球場に雨水が流れ込む際に危険を知らせる回転灯やサイレンも取り付けた。総工事費は約25億円。

 99年と03年の水害では、御笠川上流に1時間に80―100ミリの強い雨が降り、結果的に山王地区や博多駅南地区に浸水被害が広がった。同程度の集中豪雨が再び発生しても、この調整池を活用すれば「浸水被害を未然に防ぐことができる」(同市下水道局)という。

 野球場は、集中豪雨がない限り通常使用が可能。芝が根付く7月1日にオープンする。

 =2006/06/07付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 6月7日10時8分更新

155小説吉田学校読者:2006/06/10(土) 10:38:59
2ミリの所、これだったらプレハブのほうが100倍マシ。安藤忠雄風の打ちっぱなしというのはこういうのがない利点があるのか。現場の手抜きかね、問題は。

綾瀬市の中学校舎外壁の厚さ、2ミリの個所も
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060610i201.htm

 神奈川県綾瀬市吉岡の市立春日台中学校で、校舎のコンクリート外壁から鉄筋が200か所も露出するなどずさんな工事が行われていたことが、9日分かった。
 40ミリなければならない外壁の厚さが、わずか2ミリというところもあった。ゼネコンの間組(本社・東京)が、22年前に工事しており、施工ミスを認め修繕を始めた。間組は「耐震性など構造上問題はない」としているが、保護者から不安の声が出ている。
 綾瀬市教委によると、校舎は1984年に新築され、工事は間組と同県厚木市の建設会社が請け負った。2005年に学校から外壁修繕の要望があり、綾瀬市が調査したところ、外壁から鉄筋が突き出たり、むき出しになったりしていることが分かった。
 同市から指摘を受けた間組は今年1月、校舎の破壊検査やレーダーを使った非破壊検査などを行った。
 設計で40ミリとなっている外壁がそれより薄かったり、厚さが一様でなくずれやたわみがあったりするなど、校舎外壁の広範囲にわたって問題があることがわかった。ひどいところは外壁の厚さが2ミリの部分もあり、鉄筋が出るなど修繕が必要な場所は200に上る。間組は3月に約40か所を修理、残りは夏休みに行う。計1100万円の工事費は負担する。
 金子和暉校長は「鉄筋がいたるところで出るなど、生徒に不安を与える。学校は環境が大切だ。速やかに修繕してほしい」と話している。
 間組東京建築第一支店は「構造上問題はなく、手抜き工事という認識はない。鉄筋配置の偏りや鉄筋の結束に不足があった。補修工事は公共施設なので、道義的な責任で行っている」と釈明している。

156荷主研究者:2006/06/26(月) 00:16:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2006/05/20060504t12028.htm
2006年05月04日木曜日 河北新報
東宝仙台ビル建て替えへ ホテル、証券支店入居

 映画製作・興行と不動産経営の東宝(東京)は3日までに、2月に閉館した東北最大級の映画館・仙台東宝が入っていた仙台市青葉区中央2丁目の「東宝仙台ビル」を建て替える方針を固めた。地上13階、地下1階の大型テナントビルに生まれ変わり、野村証券仙台支店と、東京に本社を置くホテルチェーンが核テナントとして入居する。

 同ビルはJR仙台駅西口の一等地にあるため、劇場閉館後の再開発が注目されていた。
 計画では、1963年に完成した現在のビルを今年7月以降に解体。1138平方メートルの東宝社有地に新しいビルを建設する。2008年春ごろのオープンを目指す。

 新ビルは1―4階に野村証券仙台支店が入り、5―13階がホテルとなる。客室数は約180。映画館は入らず、地下に飲食店が4店舗入居する予定だ。
 工事の間、野村証券仙台支店は青葉通を挟んでほぼ向かい側にあるビル「青葉通プラザ」に移って営業する。建て替え後も同じ場所に店舗を構えることについて、関係者は「JR駅からも仙台市地下鉄駅からも近く、立地点として相当な優位性がある」と話している。

 仙台市中心部では、ビジネスホテルの建設ラッシュが続き、過当競争気味になっているが、新ビルに進出するホテルチェーンは、マーケットにはまだ余裕があると判断したとみられる。

 東宝は今年1月から2月にかけて、仙台市のほか京都、高知、函館などの各市で、中心部で営業してきた系列の映画館を相次いで閉館。劇場の入らないテナントビルに建て替え、不動産の有効活用で安定収入を得る方針を打ち出している。
 東宝仙台ビルの建て替えについて、東宝不動産経営部は取材に対し「入居するテナントとの交渉の問題などもあり、今は何も答えられない」と話している。

157荷主研究者:2006/06/26(月) 00:35:11

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20060513&amp;j=0024&amp;k=200605137289
2006/05/13 10:07 北海道新聞
札幌中心部に32階ビル 10年完成、住居や商業施設 南2西3

 札幌市の狸小路と駅前通に面した同市中央区南二西三南側一角の再開発事業を進める南二条西三丁目南街区再開発準備組合(松井満代表理事)は十二日、中核施設として建設する地下三階地上三十二階建ての複合高層ビルの施設概要を発表した。今後は地権者や行政などとの協議を進め、今年中の都市計画決定を目指す。完成は二○一○年を想定している。

 計画地の面積は約五千平方メートル。ディスカウント大手のドン・キホーテなどが入るサンデパートや北洋銀行札幌南支店のほか、中小のビルが立ち並ぶ。二○○○年発足の準備組合は、JRタワーを中心とした札幌駅前地区との競合が激化する中、大通地区活性化の目玉とすることを目的に、事業計画を策定してきた。

 概要によると、ビルは高さ百二十メートル。九階以上をマンションタイプの「住まうゾーン」、中層階をオフィスや医療機関が入居する「働くゾーン」、地下階を含む低層階を商業施設が入る「楽しむゾーン」とするイメージを描く。さっぽろ地下街と同ビルの商業者らが利用できる荷さばきスペースを設ける構想もある。

 総事業費は二百五十億円を見込む。デベロッパーはゼファー(東京)と新日鉄都市開発(同)に決まった。松井代表理事は「大通以南の商店街の低迷を打破し活性化につなげたい」としている。

158とはずがたり:2006/07/04(火) 09:47:49
鹿島など数社、受注の謝礼9億円 武田薬品元役員側に
2006年07月04日06時04分
http://www.asahi.com/national/update/0704/TKY200607030389.html

 総工費210億円にのぼる製薬大手「武田薬品工業」(本社・大阪)の光工場(山口県光市)建設工事をめぐり、大手ゼネコン「鹿島」(本社・東京)など受注業者数社が03〜04年ごろ、総額約9億円にのぼるリベートを「受け皿会社」に支払っていたことが東京国税局の税務調査で分かった。国税局は、当時の発注責任者だった武田薬品元副社長側の働きかけなどを受けた受注各社が、委託料などを装って支払った受注謝礼で、課税対象の交際費にあたると認定。受注各社に重加算税を含め総額数億円を追徴課税した模様だ。

 追徴されたのは、100億円以上で光工場を受注した鹿島や、下請けとして約15億円の空調設備工事などを請け負った「新菱冷熱工業」(本社・東京)など数社。

 受け皿となっていたのは、いずれも建設関連の「タイシン」(東京都港区)と「エクスト」(大阪市西区)など。

 関係者によると、鹿島などは受注金額に応じてその数%を業務委託料や外注費名目でタイシンなどに支出。その額は鹿島が6億円余、新菱が約1億6千万円にのぼるという。

 しかし、国税局が調べたところ、委託や外注の実態がなかった。タイシンとエクストはもともと休眠状態の赤字会社で、光工場の工事の時期に買収された。買収には武田薬品元副社長の知人が関与していたとされる。

 さらに委託料や外注費は、この元副社長側の働きかけに応じて鹿島が受注目的でタイシンなどに支払い、新菱など下請けも鹿島側の意向を受けて支払いに応じたという。

 このため、国税局は鹿島や新菱などが払った金はリベートであり、タイシンなどはその受け皿会社で、元副社長と事実上一体と認定した模様だ。

 支払いに応じたのは、拠点が同じ大阪のゼネコンが有利とされる武田薬品発注の大規模工事を、東京に本社をおく鹿島などが受注するための営業活動の一環とみられる。

 税法上、累積赤字を抱える法人は一定の条件を満たせば、収入と過去の赤字(欠損金)を相殺できる。タイシンなどはこの制度を使い、リベート収入を相殺。法人税などを負担せず、収入をほぼそのまま社外に流していたという。

 しかし、国税局は実態のない債務を計上しているとして欠損金を認めず、タイシンなどにリベート収入を含め計20億円超の申告漏れを指摘。流出資金の行方についても調査を進めているとみられる。

 光工場は46年建設の武田の国内最重要拠点。同社は、海外生産体制の強化と国内拠点のスリム化のため、湘南工場(神奈川県藤沢市)を3月閉鎖し、医療用医薬品の生産を光工場に集約した。

 取材に対し、鹿島は「税務に関してはお答えできない」、新菱は「コメントは控えたい」としており、武田薬品は「何のことかよく分からず、現時点ではノーコメント」としている。

159とはずがたり:2006/07/05(水) 00:04:48
不動産と云うより都市計画っぽいけど

<国会議事堂>背後の高層ビル、景観維持へ高さ抑制
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060704-00000009-mai-pol

 国会議事堂(東京都千代田区)の背後に建設、あるいは建設予定の二つの高層ビルの事業者が、国会事務局や東京都の要請を受け、構想よりビルの高さを低く抑えた。国会を取り巻く景観を維持するのが目的。国会の景観に関してはまた、都が新たな指針を施行し高さの規制を始めた。
 二つの事業者は、年内に国会西側のキャピトル東急ホテルを取り壊しホテルを含む複合ビルを建設する東急電鉄と、今年2月に商業ビルなどの建設に着工した東京放送(TBS)。東急は構想段階で168メートルとする案もあったが、最終的に130メートル(29階建て)に、TBSも10メートル低い179メートル(39階建て)にした。
 両ビルを含め、国会周辺では90年代末から高層ビルの計画・建設が相次いでいる。都は今年4月「眺望に関する景観誘導指針」を施行し、国会前交差点の高さ1.5メートルの目線で見て、半径1キロの建物は議事堂の上に出てはいけないなどの規制に乗り出した。
 両ビルは指針ができる前に計画決定したため、その対象外。自主抑制で、東急のビルは国会敷地内のカシの木に隠れ、TBSも議事堂より高くはなるが「ビルの頂部を議事堂をモチーフにしたデザインにし、調和を図った」(広報部)という。[小山由宇]
(毎日新聞) - 7月4日3時5分更新

160名無しさん:2006/07/06(木) 11:51:53
武田の元副社長は中村某。いろいろと噂があった。
下請けを叩くので有名だった。ウラでいろいろしてたんだろうな。
部下に不幸なこともあったらしい。

161とはずがたり:2006/07/10(月) 23:51:59
環境スレが適切かね・・。屋上緑化には大賛成なんだけどいつも思うんだけど雨漏りが心配・・。

屋上緑化は5年前の2倍 壁面も急増、国交省調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000176-kyodo-pol

 都市のヒートアイランド現象を緩和する屋上緑化の2005年の施工面積が5年前の2倍に、壁面緑化も面積は少ないながら13倍に、それぞれ増加したことが10日、国土交通省の調査で分かった。
 同省は「住宅の付加価値や省エネ対策、企業による環境対策のPRなど、幅広い観点からの普及が進んだ」と分析している。
 調査は、屋上、壁面緑化に関連するゼネコンや造園業者など約300社を対象にアンケート。回答のあった152社の施工実績を1年ごとに集計した。
 その結果、2000年に12ヘクタールだった屋上緑化は05年に24ヘクタールに増加した。壁面緑化は0・1ヘクタールから1・8ヘクタールに拡大。04年と比べても2倍に急増している。
(共同通信) - 7月10日20時0分更新

162片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/12(水) 00:44:05
北朝鮮の砂利運搬事業ってあるんですかね。

水谷建設 「北」支援団体に2億円 「砂利事業狙う」
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/07/20060711t13044.htm

 法人税法違反(脱税)の疑いで役員が逮捕された水谷建設(三重県桑名市)は2004年暮れ、北朝鮮へ人道支援を続ける非政府組織(NGO)「レインボーブリッヂ」(東京)に2億円を提供していたことが11日、関係者の話で分かった。

 主導したのは同社の元会長(61)=海外滞在中=で、関連会社を使って資金を工面したとされ、関係者は「元会長は北朝鮮の砂利運搬事業を狙っていた」と話している。

 東京地検特捜部もこうした経緯を把握。9日に脱税事件の関連先として同NGOを家宅捜索し、資金の流れなどを捜査している。
 関係者によると、元会長と同NGOの事務局長は02年ごろからの知人で、事務局長が「北朝鮮に先行投資すれば、将来仕事がもらえる。人道支援してくれ」と元会長に持ち掛けた。

 03年春には、北朝鮮の「対外経済協力推進委員会」のメンバーを名乗る男性に元会長を引き合わせた。
 これを受け、水谷建設は計3億―4億円に相当する古い重機を同NGOに寄付し、北朝鮮への輸送費なども負担。さらに元会長は横浜市にある関連会社に手形を振り出させ、04年12月、同NGOの銀行口座に2億円を振り込んだという。

 事務局長は共同通信の取材に2億円を受け取ったことを認め「国交正常化が実現すれば、北朝鮮とのビジネスが生まれるので、うちのコネクションを紹介した。2億円は資金繰りに回した。昨年5月末までに返済する約束だったが、金がなく返せなかった。北朝鮮高官へのリベートではない」と話している。

 逮捕された同社経理担当の代表取締役中村重幸容疑者(55)と最近になって、返済を話し合っていたと説明している。

◎前田建設工業東北支店を捜索 東京地検特捜部

 水谷建設(三重県桑名市)の脱税事件で、東京地検特捜部は11日、新たに関連先として、前田建設工業(東京)の東北支店(仙台市青葉区)を家宅捜索した。強制捜査は4日連続。

 青葉区二日町の同社東北支店には午前9時ごろ、地検の係官ら約20人が捜索に入り、関係資料を押収した。
 前田建設工業は水谷建設の元請けとなることが多く、東京電力福島第二原発関連工事では、水谷建設に約60億円に上る取水口の残土処理を発注している。
2006年07月11日火曜日

163とはずがたり:2006/07/23(日) 10:18:30
横須賀線の駅が出来るのか!渋谷,横浜だけでなくみなとみらい,目黒経由で営団南北線や都営三田線とも直通してるしねぇ。

東京建物は旧芙蓉系,伊藤忠は勿論一勧系でみずほGで提携か?

武蔵小杉に超高層マンション建設ラッシュ
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060722/K2006072201750.html
2006年 7月22日 (土) 13:21

 川崎市中原区の武蔵小杉地区で、超高層マンションの建設が相次いでいる。約800メートル四方のエリアに国内最高層となる59階建てを含む計9棟の建設が同時に進む。都心への便がよいことから、団塊ジュニア層への売り込みも過熱気味だ。数年前、東京湾岸のマンション販売競争が「湾岸戦争」と呼ばれたのになぞらえ、業界には「武蔵小杉戦争」と呼ぶ声も。一方、都市計画の専門家は、街づくりやコミュニティー形成の問題も指摘する。

 元々工場の集まる街だった武蔵小杉は、東急東横線で東京・渋谷と横浜からそれぞれ約20分。JR南武線の駅もあり、09年度には横須賀線の新駅もできる。その利便性に注目した開発業者が、バブル後のリストラで企業が売った工場跡地などを購入していた。

 東急東横線の駅東側では三井不動産などが、47階建て(643戸)と国内最高層となる59階建て(794戸)を建設中だ。元々は銀行の運動場。93年に取得後、駐車場にしていたが、70年代生まれの団塊ジュニア世代が住宅購入期に達したことなどが開発を後押しした。約70平方メートルで4000万〜5000万円台。「問い合わせは9000件。『団塊ジュニア』と呼ばれる30代が3割、次に40代が2割にのぼった」(同社)

 近くのサッシメーカーの工場跡地では、伊藤忠都市開発と東京建物などが49階建て(689戸)を建設中で、第1期分譲で400戸を販売。こちらも購入者の半数は30代だ。

 こうした中、近くで操業中の輪転機メーカー、東京機械製作所は「仮に移転するなら跡地開発は東京建物と組む」と、わざわざ公表した。「今のところ計画はないが、他社からの接触もあったため」という。一方、鹿島が建設中の47階建て2棟は、民間ファンドが購入して賃貸する。

 川崎市によると、再開発されるのは計約37ヘクタールで、約1万5000人が暮らすと見込む。道路の一部は拡幅するが、広場の整備などは業者に任せた。担当者は「民間主導の再開発なので、企業がいくら投じたかもわかりません」という。

 都市問題に詳しい法政大学の五十嵐敬喜教授は「これほど一気に超高層住宅ができる例は海外にはない。同世代が一挙に入居すると、教育問題や高齢化も同時に起きる。しかも超高層は老朽化時の管理が大変。それらを考えた街づくりなのか疑問だ」と話している。

164荷主研究者:2006/07/23(日) 23:29:17

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/06/20060624t12028.htm
2006年06月24日土曜日 河北新報
仙台・東北学院中高跡地 40階規模の複合ビルに

 仙台市青葉区一番町の東北学院中学・高校跡地を取得した大手デベロッパー、森トラスト(東京)の吉田武専務は23日、跡地に建設する複合ビルを地上40階規模、高さ約180メートルとする構想を明らかにした。実現すれば、東北では最も高いビルとなる。跡地に併せて建設する住宅棟も地上30階(約100メートル)を目指すという。仙台市での講演などで述べた。

 吉田専務は、オフィスや外資系高級ホテル、商業施設が入る複合ビルについて「オフィス、ホテルとも仙台では最高グレードの施設にしたい」と強調。仙台の既存オフィスビルは1フロア面積が首都圏より狭いことを指摘し、建設するビルの1フロアを約2300平方メートルに設定する考えを示した。

 ホテルはヒルトン、マリオット、シャングリ・ラ、シェラトンと交渉を続けているとし、「宴会場などではなく、客室を中心に考えたい」と説明。35平方メートル程度の部屋を中心に約300室を設ける構想を示した。

 住宅棟は250戸程度を分譲する計画という。公開空き地を提供することで容積率割り増しが認められる総合設計制度を利用。750%の容積率で2棟合わせて約13万2000平方メートルの延べ床面積を確保したい考えだ。

 再開発全体の総事業は、大まかな試算で400億―500億円程度となる見通し。環境アセスメントなどを経て2007年度内の着工、10年ごろの開業を目指しており、吉田専務は「仙台のランドマークになるビルをつくる」と話した。

165小説吉田学校読者:2006/07/30(日) 22:46:45
じわり中央線地盤沈下。「ジョージはクリーン好き」とかハイソなイメージ戦略は三鷹市はやめれ。むかしの井の頭公園近くの怪しい焼き鳥屋のイメージですよ、吉祥寺とか武蔵境とかは。

住みたい街、トップは「武蔵小杉」 CHINTAI調べ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060726-00000000-jsn-ind

 CHINTAI(東京都港区)が実施した調査によると、首都圏エリアの「住みたい街」トップは東急東横線の「武蔵小杉」駅だった。
 「武蔵小杉」は03年調査で7位、04年調査では9位。常に上位をキープする「吉祥寺」「三軒茶屋」「中野」などを抜いて1位になったのは今回が初めて。「駅前再開発、7路線が利用できる高いアクセス性、家賃の手頃さなどが人気の秘訣では」と同社では分析している。家賃相場は、上位21駅のなかで2DKマンション、3DKマンション・アパート、4DKアパートのそれぞれで最安値となっている。
 なお、人気2位は「高円寺(中央線)」、3位が「三軒茶屋(東急田園都市線)」、4位「吉祥寺(中央線)」だった。
 同調査は、同社の賃貸物件サイト「CHINTAI NET/Web」上で、希望居住エリア(首都圏)として入力した一般ユーザーの登録情報を同社が独自にまとめたもの。昨年1年間の情報を集めたもので、サンプル数は6,716(無作為抽出)、有効回答3,690。
(住宅新報) - 7月26日18時4分更新

166小説吉田学校読者:2006/07/31(月) 19:35:21
今年のトレンドか「現職ピンチ」

村井氏、田中氏が横一線の激戦…長野知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060731-00000401-yom-pol

 8月6日投開票の長野県知事選について、読売新聞社が行った世論調査に取材結果を加味した結果、村井仁氏と田中康夫氏が横一線に並ぶ激戦を繰り広げていることがわかった。有権者の約2割は態度を決めていない。
 自民党県連の推薦を得ている村井氏は同党支持層の5割半ばに浸透、自主投票の民主党は、支持母体の一つの連合長野が支援するが同党支持層からの支持は4割弱。田中氏は民主党支持層の4割半ばを固め、自民党支持層からも約3割の支持を得た。全体の半数を占める無党派層は、村井氏が約3割、田中氏が4割弱を固めた。
 年代別では、村井氏が60歳代と70歳代以上で4割を超える支持を得た。田中氏は20歳代で5割近く、40歳代で約4割、50歳代で4割半ばから支持を得ている。30歳代はほぼ互角だった。

167とはずがたり:2006/08/03(木) 23:37:32
>>165
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1597-1600n

武蔵小杉人気だなぁ。。南北線も新しいのが良いのかね??

<居住地調査>イメージよくなった街は「武蔵小杉」「彩都」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060803-00000079-mai-bus_all

 不動産大手8社が3日発表した今年の首都圏・関西圏マンショントレンド調査によると、「イメージがよくなった街」トップは、首都圏では超高層マンション計画などがある「武蔵小杉」、関西圏は大阪北部で再開発が進む「彩都」だった。相次ぐ大規模マンション・商業施設の登場で、街の人気にも変化が表れている。
 アンケートは8社共同で運営する新築マンション関連サイトを通じて5月下旬〜6月下旬に実施。マンション購入の意向があるサイト会員など5157人から回答を得た。
 イメージがよくなった街の上位3位は、首都圏が「武蔵小杉」「品川」「豊洲」、関西圏が「彩都」「西宮」「三田」。一方、「住みたい街」の上位は、首都圏が「自由が丘」「横浜」「吉祥寺」、関西圏が「芦屋」「西宮」「神戸」の順だった。
 「イメージがよくなった街」トップの「武蔵小杉」は「住みたい街」で14位となり昨年の21位から大幅上昇。豊洲も圏外から21位に入り、大規模再開発の効果が表れた。[増田博樹]
(毎日新聞) - 8月3日19時4分更新

都圏地下鉄満足度ナンバーワン路線は南北線 ネクスト
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060803-00000007-jsn-ind&amp;kz=ind

 不動産情報ポータルサイト「HOME’S」を運営するネクストは8月3日、首都圏を走る地下鉄12路線のユーザーを対象に行った地下鉄路線の満足度等のアンケートの結果を発表した。
http://realestate.homes.co.jp/contents2/research/

 それによると、満足度が一番高い路線は「東京メトロ南北線」で、続いて「東京メトロ半蔵門線」「東京メトロ丸の内線」の順となった。南北線の評価ポイントとしては、「電車の混み具合」「車両の快適さ」などが挙げられている。
(住宅新報) - 8月3日18時25分更新

168とはずがたり:2006/08/19(土) 17:26:04

三井不、磐田に商業用地購入内定
http://www.shizushin.com/local_politics/20060819000000000018.htm

 磐田市の東名高速遠州豊田パーキングエリア(PA)周辺で進められている土地区画整理事業で、不動産大手の三井不動産(本社・東京都)が商業用地約6・7ヘクタールを購入することが、18日までに内定した。同社が開発する商業施設が県内に進出するのは初めて。業態やオープン時期などは検討中で、今後、詳細を詰めるとしている。
 市が4―7月に商業用地の購入者を募集したところ、3社が興味を示し、最終的に三井不動産だけが開発計画を提出した。市や土地区画整理組合の関係者らによる委員会の審査で、同社が土地売買の優先交渉権者候補者に決定し、同組合の理事会もこれを承認した。
 同社は主に関東、関西方面で広域大型ショッピングセンター「ららぽーと」やアウトレットの「アウトレットパーク」などを展開。東海地区でも三重県にショッピングセンターやアウトレットを開発した実績がある。
 同土地区画整理事業は、遠州豊田PA北側の農地など約42・2ヘクタールを造成。うち南端の約6・7ヘクタールを商業用地、残りを工業用地とする。事業費は約52億7000万円を見込み、平成19年秋に一部分譲を開始、24年度中の事業完了を目指す。また、同PAでは、簡易インターチェンジ「スマートIC」の本格導入が検討されている。
 同組合の鈴木昭二理事長は「スマートICが近く、恵まれた商業用地。販売先として好ましい企業が内定したので、期待している」と述べた。

170荷主研究者:2006/09/02(土) 23:24:54
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606300070.html
'06/6/30 中国新聞
JR広島駅北口 再開発で温度差

 ▽国と市、用途変更問題がネック

 JR広島駅北口にある広大な遊休国有地(広島市東区二葉の里)をめぐる開発の行方が不透明になっている。都市計画上の土地の用途変更で、管理する国と、都市計画を決める広島市の意見が食い違っているためだ。駅周辺では新球場やホテル建設などの計画が動き始めている。広島市の玄関口にある貴重な土地だけに将来のまちづくりを見据えた開発が求められる。(金谷明彦)

 駅北口を出ると、北西に更地が広がる。面積は約六万八千平方メートル。中国地方の遊休国有地で最大規模だ。一部は観光バスの臨時駐車場やマンションのモデルルームに使われているものの、大部分は利用されていない。

 旧国鉄時代からJR西日本が国から借り受け、社宅用地などに使ってきたが、JR広島鉄道病院などがある土地を国から買い取り、残りは昨年七月に国へ返還した。

 「駅前の一等地にこれだけの国有地が出ることはもうないかもしれない。まちづくりの観点から有効活用したい」。国有地の処分を担当する中国財務局管財部の前木場猛統括国有財産管理官は強調する。しかし、現時点で開発のめどはまったく立っていない。

 ネックの一つは都市計画上の用途である。駅に近い四分の一は「商業地域」。建設できる建物規模を示す容積率は400%、建ぺい率は80%で、高度利用に適している。残る四分の三は社宅などに使われてきた経緯もあり、容積率、建ぺい率が200%と60%の「第二種住居地域」に指定されている。

 財務局は「現在の用途地域のままでは広島駅の新幹線口にふさわしい事業の展開は難しい」として、昨年秋から広島市に第二種住居地域に指定されている部分の商業地域への変更を要請してきた。

 これに対し、市は具体的な計画がない入札段階で都市計画の用途変更するのは難しい、との立場を取る。市都心活性化推進課広島駅新幹線口地区担当の谷山勝彦課長は「どんな開発になるか分からないのに用途だけを変えるというわけにはいかない」と説明する。

 公平性に配慮

 変更を認めれば、地価の引き上げなどを目的に、他の民有地でも同様の要望が出ることも考えられ、公平性の観点からも困難という。

 二葉の里など駅周辺は、国から都市再生緊急整備地域に指定されているため、民間企業が競売で国有地を落札した後に開発計画を策定し、市に都市計画の用途変更を提案することも可能だ。しかし、面的な開発構想がないまま、民間企業任せになると、統一感がないままマンションや商業施設などが建つ地域になる可能性も高い。

 民間に売却も

 財務局は広島県や市に公共施設として利用する意向がなければ、一般競争入札で民間に売却する方針。財務局は今月中旬、利用についての要望を正式に尋ねる文書を市と県に出した。三カ月以内の回答を求めているが、これまでのところ要望はない。

 同じ広島駅北口にある若草町地区の再開発では用途がすべて商業地域だったため、今回のような問題は生じなかった。国有地のほか、市有地もあったため、市が民間企業に開発計画を提案してもらう方式を取り、外資系ホテルの誘致に成功している。一方、すべて国有地の二葉の里地区では、今のところ市はまちづくり構想に積極的に関与していない。

 同地区では、市、県出資の広島高速道路公社が東区温品町と二葉の里間で広島高速5号線整備を計画し、二〇一二年度の開通を目指す。地場不動産会社の社長は「駅に隣接する好立地で開発には非常に関心がある」と明かすように、景気回復で不動産投資が拡大する中、国有地は注目度も高い。

 民間主導の開発になるにしても、国と市が連携を深め、市の玄関口にふさわしい開発に誘導できる枠組みづくりを急ぐべきだ。

 ●クリック 商業地域と第2種住居地域

 都市計画で指定されている用途地域のうち、商業地域は銀行や映画館、飲食店、百貨店などが集まる地域を想定。第2種住居地域は店舗や事務所は建てられるものの、主に住居の環境を守るための地域となっている。

171荷主研究者:2006/09/02(土) 23:26:55

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/07/20060704t12037.htm
2006年07月04日火曜日 河北新報
広瀬パーキング売却 東京建物へ9月末譲渡 仙台

 バス事業を展開するミヤコー(仙台市)と親会社の名古屋鉄道(名古屋市)グループは3日、共同で所有する仙台市青葉区中央1丁目の立体駐車場「宮交広瀬パーキング」の土地(約2100平方メートル)と建物を、東京建物(東京)に売却することを決め、同日付で契約を結んだ。東京建物は「建て替える」と話しており、オフィスビルの建設などが予想されている。

 仙台市中心部では、旧仙台中央署跡地や東北学院中学・高校跡地でもオフィスビルなどの建設計画があり、今後、再開発ラッシュとなりそうだ。

 売却額は明らかされていないが、ミヤコーは35億7700万円、名鉄側は約39億円の譲渡益がそれぞれ出ると説明している。

 東京建物への引き渡しは9月末の予定。東京建物は「建て替えの内容や用途などは検討中」としている。ミヤコーによると、駐車場に併設する高速バスの案内所と乗り場の機能は残すことで合意しているという。

 ミヤコーは3月末現在で36億5900万円の債務超過となっている。昨年12月に発表した経営再建計画に基づき資産売却で有利子負債の圧縮を進めており、今回が最大の物件となる。

 宮交広瀬パーキングは3階で、約200台が駐車可能。1976年に宮城交通が開設した。経営改善の一環として87年に、土地建物の半分を名鉄グループに売却した。

172荷主研究者:2006/09/02(土) 23:45:46

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/07/20060720t12026.htm
2006年07月19日水曜日 河北新報
あいおい損保 仙台駅北側にビル 08年3月完成目標

 あいおい損害保険(東京)は19日までに、JR仙台駅北側の仙台市青葉区花京院1丁目に、地上14階のオフィスビルを建設することを決めた。2―6階を同社事務所とし、7階以上を賃貸する。1階は店舗として入居者を募集する。11月にも着工し、2008年3月の完成を目指す。

 建設地は、仙台市シルバーセンター西側に位置する食品卸業者などの店舗跡地で、複合商業ビル2棟を建設する「花京院一丁目第一地区」の市街地再開発事業地にも隣接する。敷地面積は約1780平方メートル、ビルの延べ床面積は1万2700平方メートル。

 同社の東北本部、仙台自動車営業部など、青葉区の3カ所に分かれている営業拠点を集約し、効率性を高める。自社ビルとして初めて免震構造を採用。熱遮断機能のある窓ガラスを取り入れるなど省エネ設計とする。
 あいおい損保は「当社の『東北の顔』として、環境や安全に配慮した快適なオフィス空間をつくり、地域活性化にも貢献したい」(不動産部)と話している。

173荷主研究者:2006/09/02(土) 23:49:23

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/07/20060726t12033.htm
2006年07月26日水曜日 河北新報
仙台東宝ビル08年8月開業 ロイネットホテル入居

 映画製作・興行と不動産経営の東宝(東京)は25日、仙台市青葉区中央2丁目にある「仙台東宝ビル」の再開発計画を発表した。現在の建物を取り壊して新しいビルを建設、アールエヌティーホテルズ(東京)が経営するロイネットホテルなどが入居する。2008年8月に開業予定。

 計画では、1240平方メートルの東宝社有地に地上13階、地下1階の新ビルを建設する。東宝は1―4階のオフィス部分に入るテナント名を明らかにしていないが、元の仙台東宝ビルにも入居していた野村証券仙台支店が入る見込み。

 5―13階はロイネットホテルで、5階がフロント、6―13階が客室(184室)となる。仙台市内では、青葉区花京院1丁目にある「ロイネットホテル仙台」に続いて2店舗目となる。

 ビルの解体と建設にかかる総事業費は約30億円。今月から工事に入る。野村証券仙台支店は、18日から青葉通を挟んでほぼ向かい側にあるビル「青葉通プラザ」に移って営業している。

174とはずがたり:2006/09/04(月) 22:38:28

マンション建設、ゼネコンの「丸投げ」自粛広がる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060904-00000201-yom-soci
 マンションなどの施工業者の“表示偽装”につながってきた工事の「丸投げ」(一括下請け)について、「大林組」や「鹿島」など大手ゼネコンの間で自粛する動きが広がっている。

 耐震強度偽装事件で、名目上の施工者は大手ゼネコンなのに、実際は姉歯秀次・元1級建築士が設計し木村建設が施工していたという物件が相次いで表面化し、批判が高まったからだ。国土交通省も分譲住宅の丸投げを禁止する方針だが、それを先取りする形で自粛が広がる背景には、名義貸しのリスクを回避したいという本音があるようだ。

 昨年11月に発覚した事件では、鹿島と大林組が偽装ホテルの施工を木村建設に丸投げしていた。ヒューザーが分譲したマンション9件も複数の中堅ゼネコンの丸投げだった。正確な統計はないが、丸投げによる名義の貸し借りは、特に分譲マンションで多く、「看板に偽り」のあることに気付かないまま購入している人も少なくないと見られる。
(読売新聞) - 9月4日3時6分更新

175片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/03(火) 08:19:54
新分野進出ままならない? 北陸の建設業 支援機関、旗振れども 資金、人材がハードル
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20061003001.htm

 北陸の建設業で、行政や業界団体が旗を振る新分野進出、事業転換の動きが鈍ってきた。助成金、相談窓口など支援態勢は整っているが、「資金や人材など先立つものがない」(業界関係者)ことが足かせとなり、利用は減る一方だ。公共事業の削減で建設市場が先細りする中、早くから新ビジネスに挑んだ”先行組”との格差は広がっている。

 石川、富山両県では、これまで、建設会社が天然塩の製造販売、介護タクシーに参入した例がある。しかし、「脱建設」の流れは加速しておらず、両県の建設業協会が昨年設置した経営相談窓口の受付件数は、石川県では昨年度六件、今年度五件、富山で昨年度十九件、今年度八件となっている。

 石川県建設業協会は「ヒト、モノ、カネの経営資源が不足し、本業で手一杯の企業が多いのではないか」とみており、富山県建設業協会も「経営体力がなく、新分野に進出したくてもできない企業が増えている」とする。

 実際、新分野参入の意欲を持つ企業は少ない。

 北陸地方整備局が先月発表した昨年度の構造基本調査(三月末現在)によると、北陸三県と新潟県を含む管内には、二万五百四十二社の建設企業があり、このうち、新分野への参入意欲を持っている企業数は千四百六十一社で、全体の7・1%にとどまっている。

 公共事業を発注する行政側も支援制度を設け、新分野進出を後押ししているが、企業側の意識とギャップがみられる。

 石川県が全国に先駆けて二〇〇三年に導入した「事業転換支援プログラム」では、建設企業の実績が三年間の累計でも十三社に過ぎない。「老人ホームの経営や福祉分野に参入するなど、制度を導入した直後は反響があったが、最近はどうも芳しくない」(経営支援課)という。

 新分野進出の動きが鈍った背景には、商業施設やマンションの建設が相次ぎ、「民間で何とか工事量を確保できる」(関係者)という事情がある。石川県は「民間工事は利幅が薄く、需要もいつまで続くか分からない。事業転換を検討できる企業は、体力のあるうちに、早く決断すべきではないか」としている。

176とはずがたり:2006/10/04(水) 01:33:54
社会的制裁を強化せねば成るまい。県政与党の自民党政治家も全員しょっ引かねば。

大手ゼネコンが談合主導か 受注JVを割り振り
2006年10月4日(水)01:05
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/20061004a4360.html

 和歌山県が発注したトンネル工事の談合事件で、大阪市に本店を置く大手ゼネコンが、受注する共同企業体(JV)を割り振るなど談合を主導していた疑いがあることが3日、関係者の話で分かった。

大阪地検特捜部も関係者の事情聴取などから、この大手ゼネコンが主導的立場にあったとの見方を強め、実態解明を進めるもようだ。

和歌山県は2004年11月10日にトンネル工事4件の入札を実施。落札率は97−99%と高率だった。うち1件はこの大手ゼネコンが加わったJVが受注している。

177荷主研究者:2006/10/09(月) 02:58:30

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/08/20060808t12017.htm
2006年08月07日月曜日 河北新報
旧仙台中央署向かい 三井不動産が複合ビル 09年開業

 三井不動産(東京)は7日までに、現在は駐車場として利用している仙台市青葉区本町2丁目の自社所有地(1850平方メートル)に、ホテルをメーンとする地上18階の複合ビルを建設することを決めた。

 場所は、東二番丁通を挟んだ旧仙台中央署の向かい。中央署跡地には三菱地所(東京)が中心となって14階のオフィス主体のビルを建設する計画が浮かんでいる。青葉区一番町の東北学院中学・高校跡地では森トラストが40階規模の複合ビル構想を打ち出すなど、東二番丁通はビル建設ラッシュの様相も呈してきた。

 三井不動産の計画では1―6階をオフィス部分とし、ホテルは7階から17階に入居する。18階はリラクゼーション施設を計画している。総床面積1万4750平方メートル。90台収容の立体駐車場も設けるという。

 2007年1月に着工、09年3月完成予定で、4月の開業を目指すという。森トラストが構想を打ち出した東北学院跡地の40階規模のビルは、オフィスや外資系ホテル、商業施設などの入居を想定。07年度内の着工を目指している。

 東二番丁通沿いでは現在、みずほ銀行が系列デベロッパーなどと共同で、地上24階の高層棟と5階の低層棟から成るオフィスビルを建設している。

179荷主研究者:2006/10/27(金) 00:04:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2006/09/20060919t72017.htm
2006年09月18日月曜日 河北新報
仙台の「独り勝ち」 東北・基準地価

東北で最高地点の仙台市青葉区中央2丁目では、ビルの建て替えが進む

 100万都市・仙台の「独り勝ち」―。18日発表された基準地価の調査結果で、仙台市の商業地の平均価格が15年ぶりに上昇した。10万人以上の6県19都市で、上昇は仙台市だけ。東北最高地点の青葉区中央2丁目(東宝仙台ビル)は伸び率でも14.8%と断然トップだった。市内ではビル建て替えや不動産投資ファンド絡みの開発が活況で、地価を押し上げた形だ。

 JR仙台駅に近い青葉区中央2丁目の地価最高地点。大規模映画館が入居していたビルは、建て替えを控えて取り壊しが進む。郊外のシネマコンプレックス(複合型映画館)に押され、業態転換に踏み切った。「場所が場所なので、にぎわいを演出できる場にしたい」と東宝(東京)は話す。

 こうした古い商業ビルなどが随所で取り壊され市中心部は、ちょっとした建設ラッシュだ。青葉通や東二番丁通でもオフィスビル、マンション、ホテルなどの建設計画が次々に始動している。

 活況の背景について、調査を担当した寺田正俊不動産鑑定士(仙台市)は「不動産投資ファンドの動きが活発なことや、仙台駅周辺の再開発・土地区画整理事業が進んだ結果」と指摘する。実際、地価の上昇地点は市地下鉄南北線沿いやJR仙台駅東口にも広がる。

 投資ファンドの参入は市中心部が主だが、余波は地下鉄沿線の郊外に及ぶ。中心部に値ごろ感のある土地が減り、商業地と住宅地を問わずマンション用地の争奪戦が市南部などで激化している。

 業界幹部からは「景気回復ムードは販売面でもプラス。だが、鉄鋼などの資材費が高騰している状況で、地価が上がりすぎると分譲価格に響く」との懸念も漏れる。

 ただ、地価上昇は基本的には局地的現象だ。仙台を除く、人口10万以上の18都市は下落が止まらない。一関、大崎、横手、鶴岡の4市は下落率が拡大した。

 一関商工会議所の小野寺弘文専務理事は「JR一ノ関駅前の核店舗だった旧ダイエー一関店の閉店(2002年5月)以降、活気が戻らない。個々の商店主は努力しているが、施設整備を含めた政策的支援がなければ、人の流れを変えるのは難しい」と話している。

180とはずがたり:2006/10/29(日) 11:45:41
幾らやっても自民党が日本に君臨している限り無くならないのではないか

<江戸川区汚職>談合組織に11年前から見積もり丸投げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061029-00000007-mai-soci

 東京都江戸川区の塗装工事に絡む汚職事件で、発注担当の同区施設課が、工事の見積もり業務を少なくとも11年前から地元の談合組織「江戸川区塗装研究会」に丸投げしていたことが区の調査で分かった。見積もりを割り振られた業者に施工を落札させるという談合組織のしきたりもあった。官業のもたれ合いが浮かんでいる。
(毎日新聞) - 10月29日3時2分更新

181とはずがたり:2006/10/31(火) 11:20:01

自民、公共工事削減で苦肉の策
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/2586-2588?KEYWORD=%B7%FA%C0%DF

自民党は30日、公共工事を極端な低価格で受注するダンピングを防ぐ対策などを盛り込んだ決議をまとめた。国発注の工事で落札額の最低水準を定める「最低制限価格制度」の導入を検討することなどが柱。公共事業削減で厳しい経営環境が続く建設業界の要請を受けたものだが、来年夏の参院選をにらんだ配慮がありあり。安倍政権の歳出削減路線との整合性が問われる可能性もある。

182杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/11/09(木) 12:48:25
この点でも日本は反面教師。兎角に"反日"的な記事には厳しい日本のネチズンもこの指摘には大方肯いている様ですな・・・・・

【コラム】日本の「不動産神話」、その惨めな結末
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/11/08/20061108000062.html

 昨年、東京の古本屋で偶然「不動産が最高」という題名の本を見つけた。バブル経済の崩壊で15年間の苦痛を経験した日本では、不動産に対する楽観論は今や跡形もなく消え去っている。「地価最終暴落」、「家は絶対に買うな」といった本があふれている日本で見つけた唯一の「不動産神話」の本だった。

 だがその本も、よく見ると不動産バブルが気勢を上げていた1989年2月に出版されたものだった。「人口は多いが国土が狭いため不動産価格は絶対下がらない」、「伝統的に不動産に対する執着が強い」、「不動産に投資して、損した人はいない」・・・。最近韓国で流行している財テク本とほぼ同じ内容だった。

 80年代末にベストセラーとなったこの本を鵜呑みにして不動産を購入した人々は後に痛い目にあった。今でも当時の価格の半分にもならない住宅が少なくない。全世界的に住宅価格が急騰したものの、日本ではいまだに家を買うのを恐れる人が多いほどだ。

 韓国は今、80年代末に日本を席巻した「不動産神話」が一歩遅れて急速に広まっている。「江南のアパートが坪当たり1億ウォンになる時代も近い」といったなんとも呆れた「予言」が国民を惑わせている。

 現在の住宅価格の急騰を主導している人々は、何も地上げ屋や資産家などではない。彼らは今家を買わなければ永遠に買うことができないという不安感から、巨額の借金をして、仲介業者のもとを訪ねているのだ。不動産神話に踊らされた80年代末の日本国民の焦りが、今韓国人のあいだに広まっているのを見ながら不安になる。

 何より恐ろしいのは、韓国政府の対応がバブル崩壊直前の日本政府とほとんど同じ軌跡を描いているという点だ。当時の日本政府も地方の均衡発展を掲げ、全国の至るところでリゾート・工業団地・新都市の開発計画を乱発し、全国の地価を上昇させた。しかし不動産価格が急騰すると「地上げ屋が不動産価格を引き上げている」という認識に基づき、譲渡税の強化・保有税の重課税・土地取引許可制などの政策を導入した。これらの規制政策に効果はなく、不動産価格は上昇し続けて国民の不満が噴出した。そして不動産価格の動向次第で政権の命運が左右される状況となった。

 追い詰められた日本政府はついに、内需沈滞を恐れて避けてきた最後のカードを切った。それこそ金利の引き上げと不動産融資総量規制だった。当時この政策を主導した日本銀行の総裁は「庶民の英雄」として称賛を受けた。だが家の価格下落に歓声をあげた庶民らの喜びは長くは続かなかった。やがて不動産市場が崩壊し、企業の倒産と内需の沈滞を招いた。街には失業者があふれた。ホームレスが都心の公園を占領した。あまりに遅い、しかしとても強力なこれらの政策は、不動産バブルという砂上の楼閣を一気に崩すという「成果」を上げた。

 韓国政府は今、あたかも80年代末の日本政府のように慌てふためいている。「オオカミ少年」の立場に追い込まれた大統領は、またもや不動産政策に全力を傾けると宣言した。そして官僚たちは十分に検討されたとは言い難い政策をあたふたと発表している。

 政府が手段と方法を選ばずにあたるつもりなら、住宅価格を抑制すること自体はさほど難しくない。日本式に金利を大幅に引き上げ、不動産融資総量規制を強化するなら、価格下落どころか「暴落」させることも可能だ。政府がそうした非常手段を動員しないのは、「日本式のバブル崩壊」でなく「軟着陸」を目標としているからだ。急騰した住宅価格を抑制しつつも景気の停滞を招かないような、政府の賢いかじ取りと国民の冷静さが強く望まれる。

車学峯(チャ・ハクポン)記者

183とはずがたり:2006/11/12(日) 11:38:57
誤解を畏れず云えば,建設会社の資金繰りが悪化するのは非常に良いことだと思う。建設会社は自民党と結託して国民の血税を無駄遣いする害悪な存在であるから。
しかしまだ若いんだから他に仕事もある筈で土建屋潰れたら死ぬしかないのは短絡も良いとこ。
しかも幼い子どもたちを道連れにして死ぬのはやめい。泥水を啜っても生き延びる気概もなかったのかね?そんなんだから会社も潰れるのだ。

山梨5人心中:身元はさいたま市の建設会社社長家族
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061109k0000m040163000c.html

 山梨県富士河口湖町で8日朝、乗用車内などで見つかった5人の遺体は、さいたま市見沼区に住む建設会社社長(38)と家族だったことが、県警富士吉田署の調べで分かった。死因はいずれも一酸化炭素中毒とみられ、同署は練炭を使った一家心中とみて調べている。

 調べでは、死亡していたのは、社長と▽妻(31)▽小学2年の長女(8)▽同1年の二女(6)▽幼稚園児の三女(4)の5人。運転席と助手席の足元には燃えた練炭が入った七輪が置かれ、車内は粘着テープで目張りされていた。

 同署によると、社長は経営する建設会社の資金繰りに悩んでいたという。車内には親類の電話番号と「見つけたら連絡して下さい」と書かれたメモがあった。親類が6日、埼玉県警に5人の捜索願を出していた。

 現場は河口湖畔から約2.5キロ北東の三ツ峠登山口に通じる白滝林道。[沢田勇、中西啓介]
毎日新聞 2006年11月9日 0時24分

184片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 08:26:35
>>182
住宅政策失敗、建設相ら更迭 韓国大統領  2006/11/15 08:49
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061115&amp;j=0026&amp;k=200611145945

 ソウル14日近藤浩】韓国のソウル首都圏を中心としたマンションなど不動産の高騰を受け、盧武鉉政権の住宅政策に対する庶民の不満が高まるなか、秋秉直(チュビョンジク)建設交通相ら政権内の三人が十四日、政策失敗の責任を取らされる形で更迭された。

 秋建設交通相と李百萬(イベンマン)青瓦台(大統領府)首席広報官、丁文秀(チョンムンス)同経済補佐官は同日、辞任を表明、盧大統領も受け入れた。

 ソウル首都圏の住宅価格は、盧政権が発足した二○○三年二月以降、場所によって二倍以上に跳ね上がり、庶民の取得が困難な状況になっている。韓国政府はこの間、七回にわたって価格高騰の沈静化策を打ってきたが、いずれも失敗している。

 三氏のうち、李氏は不動産政策の担当者ではないが、「(不動産高騰は)業者などのせい。いま家を買わない方がいい」と責任転嫁して庶民の強い反発を招き、与党ウリ党からも更迭圧力が強まっていた。

 韓国政府は十五日、八回目の不動産対策を発表するが、国民に期待感はない。「何があっても不動産価格を抑える」との公約を掲げてきた盧大統領だが、あまりの失政ぶりに任期を一年余り残してレームダック(死に体)化が加速しそうだ。

185とはずがたり:2006/11/25(土) 15:13:17

都心マンション「売り渋り」のもの凄い実態 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/developer/story/23gendainet02029407/

 買いたいのに売ってくれない! じだんだを踏んでいる人、結構いるんじゃないか。

 首都圏の分譲マンション供給が極度の減少傾向。先週、不動産経済研究所が発表した10月の販売戸数が前年比28.8%ものマイナスとなった。都区部では36.8%減。年間販売戸数の見通しも1998年以来の8万戸割れになるという。原因は、値上がり期待による“売り渋り”である。

「買う気マンマンだったのに……」と嘆くのは共働きの30代女性だ。気に入った都心の2LDKのタワーマンションが、11月販売から急きょ年明け販売に変更されてしまったのだという。

「モデルルームの事前見学会で4200万円という予定価格が出ていて、これなら予算内だと思っていたんです。それがフタを開けてみれば、第1期販売では、その部屋は対象外。年明けの第2期販売では価格は4500万円を超えることになるでしょう、と言われ、ガッカリ。そのうえ2期目がいつになるのかも未定だそうです」(前出の30代女性)

 1LDKや2LDKの小さい部屋は価格の上乗せがしやすいので、年内は5000万円超の3LDK物件をさばき、それ以下は高めの価格設定で利益を増やそうということらしい。

 23区西部の高級住宅街では、ほぼ完成しているのに全く販売されない物件も出ている。当初10月下旬販売予定が来年1月下旬に3カ月もズレ込んだ。テレビCMは流れているのに、販売未定なんていう物件もある。

「地価上昇に伴って価格も上昇傾向ですから、不動産業者はギリギリまで待って出したい。ただ販売時期は待って6カ月ですから、全体が半年ずつずれていくことになります」(不動産経済研究所の福田秋生企画調査部長)

 庶民にも手の届く価格で都心回帰できたイイ時代は、もはや終焉したのだ。

 一方で、超人気エリアの表参道ではこんなド肝を抜く話も出てきている。

「オフィス兼自宅の土地が1坪2000万円で売れた。この辺りは高く見積もっても坪1000万円以下なのに。合計20億円。ラッキーでした」(大手販売会社)

“地上げ”も過熱化しているようだ。

【2006年11月20日掲載記事
[ 2006年11月23日10時00分 ]

186片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 02:03:44
地元の受注拡大を 新幹線県内工事で自民県議会議員会
2006年11月28日 富山北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20061128/1620.html

 公共事業費の削減や低価格入札など県内の建設業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、自民党県議会議員会は二十七日、鉄道建設・運輸機構北陸新幹線第二建設局と国交省富山河川国道事務所に地元業者の受注機会の拡大を要請した。特に北陸新幹線の県内工事は、ここ三年間の地元業者の受注率が二割程度。来年度からは発注のピークを迎えるだけに、「格段の配慮」を求めた。

 鉄道建設・運輸機構は自民の陳情に対し、十五−十七年度の県内工事における地元受注額は年平均で約二十億円とした。内訳はJV(共同企業体)に参加し、高架橋工事などを手掛ける県内業者の受注分で約十五億円、農道付け替えなど土地改良区への委託分で約三億円、県道や市道の改良工事など市町村委託分約二億円で、同期間の年平均発注額約百億円の五分の一程度が地元に回っている計算になる。

 ただ、新幹線建設費は県が三分の一を負担している。さらに、北陸新幹線の県内工事費約六千億円のうち、十七年度末までに千三百億円弱が発注されているが、十九−二十一年度に発注のピークを迎えるだけに、自民側は「多額な県負担を前提にしたビッグプロジェクト。地元業者の期待も大きく、受注機会の確保、拡大に格段の配慮を願いたい」と求めた。

 一方、国交省富山河川国道事務所にも地元業者の受注機会の拡大や、低価格入札への対応を要請。国交省側は「地元の要望には十分応えていきたい」などと述べた。

 陳情は自民党県議会議員会の北島秀一郎会長、四方正治幹事長、坂田光文総務会長、柴田巧政調副会長が行い、鉄道建設・運輸機構は高橋浩一北陸新幹線第二建設局長、国交省は安部友則富山河川国道事務所長らが対応した。

188荷主研究者:2006/12/31(日) 10:47:00

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060920t12044.htm
2006年09月20日水曜日 河北新報
仙台空港アクセス鉄道 美田園駅北にホテル 来春着工

 総合不動産業のホットハウス(仙台市)は19日までに、来春開業する仙台空港鉄道の「美田園(みたぞの)」駅北側に、複合商業施設とビジネスホテル、マンションの3施設を開発することを決めた。名取市下増田臨空土地区画整理組合の事業地(約115ヘクタール)に約1.2ヘクタールの土地を既に取得。2007年4月ごろに着工し、商業施設は同年秋、ホテルとマンションは08年夏の完成を目指す。

 同区画整理組合によると、下増田地区でのホテル、マンションの建設計画は初めてという。
 計画では、商業施設は3階で、総床面積は約3300平方メートル。1階にコンビニエンスストアやファミリーレストランが入り、2、3階には書店や美容室、病院、コールセンターなどの入居を予定する。

 ビジネスホテルは現在、設計段階だが、「シングルをメーンに150室から200室を用意する」(ホットハウス)計画。空港を利用するビジネスマンなどの需要を見込んでおり、運営方法も今後、検討する。

 マンションは14階で、3LDK、4LDKのファミリータイプ140戸を分譲する。総事業費は、用地取得費を含め約50億円を見込む。

 宮城県の臨空都市整備基本計画は、仙台空港の北西に位置する下増田地区を宮城や東北をアピールする「ゲートウエー(玄関口)」と位置づけている。美田園駅南側には、宮城の食材を集めた大規模エンターテインメント施設「みやぎ観光物産交流施設だてもん市場」のほか、スーパーやホームセンターなど各種大型店の進出が決まっている。

 ホットハウスの日下敦社長は「新鉄道沿線の大規模開発地域ということで、将来性が高く、全国からも注目されている。地元企業として、積極的に開発に取り組んでいきたい」と話している。

189荷主研究者:2006/12/31(日) 10:55:43

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060926t12012.htm
2006年09月25日月曜日 河北新報
仙台中央署跡のオフィスビル 着工は来年1月

 仙台市青葉区一番町の仙台中央署跡地(約3200平方メートル)に、三菱地所が中心となって建設するオフィスビル「仙台一番町4丁目ビル(仮称)」の建築計画の概要が25日、明らかになった。地下1階、地上14階(高さ約70メートル)で、2007年1月の着工、08年9月の完成を目指す。

 計画によると、ビルの建築面積は2000平方メートルで、延べ床面積は約2万9000平方メートル。1階に店舗が入り、2階以上がオフィス部分となる。

 事業主体は、三菱地所などが出資した「はやて特定目的会社」(東京)で、三菱地所と鹿島が開発業務を受託する形を取る。年内に市建築審査会に計画概要を提示する。

 当初、都市再生特区の活用で容積率の大幅緩和を可能とする高層ビル建設が有力視されていたが、許可までに時間が掛かることなどから見送り、総合設計制度を選択した。敷地内を歩行者に開放する公開空き地を設けることを条件に、その分を容積率に上乗せできる。

 三菱地所は「まだ設計段階で今後、計画の変更もあり得るが、中心市街地にふさわしいビルを開発したい」と話している。

 仙台中央署跡地は、宮城県が今年3月に一般競争入札を実施。はやて特定目的会社が、県の予定価格の3倍以上の111億1100万円で落札し、その利用方法が注目されていた。

190荷主研究者:2006/12/31(日) 11:00:40

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20060928&amp;j=0024&amp;k=200609274967
2006/09/28 08:17 北海道新聞
日生札幌ビル オフィス棟が完成 地上23階、100メートル 北関東以北最大 入居8割確保

 日本生命が札幌市中央区北三西四に建設していた日本生命札幌ビルのオフィス棟が二十七日、完成した。オフィスビルとしては北関東以北で最大。コールセンターなどテナント五十社の入居が決まり、八割の入居率を確保した。テナントは十月二日以降、順次オープンする。

 オフィス棟は地上二十三階地下二階で、高さは約百メートル。延べ床面積は九万二千平方メートル。各フロアは個別の空調設備のほか、非接触型カードキーによる入退室システムなど最新設備を導入。最大百二十人を収容できる貸会議室もある。総事業費は明らかにしていないが、数百億円程度とみられる。

 ネット専業の松井証券、損害保険ジャパンなどが三百−六百人規模のコールセンターを開設。一、二階には野村証券やレストラン、コンビニが店舗を構える。また日本政策投資銀行や出光興産、医療系情報システムのハルク(札幌)のほか、産学官連携の窓口となる札幌市立大のサテライト施設なども入居する。

 日本生命は札幌市が「都市再生特別地区」に指定した中央区北三西四で一体的な再開発プロジェクトを進めている。このうち、西側の旧国有地を一期工事としてオフィス棟を二○○四年五月に着工。東側の旧日本生命札幌ビルは解体後、○七年一月に商業施設などを備えた低層棟を着工し、○九年春に完成の予定だ。

<写真:北関東以北で最大のオフィスビルとなる日本生命札幌ビルのオフィス棟=札幌市中央区北3西4>

191荷主研究者:2006/12/31(日) 11:02:17

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20060930/ftu_____thk_____001.shtml
2006.09.30 中国新聞
中部一のノッポビル完成 名駅前「ミッドランド スクエア」 地上47階、247m

 名古屋市中村区の名古屋駅前で建設していた超高層ビル「ミッドランド スクエア」のオフィス棟が29日、完成した。地上47階建てで、最上部までが247メートルと中部で最も高い。トヨタ自動車など30社が年明けまでに順次入居し、巨大ビジネス拠点としての役割が期待されている。

 ミッドランドは旧豊田・毎日ビル跡地の再開発として、トヨタ自動車、東和不動産、毎日新聞社が2004年に着工。地上6階建ての商業棟を含めた延べ床面積は19万4000平方メートルで、オフィス棟は地震対策に最新の制震設備を導入している。

 完成式は10月3日にあり、7日から引っ越す東和不動産などを皮切りに入居がスタート。17階から40階を使うトヨタは年末年始に引っ越し、東京の海外営業部門など約3000人が従事する予定。商業棟は来年3月上旬に開業する。

193荷主研究者:2006/12/31(日) 16:56:19

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200610210135.html
'06/10/21 中国新聞
広島駅南に超高層ビル計画

 広島市南区のJR広島駅南口Bブロックの市街地再開発事業で、再開発組合と、組合に協力している住友不動産(東京)が中四国一の高さとなる50階以上の超高層ビルの建設を計画していることが20日分かった。上層階に約500戸が入る超高層マンションで、12年度の完成を目指す。事業が実現すれば、巨大なランドマークが誕生する。計画によると、広島駅南口に隣接するBブロック地区に、2棟を建設する。

194荷主研究者:2006/12/31(日) 16:56:59

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20061017000081
2006/10/17 09:25 四国新聞
空室率6期ぶり改善−高松市中心部オフィスビル

高松市中心部の空室率
 事業用不動産コンサルティング会社が発表した二〇〇六年九月期の市況動向調査によると、高松市中心部の賃貸オフィスビルの空室率は六期ぶりに改善し、前期(六月)に比べ0・6ポイント回復の16・4%だった。香川県外企業のテナント拡張や新設の動きがあり、景気回復に伴うオフィス需要の改善傾向がうかがえる。

 調査はシービー・リチャードエリス高松営業所が三カ月ごとに年四回、高松市の中央通り沿いのオフィスビルを中心に、寿町と番町の二ゾーンで実施している。

 高松市中心部の空室率は〇五年三月期に16・2%に回復して以降、微増か横ばいが続いていた。今期は大型テナントの自社ビルへの移転があったが、大規模な拡張や新設の需要がみられ、空室率の改善につながった。

 ゾーン別には、寿町が前期比2・5ポイント低下の11・8%に改善、番町は0・3ポイント上昇の18・7%だった。同営業所は「〇七年に二棟のビルが建設予定で、その動向次第で空室率は大きく左右される」としている。

 全国の主要十六都市のうち、十二都市で空室率が改善し、平均は9・8%。高松市は依然、金沢市(18・1%)に次いで二番目に高い状態で推移している。

 一坪当たりの平均募集賃料は、前期比2・1%減の八千五百七十円となり、四期連続で九千円を下回った。ゾーン別には、寿町が前期と同じ九千二百五十円、番町が同2・7%減の八千三百五十円だった。

195荷主研究者:2006/12/31(日) 17:07:34

http://www.job-nippo.com/news/details.php?t=&amp;k=1355
2006年10月28日 新潟日報
競争激化で売れ残りリスク増大

 新潟経済社会リサーチセンター(新潟市)は、県内の都市部を中心に近年急増しているマンション建設の動向について調査報告をまとめた。県外業者の相次ぐ参入によって競争が激化している新潟市では売れ残りのリスクが増大するなど、供給過剰になりつつあるとしている。

 報告によると、本県のマンション着工戸数は2005年に1137戸と、湯沢町でのリゾートマンションブームが一段落した1992年以降で最大となった。今年1―8月で1281戸とすでに前年を上回り、なおも増加している。

 背景には、2004年ごろから、地元市場が飽和状態となった広島や福岡など県外の中堅マンション業者が本県に相次いで進出したことがある。主な進出業者は1980年代から03年までの20年間でわずか3社だったが、04年以降の3年間で6社にも上った。

 同センターのヒアリング調査に対し、県外業者は「(新潟市は)政令市移行で中心市街地での居住ニーズが高まる」「完成物件はほぼ完売しており、市場環境がいい」などと進出理由を語っている。同センターは「大都市に比べて大手業者が少ないことも、中堅業者にとって参入しやすい環境になっているのではないか」と推測する。

 同センターが把握しているだけで、新潟市中心部では今後数年間で新たに29棟約2500戸が供給される見通し。同市における適正な供給戸数は年間700戸前後とみられているが、今年9月から来年3月までの供給予定量だけで、それを上回る状況だ。

 業界では、新潟市は供給過剰になっていると考える業者が多く、建設を見送りたいとの声も。さらに、撤退する業者が出てくるという見方もあるという。

 同センターでは「実際にどれだけのニーズがあるのか、来年には見えてくるのではないか」として、現在建設、計画中の物件の販売動向に注目している。

196荷主研究者:2006/12/31(日) 18:44:54

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20061103&amp;j=0024&amp;k=200611023436
2006/11/03 09:17 北海道新聞
札幌三井ビル、JRタワー抜き高さ185メートル 超高層化、道内一に 11年秋完成目指す

 三井不動産(東京)が進めていた、札幌三井ビルディング本館・別館(札幌市中央区北二西四)の建て替え計画の概要が二日明らかになった。地上三十六階、地下四階で、延べ床面積は九万九千九百平方メートル。高さ百八十五メートルは、JRタワーの百七十三メートルを抜き、道内一の超高層ビルとなる。早ければ来年にも着工し、二○一一年秋完成を目指す。テナントには高級ホテルやオフィス、商業施設を誘致する。

 日本郵政公社との共同事業で、現ビルに隣接する同公社所有の駐車場を含む敷地五千五百平方メートルを一体開発する。

 景観に配慮し、現ビルに隣接する日本生命札幌ビル(同区北三西四)と同様、札幌駅前通に面して低層棟を建て、商業施設などを入居させる。高層棟の上層部はホテル、中層部はオフィスにする考えで、外資系を含む大手高級ホテルを誘致する方針だ。事業費は明らかになっていないが、数百億円規模とみられる。

 JR札幌駅と大通公園を結ぶ札幌駅前通周辺では、北関東以北最大のオフィスビル・日本生命札幌ビルが十月に開業。旧拓銀本店ビルだった北洋大通ビル(同区大通西三)も二日に営業を終え、○九年に地上二十階地下二階の高層ビルに生まれ変わる。ほかにも複数の再開発構想が浮上しており、今後、札幌の中心市街地は一変しそうだ。

<写真:2011年秋に道内一の超高層ビルに生まれ変わる札幌三井ビルディング>

197荷主研究者:2006/12/31(日) 18:45:42

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20061109&amp;j=0024&amp;k=200611094640
2006/11/09 07:11 北海道新聞
さっぽろテレビ塔 超高層ビル化へ研究会 500メートルも視野

 札幌市のシンボル「さっぽろテレビ塔」(高さ一四七・二メートル)の超高層タワービルへの建て替えを検討するため、塔を管理運営する北海道観光事業(鈴木俊雄社長)が、外部の専門家を含めた研究会を近く発足させる。十二月でテレビ電波発信五十年を迎えるのを機に、高さ五百メートルも視野に入れて検討する考えだ。資金調達など課題は多いが、同社は「塔の未来像を模索し、札幌を元気にしたい」と話している。

 超高層ビル化は二○○三年開業のJRタワー(札幌市中央区、高さ百七十三メートル)に奪われた道内最高層の座を奪還し、札幌のランドマークとしての地位を二十一世紀も不動にするのが狙い。ビルにすることで現在のショッピング、観光に加え、スポーツ施設やオフィスなどの機能を持たせる。

 手稲山(一、○二四メートル)に譲っているテレビ電波の発信機能を取り戻すことも目指す。

 研究会は同社やスーパーゼネコンの社員、都市計画の専門家、金融機関関係者で設立。建設手法や資金調達法などを検討し、建て替えの可能性を探る。

 ただ、テレビ塔が建つ大通公園は法的には札幌市道の一部にあり、解体して建築物を建てるには道路法などの特例措置が必要になる。事業費も五百メートル級ビルで一千億円を超えるが、鈴木社長は「活発な論議を巻き起こしたい」と意気込む。

 現在、世界一高いビルは台北市の台北国際金融センターで五百八メートル。東京都墨田区で計画されている「新東京タワー」は約六百十メートルだ。

 さっぽろテレビ塔は一九五六年六月に着工し、同年十二月、テレビ電波の発信を始めた。総工費は一億七千万円。現在の貨幣価値で約五十億円の大事業だった。

198荷主研究者:2007/01/01(月) 23:24:15

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/11/20061122t12033.htm
2006年11月21日火曜日 河北新報
マンション市場 新興勢力次々 仙台圏の競争激化

 活況を呈する仙台圏のマンション市場に新規業者の参入が相次いでいる。市内に営業所を開設する業者のほか、販売を地元不動産会社に委託する業者もあるが、「他の100万都市に比べてマンションの数はまだ少なく、余地がある」と、開発意欲は旺盛だ。大手開発業者や地元デベロッパーに新興勢力が割り込み、競争が激しくなっている。

 首都圏を中心に年間20棟程度を供給するセントラル総合開発(東京)は6月、仙台営業所を新設し、販売活動を本格化させた。JR仙石線小鶴新田駅前(宮城野区)で47戸、青葉区角五郎で80戸の分譲マンションを開発する計画。年明けには着工し、2008年度内の完成を目指す。

 同社は「仙台は地価が首都圏に比べて安く、用地を取得しやすい。同規模の都市より競合が少なく、市場として魅力的だ」と説明する。
 外断熱工法が売り物という康和地所(東京)は、宮城野区大梶に今年8月、仙台で第一号の52戸の分譲マンションを完成させ、多賀城市で現在、2棟目を開発中だ。営業所は置かず、地元不動産に販売を委託する態勢を取る。

 3、4棟目の開発も計画しており、「アフターサービスの対応などのため営業所開設を検討している」と意気込む。

 中国、九州地方を地盤とする章栄不動産(広島市)も、東日本初進出の場所として、仙台を選んだ。既に宮城野区幸町など数カ所に分譲マンション用地を取得した。業界内ではほかにも、東京や横浜に本社を置く数社の開発計画が取りざたされている。

 新興勢力の攻勢について、大手業者は「仙台には地元のマンション開発業者が少ないため、進出しやすい」と指摘。大手、地元デベロッパーとも「長年培ってきた信頼や安心感、アフターサービスの充実などで差別化を図っていく」と強調している。

199荷主研究者:2007/01/02(火) 11:57:12

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20061219/ftu_____thk_____005.shtml
2006.12.19 中日新聞
東金沢駅前を一体開発 アパグループ 08年夏完成予定

 アパグループ(東京)は、金沢市高柳町を中心としたJR東金沢駅前に分譲マンションと一戸建て住宅、ショッピングセンター(SC)を組み合わせた「アパガーデンシティ東金沢」を建設する。「高級住宅地」のイメージで造成し、2008年夏の完成を目指す。商業施設を含む一体開発は初めてという。

 予定地は東金沢駅南と北陸新幹線の高架北側に隣接する約3万1500平方メートル。マンション3棟(計196戸)と、一戸建て住宅(54件分)の土地を分譲する。SC側に敷地と建物を貸し出す。建物は面積約2000平方メートル、2階建てで専門店も入居。百数十台分の駐車場も併設する。

 現在、造成中で来年5月末に終了。翌6月から宅地の販売とともにマンションとSCの建設に入り、マンションは来年秋にも一期分の販売を始める。

 アパグループは北陸線を挟んだ近い場所で、同じ「アパガーデンシティ」の名称で400戸超の分譲マンションを販売している。駅周辺のにぎわい感が創出できると判断、商業施設を組み合わせた開発に乗り出した。

 宅地事業を手掛けるのが石川県白山市の「信開オレンジシティ」以来23年ぶりといい、元谷外志雄代表は「豊かな未来環境を生み出す原点回帰」と位置付けている。

 (鈴木智重)

202荷主研究者:2007/02/13(火) 00:23:32

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200701050075.html
'07/1/5 中国新聞
広電、紙屋町のビルを再開発

 広島電鉄が100万都市・広島市の中心部、紙屋町交差点に面したグループ所有のオフィスビル2棟を一体的に再開発し、現在の高さのほぼ2倍となる15階建て以上の複合ビル建設を計画していることが4日分かった。関係者との協議がまとまり次第、数年以内に着工する。紙屋町一帯は中四国一のオフィス街だが、建設時期が比較的古い中低層ビルが多く、広電の再開発は一帯が高層化するきっかけになりそうだ。

【写真説明】広島電鉄が一体的再開発を計画する交差点に面した広電ビルと、隣接のさくら広電ビル(点線内)

203とはずがたり:2007/02/16(金) 16:24:42

基準地価:伊賀、紀州の下げ目立つ 「南北格差、広がる可能性も」 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-00000040-mailo-l24

 県は18日、県内の基準地価(7月1日現在)を公表した。住宅地は伊賀、紀州地域の下落が目立ち、05年比3・6%減で全国平均(2・3%減)を上回った。下落率の上位5地点はすべて名張市内となった。商業地も4・5%減で、全国平均(2・1%減)を大幅に上回った。下落は住宅地が14年連続、商業地が15年連続となったが、下落率は共に05年より縮小した。ただ、評価した不動産鑑定士は「県内は南北に長く、産業構造も大きく異なる。格差が広がる可能性もあり、全県的に下げ止まり傾向とは言い切れない」と分析している。[田中功一]
 今回の調査で評価の対象となった基準地点は、住宅地306地点、商業地107地点など計493地点で、市町村合併の進展により、05年に比べ34地点減った。05年と同様、価格が上昇した地点はなかったが、いずれも下落した05年と比べ、価格変動のなかった地点が5地点あった。
 ◇住宅地
 平均価格は1平方メートル当たり3万8200円(05年比100円減)。下落率は3・6%で、05年の5・2%より縮小した。
 下落率を地域別でみると、伊賀地区が6・3%で最大。大阪圏の地価の下げ止まりで、都心回帰が進み、名張市の住宅団地などで転入者が減少するなど、供給過剰状態になっているのが原因。県内の下落率上位10地点のうち、伊賀地域が7地点を占めた。人口減と高齢化の影響で宅地需要が減退している紀州地域も4・8%と県平均を上回った。北勢地域も3・8%と県平均をわずかに上回ったが、中南勢地域(2・7%)と伊勢志摩地域(2・3%)は下回った。
 市町村別で下落率が高かったのは(1)名張市8・9%(2)鈴鹿市6・2%(3)熊野市5・4%(4)御浜町5・2%(5)尾鷲市5・0%(5)紀北町5・0%――の順。地価が高かったのは(1)桑名市5万6300円(2)木曽岬町5万6200円(3)四日市市5万5200円(4)鈴鹿市5万1400万円(5)伊勢市4万6400円――の順だった。
 ◇商業地
 平均価格は同6万9100円(05年比2800円減)。下落率は4・5%で、05年の6・7%を大きく下回った。
 地域別の下落率をみると、主産業の林業、水産業が停滞している紀州地域が5・8%で最大。伊賀地域も、名張市で既成商業地から郊外のロードサイド型店舗へ客足が流出している影響などから5・5%となり、県平均を上回った。
 市町村別では、住宅地と同様に、名張市が8・3%で最も高く、次いで鈴鹿市(8・0%)、熊野市(6・7%)、紀宝町(同)、尾鷲市(5・4%)の順。地価は桑名市の10万5200円が最高。次いで名張市(9万8300円)、四日市市(9万6600円)、津市(8万3900円)、鈴鹿市(7万9600円)の順になっている。

204とはずがたり:2007/02/16(金) 16:25:07
>>203-204

………………………………………………………………………………………………………
 <県内5地域の住宅地・商業地の平均価格>
     県全体    北勢     中南勢    伊勢志摩   伊賀     紀州
住宅地価 38,200 48,300 35,200 30,500 32,100 31,400
下落率  3.6    3.8    2.7    2.3    6.3    4.8
    (5.2)  (5.8)  (4.1)  (4.2)  (6.5)  (7.1)
商業地価 69,100 86,500 73,000 48,100 60,700 52,500
下落率  4.5    4.6    3.4    4.3    5.5    5.8
    (6.7)  (6.5)  (6.4)  (6.5)  (6.2)  (9.3)
 ※価格は円。下落率は%。カッコ内は昨年の下落率
………………………………………………………………………………………………………
   所在地               価格(千円) 下落率(%)
 ◇住宅地・価格上位5地点
(1)津市大谷町97―49外       85.4   2.1
(2)伊勢市岡本1―755        84.6   1.1
(3)津市観音寺町字大谷766―33   84.0   1.2
(4)桑名市松並町2―6―19      83.0   3.2
(5)松阪市殿町1291―1       81.5   1.6
 ◇商業地・価格上位5地点
(1)桑名市寿町2―10外       226     0.0
(2)四日市市鵜の森1―9外      208     4.1
(3)津市東丸之内269外       164     9.9
(4)津市広明町364         139     6.7
(5)四日市市鵜の森2―943     131     4.4
 ◇住宅地・下落率上位5地点
(1)名張市赤目町新川263―51    26.5  14.5
(2)名張市百合が丘東三番町77     38.9  13.6
(3)名張市鴻之台三番町43―1     52.3  12.1
(4)名張市美旗町中三番202      34.8  12.1
(5)名張市瀬古口字西87        25.4  11.2
 ◇商業地・下落率上位5地点
(1)名張市夏見字浅尾87―1外    100    10.7
(2)尾鷲市栄町256―3        63    10.0
(3)津市東丸之内269外       164     9.9
(4)鈴鹿市白子駅前3000―47    89     9.8
(5)鈴鹿市白子町字小山田2928―1  80.7   9.8
〔三重版〕
9月19日朝刊
(毎日新聞) - 9月19日12時1分更新

206荷主研究者:2007/03/23(金) 00:15:27

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070117200002&amp;cid=main
2007年1月17日 06:55 熊本日日新聞
450億円で熊本交通センター一帯開発

九州産業交通HDが開発を計画している熊本交通センター一帯=熊本市

 九州産業交通ホールディングス(HD)は十六日、熊本市桜町の所有地約三ヘクタールにある熊本交通センターなどを高層複合ビルに建て替える開発計画を正式に発表した。二〇一一年度までに開発事業に着手し、一四〜一五年の全面開業を目指す。事業費は約四百五十億円を見込んでいる。

 矢田素史社長が同日、幸山政史市長を訪ね、熊本市が策定中の中心市街地活性化基本計画に同社の開発計画を盛り込むよう要請。幸山市長も「可能な限り支援したい」とし、基本計画に入れる方向で作業を進める考えを示した。

 九州産交HDの開発計画によると、対象地にある交通センタービル(地上七階地下一階)をはじめ、バスターミナル、旧本社ビル、くまもと阪神が入居しているビル、現在本社を置くボウリング場、駐車場などの建物は原則、取り壊す。

 新しい高層複合ビルは地上十階地下一階建て。延べ床面積は、現在のすべての建物の総面積のほぼ二倍にあたる約二十万平方メートルを予定。バスターミナル、商業施設や専門店のほか、約二百戸の分譲・賃貸マンション、客室約百五十室の都市型ホテルなどを一つのビルにまとめる。

 くまもと阪神については再入居を前提に、運営会社の県民百貨店と協議するという。

 現在、三十六の発着所があるバスターミナルについては、バス四事業者による路線再編をにらみ規模を縮小。併せてバスと市電のアクセス強化のため、市電軌道を新ビル近くに変更するよう市に要請する。

 所有地のうち、約二ヘクタールは自動車ターミナルとして県の都市計画決定を受けており今後、同決定の変更手続きを国、県と調整する。(井村知章)

207荷主研究者:2007/03/23(金) 00:32:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/02/20070202t12029.htm
2007年02月01日木曜日 河北新報
仙台・新寺 JR社宅跡にマンション3棟建設

 仙台市若林区新寺のJR社宅跡地(約1万6000平方メートル)に、地上31階、高さ99.3メートルの超高層を含むマンション3棟が建設されることが1日、分かった。31階と12階の分譲2棟は、三井不動産レジデンシャル(東京)と東京建物(同)が共同で、13階の賃貸1棟は三井不動産が開発する。

 JR社宅跡地は当初、2005年10月の入札で優先売買交渉権を取得したラウンドワン(大阪府)が大型レジャー施設の建設を計画。地元で反対運動が起きたために白紙となり、入札で2番目の額を提示した三井不動産と東京建物が購入した。

 計画では、分譲の2棟は社宅跡地の北部分に建設し、1階のエントランスホールでつながる構造とする。2棟合わせた床面積は約4万2000平方メートルで、計306戸を予定し、279台収容の立体駐車場も設ける。4月上旬に着工し、09年9月の完成を目指す。

 南部分の賃貸マンションは総床面積約1万300平方メートル、204戸で06年12月に着工した。完成は08年3月の予定。

 JR線を挟んだ日本たばこ産業旧仙台支店跡地(若林区五橋)では現在、アパグループ(東京)が18―30階のマンション3棟、20階のホテルを建設しており、仙台駅南側に高層住宅などが林立することになる。

 三井不動産レジデンシャルは、三井不動産の住宅分譲事業と三井不動産販売の住宅販売受託事業を統合し、06年10月に営業を開始した。

208荷主研究者:2007/04/15(日) 23:04:49

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200701250041a.nwc
好調名古屋の象徴 地上40階建てビル「ルーセントタワー」あす開業
FujiSankei Business i. 2007/1/25

 中部電力、名古屋鉄道、トヨタ自動車などで構成する牛島市街地再開発組合が名古屋駅北側で建設を進めていた、高さ180メートルの超高層ビル「名古屋ルーセントタワー」が24日、完成した。26日に開業する。

 同ビルは、昨年10月にオフィス棟が開業し、今年3月に商業棟と合わせてグランドオープンするトヨタの「ミッドランドスクエア」と並ぶ名古屋駅前地区再開発事業の目玉。

 地下3階、地上40階建てで、建設費は約600億円。延べ床面積約11万5200平方メートル、賃貸床面積は約7万9000平方メートルで、名古屋最大級のオフィスビル。4〜40階のオフィスフロアには、IT(情報技術)関連企業や金融、人材派遣など25社が入居を予定。「現在、80%程度が埋まっている」(組合)状態で、5月上旬までには約7000人が働くことになる。

 同日行われた完成式で再開発組合の西川富夫理事長(名古屋鉄道副社長)は、「名古屋のビジネス拠点として、将来に向けて輝き続けられるような場所にしたい」とあいさつ。中部電力の水谷四郎副社長は、「(ビルの開業は)明るく元気な名古屋を象徴するイベント。この地域に元気と輝きを提供してくれるはず」と語った。

209荷主研究者:2007/04/15(日) 23:05:22

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200701040023a.nwc
“摩天楼”が名古屋新時代リード ミッドランドスクエア、あすトヨタの営業集結
FujiSankei Business i. 2007/1/4

 2007年、中部経済圏の玄関口である名古屋駅前が新時代に向けて大きく動き出す。5日からトヨタ自動車が名駅前の超高層ビル「ミッドランドスクエア」で業務をスタートさせるほか、3月には商業棟も開業。同じく1月には「名古屋ルーセントタワー」も完成する。駅前再開発がもたらす経済波及効果は大きく、“元気な名古屋”の象徴でもある。(島田耕)

 「国内・海外営業を集結させ、本社との連携強化により、これまで以上の商品開発が可能となる」

 昨年12月22日。名古屋市内で記者会見したトヨタの渡辺捷昭(かつあき)社長は、ミッドランドスクエアに国内・海外営業部門を移転させることのメリットをこう説明した。

 昨年10月にオフィス棟がオープンしたミッドランドスクエア。全日本空輸や新日本石油、野村証券など業界を代表する大手企業が続々と入居するなか、17〜40階を占める最大規模のトヨタは約3000人が同ビルに引っ越し、今月5日から業務を開始する。

 247メートルと東海一の高さを誇り、“元気な名古屋”のランドマークとして期待されるミッドランドスクエアだが、最大の注目点は世界首位が目前に迫るトヨタが営業の最前線を名駅前に集約させたことだ。

 大垣共立銀行系シンクタンクの共立総合研究所(岐阜県大垣市)の江口忍主任研究員は「世界のトヨタが入居することで名古屋に進出する企業は“まずは名駅前”という選択になる。ミッドランドスクエアが名駅地区の格を上げる」と指摘。当事者のトヨタの渡辺社長も「グローバルな営業拠点として東京よりも機動性が高まるはず。ここを新しいものを生み出すところにしたい」と強調する。

 また、オフィス人口の急増により、名駅周辺のホテル、百貨店、レストランなども新たなビジネスチャンスの到来に沸騰しており、「トヨタと商談をするために日本、そして世界中からビジネスマンがミッドランドスクエアにやって来る。当然のことながら、名駅前で食事をし、宿泊するだろう。このインパクトは相当なものである」(ホテル関係者)と、2007年以降の収益増に期待を寄せる。

 ミッドランドスクエアの“衝撃”は、トヨタの移転だけではない。同ビルの開発・運営事業者であるトヨタグループの東和不動産(名古屋市中村区)の神尾隆社長は「世界にむけてビジネスや商業、文化、情報を発信する国際交流拠点として機能するだろう」と強い口調で言う。

 その中心的な役割を果たすのが、3月に開業する商業棟だ。ここには59店舗(一部、オフィス棟最上階を含む)が出店。「格調とにぎわいの融合」「ファッション情報の編集と提案」をコンセプトとする国内外の高級ショップ、レストランが軒を連ねる。

 約450店から厳選された59店のうち、中部初出店(新業態を含む)が38店、中部・東海エリア最大の旗艦店が11店。1〜3階には「ルイ・ヴィトン」「クロエ」「カルティエ」「ショーメ」など世界的に有名な服飾や宝飾のスーパーブランドが集結。レストランフロア(4階)には、日本初進出となる上海料理「上海老飯店」をはじめ、スペイン、韓国、イタリアなど世界の味が一堂にそろう。

 ショッピング、グルメだけでなく、5階には客席(1270席)すべてを革張りシートとした7スクリーンのシネマコンプレックス(複合型映画館)が登場。

 また、昨年10月にオープンしたオフィス棟には最新鋭のホール、会議室なども装備しており、神尾社長の言葉通り、ビジネス・商業・文化・情報の発信拠点となる。

 オフィス棟には日本を代表する大手企業が入居し、商業棟は世界の高級店がずらり。まさに“高級な街”が凝縮されたビルであり、名古屋・新時代はミッドランドスクエアがリードしていくことになる。

210荷主研究者:2007/04/15(日) 23:25:30
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/02/20070206t22018.htm
2007年02月05日月曜日 河北新報
便利、割安感…マンション建設活況 青森市中心部

デパート跡地で進むマンション建設。最上階には展望風呂が備わるという

 青森市中心部で、マンション建設が熱を帯びている。雪かきや買い物に不安を抱える高齢者の需要増加や中心地の地価下落などが、業者の建設意欲をかき立てているようだ。市が中心市街地活性化に向けた施策を推進しているほか、団塊世代の退職後の需要も見込まれ、マンション熱はますます高まりそうな様相を見せている。(青森総局・勅使河原奨治)

<60歳以上が購入>
 JR青森駅の真向かいに2006年1月完成した17階建ての高層マンション「ミッドライフタワー」。販売直後から申し込みが相次ぎ、107戸ある居住スペースはほぼ完売した。購入者の大半が60歳以上というのが特徴だ。

 高齢者に的を絞り、2―4階に内科と介護施設が入居。居住スペースは、段差をなくしたバリアフリー設計になっている。マンションの東隣には、生鮮市場が入る複合ビルがあり、車なしで生活できる環境が整っている。

 市内の別の場所から妻とともに入居した無職千田吉郎さん(80)は「雪かきのつらさから解放され、歩いて買い物に行けるのも魅力。病院も近い」と満足そうだ。

 建設、販売に当たった西松建設(東京)の藤原保男青森営業所長は「アンケートで高齢者のマンション需要が高まっていることが分かり差別化を図った」と話す。

 市中心部は数年前からマンション建設が活発化しており、02年から06年までに12棟が完成、計748戸が供給された。現在も2棟が建設中で、167戸が分譲される。

<市郊外から転入>
 マンション販売のマリモ(広島市)は、青森市新町2丁目のデパート跡地に、市内4棟目となる15階建てマンションを建設している。居住スペースは3、4LDKで、最多価格帯は2700万円。最上階の共有スペースには大浴場を備えるという。

 同社の担当者は「中心市街地の利便性や地価の安さなど青森市内はマンションを売る上での条件がそろっている。最近は他社の進出が多くなった」と説明する。

 市中心部の地価は、県内最高地点となっている新町1丁目で1994年の1平方メートル当たり163万円から06年の30万5000円まで下落しており、それが業者の土地取得を促している。

 地方シンクタンク「プランニングネットワーク東北」(青森市)の中橋勇一理事長は「中心市街地転入組の7割近くが市郊外から来ている。高度成長期に郊外に一戸建てを買った家族が、高齢者だけの世帯になり、生活不安を抱えている」と指摘。

 その上で「市民に一戸建て志向が強かったため、もともと中心部にマンションが少なかった。今後、退職した団塊世代のマンション購入が予想される」と解説する。

<行政施策も誘導>
 青森市が全国に先駆けて推進するコンパクトシティー構想も後押しする。中心部に広場や融雪歩道の整備を進めるほか、子育て世代を郊外に誘導し、郊外の高齢者世代を中心部に呼び込む「住み替え」支援策も検討中だ。

 青森市都市整備課は「中心地に人が増えれば疲弊する中心市街地の活性化につながる上、除雪など行政コストの削減にもつながる」と、マンションの増加傾向を歓迎している。

211荷主研究者:2007/04/15(日) 23:30:45

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/02/20070210t12038.htm
2007年02月09日金曜日 河北新報
あすと長町、街開き延期 中核施設見直し影響 仙台

 仙台市太白区の「あすと長町土地区画整理事業地区」の街開きが、予定の3月末に間に合わず、5月にずれ込む見通しとなった。工事の遅れに加えてマスタープランの見直しが、オフィス用地などの販売を公募する時期に影響した。開発業者の間には模様眺めの空気も漂っている。

 完成が遅れているのは、メーンストリートの「あすと長町大通り線(1659メートル)」。市都市整備局は、利用開始に合わせた街開きイベントを予定していた。
 あすと長町の中核施設をめぐるマスタープランの見直しも、年度をまたいだ作業になる。

 梅原克彦市長は昨年10月、当初予定していた音楽堂の建設予定地(第1街区)に、老朽化した市立病院(若林区)を移転する方針を表明。都市計画審議会による用途変更の手続きも3月末に行われる。頓挫した「仙台空中中華街」構想に代わる集客施設の誘致も、検討を続けている状態だ。

 事業地区82ヘクタールのうち、都市再生機構が主体となり、販売する保留地は16ヘクタール。マスタープラン見直しによって建築要件も変更されるため、公募開始は5月以降になる。

 「ビル建設が本格化するのは来年以降」と話すのは市内の開発業者。「音楽堂を中核施設にすれば、商業系の開発も見込めたが、市立病院ではマンション系の開発にならざるを得ない」とみる。

 別の業者は「JR仙台駅など都心部で再開発が進んでおり、長町地区に今後、オフィス需要が見込めるかどうかは冷静に見極めなければならない」と慎重だ。

 市は、泉区の泉中央地区とともに「副都心」に位置付ける考えだが、地元の開発業者は「市がどんな目玉施設を誘致するかによって、街の風景も違ってくる」と話す。

212荷主研究者:2007/04/15(日) 23:31:09

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070210302.htm
2007年2月10日03時14分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎大和ハウス 富山駅前で複合型マンション建設へ 26階建て

 JR富山駅前で最大の遊休地である旧ユニー富山駅前店駐車場の跡地(富山市桜町一丁目)約四千平方メートルで、二十六階建てマンションの建設構想が浮上している。商業施設などとの複合型で、大和ハウス工業(大阪市)が民間都市開発推進機構(東京)から土地を取得し、来春着工、二〇一〇年秋の完成を目指す。

 計画では、延べ床面積約二万二千平方メートルの二十六階建てビルを建設する。一階から五階までは食品、雑貨関連の商業施設、健康関連施設のほか、タワー方式の駐車場などに充てる。六階から二十六階までは、百五十戸からなる分譲マンションとする。総事業費は約八十億円を見込む。

 旧ユニー富山駅前店駐車場の跡地は、民間都市開発推進機構が準大手ゼネコンの佐藤工業(東京)から約四十億円で取得し、公募で売却することになった。公募は一月中旬に締め切っており、三月に売却先を決定する。

 関係者の話を総合すると、現時点では、大和ハウス工業の事業計画が街中居住の促進などを目指す富山市の街づくりの方向性とも合致するとして、同社が取得する公算が大きいとされる。

213やおよろず:2007/04/21(土) 10:19:59
 http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/20070421t12035.htm


ホテル仙台プラザ MRM社に売却 リースで営業継続

 仙台市の老舗のシティーホテルとして知られるホテル仙台プラザ(仙台市)がホテルの土地と建物を、東京海上日動火災保険(東京)の関連会社のMRMホテル特定目的会社(同)に29億5000万円で売却したことが20日、分かった。ホテル営業はMRMホテル社から土地と建物のリースを受けて継続し、従業員も引き続き雇用する。

 隣接する斎藤報恩会館を所有する財団法人同報恩会(仙台市)も、会館の土地(1440平方メートル)と建物を不動産会社アトリウム(東京)に売り渡した。

 プラザは敷地面積が4740平方メートル。建物は地上16階、地下3階で延べ床面積1万7530平方メートル。売買契約は2月に結んだ。

 MRMホテル社は、東京海上日動を傘下に置くミレアホールディングス(東京)の1社で、グループの不動産ファンドを運営する会社などが設立した。東京海上日動はプラザの株主になっている。

 プラザによると、売却はリースバック式と呼ばれ、プラザは売り渡し先のMRMホテル社から土地と建物を借り受け、営業を続ける。役員も変わらない。売却代金は債務返済に充てるほか、財務基盤の強化に費やす。

 プラザは1975年に開業。仙台市では有数のシティーホテルとして96年12月期には42億円の売り上げを計上した。しかし、競争激化の影響で、2005年同月期の売上高は22億7300万円に下落。「建物の建て替え期が迫る中、巨額な投資をできるのかどうか懸念されていた」(ホテル関係者)という。

 プラザの青木昌敏社長は「これまでも黒字経営を毎年続け、今後も営業を継続する。全客室と宴会場を改装する予定もあり、一層のサービス向上を図る」と話している。ミレアグループは「コメントできない」としている。

==========

 セール・アンド・リースバック取引

214やおよろず:2007/04/21(土) 10:27:12
Kyoto Shimbun 2007年4月21日(土)

エムケイがホテル新設 京都駅南側、来夏開業へ

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007042100033&amp;genre=B1&amp;area=K10

 タクシー大手のエムケイ(京都市北区)がJR京都駅八条口前(南区)にタクシー乗り場や待合所を兼ね備えたホテルを新設することが20日、分かった。京都を訪れる観光客の増加や駅南側で再開発が進んでいることを踏まえ、好立地を生かした「タクシー直結のステーションホテル」を目指す。開業は2008年8月の予定。

 同社によると、ホテルは現在のタクシー専用乗り場「エムケイVIPステーション」や旅行会社「MKトラベル」、隣接するカラオケボックスの敷地計約1400平方メートルに新設する。地上9階建てで、客室は200室。1室約18平方メートルのシングルタイプが中心という。

 1階部分には、タクシー乗り場と待合所、MKトラベルが入り、ホテルフロント、レストランも設置する。運営については、東京のホテル運営会社とともに設立したMKビスタ(東京都港区)が行うという。事業費は約11億円。

 JR京都駅南側では、府内最大級の商業施設建設構想が進んでいるほか、京都市も同駅の南北自由通路を八条通をまたぎ南か南西側に伸ばすことを計画している。青木信明社長は「延伸される自由通路と直結させ、タクシー利用増加につなげたい」としている。

215名無しさん:2007/04/24(火) 20:25:52
アズブリック!敷金全額とは言わないが、もっと返せ!!
ルームクリーニング4万、エアコン洗浄1万、クッッションフロアーワックス1万はぼったくりすぎだろー!!!

216荷主研究者:2007/04/30(月) 21:31:32

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/03/20070308t12036.htm
2007年03月07日水曜日 河北新報
りんくうタウン初回分譲 高い利便性人気急上昇  名取

住宅フェアに向けて建売住宅の建築が進む美田園地区

 仙台空港アクセス線(仙台空港―JR仙台駅間)の沿線で開発中の「なとりりんくうタウン」の宅地分譲に、マイホーム購入予定者の関心が集まっている。2月下旬の第1回分譲では、全11区画で抽選が行われ即日完売するなど、最近の土地区画整理事業にしてはまれにみる好調さをうかがわせている。

 初めて分譲されたのは、りんくうタウンのうち仙台東部道路を挟んで東側の美田園(みたぞの)地区の保留地。11区画の募集に対して65件の申し込みがあり、全区画で競争倍率3―20倍での抽選となった。

 販売した下増田臨空土地区画整理組合は「好調さに驚いた。まちが新しく、平地で鉄道も利用できることから評価が高まったのだろう」とみる。

 美田園地区の坪単価は平均16万―17万円と比較的手ごろに設定されたのも人気の要因だ。今回の分譲地は、美田園駅の南西にある戸建て専用地区で、駅や下増田小、下増田幼稚園にも近い便利さが受けた。

 31日からは住宅メーカー20社による住宅フェアが始まり、30棟が建て売りされる。4月以降は、住宅メーカー指定の建築条件付きの26区画を販売する。同組合は「初回の好調さを維持しながら、約300区画を早期に売り切りたい」と意気込む。

 美田園地区の西側に位置する杜せきのした地区では約120区画を分譲予定。申し込み受け付けはまだ先だが、2月末に杜せきのした駅前で大型商業施設「ダイヤモンドシティ・エアリ」がオープンしたためか、売り出し時期の問い合わせが増えているという。

 関下土地区画整理組合は「エアリと鉄道は保留地処分の大きな弾みになる。まちの魅力を一層高め、幅広くPRしていく」と話している。

217荷主研究者:2007/04/30(月) 21:41:49

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20070308&amp;j=0024&amp;k=200703081126
2007/03/08 22:05 北海道新聞
大学の研究拠点やホテル 東京駅再開発の高層ビル

 JR東日本は8日、東京駅日本橋口に完成した高層ビル「サピアタワー」を報道陣に公開した。地上35階、地下4階のビルにはオフィスやホテルが順次入り、北大、東北大、京大、関西大なども拠点を置く。東京駅再開発の第1弾で、今後は高層ビル2棟の建設や、重要文化財に指定された駅舎の復元などが2013年まで続く。

 サピアタワーは高さ約170メートル、改札口から徒歩1分程度。一般企業のほか、10校を超える大学が企業や官庁との協力拠点、大学院、研究室などを設ける。最大500人を収容できるホールや、1時間3000円のレンタルオフィスもつくった。防犯のため、電子マネー機能付きのICカード「Suica(スイカ)」のシステムを館内の出入りの管理に採用した。

<写真:東京駅再開発で建設された「サピアタワー」=8日午後、東京駅>

218荷主研究者:2007/04/30(月) 21:54:04

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200703100021a.nwc
東京駅に超高層ビル群 オフィス・商業施設の競争激化
FujiSankei Business i. 2007/3/10

 首都・東京の玄関、東京駅の周辺が超高層ビルラッシュに沸いている。JR東日本が建設した複合型オフィスビル「サピアタワー」が8日に完成、4月27日には三菱地所の新丸の内ビルがグランドオープンする。10月には、三井不動産とJR東日本が共同で進めているツインタワービル「グラントウキョウノースタワー」「グラントウキョウサウスタワー」が完成し、東京駅周辺で“超高層ビル間競争”が始まりそうだ。

 各ビルとも東京駅に直結する最高の立地にあるうえ、オフィス市況はバブル期並みの需要過多で推移。新丸ビルで3・3平方メートル当たり6万円、サピアタワーやグラントウキョウが5万円強の賃貸料が設定されているという。もっとも、バブル期の1990年前後には8万〜10万円まで高騰したといわれ、賃料までは“バブル越え”とはいかないようだ。

 各ビルともオフィスビルとの差別化を図るさまざまな工夫を凝らしている。なかでもサピアタワーは、テナントに一般企業のほか京都大、東北大、立命館大など13大学を誘致。一部の大学は文化や経済、金融などの公開講座の開講を予定している。学術会議の開催も可能な大型貸し会議室も売り物で、総面積1800平方メートル、約1800人を収容できる。「サピア」は英語の「サピエンス」(知恵)からの造語で、名前の由来の通り、学術的な情報発信機能を持たせた。

 高層階に入る「ホテルメトロポリタン丸の内」はシングルルームを中心に343室を用意。1泊1万5000〜3万5000円と、周辺ホテルに比べ割安感のある料金設定とし、ビジネス需要の取り込みを狙う。

 商業施設も注目だ。新丸ビルの商業施設面積は1万6000平方メートルで、飲食・ファッションなど153店舗が出店を予定している。すでに稼働中の丸ビルの商業ゾーンと合わせると3万平方メートルを超え、都心の大手百貨店に匹敵する。

 10月に完成するグラントウキョウには、東京駅八重洲口の顔ともいえる大手百貨店の大丸がそのまま居を移す。数年後には売り場を拡張する計画も進行中だ。

 東京駅周辺は、丸の内側だけで就業者数24万人ともいわれるビジネス街だが、今後はショッピングなどで休日にも人が集まる街というもうひとつの顔が加わる。そのリード役が、そびえ立つ超高層ビル群であり、企業、ビジネスマン、買い物客、旅行者の激しい争奪戦が本格化する。(高山豊司)

219とはずがたり:2007/05/21(月) 13:46:56

2006年12月6日更新
治山社、債務免除で再建 金融機関も大筋合意 自力での再建困難
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20061206001.htm

 石川県内大手の総合建設業、治山社(金沢市)は五日までに、金融機関からの債務免除 を柱として経営再建に乗り出す方向で、関係者と最終調整に入った。関係者によると、自 力再建は困難とみて、金融機関に債務免除などを求めるとともに、100%減増資を行っ て事業を継続し、再生を図る方針で、主力の金沢信用金庫など金融機関も大筋合意に達し たという。経営責任を取って奥田外世雄社長が取締役から外れ、後任の社長に藤島勝宏専 務が就く見通しだ。

 治山社は、再生に向けた経営改善計画について、今月下旬に臨時株主総会を開き、承認 を求める。同計画は、金融機関との債務の整理が中心で、一般の取引先の債務には影響が ないとみられる。

 関係者の話を総合すると、治山社は会社を分割し、新たな会社に債務の一部や不良資産 などを移し、既存の会社で事業を継続する。既存の会社は五億円近い資本金をすべて取り 崩し、負債の一部返済に充て、その後、ゼネコンを中心とする取引先などから支援を得て 増資を行う。

 金融機関では、金沢信金のほか、北國銀行、鶴来信金、北陸信金、のと共栄信金が治山 社に債権を持つが、債権放棄や支払い条件の変更などで大筋合意に達したという。さらに 、債務圧縮のため、既存債務の一部を、自己資本とみなせる債務(劣後ローン)に切り替 える手法も導入する。

 これらの金融支援により、金融債務は大幅に圧縮される見通しで、残った債務は十年間 で返済する計画を立てている。治山社の関連会社は一本化する。奥田社長は取締役を退く が相談役となり、営業活動を担うという。

 民間信用調査機関のデータによると、治山社は、バブル期の事業拡大や取引先の破たん などで多くの不良資産を抱え、経営が悪化していた。二〇〇五年十二月期は約百二億円の 売上高だったが、主力の公共事業の減少の影響もあって、今期は大きく落ち込む見通し。 〇五年十二月期末の長短期借入金は約八十五億円に上り、返済資金の手当ても難しくなり 、金融機関に支援を求めていた。

 治山社は一九五四(昭和二十九)年の創業で、一時期、奥田社長の実兄の故奥田敬和元 運輸相が社長に就いていた。奥田社長は金沢建設業協会の会長を務めるなど、地元業界で 大きな影響力を持っていた。

220とはずがたり:2007/05/21(月) 13:47:17

2006年12月7日更新
債務の「資本化」で再生 北陸の金融機関 債務超過解消の「奥の手」
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20061207001.htm

 北陸の金融機関で、融資先の債務を「実質資本化」することで、再生を支援する動きが 出てきた。六日、経営改善計画を発表した治山社(金沢市)は、金融債務の一部を自己資 本とみなせる劣後債に振り替える手法を導入する。真柄建設(同)は債務を株式化し、財 務体質を強化した。金融機関にとって債権放棄を極力抑えた上で、取引先の債務超過を解 消できる「奥の手」となっている。

 治山社が導入するのは、メーンの金沢信用金庫に対する債務を、返済順位が最も遅い劣 後ローンに変えてもらうデット・デット・スワップ(DDS)と呼ばれる手法。債務の免 除や返済条件の変更と組み合わせることで、五年以内に事実上の債務超過状態を解消する という。

 劣後ローンは、元本返済が一定期間猶予されることから、金融検査マニュアルで資本の 一部とみなすことが認められている。多額の負債を抱える企業にとっては、返済負担が軽 くなる上に、資本にも厚みが増すことになり、不良債権扱いから脱して新規融資を受けや すくなる。

 金融機関にとっては、取引先の財務改善を支援できるだけでなく、債権放棄と異なり、 いずれ回収できる債権が残るメリットがある。治山社のケースでは、金沢信金によるDD S導入で、他の金融機関も、同社の債務者区分を上げることができ、貸倒引当金を取り崩 せる可能性もある。

 一方、真柄建設が二〇〇五年三月期に導入したのは、優先株を発行し、債権を持つ北國 、北陸銀行に引き受けてもらうデット・エクイティ・スワップ(DES)と呼ばれる手法 。金融機関から出資を受けることで、借入金が文字通り資本に転換する。

 地域金融機関が、取引先の債務の実質資本化を選択する背景には、「大手行と違って、 地元密着の地銀や信金は不良債権を簡単に切れない。かといって、大幅な債権放棄は、債 務者のモラルハザードにつながりかねない」(北陸の金融関係者)という事情がある。

 DDSの導入は、金沢信金としては初めてとなるが、北國銀行が旧丹後商事(現丹後) の事業再生などで活用している。地域金融機関では、不良債権処理が最終段階を迎えてお り、融資先の財務体質を抜本的に改善する手法として導入が広がりそうだ。

221片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 22:05:10
香長建設:負債40億円、自己破産へ 01年以降、県内建設業で最大 /高知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kochi/news/20070522ddlk39020332000c.html

 ◇公共事業削減響く

 総合建設業の香長建設(高知市若松町、資本金4500万円、従業員90人、井上和水社長)が21日、事業を停止し、自己破産申請の準備を始めた。複数の民間信用調査会社によると、負債総額は約40億円で、01年以降の県内建設業の倒産では最大規模になる見込み。井上社長はこれまで13年間、県建設業協会会長を務める業界の顔で、県内では衝撃が広がっている。

 同社は1956年創業。同市や南国市を中心に土木や建築、舗装などを手がけ、ピーク時の00年6月期には100億円を超える売上高を計上した。しかし、主力だった公共事業削減のあおりを受け、昨年6月期の売り上げは46億円にまで落ち込んでいた。

 井上社長は94年5月から県建設業協会長で、昨年5月末からは全国建設業協会の副会長も務めている。県土木企画課によると、現在、公共事業削減の中で県内業者に対する受注の枠組みを策定しており、井上社長は業界を代表して交渉の窓口ともなっていたという。

 また、同社は県内では、有数の施工実績を誇るAランク企業19社のうちの1社で、道路を中心に県発注だけで現在、8件の工事を請け負っており、関係者は今後の対応に追われている。【服部陽】

毎日新聞 2007年5月22日

222とはずがたり:2007/05/25(金) 10:49:28

マンション割合、バブル期水準に
06年の京都市内新築住宅
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007052300051&amp;genre=A2&amp;area=K10

 2006年に京都市内で新築着工された住宅戸数は前年比8%増の約1万6000戸で、特に、マンション急増で総数に占める共同住宅の割合が約7割に達し、1989年のバブル期と同じ傾向になっていることが、22日、市の調査で分かった。逆に一戸建ての新築は減少し、割合は17年ぶりに3割を切った。

 調査は、市が毎年、建築工事届に基づいて集計している。新築着工戸数は、3年連続の増加となった。06年の1年間に着工された新築住宅のうち、マンションを中心とする共同住宅が前年に比べ17%増の1万1000戸で、長屋建ても25%増の160戸。一戸建ては8%減の4700戸となった。

 新築に占めるマンションの割合は、87年から89年まで7割を超えていたが、バブル崩壊で徐々に低下。03年には54%に下がったが、その後、上昇に転じ、今回、69・3%とバブル期の水準にまで達した。ただ戸数の比較では、88年の1万7900戸より約7000戸少ない着工件数にとどまっている。

 一方、一戸建て住宅の割合はピークだった01年の46%から今回、29%まで低下。新築戸数もここ5年間で1600戸減少しており、市総合企画局は「都心部の地価が下がり、マンションが手ごろな価格まで下がったことで、一戸建てよりマンションを選ぶ人が増えている」とみている。
 行政区別の新築戸数をみると、右京区が2195戸と22年ぶりにトップとなり、同局は「地下鉄東西線の延伸を控え、右京区に人気が高まっているためでは」とみている。

223とはずがたり:2007/06/22(金) 15:13:47
談合して入札しないと決めたとしか思えないぞヽ(`Д´)ノ

業者のボイコット? 取手入札不調 『制度改革』に反発
2007年6月1日 茨城
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070601/CK2007060102020695.html

 取手市が発注予定の公共工事が入札不調になった問題で、不調原因は入札制度改革に反発する業者が意図的に応札しなかった可能性のあることが三十一日、同市議会一般質問で明らかになった。細谷典男議員(民主有志の会)が質問した。

 同市は、これまでより応札条件を緩和し、藤代小体育館、取手二中体育館、久賀保育所の改築工事を条件付き一般競争入札で行う予定だったが、うち二件は入札実施要項に定められた応札業者数に達せず、指名競争入札に切り替えた。

 細谷議員は「門戸を広げたのに入札不調だったのは、業者が入札改革を掲げて当選した藤井信吾市長の初入札を失敗させるためボイコットしたからだ。原因を調査し、指名競争入札を取り消して一般競争入札でやり直せ」と追及した。

 これに対し、市幹部は「子どもたちの安全確保のため、工事を夏休みに集中させる時間的制約から一般競争入札を指名競争入札に切り替えた。(応札は)公告に対する応募で(応札する、しないは)企業側の判断」と答弁するにとどまった。

 また、小泉真理子議員(会派あしび)が、マニフェストの入札制度改革で示した、指名委員会などの議事録公開の方法について質問したのに対し藤井市長は「公表方法などについて確認ができ次第、次の議会開催前にも公表したい」と述べた。

  (坂入基之)

224とはずがたり:2007/06/23(土) 20:21:06
>>221

香長建設の経営破たん問題:業界再編の方向性を 県、建設業協会に打診 /高知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kochi/news/20070605ddlk39020660000c.html

 ◇離職者支援へ、木造住宅の耐震化など受け皿に検討

 県内大手総合建設業「香長建設」(高知市)の経営破たん問題を受け、県は県建設業協会に対し、6月議会をめどに業界再編の方向性を示すよう打診していることが4日わかった。同日、県庁で開かれた「県雇用対策本部会議」の中で報告された。

 同会議には、橋本大二郎知事や県の部局長級職員ら約20人が出席。橋本知事は建設業界について、「自発的に協業化、合併化する動きを応援していく」との考えを改めて示した。同社離職者への支援策なども話し合われ、県有林の間伐や作業道の整備、南海地震対策で県が進める木造住宅の耐震化などが、受け皿として検討されていることが明らかにされた。

 この後、県内全体を見据え、各部局が考える雇用政策を検討。森林部は、県有林伐採や作業道の開設事業を発注するなどして、5年間で約150人、文化環境部は須崎市での間伐材を原料とした木質バイオマス燃焼による火力発電で1年間で7人程度の雇用をそれぞれ見込んでいることを報告した。

 県内の4月現在の有効求人倍率は、0・49で、47都道府県中ワースト3位。同社の経営破たんに伴い関連会社を含め約120人の離職者が出るとされている。【服部陽】

毎日新聞 2007年6月5日

225とはずがたり:2007/06/25(月) 00:24:00
酷いっすねぇ

マンション:天井に亀裂、退去 販売業者買い取りへ 三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070625k0000m040054000c.html

 三重県桑名市明正町のマンション「サンマンションアトレ益生駅西」(59戸)の多くの部屋で天井などに亀裂が見つかり、約20戸が退去していたことが24日分かった。さらに10戸ほどが退去の意向で、販売した三交不動産(本社・津市)は退去希望者に対し、販売価格の90%で買い取ることを提示すると共に、原因調査を進めている。

 同社によると、マンションは鉄骨鉄筋コンクリート15階建てで、鴻池組(大阪市中央区)が施工、04年1月に完成した。三交不動産は同月、1戸約1748万〜約3358万円で売り出し、完売。約1年後に実施した住民アンケートで、亀裂についての指摘があったが、同社は「コンクリートの乾燥、収縮などに伴うもの」と説明していた。

 06年9月、住民が独自に検査機関に依頼し、調査した結果、天井内部の補強用ワイヤが十分機能せず、天井が沈んだ▽上層階の柱などでコンクリートの厚さが、建築基準法施行令で3センチ以上とあるのが、1.8〜2.2センチと薄い−−などの施工不備があったことが分かった。

 このため、同社は同年12月、「(施工に)何らかのミスがある可能性がある」と謝罪。日本建築構造技術者協会(東京都千代田区)に原因の調査を依頼した。同社は「7月ごろに出る結果をみて、改めて対応を考える」としている。建築確認をした三重県建築開発室は「構造計算書上は問題はなかった」という。

 同マンションに住む男性(61)は「減価償却期間をみると、本来70年は持つ物件なのに3年でダメになった。来年3月には転居するつもりだが、100%での買い取りでないと納得できない」と話していた。【清藤天】

毎日新聞 2007年6月24日 20時01分

226やおよろず@三菱ふそう:2007/06/28(木) 15:11:58
三菱ふそう、販売店などの不動産を1600億円で売却
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070628i302.htm

 独ダイムラー・クライスラー傘下の三菱ふそうトラック・バスは28日、国内約180か所の販売店や整備拠点の土地、建物をセキュアード・キャピタル・ジャパンが運営する不動産ファンドなどに約1600億円で売却したことを明らかにした。

 財務改善や、環境規制への対応で拡大する研究開発投資に充てる計画だ。

 売却したのは、全国約260か所の販売店や整備工場などのうち、独立系販社を除くほとんどの拠点の不動産。資産売却後も賃貸料を支払って販売店や整備拠点として営業を続ける。

 三菱ふそうは、大型トラックなどの大規模リコールで、2006年12月期決算(単独ベース)の税引き後利益が1210億円の赤字となった。赤字は3期連続で、財務体質の改善が急務となっていた。

(2007年6月28日10時43分 読売新聞)

227やおよろず:2007/07/07(土) 06:07:44
国際興業・UFJ・サーベラス キナ臭い名前が並びますな

サーベラス、帝国ホテル株売却交渉へ 需要高まり環境整う
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200707040029a.nwc

 米投資ファンド、サーベラス・キャピタル・マネジメント(ニューヨーク)は、傘下の国際興業が発行済株式の39・58%を保有している帝国ホテル株の売却交渉を本格化させる見通しだ。景気回復を背景に、株価や地価が値上がりし、有利な条件で取引できる環境が整った。

 帝国ホテル株の時価総額は現在約1300億円で、サーベラスは現在の価格で売却しても十分な利益を得られる見通しだ。

 ただ、都心を中心に帝国ホテルのような高級施設の需要は大きく、より有利な条件での売却を模索するとみられる。ホテル業界の関係者は「不動産会社の開発した大型ビルに帝国ホテルを有力テナントとして入れることも考えられる」ことに加え、「帝国ホテルが東京・日比谷などに持つ不動産資産も不動産会社にとっては魅力的」と指摘する。

 1890年に開業し高級ホテルのシンボル的存在の帝国ホテル東京(千代田区内幸町)や、大阪や上高地(長野県松本市)などの系列ホテルが切り売りされるような取引は避けるとみられ、十分な時間をかけ売却先を探すとみられる。

 帝国ホテル株の買い手候補としては外資系ファンドのほか三菱地所や三井不動産の名前も浮上しているが、両社は「(サーベラスとは)交渉していない」(三菱地所)、「交渉の有無などについてコメントできない」(三井不動産)としている。

 国際興業は2004年、グループ有利子負債5000億円を抱え経営危機に陥り、サーベラスが主力取引行のUFJ銀行(現三菱UFJフィナンシャル・グループ)から債権を買い取ったうえで資本参加。株式の約59%を取得した。

228やおよろず:2007/07/10(火) 14:49:24
不動産証券化協会/08年度 税制改正要望、10日に国交省と金融庁に提出
http://www.shukan-jutaku.com/np/news_article.php?article_id=21742

 (社)不動産証券化協会(岩沙弘道理事長)は7月9日、第27回理事会を開催し、
 2008年度(平成20年度)の「制度改善要望」と「税制改正要望」を決めた。
 10日に国土交通省と金融庁に提出する。
 税制改正では、投資法人の投資口の譲渡と配当の所得に係る優遇税率10%を延長することを求めているほか、
 投資法人やSPCなど不動産取得の登録免許税軽減措置の延長とともに仮登記を経て本登記をした場合に仮登記の税率を本登記時より低くする措置の導入、
 非住宅建物の不動産取得税率の軽減措置の延長、
 金融機関がSPCや投資法人などへの貸付債権をCMBS(商業用不動産ローン担保証券)などを通じて流動化できる措置を求めている。事後の分配を認める宥恕規定の導入も引き続き要請していく。
 大量保有上位3者が発行済投資口の50超えになると同族会社認定され、課税が発生するという導管性要件が揺らぐ事象が今年発生したこともあり、
 仮に投資法人が同族会社要件に触れても一般個人投資家の配当金に影響が出ないように要望している。

229荷主研究者:2007/08/04(土) 03:16:32

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200704070009.html
'07/4/7 中国新聞
岡山駅東口再開発ビルが着工

 JR岡山駅東口にある岡山市平和町一番地区の地権者8人でつくる市街地再開発組合は6日、同地区でマンションと商業施設などが入る地上20階、地下1階建ての高層複合ビルの建設を本格的に始めた。「都心回帰」の流れで高層マンションの建築ラッシュが続く岡山駅前。玄関口にふさわしい都市施設として2009年2月の完成を目指す。ビルは岡山駅から約450メートル東の「桃太郎大通り」沿いに建設する。

【写真説明】再開発ビルの完成予想図

230荷主研究者:2007/08/04(土) 03:17:10

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070411303.htm
2007年4月11日04時59分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎97年以来の10%未満に 金沢駅周辺の空室率 3月期のオフィス市況

 シービー・リチャードエリス(東京)がまとめた二〇〇七年三月期のオフィスマーケット市況速報によると、「金沢駅周辺」の空室率は9・8%となり、前期(〇六年十二月)の10・3%から改善した。同地区の空室率が10%を下回ったのは九七年十二月期以来、九年三カ月ぶり。

 「金沢駅周辺」の一坪当たりの平均募集賃料は7・3%減の八千八十円だった。同社金沢営業所によると、「JR金沢駅周辺は大型ビルや二〇〇〇年以降建築の物件が集積しており、需要は高い」としている。

 このほか地区別では、「香林坊」の空室率が14・7%(前期17・4%)、「南町」が22・9%(同23・7%)、「武蔵ケ辻」が22・2%(同24・5%)、「西念・鞍月」が13・8%(同13・1%)だった。

 これらを平均した金沢市の空室率は15・4%(同16・4%)で、三期連続で改善した。平均募集賃料は0・5%減の七千九百円。同社金沢営業所は「撤退により空室が発生するビルもあったが、新設や拡張移転で空室を消化するケースが多く、空室率改善につながっている」とみている。

231荷主研究者:2007/08/04(土) 03:17:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/20070413t12031.htm
2007年04月13日金曜日 河北新報
横町取り壊し 再開発ビル8月着工 仙台・東一連鎖街

棟割り長屋風の飲食店が並ぶ東一連鎖街。近代ビルに建て替える再開発計画が具体化している

 仙台市青葉区一番町4丁目の飲食店横町「東一連鎖街」(通称)で進められている再開発計画で、8月着工、2009年の完成を目指し、商業ビルの建設計画が具体化していることが分かった。横町の飲食店の大半も立ち退きに同意しており、懐古調の横町を取り壊し、ファッション、飲食関係のテナントを中心とした近代ビルとして再生を図る。

 ビルの名称は「東一センタービル」(仮称)。地上8階、地下1階で、延べ床面積は約1万平方メートルになる見込み。敷地面積は約1640平方メートルを予定している。低層はファッション関係、上層は飲食関係の店に賃貸する。横町の飲食店からも出店希望が多くあれば、地下フロアに横町の風情を再現する飲食店街を配置する考えもある。

 事業主体は、地権者の仙台東一センター商業協同組合(組合員49人)。市中高層建築物建築紛争予防条例に基づき、計画の概要を知らせる看板を現地に設けた。6月までに住民説明会を開いて建築確認を申請し、6―7月に解体工事を行う。

 連鎖街は仙台市の繁華街にあり、約40メートルの4本の小路に計37軒の飲食店が棟割り長屋風に並んでいる。店の3分の2が組合から建物を借りて経営し、3分の1が組合員が自ら営んでいる。

 組合は建物の老朽化と組合員の高齢化に伴い、再開発計画の検討を本格化させ、06年8月、飲食店に退去を求めた。店側は初めは抵抗したが、最終的には一部を除き、取り壊しまでに引き払うことに応じた。組合員の中にも、店の経営者を中心に反対の声があるが、組合は5月の総会で説得し、計画案をまとめる考えだ。

 連鎖街は戦後、旧満州(中国東北部)などからの引き揚げ者の住宅として建てられた。居住者は飲食店として商売を始めたほか、組合をつくって土地を取得し、店を賃貸するなどした。これまでも再開発計画が持ち上がったが、店側が立ち退きを拒み、組合員の足並みもそろわず、計画が足踏みしていた。

 組合の遠藤文男代表理事は「建物の老朽化が進み、防災上の問題からも再開発を進めざるを得ない」と話している。

232荷主研究者:2007/08/04(土) 03:20:51

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200704120021.html
'07/4/12 中国新聞
岡山駅前でマンション高層化

 JR岡山駅周辺で高層マンションの建設ラッシュが一段と加速している。供給過剰の心配をよそに、新築工事が相次ぐ。大量退職が進む団塊世代をターゲットにした分譲会社の販売競争や地区再開発などによる新たな土地利用が、建設ラッシュの要因となっているとの見方もある。岡山駅の半径1キロ圏内に建てられた10階以上のマンションは2002年度以降、建設中を含めて39棟。延べ床面積は約22万5000平方メートル。

【写真説明】高層マンションの建設が相次いでいるJR岡山駅東口の桃太郎大通り

233荷主研究者:2007/08/04(土) 03:34:11

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070427t12015.htm
2007年04月26日木曜日 河北新報
ガーデンホテル仙台進出 09年春開業予定

 三井不動産(東京)が仙台市青葉区本町2丁目に建てる複合ビル「(仮称)仙台本町プロジェクト」(18階)に、三井ガーデンホテルが入ることが26日、分かった。同ホテルの出店は東北で初めて。

 入居フロアは7―18階。客室はシングル176室、ツイン48室、障害者向け2室の計226室を設ける。7階にレストラン、最上階に宿泊者専用の露天風呂付き男女大浴場を設置する。ビジネスマンら平日客のほか、カップルや女性グループら週末の客をターゲットにする。

 1、2階は松下電工のショールームで、3―6階はオフィス。ビルの総床面積は1万4600平方メートル。総工費は約40億円。27日に着工し、2008年12月の完成を目指す。ホテルは09年3月開業予定。

234荷主研究者:2007/08/04(土) 03:35:05

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200704250028.html
'07/4/25 中国新聞
広大跡地整備事業が正式決定

 広島市と広島大は24日、中区の広島大本部跡地(4.7ヘクタール)に「知の拠点」を整備する民間事業者として、アーバンコーポレイション(中区)を代表とする事業体(5社)を正式に選定した。広島大と市は、必置の国際人材育成センター棟を整備した上で、専門学校や研究施設が入居するモール棟や、高層マンション3棟を建てる「アーバン案」が都心部の活性化に寄与するなどと判断した。

【写真説明】未利用地(手前)を中心に「知の拠点」が整備される広島大本部跡地。「ヨ」の字型の建物が理学部1号館

235荷主研究者:2007/08/06(月) 01:06:46

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070508t15019.htm
2007年05月07日月曜日 河北新報
貴重な建物いつまでも…トラストファンドに幕 東北大

現在は大学本部として使われている旧東北帝大理学部化学教室

 仙台市青葉区の東北大片平キャンパスに残る貴重な近代建築群の保存に向け、募金活動やイベントを行ってきた「片平キャンパス近代建築トラストファンド」が、5年の活動にピリオドを打つ。建築群の大半が大学施設として維持される見通しになったためで、集めた寄付金は、8月に行われる100周年記念事業の際に大学側に贈られる。

 トラストファンドが発足したのは、2002年秋。東北大には市内に分散するキャンパスを青葉山の宮城県有地に移転、統合する構想があり、土地が売却される予定だった片平キャンパスにある歴史的建築物は、存続の危機に立たされていた。

 片平キャンパスの魅力を伝える運動をしていた青葉区の主婦桜井久美さん(45)を中心に「保存のために身銭を切ってもいいから、建物を残してほしい」と「トラストファンド」を結成。代表に就任した桜井さんをはじめ、建築家、大学教授、NPO関係者らが発起人となり、募金活動や写真展などに取り組んできた。

 市民の関心の高まりや社会情勢の変化を受け、大学は移転規模を縮小。05年には片平キャンパスの大半が維持されることが決まった。収蔵庫だった旧東北帝大理学部化学教室が大学本部になるなど、多くの建物が改修され、活用されている。

 ファンドは、建築群保存の見通しが立ったことから、活動を収束させることにした。桜井さんは「建物を見守り、大学と市民との橋渡しをする存在は必要という声もあった。だが大学も市民の声に耳を傾けるようになったし、後継の市民活動も育った」と理由を話す。

 全国から150件以上、約440万円の寄付が寄せられた。ファンドは、建築群保存に市民の寄付が活用されていることを示すプレートを製作。プレートを構内に掲示することなどを求める要望書と、製作経費を引いた全額を大学に手渡す。

 活動報告書「軌跡」を250部作成し、募金に応じた市民に送付した。報告書の連絡先は桜井さん022(227)4174。

236荷主研究者:2007/08/06(月) 01:27:49
広瀬通の先のX橋改良時に高速バス乗り場は仙台駅東口に統合させる計画と市当局から聞いたこともあったが…。恒久的に西口乗り場が残るのか、計画の詳細が気になるところ。
だが市街地にも近く、仙台西道路にも近い仙台駅西口に高速バス乗り場がある方が利用者のためにも望ましいだろうが、東西両方に乗り場が分散するのは分かりにくく不便。急発達を遂げる仙台発着の高速バス網に見合うまともなバスターミナルの整備を強く希望。
>バス乗り場は、建物を約6メートルの幅員で後退させて専用の停車帯「バスベイ」を確保

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/05/20070526t13023.htm
2007年05月26日土曜日 河北新報
再開発ビルに高架歩道 JR仙台駅西口と高速バス直結

再開発ビルが建設されるJR仙台駅前の角地(右)。駅前通を横断する高架歩道も整備される=仙台市青葉区中央

 JR仙台駅前の旧「宮交広瀬パーキング」(仙台市青葉区中央1丁目)などを取り壊して建設する再開発ビル「仙台中央広瀬通ビル」(仮称)の概要が25日、分かった。都市再生特例を活用して容積率を緩和し、20階建て、延べ床面積約2万9000平方メートルのオフィスビルとする。ビル前の高速バス乗り場と、JR仙台駅を直結するペデストリアンデッキ(高架歩道)も建設。高速バス乗り場と駅を結ぶ高架歩道の整備で、仙台駅周辺のターミナル機能が一気に高まる。

 東京建物(東京)が昨年7月、宮城交通(仙台市)と親会社の名古屋鉄道から土地・建物を買収。東京建物などが出資する仙台中央開発特定目的会社が、隣接するビルとともに跡地(約2357平方メートル)を再開発、高架歩道も建設する。

 建設予定地は、都市再生特別措置法で規制緩和の対象となる「緊急整備地域」。高架歩道の整備など地域貢献事業を組み込むことによって、現行の容積率(600%)を約1100%に緩和し地上20階、地下3階のオフィスビルを建てる。

 特定目的会社が今月、都市計画案を仙台市に提出した。今年8月の市都市計画審議会の承認を経て、2008年3月に着工、09年夏の完成を目指す。

 計画では、待合所など高速バスの関連施設が1階に入居。バス乗り場は、建物を約6メートルの幅員で後退させて専用の停車帯「バスベイ」を確保する。歩行者用の空間も設け、渋滞緩和と歩道の混雑解消を図る。

 ビルの2階部分は、駅前通を挟んで立つアエル側に長さ60メートル、幅5メートルの高架歩道を新設する。エレベーター、エスカレーターも1基ずつ設置する。

 仙台駅周辺の高架歩道に関しては、市が08年度中に駅北部の西口と東口を結ぶ高架の自由通路を建設する計画もあり、駅周辺の機能強化が一気に進む。

237杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/08/13(月) 20:33:31
また懐かしい名前が出ましたね〜>麻布建物

麻布建物が会社更生手続き開始 負債総額は今年最大
http://www.asahi.com/business/update/0813/TKY200708130225.html
2007年08月13日18時29分

 旧住宅金融専門会社(住専)の大口融資先で不動産会社、麻布建物(東京)が東京地裁から1日付で会社更生手続きの開始決定を受けていたことが13日分かった。負債総額は5648億円で、帝国データバンクによると今年最大となる。

 麻布建物は1964年設立。輸入自動車販売の麻布自動車グループの中核企業としてバブル期には、都内各所の賃貸ビルや米国ハワイのリゾートホテルを所有するなど拡大路線を取った。旧住専からの融資は一時、1100億円を超えた。

 バブル崩壊で経営が悪化して資産の売却を進めていた。この間、差し押さえなどの強制執行を逃れるために当時の社長らが資産隠しをしたり、社長宅が暴力団関係者から銃撃されたりするなどの事件が相次いだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板