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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

235荷主研究者:2007/08/06(月) 01:06:46

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070508t15019.htm
2007年05月07日月曜日 河北新報
貴重な建物いつまでも…トラストファンドに幕 東北大

現在は大学本部として使われている旧東北帝大理学部化学教室

 仙台市青葉区の東北大片平キャンパスに残る貴重な近代建築群の保存に向け、募金活動やイベントを行ってきた「片平キャンパス近代建築トラストファンド」が、5年の活動にピリオドを打つ。建築群の大半が大学施設として維持される見通しになったためで、集めた寄付金は、8月に行われる100周年記念事業の際に大学側に贈られる。

 トラストファンドが発足したのは、2002年秋。東北大には市内に分散するキャンパスを青葉山の宮城県有地に移転、統合する構想があり、土地が売却される予定だった片平キャンパスにある歴史的建築物は、存続の危機に立たされていた。

 片平キャンパスの魅力を伝える運動をしていた青葉区の主婦桜井久美さん(45)を中心に「保存のために身銭を切ってもいいから、建物を残してほしい」と「トラストファンド」を結成。代表に就任した桜井さんをはじめ、建築家、大学教授、NPO関係者らが発起人となり、募金活動や写真展などに取り組んできた。

 市民の関心の高まりや社会情勢の変化を受け、大学は移転規模を縮小。05年には片平キャンパスの大半が維持されることが決まった。収蔵庫だった旧東北帝大理学部化学教室が大学本部になるなど、多くの建物が改修され、活用されている。

 ファンドは、建築群保存の見通しが立ったことから、活動を収束させることにした。桜井さんは「建物を見守り、大学と市民との橋渡しをする存在は必要という声もあった。だが大学も市民の声に耳を傾けるようになったし、後継の市民活動も育った」と理由を話す。

 全国から150件以上、約440万円の寄付が寄せられた。ファンドは、建築群保存に市民の寄付が活用されていることを示すプレートを製作。プレートを構内に掲示することなどを求める要望書と、製作経費を引いた全額を大学に手渡す。

 活動報告書「軌跡」を250部作成し、募金に応じた市民に送付した。報告書の連絡先は桜井さん022(227)4174。


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